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美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が2名、囁き狂人が1名、聖痕者が2名、共鳴者が1名、智狼が1名、夜兎が1名、賢者が1名、霊媒師が1名、白狼が1名、守護獣が1名いるようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました
―回想 覚醒前―
[やっとこさで降りてきたら、トールとカレルが茨相手に苦戦しており、シメオンが別道を探してゆくところだった]
んー、全部焼き払うってわけにはいかねぇかな。
何かシメオンが見つけてくれればいいが。
お、ローゼン、お前やる気になったのか?
お前の魔法剣でババーンと……。
ローゼン?
[剣を抜かず、薔薇に触れるローゼン。気配に敏感なベネディクトが声を荒げている様子からも只事ではないと察する]
突破口を開くぜ。ゼラチナマスターにまかせて眺めているあの澄ました赤薔薇とぶりっこ桃薔薇をぶっ潰す!
それから城の中に入って、このシナリオを書いた奴もぶちのめしてやる
それが俺の手向けだクソヤロウども! 畜生!
[薔薇に囚われたもの、薔薇によって失われたもの。
それを前に進む力に代えてきた。失われない未来を思って。
だから、今失ったばかりの痛みも]
うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
[大盾を前に構え、火に怯むゼラチナマスターどもに猛突進。
障害物として立ち塞ぐゼラチナマスターを、押しのけ、運が悪いものは潰してブルドーザーが如く蹂躙してゆく**]
―城内―
[古城の廊下を、女がひとり、歩いてゆく。
あちこちに猛毒の薔薇が蔓延り、瘴気が満ちる中を。
まるで聖なる神殿にあるかのように、昂揚を秘めた静かな足取りで]
[やがて、城の奥深く。
とある一室の前で、足を止めた]
――白薔薇が、帰って参りました。
[神殿の腕輪を着けたままの腕を伸ばし、扉に触れる。
厚く重い扉が、ゆっくりと開いた]
[室内に満ちるのは、闇。
闇の中、薔薇の蔓は床に、壁に這い、ありとあらゆる色の花をつけている。
その中に、一際大きく開くのは、青い花]
……青薔薇様。
遅くなりまして、申し訳ありません。
それに、このような格好で、失礼を致します。
少しでも早く、お会いしとうございました。
間も無く、「贄」を召し上がって頂けましょう。
[女はフードこそ脱いでいるものの、山道を進んできた旅装束のまま。
世界を救うという希望を「仲間」たちと語ったときの、姿のまま。
部屋の奥、闇の奥へと呼びかける。
そこにあるのは、未だ眠りの淵にある、何か]
既に、皆も――目覚めております。
[色とりどりの花、その中の紫色をした一輪に目を落とし]
まだ、人間たちの中に紛れている者もおりますが、いずれ戻って参ります。
再び青薔薇様のために力を尽くせること、皆喜んでおりましょう。
次は――皆と共に、お目にかからせて下さいませ。
[闇へと一礼すると、女は部屋を後にした]
[女はまた廊下を歩き、階段を下り、別の部屋へと入ってゆく。
そこは闇の間とは異なり、人間が暮らす部屋と似ていた。
ただ、その部屋にも薔薇の蔓は伸び、白い花をいくつも咲かせている]
…………。
[フードの着いた、分厚いマントを脱ぐ。
人間がするようにそれを丁寧にたたむと、鏡の前に立ち、呪文を唱えた。
丈夫で地味な旅装束は消え、女の体を包むのは、ゆったりとした白いワンピースドレス。
優しげな容姿を引き立てる、華美ではない柔らかなつくり]
[身だしなみを整えてから、意識を集中させ、他の薔薇たちの気配を探る。
捉えるのは黄、そして黒――]
……紫薔薇。
[眉を顰め、小さく首を振った。思い出すのは、紫の光を放つ結界。>>0:278
「仲間のふり」をしているだけだと思っていたが]
まだ――繋がらないのですね。
[胸に手を当てて、寂しげに呟く。衣装が替わっても、その手首には、未だ銀の腕輪が光っている]
赤薔薇さんは、お忙しい頃ですね。
桃薔薇さんは……あれが使えないのでしたっけ。
[目の前の鏡に、手を翳す。
女の姿と白い室内を映していたそれが、城外の光景を映す「窓」となる]
……あら。
武器は効かない、と聞いていましたのに。
さすがですね、マーティンさん。
[斬ることこそかなわぬものの、ぷるぷるした物体をはじき飛ばし、押しつぶして、重戦士が桃薔薇たちへ向けて突進するのが見える。>>9
その姿に、何事か呼びかけようとしたけれど]
こちらから「見えている」ことは、もう少し内緒にしておきましょうか。
いえーい3窓(白・赤・村建て)
プロの間は一番下に「キック」のプルダウンが出ててびびってたんだぜ!
いやうっかり押しても確認メッセージ出ると思いますが。
[>>0:302 裏切ったのか、というカレルの声。
呆れたようにカレルを眺めるが、彼の真剣さに、……苦笑に変わる]
カレルちゃんはァ、やっぱりそのピュアさが一番の長所だと思うの。
あたしたちが薔薇の毒にヤられないのも、こんな秘境にまで連れてきたのも、あたしたちが魔族だから。
旅の途中で、いろんな事が、あったわねぇ?
助け合ってここまでやっと、辿り着いて……。
――……あはは。それ、みぃんな、嘘だったの!
みーんな貴方たちを生贄にするため、だったのよぉ。ふふふ。
[ここに来るまですべてを忘れていたから、嘘ではなかったが。
敢えて煽るようにそう口にすると、にやにやと笑って見せる]
どーお?裏切られたキモチは。胸がちくちく痛むんじゃなぁい?
