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魔法使い アプサラスは主神 グレートヒェンに投票を委任しています。
孤児 ドロシーは主神 グレートヒェンに投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
助祭 リヒャルトは主神 グレートヒェンに投票を委任しています。
遊牧民 サシャは戦乙女 ユーリエに投票を委任しています。
主神 グレートヒェン は 孤児 ドロシー に投票した
魔法使い アプサラス は 孤児 ドロシー に投票した
孤児 ドロシー は 主神 グレートヒェン に投票した(ランダム投票)
助祭 リヒャルト は 孤児 ドロシー に投票した
遊牧民 サシャ は 孤児 ドロシー に投票した
戦乙女 カサンドラ は 孤児 ドロシー に投票した
戦乙女 ユーリエ は 孤児 ドロシー に投票した
驃騎兵部隊長 ミヒャエル は 孤児 ドロシー に投票した
主神 グレートヒェン に 1人が投票した
孤児 ドロシー に 7人が投票した
孤児 ドロシー は村人の手により処刑された。
次の日の朝、驃騎兵部隊長 ミヒャエル が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、主神 グレートヒェン、魔法使い アプサラス、助祭 リヒャルト、遊牧民 サシャ、戦乙女 カサンドラ、戦乙女 ユーリエの6名。
/*
前衛1に支援多数の形は、わざと作ってたからなあ。
そこはきちんと出しておけばよかったねえ。
ごめんよ。
言ってくれてありがとな。
*/
/*
ようドロシー、ミヒャエル。よく来たな。
赤青ともに中身発言OKだぜ。
墓下は適当に産業でまとめると
・楽園中央、館周辺の屋外に英霊たちが撤退してきて包囲されてる感じなのか?(よく分かってない)
・フィオンがフレイア討ち取ったぜ!
・俺様館外壁クライミング中。館ン中から窓を覗くと漏れなく目が合うぜ。
一行に収まってない?気にすんな!そういうときもある!
/*
>>+2
同一人物だよ。
Cats And Dogsセットの銀髪茶肌のウルズ。
NPCは、俺と同じCats And Dogsセットで揃えてみた。
*/
[>>3:182リヒャルトの願いを聞き、瞑目する]
――聞き届けた
[戦乙女は、どこからとも無く取り出した死神の持つような鎌をリヒャルトに向け、右手を触れさせる。コインが呼応する]
リヒャルトよ、貴様と英霊の契約を交わす!
殺せ! 英霊としての力を使い! 世界を殺し尽くせ!
[自分の形式に則り、そう声を張り上げるが……わかっている。彼は世界を殺さない。
悠久とも感じられる戦乙女として在り方の中で、もっとも自分に近づいてくれたと思った男は、結局はもっとも遠い場所へと至ってしまった。
彼はカサンドラよりもずっとずっと強かったのだ。
リヒャルトの手に鎌を模した紋章が刻まれる。その紋章は今まで刻んできた紋章の中でももっとも美しい造形を成していた]
[彼らが到着した時にはもう、少女も青年も、生きているのかどうかすら分からない状態であった]
ドロシー! 大丈夫!? しっかりして!!
[彼の言葉に、少女は反応しない。
隣で横たわっている青年も…]
遊牧民 サシャは、遊牧民 サシャ を投票先に選びました。
これが、英霊の紋・・・・・・・
・・・っ!
[暫し右手に浮かぶ死神の象徴を眺める。
すると、突如その身体に力が湧き出でるのを感じた。]
これが、英霊の力・・・?
[すぅ、と息を吸い、意識を集中させる。瞬く間に白金の輝きを放つ鎖が自らの周囲を旋回しだす。]
成る程。まさしく、人知を超えた力ですね。
/*
>>+9 ヤ子
いや、そのあとジェフ公が撤退の指示出してなかったか?
えーとだな…おう、これだこれ>>3:+119
その後どの辺まで撤退が進んだのかは分からんが、その辺はまァ流れでいいやな。たぶんな。まずかったら言ってくれ。
/*
ちょっと表の動きをどうするか考えてる。
防壁での出来事が各国に伝わって〜とか、大きな動きを出した方がいいのかしら。
/*
ひとまず、ミヒャくんとドロシーちゃんが活躍できるように、おにーさんは適当にピンチになるねー。
ウルズくんにはごめんだけど、死んでもらおう(←どっちが悪役だか……
*/
/*
地上の戦争はどのタイミングで終わるのかねー?
なんかリヒャルトが大覚醒して終わらせてくれそうな気もするんだが。
まあ任せすぎるとあれかw
カサンドラ、貴方の事は許せる気がしませんが、感謝します。
貴方のおかげで私は漸く、自らの意志で選択する事を選べたのですから。
[口元に微笑すら浮かべ死の戦乙女を見る。]
これで、成せる事を成せれば、私は悔いなく逝けるのでしょう。
[空に無数の流星が降り注ぐ中、アプサラスの行動を見守る]
――人の死は、流れ星に例えられる事もあるわね。
[誰かの願いが、自分の契約が、どれだけの星を落としたか。
そしてこの先も――]
この死は更に、多くの報復を呼ぶでしょうね――
ドロシー、待ってて。今すぐ……!!
[少女を光の力で治癒させようとしたが、はっと気がつく。
彼女は闇の力を持っている。光の力を与えたら、死を早めるだけなのだ]
…ドロシー、ごめんよ。
おいら、何もできなかった…。
[少年は彼女を抱きしめ、ただ泣いていた。
何故その行動に出たのかは、彼自身にも分からない。
だが、そうすることで、何かを与えようとしたかったのだろう**]
/*
>>+18
戦神様、このひとです!
