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精霊師 リヒャルトは、人魚の子 シメオン を能力(復活)の対象に選びました。
[その頃リュカに張り付いたウィンディはというと、非常にご機嫌ナナメだった。宿主に命じられたとはいえ、風に縁のある子の風を封じるのに抵抗があった事、なによりリュカとは顔見知り。
だが呪に逆らう事はせず。八つ当たり兼ねて真っ当に仕事をしていた。
宿主の所に暫く戻ってやるものか、という意気込みらしい。]
/*
……国王が甘え方わかんなくて、嫁さんに諭されてるよーな国だからなあ……。
強ち、間違いでもないな、その評価(
ルフトシュピーゲルング、ごめんっ!
やっぱ、さっさとそっちに戻ってれば良かったかもだけど。
狙いは旗艦一本みたいだから、マールシュトロームと一緒に一撃離脱で揺さぶり掛けてて!
[敵船が転回して、息をつく間にもう一つ。
風が使えず、しゃんと目覚めたのがもう夜中だったから。離れたままだった船に伝えれば]
「幸運か悪運か。どっちに似たのかね」
「了解!無茶せず気張ってな!」
[戻ってきた返事に眉を下げて、胸に手を当てた]
― 夜明け前/旗艦ヴィルベルヴィント甲板 ―
ん?
[呆れたような声>>54に、くるり、振り返る。
浮かんでいたのは、いいえがお。
まあ、すぐに表情は切り替わるのだが]
そう言うな、って。
……景気付けだよ、景気付け。
物事、悪い方向に考えちまったら、負の感情が折り重なって、動けなくなる。
幾ら力に変えられるって言っても、味方や自分の負感情は喰いたくないんでね、俺も。
[そんな言葉をさらりと返し。
マールシュトローム宛の指示についての報告を受けると]
ん、了解、助かる。
今は、使える要素は全部使わんとならんからな……いけそうと思ったら、俺の判断は待たなくていい。
……頼りにしてるぜ?
― 主船レイルーポルッジート・船長室屋根上 ―
よぉ、出番だぜ。
[屋根上に上り、待機していた騎竜に声をかける。
応じるように短く鳴いて、彼はその身を低くした。
右手を騎竜の後ろ首に当てると、飛び乗るようにしてその背に収まる。
ジェフロイが背に跨ったのを確認すると、騎竜は低くしていた身を起こし、大きく翼を広げた]
飛べ。
俺をあの船まで運ぶんだ。
[指示は命令口調だったが、騎竜はその命に応じて広げた翼を力強く羽ばたかせる。
風が巻き起こり、屋根上にあった巨躯は宙へと舞い上がった。
それは閃光>>46が起こると同時だったかもしれない]
― 主船レイルーポルッジート ―
[強烈な閃光が放たれたなら、それは暗闇に慣れた団員達の目に強く突き刺さる。
船に居た団員達はしばしの間、視界の回復を図ることを余儀なくされた。
その間に反撃が放たれたなら、それは主船を大きく揺らすことになるだろう。
それでも尚、
[その頃のフレアは、と言うと―旗艦の甲板の隅にちょこなん、と存在していて。
女が事態に気づくのには暫くかかるだろうが、気づいたら指示する内容と、違わずに戦いに参加しようとした。]
─夜明け前/副船ボッカルーポ・見張り台─
主船と砲撃のタイミングずらせ。
あちらさんに与える隙は少なくしなきゃな。
俺らはこのまま航路を維持。
全力で追っかけて逃げ道塞ぐぞ。
[一斉砲撃を受けた敵旗艦の動き>>30を見張り台から見つめ、砲手に指示を飛ばす。
第二撃を放ち敵旗艦正面に回り込もうとする主船>>33を見ながら操舵の指示をしたところでリーダーからの言伝>>47が届いた。
それに、く、と口端を上げ。]
─夜明け前/副船ボッカルーポ・見張り台─
りょーかい。
思う存分遊んどいでって返しといて?
…あ。
あんまり長居するよーなら、お迎え行っちゃうよってのも付け加えで。
[そう伝言を頼むと、砲撃を更に増やすように指示を飛ばした。
出来る限り派手に目を引くように。]
ま、頭が慌てられるよりも百倍マシではあるな。
負の感情が重なって動けなくなる…か…それはわかる…そこだけですがね。
[自分の過去を、弟との二度の戦いを思い出してそこ>>57には同意をしつつ、だが全てに同意したわけではないともいった。こちらを包囲するように動いている敵主船と副船の二隻を見る。]
了解した。頭領はヴィルベルヴィントの指示に集中してくれ。
…ボッカルーポ。あちらには良い船長がのっておるし、敵主船はいわずもがな。
ヴィントホーゼに副船一隻突っかけさせて列を乱させるのが良いと思うがよろしいか?
[…ボッカルーポ。ではないほうの副船を指差す。三隻が二隻になればこちらも楽になる。
最も鎮静するもの≪ゲオルギーネ≫もおらず慌てている中ではすぐの行動は困難であろうがやらないよりましである。
同意を得られればそうと指示を出す
こちらの細工や行動を鑑みあわせて、頭領が動いてくれることであろうと]
― 医療船 ―
ふえっ?!
[ 今度の夢を覚ましたのは、遠く響く砲撃の音だった ]
ジェフ…?
[ それがレイルーポルージットの砲の音である事は、人魚の子にはすぐに聞き分けられる ]
[暫く歩いていると、ひらり、と風精が飛んできた。
一瞬ウィンディかと思ったがそんなはずはなく。]
え。
[名も知らぬ風精は耳元で何事か囁くと、気紛れな風のように飛んでいった。
それを聞いて、やや引き攣ったような笑みになる。]
………うゎー。
クリスけっこー近くに来てんだって。
[とは水精にぽつり。
第一声が「何やってんだお前は!」だったから、だいぶ怒ってるらしい。
その後ものすごく長くなりそうな話を我慢する様子が感じられ、近くまで行くという伝言を最後に短い返事は終わった。]
迎えかぁ。
ってもこっからそう簡単には出られないのが。
……そもそも僕らどうなるんだろうねぇ。
[とっ捕まった後の事は考えてなかったが。
しばらく従属とか更正とかさせられるのはあまり宜しくはなかった。]
Ventus. Fio induviae.
[舷側から水面までの短い間に術を紡ぎ、
風の薄い膜を体に纏う。
海面すれすれを滑るように進んで、
激しく動き回る船の間を抜け、水軍後方を目指した。]
→旗艦ヴィルベルヴィント・甲板
[閃光と砲弾が飛び交う中。
白銀に似た白が闇夜を疾駆する。
その背にはもう一つの白銀を背負う者。
2種の白銀は上空からヴィルベルヴィントの甲板目掛け急降下を行った。
こちらに対しての砲撃はあったかどうか。
放たれても騎竜の見事な反応でギリギリを擦り抜けながら、白銀は音を立てて甲板へと降り立った]
……───よぉ、
[騎竜の背に立ち、甲板に居る者よりも遥か上から見下ろす。
派手に降り立ったのは虚を突く意味もあったが、リヒャルトの行動を悟られないようにするためでもあった]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
ったく……あっちを避ければこっちが近く、って、面倒だったらねーな!
