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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
1人目、密使 ロー・シェン がやってきました。
密使 ロー・シェンは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
そう言いながら、異邦人のような風貌の男―ロー・シェン―が、“運天の島”と呼ばれる小さな孤島へ足を踏み入れたのは、数日前のこと。
島にある唯一の村・星雲の村の宿屋を拠点とし、表向きは人の善い旅行者のように振舞いながら、村の民家や森を探索している。
― 星雲の村・宿屋の一室 ―
「やはり、この島は人狼とは関係が無さそうだな…。
形式上は、今日も島を調査するが…
本当に、ただの旅行になりそうだ。」
ふう、と溜息を吐くロー・シェン。
手元の報告書には、現在島に留まっている村人の名前以外はほとんど何も記されておらず、真っ白だった。
閉じられた書類の表紙には、“結社”の文字。
「まぁ、休暇を貰ったと思ってのんびり過ごすのも、悪くはないか。
天候に優れない日が多いのが、残念だが。」
手提げの中へ書類を仕舞うと、左上腕部の焼印が袖からちらりと見える寝巻から、それを隠す長袖の普段着へと着替え。
手提げを持って部屋を出て、施錠し、玄関へ向かう。
― 星雲の村・宿屋 ―
「おはようございます。
今日は珍しく良い天気ですね。
…いや、これは…夜にはまた降りそうか。
この島から見える星空はさぞかし綺麗でしょうに、毎晩のように雨雲に覆い隠されてしまうのは勿体無いですね。」
宿の中ですれ違った人に、窓の外をちらりと見やりながらにこやかに声を掛ける。
「夕刻まで、散歩へ行ってきますね。」
(今日も適当な時間で調査を切り上げるかな…)
そんな事を考えながら宿の外に出る、あまりやる気の無い男だった。
無人となったロー・シェンの部屋。
窓は閉じられ風もないのに、備付のメモ帳がひとりでにぱらぱらと開かれる。
そこに記してあった文字は――
“メモの記入例
■現在地:宿屋→港→あとは適当
■接続:いるけど基本こちらからNPCを動かしません
■参加時間:いても基本こちらから(以下略
□名前:ロー・シェン(Low=Chen)
□年齢:20代後半くらい
□外見:チップ通り。左上腕部に焼印がありますが、普段は上着で隠しています。
□設定:数日前から宿屋で寝泊りしている人の善い旅行者。
その正体は結社から運天の島へ送られた調査員。
□縁故:「本島出身で、この島には数日前に初めて足を踏み入れた」という設定がおかしくならない範囲でなら、なんでもどうぞ。
□NG:お好きに。動かしも台詞付けもご自由に。ただし夕方頃には宿屋へ戻ります。
/*
例(この通りに書く必要はありません)を兼ねて、ロー・シェンの情報を残しておきます。”
“何か緊急事態がございましたら、村建てへのSNSメッセージ、Wikiのコメント欄、雑談村の“領主の娘 ドロシー”までお願いします。薔薇の下国掲示板は借りません。
更新間隔は48時間です。地上の人達の任意で、24時間コミットも可とします。
1日目は8月5日7時スタートとなります。同日0時までには全員入室をお願いします。入村締切と同時に役職編成を確定いたします。
参加者は事前のCOによって決まっていますが、参加枠に空きがある場合は飛び入りをOKとします。詳しくは後述のWikiの「飛び入り募集のお知らせ」をご参照ください。
各人の役職は予約によってある程度決まっています。まだ役職の決定していない方は、既に埋まっている役職をWikiで確認しつつ、他の方に決定していない役職もしくは「おまかせ」を希望して入ってください。役職希望「ランダム」は、他の人の希望を弾く可能性があるため禁止します。
パスワードはWikiに埋めておきます。今少しお待ちください。
キャラ予約のなかったキャラに設定をつけるときは、キャラ予約の表に変更等がないかお気をつけ下さい。”
“その他、注意事項・禁止事項についてはWikiをご確認ください。
何かわからない事や質問等ありましたら、村建てまでお気軽にどうぞ。村建ても聞かれないと分からない性分ですので、何卒ご協力お願いしますm(__)m
さて、長々と失礼いたしました。
それでは、これよりWikiにてパスワード公開となります。
皆様、よろしくお願い致しますね!
楽しい離島ライフをお過ごしください!!”
村の設定が変更されました。
2人目、楽天家 ゲルト がやってきました。
楽天家 ゲルトは、呪狼 を希望しました(他の人には見えません)。
― 自室 ―
[目が覚めたのはまだ夜明け前、薄暗い世界に
早々に時間が早いと判断して欠伸を1つ]
ふわ…まだ眠いよ。
寝て良いよね……。
[世話をしてくれている使用人が扉を叩くまで。
もぞもぞと布団を頭から被った]
3人目、少女 リーザ がやってきました。
少女 リーザは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 船の甲板 ―
……島、もうすぐ着くかなぁ……。
[運天の島へと向かう船の上――
少女は手摺に手を掛け、顔全体を覆い隠さんばかりの大きなつばが付いた白い帽子の下、ふたつに結わいた花葉色の髪をそよそよと靡かせる。]
――――……さん……
わたしのこと、覚えててくれてるかなぁ……
……なんて、わたしが全然覚えてないのに……
ムシがいいお話だよね。
もう何年も連絡してなかったって言うし……
電話してから行きたかったけど、番号わからないし……
迷惑、かなぁ、やっぱり。
……迷惑、だよね。
[島に住むという親戚に逢いに行くという名目で、少女は一人、運天の島行きの船に乗った。
生まれたばかりの頃、両親と、双子の弟と共に訪れたきりの島――
赤子であった少女には当然、親戚の記憶などない
けれど少女には、あの島しか頼れるものがなかった
少女は、いま、ひとりきり、だから**]
[それから幾刻後、毎朝の光景の様に扉が激しく叩かれて
金糸の主は目を覚ます]
もう、そんなに扉叩かないでよ。
……はいはい。寝坊の僕が悪いんですよ。
[寝起きの頭を撫で付けながら扉を開けると、
元気の良い使用人が朝食の用意が出来たと苦笑と共に告げる]
いつも起こして貰って感謝してます。
全く……僕がご主人様なのに。
[使用人が立ち去った後、口を尖らせてみたが本気ではない。
両親と離れ、この島に移り住んでから10年以上。
今やずっと世話をしてくれている使用人や
この島の人達が家族のようだ]
/*
>>4
わあ!
ゲルトさんの表情がいつもと違うのってなんか新鮮……!
安定の可愛くなさです、さりぷるです、企画人です、よろしくお願いします!
前回が人と絡めなさすぎたので、ロリっこならある程度誰かと絡めるよねという安直な考えからロリにはしった^q^
あといつもょぅ ι゙ょや少年と仲良くなれなくて子供に苦手属性があるので、自分がょぅ ι゙ょやってやんよ!という。
まあそれでも大勢と絡むつもりはないですね、死ににくくなるから。
そんでもって慣れない村建てで狼はきっつい(前回はラ神に助けられたけど)のと、自分から動く必要のある村側役職もやはりきついよねという事で、霊能者を希望しました。まあ、巡り合わせが悪いとなかなか死ねないけどね!生存する事もあるけどね!
