情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
― 聖地上空 ―
[月の形をした優雅なボートが、木の枝葉スレスレをゆっくりと進んでいる。
その上では、自分がどんな状況にいたのかも自覚していない王子が、のんびりと空を見ている]
もう次の課題が出ておるのだな。
余も女神たちに協力しなければ。
[たまには、自分の仕事を思い出すこともあるらしい]
― 泉、ロヴィンと ―
……。
…………。
………………。
私は……恋人ができたことありませんので……。
答えかねます、というか……。
[少し唇を噛んだ。
イメージすることを恐れたかもしれない]
はい、ええっと――何というか。兄弟が多くって。
兄が3人、姉が3人、妹が2人いて。
全員そろえばそれはもうぎゃーぎゃーうるさいものでした。
確かに、結婚したら疎遠になっちゃいますよね――。うちの上の姉は、それまで毎日家にいたけれど、結婚したら一月に一度うちに顔を出すか、出さないかでしたし。
でも何でしょう、疎遠になったなー、と思ってても、たまに会うと、あのときに時間が戻ったみたいになるんですよね。私も、ほんとめちゃくちゃ小さい子供の時みたいに、……まあ、いじられ――じゃないな、かわいがってくれますし。
[触れ合う背中に安堵したのか、落ち付きを取り戻して話をする。剣は当然、脇に置いて]
私も、きっとそんな気持ちを家を出た時に皆に味あわせちゃったんですね――悪いことをしました。
悲しみ苦しまないと……恋人になれないんですか?
そう思えない子は……恋人できないんでしょうか?
……はっきりそうと分かれば、踏ん切りついて私も楽ですけれど。
[胸のキズのような。
自分に縁がない話と分かっているけれど、心の底のどこかにある願望。
それを消してくれるなら、それはそれで良い話を聞いたことになるだろう。]
あの……ごめんなさい。
私が悪いんですよね……?
[ロヴィンが泣く理由が分からないから、自分が悪いに違いなかった。//]
しかし……余向きではない気がするな。この課題……。
[口元に手をあてて、うーんと考える]
嫌なことは忘れて、先のことは気にせず、楽しいことだけ考えて遊び暮らすのが余達であるから……。
うーむ……。
妖精の罪……。
「名前を言ってはいけない」や「お礼を言ってはいけない」など、妙なルールの話はあるが、これといった「罪」に関係するエピソードは聞かない気がするのである。
……ということはこれは、「妖精王子」としてではなく、「ウェルシュ一個人」として解答するのが正しいのだろうな。
― 桜降る中、カークと(回想) ―
そうね、まだ見せてくれてる面しか知らない。だから、もっとたくさん話そう、みんなと。
[箱庭の世界のことは自分で決めないと、と言われてしっかり頷いた]
うん。いつかはあたしの手を離れるとしても、オトナになるまではあたしがお手本をみせてあげなきゃ。
でも、カークの世界みたいに絶対的な罪をあたしが決めるつもりはない。あたしの世界の罪も、神様が決めたものではなく人が決めたものだと思うから。
考え方も、あたしのと同じに縛りたくないし。信頼、したい。
[カークの提案を聞いて、うんうんと三つ編みをぶんぶん振って頷いた]
それはとても素敵。そのまま返答にしたいくらい。
でも、カンニングみたいで、そんなのでいいのかなって思う。
ありがとう、カーク。とてもいい話を聞かせてくれて。
でももうちょっと考えてみる。約束の魔法の話はまた今度ね。
[軽やかな足取りでカークの傍を離れた]
違うよ、シュテラ。君が悪いんじゃない…
俺の思ってた事を、否定してくれて安堵したと思ってね。
同じ時間を共有できたらと、そういう考えは及ばなかった。そういう考えもあるんだなって。
俺も恋人なんて出来た事など、実はないのだけれど。
もし愛しい人ができて、一緒になれたなら、ずっと幸せにしてあげたいと、思ったんだ。
悲しませない、苦しませない努力≠いつまでもしてあげたいとね。
だから俺にはそんな資格が、ないのではないかとね。
命がけの仕事だから。手が血に染まっているから。
えーと。
じゃあ、温泉ということでー。
世界をつくれるなら温泉も作れそうですけれど……温泉ってどんな感じでしたっけ?
[田舎の宿屋なので小さいのしか知らない。]
でもそんな俺の考えは、浅はかだったんだ。
愛情≠ニはしてあげる事だけではないんだな。
もっと幅広い事。
想いや、温もりや、お互いの事を知ったりとか。
いっぱいいっぱい色々あるんだ。
シュテラと話して、よくわかってうれしいよ!
もし俺に恋人ができたなら――
いいなぁ、それだけ兄弟がいたら全然さみしくないね。
いいなぁ、一月に一回でも逢えて。お兄ちゃんは遠くに住んでるから、結婚してから逢ってないんだ。
あたしとお兄ちゃんも、逢えば昔に戻れるかな。でも、あんまり仲良くしたらお嫁さんに妬かれちゃうかも。
[想像して、はしゃいで・・・]
そっか、もう逢えないかもしれないんだ・・・。
[ふと現実に引き戻された]
ヒースは、こっちに来る時にご家族にちゃんと伝えてこれた?
