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イメチェンか。
うん、短いのも似合ってるな!かぁいい!
キリッとした美人じゃんよ。
俺とデートなんかしたら、凛々しい美男美女かっぽーになるぞー。
[けたけた笑う。
過去、盗んだ自転車を元の所に返してこいとロシェルに怒られて、どうせ持ち主も新しいの買ってるだろと返して駄々こねた子供っぽいのが、凛々しいのかは疑問だが。>>67]
しかし相変わらず仲いいのなあ。妬いちゃうワー。
[冗談っぽく言えるのは、ディークの想い人は他にいるらしいと知っているから。最初の頃などはメンチ切って喧嘩売ったりしたのも、いい思い出だ。男は殴りあって理解できるものだから。たぶん。>>70]
[――結局、お前に告げられなかった言葉。
どうしても言うことが出来なかった想い。
もしまためぐり逢えたなら、今度こそ告げよう。
何度でも、何度でも。]
しかし漸く俺らも卒業だねー。
同じクラス・隣りの席の呪いも、これで終いか。
寂しくなんな。
[よく席を空けていた男の言う台詞ではない。]
ま、サヨナラだけが人生だ、だっけー?
元気でやれよディーク!
ロシェルの方の付き合いはまだまだ続くがな!
[進学の予定は勿論なく、就職先は一応、肉体労働系の会社に決まっている。体力だけは無駄にあるバカなので、多分やっていけるだろう。
それとは別に、ロシェルにはこれからも関わっていくつもり宣言。ディークについては別れも辞さない辺り、わかりやすい態度。]
11人目、養護教諭 ツヴィンガー が参加しました。
養護教諭 ツヴィンガーは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
― 保健室 ―
[生徒よりも先に登校するのは先生の証。
何時も通り一辺通りの準備を終えて、時刻は職員会議を終えた後の頃。
なお職員会議の開始が少し遅れたのだが、理由は推して然るべし。
どこかへんなりしながら保健室の扉を開けた人に椅子を薦め、
保健室の回転椅子で、すらりとした長い足を組んだまま
整った唇から零れるのは、溜息一つ。]
あのさぁ、最近息子が冷たくなったってそれ…
全部アンタの事思っての事じゃない。
[養護教諭は美人の女性の先生だろう!という夢を儚くも潰すのは
赤味がかったやや派手にも見える軍服…スーツ?の上に、
痛いくらいに真っ白な白衣を着た長身の男である。
男である以外は、口調も仕草も女性的ではあるのだが。
机の上には、薔薇園から持ってきたのだろう薔薇の花が、恐ろしいほど趣味良く飾られていた。]
それに…あんまりあの子を
自分の趣味につき合わせるのは可哀想でしょうに。
中学生なんて、勉強に部活に、遊びたい盛りだってのに。
[何時も通りの惚気ならぬ息子の話をきいてから、
年上の学長に対して物怖じせぬ喋り方をするのは、
はるか昔、まだ学生だった頃に色々あったから…というのは置いておく。
でもとか何とか、更に続く話ははいはいと返しながら
ごく軽く聞いておく。要は息子について話す相手が欲しいだけなのだから、大したアドバイスなど向こうも欲してはいないと分かった上での相槌だった。]
………で?
あの様子だと朝食抜いてきたでしょ。
[一通り息子の話と、ついでになった機会の話を聞いた後
(学長の研究物についてはこれまた頭が痛くなるのだが置いといた)
もう分かりきってますと言わんばかりの様子で、
組んだ足を戻して席を立つと、衝立の裏へと向かう。
学長の配慮なのだろうか、水や湯を使う必要があるおかげで、
保健室にはガスや水道が完備されていた。
そこをほんのちょっと改造して、
衝立の裏はさながら小さなキッチンになっている。
養護教諭の趣味も相まって、
保健室は知る人ぞ知る小さな喫茶店もどきにもなっていた。]
今日は簡単なのしか無いわよ?
[と言いながら皿に乗せて運んできたのは、
クラブサンドと、薔薇の花弁を浮かべたローズヒップ・ティ。
サンドの方はターキーまで使ってある本格的な物で。
可愛らしい桜色のピックスの刺さったそれを、暫く学長が眺めた後、
一言届いた言葉に、遠慮なく手が縦に落ちた。]
うっさい!なにが「何でお前は男なんだ…」よ。
しみじみ言うんじゃないわよ聞き飽きたわよっ。
いーじゃないの男でも趣味に拘ったって!
[この無駄に高い女子力のお陰で、
付き合う彼女には悉く去られたのはよろしく無い思い出でもあった*]
/*
うーん、現行どおりにアイパッチ着用させようと思ったんだけど(ものもらいとかで)会う人に「どうしたんですか?」って言われるのがめんどくさいな(
あえて触れずに行こうかしら。
12人目、高等部三年 リヒャルト が参加しました。
高等部三年 リヒャルトは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
――…実を言うとね。
俺、剣道に向いてないと思ってた。
[竹刀打ち交わす鋭い音、張りのある声が響く中。
体育館の片隅での告白に、傍に居た新部長が固まった。
口にしたのは「大学に進学しても剣道を続けるんでしょう?」と、何気なく問われた言葉への返答、その一部。]
― 体育館・剣道場 ―
――…実を言うとね。
俺、剣道に向いてないと思ってた。
[竹刀打ち交わす鋭い音、張りのある声が響く中。
体育館の片隅での告白に、傍に居た新部長が固まった。
口にしたのは「大学に進学しても剣道を続けるんでしょう?」と、何気なく問われた言葉への返答、その一部。]
…げ。 …すごい顔するな。
聞いたことに答えただけだし…まあ、もう引退した身だから言うんだ。
別に誰も知らない秘密だというわけでもないし、
お前が口を滑らせたりしなけりゃ、後輩達の耳に入りもしない。
今更、なにも影響はないわけだし。 だろ?
[自分の士気には影響するんですが、と、
ぶつくさと渋い顔の後輩に、苦笑した。]
遺言かなにかだと思って聞き流してくれよ。
とにかく、大学では別のことをしようと思っているんだ。
…今の所、は。
[後輩たちの稽古を見てやって欲しいと、引退した三年達に打診が来たのは少し前のこと。参加は任意だが、都合のつくOBはローテーションを組んで一週間に一、二度程度お願い出来れば、と。
既に追い出し会も終えているし、現高等部二年――これから主軸を担っていく学年が羽を伸ばせる時期にきて何故また上を呼び戻すのかと問うたが、どうやらこういう時期だからこそ浮き足立って弛み過ぎないように…との目的らしい。熱心なことだ。
進学先も決まり忙しい時期でもない。
自分には後輩のたっての希望を断る理由も特に見当たらなかったし、これまで多くの時間を過ごした場所に残りの学園生活を割くのも悪くはないと、請われたものには諾を返してここに居る。]
[ただし、他の三年がどうするかは知らないが、
自分がこの場所で竹刀を取ることはしない。
それは、現部員の最年長学年が指揮を取るべきという考えが半分。
残り半分は、自分の事情。]
[ただし、他の三年がどうするかは知らないが、
自分がこの場所で竹刀を取ることはもう、しない。
それは、現部員の最年長学年が率先して指揮を取るべきという考えが半分。
残り半分は、自分の事情。]
[舞台袖に背を凭せかけ、紙の束を丸める。
後輩はといえば自分の手にあるものよりもずっと新しい名簿を握り締め、横から視線を向けて来る。まだ先刻の言葉が気になるのだろう、問いが二、三飛んで来た。]
そうだな。竹刀を握って暫く経った頃からかな。
剣道に惹かれる物があったのは確かだし、だから入部した。
……いや、誤解するなよ。部活は楽しかった。…本当だ。
[中学高校の部活といえば青春と形容されるものであり、実際、問われればそうと胸を張れる。
この六年近く、日々練習に励みそれなりの実績も積んできた。]
でも、何かが違うってな。
上手く言えないけど、打ち込むべきはこれじゃあないだろうって、
いつからだったか思うようになって――…
[竹刀を手に取ったのも、それを振るう己に違和感を抱いたのも。
何故かを表現する言葉を持たなくて、それ以上は言葉を切って―――]
そろそろ注視するところが違うぞ、新部長。
俺の顔じゃなくて前を見ておかないと。
ま、引退までしっかり努めたんだから、もういいだろ?
あとは卒業まで後輩のオネガイを聞いて、俺ら老兵の役目はお仕舞いだ。
[じいいいっと自分に据えられた顔に気付くと、ふ、と口元に微笑を刷いて、組になって練習試合を始める部員達を視線で示した。]
…ほら、呼ばれてる。
さあ部長のお仕事だ。行ってこい。
[手にしていた名簿で背を叩き、促して。
規定よりも早い時間から自主練に励む熱心な者、開始ぎりぎりに駆け込んでくる者、様々な人の流れを見遣った。
上は高等部二年から、下は中等部一年まで幅広い年代の大所帯だ。全ての練習を一緒にというわけには行かずとも、年上がまだ年若い後輩の面倒を見るのはごく自然なことで、ざわつきながらも概ねそのように動いている。]
………こうして見ると、本当、色々居るな。
ちまいのから、おっさんまで。
[やがて響く号令と部員達の輪を、
どこか遠いもののように、また懐かしむように瞳細めた。*]
/*
わぁい! お兄ちゃん来た!
