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/*
カタリナさんへのお返事書き書き
そうか、明日の朝でエピ終わりなのか(今気づいた
色々落とせたら落とそう。LW神父生存勝利ifとか
ルドルフ行ってらっしゃーい
>>-700 シモンさん
うーん、おそらく、グロ度もですが、
襲撃=狼さんも食べなければ生きていけないから食べる
=必然性のある死は、OKだけれど、
描写に関わらず、ご遺体で遊ぶ感覚が、NG気味な方はいらっしゃるかもしれないかな?とはちょっと思ったのです。
これ私も含め、ご遺体が記号論になりやすいかもしれない、
ミステリ好きだとつい忘れがちな感覚かもしれないな、とは。
今回、霊能者で、なんというか…
ご遺体への配慮を普段以上に何とはなくしてたのは、
やはり亡くなり方が亡くなり方だから…せめて、安らかに…
という無意識の補償感もちょっとあったかなと。
事前にレーティング確認と合わせて、そのあたりも、
メモで苦手な方がいないか伺ってみるとかはどうでしょうか…
って、何か生意気なことを申し上げてごめんなさい…。
私は個人的には、目そらしテクニックでOK範囲だったので、
大丈夫ですよー、なでなで。とお伝えを^^
/*>>-702 ジムゾンさん
はあい、お時間あったらで、大丈夫ですよ〜
え、LW神父様生存勝利if は見てみたいです。
…でも、その場合はカタリナ死亡ですよね。
うん、でもその方がいいです><。。。
さっきの、出会い編の感じで…
約一年くらいずっとジムゾンさんがいるから生きていた感じ
&その後母に見捨てられて拾っていただいた感じで、
リナにとってはどんな存在であれ、
自分の命より大切なのは、
プロからのこうい背景設定があったから、でした。
で、神父様とジムゾンさんで揺れるのは、
しばらく一緒に生活してから…ですね…///
教会から離れたのは、貴方を……していたし、
守りたかったから、ですよ…。Te diligo.
― 回想・カタリナとの出会い ―
[馬車から降り立った私の目の前に広がる美しい湖。
水鏡の名に相応しいそれに思わず目を細める。
静かに揺れる湖面、咲き始めた林檎の白い花。
暖かな陽射し。
時間までもが微睡むが如く流れているように思われた。]
良い所ですね…
[穏やかな景色と、湖のそばに建つ小さな教会に安堵と満足の溜め息を漏らした。]
― 回想・カタリナとの出会い ―
[新しい日々は目まぐるしく過ぎて行った。
けして大きくは無い村を日に一度は散歩し、村人達の顔を覚え、何か様子がおかしい者がいればお茶を飲みに来ないかと誘った。
優しくありたかった。
必要とされない事が怖かった。
教えと偽善の間で揺れる。己の不安は神に向かい一人打ち明けるしかない。
だが神の声が自分に答えてくれることは無かった。]
/*>>-703
うんうん。この指摘、今受けて良かったなあと思ってます。
11月建ての村の形式が探偵村なので
村建て後、グロに関して事前アンケートを、段階形式で取ろうかと。
アダルト的描写などのボーダーを取る時に、
たまにやっている村を見るのですが。
・グロ可能範囲
A.レーティング内グロならばなんでもOK
B.グロ度は控えめならばOK
C.グロは無理。刺殺や撲殺された、という簡易レベルで。
・残酷描写可能範囲(やられる事に対して)
A.死体遊び◎(派手なデコレーション可能)
B.死体遊び微△(生々しいものはNG)
C.死体遊びは×(デコレーション不可)
この位細かくして、メモに各位書いてもらおうかなーと。
見るのに関しては申告制にすればよさげな。
帰ったらWIKIを更新しとこう。**
― 回想・カタリナとの出会い ―
[彼女を呼び止めようと伸ばしかけた手を降ろし、その後ろ姿から舞う白い花びらを見ていた。
彼女が何者か、まだ知らなかった。
でも、また会いたいと、思った。*]
/* >>-707 ジムゾンさん
…ですよね、ジムゾンさんしか生きのこらないけれど…。
どこでどう、▼▲だと、そうなったかしら・・・。
いっそ、占霊狼狼のif エピとか?シモンさんのハーレム!
…カタリナ邪魔ですね…。
え、ひとめぼれ・・・え、えと・・・///
教会出て行った時は、カタリナも…すごく泣いたはずですよー。ジムゾンさんから見えないところで。
自分の欲を優先してよかったら、
出て行かなかったのです…貴方の為です><。
という裏設定が、プロからありました。
だから、ジムゾンさんにゲルトの家のまで、
教会に戻ってきても→戻れません><。でした。
はあい、おひるね、ゆっくり寝てください〜。
[…は、ジムゾンさんの上にブランケットをふわり。
子守唄を歌ってから、ぽふぽふ…おやすみなさい…bise]
/*
一撃で落としかけてたものだけぽいちょ。
優しい感じがよいですね。
お二人とも透明な描写がきれいー。
カタリナのお母さんェといい、
エルナの義父ェといい、子は親を選べなんだ…
エルナの義父さんはたまたま酔っぱらってたせいで…なのか
元々目を付けてた?なのかが気になる…。
…職場で文章が持ち帰れないので、
組んだ独文で一節だけ。
Pater, was hast du für ein entsetzlich großes Maul!