/*
3日目以降はランダム無しなので、さくっと吊ってもらえるような天然狂人設定にした!はず!!根っから同情の余地の欠片も無い小娘です!
バーサークスイッチが入る条件は1人でも処刑死者を視る事ですが、初回吊りでもいい。むしろ早く死なせt
「霊能者だよー」ってRPができればそれでよいのです。判定見るのは二の次。
序盤から強引に吊りフラグ立てにいくまであるでぇ……
初回で死ねなければ2回目に吊りもぎ取れるように大暴れするつもりです。襲撃でもいいんだけども、このょぅ ι゙ょの望みは処刑。
救済ルートは用意してない。(きぱっ そこは周りとの絡み次第で変動かなぁ。
4人目、神父 ジムゾン がやってきました。
神父 ジムゾンは、狙撃手 を希望しました(他の人には見えません)。
もうすぐ僕の誕生日だし。
今年こそは逢いに来てくれるかな。
[身だしなみを整えながら少し鼻歌が零れる。
裕福な家庭に生まれた筈だが、幼い時は病弱で
親の期待は弟達に掛けられ、1人本家と離れた生活。
親が島に来る事も、手紙を寄越す事も皆無に近い。
そんな中、誕生日が近付くと毎年期待してしまう。
もしかしたら今年は逢いに来てくれるかもしれない。
実家に呼び戻してくれるかもしれない。
そんな淡い期待を持ちながら裏切られ続け、
それでも毎年両親に向けて手紙を書く。
返って来る事の無い期待を胸に綴りながら、
毎年の誕生日会は取り寄せたお菓子や料理で島の人を呼ぶ。
日頃の感謝もあるが、
寂しさを特に強く感じてしまう日だから紛らわせる為でもある]
あ、手紙宜しくね。
最近海荒れてるから早めにお願いするよ。
[両親に宛てた手紙を朝食時に使用人に渡して念を押す。
両親への言伝と買い出しを含めて、今日から使用人は島を出るのだ。
島を離れる数日分の準備をあれこれと
忙しくしている様子に苦笑して応え]
大丈夫、毎年の事だから。
島の人達も良くしてくれるし。
目玉焼きやトースト位は出来るから大丈夫。
[最後の料理とは思えない料理名に
使用人が溜息を付いたが、聞こえないふりをした]
― 島の教会 ―
[図書館の隣にある、小さな教会の祭壇で、祈りを済ませると立ち上がった。
ステンドグラスから差し込む光が、床に綺麗な模様を描いている。
日に当たったことがないような白い肌に、桜色の唇を持つ大人しげな男は、長いまつ毛の影を頬に落として、憂い顔で外を眺めている。]
あっ……
[ぐらり、船が傾ぐと、手摺から手がするりと外れ。
バランスを崩した少女は、そのまま倒れる。
財布入れになっているのであろう腰の小さなポーチから、かしゃり、微かに金属音が響いた。]
……うー
[立ち上がろうと、手摺を捜す手付きは頼りない。]
[両目を覆うように、頭には真新しい包帯が巻かれている。
頼りない手付きは、少女の目が見えなくなってから今までの期間の短さ――不慣れを表していた。]
……あ、った……
[やっとの事で手摺を掴んだ手に力を入れ、起き上がる。
立てばまた倒れるかもしれないから、座り込んだような格好で、少女は海風を全身に浴びながら、俯けていた顔を上げた**]
/*
わぁいジムゾンさん さりぷるジムゾンさん大好き
ジムゾンさんは姓を見るに恋天使希望……???
いやさすがにそれはストレートに解釈しすぎか。
[誕生日の時だけは贅沢な肉料理や甘い菓子やらが並ぶが、
普段は島の特産でもある新鮮な魚や野菜が食卓に並ぶ]
ボンゴレ食べたいな。
[トーストにバターを塗りながら、もう次の食事のリクエスト]
はいはい。
ご飯のリクエストの前にお祈りして来ますから。
[病弱だった自分が20歳を迎えられるのは神のご加護ですから、と
ずっと言い聞かされていたので、日頃の教会への礼拝は欠かせない。
朝食が終わったら、散歩も兼ねて
今日は早めに教会へ行こうと空模様を見ながら考える]
5人目、シスター フリーデル がやってきました。
シスター フリーデルは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
―船の甲板―
――…いい風。
予定より、少し早く帰れそうね…。
[船の甲板の上、海風に翻るヴェールを片手で押さえ、
碧い水面に煌めく眩い光を見つめていた時。
ふいに、ぐらりと船が傾いだ]
― 自宅→教会へ ―
[風が強いのか、空を行く雲の流れが速い。
徐々に天気は良くなりそうだが、この雲の流れだと
天気はまたすぐに変わるかもしれない]
星空が何より綺麗なのに、夜になると曇るのは止めて欲しいよな。
[島に来た当初は知り合いもおらず、人見知りも激しくて
1人で海や空を眺めていた為、街の人間よりは自然には
詳しくなっていた。
誕生日には晴れるといいなぁと思いながら足は教会へ**]
6人目、旅人 ニコラス がやってきました。
旅人 ニコラスは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
― 船内 ―
[一日一回、島と本島を行き来する定期船。
少し高い波と合わせ揺れる船の客室で、深く帽子を被り目を瞑っている。
潮風の匂いが懐かしい。
ただ、昔よく聞いていた海鳥の鳴き声が。
これから天候が荒れると告げているようにも聞こえた。]
― 船内 ―
[一日一回、島と本島を行き来する定期船。
少し高い波と合わせ揺れる船の客室で、深く帽子を被り目を瞑っている。
潮風の匂いが懐かしい。
ただ、昔よく聞いていた海鳥の鳴き声が。
これから天候が荒れると告げているようにも聞こえた。]
[慌てて近くの手摺に掴まり、周囲を見回せば、
バランスを崩したらしい少女の姿>>8]
あの…大丈夫?
[頭部の包帯と仕草の様子>>10に、微かに瞳を瞠り。
近くには親も付添の大人等もいないようだと判断すれば、
顔を上げた少女にそっと*声を掛けた*]
/*
あ、そうか。発言削除は残るのか!
入村発言考えるのに1時間以上悩んだとかそんな。
そんな感じでお邪魔します。おこめですヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
/*こんにちは、村が始まっていたので慌てて入村。
村建てさま、皆様、どうぞ、よろしくお願いいたします〜
…中身バレしないように、怪我人と病人さんにはなるべく話しかけないようにしよう…と思っていたのに。
忘れていて、咄嗟に放っておけない感じのリーザちゃんに話しかけちゃいました…数名には、既に中身バレしたような気がします…
文体とか退席記号のつけ方は変えてみたのですが……
にゃあ><。
/*あ、そしてリーザちゃん、帽子で包帯見えにくいなら、頭部ではなく、目元の包帯に気づくべきでした…ごめんなさいね。
人数次第で第一希望の役職が変わる現状、
背景設定、どうしましょう〜
役職に合わせて設定やRPを考えていたので…
車椅子と杖&介助犬連れのSFっぽい人魚さん設定(洗礼者)
歌か勉強の為に出島…でも実は…!の設定(共有者)
うーん…リーザちゃんの目のこともあるし、
車椅子はやめて、様子見しつつ、でしょうか…。
えっと、あの……
おねえさんは、旅行で島へ行くんですか?
