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嫌いじゃない、ですけれど。
えっ!?
[慌てて添えられた理由に、パッと赤くなった。
あの後、教官の説明も聞こえてなくて、それを指摘されて。
学友達にも何やってるんだと呆れられたものだった]
お、お恥ずかしいところを……。
[俯きながらちらっと様子を見ると、何故か相手も天を仰いでいた。
どうしたのだろうと、また顔を上げる。
風が吹きぬけて、影法師が笑うように僅か揺れた]
お、お恥ずかしいところを……。
[俯きながらちらっと様子を見ると、何故か相手も天を仰いでいた。
どうしたのだろうと、また顔を上げる。
風が吹きぬけ、影法師が笑うように伸びてゆく]
デコイを艦隊上方へ。
主砲、砲艦、発射用意。
──── 放て!!
[降り注ぐ光の矢に応じつつ、下からの反撃を目論む。
ある程度撃てば後は回避に専念し、王国軍右翼に対処を任せることとなる]
/*
これは今日で最終日かなっ、と、見つつ。
>>+144
ま、この状況だと、自分の大事なとこが無事なら、ってなるのは、な……!
[刻々と距離と形を変える陣容がモニターに映し出される。]
よし、
両軍が入り混じる前に長距離ミサイルによる攻撃を仕掛けるぞ。
── 射て!
[号令一下、後陣艦隊から仰角をつけたミサイルが射出される。]
/*
さて。
流れが物凄く気になるけど、今日はちょっと早めに健康しておこう。
というわけで、お先にお休みなさい、と。**
─ 戦艦 Wild Falken ─
対峙するのは連邦の…ゲルト・マサリクか?
総大将が翼につくか…いいだろう。
その翼天馬の翼か、それともイカロスの翼か……見せて貰う。
迎撃しつつ微速前進。
Wild Falkenを先頭に左右へ展開。
合流したアーヴァイン艦隊は二手に分かれ、その両翼へ
偃月をとる!
目標定め! 撃てぃ!
[元中軍部隊だけなら他の手段も考えたが、防御主体で迎撃を担っていたアーヴァイン艦隊を、即座に連携に組み込ま組み込むにhが、練度と速度に多少なりの不安が残った。
それを補うために彼らには迎撃と追撃…つまり今までと変わらない戦術で臨めるよう手配した]
/*
>>+143ユーリエさん
おいしい?
私もいただきます!
[食べさせた残り半分、ビターチョコとナッツのタルトをあーんと一口。ちょっと苦めのビターチョコが、コクのあるナッツと甘い生地に絡まってて絶妙な味わいだった。しあわせ。
ユーリエからスプーンを差し出されると、顔を近づけた。]
わーい、いただきまーす。
[ぱく。
口の中に残ったチョコを流すような、甘い味。
カラメリゼの香ばしさに目を細めながら、ぱりんとした飴を舌で転がすと、ふわっとすぐに溶けていった。]
美味しー!
[ふゃ。しあわせそうな笑顔。]
[「嚆矢」に修正を加えたプログラムに誘導されたミサイルは弾道ミサイルのごとく、一度斜め前方に駆け上がって味方艦隊を飛び越えてから、王国艦隊へと向きを変える。
その曳光はさながら流星雨。
直行するしかないビーム砲とはまったく異なる軌跡を描いて敵艦隊へ接近する。
そして、星が降り注ぐのは王国艦隊の「上から」に限らない。
後陣のうち、背面航行している艦船からは、王国艦隊の下腹を狙うミサイルが飛ぶ。
その他、射出方向の微妙な違いにより、ミサイルは上下左右から包み込むように王国艦隊に迫った。]
/*
まだ不規則拝見。
最終日進行把握。コックも終了で店じまいだなw
ローはシロウに直接ぶつかりに行くのかな?
何だかんだで連日ローを気にしてた俺だ。頑張れw
王国艦隊女王直轄第1軍補佐官 グレートヒェンは、歴史学者 ナイジェル を投票先に選びました。
───ロー・シェン少佐。無事だったか。
[王国軍と砲火を交えるより少し前。
シュバルツより、ビルトシュバインへ向け通信が飛ばされた。
スクリーンの向こうに、彼の姿を認めれば微かに笑む]
お互いにしぶとく残ったな。
トーマスの親父さんを良く補佐したこと、聞き及んでる。
ご苦労だった。
[目を細めて、麾下に加えた将を見遣る。
完全に信じたわけではない。───けれど。
彼には彼の信があろう。そう、思えた]
全艦、フォーメーションD!
主砲──── 放てーーーッ!!!
[左翼に呼応するように右翼が鮮やかに広がる。
苛烈なる砲撃が、王国軍左翼を飲み込まんとするように、
光の奔流となって叩き付けられた]
/*
集計は今日はいいよねー。
ほとんどみんなナイジェルさんだし。
[パパがんばれとぴょこぴょこ。]
あ、ユーリエさんいってらっしゃい!
コンさんお休みなさい!
ラートリーさんはおかえりなさーい。
/*
入れ違い(と言うには時間あったかw)な面々はおつかれさん。
ゲルトvsグレートヒェン
フランツvsアレクシス
ローvsシロウ
だとトーマスの旦那が余るな。
[目の前には見事な翼を広げる連邦軍。
対峙する敵を見据えると漆黒の艦が連邦右の翼を担っていた。
これも見えざる神の采配か。
それともただの偶然か。
自然と笑みが零れた]
よかろう。
……相手に不足はない。
/*
戦闘機隊を動かそうかと考えて。
その余裕が俺にあるかを問い直し。
動かすのを止めた。
スクァーマ隊、出番無くてすまん(爆
/*
レオンさんもこんばんはー!
どこも熱くなりそうな組み合わせだね。
パパはややシロウさんとこかなーと思ったけど補佐位置かなっ。
アヴェ・リール艦隊は
前と上下左右に1500。後方1000に布陣。
1500は防御。1000は援護を任せる!
[アヴェ・リール艦隊の不安な点は、まさに攻撃だった。
それに初めての実戦で連携を取るのは難しいだろう。
ならば防御と援護を任せてしまったほうが早い
――連邦軍右翼が動いた>>143]
……相手にすれば消耗するだけだ。
ダミーを出してきたということは、
あまり動く気がないか―――
―――うん。
まずは、敵右翼の撃破を優先とする。
[偃月陣を以て対する相手右翼に、狙いを定める。]
[これは連邦に対する「壁」
「壁」は動かず、そこへ来るものを押し返すのが役目だ――。
迫り来る漆黒を見つめて、引きつけて]
主砲。斉射用意――
ベックス艦、エールプティオー艦。
こちらからもミサイルを見舞ってやれ!