神父さん、なんて恐ろしく大きな口をしているのでしょう!
文法が不安ですがー。
さっき白の真ん中に挟まったことに気付いた…!!ごめんなさーい!**
/*>>-706シモンさん
にゃあ、生意気をごめんなさい…。
探偵村って、そういうの取るのですね〜。
えと、今回の村を拝見する限りですが、
>>-706のグロ可能範囲、残酷描写可能範囲に加えて、
遺体損壊可能レベルも、あるといいかも?
グロとデコレーションだと、殺され方がグロい、
+遺体状況への装飾は思い浮かびますが、
遺体損壊(腕、指のみ、煮込まれる、お腹開いて詰め込む等)は、ちょっと想定難しいかもしれない感じが、少し。
あと、今回は遺体以外で、
はえさんやむしさんとか出てましたが、
あっち系がだめな方もいらっしゃると思うので、
それも一応、確認した方がいいかも…と少し^^
これは自主申請でいいと思うのですが。
/*
あ、遺体損壊に関しては、レーティングを既に
定めてあるんですよ。
描写に対しての部位切断/内蔵露呈を可。
ただし、あまりにも克明すぎる描写、
生きている人間に対しての切断を不可。
と、一応ここまでは…。
と思ったら、これをそのまま使うと、グロ範囲は
アンケなくていいかなとも思ったり…。
煮込む、と虫はなるほどカテゴライズしてない。
他にNGあればお願いしますーで良さそう…かな。
カニバリズムを規定でアウトにしようかと思うので、
煮込むの方は問題ないかなと思いつつ。
探偵じゃないけどホラー村?(皆で推理する村)の時は、
銃殺・絞殺・刺殺など(で、見苦しくない描写内・Rなし)
にしてましたねー。 いーえ、色々ありがとうございます助かります。めもめも。
/*
鳩ぽっぽ。夜ですよ。
ジムゾン生存エンドは気になるな。オットー吊られるの?キリリングされるの?どきどき。
今回やりたかった事のひとつにキリリングの失敗がありました。指の怪我はその伏線でした。
キリリング失敗→逆に殺される。出来たら良いなあって。
前回のRP村でもしたのですが。殺すのも殺されるのも好き。ヤンデレヨアヒムにイフで殺されて幸せ。
グロは好きですが苦手な方はいらっしゃるだろうから難しいですよね。
― 回想・カタリナとの出会い ―
[曇るガラスをそっと手で拭い、外を眺める。
冷たさの向こうに、もう今年は降らないと思っていた雪が見えた。]
寒いですねぇ…
[他の者が入って来たなら、暑過ぎて顔を顰めたであろう部屋の中で、まだ行き過ぎぬ冬に溜め息を漏らす。]
/*ジムゾンさん生存エンドは、
占霊狼狼か、占霊狼→霊狼 か、霊狼屋→霊狼
でしょうか……?
カタリナは基本、自分▼は躊躇いなかったですが、
オットーさん▼はジムゾンさん▼と同じくらい、
できなかったかな…
もし、ガムビエルさんがいなくて、
ジムゾンさん自身が、生き延びたがっていたら、
カタリナはわからなかったですね……
普通に▼自分だったと思いますが、
それでも、オットーさんは襲撃さけられないんですよね…
― 回想・カタリナとの出会い ―
[冬は、好きでは無い。
あの日、その年最初の雪が降ったあの日、置き去りにされてから、冬が終わらない。
寒くて、不安で、孤独な冬がずっと続いている。
春から秋にかけて…雪が降らない間は、ただその事実が少し薄らいだ気になるが。
事実は事実として、動かしようも無く目の前に横たわっている。
…いつでも。]
暖かくなれば…
[人の生活から厳しさは少しだけ薄れ、春の喜びが、心地よい暑さが、収穫の喜びがやって来る。
乾燥させたハーブを、布に包み瓶に詰めるのも、運んで貰った薪を積み上げるのも、クリスマスが来るのも、一つ一つは素晴らしい毎日の一部。
ただ、]
/*だから、ガムビエルさんでなく、ジムゾンさんが、
二人で生きよう、だったら、
初の発狂RPで、オットーさん▼もあったかも。
でも、それを言い出す人だったら、
護ろうとは思わなかったかもしれないですね…。
ジムゾンさんも赤で困っていらっしゃいましたが、
占霊狼狼でエピったら、
どうなっていたでしょうね?
ちょっとifロルたのしそう…ですが、
クララさんとカタリナが結託してがんばりますか……。
あ、だめだ。。。カタリナがジムゾンさんの幸せの為なら…って身を引くのが見えました…。
基本的にこのカタリナ、全く自信ないですから……(涙
― 回想・カタリナとの出会い ―
寒い…
[寒くて。
それだけが心を抉り、悪い夢を見せる。]
…行かないと…
[それでも、この村に来て一年近くが経ち。村の幾人かは、神父が訪れるのを心待ちにしてくれるようになった。
寒さへの恐れと引き替えに、喜びを得る。]
もう少し強くならないとダメですねぇ。
[まさか、外で寒さに倒れた彼女を見つける事になるとは露知らず。
立ち向かうべき現在の苦しみを胸に秘めた彼女の存在が、皮肉にも自分の過去の苦しみを薄れさせるなどとは思いもせず。
刺すような寒さの中、雪を踏んで外へでた。*]
/*
いやwww多分ルドルフはジムゾンを幸せにはできんとおもうwww
多分そこは俺が退いてそう!
