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― 中庭 ―
[おさぼり見習いはのんびりとサンドイッチをはんでいる。
マスタードパンチの効いたサンドイッチが、思わぬ所に被害を出しているとは知らぬまま]
カァク誘ったりしなくて良かったわね。
[はは、と乾いた笑いが漏れる。
お弁当を作るときは誘ってみようと意気込むものの、大抵は実らぬ事が多い。まだ彼が舞楽苦麗座亞土という背中の四文字熟語にも負けない暴走族のヘッドだったころには、なぜだか「姐さん!」と呼ばれる始末であったし]
― 中庭 ―
[演奏している時は大抵、意識はどこかにいっている。
基本的には集中しているのだけれど、一部はどこかに飛んでいるような、そんな感覚。
そういう時に浮かぶのは、大抵は夢のような夢じゃないような、そんな不思議な光景で。
はっきりと認識しようとすると消えてしまうそれが過ぎった後に浮かぶとある想いは、心の内でゆるやかに、でも、しっかりと育っている淡くて甘い感情を少し、強める]
…………。
[演奏終えて、ゆる、と目を開けば、目に入るのは柔らかな陽射し降り注ぐのどかな昼休みの中庭。
それは、いつもとかわらないもの、だったけれど]
[直後に捉えた音>>294は、いつもはないもの。
きょとん、と瞬き巡らせた視線の先にいた姿に、また、数度瞬いた]
あ。
ロシェル、先輩。
[そこにいたのは、自分も見知った従兄のクラスメート。
ちなみに初見時、「彼女だ」と紹介されたと思ったら否定が入るという一幕が展開され、結局二人の関係がどういうものなのかは未だに把握できていなかったりする。
ただ、仲がいい、というのは感じているのだが……それはさておき]
……髪、どーしたんですか?
[何より目に付いたのはそこだったから。
その疑問を、素でぶつけていた]
─ 食堂 ─
え、今朝ってルトが来てたの?
…だって僕寝坊しちゃって…あぁ、お弁当は作ってこれたんだけど。
ううん、遅くなったのはイリスの探し物に付き合ってたからで。
[食堂へと連れ立ってきたクラスメートは部活が一緒どころか子供の頃から通ってる道場仲間でもあって。
姉妹とも幼馴染とも知り合いな為、なんら問題無く同席は叶うだろう。
彼女から今朝の自主連の話を聞いたりしつつ、こちらも友人とのあれそれを話したりしながらお弁当袋片手に席を探して。]
あ、ルト。
ルトも今からお昼なんだ。
僕らも一緒していい?
─ 食堂 ─
[丁度話題にあがったばかりの幼馴染>>292に手を振りつつ、同席できるかどうかはともかく傍まで行く。
が、どこか元気ない様子に内心首を傾げ。
彼の前に置かれているラインナップを見て、しばし、無言。]
…僕のお弁当と交換しよっか?
僕のじゃ量足りないかもしれないけど。
[こちらも幼馴染の好き嫌いは把握している。
たまーにお弁当押し付ける時には妹にもするように嫌いなものもこっそり混ぜるけど、これは流石に気の毒で自分のと交換を申し出た。
最も高校生男子と女子の食事量考えると明らかに自分のお弁当じゃ足りない&こちらには量多い気がするが。
どちらにせよ、幼馴染の返答に合わせて席につき、昼食を取ることとなるだろう。**]
/*
それに、しても。
この、なんというか、なんだろう、ねっ……!
意識し始めたばっかり、恋愛未満の淡い感情、というのが、なかのねこ的にも久しぶりすぎて、ね……!
やってて転がるんだが、どうすればいい……!
― 食堂 ―
「そう言えばさー、考古学研究会にまた変なもの届いたって?」
変なものじゃないわよ。
歴史を紐解く上での財産よ。
「アタシらから見たら意味不明のものだって」
「すっかり考古学オタクになってるねぇ、アプサラス…」
「進路もそっち方面にするの?」
うん、研究会での活動だけで終わらせたくないもの。
「おお……学長目当てなだけじゃなかったんだね」
そーいう言い方しないでよ。
……否定は出来ないけど。
「いやー、あの時の告白は見ものだったね。
でもあれ、女が男に言う台詞じゃないわ」
そぉ?
