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……なんだ、これ?
[いや、付喪神なのはわかるのだが。
等身大の草履・左だけというのはちょっと、判断に苦しむ]
……これ、どっかに右だけとかいねぇだろうな……。
[ありえそうでこわい事をぽそり、と呟きつつ。
とりあえず双聖魔を納め、古道具倉庫に片しておくべく、引き摺って歩き出した。
その後を漆黒の仔犬がついてくるのは。
なんというか、不可思議な光景かもしれない]
あ、おい王妃!
しょうがねぇなぁ…。
[威嚇気味なってしまった嵐龍を考えれば離すのが妥当ではあるが。
お気に入りのペットが共に居るなら安定も欠くまいと、離れることについては咎めなかった。
代わりにその後>>41をついて行き、様子を見た上で龍の島を離れることにする]
― 龍の島 竜舎裏→ ―
えっ。変ですかね…。
可愛いと思うんですが…。
[>>44離れる前に、ギィから指摘を貰うと少し眉を下げる。
ネーミングセンスはあまりないのだが、自覚もなかった。
そのせいで後に子供の名前付けの席から外される事になるのはまた余談だが。
>>46蛙を抱えて走る後ろを、マーティンがついて来てくれているのは気付いていたので、余計に竜舎裏からは離れたか。
小走りしながら水気のある所で、蛙を地に放そうとしたので視線が一端下を向く。
>>47おかげで、誰かが前から来ている事には気付かずに―――]
――――ドン!
[思いっきり前からぶつかった。]
きゃ!?
[うっかりぬめ太まで落としてしまう。
蛙は落とされても呑気に、ごろんと地面を転がっていったが。]
― ちょっと前のあれこれ ―
……不測の事態だ、気にするな。
大体、それを言ったら、まず俺からして何やってんだ、って話だしな。
[シルキーから向けられた謝罪>>+71に返したのは、こんな言葉]
こっちで制御できる事態じゃないんだから、な。
[そう、言い添えて。
部屋に落ち着き、伝えられた話>>+74にがじ、と頭を掻いた]
ん――――――――!?!?!?
[天敵との最接近に、途端に顔が青くなる。
ついでにこのところの立て続けのあれそれがたたって、一気に喉元にくるものがあって口を押さえた。]
う…っ。
そうか、ヴェルが、な。
[まあ、この状況なら黙ってはいないだろう、というのは予測がつく。
効いてるといいが、と思いながら、更に続けられた話と進言には、一つ、頷いた]
ああ、そうする。
[可能性は、自身も過ぎらせてはいるものだから、それは急務のひとつに数え上げられた。
そうでなくても、怪我をした、と聞いて放っておく、という選択肢は、ない]
― 何処かの一室 ―
……ん、まあ、そうなるな。
[>>+70 タクマから投げられた問いに、一つ頷く]
とはいえ、この場合面子的にも正面攻勢しかない、という気がするが。
……アレは、話してどいてくれるほど大人しいヤツじゃないだろうし。
[むしろ、こちらの目的を聞いたら、阻止してくるだろう、とは思うものの]
(上手く、鎮められれば)
(……メルも、少しは……)
[囚われるものを減らせるかもしれない、とは。
言葉にはならず、ただ、心の奥へと落ちるのみ]
/*
エ・レ・た・ん!
まったくじっとしてないなwwwwwwwwwww
隔離空間のカーくんに、軽く同情するよwwwwwwwww
― 龍の島 竜舎裏→ ―
ん?
[一応警戒しながらエレオノーレの後を追うと、行く先でざわめく気配>>47を感じる。
何か居るのかとすぐさま動けるようにして現場へと向かった]
[のだが]
おるぁウェールシュ!!
余計なもん連れて来てんじゃねーよ!!
[エレオノーレが居るところにウェルシュが来るだけで面倒なのに他にも連れて来るなと。
あまりの付喪神の多さに先にそっちに突っ込みを入れてしまった]
― 何処かの一室 ―
……精霊師、いませんからねぇ。
一応、俺は後ろでも行けますが。
[全員、前衛だったりなんだりでまぁ、うん。
後ろでも、と言うのは短弓の事。
森で暮らすせいか、それとも獣人だからか。
一通りの狩りの仕方は知っている。]
― 王宮内・古道具倉庫への廊下 ―
はて?何だか小物が減っていますねえ?
