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― 第三層 ―
んー……参ったなあ、これ。
[壁沿いに進みつつ、はあ、と一つ息を吐く]
怪我人保護するどころか、ウチが保護されんと不味くない、コレ……?
[壁伝いに歩きつつ、口をつくのはこんな呟き。
結局、しばらく行った所で、歩くのがきつくなって、足を止めた]
……あー……ダメだ、これ。
も少し、休まんと……。
[壁に寄りかかり、はあ、と息を吐く]
[そうしてしばし駆け回るが、運が悪いのか誰とも遭遇出来ず。]
はぁ、はぁ……くっ、き……っついなぁ。
[ただでさえない体力が、危うくなってきているのを感じ、]
仕方ない、目的地のエレベータに向かおう。
クラーラ、霧の出る前からどれくらい移動しているかわかる?
[そう言うと、頭の中へ早送りの映像が映りこむ。]
……ん。こう行ってこうだから……あっちか。
[キッと顔を上げると、一層への直通エレベータへと向けて駆け出した。]
やっぱりドリルはないよな。
[心持ち落ち込んだ声で呟きながら、内蔵部をはずして充電チップを抜き取り、端末やトンファーへとつける。しばらくすれば元の通り使えるだろうから。]
…記憶だよりだな。
[長くこの場にいてもしかたない、先程みた端末の位置情報の記憶を頼りに歩きはじめた]
― 第三層 ―
いつまでもこうはしてられないな。
次が来たら堪らない。
[片手で腰を押さえながら立ち上がる。
足元を良く見れば、レールのような溝がある。格納庫まで戻れれば目的だったエレベーターにも向かえるかと、それを辿って歩き始めた]
─ 第三層 ─
せい!
[ドロイドの身体が揺らいだところで、もう一撃蹴りを入れて。
うつぶせに倒れたドロイドの足の付け根─関節を思いっ切り踏み付ける。
更に腕も同じように潰して。]
……こんなに、きつかったんだなぁ。
これじゃ、覚えていたくもないわぁ。
[そのまま座り込まないように、と最低限の気合は入れながら、ぽつりと呟く。
過去に力の解放をしていたとしても、ここまでの負担がかかるものであれば、覚えていたくもないだろう、と。
考えたのは、そんな事]
んでも、まあ。
今は、使いよう……だよねぇ。
この先、使わずにすめばいいんだけど。
[そのためには、ここを出なければ、と。
そんな思いもあるから、また、ゆっくりと歩き出す]
多分、エレベーターまでいければ、なんとかなる……から、ね。
─ 第三層 ─
…いくらドロイドでも、関節壊しちまえば動けねーだろ。
[あの力を使えば一発で壊せることは解っているが、自分の意思で使いこなせないものは当てに出来ない。
それに、祖母の姿を見て思い出したのだ。
やられっ放しでいるな、自分に出来ることをしろ、そして。]
そうすると決めたら、ぜってー諦めたらいかん…ってな。
[捕われた者も助け出して、皆で帰る為に。
肩からずり落ちかけていたショルダーバッグをかけ直すと、直通のエレベーターを探しに歩き始めた。]
[>>*35 ずりずり進んでいたら、更にちっこくなったウサがぴょんこぴょんこ跳ねてきた]
お前のそれ、器用だよなあ。
……ま、マスターとやらが、グロリアスなんちゃら以外はどうでもいいって思っているわけじゃないってのは、なんとなくわかったよ。
[このウサギが受けた命令の優先順位がなんとなく見えてきて、再び胸元にいれてやるとちょんちょんと指で撫でた。]
オレさ、楽観視はあんましない性質なんだけど。
お前がいれば無事とか、あの子の傍にいれば大丈夫よりも…さっさとこんなとこ抜け出して皆と協力して帰りてーんだよ。
気にしてくれるエレオノーレには悪いけどさ、今はオレにとってそれが最優先事項。
ゾフィヤやハンスはまた無茶してそーだし、
イェンスのやろーはしょーもないこと考えてそうだし。
っと…
[ダクトの分岐点、ドロイドの監視カメラが廊下から伸びて入ってきているのに気づいてさっと身を引く。]
…流石に警戒きびしーねえ。
[だが、そこを超えられればフロアの多くのトラップをスルーできそう、というのを把握して、暫くそこにとどまり巡視時間を確認していた**]
まあ、問題は。
怪我してても、ちゃんと申告するかどうか、ってとこだけどねぇ。
[そればかりは、合流してみないとわからないが]
とにかく、エレベーター目指してみる、よ。
そこに行けば、みんなとあえるだろう、し。
[締め上げるように掴まれた襟首。
声も出せず、ドロイドの腕を外そうともがいていたのだけれど。
その途中に聞こえたのは、今までの声とはどこか違う、アリアンナの声>>236。
平時に聞けば苦笑しただろう内容も、今は気にする余裕も無く。
続く言葉>>237に大きく眼を見開いた]
──〜〜〜! 〜〜!!