あたしは、寮の部屋に書き置きだけ残してきた。
[残してきたものを思い出して、ちょっと鼻の奥がつんとした]
……もしも。
自ら悲しいことを考えて、自ら不幸になろうとして、自ら滅びに向かうような者がいたら、それは妖精ではない。
それはおそらく、人間であっても良くないことだと思うのだが。
[しかし、女神候補に聞かせるには子供っぽい解答ではなかろうかと、ボートの上で一人]
あ、昔の話ですよ? 今は僕の方が家を出ていっちゃってるので、会えるのは年に1回きりですから。
いやー、お嫁さんよりも、お子さんがいたら、子供に妬かれちゃいますよー。お母さん取るなー、て勢いで敵視されちゃいましたし。
[はしゃぐ様子に、こちらも楽しくなるも――そっと切りだす]
コンスタンツェさんも、やっぱり家のことを考えると、寂しくなります?
[自分だけじゃないのかな、と思って、切りだす]
えーと、むかーしに家族旅行で行ったところは
しんげん?とかゆー人の隠し湯でー
岩に囲まれてて、湯気がもわ〜ってしてて、空が見えたから露天温泉かな。お湯があったかくて、広くて、思わず泳いじゃった。
…愛していると。
[今はまだそうはっきりとは言えないのは、何故だか分からないが、きっと答えはでるのだろう事は、分かっていた気がしてならなかった]//
― 泉、ロヴィンと ―
……。
…………。
………………えぃ。
[両手を伸ばして、ロヴィンの頬をつかんでむにっと捻った。
力は強くないので、痛みも何もないだろう。
ごく近くに顔を寄せた。]
もし……今の私に幸せがあるとしたら。
幸せにしてくれるとしたら――
それは――あなたが、笑ってくれることです。
あなたが……そう言ってくれたように。
[自分も頑張って微笑んで見せた。//]
[やがて笑ってくれたロヴィンに、また微笑んで]
はい、それがいいと思います。
……えと、頑張ってください?
[応援したつもりが疑問形になったのは自分でもよく分からなかった。//]
[そして、余計なことを聞いた、と自分の頭をかいて]
ご、ごめんなさい。こんな話をして。
――私は、師匠と一緒の旅の途中に、呼び出されてしまったので。師匠も含めて、誰にも御挨拶できていないです。女神候補生の補佐が終われば帰ってこれる、とは聞いてますが、遠くまできちゃったな、と。
でも、どうってことなかったです。コンスタンツェさんのほうが、もっと重い決断をして、ここにきてます。
[手さぐりで、コンスタンツェの手を、そっと握ろうと]
あ、今回のことじゃないのか。それは寂しいだろうけど、元気で頑張ってるなら喜んでくれるんじゃないかな。
子供、多分いないと思うんだ。連絡来てないし。
[寂しいか聞かれると、自分の膝を抱きしめた]
寂しい、よ。
[背中合わせだから表情は見えないのに、微笑んで言った]
[友を信じ、己の信念を信じて直走った。
そんな実直で誠実な彼が得た深い絶望を、易々と図り知ることなどできるはずもなかった。
それでも、目の前の人は、笑って見せるから、それが痛々しい。]
辛い時は、無理して笑わなくて、いいんですよ。
[頬に触れた手で、そっと人生の深みを感じさせるその顔を、胸元に引き寄せようとする。
それが叶っても、叶わなくても、後頭部へとまわした手で優しくその髪を撫でつけ
ずびっと鼻を啜って溢れた涙を袖で擦った。]
あーもう、すみません、あたしが泣いてちゃ、テオドールさんが泣けるわけないですよね。
その人たちが、どうか、知ることはできないけれど…っ
あたしはっ、あたしだったら…
仲間を大切に思ってくれるテオドールさんと、理想の世界の為に戦えたこと、
それがどういう結果に終わってしまったとしても、良かったと、思うと思う。
[ものを知らない小娘がこんなことを言ったら、怒られるだろうか。
そう思いつつも、言わずにはいられなかった。]
皆、それぞれの意志で、決めた事だから。
[味方が共に戦うことも、敵が別の思想を持って戦ったことも]
テオドールさんが全部背負う必要なんか、無いのに。
生真面目すぎます。
[此処までやって、サマにならないことにズビーっと鼻水をかんだ。
本当、格好のつかない女神候補生だった]
[握られた手。でも、そのほうが泣きそうになった]
そっか、ヒースにも逢えなくなるのか。でも、ヒースが日常に戻れるなら祝福するよ。
挨拶する時間は欲しいけどね。
[指先をそっと握り返した]
あはは!ありがとう。
[シュテラの気持ちが、とてもうれしく楽しそうに笑うと>>733]
でも応援してくれるより、シュテラと共に頑張りたいかな。
[そういって抱き寄せた]
― 池のほとり ―
……。
…………。
………………あっ。
[今頃気がついた。
汗だくになった服を着替えていたこと。
デザインこそは同じだが、くすんだ色やほつれた裾が綺麗になっている。
――自分は気付いていないが、腰でとめているエプロンの結び目が可愛いリボンになっていたり]
― 泉、ロヴィンと ―
……え?
あっ………………
[鈍感ってなんのことだろう。
鈍くさいのは分かっているけれど。
自分が恋愛対象になる感性がまだ無いので、感じようもなかった。
額に残った熱さは、いつか芽吹くだろうか]
[あと課題二つ終わればお別れなんだ。その事実が、ぎゅっと胸をしめつける。時間は有限なのだ、と]
そのくらいの時間、神様はきっと許してくれますよ。
あの――私の、剣の流派は、戦う時に必ず、世界の女神様に加護を求めるんです。
で、いつもいつもおねだりばかりをしてしてて、もしも、女神様が困ったことがあったら何か力になることはできないか、って思ってて。
── 池 ──
[皿を洗っていたら何か流れて来た。
紅くて丸い──リンゴ。
手を伸ばして流れから拾い上げた。
ひとくち齧る。]
……。
[食べ頃を過ぎた実はパサパサしておいしくなかった。
おまけに反対側を調べたら誰かが先に齧った痕跡があった。]
わぁ……その温泉素敵です。
えとえと……じゃあコンスタンツェさんに創造をお願いしていいですか?