[ 廊下を歩いていると、先刻まで、わらわら逃げ出していた小物の付喪神達の姿がほとんど見えない。それがウェルシュが、引き連れていったせいだとは、さすがに気付かず、首を傾げるだけになった ]
まあ、歩きやすくていいですが。
[ 結構な人数が隔離空間に送り込まれているから、或いは各務さんの影響も多少薄れているのかもしれない、と、多少お気楽な予測をたてつつ、目的の倉庫へと足を進める…途中 ]
─ どこかの一室 ─
[移動前。
王の言葉>>+75には、でも、と言いかけたが言い募ってる状況でもなく。
事態については確かにその通りだから、余計に何もいえなかった。
続いた言葉>>+76には、はい、と頷き。]
私から勧めても、きっと大袈裟だと遠慮されてしまうので…
申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
[ゆっくり、深く頭を下げた。
普段は甘えを見せてくれるのに、大事なところで頑なに甘えてくれない年上の友人の夫に対し、信を
こめて。]
─ どこかの一室 ─
[続いて、タクマからの問い>>+70とそれに応じた王の返答>>+77には、軽く瞬き。]
…正面攻勢、ですか。
お話を聞くに、それしかないのでしょうけれど…
[話を聞く限り、宰相にゆっくり寝て欲しいだけが目的の相手。
その気持ちは正直解るだけに、何とも気が進まない。
といっても、多分現状を一番把握しているだろう国王の言葉に異を唱える程ではない、けれど。
内心、相手が蛇でよかった、とは、片隅で思っていたりするのは、余談。]
― 龍の島 ―
[>>52こっちも同じ既視感感じたのだが、
それでも地震起こさなかったのはひとえに体調の問題だった。
喉元に競り上がってくる感覚が、とにかく気持ち悪くて倒れそうで。
わりと必至に、もう天敵なのも構わずに、思わずといっていい勢いで口元押さえたのとは反対の手で、ウェルシュの服を掴んで倒れるのを堪えた。]
……吐くぅ…。
[>>53どうしたのの声には、辛うじてそれだけ呟いてぷるぷるしていた。]
[個の強い兄弟たちの下で、誰に言われた訳でもないけれど、末子は次第に己を抑圧することを覚えていた。
年の近いお得意様に対して芽生えかけていた感情だって、その身分を知った時にこっそり握り潰し。
いつだったか、その想い人を直接明かされずとも悟った時に、再度殺した。
なお、人でないもの――例えばここでの付喪神が相手だと時折黒いものが滲み出るが、それはそれである]
―何処かの部屋―
[抱えられて運ばれる最中は苦しげに浅い呼吸を繰り返していた青年は、寝台に落ち付けられて暫く経てば徐々に穏やかに、規則正しい寝息を立てるようになっていた。
表情は時折魘されるように僅かに歪むけれど、それも近くにいなければ分からない程度の小さな変化。
目に付く外傷といえば床に打ちつけられた痕くらいのものだ。
実質それはただの止めで、未だ目を開かない最大の要因はそれ以前に行った著しい消耗にあった。
少し深い付き合いのあるものは、白蛇との戦いの時の様子に違和感を抱くことがあったかも知れない。
普段の彼はどちらかと言えば戦いを避ける傾向にあり、またやむ無い場合も、一度で力を使い果たすような無謀な事は決してしなかった。
ちょっとした暴走の原因がまさか複数のカップルのあれこれに中てられた所為だとは、流石に誰も思いはしなかっただろうが]
[ スッパーン、と、氷のメスが閃き、縦にまっ二つにされたのは ]
おや、前にもどこかで見たような?
[ 一年前、竜峡で解剖した覚えのある草履大将を思い出させる等身大の草履(右)だった ]
[ところで竹箒の方も同じ部屋にいたのだが、いつものような妙な動きは抑え気味に、なるべく静かに、と心掛けているらしかった。
再封印の術を知るこの場で唯一のものがぶっ倒れているので、動くたびに仕込み刀が抜けそうになって危なっかしいことこの上ないからである。
ここに来る前にも軽く脅かされた>>+18のが怖かったのか、ローの方には近づかず、実際に手助けしてくれたシルキー>>+72やら、以前助けてもらったタクマの辺りをそろそろうろうろとしていた。
……それはそれで、ちょっと目障りだったかも知れない]
― 何処かの一室 ―
そんな、改まって言わなくていいって。
[>>+80 深々と頭を下げるシルキーに向けるのは、やや苦い笑み]
……すまんな、心配かけてばっかりで。
でも……。
[ここで一度、言葉を切って]
……ありがと、な。
[エレオノーレを想ってくれて、案じてくれて。
そんな想いを短い言葉に込めて、向ける。
そんな風に想ってくれる相手がいる事。
それが、どれだけ大きいかは、自身も良く知っているから。
シルキーの存在は、自分にとってもまた、大きなものと言えた]
ま、そこは仕方ない。
[精霊師いない、というタクマの言葉>>+79に、肩を竦める。
こればっかりは、言ってもどうにもならないから]
……ん、まあ。
俺も、思う所はあるんだが、な。
[>>+81 気の進まない様子の見えるシルキーの様子に、ほんの少しだけ、眉が下がる。
彼女は彼女なりに、メルヒオルの事を案じているのだろう、と。
それはわかるのだけど]
このまま、何もしないわけには。
……やっぱり、いかんから、な。
捲ききれなかったんだよーぅ。
って、それよりもエレたんが大変そうだよー。
[自分が連れて来た付喪神は後回し。
いつもと様子が違うエレオノーレについてを優先することにした]
― 王宮内・古道具倉庫への廊下 ―
[ 然程離れていない場所で、もうかたっぽの草履がヴェルナーにまっ二つにされてるとは知らなかったので…いや知っていても行動に差が出るわけではないが…さくさくと草履を切り刻んで解剖に勤しむ ]
ふむ、草履大将さんより、ちょっと単純な構造ですね。あちらも単細胞といえば単細胞でしたが。
[ もしかすると左右揃えば立派な草履大将になれていたのかもしれないが、それは預かり知らぬこと。解剖の結果に満足して、残った藁屑の山は燃やしておいた ]
― 王宮内・古道具倉庫への廊下 ―
……なんだ?
