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それって、単純だって言われてるみたいよ。
[すっかり空になったグラスを手で弄びながら、含蓄のあるイェンスの言葉の意味を考えていた。
が、結局そんな面白みの無い言葉に落ち着いてしまう。
気軽なランチの場、深く掘り下げる場面でもない気がするし]
……ん。
[常の様に冗談めかしたつもりだったが、真意は兎も角褒め言葉は本当らしく。
何時の間にか話が周りに振られてしまった上、カークの明るい肯定にもぴくりと肩が跳ね。
更にはリーゼロッテの呟き>>263とが重なって、少しばかり落ち着かなげに身動ぎして]
ん、
えー…と… んんー。
[おもむろに席を立って、椅子を元の位置に戻しながら]
ごめん、リーゼちゃん。
私はデザートはまたにするわ。そう、夕食の時にでも。
でも決めたから。クレームブリュレの果実添えにするって。
[ご馳走様ー、と厨房に向かって声を掛ける。
ふと引き返し、ローゼンハイムさんってどの人だろうと背伸びをしてキッチン窓を覗き込む仕草。
そうして、足早に食堂を立ち去った。
酒場ならば大袈裟に礼でも言って聞き流せるものを、仕事外は仕事外。
テリトリーの外での褒め言葉には慣れぬのだった]
[何とはなしに同じ階の娯楽室の扉を潜り、窓際に腰掛けて外を眺める。甲板と海とを見下ろす格好]
―娯楽室―
[甲板後方、何時もの席にそっと視線を走らせる。
乗船してからというもの、毎日甲板に出ては様々なポイントで景色を眺めてみたのだが。
進行方向とは逆のあの場所が、結局一番落ち着くのだった]
―――青と白と。
[船に乗るのは珍しい事ではない。
しかし、自身の住む島が特殊な環境に置かれている故に、それは精々近くの島を行き来する程度のこと。
この数日は、近海を巡るだけでは味わえぬ新鮮な驚きの連続だった。
身近なものとして親しんできた海も、海域によって全く別の顔を見せてくれるものだと。
初めての長距離航海、初めての時間。
ただ海面を彩る波紋を眺め、ただ風の音を聞く。
ひとりの時間のなんと贅沢なことか。]
白い島がある、って。
本当かしら――…。
[何時か、店に来た初老の船乗りに聞いた話を思い出す。
目の細かい砂に覆われた浜、丁寧に塗られた街の白壁、遠目には島全体が真白に輝いて見える、と。
教えてくれた当人は相当に酔ってカウンターに伏していたから、何処までが現の話か分からないけれど。]
甘い果実、見たこともない鳥、知らないひとたち。
……広いのね、
………
[空と海の境をぼうっと見詰めながら、
遊戯台の上に放置されていたダイスを指で弾く。
音もなく転がったそれは、{2}の目を天井に向けた**]
14人目、見習い旅芸人 サシャ が参加しました。
見習い旅芸人 サシャは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―甲板―
[空と海の合間、広がる水平線を眺めている。
緩くリボンを巻いた髪が、ふわりと風に揺れた。薄い緑の色の瞳を瞬かせ、吐いたため息は不安の色を宿す]
……こっちの船で、大丈夫だよね……
[別れる直前、仲間が言っていた言葉から推測して。
多分、この船に乗れば――きっと、辿りつけると思うけれど。
突如することになってしまった少女の一人旅。不安を感じないわけがない。
憂鬱な瞳を、空に向けている**]
/*
どうしよう既にキャラが迷走している。もう適当にやって行くしかない!
一応振ってみるランダム<<若者 セルウィン>>
[それにしても、とリーゼロッテの新作を眺める]
―――…これを私に矯正できるのか?
[思わず零れる呟き。ペンを片手に持ち、線を付け足して絵を修正しようかと思案していたが、どうにも無理そうだと判断すると小さく溜息をついた。
食堂内を見渡して、丁度良い場所にいた少女に目を止める]
ドロシー、少しじっとしてろ。
[不躾に言い放つと、新しい紙と木炭片手にドロシーの方へ向き直る]
線はこう引いて…。
[説明の言葉も少なげに、さらさらと描きあげた少女の簡単な姿絵。そのモノクロ絵は、10分も経たぬ間に完成した]
最初は描く相手をよく見ながらの方が良い。
想像だけで描くから、こういうことになる。
[とんとん、と指先で次元の狭間に浮かぶ盥と歪んだ棒人間の絵を弾いた]
[兎の串焼きが運ばれてくるのが見えると]
あら。
この船って、兎も飼っているのかしら……。
うーん、よかったら後でもらってもいい?
[などと、誰ともなしに聞いてみたり。]
[食事を終えて、手持ちぶさたに皆の話を聞いたりしていると
イェンスがリーゼロッテの手元をじっと眺めているのが目に入り、つられてちらっと見てみた。
すると、何とも言えない妙なモノを描いているのが見えて]
……ええっと、何かしら。ちゅーしょーが?
[と、呟く。
少し遠目に見た限りでは、何だかさっぱりわからなかった。
イェンスに向き直られ、言い放たれた言葉には]
ん、わかった。
[素直に頷き、椅子に座ってイェンスの手元を見守っている**]
/*
わあわあ。サシャおいでませー。
あ…甲板に行けばカサンドラもヴェルナーもサシャもいたのね。
喋りすぎ自重と思いつつ、
しょぼーん。
/*
さっくりと不在時分を読み返し。
【主が和む】
事を確認いたしました。
[待ちましょう]
そして、この縁故は物凄くありそうだ、と思ったとか。
実際、色々とやっていそうですしね!
クレームブリュレの果実添えも美味しそうだねぇ。
うん、じゃあまた。
[イングリッドを見送った後]
私はね、職業上外見を人物判断の考慮に入れないから。
だから、まだ解らないかな。
[敬虔な信仰を持つ人間に見えるか、と聞かれれば
イェンスに向かい、さあ? と真顔で首を捻る。
眉を上げたのを確認すると、唇の端には微かな笑み]
ええっ!? やっぱり重症なの?
[掲げた絵を自分でも見返して、そんな表情は直ぐに壊れた。
抽象画? と洩らしたドロシーにも崩壊した表情を向ける]
[説明を受けながらイェンスの手元を覗き込む。
じっとしているドロシーに手を振ることも忘れない]
うぐっ。
[やがて描かれたドロシーの姿絵と、
指先で弾かれた自分の絵を見比べる]
た、たしかに私より上手……。
そうか、私は記憶に頼って描くから下手なのね。
[若干の悔しさと、感嘆を織り交ぜた溜息を吐く]
わかった、イェンスさんありがとう。
もしかすると未来の大画家に手解きしちゃったかもよ。
ともかく、練習してくる!
[ぺこりと頭を下げて、ついでにドロシーの頭を撫でて
がたがたと慌しく、食堂を飛び出していった]
―甲板―
やっぱり手頃なのは魚かなぁ。
[絵の練習台を探して甲板に出た後、
海へ近づこうと船縁へ向かう途中、少女の姿を見かける]
サシャちゃん……だったよね。
ここで何してるの?
[後姿が哀愁を帯びていた気がして
気がつけば、ついつい声を掛けていた]
/*
お風呂で一頻り考えたけれど、やっぱランダムかなあ。
こういうときは占ってみるといいんだ。
ランダム入村すると、((呪狼))になる。
おまかせ入村すると、((人狼))になる。
………。今日の運勢は*小吉*、ラッキーカラーは■deeppink、服は ジャージ 、オススメの作戦は・共有2潜伏 、花は*芍薬*。
―甲板―
[ぼうやり水面に目を向けていたが、背後からの声に振り返る。
背負っていたリュートの包みが落ちそうな気がして、少し慌てた]
リーゼロッテ……さん?
