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よく使われるのは、主君が、騎士の愛剣を受けとって、それで騎士の肩を叩くというもの。
俺はこれを、主君が自分の忠誠を拒否したければ、その剣で首をはねても良いと、そういう意味であると解釈しています。
もちろん、自分の剣で命を落とすというのは、我等にとって屈辱です。だが、それすら受け入れると、文字通り生命の全てを委ねるというのが、この意味だと考えています。
[鞘から剣を抜き放つ。毎朝のルスラン体操を忘れないのと同じく、毎晩の手入れを怠らない剣は、蝋燭の明かりに輝いて]
俺はこの任務の出立の日に、姫君と主従の誓いをしました。しかしそれは、姫君の背後におられる国王陛下、そしてルスランという国への誓いでした。
今ここで新たに誓います。
俺を貴女の、ベルティルデ・ズィーベン・エンフェルリート・ルスラン殿下の騎士にして下さい。
俺の命を貴女に捧げます。
俺の剣は貴女のものです。
俺の全ては貴女の為に存在します。
……お分かりでしょうか?
貴女の王位継承権の数字など、俺の前に何の障害にもなりません。
貴女に、貴女の騎士と呼ばれることを、心から望む者がここにおります。
ですから、貴女が騎士を叙任することが、相手を必ず悩ませると思っていらっしゃるなら、それはお畏れながら間違いであると、申しあげます。
[姫君へ愛剣を差し出し、じっと待った]
― 闘技場観覧席 ―
[二人との会話の最中だろうか。
かけられた声>>413に藤色がそちらの方を見上げた。]
ノトカー様。
[やって来た翠緑の騎士に席を立ち、
赤の混ざったドレスの裾を取り膝を曲げて礼をした。]
はい、また。
……お約束どおり、紫の花の下で。
[はにかむ自分の紫の髪には、ヴェルナーから貰った藤色の髪飾りと、包装に使われていた紫のコサージュが、上手く髪留めとしてつけらえていた。]
ええ、私の騎士の試合です。
最後まで見届けるのが、私の今のお役目ですわ。
[そう胸張って、微笑んだ。]
/*
折角だから先に私の騎士って言っちゃう。
ヨセフ様が断ったとしても、ヴェルナー様はそのはずだからきっと大丈夫、のはず(
/*
…平和の接吻はいらないよね?(真顔
というか平和の接吻を〜とか書いてあったので、どこにするのか調べてきたのだけど
………口?
道中共にするならば問題なかろう。
護衛を付けずにうろつくな、か。
なれば謹んでおんしの護衛を承ろう。
[普段の仕事のように代金を取る気はないが、それと同様の誠意を以て同行を承る。馬車にて話をと言われれば、それに対しても承諾の意を見せた]
では参ろうか。
あまり遅くなっては試合を見損ねる。
[そう告げて、闘技場への移動を*促した*]
― 試合当日・西の邸宅 ―
[試合に出る前にベルティルデを探す。
挿し色に赤が入ったドレス姿>>254に薄い化粧が良く似合うとは思ったものの、寝付くのが遅かった>>262とは分からない。
それでも心優しいベルティルデが、ヴェルナーと自分を心配しているのは理解できる。
だから、どうかあまり心配しないでとは言わず、言ったところでベルティルデの心の負担が軽くなるわけではないからと、静かにひざまづくと真剣な口調で告げる。]
姫様。僕はこれから戦いに望みます。
ルスラン国の代表として決して恥ずかしくないように、全力を尽くして。
そして、国と民と仲間と、姫様のために勝利をもたらすと誓います。
最も大切な、藤色の薔薇にかけて。
[ベルティルデの手を取ると、接吻を落とす。
もう照れることはなかった。短い間だったが、多くの人から受けた影響で、確実に成長を感じていたから。]
― 試合前日・西の邸宅 ―
[少し眉下げて見上げる自分を騎士はどう見ていたのか。
ヴェルナーがまた一歩と近付いて>>419、剣を外し膝を突くのを見つめていた。
問いかけへの返事でない話の口切には、藤を瞬かせたが。
剣が抜かれると>>422、鈍く光る刀身に微かな好奇心と恐怖も抱きながらその動作と言葉を全身で受け止め、>>423言葉に藤色が揺れた。]
……ありがとうございます、ヴェルナー様。
[零れ落ちそうになる雫を、一度俯く事で耐えた。
感謝の言葉は多分にあったが、それを口にする前に差し出された剣の柄を両手で受け取る。
重い剣。振り回す事は出来ないが、何とか持つ事は叶った。
その剣の平で、ヴェルナーの肩にそっと触れ。]
汝、ヴェルナー=グレゴールを、今より私、ベルティルデ・ズィーベン・エンフェルリート・ルスランの騎士として、任命致します。
[元々の騎士であるので祝別の言葉は送らないが。
剣を返すときに、剣を振るう大きな手に、細指で触れた。]
ヴェルナー様。私は私を卑下していたわけではありませんが、今の自分でも、私でも良いのだという事を、貴方様に教えて頂きました。
ヨセフ様への事、試合前に必ずお伝えいたしますわ。
本当にありがとうございます。
私のはじめての騎士様。
[自分への忠節の言葉へ感謝と喜び。
それを触れた手の先に込めて返しながら。]
そして…これを口にする事は貴方の荷になるかと思いましたが。
ですがどうか、お怪我をなさらないように願わせてください。
貴方も、叶うならカイエンの騎士様も、双方ご無事である事が私の心からの願いなのです。
― 試合当日・西の邸宅 ―
[試合の当日、髪を結いドレスに着替えてからヨセフを探すように侍女に命じたのと、ヨセフが尋ねて来たのはどちらが先だったか。
部屋へと迎え入れると、>>427>>428しっかりとした誓いの言葉を伝えられて、微笑んだ。
初めて手へ口付けた時との違いが眩しく思い目を細めて。]
ありがとうございます、ヨセフ様。
貴方の忠節と心、私は嬉しく思います。
どうぞ御武運をお祈り致しておりますわ。
……それから、私からヨセフ様へ贈り物があるのです。
チョコレートケーキ、ではありませんけれど。
[ケーキは試合がおわってからとも口にし。侍女に運ばせるのは、赤いのベルベットに乗せられた金の拍車。
傍らに控えさせて、ヨセフを改めてまっすぐに見上げて。]
ヨセフ様、どうか私の騎士になって頂けませんか?
戦いの場へと赴く貴方に、私が出来る唯一のことであり贈り物を、受け取っていただければ嬉しく思います。
……ですがヨセフ様がまだ騎士になるのは早いとお思いでしたら、この拍車はお預かりし、よりよき主君となられる方の元へと私が手配させていただきます。
どうぞ、ヨセフ様がお好きな方をお選びになって下さいませ。
[椅子に腰掛けたまま、静かにヨセフを見上げ返事を待った。]
― 闘技場観覧席 ―
今日もまた。よくお似合いですね。
特にそのコサージュが、貴女の瞳とあってよりお美しいです。
[頬を染めるノトカーは垣間見えただろうか>>424]
そうですよね…
[それでも姫君であること。そして妾姫として自分以上の仕打ちを受けようとしたことに、胸がいたんでいた]
ご一緒してもよろしいですか?
[やっぱり他の騎士を気にしながら、ベルに尋ねた]
/*
しかしやっとベルの喋り方に慣れてきた。
慣れを抜けるまで、ですわ、が、辛かった…(←
そして乙女村で多分使われてなかったよなーと思ってベルでしたが合ってたかな。
ロングストレートの髪は姫向きだと思うのです。
/*
>>435
実はコサージュは紫で、髪飾りが藤色なのですわ…!
でもややこしいからそのままで(*ノノ)
ノトカー様のなかでコサージュ=髪飾りになってる予感もしますし。
/*
ノトカー様のメモが(*ノノ)
すいません忙しくてすいません…!
でも明日からこの時間に顔出せないので今絡む…!
― 闘技場観覧席 ―
ああ、そうした繋がりが。
直接お話をさせていただきながら、不勉強のまま失礼をしてしまいました。
[カレルの姓に納得する王女>>406の言葉を聞き、バツ悪そうに眉を下げた。
カレル本人には微かな疑問こそ覚えど、調べるのも後回しとなっていた。
好ましい人という印象が強く、気が抜けていたのかもしれない]
はい。気品あり優しい方です。
自国の騎士だけではなく、我らの無事も願うと仰られるほど。
一時の機は得られましたが、叶うならもう一度お話してみたいと思ってもおります。
ベルティルデ様も歓談の時がもてましたなら、きっと良い絆が生まれることでしょう。
[ただ今は異国の地において競い合う同士。その機を即座に作れるかどうかは微妙な話にもなりそうだった。
会話の区切りとするように冗談めかした一言を付け足したのは、頬染めた王女に見つめられた照れ隠しもあったとか。
貴族らしさを心がけていても、国境騎士団暮らしの方が長いと、そんなものだ]
― 闘技場観覧席 ―
貴方は、どちらの?
[気がつくのはオズワルドの方が先だったか。
謁見の時にも居たはずだが、やはり記憶に残せておらず。
翠緑の騎士>>413が近づいてくると訝しげに見やったが]
失礼致しました。
[王女>>424が親しげに名を呼び立ち上がるのを見て、近くまで来た騎士>>435に軽く目礼を送ると、側からは離れず一歩下がるような位置に着いた##]
― 試合前・西の邸宅 ―
お早う御座います、ヨセフ殿。
いよいよですね。
[ベルティルデ達と合流する>>316より前、姿を見かけて挨拶した。その顔はルスランで紹介された時よりずっと大人びた>>428もので目を瞠る心地だった]
ああ、好い顔をされている。
こうした場に臨むのは初めてだと仰っていたので多少気になっておりましたが。
大変な失礼を致しました。
……御武運を。
[腕を胸の前に構え、出立する者を送る礼を取って見送った。
ヴェルナーとも会えていれば、同じようにしたはずだ]
[食堂に寄ると侍女達の方から何か妙な視線を感じたが、理由が分からないので首を傾げただけで終わり。王女の支度も終わっていると聞いて部屋の方に向かったのだった**]
― 闘技場観覧席 ―
ありがとうございます。
送って頂いた方も、髪に合わせて下さったのでしょう。
[実際は髪飾りを買った店の店主が行った偶然なのだろうが、そんな事は知る由もない為にヴェルナーへの感謝へ替わり。
ノトカーが頬を染めるのが見えると>>435、つられるようにこちらもほんのりと頬が染まった。
呟きに乗る胸中はこちらからは見えないが、一緒に、と言われると、まずコンラートとオズワルドの方を少し見た。]
コンラート様、オズワルド様、ノトカー様は……ナツカの騎士様で、邸宅を出た際に、道を案内していただいたのです。
あの時はありがとうございました、ノトカー様。
どうぞよろしければ空いた席にお座りください。
[紹介する時に少し間が開いたのは、本当の素性を思い当たるから。
そして同席を、案内の礼にと織り交ぜれば、二人から強い反対も出ないだろうと思った為だった。]
― 試合当日・西の邸宅 ―
[御武運を>>434と言われて即座に”ありがとうございます。”と受けたが、続くベルティルデの言葉には、文字通り目が丸くなる。
チョコケーキは今の状況を考えればあとになるのは当然だろうが、それ以外のものとなると、全然予想できない。]
お、贈り物、です、か?