[ずりずりと、草履(左)を引き摺って歩く途中、何故かそれが不自然に震えた。
それがちょうど、草履(右)が真っ二つにされた瞬間>>61だったとは知る由なく]
なんかに反応してんのか、ね。
[なんて呟きながら歩いて行く。
漆黒の仔犬が、なにやらいきたくなさそー、なオーラを出しているのは、気づいていない]
― 何処かの一室 ―
ああ、例の。
[何かを募らせてゆく国王>>+57から目を逸らす。
当然全部を知ってたわけではないが、航路関係などで通す際に目に付いてたものもあって。
緊急課題でないだろうと優先順位を下げて出そうとしたら目ざとく見つけられ、寝不足のせいもあるのか威力倍化中だったニッコリ笑顔で取り上げられた、とか]
ええ、こんなことになりましたし。
陛下や大将の言う事なら多少は違うと思いま……
……ハイ。
[話し合いには全面賛成だったが、付き合え、と繋がって。
ウッと顔を引きつらせてから頷くことになった。
笑っている旧友>>+62に、ちょっと恨めしげな視線を返してしまったのは仕方がないと思う]
─ どこかの一室 ─
[話が一段落すると、一旦その輪から外れて寝台に臥せっている姿に視線を移す。
桃色の半身とは違う、もう一つの半身。
それを任せられる、唯一の相手。
先もみえぬまま逃げていたあの頃、ただ一人、安心できる存在でもあったから。]
…カシム。
[せめて、意識が戻ってくれたらと思いながら名を呼んで。
おろおろとした様子の竹箒>>+84に気付くと、おいで?と軽く手招きして傍に居るよう勧めた。]
― 龍の島 ―
てめぇがこの程度の奴らに遅れを取るわきゃねぇだろうが。
[捲き切れなかったと言うウェルシュ>>65にそう言い放つ間にギィ>>62もこちらへとやって来て。
問いかけには見ての通り、と言わんばかりに顎で小物付喪神の大群を指した]
王妃が?
[エレオノーレが大変と言われれば、視線をそちらへと向けて。
ウェルシュの服を掴んでぷるぷるしている様にようやく異変を察知した]
お、おい、王妃。
大丈夫か。
[エレオノーレに何が起きているのか、それをギィ>>69のように即座に察せない。
声はかけるものの、反応はかなり鈍かった]
― 古道具倉庫 ―
[ 草履(左)を引きずっている分、相手の方が少し歩みは遅かったか、先に倉庫の前に到着すると、そのまま足を止めて待つことにする ]
[ エレオノーレが無事に退避したかを聞いておきたかっただけで、嫌がらせではない…筈だ、多分 ]
― 王宮内・古道具倉庫への廊下 ―
[わふ、と。
漆黒の仔犬が、不機嫌な声を上げる]
……どした、クロ?
[呟いて、後ろをちょこまかついてくる姿を振り返る。
漆黒の仔犬の瞳は、これから進む先をじぃぃ、と見ていた]
……お前、さっきからおかしいけど。
どーしたんだよ?
[呆れたように言いながら、歩みを進め]
― 龍の島 ―
………。
[>>64>>65流石にこれは申し訳ないという意識はあって、
すみませんと言うべきなのだが、声がもう出せそうに無い。
異変に気付いてすぐ後ろにギィやマーティンが来てくれるのはわかったがこっちにも同じく返事が出来なかった。
>>69ギィの申し出には、ぶんぶん首を振る。
さすがに人にそんな事出来ないという何かが働いて、もう涙目だ。
顔色は悪くなる一方で。
動かされたら本当にどうにかなりそうだったので、
必至でウェルシュの服を掴んだまま、暫く震えていた。]
─ どこかの一室 ─
[国王が苦い笑みを浮かべる>>+85のには、いえ、と頭を振りかけたけれど。]
…大切な方、ですから。
[礼>>+86に返すのは、ただ、これだけ。
心配も、案じることも、苦では無い。
ただ、自分を含め彼女を慕う者の言葉が、想いが。
時に王妃に届いていないと解る時。
正直、もどかしいことも─悲しく思うことも、多い。
隔離空間に送られる前が、まさにそうだった。
でも、それは全て、彼女がこの国で過ごしてきた時により培われたものだとも、知っている。
たった一年傍にいるだけで、その壁を溶かせる訳もないと、解っているから。
王にとっての自分がどうなのかは知らないけれど、真っ直ぐな微笑みで返した。]
― 古道具倉庫前 ―
どうも、奇遇ですねえ。
[ にっこり。相手の不機嫌や渋い顔になぞ、欠片も構わないのはいつものこと、とヴェルナーも黒犬も知っているだろう ]
ファサン殿が、こちらにおいで、ということは、王妃様へのお説教は終わりましたか?
[ 現場は見ていないが、きっとそういうことになっているだろう、という予測のもと、口にした ]
─ 何処かの一室 ─
………。
[タクマの説明だけでは繋がらなかった王妃の不思議な行動は、シルキーの進言>>+74によって、もしや、となった。
ヴァイスヴァルトとの絆が深まった今、上司が仕事とは別のところで何より心砕いているのがそこであるとは知れていて。
休める理由も増えたかな、などと心の中で呟いた]
ここは各務さんの作った空間、なんですよね?
ならその子供がいることにも意味があるんでしょうし。
話が通じそうにないなら、強引に話をする状況まで持っていくのが一番じゃないかと、俺も。
子供には手を出さず、蛇の方から何とかしてみれば或いは?