流しっこ……やったことないけど、楽しそうですね……。
[一緒に入ったのは小さな頃の家族だけ。
大きくなってからは宿屋の業務もあって順番に入っていた]
で、そんな時に、今の女神様に森の聖霊を通して、聖騎士として召喚されたんですよ。
私は、とってもうれしかったです。うれしいです、今も。
だから。
[肩越しに振り向いて、手に視線を落とす。少しだけ、ぎゅっと強く握って]
私は自分の世界に帰って。コンスタンツェさんは女神になって。
遠くに離れ離れになるかもしれないですけれど。女神様に請われれば、私はこうやってまた姿を現します。だって、いつもお世話になって――当然、命を生かしてもらってますから。ええ。
その時は、コンスタンツェさんより、背も高くなって、お姫様だっこできるような体だったら、いいな。
[ぼそり、とつぶやいて。きっと聞こえているだろうけれど*]
>>737
――……!
[男が驚きに目を見開いている間に、白い繊手が後頭部へと伸びる。
その手を何故か避けられないまま、男の頭はやわらかい少女の胸に抱きとられていた。
小さな掌が優しく髪を撫ぜるのを感じる。
そして、髪の間に熱い滴が滴り落ちるのを。]
>恋の鞘当てRP
「余とその男とどっちが好きなのだ?!(うるうる)」
しか思い浮かばないくせに、思い切った提案をしたものだ、余は(ぁ
[食べかけのリンゴを思いっきり高く、水の上へと放る。
素早く背から右脇へと銃を回して銃床を肩にあてて構えると、放物線を描いて遠ざかる紅玉を、筒先に照準した。
── タアアァァ…ン
銃声に一瞬遅れて、リンゴは空中で飛散し、水面に数多の波紋を生じさせた。]
>>738
[確かに、己のしてきたこと、その血塗られた道を思えば、
娘の言葉は甘い気休めにしかならないだろう。
命を奪った者たち皆、たとい彼らが許すと言っても、背負った罪が消えるとは今更思われぬ。
だが。]
― 池・回想 ―
―――そんなこと言わないで。
シュテラ様は、シュテラ様しかできないことのために、
きっと神様に選ばれたのです。
だから、もっと自信を持っていいのですよ?
[膝を抱えるシュテラに、励ますように言う。]
聖騎士は、あなたのお力になるために、ここにいるのです。
もちろん、私も。
だから、いくらでも言ってくださって良いのです。
もちろん、応援だってしますから。
[膝に置かれた手に、迷った末、自分の手を重ねる。
伝わってくる震えを、少しでも和らげられるように。
頼って欲しいと、信頼して欲しいと伝えるように。]
――― はい。
どうか、無事に果たされますように。
[課題を答えに行く、と立ち上がるシュテラを見上げる。
その時にふと目が合って―――
なんとなく、逸らすことも出来ずに、見つめていた。]
……もちろんです。
お待ち、しています。
[一緒に話したい。
同じ思いを笑みに込めて返し、
シュテラの背が消えるまで、見送っていた*]
>>749
恰好いいんだけど、八つ当たりにも見えるwwww
女神からオファー来なかったら、リヒャと絡みにいこうか。
え、胸のおおきさ比べるんじゃないの?
[両手をわきわき]
うん、じゃあ後で落ち合おう。場所は・・・言わなくても行きたいと思えば来れるのはわかってるよね。
絶対的な罪…なくても…絶対的な悪は作れたんだ
[先程までの会話を思い出してぽつりとつぶやくと、起き上がる。
手には、月明かりも通すことのなき、馬ごと断ち切れるほどの巨剣。あまたの負の感情が呪いのごとくまとわりついたそれを片手に下段にて構え。呼吸を一つ挟む。
己以外何も感じない虚無の世界。
切り上げは黒き残像を生み、鋭く大気を裂く。
そして裂かれた大気に周囲の空気が吸い込まれていく。
一度空を舞い。そして地に散った...の周囲に落ちている大量の桜の花びらたちがもう一度、夜に花を咲かせた。]
ま、こんなもんか
[いつのまにか黒き剣は消えていた。
また夜に満開になった花を肴に働く気がないでござるとばかりにまたどっかと木の根元に腰を落とした]
[ユーリエの胸からゆっくりと顔を上げる。
彼女の腕を押さえ、身体を離した。]
涙は俺の代わりにあんたが流してくれただろ?