>>+20
ミヒャくんには負けるよー。
>>+21
その辺にしとかないと、SRN様って、様付けしちゃうぜ。
*/
― 楽園・館外壁 ―
おう?なンだなンだ集まってンなァ、オイ。
[楽園の外壁を悠々と登りながら不意に悲鳴めいた叫びの混じった喧騒が近づいてくるのを感じ、眼下を見下ろす]
ふむ。
まーなー、弱ッちぃ奴らの背中なンざぶん殴ったとこで面白かねェやな。ヤコブがうめェことやンだろ。
ん?フレイアは…ああ、死んだか。
まァな、仕方ねェやな。
[そこに感慨の色はない。天使が神のために犠牲になることなど日常茶飯事だ]
それよりゃ制定の間だ制定の間。
どーこにあるンだろーォなーァ?
[探す気があるのかないのか、独り言にしては大きな声でこぼす言葉は暢気なものだった。
そうするうちに、やがて館の頂上も見え始めるだろうか]
― 楽園 ―
去りゆき、戻り、また往く。
これは命のプロセス。
入れ物の形が変わっても、命そのものは変わらないわ。
[楽園の中心。
「館」の屋上で、彼女はただ見守る]
何故、と問うわね。
何故、何もしないのかと。
[世界を抱くように、手を広げて]
こどもたちよ……。
貴方たちは損なわれることも、失われることもないわ。
一日に眠りという時間があるように、
一生に死という時間があるだけ。
そうね。
貴方達の戦いは、世界から見れば些細な兄弟喧嘩のようなもの。
時に請われて、強い子のお尻を叩き、弱い子の涙をぬぐうことはあっても、それ以上の手出しをする必要を、私は感じないわ。
/*
>>+22
ははっ、人違いだろ?何の話かさっぱり分からんなー…よし、この話ァここらで手打ちにしよう。それがいい、それがいいぜ。
>>+24
よし任せた。
/*
>>+26
どうぞどうぞー。
お兄ちゃん(笑)も言ってたけど、今日はミヒャエるとドロしーが主役よ。
期待してるわね。
*/
― 館屋上 ―
カーミサーマのたーめなーらエーンヤコーラよっこらせっと。
[手をかけ、腕の力のみでぐっと体を持ち上げる]
― 楽園:館前 ―
[館の屋根の下へ逃げ込む英霊を守るように、ウルズは矢を打ち続ける。
役に立たんから走れと言われ、ジェフロイもその場を離れた]
ぐっ……!
[しかし、完全に防ぐには至らない。
矢の一部に足を射ぬかれ、ジェフロイは転がるようにして逃げ込む]
ウルズ!
[振り向いた目に映ったのは、全身に矢を受け、それでもなお執念の形相で射続ける英霊の姿だった。
重量を味方につけ、降り注ぐ矢雨の中、下から撃ちあがる光の矢は、滝を登る銀魚にも似て]
──!!
[誰か助けてやってくれ、とは言えなかった。
今誰が行っても無駄だ。みすみす戦力を減らすだけだ。
一人を犠牲にして、大多数を守るのは、指揮官として正しいことだ……]
[独り言だろうか。呟くような声を聞いた>>11]
[天使は、その姿を目に収めたとたん、あんぐりと口を開いて動かない]
縋るものがなくとも、生きていけます。祈りは誰かに頼るものじゃない。
自らが成し遂げられるよう、自らの心に祈るのです。
操る糸が千切れたのなら、自由を知ります。
はじめは上手く歩けないでしょうけども、それでもいつかは己自身の力で立ち上がるのでしょう。
[祈るように組んだ掌から暖かな光が漏れ出す。
旋回する白金に反射し輝きを攪拌するそれをカサンドラに振り撒く。
その間に、彼を取り巻く鎖は回転速度を増していく。]
意志を妨げるものを、繰り糸を紡ぐものを、これから止めに行きましょう。
貴方から授けられた力を使ってでは、些か反則ですが・・・まぁ、祈りを他人に押し付けてた頃よりはマシでしょう。
/*
やべぇ。どこも彼処もシリアスだ(中の人たちを除く)
俺がこれからしようとしていることは果たして…
…なるようにーなーれ。
― 楽園 ―
そう。私は……。
[静かな声で、彼女は振り向く。
ついに「館」の頂上まで辿り着いた、その上級天使を見る]
貴方たちも、貴方たちの神であるあの人をも、愛しているのよ。
[戦場の熱気に、花籠のような蝶のような姿が揺れる]
ざまぁみろ!
[なんとも綺麗な笑顔で、聖職者にあるまじき暴言を吐くと、一気に鎖は収束し
それが弾けた頃には彼の姿は何処にもなかった。]
/*
>>+34
本当に効果があるのは、最初の一発だけで、後は牽制球じゃないかな。
すくなくとも、やこぶんを倒すことは無理だと思うよ。
今、愛してるっつったか?聞き間違いじゃねェか?
ねェな。よしよし。
つまりアレだ。相思相愛だ。
なら、その、アレだ。つまりだな。
[逸る気持ちを表現する言葉に選びきれずにいるような。そんな調子で一瞬口ごもり]
結婚を前提に、ドツき合いを申し込むぜ!!
