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― 教会の外 ―
……あ……こんにちは、はじめまして。
[フリーデルに対し、「おかえりなさい」という事は――]
あの……エンゲルブレヒトさん、ですか……?
えっと、わたし……リーザ・ブラットブルーメといいます。
マグダレーナ・ブラットブルーメの娘で、その、だから……
[やはり思ったように言葉が出てこない。
首を横に振ると、顔を上げて]
ー教会の外―
あ、ただいま、ジムに…
……ジムゾン神父様!
[教会の外、迎えに出て来てくれたのか、ジムゾンの姿>>248が見えれば、変わらぬにこやかな挨拶に、思わず子どもの頃の呼び名で呼びそうになってから、慌てて言い直し。嬉しそうな笑顔を浮かべて]
……あ、ええと。
リーザちゃんと言って、船の中で知り合ったのですが…
ジムゾン神父様の親戚だと…。
[見ただけでは親類と気づいていない様子のジムゾンの言葉に、
少し戸惑いながら、自己紹介を促すように、リーザの背をそっと押した]
あのっ……
わたしを、エンゲルブレヒトさんのお宅へ置いてもらえませんか!?
[初対面の相手にとってあまりに唐突な願いを口にした]
ー教会の外―
あ、ただいま、ジムに…
……ジムゾン神父様!
[教会の外、迎えに出て来てくれたのか、ジムゾンの姿>>248が見えれば、
変わらぬにこやかな挨拶に、思わず子どもの頃の呼び名で呼びそうになってから、慌てて言い直し。嬉しそうな笑顔を浮かべて]
……あ、ええと。
この子は、リーザちゃんと言って、船の中で知り合ったのですが…
[見ただけでは親類と気づいていない様子のジムゾンの言葉に、
少し戸惑いながらも。リーザが自己紹介を始めれば>>259、励ますように肩を抱いて、見守った]
マグダレーナ・ブラットブルーメ・・?
[リーザの自己紹介>>259に首をこてり、とさせて記憶を探る。
やがて大仰な動作でぽんと手を叩いた。]
あ、嗚呼!10年以上に島に来た、私の父のいとこの!
ではあなたが、私はとこにあたるという双子のお子さんですか。いやー大きくなりましたね。あの頃はまだ名前も決まってない、小さな赤ちゃんでしたから。
私のことは覚えてないでしょう。や、ほぼ初対面みたいなもんですかね。
[戸惑う雰囲気のフリーデルに説明を兼ねて情報を整理する。]
はい、私がジムゾン=エンゲルブレヒトですよ。初めまして。
リーザという名ですか。よろしくお願いします。
[リーザを警戒させないよう、しゃがんで視線を合わせて、優しい口調で挨拶する。]
んー?
[けらけら笑って、立ち止まったヤコブ>>250の肩を軽く小突き。]
あっはっは、良いに決まってんじゃないのさっ。
まぁ、そういう訳で取っておきのヤツ、持ってきてくんなよぉ。
[相変わらずの笑い顔のままヤコブの背を見送って。]
ああそうだ。ぼちぼち洗濯物も乾いているかねぇ?
[ぱたぱたぱた、今度は裏庭に駆けていく。]
[祖母のものだというドレスは古すぎ、生地が傷みすぎて大変だったが、目立つ染みや虫食い穴を、リボンで飾ったりフリルで隠したりしてリフォームに成功。
結婚式は滞りなく行われてカップルは旅立って行った。]
その後、仕事の注文がどっさり入るとは思ってなかったなあ……。
[ひとりごち、手提げ袋とバスケットを持って家を出る。
仕事用にと提供されたのは、部屋ではなく家1件。
若者の流出が続く離島では無理からぬことだが、空き家が増えているという。]
-島のどこか-
・・・そんな所で、何をしている?
[自宅への道すがら、少し違う道を通ってみたくなった。
それだけの理由で寄り道をしてみたところ、久方ぶりに見る背を見つけて何となく声をかけてみた。]
いつまでもいると、よくない。そのうち、雨が降り出すだろうしなぁ。
[のんびりと先ほどジムゾンにも言ったような忠告を、一応言っておくだけして]
[足を止めてつい物思いに耽ってしまったが、空模様が心配になり村内の行商をはじめるが、例年よりも村が静かな気がする。
レジーナの様子には特に変わった事は無かったようだし、気のせいだろうか?等と考え事をしながら、民家の合間を縫って歩いていく
そこへ青年の荒げた声>>265が聞こえてそちらへ足を向けると、金髪の青年―確か金持ちのお屋敷のゲルト君、だったかな―と見知らぬ青年の姿が見えた
声をかけるべきかどうしようか一瞬迷った後、えいっと気合を入れて言葉をかける]
こんにちは、兵器以外は何でも扱うアルビン屋です。何かご入り用の物はありませんか?
[人懐こい笑顔で営業をする。こんなときでも商売を意識してしまうのはもう父譲りな商人の血のなせる業かもしれない]
―回想/港―
はい、2年前に首都の大学に通うことになって。
…ニコラスさんも、ご無事の帰島、嬉しいです。
[ニコラス>>209には、まだ少し頬の赤いまま、笑顔でそう返して。ごもごと説明してくれるゲルトの様子が微笑ましかったので、くすっと笑って]
ありがとう、私もゲルトさんに逢えて嬉しいわ。
え? 私の分も一緒にお祝いって…
え、ええと……気持ちだけでも、十分嬉しいから…
[一緒に祝ってくれるという言葉が思いがけなかったので、少し驚いて。昔の駄々っ子が何だかすっかり男の人になったのだな、と思えば、懐かしいような、少し気恥ずかしいような気持ちで、微笑んだ]
こんにちは! ペーターくん、大きくなったわね…
[元気のよい挨拶>>239に笑顔で手を振り返して。
ペーターがリーザに声を掛ければ、様子を見守った]
―回想/港―
そう…。
……嵐が、来るのね。
[港を出る前、鈍い色の空とうねる海に目をやって。誰かの囁きに耳を傾けるかのように一瞬だけ瞳を閉じて、眉を顰め]
[ぽつり。そう呟いた]
ごめんなさい、いきなりこんなこと言って迷惑なのはわかってます。
けど、他に行く場所がなくて……
わたしにできる事はなんでもします、本島では家事の手伝いもいっぱいしてきたから、少しくらいはお仕事の手伝いもできると思います。
だから……だから……
[縋るような声で言葉を紡ぐ。]
/* このままだと、共鳴者で決まりそうなので…
>>275ちょっと何か聞いてるふり。
ちなみに、船の上でもここでも囁きを聞いている風なのは、洗礼者だったら、海の声が聴こえる設定だったからです(お母さんがSF人魚!)