[実際に対峙していないので具体案は浮かばなかったが。タクマの口切りで始まった相談に意見を述べる]
―何処かの部屋―
…… ん、
[寝台の上、呼びかけの声>>+89に反応するように、小さく呻き、顔を顰めた。
意識が戻りかけているのか、僅かに身じろぎもし。
一方そろそろと動いていた竹箒は、手招きに気づいてぴん、と柄を伸ばした後、仕込み刀をかったんかったん言わせながらその傍へ移動した。
時折前後に揺れるのは、刀を落とさないようにバランスを取っているらしい]
― 古道具倉庫前 ―
ものすっげぇ、嫌な奇遇だな。
[>>78 にっこり、に返すのはジト目。
とはいえ、気にしないのは既に知れた事なので、そこで騒ぐ事はせず]
ああ、俺から言うべき事は全部言った。
後は、カタがついてから、キリクにやらせりゃいい。
……っても、あいつも甘くしがちだから、そこに思う所はあるが。
[投げかけられた問いには、素っ気なく返してから]
んで?
そっちは、こんなとこで何してんだよ。
─ どこかの一室 ─
…すいません、浅慮でした。
[自分の言葉に眉下げる国王>>+87に、微か目を伏せ頭を下げ。
何もしないわけには、というのに頷いたが、すぐに表情は浮かないものにかわる。
精霊師がいない>>+79という不安材料に対しても、だが。]
…ただ。
あんまり手荒に起こすのも、後が怖いというか。
起こした後が、怖いというのは、あるんですよね…
[恐る恐る、先程伝えそびれた竜舎のことなど、把握し得ている被害状況を王に伝えた。]
― 何処かの一室 ―
[>>+90 返された言葉と、笑みは確りと心に刻む。
そこにある想いに対し、全力を、との誓いと共に]
……意味、か。
俺の推測が当たってれば、あると思うぜ。
[>>+91 ジェフロイの意見に、ほんの少しの思案の後、頷いた]
そのためには、アレと話せる状況も、作らんと。
とはいえ。
[ここで一度、言葉を切って]
[ともあれ、そんな感傷はちょっと置いて]
いや、心配する気持ちもわかるから……って。
[>>+93 浅慮でした、と頭を下げるシルキーに言って、首を横に振る、ものの。
続いた被害の話に、瞬いた]
─ どこかの一室 ─
[とはいえ、いつまでも此処にいるわけにもいかないのも事実だから、と。
兄弟子からの提案>>+91に、思案に耽りそうになったところで、傍らからの声>>+92に気付いて。]
カシム?
…気が、付いた?
[かたかたと音を立てながら傍に来た箒を軽く撫でながら、問いかけた。]
― 古道具倉庫前 ―
[ ヴェルナーの言葉に>>79、くす、と笑みを零す ]
ふふ、確かに…ですが、王妃様に甘い、という点では、あなたも宰相殿も陛下の事は言えない気がしますけれどね。
[ 厳しい事を言う時はあっても、結局彼らは王妃には甘い、と、男には見えている。だから王妃も、心の底では甘えているのだろう。…人の事は言えた義理ではないのは、とりあえず棚上げしていた ]
しかし、本当に、これからは、気をつけて差し上げないと。少し無理にでも、大人しくして頂いた方がいいですよ。この国の未来を護りたいのでしたら、ね。
[ 余計な一言を付け加えた辺りで、色々露呈しているが ]
そろそろ、各務さんと直接お話できないと埒があかないと思いましてね。ここの元付喪神さん達に、何か手がかりがないかと。
[ 何をしているのか、という問いには正直に答えた ]
……あー……。
[それをやらかしたか、と。
過ぎったのは、そんな思い。
とはいえ、それをやらせた一因には多分、自分の思いもあるから]
ま、そこはなんとかする、から。
今は、あんまり気にするな、うん。
/*
つか、なんかすげーぶっちゃけがされているwwwww
しかし。
更新後、どーなっとるんじゃろ。
わりと今って、終わる率が高いはずなんだが。
……まあ、どーにかなる、か。
― 龍の島 ―
[>>80ギィに怒鳴られてびくぅと跳ねた挙句にちょっと泣いたのは、声が大きかったからだ。後よりにもよって、というのがあるのだがさておいて。
手には無理だったが、袋を差し出されると…これも人前でだと抵抗はあるが、諦めて顔をそっちに向けた。]
… … … 。
[待つこと数分。]
―何処かの部屋―
……すまない。
竜舎の方は俺にも責任がある、から。
弁償する。
[と、遠い目をしたまま謝罪した。]
[ぷるぷるしてる付喪神に気付くとすまなそうに眉が下がったが、顔を上げた時にはいくらか顔色とりもどしていた。
いつも持ち歩いている布で口元を押さえつつ]
………すみませ…。
[耳がしゅんと垂れながら、ギィに謝罪しつつ
支えが必要でなくなると、ずっと握っていたウェルシュの服もようやく離した。]
…………………ごめん なさ。
[ウェルシュにも一応、あやまる。
当人が気にするかは不明だが、強く握っていた為皺が残っていたからっだ。]
で、も
[と、今度は再びギィの方を、ちょっと泣きながら見上げて。]
なんで言っちゃうんですかー!
まだキリクにも言ってないのに――!
[自分が悪いのもあるのだが、何か気付いたら色んな人にバレてて泣いた。]
― 龍の島 ―
[ウェルシュの弁>>77には、嘘こけ、と思っていたが、意識はエレオノーレに向いていて。
結局何もせずその場に居たのだが、ギィが荒げた声>>80を聞いて目を瞬かせる]
いっ!? 妊娠!?