[拳を構えた。その顔に浮かんだ表情は、至って本気だ。
―――唯一神によって『再生』が為された際、多くの天使は、唯一神への忠誠とともに、相反する主神に対する敵意、反感の心が植えつけられる。
それはこの天使も例外ではなかった。
ただひとつ違ったことは。
常に好敵手を求め、敵意を求め、敵対するものをこそ求める天使マーティンにとって。敵意とは、好意の同義語に他ならなかった]
[風の嵐は何時しか弱まりを見せ、元の天候に近くなりつつあった。ウルズの光の矢を削り、或いは貫きながら、矢の雨は次々と消えてゆく。]
………!!!
[声ならぬ雄叫びを放ち、剣を抜き放つ。
逆手に構えた剣が、極太の矢の側面に触れ、
光を……マーティンの背の方向へ弾いた。]
-皇国首都 城内-
・・・っとと・・・・・
[じゃらじゃらと音を鳴らし、皇国の中心に降り立つ。
目的地と先ほどまで居た位置に楔を打ち、それを繋ぐ鎖を一気に縮めてみたのだが。]
案外できるもんですね。英霊様様です。あの感覚はあまり乱用したくない代物でしたが。
[のんびりと自身の身に起きた事を観測してみるが、実際はあまり余裕がない。
急がないと、と呟き顔を上げると、近衛兵に囲まれていた。]
・・・あぁ、此処、謁見の間か何かですか。安全な室内に篭って・・・風情がありませんね。外でも見てきたらどうですか?
とても、いい星空ですよ。
[空を仰ぎ見る素振りをして微笑む。
その間にも、錘の先が鎌首を擡げるように周囲を威嚇する。
視線はまっすぐに皇帝へと向けて。]
/*
ログが分厚くて鳩からだと追うの無謀なこと把握。
ところで、生前の持ち物は普通に持ってたらまずい?
ユーリエちゃんに取ってきてもらおうかな。
[地に足を付かぬ侭、翼を一度羽搏かせ、
点在する岩の上へとそっととまれば、
ウルズの首に、漸く一筋の紅い線が生まれた。**]
おうっ
[背中に光の矢が当たる>>+40。しかし、それはあくまで『背面』からの攻撃に過ぎず、天使に傷を負わせるにはいたらない]
ンだよー…野暮な奴だな。
[それが狙ったものか否か、誰の仕業であるかも差して気にした様子もなく、ただぼやいた]
ンで、返事はどうだよ主神ちゃん?
ああ、『主神』とかじゃねェ名前があンなら聞きてェなァ。
/*
>>+38
おいw 噴いたw
俺も唐突に求婚しちゃったけど、それ以上がいるとは思わなんだわー。
そして、やこぶんは問題ないよん。
ウルズはなむなむ。
*/
/*
>>+46
うへへへへ。
プロで『性格はお好みでいい』と確認しただろう?
全てはあの時から…いや、それ以前から始まっていたのだ。
お初にお眼にかかります、皇帝陛下。私の望みは一つです。
死ぬか今すぐ永久に停戦の約定を記すか、どちらか選べ。
[要求ではなく、完全な脅しを突きつける。
目的は、皆が安んじて明日を望める平和一つ。ならば手段は何も問わない。]
さっさと書状に誓約を。そして語り継げ。その誓約を違える事あらばこの国の未来を鎖す者が現れると。
ゆめゆめ忘れるな。
[でまかせのはったりだが、人を超えた力はそれなりに効果はあったらしい。
2枚ほど同じものを書かせると、にこり、と微笑んで消えた。**]
あら。
[突然の言葉>>+36には、花がほころぶような微笑みを見せて]
そうね。相思相愛ね。
……ただし、私は現在、貴方に感じているのは母性愛よ。
私のパートナーとして踊りたいのであれば、私より強くなければね。
[嵐の中ではかなげに、しかし、世界中探しても一人しか該当しない条件をあげて]
グレートヒェン。
そう呼ばれる事もあるわ。
[名を告げた]
/*
>まーちゃ
人間=丸腰の一般人
とすると、
天使=武装した兵士
戦乙女=重装騎馬兵
英霊=戦車
上級天使=一個小隊
副神=拠点
主神=国家
唯一神=大陸
……という感じかしら。
国家転覆規模の力を身につけたら、私に勝てるかもしれないわよ。
*/
/*
英霊は、肉体は人間界に置いて来てるけど……。
ものすごく執念があるものなら、一緒に持って来てるかもしれないわね。
そうでなければ、ユーリエに頼むといいわ。
*/
/*
まァぶっちゃけると、戦闘メインの天使にしてもいくらか候補があった中でこのおっさんに決定したのも、『主神ちゃんの性格なら力押しの方がいけるな』と判断したからだったりするしな。
もっとも、実際に告白するかどうかは話が別だったんだが…できそうだったんでついやっちゃったぜ☆
まだ英霊ちゃんたちとバトってもねェのになにやってんだってなるといただけねェかとは思うが…。
まァなんとかすらぁ。
/*初めからこうしたかったんだよねこの人(
何で合計3枚って、両国で保管×2と自分用だよ 必要ないのにな
さて、リヒャルトさん、貴方合計で嘘やはったりかました回数何回だ?お前絶対詐欺師か何かだろ
そして昨日のデフォはユーリエ、今日のデフォはカサンドラです本当n(ry
/*
>>+49
見ていて、特に問題は感じなかったわ。
上級天使までは、ひとつ下のランクが複数人集まれば倒せるレベル差。
副神以上は、真正面から戦いを挑むということそのものが、無謀無茶なレベル差よ。
*/
/*
>>+50
中の人の軍事知識が残念だから、答えづらいわ。
だいたいのイメージよ。
上級天使までは、
「TUEEEE! ひとりじゃ勝てNEEEE!! でもKIAIだ! KIAIと時間と人数と金があれば勝てるゥゥゥゥ」
という感じで。なにか、そんな感じで。
*/
/*
>>*15
それを早く言うんだw
企画者はあまり誤解招くお話をしない方がいいと思うのですよ。(相手に意図が伝わり易く話して欲しい。)
>>*14は分かり易かったので好例でした。
― 楽園:館前 ―
──敵陣には嵐を起こし、雷を打ち据え、
自陣には追い風と晴天を呼ぶという……。
英雄ヤコブ……?
