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― 第一層 ―
あイタっ。
[径の小さいタイヤならいけるかと思ったのだが、そうそう上手くはいかなかった。逆に相手を止まりやすくしてしまったようで、くるりと旋回されてしまう]
チッ。
[再び伸びてくる腕を避けるために足元を蹴った]
あ、そだ…
[通話からは少し離して、アレクシスへと声のトーンを落として尋ねた]
あのさ、湿布とか持ってたりする?
やっぱさっき打ったとこ、ちと痛くて。
[実は落ちるのは2度目なのである。打ったのも同じところで、今回は下敷きになってくれた人もいなかったので。
可能なら背中に張ってもらおうと思って尋ねた]
っし!
[自分がかけられる最大の瞬発力を込めたスタートダッシュは上手くいった。
ドロイドの真横を駆け抜け、そのまま先へと向かおうとした。]
[ここで回避よりも攻撃に行くのは、気質故か。
祖父が見たなら、女らしさが云々と嘆いたであろう事は、余談なので積み上げておくが]
……ったぁ……!
[とはいえ、完全にぶちキレていた先ほどとは違う状況、蹴りはドロイドを蹴倒すには弱く。
逆に態勢を崩して、その場に転ぶハメになった]
なっ。が…っ…
[抜けようとしたところで、脚をとられ、床に倒れた。ごろごろと転がり距離を置いたはいいが、進むのは困難であった]
……あー、もぉ……。
[蹴った足も痛かったが、転んだ弾みに打った場所もちょっと痛い。
何せ、そこを打つのは二回目だった]
もー、乙女の柔肌に傷が残ったら、どーしてくれんのっ!
[場違いな文句を口にしつつ、何とか立ち上がろうとする。
止まれない、というその一念に突き動かされるように]
[避けた先は、壁。
そこを蹴ってドロイドの背後に着地する]
そおいっ!
[肩からタックルして壁にドロイドを叩きつける。
自身の勢いもあったドロイドは、腕をバタバタさせたあと、よろよろと関係のない方向に向かって動き始めた。
どうやら情報受信部に支障が出たようだ]
先に進まないと。
[休んでいる暇はないだろう。再び走り出す]
[非常灯のみの薄暗闇を駆けるが、進行方向をドロイドに塞がれる。]
くっ、なら……こっち。
[急ブレーキをかけ、横道へと走り込む。]
……たぶん向こうは熱感知とか出来るよね。
…………ぶっつけ本番だけど。四の五の言ってられないか。
クラーラ、右側の映像だけ赤外線モードに。
[そう言うと、右側の視界がさらに暗くなるが、熱源の動きがぼんやりとだが見えるようになる。]
よし、これで……くぅ(ぐらり
[だが、不慣れな視界に平衡のバランスを崩し倒れ掛ける。]
[最初の勢いそのままに駆け出し、ドロイドに再度捕まらぬよう距離を開ける。]
…ここ、までくれ、ば。
あぁくそ、いてぇ…
[どの位走ったか、周囲にドロイドの姿が見えないのを確認してから痛めた肩を抑えながら壁に凭れてしゃがみこみ。
他の皆の安否は気にかかるものの、暫く立ち上がることも*できなかった。*]
ああもう…荒事は得意じゃないのよ…!
[その割に馬鹿力を出していたが、それはそれ。
今また同じ状況になったら、今度は逃げられる自信は無い。
ドロイドに介入出来たら、と思えど、この状況でそちらに気を取られたら恐らく捕まってしまうのが落ちだろう]
皆は、どうなったかしら…。
[ある程度ドロイドから距離を取れたところで後ろを振り返る。
真っ先に飛び出したため、最後尾とはかなり離れる結果になったかも知れない。
通路の薄暗さもあって、声や音は聞こえても姿を視認するには少し難しかった]
[スピーカー越しに、クロの怒号が聴こえた。
あのような良い性格のAIもあるのだから、
仲間よろしく後ろにあるドロイドもおかしくないのだろうか、
とちょっと明後日の方向に考え事をしつつ。
名前の訂正に対するジルの反応に、苦笑を一つ。
自分もいたるところで間違えている気もするので、
気にするな……と云ったニュアンスであったが。
クロを再びコロ呼ばわりした時には、
クロの怒号第二弾に備えて耳を塞いでは置いた。
が、それは無駄な行為になったようだ。]
湿布か、嗚呼、応急キットは没収されてないからな。
どれ、貼ってやろう。
[ともあれ、ジルが湿布を所望するならば、
応急キットから取り出し貼ろうとしつつ、
向こうの声に耳はすませてはいる。]
うわっ!
[脇をすり抜けようとしたドロイドから、腕というよりはコードのようなものが伸びてきた。
慌てて避けようとするが、腕に絡みつかれてしまう]
こん、のっ。
[救いは本体がそれほど大きくないことか。
振り回される前にこちらが振り回そうと、大きく身体を捻った]
[一つ息を吐いて、呼吸を整える。
向こうは、こちらに大きなダメージを与える行動は避けるはず。
それならば、多少の無茶は効くんじゃないだろうか、とか。
ちょっと間違った方向に、思考はずれていたから]
せぇ……のっ!
[立ち上がるより先にと伸びてきた手、その下を掻い潜るように、前へと転がり。
その勢いを生かして、前へと進んだ]
フレデリカさん、か……―――。
[時折名前は聴いた記憶があるが、
アリアンナは姿を見た記憶がない。
どうやらゾフィヤを超えるお転婆娘のようだ
……とは、話を聞く限りの想像。]
しかし、なんだな。
向こうに動いてもらうよりは、目的地が後ろならば、
こちらから動くしかないが……――どうしたものか。
まさか、コイツに囮になれ、とはいえんし。
[ちろっと視線を流すのは、後ろにちょこんと控えているドロイドに。
どうにもこうも懐かれると、情というのが沸いてしまって困る。]
っ!! あうっ!?
[バランスを立て直せず、走る勢いのままごろごろと転がっていく。]
っ痛ぅ。やっぱいきなりは無理だったか。
クラーラも大丈夫?
「あん、あん」
[そう言って頭を抑えつつ、クラーラに声を掛ければ元気な返事。]
……ん、ある程度まで何とか慣れてきたかな?
[そう呟くと、よろよろと立ち上がり、先を急ぐ。]
音楽家の体力を、馬鹿に…するなっ!
[スポーツ選手や軍人達のようにはいかないが、それなりには鍛えている。だが実際にはこの場合、どちらかというと火事場の馬鹿力に近かったかもしれない。
宙を飛ばすようなことは出来なかったが、ドロイドを横倒しにすることはできた。伸びたコードを踵で踏み潰して、絡みつく力を弱めさせ振りほどいた]
[熱源を感知しながら、ドロイドを回避しつつ先を進むが、]
……やばいなぁ、ちょっと遠回りになってきちゃってる。
[果たしてゴールまで体力は持つかどうか。
そんな不安を抱えつつ、十字路を通り過ぎようとし、]
(……ぶぅん)
!? しまっ……
[曲がり角で、出力を落として待ち構えていたドロイドが起動し、彼女を捕らえようとする。]
くう!! はな、離せぇ……
[不意打ちのドロイドにがっしりと腕を捕まれ、必死に振り解こうとする。
クラーラも、彼女を助けようと小さな体で果敢にアタックを繰り返す。]
[だが、その鉄腕はがっしりと彼女の腕に食い込み、ちょっとやそっとでは離れそうにない。]
くう、やばいなぁ。
……まさか、これが死亡フラグってやつなのかな。
…………アイリちゃんに思いの丈をぶつけたのが悪かったか。
[あまりの余裕のなさに、そんな変ことが頭を過ぎったり。]
――……ん?
[少年らしい勢いでジルが上半身裸になれば、
小さく疑問の声をアリアンナは上げた。
その華奢な身体つきは、己の昔を見ているような気になる。
ない胸は、男役をするには楽であるが、
乙女としては悩みであったりするわけで。]
嗚呼、青くなっているな……。
しかし、あれだ、此処には女性しかいないから良いが、
あまり無防備に裸にならんほうがいいぞ?