しかし15歳差って、うちの両親いくつなのかしら(
母さんが16で駆け落ちしたとしても48ね。
まぁ50前後なら妥当なところかしら。
保健室行きたいのに1時間くらい離れないと〜…。
― 保健室 ―
[さて学長のお腹を満たして追い返した後、
怪我人が運び込まれて来るまで保健室は平和である。
お菓子の時間にもまだ早いのでお茶だけを用意しながら、
小さな音量でラジオを流していた。]
ハァイあたしよ、いつも貴方の隣に!
DJシュラーフェンの
『テレビがなければラジオを聴けばいいじゃない♪』
今日も始まるわよー。リスナーのみんなー、聞いてるぅ?
ちょっと、画面の前で「wwwwww出たwwwwww」
とかもっさり芝生やしてる奴とかいない?
え?ラジオなのに画面って何だって?
いいのよいいのよ、そんな細かい事は気にしなくて。
分かってる人にはダイレクトに分かってるんだから。
さてリクエストBGM『スマラクト島は今日も嵐』が終了したところで、
今日もシュラーフェンのお悩み相談コーナー。
ラジオネーム、新入り舞楽苦麗座亞土さんから頂いたわ。
…難しい漢字使うのねぇ。ええと。
「シュラーフェン様へ
いつも楽しく拝聴させていただいてます。
先月、産まれて初めて同じ学校の女子から
バレンタインのチョコレートを貰ったのですが、
何を返せばいいのか分かりません。
周囲の仲の良い友人に聞こうと思うも、
チョコレートを貰ったのがバレると袋叩きに合いそうで相談できません。
一体何を返せばいいのでしょうか。
また、お返しが3倍返しというのは本当ですか?」
さて今日も時間が来ちゃったけど、
そろそろ学生のみんなは、春休みに入る頃かしら?
そんな宿題も無い暇そうなあなたの為に
『テレビがなければラジオを聴けばいいじゃない♪』
略して『テレラジ♪』は、放送時間を拡大して
何時も以上に不規則に、不定期に!パワーアップしてお届けするわー。
アタシへのお便りは、いつも通りポストに
テレラジのシュラーフェン様って書いてくれればオールオッケー。
郵便番号だっていらないわ。
え、届くのかって?大丈夫大丈夫。
届けるつもりが無くても、届いてるからねっ。フフフ。
それじゃあまた次回放送まで★
/*
wwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww
wwww出たwwww
って芝を生やしていたら、何故か灰が反映されなかった。
シュラーフェンの力で消滅させられたか。
えへへ〜♪
[少女は、幼馴染な少年が大好きで。
大好きだからこそ、抱き付くし。
大好きだからこそ、バレンタイン・デーに贈ったハート型のチョコにも、
白のチョコペンで『大好き』と想いを描いたほどだ。
……少年からは幼馴染としてか、異性としてかは判別がつき難いかもしれないが。]
[ウェルシュの言葉>>131には、少女はぬー、とした表情になる。]
なーんか。
ウェルシュに言葉が届いてない気がする。
ちゃんと理由とか言えば、おじさんも納得してくれると思うのに。
[学者肌の人はいろいろと面倒臭いことも多いが。
むいむいと言いながらも、それ以上の事は言わない。
これ以上は平行線になる気がしたから、というのもあるし。]
/*
>>157
突っ込みどころがありすぎるんだが、
>『スマラクト島は今日も嵐』
まだ遭難者続出してんのかあの島
wwwwwwwひどいwwww
/*
……りろーどして最初に目に入ったのが夢様ってどういうことなのwwwww
むしろなにしてんの夢様wwwwwwwwwww
……違和感ないのが一番こわい(
うきゅ。
……二箇所、解らないとこが。
[少女的に鬼門な数学の課題>>132を思い出したのもある。]
後で解き方教えて欲しい、な。
[最低限の解き方を幼馴染に教わって、後は自力で努力するのが常となっている。
その方が自分の力になると信じているから。**]
/*
>>156
wwwwwwwwwwwwwww
わかっていらっしゃるwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww
噴くよ噴く。
これはwwwwwwww
あいかわらずwwwwwwwですねwwwwww
シュラーフェン様wwwwwwwwww
/*
しかし。
先生枠行くべきだったかなーと思っていたんだよな。
ツヴィンガー元上官と茶飲み友達になりたかtt
んでも、力戻して死んでいる部分とか、
割と早期に輪廻に入ったであろうところとか、どう消化・昇華出来るか分からなかったから楽な方に流れてしまったのでした。
こうなったら保健室には何としても行きたいところ。
─ 中庭 ─
[声をかけた友人がこちらに振り返る>>117、その肩にいるモノアイに視線を合わせて。
返答を聞くと、ぱちくりと瞬き。]
トカゲの尻尾?
占いに使うの?それともラッキーアイテム?
[友達になった最初の頃は驚きもしたけれど今はもう慣れっこな理由を問いつつ、辺りを見回してトカゲを探しかけて。]
……は?
[お財布も落とした、と聞いて更に目を見開いた。後。]
─ 中庭 ─
トカゲより先にお財布優先しようよ…!
僕も一緒に探すから!
トカゲも探すけど、お財布落としたのはもうちょっと慌てようよイリス!
僕のラッキーカラーとかそういうのは後でいーから!
[のほほんとした様子の彼女よりもこっちが慌てて探し始めて。
トカゲは(02)分、お財布の方は(10)分ほどで見つかった、かもしれない。**]
[バレンタインにもらったチョコレート。>>161
そこに書かれた文字の意味に、物凄く、物凄く悩んだのは、余談。
悩みすぎてとりあえず、
「バレンタインのチョコに書いてある言葉って、どういう意味なのかなあ」と。
ぼかしぼかし従兄に相談したら、なんかいつもと違ったものを感じた気がしたので。
結局、クラスメートに相談されたんだ、と誤魔化しつつ、最終的には話を逸らしたりしたのだが]
……え。
そ、かな。
[言葉が届いていない、といわれて>>162、瞬きひとつ。
更に言葉が継がれたら、きっと平行線になっただろう、けれど]
[課題の話に対する反応>>163に、こちらもわがままの話は横に置く]
ん、わかった。
じゃ、急いで行こうか、のんびりしちゃったしね。
[解き方を乞われ、笑って頷く。
いつもと変わらないやり取りは、理由はよくわからないけど、ほっとできるもの。
幼馴染とのそれに限らず、周囲の人たちとのごく日常的なやり取りは、ふとした瞬間に得難いもの、という感覚を覚えるもので。
理由はわからなくても、大切にしたい、と。
ごく自然に、そう思っていた]
[そんなやり取りをしながら教室につくと、剣道部に所属するクラスメートから声をかけられて]
あ、おはよ。
……え?
[聞かされたのは、高等部3年による指導の話。>>151
きょとん、としたまま、数回瞬く]
あ、うん、わかった。
今日は楽部、自主練だから、そっちに出るつもりだったし。
教えてくれて、ありがと。
「今日は出るんだな、りょーかい。
……デートに夢中になって忘れんなよー?」
んなっ……なんだよ、それ!
[こんなからかいの言葉が投げられるのも日常で。
それにムキになって噛み付くのも、やっぱり日常]
……っとにもう。
[逃げていくクラスメートをジト目で見送った後、はあ、と一つ息を吐いて]
……とりあえず、課題の方。
片付けちゃおうか?
[幼馴染の方を振り返って問いかける表情には。
ほんの少しだけ、複雑そうないろが滲んでいたとかいないとか。*]
/*
まだ中の人がお夕飯食べてないから参戦できないとゆーね…
あと昨夜はうっかり確認し忘れたけど、ツィスカさんとかウェルシュさんの呼び名。
勝手にリセの呼び方真似させてもらっちゃってて&動き難くさせちゃってたらごめんねという…
兎猫さんにはここのとこ甘えてばっかだからなぁ。
――この
お調子者ぉーーー!
