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……映画! そう、ホラー映画の話よ!
ほら、伊映画の名作で“ゾンビ”ってあるじゃない。
あれなんでゾンビって名前で、
何故題材に選んだかっていう話。
ごめんねこいつ、会話にとりとめが無くって!
[うふふふふ!と笑い声を挙げて、
ギルベルトのフェリシアーノへの失言を誤魔化した]
― 民家 ―
[ランの手を引いて、民家へ向かう。
一軒の家の前で立ち止まる――この家は、空き家だった筈だ。
ピッキングで鍵を開けると、中に入る。
空き家の為、少しカビ臭いかもしれないが、贅沢も言えないだろう。]
(教会で、ベルに合わせるよか、マシやんなあ…。)
[ベッドが残されていた事に感謝する。
フローリングの床で寝かせるのは忍びない。
そういえば、アイロンをおいてきてしまったが、
明日別の武器を探せばいいだろう。]
[とりあえず俺が兄の口をふさぐべきかそれともイヴァン辺りに任せるべきか。
今ほど兄を落としたいと思ったことはない。]
兄貴、頼むからちょっとだけ黙っていてくれ。
イヴァン、兄貴を頼んだ。
[有無を言わさぬ口調で兄をにらみ付けるとフェリシアーノに向き直り。>>#77]
…済まん。どうやらランデブーの人といわれて相当落ち込んだらしい。
ここまで暴言を吐くとは思っていなかった。
兄に代わって謝罪する。ご両親のお墓参りをする前に気分を害してしまい申し訳なかった。
今日は墓参りの後はレストランに戻るのか。
島に居る間には必ず兄と共に謝罪に向かう。
本当に済まなかった。
[視線をはずすのは多少勇気がいるが、周りにメンバーも居たためルートヴィッヒは深々と頭を下げた。]
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