だって大切な人は護りたいじゃない。
「…普通は護られたいって思うよ」
「空手有段者ともなると、考え方が180度変わっちゃうんだね…」
[何故か友人達に哀れそうな眼で見られた]
…アンタ達、フィナンシェ取り上げるわよ。
「きゃー、おうぼうー」
「取られる前に逃げるわよっ」
[半目で没収宣言をすると、友人達はバタバタと後片付けをして、キャーキャー言いながら蜘蛛の子を散らすように逃げて行く。
それを見て呆れたように溜息をついた]
― 昼休み・食堂 ―
あ、リカ発見。
一緒させてー。
[今日はとにかくマイペースの日。
遅刻ギリギリの時間に、それでも走ることはなく滑り込んでみたり。図書室で借りてきた科学雑誌に没頭してみたりとか。
昼休みも、こんな日は無駄と割り切っている友人達に置いていかれ、一人ふらっと食堂に出没し、妹>>297を見つけて近寄った]
おや、リー君もいたのね。
……今日初めて会った?
[リヒャルト>>292にも気がついて声をかけるが、マイペースの日ならではの記憶喪失が発動して首を傾げていた。
クラスメートなら、普通に教室にいればありえない話だ]
……やっぱり引かれたかなぁ、あれ。
[友人達の言葉が理解出来ないわけではない。
だから今もこうして悩むわけで。
けれど言ってしまったことは取り返せないため、これ以上どうすることも出来なかった。
綺麗に包み直したお弁当の横に、ぺしょりと顔を突っ伏す。
しばらくはその体勢のまま、少し凹んでいた]
/*
あ、一個前の独り言は、>>295で挟んだ心理描写に関してのあれそれね。
黎明・黄昏本編では、恋愛感情を認識した上で抑えようとしてたから、またちょっとベクトル違うんだよなぁ。
振り返ると、今回の感情ベクトルに一番近いのって………………やっぱりあれか。
廻る刻のユーディ。
性別逆だけどな……w
/*
考えてた分投下完了。
ご飯食べてて遅くなっちゃったw
それにしても、やっぱり他と接点作り辛いなぁ。
学年違うし、部活も違うし。
辛うじて保健室繋がりがあるくらいで。
カークのツィスカに対する態度に気付いてても良かったかしら。
/*
とこ、ろで。
中身的にはアプサラス先輩を応援したいのだが。
俺としては、応援したくない、というびみょーな矛盾が生じていてな……!
なので、気づかぬ方向に動いておるのだが。
父さん的にはどうなんだろうなぁ、と。
悩むなやむ(待
あ、1日目に入ったら、忘れずにやらんと、親子喧嘩。
/*
そして仕事中にタイガだった場合のネタがぽんぽん浮かんで困った件wwwww
地理教師で学長尊敬しててとか色々ね…。
でも教師だと考古学研究会に教員が2人入ることになるし、空手部の顧問も良いしとか無駄な葛藤してた(
教員が2人居るのは問題無いと思うけどね。
[この少年に初めて会ったときにしでかしたこと――作りかけの白い竜のぬいぐるみをカークの高等部目掛けてフルスイングして……竜の首を吹っ飛ばしたこと以下さらに続く――は、幸か不幸か、自分の中にあるいろいろな壁を蹴散らした。思い出すだけで恥ずかしいが、あれ以上恥ずかしいことはないだろうと、自分の中では気さくに話しかけられる相手の一人である]
切ったの。よくわかんないんだけどね。
[思い出したように、質問に答えて。
くるりと指に髪を巻く]
― 朝・保健室 ―
すぐ成れるわよ。
サティなら、アタシより上手に作れるようにね。
[>>268自信持って言う。贔屓もあるが、
彼女がちゃのと努力しているのを知ってる兄故のことばを送った。
その努力と共に自信も育つ。
>>269妹の瞳にはまだまだどこか楽観さが見え隠れしていて。
懸念は残るが若さ故と、それ以上忠告は重ねなかった。]
切ってみたくなったのよ、切ったらわかる気がしたの。
[言ってみて、首を傾げる]
変なこと言ってるわね、私。
[ふふ、と笑って、サンドイッチを頬張る]
フフフ、ありがと。
[>>270愛妹に褒められると、彼女が小さい頃の駄々を思い出す。
オレンジがかった赤毛は夕焼けの色で、妹の髪は夜の空。
どっちも空の色だからと、宥めたのは随分昔の事になった。
大きくなったものねとしみじみした空気は、
時間という名の見えない敵にかき乱される。]
[>>272慌しく妹を送り出すと、
妹からの包みは机の上に飾るように置いて。
机に向かうとプリントを取り出して見始める。
3月ならび春休みに向けての保険だより。
今期最後のチェックと、枚数分けだ。
そのうち保険委員や保険係が取りに来るだろう。
そうして昼休みまでは、時折来る怪我人相手に
小言と治療で時間が過ぎた。]
― 昼・保健室 ―
[チャイムと同時に流れてきたのは、やっぱりラジオの音だった。]
はぁいアタシよ、いつも貴方の隣に!