[続いた台詞になんかのゲージが振り切れた。
頭のてっぺんまで真っ赤になって、持っていた黒トカゲのぬいぐるみを大リーグボール一号並のフォームで投げつける]
褒めるかからかうか……どっちかにしてよ。
[笑い声に、僅かに唇を尖らせて、ぼそぼそと。
髪を指で梳く。
何もないうなじに、指で触れた]
寂しくなるわね。
[教室で、振り返れば二人が並んで座る姿も、卒業すればもう見られない。ちょうどその話をしていた。だから妙にしんみりしてしまうのだけれど]
……まったくもう。
[軽い口調に苦笑混じりのため息ひとつ。
言葉少なく二人を見ているものの]
腐れ縁って切れないものよ。
[こそりと呟いた言葉は、二人に聞こえたかどうか]
[その後も関わっていく宣言は聞こえていたけれど、そのときの動揺はほとんど無く、いたずらっ子を見るような目になったとか]
定番のおさぼりコースね。
[あくびをするカークに笑って、青い空を見上げてみる*]
― 廊下 ―
あ、と。
保健室寄らなきゃ。
[教室へと向かう途中、ふと思い出して肩にかけた鞄に手を当てる。
その中に入っているものを届けるべく、進路を保健室へと向けた。
パタパタと、駆け足で廊下を進んで、目の前の曲がり角を曲がれば保健室言うところまで来た時のこと]
えと ぁの その
[心の準備も何も無く遭遇したせいで軽くパニックに陥る。
やや走る態で廊下を進んでいた負い目もあり、何を言えば良いのか分からなくなって]
[勢い付いての挨拶に学長は最初呆気に取られていたが、直ぐに小さく笑って挨拶を返してくれる。
気をつけるんだよ、の言葉を残して学長は去って行った]
はぅ……変なとこ、見られちゃった…。
[去り行く学長の背に見惚れるも、直ぐに羞恥で泣きたくなって来て]
― →保健室 ―
ヴィッグ兄さぁん!!
[バターン!!と保健室の扉を勢い良く開けて、実兄である養護教諭のところに泣きそうな顔で駆け込んだ]
/*
ヴィッグ兄の女神ネタは健在だったww
投稿するかは悩むところだけどw
バレンタインネタをどうするか悩みつつ、兄さんとの絡みを楽しみたいわー。
うん、そう。
[こくり、とわがままに関する事>>166に一つ頷きを返し。]
うん!
[ぱぁ、と幼馴染の返答に笑顔で返した。
クラスメートのやり取り>>169には、こてりと首を傾いだだけだったのは、ご愛嬌?]
うん、あともうちょっと、だしね!
[こちらを見た幼馴染の表情に浮かんだ滲んだ複雑ないろに、
こちらはきょと、として。
一度だけ頭を撫でた。
……少年が嫌がる事を知っているので、
少女はなるべくやらぬようにしているのは余談。]
― 保健室 ―
っと、あらアプ。
[何気なくカップの縁に物憂げに指を沿わせていた最中、
少し騒がしくなった廊下の気配に視線を流すと
駆け込んできた歳の離れた、最愛の妹の様子に目を丸くした。]
どうしたのよ?そんなに慌てて。
ほら、綺麗な髪の毛も乱れちゃってるわよ?
[朝は丁寧に結んであっただろう髪が、所々はねている。
梳かしてあげるからいらっしゃいと手招きしつつ、
さっきまで学長が座っていた椅子に座らせた。]
― 保健室 ―
っと、あらサティ。
[何気なくカップの縁に物憂げに指を沿わせていた最中、
少し騒がしくなった廊下の気配に視線を流すと
駆け込んできた歳の離れた、最愛の妹の様子に目を丸くした。]
どうしたのよ?そんなに慌てて。
ほら、綺麗な髪の毛も乱れちゃってるわよ?
[朝は丁寧に結んであっただろう髪が、所々はねている。
梳かしてあげるからいらっしゃいと手招きしつつ、
さっきまで学長が座っていた椅子に座らせた。]
― 保健室 ―
[女子力の高い兄のお陰で身嗜み等はきちんとするようになっている。
兄の方が女子力が高いと言うのは問題かも知れないが、自分の中ではそれが普通であるため、頼ることも多かった。
その兄の指導の下、綺麗に整えられるようになった髪が崩れているのに気付かないほど、動揺は酷い]
いっ、いま、そこで学長と、鉢合わせて…!
[そこまで言って、また、うわぁん、と今度は完全に泣き始めた。
学長に会えたと言うのに泣いているため、よろしくないことが起きたと言うのは知れるだろう。
手招きには素直に応じて、勧められた椅子へと座る]
卒業単位は足りたからな。
あとは消化試合だろー。
多少サボっても平気平気。
[ということで、ばっちりサボる気だ。
その後は、屋上のどこかで、寝ているやもしれぬ。**]
― 教室 ―
……なんで、そこで撫でるかなぁ。
[撫でられるのは嫌いじゃない。
嫌いじゃないが、複雑なものがあるのは否めないから、幼馴染になでられて>>185、表情がびみょーなものになった。
それでも、違うところで気持ちは上向きになっていたから、比較的復活は早かったが]
[課題の解き方を触りだけ教えて、その様子を見守る間、右の手は無意識、胸元に。
制服の下には肌身離さぬ形見のペンダント──その中に納まっているのは一家の写真、というのは。
身近な人には知られた事ではある。
ちなみに、父も同じものを持っているのだが、中に何が納められているのかまでは、知らない。
さすがにそっちは覗けない、とも言うが]
/*
(191) 2013/03/03(Sun) 21:35:03
(192) 2013/03/03(Sun) 21:35:05
すっごいニアミスwwww
さて。
時間軸移動のタイミングが掴めないのはどうしようか……!
もうすぐ落ちなきゃなんないしなぁ。
だって、なんか困った顔してたから。
[幼馴染の表情がびみょーなもの>>192に変われば、
こちらはしょもん、としたものに変わって。]
― 屋上 ―
いや、変というか。とりあえず時と場合によってはもう一度してる。
[瞬きするロシェル>>137へとぴしっと指を弾くよにして、でこぴんをする振りをしてみせつつ]
まーな。
[指が多いことで偏見をもたれることが多かった身としては、大事な人間とそうでないものの選別は激しくくっきりとしているから迷いもない
「すごく」気さくで留めてくれる>>138にはなんとも言えない表情で頷く
むしろ非常識の域になっていやしないか。とあるが、あまりむしかえしてしまいたくはないので、ここで曖昧な同意を残したのだ]
甘いものは別腹ってのを体現してるからな。
[こわいこわいとばかりにわざとらしく身を竦める。
それからどうするか。ロシェル>>140にもこれといった意見はないようで、変にこまかくぬいぐるみごと首を傾げるのに噴き出しそうになりなっていたところで、騒がしいの>>141のがやってきた]
― 保健室 ―
[歳の離れた妹の面倒は、家を出るまで続いていて
特に「髪は女の命」と常々手入れ等念入りに伝授ならびに指導した為、
今では同性でも見惚れる程の艶のある美しい髪に成長していた。
結い方も、一人で結ったにしては見事、と褒められる位である。
泣かれると弱い。ぽんぽんと何度か頭を叩いてあやしながら、
レースのハンカチを彼女に渡し顔を拭くように言うと、
涙ながらに訴える話を聞いて、ああと合点がいった。]
ああ学長、さっきまでソコに居たから…。
[鉢合わせたとの返答に、うっかりぶつかりでもしたかと、
大よそ正解に近い所を予想しながら、素直に椅子に座った妹の
髪の結び目を一度解き、撫で宥める代わりに、
美容院で使うような大き目のブラシで梳きはじめた。]
可愛い子ってな…
[否定はしないが、直後に学園中に響きわたる声>>142に咄嗟に耳を塞ぐ。
そのあとの堂とした言葉にを呆れ目でみる。
といってカークばかりが無神経というのもはばかれる。そんな黒トカゲのぬいぐるみとかもってたらそりゃばれるものだと向ける目はぬいぐるみを投擲するロシェル>>172にもあった]
そりゃまぁ、深ーーい仲だからなぁ。
[ロシェル>>173が呼吸を落ち着けている横で、軽い調子でいうカークに>>143返す言葉は、余所からきけば勘違いする表現でもカーク>>143には通じるだろう。
拳で語ることになったのは無駄ではない…のだろう。多分]
[課題の解き方の触りを教えてもらえば>>193。
真剣な表情でそれに取り組む。
…頭は悪くないはずなのだが、数学が鬼門なあたりなんともはや、である。]
……ウェルシュ?
[一段落ついた時に幼馴染を見上げれば、未だ胸元に手をやっていただろうか。
胸元にあるものも、その中にある写真も知っている。
そっと手を伸ばして、頭に手を乗せようと。]
でも、そんなに気にしなくても大丈夫よ。
よっぽどの事でない限り、学長は気にしないんだし。
[よっぽど、の8割は、自分の学説に関する事だとも思っているが。
妹を元気付けるように髪を梳きながら、今度は細身の櫛で丁寧に分け目を作ってゆく。]
― 屋上 ―
いや、変というか。とりあえず時と場合によってはもう一度してる。
[瞬きするロシェル>>137へとぴしっと指を弾くよにして、でこぴんをする振りをしてみせつつ]
まーな。
[指が多いことで偏見をもたれることが多かった身としては、大事な人間とそうでないものの選別は激しくくっきりとしているから迷いもない
「すごく」気さくで留めてくれる>>138にはなんとも言えない表情で頷く
むしろ非常識の域になっていやしないか。とあるが、あまりむしかえしてしまいたくはないので、ここで曖昧な同意を残したのだ]
何が寂しくだ。心にもねーこというな。
[清々するとでもいうように、隣にいることが少ない男>>144を見遣る。]
へいへい。お前も迷惑かけねー程度に元気でな。
[しんみりするのも馬鹿らしいあっけかんとした態度。
似合わない言葉を吐くこともなく素っ気なく別れの言葉をするこちらもあっさりとしたもの。]
…だな、その時はその時だ。
[このときロシェル>>175の言葉を深く考えずカーク>>190に同意したが、そもそもロシェルと付き合ってく時点で関わりがもてない位置にいくということはなく。
更に進学した大学と、カークが就職をした会社が隣だというのを知るのはほんの少し未来のこと。腐れ縁おそるべし]
だからって、なでる事ないでしょ?