[レントゥスの上下に配置されている主要戦艦。
その2艦から敵後方に向けて長距離ミサイルが数度、連発される。
一方は艦隊上方から、一方は艦隊下方から迫るような軌道で走る。
小細工無しの一撃が宙を舞った]
[中央部を緩やかに突出させた王国右翼の陣形に対し、
じわり、と距離を詰め、さらに押し被さるように動いた。
放たれる光芒に翼を形作る艦が一葉、また一葉と落ちていく。
それでもなお、圧力をゆるめなかった。]
相手の端から削っていこう。
敵右翼右側から、火力を集中するように。
[号令に従って、伸ばした翼の先端と、
敵軍の端がさらに距離を縮め、砲火を密にしていった。]
[ミサイルの激発状況を報告するモニターの光が次々と灯っては消える。]
ある程度の命中はしている、が。
[シロウが物理防御に用いていたのは廃棄艦のデコイであった。>>146
他の部隊も堅実に外周には硬い艦を配置してきているようだ。
敵艦に到達しないまま迎撃されるものもほぼ想定の数。]
やはり壁は厚いな。
生半な力では通らぬ、か。
が、こちらからミサイル攻撃ができる戦局は限られている。
今のうちに畳み掛けるぞ。
第2弾、発射!
その後、対艦爆撃飛行艦隊を出す。
準備はいいな。
[後陣のトーマス艦隊からふたたびミサイルが発射される。]
[それとほぼ時を同じくして「敵艦からミサイル射出確認」の報告が届く。>>159]
本隊の手を割かせるな、ミサイルはこちらで迎撃を引き受けろ。
迎撃ミサイル展開!
交差至近距離で自爆させるミサイルも放て。
誘爆させる。
[それでも、すべて防ぎきることは不可能だ。
トーマスは対艦爆撃飛行艦隊の出撃を急がせた。]
端から来たか。
右翼中源を軸に距離を保ちつつ移動。手は届かせるな。
翼を広げたいなけ広げさせるように。
[圧してくる先端を緩やかに逃れつつも誘うように一定距離を保つ。激しさを増す砲火には一歩も退く気はない、
その中で偃月の鋭利な先が目標を定めるが如く、その機を伺っていた]
敵艦隊は…ああ。
[正面に対する艦隊を見て、一度息をつく。
躊躇いはない。だが、一度目を伏せた。
敵主砲との撃ち合いに、目前の宇宙が沸騰するように
オーロラの虹色で満たされる]
[上下から、虎の牙が噛み合うように長距離ミサイルが降ってくる。
爆裂の鉄槌がトーマス艦隊の大階段にいくつもの穴を穿った。]
きっきり返礼してきおったわ。
キツい酒は好きだが、 まだ酔い伏すわけにはいかんよ、御大将。
『敵長距離ミサイル、来ます!』
デコイにぶつけて回避しろ!
スクァーマ隊、準備は?
『スクァーマアインス以下、全て準備は整っています』
よし。
アインス・ツヴァイは対艦仕様、ドライ・フィーアは対戦闘機仕様で臨め。
目標は敵艦隊後方に布陣する艦隊群。
途中、敵戦闘機隊が現れるようならそれも撃ち落とせ!
『『『『Ja!!』』』』
[指示を受けたスクァーマ隊がレントゥスの射出口から宙へと飛び出す。
迫るミサイルを擦り抜けながら、敵艦を沈めるべく宙を翔けた]
/*
滑り込みでただいまです。
入れ違いだった方々にはこんばんは。
コンさんはおやすみなさいませ。
上は最終決戦決定のようですね。
ドキドキドキドキ。
右翼前進。
端から切り落とす。砲火集中せよ!
[連邦右翼が、翼を広げるように斜線を鋭くする。
遠く俯瞰すれば、
左翼と連動して王国軍を包まんとするようにも見えようか。
壁として立ちはだかる陣営の一点に火力が集中する。
交差する炎に翼を散らせながら、
猛然たる攻撃を敵艦隊左端に向けて叩きつけ始めた]
歴史学者 ナイジェルは、歴史学者 ナイジェル を投票先に選びました。
王国少将 アレクシスは、歴史学者 ナイジェル を投票先に選びました。
連邦少将 フランツは、歴史学者 ナイジェル を投票先に選びました。
王国大将 シロウは、歴史学者 ナイジェル を投票先に選びました。
[戦闘機隊を送り出して数瞬後。
到達したミサイルは防御へと押し出したデコイを、回避の間に合わなかった艦艇を貫いて行く]
ギリギリまで撃って来るか。
あの時の探り合いみてぇだな。
だが抜かせはせん。
まだまだ飲み始めたばかりだぜ、代将。
酔い潰れるにゃまだ足りん。
連邦総司令 ゲルトは、歴史学者 ナイジェル を投票先に選びました。
連邦共和国軍 鉄拳艦長 トーマスは、歴史学者 ナイジェル を投票先に選びました。
────アレク。
[心の裡に思う。
そういえば、彼とこんな風に喧嘩をしたことはあっただろうか。
なかったように思う。
いつだって彼との思い出は、優しさに満たされていたから。
こうして砲火を交えることを、不思議に思う──けれど]
……だからこそ、手は抜けない。
[目を、細める。きっと彼も同じ思いなのだろう]
[ミサイル攻撃を免れた航宙母艦から、雲母の切片のごとく散るのは戦闘機の群れ。
対艦爆撃編隊を斬り込み隊が護衛しつつ飛び立つ。
あるものは味方の艦隊に紛れ、あるものはミサイルと同じように迂回経路をとりつつ、敵艦へ向かった。]
/*
アレクシスがかわいくてだな。
戦闘の合間に、ついつい愛でるwwww
てか紅茶飲まないとか、マジ可愛くて。
すげえお喋りをしてみたい。いいよなあ。
『敵艦隊食らいついてはきません』
それはそうだろう。鶴翼だからな。
連中の狙いは本陣だろうさ。閉じこめて袋だたきにしたい…普通はそう考えるべきだろう。
だが包囲網が広がればそれだけ皮は薄くなる。
中に後退するんじゃない。まっすぐ下がれ。
中には入れるなよ。だが、蓋ができそうな気配は消すな。
広がりきって包み込もうとした時……若しくは収束を見せだした時ががタイミングだ。
[外側から切れ込ませないことに注力を注ぎながら、じりじりと下がる。弓の弦を絞るように]
[スクァーマ隊はアインス・ドライ、ツヴァイ・フィーアの4×4編成で宙を翔ける]
『あれは……。
スクァーマリーダーよりドライへ。
敵戦闘機隊らしきマーカーがレーダーに映っている。
位置は自艦隊下方。
これより迎撃に移る』
『ドライ了解。
対戦闘機なら俺達の出番だな。
誘導頼むぜ』
『任せとけ』
[お互いの役割を再確認し、アインス・ドライの両小隊は対艦爆撃編隊の迎撃へと向かった]
[――こうなったことを、何も思わないわけではない。
自身の中には、あの日からずっと途方にくれた少年がいて。
フランツと再会して笑いあえる日を待っていた。
それでも引くつもりはなかった]
[連邦軍は、囲むようにその翼を広げる。
それでも引けない――。だから]
10時……いや、10時と11時の真ん中。
左から初めてだんだん右に!