何をって……えっと、空とか……水とか、見てました。
[先程まで甲板には見かけなかった影。
こちらも首を傾げて、同じような事を問いかける]
今まで、どちらに居らしたんですか?
/*
ん、折角だしランダムにしてみよう。
聖痕者と夜兎以外なら大丈夫な気がする。
希望して役職に就くのとランダム振りなら、後者のほうがドキドキするしね!
わたしは刺激をもとめています。
酒場娘 イングリッド が村を出ました。
[突然声を掛けたせいだろうか、
少し慌てた様子の彼女に頷くと]
ん、そっか。空も海も綺麗だよね。
そうそう、私リーゼロッテ。呼び方はリーゼでもなんでも。
なんとなくね、ちょっと寂しそうに見えちゃって。
[急に声掛けてごめんね、と謝った後]
私? 私はさっきまでご飯食べてたよ。
ほら、あそこで。美味しかったー。
[満ち足りた様子でレストランの方を指差した]
色々な所を回ってきましたけど、海はあんまり見た事が無くて……
空気も綺麗だし、気がついたらずっと立っちゃってて。
[謝罪の言葉にはとんでもないと首を横に振り]
あ、それじゃあ。リーゼさんって呼ばせて頂きますね。
[そして、レストランの方を示す指と、満足そうな顔のリーゼロッテを見て、微笑む]
ご飯……。もう少ししたら、私も食べようかな。
ええっと、それで――今からは何を?
14人目、酒場娘 イングリッド が参加しました。
酒場娘 イングリッドは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[窓から視線を外し、転がしたダイスへと落とせば]
………2。ねえ。
[特に意味もなく呟いてから、甲板の二人の娘を眺めた。
リーゼは食事を終えたのだろう。もう一人はサシャと言っただろうか。
窓ガラスに寄りかかり、休憩がてら暫く眺めているだろう]
/*
台詞が必要だったことを忘れていて、ものすごく焦ったなんてそんな。
独り言を言いまくってますがお気になさらずなんだよ。
って、うわあああごめんねリーゼ!
ちがうのちがうの!pt復活と希望変更だったの!
ごめんねごめんね。
そっか、サシャちゃんも旅を?
海をじっくり見る機会ってあんまりないしね。
[んー、と伸びをして、綺麗な空気を吸い込む。
呼び名を告げる彼女に首肯して]
うん、お腹が一杯になると幸せだし、
サシャちゃんも食べておいでよ。
私はねー、今から絵を練習しようかなって。
魚を描くの。
[紙を取り出して、ペンを走らせる真似をする]
あと、出来れば、ヴェルナーさんを探してる。
/*
いや、本当ダイス振っておいてよかった…。
そうでもなけりゃ本当に言うことがなかった!(*ノノ)
さてpt復活したことだし(ついでに発言回数もリセットされたことだしフフフ)、裏作業の目処がついたら移動しましょうかね。
どこにいこっかなー。
むっ。
[自分の手元、完成した絵の方へドロシーの目が向けられていることに気づけば、僅かに困ったように眉を寄せた]
すまないな。目の肥えた嬢ちゃんに見せられるようなものでも無いのだが。
[良家の娘である眼前の少女なら、名のある絵描きに肖像画を描いてもらったりしたこともあるのではないだろうかと。気にするほどのことではないと思いつつも、やや気後れしてしまっているのも事実で]
―――――……。
[手に持った絵を、手持ち無沙汰にひらつかせる。あのとき>>20のように捨ててしまいたい衝動に駆られたが、モデルになってくれた相手の目の前で其れをするのも憚られて。
結局緩く溜息をついた後、裏返してテーブルの上に置き直した]
特に用が無い時は、わざわざ船に乗ったりはしませんから。
[背伸びをするリーゼロッテの様子を、目を細めて見つめて]
はい。後で、存分にいただいてきます。
食べることは好きですし。
――魚の絵を?
時々、泳いでる影は見えますけど……
[甲板から身を少し乗り出して、水面をもう少し注意深く見る。
直後聞こえた問いかけには、ごめんなさいと首を横に振った]
私、ずっとここに居ましたので……ヴェルナーさんがどこにいらっしゃるかは、ちょっと分からないです。
─食堂─
[食事は進み、外へ向かう者たちも見受けられる中。
主が食事を済ませ、部屋へ戻るというならば送り届け。
もし、どこかへ行きたい、というならば幾つかの注意─傍目には小言とも見受けられるか─をしてから送り出す。
何れにせよ、自身がテーブルに着くのは、主が場を離れた後の事]
……あまり、時間をずらしてしまうのも、作ってくださる方に申し訳ないのですが。
[注文と共に、料理の作り手たちに向けたのは、こんな言葉だった]
/*
は。
回想の部分、表情変え損ねましたかっ。
……しかし、仕方ないんですが。
苦笑と微笑しか使ってませんね、私。
でも、この表情差分は中々面白いものが。
こうしてみると、如何に普段、表情の描写にト書きを割いているかよくわかりますねぇ……。
[波は、見る分にはさほど高くなく、例えばこれで嵐でも来ようものなら、自分は確実に船酔いに負けるな、などと。わずかに苦笑を漏らして]
あんまり風に当たっていると、疲れちゃいますよ。
[カサンドラとどんな会話を交わしたか、交わさなかったか、最後にそう言葉をかけるとその場を後にする]
おーおー、自信満々だこと。
けど、そうハッキリ強いと言い切るからには、相当いけるとみたね。覚悟しておくのはこちらのほうってか。
楽しみにしておく。
いい酒が飲めた。感謝するよ。
そんじゃ、ちっと風にでもあたってこようかね。
またな。
[誘いに乗ってくれたことも含めて、すこぶる楽しかったらしい。席を立つと空の手で乾杯の仕草をイェンスに送り、食堂を後にする。先に立ったイングリッドやリーゼロッテにはひらひらと手を振って見送ったことだろう]
[我が意を得たり、とばかりに満面の笑みを向けて]
だよね。私も食べることって大好き。
うん、泳いでる魚を描くの。今度はよく観察しながらね。
動いてるから練習に丁度いいかなって。
[サシャと並んで、身を少し乗り出し海面を覗く。
船縁を掴んで、おー、いるいると楽しげに呟いた]
そっか、うん。ありがと。
ちょっとね、謝らなきゃいけないかなーって探してたんだ。
[風に攫われそうになる髪を手で押さえて、
海を見つめたまま、そう言葉を結んだ]
/*
サシャちゃんとこいくか、ヴェルナーさんにエンカウントか、な。
ステファンくんやセルウィンさん、エーヴァルトさんはまだ近くに居たことがないのよね。
そうなんですか。
私、絵の方はもうてんで駄目ですから。
――あ、いるいる。
[目の前を通過していった魚群に幼い歓声を上げる。
身を起こすと、丁度風に髪を抑えるリーゼロッテの姿が目に入ったか]
謝らなければならない事……?
[不思議に思い、ちらり首を傾げるも]
見つかるといいですね。
[そう呟いて頷くのみ]
[さて食堂に行こうとは思ったけれど、ついつい行かない理由を探して甲板を徘徊してしまう]
実際、船内の方が揺れる気がするし。
[特に船底に降りるほど船酔いが酷くなる気がして、ついついいつもこうして甲板にいる気がする]
今の魚群凄かったねぇ!
[はしゃいだ声でサシャと同じように歓声を上げる]
あれだけ獲れたら、すっごく儲かる……かな?
あはは、なんでもない。
[ぴたり、と口を噤む真似までしてみせたが
呟きを耳にすると、微笑んで]
たいしたことじゃないんだけどね。
なんか気になって。
[船縁から身を起こすと、視線を甲板へと戻す]
とか言ってたら見つけた。
おーい! ヴェルナーさん!