[再度の切り返しの後、後ろを取る動きを維持する副船の動き>>61に、額に手を当てぐしゃ、と前髪をかきあげる]
旋回合戦になっちまうと不利だ、このまま速度上げ、突っ切れ!
砲撃は止めるなよ!
速さでは絶対に負けてねぇ!
ユウレンの風は、俺たちを護るもの!
風の寵児たる我らが王、その半身たる嵐龍の印!
その加護を信じていけぇ!
[その前後、突然ウンディが脅えたように背後に逃げた。
なんとなく炎の気配を感じていたので理由は分かっていたが、それが近くに目に見えて>>+57くると、おーと間の抜けつつも感心した声をあげた。]
へぇ、すごい。高位の炎の精霊だねぇ。
海の上に居るなんて珍しいー。
[手は伸ばさないが近付いてみる。
背中に隠れた水精はプルプルしているようだ。炎系は苦手らしい。
暫く見ていたが炎精はどこかに行ってしまった。
誰が主かは知らないままだが、砲弾の音が聞こえるから、戦いに参加しに行ったのだろう、という予想はつく。]
御頭達だろうね。こっちまで来るかなぁ。
[戦闘が始まろうと、調子はあまり変わらない。]
……あのシメオン好きな団員の勢いに乗せられて、シメオン助けには来るのかも。
[あんまり思い出したくないが、むさくるしく熱い集団のあれそれは残念な事になかなか忘れられなかった。]
─夜明け前/副船ボッカルーポ・見張り台─
俺らはこの位置を維持。
あちらの親玉を孤立させるぞ。
───…!?
[ジェフロイが戻るまで、敵旗艦を副船から離しておこうと指示を飛ばす。
そこに炸裂したのは、強い閃光>>46。
見張り台にいた男の目にも、容赦なく光が焼き付く。
視界は白に塗りつぶされる。]
―夜明け前―
[カシムから新たな情報を得れば]
やられっぱなしで終わるたまじゃないですよねぇ〜、ジェフロイさんはぁ〜♪
[それが今夜に起こることまで予想などしなかったが、夜には預言者めいたこと言ってたなとおもわれたかもしれない。
なにより平時からの笑顔がそう思わせるもう一つの原因にもなっただろうか]
[東にわめく海軍の船員の首をきゅっとしめて大人しくさせ、
西に注射怖いって泣く船員にはにこやかに笑いかけて]
それじゃあ腐ると危ないので腕切り落としちゃいましょうか〜♪
[北に逃げようとする海賊がいれば、取り押さえてつまらないことはやめるように諭し、
南に不安そうな海賊がいればぎゅっと手を握って励ました
そんなこんなであわただしい治療を済ませて]
─夜明け前/副船ボッカルーポ・見張り台─
…ざっけんなよ。
目を潰されようと関係ねぇ、海は俺らの領域だろうが!!
主船に向いてる砲門、全部こっちに向かせるぞ!!!
[そう叫ぶも、闇雲に攻撃する訳ではない。
視界が回復するまでは耳を頼りに攻撃の指示を飛ばしたが、見えぬ以上下手に動くことはできなかった。]
[シメオンの治療が終わる頃には、自分のほうも手伝いを軽く済ませて眠るその傍に。
その見る夢までは知らないが、彼を助けたときのことを思い出す。
ユウレンに潜入し、初日のこと。
まるで誘拐の見本を見てるかのように連れて行かれるシメオン、気づけば助けに動いていた。
後をつけて、場所や相手の規模を確認、計画を練りながらもう一人の協力者とともに助け出したこと]
ふふふ〜♪
[そっと頭を優しく撫でながら、連れて行った先、ジェフロイとのやり取りを思い出し笑みを零す。
よほど心配されていたのだろう、二人の仲もジェフロイの人柄もうかがい知れる]
[激を飛ばした後、シュテラの提案>>64に一つ頷いた。
そっちとは任せる、との意図はそれで伝わるか。
一つ、深呼吸をした後、手を触れるのは『双聖魔』]
……いざとなったら、このわけわかんねぇ『呪』。
喰うか。
[なんか不穏なこと言ってます]
[外の騒ぎに、シメオンが目を覚ませばうふふーとにやけていた顔をいつもの笑顔に]
ケガの調子は大丈夫ですかぁ〜♪
[状況的に推測できることは一つ、そっとシメオンの手を握ってから]
それじゃあ、ちょっと行きましょうか。
[まるで散歩に行くかのような気軽さだった]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
離開(離してってば)
[何度目かになるウィンディへの要請。
起きた直後は多少無理矢理に振り払おうともしたけれど、消耗戦の構えになってしまって一度休戦していたのだが]
被把飯拔掉(食事抜かれちゃうよぅ)
[ちょっと泣きそうな調子が混じった]
[頭領の檄>>53を本気で取った、かどうかはともかく。
お仕置きされるのは嫌だと、結構本気で思っていた。
それが通じたのか、何か拗ねてる風精は妥協案のように力を緩めてくれた。風の交感は押さえたままだが、術としての手順を踏めば一応は使えるところまで]
……頑張るっ!
[ヴェルナーの言葉>>68にも力づけられながら、息を吸い込む]
風來(風よ来て)
伸開帆,不讓撕掉!
(この帆を張って、あと、破らせないで!)
[パン!という音を立て、残るスパンカーが風を受け広がった。
直接乗り込まれてはどうしようもないが、砲で退路を塞ごうとする船>>61に応戦する余裕くらいは生まれたか]
― 医療船・回想―
[言い争うトップ2人と、敵側についている2人。
声のした方角に進んでそれらの集団を発見したなら、離れた場所からにこやかな笑顔を向けた。
ちなみに変装していても知り合いを見間違えることなどなかったが、その場で告発したり連れ戻すようなことは無かった。
彼女にとって、今の優先順位はそこにはない]
副官殿、後でお話宜しいかしら。
[不毛な言い争い(に見える)が途切れた頃、笑顔はそのまま、それでいて妙に威圧感の籠った言葉を彼に向けた。
冷静であるように見えて、武器が絡むと時折判断力を失うのが長女の欠点である]
[リュカに泣き落とされると弱い。>>72精霊は、困っていた。
そのうち段々と、そこいらまるっと含めて宿主への不満に繋がる。
「なんで言う事聞いてるんだろ」という思いからかだろうか、少しだけ勢いが削がれてこの調子>>73、だった。
封印程度を命じられていないから出来たことでもある。
「ごめんね」そんな囁きが小さくリュカの耳に届いた。]
ただ、もーうちょっと穏やかでもいいけどなあ。
[ぼやく調子で声を投げる。
恐らくはここまでの調子で、伝わったろう]
[にこやかーな笑顔で当然といった様子で]
ちょっとお散歩ですよ、お散歩♪
[あちらからしかけにいく目的はいくつか思いつくが、そのうちの一つだとしたならば……、
自らの騎竜が、咆哮をあげることがあったならば、確信に変わったかもしれないが。
聖竜には他のドラゴンが吐くようなブレスは無い、代わりにあるのは相手に畏怖を与える王者の咆哮。
あらゆる意思あるものへと…その効果を及ぼす]
……?