いや、まさか……な。
[>>+41>>+43早業で留めを刺した天使に、苦いモノを感じる。
正直、視界では追えなかった。その意思の流れを、ぎりぎり追えただけ。
あの天使があの調子で、英霊を狙い撃ちしていくなら、手も足も出ないのではないか?
なぜ、そうしないのかと、相手を探り]
……前衛、じゃないのか。
支援と……報告?
くっ……あの強さで、ただの伝令だってーのかよ!
/*
>>+56
ミヒャくんの出してた料理がうまそうでうまそうで……。
くっそ、時間さえあえば、食いに行ったのに!とじたばたしてた。
[素TKGを、もぐもぐ]
*/
そうか。グレートヒェン。憶えたぜ。
[にぃ、笑みを浮かべる]
…あーァ、そうだろうな。
分かってるさ。分かってるぜ。
アンタに比べりゃ俺は弱い。
泣きてェくれェ、どうしようもねェくれェに弱ェ。
だがなァ、だからっつって惚れちまったもんはしょうがねェだろが。
『背中の傷ァ漢の恥だ』俺ァこの言葉一本でやってきたし、これからだって変える気はねェさ。
けどな、こいつぁそういう話じゃねンだよ。
一発。
一発だ。
せめて俺のありったけ、この一発に賭けるぜ。
受け取ってくれよな。
グレートヒェン。
[そこにもう迷いはない。常には構えも取らないこの天使が、この男が、右の拳を大きく引き下げた構えを取る。全身の力をばねに変えた。並の人間ならば。否、英霊といえど、まともに受ければ消し飛ぶほどの暴力が、右拳の一点に集約する。そして]
―――――行くぜッッッッッ!!
[ただ目前の神に、到底手の届こうはずもない存在へめがけて、全ての力をぶつける]
― 楽園 ―
[戦場に、歌が響いた。
どこか物悲しく、それでいて厳かな聖歌。
天使を力づけ、英霊の戦意を削ぐ、神への捧歌]
[それは、響の天使]
──エレオノーレ。
征きなさい。
悲しみを拭うために。
痛みを癒すために。
そして、迷える者達を救うために。
─ 楽園 ─
[周囲では天使の軍勢が、フレイアの死を越え、
否、フレイアの死で立ち止まる事なく戦いを続けている。
ジェフロイ、彼へ視線を向け続けている。]
………。
[真鍮色の喇叭を片手に持ち、唇に押し当てた。
神歌の聲に重なり、喇叭の音が蒼穹に響き渡る。
不可思議な空気が、楽園の戦場を支配し始めた……。]
/*
>>*11
それでも退けないバカもいるっつうことでひとつ。
あーあ、神になるにゃぁどうしたらいいんだろうな。
…ああなるほど。
制 定 の 間 が あ る じ ゃ な い か
とか思いついたがときすでにおすし。
いやなに、そこまでの無茶を実行に移しゃしねェさ。
まァ、なンつかちぃとばかし勝手が過ぎたかとも思っている。よいこはまねすんなよ!
/*
ミヒャエルの能力
・触った武器の性能を極限まで高めることが出来ます。
例、マスケット銃を現代のライフルやマシンガン、散弾銃、狙撃銃等に出来ます
・武器の使い方が本能的に分かります
・サイズも自由に変わります。大砲を手乗りサイズにしたり、ナイフをビルの様な大きさに出来ます
ただし、でかくなったからと言って強い訳ではありません
以下、武器の強化例
馬→羽が生えて自由自在に空を飛ぶ。走るとマッハ。重量制限アリ
戦車(古代エジプトとかのアレ)→馬と同じ。ただし、速さが少し減って重量制限が緩和されている
大砲→グスタフドーラ(゜Д ゜)
[主神は避けなかった。
誰に対してもそうするように、上級天使をも、肯定し受け止め認める。
それが、主神の方針]
[つい、と花でも摘むように左手を差し出した。ただ、優雅な動きで迫りくるマーティンの拳に向ける。
男の拳が、小さな少女の手の平に迫る……!]
[主神は、自分を殴れば彼がどうなるかを知っている。
普通の人間が石壁を殴れば腕を壊すように、その力が全て殴った者に返るだけ。
だから、優しく受け止め、その力を逃がしてやるために]
ありったけの一撃に、次はあるのかしら?
マチス。
― 楽園:武器庫の前 ―
[目を開ける。あぁここはあの世だなと、なんとなく実感できた]
う…
[近くでは剣の音、爆発音、咆哮が轟いている。風の音もさっきまではあったが、意識がしっかりしてくる頃には聞こえなくなっていた]
[誰かが、戦っているのだろう]
…とりあえず武器を探さないと…
[そう言いながら適当な扉を開ける]
[扉の横に、武器庫と書かれていたのには後で気づく事になる]
そういえば、しろんたまは、村開始前から主神かわいいかわいいと繰り返していたわ。
なるほど。その時点ですでにフラグがたっていたのね。
そして、2年半、人狼をやってきて、RP村で告白されたのは実は初めて……かも?