[盛大に勘違いしたまま、ジル君でなくてジルさんだったか
……と、指示された場所に、ぺちりと湿布を貼るのだった。]
盲目の少女 ユーリエは、議長の養女 アイリ を投票先に選びました。
[>>+35 アレクシスの言葉に頷く]
だな。あっちが安全ゾーンならぎりぎりまで引きつけてもらって…ってちょっと危険だからなやましーんだが。
そのドロイド?…囮というか、そいつならあいつらも仲間と勘違いするかも?
[色々と考える手がかりは見えてきた気がする。
今は思いつくままにぱらぱらと言ってみる
>>37 ヒースとクマの声には反射的に良くわからない反応を返しつつ]
おう、ギッタンギッタンのバッタンバッタンだな!
まあなんというか、フレデリカは敵ではないが味方でも厄介というか…
お、クロいい返事だな!助かるぜ!
[もしも引きつけるとしたらクロが適任だろうか、と思案しつつ
>>+38 アデルの不安そうな声に]
……急がねーとな、大事になる前に。
[アデルの心配とは別の意味で深刻な声で返した。]
青年 シェットラントは、盲目の少女 ユーリエ を投票先に選びました。
電脳兎 ラヴィは、盲目の少女 ユーリエ を投票先に選びました。
/*
>電脳兎 ラヴィは、盲目の少女 ユーリエ を投票先に選びました。
指差し確認。
そしてそろそろ、意識が落ちそうなのよ。
さすがに、4時おきの反動は大きいのだわ……。
議長の養女 アイリは、盲目の少女 ユーリエ を投票先に選びました。
学生 ゾフィヤは、盲目の少女 ユーリエ を投票先に選びました。
一人暮らし マレンマは、盲目の少女 ユーリエ を投票先に選びました。
/*
>学生 ゾフィヤは、盲目の少女 ユーリエ を投票先に選びました。
こちらも確認。
それにしても、ランダ神。
上位二人が赤二人、っていうのも、極端すぎやしないかね。
― 第一層 ―
[しばらく進んで、歩みを止める。
どうやら、ドロイドは突破できたらしく、周囲は静かになっていた]
……みんな、上手く抜けられたのかな……。
[小さく呟き、それから]
……誰か、いる? みんな、無事?
[ぐるりと周囲を見回し、声をかけてみた。**]
アイリちゃん?
アイリちゃんは、大丈夫?
[周囲に声を駆けながら。
デバイスを返して、アイリにも直接呼びかける。
響く声には微か、不安のいろ。**]
/*
のっかってくれてありがとうアリアンナさん!としか言えない誘導ト書き…
我ながらあざといわ…
付き合ってくれてありがとうですよう
[交わされる会話に、フレデリカとはどういう少女なのだ
……と、若干の困惑を深めたりもしつつ。]
嗚呼、クロは確かに戦闘能力は高かったな。
[クロのやる気にアリアンナも相槌を打てば、
背後でなにかやる気になっているドロイド一体。
どうも対抗意識を燃やしているようだが、
果たしてそれでいいのかと、こちらにも困惑。]
ん?
――……先に断っておくが、
応えたくなければ応えなくていい。
それはどういう意味だい?
[更にジルの身体に関する応えにも、困惑。
困惑ばかりでも仕方ないので、答えがでそうなジルに関して、
アリアンナは珍しく踏み込んで問いかけを投げた。]
[右肩の痛みを深呼吸で押さえ込む。
ドロイドが近付いて来ない今のうちに、持っていた治療キットからガーゼと湿布シートを取り出した]
滲みるだろうけど……背に腹は変えられないわ。
[右肩を曝け出すと、そこにはドロイドの指の痕と擦れた痕が残っている。
圧迫痕に湿布を、と思ったが、そのまま貼ると余計な痛みが発生するのは眼に見えていて。
妥協策として擦れ痕部分にガーゼを当てて、その上に大きめの湿布シートを貼ることにした。
冷たい感触が右肩全体に広がり、その直後]
───〜〜〜〜!!
[案の定、滲みるような痛みも走った。
過ぎ去ってしまえば何とも無くなるものではあったけれど、その感覚に強く眉根を寄せる]
とりあえずは、これで、良いわね…。
[正しい処置ではないだろうが、あまりもたついても居られない。
服と上着を着直すと、治療キットを仕舞って辺りの様子に意識を向けた]
……その声、ゾフィヤね?
[聞こえた声>>136に声を返す。
今は端末信号の確認を行っていないため、他に誰かが居たとしても、声や姿が確認出来ないうちは察知出来ない]
良かったわ、突破出来たみたいね。
怪我はしてない?
[声のする方へと足を向けて、ゾフィヤの姿を見つけて。
無事な姿に安堵すると共に、怪我の有無を確認した]
[>>+42 尋ねてくれたアレクシスに少しだけ天井を見上げた後、彼女の方を振り返り、服を着ながら応えた]
レグル星って知ってるかなあ。
オレ、そこの星のかーさんとこの星のとーさんの子供でハーフなんだよ。
レグル星では性別は大人になってから決まるもんで、子供のうちは無性別なんだ。
そんで、オレ、かーさん似で、体質もかーさんと同じなの。
[言いたくないという風でもなく、割と淡々と語る。]
アレクシス…えーと、アリアンナだっけ。
アリアンナもそーだったら良かったって思うもんなのかな?
[なんとなく、男性のように振る舞う彼女を見て尋ねてみた]
[何か怪我をしているようなら、治療キットの1つを出して、簡単な処置をしようと。
自分で出来るというなら、任せて周囲の警戒を引き受けることにする]
他の皆はどうかしら。
ねぇ、誰か、居たら返事して。
[大きすぎず、小さすぎず。
ある程度近くまで来れば届くような声量で周囲に声をかける。
もし誰かが応じたなら、声を出し続けて居場所への誘導を行うことと*なる*]
うっとうしいんだよ!
[痛む左肩への苛立ちも含めて右腕で大振りに薙いだトンファーがドロイドの首をがちりと壊す。視界が狂ったドロイドが目標を失い追うものたちを結果邪魔するように動いたので、これ幸いと前へと駆け出した]
――……なるほど。
だとすると、此処の教育制度だと大変だろう。
[尋ねれば、割とあっさりかえってきた応えに、
左右色彩の違う両目を束の間、瞬かせ、
その後、叶うならば、ぽふっとジルの頭を撫でた。]
私か?いや、私は別に男になりたいという訳ではないからな。
上手く言えないが、いろんな面で女性として自信のない子に、
ウィークポイントも魅力になるんだと、
自分の身を持って示せたら良いと思っただけで……。
[相手に踏み込んだ分、自分の裡を晒すのは自然なこと。
語ったのは、憧れの人の幻想に思いだした、原点。
ジルに対して、小さくはにかんで見せた。]
[ドロイドは打ち所が悪かったのか、残るコードも床をのたうっていた。触れないように大きく飛び越える]
ツッ。
[絡まれていた腕を擦る。
袖を捲ってみれば蚯蚓腫れのように赤くなっていた]
あまり酷くならないでくれるといいが。
[袖を戻して、再び走る]
[と、己を語った後、聴こえた向こう側の声。]
嗚呼、行く前に、1つ尋ねてもいいかな。
君たちをそこに送ったのは『誰』だい?
[囚われた人が2つに分かたれた訳。
尋ねた時、エレオノーレが応えていれば、
その質問は無意味なものであったろうが、
そうでなければ、うっすらと悟りつつあることへの確認。
この段階になって、知ることが危険であるとは、
アリアンナは思っていない*]
シェットの声?
[わずかに聞こえた声>>141に耳を澄ます]
そっちが最短か。
[他のドロイドに捕捉されないうちにと、聞こえた方へ向かって走る速度を上げた**]
そーそー、色々面倒でさ。
今はガッコいかないで映像通信で授業うけてんの。
別にやなことあったわけじゃなかったけど、変なこと気にしないで勉強に集中できるし、それが良いって自分で決めたんだ。
[ポジティブな引きこもりなのは、望んでそうしているから。
頭を撫でる手には目を瞬いたが、跳ねのけるわけでもなく、]
なんだよー、オレの背がちっちゃいのは仕方ないんだっ
[と、的外れなことをちょっと悔しげにいいつつも、大人しく撫でられた。]
自信のない子に、ウィークポイントも魅力になるって示す…
そっかあ…すげぇな、アリアンナは!