[視線と意識をベルティルデに集中させて、答えをじっと待つ。]
・・・。
[次の瞬間、思いがけない”私の騎士になって頂けませんか?>>434”を聞いて、大きく息を飲む。
自分が正式な騎士となるのは、まだ先と思っていた。
何故なら実戦経験がなく、故に手柄もない身。騎士となる資格はないのだと。
正直驚いたけれども、それが静まれば、ベルティルデから”私の騎士に”と願われた喜びの方が勝った。
緊張で声が震えないよう、深く呼吸をしてから静かに話を切り出す。]
思いがけないお言葉を頂き、最初は驚きました。
しかし、姫様がそう仰ってくださるのは、私にとっては何にも代え難い喜びであります。
また、姫様が私を思いやって下さっての決断であると感じ、光栄であると存じます。
その御心と優しさを胸に抱けば、本日の戦い、勇気百倍、いや千倍を持って臨むことが可能となりましょう。
[ゆっくり目を開けると、ベルティルデに試合に使うレイピアを差し出す。]
私ヨセフ・フォーゲルは本日この瞬間より、あなたの忠実なる騎士。
ベルティルデ・ズィーベン・エンフェルリート・ルスラン殿下。
私が命を終える、まさにその瞬間まで、あなたに心から忠誠を尽くし、あなたのために戦い、あなたを守り抜くことをここに誓います。
[微笑をたたえて、ベルティルデの返事を待つ。]
― 試合当日・西の邸宅 ―
[ヴェルナーとの会話もあり、謙遜と躊躇の色は極力見せないように努めながらも、断られる懸念も考え、お願いと贈り物という形にしてヨセフへその可否を問いかけ、その一挙一動を見守っていたのだが。
少年剣士の返事>>442に、素直に賛辞する言葉に、心から嬉しそうに微笑んだ。]
ヨセフ様のそのお言葉と誠の忠節を、わたくしは生涯胸に刻む事でしょう。
まさしく騎士へ成る者へ、神に奉仕するすべての者の保護者かつ守護者となるように。
[レイピアを受け取り>>443、剣の柄を額に当てるように掲げて祈りを落とし、それからその平でヨセフの肩に触れた。]
汝、ヨセフ・フォーゲルを、今より私、ベルティルデ・ズィーベン・エンフェルリート・ルスランの騎士として、任命致します。
まさしく騎士と成った者に、真理を守るべし、孤児と寡婦、祈りかつ働く人々すべてを守護し、忠節を捧げんことを。
[祝別の言葉を送り、レイピアをヨセフへと返す。
儀式が終わると、ほっとしたように笑みを零した。]
ありがとうございます、ヨセフ様。
そしてどうか、ご無事で。
叶うなら、お相手カイエンの騎士様も含めて…。
今日はその為に祈りを捧げます。
[そう告げて、侍女から布ごと受け取った金の拍車を、ヨセフへと差し出す。拍車は丁寧に磨かれ、赤い布の上で美しく光輝いていた。]
どうぞお受け取り下さいませ、騎士様。
― 闘技場観覧席 ―
いえ、アードルングは前王妃様の旧姓ですし。
馴染みが薄くても仕方ありませんわ。
[覚えている方が稀だろうと、眉下げる騎士に告げて>>436
こちらの騎士の無事を願うと告げられると、藤色が瞬いた。]
そうなのですか、とてもお優しいのですね…。
[同時に自分は正しく思いやりはあっただろうかとも、一瞬、自問が浮かぶ。考えきるまえに、>>436コンラートからの言葉に笑みが浮かんだ。]
そうですね、カレル様のお時間よろしければ。
是非にお会いしてみたいです。
[どのような方なのだろう、そんな思いに満たされて。
区切りの冗談は、冗談とわかるからこそ、肯定も否定も出来ず苦笑に変えられて。代わりに「はい」とだけ小さく告げた。]
ふはははははは!!!!
皆、抜け駆けすまぬな!!!!!!
「はじめての騎士」だぞ! 姫君の最初の騎士であるぞ!!!
狙ったが、正直狙っていたが、予想以上のクリティカルヒットだ!!!
と、中の人と外の人がハイタッチで踊り狂うくらい、嬉しい。
私の姫、永遠の忠誠と敬愛を、あなたに。
これぞ、騎士物語だな。
熱いぞ、熱すぎるぞおおおお!!!
えんじゅたま、村建てありがとう!
国主様、薔薇下にありがとう!
ルスラン国、万歳! ルスラン国に、永遠の栄光あれ!
― 第二試合会場 ―
[ 試合会場には、二本の剣を携えて入った。一本はこのような競技試合の時にしか使わない幅広のブロードソード、もう一本は借り受けた木剣だ ]
試合の前に、お願いしたい事があります。
[ 対戦相手の少年と対峙する位置に立つと、普段の物静かさとは打って変わった、会場中に朗々と響く声で、そう切り出すと、木剣の方を手に取った ]
この度の試合、この木剣にてお相手する事をお許し願いたい。
[ 声の聞こえる範囲の観客の間にはどよめきが流れたか、しかし、委細を気にする様子なく言葉を繋ぐ ]
貴殿が若き方であることを侮るのではありません。
私は貴殿の剣を見たことはありませんが、その若さと素早さが最も強き武器であろうと察しております。
恥ずかしながら、私は騎士としての体躯と膂力には恵まれていない。
若く素早き方に対抗するには、更なる素早さをもってするしかないのです。
そのためには、重い鉄の剣よりも、この木剣の方が優れた武器となると考え至りました。
無論、鉄の剣を使うより、木剣を使うことの方が、より高き技を必要とします。
けれど、剣技であれば、私は貴殿には負けぬという自信がある。
[ す、と木剣の刃の部分を撫で、それを鋭く一振りする。風を斬る音は、そこに籠る技量を、木剣であっても鉄の剣に負けぬ力を持たせることが出来るという言葉の真実であることを、判る者には伝えただろう ]
ですから…私自身の全力をもって、貴殿との試合を正々堂々戦い抜くために、この木剣を使用することをお許し願いたい。サー・ヨセフ・フォーゲル。
[ 彼が試合の直前に騎士となったことは知らなかった。だが、対等の騎士としての呼び方で、常の柔らかい笑みを消した鋭く強く光る目が、少年をまっすぐに見つめる。
その心に嘘は無い、と、伝えるように** ]
― 闘技場観覧席 ―
ああ、えーっと…
[やはりベルは姫君なのだ。警護は固いだろうと思っていた。
やや困ったように、オズワルドやコンラートを見つめ>>437
ベルと話すと「すいません」っといって、コンラートにお辞儀をした]
送られた方は、センスがよろしいですね。
わたくしも、ぜひ今度。
貴女にお似合いのものを、お送りしてもよろしいか?
[頬を染まったまま、ベルにそういって>>439]
いえ、わたくしは何もしておりませんので。
では失礼いたします。
[にこりと微笑むと、ベルの近くの空いている席に座った。
わたくしと言ってしまったのは王子≠ニして向き合いたかったからなのか。
今のノトカーには、気付きもしない気持ちであった]
/*
皆カッコいいなぁ。
浅いキャラしか出来ん背後には眩しすぎるぜ。
さっきからおいちゃん鳥肌立ちまくりじゃよ。[誰だお前]
さて、一旦戻っては来れたが仮眠しないと厳しいな…。
21時までお休み…Zzz...
>>451 ノトカー殿
そこは謝らぬ方が良い。
主君が信頼し、話し相手にすると決めた以上、見守るのが騎士の務め。
謝まらねばならぬとしたら、それは貴君が、騎士の主君の信頼を裏切る時。ただし、謝る暇があればの話だが。
[レイピアの感触を肩で受け止め、ベルティルデの声>>445を最上の喜びとして全身で受け止める。
レイピアを受け取ると、ベルティルデの微笑み>>446に、自分も同じように笑みを持って応える。]
はい。姫様の御心のままに。
私は正々堂々と戦い、無事戻って参ります。
相手の騎士、ジークムント・エンデ様に対する礼節も決して忘れません。
そして、あなたが望む形での勝利を捧げます。
この金の拍車も私に?
あ、ありがとうございます、姫様!
[お礼を言いつつ磨かれて輝く金の拍車をうやうやしく受け取るが、つい気になってしまい、いつどこで手に入れたのかをベルティルデに尋ねる。
そのあと、準備があるから先に会場に向かうと告げ、退出を願うだろう。]
おはようございます、コンラートさん。
[ベルティルデと会ったあと、コンラートから朝の挨拶をされる>>438。
好い顔をされていると聞いて、恥ずかしそうに、だが堂々とした態度でコンラートを見つめ返す。]
はいっ!
実は先ほど、姫様より騎士の任命を受けました。
正直突然のできごとでしたけど、とても嬉しかったです。
まだ私には実戦経験がありませんが、これからは一層姫様の為に忠誠を誓います。
だけど、コンラートさん。謝らないでください。
私を気にしてくださったのは、心配だと思っていたから、ですよね?