その場合、フリーデルは、セイレーンにちなんで、「サウンド・オブ・ミュージック」のマリアみたいに、歌って踊りそうなキャラの予定だったので…ちょっとこう///
村の設定が変更されました。
― 港 ―
[港から一人、また一人と思い思いの場所へと向かって歩いていく。
少年の隣にいた母親もそろそろ時間だから船の中に入るわねと、別れの挨拶を切り出す。
我が子と視線を合わせるように屈んで、苦い顔をしながら少年の背にするりと手を回して抱きしめた。そのまま、優しく、あやすようにとんとん、と背中を叩く]
え……?もう恥ずかしいよ…。
土産話を楽しみにしているから早く帰ってきてね。
[と困り顔なのに、どこか嬉しそうだ。
小さな冷たい手が回された腕にそっと伸ばされ、触れると包み込むようにしていた腕は離れていた。
その場にペーターを残して、大きい鞄を持って定期便を逃すまいとやや早足で向かう後姿を見送った]
外か……ぼくもいつかは出ていくことになるのかな?
― 港→村 ―
[港で乗っている客を降ろし、出航準備をする船に背を向けて、村へ戻る通りを途切れ、途切れの歌を歌いながらぶらぶらと歩いていた。
風が先ほどより強くなっている気がした]
[初顔と思しき青年に声を返されれば片手で器用にリュックサックから簡易パンフレットを取り出す]
今でしたら簡単な常備薬からタバコや葉巻といった嗜好品、
各地の織物や細工物、宝石貴金属、保存食になるナッツ類、
南国のドライフルーツ、某国軍のレーション、異国の雑誌…
まぁ何でもお声掛け頂ければ大抵の物は揃えますよ?
[パンフレットを見せながら、ぺらぺらと立て板に水のように喋る。扱っている全てが記載されているわけではないが、簡単な一覧が載っているようだ。
ニコラスやゲルトが興味を示せば一冊ずつ手渡すだろう]
[それから、リーザを労るように優しく笑みを浮かべて、ゆっくりと話し出した。]
あなたのような幼い少女が家族を失って、さぞ途方に暮れたでしょう。その心情を思うと、とてもつらかったであろうとは容易に想像ができますよ。
はるばるこの島までようこそ。思い出せて良かった、行く場所がないのは本当に心細いでしょうから。
[一旦言葉を切ると、はっきりと告げた。]
分かりました。教会ですから、基本質素な暮らしになると思いますけれども、私はあなたを歓迎します。
[愛想の良い、良く通る商人の声に釣られて
商品カタログを覗き込む。
どれもこの島にはない夢の世界の様で]
もうすぐ僕の誕生日なんです。
良かったらアルビンさんも来て下さいね。
それで珍しい、甘い果物とかがあったら欲しいな。
[ペーターやリーザも来るだろうか。
彼らにも喜んで貰えるようなものをとリクエストを]
はい、ゲルトくんこんにちは。
いつも贔屓にしてもらってありがとうね。
[そう言葉を返して、ニコラスに紹介してくれているのを笑顔で聞いているが、お兄ちゃんという言葉に引っかかりを感じる。
僕はここ5年は毎年来ているけれど、こちらの青年は多分初対面のはずだ。商売柄、人の顔はそう簡単に忘れないのが自慢だから。
そして僕の家でも、という言い方…近所のお兄ちゃん、といったところか。
きっとしばらく島を離れていて戻ってきたのだろうと結論付ける]
お、今年は誕生日に間に合ったよ。いつだったかはお誕生日より後に来てしまってお祝いを言い損ねた事あったもんねぇ。
そうですねぇ、フルーツならキウイと桃と…あぁ、新しい品種のマンゴーがいくつか仕入れてあったかな。ちょっと今手荷物にないので後でお屋敷の方に届けますよ。
そう言えば使用人さんに頼まれてるからゲルトくんの所にはお薬も届けに行かないとダメだしね。
[記憶を手繰り寄せながらそう言葉を返す]
[まだ会ったばかりだが、リーザを心配していたのであろう。
了承の返事をした途端に満面の笑みを浮かべるカタリナに、ゆっくり頷く。]
教会の門は誰にでも開かれています。頼ってきた者を無下にすることはありません。
神の慈悲は常に我々に注がれています。
どうかご安心を。
[ジムゾンが、リーザの苗字に心当たりのある様子>>266に、ほっと安堵し、説明してくれているらしい親類関係の繋がりに、なるほど、と思いながら耳を傾け]
はい、私も…帰ってこられて、本当に嬉しいです。
ジムゾン神父様も、お元気そうでよかった…。
[リーザの願い>>260にも、丁寧に対応してくれる様子に、安堵して。懐かしそうに笑顔で話しかけてくれるジムゾン>>276に、こちらも心からの笑顔で応じる。ありがとうと言ってもらえれば、少しはにかんで頷き]
[ニコラスがレーションに興味を見せれば至極楽しそうに意地悪げな声を作って]
一応各国分仕入れてはあるんですけどね、でも僕の行く先でいつも一番人気なのは、何でか一番マズイって有名な某国のMREなんですよ。その辺も面白いでしょう?ニコラスさんも食べてみます?
[そう言ってクスクスと笑い始めた]
[そのあと、フリーデルとカタリナの方に振り返る。]
嗚呼、そうでした。
今日フリーデルが戻ってくるとの連絡を受けて、レジーナさんに声をかけておいたんです。
もしかしたら宿屋に夕食を食べに行くかもしれないって。
これから一緒に行きませんか?