だから、それでいいんだよ。
[心の重荷のいくらかを下ろし、少しだけ晴れやかになった笑顔を見せ。
今度は男が、娘をその腕の中に抱き取ろうと。]
・・・うん、その時は、あたしにも時間をちょうだい。
[触れ合った背に、少しだけ体重を預ける]
ヒースの世界は女神様なのか。戦士に加護を与えてくれるなんて勇敢そうな神様だね。その女神様にあたしも感謝しないと。ヒースに逢わせてくれてありがとうって。
[ヒースの視界に、髪から覗く赤くなった耳が見えたかも知れない]
うん、困ったら呼ぶね。困らなくても呼んじゃうかも知れないけど。
[女神になれたらそれでいいけど、女神になれなかったら逢えないんだろうかと考えて寂しい気持ちは消えそうにない]
― 塔・最上階 ―
[純朴な妖精の王子の反応に、知らず、笑みが零れる。]
磨かれ、未だ穿たれぬ銀盤よ。
美しく開こうとする温室の花よ。
[賛嘆の言葉を口にしてから、
接吻をしたいという王子に、笑みもて頷いた。]
口付け恩恵に与れるのならば、
やはり、ここに。
[指し示すのは、当然のように己の紅唇。
真面目な顔で合わせられる唇を一瞬堪能して、
だが、それ以上を求めることは、今は止めておく。]
[腕をすり抜けた妖精を、追うこともしなかった。]
ありがとう。
おまえの行く手にもまた、闇の加護があるように。
―――ああ。
私も、ぜひともおまえが成長した姿を見てみたい。
いつまででも待っているだろうとも。
[輪になった小人たちを興味深い視線で眺め、
消えていくさまを見守る。
光となって彼らが消えたあと、
しばらくは余韻を愉しむように、
長椅子に腰を落ち着けていた。]
[ゆっくりと顔を上げたテオドールが己から離れて口にした言葉に、泣いた後のくしゃりとした笑みを向ける。]
…いいんですかね、こんなんで。
あーもう、あたしってば、しんどいのはテオドールさんなのに。
[少しだけ晴れやかになった顔、見上げて一緒に笑う。
抱き取ろうとする腕に素直に身を委ね、背に手を回し、まるで子供にするようにぽんぽんと叩いた]
…次は、あたし泣きませんから。
またお話しましょう。あ、釣を教えてくれる約束もあるし。
[それは大地に抱かれるような、先ほど寝転がった草の上に受け止められるような安心感をもたらし。
悪戯めいた笑みを浮かべ、見上げるのだった]
[ユーリエの涙に濡れた頬を己の胸に寄せ、
色素の薄い髪をぽんぽんと優しく撫でる。]
あんたにひとつ大きな借りが出来た。
紫木蓮の女神候補生、ユーリエ・マグノリア。
あんたが望めば、俺はいつでも力を貸そう。
大地の聖騎士テオドール・マイヤー、
その心は、いつでもあんたと共に――//
[カァ、と鴉が首を傾げて鳴く。
己の使い魔へと流し目を投げて、
気怠げに指を持ち上げた。]
構わないよ。
今はまだ、あれは私のものではない。
それに、また新たな課題とやらが出たようだしね。
[七色の光と共に降り注いだ言葉を思いだし、身を起こす。]
罪を規定せよ―――、だったか。
ふふ。あの娘は、なんて答えるのだろうね。
会いに行ってみようか。
[立ちあがり、歩き出す端から霧へと変じていく。]
おまえは、好きに他の者を見て回ってきなさい。
[鴉に命じたあと、黒い霧は塔から流れ出して、
空へと広がっていった。]
/*
おおぉ、女神候補二人の頭はなでていた。後はユーリエの頭を撫でたらそれでいいな。
とりあえず誓いも加護もしないこでいよう。
ってかここ三日ぐらいだるくてくてぇってなってるのですなぁ(くてぇ
― 合間の時間軸・温泉 ―
[かぽーん、と効果音が鳴ったかは知らない。
聖地の一角に白詰草の女神候補の願いで温泉ができた。
露天の岩風呂、湯気と熱気もうもう。温泉卵もあるし、コーヒー牛乳もある。
バスタオルを巻いて入ってもいいけど水着着用の入浴はご遠慮下さい]
さて、こんなものかな。
[脱衣所が、男用と女用があるが、温泉自体は混浴なのはなぜか気づいていない]
他の娘が来るの待ってよう。
[女用脱衣所で温泉卵を食べて待っている。素肌にバスタオル一枚で]
じゃあ感度を調べるの?
[わきわきわきわき]
温泉できたよ>>764
ゾフィヤならもちろん喜んで。一番柔らかそうだし。
― 空 ―
しかし、罪を規定せよとは、
神も意地の悪い問いを投げかけるものだ。
[聖地の空を流れゆきながら、
霧は皮肉げな声を、空気に溶かしていた。]
罪を規定するより先に、
世界の望ましいあり方を考えるべきであろうよ。
こうあれ、と規定が在るならば、
それから外れるのが罪、ではないかな。
[聖地の空に染みこんだ声は、
どこまでも広がっていくだろう。]
[頬に唇を落としてから、額にも落としてから]
…今は、これだけでもこんなに俺は幸せだよ。
シュテラ、君がいるだけで。
[愛しく見つめてから、ぎゅっと抱きよせて、幸せをかみ締めるように、瞳を閉じた]//
[>>761 借りという言葉に、目を瞬く。]
借りだなんて…
でも、テオドールさんがお手伝いしてくれるのは、嬉しいです。
テオドールさんも何か困ったら…んーん、困ってなくても、会いに来てね。
あなたのように生命を優しく包み込む大地を、あたしの世界にも作れたらいいな
[騎士の改まった言葉に応えるのは、矢張り普通の少女のような、照れ混じりの笑み。
まだまだ女神様の気品はないが]
たくさんお話してくれてありがとうございます。
あたし、あまりものを知らないから…
色んな人のお話、聞いてみようと思います。
じゃあ、また会いに来ますね!
[自然と身を離し、テオドールを見上げて言うと、手を振りながら、何処かへと向かったか]
ゾフィアさん会って見たかったんです!
わーい!
シュテラありがとう!
[感度と言う言葉に]
えっ 擽っていいんですか?
[真顔だ]
― 合間の時間軸・ゾフィヤのもとへ ―
[空間に、白い三角が突き出るようにまず現れた。
それが白い布……シーツの角であると種明かしするように全体が飛び出て。
そしてそのシーツが開いて持ち主が降り立った。
他の人は思い描けば好きなところに行けるらしいが、共にこの世界に来たシーツがないと跳躍できないらしい。]
ゾフィヤさま……。
あ、あの……いい温泉ができたのですけれど……ご一緒しませんか?