基本自分がする方だから。
[ぎぃ…と音をたてて扉が開いた。…思わず目を見開く]
…うわぁ…
[そこには古今東西あらゆる武器があった]
[早速幾つかの武器の元へ行く]
これは…カービンか。野戦砲も揃ってる…
あ、これは皇国軍の銃じゃないか!
[ぶつぶつ言いながら、マスケット銃を見る]
…これだけあって使えなかったら怒りますよ…
[そっと触れる。自分の能力が使えるかどうか試した]
[本能的に、使えると分かってはいたけれど]
[ぱっと武器が光った気がする。…見た目も少し変わった。なにやら銃の真ん中辺に箱がついている]
[能力が、これの使い方を終えてくれた]
…試しに撃ってみましょうか…
[そう言うと適当な盾を選び、狙い撃とうとする]
[…銃のサイトから見た盾。それが、私の見た最後の盾でした]
ドガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
[ものすごい爆音と共にマスケット銃…否。マスケット銃だった何かが火を吹く]
…
[あまりの爆音で言葉が出ない。土埃が収まりそちらを見てみると、盾は既に原型を留めていなかった]
…うわー
[盾をかけた壁ごとぼろぼろである。石の壁に穴を開ける銃って…]
[…少なくとも。威力、連射力共に現世の比では無いだろう。それだけが分かった]
[足に刺さった矢を抜き捨て、周囲の英霊の能力と数を確認しなおす。
大丈夫だ。まだ……やれる。
だが、いつまで続くのだろうか。いつになれば、侵攻は止むのだろうか]
[古い英霊の記憶が言う。
天使たちは、あまりに被害が増えると、一旦方舟を引いて退却することもある。それが、英霊たちの休息。
……だが、すぐにまたやってくる。
終わることない戦い。恐らく、この楽園がある限り]
くっ……。
[見上げた。上級天使>>+63と目があった。
ぐ、と眉間に力を込めて睨み返す。
お前など恐れていないと。すでに倒す手は打っているのだと、ハッタリをこめて]
…これ、他の武器全てに使えるんでしょうか…?
[そう言って武器庫を見渡す]
[馬、槍、剣、銃、大砲…]
[なんでもござれなこの環境は、ミヒャエルにとって最高の場所であった]
[声ではなく、意思>>+74が聞こえてきた]
戦わない理由がないからだよ。
[に、と挑発の笑みを浮かべて返した]
/*
ミヒャエルの能力
・触った武器の性能を極限まで高めることが出来ます。魔改造
・魔力を込める量によってどれ位性能を上げることが出来るかどうか変わります
基本的にデカイ兵器ほど魔力を多く使う事に
・武器の使い方が本能的に分かります
・サイズも自由に変わります。大砲を手乗りサイズにしたり、ナイフをビルの様な大きさに出来ます
ただし、でかくなったからと言って強い訳ではありません。小さくなると確実に弱体化します
・ミヒャエルがその武器を離しても少しの間は武器は魔改造されたままです
以下、武器の強化例
馬→羽が生えて自由自在に空を飛ぶ。走るとマッハ。重量制限アリ
戦車(古代エジプトとかのアレ)→馬と同じ。ただし、速さが少し減って重量制限が緩和されている
大砲→そのまんま。巨大化して、威力と射程が大幅に上昇する、限界まで魔力を注ぎ込むとグスタフドーラとかに変化する
マスケット銃→現代のライフルやマシンガン、散弾銃、狙撃銃等に出来ます
/*
グスタフドーラ
リンクミスでした
>>+77
wwwwwwwwwwwwwww
ギャグでいいなら撃ちますよw
そろそろ寝ますね。おやすみなさい〜**
―回想・リヒャルトの覚醒―
すごいな。
[カサンドラは素直に感嘆する。
リヒャルトから英霊として力が溢れ出ているのが見える。
戦乙女の中でも最古参のカサンドラにとっても、これほどのレベルは見たことがなかった]
(色濃い絶望を跳ね除けた時、その力は強大となる……か)
[もうどれほど前だったかも朧げだが、かつてカサンドラを戦乙女へと転生させた者が言っていた言葉だ]
[かくてリヒャルトは自分の意思を、願いを遂げるためにカサンドラの前から姿を消した]
『ざまぁみろ!』
[などと言う言葉を残して。
カサンドラは思わず目を丸くする]
[そして、]
ふ、ふふ、くくくくく。
[自嘲の笑いがこみ上げる。
『ざまぁみろ』か。全くもってその通りだ。自分が超えられなかったものをいともあっさりと目の前で超えられてはな]
―回想・遠い記憶―
[かつてまだ人間だった頃、カサンドラはリヒャルトと同じ聖職者であった。
孤児として教会に引き取られ、そこで類まれなる素質で奇跡の業を体得し、リヒャルトと同じように傷ついた者を癒し、命を助け、心を救った。
その容姿もあいまって、聖女などと崇められもした。
崇められるままに、いつかはこの世の全てを救えると信じて、世界に自分の力を委ね続けた]
[しかし、カサンドラの心は絶望を知る。
自分がこの手で救った一人の若者が、ある国の王となり、そして大虐殺を行った。
結局、自分が救った一つの命が千以上の命を、虫けらのように潰したのだ。
その若者を見殺しにしておけば、千以上の命が助かったはずなのだ。