[少し驚いて、アリアンナを見上げて言った。やっぱりアレクシスじゃなくてアリアンナって呼ぼう―――この時、その方が自然だと思った。]
女性としてかあ。
アリアンナはさ、身長高いの気にしてるのかもしんないけど、オレはモデルみたいでカッコイイと思うぜ!
オレまだ何にも決めてないけど、もし女になるなら、カワイイよりカッコイイ女になりたいな。
なんだろ、見た目とかよりも、人に何かを示せるよーな生き方とか、そゆとこもな、カッコイイと思う。
こ、のぉぉぉっ。離せって……言って……るでしょうがぁぁ!!
[必死に振り解こうとするも、一向に外れる気配はなく]
…………はぁはぁ。
こう、なったら……これだけは使いたく、なかったけど。
[そう呟くと、スッと目を閉じる。]
……周囲電波帯検知。
……対象の遠隔指令系統チャンネル捕捉待機。
…………該当指令……拾った! インタラプト、通って!!
[ドロイドに送られた転送の指令のチャンネルを読み取り、強引な割り込みをかける。
バチィという火花が散り、一瞬ドロイドの拘束が緩んだのところを引き剥がし、その場から転がるように逃げ出す。]
[何とかドロイドから逃げ切り、通路にへたり込むと壁に背を預け荒い息を吐く。]
ぜぇぜぇ……今度はぶっつけ本番で、なんとか、なったかな。
[そう呟くと、右手で顔を押さえる。]
…………とはいえ。やっぱ、ただじゃすまない、よね。
[離した手のひらには、べったりと鼻血。]
本来、クラーラに簡単な指示を出す程度のチップを強引な使い方しちゃったわけだし。
反動で逝ってても不思議じゃなかったわけだから、まだましな方、か。
[ずきずきとした頭の痛みと吐き気に耐えながらそう呟くと、目を瞑り少しでも脳を休めようとするか。**]
うん、私も大丈夫。
ゾフィヤも無事でよかった…他の人たちは?
[デバイスからも掛けられた呼びかけに、
少しほっとして答えながら、
他の人――特に薄暗い中の視界のことが心配なユーリエを
思い浮かべ、不安の滲む声で問いかける]
……シェット? よかった…。
2人の方へ行くわ。
私は…左肩をまたちょっと掴まれたくらいで、
酷い怪我はないわ。 2人や、他の人は…?
[ゾフィヤの無事を確認した時、シェットの声>>140も聴こえて。怪我の有無に自分も答える]
…その声、イェンスも無事なのね。
怪我はない? あまり無茶はしないでね…。
[イェンスの声>>143に、囮になろうとしていたことを思い出して、心配そうな声を掛け。シェットの声を頼りに、まずゾフィヤとシェットの姿>>141を認めた。一瞬だけほっとしたように表情を緩めたが、すぐに後方の薄暗闇の中を振り返る]
― そして、第一層 ―
[到達後、それぞれ駆けて行く子供たち。
うさぎも、それに続いてとてとて、ちたちたと走り出す]
…………。
[当然というか、立ちはだかるのは、ドロイド]
……ここで、捕まるわけにはいかないのだわー!
[ここまで来て、自分が捕まるわけにはいかない。
もっとも、物理干渉力はもふ的効果以外は基本的にないわけで。
小ささを利用し、足元をすり抜けることで、とてちた、先へと進んでゆく]
― 第四層:スノウ管理エリアのちまうさず ―
[何故、船首と船尾、二箇所にわかれているのか、という疑問。
視線を向けられたりもしたが、うさぎはそれに答えられない。
一度軽く耳を揺らして、Pi、という電子警告音を鳴らし]
……それへの回答権限は、うさにはないのだわ。
[うさぎの『Meister』は、うさぎがそれを語る事を許しはしないけれど。
もし、エレオノーレが告げるのであれば、それをとめる事はうさぎにはできない]
(……『道を選ぶのは、『
[報せないでと願いはできても、強制はできない。
だから、うさぎはそのまま、黙り込む。*]
― 第一層 ―
[ひとの気配は感じる。けれど、姿が見えないのは不安で上げた声。
それ答える声>>140が聞こえると、張り詰めていた緊張が少し、緩んだ]
あー……よかった、おにーさん、無事なんね?
んー、ちょっと、足痛い。
ドロイド蹴っ飛ばして跳ね返されたせいで、挫いたとかじゃないから、歩くのはへーき。
[姿が見えたなら安堵は更に増し、ほっと一つ息を吐いて。
二度打った所の方はちょっと厳しいなあ、と思いつつ、一先ず治療キットを受け取った]
ん、手当ては自分でできるよー。
応急処置の仕方とかは、ばーちゃんに習ったから。
[その理由が、お転婆が過ぎるが故、というのもアレなのだが、まあ、そこは余談]
……あんまり、だいじょーぶじゃない……よね。
[壁に寄りかかって座り込む様子に、僅かに眉が寄せつつ声をかける。
ケガが酷いようなら落ち着いた場所で治療した方がいいかなあ、なんて、思いながらも、とりあえずそれは横に置いて]
とりあえず、応急処置だけでもしないと。
やり難い場所なら手伝うよ?
[そう、声をかけて。
よほど手ひどく拒否されない限りは、手当てを手伝う積もり。
いずれにせよ、そちらが一段落すると、は、と一つ息を吐き]
あのさぁ……ちょい、聞いていい?
なんでさっき、あんな事、言うたの?
[さっき、というのが囮発言をさすのは、言わずとも伝わるか]
……わざわざ、自分に引き寄せるよーな物言いして。
そりゃ、その分、みんな抜け易くはなったかも知れん、けど。
[イェンスからは疑念や疑問の感情を僅かながらも感じていたから。
その感情と、その行動の意味は、自分の中では上手く結びついていなかった。*]
そんで、自分捕まったら、どうなるか、とか。
考えてない……てことは、ないんだろう、けど、さぁ……。
/*
さて、どうなるか。
ここの返答と流れ次第では、襲撃先になり得ますが。
いずれにしても、6dはシステム処理優先になるんだよねぇ……ラストイベントだし。
別企画との兼ね合いもあるし、さすがにあと一日はねじ込めない。
何より、ネタがない。
― 第一層のめいんうさぎ ―
……そうそう。
第四層の様子なのだけど。
[抱え上げらたれ状態で、うさぎはデバイスへ向けて声を送る]
捕えられたこたちは、今の所みんな一緒にいるわ。
本体の所にいる子たちと、上手く通信回線も繋げられたのよ。
アデルとヒースが手伝ってくれたから、四層の経路図も送る事ができたし……何とか、自力での脱出をしようと頑張ってくれているわ。
― 第一層 ―
[声の聞こえる位置にいるシェットラント、ゾフィヤが見える位置までいくよりも休息に努めていれば、アイリも新たにやってくる]
ああ、ひとまずは無事だ。
[捕らえられなかったという意味で無事であるとアイリ>>149へと答え]
怪我は肩に…でもできることをやってかなきゃならないし無茶だってしなきゃならない時だったからな。
それにまだこうしてるだけマシだ。いなくなったやつらなんてどうなってるかわからないんだからな。
[いなくなった面子を思い出す。...はいなくなった面子がどのようなめあっているかは知らない。
だからそれを思うと一刻もはやく。そして無茶のひとつもしてしまう心情にもなっていて苛立ちが僅かに返事の中ににじみ出る。]
ひとまずはな。
[大丈夫か問うゾフィヤ>>156にもアイリと同じ言葉を返すが、近づかれれば>>157突破できたという意味で大丈夫といったかがわかってしまうわけで]
痛いな。だが足をやられなかったのは幸いだ。
[この場においていえば走れなければどうすることもできない。だから治療よりも痛みがあっても休息を選んでいたのもあったが]
…すまんが左肩を頼む。自分だとやりづらい。
[応急手当といって、手伝ってくれるゾフィヤ>>157へと患部の箇所を教えて頼み、赤黒く変色している左肩を晒して、応急手当を手伝ってもらう。湿布の冷たい心地よさを覚えながら、鎮痛剤を飲み肩を元に戻して。怪我についてそこ以外は強がりでもなく特に問題ないと答える。]
ありがとな。って…ぁー…んー…
[治療の礼をしたところで、された質問>>158。明確に言葉にしなくても何について問われたのかはわかり、悩ましく唸る]
若いから無茶したかった…なんていって納得するはずないか。
[一度冗談めかしてから、返事を考えるようにしようとして、考えるのをやめた]
……正直にいってしまえば、不明瞭に思うところはある。力をもつ人間ってのがどういうものなのか。あー、そこから正せば兎のいってることも正しいのかよくわからん。
だが今この場で起きてる元凶はそこじゃない。元凶はスノウ、あるいはスノウにこんなふざけた指示を飛ばしたやつだ。
あれこれ考えるのもあるが、目の前で起きてる事態を対処していくしかないからな。
[あれこれ思考を飛ばしたところで解決しないことを悩ましく考えることはしない。現在のスペックで眼前で起きてることを対処すると単純で現実的な思考を口にする]
囮がいいのか悪いのかとか。
一人でも多くいったほうが効率がいいだろうとか。
無茶だとか危険だとか。捕まったらいいなんてことはないのはわかってるつもりなんだが
[ゾフィヤやアイリ、逃げている最中にいっていたシェットラントの言葉なんかも覚えている。第二層の小休憩をしたときにハンスやジルに言われたこともだが]
……正しさや理屈だけで行動できるほど大人じゃないんだよ。
ガキなんでな。
[それらを全部ひっくるめて、ガキだから無理という言葉で通した]
それにな。
この場所にくるまで会ったことないやつばっかだ。過去に何をしてるかとか、普段どういうやつだとかはわからねーが…手を伸ばせる範囲でつかめる範囲で、何かできることがあるならそれをすることにいちいち理由なんていらないだろ。
[理屈でもない単純な感情の吐露を答えとかえして]
ほかの奴らはまだか?