その痛みもぜぇんぶ、あの方の糧になるのよ。
[>>0:320 気持ちいい、と聞いて一瞬よろめくハンスにきゃっきゃと笑い。
逃げる背に向かって、もう何匹かのゼラチナスマターを放つ]
ハンスちゃんたら。遠慮しなくっていいのよん。
どーせ死んじゃうんだから、イイ思いをしたほーが後悔がないわよ?
>>0:322 あ、ツィスカちゃん正解〜。
内臓食べるのは大変だからぁ、スマタちゃんとリーゼちゃんが精気を吸ってあげますぅ。
優しく食べてあげるわよ。初めてでしょ……?
/*
http://lyric.kget.jp/lyric/ow/lu/
青紫がいろいろやばいwwww
青薔薇様はどんなひとなのだろうね…。
獣みたいなのでもいいと思ってる
[>>0:338 かけた術はまだ効果が、というトールの言葉に。おや、と目を向ける]
……まあ、レベルを上げて物理で殴ればいい、って訳にはいかないわよね。
付与魔法か。でも、いつまでそれが持つかなぁ……?
かっこいいクロちゃんが、スマタちゃんに溺れる姿、見てみたァい!
ほら、サーヴィスショットも必要だと思わない?
[閉じた扇を、すっと頭上に掲げると。ぬめぬめうぞうぞしていたゼラチナスマターが、ぶるりと震えて。
ばちばちと雷撃をその身に溜め始めた]
感電しないように気をつけてねぇ。うっかり死んじゃうかもよぉ?
[>>0:344 ラヴィの声に応じて、炎の壁が吹きあがる。
巻き込まれたスマタんが、じゅ、と溶けて、独特の匂いが辺りに漂った]
……さぁすが、うさちゃぁん。魔力は相当なものね。
でも、ペース配分を考えないと息が切れるわよ。こっからはご休憩はナシだからねっ!
[炎の壁に向けて、細身のナイフを5本程投げ打ち、ついでに人参も投げといた]
あら。おじさんったら、アッツい。かぁっこいいわぁ。
[嬉しそうにぱちぱちと手を叩いて、マーティンの采配>>7にうんうんと頷く]
若者とは経験値が違うものねぇ。
裏切りのひとつやふたつ、あったわよねェ。
――ッと!
[物理攻撃に強いはずのスマタちゃんたちが、ぺこんぺこんと潰れていく。
驚きと共に目を見張りつつ、ばさりと扇を開く]
ぶりっこ桃薔薇ちゃんはぁ、ぶっ潰されないように一旦引きますぅ。
ちょっと疲れたし、お腹すいたしね。
――後でみんなの所に、ご飯食べに行くわね。
[意味不明の言葉をぼそりと呟いてから、扇をひらめかせると。
背後の城の壁に桃色の染みがぼんやりと浮かび、見る見る拡がっていく]
[桃色に妖しく光る染みに、するりと背中から潜り込みつつ、ローゼンハイムの方を見やる]
ローゼェん、ちょっとここ任せたわ。
あー、本当、つっかれたぁ。お腹すいたァ。
召喚ってこんなに疲れるものだったかしらん。
精気食べたい、精気ぃ……。
[欠食児童のようにぼそぼそと呟いていた姿が、ふっと掻き消える]
― 城内 ―
おなかすいたおなかすいた。
おなかすいたぁ……。
[てくてくと廊下を歩きながら、きょろきょろとあたりを見回した]
……客間を使ってた、気がするんだけど。でも今回、あたしってばお客さんじゃぁないのよね。
どこかで休みたい所だけど。まあいいかぁ、客間使わせてもらっちゃおう。
[暗い城内をするすると進む。勇者たちが通るであろう場所を見定めると、そこにいくつかの桃色の刻印を残す]
……リーゼちゃんの幻術トラップ、何人がひっかかるかなァ?
いっぱい食べれたら、いいなぁ。
[うきうきと罠をしかけては、その発動を想像し、ぞくぞくっと背中を震わせる]
― 客間 ―
[細い脚をしどけなく投げだして、ベッドに横たわっていたが。
紅い何かを感じ取り、ツインテールがぴこんと跳ねあがる]
(――……こちらからの応答は無理かもしれませんがァ、聞こえてるわよ、白薔薇様)
(――何か指示があったら言って。全部かなえられるかはわっからないけど、善処はするわん)
[ぼそぼそと呟くと、髪の房を指で梳きながら、再びベッドにころん]
……そういや、シメちゃんもクロちゃんと一緒で、しばらく身を顰めるつもりなのかなァ?
後ろから刺すとかアツいわよねぇ。邪魔しないようにしなくちゃ……。
[むにゃむにゃ言いつつ、*うとうと*]
賢者殿の身を重点的に護れ。闘いやすいように。
それと、通りそうなのはトールの剣――
ツィスカは…防御壁を張れるか?