[目はどうしたとか、保護者は居ないのかとか――
尋ねられるかもしれないと思ったのか、自分から別の話題を出す**]
7人目、パン屋 オットー がやってきました。
パン屋 オットーは、C国狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 宿屋 ―
その様子じゃよく眠れたみたいだね。
……なんだよ。僕が心配したらおかしい?
[島に一つだけある宿屋の厨房。
朝食用のパンを卸しに来てばったりであったいとこに、そう声をかけた]
もうすぐ朝食が出来るみたいだよ。
今日のパンは焼成を初めておやじにまかされたんだ。
だからあとで感想聞かせてよ。
[売り物として初めて手掛けたパンの感想が聞きたくて、そんな約束を交わす]
それじゃ、僕はまだ仕事があるから後で――…。
[ひらり手を振り、
大分軽くなったかごを持って元来た道へと踵を返した]
― 教会へつながる道 ―
[大分軽くなったかごを抱えて道を歩く。
今日は教会に届けてしまえば終わりだったと、かごの中であたたかな湯気を上げるパンを見ていると、屋敷の方から人影が見えた]
……カタラさん。
[僅かに眉間による皺。
自分よりも年上なのに仕事をするでもないこの青年をあまりよく思っていなくて、
相対した時には自然とそうなってしまう]
……おはようございます。
[出来るだけ険がないように挨拶した心算だったが、それはどう受け止められただろうか。
それ以上はあまり接点がないため此方から話すことも特になく、
小さく会釈をして教会へ向かおうとするだろう]
[優しい祖父が突然倒れたのは一年前。心臓の発作だったらしく、医者を呼びにいく間もなく祖父は亡くなった。もうすぐ命日だ。
教会にある祖父の墓地にお参りを欠かさないが、両親を亡くして14歳で引き取られて以来世話を受けてきた祖父を思い出すと、つい涙腺が緩んでしまう。
1歳までは両親共にこの島で暮らしていたが、さすがにその頃の記憶はなかった。]
でも、いつまでもぼーっとしている訳にはいきません、ね。
[何かを吹っ切るように頬を両手で叩くと、大き目の帽子、日焼け止め、タオルや手袋を用意する。
これから教会の隣に作ってある畑を手入れする予定だ。両親から口を酸っぱくして言われた、”体に毒だから、外に出るときは日焼けに注意するように。”との注意を厳重に守っている。
ここは孤島。嵐が来て定期船が止まれば物資が来なくなる。それに備えて、この教会で神父を始めた三年前に自力で畑を開墾した。
特に今年は天候が安定しない。それでも食べられる程度の作物は育っていた。]
そろそろ定期船が来る頃でしょうか?
[壁の時計を見上げてひとりごちる。
生まれたばかりの頃島を訪れたはとこが船に乗って、島を目指しているとは思ってもみない。
両親と双子の弟と共に出会った記憶はあるが、何年も連絡がなく、名前すら知らなかったから。
それでも記憶力は良い方であるから、苗字と両親について話を聞けば、すぐに思い出すだろう。]
― 教会 ―
[さっさと仕事を終わらせてしまおうと、パンの入ったかごを持ち直し教会へと向かう。
その際ゲルトが同行していたかは判らないけれど、
かごからパンの香りを漂わせて、黙々と道を歩く]
こんにちは、神父さん。
今日のパンをお持ちしました。
[扉を開けて中へと声をかける。
天井の高い教会は、少し高めのテノールを神父のもとにまで響かせてくれただろうか]
/*
気がつけばあなたの隣に。蕎麦です。
昨夜は眠くて独り言第一声の挨拶が遅れました。
今回の村でもどうぞよろしくお願いします。
今回はジムゾンで狙撃手です。
蕎麦+神父+狙撃手= ░▓▒▓█▓░░▓▒ になる予定です。(ネタバレ防止のためまだ伏字。 */
[教会の扉が開く音に振り向いて、にこやかに人懐こい笑みを浮かべる。]
オットーですか。いつもありがとうございます。
いま代金をお支払いします。
[懐から財布を取り出し、お釣りが出ないようぴったりの料金を台に置いた。
それから自分よりも5センチちょっと小柄な青年に告げる。]
今日のパンも美味しそうですね。
えっと、この台に置いてもらえますか。厨房には自分で持って行きますから。
[にこやかな笑みを浮かべる神父さまに、ふ…とゆるむ表情。
あまり表情を変えない男が気を許す、数少ない人の一人だった]
いえ……これも、仕事ですから。
[もごもごと口の中で呟き、料金を受け取った。
ちゃり、と小銭がポケットの中で跳ねるのを聞きながら]
今日のパンは……僕が焼いたんです。
初めて、おやじが焼いていいって……だから。
[神父様の口に合えばいいな、とはさすがに続けられなくて、
何かを誤魔化すようにそっと。台の上にパンを乗せた]
はじめましての方も、お久しぶりですの方もこんにちは。
はまたん@リハビリ中です。
去年参加できなかった分も、ほいほいされてみたよ。
RP村はリハビリ中なので拙いと思うけど、
優しくしてね!!
8人目、羊飼い カタリナ がやってきました。
羊飼い カタリナは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
ちなみにほもくさいのは、オットーのデフォです。
ホモオットーとか、俺得すぎてふへへへへへ。
勝手に神父を好きになってるよ!!
神父様、ちゅっちゅ!!
― 図書館 ―
[ひんやりとした空気。
村内でも、宿屋の次に大きな建物の中。年に一度の定期便が来る直前、館内を見回る足音はようやく落ち着きを取り戻し。]
クラウスさん。
最後のお勤め、お疲れ様でした。
[丁度三年前の便で村を訪れた青年に、深々と頭を下げる。
新書の納品、村の資料の整理。
島内の人間は、新しい本が気楽に読めるように。
外部からやって来る者は、観光地の情報を解りやすく確認できるように。棚の順や配架で内部を整えるのは、司書達の務め。
ただ。幼い頃から常のようにそれを手伝えば、当人の年期によっては、司書達よりも勝手を知る身とはなっていたか。]
故郷に戻っても、たまにはお手紙下さいね?
外の事、もっと沢山教えて欲しいんです。特に、クラウスさんには、色んな事を教えて頂いたから……。
[今年は、他の司書達は残るのだろうか?
また、新たな司書は訪れるのだろうか?
村の中。
《森》を拠点に生活を営む彼女は、そこまでは知る由も無く。
ただ、今年もまた、森への立ち入りを望む者へ、道を拓くだけ。
そして、司書が残らないようなら、蔵書が不遇を被らぬよう、知識の番を引き受けるだけ。]
では……お元気で。
[そうして、荷を纏め、港へ向かう姿を見送って。
気が付けば、館内に残る影もまばら。
さて、昼の食事はどうしようか。森に戻るもよし、久しぶりに村のパン屋や宿屋で摂るもよし。
船が着けば暫くは、慌ただしくなりそうで。
カウンターから出れば、臙脂色の日除けを羽織り。*伸びをして*]
[表情をゆるめるオットーに、自分も嬉しそうにうんうんと頷く。
それでも過剰にプレッシャーをかけないよう、注意深く言葉を選んでかけた。]
あなたが初めて焼いたパンならば、味わって食べますよ。
でも、許可してもらえてよかったですねー。これからも頑張ってください。
[島にいる人のほとんどと知り合いである上、誰に対しても愛想が良く、気さくな神父として認識されている。
オットーが自分に気を許しているらしいことは理解していて。会うたびに丁寧に挨拶し、親しげに話をするのであった。]
[神父様が笑みを返してくれるの嬉しくて、さらに男の笑みも濃くなった。
かけてくださる言葉一つ一つを咀嚼するようにかみ砕いて、一音一句逃さないように心に留める]
はい…っ、
頑張ります……。
それで…僕っ、また……パン焼いたら神父様に食べてもらっても良いですか?