女神候補3人と、あなたの……4人で――
[こんな綺麗な人とでは気後れするだろうけれど。
自分から誰かを誘った、極めて珍しいケースだった。
もしよければ、共にシーツにくるまって温泉まで飛んだだろうか]
[するりと腕をすり抜けて、笑いながら去っていくユーリエを少し呆気にとられたように見送った。
ややあって、弾けるような笑い。]
……いやいやいや。
やられた。完敗だ。
[笑いの発作は止まらず、腹を押さえ、くくっと噛み殺しながら]
じゃあな、ユーリエ。また会おう。
そん時には、笑顔でいられるように。
[自分も遠ざかる彼女の後姿に向かって、大きく手を振ったのだった。]
― 川 ―
[ゆらりゆらりと深い淵の水面に浮かんでいたら、
どこからか銃声>>749が聞こえて、跳ね起きた。
抜き手を切って岸に戻り、
剣だけを持って、周囲の気配を探る。]
――― 女神様たちのところへ…
……?
[念じかけたところで、異変に気付いて空中を見上げた。]
― 泉、ロヴィンと ―
ありがとうございます……
私で、そう言ってくれるなら……。
[頬にも額にも受けて、抱きしめてもらって目を細めた。
自分が役に立ったのがとても嬉しかった。
それでよいケースなのかはともかく。//]
[最初に現れたのは、白い三角。
それがシーツだと理解するまで、しばしの間。
そこからシュテラが現れるころには、
目がまんまるく開いていた。]
シュテラ様、ごぶじで……え?
温泉、ですか?
[きょとん、としていた顔に、笑みが広がる。]
ええ。ぜひご一緒に。
ちょうど、泳ぎすぎて身体が冷えてきたところです。
[誘いを快諾して、脱いでいた服をまとめ、
一緒にシーツにくるまって飛んでいった。]
― → 温泉へ ―
― 薄紅舞う夜 ―
[なんともなしに歩きだしたところで、ひらりひらりと舞う薄紅色の花弁に気づいた。
それを追いかけるように歩いていれば、やがて景色は夜になる]
……あれ、夜になった。
[迷い込んだ処で見つけたのは、遠目からでも解る大きな大きな地上の月。
そのしなやかな肢体は、三日月を思わせる]
あ、綺麗。
[と、すると近くにいるのだろう。
馬の主が言っていた、夜の方がこの馬は映えるというのを実感した]
― 合間の時間軸・温泉 ―
[湯煙り殺人事件が起きそうな佇まいかどうかは知らない。
聖地の一角にできた温泉に、歓声を上げた]
コンちゃんすっごーい!!
[すでにすっかりコンちゃん呼ばわりである。
コンスタンツェは怒っていいと思う。]
あたしも温泉卵もらっていい?
ご飯にかけて食べるのがサイコーなんだよね!
[すっぱーんと衣服を脱ぎ棄てると先客にならってバスタオルを巻いた。
ぐるぐるぐるぐると温泉卵を混ぜたとおもったらほかほかごはんにかけている]
ありがとうか…いい言葉だね。
俺も、シュテラにありがとう…!
心でつっかえていたものが、取れたような気がする。
ただもう少し――
こうしていていいだろうか?
シュテラ――
君との時間と、温もりをもう少し感じていたい//
[紫木蓮の女神候補生が去った後。
改めて、辺りを見回す。
静謐な清水を湛えた池――
焚火の跡が残る水辺。
果てしなく続く草原。
取り敢えず、先入観なく全ての女神候補生を見たい――その自然な姿をありのまま丸ごと受け止めたい――という当初の目的は叶った。]
潮時かね?
[腰に手を当て、少し思案すると、荷物をまとめて移動の準備を始めた。**]
― 合間の時間軸・温泉 ―
わ、すごい……。
[実家のお風呂しか知らない身にとって、目の前に広がる露天風呂に圧倒された。]
気持よさそうですね……
あ、ゾフィヤさま来てくださいましたー。
[他の女神候補と目が合えばゾフィヤを紹介]
……。
…………。
………………これでいいかな。
[気がつけばシーツがタオル状の大きさと感触に。どうも自在に使えるようになってきたらしい。
垂らすように前方だけ隠してひと足お先に湯船のほうに。
食べるのは出てから派。]
/*
そうそう。
師匠>師匠の思いに、結局最後の最後になるまで気付けなくて、駄目な弟子ですまねぇ。
けどよ。師匠の思いも、陛下の思いも両方継ぐから。
ふたりの理想って奴を、ひとつにまとめてみせるから、
まあ、……見守っててくれよな。
……と、言っている誰かさんがいますよ。
……。
…………。
………………。
[勝負の内容に、少し安堵して、少しがくっときた。
何を想像した自分]
── 焚き火のあった場所 ──
[皿を洗って、今はもう埋められた焚き火の側に戻ったら、テオドールがなんとなく楽しそうな顔をしていた。]
何かいいことあったか?
[皿をしまいながら問う。]
― 合間の時間軸・温泉 ―
[魅惑のバスタオル一枚姿]
[別にコンちゃんと呼ばれることへの感想は狐みたいってだけで是も否もないのでつっこまない]
おいしいよ、温泉卵。ごはん・・・
[ライスがどーゆーものかちょっとわからなかったファンタジーの住人だった]
ま、いいか
[興味はないらしい]
あ、いらっしゃいゾフィヤ、シュテラ
[好感度順で呼びかけた]
― 聖なる泉上空 ―
[静かに宙を行くボートの、視界が広がった。木々が途切れたそこは泉]
……!