[蒼穹を切り裂くような叫びは届くだろうか]
[食堂を後にしても上機嫌は変わらず、鼻歌まじりに甲板へと足を向けて]
ん… 風が、出てきた、か
…速い、な
[甲板に出たとたんに強い風にあおられ、目を細める。空を見上げて雲の動きを見ながら船首へと歩を進めるが、無意識に呟いていた。雲の流れが、速い…。
途中、ヴェルナーの姿が目に入れば軽く挨拶を交わしただろうか。]
[ちょうど、歓声が聞こえただろうか。そちらを確認するよりも先に、耳をつんざくような声で名を呼ばれ]
……元気な人だ。
[リーゼロッテの姿を確認して、くすりと笑うと、聞こえましたとばかりにひらりと手を振って見せた]
どうでしょうー。
でも、全部食べられたらきっと幸せ……ああ、行っちゃったあ。
[去る魚群の影をそれはもう悔しそうに見送る。
そして、リーゼロッテの声が響くのを耳にし、がばり顔を上げた]
こんにちは。
[ひらりと手を振る姿に、こちらも声をかけて]
/*
サシャ様いらっしゃいませ! 大歓迎です。
こんばんは、村建てです。
とりあえず編成はこのままで、更新は明日の朝7:00になります。
もう少し(23時頃)したら、
嵐になって夜になる天声を投下させて頂きます。
役職変更やpt補給での村の出入りは、
どうぞお気軽に行ってくださいね。
それでは皆様、どうぞ宜しくお願い致します。(一礼)
村の設定が変更されました。
― 回想 食堂 ―
…うん。わかってる。
あははは。僕だって子供じゃないのだから大丈夫!
ちゃんと、危険な場所には近づかないよ。本当だよ?
[食後…もう少し探索がしたいと言い出し、注意を受けながら元気に返事。
…が、明らかに船内の探検が気になっている様子でそわそわ…]
はーい!気をつける。
それじゃ、行ってくるね!
[立ち上がり、食堂を出て足取りも軽く甲板に向かう]
[多分、リーゼロッテとサシャよりも、カークとの距離の方が近かったと思う。
ちらりと聞こえた呟きに、空を仰いで]
そうですね、いくらか……
[風が速い、に同意した呟き。己がそれを実感するのは、船の揺れからだが。
それから、ごきげんよう、とでも声を掛けて]
荒れないといい、んですけどね。二重の意味で。
[そんな冗談ともとれない言葉をつぶやいた、苦笑して]
― 甲板への扉 ―
えっと…ここを開いて…
――うわっぷ……
[勢いよく扉を開けると、若干強さを増した海風を正面から受け、思わず目を閉じる。]
…びっくりした……
うわー…早ーい。…綺麗だなー…
[先ほど見た抜けるような青空と異なり、暗く厚い雲が点在する空。駆け抜けるように流れていく様子をぽかんと口を開けて眺める。]
でも、ちょっと気持ち悪いかも。
やがて、日差しを伴った太陽は沈み、茜色の水平線を見せる。
徐々に茜は紫に塗り替えられていく。
それから夜が訪れ、不幸な事に雨になった。嵐になった。
空一面が黒薄めの鼠色に変わり、時折雷光が走る。
太鼓を思わせる雨音が船室の屋根に重く響く。
雨中の甲板は白い煙に包まれるようだった。
弾ける雨の水煙と、冷たさに曇る水夫の荒い息。
船室の天井に吊るされた洋灯が左右に揺れていた。
暗がりを気紛れに照らしては見限り、それを何度も繰り返す。
波が割れる音、船体の木材が軋む音が交互に鳴り響いている。
夜空が割れるような豪雨が止むまで、あと暫く。
[ヴェルナーに手を振り返すと、
まだ少し距離があるうちに、ぽいっと小さな何かを投げる]
干しイチジク。甘いよ。
船酔いしてるときって、重いもの食べられないだろうから。
[同じものをサシャにも差し出して、食べる? と聞いた。
そのまま自分もシャク、とイチジクに齧り付いて]
あ、カークさんも食べるかな?
[イチジクを咥えたまま、傍らの鞄をごそごそとやりはじめた]
わ、ありがとうございます。
[差し出されたイチジクを有難く受け取って、口に含む。
甘さに頬を綻ばせた]
あ、カークさんだ。こんにちは。
[近づいてくるのなら、カークにもそう声をかけて。
ふと、空を見上げる。さっきよりも、雲が立ち込めているような気がした]
ちょっと、荷物置いてきますね。失礼します。
[ぺこり頭を下げて、その場から船の中へ]
わっ
[リーゼロッテから投げられたものを、それでも危なげなく受け取って]
あの人からは、もらってばかりだな。
[つぶやいたのはそんな言葉]
あぁ、荒れないといいんだが…
いや、これは…まずいな。来るぞ。
[ヴェルナーと挨拶を幾許かの言葉を交わし、気になった『二重の意味』について問いかけようとしたところで、暗さを増していく空を見上げてぽつり。ヴェルナーの視線の先にリーゼロッテ達の姿を見つけて]
おーい、ここに居るのはまずい、中に入ろう!
[船内への扉を開き、リーゼロッテ達をはじめ甲板に居る皆へと聞こえるよう大声で叫ぶと中へ入るよううながした]
/*
ちょうど、甲板を駆け回る前でぎりぎりセーフ。
描写のキリがよさそうなので、とりあえず潜るのだ。
│・*)<嵐きちゃった。どきどき。 */
[相手の返事を確認するかしないかのうちに、テーブルを挟んだ席へと腰かける。ボーイに紅茶を注文してから、エーヴァルトへと向き直り]
……さて、私だって船旅くらいはするさ。よくよく「ご存じ」の通り。
どちらかというと、意外だったのは此方の方だ。
[薄い笑みを浮かべたまま、返す声も低いもの]
坊っちゃん、幾らか調子は良さそうじゃないか。
[ステファンと実際に顔を合わせたことは殆どないが、容態はおおよそ聞き知っていた。運ばれてきたカップに口をつけつつ、じっと相手の様子をうかがっている]
いつもながら独り言使うのをおろそかに…orz
そしてなんとまぁ間の悪いカーク…orz
あぁ、そして自己紹介もしていない…Σorz
そんなわけでfamofa-mo飛び入りで失礼しますですよーorz
こんにちは。
[サシャに挨拶を返すと、カークの声の呼ぶ声も聞こえて]
リーゼロッテさんも、中に入りませんか?
[サシャは一足先に船内に戻っていったし、いくらか近づいた距離からそう提案してみる]
[サシャを見送った後、空模様がさっきと違うことに気付く]
あ、あれ? 雨でも降ってくるのかな……。
ううん、魚を描く練習は今度にしよう。
[鞄を探る手を止めて、そんなことを呟き。
カークの叫び声を聞けば、大げさに溜息を吐いた]
はーい。今行くー。
うん、行こっか。雨に降られると風邪引くし。
[叫びを返し、ヴェルナーの提案にも頷き
開けられた船内への扉に向かって歩いていく]
そうですね、船旅をする機会は私以上に多いのですし。
[向かいに座った相手に、世間話のように返す。
カトラリーを動かす仕種は、平静そのもの]
常であれば陸路で移動している所ですが、大分お加減がよろしいようでしたので、思い切って船旅を手配したのですよ。
主にはもっと他者と接する機会を増やし、見識を深めていただきたいので。
[それは、当人には告げぬ思考の一部]
……おかげさまで。
今、頂いている薬は、お体にあうご様子。
遠くなく、「手配」をせねばと思っている所ですよ。
―船内/廊下―
何か、雲色悪そうだったな……
嵐とか、来ちゃうのかなあ。
[リュートの包みを抱えて、不安を隠さずに呟く。
無事に着きますように、と何度か口の中で繰り返した]
ですね。
[リーゼロッテに付いていくように船内へ。
扉をくぐるときには、最後の抵抗とばかりに、盛大にため息をついた]
本当に来ますかねえ、嵐。
[諦めの混じった声音で、誰へともなく漏らしながら、手に持っていた干しイチジクを囓り]
甘!