トールを護ってやってくれ。
[彼が黒薔薇という名のかつての仲間であると言うことを、紫闇の者は思い出してはいない。
その言葉は、純粋に人としてのものだったが*]
―1―
彼女との出会いは、騎士としてまだ亡国に仕えていた頃だ。
同期で優等生のローゼンハイムとは異なる、魔法の習得の見込みもないということで自分はどちらかといえば若い騎士連中の中でも地味だっただろう
それでも着々と任をこなし、成果を挙げ、近衛騎士に推挙された時
彼女と出逢った
末の姫が適齢期になって、嫁入り先を探している。
そうは聞いていたが、いざ自分に護衛の任が廻ってきた時は素直に嬉しかった。姫と会えることではなく、信を得られたことが。
「お初にお目にかかります、姫様。本日より貴女の守護騎士に任ぜられました、マーティン=グラードと申します」
「そう畏まらないでくださいませ。堅苦しいのは嫌いなの」
それが、私と妻との最初の出会いだった。
紅蓮なる炎界に住みし赤き者―炎の手を持つ赤き乙女 汝、
我が呼びかけに答え、その力を顕し給え。
[聖痕のある右手に杖を持ち、召喚詠唱と共に意識を集中。ツィスカに重なり、燃え立つ赤い髪をした乙女の姿がうっすらと出現する。]
お願い!ふにふにしたのと戦っている皆に、炎の防壁を!
[呼び出したのはトールの闇属性と相克しない炎の精霊。近くにいたトールとカレル。離れてゼラチナスマターを踏み散らしているマーティンに向けても攻性の防壁を張り巡らせた。]
/*
ツィスカ、ふにふにってほんとにかわいいなあ…(*ノノ)
休日でも昼間ほかの人の参加がゆっくりなので、ほっとくと一人で暴走してしまいそうだから、補助系にならざるを得ない戦闘で助かった。
賢者様とベネの登場次第になりそうなのだよなあ。。
>>18
うぇぇぇ…やっぱり…[想像して、なんともいえない不気味そうな表情]
でも…ね、二回とか三回食べられる人って…あんまりいないと思う…
……嘘って言ってるのが、嘘。
リーゼさんだけじゃない…オクタヴィアさんも、ルートヴィヒさんも…ローゼンハイムおじさまも…
皆、ここまで来るのに心から悲しんだり、苦しんだりしてた。演技や偽物の感情だったら、あんな表情、絶対できない。
皆が疲れている時に和ませようとしてくれたり、街で一生懸命情報を集めてくれたり、私が間違って
あのリーゼさんは、絶対、絶対、偽物の、嘘のリーゼさんなんかじゃなかった…
本当の、リーゼさんだったのに…。
[弟にかけられている言葉>>17を聞きながら、*小声で呟いた。*]
うううう……
[マーティンの怒号に、ただ呻く。>>5
戦士の声は、残酷でどうしようもない現実を容赦なく突きつけているようで。]
ちくしょー、ちくしょー!
こんなのってねーよ……!
[スマタから逃げながら、呟いた。]
うう、わかった、俺が、ウサさんを守る!
[マーティンの指示を受け、ラヴィを落ちないように、しっかりと抱きかかえ。>>7]
……くっそう、カレルだけじゃなくて俺のピュアハートだって痛えぜ!
許さねーんだからな!
[糧になると言われたからといって、心を制御できるほどに精神を鍛えていたわけではなく。しくしく痛むのを止められはしない。>>17]
いいかっ、気持ちいいのはイイと思うが、俺はまだ死にたくねー!
[このこの!と近寄ってきたゼラチナスマターを踏んで逃げている。]
あばばばばばば。
[そして踏んだスマタが帯びた電撃に痺れている。>>19
衝撃で(一応ラヴィを下敷きにしないよう)仰向けにひっくり返った。その為、中空を狙ったナイフは避けられたか。>>20]
……痺れるう……ん、何だコレ。
[焼きにんじんが手元に転がっていた。]
おお、こいつは便利だ。
[ラヴィの炎の壁とあわさって、ツィスカの炎精霊が出した防壁で、スマターたちが燃えるのを、正座して見ている。>>31
食べる?と焼きにんじんをラヴィの前に差し出しつつ。]
[>>33 嘲笑する声に紛れる、ツィスカのひそやかな呟き。罪悪感はなかったが、道中の楽しさは、懐かしかった。
……聞こえないふりをしようか迷い、ふ、と息を吐く]
……だってぇ。マジメにパーティやってないと、信じてもらえないじゃない?
心を許してもらうの、苦労したのよん。ツィスカちゃんとカレルちゃんはまあ、ぴゅあだからさぁ。そぉんなに大変じゃなかったけどー。
でもあのいっぱいのうな……イールには笑ったわぁ。懐かしいわね?すごく
――……人間でさえ、裏切るのよ。
魔族ならなおの事だわ。まあ忠告する気はゼンゼンないけどね?
[冷ややかな眼差しを向けると、小さく首を振った]
二回三回と言わずに、いっぱーい食べてあげてもイイんだけどぉ。そうするとほら、あの方が食べる分がなくなっちゃうんだもん。
……我慢するの、タイヘンなの。
[火の力がカレルの剣に宿るのをちらりと見やる。長い足止めは難しそうだった。
ここまで辿り着いた彼らの力は、よく知っている]
ううーん。
今はこれが精一杯っ!
[雷鳴を呼ぶ時と同じように、扇を空高くかざすと。程なくさらさらと雨が降ってきた。徐々に強くなる雨足は、視界を妨げ、足元を泥まみれにする]
……焼け石に水ってカンジだけど、まあないよりマシかな。
[言うだけ言いつつ*撤退*]
戦隊もののザコいおんなのこ(男の娘ですが)ってこんなイマゲなんだけど、どうなのかなぁ。
あはーんうふーん☆っていうのが全然できていない。ぐぬぬ……色物とお色気は両立するのが難しい。
ぐぎゃっ、雨…!
[地面がぬかるめば、正座している場合じゃない、とラヴィを抱っこして慌てて立ち上がる。]
雨宿りしてーけど……
城に入るには、ローゼンのおっさん……
いや、赤薔薇を倒さないと……いけないのか。
[ぎゅうっとラヴィを抱きながら、複雑そうに呟いた。*]
――ハァッ!!