砲撃の音?
[外に出て暫くして、砲撃の音に気づく。]
…………フレアに行ってもらおう。
[どうせ自分は今は足手纏いでしかしないのだ。
あっちへうろうろ、こっちへふらふらとフレアを捜し歩く。
傷口?
痛いけど、今はそんなところじゃない、と思っている。
ばれた後の事を一切考えちゃいなかった。]
[どうでもいい、いや良くないことだが。遠くで呪が丸呑みされよう>>71としている事なんざ当然知らなかった。知れば食中り起こさないようにね、くらいは言ったかもしれない。
もっとも仕掛手であり解除手であるウィンディが、リュカの方にはりついているので、こっちに来ても無理だったわけだが。
リュカに張り付いたウィンディがヴェルナーと遭遇する事があれば、覚えのある気配にびみょーな面持ちで黒大将を見ただろうが、当然自主的に解く事はなかったとか。]
では、ちょっと私はいってくる。ここではなくても指示はできる。
[どこにとはいわず、そう一言ヴェルナーにことわりをいれる。]
マールシュトローム。様々なものを退けて早く動けるようになったのであろう?ヴィルベルヴィントよりそちらに移る。小舟と水精の準備を頼む
[砲撃が飛び交うなか海へと飛び込んだのは手っ取り早いからだ
その直後にか、竜が船へと降りてきたのは。そうとはしらず、身を丸めて海へと飛び込み衝撃を減らす。
後は水精の力を借りて、マールシュトロームに引き上げられた]
― 名も無き副船 ―
[レイルーポルッジートやボッカルーポと連携を取って砲撃を繰り返していた副船だったが、1隻の敵船の出現>>74でそれは困難を極めることとなった。
ジェフロイの指示に従い、砲撃はヴィルベルヴィントへと向けられていたものの、その間にもヴィントホーゼに弾を撃ち込まれ、徐々に旋回の速度を遅らせていく。
流石に拙いかと主船に連絡を入れた後にヴィントホーゼへと目標を切り替えたが、それまでのダメージが大きく。
撃破されてしまうのも時間の問題と言った様相だった]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[マールシュトロームからの閃光弾と、ヴィントホーゼの突撃。
そこにルフトシュピーゲルングの一撃離脱の援護が重なれば、多少の余裕も生じるか]
速度維持しつつ、修繕班は損傷チェック、急げ!
浸水の危険がある箇所を優先的に回復しろ!
[指示飛ばしつつ、ふと。
感じた気配に、視線を空に向ける。
見えた白銀>>67──それが何か、視認するより先に、影は甲板へと降下する。
それが何か、訪れたのが何者か。
気づいた瞬間──笑みが、浮かんだ]
へぇ……一体、いつの間に、転職したんだよ?
[問いかける、口調は軽い]
そう、言われてもねぇ?
一応、こっちにはこっちの決まり事がある。
そっちの都合で曲げるって訳にはいかんのよ、生憎と。
[言った所で聞きはしないとわかっているが、軽く、肩を竦めてこう言って]
それに、またウチの子が世話になったよーだし、その礼は受け取ってもらいたいからなぁ、俺としても。
/*
ヴェル兄と衝突しないように、待機しつつ深呼吸。
まずは、リヒャルトさんもシュテラさんもありがとうございますとこちらでも。
明日はシュテラさんとフェリクスさんのバトルが先に来て、その結果次第(フェリクスさん敗北)の時だけ、分岐型決着バトルが実現するのかな。
まあ、これは絶対じゃなくて、それが出来たらってことだし。
バトルの楽しさ、やりやすさ優先でいいんですよねっ。
うん、負けに行くのにときめいちゃって、ごめんなさい。
でもやっぱり因縁だから。昨日小競り合いはできたけど、申し出が嬉しかったのでした。
―マールストローム―
[縄梯子より登り、水精に海水を落としてもらう。
突貫工事でとりあえず航行できるようになった船。砲のいくつかは直すのが手間とばかりに取り外され、船室の一部も邪魔だと資材とされている。
つまりは軽いものへと変えられているわけで]
風を起こせ。我らの狙いはあの艦よ
[剣の切っ先を、ヴィントホーゼに弾を打ち込まれ、名も知らぬ副船へと向ける]
砲撃は最低限に留め、接舷に意識を傾けよ。白兵に持ち込み止めをさす
[大打撃を受けた船に止めを刺すべく。動き始めた]
[>>+89くきゅ?には同じく首を傾げて、いってらっしゃいと見送った。
外からは更に砲弾の音やら何やら聞こえてくる。]
どーなるかなぁ。
[ねぇ?と後ろにいた水精に笑みながら尋ねるも、水精は困ったような顔をするばかりだったとか**]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
てめぇがぐーすか寝てる間さ。
[軽い問いかけ>>78に返すのもまた、軽い]
残念だが俺にとってもそっちの決まり事は関係ねぇもんでな。
力尽くで通るぜ。
[言って、白銀の騎竜から飛び降り、甲板へと立つ]
てめぇの戯言はうんざりなんだよ。
過保護はそのうち嫌われんぜ!!
[降り立った足で即座に床を蹴り、ヴェルナーへと飛び掛る。
左腰に据えたタルワールを右手で引き抜く動きのまま、刃は相手の胴を薙ごうと宙を滑った]
投票を委任します。
気功士 シュテラは、黒焔の剣士長 ヴェルナー に投票を委任しました。
[船内をうろちょろしている間に、誰かと遭遇する事があっただろうか?
あったなら、何があったかを訊ねる。
念の環の事はすっぽ抜けているようだ。**]
[来訪者が訪れる少し前。
シュテラから向けられた言葉>>75に、ふ、とそちらへ視線を向けて]
……了解。好きにやって来い!
[投げかけるのは、短い言葉。
海の飛び込むのを見送った後、あ、と短く声を上げたりしたが、別にその行動に驚いたわけではない。
傍目にはそう、見えたかも知れないが]
はーい、だから大人しく散歩にいくんですよ〜♪
[そして場合によっては大人しくでていくとまではさすがに口にはしなかった。
にこーっと笑いかけながらそう語る姿はしたたかにみえたかもしれない]
それに、シメオンくんもジェフロイさんの力になりたいですよね〜?
[その言葉だけでも十分にシメオンを動かす力となっただろうか]
― 念の環 ―
……言い忘れ、一つ。
ありがと、な。
[それが何に対するものか、は言わぬけれど。
伝えそびれていた言葉を、短く送っておく。
昨夜投げられた、不安げな声>>*36。
疲労に負けて返せずにいた、苦言なされた事に対する自分の答え。
そう気づかれなくとも、それだけは伝えておきたかったから]
─夜明け前/副船ボッカルーポ・見張り台─
…っ、くそ、やってくれるなぁ…
[ようやく色が戻った視界に、主船と共に連携していた副船が撃破近くまで攻撃を受けていた>>76ことを知り唇を噛む。
出来るなら援護してやりたかったが、距離も有り間に合わない。]
…もうあっちは無理だ。
このまま主船の補助を続行、敵旗艦と合流図る船があったらそいつを潰す!