[しょもん、とされて>>194、あ、心配かけてた、と気づくと表情は少し和らいだ。
課題に取り組む様子>>199には、口を挟む事はしないで最後まで見守る態でいて]
ん、なに?
[一段落した時にも、手の位置は変わらない。
この時期になると増えるこの仕種は、本当に無意識のものだから。
だから、手が伸ばされた理由に気づけず、それを避ける事もなく]
― 保健室 ―
[さめざめとしながら兄の好意に甘えて。
差し出されたレースのハンカチ>>197を受け取って、拭うのではなく抑えるようにして涙を拭いた。
擦ると後で眼が酷いことになるのは過去に既に体験している]
えっ、学長、ここに来てたの?
[どの道学長と遭遇する羽目になっていたと知り、もっと早く来ていれば良かったと思う。
けれど、結局は似たような結果になっていたに違いない。
心の準備無しに学長と会うことに変わりは無いのだから]
うぅ……変に取り乱したところを見せちゃったわ…。
[想う相手に良いところを見せたいと思うのは誰しも思うことだろう。
アプサラスとて例外ではなく、その逆の姿を見せてしまったことにさめざめと泣いた。
髪が解かれブラシで梳かれ始めると、その一定の動きに少しずつ落ち着きを取り戻していく]
そう、かしら。
[兄からの励まし>>200を聞いて、不安げに声を紡ぐ。
けれどバレンタインの時を思えば、それも納得出来そうだった。
ハート型のチョコに文字を入れる、なんてことはせず、兄譲りの菓子作りの腕を活かして高級感溢れる一口チョコ作って渡したのだが。
あの時の反応はこちらの想いには全く気付いていない様相だった。
意識もしていないなら、確かに気にもしないだろう]
ま、それは否定しない。
[どうせ卒業間近。やることが決まってしまってるものからすれば消化試合というのは正しく自分も授業という名の自習に参加する気もおきない]
んじゃ、俺はどっかいくわ。またな。
[屋上で昼寝するのかしないのかなカークに対してロシェルはどうするつもりか、ともにいくならば特に拒否もしないが、特に目的もなく屋上を後にした]
― 中庭 ―
[>>164 モノアイが円らな瞳っぽい一眼レンズでフレデリカを見つめてぱちぱちと瞬いた。]
はい、ロシェ姉様のラッキーアイテムなのです。
きっとそろそろ告白すると思うんですよね。
だったらやっぱり妹心としてはですね、ラッキーアイテムはもたせてあげたいじゃないですか。
[きゅっと両手の拳を握ってキリっとして言った。
お節介なのは姉の思い人の普段の様子から告白が一大イベントになりそうだと知っているからか。]
あっ、フレデリカさんも一緒に探してくれるんですか?
ありがとうございますっ!
[うきうきしながらトカゲ探しに再び精を出し始めたら、>>165 やっと突っ込んでくれる人がいた。
だが当の本人は危機感ゼロで首かしげ]
え、お財布ですか?
ええまあ、定期とか家の鍵とか小銭とかクーポンとか写真とか入ってますけど、
まあ拾ったら誰か届けてくれるかなあって…
[札は入ってないらしい。]
ですが、いいですか。
トカゲの尻尾は拾っても誰も落し物として届けてはくれません。
[とか真顔で言ってるうちに、2分でトカゲの尻尾、10分でお財布を探し当ててくれた。
ありがたい友人である。]
わああああ、ありがとうございます!
これで姉様を思う存分けしかけられますねっ♪
フレデリカさんも、告白するなら是非ラッキーカラーの下着を身につけてくださいね。
[財布を適当にバッグにしまうと、トカゲの尻尾をうれしそーに握りしめた!
見た目と雰囲気に反してゲテモノ余裕な様子は初めて見た人はドン引き間違いなしだ。]
あっ、朝礼はじまっちゃいますね!
急がなくっちゃ!
[と言うと、フレデリカの手を握って、自分が散々中庭探索させたくせに、急かすように教室へと向かうのだった。]
…撫でるのがダメなら、慰めるときにどうすればいいの?
[しょんもりしながら、少女なりの反論を、少年>>203に試みる。
へんにゃりとした表情>>204は気づいているけれど。]
あのね、ウェルシュ。
辛いとか、悲しいとか、さ。
そういった弱音があったら、言って欲しいな。
あたし、ウェルシュの弱音だったらいくらでも聞くから。
傍にいるなら、ウェルシュの傍がいい。
[心からの言葉を紡ぐが。
それを聞いた周りのクラスメートは、この天然…、殺し文句すぎる…などと、ざわついていたかもしれない。]
ま、それは否定しない。
[どうせ卒業間近。やることが決まってしまってるものからすれば消化試合というのは正しく自分も授業という名の自習に参加する気もおきない]
んじゃ、俺はどっかいくわ。またな。
[屋上で昼寝するのかしないのかなカークに対してロシェルはどうするつもりか、ともにいくならば特に拒否もしないが、特に目的もなく屋上を後にした]
― 保健室 ―
今日はコーギー君が冷たいー、って愚痴りに来てたのよ…。
あと朝食抜いてきたっぽいから、ご飯食べにねぇ。
ったく、此処を何する場所だと思ってるのやら。
[溜息つきながら、それでも愚痴を聞いたり食事を出したりと
助けはするのだから、我ながら人が良い事だとは思う。
驚いたような声と様子に>>205、保健室で会ってたなら…
自分が居る分多少の緩和はされたかもしれないがと思いつつ、
とはいえ既に流れた過去は今更どう言っても変わりはしない。
その間も髪をいくつか束にして、
何本かは丁寧に編み込みながら、先ずはお団子を二つ作る。]
[>>206さめざめと取り乱した所を見せたと言う妹に、苦笑してしまう。
あんなでも学長なのだ。友人にしてみれば、10代の少女の少々突飛な行動も、きっと若さ故で片付けてしまうだろう。それくらいに長い事、学生を見つめてきたのだからと。
とはいえそれを態々、妹に説明はしない。
笑った姿も見られたら拗ねるだろうから、後ろに居て良かったとひそり思う。
それでもまだ不安気に、>>207心配そうな様子の妹に、ふと思い出したように話を振る。]
そういえば、サティ、学長にチョコレートあげたでしょ?
感想聞いた?褒めてたわよ、すごく美味しかったって。
[自分に言いに着たのは、単に顔をあわせる機会が会ったのと、
アプサラスと兄妹だからという配慮からだろう。
妹を褒められると兄心としては嬉しくもあり、
本人に言ってやってと、妹の想い人兼友人には言っておいたが
この調子だと、まだ直接は言っていないかもしれない。]
ホワイトデーにはきっとお礼が来るでしょうし、
それにええと…何だったっけ。また学長、何かやるんでしょ?
顔会わせる時に変な顔してたら、向こうが逆に変に思うわよ。
[さっきの学長からの話と、最近の妹の行動から
おそらく今度の事も手伝いに良くのだろうとあたりをつけながら言う。]
[赤いリボンも一緒に編み込み、
最後にお団子の周囲にくるりと巻いておいた。
シンプルだが血の様に深い色の赤は、単に自分の趣味だったが。]
さ、髪の方は出来たわよ。
綺麗に編んどいたから、{3}割増しで美人になったわよ。
[はい、と確認するよう手鏡を渡して、
もうひとつ大きな鏡を後ろに掲げて背後が見えるようにした。
綺麗に編みこまれたお団子から、綺麗な髪の束が流れている。
家を出てからなかなか弄る機会が無かった為、少し懲りすぎたかもしれないが、出来栄えには満足がいっていた。]
― 教室 ―
[手を引いたフレデリカは共に教室に来ただろうか。
彼女が部室に寄ってから行くと言うのなら、先に一人で教室へと向かっただろう。]
卒業式…もうすぐかぁ…
[教室の机の上。授業中、口の中だけで呟く。
顔は前を向いているが、モノアイはグラウンドに植えられた桜の樹を見つめていた。
やがて午前の授業が終われば、一つのびをして弁当箱の包みを持って立ち上がるだろう。]
― 教室 ―
いや、どうすれば、って聞かれて……って。
[反論>>213に、どう返そうかと困っていたら、続けられた言葉。
幼馴染の気質を思えば、純粋にこちらを案じていてくれるんだろう、というのは、わかる。
わかるのだが。
なにもこんな所で言わなくても、というのが先にたって、上手く言葉が出てこなくて]
えと、その。
……ありがと。
[短くぽそり、と言うのが精一杯だった。
その様子に、外野が楽しげに反応するのは予定調和であり。
それで、どこか何かキレたりするのも、まあ。
いつもの事であり]
……おま、えら、ね。
あんまり騒がしいと、ちょっと怒るよ!?