感想とか、聞きたいから――……。
[少しだけ背の高い神父様を上目づかいに見上げてもごもごと呟いた。
頬が、熱くて。
唇からこぼれるため息が、微かに熱を帯びる]
/*
オトたんさんがしょっぱなから薔薇フラグ建ててるぞぉー!!!(ガッタンガッタン
うむ、小娘が絡みに行く必要はなさそうだな!
[ぱぁっと明るくなる表情。
嬉しげに何度も頷く]
ほ、ほんとうですか…!?
僕がんばります……っ!
美味しいパン、もっと焼けるように。
[はにかむように笑うその顔は、表情の少ない男には珍しいもの。
年相応の笑顔を向けると、頭がもげそうな勢いで何度も会釈を繰り返す]
美味しいパン……。
貴方のためだけに……神父様……。
[心の奥底で願うそれは、
恋を知ったばかりの青年の心をむしばんでいく。
初めての恋に身を焦がし、堕ちて行くその先を、
今は何も知らないまま――
ただただ早鐘を打つ心臓を落ち着かせるようにそっと押さえた]
ううん。まだまだ、です。
[神父様に、満足してもらえるパンを焼くには――…。
ぐっと。本音を紡ごうとする言葉を飲みこんだ]
でも頑張ります。
不思議だな。神父様に言われると、僕、すごく頑張ろうって思えるんです。
これも、神さまの力なのかな。
今日初めてパン焼きを許されたならば、オットー、あなたが自分はまだまだだと考える>>36のはよく理解できます。
[オットーが飲み込んだ言葉には気づかず、告げられた内容から判断できる範囲での返事を返す。]
でも逆に、これからどんどん上手くなると考えれば、先の楽しみも大きいのでは?
[オットーを励ますように言うと、神との言葉に頷いて、胸元の十字架に軽く右手を添えた。]
ええ。神はいつでもあなたの傍にいて、見守ってくださいます。オットーに神のご加護がありますように。
オットー、私はこれから畑仕事をしようと思っています。
いい作物が取れたら、おすそ分けします。パンのお礼・・・と言っても、大したものではないですけど。
[最後は少し照れくさそうに言葉を紡いだ。]
神父様にそう言ってもらえると……励みになります。
ほっぺたが落ちちゃうくらい、美味しいパンを作りますから……、
その時は神父様、一番に食べてくださいね!!
[励ますように添えられた言葉に、素直に喜色を見せる。
続く言葉には此方も少し照れくさそうにしながら]
じゃあ…!
いただいたお野菜で、パン焼きますね。
[神父様の作る野菜ならば、きっとおいしいパンができるだろうと。
こちらも照れくさそうに続けて]
それじゃそろそろお暇します。
神父様とお話ししてると、つい時間を忘れてしまって……すみません。
[ぺこり、と頭を下げて空のかごを腕に抱いた]
それじゃ……畑仕事頑張ってくださいね!
[神父様のお仕事の邪魔をしないように、
名残惜しい気持ちを隠して、*教会を辞した*]
それは頼もしいです。
私は焼きたてのパンが大好きですから。食べるときは忘れずに、頬を押さえておかないといけませんね。
[素直に喜ぶオットーに、軽いジョーク交じりで返事を返す。自分の言葉が人を力づけていると思うと、とても嬉しい。]
ありがとうございます、使ってもらえるならありがたいですよ。
ならば、トマトやとうもろこしを持っていきます。あとはブルーベリーもいいですね。
[畑にある作物を頭に思い浮かべつつ、いくつか候補を口にした。**]
いえいえ、どういたしまして。
私もオットーとの会話は楽しいですから、気になさらず。
励ましありがとうございます。外は日差しが強いですし、体調には十分注意しますよ。
[ぺこりと頭を下げて教会を辞するオットーを見送って、再び準備を始めた。**]
/*
ううむ、ジムゾンさんに縁故集中しそうかなー。
人当たりの良い人らしいから思いっきり懐こうと思ってたけど、自重しとこうかな。
/*
じゃじゃーん。教えて神父様!のコーナー。
Q.神父様は畑仕事をしているのに、何故そんなに美白を保っているのですか。
A.ぶっちゃけ畑仕事設定を今朝思いついt
日頃の小まめなお手入れのお陰です。(きりっ。
室内でも紫外線対策は忘れずに。
9人目、農夫 ヤコブ がやってきました。
農夫 ヤコブは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
んー・・・
[木陰で頭を軽く抑えてぼんやりしている男が一人。
もっとも、表情が然程変わらないが故にぼんやりしているように見えるだけであって、本人としては顔を顰めている心算なのだが。]
・・・・治まった・・・か・・・?
[ふと頭痛が引いた気がして。薄墨色の瞳を数度瞬かせて軽く息を吐く。
目の前にある畑は、既にやるべきことは終えている状態で。]
・・・退屈になった・・・な?
[困った・・・と本当にそう思っているのか定かでない様子で緩く首を傾げた。]
―運天の島へ向かう船の甲板―
………。
[声の方向を辿るようにして、向けられた顔>>17。
目深に被った白い帽子の下、目元の包帯がちらりと見えたが、
小さな頷きと共に、広いつばに隠れた]
……そう。大丈夫ならよかった。
船は初めてなの?
じゃあ、海の世界と島へようこそ、ね。
[アクアマリン色の瞳が伏せられたのは一瞬で。
すぐに、なるべく柔らかな声になるようにと思ったか、
笑顔を向けてそう応える]
……私? 私は、旅行者ではなくて、
2年ぶりに、島に…帰るところなの。
[帰る、という言葉の直前に、微かに躊躇するかのような
間はあったが、話題>>18には、笑顔のままそう答え。
側の手摺に立て掛けてあった細い杖を取ると、
左足を庇うようにそれを突きながら少女に近づく。
不規則な足音に混ざる杖の音に、少女は気づいただろうか]
……?
島の人……なんですね、おねえさんは。
[目で周囲の様子を読み取れない分、物音や言葉は注意深く聞くようになっていたため、彼女の躊躇は聞いて取れた。
それに、杖の音>>45――自分も今は杖のお世話になっている身だから、それが何の音かはわかる。今みたいに揺れる船内ではどこかに掴まっている方が安全だろうと、自分の杖は客室に置いてきてしまったけれど。
すぐに自分に声を掛けてきたところからすると、彼女には自分の姿が見えているのだと思われる――という事は、足を怪我しているのだろうか?]
あの、……
[喉の奥まで出かかった言葉を飲み込む。
逢ったばかりの人に、何かあったのか、などと尋ねるのはあまりに不躾だろうと。]
……えっと……島の人でしたら、エンゲルブレヒトさん、ってご存知ですか?