今更だけど、アルビンの拷問云々が誰の話かわかったかも
/*
うーん、どうしたら生存エンドできるか寝ながら考えてたけどいまいち良いのが思い浮かばず
オットーさんの生存欲求が高かったからあれを上回らないとなぁとか
/*
ルドルフ(アドルフ)の死に方のことかー。
確かに生きたまま腹裂いてますね。
時代的?にリンクしそうな魔女処刑(火あぶり、石打ち刑)と並列するような処刑方法かなーと思ったのと、
酷いゲームの招待人(ゲームマスター)としての責務としては、
これだけころしてるし当然の報いだろーと思ってました。
流石に襲撃でそれはないわと考えてたので、
何故ェ…と思って換算できてなかったですん。
すみません。
/*-725 ジムゾンさん
…えと、モザイクかけても、何も変わりませんよ…
[…モザイク拭き拭き]
えと、それは、ジムゾンさんだけ生存でいいのですよね?
カタリナと2人で生き残りではなくて(涙
一番簡単なのは、カタリナに頼めばよかったのです。
生きたいから、私の為に死んでくれますか?
で、ジムゾンさん自身の生存欲が感じられたら、
苦しまないで生きていけるのでしたら、「はい」でしたよ。
あと、その場合は、「オットーさんを食べない」
と約束してくださるのが取引条件でした。
オットーさん食べない、ジムゾンさんが生きたい、
だったら、カタリナは、「はい」って笑えましたよ。
/*・・・と思ったけど、何か盛り上がりにかけるので、
うーん、カタリナに二人で生きようって言って、
カタリナがちょっと発狂RPっぽくオットーさん吊って、
最後は実は嘘だった〜的にカタリナ食べちゃえば、
ジムゾンさんの単独生き残りになるような?
一応、山場もありますし…どうでしょ?
PCはたぶん、分かってましたけど…
て微笑みながら泣くでしょうけど……><。
>>リナちゃん
前回の村がSIRENのオマージュだったので、
今回は生きたままで内蔵どばーはアウトに入れるべきかなーとは思いつつ。レートを変えてなかった…。
リナちゃんと話してて気付いた…あぶない。
考える事多いですけど楽しいですよー。
こうやって意見貰えたりして、より遊びやすさのリサーチできると、
凄い参考になってありがたいっす!
怖いの苦手という事なのに、いろいろ相談聞いてくれてありがとうございます!
四人で新しい生活!なんか楽しそうだわ!
ギャグ寄りになってもいいなら灰でIFやる?(こてん
/*
鳩一撃
確かにオットーは死にたく無いですが、誰かを殺せる度胸はない設定なので。死が嫌で生を感じたくて狩人ではなくパン屋になる事を選んだ訳ですし。
狩人になり損ねたというテーマもあったので、多分ジムゾンは殺せなかったと思います。
オットーの事は自由にして下さって構いませんよー♪
/*>>-734ジムゾンさん
霊屋狼→狼…で、霊もぐもぐのためには、
屋吊しかないですものね・・・うーん><。
カタリナが自分▼でなく、屋▼にしようと思ったら、
正気だったら、しないと思うのです…
基本、カタリナには生存欲あまりないので…。
理由は、今日のエピロルのあたり。
ジムゾンさん生かすだけなら、▼自分でいいし、
屋を食べない約束だけは取付ようとしたと思いますが…。
だから、カタリナが屋▼するのは、
ジムゾンさんと二人で生き残りたい時だけです。
でもって、自分自身ではそう思えない
(自分の命よりオットーさんの方が価値があると思っている)
ので…かき口説いていただくか、軽く発狂するか…かなあ。
とか…うーん><。。やっかいな子でごめんなさい。
/*
どうも。なにやら死体装飾について話されていたようで。
グロ苦手な自分ですが、シチューになったときはなぜか
グロへの恐怖よりも「我が肉体で何してんねんwwwww」という思いのほうが大きかったなぁって……(
ただ食欲は消え失せた。
/*
>>ニコ
すまんすまん!食欲失せさせてすまなんだ!!
もう絶対ノリでシチューにしないから!
なんだったら俺を狐の代わりにうどんにいれてもいい!
/*
ではオットーがジムゾンを殺しにかかってカタリナに阻止されほにゃらららがあってオットー返り討ちにされるとか、どうでしょう。
カタリナちゃんも▼オットー出来る理由が出来るんじゃないかなー。そして私得というry
/*
if考えるのって楽しいですよね。墓下に行ったらエルナとはどんな会話をしたのかな。ごめん、ごめんって謝る事しか出来ないと思うけど。アルビンやヨアヒムからどんな罵りがあったのかと想像すると興ふry
オットーどMですから。
帰宅したらお返事しよう。
/*
>>リナちゃん
今後の建ての時の参考にしますー!