[そこに見えたのは、シュテラと、彼女を抱きしめる青年>>778]
あ……。
[何か知らない感情で胸がざわついて、酷く動揺する。月の形をした空飛ぶボートが傾き、高度が保てなくなるほどに]
シュテラ……。
[>>777 銀馬が此方に気づき、促すように歩きだす。]
…とても綺麗
[嬉しそうにそう声をかけながらついて行くと、やがて樹の根元に居るカークを見つけて手を振る。
それから近くまでくると、ぺこりと頭を下げた]
最初の課題の解答、お陰さまで無事に応えられました。
ありがとうございます。
[改まってそう言った後、樹を見上げた。
舞い散る薄紅を諸手を差し出して受けて]
この樹、好きなの?
[テオドールも移動する支度をしているようだ。
旅慣れていると見えて手際がいい。]
おれは、これから、泉の方へ向かって、コンスタンツェが自分の世界から一緒にもってきたという図書館を探してみようかと考えている。
料理、ごちそうさま。
おいしかったよ。
今度、ボート釣りをしたくなったら声をかけてくれ。
こう見えて、よくボート出してたんだ。
[自分の上腕を軽く叩いた。]
― 泉、ロヴィンと ―
……私は大丈夫ですけれど。
[そういえばと、課題を思い浮かべた。
この人にとっての罪とは……聞けなかった。
抱きしめられたまま、ずっと頭の中をふわふわさせていた。//]
よぅ、課題お疲れ様。役にたったならよかったぜ。
[予想通りの人の姿が見えて礼をするユーリエ>>784に軽く手を振る。
ユエは褒め言葉に機嫌を良くしながら、そのへんをうろつきはじめる。]
ん?いや、そうでもないと思うんだが…なんか惹かれる。なげぇこと生きてる、そう感じれるからかね。落ち着く
[おそらく、人が気が遠くなるほどに生きてきたであろう大樹を見上げる。
まあとはいっても想像したものだが、己が想像した源を思い返すのだ]
ところで…一つ聞きたいんだが…紫木蓮…ユーリエの世界ってどんなとこだった?
[ふと、最初の課題の答えを聞き、他の二人の女神と照らし合わせてみたときに浮かんだ疑問を聞いてみた]
― 空より ―
[しばらく、黒い霧は空に留まっていた。
鴉が、誰ぞをからかいに行くのを眺めつつ、
目的とする相手の姿を探す。
視界ではなく、血の気配を辿って。
一度口にし、自らのものとした血を共鳴させて、
血の持ち主の居場所を探る。
血が響き合う感覚は、相手にも伝わるだろう。
やがて、目指す相手を見つけて、
その周囲に闇の帳を張り巡らせた。
緩やかに降下し、実体を取り戻す。]
約束通り、また会いに来たよ。
コンスタンツェ・トリフォリウム
[数歩離れた場所に佇んで、忍びやかな声をかけた。]
[>>757 コンスタンツェの体重を感じて、背筋をまっすぐのばす。倒れてしまわないように]
コンスタンツェさんが、私の名前を呼ぶだけで理由になります。
友達がやってくるだけの理由に。
違いますか?
[肩越しに振り向いたまま、言葉をかける。照れているのか、握った手は落ち着きがなかった。ゆるめたり、ぎゅっと握ったり]
[従者の操舵のおかげで、女神候補に水しぶきを浴びせる無礼をせずにすんだ。ボートは泉に着水し、ゆらりと水平に回る]
……シュテラ……。
[傍の青年を見つめる。凛々しい姿の聖騎士だ。王子の目には、強くて頼りがいがありそうに見えるし、実際にそうなのではなかろうか]
……。
[こう言う時どうすればいいのか、この気持ちを何と呼ぶのかを、王子は知らない]
…ありがとう。
[抱き寄せて頭を撫でながら、自分の頭を寄せてシュテラの温もりを感じ取っている。
とてもいい匂いだと、感じながらちらっと見えたものに、ん?と思ったが>>783
先に口に出したのは罪≠ニいう神からの言葉]
― 温泉 ―
[ゆらゆらと立ちのぼる湯煙。
独特の湯の香り。
そこにあったのは、見事なまでの温泉。]
あの……お邪魔します…?
[シュテラのシーツからそっと顔を出せば、
コンスタンツェと、初めて見る女性がいた。]
初めまして。
ゾフィヤ・オレンハウアー・コルネリウスです。
[いつの間にかバスタオル一枚の姿になって、
丁寧にお辞儀する。
温泉卵おいしそう、とは頭の片隅で思っていた。]
― ギィと ―
[場所がどこかとか、あまり意味が無い。ざわりと産毛が逆立つような感覚]
来る。
[立ち尽くして自分の肩を抱く。ギィが居る間、震えないように]
あたしも逢いたいと思ってた。
[やっぱりまっすぐ目を見て答えた]
罪というお題が、出ていたんだったね。
…やっぱり人の人生を絶つというのは、罪になるだろうか。
[ぼそりと言ってから、上空を指差して]
あれはなんだろう。
初めてみるんだけれど…
[シュテラの髪にじゃれ気ながら、ぽかんと眺めていた]**
― 泉、ウェルシュ ―
……あ。
[気付くまで時間がかかった。(>>790)
泉の上に誰かがいるとは思わなかった。]
……。
…………。
………………っ。
[固まった。
……慌てて離れようという概念は無かったので、そのままだったが]
[>>787 樹を見上げる。その名は知らなかったが]
花はいずれ枯れるものだけれど…随分咲き急ぐ花なんですね。
綺麗だけど…少し、勿体無いな
[諸手に受けた薄紅を、悪戯にはらりはらりとカークの上へと落とした]
あたしの世界、ですか?―――…ごく普通の、
[蒼い空、豊かな大地、田畑を耕す両親兄弟と一緒に暮らし―――
しかし同時に、
――― 一変の光も通さぬ死の灰に覆われた空、鉛色の海、絶えてゆく生命
記憶は一定に定まらない。]
魔導科学という、学問が発達していました。
世界は大きな樹を中心に広がっていて、
豊で便利だったけれど、農作業は相変わらず手作業が一番。
―――なんでかなあ、あたし、此処に来る時に何をしていたのか、思いだせない
[小さく首を傾げた]
― 泉・ヒースと ―
ありがとう、友達・・・えへ。
[真摯な言葉をくれるのに、寂しいのはなんでだろう。
指の隙間をヒースの指がこする]
・・・ぁ
[変な声を出してしまい、ヒースの背中にかけていた体重を自分の膝にかけた。触れ合っていた背中が離れる。手はヒースの手を強く握った]
― 合間:温泉 ―
[ゾフィヤが顔を出せば、嬉しそうにぶんぶんと手を振った]
はじめましてー!