その優しさ、決して忘れません。ありがとうございます。
[コンラートに頭を下げて、御武運を、と見送られなつつ、手を振ってその場を離れる。]
― 闘技場観覧席 ―
[ノトカーには>>452同意を見せるように笑み。
似合いの物をと告げられると瞬いた。]
それは、とても嬉しいです……。
ですが先に私が何かお返しするべきなのかもしれません。
私は既に、ひとつノトカー様から贈り物を頂いておりますから。
[今ここには無いが、出会った時に送られた紫の花が、部屋の窓辺にまだひっそりと咲いている。その時の事は覚えているだろうか。問われれば花の事を告げて返すだろう。
変わった呼び方の違いにはまだ気づいていなかったが、程近い席に座られ向けられた頬の染まった笑みには、少し気恥ずかしく同じ笑みを向けていた。]
―試合前日:東の邸宅・応接室 >>407->>410―
――…変わらぬお気遣いに感謝いたします、サー・ミヒャエル・アハート。
でも、良かったです。少しだけ肩の荷が下りました。
わたくしの「嘘」を皆様が知ってしまい、責められたらどうしようかと思っていたのですよ。わたくしの自業自得だとは、存じ上げておりますけれど。
男装をしたのは、旅の途中で命が狙われぬようにするため、だけだったのです。近くでじっくり見られない限りは、「カイエンの王女である」とは気付かれないと思いまして。まさかそのまま名乗る機会を失うとは、思ってもみなかったのですけれども。
[長い髪を指に絡ませる仕草をしながら、苦笑するような、安堵するような表情を浮かべる。]
そう、ですね。
この猫さんの前では、身分も素性も関係ございませんわ。だから「使節団の正使」でも「カイエンの王女」でもなく、「カロリーナ」として、頼りたくなったら、頼らせてくださいね――…「ミヒャエルさん」。
/*
メモがいっぱいで余分な事が書けないのが…!
私もジークムント様と会いたかったなぁ。
あとそことカレル様だけなのに(ころころ
―試合前日:東の邸宅・応接室 >>410―
そう……猫さんは素晴らしいお仕事をなさいましたね。勿論、あちらの王女様をひっかいたのは良くないことですけれども。それを差し引いても、立派な特使としての役割を果たしてくださいました。
あちらの王女様がお優しい方だということが分かりました。穏やかで、寛大で、とても気質の良い方なのですね。さぞやお美しい御方なのでしょう。
[その場には持ち合わせていない洋扇を握りしめ、微笑む。]
そう遠くないうちに、東国(こちら)からお目にかかりに行きましょう。ベルティルデ・ズィーベン・エンフェルリート・ルスラン様の元へ。
援軍は、ひとりでも多い方が良い。
友好国は、ひとつでも多い方が良い。
父王もきっとわたくしの考えにご賛同くださいますわ。**
/*
あ、ヨセフ様が落ちれば会えるのk(ターン
いやうん。勝って欲しいよ!欲しいのだけどね!
ヴェルナーとヨセフには沢山愛をそそげたと思っているんだ…(がんばった感満載
― 試合当日・西の邸宅 ―
[ヨセフの微笑みとその宣言>>453が嬉しく。また自分の騎士が誇らしく在る事が、自身の誇りにも繋げられて、感謝の気持ちでいっぱいになっていた。]
金の拍車は、騎士の証ですから。どうぞ身に着けておいて下さいね。
馬に乗る際にもお役に立つでしょう。
……でもそれは、ヴェルナー様がご用意下さった物なのです。
[>>454拍車の事を問われ、請われただけの事をヨセフへと返し。
退出への願いを許可し、一度立ち上がって礼をとりながらそのまだ小さな背を見送った*]
―試合当日・闘技場 >>448 >>449 >>450―
あれは……木のカタナ?
あれでうまく戦えるの…?
「斬る」のではなく「叩く」のですか?
でも、あちらの少年騎士さんの剣で、木の刀が斬られてしまう可能性は…。
[握り拳に力を込め、ジークムントの言葉>>449に耳を傾ける。]
ジーク殿……そう。ご自分の弱い所を全てご存知であるが故のご決断なのですね。決してあの少年騎士さんをないがしろにしているわけではなく、僕が、あの方を殺さずに勝って欲しいと言ってしまったからでもなく…。
高い技術をもって、かの少年騎士を「征する」。
――…ジーク殿。
貴方のお覚悟を、貴方の意志を、この目に焼き付け承認しましょう。
必ず勝ってください。
いいえ、僕たちは、必ず勝ちます。 **
― 闘技場観覧席 ―>>456
え?ベルに贈り物をしましたっけ?
[一瞬忘れていたが自分のあげた花を大事にしていると聞くと、うれしそうな笑みを浮かべて。
頬を染めるベルに、微笑ましさを覚えながら見つめる]
うれしいです。
そんなに大事にしていただいて。
それのお返し、っと言っていただけるのなら…
[ベルにしか聞こえないように、こっそりと]
…またご一緒に、散歩などしていただけるとうれしいです。
[「遠出」と言いたいところですがね。
っとコンラートとオズワルドを見て、くすりと笑った。
大事な使命のある姫君を、連れ出すのは困難と考えていたからだった]
― 闘技場観覧席 ―
[カイエン国の人と交流持てたのかという問いに
コンラートからはあったもの三名と、後知っている情報>>377>>390
王女からも何名かの名前>>378があがり、各々の情報やら聞いていく。薬師であり騎士など。
また手紙をもらったという話を王女がしたときコンラート>>390が一瞬眉を動かしていたが、何か因縁でもあるのだろうか。などと見当違いのことを思いつつ。]
私はローゼンハイム殿とブランヴィル殿と。
あまり話はしておりませんが、どちらも一廉の人物かと…
[ローゼンハイムの友好的でありながらどこか冷静に周囲を観察し、堂々とこちらへと書状を渡していく姿。
ブランヴィルの冷気すら感じる眼差しが映し出す視点。人心の奥を図りとる思考。
どちらも種類こそ違えども上に立ち、率いるものだと勝手な見解ながら抱いていた。]
― 闘技場第二試合会場 ―
[試合開始の合図と共に、会場に入る。
選んだ武器はレイピア。ただし実用主義で、飾りがほとんどない。
防具はレザーアーマーを硬化処理したもの。どちらも身軽な動きを邪魔しないのを主眼に選んだ。
盾は持たない。
怪我が心配なら・・否、ベルティルデに余計な不安を抱かせないようにするならば、用意させた方がいいのだとはわかっていたけど、ヴェルナーから貰ったアドバイス>>1:121から考えると、盾で受けるより、動いて避けた方が良いように思われる。
スピードとスタミナには自信があるから、その利点を最大限生かしたい。]
[その中で毛色が違うとおもった話題はカレルという名のもの。
王女と似たものだという見解を口にして、>>391王族のお一人>>401という話は王女>>406の言葉で真実味をまして]
……ああ、そういや…ブランヴィル殿がアードルング殿と名を呼んで、何やら慌てていたな。少しおかしく感じていたが、そのアードルング殿が王族というのも、ただの張子の虎でないというのも納得できる。
[アードルングという名をブランヴィル殿>>15が口にしていた。
今思えば慌てていた様子を思えば、たかが「一介の騎士」を相手にそうなることはないだろう。
そして…あの赤毛の貴族はただ身分が上というだけの相手に奉ずるとも思わない。
つまり…それだけの何かがあるものであるか。そんな想像をしながらも予想はそこで留める。会う機会があるかはわからぬが、その時判断すればいいだけのことと口をつぐんだ。]
[姿を現した途端、会場からざわめきが起こる。]
「なんだ、まだ子供じゃないか・・。」
[がっかりしたような、そんな声すら耳に届いても、顔色ひとつ変えない。
己を子供としか見られない者は、そう思い込んでいればいい。己が若いことは、誰に言われなくても分かっているし、何と言われても気にならないから。
確かに体力も技術も経験も、大人には遥かに及ばないだろう。だがその代わり、今の体ならではの利点も存在する。
そして言葉は悪いが、ある意味侮られるからこそ、自分が大人に付け入る隙も大きくなる。
・・けれども。]
少しでも、ベルティルデ――
貴女に、僕と同じ思いは…
[自分と同じ。異国への囚われの身になろうとしている姫に。
王子として声をかけようとして、踏みとどまった。
こんな公衆の面前で、ベルティルデの辛いであろう想いを出すのは、大変申し訳ないと思ったからだ。
それでも少しでも、楽しんでもらいたくって]
[ジークムント・エンデ。
オズワルドより頼まれた書状を持っていたとき、東の邸宅前で会った細身の青年>>1:426が、自分の試合相手。
おそらく彼には、ある意味年齢は通用しない。持っている力を振り絞り、向かってくるだろう。
予想が当たったと思ったのは、ジークムントが木剣を使うと言い出し>>448、その理由>>449>>450を聞いた瞬間。
己の特徴を冷静に分析すると同時に、対戦相手である自分の利点を予測し、的確な判断からの選択だと分かったからだ。
やはり手ごわい相手だ。
そう思ったものの、次の瞬間迷うことなく告げている。]
ええ、私は構いません。サー・ジークムント・エンデ。あなたの御心のままに。
今度僕の取って置きの芸≠お見せいたしましょう。
確か持ってきているはずです。
もちろん剣以外のですよ。
[っと話題を逸らして、笑ったのだった]
西国使節団が誇る美しき薔薇の花、ベルティルデ・ズィーベン・エンフェルリート・ルスラン殿下の名において。騎士ヨセフ・フォーゲル、正々堂々と戦うことを誓います。
[自信に満ちた口調でそういいきれたのは、ベルティルデから直々に騎士に任命されたこと、ヴェルナーが用意してくれた金の拍車があるお陰だろう。
「こんな子供が騎士なのか?! まさか・・。」
と会場が再びどよめくが、意に介さず、まっすぐジークムントを見つめる。]
[そうして話が一段落した頃か、ノトカー>>413の姿が見える。
こちらに気を遣いながら王女へと話しかける姿に、昨日はどうも。という意味をこめて目礼をする。
王女の斜め後ろの位置取りから動くことはなく対応はコンラートと話しかけられた王女に任せる。特に王女に反対がなく、周囲が止めなければよほどのことがない限り、口を出さぬのはいつものこと。
王女がこちらの反対が出ないようにと紹介>>439をするという意図を分かり命令すれば済む話をと内心苦笑しつつ、やはりいつも通り特に意見を挟むこともない]
どうぞ。私のことは柱か何かとでも思ってくださって結構
[王女とノトカー>>451へと返事をして、やはりよほどのことがない限り、特に口をはさむことはしなかった]
― 闘技場観覧席 ―
オズワルド!またお会いしましたね!