人狼騒動をトロイカキャラでやりましょうかという話がちょっと出てるので、
そちらにもアンケートを活かせたらいいなあと思いつつ。
弟切草のモンスターハウスエンドを思い出す…。
ノリ的にそんなかんじでした。>人外とハッピーエンド
女性陣は自己犠牲力がはんぱなかったですね。
女の子はみんな幸せになるべき。
貴重な男だらけの村の女子力。
>>ニコラス
すまん…俺蕎麦アレルギーなんや…
せめてラーメンで勘弁して…
/*人狼騒動がなくて、カタリナがジムゾンさんに
お父さんとお母さんのことを正直に打ち明けてたら、
というifをちょっと考えたら、平和すぎて涙でました><。
夢か幽霊if かな…。でも時間無理そう。
過去話RP→if ジムゾンさんのリナモグモグRP
→if夢or 幽霊 ?→エンドロールかな…。
他の方にも絡みたいのですが、地上と墓下に><。。
が、がんばろうっと。
/*
オットーも、シモンを殺す気満々でしたよ笑
成功するにしろ失敗するにしろキリリングしたかったなー。キリリングのロル回すのは度胸が要る。次こそは上手くフラグを建てれるようにしよう。
私にとって設定とは割りとどうでも良くて話の展開でころころ変わっちゃいます。
ねみたい
/*
>>オットー
負担にならなそーな一発言くらいのIFきりんぐでもまわしてみるー?練習がてらに。
俺はいつでもバッチ殺いだぜ!(
エルナの仇を取りにこいよ!(迫真
>>ニコラス
うぃうぃメンマの代わりに浮くわー。
でかいラーメンの器を買わないとな。
/*
>>リナちゃん
多分それ違うとおもう!
SNS宣伝だけだからー。
ただ、友人が霧雨では建てるよ、来年!
こりゃ俺がアドルドで分裂して、ジムガムが分裂して六人で暮らすしかないか…
益々カオスメイカーすぎる。
はい、ストーリーはダークなのに、良い方しかいなかったです。
いやあ、いい村に来れてよかった(PL的にもPC的にも)
喉不足なんて俺もリナちゃんもいつものこと!(きりっ
/*
>>リナちゃん
PC的にはルドルフだけかな?>S
クララの中の人には前世で虐められたお…。
パンツを履かない性癖というだけで絶縁寸前に…。
>>ニコ
ククク…4000ごときリナさんがすぐに消費してくれますよ。
頑張って二日分食べてないパワーでたべようぜ!>麺
/*
え、えっと……ベルちゃん、「お兄ちゃんがパンツ履かんなら、うち絶対一緒になんて入らへんから!キクさんと入る!」って……
/*
クララさんのノートを上手い事使ってオットーさん狼に仕立てあげる所まで妄想した、と言う一撃
皆さん他のロル優先してね
[ダッシュで去りつつ]
―???年後―
[人々の喜びの声が響く中、彼女は荷物を抱えてよろよろと歩いていた。
重い荷物があるから早く帰りたいのだが、酷い人ごみで、思うように進めない。]
……。
[ふぅ、と小さく息を吐くと、彼女は人ごみから離れた所で一度荷物を置き、立ち止まった。
母親もいなくなった今では、急いで帰ったとしても、待つ人はいない。
早く帰りたいのはその通りだが、特別急がねばならない事情もない、と納得させ、一息つく事にしたのだ。]
……?
[その時、不意に誰かの視線を感じたような気がして。
そちらの方に顔を向ければ、金髪の男性が、よろけながらこちらの方に来るのを見つけた。
彼の事を、どこかで見たような気がする。
そういえば、彼に似た人を、夢の中で見たかも知れない。
それも一度や二度ではなく、何度も、何度も。]
[いや、でも、記憶違いかも知れない。
そう思っていると、彼はやがて口を開き、不思議な事を呟いた。初対面である筈なのに。]
……
[しかし、彼女はくすりと笑って。]
Ich glaube, dass wir uns wiedersehen.
[『また会えてうれしいです、と。
そう、言葉を返した。]
……
[覚えているか、と問われると、彼女は少しの間思案した。
うすぼんやりと、夢で見たような記憶はある。
しかし、その記憶は常に朧気で、はっきりしているのはその中ではいつも暖かな気持ちだった、と言う事だけ。]
……私は……、あなたとは、初対面だと思います。
だけれど……とても、とても懐かしく感じます。
その、このような事を言うと、気味が悪いと思うんですけれど……初めて会ったような気が、しないんです。
[伏し目がちに、少しずつ、言葉を選んで紡いだ。]
……初対面……そうだよな。 俺の勘違いか…。
人違い……いや、他の兵隊と間違えでもしたのか?
[己と似たような背格好の戦友は居た。
彼は、足の一本の犠牲では済まずに戦火の中、命を落とした。
自分の知っている者を待って、此処で立っていたのかと尋ねたが。]
……懐かしく……?
そう、俺も君が誰なのか解らないんだが、何処かで…
会っているような気がするんだ。
[Adolf=Baruch
そう書かれたジャケットに貼り付けられた名札を指で示し。]
だが、……初対面ならば意味が無いか……。
何処で会ったかでも、思い出せたらいいのに。
― if もしもオットーも狂気に捕われてしまっていたら ―
[――For then he'll be a true love of mine.生前に彼女からその詩を聞かされていたら、そんな未来もあったかもしれない。ただそれは涸れた井戸でシャツを洗ったり、イバラでそれを乾かしたり。それ等と均しく難しい。
(どうして、あの子が?