虐殺された者の中には教会で育った兄弟姉妹達も居た。
だがそれでも、カサンドラは絶望の中に居ながらも、聖女として在り続けた。
絶望を乗り越えられぬまま、世界を憎みながら、呪いの言葉で心を満たしながら、ただただ懺悔のためだけに仮初に命を救う聖女で在り続けた]
[やがて、カサンドラは契約を果たし戦乙女となる。
救われたと思った。報われたと思った。
人を超えた存在となれば、本当の救いを手に入れられると考えた。
だけれども、そこにあったのはさらなる絶望だった。
楽園で天使達との果ての無い戦争。地上でも人の死を見続ける。苦しみの流転を続ける魂達を見続ける。カサンドラの魂は確かに磨耗していった。
そしてとある天使の一団を切り伏せた時に、カサンドラは破綻した。
その一団は、共に教会で育った兄弟姉妹達だった]
[>>9泣きながらドロシーを抱きしめるサシャを見つめた]
(遅かった… 間に合わなかったのね)
[ユーリエに意地になっていた。何も考えずに、英霊になるからといって、願いを餌に、年端もいかない子ども達とさっさと契約する。]
(特にドロシーなんか、どうなるか少し見ればわかるじゃない…)
[自分は、この戦争に巻き込まれて、戦場ですれちがった2人の子ども達に、ユーリエとは違うことができる。そう思った。でも、間に合わなかったのだ。]
痛み分けってところかしらね…ユーリエ。
[呟きながら空を見上げる。相変わらず全天で星が流れ落ちている。気持ちが少しずつ切り替わる。]
さて… サシャ。
あたしもあなたも多分あと残りわずかの命よ。
あたしはこれから全ての時間をあたしのために使う。
あなたはこれからどうするの?
もしお屋敷と方向が近いなら、途中まで盾ちゃんに一緒に乗せてくこともできるけど…
[サシャに問いかけた。**]
/*
あたしも説明すりゅう!
<ドロシーの能力>
・自分の影、夜の闇を武器として自由に扱うことができる。
・武器の数に上限はないが、影を実体化している間ずっと魔力は消費する。数が多いほど消費するが、大きさは関係ない。
・作ったものは自分が残そうと思えば魔力が尽きるまで存在する。
・形が具体的なものほど、魔力を消費する。
<魔力消費度例>
銃類>>剣類>槍、矢>丸い玉、三角の刃など単純な構造のもの>不定形な闇
/*
―元・激戦区―
[女性に声をかけられ、涙目のまま顔を上げる。
言われてようやく、自分ももう長くは生きられないことに気付いた]
おいらは…。
[父親に会いたい、そう思った。
彼女の力を借りれば、父親を見つけてもらうことくらい容易いだろう。
だが、彼は首を横に振った]
…もう少し、ここにいたい。
[冷たい床で、ナイフを握ったまま目を覚ました]
ここは…?
そうだ、あたし、契約…。
[呟いて、髪を触る。
リボン飾りがないことに気がついた。
慌てて下を見ると、青いポシェットもない。
ただ、きらきらと鏡が輝いているだけだった]
…ユーリエ、いる?
お願いよ、あたし忘れ物しちゃったの。
[独りの時に戻ったような不安にかられ、思わずそう呼び掛ける。
乙女がもしきたならば、地上から取ってきてもらうよう頼んだだろう]
[外から争いの声が聞こえる。そして、それらを鼓舞するように、あるいは慰めるような響き。
少女には、それが酷く不愉快に感じた]
[何をすればいいかは、わかっていた]
…行かないと。
[不定形な闇が少女の背中に翼のようについていく]
[今度は、誰かを守れるだろうか]
-同盟側-
[同盟側の盟主達の下にも降り立ち、書状を見せながら皇国にもした要求もとい脅迫を突きつける。
彼らの元から去った後、ゆっくりと星空を仰ぐ。]
さて・・・・
[軽く眼を閉じると、今度は壁の真上に立つ。
壁を鎖し両者を分断する。]
争いを止めてください。直に協定がなされるでしょう。戦争は終わりです。
もう殺しあわなくてもいいんです。それとも、貴方方はまだ殺戮を望みますか?
[疲弊の色が濃く見える兵士たちに等しく微笑みを向けて、両手を翳す。
両手の中に光が満ちていく。それと解き放ち癒しを与えると鎖に包まれ消えた。]
―楽園:南門―
[フレイアを倒したのもつかの間、新たな上級天使が現れたようだ。
遠くから、美しい歌声が聞こえる。どこか物悲しいその声には考えたくも無いことを想起させる効果があった。]
『自分の命を投げ打つような真似はやめて。
なんにでもなる、なんて言わないで。
わたしは、そうまでして守ってほしくはないわ。』
[歌の効果だろうか。頭の中にあのひとの声が響いた。]
やめてくれ、そんなこと、言わないでくれ。
俺は、どうしたら――?
[これは本当の言葉じゃない、天使の精神攻撃だ。
頭ではそう分かっていても、戦う意味を喪った気がして天使に振るっていた剣が鈍る。
気づけば周りを天使に囲まれて、防戦を強いられていた。]
―楽園:南門前―
[館の外に出ると、物悲しい歌が一層強くなった。
それに重なって、懐かしい兄の声が聞こえる気がする…]
『もういい、やめてくれ』
…ぃ、
『俺はお前に幸せになってほしいだけなんだ』
…っさい、
『ドロシー』
うるさい!