DJシュラーフェンの
『テレビがなければラジオを聴けばいいじゃない♪』
またまた始まるわよー。リスナーのみんなー、聞いてるぅ?
そろそろお昼の時間ね、みんな、ご飯もいいけど、マカロン食べてる?
アタシも信者から貢いでもらったマカロンを絶賛美味しく頂いてまーす。
オススメはピスタチオとローズとレモン!色も可愛くってイチオシよ。
さてリクエストBGM『DokiDoki地下には宇宙人!』が終了したところで、
今日もシュラーフェンのお悩み相談コーナー。イェイ。
今回はなんと二本立て!というのもネタバレしちゃうけど、
回答が多分似ちゃうから、纏めてお送りするわ。手抜きじゃないのよー?
だってみんなが沢山お手紙くれるから仕方ないじゃなーい♪
さて1つめ、ラジオネーム“獣人は居る!”さんから頂いたわぁ。
「こんにちは、シュラーフェン様。
少し前、同じ道を志す友人と、喧嘩をしてしまいました。
彼はどうしても自分が正しいと言い張って、
こちらのいう事を全く聞きません。石頭です。
どうにか彼をぎゃふんと言わせてやりたいのですが、
石頭を言い負かす良い知恵は無いでしょうか?」
ぎゃふんなんて久しぶりに聞いたわ…。
は、さておいて、んー難しいお話ねぇ。
アタシも長いこと友達やってるオトモダチがいるんだけど、
これがもー石頭も石頭で、どれくらい石頭かっていうと、
呆れるくらい長い時間かけて喧嘩し合ってて、
どっちも折れず飽きず主張譲らず、って3拍子揃ってるくらいの石頭なの。
もーね、だから説得なんて諦めるが吉。
石頭は死ななきゃ治らないんだもん。
死んでもらうまで待った方が、きっと早いわよ★
さて続いてラジオネーム“俺の従弟は世界一ィ”さんからの相談よ。
「俺の可愛い従弟に悪い虫がつきそうです。
先日はチョコまでもらった疑いが持たれています。
どうしたらいいですか。」
……アラこれ2月14日辺りのお手紙だわ。1ヶ月近く経っちゃった。
まいいわよねー。そろそろホワイトデーでまた紛糾しそうだし。
これもねー、難しい問題よねぇ。
従兄弟ちゃんの事を思えば、虫除け大事だもんね。
でもね、従兄弟ちゃんの方は、虫ちゃんの事をどう思ってるのかしら?
まんざらでも無いなら、ただのウザイお兄ちゃんになっちゃうからねー。気をつけなさいよー。
さて今日も時間が来ちゃったけど、
『テレラジ♪』は現在不規則に、不定期にオンエアー中よ。
そうそう、いい忘れてたけど、
最近ラジオだけじゃなくって、ノコノコ生放送ってのにも同時に流してるの!