・・・何せ私は、料理の腕はあんまり自信がありませんから。
[最後は照れくさそうに、頭をかきつつもごもごと付け加えた。]
[リーザの身の上話>>278>>279>>には、やはり、自分と同じく、一人きりの身の上になった少女だったのかと、少し瞳を潤ませて。リーザの肩を抱いたまま、ジムゾンの言葉>>285>>287を聞けば]
ジムゾン神父様…ありがとうございます。
……こちらこそ、よろしくね。
もう、大丈夫だから…ね。
[ジムゾンなら、きっと受け入れてくれるのでは…とは思ってはいても。少しの不安はあったので、ほっとして肩の力を抜いて]
[ぺこりと頭を下げる少女が、自分と事情は違っても、同じように…この教会で暮らすうちに、少しでもつらい出来事から立ち直れますように、と願って。そっと抱きしめようと手を伸ばした]
/*あら・・何かたくさん、飴を頂いて申し訳ありません><。
発言短くするよう気をつけないと…自重しますね。
飴を下さった皆さん、ありがとうございます。
一番マズイレーションが一番人気なのは
「一番ウマい」は主観なので個人差があるが
「一番マズイ」は主観でも相対論なので共通するから
というのが表向きな理由。
その実、アルビンがこうやってネタにして怖いもの見たさな客にエンターテインメントとして売り込むからなのであった。
そういうところにアルビンの商材選びのセンスが現れている。
5年の行商は無駄ではなかったようだ。
/* そして、ハグ癖>>302 が…
だって、リーザちゃん可愛いすぎるのです…
これは抱きしめちゃうでしょう><。
ちなみに、今回やらないようにしようと思っていたこと一覧
1、メモでにゃあ><。っていわない。
2.病人さん、怪我人さんに声はかけない…
3.誰にもだきつかない
4.すぐ泣かない
5…何だったかしら?
だったのですが…プロですでに…(涙)
ま、まあ…同村歴のある方たちは、このフリーデルはカタリナと性格が似ているから、透け透けだと思うので…ちょっと開き直ってハグ解禁。
[アルビンの口から出て来る果物の名前に
好奇心を抑えきれない表情を見せる]
全部美味しそうだね。
ニコお兄ちゃんも食べた事ある?
[力は強くないが、振り切る事を諦めたような握り方の
ニコラスに不思議そうにそして興味深そうに問い掛けて]
この島で育てられそうなものもあったら教えてよ。
ヤコブさんは育てるの上手いし、島の名産が増えたら嬉しいな。
[島の特産品が増えて働き手が増え、定着すれば
もっとこの島は豊かになろうだろうとぼんやりと考えながら注文を]
そう言えば、あの年はアルビンさん来ないかと思ってた。
遅れても何でも言わってくれるだけで凄く嬉しいですよ。
[一番祝って貰いたい人への想いを埋める様に、島民を招待して。
本当はおめでとうの言葉があれば、それだけで充分なのだ。
順番なんて関係なくて、覚えていてくれて上辺だけでも充分だった。
だからアルビンがそれを覚えてくれていただけで満足だった]
薬か…誕生日それにリボン掛けられたら泣きますよ。
[諦めこそすれ、何時までも慣れない薬の味を
思い出して顔を顰めた]
/*
リーザの動きが気になる気になる。
もしかして人狼に襲撃された家族の生き残りでいいのだろうか。
それとも結社に襲われた狼の生き残りか。
[誕生日を祝えなかった年の話で少し表情を陰らせたかもしれないと慌ててごまかす]
あはは、ごめんごめん。ワザとじゃないからさ。
っていうか、さすがにいくらなんでもお薬にリボンは掛けないって。リボン外すのがもったいないから飲みませーんって言われたらちょっと嬉しいけど困るじゃないかー
[意識して軽口を叩いてゲルトを明るくさせようとするが上手くいっただろうか?]
[リーザの呟きは聴きとれなかったけれど、抱きしめる寸前、
小さく首を横に振るような動作>>303にはきづいた]
………? ………。
[少し不思議に思ったが、事故で家族を失ったのであれば、神の慈悲を信じられなくても無理もないかもしれない…と、推測して。少しの間、温もりを分かち合うように抱きしめてから、腕を解いた>>304]
/* 匿名メモ貼り間違えたwwwwwwwwwww
今スグ死にたいwwwwwwwwwwwwwwwww
ごろごろごろごろごろごろwwwwwwwwwwww
― パン屋・工房 ―
ただいま、おやじ殿……って、どうしたの?
[配達を終えて戻った自宅でもあるパン屋で、男はぱちぱちと瞳を瞬かせた。
午後からは金持ち坊やの誕生日用のパンの試作品を作ると言っていた父が、旅装束に身を包んでいればそれも仕方ないのないことだろうけれど]
午後からガレット・デ・ロアの試作するって言ってなかったっけ?
どこかに出かけるとは聞いてなかったけど。
[空のかごを棚に戻し、そう訪ねれるけれども。
元々職人気質で口数の少ない父親がその理由を口にすることはなかった。
明日には戻るとだけ告げる父の背を見送り、
ため息を零すのみ]
[そして自分一人残される工房。
あわただしく父が出て行った扉をじっと見つめて、近くに合ったいすに座る]
……まずったな。
カタリナに午後から試作品作るって言ったのにな。
僕一人じゃガレット・デ・ロアはまだ作れないし。
[どうしようか、と。
今朝作ったばかりのプレッツェルにそう話しかけて。
もう一度深くため息を吐いた]
/*
プロローグの時点で狼割れたwwwwwww
「村が開始しましたら」反応くれたら良かったのにっ……!
ゲルトさんどんまいです……
― 村 ―
[誰かに擦れ違ったら意味ありげな視線を向けてから笑顔で家の中へと入って行った。
玄関を通り過ぎ、開けっ放しになっていた窓をくぐりぬけて、庭先へと降りた。
天日干しされていたものはいい感じに乾いており、それと別に干されていた洗濯物を家の中へ大雑把に取り込んでいく**]
[アルビンの説明を聞いても半分以上理解出来ない。
苦笑しつつ話を聞きながら]
やっぱりそう言うのはヤコブさんとかと話した方がいいのかな。
植物を育てるって難しいんだね。
[カタログに載っている野菜や果物を見ながら、
ニコラスが語る異国の果物の味についても面白そうに
耳を傾ける]
食べ方も色々あるんだね。
食べやすいものの方がいいか、それじゃあ。
[食卓に並ぶ果物を前にする客人達を想像しながら悩む]
[料理の腕のことを話し、照れくさそうに、レジーナの宿での夕食を提案するジムゾン>>301の配慮に、感謝しつつも、くすっと微笑んで]
……はい。お気遣いありがとうございます。
レジーナさんのお料理、とても美味しいから、楽しみです。
[そうなんですか、と問うカタリナ>>309と、>>311の自信がない、というやり取りを聞けば]
…そ、そんなことはないです!