[そんな状態であんな無茶をしてたのか、と。
妊娠の事実に驚愕を隠すことなく表に出した]
― 古道具倉庫前 ―
……うるせぇよ。
[>>82 指摘に返したのは、短い言葉。
自覚はあるが、わざわざ肯定してやる義理はない、とそれ以上は触れず]
…………そんなのは、言われるまでもねぇ。
[何事なくとも、彼女を失う事は大きすぎる痛手なのは知っているから、どこまでも素っ気なく返す。
付け加えられた言葉に関連して己が最愛がいろいろぶっちゃけてるとは思ってもいないが、それはそれ。
やって来た目的を聞くと、はあ、と大きく息を吐いて]
/*
しかし色々あったがミッションコンプリートしたぜやったよ…←
細かい事言えばローにカシムの事とか聞きたくはあったけどまぁそこは無くても大丈夫だ(
― 龍の島 ―
[マーティンもウェルシュ同様、あちゃー、と言った心境だったが、浮かべる表情は対照的だ]
お、落ち着け王妃。
言い触らしたりはしねぇからよ。
[ひとまずはここだけの話にすべきだと考え、そう誓いを立てる]
─どこかの一室─
[竹箒は撫でられる>>+97のが心地よかったのかへにゃ、としている。
なお中の刀が如何なっているのか、については深く突っ込んではいけない]
…… 。
[再度の呼びかけ>>+97からやや遅れて、薄らと瞼が開いた]
─ どこかの一室 ─
[王に返した言葉は、臣であり友でもある己の、想い。
それが解らぬ人ではない>>+94と信じているから、ただ、短く。
微笑みも、心からのそれを浮かべていたの、だが。]
…ぇ…
[兄弟子の提案に対しての王の言葉>>+95に、固まった。
宰相と同じ、というのは大概なんじゃなかろうか、とは失礼かもしれないが。
こちらの報告に対し、気にするな>>+99という言も含めて、ちょっと表情は憂いのものになった。]
……シル、キー?
[最初に目に入ったのは、傍らの彼女>>+97。とおまけの竹箒。
その呼びかけに真名を使わなくなってから、どのくらい経っていただろうか]
……え……っと、
[他に聞こえる声もあって、二、三度程瞬いて。
状況はいまいち掴めていないまま、その源を探すように、首を傾けた]
― 何処かの部屋 ―
いや、方法としては、間違ってない……と思う。
[>>+101 ジェフロイの言葉に、浮かべるのは苦笑]
ああ、あれは多分、血筋だな。
[そこまで言って、それから。
根本的な部分を説明しないとならんか、と気づいて頭を掻く]
……アレ、な。
恐らく、レイネ……死んだメルの妹の思念か何かに由来してるんだよ。
まあ、そんなわけだから、俺としちゃ色々と複雑ではあるんだが。
……逆に、なんとかせんとな、っていうのも。
やっぱり、あってな。
― 古道具倉庫前 ―
なんでしたら、二人で声を合わせてお呼びしてみますか?
『かっがみさーん、遊びましょ♪』
とか?
[ 妙な声色もおまけにつけて、畳み込んでおいた ]
― 龍の島 ―
[>>89返事にはそれでも少しは申し訳無さそうにする。身体を支えた貰った恩も忘れていないのだ。…これもまた前に似たような覚えがあったが。
>>90が、ウェルシュの笑みが見えると恨みがましそーに下から見上げる。
ここに知られたここに知られたキリクより先に知られた、と思うのは仕方ない。天敵だから。
>>92マーティンの声にも、うぅと下から見上げた。]
自信が無かったから核心持てるまで待ってたら
キリクは向こうに行っちゃうし…
なんかアレクシスさんにも知られるし…
一番に言うつもりだったのに…
[宥めるような誓いの言葉には、愚痴めいたものが零れていった。]
─ どこかの一室 ─
あ……良かった。
[>>+102瞳が開いたのには気付かなかったけれど。
>>+104聞こえた声に視線を向けると、何度か瞬くのが見えて安堵の息を吐いた。
王位継承の放棄をしたすぐ後に武器の点検をしてもらって以来会っていなかったから、尚更。]
カシム、気、失ってたんだよ。
痛いとこ、無い?
[首を傾げて、「もう私、セタじゃないんだ」と伝えた時と同じ笑みを向けて問いかけ。]
― 古道具倉庫前 ―
[>>91 なんか色々と突っ込まれているらしい事には、幸か不幸か気づいていない。
いや、それを気にする余裕がどっかに行った]
……嬉しくねぇよっ!
[全開笑顔に、きっぱりと返し、それから]
……そんで出てきてくれるなら、苦労しねぇっての。
[>>94 声色に、突っ込む気力も失せたのか、はあ、と大きく息を吐く]
そういうとこでひねくれるのは、精霊の頃から変わってねぇんだから、アレ。
― 竜の島 ―
この間のお医者さんの検診の予定は、郷帰りで流れたし、
半年くらい来ない事なんてよくあったから、
ぬか喜びはさせたくなかったんですよ…。
[>>95何が来ないかは、ギィやマリスなら分かるだろう。
とても喜んでくれるのが分かってるからこそ、
核心するまで言えなかったという複雑な心中がある。
わりとちょっとしたストレスでサイクルが狂うようになったのは妊娠しづらい原因の一端でもあり、また精霊師として使えていた時代の負の遺産でもある。
これ以上言わないと言われると、
まだ思う所が晴れたわけでもないが、言い返せずに耳がしゅんと垂れた。]
―暗い場所―
んっ……
[どうやら気絶していたらしい。体中が痛い。
あたりは暗く周りがみえない、右手になにか硬い感触。
さきほどまでの出来事を思い出し鱗を懐にしまう]
/*
>>103なんか日本語変だな。
要は精霊師時代に受けた過度のストレスのおかげで、慢性的に体調崩してるのだよね。
最近大分回復した事でしょう。
[足…動く。腕も問題無し、背中やお腹頭にも外傷は無し]
ふむ、問題はなさそうか。
[身を起こして手探りでソノ場所を探る、狭い。
何かのとっかかりに手があたり]
―どこかの一室―
[ふすまを開けるとどうもそこは押入れのような場所だったらしく、光が差し込む]
むっ…人が大分いるようだな。
[ふすまの向こうに集まった皆を見つけて、少し驚いていた]
― 龍の島 ―
ロア殿も知ってたのかよ。
[エレオノーレの言葉>>98軽く目を瞠った。
そう言えば王妃の体調が優れないらしいと言うのを言っていたか、と思い出す]
ま、まぁでもよ!