わたしの親が、その人のいとこなんですけど。
わたし、その人のとこへ行きたいんです……
ご迷惑でなければ、案内していただけませんか?
[何をしに行くのか、何故行くのかは、全く触れずに。
手摺をぎゅっと握り締め、唇を真一文字に結んだ**]
― 教会への途中 ―
[雲の流れを追いながら歩いていたが、
美味しそうな匂いに気付いて視線を空から降ろす]
あ、ヴェルレさん。おはよう。
[1つ違いのパン屋の息子の眉間に皺が寄る>>21のを見て少し困った顔になるのは何時もの事。
島民は少なく、歳の近い彼とは友達になりたいとは思っていても、いつも忙しく家の手伝いをしていてなかなか話しかけるタイミングが見つからない。
話しても今だ余所余所しく感じられるのは気のせいではないと思う。
現に挨拶のみで彼から話しかけられる事もない]
いつも美味しそうなパンだね。
新作パンが出来る度美味しく食べてるよ。
もうすぐ僕の誕生日会があるから、注文させて貰うよ。ヴェルレさんも来てよ。
[彼と自分との距離の意味を理解する事は出来ず、
それがまた溝を深める事になる事も知らない。
ただ純粋に賑やかな誕生日にしたいと言う願望から
気軽に声を掛けるだけだった]
―運天の島へ向かう船の甲板―
赤ちゃんの頃に島に来たことがあるの?
そんなに小さい頃なら、覚えていなくても当然だわ。
じゃあ…おかえりなさい、ね。
[赤ちゃんの頃とはいえ、一度でも島を訪れたことがある>>46と聞けば、少し親近感が湧いて。観光客の再訪を歓迎する気持ちで、少女には見えないと知りつつも、先ほどより親しげな笑みを浮かべた]
…ええ。島の人、よ。
……?
どうしたの?
[不思議そうな声の確認>>47 に、言外の躊躇を読まれていたのだろうか、と思い当り。聡い子らしい、と察すれば、余計な混乱を招かないように、今度ははっきりと島の人間であると告げた。
続く遠慮がちに飲み込まれた声には、少し首を傾げ]
…もしかして、杖の音のことかしら?
耳がいいのね。
私、左足がちょっと良くないの…
でも、杖があれば、大丈夫だから。
[少女が白杖を使用しているとは知らず。配慮してくれた感じは伝わってきたので、足のことを少女が気にしないようにと、なるべく明るい声を作った]
ふふ、そうか・・・それもそうだなぁ。
今日は、天気もいいしなぁ・・・。
[ゲルトの言葉に、嬉しげに色素の薄い目を細めて。]
ああ・・・今日の分は、もういいだろうと思って、なぁ。
暇していたんだよ・・・ふふ。
[こて、と首を傾げて、畑の方を眺めるようにして、さりげなく一人分木陰に入りやすいよう隙間を開けて。]
……え?
エンゲルブレヒトさんって…教会の?
[初対面の少女から、いきなりよく知る神父の名を出されて、
小さな驚きの声を上げ]
親御さんが、いとこ…?
そうだったの…それで、この船に。
[まだ驚きの滲む声で確認しつつも、“わたしの親が、その人のいとこ” であるのに、“わたし達”ではなく“わたし”が行きたいと一人称で語られた言葉>>48に、もしかして親は同行していないのだろうか…と思い当る]
[少女の目元の包帯を思い出し、手摺を強く握りしめる手と、真一文字に結ばれた唇に目を見遣って]
……え?
エンゲルブレヒトさんって…教会の?
[初対面の少女から、いきなりよく知る神父の名を出されて、
小さな驚きの声を上げ]
親御さんが、いとこ…?
そうだったの…それで、この船に。
[まだ驚きの滲む声で確認しつつも、“わたしの親が、その人のいとこ” であるのに、“わたし達”ではなく“わたし”が行きたいと一人称で語られた言葉>>48に、もしかして親は同行していないのだろうか…と思い当る]
[少女の目元の包帯を思い出し、手摺を強く握りしめる手と、
真一文字に結ばれた唇に目を遣って]
……一人で、来たの?
何か、事情があるのね。
大丈夫よ、島に着いたらすぐに、
エンゲルブレヒトさんのところに案内するわ。
だから、まずは…立ち上がって、ね?
よかったら、手をどうぞ。
あなたの胸の前に、右手を差し出しているわ。
[事情は、自分よりもジムゾン神父の前で話した方がいいだろうから、と配慮して、それ以上は今は触れずに。けれど、せめて少しでも、安心させてあげられればと思い、甲板に座りこんだままの少女に、右手を*出し出した*]
[そっと木陰の隣を空けてくれた農夫ににっこりと笑みを返す]
ありがとうございます。
最近天気が良くなくて、人が少なくなってるから。
こんな良い天気だと寂しい気分が少しは晴れますね。
[人見知りするくせに寂しがり屋の自分が面倒な奴だと
自覚はしている。
だからのんびりと穏やかな農夫の隣に座れた事が
嬉しいからか更に笑顔が濃くなった]
ドルミルさんは今何を育てているんですか?
[島の土地は限られているとは言え、
多様な野菜が創られていた覚えがある。
今夜食卓に並ぶ野菜も彼が作るモノだろうかと、
今更興味を持って聞いた]
/*リーザちゃんが可愛すぎて、どうしましょう…!!
感情描写なしの客観的なト書きしようと思ったのですが…
早くも崩壊しました。
狼陣営じゃないから、感情漏れまくりのト書きでも、
大丈夫だといいな…なるべく気をつけますが。
・・・・・
[喉の奥で幽かに笑って。ゆっくりと立ち上がり畑の方へ向かい歩き出す。]
今は、とうもろこしや、茄子、トマト・・・といったところか・・・。
大分、出来はいいぞ。
[そう言って手近な野菜を2,3手に取って。]
・・・足りぬのなら、どれだけ満ちて見えようとも、空虚でしかない、ように見えるのだけどなぁ・・・
[ふ、と真顔で呟いた言葉は作物の枝葉に阻まれ]
/*意味の通じにくいどころか通じさせる気毛頭ない言葉を喋らせるのは十八番です
それにしてもだ、ゲルトが喋るのがどうしても物珍しく思えてだな・・?w
/*>>57 差し出した、が出し出した、になっています…
うーん…どうしてこういう誤字が生まれるのか、謎。
気を付けますね、すみません。
[畑に向かいながら上げる野菜にぱあっと顔が綻ぶ]
トウモロコシは甘くて美味しいですよね。
トマトや茄子も。
あー今日のボンゴレ夏野菜のミートソースにして貰おうかな。
[緑の葉の間から見える実に、心は一瞬夕飯へと飛ぶ]
く、空虚? ドルミルさんは難しいお話も好きなんですね。
[哲学はすぐ眠くなるから苦手だ、と目をぱちくりさせながらも
差し出された野菜にはうんうんと大きく頷いた]
ありがとうございます。
いただきます!!
美味しいっ! って言うか甘い?
これデザートでもいけますよ。
[齧り付いたトマトは太陽と栄養と水と愛情をたっぷり
含んだのか青臭さはなく、甘いとさえ感じた]
・・・んー・・・?はて、何か、言ったかな・・・?