[ベルと話すのと一緒に、声をかけたであろう>>471
そのあとオズの話をしばし聞いて]
(アードルング?はて?どこかで聞いたような…)
[カレルとは、しばらく気が付かなかったかもしれない>>465]
― 回想・西の邸宅 ―
ヴェルナーさんが!
そうですか、教えてくださってありがとうございます。
あとでヴェルナーさんにもお礼を言いますね。
[ベルティルデに拍車の由来>>459を聞くと嬉しそうに、自然と子供の顔を覗かせてお礼を言う。]
[拍車の付け方を教えてもらうときは、目を大きくして熱心に聞き入った。
正式に騎士になった以上、今後は一層身の回りに気を使わねばならないと思っている。
それが終わってから、ベルティルデに改めて笑いかけた。]
姫様。
言うのが遅くなりましたが、ドレスと髪飾りと髪型。その組み合わせは初めて見ましたが、とてもよく調和していてお似合いです。
姫様が試合会場に現れたらきっと、みんな姫様に目を奪われてしまうでしょう。
隣でお守りできないのが心配です。オズワルドさんやコンラートさんのそばから離れないでくださいね。
[だが最後は心配する口調になっていた。]
― 闘技場観覧席 ―
ナツカの騎士、ノトカー殿。
ああ、翠緑の騎士殿というのはもしや貴方のことですか。
[王女からの紹介>>439があれば記憶を探って。
侍女から聞いたか、カスパルとの会話でだったか。ナツカ情勢の噂話に思い至り、ノトカー>>451に改めて礼を取った]
コンラート・マイスナーと申します。
以後宜しくお見知りおきを。
[友好的な態度もあり、席も王女が勧めるのに反対する理由などあろうはずがない。
わたくし>>452の一人称には、チラと同じく顔見知りであったらしいオズワルドを窺ったりもしたがそれ以上は反応を示さず。
内緒話>>461も聞こえず。寄越された視線には特に表情を変えることはなく控えていた]
[しばらくするとヨセフと、ジークムントが闘技場に姿を現すのが見えた。
ヨセフはベルと一緒にあったので、驚きはしない]
(あの少年。ヨセフといったかな。彼も戦うのか…)
[対戦相手のジークムントを見て、ヨセフをいささか心配したのかもしれない]
おう、昨日ぶり、また会ったな。ノトカー
[やっぱ王女に惚れたか?的な意地悪な笑みをノトカー>>472に一瞬浮かべつつ、それによってこちらが内緒にと頼んだものを持ち出されても叶わないので違う笑み被る
口にしないのはコンラートにとってよかったかもしれない?
ただそのあとの、王女と話すときの一人称の変わったのには……]
― 闘技場観覧席 ―
[花の事を忘れていたらしい>>461様子には、くすりと笑い。]
自分から……外に出るのは初めてで。
その時にお会いできて、お花を頂けて、ご案内してもらえて。
とても嬉しかったんです。
[一人で、と言いそうになったが、ヨセフとの秘密を思い出してそこは伏せた。
こっそりと囁かれた言葉に>>462、瞬いた後笑顔で見上げた。]
はい、是非に。
[遠出、と言われると嬉しそうに目を細めた。
それが難しい事も同時に承知しながらも。]
[笑顔で会話していた最中、>>467ふと垣間見えた悲しむような表情と言葉。
同じ、という所の意味は分かっていない。王子である事は予感しながらも、人質の可能性は考えてはいなかった。
だからひっかかるものは覚えながらも]
芸、ですか?
持ってきている?
[持つと言われたので剣技かと思ったが違うらしく。
不思議そうにはしたものの、笑みにつられるようにして]
― 第二会場 ―
>>468
寛大なるお言葉、感謝致します。フォーゲル殿。
その高貴なる騎士の誉れに、恥じぬ試合をすると、お約束いたしましょう。
[ 誰が、彼を侮ろうとも、自分は彼を侮りはしない。そして、今、少年騎士をただの子供と思う者達も、試合が始まれば恐らく、その考えを変えることになるだろう。その確たる予感があった ]
― 試合前/公園・木立 ―
[ 借り物の木剣が、しっくりと手に馴染むまで、ひとしきり木の枝相手の鍛錬を続け、やがて、動きを止め息をつく ]
アハート殿?
[ ふと気付くと、若き騎士がすぐ傍までやってきていた。>>415気配に気付かぬとは何事か、と父にまた叱られそうだと思いながら、剣を降ろし、微笑みを浮かべる ]
御覧になっていたのですか?気付かず失礼しました。
いいえ、邪魔などではありませんよ。試合前に、腕慣らしをしていたまで。もう引き上げるところです。
― 試合前/公園・木立 ―
[ 西国の王女とのいきさつや、伝言を伝えられると>>416、笑みを深くして頷く
]
そうですか。薬が少しでもお役に立ったなら幸いです。
優しく気高い方なのですね、ベルティルデ姫は。私も一度お話してみたいものですが…
[ 試合となってしまえば、形は敵同士。機会は巡らないだろうかと、瞬時考える ]
/*
そしてヴェルナー様(メモ)もヨセフ様(表)もありがとうございますわ…(*ノノ)
逐一皆様返せずすいませんほんと…。
メモの多用は控えるように誠意努力中なのです……
そして表は喉不足と補完能力不足がこう(
いえ、そんな…
僕はまだまだ若輩ものですから。
[コンラートに「翠緑の騎士」と言われて、すごく照れて>>475]
僕の方こそ。よろしくお願いします。
[っと言って、にこやかに笑った]
― 少し前・闘技場観覧席 ―
[消せなかった反応に気付いたオズワルド>>463には肩を竦めて。後に手紙の内容(王女が呟いた一部だけ)を伝えることは出来たかどうか。それはまた後での話で。
噂は聞けど直には知らぬ二人の騎士の人物評に耳を傾けた]
それだけ冷静そうな方が。
[カレルへの反応>>465は脳裏の隅に小さく印をつけておいた。何をしようという段階ではなく、気になることがあるからの興味本位に近いものだったけれど*]
― 試合前/公園・木立 ―
[ 考えに沈みかけた耳に、ミヒャエルの言葉>>417が届く。
「信じている」という言葉は、ただ自分の剣技にだけ向けられたのではないと、確かに感じた ]
[ ―――そう、どちらが勝利したとしても、きっと遺恨は残らぬだろう ]
はい、必ず、真の勝利を。
[ 確かに、その心を受け取ったと、晴れやかな顔で、そう答えた** ]
昨日は申し訳ない。
[なんだろう?っとオズの視線を思いながら>>477]
財布≠ニいうのを持ったことがなくって…
今日は連れに持たせていますから。
後でお渡しいたします。
[結局昨日の飲み代は、オズワルドかシロウに払わせてしまったのを悪いと思い、申し訳なさそうな顔でオズワルドにいった]
― 闘技場 vsヴェルナー ―
[互いに騎馬を操っての戦いである。
馬を御す技量と距離とスピードとが鬩ぎあった末に、ヴェルナーはローゼンハイムの左側前方から、長剣による突きを繰り出してきた。>>344
盾の縁から不意に現われた剣は、バスタードソードで打ち払うには距離が近すぎる。
計算されつくした作戦か、あるいは戦人の本能が導いた動きか。
ヴェルナーならば後者であろうかと思われた。
盾を装備していないローゼンハイムもまた、流れるように予備武器の短剣に手を伸ばす。>>333
だが、短剣に手が届くより早く、ヴェルナーの切っ先は懐に入り込んできた。
周囲の動きがスローモーションに感じられるほどの速さ。]++
そっちの意味で、俺に「抜かせない」男がいるとはね。
[唇の端に翻るのは、力の限りを尽くせる相手と戦う喜び。>>344
短剣を使うのを諦め、衝撃に備えた瞬間、みぞおちのあたりにヴェルナーの渾身の力を乗せた攻撃が突き込まれる。
使い手自身にも似た剛直で獰猛な一撃。
耳の奥が鳴るような重量が全身を揺さぶった。]++
──おうっ、
― 少し前・闘技場観覧席 ―
……二人きりで…な。
[コンラート>>486から聞いた言葉を喧騒に紛れるほど小さく呟く。
元からの知り合いでないというのは先程の王女の言葉からわかったこと。
先程の反応がなんであるかを察した]
[ローゼンハイムの上体が仰け反る。
前傾姿勢になって、空いたままの左手で鞍を掴んだ方が、耐える力を増せただろう。
だが、前屈みになれば、落馬せずに済んだとしても、下方に滑ったヴェルナーの剣が防御の薄い腰や足の付け根に深く突き刺さり、致命傷となりかねない。
ゆえに、逆に身体を倒したのだった。
風さえ伴う突きの勢いに、身体が後方に持っていかれる。]++
/*
どうでもいいですが、ミヒャくんのアレソレは、あんまりにもあんまりで恥ずか死にそうだよCO。(///
仕方ないんだ!ここまで来たら、強敵を倒して成長する若騎士の物語を演出するのが最燃え展開としか思えないんだもの、の!><
── せる…かっ!
[瞬時に、ローゼンハイムは右手に提げたバスタードソードを地面に突き立てて杖と化し、よろめいた身体を馬上に踏みとどまらせる。
剣の扱い方としては、まったく常軌を逸していたが、迷いはなかった。
上へと力を逃がされたヴェルナーの切っ先が、ガリガリと鎧の表面を削ってローゼンハイムの首に迫る。
喉を貫かれれば間違いなく即死だ。
だが、そこは厚い金属でしっかり防護されている。
直進を弾かれた切っ先は折れることなく左に流れ、ローゼンハイムの肩の鎖帷子を抉って金属の輪をいくつか断ち切った。
銀の光が雫のように散ったのは、観客席からも見えたか。]++
あー、別にいいぜ。勘定いちいち覚えてねーしよ
[宵越しの金は持たないような生きかたをしてればそんなものである]
というか、…お前どんだけ坊っちゃんなんだよ。
[連れがもってくるとか、更に財布もったことがなくて、と言われたときはい?と当時酔いが醒めたものであった。
申し訳なさそうにしてる様子>>488にそれよりまずはそっちを…とか思ったとか。]
― 第二試合会場 ―
分かりました。
私の方こそ、あなたの誓いに対して恥じることがないよう、全力で向かいます。
[さすがにジークムントが抱いている予感は想像できない。そも自分の技術がどこまで通用するのか、まだ予測がついてないせいだ。
だが、どこから攻撃が始まっても大丈夫なように、油断なく身構える。]
そういってくれて、うれしい限りです。
昨日。ベルが姫君というのを初めて知ったものですから。
失礼をしてしまったかと思いまして…
でもよろしかったらこれからもベル≠チとお呼びしてもよろしいか?