翼に穴を開けるように、火線を形成しろ!
[展開させたアヴェ・リール艦隊は、
バリアの出力を全開にし、よく護っている。
それでも集中する火力に>>170
一つ、また一つと沈黙し、白い華となって散ってゆく]
/*
は、じっくりログ読んでた。
寝た人お休みなさい!
色々始まったけど、ローさん大丈夫かな。
頑張って色々回収して欲しいな。
ああ、そう来たか。来るだろうな……。
[翼を広げれば、間違いなく陣は薄くなる。
分かりきっている話だ。
集中される火線に、じわじわと陣は削られていった。
うん。と、ひとつ顎を引く]
[ゆるりゆるりと翼は広がる。
相手が真っ直ぐに下がるなら面で押すように。
外縁は僅かに湾曲して、包み込もうとする形に。
やがて、翼はその最大の大きさまで、ぴんと張りつめた。]
─ ミツルギ艦隊旗下 アーヴァイン隊 ─
ふむ……まだ右に攻撃が集中しているようだな。
今のうちに、左を回してくるとしよう。
[王国将官エドワード・アーヴァイン。冴えない風貌と朴訥とした語り、そして艦橋においては常にヘルメットを着用する一見すればうだつのあがらない工事現場主任のような男だが、その実アヴェ・リールと並び王国軍隊を支え続けた歴戦の将である。…暇があれば戦艦内をぐるhぐる徘徊することから、見回り提督と揶揄されることはあったが……
連邦の思惑が端から崩していく流れと読めば、さりげなく左翼の艦隊を右翼へ回し、突き崩されぬように配備する]
それにしても、アヴェさん嬉しそうだったね。
私にはよくわからないよ。
どうせ旗下に就くならお嬢ちゃんの方がいいだろうに。
相変わらず彼はお坊ちゃんの方が好きなのかね?
人の趣味には口出しはしないけど…さ。
[アレクシスの指揮は冷静で的確だ。
一瞬ごとに切り替わる戦況、それに呼応していく動き。
細やかな艦隊の運動に、知らず心が高揚する]
…負けないよ、アレク。
[きっと彼も同じことを思っていよう。
きらめく虹色の光芒の向こうに、幼き日の友の面影を思った]
『敵艦隊より戦闘機隊飛来!』
各方面の駆逐艦に対処させろ!
みすみす爆撃を許すな!!
[王国軍左翼は連邦軍右翼と、王国軍右翼は連邦軍左翼と。
それぞれが応対し、よく戦っている。
結果、中央に位置するレントゥスは連邦軍中央後方にある艦隊と攻防を続けることになる。
時にはミサイルで、時には戦闘機で。
他の航宙母艦からも戦闘機隊は射出され、彼らもまた敵艦の撃破や向かい来る敵戦闘機の迎撃に向かうことと*なる*]
………!
気づかれたな。
[連邦軍の火線はますます密になり、
上下を捨てて、中央に集中する>>180]
アヴェ・リール艦隊!
天頂、および天底部隊からの援護開始!
[複雑な動きならともかく、
砲撃するだけなら連携の心配をすることもない。
攻撃がこないなら、その分攻撃にまわせばいいのだと、
運用を変更した]
やっぱり……簡単にはいかないな……。
[昔からそうだった。
フランツと喧嘩をしたことはなくても、
戦術シミュレーションならしたことがある。
フランツはその手のシミュレーションが得意だった。
もっとももう18年前のことだ。
あれから士官学校に入り、実戦をつんだ。
恐らく彼もそうした人生だったのだろう。
手の内を全部知り尽くしているとは、とても言えない]
─ 戦艦 Wild Falken ─
伸びきったか…頃合いだな
全軍膜を突き抜けて翼を折る!
進路2時の方向へ修正。直進後弧を描き突入!
[広がりを見せた連邦艦隊に対し、引き絞られた矢が放たれる。
翼を折らんと包み込もうとする連邦の斜めから突き崩しにかかった]
突入開始!
─ ミツルギ艦隊旗下 アーヴァイン隊 ─
自警提督 アーヴァイン
あー、諸君、聞いてくれ。もう伝達になっているようだが、大変なことになった。
ミツルギ提督が攻撃に転じる件、やはり連邦右翼が最大限に広がったからのようだ。
今、援護出来るのは今ここにいる我々の艦隊だ。
包囲されないようにとにかく十分に注意してくれ。
[攻撃に転じたミツルギ艦隊に併せてアーヴァイン艦隊もそれに続く]
だが……負けられない。
[ここに及んで、覇道だとか、一統だとか。
そのようなことは頭の外に置いておく。
ただ、友とこうして対峙して、
その機敏かつ柔軟な動きに感嘆しながら]
……負けない。
[同じ時に、同じことを思った]
/*
[もう一つのブリュレもいただきます。
フルーツタルトもはんぶんこ。
タルト生地がさくさくで美味しくて、ふわふわ笑みが零れた。]
そういえばユーリエさん、
フランツさんにト書きでなんか言われてたね!
それについてなにかひとこと!