[手元を見ながら目をぱちくり]
―娯楽室―
[娯楽室の窓際は思ったよりも居心地が良く、何時の間にか眠りに落ちていたようだった。
厚い硝子窓に押し当てられた耳から伝わる激しい音。女はゆるりと瞳を開く。
小さな欠伸と共に外に向けられた視線、漸くそれが天候の異変を捉えたのは、音の正体に気づいたのは、すっかり夜と言って良い時間だった。空を支配する漆黒は、不気味な雲を湛えながら大粒の雨水を降らせている]
わ、っ?
[床に下りようとした足も、船の揺れでバランスを崩す。
高い階層にあるこの部屋は、階下より大きく左右に振られているのだろうか]
ちょっとちょっと?
大丈夫かな。この揺れ………
[雨はともかく、嵐に変わったとしたら。
甲板に視線を走らせるも、当然ながら先刻まで賑わっていたその場所にはもう誰の姿も見えず、俄かに不安が込み上げる。]
………皆、いる?
[表情に出さぬよう努めたが、少しばかり声が強張っていたかもしれない。
そっと、に見えるよう出来るだけ急いで、下層の客室近くまで下りて行くのだった]
[エーヴァルトの語る船旅を選んだ理由に静かに耳を傾けた後、可笑しそうに肩を揺らした]
―――――…相変わらず、過保護だな。
[避難している風ではなく、ただ、少しばかり揶揄うように]
まあ、此方としては、その方が有り難いがね。
[少年の世話が焼かれる程に、注文の量は増えるわけで。
「手配」の話を聞けば、小瓶から角砂糖を取り出してテーブルに3つ並べた]
今の相場なら、こんな所だな。他は良いのか?
[角砂糖は全て、紅茶の中へと消えていく。男はそれを美味しそうに飲みほした。意外と甘党らしい]
―客室―
[自分の部屋に戻って、リュートを置いて。
それじゃあご飯でも食べに行こうかと扉を開けた所で、激しい揺れに襲われた。
重たい雨音が耳に入る。カンテラが大きく揺れる]
やだやだ、嵐、来ちゃったの――!?
[叫びだしたくなる衝動を何とか抑えて、しかし戸惑いながら船室と廊下の境目に佇んでいた]
なんだか、久しぶりに物を美味しいと思ったかも。
[イチジクみながらそんなことをつぶやいたのは、談話室に着く前か後か]
ありがとう、リーゼロッテさん。
[その一瞬だけは彼女に向き直って、礼を言う。
談話室、カークの言葉には、苦笑して、ぽりと頭を掻いた]
はは。恥ずかしながら。まあ今は、心強い味方があるのであるいは大丈夫かもしれませんが。
[『お守り』の入れてあるポケットをそっと手で押さえた]
[>>206最後に敬語で神妙に言われると佇まいを直して同じように神妙に]
はい。そうさせてもらいます。
[そう答えた。
やがて、予約していた兎の串焼きの料理が運ばれてくれば、にやーと顔を綻ばせ。
客人に混じって食事をしている船長にも動じずボーイは一礼して立ち去った。
さて、食べようかと手を伸ばすと、横から差し出される皿。>>211
ちゃっかりした動作にくすりと少しばかり笑って]
ときどき無性に肉が食べたくなるんだよ。
無理な注文かと思ったがさすがローゼンハイムだね、用意してくれた上に美味い!
[串焼きを分けながらそう紡いで。
真顔で見ているイングリッドにも同じように皿を手渡した。>>214]
[友とイングリッドとの間で交わされている酌の話>>208にはイイナーと思うだけで口を挟まない。]
おう、イェンスは俺の下っ端時代も知ってんだよな。
すぐ熱くなる性質だからあんときゃ面倒ばっか起こしててな。
ふて腐れる俺によく酒を付き合ってくれたものさ。
[その時のことを思い出すかのように目を細めてグラスをあおる。
知り合いがいた方が、と告げるイェンスには]
なんだよなんだよ、俺のこと心配してくれたのか?
お前のことだからてっきり俺の仕事に点数つけにきたのかと思ったぜ。がはははっ。
[そんな風に冗談を交えながら会話を続ける。]
それは、褒め言葉として頂いておきます。
[過保護、という言葉に、にこりと笑う。
実際、それは家令からも言われている事なのだが。
示された相場、には僅かに思案の素振りを見せるものの]
……では、今回はそれで。
他のものは、次の機会に改めてお願いいたします。
[小さな声でこう返し、自身も食後の紅茶を頼む。
こちらは、何も入れぬままにのんびりと味わい]
……荒れて、来ましたか?
[響く雨音に、小さく呟いた]
うーん、どうかな……。
経験から言えば、確かにあまりよくない空だったね。
[扉を潜った所で、そう相槌を打ち]
うん、甘いでしょ。
あとさ、えーと……。
[何かを言いかけたが、頭を振った]
なんて言えばいいのかな。
私の絵って下手じゃない。
わかってたのに、あんなこと言ってごめん。
[視線を逸らしながら、かつてのことを小声で謝罪する。
雨の音を聞きながら、イングリッドにも謝らないと、と呟き]
[談話室では]
あ、そうだそうだ。えっとね、カークさんも食べる?
干しイチジク。
[気を取り直したかのように、笑いながら差し出した]
[階段を降りた先、廊下を歩いて行くと赤毛の少女の姿を認め]
……よかったぁ。
[力の抜けたよう、ほうっと息をつき、小さく呟く。
その後、しっかりとした足取りを作り彼女に近寄ると]
サシャちゃん…よね?
雨が酷くなってきたみたい。外には出ないようにね。
って、私よりは旅慣れているみたいだから、心配はないかな。ふふ。
皆も、甲板から船内に戻っているみたいね。
もしそちらに向かうなら、一緒に行かない?
[彼女が頷くならば二人で、そうでないならひとりで、出来るだけ賑やかな部屋へと歩いて行く心算。]
―自分の客室―
――!!?