来るまではしっかり休息とれよ。
[まだここに顔を出してない面々は、もうすぐくるだろうか。
一度自分が来た道の薄暗闇を見ながらゾフィヤに休息とれよといって、自分もしばらく休息にうつった]
― 第一層 ―
ええ、何とか。
流石にドロイド相手に無傷、とは行かなかったけれど。
[ゾフィヤ>>155に答えながら、右肩を押さえるように左手を添える。
怪我の部分に触れると、内出血特有の鈍い痛みが肩に走った。
軽く眉根を寄せる]
そう…それなら今のうちに治療しておきなさいな。
治療キットはあるから。
[そう言ってゾフィヤに治療キットを渡して、周囲に確認の声をかけると、いくつか声が返ってくるのが分かった]
アイリにイェンスも、良かった。
アタシ達も何とか大丈夫よ。
…後はマレンマとハンス、それにユーリエか。
[端末信号で確認しようかと思ったが、信号の状態は察知出来ても、第一層の配置図が無いためにそれも叶わない。
く、ともどかしげに唇を噛む]
アイリも、イェンスも、少しでも怪我をしてるなら今のうちに治療した方が良いわ。
周りの警戒はアタシがしておくから。
[アイリなら治療キットも持っているだろうから、とそう声をかけて。
イェンスの分が足りないようならもう1つの治療キットも出して治療に当てる。
その前後にかゾフィヤのイェンスに対する問いかけ>>158が耳に入って。
自分も気になりその回答に耳を傾けた]
[その後ラヴィ>>153も辿り着いて、疲れた様子のラヴィをアイリ>>154が抱えに行く]
ラヴィ、どこで負荷がかかって動けなくなるか分からないんだから、もっと自分を労わりなさい。
出来ることを頑張るって言っても、無理はしちゃダメ。
あなたがフリーズしてしまったら、アタシ達は導を失ってしまうわ。
[真面目な表情でラヴィに言う。
エレベーターに乗る前>>150にも、「四箇所同時起動」なんてことを言っていた。
それが何を意味するのか。
ラヴィから得た情報を加味すれば、推測の域を出ないが自ずと答えは得られてくる]
(あの時はもう、第三層に残っていた面子は全員エレベーター前に集まって居た。
それ以外でタスクを増やす必要があると言えば…)
[ラヴィが『グロリアス・チャイルド』の情報を持っていたこと。
第四層の存在。
猫の連れ去りとは別にジャンプデバイスが使われていたことも加味すると、もしかしたら、と推測が頭を擡げた]
ラヴィ、あなたは
過負荷がかかりそうになったら、ちゃんとタスクを減らすのよ。
この状況であなたが止まればどうなるか。
分かっているのはあなた自身のはずよ。
[視点がコンピュータ技能からのものになってしまうのは已む無しだろう。
ラヴィの平行タスク先を推測しての言葉は気付かれるのかどうか]
[それからイェンスのゾフィヤへの返答>>162 >>163 >>164が聞こえると]
子供だからって言うのを免罪符にするのはどうかと思うけど。
言ってることは否定しないわ。
かと言って自分を囮にして、と言うのはやっぱり頂けないわね。
[目の前でやられた方にしてみれば、それこそ納得の行かない出来事で。
それもまた子供故の頑固さだったかもしれない]
[休息を、と言うイェンスに頷いた後、視線はラヴィへと向かった]
ねぇラヴィ。
この階層の配置図って引き出せるかしら。
この通路だけでも良いの。
[まだ視認出来ていない者達の居場所を知りたくて、ラヴィにそう願う。
その言葉だけでこの階層については介入出来ていないことが知れるか。
その返答を待ちながら、シェットラントはしばしの休息を取る*ことにする*]
[ジルを撫でたのは、身長差があってのことではないけれど。
その理由は言葉に乗せることなく、
わしゃっと髪を撫でたのは照れ隠し。]
私はすごくないよ。
私より先にそれをしている人が居たんだ。
私は、それを観て、
私もそうなりたいと思っただけで……。
でも、そうだな。
未だ夢の途中ではあるけれど、1人そう思ってくれる人が居る
ということを、嬉しく思うよ。《ジル》。
[返す言葉は、向こうへ向けた質問の答えを待つ間に。
ジルと敬称を付けずに呼ぶのは、
ジルが此方をアリアンナと呼ぶことにした訳と
おそらく似ていた。]
ゾフィヤも…無事でよかった。
シェットの声も聴こえたわ。二人とも怪我はない?
[ゾフィヤの安堵の息に、少しだけ気持ちが落ち着いて、2人の怪我の有無を確認してから、おそるおそる、一番心配なユーリエのことを尋ねてみる]
あの…ゾフィヤの感じる気配は、
なんとなくの人数とかはわかる?
この薄暗闇だから…ユーリエのことが心配なのだけど…
[そう、自分は未だ夢の途中である。
明確な夢(目的)があるかどうかは別としても、
此処に在る皆は誰しも未来ある存在にはかわりない。
アリアンナの疑問に、電脳兎が応えたのは
どのタイミングかは判らねど、
もし、その裡を知れたならば
―――それはMeisterに対してにもなるだろう
道を選ぶのは、
選ばれた者(グロリアス・チャイルド)だけではない
と、苦言を申し立てたに違いない。
そう思うからこそ、今、暴き立てるような言葉を
アリアンナは連ねた。
頭で判っていても、感情が納得できなければ人は動かない。
少なくともアリアンナは、そうだ。
それを子ども的だと評されたとしても、子どもである今、
子どもでなかったならば、それはきっとおかしい。]
ケガは、まあ、ウチはへーき。
おにーさんは、ちょっと痛そうな感じしたけど……。
[言葉にはされなかったが、表情の変化から感じた事を伝えて]
んん?