私はできるなら、そう…
貴女を呼びたい。
[そう一身にベルを見つめて、回答を待ってから]
ええ。
私の唯一の芸≠ナす。
王宮でもよく喜ばれた、腕前なのですよ。
楽しみにしていてください。
[王宮と言ったらそれほどの腕前≠ニ勘違いされてしまうかもしれない。けれど王子であるノトカーに取っての住まいをそのまま述べてしまったのだろう]
― 試合前日:西の邸宅・姫君の部屋 ―
[──この方の為なら死ねる]
[目を伏せていても、姫君の震える声から、どんな表情をなさっているか、重い筈の剣をどれだけ注意深く扱って下さってるかが分かる。
肩に触れる剣は、今まで受けたどんな誓いより重いもの]
謹んで拝命いたします。
[立会人もいないささやかな、しかし厳かで快い儀式の終わり。
姫君の手に似合わぬ剣を、そっと受け取ろうとしたところに、小さな指が触れた>>430]
……!
[そして、断ち切られたのは金属の輪ばかりでは済まなかった。
もとより、突きには弱い鎖帷子である。
鎧を削った切っ先が、突進してきた勢いのままに左の肩先を抉ってゆく。]
── っ …!
[苦痛の声は呑み込んだものの、振り返って確かめずともヴェルナーには肉を斬った感触が伝わっているだろう。
剣の先端には血の色も残っているか。]//
[押さえられているわけでもない、ただ触れられているだけなのに、胸が高鳴り息が詰まって、わずかも動けなくなる。
私のはじめての騎士様>>431と呼びかけられた時には、体を駆け巡る喜びに、子供のように走り出しそうになるのを堪えるのに必死で]
承りました。
対戦相手のローゼンハイム殿とは、負けた方が勝った方に奢る約束をしております。
かならずや無事に戻り、ローゼンハイム殿と共に、互いの国を誉め讃えながら、杯をかわすと、今一度、ここでもお約束いたしましょう。
……我が姫。
ベルティルデ姫。
その時は、貴方の微笑みを。
[触れあっていた手を胸にあて、深い騎士の礼をした^]
― 第二会場 ―
参る…!
[ 開始の礼を取り、剣を構えるか構えぬかの間に、全力疾走。一気に少年騎士との間を詰め ]
はっ!
[ 気合いと共に、相手の利き手の付け根、肩口をめがけて剣を揮う。鉄の剣の刃と違い、肉を斬る事こそ無いが、まともに喰らえば、骨まで響く打撃を受け、剣を取り落としかねない強打となろう// ]
― 闘技場観覧席 ―
[オズワルドやコンラートの会話を聞いて、東の国の騎士らの事を耳にする。
やはり会っていない人らは遠い。ギィとカレルとジークムントの事など、思い描くように耳に入れて。
その中でカレルという王族の方が混ざっているのだろうと、それは理解出来たのだが。]
……でも変ですね。カイエンの王族の方の中で、“カレル・フォン・アードルング”という名は聞いた事がありませんわ。
少し遠縁に当たる方なのでしょうか……。
[ルスランのように伸びに伸びた系譜ではないので、他国の王族、貴族の系譜はそれほど複雑ではない。
故にほぼ全て頭の中に入れているはずなのだが、その中でもカレルという名の王族には、思い当たる所がなかった。ミドルネームも心当たりが薄かった。]
/*
会えていない人は多々おれども、無理に会う気もないやつである。
なんとなく西国の人間とは絡みつつ、シロウとノトカーと絡んで、カスパルともちまっと絡んで、東国のメンツとはギィとローゼンハイムとすれ違うぐらい絡んだだけと、なかなかしっかりと絡んだ人が少ないな。
― 試合当日/闘技場 一般観戦席 ―
[闘技場に着いてしまえば名残惜しくも会話と護衛は終了となる。カレルが試合に参加しない使節団と合流するのを確認してから別れ、入場手続きをして闘技場の観戦席へと入った]
やれやれ、放浪の身には少々厳しい出費じゃな。
[入場料を取られたのはなかなかに痛かった。やや軽くなった金子を懐に仕舞うと、適当な席へと座る。どうやら試合開始には間に合ったようだった]
…面目ない。
[オズワルドに苦笑いを浮かべる>>494
自分の生活が民でも同じだと勘違いしていて。
金勘定などは二の次で、出歩いていて連れに昨日ばかりはこっぴどく怒られたほどだった。
今日も煙に巻いて、怒っているのかもしれないが]
───……御前試合、と言う雰囲気ではないな。
一国の行く末がかかる試合だと言うに、これほどまでに観客が。
尤も、そのお陰でわしも観戦出来ておるのじゃが…。
[熱気渦巻く観戦席。どうにも、納得行かない部分がそこだった。こうまでして大々的に行う理由はどこにあるのか]
単に援軍の可否を決めるならば、このように公開する必要は無い。
公開することで得られることと言えば……───。
[思案して、ふと、思い当たるものが一つ頭に浮かんだ]
……ふむ。
次に旅するは北の大地、と言うのも悪くはなさそうじゃ。
[小さな種だとしても、芽吹けば大きな花となる。その種を落としに行くのも悪くは無いと。極々小さく呟き、笑った]
― 試合前: 西の邸宅 ―
[いつもの3倍キレの良いルスラン体操を通しでやった後、牛乳の一気飲みをしていたところに、赤毛の貴族の訪問を受け]
ああ、コンラート殿か!
[なんと、笑顔を繰り出して来た!]
今日の俺は、絶好調だ。
必ずや吉報をお持ちしよう。
楽しみにしていただきたい。
[侍女たちが、拳を握って喜んでいる理由など、思いもつかないまま、馬屋へ相棒を迎えに行くのだった^]
いや…気にするな。
[ああはいったものの、好き勝手どこかにいき、時折叔母に呼ばれるまでは市民にまみれながら生きてる貴族の自分というものさしで比べるのはそれはそれでおかしいか。とノトカーの内心>>503とは逆の意味で思い直して]
んじゃ、その辺の行動になれた頃に奢れ。それでチャラだ
[ならいいだろ?だからこれでおしまいというように笑みを浮かべた]
なんと!
[気迫のこもった両試合の状況に、息を飲む。
そして手を握り締めて、打ち震えている。
ああ、こんなつわもの達と、私も戦えたらと――]
― 第二会場 ―
[ ちなみに、防具として身にまとっているのは、銀色のブレストプレートと、細く編まれた鎖帷子のみ、あくまで素早さ重視の軽装備だった ]
/*
>[なんと、笑顔を繰り出して来た!]
地味に噴くwwwwwwwww
いやぁ、端々にネタがあって楽しいwwwwwww
― 第二試合会場 ―
・・・っ!
[開始の合図と共に全力疾走するジークムント>>500とは違い、息を飲んで一瞬出遅れた体で立ちすくむ。
しかしそれは見せ掛け。ぎりぎりまでひきつけると、体を動かしてジークムントの剣を素早く避けた。
おかげでまともに喰らいはしなかったものの、完全に避けることは叶わず、じんとしびれるような感覚が肩に広がる。
それから、素早く間を取って、レイピアを構える。
ジークムントの剣は一度でも当たると危険だということをなんとなく悟った。]
オズワルド…ありがとう…
ぜひすぐに慣れて、貴方とまた酒を酌み交わしたいです!
[オズワルドの優しい言葉にうれしそうに、笑って。
今は敵国の王子というのは、ほんとうに忘れたい気分でいっぱいになった]
― 試合前 西の邸宅 ―
[コンラートとの会話後、慌てて邸宅内を探し回って、ヴェルナーの姿を見つけると、勢い良く駆け寄って声をかける。]
ヴェルナーさん!先ほど、姫様からお話をうかがいました。
私のために、金の拍車をご用意してくださったんですってね。
誠にありがとうございます。この騎士の証に恥じぬよう、立派な戦いをいたします。
[大きくぺこりと頭を下げると、真面目な表情でヴェルナーをじっと見る。]
ヴェルナーさん、御武運をお祈りしています。よき試合になりますように。
僕は試合中ですから、ヴェルナーさんの戦いを直接観戦できませんが、心から応援しています。
― 闘技場 ―
[カレルに付き従い、闘技場へと向かう。
歩む時には先導するように前を歩き、
用意された席に到着すれば、
背後に控えるなどという殊勝なことはせず、隣に在る。]
やはり、ナツカの民は物見高いな。
[闘技場の席を埋める群衆と、会場を包む熱気を見遣って、
ごく薄く笑みをうかべる。]
アードルング様。
[緊張の色を浮かべるカレル(>418)へと、柔らかな笑みを向ける。]
彼らは今、国を背負って戦っています。
ですが、如何に闘いの気に満ちていても、
あれは、命の遣り取りとは違うもの。
純粋に相手と技量を比べているからこそ、あのように美しい。
ですが、「戦場」とはもっと血腥く、泥臭いもの。
―――我々は、貴方を戦場に立たさぬために、ここにいるのです。
ああ、その時は財布を空にするぐらい飲んでやるから楽しみにしてな。
[現在敵国の王子と知らぬ...はその内心を測ることはできず、笑って言葉を返す。
だがどこそこかにほっつき歩いている男にとって役目を帯びていない時に、敵国であることにどれほどの意味があるのかは疑問ではあるかもしれない。]
[震えているカレルの手に、
失礼にならぬ程度に軽く、自分の手を被せる。]
貴方が持つべきは王者としての剣であるべきだ。
私は貴方に、人を斬る剣を持たせたくはない。
貴方の強さは、剣に頼ったものではない。
―――それを、大切になさいませ。
/*
ヴェルナー殿の投票箱に饅頭捻じ込もうかと思ったが止めた(
遭遇しておらんのは、ヴェルナー殿とヨセフ殿とコンラート殿とギィ殿…かのぉ。
内二人は今日脱落の可能性がある者達か…。
背後の技量では全員に会うことは無理だったのぉ。
― 闘技場観覧席 ―
[ヨセフと、その相手の騎士が入場してくるのも遠目から何とか見る事が出来た。
今朝>>474教えた通りに拍車は靴のかかとについているのだろう。
かかとの辺りが時折太陽の光に照らされて輝きを放っているのを、嬉しく思いながら。
惜しみない賛辞を思い出すと、嬉しく思うと同時に胸は温かくなるのだが。
木の剣でと告げる長髪の騎士と、それに答えるカレルの様子を、遠くから祈るように見つめていた。]
― 闘技場観覧席 ―
[財布>>488、というのが何なのかこちらも分からなかったので、不思議そうにノトカーとオズワルドに視線が行ったりもしながら。
>>491二人きりでとの言葉に対する反応には、少し眉を下げた。]
あ、あの、黙って出て行くような事は致しませんから。
[とは>>215コンラートとの約束を思い出してそう添えた。]
きっと何か大切な用があるのだと思います。
きちんとお伺いして参りますわ。
[呼び出された理由に思い当たるところがさっぱり無かった為、当人はそんな心構えでいた。]
試合前 西の邸宅
[明るい声に、振り向く。
その足元に視線をやって、ひとつ、満足そうにうなづいた]
ベルティルデ姫の騎士ヨセフ。
貴君ならば出来る。
共に、姫君に勝利の報告をしよう。
[剣を抜いて胸の前で垂直にし、対等な騎士へ向ける、正式な礼をした]
武運を。*
― 第二会場 ―
[ 立ちすくむと見えたヨセフが、次の瞬間素早い身のこなしで木剣の直撃を避ける。僅かに掠めることが出来たのは、恐らくこちらのリーチがまだ掴めていないためだろう ]
……
[ 僅か、唇に笑みが浮かんだ ]
せいっ!