あいつらの分まで、気合入れろ!!!
いいな!!!!
[檄を飛ばした男に呼応するように、船内から声が上がった。]
……何か言うことはないかしら?
[正面から向けるのは相変わらずの笑顔だったけれど。
今回はあまり知らない人から見ても判るくらい、黒いものが滲み出ていた**]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
へぇ、そりゃ凄い。
どんな裏技使ったんだか、ねぇ!
[冗談めかして返しつつ、『双聖魔』を一つ鞘より抜き放つ。
引き抜きからの横薙ぎの動き>>81はとっさに後ろに跳んで、刃を避けた]
ご忠告どうも、と!
ま、何とかしてその前に嫁に出すから問題ねぇ!
[売り言葉に買い言葉なのか、それとも意図あってのものなのか。
なんとも評し難い言葉と共に、今跳んで開けた距離を逆に詰める。
低い構えから右の漆黒で突きを繰り出しつつ、左の真白は下へと流れた。
漆黒の動きは、往なされるを想定したもの、即ち陽動。
本命は、真白による下からの斬り上げ]
/*
ところでー。
ずっと思ってたんだが、やっぱり突っ込む。
『黒の剣』言うなしwwwwwwww
いや、特性近いとこあるけど、あるけど!
[元気に答える様子に頭を撫でて]
特別なことはいりませんよ〜♪
ただちょっとお散歩に出ればいいんですよ〜♪
[自分が好きに動き回る、それだけでも相手にとっては余り好ましくないこと、
大人しくという約束もどこまで信じるべきか、そう思わせるには十分なことを先にもしてきた]
武器は、心と体ですっ♪
[とんと軽く胸を叩き、ぽよんと弾む。
それから眉を下げる様子には、そっと頭を優しく撫でて、事情を聞けばいつか取りに行きましょうというだろうか]
― 旗艦ヴィルベルヴィント甲板 ―
大人しく従ってる。
騎竜師でもあるの。まさか。
[コクンと息を呑む。それは勘違いなのだが、そうと指摘できる者は近くにいなかった。
念の環で確認すればこれまた違ったかもしれないが。必死に逃げてきた後のこと、即座に冷静になれるものでもなかった]
僕は、向こうに!
[近くにいた船員に移動することを告げると、短剣を握り直して。
白銀から降り立って切り結ぶ二つの影の方へ、駆け出した]
縄をかけよ!!
[鈎つきの縄を名もなき副船へとなげこんで、ひっかけて船同士をつなぐ。
ぶつかりあう衝撃に揺れる中。白兵の準備をしていた船員たちと]
「ぃやってやるぜぇぇぇぇぇえ!!」
[既に大打撃をうけて場が混沌としているであろう場へと、そんな暑苦しい声のものたちとともに...もまた敵船へと飛び映る]
[だって自分がなりたいのはそういうものじゃない。
肩を並べて、その背を守り合えるような。
大好きな二人がそうあるような、そんな存在だったのだ]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[騎竜はジェフロイを下ろした後、その後ろに控えるようにして待機する。
何かあった場合は割って入る心算らしく、ジェフロイの傍から離れようとはしなかった。
もし騎竜に対して攻撃が放たれるようであれば、宙へ舞い上空から様子を窺うことになるだろう。
今のところ、騎竜自体が攻撃に転じる様子は見られなかった]
そいつぁ企業秘密だ!
[ヴェルナー>>84に躱された刃は、自分の右下に流したまま維持される。
更に返された言葉に返すものは無い。
嫁云々に関してはそれこそジェフロイには関係のない話であるために。
嫁に出す以前に嫁を貰えという突っ込みがどこかから来たりしてるのかも知れないが、それはジェフロイの知るところではなかった]
はっ!!
[二刀を操るヴェルナーの動き。
一度相対してその厄介さは文字通り身に刻んでいる。
真正面から受ける心算は全くなく、突き出してくる漆黒に対し、相手の更に右側へと身を翻すことで真白からの追撃をも躱そうと。
タン、と床を蹴り半身回転の要領でヴェルナーの右側へと身体の位置をずらすと、相手の突進の勢いに重ねるようにして右下に流していたタルワールの刃をヴェルナーの腹部目掛けて振り上げた]
[着地とともに脳に入ってくるのは]
…やぁ…海賊諸君…こんばんは
[そして]
さようなら
[着地の態勢とともに鈎爪を広げ、近くの海賊の脚を引っ掛けるようにして持ち上げるようにして脚を引き裂く]
/*
よぉし、変顔表でも使ったぞー!www
同じようなの、赤には落としたはずですが(覚えてないのか
当初の予定とは違うのですが、いつの間にかこれが今回のコンセプトになってたので。懲りずにやってみました。
イメージとしては、某ゼノ○アスの、マ○ー(ぇ
バ○トとシグ○ドを見てるような感覚?(爆
そうですよ、どんなにいい武器があってもそれを使う人がへっぽこさんだと意味ないですからねぇ♪
そのおもう心と、実現しようと動かすからだが大事なんですよー
[成体になったらと、その言葉に微笑みかけながら]
シメオンくんならきっとできますよ〜♪
……。悪い、ちょっと必死で、だな。
[端的に言えば、投げた。ということになる。
言葉を濁してみたが、どこまでもつか。
結局は青年へ向け、剣を投げつけた経緯を話すことになるだろう]
考えが足りなかったのは認める、すまない。
まさか持ち去られることになるとは思っていなかった。
[正確には青年に突き刺さっていたのだが]
けど、な。
[言葉を切り、穏やかに黒い女性に向き直る。
正面から、その双眸へと視線を向けた]
負けた上、剣を獲られてたんじゃ話にならねえ。
あんたの鍛えてくれた剣。
アイツは必ずこの手に取り戻す。
……次は、負けねえ……。
[脳裏に二つの面影がある。
フェリクス=クーパー、そしてリヒャルト=セレス。
剣を持ち去ったのは恐らくはリヒャルトだろうが、
結局は二人ともに負けた。という思いが胸中にある。
ぎりりと奥歯を噛み締めれば、傷と共に胸の奥が疼いた]
…それまでと思って預けてくれないか。
[すまん。と、言葉を重ねる。
礼の代わりに、男は黄金の双眸をマレンマへと静かに伏せた*]
[手近なものがやられたのを見てとった。海賊が邪魔者(自分)の排除へと向かってくる
降り下ろされる刃を爪で受け止め、やはりその鈎の部分で刃ごと捕まえるようにしてひねり武器を落とさせる。
その腕を掴むと、こちらへと突き出すようにして刃を向けてきた海賊のもとへ、背への強烈な掌での打撃とともに送り出す。
味方をきっていいか迷うもの。間に合わなかったものに別れた。
先程落とされた剣を取ると、素早く距離を詰めて、剣を止めた者への腹部へと突き立てる。]
邪魔。
[強引に、海賊の体を足で踏むようにして突き刺された剣を引き抜くと、そのまま牽制をこめて、手近な海賊へ投げつけた。
こうして穴を広げていった箇所へと、マールシュトロームの海兵が飛び込んでいき、乱戦へと切り替わっていった**]
……ちっ、面倒くせえ。
[顔を顰めて呟いた。
マレンマの姿が未だ個室にあるなら、苦笑交じりに話そうか。
どちらにせよ、零れるのは盛大な長い息]
うん、頑張るね!ボクも、きっとお姉さんみたいになる!