[『天気の悪い時は重要な用事以外で外を出歩かない。』
…常日頃から言い聞かされている内容を忠実に守り、部屋に戻る。そのままうとうとしていたが、船体が大きく揺れて目を覚ました。]
[苦笑するヴェルナーに首を振って]
あー、そういうのは恥ずかしいことでも何でもない。
人間なんかしら苦手なもんの一つや二つあるもんだ。
[心強い味方の件は、こちらから深く聞くのも悪い気がして]
良い事だ。どんなことでも、支えがあるってのは安心、だろ。
―自分の客室―
…あ、ランプが揺れてる……。………よかった。
[感じる揺れが眩暈の類でないことを確認し、視線を窓へ。既に真っ暗になった外は、叩きつけるような雨と波飛沫で灰色に煙り、嵐の到来を予感させた。]
海の上でも、嵐って…来るんだ。
[転げ落ちない様、気をつけながらベッドから降りる。とんとんと数回足踏みをした後、揺れる足元を気にしながら衣服の乱れを直す。]
あ、イングリッドさん。
……揺れてますよね……
[滲み出る不安を全く隠せないまま。
打ち付ける雨の音を聞きつつ、身を固くして]
でも、船に乗る事って滅多にないですから……
無事についてくれるといいんですけ、ど……
[一緒に行かないか、との提案には――逡巡した後首を横に振る]
ごめんなさい、もう少し……部屋に居ようと思います。
[すいません、ともう一度頭を下げて、部屋に戻った**]
若者 セルウィン が村を出ました。
[受け取った干しイチジクに早速ガブリ]
へぇ、色んな物扱ってんだなぁ。
なかなか旨い。
[絵の話が耳に入ればヴェルナーとリーゼロッテを交互に見やり。事情はよく知らないものの、素直に謝罪する姿を微笑ましく見守った]
…っと
まさか…有料じゃぁない…だろうな
[すでに欠片しか残っていないイチジクをしげしげと見つめながら、小声で]
―――――…イェンス。
[レストランから操舵室へ戻る間際
すれ違い様に小さく名前を呟いて肩を軽く叩く。]
…危なすぎる橋は渡るなよ。
[長い付き合いである友ならば
それだけで伝わるだろうと。]
/*
おおおお、凄く残念ですが
セルウィン様はリアル大事に、ですよ。
またどこかでご一緒出来ることを願っています。
入村してくださって、本当にありがとうございました。
それでは、13人に設定を戻してきますね。
[良くない空、とリーゼロッテから言葉が返れば、やはりため息をつくが]
まあ、そういうこともありますよね。船に乗る前から散々脅されましたし、覚悟してました……あんまり足りてませんでしたけど。
[苦笑混じりに言葉を返すと、妙に神妙な様子の女に、またぱちくりと瞬きして]
あ、いや、こちらこそ、鯉の絵だなんて言って、すみませんでした。うんと、なんというか。
[顎を指で撫でる、言葉を選ぶ]
うん、気にしないでって言うのも変だけれど、助かってるし、こちらがありがとうで、いいんじゃないかなとか。
村の設定が変更されました。
幸せそうで羨ましい限りだ。ふふ。
[相手の笑顔を胡乱気に見つめてから、目を細めた。
取引が成立すれば緩く頷いて]
了解。今後とも御贔屓に、どうぞ。
[あっさりとした返事をした所で、窓を叩く雨の音に気付いた。睨むような目つきで一度空を見つめてから、相手の方へと視線を戻し]
――――…これから来そうだな。それも、かなり酷いのが。
[やれやれ、と空になったカップをテーブルに置いて立ち上がる。その動作はのんびりとしていて、特に焦った様子などは伺えないが]
過保護な執事さんとしては、ご主人様の様子を見て来るべきかもな。いや、私が言うのは余計な世話か。
[相手に背を向けたまま静かにそれだけ声をかけて、ひらりと手を振って食堂を後にした]
え、え!?
そうでしょ……? 美味しいよね。
[カークの言葉には、ややうろたえた表情を見せる。
これは自分のおやつ、と言いかけて、言葉を飲み込んだ]
有料にするほどのものじゃ無いし。
薬草とかだと、仕入れ値が入ってるから無理だけど。
[手を顔の前で振りながら、小声を否定してみせた]
[談話室、首を振るカークに、先程よりは自然に近い苦笑を漏らして]
大概言ったら笑われますから、助かります、そう言って貰えると。
[豪快な食べっぷりに思わずくすりと笑みを漏らすが、耳ざとくささやかな呟きを聞きつけて]
……え?
[今更リーゼロッテの職業思い出し、慌ててポケットに手を突っ込んだとか]
―― 甲板 ――
[食堂を後にしてすぐ気がつく。
地平線の先にゆらめく小さな黒煙の塊。]
………………チッ。
[焦り。ざわめき。
そして予兆。]
嵐がきやがる……………。
[帽子を深くかぶり直す。
甲板に出ている水夫達に目で合図を送り、足早に操舵室へと戻る。
不安そうな客人に会えば深刻な顔は見せずに接するだろう。]
― 廊下 ―
[船室の扉を薄く開け、薄暗い廊下の様子をそっと伺う。]
…んー、誰もいない…かな?
[暫く様子を見ているが、船員達は皆、嵐の対応に追われているらしく気配がない。思い切って扉を大きく開ける]
…ちょっとだけ、様子見…いいよ、ね。
[誰に言うともなく呟くと、部屋の扉を閉め、転倒しないよう壁に片手をつきながら揺れる廊下を歩く。]
[謝罪でキャッチボールする二人に、ふっと小さく噴出しかけるのを堪え。中々気分の良いやりとりに目を細めた]
あぁ、旨い。ん?
どうかしたかい?
ははっ、そうか、有り難く戴いておくよ。
へぇ、仕入れ値、か。しっかりしてるな、気前もいいし、いい商売人になりそうだ。
[うろたえた様子に思わず問い掛けたが、有料で無いことを伝えられれば一安心(財布が)]
助かってる?
ならよかったのかな?
[ふぅん、と頷いて、少し不思議そうに首を傾げた]
イェンスさんに、絵の描き方習ったから、
今度は上手く描けると思うんだけど。
もうちょっと練習したらね。
[そう告げて、びしりと二人に指を突きつけた]
カークさんも、ヴェルナーさんもそんなに心配しない!
お金取るときは最初から言うから!
[あまり威張れないことを、胸を張って叫んだ]
嵐にならなければ良いんだけど。
[身を固くするサシャの様子に眉を下げ、
大丈夫よね、と努めて明るく。やや願望も込めて。]
あれ。サシャちゃんも船旅は珍しいことだったの。
旅をしていると聞いたから私、てっきり慣れているものだと勘違いしてた。ごめんなさいね。
……そうね。朝には止んでいれば…。
[雨音に意識を向けるよう、天井へと視線を送る。
船旅を稀なことと言う彼女に妙な連帯感を感じてしまったのは、不謹慎だろうか。
首を横に振る少女には、頷きを返して]
そう、わかった。
もし何かあったら直ぐに知らせてね。
[部屋に戻るサシャを見送って、廊下から談話室の方向へと。
途中で掴まえた船員に、嵐になるだろうかと問いかけながら]
[胡乱気な視線にも表情は崩れる様子もなく。
あっさりとした返事に、こちらこそ、と短く返した]
……やれやれ、余り荒れてほしくはなかったのですが。
相手は自然、思うようには行きませんか。
[酷いのが来る、との予測に嘆息しながらカップを空けて]
……それは勿論。
危険が予想される状況で、主を放置するわけには参りませんから。
[さらりと返した言葉は、出て行く背に届いたか。
いずれにせよ、カップを置くと厨房にご馳走様でした、と声をかけ。
足早に、食堂を出て船室へと向かった]
―甲板―
[暮れゆく空を、湿気を含む強風を、船縁に掴まりながら見ていた。
海が荒れれば微笑みを浮かべる。]
……。
[船縁にしっかりと掴まったまま、暗い海を見つめている。]
[丁寧なヴェルナーの返答に、どういたしましてと手を振り]
もが…。
ぅん?
[無料と判明したイチジクを口に放り込んで頬を膨らませ。くすりと笑うヴェルナーに一瞬首を傾げたが、にんまりと笑ってさも旨そうにモグモグと口を動かしてみせた]
/*
Σ甲板に人いたー!
カサンドラ狼か夜兎志望かしら。なんとなーーくだけど。
万一ランダムで弾いちゃったりしませんように。
13人編成だから、2人に戻ったのよね。大丈夫かな。
― 廊下 ―
わっ!…今、雷…鳴った?
[うす暗い廊下を移動している為、光は見えなかったが確かに…海鳴りとは異なる重く叩きつけるような音を耳にする。]
こ…の床…すごいな…馬の背中の上で立つのと…どっちが揺れるかな……
―甲板―
[闇に包まれたその場を照らすのは、時折走る雷光のみ。足元を白靄煙らせながら遠く駆けまわる水夫達をよそに、男は船縁で暗い水平線の彼方を見つめていた。暴風に吹かれて豪雨が身を濡らすのも、気にするそぶりは差してない。裾の長いコートは水を含み、普段よりずしりと重く感じた]
……………?