[照れ隠し半分、その場からの逃亡半分を理由に噛み付きに行って。
始業ぎりぎりまで騒いだ挙句、まとめて怒られるのもまた。
よくある日常の風景だった。**]
― 屋上 ―
んー、いい天気。
[モノアイは実は燃費があまりよくない。
そして、脳への負荷もそれなりにあって、常時接続していると疲労が蓄積するのだ。
というわけで、半日たつと一度休止モードにして、ポータブル充電器へとつないでいた。
目が見えなくても、この陽気なら天気が良いことは肌で感じ取れる。]
[むに]
………
あら?
[生来の熱量質量感知で歩くので不自由はあまりないのだが、如何せん足元は注意していないと認識し逃す。
つまり、此処でサボって熱転がっている生徒がいたなら、踏んずける可能性は十分あった。
それがカークかどうかは、声を聴いてみないとこの状態ではわからない。
が。]
あ、どこのどなたか存じませんが、すみませんっ。
[とりあえず慌てて謝っておいた。]
― 保健室 ―
コーギー君?
…ああ、ウェルシュ君。
そう言えば、さっきも釘刺されたなぁ…。
[呼び名が直ぐにはピンと来なくて、少し考えた後に答えに行き着く。
彼の名を聞いて先程のことを思い出しつつ、何する場所だと思ってるのか、と愚痴る兄の言葉>>216に視線は充実したキッチンへと向いた。
作ってくれる人が居るなら頼ってしまうというのは、同類であるために良く解る。
口には出さなかったけれど]
[髪を直してもらう間、兄の顔が見えなかったのは兄にとって救いだったことだろう。
笑われたと知れば、確実に頬を膨らませて居ただろうから]
え? あ、うん…。
[唐突に振られた話題>>218には、少しドキリとしながら肯定を紡ぐ。
何か言われたのだろうかと不安げにしていたのだが、続いた言葉に喜色が浮かんだ]
ホント!?
良かったぁ…。
納得行くまで何度も作り直した自信作なの。
[安堵の笑みを浮かべて大きく息を吐く。
ちなみに兄へはきちんと作った別の物を。
作り直しで溢れた失敗作(と言っても味は確か)はクラスメイトや部活の男子部員などに義理チョコとして配られている]
感想はまだ聞いてなかったの。
研究始めちゃうとそれどころじゃ無くなっちゃうから。
ああでも、良かったぁ。
[直接ではなく兄経由からの感想であることは少し残念だったけど、美味しいと言ってもらえたのは嬉しくて。
泣き顔は掻き消え、幸せそうな表情が浮かんでいた]
お返し……貰えるかな。
あ、うん。
発掘物譲ってもらったから、春休みに解明と研究で合宿するの。
……そうね、気持ち、切り替えなきゃ。
[失態を晒した恥ずかしさは残るけれど、研究の邪魔はしたくないし、自分も研究に集中したい。
兄の言葉に気持ちを落ち着けて、大丈夫と言う様に頷いた]
わぁ、ありがとう兄さん!
[綺麗に整えられた髪>>219に嬉しげな笑顔を見せる。
合わせ鏡で確認すると、自分でやるよりも数段綺麗に纏められていた]
こんなに凝った結い方を短時間で出来るなんて…やっぱり兄さんは凄いわ。
今度結い方教えてね。
[兄が一人暮らしを始めるまでは手解きしてもらっていたけれど、それ以降は自己流でやらざるを得ず、こうして結ってもらうのも久し振りだった。
嬉しげに何度も綺麗に結われた髪を眺める]
― 中庭 ―
[さぼりと行っても学校を抜け出すこともしないのだから、まるきし初心者レベルである。
授業をしている教室の前を歩いてみたり、静かな部室を覗いてみたり、薔薇園を歩いてみたり]
しかしまた奇妙な物を貰ってきたみたいね、学長。
[中庭の桜の木の下でお昼ご飯のサンドイッチを広げながら、考古学研究会室の方に目を向ける。ここからでは、見えないが]
― 屋上 ―
[特に目的ももたず、邪魔にならない程度にぶらついた後に昼の時刻になって戻ったのは再度屋上。あいつもしかしたらまだいるのか?などとも思ったのは少しの間で、常の待ち合わせ場所へと向かう。]
よっ、イリス、待たせたか。
ってどした?
[もう一人の幼馴染にて恋人のイリス>>226へと声をかけたところで、どうやら踏んづけてしまったらしい仮称物体Aをしげしげとみて]
死んでないから問題ない。
[物凄くあっさりという。
誰であれ堂々とサボッてるやつに気遣う心は持ち合わせてなく、屋上のベンチへと誘った]
どういたしまして。
[短い礼>>222も気にせず返礼したはいいけれど。
周りに噛み付きに行く>>223のを、不思議そうに見ているのも。
日常の風景の一つ、だった。
お昼の時間になれば、幼馴染にお昼ご飯を一緒に食べないか、と聞いて。
断られれば、姉たちと食べようと移動する心算。**]
― 屋上 ―
あ、ディーク。
いえ、今踏んづk 来たところです。
[ディークの気配に振り向くと、光を映さない瞳を向けて嬉しそうに微笑む。]
そうですか、死んでませんか。
ならいいですね。
[カークならトカゲの尻尾をロシェルに届けてもらおうかと思ったが、お腹がすいていたので確認はやめた。
のほほんと同意するとベンチへ。]
今日のお昼はサンドウィッチで、サーモンのと、ツナのと、薔薇ジャムのです。
ディークはなんですか?
[今頃中庭でお昼を広げているであろう姉と同じメニューであるが、具まで同じかははたして。]
[6年もこの学校にいれば、考古学研究会に所属しなくても学園長のそういった噂は耳にしないはずが無く]
ライフワークってことなのよね。
[自分も、卒業後の進路上、過去の遺物とか歴史に興味はあるが、さすがにあそこまでのめり込めるかといわれれば否である]
大体私――
[頬張ったサンドイッチはサーモン。
ちょうど半分に切ったパンの、右がイリスの分で左が自分。多少の具の偏りはあっても、同じ味、同じサンドイッチ]
― 屋上 ―
そうそう、問題ないしお前が乗ったぐらいで潰れるような柔なこともないだろ
[光を映さない瞳>>236を見つめ返しながらあまりにあっさりとした態度にどうこういうこともなく。
無理に手伝うこともしないが、さりげなく足元に注意を払いながら、ベンチへと座る。
サンドイッチの内容は姉妹同じなのだろうとは既に思うこともなく]
俺は近くの弁当屋までいって弁当買った。
[学園外へとちょっと脚を運んだ弁当屋にて運動部などが愛用する弁当屋のことを指す。
この時間にいって混む前に戻れるのは、一重にさぼれるおかげであり、熱探知ができるイリスには袋の中の容器をあければ湯気がでるだけ暖かいものがあるのがかんじれるだろう。]
― 保健室 ―
そーそ、誰だったか、そんな風に呼んでる子が居てねぇ。
確かに犬っぽいからねぇ、あの子。
[誰が言い出したかまでは覚えていない。
ひょっとしたら密かな呼び名という奴かもしれない。
流石に当人に直接は言わないが、
時折こうして零れ出る程には似合っていると思っている。]
あら釘刺しって?学長甘やかせるなって?
まぁ確かに、ここで食べさせるのは良くないんだけど…
食べなくて倒れられるのはもっと困るからねぇ。
[最初はそうならない為の設備だったのだ。最初は。
それが趣味で充実していったのは、まぁ自分がここに赴任してから見える未来だったか。]
[可愛い妹が頬を膨らませる程度なら、逆に笑っていたかもしれないので、見えなくて正解だっただろう。
>>228微かに見えた動揺が、>>229喜びに変わる様に今度は後ろで笑み深くした。]
フフ、アタシにくれたのも美味しかったものねぇ。
[その場で食べて感想は伝えてあるが、重ねて言う。
掛け値なしで褒める程度に妹も腕は良いのだ。
ちなみにバレンタインには自分もチョコレートを配った。
当然のように趣味の産物で、妹と両親を筆頭に、保険委員や、当日たまたま来た学生にまで、作った分は全て配っている。
ついでに1個ももらえてない男子への救済措置、という意味もあり。
プライドかなぐり捨てて食べた男子は、来年も来る程度に出来は良い。]
あらそう、じゃホワイトデーに改めて、かしらねぇ。
[>>230>>231研究最優先の友人だから、止む無しと理解はするも、
妹を蔑ろにするアホは蹴ってやれば良かったかしらと内心思ったり。]
きっちりお返しはするのよー、学長は。
結構、先生方からも義理を貰ってるからねぇ。
[立場上、義理の量はおそらく最多だろう。
その為お返しは全員にきっちり返す…ように言ってもあるし、おそらく生前奥さんに言われもしたのだろう。
ちなみに自分にも毎回の如く貰うのだが、
食べ物じゃなくてキッチン用品にしてくれとの注文をつけている。
友人相手なぞ実優先で十分だ。]
そうそ、その話もさっき少ししてたのよね。
[>>231妹が学長の影響で、そっちの道に走り出したのは知っている。
正直な所、あまりに突然そっちの道に走ったように見えたので、
初めは不安があったが、始めてみればどうにも板についているようで
巡り合わせとは不思議なものねと思ったものだ。
とはいえ。]
……変な事にならないように、十分気をつけるのよ?