[お茶しながらつっついてみた。]
[徐々に、上下からの放火に削られていく。
なれど同時に、火力を集中する敵艦隊の端、
更には中央への圧力はその厚みと勢いを増している。
フランツ麾下の艦隊は、先の激戦を潜り抜けてきている。
艦隊の連動には一日の長があると思われた。……しかし]
硬いな……。
[アレクシスの運用は柔軟性が高い。
見事な艦隊運用は、先の前哨戦を髣髴とさせた]
流石にあれで瓦解するほど柔ではないか……
[左右から包み込まれるようにして浴びせかけられる砲撃。
着弾した併走する艦が火の粉をあげてながら制御を失い、瞬間幾重の光に打ち抜かれ火柱をあげる。
いくつもの閃光が、消えゆく命を示していた。
いくつかの砲撃はWild Falkenをも掠め、その度に震える艦橋で、私は仁王立ちのまま前方を見つめた]
攻撃を右舷前方に集中! 分散させず一点に集中させろ。
道を造るぞ。アーヴァインにも伝えろ!
外へ抜けつつ上を取る!
そのままこちらに振り向いてくれるなら良し。
中へ浮気するなら……頬をひっぱたいてやれ!
[アヴェ・リール隊は砲火を開始したものの、
なかなか火線を思ったところに集中させるのが難しい。
増援部隊との連携が上手くとれなければ、こちらは7200。
恐らく敵軍より少ない数だ。
敵より少ない火線では、この状態がいつまでももつものではない――]
動かないな。ならば……砲艦、前へ。
更に右端の艦隊微速前進、
斜線陣を強めて更に火力を集中せよ。
[とん。と示したのは王国軍が防御を固める一点。
そこにこれまで以上の放火を集中させる]
──…一箇所でも防御が崩れれば、脆い。
[膠着状態を破らんと、陣が動いた]
/*
>>+167
わ、大丈夫?
[思いっきり噎せてる様子に、大慌てでお茶のお代わりを注ぎつつ、背中をとんとん叩いた。]
わー、ユーリエさん耳真っ赤…。
[背中を叩きながら、真っ赤なみみに瞬いた。
ちょっとつっついてみると、指先があったかくなったとか。]
援護隊!出てきた砲艦を迎撃!
全艦隊前進!
上下の艦隊を前列に!
前方の防御を厚く!
[敵が動き始めた。
敵の砲火が防御に集中しはじめると、
それを待っていたかのように、艦を前進させた**]
ちょっと止められそうにないかな。
[王国軍が、突破の圧力を高める。
集中する砲火がいくつもの艦を灼き、
じわりじわりと傷口が広がっていく。
突破されるのも、時間の問題と見えた。]
……むこうにも、負けられないし。
[スクリーンには、戦場全体の戦況も映っている。
整然たる斜線陣で相手を削っていく右の翼が
一気に攻勢を強めるのが、見て取れた。
戦場の要を見抜くあの目は、
いつ見ても気持ちいい、と小さく微笑む。]
―――よし。フォーメーションFからGへ展開。
そのあと、凹陣へ移行。
[突撃を抑え続けていたV字の折れ点が左右に割れ、
開いていた側が閉ざされる。
V字から逆V字へと形を変えた陣形は、
そこからさらに滑らかな曲線へと変わった。
陣全体に及ぶ細やかな陣形変化は、
スヴァローグの指揮運用能力によるもの。
左翼の全艦が連動して動き、
上にある王国軍を柔らかく受け止めるような、
凹レンズの陣形を組み上げる。
各艦から放たれる砲火は、
レンズの焦点である王国軍右翼の中心、
ただ一点へと集中した**]
/*
>>+169
あはは、や、つい気になって。
ごめんなさー…。
[つんつんつつくと髪が跳ねるのでちょっと面白かったとか。
ぼそぼそ聞こえた声に、にへらーと笑った。]
へへ、早く会えるといいねぇ。
[言葉足らずなら足りるといいねとか言いながら。
もうちょっと背中をトントンしていた。]
/*
ユーリエさんお休みなさい!
私もそろそろ寝るのだった。
明日は…わりと覗ける、はずなのだけど。
[寝落ちてるっぽい人達に毛布をかけてまわって、食器を片付けてからおやすみなさい*]
― 幕間:フランツと ―
プライド…あったんですか?
[返す刀は、更にばっさりだった>>5:11。
大真面目の応酬は、さてどちらに軍配が上がったか]
…… そうですね。
僕もそれでいいんじゃないかと、思います。
[『そう生まれてしまったものは仕方ない』
その言葉が自分の境遇と重なって、すとんと胸に下りた。
生まれは生まれ。
其処にこだわって苦しんでも、辛いだけだ。
そんなの…自分だって、よく、知っている]
[たいせつなひと。
その音の響き>5:13が、ほろ苦い笑みを呼ぶ。
なんて答えていいか分からなくなって、
黙って困った顔を、した。
間違ってはいないけれど、
素直にうんと頷くには…その対象は重すぎて。
唇は何も紡げず、貝のように音を無くした。
でもそれでも――相手には、
何かが伝わっているんじゃないかって。
根拠も無く思う。]
[だって]
……あの?
[フランツの手がこちらに伸びる>>5:14。
…触れる。優しいぬくもりが、指先から肌に灯った。
指先が絡む。何かが…流れ込んで、くるような。
それは錯覚かもしれないけれど、でも]
[崩れるように、ほろ苦さが純粋な笑みに上書きされた。
『手を伸ばし続けて いいんだよ』
そんな風に保証された気がした。
童顔なくせに年不相応の笑みを浮かべた>>5:16、
この年上の青年に。]
ええ、今度は――…
[その優しさに釣られるように、浅く頷く。
今はまだ全てを喋ることはできない。
けれど、彼の前ならば。
いつかそのうち話すことが出来るかも、しれない――――?