[―――そんな、屋外にいる酔狂な「船客」は自分一人だと思っていたのだが。ふと僅かに離れた場所に誰かの気配を感じて、振り向いた]
/*
!!
ステファン近い!
掴まえて良いのかな掴まえて良いのかな掴まえて
でも、執事さんが船室に向かっている模様です。
涙をのんでまたの機会にもふもふします。サー。
はい、よかった、で。
[不思議そうな顔をするリーゼロッテに、後押しとばかりに繰り返して大きく笑って頷いた]
イェンスさん……親切ですね、あの人。私にも、船酔いには遠くを見てればいいって教えてくれたし。
はい、楽しみにしてますね、『人魚の絵』。
[イェンスの名には、違ったかな、とか思案げにもするが。
びしりと指さされれば、慌ててポケットから手を出し肩口まで上げて、あるいはそれは降参のポーズかも]
わ、わかりました。
―― 操舵室 ――
状況はどうなっている!
[入ると同時にそう怒鳴り
交代していた副船長に状況を尋ねる。
そして伝声管を掴むと]
甲板員ッ!
逐一天測の報告をしろ。なにかあればすぐ呼べッ。
[見張り台に立つ船員に早口でそう告げる。伝声管の蓋は閉めない。
緊張した面持ちの副船長や航海士達を傍に呼び寄せ、海図を覗き込んだ。]
…………。
[舵を取る操舵手が不安そうに顔を曇らせていた。]
─船内・廊下─
本当に……荒れてきていますね。
[揺れる廊下を進みつつ、小さく呟く]
個人的には、よい思い出はないのですが、船旅の嵐には。
[小さな呟きは、雨音と海鳴りにかき消される。
僅かな刹那に伏せられた目を見る者は、その場にはなく]
……おっと、感傷に浸っている場合ではありませんね。
急いで行かなくては。
[言いながら、廊下を進み。
壁に手をつくように進む姿に気づくと、僅かに目を細めた]
[カークが手を振る>>366様子に、そして彼を取り巻く面々に、今度こそほっとして駆け寄る]
急に天気が悪くなったわね。
うっかり寝ていたらさっきと全然違っていてびっくりしちゃった……
って、……あららら?
[目の前でイチジクを喉に詰まらせているカークに呆れ顔。
背中をどん、と叩いてみた。
嵐への不安が拭い切ない為か、常よりもちょっとばかり気遣いが欠けていたかもしれない。82%くらい。]
―廊下―
あ…大分揺れに慣れてきたかも。こうやって…進めば……うん。歩ける!
[おぼつかない足どりで進んでいるが、耳にする足音に船員か誰かが来た!と表情を明るくする。]
すいませーん。今、すごく揺れているのですけど、もしかして嵐とか…
[自分が笑えば、男が得たりとばかりににまりと笑い返すから]
まったく、良い食べっぷりです。
[わずかに目を見張った後、羨望混じりにつぶやいた。自分の手に残るイチジクを、ちびりと囓る。
喉を詰まらせたカークに、救世主の登場。なかなかの手加減しなさっぷりに、内心あららと思いながら]
嵐になりそうですよ。
[イングリットの言葉に、ちらりと外の方へと視線を向けて]
絵を描くのは好きだけど。
[絵描き、の部分に反応して首を振る。
人魚の絵とヴェルナーに言われれば、ううう、と哀しげに]
トビウオ………。
ううん、画家も楽しそうだけど、やっぱり私は商人だよ。
やりたいこともあるしね。
[呟いた後、そうカークに答えて、
イングリッドが強めに背中を叩くのを目撃した]
あ、イングリッドさん、豪快。
[駆け寄るイングリッドに返答しようとするものの、喉のイチジクに悶絶…。と背中にハンマー(54kg程度の物)で殴られたような衝撃]
Σんー!!(ごくり)
げほっごほっ。
た、助かった…。一応…感謝しとく。
[痛みを誤魔化すように、ん!と背伸びをしながら]
ん?あぁ、荒れそうだ…。
あまり酷くならなきゃいいんだがな。
[窓の外にちらりと目をやり、溜め息まじりに返答を]
それはお互い様だろう。
……いや、きっと貴女の方が酷く叱られる。
[手すりに身を預けたまま、雨に打たれながら目を細めるカサンドラをじっと見つめる。声を出せば、吐く息は夜の冷気で微かに白く染まった]
どうしてまた、貴女みたいな御婦人がこんな嵐の夜に?
そうかい?
旨い物は、こう、ガッといかないとね。
[喉に詰まらせた失態は無かったことにするかのごとくヴェルナーに笑いかけ]
ふーん、リーゼちゃんも好きな物、ハッキリ言えるんだな。良い事だ。
是非一度見て見たいね、絵。
[やりたいことがあると聞けば、それまた結構とばかりに微笑み、頷いて]
豪快なんてもんじゃぁない…馬鹿力…
[眉をひそめ、背中をさする振りをしながら囁いた]
[少しどころではなかった。
割といい音がしてしまった手の平とカークの様子を交互に見て]
火事場の馬鹿力ってこういうことかしらね。
[ごめんなさい、と申し訳無さそうに。
豪快、とリーゼの声がすれば小さく舌を見せた。
ともあれ、詰まった物が無事胃へと収まったのなら結果オーライだと。]
─廊下─
うぅ…ごめんなさい…。怪我は、してないから…大丈夫!
[無事を知らせるようにことさら元気そうに返事をし、差し出された手をしっかりと掴む。]
あ、やっぱり、嵐?
…うん。そうだね。さすがにここは、ぐらぐら揺れて気持ちわ…落ち着かない、よ。
[少し不安そうに辺りを見回し、苦笑]
[ヴェルナーの言葉>>377には表情が強張って]
そ、そうなの。
来ちゃうんだ、矢っ張り。
[二人に続いて窓の外を落ち着かなげに見遣りながら]
嵐って……ううん、船上で嵐って、経験無いのよ。
船乗りさんからの話では……その、酷い時には、
[船ごと海に飲まれる事もある、って。
言いかけた言葉、この場には不謹慎と思ったか、口に出せば現実となる言霊論を恐れたか、飲み込んで]
大丈夫よ、ね……?
[何を、というでもなく。
曖昧な問いかけを残し、青紫を細めた]
頼んで無いのにお節介されても、困るわね。
…違うか。船長さんのお仕事だから。客に何かあったら大事だもの。
[暗く、うねる海を見つめる。]
夫に先立たれた未亡人が、世を儚んで。とか言ったら、納得できるかしら。
……。
[リーゼロッテの悲しげな視線と真実の告白には、ぎくりとしたあと、聞こえませんでしたとばかりに視線をそらしたが。
その先には得意げにさえ見えるカークが居て]
船を下りたら、おつきあいしますよ。その言葉。
[がっ、とはいかないけれど。自分もイチジクを食べきり]
喉を詰まらせないか、見ている係りも必要そうですし、ね?