[ 間断を置かず、腰を落とし、次は足下を凪払うような一撃、彼はそれを避けるか、それとも…// ]
[第一会場で行われているのは、騎馬にての試合。
全身を板金で覆った重装備の相手に対し、
ローゼンハイムも攻めあぐねているようにも見える。]
…両者の力量に、それほど差はないか。
装備も、組み合わせとしては悪くない。
片手半剣ならば、馬の突進力と剣の重量を以て
重装備の相手を馬から叩き落とすこともできよう。
相手の剣をどれだけ避け得るか、が問題だが―――
[呟いたところで、相手の騎士が振るった剣が
ローゼンハイムの肩を薙いだのが見える。
陽光に煌めき弾ける銀に、目を細めた。]
………最後は、気力の戦いになるだろうかな。
[戦いとは結局そういうものだ、と口の中で呟く。]
― 現在:第一闘技場 vs ローゼンハイム ―
[やはり予備武器に切り替える動きを出してきた。それを抜かれれば、この体勢からの逆転もありえよう。
より疾く! 先手を打つ!]
[相手の動きが変化した>>490。もう切っ先が触れるという距離での変更。普通は咄嗟に思考が止まり、現在していることを終えるまで、次の行動は出来ない。現に自分がそうだ。例えば今から剣を引けと言われても無理だ]
……!
[わざと仰向いた相手>>492、そのまま落馬させられるかと確信しかけた瞬間、驚愕すべき発想で地面に突き立てられる剣。
なんていう型外れの男だと、舌を巻く]
[輪を噛む愛剣の悲鳴。その先に、慣れた感触。
双方怪我なく、という姫君の願いをかなえられなかった事を残念に思ったが、同時に一つ何かが違えばこうなるのは自分だったろうと思う]
[現に──。
今、自分は伸びきった姿勢で、下げすぎた盾から上半身が出ている。馬のスピードは乗り切っていない]
行け!
[栗毛馬を励まし、距離を取って体勢を整えようと//]
/*
実は風呂鳩からログ読みしてたのがゆる*10の真相なんですが。
ヴェルナー、殿>>506wwwwwwww
牛乳から笑顔から女官まで、貴方はー!wwwwwwww
腹筋壊れるでしょうと、小一時間wwwwwwwwwwwww
鳩水没させないよにするの大変だったwwwwwwwwwwwww
よし、芝植えたら落ち着きましたw
今夜は胃弱起こしちゃったので、も少し落ち着いたら頑張って追いかけます。
[やがて。先に動いたのは、東の騎士。
正面から剣を掲げ>>288繰り出される一閃を、盾を構え受け流す>>293西の騎士。
胴の隙を突いた西の騎士の反撃に。盾持たぬ東の騎士は>>306僅か動き、太刀筋を逸らす。]
……何と、無駄の無い動きだ。
[その様に。思わず口から、感嘆の言葉が漏れる。
馬上で極限の稼働力を突き詰めれば、どうしても薄くなる装備。その装備をどう補うかは興味があったが、こういう戦いがあるのか、と。思わず、目を奪われて。
一閃、また一閃と。火花を散らす様を、その目に焼き付けて。]
[一瞬遅れて世界に音が戻り、それなりの戦果を得たウェルナーと彼の馬が、傍らを駆け抜けるのを感じた。
追撃に
おそらく、まだ慣れぬ馬を操るのに、左手の手綱が手放せなかったのだろう。
それだけのことが──時として運命を変える。]++
── まだだ。
[ローゼンハイムは地面に突き立てて支えとしたバスタードソードを引き抜き、傘のように頭上を一巡りさせて、その遠心力を利用して態勢を立て直す。
割れた金属片が傷に入り込んだか、脈動する痛みが左肩を襲っていたが、苦痛に喘ぐさまは見せなかった。
後でジークムントに診てもらおうとだけ考え、そのジークムントもまた、今日、試合をしていることを思い出す。
カレルはもとより、ギィもミヒャエルもふたつの試合を見守っているに違いない。]++
この大地に暮らす人々が、
平穏に暮らせるという福音を掴む礎となる為に。
──それが、お望みとあらば。
[呟き、ヴェルナーの馬の尻を追うように馬首を返した。]++
/*
ところで、一つだけ心配なことがあるんです。
この構成で、今日、両方片側の国だけが落ちたらどうすんでしょうねえ?(==;
― 第二試合会場 ―
[何を思ったか、ジークムントの唇に笑みが浮かぶ>>523。
それを確認するかしないかのわずかな間に、足への一撃が繰り出される。]
はあっ!
[気合と共に高く飛び上がり、剣を避ける。
しかし跳躍は隙を生むもの。下手をすると体のバランスを崩す。
細心の注意を払って、絶妙なコントロールでジークムントを飛び越えると、剣を持たない手でその背中を思い切りついて、着地した。
それから素早くジークムントの方へ向き直った。]
[再び、正面から向かい合う位置へ馬を移動させる。
真っ向から刃を交えるべく。
実直なヴェルナーとの「魅せる」戦いには、このスタイルが一番ふさわしいと思った。]++
― 闘技場観覧席 ―
[ノトカーに昨日と告げられ>>496、謁見のあの場には居なかったのだろうかと思ったが。失礼には緩く首を振った。]
何も失礼だと思うような事はありませんでしたわ。
……ええ、是非そうお呼び下さい。
そう呼んで頂けるのはとても嬉しいのです。
今まで母くらいにしか呼んでもらっておりませんでしたから。
[父とは疎遠、兄弟たちも遠く。ベルと呼ぶ者は限られていて、だから呼ばれることは嬉しいのだとそう告げた。
王宮とノトカーが告げると、それはナツカではなくベルンと繋がってしまい、一瞬動きが止まるが。喜んで言う様に、すぐに固まりは解け微笑み乗せた。]
はい、とても楽しみにお待ちしております。
[だが、同じ手は何度も使わない。
芸もなく顔面を狙えば、また盾で防がれよう。
左肩を負傷した今、ふたたび胴を突かれて落馬しない保証はない。
今度は、馬と馬との間を広くとるつもりでいた。
顔や胴は狙わず、盾の防げる範囲の外側、すなわちヴェルナーの剣、そして右腕を標的におく。
面貌に隠されたヴェルナーの視線を射抜くように、馬の横腹を蹴る。]//
/*
一般見物客状態なう。
それにしても、バトル凄いな……! 特にローゼンハイム殿。凄まじくかっけぇ……!
きっちり追いかけようとすると、コレはきっとずっと見入る。ほ、程々に、程々に……!
[騎馬戦の戦いの一方。
徒にての闘う第二会場へと目を向ける。
先程話題にも出ていた、薬師であり騎士がヨセフの相手か。
冷静な分析の末に、木剣で戦うと宣言したジークムント・エンデ。
それに対して、いつのまにやら騎士の称を得ていたヨセフの名乗りとともに、先程まで侮っていた会場の空気が変わる。
ヴェルナーにも、ヨセフにも、試合直前に何かをいうことはなかった...はそれでよかっただろうと思っている。
励まさない冷たさがあったかもしれないが、王女に語ったように、ただ無言で信じるというのも戦いであったし、王女を勝利の女神とする二人にとって、蛇足に過ぎないだろうと思ったからだ。]
王女。
ご自身が狙われる立場であることを自覚していただいているならば、私からは何もいいませんが、そうしてあげてください。でないとコンラート殿は心配して男性と供に馬に乗りはじめ、ヨセフは甘いものが喉を通らなくなり、ヴェルナー殿は禿げが加速します。
[どこか無警戒な王女>>521に冗談めかしながらも、そこだけははっきりという。
最も、わずかとはいえ言葉を交わしたギィから感じたことからの印象は半々といったところだった]
ヴェルナー >>526
「双方怪我なく、という姫君の願いをかなえられなかった」
これはすまんかった。
せっかくよい突きをもらったので、ダメージなしというのは申し訳ないと思ったのだけど、
今回、相手の意図せぬ付加描写をしすぎかなぁ俺 orz
でもどのみち負けた騎士は病院送りだよね (←
エンデ殿は、木剣―――か。
[第二会場に視線を移せば、
少年とも言える年頃の相手と対峙するジークムントが見えた。
試合前に彼とカレルが交わした会話は知らない。
だが、ジークムントが手加減をしている、とは思わない。
刃は無いとはいえ、優れた使い手が持つ木の剣は、
人間を容易に殺傷できるだけの威力を持つ。]
両者共に軽装。
どちらがより早く動くか、より効果的に相手の隙を突くか、
それで勝負は決まろうか。
[騎士、と名乗り上げる少年の言葉に、片眉を上げる。
騎士叙勲を受けるにはまだ若すぎると思われた。
それほどの力量の持ち主なのか。
それとも体裁を整えてきただけなのか。
剣を構えて向かい合う二人の姿を、楽しそうに眺める。]
[駆け抜け、距離を置いたところで、再び向き合う>>533。
相手は今にも突撃を開始しそうだ]
頃合いだな。
……令嬢。今まで重かったろう。
よく我慢してくれた。
[馬の首を叩き、長剣の平をその腹に当てる]
確かに俺は、頭の固い、古臭い騎士だ。
++
ええ、ぜひに!いくらでも飲んでください。
オズワルドは底なしに、飲めそうですよね。
僕も奢る℃魔ェできるのを、楽しみにしてます。
[そう冗談で返して初めて奢る≠ニいう行為に、興奮を覚えるくらいだったろう>>518]
だから、新しいことをやるというのも大変でな。
これもまあ、貴君との実力差を埋める為の、苦し紛れのような小細工なのだが。
[重いだけの質の悪い馬具だ>>278。「一撃を受ければ留め金が全部外れるような」とは、悪い防具の例えだが、まさにそれを体現するような]
[剣を撫で上げれば、胸甲と尻甲が落ちた。本当に、この数度の突撃の間、良く持ったものだと思う。
……途中で落ちたら落ちたで、それもありだと思っていたが]
さあ令嬢、思うさまに……走れ!