ラジオ聞けなーい!って人はスマフォやパソコンでアクセスしてみてね。
あ、顔は出してないわよー!代わりにマカロンの画像置いておくわ。
だからまたきっとすぐに会えるはず…楽しみに待っててね。
アタシへのお便りは、いつも通りポストに
テレラジのシュラーフェン様って書いてくれるだけで大丈夫。
郵便番号だっていらないわ。
書いた覚えがなくっても、届いてるからねっ。ウフフフ。
それじゃあまた次回放送まで★
…さてお昼にしようかしら。
[何時も通りすぎて突っ込めなかった軽快なラジオを聴きながら、
当然のように自分で作ったお弁当を取り出した*]
― 昼休み・食堂 ―
それにしてーも。
随分と愛が篭ったメニューだねぇ。
[優しい妹>>298とは逆に、愉しげに眺めながらお弁当を広げた。食材の好き嫌いは基本的にないのでトコトン強気になれる]
なんで最後の最後で尻尾踏むかなぁ。
怖いもの見たさ?
[ただし飲み物には苦手がある。黒い豆飲料だ。
ミルクや砂糖をたっぷり入れても、何故か駄目]
― 教室→食堂 ―
そっかぁ。
じゃぁ、また後でね。
[しょも、としながらも幼馴染を見送って。
そのまま姉達がいるであろう食堂へと向かって。]
[幼馴染が友人と一緒のようだということで自分から誘いはしなかったが、共に居るのが見知った顔ぶれだと知れば多少は気安いか。同席の誘いには頷いて、フレデリカらが座りやすいように席を空ける。>>298
傍に来たフレデリカの沈黙の理由は直ぐに分かる、目の前のコレだろう。]
え。いや、そりゃあ俺には有り難いけど。
流石にキノコだらけのこの有様じゃあ、交換してもお前が可哀想だろ。
[幼馴染の弁当が安定して美味い(貰った弁当に不得手が混ざっていることを知らないのは幸いだった)のはもう何度も口にして知っているから、どっさり★キノコと交換では尚更悪い、と、暫し皿と弁当箱とを見比べた。]
……じゃ、こうしよう。
本当にこう、すごく、申し訳ないんだが、
上に増やされた添え物のキノコだけ代わりに食ってくれるかな。
全部じゃなくていい、半分でも。
[量のバランスを取ろうとすれば必然的に彼女のおかずを貰うことにもなってしまうだろうが、そこは甘えることにして。>>298]
…ありがとう、な。
[幾分ほっとしたように、礼を紡いだ。]
― 教室→食堂 ―
そっかぁ。
じゃぁ、また後でね。
[しょも、としながらも教室を出て行く幼馴染を見送って>>280。
そのまま姉達がいるであろう食堂へと向かう。
ミートボールの中に天敵が紛れ込んでいる>>261とはまだ知らない。]
[聞き慣れた声が届いたのは、同じ頃。>>302]
アリーセ。
……初めてって…、ああ、そうか、今日はゆっくりな日か。
[一日の始まりに顔を合わせるのは、殆どが剣道場だったから。
顔を見ていないということは自然、そういう判断になる。]
…じゃ、なくて。クラスにちゃんと居ただろ。
隣の隣の席なんだから、そのくらい見えておいてもいいだろうに。
それに、このやり取り、前にもやった覚えがあるぞ。
[幼馴染でありクラスメイト。
フレデリカの姉であるアリーセとは、学園生活で最も同じクラスになり続けたこともあって大分気安い。
確かに今日は朝練を終えた後、窓際の自分の席に着くなり机に突っ伏して寝ていたから挨拶が出来た覚えはないが。
それでも、マイペースな記憶喪失を発揮する彼女にはつい注意するような口調になって。]
…じゃ、なくて。クラスにちゃんと居ただろ。
隣の隣の席なんだから、そのくらい見えておいてもいいだろうに。
それに、このやり取り、前にもやった覚えがあるぞ。
[幼馴染でありクラスメイト。
フレデリカの姉であるアリーセとは、学園生活で最も同じクラスになり続けたことも助けてか、大分砕けた間柄だ。
確かに今日は朝練を終えた後、窓際の自分の席に着くなり机に突っ伏して寝ていたから挨拶が出来た覚えはないが。
それでも、マイペースな記憶喪失を発揮する彼女にはつい注意するような口調になって。]
あい……
これは、愛なのか?
食堂のおばっ……いや、
[配膳コーナーの奥から鋭い視線が飛んできたような気がして、咳払いして言い直す。気の所為であると良いが。]
オネエサンの愛情表現ってのはよく分からん。
………ま、知ってて言ってるんだろうが、罰ゲームだよ。
口が滑ってね。「おばちゃん」言っちまった。別に怖い物見たさでもわざとでも、ない。
[先刻の案を受けてもらえていたのなら、ある程度のキノコをフレデリカの皿に乗せてゆきながら]
アリーセも、食う?