ふふ、気のせい、でないかなぁ・・・。
[ふわふわと曖昧な笑みを浮かべて、再び隣に座った。
野菜の感想には、素直に嬉しそうに微笑んで]
そうか。喜んでもらえたようで、嬉しいぞ。
気に入ったのなら、もう少しもって行くといい。
気のせい…かなぁ。
ドルミルさんが言うならそうなのかなぁ。
[掴み所のない笑みと言葉に
はぐらかされた様に思えるのだが、
しつこく聞く程の事でもないかと、大人しくトマトを齧る]
持って行ってもいいんですか?
ありがとうございます。
あ、でもお金…後で払いに来ますね。
美味しかったのでトマトと、トウモロコシも少し貰えますか?
[手伝うでは無く、対価を金銭で払うと言う感覚が
先に出て来るのは出自故か。
今だ自分のこう言った言動が
一部の人間と距離を開いているのだとは
気付く事なく子供の様に無邪気なまま]
もうすぐ、僕の誕生日なんで、良かったら来て下さい。
ドルミルさんの野菜もいっぱい並べますからね。
[農夫からの返答はどうだったか。
答えに関わらず野菜だけはしっかり手に入れて、
今度こそ教会へと足を向ける**]
そう、なんですか……。
それなのに……ごめんなさい、気を遣わせちゃって。
[足が悪いのに、自分に声を掛け近付いてきてくれた事に、申し訳無さそうに俯く。
彼女は明るい声で話しかけてくれているのだから、気にし過ぎるのもかえってよくないだろうと、彼女が別の話題を口にすれば、自分も彼女に合わせて切り替えたけれど。]
教会……
そう……ですか、聖職の人、なんですか……。
[教会と聞いて、一瞬浮かべた表情は、帽子の影になって恐らくは見えていないだろう。]
あ、ありがとう……。
えっと……
[自分の胸の前へ手を出すと、柔らかく温かい女性の手が触れ、おずおずと握る。
感謝と共に彼女の名を紡ごうとした唇は開かれたまま動かない。そういえば、まだこのお姉さんの名前を聞いていなかったと、包帯を隠すでもなく顔を上げ、首を傾ぐ。]
[少女に気付く事ができるはずもないけれど、おぼろげながら目的の島がその姿を現し。
そして少しずつ、島と船との距離を縮めつつあった**]
ああ・・・金なら別にいいぞ?売ったわけではないしなぁ。
だから、気にせずもって行くといい。
[はぐらかしたかどうかについては何も言わず。
無邪気な顔を静かに見つめる表情はどこまでもただぼんやりと微笑んでいるように見えるもの。]
あぁ・・・誕生日か。確か、成人だったか?
暇があったら、そうさせてもらおう。
[そう答えて、教会へ向かう背に小さく手を振った。]
・・・品を金銭で、は、都会では当たり前の事だが・・・
[その背が見えなくなったのを確認して、それでも小さな声で。]
此処では、無用の事なのだけどもなぁ・・・・
[思いはすれど、自らが口を出すものでもなし。小さく欠伸をして、木陰に座り込んで。]
さて、何をしようか・・・
/*
ちょっと明るい性格にしようかな、とか思っていたのですよ。
そうしたら、 明るい→軽い→チャラい と変換され。
最終的にジムゾンに「チョリース」って挨拶すれば良いのかな?(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ
とか思ったけど、それやったら全国(02)万人のニコラスファンに刺されるのではないかと思いましてですね。
宿屋の女主人 レジーナ が見物人として参加しました。
宿屋の女主人 レジーナは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 宿屋・厨房 ―
[まだ朝も早く。厨房で手際よく朝餉の支度をするのは、金の髪を一つに結い上げたエプロン姿の宿の女主人。]
[サラダやハム、チーズは既に皿に盛り付けられている。]
さてはて、後、は……っと、ああ来た来た。
/*
それにしても、島に慣れてなくてそれでも懐いてくれた弟みたいなゲルト君を置いて、「ちょっと世界見てくるわー!☆(ゝω・)vキャピ」って感じで旅に出ちゃうニコラスってさ(o・ω・o)
いや、旅に出た理由は世界の広さを体感するとかそんなかっこいい理由じゃないんだけどw
o< ・ω・ >oビローン
[漂ってきた匂いに、ぱたぱたと厨房入り口へと向かう。]
やぁ、おはよう。いつもご苦労だねぇ。
[エプロンで手を拭いながら、パンを卸にやってきたオットーへと声を掛ける。]
ほぉ、今日のパンはアンタが、かい?
んじゃぁちょっくら……。
[ひとつ手に取り、ちぎって口の中に放り込む。]
ほうほう……うん、悪かないねぇ。
……って、アンタの親父さんと比べちゃいかんか。
[自身の幼馴染でもあるオットーの父親の顔を思い出してけらり笑い。]
ま、明日もよろしく頼むよぅ。
― 朝餉の時間も過ぎた頃・廊下 ―
ああ、おはよう。
[山盛りになった洗濯籠を抱えながら、すれ違う客人>>#2に人のよさげな笑みを向ける。]
[窓越しに見えるのは久方ぶりの青空。]
ここんとこ、お天道様に恵まれなかったからねぇ。
ありがたいんだけど……うん、ちょっとこの雲の流れじゃ、また崩れちゃうだろねぇ。
やれやれ、その前にとっとと洗濯物片しちまわないと、ってね。
[大げさに肩を竦め。]
はいはい、いってらっしゃいな。雨が降る前に戻っといでよぉ。
[客人が出て行くのを見送れば、自身も洗濯物を片すべく裏庭へと向かった。**]
/*
キャー!レジーナサーン!!
見物人参加ありがとうございますー!
全体的に若い人多めだったので、その意味でもありがたやです。
しかし、最初に無残な姿になっちゃうのか、レジーナさん……!
/* レ、レジーナさん…見物人さんということは…
最初の無残な…さんですか…
レジーナさんで、
さらに何だかとっても素敵なレジーナさんなのに…、
しくしく…
お母さんっていう感じで素敵♪
[オットーのパンを厨房に運び、戻ってきたところでふと思い出した。]
フリーデルが今日あたり戻ってくる予定でしたっけ。
[二年前まで教会で一緒に暮らしていた女性からの連絡・・手紙と電話。
島を出た彼女が久しぶりに帰ってくる。
一人暮らしに支障はなくとも、正直家事は得意でない自分には大したもてなしはできないが、お茶くらいは淹れようかと考えている。]
― 船内 ―
[杖を付いているような女性と少女の様子を眺めながら、空の様子を見た。
天気は良いが、波は穏やかとは言い辛い。
また大きな波が来れば、船は傾ぐだろうか。
危ないようなら声を掛け手を貸すことも厭わないが、今はまだ大丈夫だろう。
懐かしい故郷が、近付く。
それはつまり、会いたいけれど会いたくないあの人へも近付いていることで。
連絡もしなかったが、彼女はきっと今日もあの宿にいる。
少し複雑な感情が、溜息となって零れた。]
/*
レジーナ縁故受けてくれたし、テンションがあがりすぎて臓物口から出そうです'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
しかも見物人さんってことは、初日に無残な死体になっちゃうんでしょう?
どうしてくれようどうしてくれよう(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
/*
オットーにヤコブはありがとう!