未来はもう、永遠に失われたけれど*]
― 回想:ヴェーダンタ最終通信 ―
[ノイズの走った通信画面が、
最期の維持を見せてくれて――金髪の上司の姿を映す。
ああ、良かった…と心底思った。
自分は最期に、あなたと言葉を交わして、いける。
報告を綴り、想いを――――託す。
ゲルトが震える手で答礼する様子>>4:385が視界に映った。]
[敬礼をとっている自分の右手が、震えそうになった。
…嗚呼、こまったな。
泣かないって、決めたのに。
全部任せて と言ってくれる先輩は、
間違いなく、すべてを受け取ってくれるだろう。
其処に不安はない。…ただ、]
[死に向かう人間の想いは、確かな重みだ。
ましては彼は連邦総司令。
今までも…そして、これから先も。
散りゆくたくさんの、想いを受け取って、
それでもあの、いつもの平然とした顔で、
穏やかに……受け継ぐのだ。
内心で静かに燃える、強い
其処へ新たに輝く星のひとつとして。]
[おそらく、弱音ひとつ吐くことはないだろう。
責任の重さは、計り知れない癖に。
そういう、ひと。…だった。
背を追いかけ続けてきた昔>>5:272から、ずっと。]
[だからこそ本当は。
傍で、もっとずっと… 手伝いたかった。
微力ながら負担を軽減できたらいいと思った。
あなたを支える幕僚として。
あなたを慕う後輩として。
あなたの理想の為に、これから先も…尽力したかった。]
[もう片方の手を、幼い約束のあの日に伸ばしたかったのも、
嘘ではないし、僕自身の真実ではあるけれども。
本当は両方、手を取り合って、進みたかったんだ…。
みんなが笑って。
みんなが傷つかなくて。
…失われることも、なくて。
どうして、戦わなければならなかったんでしょう ね?]
[でもそれは、今問うても詮無きことだ。
だからせめて。
僕はこれからの戦が少しでも早く終わるようにと。
そう、祈りを込めて未来を託し。
――――前に、向かう。
ああ、映像が乱れていてよかった。
零れそうなこの涙を、見られなくて済むから。
先輩。あなたには、…ラートリーは笑って逝ったよって。
満足して生を全うしたって、 思っていてほしいから*]
― 星の彼方 ―
[そして今僕は、何処か分からぬ闇の中にいる。
星の彼方で、命が失われる光が瞬く。
それはなんて綺麗で、残酷な美しさだろう。
中央に、彼が――――居た。
旗艦スヴァローグに座して、
その水色の双眸で、真っ直ぐ前を…、未来を見据えて]
『だから、前へ行く。』
[しかと心に、届いた誓い>>5:81]
先輩なら、出来ますよ。
[口元が緩く笑みを宿す。
陣容が華麗に様相を変える光景>>198に、
相変わらず、見事な腕ですね、なんて。
ちょっと上から目線で思ってみた。
まあ実際、死んだ自分の視点はどうやら、
都合よく宇宙を動けるらしいので、
まさに言葉通り、今の戦いも上から見下ろしているのだけども]
───…うん、来たか。
[相対する艦隊の右の端、向こうから見れば左端になるだろう、
一点に火力を集中した。
猛然たる砲火を前に、敵艦隊は良く凌いでいる。
だが時間の問題だろう。
その、時間の前に必ず動く───そう思った。
敵将は決して無能ではない]
『それじゃ、アレク。次はどうする?』
『うーん。じゃあ、ここで突撃!』
[幼い日々は遠く、あどけない遊びも過去のもの。
チェスの駒を使って戦争ごっこをして、駒をなくして叱られた。
もうアップルタルトを食べて仲直りとはいかないのだろう。
いかないのだろうか───…
─────本当に?]
こちらの陣の薄さを突いてきたか。うん。
あれをそのままは受けられないなあ…
[フランツは、一瞬の物思いに頭を振った。
切り替えられた攻撃に、耐え切れず火球となる艦がある。
数で劣る艦隊を最大限に運用した見事なる指揮。
メインスクリーンに迫り来る光の塊へと、目を細める]
ではこちらは、数の利を活かそう。
全艦隊、フォーメーションE!
[声を受け、じわりと艦隊が動いた。
壁に対する斜線陣を形成していた艦隊は、
砲火を続けながら徐々に上下に拡散し、
緻密な連携を経てあたかもヴェールの如き形へと変容した]
[薄いヴェールは突撃に対して簡単に上下に切り裂かれる。
光点が切り裂かれたと見えると同時、今度は敵艦隊の上下から、
中央へと向け挟み込むように火線が集中して向けられることになる]
……ああ。
[メインスクリーンに戦場を見渡せば、
中央ではどちらも引かぬミサイルの応酬が続いている。
巌の如き将は、一歩も引かぬ。
そして左翼、共にも羽ばたくもう一つの翼が、
鮮やかなほどの艦隊運動を見せて柔らかに変化する様子が見えた]
─────…、
[知らず、口元に笑みが浮かぶ。共に戦う人がいる。
共に戦場に立つものの、彼ら以上心強い仲間はいない]
乗り遅れるわけにはいかないなあ……
/*
ですねー。
上が動くと、ついついそちらに気を取られてしまいます。
リベンジもしたいんですけども、も。
普段は墓下も中発言しない村にいることが多いです、し。
/*
クライマックスだから、余計にね。
中発言関連は、右に同じく、だねぇ。
時間はあるんで、仕切りなおしするなら、動けますよ、と。
[※このあとは更新までひたするゆる在席なのである]
/*
はい。どうにも克目してしまうのです。
あー。私も今日は比較的確保出来てるのです、が。
今は18時前位まで。次は早くて20時になっちゃうと思います。
それでも良ければっ。
*/
そういう村は多いのかな。<墓下中身発言
俺は滅多にこういうのやらないから、トレンドとかよくわかってないや。
(俺もふよふよ中でした)
/*
時間は、こちらは余裕あるんで、問題ないよ。
上が終わるまでにまとまってればいいんじゃないかな、とも思うし。
が、どのタイミングから動かすか、というのが問題か、この場合。
/*
>>+179
[ふよふよしているひとに手を振った]
俺は墓下の中身会話なし、の方が多いですねぇ。
なので、この状況が新鮮に思えている、とも言いますw
この辺り、企画人さんの好みとか、村の主旨とかでわかれるから、一概には言えないよーな。
/*
>>+182
ふむり。
こっちの>>5:385から新しく繋げなおして行く感じで、最後は互いにダメージつけて〆、という感じだと、ノーカット版になるかなー、とちょっと思った。
時間あっても、初手がああなったのは変わらないしなあ。
/*
>>+184
や、俺も資料横に置きながらでないと、書けないから!