人数……は。
今んとこ、変わってない、かな。
だから、このフロアにはいる、と思うんだけど。
[ユーリエの名が出れば、上がるのはあ、という短い声]
……確かに、目の事とか考えると、心配だよねぇ。
[苦手な理由は、過去に関わるものだったから、その理由まで告げる言はせず]
ん……そだね。
今の内、ゆっくり休んどくわ。
[休息しとけ、という言葉に素直に頷いて、それから]
……ありがと、ね。
[何に対してむくのかわからない感謝をひとつ、紡いでから、その傍を離れた]
……に、しても。
[イェンスの傍を離れ、見やるのは駆け抜けてきた薄暗闇]
途中でへばってる、とか。
ないといいんだけど……。
[まだこない面々はどうしているのか。
特に、自分と同じく力を持つハンスの事は気にかかる]
……んー……。
[だからと言って様子を見てくる、といえば確実にとめられるだろうし、それが危険なのもわかるから。
薄闇の前で二の足を踏む、という状態なのだけれど]
[ジルが消え、移動してもよかったのだが別に行きたい場所があるわけではない。
転送されてきた経路図を見ながら、今後の事を考える。
ジルはこちらの考えを否定したいようだが、抑止力程度の効果はやはりあるだろうとの結論は揺るぎない。
それに。]
…もし、どちらかを選ばなければいけない状況になったら。
どう考えても助けるとかどうとか以前に私が先にダメになるよね。
[単純に体力や能力的な問題でそう思う。
それを考えても、そうならないように動かざるを得ないだろう、守ろうと考えているのなら。]
[程なくしてジルはアレクシスを連れて戻って来た。
何故かドロイドも一緒にいて、驚きながらまじまじとそれを見つめる。]
…え…と、どうして……?
[こちらへ来たのか、それはなんなのか。
何を聞けばいいのか迷って結局出た言葉はそれだけだった。]
少年 ハンスは、盲目の少女 ユーリエ を投票先に選びました。
[プログラムとか機械とかそういった事には疎い。]
…ごめんなさい、私もあまり詳しくなくて。
[結局ジルとラヴィでどうにかなったらしい、ラヴィの管理エリアにいたアデルやヒースと通信出来るようになった。
二人が無事な事は知ってはいても、実際に声が聞こえるとほっとする。
二人の様子からフレデリカはその場にいないようで、彼女を探すらしい事が伺えた。
ラヴィの管理エリアなのだから無事なのだろうが、少し心配になって表情を曇らせた。]
[ジルの出生の話やアレクシスのそれに対する返答などは、自分が混ざっていい会話ではなさそうだ。
聞かれたくなかったら近くで話はしないのだろうが、一応離れていた方がいいかと二人から少し離れた場所へ移動する。
喘息は治まっているとはいえ、まだ苦しい。
その場に座り込み、小さく息をついた**]
[ゾフィヤとイェンスのやり取り>>157>>158>>161
>>162>>163>>164に耳を傾けていると、
シェットから手当て>>168を勧められたのに、頷いて]
ありがとう。でも私は、さっき打った鎮痛剤が
効いているから、大丈夫。
シェットの方こそ……どこか痛そうに見えるけど…。
ちゃんと手当てはした?
[合流する前の怪我についてのゾフィヤ>>155とシェット>>165のやり取りや、ゾフィヤが足の手当てをしている様子>>156は聴こえる距離ではなかったけれど、デバイスを通じてゾフィヤからシェットが痛そうなのを聞いたので、思わず心配になってそう口にした]
[その後、疲れた様子のラヴィが見えたので、思わず抱き上げて。腕の中のラヴィ>>159の言葉を耳とデバイスの両方で聞けば]
― 第一層・突破途中 ―
[シェットの声を頼りに走る途中、壁際に蹲る影が見えた]
誰かいるのか?
[ドロイドの作動音はしなかったから、つい足を緩めてしまう]
そう…掴まった人達はみんな一緒にいて、
保護した人達と通信もできているのね。
アデルと、ヒースも頑張ってくれて、4層の経路図も送れたから、
自力で脱出をしようと…?
…よかった、本当によかったわ…。
[思いがけない情報>>*15に、少しだけほっとした響きが声に滲む]
…でも、スノウの方も、そう簡単に脱出させては
くれないでしょうし、脱出しようとしているのが、
もしスノウに分かってしまったら…
余計に危険にならないかしら…?
私達も、頑張って一刻も早く助けにいかないとね…。
[今は何もされていなくても、もし脱出しようとしている動きがスノウに知れたら、掴まっている人たちの危険が増すのではないか、と案じられて、そう呟いた]
…教えてくれてありがとう、ラヴィ。
少しほっとしたけれど…
掴まった人たちが、余計に危険にならないように…
一刻も早く助けにいかないとね。
[と、抱きしめたラヴィの耳の近くで、小さな声で呟いた]
[迷いの無いラヴィの言葉>>177に、小さく息を吐く]
──データの域を超えてるわね。
[極小さく紡がれた言葉。
漏れた溜息のような息に紛れたことだろう]
―少し前/第一層―
…おにーさん? シェットのこと?
どこか怪我でもしたのかしら…
[ゾフィヤの言葉>>*に、心配そうにそう呟いて]
そう…人数は変わっていないなら、連れ去られたとかは、
今は心配しなくてもよさそうね…よかった。
教えてくれてありがとう。
そうなの…目のことがあるから、心配で…
あと着いていないのは、マレンマとハンス?
そういえば、ハンスは…
[エレベーターに乗る前、ハンスに同じような力を感じたのを思い出して]
あの…ゾフィヤは、ハンスに、何か…
特別な力みたいなのを感 じたことはない?
…分かったわ。
ラヴィがそうしたいなら、これ以上言わないわ。
(負担を軽く出来れば良いのだけれど。
今の手持ちじゃどうにもならないわね)
[二度目の溜息は苦笑混じりで。
ラヴィの想いに折れる形となった]
ええ、この辺りだけでも構わないわ。
皆の位置を確認したいの。
[配置図についての答え>>178には、限られた範囲で構わないからと転送を頼んだ。
配置図を受け取って、頭の中で展開して。
この階層に居る者達の端末信号を配置図に重ねる。
自分が発した言葉に疑問を持たれるかもしれないけれど、ここまで来て隠すつもりは無かった]
そう……。
ここじゃ一時的な手当てくらいしか出来ないものね。
[鎮痛剤と聞いて、小さく息を吐いた。
アイリ>>181から自分の怪我についてを問われると、もう一度左手で右肩に触れてみた]
一応湿布は貼ったけど…。
対処が正しいかまでは分からないわ。
[鈍い痛みは続いている。
場所が場所だけに骨にまで響いている可能性は否めない]
─ 第一層 ─
ぁ〜もう、しくった…
[中々痛みのひかない右肩を押さえながら、ぼやく。
腕がだらんとしている所を見ると、こりゃ脱臼してるな、と遠い目をしつつ。]
ま、済んだことを愚痴ってもしゃーねぇ。
…今できることせんと、な。
[そう言いながら、左手で右肩の付け根近くの腕を掴む。
ふっかけられる喧嘩のせいで怪我は良くしていたから簡単な手当は慣れたもんだが、流石にこれは自分でやったことはない。
そもそも自分ではめて良いもんかどうかも解らんが外したまま動く訳にもいかないし、ドロイドに襲われたら逃げられない状態で大声張り上げる訳にもいかず。
ほんの少し深呼吸してから息を詰めると、一息にぐ、と腕を肩に押し込むようにした。]
[やがて、アデルからの答えが返ってくる。
ヒースからは答えは貰えただろうか。
ともあれ]
私は、ドロイドに捕まったんだ。
ドロイドに捕まった者は、艦首に。
『誰か』に保護された者は、艦尾に。
――……このことが意味すること判るかい?
[溜息を吐きながら、向こう側に放つ問いかけ。
誰が狙われているか、電脳兎が判っていながら隠した訳も、
本人たちが隠れていた訳も想像することも理解もできるけれど。
どこか釈然としないのは、子どもだからか、
それとも『人』であるからか。]
─ 第一層 ─
……っぐ、ぅ… !