[彼女の姉にも良い笑顔で皿を差し出すのだろう。]
― 中庭 ―
なんでか、そういう人、多いんですよね。
今のって、俺が母さんから教わった曲で、知ってる人そんなにいないはずなのに。
[懐かしい、という評>>304にこう返す。
音慣らしとして吹くこの曲は、出典も曖昧なものなのにそんな風に言われる事は決して少なくなかった。
隣りについては元より断る理由もなかったから、何かいう事もなく]
あ、お昼はもう済ませちゃったんで。
[サンドイッチの勧め>>305には素でこう返していた。
……何気に、危機回避行動なのは気づいていない、どちらかというと辛味は苦手な少年だった]
[なお、余談になるが初見時。>>306
白い竜のぬいぐるみの首が吹っ飛ぶのを見た瞬間、なんでか笑いたくなったりしていて。
その後の出来事もあわせて、その時感じてた、妙に張り詰めてた感覚がすっと失せたのを覚えている。
そんなわけで、こちらとしても話し易い先輩、という認識はあった]
……切ったら、わかる?
[何がだろう、と。
思いながら、ずっと伸ばしている自分の髪を見てみたが、閃くものなんてなく、ただ]
上手く、言えないけど。
ヘン、とは、思わない、かな。
[思った事をそのまま言いながら、すい、と左の人差し指を空へと向けて、くるり、円を描くように動かす。
その軌跡を辿るように、光の線が引かれた]
なんとなく、何か変えたくなる時って。
俺も、たまにありますし。
― 食堂 ―
[気分転換のためにテーブルに突っ伏したまま、スマホを操作してノコノコに繋ぐ。
お気に入り登録している曲を聴こうとして、『テレラジ♪』が生放送されているのが眼に入った。
折角だからと繋いでみると、生放送画面にマカロンが目一杯映っていた]
………このラジオ、何でいつもこんなに不穏なのかしら。
[放送を一通り聞いての感想。
気分転換になったかはとても微妙だった]
― 食堂 ―
あ。
お姉ちゃんとリヒャルトさん!
[にぱ、と姉たちとリヒャルトを見つけると、
とててて、ととそちらに近づいて。]
一緒に食べていい?
[聞きながらも近くの席に座るあたり、
末っ子ゆえのアレソレが滲んでいる。]
─ 食堂 ─
あ、ありがとルト。
[幼馴染が空けてくれた席>>319に友達と座って、お弁当を広げる。
交換しても可哀想だと言われるも、こちらは別にキノコ嫌いじゃないからと言いかけたところで条件付きの承諾>>320を受けて。]
うん、いいよ。
ルトも、僕のおかず半分食べてくれる?
[単純に量が多いから、キノコを食べるとお弁当は食べ切れる気がしない。
お礼を言われると、ううんと軽く頭を振って。]
僕は好き嫌い無いし、食堂のご飯好きだもん。
[こちらは最初からナチュラルにお姉さんと呼んでいた為、食堂のお姉さんの覚えはめでたかったりして。
自分でお弁当作る手前、レシピを聞いたりもしているので結構仲良し認識である。]
─ 食堂 ─
あ、リセ姉。
今日は一人なんだ?
[近付いてきた姉>>302に、友達がアリーセ先輩もどーぞ、と席を勧め。
席についた姉が幼馴染に向けた問いは二人とも同じクラスなのに、と一瞬首を傾げかけて今日ってマイペースの日か、とか内心で納得した。
更に幼馴染の言>>322>>323がそれを肯定して。
お弁当広げた姉>>318に返す幼馴染>>324がまた失言しかけたことには気付かぬまま、キノコを受け取り代わりにおかずを幼馴染のお皿に乗せて。
なところでまた聞き慣れた声>>330が聞こえて。]
ツィー。
うん、もちろん。
[答える前には席についていたかもだけど、笑顔で妹に頷いた。
友達も、ツィーちゃんやっほー、と手を振ったり。]
― 食堂 ―
うん、女子は今日朝はお休みの日だったしねー。
[ゆっくりな日、というのに頷く。
朝がのんびりの日という認識しか浮かばないのは、末妹にも繋がる天然的要素か]
そーだっけ?