……ジムゾン神父様の作ってくださった……
お、お野菜は、美味しいのよ?
[カタリナとリーザにむかって、そう告げてから、何か…あまり弁護になっていないような気がして、少ししゅんとした表情になった]
/*
ちょwwwwwwwwwww
ゲルトwwwwwwwwwwwwwwwwwww
おまwwwwwwww
いあ、なんつーかwwwwwwwwwwww
初日ゲルトか、呪狼占う心算だったからwwwwwwww
やばいwwwwwwwwwww
芝がwwwwwwwwwwwwwwww
/* 相方に殴られたwwwwごめんよwww
いや、匿名メモにチェックしたつもりが等幅にチェックしてしまったんだwwwwwwwwwwwww
/* っていうか。
2日目に無残な姿で発見されないゲルトは人狼でいいじゃん大げさだなあな心境。
←人狼ゲルトこれで見るの三回目くらい?な人。 */
……ああ、乾いてる乾いててる。
[洗濯物を取り込みながらも、鼻先くすぐる雨の匂いに僅かに顰め面で空を見上げれば。]
[先とは違う灰色の空。]
あのお兄さん、傘持ってったっけ?
ま、ぼちぼち帰ってくりゃいいんだがねぇ。
……っと、のんびりしてる場合じゃないやね。
[再び山盛りになった洗濯籠を抱えて宿の中へ。]
/*
興を削いでしまって皆さんごめんなさい。
心配掛けてごめんね。
ここは華麗に何事もなかったかのように進んだ方がいいのか。
それとも謝った方がいいのか。
でもそれも興を削ぐ気がしてなんとも…。
謝るのは明日の更新後の方がいいかな。
………。…はい、ありがとうございます。
[ジムゾンの言葉にされなかった問>>314や配慮は、なんとなくではあるが、感じらえて。話さなくてはいけないと分かってはいても、リーザが島に着いたばかりであるし、カタリナとも再会して間もない。せめて今夜は、普通に過ごせたら…と思い。]
…もちろんよ。
リーザちゃんの歓迎も兼ねて…ね?
[戸惑ったような少女の声>>312に、明るい声で返して、
ジムゾンの宿への促し>>319に頷いた]
[自宅まで戻り、追加の野菜を適当に詰めて再び宿に戻る。
その途中、ふと空を見上げてぽつりと]
・・・これは、家に帰る間がないかも、しれないなぁ・・・?
[少しだけ困ったように眉を下げて、再び宿屋の戸を叩いた。]
[ため息をついたところで、開く扉。
現れた赤い頭巾に、苦い顔で]
残念。
試作品作る前に、出かけちゃったよ。
[くい、と顎を突き出し、
すれ違っただろう父親を示す]
せっかく来てくれたのに、ごめんな。
そ、それはそうです、けど。
[カタリナの言葉>>326にはどこか歯切れ悪く答える。
カタリナにも野菜をおすそ分けした経験はあるから、多分どのくらいの出来かは把握しているだろう。
・・でもさすがに、野菜の丸齧りを出すわけにはいかなくて。ぶっちゃけ味より手間優先の自分はそれでもいいし、毎日でも飽きない自信はあるけど、他の人にはまずいのは理解している。]
そうですか、オットーのところに。
カタリナ、ではまたのちほど。
[パン屋に向かうというカタリナに頭を下げて、フリーデルとリーザを交互に見た。]
どうやら、空模様があやしくなってきたようです。降らないうちに行きましょう。
[そう告げて、宿屋に向かって歩き始める。]
[何かを気にするようなニコラスの様子を一瞬不思議に思うが、ふと空が翳った気がして見上げれば先程よりだいぶ雲が厚くなってきているのが見える
これはそろそろ宿に引き上げた方がいいかもしれない]
私も各地を飛び回る身ですから旅のお話聞かせてほしいんですけど…ちょっとお天気が怪しそうなんで、僕は一度レジーナさんの宿に引き上げますね。
お二人はどうします?
[空を気にしながら2人に問いかけた。何事もなければアルビンはその後宿に引き返すだろう**]
[首を振る仕草が、よもや全員に見られていたとは思わず。
なぜ首を振ったのか、どういう意味があったのか……それはまだ、少女自身しか知らないけれど。]
[彼らの温かい言葉や動作に、少女が見せたのは、安堵の表情と、少しの戸惑い。]
― 宿屋・厨房 ―
うっし、上出来上出来。
[ふたつの鍋、それぞれ味見し、満足そうに頷いておれば、扉叩く音。]
ヤコブかあぃ?
ちぃっと手が離せなくってねぇ。
厨房まで持ってきてくれるー?
[ふたつのコンロ、どちらもとろ火にし。]
ちゃっちゃかやっちゃわないとねぇ。
ジムゾンたちも、もうすぐだろし。
……ね、そうだ、オットー。
今ね。リデルと、神父様のご親戚の子が来てるの。
今晩みんなで宿で食事しよう、って話になってるんだけど。
……オットーも来ない?
[もしかすると、既に誰かから話があったのかもしれないが。
折角ならば、と。宿への誘いを口にして。]
― 夕刻:宿屋の一室 ―
「はい…はい。
ええ…やはりこの島には、人ならざる者は存在しないのでは、と…」
真面目ぶった声色を作り、本部からの電話に応答するも。
表情や仕草は、やはりどこか面倒臭そう。
「…はい…わかりました。
予定通り明日の船で、そちらへ帰還致しますので…
ええ、それでは失礼します。」
受話器を置き、ふう、と息を吐いた。
そう、ロー・シェンに与えられた調査の任務は、今日までのもの。
明日の朝には、この島を出る手筈となっている。
「上も心配が過ぎる。
こんな平和そのものの島で、人狼騒動など…」
すっかり雨雲に覆われた窓の外を眺めながら、苦笑した。
「占いに抗う力を持つ人狼、
絆の有無が解る妖魔、
絆を結ぶ者……
これらを特に警戒せよと言われたが…取り越し苦労に終わりそうだな。」
かさり、上着の内ポケットから、“特に警戒すべき存在”を記されたメモ用紙を取り出し、
「大体、そんな厄介な存在がこの小さな島に集うわけがないじゃないか。
全く大げさだな。」
一笑に付すと、再び上着の内ポケットへ、メモ用紙を仕舞う。
ふふ、忙しそうだなぁ・・・
此処らへんに、置けばいいのか?