伝えりゃ喜ぶのは間違いねぇだろし。
確信出来たんなら、自信持って言えんだろ。
な?
[零れ出た愚痴に対して、励ますように言った]
/*
つか、あれなんだよなぁ。
思い返すと、俺。
ランダで強縁故ブレイク喰らわなかったことって、多分、一度しかないんだよなぁ……。
・・・・・・・・・
[埋まっていて、外側の声も少し遠く、呼吸ができる暗闇の中、眼を閉ざしていた
ぷるぷると噴火する寸前のようにまとわりつく付喪神を震わせながら]
― 古道具倉庫前 ―
大の男が二人揃ってやることか、今の。
[>>104 そっちがやるのは勝手だが、と言わんばかりにこう言い放ち]
付き合い長いのは、否定しねぇが、な。
俺が生まれる前から、この国にいたわけだし。
[淡々とした口調でこう返して、それから。
探るような視線から、つ、と目をそらした]
……あんたにゃ、関わりないだろ。
[口にするのは是でも非でもない言葉だが。
仕種と態度は、端的にその答えを表していた]
─どこかの一室─
……気を?……っ、
[瞬きをもう一つ。
言葉を繰り返しながら身を起こそうとして、身体に走る痛みに顔を歪めた。
左手をゆっくりと持ち上げ、己の額を押さえるようにし、暫しの間]
……えっと、……あまり、覚えてない、けど。
……ごめん。
[いつかの告白>>+106に返したのは「……そう」と相変わらず少ない言葉で。
今浮かべる笑みは、その時のものに比べ随分と弱かったけれど]
─ どこかの一室 ─
[国王の説明>>+105が耳に入れば、こちらは目を伏せた。
その理由ならば、宰相を案じるのも当然だろうし─王も複雑だろう。
が、それに何か言うよりも、先。]
…アプサラス様?
ずっと、そちらに?
[開いた扉から出てきた姿>>+109に、思わず目を見開いた。]
[ぺぺぺぺぺん。
靴の先で小物達を蹴り上げると、きゃーきゃー言いながらあっちこっちに飛んで行った。
蹴り上げられた付喪神達は蜘蛛糸で作った網の中に収納していく]
ついでに、っと。
[回収しながら、不可視の蜘蛛糸で絡め取っていた中核の付喪神をきつく拘束して。
原型無くなるまで絞り、終いには粉々にしてしまった。
引き摺る付喪神が無くなったために、小物の付喪神は少しずつあちらこちらへと散って行く]
少々……悪戯が……過ぎますよ。
[視線だけで人の一人や二人殺してしまいそうな眼光で自分の周囲の付喪神睨みつける。
ひゃーー!というように近くにいた付喪神が逃げていくのをみて、ふんっと息を吐いた]
─どこかの一室─
……それ、で。
[今は何を、と問いかけた時、引き戸の開く音がした。
半分身を起こした様な体勢で懸命に首を動かし]
……姉様?
……何故、そんなところに。
[どう見ても押し入れのような場所から現れた人物>>+109を捉え、不思議そうに瞬いた]
[恩人に、このような視線を向けるわけにはいかない。
その横で、蜘蛛糸をつかって、器用に付喪神達を収納していくのを見ずに、気持ちを整えるように息を吐いた]
─ どこかの一室 ─
あ、無理に動いちゃダメだよ。
私が来た時には、もうカシム、倒れてたし。
シェン様たちがここまで運んでくれたの。
[顔を顰める>>+111のを見て、抑えるように手を伸ばす。
箒もくにゃん、としてるだろうか。
暫くの間の後、続いた謝罪には。]
…うん。
びっくりした。
[素直に受け入れて、頷いてから。
同じよう>>+114に、視線を向けた。]
― 龍の島 ―
[>>106ウェルシュを睨んでも笑みが返されると、通常運転なのだが余計に下から睨んだ。やっぱり嫌い、とは口にしないが。]
むしろアレクシスさんしか知らなかったのにぃ…。
[まだ一人なら、というのがあったので、暴露状態にはとほほという感じではある。
>>105そんなわけでやっぱりまだどんよりしてはいたが、無骨ながらも励まされると、しゅんとしつつも気持ちは持ち直してきた。]
………………そうですね………。
その為にも、早く帰って来て欲しいんですけど…。
[夫が帰って来る前に、自分が行く可能性はこの時考えていなかった。]
[アプサラスに視線と問いを投げた、ところに届いた音に微か、瞬く。
この音は、どう、考えても。]
………すいません、ちょっと。
カシムのこと、看ていてあげてくれますか?