[振り下ろした剣はぬるぬるとした感触に受け止められるのみだったが
付与された"死"の効力か、ゼラチナスマターは動きを止め
一度ぶるりと身体を震わせると、どろりと溶けて地に吸い込まれる。]
はは、まだ効果は残ってるみたいだな
けど……
[ラヴィの炎の魔法とツィスカの炎精霊。それぞれの炎がゼラチナスマターを包み込んでいくのを見てひゅう、と口笛を鳴らし]
あっちには敵わないかな。
リーゼさんたら。
本当は、あなただって、全部忘れていたのでしょう。
[桃薔薇が嘘をつく意図はわかっているから、声に咎める響きは無い>>17]
ああ、でも……「初めから裏切られていた」のと、
「ここへ来るまでの気持ちは、本物だった」のと、
どちらが、痛いのでしょう。
[ツィスカの悲しげな呟き>>33を、耳が拾った。
何かを思案するそぶりで、首を傾げる]
[腕に絡みつくツルを斧で払うも、ぽたり、と血が一滴、雨に交じって石畳を濡らす]
[優雅に微笑みすら浮かべる、かつての同期――今はもはや形を成していない国の魔法騎士団長――赤薔薇、を睨みつけ]
お前と戦うのは、2度目だな。
[1度目は、自分が護衛していた貴人を連れて城から逃げる時。お互いあの頃は若かった。
何度も早まるな、姫を部屋にお連れしろ、とローゼンには諭されたが――望まぬ婚姻を結びたくないと、心の声で泣いていた彼女をあの場所に置くことを、何より自分が望まなかった。
名誉か、友か、それとも彼女か。それまで積み上げてきた全てを捨てて彼女を取ったことが、ローゼンに行った一番の裏切りだっただろう]
嘗て友と呼んだお前に、俺ができることはあと一つくらいしかない。
お前の人としての魂は、死んだ。魔族のものとなった体が不憫だ、これも早く還してやる!
行くぜ!
[斧を構え、駆け行くも、赤薔薇が使役する城門の薔薇の蔦の槍が、腹っても払っても重戦士の行く先を邪魔し、消耗を強いた。一方赤薔薇は未だに抜剣すらせず、悠然と門番として佇んでいる*]
>>48
腹っても……
うん
私のATOKはなぜか「赤腹」って変換するよ!
「白薔薇」「黒薔薇」「桃腹」「紫薔薇」
……リーゼちゃんも腹だった
彼女は利発で、活発的だった。
多くの貴族の子女が好む手習いよりも、魔法や歴史の勉強を好み、賢者を呼んでは講義を受けていた。
よく城を抜け出しては、城の中にも散見する過去の史跡を尋ねて掘っていた。
俺の仕事のほとんどは、彼女の護衛というよりも、彼女を探すことだっただろう。
泥だらけの彼女のドレスを見れば、俺の持っていた姫、というものの幻想が打ち砕かれた。
それはショックではあったが、別に悲しいことでもなかった。
だが、王は彼女に、学問や魔術の道など歩ませたくなかった。
政治の道具として、同盟国に嫁がせる気だった。
相手の王子の年齢は彼女よりも20上。
何も王族同士の婚姻として珍しいこともあるまい。5歳の女の子が老王の後宮に入ることもあるのだ。
それに比較すれば――15の娘の輿入れとしてはマシなほうだろう。
[自室の鏡を通して、城外の戦いを見ている。
特に注意深くみつめているのは、紫薔薇として目覚める筈の男の動向。
赤薔薇を睨め付けるその眼は、芝居か、あるいは>>28]
――護るのは、賢者様と、トールさん、ね。
どこまで認識しているのでしょう。
[結界を張った彼の言葉は、人のものか、魔のものか>>28]
賢者様の魔力は、厄介ですもの。
リーゼさんのペット相手に、消耗して頂けると助かるのですけれど。
[>>17リーゼロッテの言葉にはきつく睨みつけて]
嘘…? 今までのこと全部嘘だったって言うのか!! お前は…適当にしてるように見せても、いつも皆を気にかけてたじゃないか!仲間思いの奴だって思っていたのに…!!
[>>33姉の呟きに道中を思い出して唇を噛む。>>38リーゼロッテの言葉に顔を歪めるが、スライムに飛び掛られ、必死に応戦する。>>40突然の雨に視界を遮られ]
うわ、雨っ!?
ま、待て!リーゼロッテ!!
[リーゼロッテが消え行く方向を見れば、>>45マーティンの斧が空を切るのが見えた。]
くっそ…!!