……許せない)
エルナの手紙を読んだ後、眠りについた。目を覚ますとふたりの姿が無かった。宿の中を探してみたが、どうやらふたりで出掛けてしまった様だった。アルビンが残した武器の中から弓を選び後を追った。拾い上げた弓は軽い筈なのに重たく感じられた。
思っていた通り、村の湖の前でふたりの姿を見つけた]
― IF・これは酷いニコラス無双編 ―
[ニコラスの部屋を訪れる。]
ニコラス……、すまない。
君に恨みが有る訳ではない、君の旅の終わりが、
住んでいた村では無く、此処で途絶えてしまう事を
俺も哀しく思う。
[そう告げてニコラスに向かって爪をおろす――
しかし、その爪は弾かれ、壁へふっとばされた。]
な…なんだと……!? お、お前もしかして!?
[まさか――この村に居る筈がない!!
超狩人級の狩人、自分を守れるという、守護獣が――!*]
[普段は周りの景色を鏡のように映すほど澄んでいた湖。今や水鏡は、打ち付ける雨に粉々に砕かれていた。
オットーの視線の先には寄り添うように立つふたり。大事なあの子を見殺しにした男とそいつの愛情を一身に受けている女性。
胸の内に静かにくすぶっていた種火。今、ふたりの姿にはっきりと憎悪を感じた。
どうして、どうして!
僕から日常を奪っておきながら。あの子を、返してよ、許さない、許せない。
ひっきりなしに打ち付ける雨のカーテンに視界は邪魔をされ、音も掻き消される。激しい豪雨にひっきりなしに打ち付けられ身体が悲鳴をあげていたが、そんな事は気にならない。
男の首筋を狙って弓を構えた。噛み締めた薄い唇からは一筋の赤い雫が零れ、瞼をきつく閉ざす。涙のように雨粒がオットーの頬を流れる。
目を開けしっかりと目の前の男を見据え震える指で弓を放った――]
……
[他の兵隊と間違えたのか、と問われれば、首を横に振る。「家に帰る途中に、休憩していたんです」と付け加えて。
人見知りで、交友関係がお世辞にも広いとは言えない彼女に、兵隊の知人はいなかった。]
……Adolf?
アドルフ……アドルフ……
[彼の名を見、読み上げる。
やはり、そのような名前の知人はいない。
いない筈であるのに、その響きが、何故かとても愛おしくて。
そういえば、やはり夢の中ではあるが、この名前を何度も呼んだような気がする。
しかし、そのような事を口走ればますます気味悪がられるだけだろう、と口をつぐみ。]
……本当、どこでお会いしたんでしょうね……。
あ、申し遅れました。
私はクララと申します。Clara=Wahrsager。
[代わりに不思議そうに呟いた後、彼女は自らの名を名乗った。]
/*-791 シモンさん
なんですと? まさかの守護獣が!
ニコラスさん、霊能者から霊能者にされたり、
狼から占い師にされたりと大活躍ですね!
―IF・これは酷いニコラス無双編―
[回想は、窓からやってきた者によって打ち切られる。
……この時間にやってくる者は、たった一人しか考えられない。]
……あなたが……
[その正体は、声でわかった。
……シモン。]
ま、待ってくれ!私は……まだ……!
[その時……!]
[聞き覚えは無いのに、かけがえの無いもののような響き。
きっとそれは、自分が昔読んだ本と同じ名前だったから。]
いい名前だ。
……聖女で、同じ名前……の、同じ名前の……。
[それを告げようとしたが、何故か涙が溢れてしまう。
うまく言葉が紡げずに、声を震わせた。]
― IF・これは酷いニコラス無双編 ―
[ニコラス>>-799の咆哮が轟く。
壁に埋もるくらいに穴を空ける形で背中を打ち付け。
壁はボゴォ…と音を立て、欠片を床に撒き散らす。
よろよろと頭を手で抑えつつ、
壁の中から出てきた時、目の前の謎の獣と目が合う。]
おま、お前は一体…!?
か、狩人がどこかに潜んでいるのか!?
そして、この男を護衛していたとでもいうのか!?
[アドルフは信じたくない可能性に思い当たった。
しかし、まさかこんな辺鄙な村に――
そして、寝る時すら取られる事の無い――
―――その帽子の中身が気になった。]
― IF・これは酷いニコラス無双編 ―
[信じられないような言葉が、ニコラスの口から出る。
今、この男はなんと言った?]
しゅ、しゅ、しゅ……守護獣…だと!?
ばかな!?伝説の魔獣、守護獣が存在するなんて!!*
……あの、どうされました?
よければ、どうぞ……?
[突如として涙を流した彼に驚きながら、ハンカチを取り出して差し出す。
彼は受け取っただろうか。
そして、彼女は、苦笑しながらこう続けた。]
私は、「光り」なんて柄ではないんですけれどね。聖女なんて、とてもとても……。
―IF・これは酷いニコラス無双編―
狩人……
ふっ、甘いものだ。
奴らは人間の癖に無理をしている。
だから、自分が襲われることに気付かない……
[そしておもむろに、帽子を外す。
昼間には見えなかった、守護獣の耳が現れる]
…あ、ああすまない。
急に、……目にゴミでも入ってしまったのか…。
[左目は瞼を切って包帯で覆われている。
もう片方の目までおかしくなったら、不便だと場違いな事を思いながら
彼女の手から、ハンカチを受け取り涙を拭う。]
…………。
[何処かで同じ買いわをした気がする。
呆然と口を開き、それがどこであったのかと考えながら。]
いや、光だと思う……ぜ。
[まだ止まらない涙の奥で、彼女の名前を脳内で反復させる。]
……君のMutterは……、聡明な、
― IF・これは酷いニコラス無双編 ―
馬鹿な…存在するわけがない!!