[誰に頼む、でもなくにっこりと笑って立ち上がると、部屋を出て音の聴こえた方へと、向かい。]
― 何処かの一室 ―
[告げた事に対するそれぞれの反応に、滲むのは苦笑]
ああ、さすがにな。
[>>+113 ジェフロイの言葉に短く言って頷く。
このまま、眠れない日々を過ごさせるのは、あらゆる意味で本意ではないから]
……ま、そんなわけなんで、休憩終わったら……。
[行くか、と。
言うのとふすまが開く>>+109のは、果たしてどちらが先だったのか]
― 少し前 ―
[目を見交わして、無言のうちに会話は終わる>>+65
友の乳兄弟へと向ける想いの、その絆の重さは知っている。
けれど男自身は王との繋がりは然程深いものでなく。
だからこれまでは、友との絆を通じて王に仕えていたといってもいい。
それなりに大切にはしていても、やはりそれなりだった。
国。というものに重きを置かぬところが根底だったから、
これは別段、王を軽く見てのものではない。
ただ何かに忠誠を尽くすという考えに縁が薄かったというだけだ。
けれど今、それが少し変わり始めている。
やはり友を通じての関係ではあるにせよ、
共に同じ者を大切に思う心の交流が暖かく、それに、]
──そんなところも愛嬌というのは、得がたいものかと。
[王妃に向けて零れる愛情>>+67
飾らぬ本音に触れて、自然笑みが零れる。
この王と王妃を好ましいと、心から思い始めていた]
…、はあ。
[タクマの微妙なる反応>>+69
結局良く分かるような分からないような気分で、
王妃のあれこれは聞いていた。
まあいいかと、密やかに良いことにする。
悪い話でもなさそうだし、恐らくそのうち知れることでもあろう。
ついで、旧友の恨めしげな視線>>+88にはそ知らぬ振りをする。
これはそのうちからかってやろうと、頭に刻んだ]
そりゃ、メルヒオル様のこと、心配っていう、気持ちは、わかるけど。
[早足から駆け足に変えていけば、徐々に音は近付く。
後ろから誰か付いてくるかは、見ていない。]
だからって、人に怪我、させてまで、眠ってたなんて、知ったら、
[言いながら、腰の両脇にさした双剣を抜き、]
メルヒオル様がまた無茶するってことくらい、わかりなさいよ!!!!
[白蛇の胴体に、思いっきり斬りつけた。]
― 古道具倉庫前 ―
[各務さんに関するあれこれは誰にも──乳兄弟は元より、最愛にも語った事はない。
それを、警戒している相手に話す、というのは普通にありえない事で。
だから、口を噤んでいた──のだが]
……て、ちょ。
おま、今さらっと何言った!?
[>>116 さらっと言われた言葉はさすがに無視できぬもので。
とっさ、振り返った琥珀に浮かぶのは、睨むようないろだった]
― 竜の島 ―
[>>113撫でられると、耳は下がったままだがはたはた揺れる。
諸々思う所はあれど、医者にかかれの言葉にはこくりと頷いた。]
あ…ええとそれは
おめでとうございます。
[帰省の話はそういえば薄ら聞いていたので、
知らなかった事実には、律儀にちょんと頭を下げた。]
あれそういえばマリスさんは。
というか、何ですこの付喪神…。
[周りに目が行くと、周囲が付喪神で累々していたので瞬く。
それもマリスやウェルシュのおかげで随分減っていたようだったが。]
― 龍の島 ―
[持ち直した様子>>117には少しホッとしつつ]
各務さんが何も言って来ねぇってことは、まだ終わってねぇんだろうしなぁ。
正直、どうすりゃ良いのかお手上げ状態なのによ。
[続く言葉に対しては溜息が漏れた。
『力の種』を持っている者を全員隔離空間へと送るのが各務さんから出された条件。
それを為すための手段が不確定なため、見つけたとしてもどうすれば良いのかさっぱりだった]
─どこかの一室─
……、 大丈夫。
[伸ばされた手に触れられ>>+115、僅かに目を瞠った後、呟いた]
……ご迷惑を、掛けたようで。
[ジェフロイ>>+116から声が掛かり、少し頭を下げ、謝罪を紡いだ。
ローとも目が合えば同じように謝罪をしたが]
……何、 してたんだっけ。
[此処に来るまでの顛末は把握したが。
暴走気味だった時の事は、綺麗に記憶から抜け落ちているらしかった]
[続くメルヒオルを巡る会話、
特にシルキーとキリクの会話には口を差し挟まずにいる。
ちょろちょろとしている竹箒>>+84も構わなかった。
どちらにせよ、近づいてこないのだから仕方ない]
今回の件は、宰相殿が寝なかったのが原因でしょう。
ちょいとでかい目覚ましということでどうですか。
[竜舎破壊の話>>+93には暢気に相槌も打った。
本来を言えば原因は各務さんなのであろうけど、
付喪神やら精霊に責を問うても話になるまい]
ああ、これはウェルシュが捌ききれなくて連れて来たんだとよ。
[付喪神について問う声>>121が聞こえれば、そう言ってウェルシュを横目で睨んでおいた]
結局自分で対処出来てんじゃねぇか。
[シュテラの力もあるだろうが、回収したらしい付喪神達が目に入り、しっかり文句を言っておく]
― 古道具倉庫前 ―
[ 睨むような視線を、正面から受け止める ]
……敵は外から来るモノばかりじゃない。それは、良くご存知でしょう?