[何を言ってるの!
そう言いたくても、襟首を絞められているせいで声が出て来ない。
そうこうしているうちにドロイドの腕が緩み、急激に喉に入って来た空気に何度も咳き込んだ]
かはっ! っ、は、ぁ。
アリ、ア、ンナ、なに、を……!
[安定しない呼吸を繰り返しながら、無理矢理声を出して。
ふらりと後方によろめいた。
その間に入れ違うようにアリアンナ>>238が近付いて来て、早口で言葉を続けてくる]
待っ…けほっ!
[耳にしていた言葉は途中で途切れ、意識を失ったアリアンナをドロイドが抱えて。
咳によって途切れた制止を聞かぬまま、ドロイドはどこかへと姿を消した。
アリアンナを追いかけて来ていたドロイドも、声の効果を受けてシェットランドには手を出さずどこかへと消えていく]
………何の
そんなこと、無いわよ…!
[ドロイドが説得されるなど、通常では考えられないこと。
異能の存在を知っているが故に、アリアンナには何らかの
──上等よ。
必ず、助け出してみせるんだから…!
[
ひり、と痛む叩かれた頬を拭いつつ、シェットラントは決意を新たにした]
――第三層/エレベータ前―
……誰も…いない?
[ドロイドを警戒しつつ、記憶を頼りに、第一層への直通エレベータの前にたどり着いたけれど。そこにはまだ、誰の姿もなく]
まだ、なの…?
それとも、もう、私達以外はみんな……掴まったか、
第一層へ行ってしまったの?
[気力だけで歩いてきたのが、エレベータにたどり着いて限界になり。通路の壁に靠れると、そのまま頽れるようにエレベータの横に座りこんで]
……少なくとも、一人はまだこの層にいるから…
待ってなきゃ…
怪我人がいたら、保護もしないと…
[こんなところでは、ドロイドに見つかるかもしれないのに…
と頭では分かっていても、身体が言うことをきかず。
肩の痛みを感じつつ、能力を使った後のぼんやりした頭で、
瞼が重くなるのと戦っている]
はぁ、はぁ……かはっ。っこ、この角を曲がれば……
[そろそろ体力が底をつくかというところで、なんとかエレベータホールにたどり着く。
そこに今一番話したかった人物(>>249)を見つけ、]
アイリちゃん!!
[そう言って駆け寄った。]
─ 第三層 ─
エレベーターはこっちか。
[耳鳴りもようやく収まってきて、人の声らしきものを捉えた。
腰から手を離し、歩く速度を上げる]
[即座に展開するのは第三層の配置図。
それに残っている者達の端末信号を重ねて、位置を割り出した。
その中にアリアンナの信号が消えているのに気付くと、きつく眉根を寄せる]
皆結構バラバラね…。
アイリとユーリエはエレベーターの傍、か。
[それぞれの位置を把握して、それぞれの端末にメールを送る。
安否を確認する文章と、どう進めばエレベーターへと辿り着けるかの案内図を添付して。
既に辿り着いているアイリとユーリエには安否確認の文章だけが届くことだろう。
アイリの場合、端末が動いていればの話だが]
[そうして、アイリの元に駆け寄ると、その肩を掴み]
アイリちゃん、ごめん! あの時は、頭の中がぐちゃぐちゃで。
……ねえ、アイリちゃん。一つだけ教えて。
私はアイリちゃんを『信じて』いいんだよね。
[光の宿らない瞳で、アイリの目を覗き込みそう問いかけた。]
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