ユーリエ・マグノリアです!
噂に聞いた通りの美人さんで嬉しいです…!
[ぽっと嬉しそうに頬を染めて。
ゾフィヤの手を握ってぶんぶんと振って、仕上げに温泉たまごを手渡した]
―池のほとり―
>>781
ふふ、そう見えるか?
[自然と顔が緩んでいたらしい。
背負い袋の口を閉めながら、戻ってきたリヒャルトに向かっていかにも楽しそうな声で答えた。]
おう。一緒に釣りでもしようや。
一度お前さんの手料理も食ってみたいしな。意外と上手い方なんだろ?
[器用に片眼を瞑って見せた。]
― 合間:温泉 ―
んじゃ、あたしもつかってくる。
[でもその前にユーリエを見る]
ふふふ。
[邪悪っぽい笑みで手をわきわき動かした後、ユーリエから意識を逸らしてお湯の中へ]
― 聖なる泉 ―
[末王子は、両親と兄弟、そして従者たちから、ダバダバと愛情を注がれ、欲しいものは何でも与えられてきた。
それこそ、叶えられない願いは、「早く大人になりたい」なんていう無茶しか残らないほど。
だが、今]
……っ。
[ボートの上で立ちあがり、水面に降り立つ。その足は沈むことなく、まるで地面の上にいるように。しかし、広がる波紋は、確かに水上であることを示している]
シュテラ……!
[速足で岸辺へ近づき、2人の少し手前で立ち止まる。
ギィの所でマントを脱いだまま、背の向こうから透明な翅が見えていることにまでは、気が回らない]
シュテラは余と結婚するのだ!
他の人間など、見ては嫌だ……!
[子供のような、いや、事実子供の駄々を言った]
…ごく普通の?
[三人と比べてユーリエが願った世界は、自分の望む世界には最初思えなかった。だがそれはあくまで自分からみてである。ユーリエからすれば、語った世界はひどく魅力的なのではないか?では元はどうであったのかなどという疑問があって、注意深く、相手の目、呼吸、汗、心音。果ては血流の音まで逃さぬように五感を研ぎ澄ましきく。]
魔導科学…とは…こりゃまたよくわからない単語がでてきたな。農作業だけ手作業ってのはそっちに技術の発展を注がなかったってとこなんかね
[嘘はついていない。だが戸惑い。なのか。恐怖に類するのか否か。]
[>>797 背中から離れる重さ。心の準備ができていなかったので、バランスを崩し]
わっ。
[繋がった手を、離したくないから。そのまま無様に横にすべるようにクッションから落ちた]
ご、ごめんなさーい
[度の入っていないめがねは、転んだ勢いでおでこにあって]
いや、無理に思い出さなくても構わないさ。
もしかしたら、忘れたくて忘れてるのかもしれない。忘れたほうが幸福だってことは世の中には結構あるしな
[首をかしげいうユーリエに、だから気にするなよと、頭に手を伸ばして可能ならぽむぽむとなでた。
まあ後半当たりは面白半分に髪を乱す行為に及んでいたが]
― 合間:温泉 ―
[見られたので見返した。にんまり]
……そうだね、まずは温泉楽しんでからだね
勝負はそれからっ
シュテラとゾフィアさんも早くおいでよー
[言うと、駆け出して、うっかり滑りそうになりながらも無事温泉にどっぱーん]
― 泉、ロヴィンと ―
はい……そうですよね。
[ロヴィンの言葉(>>794)を、じっと聞く。
人生を断つ、それは、ここで言えば目の前から消えてしまうこと。
大事な人を失うこと、あるいはその逆向きの――まだまだ漠然とした、人との別れ。
まだはっきりと分からない自分には、それを罪と意識しきれるだろうか……?
やがて言われるがまま見やれば、見つけてしまうだろう。]
― 泉・ヒースと ―
あ、ごめん。
[振り返ってヒースを見る。手を繋いだまま]
ぷ。
[おでこに眼鏡があってふきだした]
ごめん、ちょっとおもしろくて。
・・・もう一回、おまじないしておく?お姫様抱っこ、してくれるんでしょ。
― 合間の温泉 ―
あ、はーい。
……あ。
ちょ、ちょっと待ってくれますか……!