[ ゆらり、眼鏡の奥で揺れるのは黄昏の紫 ]
―王宮内・廊下―
うむ、実は白蛇に飛ばされてからずっと気を失っていたようでな。
気づいたらこのなかだった。
[シルキー>>+112に頷いて答えながら]
飛ばされた先がおそらくこの押入れだったのだろうな。
しかし、飛ばされてきて壊れた形跡などもない……
[何か空間に異質なものを感じながらカシム>>+114にそう答え]
ジェフロイ殿も、タクマ殿も、他のみなも無事なようでなによりだ。
[頷き微笑んでかえしながら]
ふむ、考えるだけ無駄や何でもありということは、やはり普通ではない空間ということか。
……宰相殿の妹?
[ただ。
やがて打ち明けられた少女の正体>>+105には目を見張った。
二人の面影がすぐには結びつかないが、
これまでの王の態度をだからかと内心、納得をする]
ならば…、
[少し考え、意地っ張りとの言に苦笑した]
安心をさせてやるのが、一番の薬…なのでしょうな。
[斬りつけられれば当然痛いだろう。
しゅるる、と太い胴体の動きが激しくなる。
巻き込まれまいと気をつけながら、それでも後ろには引くことなく。]
貴方には貴方の言い分があるんだろうけど。
暫く足止めは、させてもらうわ。
[カシムだけでなく、国王達も疲労しているだろうとは察していたし。
何より、王妃に怪我をさせた自分自身の不甲斐なさも含めて、宣をした。]
─どこかの一室─
……あ、……何処に、っ……
[自分の看病を頼み、出て行くシルキーに瞬き。
追いかけようにも、痛む身体を上手く動かせないでいると。
相変わらずかたかたと音を立てながら、竹箒がさかさかとその後を追って行った]
/*
だから着地点が判らないのに、どこまで黒くなる気なの、このこわ(ry
…まあ、一応個人的な収束方法は考えてますです、はいw
― 古道具倉庫前 ―
……ああ。
嫌ってほどに、な。
[>>126 返された言葉は、過去に身に染みたもの。
揺らぐ黄昏の紫色に、漆黒の仔犬がぐる、と低く唸りを上げた]
[やがてカシムが目を覚ませば、謝罪に首を横に振る>>+124]
なに。元気そうで良かった。
まだ無理はするなよ?
[彼が未だ誤解をしているのかを知らず、
取りあえずそれを解いている場合でもないと返すは短く]
…アバスカル殿?
[続いて押入れ(?)から出てきた客人に目を向けた。
どうもここの空間は良く分からない]
そちらもご無事で何より。
[短く応えて顎を引く>>+130]
[自分は王妃程の無茶しいではない、つもりだ。
王達が仕留められなかった相手を一人で倒せるなどとは思っていない。
それに、戻りが遅ければ心配して飛んでくるだろう人もここにいるから、と。
無意識に頼りながら、それでも出来る限りの時間稼ぎになれればと思って一人で来た、わけだが。]
…箒ちゃん?
[かたかた、という音が聴こえて、ぱちり瞬いた。]
― 龍の島 ―
[>>122お手上げ状態にはこくりと頷く。]
さっきの、竜舎の裏でした話しに戻りますね…。
結局各務さんに直接尋ねてみるのが、一番早そうではあるんですが。
ヴェルナーさん何か聞けたかな…。
[まだ遭遇すらしてないとは知らないので、そんな期待も抱きながら。]
各務さんとは私も会いたいんですけどね…。
[と言いつつ背中に背負った物入れを少し見る。
中身は各務さんに見せたかった物が入っている。
とはいえ、彼女がそれを喜んでくれるかは、分からないが。]
[さかさかさか、と後を追って行った竹箒は、己が懐く者が対峙するものをみるや否や、一瞬ぴたっと止まる。
どうやらローに言われた>>+18事を気にしていたらしい。
だが一度ぶるる、と身を振ると、シルキーと白蛇の間にさささっと割って入る。途中で仕込み刀が外れて落ちたが、今は気にすることなく。
己の柄をしならせて、蛇の頭をべしべしべしべし、と殴り始めた。
単純な攻撃だったが、意外に効くらしく、白蛇は身を捩る]
え。…ええとそれはなんと言ってよいのやら。
[>>123なんか聞こえたら一瞬、目を開いて、次に顔を赤くして俯いた。
そこいらの話は少し刺激が強い。どうしても自分たちを振り返ってしまうから。
言葉に詰まっていると、視線が向こうに向いたのでウェルシュの方を向く。今のところは天敵が範囲内に入っていても逃げ出さなくてすんだのは、おそらくさっきのおかげだった。]
…、リベルタ殿?
[シルキーが笑顔で立ち上がる。
その笑顔が、どことなく不穏に思えたのは気のせいか。
ジェフが追う風もなかったから、問題ないかと見送るのだが]
― 龍の島 ―
[相変わらず軽いウェルシュ>>129をしばらく睨みつつ。
竜舎裏で話したことに戻るとの言葉>>131には同意の頷きを向けた]
御大将の結果待っとくしかねぇか。
[これ以上はどうにも出来ないのだから仕方が無い。
各務さんに会いたいと言う言葉には、大丈夫かねぇ、と言う思いを抱いた。
各務さんには揶揄われた記憶しかない]
― 龍の島 ―
[>>124何か聞こえたので、今度はじとーっとウェルシュを見ておいた。
おそらく>>129のような返事と笑みで終わったが。
>>127マリスに安否を気遣われると、
だいぶ落ち着いた様子ではい、と返事しておいた。]
マリスさんも無事で何よりですよ。
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