お兄ちゃんの声でそんなことをいうな!!!
あたしに触れるな!!!
[不意に天から黒い矢が降り注ぎ、目の前の下級天使たちを一掃する。
誰が助けてくれたのだろう、と振り返ると見えたのは。
かつてカレイラの町で出会った少女の姿。]
えっと、ドロシー、ちゃんだよね?
なんでこんなところに?
[自分やジェフロイはともかく、こんな小さな子供が楽園へ来ていることが信じられず、目を疑った。
まさか、彼女も契約を?そうだとすれば、なんて残酷なのだろう、そう思った。]
(あたしは幸せになりたかった。けど後悔はしていない。
サシャの言ったことは正しい。けどあたしには、あたしの生き方は必然だった。
だから、だから、)
だからその耳障りな歌を止めろ!!
[青年に向かって走りながら、少女は怒りから叫ぶ。
その叫びは、誰かに届いただろうか?]
― 楽園南門・方舟上 ―
[青の髪を持つ、女性天使が歌う]
幸いなるかな
幸いなるかな
いまだ見捨てられぬ 異教の地
白き御身の優しさに
幸いなるかな
幸いなるかな
[背中の小さな羽をはばたかせ、けして大きくはないのに、遠くまで広く遠く響く歌声が、楽園を覆ってゆく]
[歌は語りかける]
[もう苦しまなくていいのだと。
唯一絶対の父が助けに来たのだと。
もう誰にも傷つけられないし、誰にも傷つけられない。
全ての病のくるしみ、老いのくるしみ、死のくるしみから解き放たれる時がきたのだと]
[違いがないから比べられることがなく、
強いから虐げられることがない、
ひとつの目標、ひとつの神の下で、
共に生きようと]
[さあ、その英霊という不完全な身体を捨てて、
我々と同じものになろう──]
― 楽園 ―
[この「館」の頂上のすぐ下……最上階こそが、「制定の間」]
(マチスは何も考えていないように見えるけれど、時に動物的なセンスがあるわね。
副神を配置したルートを回避して、こんなところまで辿りついたのだから……)
[頂上で相対しながら、主神は相手を肯定する。
今、彼の意識はこちらに向いているようだが、唯一神の指示が下ればどうだろうか]
[「力」たるマチスが床面を打ち砕き、「眼」たるヤコブがその「制定の間」を見れば、それは唯一神に伝わるだろう……]
─────眼に焼き付くのは黄昏の空─────
[圧倒的な軍勢に使った英霊の力と尽きる命。
満足げな横顔。
戦乙女の抱擁。
絶える事なき楽園での戦い。
故国の変化。
「貴方がそう思う事を変えるつもりはないわ」
戦乙女英霊の喪失と'帰還'。
そして。]
何度でも……。
[自ら堕ちることを選んだ日。
悲しげでありながら慈愛に満ちた暖かい歌声は、耳を塞いでも直接心に宿る。雨に濡れ、止まり木を探す鳥に、大きな枝と宿を貸す大樹のように。
構えた弓、既に矢は英霊ベリアン(>>3:+87)の額に向けて放たれていた。
マレンマの力によって造られた防火塵は灰色の気持ちを呼び起こし惨めさを喚起させるだろう。何故こんな服を着て戦っているのかと。
それは、戦場には決してない心を掻き毟られるような暖かさを、一番幸福で懐かしい時を思い出させ、天使達を倒そうとすればその思い出は心を散り散りに苛むだろう。]
そういえば、書き忘れてたけど、
「人の痛みが分かれば戦争はなくなる」
は、初代ガンダムがそういう話だと聞いたことがあるので、イメージしてみた。
「死んだらいけない人が死ぬ」
は、銀英伝。
←いちお、ヤン提督の残念劣化派生PCなので。
…そう、あなたは傭兵だったわね。
[語る声を聞きながら、フィオンの顔を見つめる。
前に一度会ったときより、ずっとずっと彼の顔は傭兵らしい。
きっと彼も、自分と同じくらい力を求めた結果、ここにいるのだろう]
よろしく、フィオン。
あたしも力を願ったのよ。
力を求めた者同士、仲良くしましょうね。
[微笑み、貴族の娘が公式な場でやるように礼をした]
……さあ、この耳障りな歌をさっさと止めましょう。
[少女の影が、蠢く]
/*
唯一神が「良きに計らえ」って言ったんだから、どう計らっても文句は言えないと思うわ、あの人。
そして、制定の間の場所は今決めたわ(キリッ
*/
ログアウトしたら、白ログがとっても寂しかった件。
まーちゃとの話がついたら、主神ちゃんで表に遊びに行こうかね。
…次?ねェよ。一発だっつったろ。
[殴った。止められた。で、あるというのに、痛みがない。手応えがない。そのことの不自然ささえ感じ取れないほど自然に、ただ、止められた]
だァァァァァあああ! 俺の負けかっ!
いや、分かってたけどよォ!
ちくしょー、くやしィなァくそぅッ!!
[その場に仰向けに倒れこむ]
ああ、そのマチスってのやめてくンねェか。
どうにも自分じゃねェ自分がいるみてェでこう、しゃきっとこねェンだよな。
[それは、天使と英霊、どちらに『自分』を置いた言葉だったのか]
俺はマーティンだ。上級天使のマーティン。少なくとも今はそういうことンなってる。
…んで、アンタはどうする、グレートヒェン。
やっぱ『どうもしない』、か?