[呼ばれて返事してから気付いた。
いきなり脱衣所に転移したから、入り口の状況を確認していなかった。
軽くシーツを巻き、脱衣所を通り抜けていった]
― 温泉 ―
[ユーリエに挨拶された。
手を握って、ぶんぶんされた。
おまけに、温泉卵までもらってしまって、
少しの間、途方に暮れる。
でも、それはすぐに笑顔に変わった。]
ありがとう。いただきますね。
[温泉の湯気は、人の心も柔らかくするものなのだろう。
湯の中に足だけ浸かって、女神候補立ちを眺めながら、
温泉卵をもきゅもきゅと食べる。
温泉卵は、味だけ付けてそのまま食べる派だった。]
勝負…?
[何だろう、と首を傾げつつ、今は温泉を堪能中。]
[つないだ手はそのままに。体を寄せるように、あおむし的な動きで身を起こし]
ううう…。みっともないところみせちゃいました。
あはは。
[つられて、自分も笑う。めがねをかけなおして]
え、おまじない……
[その内容を、忘れるわけがない。耳まで真っ赤になって、ぱくぱくぱく、と声にならない声を出す。やがて、蚊の泣くような声で]
二回やったら、効力切れる、とか、ありません?
[>>802 苦笑に悪戯が成功して喜ぶような笑みを零しつつ]
惜しまれるうちが華、とも。
[>>803 観察されていることには気づいていない。]
うん、技術を使って人工で創りだすこともできるようになってたんだけど。
やっぱり天然栽培ものには敵わないの。
―――…あの頃はもう、貴重品になってて
[あの頃、と自分で言って首を傾げる始末。
あからさまに記憶喪失なのにそれを本人が気にしていないから話している相手の方が戸惑うだろうか。]
……うん?
……あたし、変だね?うーん、そうは言っても、気になるけど。
[やっとこ本人は自覚したらしく、怪訝そうな顔をしてカークを見上げた。
一人で思いだそうとしてもそう上手くはいかないようで。>>805くしゃくしゃと髪を乱され、慌てる]
わあっ!?
カークさん、何するんですか!
[慌てて逃れると髪を自分で撫でつけ。]
仕返しです!
[ひょいっと隙を窺って、ふざけてカークの頭に手を伸ばそうとした]
― 泉、ウェルシュと ―
……。
…………え?
………………えと、えと。
[まさかそんなことを言われる時が来るとは思っていなかった。
慌てながらも、半ば他人ごとのように、ウェルシュとロヴィンの顔を交互に見た。
どうしたいとも、どうすればいいとも、思い当たることはなかった。
大きな動きがなければ、より勢いのある声の方に従ってしまったろう。]
― 池の端(ストリゲス) ―
[主人に、好きにしていいと言われた使い魔は、
漆黒の翼を広げて気ままに空を飛ぶ。
途中、聞こえてきた大きな音に驚いてから、
音の聞こえてきた方へと向かった。
鴉の思念にも聖地は反応して風景は変わり、
銃を持った人間が、鳥類特有の鋭い目に映る。]
[銃に警戒しつつ、鴉は高度を保って人間のあとを追った。]
― 闇の帳・ギィ ―
目を逸らしたら負けたみたいで嫌だから。
[犬猫と目が合った時も逸らさない。そして向こうが先に逸らしたら勝った気になる。
箱庭の世界への批判とも聞こえる言葉には反論しない。たくさん考えて出した答えが間違いと決めていいのは自分だけだから。
でも批判ではなかったので驚いた]
ありがとう。
[ぽかんとしつつもお礼を言った]
意外と、というのは褒めてるんだか、意地悪いんだか。
[テオドールの予想に苦笑い。]
料理よりは材料獲ってくる方が好きだけど、獣にしろ魚にしろ、下処理や薫製の作り方は父に教わった。
いつもは物静かな人だけど、自然の中では厳しくて、いい師だ。
テオドールに少し似ているかもしれない。
― 温泉、入り口 ―
……あ、やっぱり。
[鈍いけれど、このあたりは宿屋の娘としての経験か。
顔を出して覗いてみれば、女子入浴中の札が下がっていなかった。
シーツ一枚の格好だけれど、誰もいなさそうなのでちょっとだけ表に出て、札を提げた。]
― 泉・ヒース ―
怪我とか無いならいいんだけど。
[場の空気が和んで助かったし]
えーと、効力が切れるなんて、無いと思うよ。多分、だけど。
なんか、最初の時より照れくさい、けど。
[ヒースにつられたのか、真っ赤になって目を泳がせた]
でも、したいなぁ。駄目?
[戻る時、あることに気付いた。
入り口のところに顔の高さに幕が垂れ下がっているのには気付いた。
東の国にはそういうものがあるということは、実家の宿泊客から聞いたことがある。
表から見たら、何やら文字が入っているのを発見。
この地方の言語ではないようなので、読むというより形を見ただけだが。]
『 ぷ ゆ ぷ 湯 』
……なんだろこれ。
[意味は分からなかった。]
>>785
さてと。
[纏めた荷を背負い、立ち上がる。
来た時は隠されていた大剣は、今はその背に]
俺も今更だが、聖なる泉とやらに行ってみようかと思う。
今後はそれが必要になると思うんでね。
[女神候補と聖騎士しかおらぬ筈の聖地に、何か油断のならぬものが存在している……という直感は明かさずに。]
ああ、からかっているんじゃないよ。
父の面影がチラつくと撃てないのは残念だけど。
それじゃあ、テオドールの旅の伴に魚の薫製を、いずれ。
[朗らかに挨拶して、池のほとりを離れた。
高い空の黒い羽ばたきを一度、顧みたけれど、警戒されている様子に、銃口は動かさなかった。
ゆっくりとした歩調で泉へ向かう。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新