[ きらきら、人魚の子は尊敬のまなざしでグレートヒェンを見つめる、そして、その導きに従って「散歩」に出かけようと、ベッドから降りた ]
穏やかに出てきてくれっと、
……──助かるんだけどなあ。
[精霊師であれば、それも難しいか。
ましてや剣を携えているとも考え難い。
息をつく。
今まさに、その相手が医療船に向かっているなど、
この時はまだ思ってもいなかった*]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[嫁絡みの突っ込みに関してはきっと今更なので以下略、としておいて]
……んのっ!
[突き出した漆黒は空を裂き、追った真白もまた然り。
まだ本調子ではないのか、相変わらず『呪』が反作用を引き起こしているのか。
何れにせよ、いつもよりも動きが鈍い、と。
そんな事を考えながら双剣を戻し、正対する位置を取ろうとするが。
それよりも、下からの斬撃が来る方が、僅かに早い]
……ぐっ!
[冷たいものが身を裂く感触。
一歩遅れてくる痛みに、ヤバイ、と思うより早く、身体が動いていた。
深く裂かれ、抉られる前に、刃を離さねば、と。
働いた生存本能が、左へ向けて大きく身体を跳躍させ、強引に距離を開けた]
……ちっ……やっちまった。
倒れてらんねぇんだがっ……。
[また倒れたら恐ろしい目に合うから、とはさすがに口にはしないものの。
その場に片膝を突き、ひとつ、息を吐いた。*]
― 過去回想 ―
ねー。シェンはどうしてヴェルにぃとけんかするの?
[嫌いあってるわけじゃないのに。
寄ると触るとぶつかりあうようなそんな場面も初期には見た気がする。その頃であっても時に真剣にしか見えない勢いでやりあったりもしていて。
不思議そうに、当時は海賊だったヴィルベルヴィントの船員達に聞いたことがあった]
「そりゃ、誰よりも近いからさ」
「特別な間柄って奴だな」
えー。ふたりだけ、ずるーい!
「ハッハッハ。リュカは別の方向からアプローチすりゃいいじゃねえか」
「そう、別の特別にだってなれる可能性を秘めてるんだぜ」
「なれるかどうかは、わからねえけどなあ」
[ゲラゲラと笑い合う船員達。
揶揄の言葉は右から左に通り抜けていったけれど。
思ったことは、そのまま深く刻み込まれた]
ぼくは、あんなふうになりたいんだもん!
いつかなってやるんだっ。
[幼い子供の話だ。船員達はすぐに忘れただろう。
けれど本人の中でそれはずっと消えないまま歳月は流れ。
その通りに成長していった]
うふふ〜♪
シメオンくんは私とは違って、いい男になりませんとね〜♪
[そっとベッドから降りる手を取り、エスコートをするかのようにして微笑みかけて]
─副船ボッカルーポ・見張り台─
……っ、
[ヴィントホーゼから集中攻撃を受ける副船を見捨てる指示は下したものの。
更にもう1隻が近付いていく>>88のに気付き、思わず声を上げた。
が、意識を逸らしている余裕などない。]
ったく。
遠慮ないねぇ、あいつら。
──破損箇所の報告は即座によこせ!
動くに支障がなかったら直しは後回しだ、わかったな!
[体勢を整え応戦してくる敵旗艦>>73に軽口を叩くと、各自に指示を飛ばす。
余力があると見えるよう弾は惜しませず、まるで雨のような砲撃を続けた。**]
させるかぁっ!
[最後は大きく蹴って、間に割り込むように飛び込んだ。
少しくすんで見える短剣を手に、立ち塞がる]
ここは、通さないよ!
[気迫が自然と
万全ではない。が。それなりのところまでなら、風も普段のように使えるだろう]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[タルワールを握る手に返る手応え>>97。
そのまま抉り上げようとしたのだが、ヴェルナーの強引な動きでそれが叶うことは無かった。
紅の付いたタルワールは一度上方へと跳ね上がり、返す刃で再びジェフロイの右下へと戻って来る]
随分と動きが鈍いじゃねぇか。
そのまま屍を───。
[晒せ、と言葉を続けて追い縋ろうとした直後。
ヴェルナーとの間に割って入る影>>100を見た]
ふん、てめぇか。
つくづく邪魔をしてくれるな。
まぁ良い、ヴェルナー、てめぇはメインディシュだ。
後でゆっくり切り刻んでやる。
[ち、と舌打ちして表情を歪めた後、リュカの背後に庇われる形となったヴェルナーへと言葉を向ける。
その後、意識は目の前の少女へ。
握ったタルワールを鋭く横へと振ると、周囲に紅が飛び散った]
[付着した紅を振り払ったタルワールは、再び左腰の鞘へと戻る。
リュカの目の前に、何も持たぬ姿で相対し]
てめぇにゃ特別にこっちで相手してやる。
尻尾巻いて逃げるなら今のうちだぜ?
[くつりと喉奥で笑い、右手に雷精の気配が増幅していった]
そうですね〜、あとはカシムさんも一緒のほうがいいのですけど〜♪
[姿が見つからなければ探し回るわけにも行かず]
まぁ、きっとうまくやってくれますよ♪
[そしてシメオンの歌声に合わせるように]
n〜♪n〜♪
[人魚のそれのように綺麗とは言えないが澄んだ声を合わせた]
あいつ、昔ッから変わんねえし。
[やれやれと息をつく、その原因のひとつを担う自覚は薄い。
けれども幼い日に立てた誓いは未だ胸に刻まれたまま。
…リュカを守ると、もっともこの状態で言えた話ではないのだが]
────おい、
[ただ。彼女は走るだろう]
リュカ。
[風は止まらない]
───…、おやつまでには帰って来いよ。
[案ずるというほどの色をわざと乗せずに、心を送る。
口調はどこまでも、遊びに出た子どもへと向けるかのもの]
…待っててやっから。
[ぶっきらぼうに向ける、内容はやはり少し甘い。
ヴェルナーに向けた脅しに含めるのとは、
また少し違う心を声に乗せ、妹分の少女へと向け念の輪へと囁き*かけた*]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
そうかい、だったらてめぇから片付けてやる!
[右手に雷精の気配を増やした状態で床を蹴る。
向かう先は、短剣を構え立ち塞がったリュカ>>104。
何も持たぬ右手を握り締め、右上へと振り被ると、身を捻る勢いを乗せて袈裟懸けに右腕を振り下ろした]
はぁっ!!
[振り下ろす最中も雷精の気配は増え続け、リュカの肩近くまで腕が下りて来た時。
ジェフロイの右手に金色をしたタルワールが出現する。
精霊に馴染むリュカならば、その剣が精霊そのものであることが判ることだろう]
請風變成薄膜!(膜を張って!)