[雨は強くなり、ぬかるむ地面に足を取られながら、炎の効果が消えぬうちにと必死にゼラチナスマターを斬りつけていく
/* あっ 昨日の自分のメモ見て気づいたけど
×シメオンの結界に腹筋が決壊
○シメオンの結界AAに腹筋が決壊
だった…すみません…
言葉足らずっぷり酷い…
【1d〜2dのうちに入城しちゃってOKです】
リーゼロッテさんメモの通り、「入口付近」は中も外も含みます。
というか3dが2階だから2dのうちに1階を突破してないとですよねすみませんorz
wiki一応訂正しました。
1F:フロアマネージャー桃薔薇たん
2F:〃 黄薔薇たん
3F:〃 白薔薇たん
な感じになりますかね。
/*フロアマネージャーwwwwwwwwwwwww
各階怪しいお店のようで笑うwwwww
1階:男の娘喫茶
2階:眼鏡喫茶
3階:お姉さま喫茶
4階:イケメン喫茶
テナント充実しすぎである
フロアマネージャーwwww
えー、1126番、スタートしました♪ って違うか。
ピンク色の幻、黄金色の幻、セピア色の幻、お求めになりたいのはどちらでしょう。
今ならとれとれ!イールも付けちゃいます。
>>#0
桃薔薇さんのプランに影響が無ければいいなあすみませんorz
1FにトラップしかけてくれてるしフロアマネージャーOKだと思いますががが
ところで何となく白ワンピとか着てみたが
さほど生地が分厚くないイメージ(シルクっぽい)でいるので、ちょっと攻撃当たったら破れるなあ
レーティングパワーで「際どいところは破れない」方向にするとは思うけど、ちょっと鎧っぽいもの着た方がいいかしらん
/*
ログ読めてないすぎ、設定つめてない過ぎ芝生えてきたwww
すみません、すみません。
イトケンでも流しまくってがんばろう。
……付与の力もそろそろ限界かな
[何体目かのゼラチナスマターを死に至らしめた後、手応えを感じなくなった剣を見て小さく舌打ちをする。
ふと、目をあげると、ローゼンハイムに攻撃をしかけようとするマーティンの姿]
……!
[援護しようと駆け寄ろうとするが、ローゼンハイムの茨の鞭と、どこからともなく現れた黒鴉の群れに行く手を阻まれる。]
くっそ、邪魔だッ!
[茨と雑魚敵を薙ぎ、近づくことができればマーティンを援護するつもりで**]
紫(お札)&霊(弓)がロングレンジ攻撃イケる組だから、やっぱし羽生やして飛ぼうかしら
天井高くしといて。
でも武器が鞭だからなー
……付与の力もそろそろ限界かな
[何体目かのゼラチナスマターを死に至らしめた後、手応えを感じなくなった剣を見て小さく舌打ちをする。
ふと、目をあげると、ローゼンハイムに攻撃をしかけようとするマーティンの姿]
……!
[援護しようと駆け寄ろうとするが、ローゼンハイムの茨の鞭と、どこからともなく現れた黒鴉の群れに行く手を阻まれる。]
くっそ、邪魔だッ!
……キリがないな。
[マーティンの援護をしようとするが、次から次へと現れる雑魚敵に手を焼いているようだ。]
せっかく身体能力イベントあったし、飛ばずに躱しまくる方がいいかな。
で、当たっても回復する。
キモは回復の阻止。防御力そのものは弱い。
回復ぱわーの源は腕輪の青い石……はすぐバレるかな。
PLにバレるのはウェルカムだけど、「PCが気づかないのはおかしい」ってなっちゃうレベルになると紫さん&霊さんが大変。
PC視点、青い石にひっかかってもらって本当の弱点は別、がいいかな。
───…ッ!
[扉の向こうへ消えゆくオクタヴィアの笑顔に>>0:334、
鋭い舌打ちをひとつ。
去る彼女の腕に未だ銀の腕輪が輝くを認めれば、
表情は更に険しくなった]
シメオン…?
[トールの呟き>>0:336に、ふと心づいて辺りを見渡す。
薔薇に触れ、本性をあらわにした魔の者たち。
───あれで全てだと、どうして言える?]
[毒だ。これは毒だろう。
仲間を信じることも出来ずにあれば、即ち個々に滅ぶまで。
それでも、と答える声が心のうちにある。
そう。オクタヴィアは言った。
仲間のふり>>0:301そう、している者がいないと、
誰が言えるのだろう……?]
─────っく!
[物思いを断ち切るように、透明な物体が跳ねた。
それを、トールの剣>>42が切り捨てゆく。
紫の結界>>0:278、渦を巻く紅蓮の炎>>0:344
その中を響いて渡る、リーゼロッテの嘲笑の声。
それを貫いて、マーティンの声が響き渡った>>7]
──、分かった。
注意しろ、怪我は迷惑だ。
[自らの行使する治癒の技は、オクタヴィアには遠く及ばない。
その事実を、こんな言葉で口にした]
…………。
[こうしてみると、やはりただのウサギにしか見えず。
もふもふ。もふもふ。
周囲を警戒しつつ、撫でている。>>56]
………大賢者様?
[兎が焼き人参を食べている>>55
やたら平和なその光景に、一瞬眼鏡の奥の瞳がぽかんと瞬いた]
……。お元気そうで何よりです。
[酷く間の抜けた感想になった]
――あら、あの鴉は。
ローゼンハイムさん?いえ……。
[現れた鳥の群れに、眼を瞠る。>>52
その時、黒薔薇の「声」が届き]
人間ですら裏切る────…、か。
っく。は……っ!!
たまには上手いことを言う。
その人間以下の魔物に説教されるいわれもないけどな。
[リーゼロッテが立ち去るより前。
ツィスカに向けられた言葉>>39に、軽い笑い声をあげた。
乾いた笑い声は、まるで楽しげな響きを帯びることない。
立ち去る薔薇を追う術はなく、
視線は自然と悠然と立つローゼンハイムへと向けられた]
はい、黒薔薇様。
ご一緒できないのが残念ですけれど、こちらから見守らせて頂きますね。
茶番と言えば……「お前もなのか」と睨まれた時には、真に迫った迫力にぞくぞくしてしまいました。
愚かな人間たちを騙し通すことなど、造作もないでしょう。
[>>*3城外でのやりとり>>0:289を思い出し、くすりと笑う気配]
でも、トール様……。
お気づきかとは存じますが、「紫薔薇」シメオンが、未だ……
目覚めている気配は感じるのですけれど、囁きが届きません。
覚醒が遅れているだけだとは思いますが、くれぐれも、彼の動向にはお気をつけ下さいませ。
うへへ
>>57
舌打ちありがとう嬉しいw
>>58
「仲間のふり」拾ってくれてありがとう嬉しい。
やっぱり上手いのう。
でもやはりもう一日プロ取るべきだった
裏切り組のパーティ内での位置づけをもっと印象づけておくべきだったお
みんな上手いこと補完してくれてるけどけど。
くそっ。無茶だ、おっさん!!