だったら俺ァ仕事に戻るが。
仕事に戻って、強ェ奴と戦って戦って、そンで強くなったらまたアンタをぶん殴りに来るぜ。
[仕事に戻るためには、さて、一度地上に飛び降りてなぎ払おうか。それとも床でもぶち抜こうかと思案しながら返事を待つ。
もとより負けを認めた身だ。勝者であるグレートヒェンの選択があるならば、覆すつもりもない。あくまでも、今は。負けを認めた今このときだけは]
[羽毛が舞う。]
『(まさか、な。)』
『最近気になっている。
……向かってくる天使達に、
見覚えのある奴が居る。』
[楽園の蒼穹に舞い上がる。]
あーーあの唄ァ、エレオノーレかァ。
いつ聞いても、あの唄だけァいけ好かねェなァ。
[館の頂上で横たわり、聞こえてきた唄に独り言を漏らす。何より戦いを求めるこの天使に、戦いを収める唄など無粋以外の何でもない。
ただ、無意識かに刷り込まれた唯一神への忠誠が、同じく唯一神の忠実な部下である天使に対して、敵意や害意を抱かせないだけだ]
― 「館」頂上 ―
私にどうにかして欲しいの? マーティン
[願い通りに呼び名を変えて、主神は寝転がる天使を見おろした。
軽やかな足取りで、一歩、二歩を歩き、くるりとターンする]
言いたいなら聞くわ。
それで私が行動するかどうかは、別問題だけれど。
>>+100
この刷り込みとか、当然あるだろうけど、特に明記はしてなかったのね。
その辺しろんたまの描写、お上手ね。
プロで方舟出て来た時は、うひょおおおと思ったわ。
―5年前:ハルメッツの村―
[いまから5年前、わたしたちが17の頃の話。
わたし達にとって一生忘れることのできない事件が起こった。
わたし、ジーン・ヒルデブラントはその日、ひとりで村の外れを歩いていた。]
「お嬢ちゃん、そこの屋敷の子だよねぇ?」
「ちょっと顔貸してもらえるかなぁ?」
「まあ、断っても無駄なんだけどな!」
[軍人を多く輩出している家だから、恨みをかうことは多い。
普段ならひとりで出掛けることは無いのだが、ちょっとした用事だったのと、すぐ近くだからということでつい油断してしまった。
気づけば周りを暴漢に囲まれていた。]
「高そうなおべべじゃねえか。こりゃ当たりだぜ。ご令嬢だ。」
「可愛い顔に傷をつけたくなかったらおとなしくしたがうんだな!」
[暴漢はナイフを手に、少しずつにじり寄ってくる。
剣さえあれば……、いや、剣があってもわたしでは3人を相手にすることは無理だろう。
強く手首を掴まれ、とっさに悲鳴をあげた。]
「離して!誰か、誰か助けてッ!」
[――誰に?誰に助けてもらうというの?
頭に浮かんだのは、お人よしで、剣しか能がなくて、でも剣を持てば誰よりも強い、幼馴染の顔。
でも、そんな都合のいい展開があるはずが――あった。]
「ジーンに触れるな!俺が相手になってやる!」
[飛び込んできた勢いで暴漢のひとりの背中に一撃を食らわせる。そのまま、木刀1本で刃物を持った相手三人を相手に立ち回りを始めた。何度斬りつけられても、傷口から鮮血が散っても、臆することなく立ち向かっていく。素早い動きで的確に急所を狙い、木刀を振るう。防御など考えていない。一秒でも早く全員を倒す、それだけを狙った動きだった。
すべての暴漢を片付けると、傷だらけの体で、でも苦しそうなそぶりは一切見せずこちらを振り向いて微笑んでくれた。]
「よかった、間に合って。」
[ばかじゃないの。なんでそんな顔するのよ。
そんな顔されたらわたしは――。
口をついて出たのは、「ありがとう」でも「怖かった」でもなく、精一杯の強がり。]
「ぼろぼろじゃない、なんでひとりでくるのよ、バカ。」
『教えてくれ、主神グレートヒェンよ……。
俺は、何の為に…!
何の為に、この剣を楽園へ、
貴女に捧げてきたのだ!!!!!
この世界は本当に正しいのか。
この世界しか道はないのか!
答えてくれ、グレートヒェン……。』
「ぼろぼろじゃない、なんでひとりでくるのよ、バカ。」
[まっすぐにこちらを見つめたまま、彼女は大粒の涙を零した。
そういえば、彼女が泣いたところを見たのは、初めてだったかもしれない。]
いや、だってひとりでいるときに偶然見かけたんだからしょうがないだろ。
大丈夫か?立てる?
[そういって繋いだ手は小さくて、強く握り締めたら壊れそうに思えた。
いつの間に、こんなに小さくなったのだろう。
こんなこと言ったら怒られるから絶対に言わないけど、このひとを守りたい、と思った。]
[ユーリエの言ったことはこの光景のことだろう。
安らぎのない戦いの日々。楽園を守る戦士。
ならば自分は、約束を果たすだけだ]
(でもいまは、それよりも)
[あたしの過去を否定するやつをぶちのめしたくて仕方がない
一番幸福な記憶も、暖かさも、少女を酷く苛立たせる]
(あたしを哀れむな!
あたしの中に入ってくるな!)
[ざざざ]
[不定形の闇が地面を這う]
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