兄貴も言っていた!4535年前に絶滅したと!
[信じられないといった顔で、その帽子が取られる様子を見上げ――]
……えぇ。母のご先祖様が、占い師の家系だったらしくて。
生前は、それで生計をたてていたんです。
残念ながら、私は、その才能をあまり受け継げなかったみたいなんですけれどね。
時々、夢で、変わったものを見るくらいで……。
[涙が止まらない様子の彼を、少し心配そうに見つめながら答えた。]
/*
ただいまニコラスさん無双素敵すぎ吹いた。
そしてオットーさんのifでぶわっときました。
なんという忙しさ・・・。
― 回想/神父様との出逢い編(6年前〜7年前)―
……う…ん…。……? …ここ、は?
[雪の中、神父が教会から出てくるのを、林檎の樹の下に立って待つうちに、段々、寒さも感じられなくなり……。ふらっと身体が傾いだことまでは記憶にあったけど…。]
[ぼんやりとした頭と熱い身体を不思議に感じながら、
ここはどこだろう?と少しだけ瞳を巡らせれば、
神父の姿を見い出すことができただろうか。]
……神父、様…? よかった…最期に、一目…
お会いして、から…死にたかった、の…。
[ぼうっとした頭で、そう呟いて。
ああ、もう心残りはない…と感じらられば。
微笑んだまま、意識を手放したのだったか。]
……、そう、か……、きっと立派に、
―――人狼を退治した家系なのだろうな。
[そう呟いて、ハンカチで目元を拭うのを止めて、
片腕で彼女の肩を抱きしめる。
何処で彼女に出会ったのかは、解らない。
しかし、気がかりな事がアドルフにはひとつだけあった。]
………もう、その、夢の中で……。
夢で、何度も死ぬ事は、ないのか?
君はもう、呪縛からは解放されているのか?
[ずっと気がかりだった、彼女の運命。
それがもう終わったのかと、アドルフは尋ねた。]
/*
ログ読んで来た。そして直ぐに離脱!
取りあえず、なんだこのカオス具合wwニコラスww
エルナ >>-629>>-631
わー有り難う御座います、勿体ないお言葉。けど誤字脱字が酷いですよ><私もエルナのロール好きでしたよ。自然体のロルというか、キャラが生き生きしてて。そんなエルナと縁故を結べて良かったです。
オットーのスタンドの武器はしゃもじ・・・。
シモン >>-634
オットーはクーデレなのかな?幸せな過去のロールの方が残酷に見えるじゃないですか←←
私もバッドエンド信者なのです。
カタリナ >>-664
お返事有り難う御座います。カタリナのお願いを無碍に出来ませんから手伝いはするでしょうね。
オットーもそのまま村に住んで相変わらずパンを焼き続ける感じかなー。カタリナさんのお時間がありましたらその後もやりたいですね。皆の墓の前でー?
/*
本当にひっでえwwwwwwwシモンお付き合いありがとう。
でも本編で残念な有様だったからこれぐらいハジけてもいいよね……?
/*
鳩ーん。予想よりは早く仕事上がれたー。
ニコラス無双wwwwwちょwwwww
ラーメン屋なのに本気で笑いかけて、あぶ、あぶないwww
守護獣も萌え役職ですよねー。うふふ
……っ!
[突然肩を抱きしめられて驚いたものの、不思議と嫌悪感はなく。
それどころか、むしろ安心するような、覚えのあるぬくもりを感じた。]
……?
えっと……私が見た夢は、そんな死んだりとか、そういうのではなかったですよ……?
その……すごく、暖かくなるような、幸せな夢……でした。
[彼に問われた事をとても不思議に思ったが、素直にそう答える。
思い出せる限り、夢はとても暖かで、優しくて、決して死のような冷たく、悲しい感覚はそこには介在していなかったから。]
― 回想・カタリナとの出会い ―
[外套に身を包み、寒空の下へ足を踏み出す。
出がけにちらりと林檎の木の下を見るのが癖になっていた。
そこに彼女の姿を見つければ、驚かさぬようにそっと微笑むのが常だった。
初めて彼女がどこかぎこちない笑みを返してくれた時は、胸に温かなものが込み上げたのを思い出す。
しかし今日は日曜日でも無いのだから、と思いつつもそちらを見やった瞬間]
…?!
[いるはずの無い彼女の姿があった。
いつもの林檎の木の下に。
雪の中に倒れ伏して。]
/*
>シモン
終わった話題ですが、グロ云々について。
お蔵入り把握しました。ご配慮ありがとうございます。
大体、ヨアヒムやカタリナが言ってくれたことで合ってました。ありがとうございます。
急いでたんで解りづらい文章になってしまった…。
そんでもって赤ログは未だに読む時間が取れてないので、ルドルフさんの内臓どぱぁは初耳でした。
他の方へのグロ系なら、多少は平気かな…。
自PCへの場合は、やはり反応を返したいですし。その為にはじっくり読まなきゃですから、若干耐性が低くなるのでした。
― 回想・カタリナとの出会い ―
大丈夫ですか?!
[慌てて駆け寄り抱き起こす。
想像以上に軽い、少女の冷え切った体に顔が青ざめた。]
何を言っているんですか…!