[その変則的な動きに、短剣を翳して身を捻る。
金の光は左肩を掠めたか。痛みや衝撃があれば威力を減じられながら、近づいたジェフロイの左胸脇を狙い、右手の短剣を突き上げた]
nn〜〜♪ru〜ra〜♪
[合わせて重ねる声、シメオンとの合唱は争いから少し遠い医療船のものにとっては癒しとなっただろうか。
ふたり揃い、ある種で目立ちながらその居場所を知るのは容易となるだろうか。
敵にとっても、味方にとっても]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[金のタルワールの性能は基本的に通常のタルワールと同じ。
異なるとすれば、その一撃一撃に
ち、精霊は使えなくなってると思ったが、そうでもなかったか。
っとぉ!
[意表は突けた>>106ようだったが、振り下ろした一撃はリュカが織り成した精霊術>>107によって深くは斬り込めず。
捻った身を戻したところで、短剣が左胸脇を狙って繰り出された。
咄嗟、右へ飛び退るべく床を蹴ったが、避け切れずに短剣の切先が左胸脇を掠め行く]
ふんっ!
[掠めた傷は放置して、更に攻勢を仕掛けていく。
飛び退った先で金のタルワールを振ると、その切先から
[ 人魚の歌を聴きたい、と、リヒャルトが望んでいたことを、歌いながら思い出す ]
(帰ったら、歌ってあげないと)
[ そのリヒャルトが、医療船に、密やかに近づいて来ている事は知らぬまま、そんな風に考えていた** ]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
フゥッ。
[掠めた刃は痛みと痺れを同時に齎して。
細く息を吐き出すことでどうにか堪え攻撃に転じた]
到脚下、風旋!(足元から巻き上がって!)
[外の風はまだ上手く呼べない。
だから自分の内側の風を強引に外に出して、相手の足元を狙い、バランスを崩させようと吹き上がらせた]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
役立たずで良いんじゃねぇか?
お似合いだろうよ!
[蔑む言葉を紡ぎ、リュカ>>111とは別の意味で口端を持ち上げた。
迸った
リュカとジェフロイの間にはその余韻だけが残される。
次の手を振るうべく一歩足を踏み出したところで、風>>113が足元へと吹きつけた]
っ!!
[吹き上げる風は強く、左肩にかかる白銀のファーマントも大きくはためかせた。
踏み出した右足は床を踏み締めていたために安定していたものの、浮きかけた左足が風に浚われ体勢を崩す]
[が]
この程度で……止めれると思うな!
[バランスが崩れたと判った後の反応は早く、体勢が崩れ切る前に右足を踏み切ることで吹き付ける風の軌道から外れた。
このバランス感覚の良さは左腕を失ったが故に得たもの。
常からバランスの悪い生活を送った結果、それを補う感覚が研ぎ澄まされたのであった。
踏み切った後に降り立ったのは、リュカの左側から少し離れた先。
そこから再び距離を詰めるべく、床を蹴った]
/*
バランス感覚に関しては明言しちゃってるからなー。
物理的に足払いするならまだ違うんだけど、これだと堪えてしまうと言う。
早っ。
[風を振り切られた、と思った次にはもう体勢も整えて距離を詰めてこられてしまう。
ここは多少危なくても賭けに出なければいけないと思った。
スッと息を吸い込んで、短剣を持たない左手を胸に当てる]
[共に歌うその声はどこまでも優しく撫でるように、周囲に響かすそれに敵意のようなものはなく、
あるいはどこか心地よさを覚えさせてる相手もいたかもしれない]
(もしジェフロイさんがきてるなら…)
[いちかばちか騎竜に呼びかけるのもありだろうとおもった。
少なくとも、シメオンを逃がす時間くらいは作ってくれるはず。
カシムは一緒にいないことにはさすがに自分にどうにかできそうにはなかった]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
ふん、だったら立たせなくしてやろうか。
[鼻を鳴らすと、床を蹴る勢いのまま体勢を低くし。
自分の左へと構えた金のタルワールを、リュカの足元を狙い一閃する。
文字通り、足を切りつけて立てなくしようとする心算のようだ。
切先がリュカへと届く範囲に入ると急制動をかけて金の刃を振り抜く。
駆ける勢いにはためいていたファーマントと後髪が、遅れて背中へと落ちていった]
風聚集(風集まって)
和光一起成爲(光と一緒になって)
[それは8年前、本能の声で使ったのと同じ。
相手の武器と同じ属なる雷精を、風精を仲立ちとして呼び出す術。
外から見ていると、風が雷に変化したようにも見えるものか]
纏上我的身體(この身体に集まって)
并且打,并且歸還,并且讓的麻木!
(取り込み、返して、痺れさせて!)
[それは風虎の性そのままに使うよりはずっと弱く。
代わりに働きは制御され、必殺ではなく無力化へと特化させたものとして発現する]
――破ッ!
[軸の安定を欠いても。遅れて落ちるマントと髪に目測がずれても。そのまま低く振りぬかれた一撃を跳んで避ける心算で。
更に前へと進むつもりで、右足先を蹴った。
短剣を突き出すために引く動作は囮。逆の、胸に当てていた左手を前に出し。
雷光を帯びた手で、黄金色の湾刀の伸びる手元を掴むため。
相手の懐まで飛び込もうと*]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
!!
この気配は…。
[リュカが呼び出そうとしているもの>>122はジェフロイにも覚えがあった。
目の前でテオフィロが受けた、風精を介した雷精の気配。
あの時とは違い、制御されているのも感じ取れた。
それが無力化へ特化されているとまでは気付けなかったが]
同じ手を……食らうと思うなあっ!!
[ジェフロイの脳裏に8年前のあの光景が蘇る。
同じ手で倒せると思われていると感じたため、そう咆えて躱され自分の右に流れた右手に力を籠めた。
右手に迸る
それはリュカの作り為したものとは異なり、直接的なダメージを与えるもの。
懐に飛び込んでくる相手を敢えて通し、突き出された左手に対してナックルガードの部分を当てるべく右手を突き出した]
っく!!
[敢えて受けたのだから、当然ジェフロイにも雷光は届く。
けれどその分、リュカにもこちらの
電気ショックのような、強い
/*
本日は、一応おやすみです。これから出かけるけどね。
リアル夜明け前までバトってた人たちを、てしてししておこう。
二人とも、休日じゃないんだと思うんだけどにゃー(^^;
倒れるなよーー!!
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
……るっせぇよ。
ちょいとばかし、熱量が足りてねぇだけだっ……。
[動きの鈍さの指摘>>101に、苛立たしげに吐き捨てる。
いざとなったら、多少のリスクは覚悟で憑依を試みるか、と。
そんな危険思考を遮ったのは]
……っ!? リュカ!
[飛び込んで来た、小柄な影。>>100]
ばっか、下がれっ……っつ!