[斧を構えて突進するマーティンの前に、薔薇の茨が立ちはだかる>>48
助けに向かうトール、そしてカレルらが剣を振るう様子に目を細めた]
───大賢者様、ツィスカ。
[雨が降りかかる>>40
ツィスカの呼び出した炎の加護、それらを打ち消してゆく水。
水滴に視界を奪われ、苛立たしげに眼鏡を拭う。
そうして、兎姿の大賢者とツィスカへと視線を向けた]
矢に、魔法力は乗せられますか。
[番え打ち抜く、矢一本。それに魔力を乗せよと無理を言う。
見据える。その先にあるは赤薔薇の姿。
戦士たちは未だ、その手前の薔薇の茨の前にある]
……うん。
俺らの目的を果たす為には…仕方ないんだな。
わかった!
[自分にも言い聞かせるように、賢者の言葉を繰り返す。>>66]
うおおおお!
[とりあえず、ラヴィが魔法を使いやすいよう、頭の上に掲げてみる。気分で。]
/* 赤ログではどんな悪だくみが練られてるんだろうwktk
白薔薇さまの実況中継のおかげで、いろいろわかってありがたや〜 */
………雨………
[視線を上げ、リーゼロッテの呼び出した雨の降る空を睨み付ける。]
[雨の勢いで弱まりかけていた炎の力を補充させるように、手の甲に神経を集中させ、魔力を集めた。]
分かりました。
[ふと目を細め、剣を振るう仲間たちを見遣る。
思案したのは少しの間、やがてふるりと首を横に振った]
警告は発しません。
───あれの二の舞はごめんだ。
[オクタヴィアを仕損じたのは、声をあげた所為だろう。
ゆえに仲間の背後から、無警告で撃ち放つ選択をする]
───そうか。
[ツィスカの答え>>75
一瞬の彼女の表情は、見なかったことにした。
凛として返る声には短く頷く。
最も尊敬する大賢者に、どこか懐かしい思いを抱かせる娘。
彼ら二人の力ならば、信ずるに不足などない]
頼む。
[ゆえに、返す言葉は短い]
[多分、矢が狙っているのはローゼンハイムおじさま。
この怪異の中、唯一残っている「仲間であった存在。」であろうことを予測し、一瞬だけ視線を向けた。
尤も、豪雨でツィスカの視界からは姿を捕えることはできなかったが。]
……。
[ぬかるむ地面に両足を踏みしめ、
まかせれ!俺はイケメン情報屋!
[気を散らすといけないので、小声で賢者に答えた!
小さなもふもふの体を、しっかりと支えている。>>79
目は……ついつい、ぎゅっとつぶっているが。]
紫薔薇は……あいつは裏切ったんじゃないか?
[気にくわない、といった声色で囁く。
確信を持って言っている、という風ではなく
気にいらない奴に対しての負の感情がこぼれ出ているというような声色。]
仮にそうだとしても何ら支障はないだろう。
ヤツ一人離反したとして揺らぐ計画でもあるまい。
[背後でハンスが百面相をしている。
ふと息をつきかけて、目を閉ざした。
耳に響くは雨の音、ぬかるむ泥に水飛沫の弾く音。
剣戟の音にそれを振るう者らの気合の声。
そして濃い────どこまでも濃い、薔薇の香]
…、銀も十字も効かずとも、
[眼鏡の奥の瞳を開く。
ふと口にしたのは、オクタヴィアと交わした言葉>>0:131]
これは届けてみせる───…
[満月の如く弓を引き絞る。狙う、紅き薔薇の中央へ]
[ローゼンハイムと対峙する男にも、疲労の影が見え隠れ。その口数は減り、表情は険しい]
[何本目かの薔薇の槍を払い、返す刃で紅の花を散らす。そんなことを何度繰り返しただろうか]
ローゼンハイムッ
[薔薇を前に手も足も出せぬ男に対して優越感に浸るローゼンハイム]
[薔薇の壁ならともかく、薔薇の槍。矢を止めるにしろ、反応も遅れ、重なった軌跡には炭の粉を残すのみ――]
[あっけに取られたようなローゼンハイムの顔が網膜から離れそうにない。矢が彼の胸に打ち込まれたその時]
ボワァァァァァァァァァァ!!
[紅蓮の炎が、ローゼンハイムを包み込んだ]
― 客間 ―
[ぽりぽりと人参スティックを齧りながら、小さな化粧鏡を眺めている]
人参でMPも回復しちゃうのかぁ。まいったな。
でも、食べちゃったんだぁ、あれを。
いつ、効きはじめるかなァ……。
[意味ありげに口元を歪めると。雷を呼んだラヴィの面差しに目が釘付けになる]
……うさちゃん呪文唱える時の顔。
相変わらずめっちゃ怖! めっちゃ怖ァ!!
[そんなことを呟いているうちに、状況は刻一刻と移り変わってゆく。
ベネディクトの放った矢に、ラヴィとツィスカの炎の加護が明々と宿り。
漆黒の闇を切り裂いて、ローゼンハイムに向かって飛んでゆく――]
――ッ、あ。あ――……。
これはあんまり、持たんかな。
[ちっと小さく舌打ちをしたが。鏡を覗きこむ唇は笑みの形に歪んでいる]
……こーじゃなくちゃ、面白くないわよね。
せっかくの、生贄なンだから。
─────ゴウッ!!!