[最期に一目、死にたかった、と不穏な事を呟く彼女の体を抱え上げると、まだ暖かい部屋へ運び込む。
ベッドに寝かせ、何からすれば良いのか混乱した頭でストーブにもう一度火を入れ、お湯を沸かし、彼女が目覚めるまでうろうろと部屋の中を歩き回った。]
― 回想/神父様との出逢い編(6年前〜7年前)―
[――…そうして。次に目が覚めたのは数日後のこと。
やっと熱の下がった、けれどまだ、ぼうっとする頭に、
母の失踪が告げられたのだったか。]
……え…? 母が…いない!?
村を出て行ったって……私を…置いて、ですか…?
[教会に駆け込んだように見えるだろう、娘の行動に、“異端者”として告発されるのを怖れたか。それとも、誰かが何かを告げたのか。母は私を置いて行方をくらませ、後にはただ、
あの冷たい地下室を抱く館が残されただけ。]
― 回想/神父様との出逢い編(6年前〜7年前)―
…母にとって…私の…特別な血は、必要なものだと…。
娘としての私はいらなくても、
この血は……必要とされていると思っていたのに…。
捨てても惜しくない、ものだったのですね…。
……私、何の為に、今まで、ずっと……。
[蜂蜜色の瞳を見開いたまま呟けば、ぽろぽろと涙が零れて。
母から解放されたと喜んでもよかったのに、
あれほど、あの人から自由になりたいと願っていたのに。
それでも、最初に感じたのは、
“見捨てられた”いう信じられない想いだった。]
[神父には、母は異端の術を使う人であり、父は普通の人間ではなかった、とだけ、告げたのだったか。
この時、母が“霊媒師”であり、父は“人狼”であったと、
正直に告げていたのなら、何かが変わっていただろうか…。]
……その。
へ、変だと思われると思うんですけれど……
あなたによく似た、金髪の男の方が、私の手を握って、ずっと、見ていてくれるんです。
そして、私は安心して眠りにつくんです。
でもこれだけじゃなくて、その金髪の男の方が出てくる夢を、もっとたくさん見るんです。
そのどれもが、暖かくて、優しくて、すごく、幸せな気持ちになって目が覚めるんです。
……お、おかしいですよね!済みません、気味悪いですよね!
どうして、こんな話しちゃったんだろ……
[彼の問いに素直に答えたものの、恥ずかしいのか、頬を赤くしながら苦笑して顔の前で両手を振った。]
/*
オットーがどこかで、キリングしてみたかったって書いてたけど。
アルビン処刑の時、オットーがいたらキリング頼むつもりだったよー。
ヨアヒムに「覚悟決めろよ!」とか言ってキリング頼むのも面白そうと思ってた。
/*
>>-846
了解です。
『生きた状態でひどい事をする』が拷問だと思っているので、
そういう事は描写はしてませんよーという意味でした。
死んだ方に酷い仕打ちを〜という意味であれば、
『能力者が出てこない事に腹を立てて、
ニンゲンの味方をしようとしている弟に腹を立てて
あぶり出す意味で行った残忍な行動』
という理由あるRPのもとに行なっているので、
ゲルト君の死体は普通の食べられた死体であるが、
他の方のはそうではない、という事になりますね。
なので、残酷描写をするためのRPではなく、
残酷描写に至る理由がPC上発生した為のRPの上の行動、
という事になるので、このあたりをもっと穏やかな表現を選ぶべき、
という感じで良いでしょう…か?
/*えと、少し早いですが、先に自己紹介を。
Catbird713こと、「うみねこ」と申します。
村建てさま&皆さま
大変お世話になり、楽しいひと時を、ありがとうございます。
霊能COなしのとんでも霊能者ですみませんでした><。
今回の霊能カタリナは、RP初心者(今でもですが><。)で、右も左も分からず飛びこんだ、210 凍滝の村 ―人狼BBS的RP村の霊能カタリナで、色々反省がありすぎたので、
そのリベンジ♪も少しありました。
そうはいっても、やはり、
至らない点ばかりでとても申し訳なく…(涙)
でも、皆さんとご一緒できてすごく楽しかったですし、
素敵なRPをたくさん拝見できて、感動&嬉しかったです。
人狼をちゃんと始めたのは、今年に入ってからの初心者ですが、推理村出身(G国)なので、月に一回ずつくらい、推理村とRP村に交互に参加しています。
RP村は、人狼BBS風RP村か、SF設定村が好きです。
面白そうな村があったら、お誘い頂けると嬉しいです^^
/*
あ、SNSやTwitterにも、
最初が大文字のCatbird713でおります。
マイフレさん大歓迎です♪
たぶん、こちらから突撃申請しにお伺いしそうな
気がしますが、その時は、ご迷惑でなかったら、
どうぞよしなに〜
……アド、ルフ、さん……
[おかしくない、と言う彼の眼差しが、とても真剣だったから。
彼女は、次に何と言葉をつなげていいか解らず、しばらく口を薄く開いたままにしていたが、やがて。]
……迎えに来て下さって、ありがとうございます。
[何故そう言ったのかは、自分自身でさえわからなかった。]
/*
アンカー間違えた\(^o^)/
>>-856の>>-885は>>-855の間違いです。
さてさてそれでは、忘れないうちに(寝落ちないうちに、とも言う)ご挨拶をば。
ギリギリになって飛び入りさせて頂いたID:skyhighこと「そらたか」と名乗る阿呆の子です。文字色の件に関しては誠に申し訳なく……
ガチ出身だった筈なのにいつの間にかガチ脳が腐り落ちてネタ・RPに心血を注ぐようになっていました。
その割にRPは適当になりがちです面倒臭がりでごめんなさい。
面白そうな村を見つけるとホイホイされます。
TwitterやSNSにも生息していますが出現率は低めです。
今回は同村させて頂いて本当にありがとうございました。
とても楽しかったです!