負感情美味しいです。
と言うか負感情を作る為に親はゲルトを働かせてないのです。
ゲルトが幼少時、死病を患い、別荘へ。
家庭を顧みない父親が世間体で見舞いに来た際に
その地域で密かに祀られている呪狼の毛皮を手に入れる。
父親がどうせ死ぬゲルトを家の繁栄と引き換えに生贄に差し出した。
ついでに母親に泣き着かれて20歳まではゲルトを生かす事に。
成人が近付くにつれて乗っ取りを図る為、
徐々に中身が呪狼へと変わる。
家の繁栄を願った為、手を下せないが、呪狼になった時に殺されるのは勘弁&運よく始末されちゃってもいい訳出来るよう遠く離れた島へ。
労働しなかったり世間常識がずれているのは
サバイバルな力や気力を身につけさせない為。
最悪、めそめそして弱ってる所を殺すよう使用人が監視役。
つまりゲルトに味方はいないw
10人目、少年 ペーター がやってきました。
少年 ペーターは、夢魔 を希望しました(他の人には見えません)。
― 船着場への道 ―
〜♪
[船が島へ向かっている頃、村から一組の親子もまた港へと足を進めていた]
え、なにー?
[透き通った声で歌を響かせながら歩いていた少年が呼びとめる声に振り返り、後ろにいた人物へと近づていく。
出かける前からはしゃぎ回っていたせいだろうか、柔らかそうな髪が汗に濡れて額に張り付き、それに気が付いた母親が汗を拭きながら何かを話しかけている]
どうして謝るの?
お母さん、心配しなくても一日の留守番くらいは大丈夫だよ。
やっぱり、一緒に来ない?
まだ、そんなことを言って―、ぼくみたいな子供がいたら夫婦水入らずにお邪魔でしょ。
[母親の困惑したような顔を見つめる少年はどこか自信にあふれているように見える。
ため息の代わりに並べれる小言に少年は目を見開く]
え―、いざとなったら神父さんを頼れって…。
あ、はいはい、わかったから出稼ぎ先で一人寂しく風邪を引いているお父さんの所へ行ってあげて。
[そういう頑固なところも私と似たのねえ…と言いながら母親が差し伸べた手に、少年は手を重ねて嬉しそうに微笑んだ。
その表情は幼く見える。
静かな空気、穏やかな時間が流れの中で二人は向かう。
途中ですれ違った人には笑顔で手を振って、軽く事情を話すかもしれない**]
―運天の島へ向かう船の甲板―
…………?
[「おかえりなさい」の言葉>>53への反応>>65は予想外のもので。
後から何かに思い至ることはあるかもしれないが、この時点ではまだ、少女のことを、観光客の子どもだと思っていたので、挨拶への反応を深く追求することもないか、と、不思議そうに首を傾げるに留まった]
ううん、足はもう平気だし、気にしなくて大丈夫よ。
私も、子どもの頃はよく、船の揺れで、
転びそうになっていたから…
小さな頃の自分みたいで、つい、声を掛けてしまったの。
突然でびっくりしたでしょう。
こちらこそ、ごめんなさいね?
[「ごめんなさい」という声と、申し訳なさそうに俯く姿に、
とても思いやりのある子だな、と感じられて、微笑んだ]
/*
ぐるぐる悩んで、夢魔が親子絆を募集するのは無茶振り、かつ条件付きなので身を引いておいた。裏事情。
あ、誤字発見。修正したい(ぐぐ
…? ええ、エンゲルブレヒトさんというのは、
神父様のことだと思うのだけれど…
[表情は帽子の影になって見えなかったけれど、呟く口調に何か気掛かりを感じて、そう付け加えた]
……ああ、まだ名乗っていなかったわね。
私の名前はフリーデル=フォルモントよ。
リデルと呼ぶ人が多いから、良かったらそう呼んでね。
あなたの名前も、訊いてもいいかしら?
[差し出した手を握ってくれた少女が、包帯を隠さずに首を傾げる様子に。少し警戒を解いてくれたのかと思えば、見えないと知りつつも微笑みを浮かべて名乗った]
/*
メモをペタリの前に。
これをやっておかないと。えーい。何が出るかな―たたたーん♪
年齢:10+(10)
性質:{4}
1.無垢 2. 怠惰 3.孤高 4.移り気 5.共感 6.欲望
……あ、もう島が近いわね…。
[少女の背中越しに、おぼろげながら島影>>68が見えれば、
少女にも分かるようにと、弾んだ声でそう告げる。
島の上空の空と、うねりの目立つようになってきた海面に
目を遣れば、誰かの囁きに耳を傾けるようなしぐさの後、
少し眉を顰め]
お天気と波はあまりよくないけれど、
船はなんとか着けそうね…。
[少女にそう話しかけた時、ふと視線のようなものを感じて振り返れば、客室の一つにいる人>>75に、どことなく見覚えがあるような気がした]
[けれど、遠目では判断ができず、小首を傾げて少し見つめ返すようにしてから、*瞳はまた島の方へ*]
……あ、もう島が近いわね…。
[少女の背中越しに、おぼろげながら島影>>68が見えれば、
少女にも分かるようにと、弾んだ声でそう告げる。
島の上空の空と、うねりの目立つようになってきた海面に
目を遣れば、誰かの囁きに耳を傾けるようなしぐさの後、
少し眉を顰め]
お天気と波はあまりよくないけれど、
船はなんとか着けそうね…。
[少女にそう話しかけた時、ふと視線のようなものを感じて振り返れば、客室の一つにいる人>>75に、どことなく見覚えがあるような気がした]
[けれど、遠目では判断ができず、小首を傾げて少し見つめてから、*瞳はまた島の方へ*]
/*
あぅ。そういえば、少年とイメージで表記しちゃっていたけ。
自戒を込めて[[1d6 ]]で振り直しします。とう!
年齢:10+{2}
/*
あぅ。そういえば、少年とイメージで表記しちゃっていたけ。
自戒を込めて[[1d6 ]]で振り直しします。とう!
年齢:10+{2}
― 教会 ―
[着いた頃にはもうパンの匂いは無くなっていただろうか。
行儀悪く扉の隙間から覗いて、声を掛けた]
失礼します。
お祈りに参りました。
[毎日礼拝に来ているとは言え、勝手に入り込むのは
申し訳ないと、きょろきょろと神父を探す]
フリーデルさん……。
ありがとう、フリーデルさん。
[名を聞ければ、改めて。
手を貸してくれる事と、エンゲルブレヒト宅への案内を引き受けてくれた事への感謝を述べた。]
わたしは、リー……
[そして尋ねられて。
何の気は無しに、ぽろっと口に出しそうになるけれど――]
っ…………。
[はっとして、口を噤む。
思わず口走りそうになった名を飲み込んで]
……リーザ。
リーザ・ブラットブルーメです。
[詰まりながら告げた名は、咄嗟に作ったようにも聞こえるかもしれない。
ブラットブルーメ――
姓の方は、12年前に島を訪れた親子と同じもの。
今も島に住むはとこ以外にも、もしかしたら知る者がいるだろうか。]
あ、ドルミルさんから少し野菜を分けて頂いたので
宜しかったらどうぞ。
[精々庭の手入れ位しかやった事の無い身では、
野菜を作ると言う事がどれだけの労力を
必要とするのか判らない。
本来ならこの島で生活する以上、
労働は人間関係も含めて必要不可欠なもので有るはずなのだが。
両親が意図的にそれをさせない様にしている事は
本人含めて知る事はない]
ドルミルさんのトマト、凄く甘くて美味しいですよ。
[無邪気に赤く熟れたトマトを神父へと差し出して笑う]
/*
離島に飛ばして自身の生活能力を持たせないのは、
呪狼が目覚めても島人を食い終わったら
餓死するんじゃないだろうかと言う両親の浅はかな知恵。
/*
そうだよね、なんで間違えたの私。定期便って一日一本でしょう!?