気がついたら昼休みで誰もいなかったんだよね。
[朝の挨拶だって声をかけてきてくれた子にしかしてないので、実際今日は初めましてと言えなくもないのだが]
……そーだっけー?
記憶にございません。
[確かに共通試験の次の日にもやった覚えがある。
流石に記憶に新しかったが、そらっとぼけて話題をタップリ★キノコにズラした]
あっはぁ、ドージドジッ!
[予想は出来てた真相>>324を聞いて盛大に笑った]
愛だよ、アイ!
だからちょっとは食べないと、視線だけじゃ済まないんじゃない?
[さんざんに笑った後で]
ん、少しだけならオネーサンも引き受けたげよう。
[偉そうな態度で差し出された皿を受け取って。
ペロリと平らげた後、少し迷って卵焼きを一つだけつけて皿を返した]
― 中庭 ―
そう、お母様の曲なの。
[ぱちりとひとつ、瞬き。
知らないけれど、懐かしい]
お母様からか。……子守歌に、似ているのかな。
[ふと、呟く。
それは抽象的な表現だ。母と懐かしさから導き出された。
自分の母は歌ったろうか。自分に似て褐色の肌を持つ彼女は、厳格な父の前でも歌ったろうか]
……残念!
[サンドイッチを断られれば、顔を背けてぽそりと。
ぴし、と鳴らない指ぱっちんまでしておいた]
あ、なんでもない、こっちのハナシ。
[手を振る]
― 食堂 ―
ありがとねー。
[妹の友人達に勧められた席>>332についたのと同じように]
はぁい、ツィーもいらっしゃーい。
勿論よ!
[末妹>>330が座りやすいように、椅子を寄せた]
[そうこうしているうち、駆けてくる足音もう一つ。]
こんにちは。
三姉妹揃い踏み、だな。
[仲の良い姉妹たちで、何となく見た目が似ている為か、三人が集まると非常に目立つ。
承諾を返すより先にちゃっかり席を確保している様子に少し笑み浮かべた。
女性陣に混じって昼食を摂る様は多少周囲の目を引くのか、友人には尚も揶揄われたりしたが、そこは部活仲間だとでも言っておく。]
ふうん。
君にも、変えたくなるとき、あるのね。
[つい、と両手を合わせて前に出す。
開けば、空気中の水滴を集めて出来た飛び魚が跳ねて、光の輪をくぐった]
わぁい。
あ、こんにちは!
[にぱ、と姉の友人>>332に挨拶を返しつつ、席に着くと。
リカ姉お手製のお弁当を広げて、食事の挨拶を口にし。
一つ一つ味わいながら、食べていた、のだけど。]
…リヒャルトさん、このミートボールあげます。
[ミートボールの一つをかじって。
みゅーー、という表情になる。
自分が口にしたモノは、そのまま食べるつもりでいるが。
もうひとつは食べる義務はない、とばかりにキノコタップリな上に乗せようと。]
― 食堂 ―
勢揃いで一緒するのは久しぶりだったっけ?