まあ、初手はどうしてもねぇ。
要注意認識もしてたわけだし……w
んじゃあ、>>5:385を改変して、離脱後の動きを入れる方向で開始してみよう。
しばしお待ちを。
[ごそごそ]
―
[近づく機影、レーダーに映るマーカーは、覚えのあるもの。
データ照会後、見分けやすくするためにつけた独自のそれに、自然、表情が険しくなる]
『……クルト!』
わかってる!
あれ、結構やってくれるからな……一機ずつ、確実に仕留めてく!
上から切り込む。
他所散らすの、任せた!
『……了解した』
[短いやりとりの後、かけるのは急上昇。
それによって生じる隙を取らせまい、と僚機が牽制の機銃を撃ち出しながら旋回し、大きく孤を描いた。
上を目指した銀は、速度が限界に達すると同時、機首を逆方向へと向けて、落ちる]
[唐突な上下の入れ代わり。
ある程度の制動が保たれているとはいえ、衝撃は大きい──のだが、それにも大分なれていた。
下降による加速度を、心地よい緊迫感と変換しつつ、レーダーターゲットに水霊を捉え]
……もらうっ!
[宣の後、躊躇わずに弾くのは光を撃ち出す引鉄。
それが相手を捕らえたか、確かめるよりも先。
下降の影響で失速するのを一時的なブーストで補いつつ、旋回をかけて距離を取ろうとするが、強引な加速と機動の影響は、すぐに本来の動きをとるには到らせない。
一撃必殺を信条とした動きは、文字通り、諸刃の剣でもあった。//]
/*
あっ。
ナイジェルさんの文章用意してない!
[突然死回避だから、もう要らないんじゃないですか?]
[いやいや、そういうわけにも。]
/*
よくよく考えんでも私偃月の使い方間違ってますやん…
おおう、ゲルっちごめんよぅ><
前方にビームバリアを展開。攪乱幕を放て。
[柔らかく包み込む布を思わせるような包囲群を突き抜けて、上方から見下ろした頃には、V字だった連邦が一斉にこちらを向き、中央へと集中砲火を浴びせかける。>>198
対応自体は計算に入れていたが、その流れるように迅速且つ淀みない変遷に内心舌を巻く]
惚れ惚れするような指揮能力だな。
[…うん…ごめん。内心では済まなかった。
思考がそのまま漏れてしまう程に、その力には魅せられて、そして同時に恐怖もしていた。
これが連邦総司令官ゲルト・マサリク…柔軟且つ要点を抑えた艦隊運用は、彼の能力と、そしてそれに従う仲間たちの調和と結束を物語る。]
―
[ヴィラー宙域は安定度の変化が他より頻繁に起こる。
基地にも近いこの区域は、纏めての艦隊運用が出来る程には安定しているのだが。局地異変の起こりやすい場所はピンポイントで存在していた。
座標表示にチラリと視線を走らせる。近い]
ギリギリ……でも行く。
突っ込むわっ!
「馬鹿っ」
[短い罵倒の通信は、その賭けの危険度を示していた。けれど、行けると。根拠はないが、確信があった。
更に勢いをつけて光の漏れ始めた駆逐艦の脇を急上昇する]
紅クワガタ!? あの時のっ!
[再調整してもらった機体で加速しても、その急上昇に追いつけない。そして横から機銃が迫る。
このままでは動ききれずに良い的となってしまう]
アルッ、カブトムシはまかせるっ!
[グッ、と息を飲み込んで、自分も上昇を切る。
一瞬静止したかのような間を置いて、機体を横へと捻り機銃掃射を避ける。機首を上向きに立て直しかけたところで、アラートが響く]
早いっ!
[キリモミするように更に機体を捻る。
避けきれずに掠めた光は平行バランスも奪い、前にも増して甲高いアラートが鳴り響く]
こんの、無茶しぃっ!
[緩衝しきれないGによる頭痛に眉を顰めながら。
強引に90度バンク、そしてもう一度。
計器便りではなく光の流れと勘に頼って、動きの鈍った紅クワガタに機首を向け、返しの光刃を放った//]
[だが、連邦左翼がこちらに注視するならば、中軍hの包囲も一先ずは防げるか?
壁を包むような大きな翼、それを防ぐことを目的とするならば、悪くはなかった。
現状の集中砲火を凌げれば…の話であるが──
両翼から迫り上がった防御艦隊が中央への集中を防いでいく。
Mのような形…それを指揮するアーヴァインにそういう趣味があったかどうかは定かではないが、このまま留まって迎撃をしていては何れは持たなくなるだろう。]
『一度このまま後退して、牽制しつつ持久戦に変えては如何でしょうか?』
そうだな……いや、だめだ。
[至極妥当な提案に頷きかけて、その首が止まる。]
でなければあの柔が人の想いを包み込める柔なのか、ただ薄っぺらい柔か計れぬ。
私は閣下に、あの者の真を問うと告げた。
その思いに変わりはない!>>5:245
覇が描いた宇宙の夢は、形は違えど彼らとて変わらぬはず。
争いをなくす。戦火に…圧政に…不条理な悲しみなどない。
一つになりたいと願う者たちが一つになれるそんな世の中を!
だから知らねばならない。言葉を交え、心を交え、心の刃をも交える。
共に歩める物なのか。世の悪意に立ち向かえる者なのか
自らの領域から飛び出しても尚、想いを紡げる者なのか…
“信”に値し“真”を以て“新”に至れる力を持つものか。
それが…我らの夢へと通じる為に! 王国が
[ただ、生きるだけではだめなのだと…戦うだけではだめなのだと
その先へ続く何かを手にしなければだめなのだと…
一族の血なのだろうか…奇しくも、その言葉は過去のとある言葉に酷似していた。]
Wild Falkenを中心に魚鱗の構え!
目標スヴァローグ! 連邦の真紅の星を爪に捉える!!
突撃準備!
[宵の空を描いたような青黒の羽衣をはためかせ、鶻は動き出そうとしていた]
/*
折角なのでもう一段くらい交錯入れてもいいかなーとか思いつつ。
このままラストに繋げていくのもいけるかな、なんて。
ここで一度時間切れ。
戻ってきたらまた気合入れてお返ししますっ!**
『……無茶しいが目を着けるのは、無茶しいか』
[同じ動きで追おうとする水霊。
その様子に、呆れた呟きを漏らしつつ、紅のカブトムシは更なる牽制の一撃を加えようとして──動きを、止める。
こちらに向かう、水霊の僚機。
ひきつけておくかとの思考までに要した時間は、僅か]
『……世話が焼ける』
[小さな呟きの後、上方へ向けての一回転。
その終端から敵機へと切り込むが、一撃を加えることはなく。
横を掠めすぎ、けれどすぐさま切り替えして交差へと持ち込む。
後ろを取らせず、後ろを取ろうとする動き。
その意図は敵僚機をひきつける事にある]
[そして何やら呟かれている方はといえば]
……っ!