[どん、と蹄が大地を踏み抜いた音がしたと思った。
無論、馬上の重鎧騎士のせいで、本調子ではない。しかし、ローゼンハイムの馬術と空間認識力。それを少し狂わせる事が出来ればいい++]
― 闘技場観覧席 ―
ご謙遜を。
剣を取れば負け知らず、とお聞きしていますよ?
[照れるノトカー>>485の笑顔は好ましく、最初の警戒はその辺りで消え去っていた。
笑って言ったのは揶揄でなく、噂の尾鰭とはそういうものだというお話。
その一方で、財布を持ったことがないとか、別の疑問が浮かびもしたが。
オズワルドとの楽しそうな飲み会話題は、いいなあと思いつつ特に口を挟むことなく聞いていた]
― 闘技場 一般観戦席 ―
[片や馬上での闘い、片や徒による闘い。幼き姿が闘いの場に上ったのには驚いたが、騎士と名乗る様子に相応の力を持つのだろうと判じた。見目はさして問題では無い。重要なのは、志だ]
────………。
[闘いが始まれば呟く言葉も発されない。ただ、ジッと闘いの行く末を見詰める。見慣れぬ剣技での闘いに圧倒されていたのもあるし、余すところ無く見納めたいと言う思いもあった]
― 闘技場観覧席 ―
[オズワルド>>491との遣り取りに王女も何か気付いたようで>>521]
はい。そのお約束だけは守っていただけると。
無粋なれど、御身を思えばこそと、お赦し下さい。
[胸に手を当て頭を下げ。
カレルの話>>501には首を傾げた]
どうなのでしょう。
先までは他国で暮らされていたとかで、聞けた話もそう多くありませんで。
[各国それぞれ複雑な事情があるのかもしれないなと思ったが。
試合が進むのもあり、深く詮索するまでには至らなかった]
[相手が右を狙って来るのが分かった。
同じ条件で戦えば、リーチの短い此方が不利だ。
しかし、最初と同じくあえてそれを受けた]
[相手は手負いだ。斬り結びバランスを崩させること……今なら出来るかもしれない]
騎士ヴェルナー=グレゴールの誇りを、ご覧あれ!!//
― 第二会場 ―
[ 思わず笑みが浮かんだのは、自分の目に狂いが無かったことに満足したからだ。彼は怯まず、己の力を最大に生かして立ち向かってくる。だから自分も全力を尽くす ]
[ どちらが勝利したとしても、その勝利に一点の曇りもないように ]
[ それまでの素早い猛攻から、一点、こちらを向き直ったヨセフを目の前に足を止め、かかってこいと誘うように剣を目前に翳す ]
/*
観覧席が観戦席になってい た。
[今頃気付いた]
次から気をつけよう…。
バトルログ遡って一喜一憂の如く反応してると時間だけが過ぎていく気がしてやめt
そしてそれがやれる程語彙能力はないんだよ><
反応簡素で申し訳ない…。
>>537
コンラート殿の扱いがwwww
そして、鞍だけは本物っていう伏線、入れるのを忘れてた……。
鞍まで安物なら、こんな無茶したら、自分が先に落馬して終わりなきがす(ry
― 闘技場観覧席 ―
ゴホッ!
[王女を和ませるためなのだろうオズワルドの話>>537には自分の名前も混ざっていて盛大に咽た]
何故そこにその話が混ざるんですか。
昨日のは単なる時間の短縮を図っただけです。
[朝>>506は気にせず笑いあって武運を祈れたのだ。
それが侍女達のどんな反応を引き出していたのかは、堅物騎士とは別の方向で元騎士な貴族も気がついていなかった]
ヨセフの楽しみは奪いたくないですし。ヴェルナー殿は私以上に気にされて大変だろうというのは同意しますが。
[他人のことならよく見える。これまたそんなお約束]
ああ、とはいっても、底なしに飲むのは本当はいい飲み方じゃねえけどな。
旨く味わうように飲んで食う。
これが作ってくれたもんに対して一番の食しかただからな。
[あまりに無邪気に楽しそうなノトカー>>540に苦笑しながら答えた]
ああ、よかった…
私のわがままを聞いてくださり、ありがとうございます。
[ベルにそう言われ、ほっと肩をなでおろして安心して>>534]
母上だけでございますか?
ベル≠チと呼ぶのは…
光栄でございます。
ベルのために、張り切って準備させていただきます。
[母以外疎遠と聞いて「私もです」っとぽつりと悲しげに返して。
楽しみにしているというベルの言葉では、心躍らせる想いがしてならなかった*]
[馬上に背を伸ばして態勢を整えたヴェルナーの身体から、鎧が落ちる。
どこか花の開花を思わせる化身であった。
だが、鎧を取り払ってもヴェルナーの偉容は確固としたもので──むしろ、その眼光を曝け出したために、闘気が吹き出すのが見えるようですらある。
わずかな沈黙の後、ローゼンハイムの口元には笑みが刻まれた。]++
── 覚悟上等。
好い漢と、しあえて本望だ。
いや、なんか侍従たちから色々聞いてな。
[変わったネットワークが張り巡らされているのはよくある話として、土産に渡したまんじゅうが好評だったのか、なんだか色々教えてもらったらしいです]
噂ってのは尾びれ背びれ胸びれまで付けちまうもんだから恐ろしいものだ…
[二人は遠乗りから帰ってきてとか、そして(以下略)とよくわからない妄想を繰り広げていたものがいたのは記憶に新しく、思わず同情するような眼差しを噴き出すコンラート>>547に送った]
俺もヨセフが楽しみを失うのはみてて苦しいものがあるからな
[残り二人についてはいわない。面白そうだしむしろ応援の構えである]
国の力を誇示するのではなく、
互いに解り合える糸口を掴む為に。
[三たび、カレルの託したものを唇に乗せ、バスタードソードをもたげる。
ただ、これまでとは、握り方を変えていた。
右手は剣に垂直に、順手で柄を掴み、左手は柄頭を掌で握り込むように添える。
舟の櫂を握るのに近い持ち方だった。]++
― 第二試合会場 ―
[足を止めるジークムント>>546を見るやいなや、ほとんど間を置かずに攻撃に移る。
誘われていると分かっていても、瞬時に突撃すべきと判断したからだ。
剣を真正面に構え、それで攻撃すると見せかけて。
直前で体の向きを変えて、ジークムントの利き腕とは逆の方をすり抜けつつ、]
えいっ!
[全力で体当たりした。
剣の技では、ジークムントに劣る。剣を振るうのは極力決定打まで温存したい。そう考えた上での作戦だ。]
>>547
>>506は実は、初めて使った微笑み(口開け)だったり。
基本は真顔と微笑み、怒り、くらいしか使ってない。
照れ関係は姫専門。
ドヤとか挑戦はロゼ専門。
― 闘技場観覧席 ―
[白熱する試合の合間、そんな気の抜ける一幕はさておき]
ヨセフ殿は見違える程の動きをしていますね。
ベルティルデ様の騎士。見事です。
しかしジーク殿も、木剣をあそこまでに扱われる腕。
優劣つけ難すぎますね。
[重音の響く騎馬の試合と、軽やかに鋭い騎士同士の試合。
それぞれの流れを追う視線は真剣だった]
[予想の、そして期待のとおり、ヴェルナーは勝負を受けた。
ヴェルナーの騎馬が
胴には届かないはずの距離。
躱そうと思えば、ヴェルナーは腕を下げて触れぬようにすればいいだけ。
斬り結ぶことを望むなら、刀身と刀身が出会うだろう。]++
― 闘技場観覧席 ―
[命を狙われる可能性を>>537告げられると、神妙に頷いた。
忘れていたわけではないが、東の国の名門貴族、という時点で信用しきって警戒心が薄かったのは否めなかった。]
わかりました、忘れないように………ふふっ。
[冗談めいた物言いには、思わず噴出すように笑った。]
ヨセフ様にそのような心配、させるわけには参りませんわ。
後でチョコケーキを作るというお約束もしておりますから、食べて頂かないと困ります。
コンラート様はその、男性とのタンデムは、さほどおかしな事ではないのですよね……?
侍女たちが、ヴェルナー様とタンデムしていた事をとても嬉しそうに話しておりましたが……喜ばしい事なのでは?