[厨房まで入り、先ほどよりも多量の野菜の入った籠を邪魔にならなそうな場所にひとまず置いて。]
毎度あり。
僕が作ったやつだから、味の保証はできないけどね。
[冗談を混ぜながら、プレッツェルを紙の袋に詰める。
ついでに父親が作ったパン・オ・レザンを一つおまけしておいた]
おやじ殿もああ見えて気まぐれだからね。
何か新しい食材でも欲しくなったんじゃないかな。
[そういえば昨夜、どうしてもガレットに足りない食材があるとか呟いていたような気がする。
軽く肩をすくめて、はいどうぞとパンを包んだ紙袋を差し出した]
[ニコラスとアルビンの異国の食事の会話を面白そうに聞きながらも、
そうか、リボンを付ければ薬を呑まなくてもいいのかと
間違った悪知恵を密かに仕入れていた]
あ、本当だ。
さっきまでいい天気だったのに。
この雲の早さだと嵐になりそうですね。
荷物が届いてるかもしれないから、僕は家に戻りますね。
ニコお兄ちゃんはアルビンさんとレジーナさんのとこへ行く事!
[アルビンさん、お願いしますねと行商人に
ニコラスの監視を頼み、ニコラスにはビシッと指を差して念を押す]
……リデル?
へえ、戻ってきたんだ。
[確か大学に通うためにこの島を出て行ったはずだったのに、どうしたのだろうと僅かに傾ぐ首。
それでも久方ぶりの知人の帰郷に、感情の乏しい顔が薄く緩む]
神父様の迷惑にならなければ……
僕もお邪魔させてもらおうかな。
[こくりと小さく頷いた]
[リーザの荷物(フリーデルの分があればそちらも)は、教会に併設された居住空間に置く。
それからリーザの手を取るのはフリーデルに任せて、他愛のない話・・・今年は天候が不順だとか、いつもより観光客が少ないとかを口にしつつ歩く。
リーザが自分を異性と気にしているとは思ってもみない。どちらかと言えば、リーザと自分とでは歩幅が違いすぎるから、無理をさせたくないという発想が主だった。]
さて、ここが宿屋ですよ。入りましょうか。
[宿屋の入り口に到着すると、自分が先に声をかけた。]
ごめんください。
そこでいいよぉ、ありがとねぇ。
ま、ジムゾンたちが来るまでまぁのんびり待ってておくれよ。
[赤キャベツとジャガイモを、シンクでざっざかと洗いながら顔だけをヤコブへと向け。]
ああっと、そういや今年の野菜の出来はどんなもんだい?
こんだけ天候が安定しないと、やっぱ影響出ちゃったりする……よねぇ?
[暫く後、あらかた料理も終わったタイミングで、玄関先から聞こえるジムゾンの声。]
はいはいーっと。
[一度コンロの火を消して、たったかと玄関に。]
いらっしゃい。
そしておかえんなさい。
元気にして……
そうさせてもらうとしようか・・・いつもと変わらないが、なぁ・・・。
[くすくすと小さく笑いながら壁に凭れかかって。
野菜の出来を問われると、少し眉を下げた。]
然程、酷くはないぞ?整える分、こちらの労が増えるだけだからなぁ・・・
/*
駄々っ子どんどんo< ・ω・ >oビローン
「今夜は、帰りたくないの……」
とか言えば良かったのかね?
あれ?ニコラスってもっとカッコいいイメージがあったんだけどな。
あぁ、おこめがやってる時点で無理だったわ☆(ゝω・)vキャピ
[リデルへと掛けた言葉が途切れたのは。]
[手にする杖と、傍らの見慣れぬ少女。ふたつの存在に気付いたせい。]
……ああっと、まぁ、うん、とりあえずは中にはいんなよ。
積もる話はそれから、ってね。
/*
ところで、ゲルトが呪狼でレジーナ喰うんでしょ?
(性的な意味ではなく)
占い師ニコラス的にはとても美味しいですよねモジ(((´ω` *)(* ´ω`)))モジ
ええ、リデルはほら。長期休暇で、此処の教会で修業って名目で来てるらしいわよ。
それに、リーザちゃんって言ってね。……見たら少し驚くかもしれないけど、とてもいい子なのよ。
[とんとん、と。リーザの話の折には、目を指で示し、×を作って。頷くオットーに、笑いかけた。]
良かった! じゃあ、ますます賑やかになりそう!