[中学時代、リカに成り澄ましてリヒャルトも含めた男子部員を揶揄ったことがある。後で怒られてしまったが]
今なら見分けつくからいいでしょ。
[あの頃は自分も妹達と同じ位に髪を短くしていた。
女の子らしい格好なんか似合わないと思っていたし、それまでは剣道一筋で、そも格好を気にしない方だったから。
変化したのは高等部に上がってから。色々と変化があって、学年一髪が綺麗(と思った)同級生をお手本にしたりとか。
彼女が髪を切ってしまった事実は、マイペースの日に当たったせいもあって、まだ知らない]
─ 食堂 ─
[姉が座りやすいようにひいた椅子>>337に妹が座ると、割といつも通りな賑やかさになる。
そんな中、食堂のスピーカーからもいつものラジオ>>311が流れてきていたりしつつ、幼馴染>>338が口にした言葉にぱちり瞬き。
そういえば今朝アプサラス先輩からリセ姉が一緒じゃないこと>>74聞かれたなぁ、とか思い出したりして、いたのだが。]
……あ。
[お弁当を広げた妹がこっそり仕掛けを忍ばせたおかずに箸をつけるのを、今日はどうだろうと見ていたのだが。]
(ダメだったかー…)
[幼馴染に残りを食べてもらおうとする>>342のに、今日はばれたかとしょんぼり。
ちなみにお弁当を作るときはいつもどこかに混ぜているのだが、妹には(04)割の確率でばれてしまう。]
― 中庭 ―
……子守唄……あ、そうかも。
ほんとに小さい頃に、よく歌ってくれた曲でもありますし。
[当時、父は研究や調査で家を空けがちだったから、幼い頃の記憶は母の存在が色濃い。
その記憶にも強く残る曲だからこそ、楽曲としての手解きはほとんど受けていないにも関わらず、吹きこなす事ができるのだろう、と。
今更のように、気がついた。
ちなみに、残念>>336、の意は掴めず、なんでもない、と言われた事とも相まって、こて、と首を傾ぐに留まった。
傍目には、仔犬が首を傾げるような仕種に見えたか]
うん……なんでかっていわれると、困るんですけど。
そういうの、嫌いじゃないなあ、って思うから。
[首を傾げられると>>339、こう言って。
飛び魚が跳ねる様子>>340に一つ瞬き、更に光の線を引いて、海を思わせる波を空のキャンパスに描き出す]
変えたくなる時がある、っていうか。
……今が、その真っ只中、なのかなぁ、って。
いつまでも、兄さんに甘えてられないし、変わんなきゃって、思うから。
― 食堂 ―
あーらら。センサー発動ね。
[橙色の仕掛けにしっかり気づいてしまったツィー>>342を見て、残念だったねぇ、とリカに笑う]
うん、でも偉い偉い。
[それでも食べかけの分はちゃんと食べる末妹の頭を、いい子いい子となでた]
村の設定が変更されました。
[記憶に無いとけろっとあしらわれてしまえば、
またすっ呆けて、とでも言いたげな視線を向けるが。>>333
キノコの顛末に予想通りの揶揄を受けたのでそちらに意識が向いてしまった。]
ドジは余計だ。ったく、人事だと思って。
何っていうか、形状からして拒否反応が起きてツラいんだよ。まあ、食わないと次の注文も受けて貰えなさそうだし、食うけども。………2、3本までは何とか。
[心底嫌いなものを引き取ってもらうのだ。
そこにだけは素直に礼を言って、アリーセの皿にも乗せてゆく。]
んっとに、痛いアイだよ全く。
………。助かる。
[ロクに咀嚼もせずに、飲み込むようにして格闘する。
昼食が半ば苦行になったことに心底自分の失言を呪うが。
ツィスカが皿に乗せてくれた>>342ミートボールを口にすれば、表情が和らいだ。]
サンキュ、ツィスカ。
これ、美味い。
キノコの後だってことを差し引いても、すごく。
[ツィスカの天敵が混ざっているのは知らず、そのままの賞賛を口にしつつ。フレデリカに分けて貰った分とあわせて腹は満たされて行った。おかずは天国だ。]
─ 食堂 ─
そう言われるとそうだね。
三人一緒に揃うのは久しぶりかも。
[明日はバレないようにまた味付け考えようと決めつつ、姉の声>>343に顔をあげる。
中学時代、姉が自分に成り済ました時のことは後で聞いて人様をからかったらダメ!と怒ったりしつつ。
姉を怒ったなんて覚えてるだけではアレ一回きりと、結構貴重な体験だったりするのだがそういえば何で成り済まそうとしたか理由は聞かずじまいだった気もする。
さすがにもう姉と間違われることはないけれど、今は妹とたまに間違われたりするのは余談。]
― 食堂 ―
……はぁ、戻ろ。
[結局微妙な気分のまま、突っ伏していた身体を起こして席を立つ。
空になったお弁当と、フィナンシェが残り{1}個入った紙袋を手に食堂の出入り口方面へ]
…あら、今度は揃い踏みなのね。
[ふと視界に入ったのは、良く似た顔が揃う一画。
その中には時折彼女達と共に居るのを見かける先輩も見えた]
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