[すでに忘却されたか今の事実、くすりと笑ってちくりと指摘する]
[嵐でも来れば面白い、などと言っていた調子はどこへやら。
現実に船が揺れれば、矢張り身の危険も感じるもので]
一度は経験してみたい、きっとスリル満点で楽しい、って思ったんだけどね。
いざそうなっちゃうと、アトラクションのようには思えないみたい。リーゼちゃんにはあんなに余裕ぶってみせた癖にねえ。みっともない。
[そっと呟いて、苦笑した]
/*
入った当初は嵐きゃっほー!ってな勢いで甲板に出て行く方向で考えてたけど、
余りにKYなのでしおらしくしておきますはい。
…………嘘だろう…。
[伝声管から伝えられる報告の言葉に思わず漏らす。]
こんなに早く黒雲が発達するなんて………
………聞いたこと、ねえよ。
[船体の揺れは徐々に増していき
天井から吊り下がるランプを激しく揺らしていく。
海図に落とされた光はゆらゆらと彷徨って
まるで近い未来を暗示しているようだった。]
………航路を変更!
機関室、聞こえているな?
全力で回避する ―――――操舵手!
[呼びかけても返事はない。
そしてゆっくりと振り返り蒼褪めた顔で操舵手は告げた。]
[ヴェルナー>>387にはくすりと笑って、一言口を挟んだ]
背中を思い切り叩く係も加えておいてね?
[片手をぶん、と振る仕草]
そうなの?
ヴェルナーさんやカークさんだって、好きな物あるでしょ?
[目をぱちくりさせながら]
普段の二人のこと、まだあんまり知らないけどさ。
絵はね、もっと練習してたのを描いたら……。
[さすがに今の力量では驚かれるというのを学習したらしい。
そうして舌を見せたイングリッドに、くすくす笑いを見せた]
/*
あ、トール船長頑張ってる。
頑張ってー。
船員さんはこんなとき本当に大変よね。
せめてお酒が一緒に島に流れ着くよう祈ることにするわ。
[両手を合わせた]
や、来るかどうか本当はわかりません。僕も、嵐は初めてですし……そもそも船にはあまり乗りませんけど。
[イングリットの表情に、やや前言を修正しつつ、言い直し]
大丈夫と信じましょう。トールさんたちの腕と、船首像の加護と。あとは――
[海の女神が気まぐれを起こさないように。自分に言い聞かせるつもりもあって、出来る限りあっさりと口にする。
操舵室のやりとりなど、知るよしもない、言葉]
─廊下─
談話室? そっか。皆、そこにいるんだ。
…うん。皆の話を聞いたりするのはそれだけでも楽しいし、きっと揺れも気にならなく…なるといいなぁ。
[予想外に部屋に戻るように、との内容でなかった為、少し驚き、少し嬉しそうな顔。正直な感想を述べると、さっきよりは少しだけましな足取りで支えられながら談話室に向かう。]
――――…納得は、出来そうにないな。
[ゆったりとした動きで支えにしていた船縁から手を離すと、一歩、また一歩と、相手の方へ近づいていく]
全くの私見だが、貴女が世を儚んでいるようには見えないのでね。…私の「勘」は割と当たる方なんだが。
[暴風に煽られながら彼女の傍までたどり着くと、とん、とその隣へ立ちなおした]
どうかな?
[間近な距離で問いながら、相手の表情をうかがう]
[『馬鹿力』にうんうんと少し恨めしそうに頷いて。謝罪が耳に入れば肩をすくめ]
いや、食事の時といい、ナイスタイミング、だ。
[親指を立てて見せた]
嵐…か。
[しばし考え込むように窓の外を見つめていたが、不安そうな様子に気付けば、スッと窓にカーテンをひき]
どうだい、みんなカードでも。
なに、大丈夫、この船の船長はあのトールだ。何とかするさ、あいつなら。
[ポケットからカードの束を取り出して見せ、両手を広げて少しおおげさに騒いでみせた]
ああ、そういえば本当に嵐が来ちゃったよね。
うん、きっと大丈夫。
[落ち着かない様子のイングリッドを安心させようと
出来るだけ明るく、身振り手振りを交えて話す]
寝台に入って眠っちゃえば終わっちゃうんだから。
それに初めてなんだし、みっともなくなんてないよ。
[こんなに揺れるし、ね? と言った瞬間
予想以上に大きく船体が傾ぐのを感じた。
今まで遭遇した嵐の中で最大級、という思いが頭をよぎる]
海の上って障害物が無いから、音が煩いだけ。
見た目より酷くないから、安心して?
[嘘を必死に覆い隠すように、ゆっくりと。
そして囁いた声はとても優しい響きを伴っただろう]
[近づいてくるイェンス。船が今、大きく揺れたら、彼は暗く荒れた海に投げ出されてしまう。
ドキドキしながら見守って、イェンスが隣に来ればホッとした。
安堵の息を誤魔化すように咳払いをひとつ。]
こほん。…確かに、今回に限っては当たっているわ、貴方の勘。
人は死ぬ時には何もしなくても死ぬし、死ねない時には死なないから。
[雨の冷たさに、今気づいたみたいに身震いする。]
[イングリットの手を振る様に]
それはもちろん思い切りですよね?
[己も真似てみるが、多分イングリットの勢いには満たないだろう。
好きな物、とリーゼロッテが言うのを耳にすれば、ああ、と指先で顎を撫でながら]
あります、ね、もちろん。
ただ、みんながはっきり口に出来るかというと、そうでもないものかもしれない……かな。
― 談話室 ―
わ。思ったよりいっぱい集まってた。
こんばんは。ちょっとこの部屋で休憩させてもらいますね。
[かなりの人数が一箇所に集まっていることを確認すると、エーヴァルトに続いて挨拶をし、空いている場所に座る。]
うわっ。また、揺れた。
[座った直後に大きく船体が揺れ、目を見開く。]
うん、トールさんが舵取ってるし。
[周りの声に同意して、頷く。
カークがカードを取り出せば、手を勢いよく上げて]
私やるー! 種目は何?
もちろん賭けるんだよね?
[むりやり笑いながら、おどけるカークの提案に乗った]
その間に、ヴェルナーさんの好きなものでも尋問しましょうか。
カークさんのでもいいよ。ふふふ。
[小銭を出しながら、周囲の人に同意を求めるだろう**]
お?
いらっしゃい、えっとたしか…エー…エーヴァルトと…
ステファン!
[食堂で耳に入っていたらしく名前を確認しつつひらひら手をふり]
ま、そう固くならずに、気楽にいこう。
どうだい?一緒に。
[丁寧な物腰と揺れる船に驚く様に、軽い声をかけ。カードを切り混ぜながら誘ってみる]
そうそうたるメンツだな。ふふ、楽しみにしてます。
[肩を叩かれれば、そうは言うが。
カードに誘うカークの仕草や、旅慣れた様子のリーゼロッテの、優しさの滲む言葉が気になるのは何故だろう。
乾いた唇をぺろりと舐めて]
ああ、いらっしゃい……って言うのも変かな。
[姿を見せたステファンとエーヴァルトに場所をあけつつ、迎え入れた]
って、ちょっと賭けとかそういうのあんまり得意じゃ……
[挙手するリーゼロッテの言葉に手を振るが]
じ、尋問とかなんて物騒な。
[大げさに戦きつつも、カークがカードを配るならテーブルに着くだろう]
………。
[先刻から右に左に揺れる船、経験者ならば危ういと判る悪天候。しかし比較情報の無い初めての身、この不安定な揺れもきっと標準規模なのだと思うことにして――少なくともその方が精神衛生上良いと思えたから。
それに、嵐が来るというのが確定情報でなかったのなら、或いはと。
嫌な予感は拭えぬ儘だが、ヴェルナーやカークの言葉に幾らか励まされ。
眠ればお仕舞い、リーゼの優しい声にも瞳を伏せ、ゆっくりと頷いた]
そうね。トールや船員さん達も頑張ってる。
信じて待つしかないわね。ありがとう。
……海にお酒でも奉じてみれば、波も収まったりしないかしら。
[明るい調子でそう言って、とん、と窓の外の黒い海を指で指し示した]
[カードの誘いには、瞳を僅かに見開いたが]
………――乗った!