神父様なら、大丈夫じゃないかしら……ええ。じゃあ、ええと……。
[店番がありそうなら、そのままパン屋を後にして。出てもよさそうならば、共に宿へ向かおうと、誘ったのだろうが。]
―教会入口―
……。……そ、そういう時も、あるわね。
[カタリナの言葉と笑み>>326には、まったくもってその通りなので、少し恥ずかしそうに瞳を伏せて呟いて。]
い、いえ…あまり、その…
うまく説明できずに…ごめんなさい。
[お礼を言ってくれるジムゾン>.329には、畑仕事の別の目的は知らずに、あまり弁護になっていなかったのに、と、首を横に振って、感謝の微笑みを返した]
じゃあ、リーザちゃんも、ジムゾン神父様やヤコブさんに、
お野菜作りも教えて頂いたら、きっと楽しいわ。
[畑を作ってみたかったというリーザ>>336には少しでも気晴らしになれば、と笑顔で薦めた。ただし、あまり重労働にならない範囲で…とこっそり思ってはいる]
― ジムゾンたちが来る少し前 ―
ふーん、そんなものなのかぁ。
[料理は得意でも、野菜作りなどさっぱりわからぬ女主人は、きょとんとするも。]
[下がる眉に、労とやらがそれなりに手間なのだろうと想像して。]
まぁ、変わんないならこっちとしてはありがたいんだが……。
とっとと、真っ当な天気になってくれりゃぁいいのにねぇ……。
あ、ありがとう。
オットーのおすすめ? 何かしら、楽しみね。
じゃあ、後で、レジーナさんのお宿でね。
[パンを買いに行ってくれると言うカタリナ>>326には、感謝しつつ、手を振って見送り。リーザのリュック>>337と自分の荷物を置いて>>345から、降らないうちに宿へ、というジムゾンの言葉>333に頷いて。]
…はい。
嵐が…来るようです。
[リーザの手を握って、宿に向かって歩き出しながら、
暗くなってきた空を見上げて、呟いた]
そうだといいけど。
でも……まあ、そのうち文句を言わせないくらい、
上手いパンを焼けるようになってやるよ。
[勝手知ったる相手なせいか、珍しく強気な事を口にし、笑う。
差し出されたお題には、ゆるりと首を振り]
良いよ。
くだびれ損させちゃったし、今日はサービスしとく。
― →宿 ―
[アルビンと他愛のない話をしながら歩けば、直ぐに宿へと着いた。
8年振りの、我が家。
懐かしむように宿を見上げ、彼に気付かれないよう小さく息を吐く。
昔のように勝手口から入ろうかとも思ったが。
彼女が一人でそこ居たら、何と言って良いのか分からず止めた。
それにアルビンも一緒にいる。
敢えて宿の正面玄関から共に入ることにした。]
― 自宅へ ―
[アルビンと共に宿へと向かうニコラスを確認すると
満足そうに微笑んで、自分は自宅へと向かう。
村の外れとは言え、そう遠くない道程。
雨が降る前には戻る事が出来た]
ただいまーって…皆本島に行ったのか。
[休暇が重なったり、
誕生日が近い事もあってか、使用人達は本島へ帰ってしまっていた。
これは後でレジーナの宿で食事を頼む事になりそうだと
頭を掻きながら荷物は無いかと室内を物色する。
使用人がいないのだから荷物が届くはずもないのだが]
他の者がなんというかは、知らんがなぁ。
[あくまで自分はそうだというだけで。
天候については、困ったように喉の奥で笑って賛同し。]
・・・あぁ、来たようだぞ。出迎えて来るといい。
[声がした方をちらりと見て、促す頃には既に向かっていただろうか]
/*
「ただいまー。おなか空いたー。今日のご飯何ー?」
とかどうだろうかモジ(((´ω` *)(* ´ω`)))モジ
……あ…れ?
[誰もいない筈の家の大広間。
中央の大きなテーブルの上に…古びた木の箱が置かれていた。
見た事もない箱は絵画か額縁でも入れているのか、
厚さは無いが大きく、汚れた蓋には何も書かれてはいない]
誰から……?
お父様?
[ただ1つ、箱の傍にカタラ家の紋章の入ったバッジが
置かれていて、これがカタラ家から贈られたものだと教えてくれる]
お父様とお母様から!?
[不気味な箱だと言うのに。
誰も預る者も届ける者もいない不可解な事実よりも。
それが両親からの贈り物だと信じた浅はかな子供は
災いの箱を開けた]
教会の修行…?
リデルって大学で神学とか勉強してたっけ?
[よく覚えていないけれど、違ったような気がしてますます傾ぐ首]
まあ……本人に聞けばいいか。
で、親戚の子は……リーザちゃんって言うんだ。
[目を指さし×を作るのしぐさに、
それが何を意味するのか理解し目を伏せる]
おやじ殿もいないし、今日はもう店をたたむよ。
今朝焼いたパンもほとんど配達で残ってないしね。
[手早く店内を戸締りすると、
いくつか子供の好きそうな菓子パン――もちろんおやじ殿が焼いたものだ――を見繕い紙袋に包んだ]
/*
ニコラスの内心とか関係なく。
急に混みはじめる宿から逃げたいと思う程度に
多角が怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
―レジーナの宿―
…ごめんください。
[リーザの手をひきつつ、他愛のない話をしながらレジーナの宿に着けば。ジムゾンの後に続いて小さく声を掛けて]
……はい、ありがとうございます。
[相変わらず威勢のいいレジーナの声がと切れたのが、杖のせいだと気づけば、一瞬だけ瞳を伏せてから、笑顔で顔を上げて。歓迎と配慮に感謝してから]
レジーナさん、ただいま。
久しぶりにお会いできて嬉しいです。
レジーナんさんのお料理も、楽しみ。
[明るい声でそう話つつ、ジムゾンの促し>>357に頷いて、
宿の中へ]
あはは、なぁに。
食事ってのは人が多いほど楽しい、ってね。
ささ、どうぞ。
[杖と少女、気にかかりはすれども、今はただ笑顔向け。]
[左手で食堂を指し示しつ、先導するように歩いていく。]
船旅は疲れたろう?
すぐ食事も出せるからねぇ。
[3人を席に促して。]
[そのまま厨房へ入ろうとしたとき、また玄関に人の気配。]
ああっと、アルビンさんかな?
そういえば鍵渡さなきゃ、だねぇ……。
[踵返し、玄関に向かう。]
そっか。じゃあ、一緒に行きましょ?
今日はアルビンさんや……そうそう、ニコラスさんも戻ってるのよ。人がどんどん出ていくけど、賑やかになりそうね。
[紙袋に菓子パンを包む手際を眺めて。
簡単な片付けは、手伝えただろうか。共に宿を目指そう、と。]
― そして嵐の闇の中 ―
[風は雲を呼び、雲は雨を、雷を呼ぶ。
波を荒立て、小舟は力無き木の葉の様に波間に揉まれ。
強い風のせいか、それとも他に要因があったのか。
荒れ狂う嵐の中、島が一瞬暗闇に包まれる。
その闇に溶ける様に風と共に黒い狼が島を駆け抜けた]
ああ、そうか。奨学金、ね……。
[納得がいったように頷き、
それ以上はきっと何か事情があるのだろうと口をつぐんだ。
カタリナに戸締りを手伝ってもらい、最後に扉に鍵をかける。
そして宿へ向かう途中に聞いた珍しい名前に、瞳を瞬き]
……そう、か。
レジーナ、きっと喜ぶね。それは。
[ニコラスの帰郷を喜ぶ女将の姿を想像し、薄く微笑んだ]
[その夜、カタラ家では久しぶりに起きた発作のせいで
荒れる風の中、一晩中咳き込む音が続く。
漸く発作が治まり、泥の様に眠りに落ちる頃には
枕は病か咳のせいで赤く染まり、泣き腫らした酷い顔だった。
手にはカタラ家のバッジを握りしめて、贈られた筈の
木の箱も中身も何処にも見当たらなかった**]
ニコ、ラス……。
[立ち竦んでたのはきっとほんの僅かな時間。]
[嬉しさに泣きたくなるし、出来るなら抱きしめたいのだけども。]
[馴染みとは言え客であるアルビンの手前、大きく息を吐き、ぎゅとエプロンを握り締め。]
……おかえんなさい。
雨降る前に戻れてよかったねぇ。
[努力の全てを笑顔を作ることに向けながら、やはり左手で食堂を指し示し。]
今日はちょおっとばかし食堂が賑やかかも、ね?