[痛いなんてもんじゃない痛みに、かみしめた唇から血の味がした。
口開いてたら舌を噛んでたかもしれない。
息を止めてて良かった、とどこかずれたことを思いながら、痛みに耐えて。]
……あの、ね。
ハンスも、『力』持ってるみたい。
ここに来るまでは、全然動かんかったみたいなんだけど。
[息を吐いた後、間を開けてからぽつり、と伝える]
……実を言うと、その。
ウチが、『力』持ってることは、知られてるん。
あいつ、言わずにいてくれてる、けど。
─ 第一層 ─
[暫くして痛みの波が少し引くと、思いっ切り息を吐いた。
つかんでいた左手をはなした右腕は、先程と違いちゃんと動くようになっていて。]
っし。
なんとか、はめれた。
後は…少なくとも湿布と包帯持ってる人と合流せんと。
[抜けてたものをはめただけだから、また抜けるかもしれない。
癖になってしまっても困るし、ちゃんと処置する必要は感じていて。
痛みを堪えながら立ち上がると、移動を始めた。
暫く駆けていけば、ロレッタ達からも足音が確認出来るだろう。]
― 第一層 ―
[イェンス>>73の言葉も尤もだと思いはしたが、もしかしてと思ってしまうと見ない振りは出来なかった。
確認のために覗き込んだそこには、誰かが沈黙させたのだろうドロイドが横たわっているだけだった。小さく息を吐いて再び足を動かした]
シェットとアイリだな。
話してるってことは切り抜けたってことか。
[先を走る誰かの足音も耳に捉えながら走る。
ラヴィ以外では自分が最後尾で出たはずだったから、全員の姿が揃っていて欲しいと願いながら、そこへと駆け込んだ]
― 一層・通路 ―
[そうしてどれくらい目をつむっていたか。ゆっくりと目を開く。]
……ん。すこしはマシになって来たけど……
…………ああ、でもこれはもう無理かもしらんね。
[未だズクズクと痛む頭で、『見えた』映像に苦笑いを浮かべる。
赤外線映像を映す右側の視界が捉えたのは、こちらに集結しつつある、ドロイドの熱反応。]
[ラヴィを抱っこしたまま、シェットとラヴィのやり取り>>168>>169を見守っていたけれど、シェット>>170の言葉には、
何か微妙なニュアンスを感じて内心で小首を傾げる]
(今の言葉、なんだか……?
シェットは、何をどこまで知っているのかしら…)
[シェットの提案>>172で配置図を出してくれたラヴィ>>178の、しょぼんとした様子と迷いのない言葉>>177には、人工知能であっても、ラヴィの中に、心に似た何かを感じれば、思わずもう一度抱きしめて]
……ありがとう。
[そう呟いてから、ラヴィの頭をそっと撫でて、床に降ろした]
/*
絡みたがりですみません。
ハンスも鳩だったりしたかな…配慮が足りませんでした。
本格反省はエピで。
最終日アナウンス入ってないんだから、今日も襲撃ない…と思うんだけどどうだろう。そしたら謝罪遅れちゃうかもしれませんがお赦しを。
[展開した配置図に載る、それぞれの端末信号。
自分の場所を基点にしたために、まずは周囲に居る者達の端末が確認出来た。
そこからエレベーターの方向へ戻るように端末信号を探していく]
んー……そうね。
診てもらった方が良いかもしれないわね。
[自分の怪我もここで対処し切れるものではない気がするけど。
医療知識があるアイリ>>194に診てもらった方が確実だろう。
そう考えて、端末信号の探知を続けながら上着を脱いで右肩を空気に晒した。
そこには先に貼った湿布シートが一枚。
剥げばその下にガーゼが一枚と、更にその下にはドロイドに掴まれた圧迫痕が残っている。
無理矢理外した時の擦過傷も確認出来るはずだ]
― 一層・通路 ―
あーあ、ここまでか。
[そう呟くと、近くに転がっている鞄を手探りで漁り、端末を取り出すと、登録されている番号へと通信を飛ばす。]
やあ、アイリちゃん。そっちの方はどう?
― 第一層 ―
[そわそわり、と抜けてきた闇を見詰めて。
あんまり遅いようなら様子を、と。
新たに足音が聞こえたり、駆けてくる姿が見えてきたりしたのは、そんな方向に意識が向かい始めたその矢先]
……あ。
皆、無事っ!?
[とっさに向けるのは、こんな問いかけ]
そう、やっぱりハンスも『力』を持っているのね?
え? ゾフィヤの『力』のことも、知られているの…
でも、言わずに? そう……
[ゾフィヤとハンスの中の良い様子を思い出せば、
納得したような声でそう言って]
ゾフィヤの推測…私達以外にも『力』を持っている人が
いるのではないか、というの、当たっていたわね。
…実を言うと、私も…なの。
[自分のことも、ゾフィヤには伝えておかなければ、と思って]
今まで言っていなくて、ごめんなさい。
マレンマとシェットは、私の『力』のことを知っているの。
マレンマは子供の頃からの知り合いだし、シェットには…『力』とは言わず、厄介な『体質』としか言っていないけれど…
ゾフィヤや私がグロリアス・チャイルドだというのも…
ハンスやマレンマ、シェットには推測がついてしまうかもね…
シェットは、ラヴィからグロリアス・チャイルドの情報も
得ているかもしれないわ…。
[と心配の滲む声で呟いた]
その答えは、正しいよ。
けれど、表面的なものでしかない。
ハッキリと云ってしまおうか。
電脳兎は、初めからスノウが誰を求めているか知っていたんだ。
そして、その誰か――は、ラヴィの領域に行き来できた者。
――……現状が指し示すのは、そういうことだろうよ。
[アデルに返しながら、ちらりと異相の眼で見やるのは、
電脳兎のコピーと、そして未だ息苦しそうに見える少女。]
私は、別に隠されたことに対して怒っている訳ではないよ。
隠された訳も想像できるし、
内緒ごとを打ち明けてもらえるほどの間柄であった訳でもない。
でも、だからこそ
今までの動きも彼女達のみで動かしていた訳ではないが、
この先を選ぶのは 皆 でありたいと、私は思うんだ。
…良かった、道合ってた。
[向かう先から何人かの声が聞こえる。
ほっとしたと同時、逸る気持ちに足を早めた。
程なく、薄闇の中に見知った顔が見えて。]
悪ぃ、遅くなった。
俺で最後?
[駆けながら、皆居るかどうか問いかけた。]
[>>+51 照れ隠しを見抜けはしなかったけれども。
目指す道を語り、名を呼んでくれたアリアンナにニっと笑う。
彼女の言うとおり、アレクシスは芸名なのだ。きっとそれは、アリアンナがここぞという場所―――例えば舞台で一番輝ける、一番強くあれるときに自分につけた名前なんじゃないか。
ジルはアレクシスとアリアンナの名をそんな風に理解した。]
そっか、アリアンナに夢をくれた人がいたんだな。
スゲェなぁ…
今度の舞台の時は教えてくれよ。
友達誘って見に行くから。
[こうして、また一つ、必ず帰るための理由が出来る。
グロリアスなんちゃらがなんだっていうのだ。
この艦に居る全ての子供たちは、超能力なんかなくたって、何よりも特別なものを持っている。
それは彼らが此れから先も歩む未来であり、未知数の可能性だ。]
― 第一層 ―
抜けたのか…?