[過去に何度か変なことになっているのを目の当たりにしている為、
不安がないわけではないし、学長がいるから余計に安全とか言い難い。
本音を言えば何かあったら直ぐ逃げてほしいのだが、
なまじ腕っぷしに自信のある妹が、素直に聞くとは思えない。
心配そうな顔をしてみるも、
結った髪を無邪気に喜ぶ妹にはまた笑みが落ちた。]
[姉と半分に切り分けられたサンドウィッチを一口頬張る。
ちなみに、自分はあまり料理をしない。
モノアイを安定的に利用できるまでは危ないからとあまり台所に立ち入らせてもらえなかったし、利用できるようになってからもなんとなくやっていない。
それでも姉の応援に行く日はせっせと不器用なおにぎりなんかを作って見せたりもするのだが、お世辞にも料理上手とは言えないだろう。]
お弁当ですかぁ。
さてはサボりましたね?
3年生はいいなぁ。
[羨ましそうに言い、もう一口。]
ディークは自分でお弁当つくってくればいいんですよ。
私ディークの作るからあげ大好きですから。
[食べる気まんまんのことをさらっといいつつ]
ん〜、サーモン美味しい。
一口味見します?はい、あーん。
[食べかけのサンドイッチをごくあたりまえのようにディークの口元へと寄せた]
─ 朝・中庭 ─
あぁ、お姉さんのなんだ。
それじゃ見つけないとだね。
[キリッとした顔でこちらの問いに答える友人>>210に、頷きつつ。
告白先が先程大人げないやり取りした相手と知っていたなら、ちょっと微妙な顔にはなったかも。
知らなければ、妹心はなんとなし分かると笑顔で一緒に探し始めるも、追加情報で財布紛失聞けば表情が変わって。]
─ 朝・中庭 ─
おうちの鍵とか定期とか無いのは充分困るよ!?
や、そりゃ校内なら誰か届けてくれるだろうけど…っ
[あまりに暢気な友人にもうちょっと危機感持ってと言い募ろうとしたが、真顔で返される>>211と言葉を一瞬失って。]
……わかった。
トカゲもお財布も、一緒に僕探すから!
だからイリスもせめて両方気にして!
[と、根負けしたよにお願いすると辺りを探し。
10分後何とか両方見つけられたので、はああああと安堵し深い息をつき。]
どーいたしまして。
てゆーか、お財布もっとちゃんとしまって…。
[トカゲの尻尾を握ってることには特に何にも思わないのは慣れの賜物。
にこにこ笑顔の友人からのお礼>>212には、脱力したまま注意を促したのだが。]
どーいたしまして。
サティの髪は綺麗だから弄り甲斐があるのよねぇ。
ふふ、自分でやるのは少し難しいわよぉ。
でもそうね、今度の休みに家に帰った時にでも教えてあげるわ。
[>>232お願いにはそう応じながら、鏡と櫛はしまっておいた。
一人暮らしとはいえ、実家からはそう遠くない所で暮らしており、
実家にはわりと頻繁に顔を出していた。]
そういえば、何か用事があったんじゃないの?
[学長に鉢合わせて泣きにきたにしては、
遭遇した場所が教室からは遠い位置だっただろう。
自分か、あるいは別の誰かかはわからないが、そう問いかけた。]
─ 朝・中庭 ─
した…っ!?
[何かとんでもないこと言われて固まった。
よりによってなんでそれ、とかツッコミも入れる余裕もない。
なにより告白というかもうプロポーズも済んでたりもするだとか。
まぁ幼稚園児だった頃の話だから相手は覚えてないかもだし、あれをプロポーズと言って良いかどうかも微妙なところではあるが。]
…え、あ、ちょ!?
い、行くからひっぱっちゃダ…こ、転んじゃうから!
[脳内で思考がぐるぐるし始めたところでイリスに手を握られて。
引っ張られながら、教室へと向かいそのまま授業になだれ込むこととなった。]
[お弁当の封をあければ美味しそうな香りが広がる]
さぼれるからいいとかいってるんじゃねえよ。ってかこの時期は教師も何もする気がないんだからいいんだよこれでな。
…んー…気がむいたら?早起きして作るのめんどくさいし、また今度、な。
[食欲旺盛なこと>>244に内心で苦笑する。
ちなみに一人でいることが多いため料理ができるが自力で弁当まで作るのは稀。理由は惰性。
でもイリスが姉の水泳大会を応援しにいくときなど不器用にオニギリをつくってる横で色々手伝わされるぐらいにはできてしまうのは余談]
ん?ならくれ。
[口がついたものでもこちらも戸惑わずに、あーんしてもらって口に運んで咀嚼をして]
……辛っ……マスタード効きすぎだろう。
[同じような目に合ってる人>>241がいるのを知らず、染みるのを堪えるように口元を覆いつつ誰が作ったんだかとはなんとなく想像がついてるので口にはせず]
とりあえず今はこっちで我慢しとけ。
[ほれと、こちらもあーんして唐揚げを口に運んだ]
[マスタードたっぷりのサーモンサンドをディークにあーんした後、辛いというのに不思議そうな顔をした。]
そうですか?
言われてみればそんな気もするような。
でも……姉様の作ってくれたものならなんでも嬉しいからいいの。
[のほほんと言う、いもうとは味オンチ。]
仕方ないですねえ、お弁当屋のおばさまのからあげも美味しいですから、今日はそれで手を打ちましょう。
[えへんと偉そうに言うと、箸で差し出された唐揚げをぱくりとたべたのだった。**]
…思いがあったからって変わらんもんは変わらんだろう。
[とはいっても、自分宛なわけでもなく。のほほんというイリス>>251にぴしゃりと返しつつも、自分もちゃんともらったものを食べて飲み込む]
偉そうにいうな。まったく。
[差し出された唐揚げを頬張るのをみて呆れて見つつも]
あー、そういや考古学部やらのほうでまた変なもんがらしいな。変なことになんなきゃいいけどよ。
[イリスが口をつけた箸で戸惑わず自分も食事をはじめつつ、どこぞの情報通から得たことを口にしながら、昼食を食べていった**]
― 保健室 ―
犬っぽいのは……まぁ、否定しない、かな。
[>>239 当人に言えば拗ねるような気もするけれど、あまりにも似合うため、クスと笑ってしまう]
うん、学長のためにならないからって。
ホント、しっかりしてるわよね。
[自分も心を鬼にして言わなければいけないのかもしれないけれど、そこは惚れた弱み。
あと少し、なんて言われるとつい許してしまう。
それが積み重なりずるずると、更には自分も付き合って長引かせてしまうのだからどうしようもない]
─ 教室 ─
[友人のおかげで最初ちょっと落ち着きが無くなってたものの。
午前の授業が終わる頃にはいつも通りに戻っていて。]
いってらっしゃい、彼氏さんによろしくねー。
と、僕らも行こっか?
お腹空いちゃった。
[いつも通り彼氏とお昼を一緒するんだろう、教室を出ていくイリス>>220に手を振り見送って。
こちらもいつものようにお弁当袋を持ちクラスメートと連れ立って食堂へと移動する。
姉や妹、幼馴染も食堂に来ているなら同席したがるのもいつものこと。
ただ、友達と一緒にいる時は遠慮してこちらから声はかけないようにもしているけれど。]
兄さんに渡したのだって自信作だもの。
でもやっぱり兄さんの作ったものには負けるわ。
[その場で交換し口にした兄のチョコレートはプロ並のものだった。
これを食べれるのは幸せだなぁとアプサラスは思うのだが、両親はそれを見る度に苦笑を浮かべている。
母など産み間違えたかしら、などと言う始末だ。
それでもチョコを口にして美味しいと言うくらいには、兄の生き方を認めている]
ホワイトデーかぁ。
去年はチョコ渡すことも出来なかったからなぁ。
今年は楽しみ。
[兄の話>>242を聞いて、この先にあるホワイトデーを心待ちにし始める。
去年は研究に没頭しすぎてバレンタインデーを忘れてしまうと言う失態をおかしているため、お返しを貰ったことはまだ無かった]
分かってる。
でも大丈夫よ、今までも何とかなってるし。
密林の遺跡での発掘作業とかよりはマシだと思うわ。
[兄の忠告>>243はありがたく受けるものの、これまでどうにかなったからと自信ありげに言う。
異変に慣れつつある、と言った状態なのかもしれない。
兄の心妹知らず、である]
髪の手入れは欠かして無いもの。
兄さんにそう言われると嬉しいわ。
確かに1人でやるのは難しいかも知れないけど…やってみなきゃ分からないじゃない。
じゃあ今度の休みに教えてね、約束よ。
[髪を褒められて>>247嬉しげに微笑みながら、手を整えられた髪に添える。
兄の教えは今でもきちんと守っていた。
この髪があるのは偏に兄のお陰である]
あ、そうそう。
兄さんに渡すものがあって。
[何か用事が、と問われてようやく当初の目的を思い出す。
足元においてあった鞄を拾い上げると、その中から包みを1つ取り出した]
昨日、フィナンシェに挑戦してみたの。
上手くいったとは思うんだけど、兄さんに食べてみてもらいたくて。
[そう告げて、包みを兄へと差し出す。
それからふと時計が眼に入って]
わわ、もうこんな時間!