まぁ、何せ久々に帰ってきたのが二人も、だもんでねぇ。
[宿に入れば、懐かしい匂い。
漂う美味しそうな料理の匂いと。あの人の、匂い。
少し胸が痛む。
厨房の方から足音が聞こえる。]
……ただいま。
[会いたくて。
会いたくて、会いたくて、会いたくなかった、その人の姿を見て。
それでも笑みを浮かべ、短い帰宅の言葉を告げた。]
・・・さて、何処で暇を潰そうか・・・
[あまり沢山押しかけても困るだろうし。何より直に会えるだろうから、今行くのも面倒臭いし。]
・・・・・
[何しようか迷った挙句、その場に座り込んでじゃがいもを積んで遊んでみた。**]
[宿の中で初対面の人と対話をする機会があれば、リーザ・ブラットブルーメの名と、ジムゾンとの関係性のみ簡単に告げただろう。
身上については、あまり人に言いふらしたいものではないから、何も言わず。]
[そのあとは、食堂で夕食を取る。
リーザと初めて顔を合わせる人には、はとこにあたる少女と紹介をするだろう。詳しい事情は、リーザに任せるだろうが。
夕食が終わると、足早に教会に戻る。
嵐の到来を肌で感じつつ。**]
[彼女の口から自分の名前を呼ばれ、懐かしさで目を細めた。
変わっていない。何も変わっていないことが嬉しかった。
――嗚呼。
久し振りに帰った息子は、どういう反応をするべきなのだろう。
客であるアルビンの前で、宿屋の女主人として振舞うレジーナ。
その「息子」である自分はどう接すれば良いのかと考えてしまう。]
[アルビンと、ニコラス。二人と共に食堂へと連れ立って入ったら、席へと促して。]
[床に座り込んだままのヤコブも、僅かにあきれた顔を向けつ、やはり席へと促して。]
[自身はそのまま厨房へ。]
……ったく……。
[呟き零し、両の手で顔を覆う。]
八年、か。
もうそんなになるんだ……。
[あの岬から船に乗って彼が島を出た日を今でも鮮明に思い出せるのは、
きっとその後のレジーナの姿を間近で見ていたからなのだろう]
島の外の話し、僕もあとで聞きに行こうかな。
ああ、でも。
今日は親子水入らずを邪魔しちゃ悪いか。
[なんて、紙袋を抱えてそんなことを話しながら、
カタリナと並んで宿へと続く道を歩く**]
[向けられる笑顔に、微か痛む胸。
それでも、親子としての関係のままでいる為にその痛みに気付かない振りをする。]
ああ。
帰ってきたのって、もしかしてフリーデル?
港で会った、というか船が一緒だったよ。美人になってて驚いた。
……そうだ。
俺の部屋、まだあるかな。
物置とかになってたら、客室でも構わないけど。
[何でもないように、笑う。
促されるまま、食堂へ移動して。
厨房へ向かうその背をじっと見つめていた。]
はいはい、お待たせってね。
[銀の大きな盆に料理を載せ、食堂のテーブルへと並べていく。]
[笑みを浮かべてはいるけども、僅か、目元は赤い。]
[メインはジャガイモのダンプリングと赤キャベツを添えたザウアーブラーテン(肉の蒸し煮)。]
[スープはツヴィーベルズッペ(オニオンスープ)]
[そして数種類のパン。]
[デザートにはブルーベリーパイ。]
[酒が呑める人にはよく冷えたスパークリングワインのロゼを。]
[それから暫く後、遅れてやってきたオットーやカタリナも交えて賑やかな食事が繰り広げられるか。]
辺りが闇に覆われた頃
島は天気予報以上の激しい嵐に覆われる
目の前の風景もまともに見えないほどの豪雨
そう遠くない処から響く雷鳴
それは、島に一瞬の停電を齎した
すぐに復旧するけれど
ごく一部の機能は、停止したまま――
外部との連絡が取れず、外部の情報も入らない
嵐が収まっても、外には強い風が吹き、海は荒れたまま
彼らがそれに気づくのはいつのことか
/*
うわー!うわー!もう、レジーナ!!うわー!!!
レジーナ死んじゃうの嫌だー!!
とか思うけど、その反面美味しすぎてもう、もう!!!
ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"
うん、リデルと……そして、アンタも、ね。
ああ、まぁ同じ船、だよねぇ……。
後は、リーザってお嬢ちゃんも来ているよ。
[そうして、問いかけに一瞬きょとんとするも。]
……あるに決まってるだろ。
アンタはうちの子、なんだからねっ。
[ことさら"うちの"を強調したのは、血が繋がらない故か。]
[ニコラスの部屋は、何時戻ってきてもいいようにと、まめに掃除されている。]
― そして現在 ―
はいはい、お待たせってね。
[銀の大きな盆に料理を載せ、食堂のテーブルへと並べていく。]
[笑みを浮かべてはいるけども、僅か、目元は赤い。]
[メインはジャガイモのダンプリングと赤キャベツを添えたザウアーブラーテン(肉の蒸し煮)。]
[スープはツヴィーベルズッペ(オニオンスープ)]
[そして数種類のパン。]
[デザートにはブルーベリーパイ。]
[酒が呑める人にはよく冷えたスパークリングワインのロゼを。]
[それから暫く後、遅れてやってきたオットーやカタリナも交えて賑やかな食事が繰り広げられるか。]
[暫く後。]
[それぞれを見送り、アルビンも自室へと戻り。]
[食堂に残ったのは親子二人。]
……ったく、今の今までどこでなにしてたんだい?