[炎の矢が、薔薇の蔓を、茨を、幻のマーティンの髪を、
焦がして(一部焦げてないが)ローゼンハイムへと向かいゆく。
大賢者の魔力は、ツィスカの
紅の薔薇を炎で包み込んだ>>91]
[熱くなった鉄兜を脱ぎ捨て、炎の行方を見守る。幾重にも用意された薔薇の槍は力をなくしたようにも見え……]
やったかっ!?
[炎の中で揺れるシルエットを見据え]
……………。
[ちら。目を開けて、見た。>>91
燃える人影が見えて、慌ててもう一度閉じる。
二人の術者の魔法が乗った炎の矢は、門番のみならず、周辺の茨さえも焼き尽くす勢いだった…ようだが、目をつぶっているので、確認はできない。]
[黄薔薇の囁きが聞こえる。
鏡の中の戦況をみつめながら返すのは、どこかおっとりとした声]
まさか。
仮にも、四天王の座にあった者。
目覚めてなお「裏切る」などということはあり得ないでしょう。
もし、シメオンがあちらの味方についているとしたら、それはまだ、記憶が戻っていないということだと思いますよ。
………ローゼンハイム…おじさま…
[炎の矢は、まっすぐに、マーティンの頭上すれすれを飛んで吸い込まれ、鮮やかな炎の柱になる。]
紫薔薇さんが戻ってくれば、どれほど心強いでしょう。
青薔薇様も、気に掛けておられましたから……きっと、お喜びになることでしょう。
[根本にあるのは、かつての四天王への信頼]
初めて聞いた、彼女の心の声は"いやじゃ"だった。
初めて彼女が婚約者と出逢った夜、外で番をしていたからいったい何事だと思って室内を訪れたら、どうもこちらが取り乱したことも彼女に伝わっていた。
彼女が知りうる知識を動因したところ、私と彼女は波長が近しいものらしい。
魔法というものがからっきしダメな自分に、まさか彼女と話す以外の交流方法が生まれるとは思いもよらなかった。
俺も彼女も、これが運命だと思って燃え上がるような性格でもなかったが。
この能力のおかげで、俺は彼女と親しくなった。
彼女は黙したままの俺との雑談を通じて、"外"への想いを募らせていった
───…これでひとつ、か。
[自らの放った矢の先、
燃え上がる人影にも表情が揺れることはない。
弓を下ろし、炎の向こうを見遣った。
ぱちぱちと音を放って燃え上がる真紅の薔薇は、
見る間に黒く焦げて崩れ落ちゆく。
あたかもその主と共に力をも失ったとでも言うように、
紅の花をつけていた薔薇だけが炎に無残に焼け落ち、
城の入り口をあきらかにした]
大賢者 ラヴィは、イケメン情報屋 ハンス を能力(占う)の対象に選びました。
皆さん、楽しんで下さっているみたいですね。
[鏡の向こうの、戦場。
結界、炎、雨、刃。
蠢く薔薇の蔓、襲い来る黒い鳥の群れ。
苦悶、悲しみ、闘志、戸惑い、嘆き。
そしておそらくは、いくらかの疑念]
そういえば、ベネディクトさんは……
[紫薔薇を気にかけつつも、戦場のあちらこちらを散漫に眺めていた女は、ふと気が向いてひとりの姿を探す]
――っ!?
[突如強くなる、炎の気。
鏡の表面が一瞬揺れた後、その一点を映し出した]
あれは……!
[紅蓮の炎が、一直線にマーティンへ……否、彼と対峙するローゼンハイムへと向かう。
それは、かの憎き射手から放たれた矢]
大賢者 ラヴィは、伺見の者 シメオン を能力(占う)の対象に選びました。
[炎の中にいた影は、やがて人としての形を、輪郭をなくして崩れてゆく]
[死に顔が見えなくてよかった、というのはせめてもの救いなのだろうか]
[紅の花をつけた薔薇のみが焼け落ちたことからも、紅薔薇の魔力はこの世から去ったと考えるのが妥当だろう]
みんな無事か!?
ベネディクト、助かった。恩に着る。
それに、大賢者様にツィスカも。
[振り返り、仲間らに声をかける。雑魚が残っていればそれを暫く、若干熱くなった頭を雨で冷ましながら片付けるだろう]
……………ローゼンのおっさん。
せめてあの世じゃ、人に戻ってくれよ……。
[燃えるかつての仲間に、ぽそりと呟いた。
魔族が元々の姿だったと言われても、受け入れられずに。]
おうっ………いざ、城へ。
[落ちないようにラヴィを支えながら、赤い花の茨が消えて、入りやすくなったであろう扉へと近づいていく。]
…ああ。
[マーティン>>104に頷き、辺りに視線を巡らせた。
シメオンの結界>>27を意識はしなかったが、
恐らくは護られていたのだろう。
けれど微かな疑念が、銀の髪の伺見へ留める視線を長くする]
仕事をこなしただけだ。
燃やしたのは、大賢者様とツィスカだしな。
[目を二人へ向けることで漸くシメオンへ向けていた視線を離し、
雨の水滴を振り払うように軽く頭を振った。
見えぬ鏡の向こう、その視線に気付くことなく>>103]
赤薔薇さん……!
[マーティンとの戦いに意識を向けていたのだろう。
ローゼンハイムが浮かべた驚愕の表情は、
ほんの一瞬の後、炎に包まれ見えなくなった]
…………なんてこと。
[人の形をしていた魔族の体が、
赤い花をつけた薔薇が、
消し炭となって崩れゆくのをみつめて、女は唇を噛んだ]
ラヴィちゃん見てると、すごく……ウフコックなんだよね。すごく………。
萌えねずみならぬ萌えうさぎ。ときめく!!