[集まっている少年少女とうさぎの姿を見たら、緊張が緩んで反動が来た。浅い息を繰り返しながら膝を手で押さえて前屈みになる。
自分の鼓動の音が煩かった]
俺は、大丈夫。
[俯いて息を整えながらゾフィヤ>>197に答えた]
― 回想:アリアンナと会う前と、戻ってから ―
[>>+53 その場にジルが居なくてきこえなかったことは幸いだったのかもしれない。
確実に怒りだしていただろうから。
駄目になるとかそういう前提で此処にきて、そのために来たとか言うのなら、
オレがそんな風に自己犠牲されて生き延びて喜ぶようなヤツだと思ってんのか、と。
昨日今日あったばかりの顔と名前が一致しない相手であってもそれは本気で寝覚めが悪い。
しかし聞こえていないのでそんなことはつゆ知らず戻ってくるのだった。
>>+54 どうして、というエレオノーレに]
そこで会ったんだ。
そいつも。
[とドロイドとアリアンナ両方を差して言った。
>>+56 詳しくない、というのには大丈夫、と軽く手を振る。
エレオノーレが此処から脱出する具体策を特に持たないで此方に来たであろうことは予想できた。
あるのならば出合った時点ですぐにそれを言い実行すればいいだけの話だし、脱出策ならば自分も喜んで協力するのだから。
此方の様子が心配で来た、というくらいだ。
脱出に使える能力をもっているのならば彼女から言い出すはずだし、敢えて聞き出そうとはしなかった。*]
うん、そう。
……実を言うと、あん時、あの話を言い出したのって。
あいつから、力みたいなの感じたから、なんよね。
[ほんの少しだけ、決まり悪そうな声で、そう告げて。
続いた告白に、ぱちり、と瞬いた]
……そっかぁ。
[ぽつり、呟き。
しばし落ちる、沈黙]
……あんね、アイリちゃん。
ここまで来ちゃったら、もう、隠さなくてもいい気がするん。
後は、にゃんことめられるかどうか、て所だし。
……止められなかったら、とか、くらーい事考えても、仕方ないし。
だったら、隠し事とか……もう、気にしなくてもいいんじゃないかな、て。
そりゃまあ……うさが、話すな、って言ってた理由はわかるし、ウチも自分の力のこと、知られたくない、って思ってたけど。
……ここにいる皆になら、話してもいっかな、て。
そんな風に思えてるん、今。
詳しくはわからないが、無理せずにだと肩が上がらない。
[ゾフィヤも気になっているかもしれないからと肩の具合をアイリに>>179に加えていう。]
無事に助け出す…ああ、そのためにも早く…それに動ける人間もいたほうがいいってのはわかるんだ。それに心配かけたいわけでもないんだが……
[理性ではアイリ>>180の言い分はわかる、わかるけど。それはあくまで最善の場合なのだ。それに]
………本当に…いや…
[無事なのか?…他に不安や影響を与えぬように言葉は声としない。]
こういうときどういう返事をすれば正解かわからんな。
[心配だという言葉に、現状と合わせてそのように所在無い心地を思ったままいった]
……けっこう、酷い…わね…。
手当し直してから、抗炎症剤と鎮痛剤を打つわね?
[シェットの右肩の怪我は、思ったより酷い様子>>195で…ガーゼと湿布シートだけで手当てされた様子に少し血の気が引く思いで、そう呟いて]
[擦過傷に外傷用の塗り薬を塗り、その上から外傷用の保護パッドを貼る。さきほど、冷たいシートに表情を変えていたのを思い出せば、掌で温めてから湿布シートを貼り、薬剤を取り出したところで]
……痛むでしょう…ごめんなさい。
本当に…ごめんなさいね…。
(グロリアス・チャイルドのことがなかったら…
こんな怪我もしなくてよかったのに…)
[自分達のせいで巻き込んだような気がして…治療セットのある下を向いたままの顔から、ぽろりと雫が一つ床に落ちた。さとられないように、俯いたまま鎮痛剤と抗炎症剤をプッシュ式の注射で打ち、触診と観察で腕の様子を見る]
[圧迫痕だけならいいけれど…もしかしたら骨や関節、筋にも影響があるかもしれない…と心配になったけれど、とりあえずは様子を見てみようと、シェットから何か言われなければ、手当てを終えただろうか]
ああ、軍人目指してるから、なんていうつもりもないんだが、苦手…か。
[視線を下げていう言葉>>174に、じっとゾフィヤの顔を見る。]
喜ばせるためにやった行為じゃないしな。
でも悲しませるためにやったことでもない。
[理屈ではなく同じく感情でいうゾフィヤに目を伏せる]
…時と場合による。だができるだけ気をつける。
こんだけ、言われたら余計にな。
[シェットラント、アイリ、ゾフィヤにと続いていわれていれば、根本的に変わらなくても意識だけは僅かにでも戻そうとはする。
…時と場合によるけれど。そして素直に休むというゾフィヤ>>175を見送ってラヴィがやってきた声やそれに対する会話など耳にしながらも脳みそが意味を理解することなくしばし目を閉ざした]
[>>+55 アデルの言葉に首を傾ぐ。
心配したアイリが連れて来た。ラヴィ本体の場所に。という。
>>+58 じっと考えながら、アリアンナの返答を黙って聞いていた。
>>+59 アデルの答えに、ちらりとアリアンナに目線をやった後、
>>+60 それに対する答えを聴きながら目を伏せた]
……そだな。
オレなんかは、殆どの奴らと初めて会ったばっかりだけど。
巻き込まれたとか、誰かのせいでとか言ってもしょうがねー。
言うつもりもないし、誰かが助けてくれるのを待ってるだけのつもりもない。
イェンにも似たようなこと言ったけどさ。
オレらはただの人質や足手まといなんかじゃないはずなんだ。
…本当のことをちゃんと知って、皆で選んでいきたいと、オレも思う。
[それでもラヴィはプログラムだ。書き込まれた命令に逆らうことは、ラヴィがどう思おうと、ほぼ不可能だろう。
話せるとしたらそれは―――やはり、人なのだろう]
突破出来てなかったら助け出したあとぶん殴ってるとこだわ。
[イェンスの言葉>>200にはじと目が向かう。
言い募ったところで相手の考え方が変わらないのはその言葉から感じ取れたため、それ以上のことは言わなかった]
悪いわね、お願いするわ。
[ああやっぱりあの方法は間違っていたか、とアイリ>>202の言葉から感じ取る。
手当てが始まって、時折走る痛みに表情を変えないように歯を食いしばった。
意地を張っているわけではないけれど、これ以上心配かけたくもない。
湿布シートが貼られる時は冷たさを覚悟したけれど、先んじて温められていたために想像していた冷えは感じられず、感謝と共に小さく息を吐いた]
あら、アイリが謝ることではないわ。
この怪我は自分でつけたようなものだもの。
[謝罪が聞こえればそう言って口許に笑みを浮かべる。
この中の誰かが悪いなんてことはこれっぽっちも思っていなかった]
[探知を行っていると、続々とこちらに端末信号が近づいてくるのが分かる。
マレンマ>>199もハンス>>198も無事辿り着いたようだった]
………?
おかしいわ、ユーリエの信号が見当たらない…。
[エレベーターのところまで端末信号を探しに行っても、ユーリエの信号だけが見つからない。
横道へ逸れたことは知らなかったため、捕まったのかと思いかけて、アイリ>>206からユーリエの名が聞こえて違うことを悟った]
もしかして、この配置図以外のところに行ったのかしら…。
そうなると探せないわ…!
[これ以上配置図を引き出すことが出来なくて、どうにか方法が無いかと探知を続けてみる。
手に入った配置図外に信号は見えるものの、それがどこなのかまでは全く分からなかった]
― 第一層 ―
シェット達の方が酷そうじゃないか。
[ゾフィヤ>>207の視線から目を逸らす。蚯蚓腫れしていた場所は違和感が強いが、痛みまでは感じていないので大丈夫だと自分でも思い込んでいた]
ユーリエさんはまだ?
[振り返って薄闇に目を凝らしていると、アイリ>>206が大声で彼女の名前を呼んだ]
しまった。気付けなかったか。
[最初から無理かもしれないとは思っていたが、あわよくばと後発しただけに悔しくて拳を握った]
[通信先の大きな声(>>206)が脳に響き、一瞬顔を顰めるが、]
っ…………あー、うん。ちょっともたついちゃって。
それより、そっちはどれくらい集まれてるの?
もしかして、私が最後だったり?
[あえて色々誤魔化し、聞きたい事だけを聞き出そうとする。]
……てゆーか、肩抜けた、って!
それ、ほっといたらまずいでしょうにっ!