[と、ちらっとコンラートを見たが、彼の反応はどうだったか。]
[ヴェルナーの打撃力が強ければ、バスタードソードはローゼンハイムの手から弾き飛ばされてしまうかもしれない。
それを防ぐために、より握力を使えるよう、持ち方を変えたのだ。
そして左手は──
二本の剣が絡み合う瞬間を待って待機する。
鎧を捨てた分、軽くなったヴェルナーを乗せた馬のスピードはさらにアップしていた。
そして、剣を振るうヴェルナーの自由度とスピードもまた解き放たれているはず。
ほんのわずかな間合いの読み違いが命取りになるこの一瞬に、気迫を込めた。]//
──決着を、つけようか。
ヴェルナー様のお髪を近くで見ましたけれど、今の所はそういう気配は無さそうでしたわ。
[と律儀に返すのは、あの騎士の誓いを交わした日、跪かれ頭がちょうど見えやすい位置にあった為に、視線が自然そこに行ったからだった。
声色が喜ばしそうだったか残念そうだったかは、オズワルト以下その場に居た騎士のみぞの話。
ヴェルナーとの約束、あの時の、微笑を>>499という約束には、頷く事で返してある。
後で褒め称えられるような試合に、という約束の通り、馬上試合は観客に熱を持って向かえられているようだった。
時折する大きな音には、ぎゅっと手を握り不安を祈りに変えながら、二人の様子を見つめていた。]
―闘技場 >>516―
ええ、たいへん物見高い…
このような形で民衆に「戦い」を「娯楽」として見せることにより、普段の生活から政治まで、あらゆる場面で抱く不平不満を解消させる。そして共通の敵を見せることにより、民衆の心を掴む手法なのかもしれません。
例えば此度のことで言うなら、あの民に見せている真の敵は、北の国――ザライ。僕らが戦う姿を見せることで、民に緊張感と「一歩間違えばザライが攻めてくる」という視点を与えているのでしょう。
そうすれば、裏路地にいた孤児のように、豊かでありながらも抱えている貧富の差といったような、ナツカ王家が持ち合わせているであろう問題から、民衆の目をそらせます。
――…あくまでこれは、僕の「主観」や「偏見」であることは、お断りしておきますけれども。
それに民衆が「慣れている」。
これでナツカの国が抱える問題というものが、少し見えてくるかもしれません。
タンデム。
1)二頭立て馬車
2)転じてオートバイなどの二人乗り
姫君が言うのは、2)から派生した馬二人乗りだから、逆輸入して、馬に戻って来たわけだな。
素晴らしい。
― 闘技場・観覧席 ―
……っわー、すっげぇ人。
[観覧席にやって来て、最初に口をついたのはそんな一言。
どっからこんなに集まってんの、という突っ込みは心の奥に留め、位置どるのは席のやや後方。
ちなみに、留守番させようとしたら大抵抗をしてくれた猫はしっかり、右肩にくっついていた。
開始前は警戒するよに周囲に注意を向けていたものの。
二つの会場に相対する者たちが姿を見せ、動き出したなら、意識は自然、そちらへ強く引き寄せられていた。
そんな気迫に押されてか。
猫はじゃれ付く事もせず、肩に掴まり大人しくしていた。]
― 第二会場 ―
ぬ…?!
[ ヨセフが突進して来る所までは予想通り、しかしその後の行動は、さすがに予想の範囲外だった ]
そう…来ますかっ!
[ 自分でも認めた通り、ウェイトには欠ける。だから小柄とはいえ、鍛えた身体の不意打ちは、立派な攻撃となった ]
…くっ!
[ さすがに倒れはしなかったが、受け止めるも、避け切るも叶わず、足下を崩す ]
おや?
本体は重鎧のままですよ。
落としたのは馬具でありますよ。
……ってか、馬具は安ものだが、鎧は本物かつ家紋入ってるから、傷つけられなかったのだよ。
……あ、盾しか家紋の描写してなか(ry
まあ、もう更新間際だし、曖昧でいいか。
― 闘技場観覧席 ―
仕方がなかったんです。
予想外に時間が掛かって遅くなりましたから。
誰が喜んで人の後ろに乗るんですか。自分で駆ける方がいいに決まってます。
[噂というのは、笑いものになっていたということかと。そちらにしか頭は向かない辺り、まだ貴族社会にも慣れ切れてない。
同情の眼差し>>551に溜息をついた]
ええまあ。従者時代には移動が急ぎとなれば先輩騎士に乗せていただくこともありましたし。
今言ったように、喜ばしいことではありませんよ。
[何故侍女が喜ぶのか。分からなくてただ自分にとっての真実だけを淡々と王女>>556に伝えた。
侍女達の噂を詳しく知ってしまったら、試合のために浮上するのにかなりの労力を必要とされてしまったことだろう]
いえ、そんな…
[コンラートに言われて、再度照れながら>>542
オズワルドとのやり取りを、聞いて笑みをこぼす]
(オズワルドが、言ったとおりだな)
[内緒という約束の元。昨日の話は口にはせずに、ルスランの騎士のやりとりを楽しそうに見つめていた]
>>541 ヴェルナー
よく読んだら、外したの馬鎧だけ か!
すーまーんー
最後の一撃の前に鎧を脱ぐという熱血ロマンに酔ってしまった。 (←馬鹿
/*
オズさんも流石すぎたwwwww
いやもう。これはこれで楽しくて仕方なく、試合見守る描写より長くなってしまったのですが。
真剣試合してる時に何やってんのルスラン勢、って呆れられてないかちょっとばかり心配もあったりして。
不快に思われてたらエピで謝ります。ごめんなさい!
― 第二試合会場 ―
はあっ!
[足下を崩すジークムント>>563から離れて姿勢を整えると、改めて剣を振るう。
しかし元々剣技には自信はない。その上体当たりでわずかにバランスがぶれているのは、十分自覚していた。
それでも、今、この瞬間を狙わねば、自分が剣で攻撃するチャンスはない。
ここで決める! との覚悟で、全力で飛び掛る。]
― 第二試合 ―
[地面から抜く勢いを巧く使うよう、肩に負った傷を顧みる事無く振り回された、バスタードソード。
その刀身が日の光に照らされる時。ふと、隣の会場から、心地よいどよめきが聞こえ。]
?
[ふと、そちらに目を遣った。
先程聞こえてきた声は、>>466>>470年若い騎士を侮り、名乗りに驚く声や、>>448木剣の使用にどよめく声。
しかし、今聞こえた其れは紛れもなく。好勝負に、息を呑む類の物で。]
[光を受ける金の拍車の、小さな眩さ。
するり、と。小柄な身を生かした小回りから、全力で挑み掛かる少年騎士>>553の姿に。その猛攻に、声が漏れた物と悟る。
対する銀の騎士は、体当たりを受けた位置>>563からすれば。相手の動きを誘うよう、立ち回っていたのだろう>>546。
風を切る木剣。動きで勝る少年に動きで勝つよう動くのではなく、あくまでも自分の場に引き込む立ち回りは。侮りではなく、策としての動きか。
冷静に、しかし確かに相手を見極める眼力と。
その眼力の前に、怯む事無く挑み掛かる若い騎士の姿に、感心しつつ。]
……これは。
[どちらの会場も。戦局が、読み切れない。
どちらが勝っても、どちらが地に伏せても、何らおかしくはない好勝負。
国境の嘆きも、長兄の懸念も。今一時忘れ。
ひたすら魅入るは。アリーナを舞い踊る、四筋の剣の軌跡。]
― 闘技場観覧席 ―
こちらこそ、お聞き入れ下さってありがとうございます。
[ほっとした様子に淡い笑顔を返し。
母の事を問われると頷いた。厳しくも優しい母の事を、今は告げる事はなかったが。
張り切る様子はどこか微笑ましくも思い笑顔でいて。
だがぽつりと返された悲しげな返事に、少し間をあけてから。]
では準備が出来た頃にお呼び下さいませ。
ノトカー・シルエ………様
[ミドルネームは聞いていないが、知る名をそこに当てはめて。
ザライ、という部分は小さく唇を動かしただけだったが。
そう名を告げる時にだけは、切ないような苦いような、そんな物が綯い交ぜとなって笑みに微かに乗っていた]
[第一会場の騎馬のぶつかり合いにも目は奪われるが。
直前の鍛錬を垣間見た事もあり、意識が向くのは第二会場。]
なる……それで、あの鍛錬……。
[公園で見た姿。速度を最大限に、というのであれば、木剣、という選択は頷ける。]
速さ勝負……かな。
[自分はどちらかと言うと、一撃の重さを生かした力勝負を得意とするから。
その対決には、強く興味を惹かれていた。]
/*
うわぁ、いっぱい描写し忘れてることに気付いたorz
紋服直してないとか、座る時に刀を一度外すとか。
ダメだ、集中力が無い。
[>>555相手の構えが変わった。
本気だなと、思った時に、自分が笑みを浮かべていることに気付く。
勝敗がつくことが惜しいと思うくらいに、今が楽しい]
[誘っている。派手に見せつけようと。
南の王が、誰を見世物にしようとしたのか。南の民が誰を闘犬扱いしたのか。
思い知らせてやろうと]
味わって食べる…?
[当たり前のように出されていた、王子にとって新鮮な言葉だった。>>548
むしろかしこまった食事に、うんざりしていたほどの食生活だったからだ]
オズワルドは食通なのでしょうね。
僕もおいしいものでなく、味わえるものを食してみたいものです。
[そうオズワルドを、関心するように、じっと見つめた]
更新まで@15分
こっちからのリアクションはあと1回の予定だけど、案外とギリギリになったな…
[自らを鼓舞する声をあげ、腕を伸ばして、金属音を求める。
勝利へ繋がる一瞬の為ならば、姫を泣かせるような致命打以外は受ける心づもりで]
[左手の不穏な動きは見えた。
しかし、相手の負傷と、自らの装備を比較し、これも受けて立とうと//]
[楽しげに笑う王女>>556その場が華やぐのに静かに笑みを浮かべながら]
ええ、でしたらヨセフとの約束を破らぬために…
男同士の二人乗りがおかしいことではないですが、時に、火のないところに火をつけて煙をたてながら大火事にしてしまうという困ったものが存在するのです。
そういう物事に限ってくだらないことが多いのでさほど気にする必要はありませんけどね。
[さすがに侍従たちの内容を王女に伝えるわけにはいかない。最後は気にする必要はないというように王女>>556へと答える]
そうですか。ならば一安心ですが、彼のためにも一応よろしくお願いしますね。
[ヴェルナー>>558のことを聞けば少し大げさな態度で安堵してみせて、あくまで"一応"頼んだ。]
― 第二会場 ―
[ 足下が揺らいだ刹那、それまで対戦相手一人に集中していた視線が、初めて観客席の上を横切った、見知った顔、見知らぬ顔、その中で、ただ一人、視界に鮮やかに留まったのは金色の花… ]
どうか…
[ >>566全力をもって飛びかかってくる、少年騎士の気迫に、足を踏みしめ、木剣を振り上げる ]
(どうか、真の勝利を、あの方に…!)
[ ヨセフのレイピアと、木剣が、初めてまともにぶつかり合う。木剣は、少年騎士の腕を打ち据えようとしているが、レイピアが早ければ、切り裂かれるのは、こちらの腕か…?** ]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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