──、マーティン。
あんたそれ、…………、貸せ。
[城に踏み込もうと戦士と肩を並べると、所々に無残な傷が見えた。
どうせ、舐めときゃ治るなどと言うのだろうが>>106]
いざとなった時、あんたが動けないほうが迷惑だ。
[舌打ちする調子で告げ、酸に蝕まれた傷口に指を当てる。
トール、カレルも怪我を負っているようなら順に聖句を唱えただろう]
…我慢しろ。ないよりマシと思え。
[不完全なる癒しの技。かつて神殿で習い覚えた聖句の技。
かの白き癒し手とは異なり、全てを癒すには至らない。
大いなる癒しの技、それを持つ者は既にこの場にはないのだ]
……っ…、
[くらりと眩暈のする心地に、心のうちで歯噛みする。
眼鏡を一旦拭いてかけ直し、続いて、城へと足を*踏み込んだ*]
全員かかったとして、7名くらいだろうか?
ウルトラハイパー多角タイムが来るかもと思いつつも
とりあえずの懸念はptかなぁ。
誰に何を見せるかはなーんとなく決めました。死に際もさっくりと決めてあります。
うん、あとはptですね。
カレル、トールにいさま…
[振り返り、弟と兄代わりの二人の姿を確認する。
二人の無事がわかったら、杖を降ろし、入口へと歩いていく。]
……薔薇…赤いのだけ、消えてる……
……リーゼさん。
[「薔薇の使徒」たる「彼女」の囁きが返ることは無いが、こちらの声は届く。
紫薔薇とは違って、「繋がっている」ことは感じられる。
桃薔薇を名乗る彼女へと、囁きを向けた]
……見ていたでしょう?赤薔薇さんが……。
[抑えた囁きの中に、動揺の気配が混じる]
……嘆いている暇はありませんね。
あの人たち、お城に乗り込んでくるのでしょう。
侮っていたわけではありませんけれど、思っていたよりも強敵ですね。
[これまで、何度も戦う姿を見てはきた。
けれど、相手は知能の低い魔物の類で]
まさか、魔族を倒すなんて。
―薔薇の城 1F内部―
[そして。]
[城の内部へ侵入し、マーティンが異常を感じたならば。>>106]
どうしたんだ、おっさ―――
あ………?
[マーティンへと近づきかけ……桃色の刻印を思いっきり踏んだ。>>24]
ふにゃ……あひゃひゃひゃひゃ
あひゃひゃひゃひゃひゃひゃーーーー
ウサさんがいっぱいだじぇー
ああっ、オクタちゃん、やっぱり戻ってきてくれたんだね!
[ウサギのもふもふの中で、オクタヴィアとダンスする幻を見てとろんとしていた。**]
皆さんだいぶお疲れでしょうけれど、リーゼさんは気を抜かずにおもてなしをお願いしますね。
……黒薔薇様も、どうか、お気をつけて。
>>115に反応しておこうと思ったけど、カレルさんとかまだなので
白薔薇時間軸はご一行様入城前でおいておこう。
カレル、
剣への属性付与がなくなるから、気を付けて。
[小声で呪文を唱えると、ツィスカの杖の上に白い門のような靄が現れる。それと同時に、熱をもった大きな気配が消失。静まり返った城の空気が、本来の熱を持たない冷え冷えとしたものに置き換わっていく。]
狽ケんせー!!見る幻術まで描写してもらっちゃうと、おいらやることがないですぅ……!!ww
やりにくいのかなぁ。まあええか。
一応追記しておこうかね。
皆、えっとね…今は、ルートヴィヒさんが張ってくれていた防御結界が何にも無くなった状態だから…
交代で、何か呼んだりかけたりしたほうがいいのかな…
どうしよう?
ハンスさんの持ってるアイテム…足りるかなぁ…
[だれともなくといった控え目な語り口だが、本人は補助魔法を使えるラヴィやシメオン、アイテムを持っているハンスに話しかけているつもりらしい。]
私は…もうちょっと、頑張れるよ。
[
[MPの急激な減少で、桃薔薇の仕掛けた結界に対する注意力が落ちていたことには気づかないまま。ぼんやりと、先をいく仲間について歩く。]
…………桃色の……花びら?
[壁に生い茂る薔薇の花。その中で、一際可愛らしい色をした小さな薔薇がひっそりと*咲いていた。*]
― 客間 ―
[放たれた矢と、それがローゼンハイムにもたらすダメージ。避けられるタイミングではなかった。見るまでもないそれは、……目からではなく、肌で感じ取れた。
紅い薔薇が燃え上がり、――脆く散っていく様]
――あーあ。ローゼンったら。
目の前のマーティンに気を取られたか。……思ったより持たなかった、なァ。
[溜息をひとつ着くと、寝台からよいしょっと起き上がり、手を開いたり閉じたりする]
……戻んなかったな。精気は現地調達かァ。
赤い薔薇は、さっき散っちゃった…から、やっぱり…桃色だよね。
……リーゼ、さん…?
[花に触れないように気を付けながら、それでも惹かれるようにそっと薔薇の近くへと足を進めた。
薄暗い城の中、自分の手の甲と足元が淡く発光したことには、*気づかないまま。*]
――ローゼンハイム。
[赤薔薇を焦がす炎に、一瞬だけ瞳に哀切な色を浮かべる。
それは、旅を共にした仲間への追悼か。
――それとも、]
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