アドルフさん愛してますもふもふむぎゅう!
─ 光降る朝 ─
[水鏡のセカイで重ねた指先が朝を紡ぐ。
狂騒の嵐は去り、日を覆い隠していた仄暗き壁は破られる。
朝── 穏やかな陽光が差し込むごくごく当たり前の日常
日常の理から離れたこの水鏡にも日は昇る。
── どんなヒトの心にも]
[エルナさんに誘われて、僕たちは朝の小径を歩き出す。
あの日、僕が光をなくしたその日から久しぶりに拝む日の光はとても眩しくて、前がよく見えないくらいに輝いて見えた。
見えぬ道を導いてくれるように差し出される彼女の手。
少しだけ、思案顔で、彼女と手を交互に見て、それからおずおずと手を差し出した。
── とてもあたたかい温もりだった。
まるで嵐が、人々の全ての温もりを隠してしまっていたかのように、今この手に伝わる温もりは暖かかった。
肉体を失って、それでも感じる温もりは、きっとその人の魂の温もりなのだろう。]
バラ…ですか?
[揺れる手を話さぬまま、少しだけ首をかしげて見せる。]
見たかどうかは思い出せませんが、とても良い香りだったは覚えています。
ジムゾンさんが入れてくださったハーブティ…バラを使ったものもありました。
ジムゾンさんの入れてくれるティーはとても美味しいんです。
暖かいパンによく合いました。
[薫りを語ればこくこくと頷く。花の容はよく覚えてはいなかったけれど、その薫りは知っていた。
狂騒劇の最中では対を成す存在が、日常のセカイではハーモニーを奏でるのだ。
芳醇なパンの薫りに草木の甘酸っぱい薫りが重ねられながら……
嵐の終わりを目の当たりにしていたならば、更に重なる思いがあったかもしれないけれど、それは光が紡ぐ話。
僕ではない。]
リナお姉ちゃんですか?
そっか……リナお姉ちゃんはバラなんだ……
でも、ふわって、あたたかい…はい。
とってもそう思います。
[僕が見た彼女は、幼き日の姿と、鎮魂の謳い手たる姿。
常の日の姿は未だ拝んだことはなく……そしてそれを見ることはもう……
それでも、その薫りと温もりならば多くを授けてくれた。魅せてくれた。
だからエルナさんの言うことも、良くわかった。]
[エルナさんの話は続く、いつしか小径を抜けた先に広がるは水鏡。
その水鏡の先で彼女は佇む。その様を眩しげに目を細めて見つめ、彼女の語る言葉をじっと聞いていた。
彼女が紡ぐ想いの糸
青い糸と蒼い糸
深淵と蒼穹が紡ぐ希望と憧憬の色
光降る朝に届けてくれた温もりの糸]
― 湖 ―
[きっとここにいる、真っ直ぐに向かった先にはやはり二人の姿があった。]
……ゲルト。
ちょっといい?
[軽くアーベルに頭を下げ、ゲルトに声をかける
二人はまだ何か言葉を交わすだろうか、そのようならそれを待ってから喋り始める。]
僕は、あんまりお花のこと分からないんですけど、一つ思ったことがあります。
[完成されたローブを肩にかけて貰いながら、僕はじっと彼女の目を見つめた。
水鏡で再会したとき感じた気恥ずかしさはもうなかった。
青を紡ぐ想いが、溶かしてくれたから]
夏に咲く花で、
エルナさんの瞳や髪の毛みたいに綺麗な色で
大きな花を咲かせて
空へと伸びていく
鮮やかで、お日様のような花。
なんでしたっけ? エルナさんはその花のように思いました。
空を征く貴女のように……
[先程彼女が水面に翳した掌にそっと自らの手を重ねる。]
空が暗かったら青くは輝きません。
空が曇っていたら、水鏡も曇ります。
空が泣いていたら、水鏡も泣いてしまいます。
空が怖いって思ってしまったら、
きっと水鏡も怖い色を見せてしまうでしょう。
水鏡は映しているんです。ソラの色をソラの心を。
エルナさんが大好きな色 それが青空の色ならば
水鏡も大好きな色を描きます。
だから、貴女の好きな貴女の空の色をいつまでも好きでいてください。
それなら見透かされても怖くないでしょう?
嫌じゃないでしょう?
大好きな色、もっともっといろんな人に
大切な人に届けたい色……それが貴女の色なのだから。
[肩口にかけられたローブ。裾に花開くは
受け取った僕はそれをそっと胸に抱きしめる]
これがバラかぁ……
ありがとう…本当にありがとう。
僕に想いを授けてくれて。
[奇跡と祝福が朝の湖に薫る。
愛おしげにその花を包み込んで、僕はもう一度彼女を見つめた。
彼女が贈ってくれた祝福と奇跡…そして感謝の想い
それを水鏡に映し、彼女へもまた届けるように…瞳が光る]
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