[ターゲッティグアラートはない。
が、本能的な何かがそれを捉えた。
とっさに機体を回転させて斜め方向に大きく傾ける。
そのまま下方へと抜けようとするが──間に合わず。
翼を掠めた光刃が、機体を揺らした]
……上、等っ!
この程度で落ちるヒルシュケーファじゃねぇ、ぜ……!
[甲虫の名は、ダテや酔狂のものじゃない。
打たれ強さもその名の意味だ、と。
強引に機体を制しつつ、斜め可能に降下することで再度、距離を取った]
ち……この辺り、さっきデータ入った特殊領域が近いな……大きくは動けん、か。
……それなら、それで!
[細かい機動から、一気に仕掛ければいい、と。
旋回から、高さを違えて相対する向きを取る]
……ここを直進する分には、振り切れる範囲、と読む。
当たれよ!
[これもこれで、無茶な事を言いながら。
直線を翔け、加速を維持し──水霊を追い越した辺りで唐突に、上方に向けて宙返り。
しかし、そのまま回転しきる事はなく、宙返りの頂点で機体を180度回転させた。
位置取り的には、水霊の6時方向、やや下方。
背後から一刀浴びせられる、位置]
大人しく、落ちとけっての!
[そんな無茶な注文と共に、撃ち込むのは光ではなく、機銃の掃射。
背後を取られたとて、大人しく灼かれる手合いではない。
そんな思いもまた、どこかにあった。//]
/*
上も盛り上がってるな! と見つつお返し。
>>+191
もう一交差はあってもいいかな、と思ったのでこんな形に。
離席いってら、だよ。
……しかし、我ながら。
どこまでも無茶なマニューバしておる……w
― あの日の回想 ―
ハイツマン少将。
これよりわたしも一線に向かいます。
[戦闘機を駆り宙に身を投じることを決めたのは、
王国軍と連邦軍のみたびの衝突の合図から随分と後になってからだ。
まず、今また上官として在るハイツマンへの通信回線を開く。]
遊撃に配備した小艦隊のうち、2小隊が機能を停止しました。
あちらが不意の対応に出てくるであろうことは予想の範疇でしたけれど、密集艦隊の集中砲撃と波状攻撃によって分断を余儀なくされたとのことです。
[王国側からの一矢によって、安定を欠いたのだと。
努めて平静に報告を行う。]
撹乱に動いていた単独艦を戻し応戦範囲を広く取り対処していますが、このままではジリ貧、時間の問題です。
強襲に戦闘機を準備しています。少しでも数を減らしますわ。
わたしもそちらに加わり、以後の指揮は艦長に権限を戻します。
ですから………
…あ。いえ。
[少将が何も聞かずにいること。それを信用だと受け止めてよいのか、それとも別の理由か。
決定も意志も、その場で指揮をする者に委ねられるものであり、前線に在って連邦の精鋭と対峙しているハイツマンに意向を問い煩わせるような内容ではない。だから問いにはならなかったのだが]
グレ…… ミツルギ補佐官が?
[その名を聞いて、腑に落ちた。
どうも手回しよく上官に託してくれていたらしい。
親しい友の顔を思い描けば、眉下げた表情ばかりが思い出され。
それを残念に思う間もなく振り払い、許可と気遣いにははいと頷いた。]
微力ながら、力を尽くさせていただきますわ。
………王国の為。自らの護るべきものの為に。
[女王陛下の御為に、と、この時は口に出すことはなかった。]
レーダー反応はティア少尉の方に。
十中八九そちらに向かいます!
目視次第散開して応戦します、撃破後は上方125度を保って―――
針先程度も見落とさない意識で。
行きますわよ!
[飛び交う砲撃の中を縫うように駆ける。
指先で弾くたび、紺碧のそらを白が裂く。
複雑に形成される火線は、敵味方の区別無く、
階級も地位も、それまで歩んだ人生すらお構いなしに穿つ。]
……っ……
[沈黙し、残骸と化した戦闘機を幾度避け、幾度弾き飛ばしただろう。
敵艦の砲撃をまともに浴びた戦闘機は、ほとんどが消滅かそれに近い状態で。大きく削り取られた空間にはそこだけぽっかりと穴が開いたように、無だけが残っていた。
辛うじて形の残るものもあるが、機体の一部、搭乗者の一部、
なにがしかが他の者の目に留まる機体はそう多くはない。
少なくとも、自分の目撃した前線ではそのようだった。]
震えては駄目。
コンラートさんだって、今まで、こうやって… 今も。
[無数の星々から成る光帯。
果てを思うには広すぎる宙に在りては、全てが等しく紺碧の一部となる。
その中のどこか一点に居るであろう、友の身を案じた。]
― 数年前:フローリス星系の一角にて ―
……この絵は。
売り物なのですか?
[とある大きな絵に出会ったのは、任により赴いていたフローリスの地でのこと。
歓楽地として知られるようになり久しいが、冷戦只中の連邦国と王国のほぼ中間地点。イーゼルほど恐々とする必要はないにしろ、遊びに来た一般人を装いつつ私服を着込んで、友人達へのお土産を選んでいた時のことだ。偵察を兼ねていること、その裾長めのドレスのスリット奥に銃を仕込んでいること、それらを少しの間頭の何処かに置き忘れてしまう程度には意識を取られたと言って良い。]
……これは、ルー ですわね。
[何という画家が描いたものか。どこで入手したのか。
画材は何を使っているのかと、この筆は珍しい物ではないか、などなど一頻り質問攻めにした後、暫く其処に立ち竦んでいた。]
そうですわね。
ここからは分厚い障害物や小惑星が邪魔をして、見えることはそう多くはないのではないでしょうか。
いやですわ。馴染みが無い、なんて。
人類の発祥の星ですのに。
[購入してしまおうかとも思い価格も聞いたが、主人の返答は入手経路と同様、はっきりとせず。言い値で値を付けてくれと言うから、思い切って高めを口にしてみたら、その絵には早速値札が付けられた。あらら、と思いながら主人の動作を見ていたが、ふたたび絵へと視線を移す。]
…どういう方が描かれたのでしょう。
今は旧き刻の面影を残すばかりの、
記憶の隅に忘れ去られた、遥かなる母星。
[いつか、言葉もままならぬ幼子であった頃、母親が話してくれた。
自分や母親が生まれるよりもずうっと前、はるか昔のルーの姿。]
……あなたは、ひとり?