[思わずじとり、となりながら、突っ込みを飛ばしていた]
[ゾフィヤの提案に、思案しつつ賛成を示して
”自分の力のこと、知られたくない“という言葉を聞けば]
(燃える病室) (倒れた人たち)
(怯えた瞳の犬) (血にまみれた義母…)
…………うん、私もここにいるみんななら、
話してもいいと思える、わ。
[『力』があることを知られるのは、仕方ないとしても、その『力』が何を引き起こしたのかを、もし、知られたら…という恐怖を感じて、数瞬だけ沈黙する]
[けれど、スノウを止めてみんなを助け出すためには、そんなことを気にしている場合ではないし、シェットのように巻き込まれて怪我をした人たちを見て、もうこれ以上黙っているのも耐えがたく。ここにいる人達なら…分かってもらえるのではないか、と感じて、ゾフィヤに同意した]
[ジルの返答に、ふっとアリアンナの唇が弧を描く。
似たような考えを持つのは、この場に置いて、
縁故がそうなかった者同士だからか、それとも……―――。]
私は、此処から皆無事に出たい。
ジルとその友達に、舞台を見せる約束もしたしな。
[隠せども状況が進めば、推理もできてくる。
推理が正しいか、答えを求めるようにラヴィを見つめた。
そこで、再びまた話せないことだと云われたとしても、
否定でないことが、肯定になる。
人の間では、そのようなこともあると、電脳は知っているだろうか。
もっとも、願わくば、この場にある『人』からの肯定を貰うに、
越したことはないのだけれど。]
ゾフィヤ…ユーリエに何かあったみたい。
場所さえ分かれば、迎えに行ってくるわ。
もしユーリエが怪我していたら、保護したいけれど…
そうじゃなかったら、怪我の酷い人から保護しましょうか…
シェットも怪我していたけれど…
イェンスの方が酷そうだったわね…どうだった?
[保護のことを相談しようと、そう話しかけた]
うん、そっちが先だったん。
……余計な心配かけるかな、って思ったら、言えんかったんよ。
ちょっと、余裕もなかったしね。
[気にしないで、と言われて、完全にではないものの、決まり悪さは薄れた]
うん……そもそもウチの性にあわんのよね、隠し事、って。
それに……。
[そんな決まり悪さを振り払うように、さらり、と言って、それから]
……ここにいる皆なら。
[ここで初めて会った相手も多いけれど]
きっと、大丈夫だって、信じてるモン、ウチ。
[根拠なんてない、けれど。
異能を持つというだけで、拒否されはしないんじゃないか、と。
そう、思うままを言葉に変えた]
配置図?
[シェット>>212を振り返って聞いた]
遠くなければ、大体の場所を頼りにして行けないか。
[横道に逸れたり、第二層のように隔壁を使われたらどうなるかまでは考えが至っていない]
俺も行くよ。
[アイリ>>218が迎えに行くなら一緒にと、左腕を軽く回した]
あー……そだね。
いけるなら、様子見に行った方がいいと思う……心配、だし。
[迎えに、という言葉には、同意を返し]
んー……あっちも結構酷かったけど、動けないレベルじゃないみたい。
……とゆーか、「保護」なんて言ったら、「じょーだんじゃない」って。
素で返すのしか、いてないよねぇ、今って。
― 一層・通路 ―
そう、私以外集まってるのね。よかった。
[アイリの返答(>>218)にほっとした様子でそう呟く。
そして、しばし逡巡していたが、]
…………ごめん、アイリちゃん。
私はそっちまで行けそうにないや。
もう周りをドロイドに囲まれつつあるから、来れないと思うし間違っても来ちゃ駄目だよ。
[負傷のことは、伝えたら躍起になって無茶しかねないから黙っておくことにした。]
ああ、治療キットならあるわ。
さっきゾフィヤが使ったので足りなければ、もう1つあるし。
[ハンスの問いかけ>>219に一度視線はゾフィヤへ。
足りなければ言葉通りもう1つ出して渡すことになる]
これじゃあ遠いかどうかもはっきりしないわ。
ドロイドだってうろついてる。
それにあなた達が迷った時のナビゲートも出来ないのよ。
[マレンマ>>220に答えながら、配置図が引き出せないことに歯噛みする]
ああもう、介入さえ出来れば…!
[何をするにもそこが起点。
けれど現状ではどうすることも出来なかった]
何、ユーリエって子まだ足止め食ってんの?
って…っ
[迎えに行くとか聞こえてアイリに問いかけ。
行くのなら自分もと思うも、右肩の痛みに顔を顰めた。]
うん、みんな集まっているから、大丈夫よ。
[ユーリエのほっとしたような呟き>>221に、少し気持ちを落ち着けて、周囲を見回し、ユーリエからの通信なのか?と確認するような周囲の視線や言葉に一つ大きく頷く]
――…え?
ごめんって…行けそうにないって…?
ドロイドに囲まれそう?
助けに行くに決まってるでしょう!
お願い…どこにいるのか教えて…
囲まれてしまう前に、助けに行くから!
[ユーリエの状況を想像すれば、血の気の引く思いでそうお願いをして。負傷のことには気づけなかったけれど、ドロイドに掴まってしまいそうな状況と共に、何があってそんなことになったのだろうと、心配で堪らなかった]
ああ。
[イェンス>>224に小さく頷きかけたが]
…クッ。
[シェット>>224の答えに息を飲む。
アイリ>>227が一人で行ってしまわないよう、左手で彼女の肩に触れようとしながら]
シェットのせいじゃない。
[歯噛みするシェットも無茶をしてるだろうことは想像できる範囲だったから、低く言った]
……アイリちゃん。
信じ『たい』じゃ、ダメだよ。
そこは、信じる、て言いきらんと。
結局、信じてないと同じ事になっちゃうよ?
[そんな言葉をさらりと、そして、きっぱりと返して]
うん、はっきり言っていないよね。
それなら、無理に連れてかなくてもいいんじゃないか、とも思うん、ウチは。
……そもそも、「保護」っていうのも、ウチらの勝手な感覚の押し付けみたいなモンだし。
信じる、なら。
それはないかな、とも、思うんよ。
……っても、危なそうなユーリエちゃんは、ちょっとまた、別だけどね。
[ゾフィヤの返答>>225とハンスの礼>>228に頷きを返して。
アイリ>>227から手に入るユーリエの状況に耳を傾ける]
ドロイドに囲まれそうって…。
そんな、逃げられないの?
[行き止まりに追い詰められたか、はたまた怪我をして動けないのか。
どちらにせよ、ユーリエが危険な状況であることは聞き取れて。
探索と介入ポイントの解析を続けるものの、結果は芳しくないものばかりだった。
マレンマ>>229に自分のせいじゃないと言われても、手が届かないことが悔しくて仕方が無い]
[>>+64 アリアンナにうなづく。
エレオノーレの口からは、何か聞けただろうか。]
そーだな。
さて、そーと決まれば…こっから出る算段…
悪巧み、張り切っていきましょーじゃないですか!
[>>+65 少し前、ヒースからゾフィヤの名が聞こえれば、ひとつ目を瞬いた。
ヒースの思いにまでは考え至ることができなかったが。]
アリアンナも、エレオノーレも。
アデルも。ヒースも。
こんなことしでかしてくれた大人どもの鼻、あかしてやろーぜ!
なんでもいーから、どんな下らないことでも、此処突破して皆のとこ行く方法、思いついたら言ってみてくれ。
[自分は、自分たちは子供だ。
本当にできるかどうかなんか解らないが、それでも諦めたら終わりなのだと。
このまま無力な子供扱いで翻弄されるままなんか悔しいのだ。]
[意地でも来ようとするアイリ(>>227)に一瞬微笑むが、スゥッと息を吸い込むと、]
来るなって言ってるでしょ、馬鹿ッ!! !……(ギリッ
[大声が痛む脳に響き、思わず声が出掛かるが、それを呑み込む。]
…………ごめん。でも、もうどうあっても手遅れっぽいんだ。
だから…………お願いだから、無茶はしないで。
それと、マレンマさんとイェットくんに。ありがとう、気持ちだけ受け取っておくよ、って伝えておいて。
[漏れ聞こえた声(>>220)(>>222)に対して、お礼のお願いをする。]
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