[押し止めようとする声は痛みに遮られ、その間に対峙した二人は動き出す]
……くっ……ん、のっ……。
[あらゆる意味で手出しが効かない状況。
苛立ちと、憤りが交差し積み重なる。
護らなくてはならぬもの。
そう、思う者を危険に晒している事への苛立ちが]
― いつかの船上 ―
[海賊船に似合わぬ幼子の姿を最初に見た時は、少し驚いた。
けれど、自分のような者も受け入れる
そんな感じに納得して。
その後、拾われた時の状況や特異な体質の事を聞いて、見方が変わり。
何かの弾みでか、実際に変化を目の当たりにした際に、それは確信へと変わった]
……お前、違うんだけど、俺と同じ、だな。
[紡いだ言葉はだいぶ唐突ではあったが、声音はどこか楽しげでもあった。
何のこと、と問われ、どう説明しようかと考えて、それから]
半妖……って言ってわかるかなぁ……人と妖の間の子。
俺とお前は、そこが同じ。
引いてる血は、全然違うみたいだけど。
あ、でも、人に変わりはないんだぜ?
ただ、少し、不思議な力を持った血をもらってるだけ。
おかしい事じゃないんだ。
[続けた説明は、自身が幼い頃に育ての親にもらったもの。
偶然が、厳重にかけられていたはずのもの──本質を引き出す真名の封を解き、引き起こした暴走の衝撃を癒してくれた言葉だった]
俺は、もらった力をちゃんと使えないんだけど、お前は使えるんだな。
なら、それ、大事にしないと。
[そんな風に、笑っていって。
それから、何かと世話焼きをするようになったのは、嬉しかったから。
同じような生まれの者がいて、同じ場所に受け入れられていて。
それもまた、
ッァァアア!!
[代わりに流れ込んできた
強い衝撃に背が弓反り、高い悲鳴が上がる。その声も自分では聞こえない。
指一本自由にならず、ただ苦痛だけが意識を支配しようとする。
当然のように術は途切れ、体内に戻ってこようとした風が留まっていた
にぃ……。
[吐息のような声が毀れる。
後は重力によって引き寄せられ、力なく落ちてゆくだけ]
……あと、たの……。
[意識を途切れさせる前に、念の輪に向け頼んだ。
弱体化してくれたなら、人海戦術で押さえ込むことだって出来るだろう。一人で倒せる相手でないことは、昨日対峙した時から分かっていた。だからこその無力化特化だったのだ。
その結果を視認できないまま、ぐったりと力を抜く。
消耗を補うため、身体は徐々に縮もうとしていた**]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
……っきしょ……。
[気迫と気迫が眼前で交差する。
このまま何もせずにいるなどできない、できはしない。
妹分も無茶しいだとわかっている──自分がその原因の一翼を担っているとの自覚は、薄いが]
……なくせねぇんだ……。
[護りたいものの一つで。
力くれるものの一つで。
切り拓き、掴もうとしている大きなもの──『より良き
──闇を背負い、生きると決めた自分が『希望』と見なすもの。
その後ろに庇われたままでいれる道理などは、なく]
……こーなりゃ、非常手段……いつまでも、このわけわかんねぇ『呪』一つに、引っかかってらんねぇ……。
[呟いて、左の真白を地の滲む傷口に押し当てる。
『焼魔の真白』焔牙は、魔精霊の力を鎮める剣。
それは退魔の術具としての側面をも持ち合わせる。
その力を、自身の内へと向ける事で打ち込まれた『針』を焼き尽くし、喰らい尽くして力に変える心算だった。
同時、右の漆黒を持ち上げ、軽く振るう。
戦場に流れる負の感情。
今はそれすら、貪欲に力となそうと思った。
そうする事で力を高め、それを自己治癒能力へと変換する。
後で体内の気脈バランスが素晴らしく残念な事になるが、そんな事には構っちゃいられない。**]
― 一方その頃・医療船 ―
[慌しさより僅かに距離置く医療船。
それでも、前線の状況が届けば、自然、内部は騒がしさを増す。
そんな船内から、響く、声]
『ruru…』 『n〜♪n〜♪』
『Ru~♪riri ru~♪』 『nn〜〜♪ru〜ra〜♪』
[人魚の子と、彼と共にある女が歌う声。
自分たちはここにいる、と示そうとするその声は。
彼らを探すものの元まで響いてゆくか。**]
[8年前の攻防は頭より身体の方が覚えていた。
あの時は自分が仕掛け、
今度はその逆を。
昨日とは違い、ここは自分達の船。
そこまですればどうにかなると。
けれど、そう簡単には、いかなかった]
/*
投下失敗してた分を、悔しいからこっそり埋めとく(爆
―名もなき副船 船尾付近―
[ガキン!!がががががが!
怒号とともに金属音が響く乱戦。揺れと戦いの余波で海に投げ出される男たち。
その中...横なぎに振るわれた刃を右手の鉄甲で強引に弾き。左肘を咽に当てる。
咽を押さえながら倒れる海賊に飛び乗り、肩を足場にして飛びかかり、降りた先にいる海賊二名の肩を鈎爪が裂き、着地と共に足払いをしかけ倒す。]
剣を…抜くまでもない!
[鉄甲を斜めに傾けて受け流した顎先めがけて回し蹴りをして蹴倒し、元々砲撃をうけてぼろぼろな状態での海賊たちを圧していく。]
「俺はやるぞ!俺はやるぞ!」
「あきらめんよ!もっと声をあげろ!ユウレン国一番になるっていったろ!もっと、もっと魂を熱く燃やせよ!!」
[そんな白兵戦の熱にも負けない熱い言葉をはくものもいたが、そういうやつらほど働いているので、まあよしとする。目的は…舵の破壊。そしてそれは]
「ぃやぁってやるぜぇぇぇぇぇぇ!!」
[大木槌のようなものを思いっきり振り下ろす暑苦しい男。強烈な破砕音が響き。舵を破壊した。]
…舵も取れぬ船に用はない。退くぞ。
[既に相当数の数を減らしていた海賊を横目に怪我をしているものを連れて、マールシュトロームへと飛び移り、つないでいた縄を取ると]
砲撃準備、置土産をおいていけ。
[既に承知とばかりに、込められていた弾を、船を離し距離を置いたとともに方向を定めれぬ敵副船へと砲撃。おそらくこれで負傷者と船の修理とにかかりきりで動くことはできぬこととなる。
尚、かの船大工は、修理専門であり戦いではあまり役にたたないが、いきたがっていたのをマールシュトロームのマストに縛り上げてとめていたのは余談である]
― マールシュトローム ―
負傷しておるものもおろうが、もう少し働いてもらうぞ!!
今のうちできる治療と武器の用意!
[指示をだしながら遠望すると、ヴィルベルヴィントに白銀の竜が見え驚きに瞬く。
だが別に暴れているわけではなく、乗船してるだけなのだが…敵なのだろう]
竜…なにが…?いや、ここで行っていても仕方がない
[だがそれと同時に言わねばならぬこともある
予感というよりも、必然。ゲルトがやられたときのように、リュカが倒れてそれをただ
見ている人ではない。]
頭領。また無茶をしになさるつもりですか?