……ロール書く時、なんで一年一本とか思ってたのかしら……それちょっとサバイバルすぎよね……。
さて、早々うっかりやらかしつつ。
お初な方は初めまして、そうじゃない方は毎度どうも。
前回(夢魔ディタ)に引き続き人外での参戦です、ゆお(yuo)と申します。
割と解りやすいかもですが今回は智狼、知識に貪欲で食べた相手の情報を読み取る、というような感じでやれたらなとか思ってたり。ホントは守護獣g(今更
みなさま、よろしくお願いいたします、なのでした。
―運天の島行きの船→港―
………?
…リーザ・ブラットブルーメ?
…リーザ、可愛い名前ね。
[名を呼ばれての感謝の言葉>>84には、「どういたしまして」と微笑んで。名乗ろうとして口を噤んだリーザに、不思議そうな眼差しを向けはしたが、それもまた何か事情があるのだろうかと察したのか、今は尋ねはせず]
/*どうでもいいけど、こんな姓にするんだったら夢魔のがあってたんじゃないのかなぁこの農夫
灰が残り500きってた。ツイッターと同じ使い方しすぎだと思うの。
ついったと同じだったらもっと早く全部使い切ってるがな。
/*
ゲルトに、
「ちーっす!ニコラス兄ちゃんが帰ってきたよ!☆μ(ゝω・)キラッ」
とか言いたい。
キモがられたい(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ
[だがヤコブの畑で取れた野菜を差し出されると、目を丸くした。]
おや、頂いてよろしいんですか?
わざわざありがとうございます。
さすが本職の方の野菜は、形も色艶も全然違いますねー。
ありがたく頂戴します。
[ゲルトに笑いかけて、差し出されたトマトを受け取った。
彼が特に労働に従事してないらしいのは知っているが、個人的事情があるのだろうと考えて特に言及しないし、他の人への態度と全く同じようににこやかに接している。]
ええ、そうね……いいところよ。
お天気も、回復するといいのだけれど。
ああ、島がはっきり見えてきたわ、もうすぐね。
[リーザの言葉に相槌を打ちつつ、島が近づく様子が分かるようにと言葉で説明する。港についたなら下船手続きを済ませ、リーザの荷物が多いようなら、誰かの助けを借りたかもしれないが、そうでなければ2人で下船しただろうか]
[先を歩く人の一人>>38が、先ほど客室で見た人のような気もしたけれど、今はそれほど気には留めずに]
[ 2年ぶりの島の空気を懐かしく感じながら、船を下りた]
[誰に対しても態度を変える事の無い神父の
細やかな気遣いに、気付いているのかいないのか。
ただ本家にも居場所の無かった自分にとっては
そこにいる事を許されるだけで嬉しくて、
本家にいる時はあまり好きではなかった教会も、
この島ではむしろ喜んで通えるのだ]
そうなんですか?
一日でそうなるなんて、草って生命力強いんですね。
そうそう、ドルミルさんの畑も雑草生えてなくて
凄く綺麗でした。
だからこんなに綺麗で美味しい野菜が取れるんですよね。
[神父にトマトを手渡しながら、どうぞと声を掛ける]
― 船上→港 ―
[手摺を伝いながらか、フリーデルの手を借りながらか。
港へ着けば、荷物を取りに一度客室へ戻る。
荷物は寝巻と数着の着替えが入った小さなリュックと白杖のみ。
大して負担になるようなものは持っていない。
一人ならばもたついていただろうが、フリーデルが導いてくれたならば、船を下りるのに手間取る事はなかっただろう。]
それにしても。
最近は天気が荒れていたから、心配だったのだけど……晴れてよかった。
これなら、定期便も無事に着くかしら。
[年下の友人の帰郷は。本人からか、神父経由か、。既に耳にしていただろうか?
ただ。いずれにせよ、今日の便は観光客と共に、新刊や食糧を運んでくる予定で。]
……今日は、とてもいい日になりそうね。
じゃあ、またねオットー。或いは、また後で。
[ひら、と。手を振れば、港へ向かう足取りは浮き立って。]
最近天気が良くなかったから、
久しぶりに散歩しようかと思って。
あ、そうだ。
もうすぐ僕の誕生日なので、良かったら来て下さい。
[この後の事に神父が話してくれたのだから、
自分もと参考にならない予定を告げて、
誕生日の招待も忘れずに付け足した]
/*
ニコラスさん、ことごとく絡む機会を潰して申し訳ない……
この小娘の家はすぷらったーな事になったりなんだりで、持ち出せそうなものが殆どなかったので荷物が少ないんです……
散歩は気持ちいいですねー。あ、でも、日中は暑いですから、対策を忘れずに。
[分かっているかもしれないが、一応念を入れて注意を促してから、誕生日の話には嬉しそうに笑顔を向けた。]
嗚呼、確か今年で20歳になられるんでしたっけ。おめでとうございます。
その際は、何か持って伺いますよ。今日おすそ分け頂いた野菜のお礼がしたいですから。
では、私はそろそろ畑に向かいますから、これで。
礼拝は遠慮なくどうぞ。
[ゲルトが一人になった方が落ち着いて祈りができるだろうと考え、帽子を手に取るとぺこりと頭を下げた。]
[本来なら自宅でもある宿屋へ向かい、レジーナへ帰島したことを告げるべきなのだろう。
しかし、8年間で島がどう変わったか変わっていないのか。
まずそれを確認しようと、宿に帰ることを先延ばしする。
此処まで来ておきながら、それでもそう言い訳している自分自身を小さく笑った。]
へー。
そんなに育つんだから、神父様やドルミルさんの畑は栄養たっぷりなんですね。
[それは大変だ、と変に納得して邪魔をしてはいけないと一礼する]
はい、無理はしませんので。
神父様も無理なさらないで下さい。
誕生日は僕が皆を呼びたいので気にしないで下さい。
[1人で祝うのは寂しいから、と思わず口にしそうになって首を振る。
きっと今年は両親は来てくれると、まだ信じているから]
お祈り済ませたらすぐに帰りますので。
[頭を下げる神父に同じ様に頭を下げて十字架へと向かった]
―港―
[リーザの荷物>>96の少なさと白杖に目を止めれば、少しだけ痛ましげに瞳を伏せたけれど、手間取ることもなく下船した。港内の道は、リーザと手を繋ぎながら歩いただろうか]
無事についてよかったわね。
あら………?
[知り合いがいないかと、周囲の人達を見回していると、ふと、旅行者らしき男性>>#2がこちらを見つめて驚いたような表情を浮かべ、一瞬だけ鋭い顔になったのが見えた>>98]
[視線は自分よりも少し下――リーザを見ていたような気がした。メモ用紙らしきものに何か書き込んでいる様子も見てとれて、どことなく旅行者らしからぬ様子に、微かな胸騒ぎを覚える]
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