便りの一つもよこさないって……。
[ニコラスの内心など気付けぬ女主人は、対面に座りながら頬杖着き、真顔でニコラスを見つめ。]
[改めて、母としてその言葉を告げて。]
[頬杖着いていた手で、顔を覆うけども、伝う雫がぽたりとテーブルに落ちるのは誤魔化せないだろう。]
あー、ったく……。
やだやだ、8年であたしも老け込んじまった、かねぇ……。
……心配、したんだからね。
[賑やかな食事の間、聞かれるならば旅の間のことを話し。
食事が終われば、皆がそれぞれの場所に戻る様子を見送った。
そして、食堂に残ったのは彼女と自分だけ。
二人きりになり、対面に座ったレジーナに困ったように笑みを向けた。]
手紙とか書かなかったのは……ごめん。
[何度も連絡しようと思ったが、結局出来なかったのは自分が弱いから。
それを分かっていて、でも認めたくなくて。
いつか、昔のように彼女を「母」として思えるようになったらと言い訳していた。
そして、かけられた言葉にこみ上げてくる感情を押し殺し。
照れたように笑う。]
[顔を覆う彼女の表情は見えないけれど。
テーブルを濡らした雫に、また胸が痛んだ。]
心配させてごめん。
…………レジーナ母さん。
[そう呼ぶのはどれ位振りだったか。
それでも何とか昔のように言えた。
そう。それでいい。
息子としてなら、こうやって心配もしてもらえるのだから。
そう言い聞かせるように。]
/*
うわぁ!うわぁぁ!!
もう、吐ける臓物が無いよ!!!
レジーナありがとう!ありがとう!!!
母さんって呼ぼうか、すっごい悩んだんだよ!!!
最初からクライマックス過ぎていつ死んでも構わないwww
なにこれ美味しいですぅ美味しいですぅヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
そして灰が無くなった。
[母さんと呼ばれたのは何時以来か。]
[あの時よりも低い声だけども。]
[それでも昔を思い出しながら、ぐしぐしと乱暴に目元を拭う。]
はは、アタシが年を取った分だけ。
アンタも、大人になったんだよねぇ。
[感慨深そうにニコラスを眺め。]
ん……?
もしかして……旅先で良い人でも見つかったのかい?
[帰ってきたのは結婚の報告なのかも?と勘違いしながら、問いかけた。]
[ハンカチで拭う、などせず、乱暴に目を擦る様子に笑みを零す。]
……変わらないね。
[そう、残酷なまでに。]
年を取ったなんてことはないよ。
俺も、大人になんてなれてない。
[その残酷とも言える勘違いに、一度何かに耐えるように目を瞑る。
知らないのだ。
知らないからこそ、「母親」だからこそ、そんな。]
良い人か。
居たら、連れて来るって。
真っ先に紹介するさ。
[わざと大げさに肩を竦めてそう告げる。]
まぁその……客商売だから若くあろうとはしてるけどねぇ……。
それでも色々出てくるものさ。
[よくよく見れば金の髪に混じる銀の髪は、8年前にはなかったモノ。]
[大げさに肩竦める様子には心底残念と眉を下げる。]
あら、違ったか。
ま、出来りゃぁ良い人見つけて、ここも継いで欲しいもんだねぇ。
そしたら、アタシも安心出来るってもんさ。
[女主人は、残酷を振りかざしてる事など気付かずに、母親の顔で笑った。]
― 真夜中 ―
[大きな落雷の音に、女主人は飛び起きる。]
うわぁ……これ、かなり近い、なぁ……。
火事、なんてことにならなきゃいいんだけど……。
[窓を叩く雨音の激しさに顔を顰めながら、ベッドサイドの照明に手を伸ばすけども、明りは着かず。]
……あー、電気系統のどっかがやられてなきゃぁいいんだがねぇ。
しゃーない、見てくるかな。
[客がいなければ翌朝まで待ったかもしれないが、客がいるならそうも行かず。]
[真っ暗闇の中、なんとか手探りでハリケーンランタンを見つけ、明りを着ければ*裏庭へと向かった。*]
/*
……桃らないつもりでレジーナ選んだのだが……あっるぇー???
まぁ、うん、今後の展開はニコラス次第で考えよう。
ってかこのおばちゃんマジ残酷。
いやまぁ、母親って立場を存在意義にして、生きようとした人だかんねぇ。
ニコラス狼だったらヤンデレてくれると嬉しいんだがのぅ。
[結い上げられた綺麗な金に混ざる銀色は、確かにこの島を出る前にはなかった。
おそらく、それは彼女が苦労していたということでもあって。
手のかかる子供から、漸く力仕事を変われるまで育てて貰ったにも関わらず、勝手な理由で島を出た自分の所為でもあるのだろうか。]
見た目だけじゃなくてさ。
レジーナ……母さんは、ぜんぜん変わってないよ。
[幼い頃より変わってしまったのは、自分の、彼女に対する感情だけ。
彼女は何も変わっていない。
それが嬉しくて……切なかった。]
[心底残念だと、その表情が語っている。
そんな相手が出来て、紹介出来たらどんなに良かったか。
そう思う。]
そうだね。
でも、まだレジーナ母さんが居るから来てくれるお客さんだっているんだろうし。
俺にそういう相手が出来るまで、待っててよ。
[向けられる「母親の顔」に、溢れそうになる感情を堪え。
それでも「息子」としての笑みを浮かべる。]
[夜も更け。
明日も早いだろうからと8年ぶりの「親子」としての会話を切り上げる。
自室に戻る前、また明日、ゆっくり話そうとそう告げた。]
― 自室 ―
[久し振りの自室は、島を出る前と変わっていない。
綺麗に掃除された部屋の様子に、感謝して扉を閉める。
鍵を閉めると同時に、堪えていた感情を吐き出した。]
――くそっ!
[手にしていた帽子を床に投げ捨てる。
離れていても、この感情は。
想いは。
結局どうしようもなかった。
戻ってきて、改めて知らされた。
やはり戻ってこなければ良かったのかと後悔し、唇を噛み締める。]
[深夜。
窓に叩き付けるような雨が降っている。
明かりのついていない、暗い部屋で。
眠ることもせず、ベッドの上に膝を抱えるように座ったまま。
たまに光る稲妻で照らされる、その部屋に響くのは雨音と雷鳴のみ。
それ以外の音がしたとしても、雨音に消されてしまうだろう。
雷が近くに落ちたような音がしても、立てた膝に頭を埋めるようにして朝まで動かなかった。**]
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