[案の定無茶>>134>>135をやらかしているときの後か前かはわからないが、ヴェルナーへと念を送る。
その言葉に大して子供じみたいいわけか、聞かないと駄々をこねるのか。激情とともに理由を述べるのか…まではわからないが]
ことここに至って、止めようと私が考えていると思われるならば、それはありません。
[ロー・シェンがリュカがゲオルギーネが負傷したときも、頭領が倒れたときも、それに任せて動くことはなかった自分。]
その無謀ともおもえる蛮勇も、一つの強力な強さでしょうからね
[内容は皮肉めいていたが、否定する響きはない。]
それに私の知ってる頭領は、敵には先に無茶≪パンチ≫をかますほうですからね。
[その気風は困るものだが、変わられても困るのだと苦笑をしながら念を送る]
ヴェルナー・ファサン殿!!敵さんに、最後の無茶≪パンチ≫を見舞う時です!!
(私は…なんだ?)
(男が船で女は港という言葉があるならば、自分は…ここでは港になればいいのか?)
(ずっと隠していたものをやめて――)
(でもそうなると…どうなるのだろうか?)
[未知への恐怖に目の前が暗くなり心が前へと行くのを拒む。]
[船乗りたちが、北極星≪マリス・シュテラ≫を見失うことなどありえない。
だから、ヴェルナーも、リュカも帰ってくる。そう信じて]
ヴィントホーゼ。連動せよ。ヴィルベルヴィントの援護をする。
[自分の役目を果たすべく指示を出し始めた**]
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[こちらへと流れてきたのは麻痺を目的とした力>>130。
触れた右腕の機能を奪おうと、絡みつくような電流が腕の中を走る]
が………ああああああああ!!
[それに負けぬよう大きく吼えて、リュカに握られた状態のナックルガードを殴るように振り抜いた。
腕輪とタルワールが繋がっているために取り落とすことは無かったが、右腕は力なく身体の横へと垂れ下がった]
く、そがぁ……!
[軽くふらつきはしたものの、常から雷精を使うお陰か痺れは右腕のみに留まっていて。
その場に膝を突くような事態には至らずに済む。
リュカの思惑に呼応したのか、周囲を水軍兵が取り囲もうとしていた]
「ジェフロイ、一旦引いた方が良い」
ここまで来て引けだぁ?
ざけんな。
[左肩でフォルテが小さくジェフロイに囁く。
それに対し、渋る態を見せ、ジェフロイは周囲の様子を視線だけで見遣った]
アイツらを助けにきたのに、ここで引けるかよ。
[リヒャルトが医療船へ向かったのは知っている。
何をするかは一目瞭然。
だったら、こっちに敵を引き付けた方が向こうが動きやすい]
この程度で動けなくなると思ってんじゃねぇぞ、カス共!!
[吼えて、動かせない右腕を身体の回転による遠心力で強引に振った。
その動きに合わせて、腕輪に繋がった金のタルワールが牽制するかのようにジェフロイの周囲を巡る]
あんま遅くなるとフェルが痺れを切らしちまうだろうが…。
来いよ、相手してやる。
命の保障はしねぇがな!!
[囲う水軍兵に対し、再度大きく、吼えた。
その様子にフォルテは溜息のような息を吐いたが、元より予測していた返答だったらしく、それ以上何か言うのは諦めたようだ。
一つ懸念するのは精霊具現武器使用の代償についてだったが、それを加味しても一般兵程度には遅れは取らないだろうと、信頼はしている*模様*]
んっ、のやろ…。
[動けと自らの肉体に命じる。
男に特別な力はなく、精霊の加護もなく、
使えるのはただ、鍛え続けてきた身体の能力だけだ]
…………っ!!!!
[喉奥から呻きが漏れた。
一瞬念の輪を通じて自らの船へと指示を与えようと思いかけ、
寸でのところでそれを留める。
何を言おうというのか?
戦列を離れた指揮官の、何を言おうと無用の混乱を招くだけだ]
────、リュカ。
[ただ、心の中でもう一度その名を呼んだ。
身体を引き起こし、剣を引き掴んで部屋を出る]
………ヴェルナー。
[
間違いなく、自らがその場にあれば同じく選択するように。
戦場に力を持たぬ今、ならば己がすべきは何か。
答えの出ないまま、手負いの獣が前を見据える]
黒焔の剣士長 ヴェルナーは、風詠み リュカ を投票先に選びました。
/*
うっかりするとやばすぎるデフォなので、先に直しておいてー、と。
で。
なんだ。
その。
おまえらwwwwwwww
なんつーパス寄越してんだwwwwwwwww
うわあい、やばい楽しいテンションあがるwwwwww
― 旗艦ヴィルベルヴィント・甲板 ―
[漆黒と真白、二つを媒介に力を操る。
眼前の戦いの行方に逸る気持ちを抑えつつ、それでも無理に介入しなかったのは、案ずる思いと同時に、信も抱くが故]
……リュカっ!!!!
[力の交差の果て、悲鳴を上げて崩れた姿と、直後に届いた微かな念。
荒げた声は届いたか否か、それを確かめる暇はなく。
念に答えて集まってきた兵の一人がこちらに連れて来た姿に、ぎ、と唇を噛んだ]
すまねぇ……動けるようになるには、まだ、かかりそうだ。
少しだけ、あんの危険物、押さえておいてくれっ!
[ジェロフイを囲む兵たちにこう、呼びかけるものの。
発せられる気迫から、長く抑えられるとは思えない。
それでも今は、無茶を重ねてでも回復を急ぐ時か、と割り切りつけて、再度、力の取り込みに集中する]
[シメオンやグレートヒェンに探されているとは知らず、こちらは船内をおもいっきり歩き回っていた。正確には調べていた。
物理的な作りは勿論だが、それよりもより集中し、調べているのは、結界。]
この辺かなー……、っと。
[些細な綻び、あるいは力の弱い箇所を見つけると、ぶち、と鈍い音と共に、親指の切っ先を少しだけ噛み切り血を流す。
そして血を擦りつけ、小さな目印をつけておいた。]
まぁ、万一は考えておいた方が良いだろうしね。
[ぺろりと血を舐めては次の箇所を探して歩く。
そうこういくつか目印をつけた頃、覚えのある歌声が聞こえて、ウンディと共にそちらに向かっていった。]
駆海の白銀狼 ジェフロイは、風詠み リュカ を投票先に選びました。
[竜がでてるらしいとか、そんな噂が船内に走り耳に入る。
ジェフロイの力になりに、きたのだろう]
rura〜〜 rararu〜
[歌声は止めぬまま、騎竜がうまくやっていることを知ると内心でうれしそうに、
ぎゅっととなりのシメオンの手を握り、もう片方の手を胸の辺りに添える。
声に柔らかく、相手を慈しむ心を乗せて…響かせる]
[ヴェルナーとローなどの絆を見ていて羨ましい、と思う。
物欲しげな表情も出ていたこともある。
訊ねられていたなら思ったままを口にして、
嫌そうな―それでも、どこか誇らしげな―表情をされていたかもしれないが。
その中に自分も、とリュカのように手を伸ばしきれないのは、
『自覚』が歯止めとなっていた性もある。
残念な事に、本人がその事に気づいているかすら怪しいのだが。]
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