教室行かなきゃ!!
兄さん、後で感想聞かせてね!
[校内に居るのに遅刻と言うのは流石に避けたい。
慌てた様子で早口に言うと、鞄を肩にかけて保健室を出ようとした]
─ 教室 ─
[友人のおかげで最初ちょっと落ち着きが無くなってたものの。
午前の授業が終わる頃にはいつも通りに戻っていて。]
いってらっしゃい、彼氏さんによろしくねー。
と、僕らも行こっか?
お腹空いちゃった。
[いつも通り彼氏とお昼を一緒するんだろう、教室を出ていくイリス>>220に手を振り見送って。
こちらもいつものようにお弁当袋を持ちクラスメートと連れ立って食堂へと移動する。
姉や妹、幼馴染の姿を見つけたら同席したがるのはいつものことで。
相手が友達連れの時は遠慮してこちらから声はかけないようにしているけれど、向こうから声をかけてもらえたなら嬉しげにニコニコと傍に行くのもいつものこと。]
─ 食堂 ─
[近しい人達との同席は有ったかどうかはさて置き。
席に着いて開いたお弁当箱は、妹と姉に持たせたものと同じもの。
中身は卵焼きにミートボール、ポテトサラダに小松菜の胡麻和えとおにぎりと、オーソドックスなお弁当である。
が、実は今日のメインのミートボールにはとあるお野菜を摩り下ろして入れてあったり。
妹にそれがバレなければ本日のミッションは成功となるが、はたして。**]
― 保健室 ―
[>>253否定しない妹には、でしょうといい笑顔を向けておいた。]
ねー。
まぁちょっと、しっかりしすぎてる感はあるんだけどねぇ…。
[まだ中学生であのしっかり感は、父親のせいだろうかと思うこともあるものの。それが何か目に見える害を及ぼしているわけではないので、懸念は懸念のままになる。]
フフフ、ありがと。サティにそう言ってもらえると嬉しいわぁ。
ま、アタシのは年の功もあるからねぇ。
ずーっと作ってれば、いつかはこうなるわよ。
[>>254掛け値なしに褒められると、嬉しそうな華やかな笑みを返した。
まるで兄じゃなくて姉ねとは、よく母が産み間違えと合わせて言うが、
別に男が好きだとか、そっちの道に走ってないだけ不幸はしていないからいいじゃない、と当人は思っている。
何より妹には喜んで貰えているのだ。今の自分には満足している。
ホワイトデーはほど近い。
>>255妹の嬉しそうな顔に、そうねと相槌うちながら。
なにやら新しい研究物を手に入れたから、忘れないように釘はさしておこうと誓う。妹を泣かせるような真似をしたら、ガチでどつき倒しかねないからだ。]
[>>256自信たっぷりな妹の様子には、少し眉根をよせて。]
もー、今まで大丈夫、は全然アテにならないのよ?
慣れた頃が一番危ないって言うんだし、
しっかり気をつけなさい。ね?
[心妹知らずの愛妹の頬を挟んで上を向けると、
しっかり目を見てそう忠告を重ねておいた。]
サティは、父さん譲りの綺麗な髪してるからねぇ。
ほんと上手い具合に組み合わさって良かったって、
母さんもよく言ってたわ。
[>>257母似な自分の赤毛癖毛も悪いとは言わないが、女の髪として真っ先にイメージされるのは、妹のような艶ののある長い髪だろう。
ここはそんじょそこらの女に負けてはいないと、自信もって言える部分ではある。兄の贔屓目からしたら、他の部分も妹が一番可愛いと言えてしまうのだがさておいて。]
[>>258なぁにと包みを受け取ると、甘い香りに口の端が自然上がった。]
あらま、ありがとう。
じゃあこっちをおやつにしようかしらね。
[何時も通りマカロンは常備してあるものの、
妹自作のおやつなら尚の事申し分ない。
返事をする前に遅刻と慌てる妹を一度呼び止めて。]
あっ、サティ、代わりにコレ持ってきなさい。
[入り口に居た妹に、ひょいと投げたのはマカロンの包み。
中には一人分には多い程度、色とりどりのマカロンが転がっている。]
部活か研究の合間にでも、皆で食べなさい。
じゃ、勉強頑張って。
[感想は分かったからと、いってらっしゃいとひらり。
長い手を振り見送った。]
― 保健室 ―
私もいつか兄さんみたいに作れるようになるかな。
[華やかな笑み>>263に紡ぐ声は心から願うもの。
兄は自分の目標の1つだった]
[頬を挟まれ忠告を重ねられると>>264]
分かってるってばぁ。
[苦笑と共に向けられる視線に瞳を返した。
心配かけてるなぁと思いつつも、まだどこか心の中に楽観さが残っている]
ありがとう兄さん。
でも私は兄さんの髪も好きよ?
明るくて綺麗な色をしてるもの。
[髪を褒められて>>265、礼を紡ぎ微笑みを浮かべる。
自分と父と対照的な色をしている兄と母の髪の色合いはとても好む色で。
小さい頃はお揃いが良いと駄々を捏ねた時もあったが、兄の手入れと褒め言葉で今は自分の髪もお気に入りとなっている]
[その後パタパタと移動の準備をし始めて。
扉を開けようとした矢先に呼び止められた>>267]
え、何?
[振り向くと、ぽんと包みが1つ飛んでくる]
わっ。
[それを両手とふくよかな胸の上でキャッチすると、中身に気付いて嬉しげに笑んだ]
ありがとう兄さん。
それじゃ!
[マカロンの包みを鞄に仕舞うと、兄に手を振り保健室を後にする。
扉を閉めた後、忙しない足音が響き、やがて聞こえなくなった]
― →教室 ―
[今度は本格的に廊下を走る羽目になり、卓越した身体能力を駆使して教室を目指す。
始業間際で廊下に人が少なかったのは、ぶつかる心配が無いと言う意味では救いだったかもしれない]
ま、間に合っ たっ!?
[教室の後ろの扉を慌しく開き、滑り込むように中へと入る。
ギリギリ、担任は到着する前だったようだ]
おはよう皆。
ちょっと用事済ませてたら遅くなっちゃった。
ねね、誰か後で現代文の課題参考にさせてくれない?
代わりに地理と歴史の課題見せるから!
[考古学研究会に入ってからと言うもの、成績自体も考古学側に偏ってしまったため、それを補うためにクラスメイトに課題参照の取引を持ちかけた。
考古学で使用しない教科は概ね苦手の部類に*入る*]
/*
兄さんとの絡み楽しかった…!
血縁縁故組んで本当に良かったと思うw
お陰でもう1007ptしかないわwwww
/*
お弁当どうしようかな。
菓子作りよりは料理苦手、にしてるから作らない気がしないでもないのだけど。
料理出来るようになりなさい、ってことでお弁当は自分で作らされてることにしとこう。
ただし出来栄えはかなりまちまち。
だから合宿の時の食事を心配されたと言う。
サンドイッチ、スクランブルエッグ、タコウィンナー、サラダ(ドレッシングも手作り)、兎リンゴ。
それぞれ1d20で評価、でもやろうかなw
[が、その時青年がみていたのは、過ぎ去ったバレンタインデーの日の夢。>>166
かわいい従弟からされた相談に、笑顔がみるみるうちに険しくなったと目撃者は語る。
『チョコもらったのか?』
『義理か?本命か?』
『文字?手作りか…女子というものは”想いが叶うまじない”と称して、しばしば自分の身体の一部をチョコに混ぜるという。冗談じゃねえ俺の大事な従弟に!そんなモノ食ったら腹壊すぞ!お兄ちゃんに渡しなさい!』
等と偏った知識を披露しながらウェルシュに迫るという修羅場が訪れたのだった。
最後には誤魔化されたものの、「俺の従弟は世界一ィ」というP.Nを使い、『俺の可愛い従弟に悪い虫がつきそうです。先日はチョコまでもらった疑いが持たれています。どうしたらいいですか』と、シュラーフェンのテレラジに悩みを投稿してしまったくらいである。』]
………………。
[慌てて目を閉じ、寝ているふりをする。]
(ディークこの野郎 何あーんとかしあってんだ)
(このリア充どもめ!!!!末永く爆発しやがれ!!!)
(何故か知らんが、デジャヴを感じるぞクソが!)
(くそう、スマホで動画とって皆に見せてやりてえが、動いたらバレる……せめて、恥ずかしい台詞とか言え!後で連呼してからかってやる!)