[音にならぬ声でぽつり、問いかける。
深い色彩に馴染み切ることなく、それでいて独特の存在感を保ったまま、それを誇示せず主張もせず、ぽかりと宙に存在を示すだけの惑星。思惑も知れない。
その、どこか寂しげな佇まいに、感じるものがあり、また強く惹き付けられて。動けずに居た。]
[どれ程の時間、見詰め合っていただろうか。
呆れたような店主の声ではっと我に返り、慌てて胸元で両手を振った。]
あ…ごめんなさい。長居してしまいました。
その、とても、気になるのです。この絵。
ん……
[両腕を広げてみるけれど、女の細腕には抱えるに難い。]
でも、だいぶ大きいようですわ。
わたし一人では持って帰れませんわね。
折角言い値でと仰って下さったのに、残念です…… …
[また近く立ち寄る機会がある、その時にまだ残っていたら購入する、と店主に約束し、後ろ髪を引かれながらその場を後にしたのだった。
わんわん泣く幼い少女の声が遠く背の向こうに聞こえていた、それにも少しだけ振り返りながら。]
[母なる星、ルーには、二つの衛星がある。
正確な軌道を描きながら、付かず離れずの位置を保つそれらは、
意図してかそうでないかは分からないが、あの日フローリスで見た絵にも明瞭に描かれていた。
ひとり?
そう訊ねた後、傍らの二つを見つけた時には。
何故かとても安堵したのだった。
そうでなければ、無理をおしてでも抱えて帰っていたかも知れない。]
(………じゃ、なかった)
[自身をその孤独な星に重ね合わせるような、らしくもない、珍しい感傷の中、不意に胸に去来していたのは親友ふたりの顔。
グレートヒェンとコンラート。
泣きたい時も苦しい時も、楽しみも喜びも分け合った。ふたりが居るから、ふたりの笑顔に護られていたから、自分がここに在り続けていられたように、彼らが主星たる時には己が彼らの衛星として傍らに在ろうと。そう、思っていた。
戦う場所が違っても、出来る限り近くで手を伸べていたかった。]
[女王の覇道。
その源流も行く先も――尽力を誓った身、目指す先があるのだと信じてはいたが――知る機会は、自分には一般国民が知り得る以上には与えられなかった。
あらゆる意味で、ひとりの娘にはあまりに遠すぎて。
陛下の膝元で戦い続けることで恩義を返す、ただそれだけを思って生きた。
連邦司令官の主張。それもまた、同じく。
ただ、目指す先に惹かれたことはあった。
母国や自分を育んだ環境に対しての罪悪感を伴ってはいたが、もしも、…もしもそこに生まれたらどのような道が描けただろうかと思い馳せたことも少なくはない。
今ある立場や思想を覆し、何かを棄てて彼らに至るまでの機会もまた、無かったのだけれど。]
[娘が手にすることが出来たのは、とても小さな力だった。
たいせつなものふたつ、守ることだけを胸に抱いた。
与えられた全てを容れて、そこに殉じた。
…けれどきっと本当は、自由に飛べる力も、]
[自力で果てを見る力だって]
[欲しくて]
[掴みたくて]
[だから]
― 宙域戦闘区 ―
…来ます!!
こちらG14487地点。
アルデバラン、エルナトI、エルナトII…
〜〜〜〜いえ、全て!スペルバーグ艦隊全艦に告ぐ!!
後方に艦隊群と巨大な熱反応を確認、速やかに対衝撃エネルギーバリアに出力集中!
艦隊は中規模ですが、あれは―――
各戦闘機は―――
――――!!
[音は途切れ。ひゅ、と喉が鳴った。
予感、か。前方に捉えたレーダー反応に全身が総毛立つ。]
[――――そして。全てを覆う、白の白。]
[最後に網膜に焼き付いた光景はそれだけだ。
痛みも無い、熱さも無い。
身体が失われるその瞬間は、何を思う間もなくて。
……無かった、筈なのだけれど]
『今日は久し振りに充実した時間を過ごせました。
ねえ、コンラートさん。また弾いて欲しいです、あの曲。
一番最初に聴いた、あなたの演奏。
いろいろ聴かせて貰いましたけど……あれが一番 癒される、から』
……これじゃ、 もう、聴きにゆけそうにありませんの。
おすすめの焼き菓子持って行くって約束、したのに。 ごめんなさい。
『複座式? ふふ。
グレーテとタンデムというと士官学校時代を思い出すわ。
覚えている? ふたりで飛ばしすぎて、散々叱られたじゃない。
……ええ、きっと連れてゆくわ。約束、ね』
ルーに…一緒に行こうねって約束、したのに ね。
ごめんなさい。 グレー…
[不思議な引力で、些細な切欠で、
歩み寄って影響し合って、ともに在った。]
ごめんね。
…ごめんなさい。
ありが…… ……
[お世話になった上官、義両親、本当の両親、 そして祖国――
想いは様々に巡るけれど。
消え行くさなか、最期の声は、ふたりに向けて。]
………来ちゃったんですの、ね。
[息絶える間際までをざらっと思い出し、
時間差で走馬灯を見たかのようなグロッキーな気分でいたが。
新たに増えた人の気配にひょいと顔を覗かせ、
出迎えた娘の顔には、はっきりと「無理しぃ」と書かれていた。*]
/*
と、いうわけで。
コンラートさんにユーリエさんお疲れ様いらっしゃいませ…!
メイド服は求められているのか把握していなかったので暈してます。見る人によってはメイド服に見えるかも、という裸の王様仕様。
/*
居たり居られなかったりと忙しなくて申し訳ありませんの。
まだもう少し離席になりますが、クライマックスは揃って見守れそうかなと思いますわ。
ログ読み分厚くてどこから見ればいいか、あわ。
[離れていった**]
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