で、レートは幾ら?
[柔らかい微笑から、悪戯な笑みへと。冗談を織り交ぜつつ。]
あ、ステファンくんにエーヴァルトさん。
一緒にどう?
[二人の姿に気付けば胸元でこいこいと手を振って。
真似して手を振るヴェルナー>>403には]
そう、思いっきり!
あ、そこはね、手首のスナップをきかせるのがコツ。
[手招きついでに見本を見せたりしている]
…………?
[相手の表情に微かに浮かんだ安堵の色。最初はその理由が思い浮かばずに不思議そうな顔をしたが、やがて自分を心配してくれていたのだと気づけば驚き交じりに瞬いた。
咳払いをする様子に、くすりと小さく笑みを零し]
まあ、寿命なんてものは、私たちにはとても干渉できないような次元で決まっているんだと。そう考えている方が、精神衛生上良いとは思うな。
[身震いする相手の様子を見てとり、コートを脱いで彼女の肩へかけた。濡れているが、無いよりはましな筈]
で、差し当たり「死ねなさそう」な御婦人は、これからどうされますか?まだ此処で景色を眺めてると言うなら、不肖の身の私で良ければ付き合いますが。
[態と畏まった口調で、彼女に問いかけた]
へっ、なかなか楽しませてくれる晩じゃねえかよ。
お前ら、気合入れろッ!
あの嵐とちょっくらダンスといこうぜ!
[ふっ、と短く息を吐き船長は不敵に笑う。
―――希望は捨てない。捨てれない。
蓋が開いたままの数々の伝声管に向かって命令を下す。]
甲板員はカッターボートと救命具の用意。
最悪なことが起こり始めたら客人を誘導。
司厨員は眠れない客がいたら飲み物のサービスを。
それ以外の客には暖かなベッドで眠ってもらえ。
[自身は最後の最後までここに立つことを決意して、黒雲を睨み返した。**]
[テーブルに着きながらリーゼの方を向いて、楽しげに笑みを零す]
尋問のオマケまでついてるの?
そうね、お金だと不味いなら……罰ゲームはそれにしても良いわよ。暴露話。
[ステファン達が見物するようなら席を空けて、加わるとしても喜んで迎え入れただろう**]
ちょっと、イングリットさん!? あんまり高額なのは――
[リーゼロッテと、イングリットと。カードの提案に二人から笑みが返れば、提案者のカークに向かって、こっそりと笑みを向けて]
ステファンさんもやりませんか? 僕が後ろで教えても良いですし。
[ただ見ているよりは気が紛れるかと思うから。ただ賭けカードになりそうなので、エーヴァルトの方をちらりと見たりはするけれど]
こう、ですか。
[スナップ、と見本見せるイングリットを真似て手を振れば、多分さっきより(05)割り増しのスイングだろう]
[自分の頭を撫でた後、練習してくる、と飛び出したリーゼロッテの後ろ姿に]
いってらっしゃーい。
[と、声を掛けて手を振った。
今度見るのは崩壊していない絵だといいと、心の底より祈りつつ。]
[ステファンが見物に回るなら、多分、自分の手のあれこれを説明したりしながらのゲームだったかもしれない。
揺れは酷くなるだろう、自分のゲームは船酔いでつぶれるまでか、はたまた船員たちの忠告があるまでか――**]
お、種目か、そうだな何にしようか。
[旅慣れているなら理解しているであろう現状、無理して笑顔を作るリーゼロッテに感謝しながら考えている所にステファンの声]
ほー、カード知らないのか。
ん、それじゃあそういうことだから、そいつは仕舞っておけ。
とはいえ、賭けるものが何も無しじゃぁ面白くないだろうし…。どうだい?最下位が一位の言う事を一つ聞くってことで。
それならステファンも問題ないだろう?
[リーゼロッテに小銭を仕舞うよう促し、ステファンにというよりもエーヴェルトへと問いかける。もし許可が下りればステファンを含め皆に2枚ずつカードを配るだろう]
[聞こえた小さな笑みが、心配したことに気づかれた為だとわかって頬が熱くなった。]
違う次元。そうね、だから、一人でも立てるようにならないと。
失うのは怖いから。
[コートをかけてもらい、ジッとイェンスを見る。]
あたしが中に戻ったら貴方も中に戻る予定なら戻ってあげてもいいわ。
[イェンスがどちらにせよ甲板に残るつもりかと思い、唇を尖らせた。]
―そして現在・船室―
[船が大きく揺れて、目を覚ました。
大きく揺れる天井のランプを見遣ると]
ずいぶん、ひどい嵐みたいね……大丈夫なのかな。
[不安げに零し、ピンクのうさぎを抱きしめた。
雨が降ってきたときには、まさかここまでは酷くならないだろうと思っていたのだが……海の天気を甘く見すぎていたようだ。]
[――――――度々揺れる船体に不安な客も多いだろうか。
そう思った男は少し離れたところにあり蓋が閉まったままの伝声管に手をかけた。
それは船内放送用のもの。どこか隅にでもいない限り声は届くだろう。]
あー……聞こえるだろうか。こちら船長。
少しばかり天気が荒れていて揺れることも多いが心配は無い。
客人にはそのまま寛いでもらいたいと思っている。
体調が悪くなったら医務室に向かってくれ。
………何かあれば操舵室に。
中には入れられねえが俺が出て話を聞く。
そんじゃ船内放送を切るぜ。
[手短に言うと伝声管の蓋をかけた。**]
/*
皆がトールが舵とってくれるし大丈夫みたいなことを言ってくれて嬉しかったぜ………!
しかし船は難破まっしぐら、すまねえ!
お前のせいだ、と責めてくれて構わないんだ。
ははっ、まったく。
リーゼちゃんとイングリッドのカードには今度責任持って付き合せてもらうよ。
[レートと口にして悪戯な笑みを浮かべる女性に、トンと左胸を叩く仕草で約束を。
ステファンを気遣うヴェルナーを微笑ましく見やり、激しさを増していく揺れと船体の軋む音を少し気にしながら皆とカードに興じる。
もし勝敗を決めるのであれば[[ 1d20 ]]を二度振って、その差が小さい者の勝ちとしておこうか。同点が居た場合はカードの数が大きい者の勝ち。]
[相手の頬に朱が差したのに気づくが、今度は見ていないふり]
失うのが怖いから何も求めないというのも、
寂しい考え方だと思うが。
―――…一人で立てる人間なんて、可愛げがないしな。
[じっと見られれば、少々ばつが悪そうに視線をそらす。図星だったらしい]
参ったな。私の酔狂で御婦人に風邪でも引かせたら、大変だ。
[観念した、という風に肩をすくめて、彼女へ手を差しだす]
では、戻りましょうか。リフスカーズ夫人?
>>417
取引…みたいなもの、ね。
ええっと。
[果たして教えて良いものか、傍らの執事さんへと問うように視線を流してから。
少し躊躇いがちに、出来るだけ簡単に説明した]
ゲームの賞金設定の事なの。
でも、今回はカークさんの言うルールに一票かな。
[未成年も場に居るならば、健全なゲームであるのが望ましい、と思ったりして]
…ええ。見ているのも歓迎よ。
[金糸の少年の丁寧な言葉ににっこりと微笑する。
種目を決める声>>423を聞きながら、カードが配られのを待った]
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一番の心配はらぐさんや皆が考えている難破方法に反してないかなんだよな。
ぼかして書いてたつもりだけど、なんかやらかしてたら不安だ。
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名を名乗るのを忘れてたという……。ねむい&焦ると駄目だなー。
このままでは明日死んでしまうのだけれどどうしよう。
それにしてもおにゃのこ予想以上に難しいでsssss
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