[彼女いない歴=年齢の男の嫉妬であった。
気づかれるまで、弱みを握ろうと寝たふり。**]
/*
ちょwwwwwwwww
兄wwwwwwwwwさんwwwwwwwwwwwww
あいがwwwwwwwwwww
おもいwwwwwwwwwww
よwwwwwwwwwwwwwww
/*
しかし。
多分、前世と同じく。
泣いてるとこ見せた事あるの、カーク兄さんだけなんだよなぁ。
だからこそ、懐いているというか、うん。
素で甘えているというか、なのだよね。
しかし、兄さんwwwwwww
このあいはおもいです、よwwwwwww
いや、大好きだけどね俺も中身も!(
― 教室 ―
[予定調和のような大騒ぎの果てに、一先ず気持ちは鎮まって。
けれど、その騒ぎの大本となった言葉は逆に、いつも通りに戻り難い気持ちにもさせていて]
あ……ごめん。
今日は楽部じゃなくて剣道部の方出るから、少し、音慣らししときたいんだ。
[昼休みとなり、お昼を一緒にと言われると>>235、フルートの練習を口実に断って。
古風な弁当包みとフルートケースを持って、慌しく教室を駆け出して行った]
― 中庭 ―
[途中、購買に寄って無糖の紅茶を買いつつ、従兄が確保してくれていた日替わりデザートをちゃんと受け取り。
足早に向かうのは、花壇横のお気に入りのベンチ。
まずはと広げるのは毎朝作る手作り弁当。
鰆の漬け焼きをメインに、野菜の炒め物と揚げ物を添えた海苔弁当。
ちなみに、父にも同じ内容の弁当を作っていたりする]
……あ、そういえば。
4月からは、自力で確保しないとなんだなぁ、日替わり。
[ふと、思うのはそんな事]
……まあ。
いつまでもいつまでも、甘えてられないし、なぁ……。
[そう、思うからこそ自立心を見せようとしているわけだが。
構われるとつい頼ったり甘えたりしてしまう上に、向こうも向こうなわけで。
……まあ、バレンタインに相談した時の剣幕>>277には、ちょっとだけ、引いたりもしたのだが、それはそれとして。
やはり、一番辛くて苦しかった時に。
母が亡くなった後の情緒不安定期に、一番近い所にいてくれた……というのは自分の中では、物凄く、大きい。
父の傍ではどうしても泣けなかったのに、従兄の所では素直に泣けた幼い頃。
理由はわからないけれど、「ここなら大丈夫」という信頼と安心感があって、感情を素直に晒していたから。
お兄ちゃん呼びを止めるのが一大決心だったのは、そんな経緯もあっての事]
[とはいえ、いつまでも庇護対象として見られていたくない、というのも偽りない気持ちだから。
もうちょっとがんばらないと、と思うわけだが]
……さて、と。
[あれこれと思い巡らせながらのランチタイムの後、開くのはフルートケース。
手入れの行き届いた銀色が、柔らかな陽射しを受けて煌めく。
その光に軽く目を細めた後、一つ、深呼吸。
間を置いて、流れ出すのは春風さながらに柔らかな旋律。**]
― 食堂 ―
[午前中の授業を無事に終え、お弁当を持って友人達と共に食堂へと向かう。
お弁当は母の「料理くらい自分で出来るようになりなさい」と言う説得の元、毎朝自分で作っているのだが。
お菓子作りとは異なり、1品毎の出来がかなりまちまちだ]
「さて、今日のアプサラスのお弁当の出来はーっと」
「サンドイッチが[15]点」
「スクランブルエッグは[18]点かな」
「タコさんウィンナーは[14]てーん!」
「サラダのドレッシングって手作りだったよね。
[05]点で」
「兎リンゴの外観は[17]点!」
[友人達が見た目やおかず交換等で味見をして口々に採点していく。
各20点、合計100点での採点らしい]
「合計69点だね。
アプサラスにしてはまぁまぁ?
ドレッシングが酷いけど」
アンタ達…相変わらず好き勝手言うわね。
「まぁまぁ、これもアンタのためだよ。
客観的な感想があった方が分かりやすいでしょ?」
[食堂で作られたバランスの良い食事を口にしながら友人が笑って言う。
確かにその通りだけれど、歯に衣着せぬ物言いに半目になるのは否めなかった]
「お菓子は美味しいのに何で普通の料理はこうなるかね」
私が知りたいわよ、そんなの。
「ねー、今日のデザートはー?」
昨日作ったフィナンシェ持って来たわ。
でも初めて作ったから味は保障しないわよ。
「お菓子なら安心して食べれるから問題無い」
…………。
[相変わらず酷い物言いをする友人には個包装したフィナンシェを顔面に軽く投げつけてやった。
その後は賑やかに話をしながら昼食を食べ進めていく]
― 幼い約束 ―
[血の繋がりのある叔母は、8年前、幼い息子を残して亡くなった。]
[なんでだ、なんであんなにいい叔母さんが死ななきゃなんなかったんだ。考えたって答えは出ない。]
[叔母の葬式では、表情を硬くして小父の傍に佇んでいるウェルシュの姿が目について。一段落ついた隙を見計らって、ウェルシュの手を引っ張って、式が行われていた建物の裏へと連れていき。]
『……泣いたっていいんだぞ。
おれ、お前より兄ちゃんだけど、滅茶苦茶泣いてんだからな』
[泣き腫らした目を指さして、ウェルシュの頭をわしわし撫でた。泣かない幼子が心配で。飛びついてきた小さい体を抱きしめて、一緒に泣いた。]
『あんなあ、お前の母ちゃんな、きっと天の国で、ウェルシュのこと見てるから。天国ってすげーいいトコだっていうぞ』
[幼い子供を慰めようとした必死の言葉。根拠はなくても、死んだ人は今よりきっと幸せで、どこかで見ていてくれるのだと、立ち直る為の嘘を吐いた。]
『……大丈夫。おれ、今度はウェルシュのこと、最初から最後まで守ってやるから。叔母さんに代わって。……泣きたくなったら、おれんとこ来いよ』
[指切りしよーな、と小指を結んで、絶対守る、と少年は幼子に誓った。
……その結果が現在の溺愛っぷりである。**]
― 昼休み・食堂 ―
『シュラーフェンさんこんにちは。いつも「テレラジ♪」を楽しく拝聴しています。今日は相談があってペンを取りました。
うちの学校の食堂には日替わりの他に知る人ぞ知る裏メニューがあり、密かな人気を博しているのですが、食堂のおばちゃんは注文の前に『綺麗なお姉さん』と呼ばない限り絶っっ対にそれを提供してくれません。
それどころかつい最近など、うっかり「おばちゃん」呼ばわりをしてしまったがために、独創的かつ最悪の特別メニューをドンと目の前に出された上、弁解も言い直しも拒否するかのように背を向けられてしまいました。
勤務年数最長の優良食堂おばちゃんであり、生徒ひとりひとりの好き嫌いを網羅把握しているとはいえ、こんな横暴が許されて良いのでしょうか?
…いや、こちらが譲歩すれば良いのでしょうが、そこまでして「お姉さん」と呼ばれたい女性の心理が俺にはよくわかりません……。
シュラーフェンさんなら、女性として彼女の気持ちも理解出来るのでしょうか。また、今後食堂でどのように振舞うのが適切なのでしょうか。』
『………教えて下さい。
RN:ランチ時間を心穏やかに過ごし隊 』
……と。
[葉書にごく簡単な宛先を記入して、テーブルに肩肘付いたまま、うんざりという顔。けれど押しのけるわけにも行かず、目の前の皿を横目で見遣る。]
『………教えて下さい。
……と。
[葉書にごく簡単な宛先を記入して、テーブルに肩肘付いたまま、うんざりという顔。けれど押しのけるわけにも行かず、目の前の皿を横目で見遣る。]
[視線の先。
パスタの上にどっさり★キノコ。サラダの上にたっぷり★キノコ。
コンソメスープの中にまでわざわざ加えてくる辺り、彼女の怒りの深さが窺えよう。]
勘弁してくれよ。
[朝錬を終えて、殆ど自習も同然の授業を受け。
年相応に腹を減らして食堂に赴けばこの失態だ。
葉書に「最近」とは書いたが、それはたった今この身に起きたことであり]
よ。
フレデリカもこれから昼食か。
[賑やかな声の中に幼馴染の姿を見つけて。
今朝の朝錬では彼女やほかの見知った者達と顔を合わせたかどうか、ともかく挨拶のつもりで片手挙げるが。>>261
その手もどこか力なくへなりとしたものだったり、した。]
……うるさいな。
お前らも「禁句」、口にしてみればいい。
[罰ゲームよろしく盛られた本日の特別メニューを見ては大爆笑する通りすがりの友人達との応酬もあり、食堂の一角はそれなりに賑やかだ。*]
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会える人には会っておこう。
ところで三年生ズの関係はどうなってるのかな。
屋上に行く理由がなかったから彼らとは会えずにいるが…そわ。
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