情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
で…こっちにきたってのはわざわざ俺に会いに来たってわけでもないだろう。
といっても、綺麗な女性に会いたいと思われるのは歓迎だが、ここに何か用でもあるんじゃないのか?
[聞きながらも近づいて来たユエの体を、やっぱり想像して出した布で拭いにかかり始めた]
>>561
ああ、行ってきな。
[コンスタンツェへひらりと手を振り、後片付けを始める。
残っているものがいれば手伝いを頼み、汲んだ水で鍋の汚れを洗う。
その間身体を動かしながらも、のんびりと色々なことを考えていた。]
[手の甲への接吻に、やはり慣れずにぎこちなく応える。
先程のギィといい、この世界の標準的な挨拶なのだろうか、とすら思い始めている]
うん、あたし一人じゃ、きっと、世界を見守るなんてとてもできないと思います。
ロヴィンさんがお手伝いしてくれるのなら、きっとあたし頑張れる。
[名残惜しそうに解かれる手を見つめ。
お辞儀にぺこりとお辞儀を返し、大きく手を降った]
あたしも、楽しかったです!
ありがとうございました!
[去る背中を見送り、さて何処に行こうかな、と泉の縁に腰掛けて考え始めた]
― 森(ストリゲス) ―
[こてり。鴉の首が反対側に傾く。]
[枝の上で羽根を膨らませ、胸を反らせる様は、
どこか誇らしげ。]
[リヒャルトに声をかけられて立ち止まった]
図書館は、最初は泉の傍にあったけど・・・行きたいって望めば行けるはずだよ。
あたしも後で行ってみようかな。ここでならまだ刊行されてない聖乙女の物語も読める気がするし。
― 聖なり泉、周辺 ―
……………。
[ユーリエと別れて、泉の周りを歩いている。
一旦立ち止まり、手を見つめる。
泉が公国と同じになり、少なからず動揺している事。初めての戦場の事。
そして今まで逃げてきた愛情≠ニいうもの――]
さて。
残る女神候補生は一人か。
[未だ出会わない――正確には出会い損なった――女神候補生。
聖なる泉に行かなかった男にとって、チラリと垣間見た姿と、そして皆が口にした名前だけは知るものの未だ未知の少女。]
― 滝壺 ―
…なら、いいんだ。
[一番自然な喋り方。
それがどんなものかは自分でもわからないから、
微妙な笑みになってしまったが、]
鍛錬―――? 馬が?
[続く意外な言葉に目を瞬いて、指が示す方を見る。
林檎の樹の幹に刻まれた無数の窪みやら傷やらに、
いちおうの納得はした。]
変わった馬だな。
[水から上がってくる馬を見つつ、
そんな感想は零れる。]
―――確かに、綺麗な馬だ。
……? ―――ああ。
[身体を拭かれている馬を、改めて眺めていると、
男にかけられた声に、ここに来た目的を思い出した。]
少し水浴びを―――と思ったのだが、
ここでは迷惑だな。
[苦笑して、失礼する、と身を翻す。]
― 池、みんなと ―
あの……ごちそうさまでしたっ!
それとお世話になりました……。
課題は……私なりに答を出せそうです。
ここではちょっと恥ずかしいので……別のところで。
[それでも声は響くだろうけれど。
想いのたけを口にするのは、口にしているところを見られるのは恥ずかしかった。
それで噛んだりしたら大変だ。
深々と頭を下げて、意思を込めた足取りでどこかに向かった。*]
図書館が聖地にもあるのか。
それは盲点だった。
あまり人工的なものはないのかと先入観をもっていたよ。
情報をありがとう、コンスタンツェ。
行ってみることにする。
[膝をたてて、一礼した。]
そういえば、さっきの行き倒れさん…
じゃなかった、お昼寝してた人、大丈夫だったかな?
[あれから結構たっている。
大丈夫ならば起きているだろうし、居なくなっているかもしれない。
また昼寝を始めているという可能性もあったが]
あそこでお昼寝するの、気持ち良さそうだったな
[ぱん。
ひとつ手を叩き、名案を思いついたとばかりに跳ねるように立ちあがる。
歩き始めれば、間もなく焼き魚の薫りに誘われるだろうか
泉→池へ]
[どの女神候補生の、ではなく、どの騎士の、と聞いたのは、鴉に深い深い闇の気配を感じたから]
<<ストリゲス。覚えておこう>>
そなたの主人は、「夜踊る者」たる余たちに近しき者。もしや「夜歩く者」ではないか……?
「赤帽子」たちのことのように、皆は声をひそめて話すが、神に呼ばれてこの箱庭まで来るのだから、そう悪しき者ではないのではないか。
[若さゆえに、その恐ろしさをまだ知らず]
[笑みがやや不自然に感じた>>579がそこは追求せずにとりあえず納得してくれたようでほっとして]
否定はしないどころか同意する。
[そして変わった馬という感想には同意しつつ、水を拭いていく。
そこだ、とかなんか色々いっているユエの心音を聞くようにしながらやっていく]
ああ、水浴びか。
そりゃ俺がいたらできねーな。だがもうこいつを拭ったら離れるから少し待っててくれたら空くぞ
[身を翻すゾフィア>>580に言う。
もう目的のようなものは終わったし、後は水をぬぐい取るだけと告げるが、待つようにはいわない。そのまま去るならば止めることなく軽く手を振って見送るだろう]
人工的というか、触媒にしやすかったのでこちらに来た時に、形だけあたしの世界の図書室になっちゃったというか。
情報は聖地に集まったものみたいだから、あたしの世界にない本も読めるみたいだった。
[丁寧にお礼を言われたのでちょっとあわてた]
あたし、そういうの苦手なの。でも、リヒャルトの個性みたいだから慣れるようにがんばる。
それじゃ、散歩に行ってきます。ユーリエとも話せたらいいね。
― 森(ストリゲス) ―
[鴉は、妖精の使う言葉がわからなかったか、
円い目で妖精を見つめる。]
[喉の奥を鳴らすような鳴きかたをして、
ばさりと木の枝から飛んだ。
妖精の頭上を幾度かくるりくるりと旋回する。]
そういえば、灰に埋め忘れてたが。
コンスの「普通と思ってる変な女の子」という設定を見て、「無理して「変」になろうとすると、単なる「異常」にならないかなあ。大丈夫かなあ」と心配してたのだが。
全く杞憂であった。
「魔法が学問の世界」というのは、着想が面白い。
コンス可愛いよコンス。
― 池 ―
[良い匂いがしたが、残念ながら食事は終わった後のようだ。
見知らぬ顔と、見知った顔と、通り縋った顔。
そして、何処かへ行こうとするおさげ姿を目ざとく見つけて、大きく手を振った]
あっ、コンちゃーん!
…じゃなかった、コンスタンツェ!
後でお茶しようねー
[何処かへ行こうとしている彼女を引きとめはしなかったが、声だけが聞こえていた彼女にひと目会えてうれしそうにした。]
― 滝壺 ―
そうか。やはり変わった馬なのか。
[共にいる人間が言うのだから、確かなのだろう。
親しみを覚えたような笑みで馬を眺める。]
―――いや。気にしなくてもいい。
ここでは少し水の流れが速すぎる。
もう少し、下流で場所を探すことにするから。
[手を振る相手に、こちらも手を挙げて応え、
水が流れ下る方向へと歩み去った*]
あ。
[鴉を視線で追って立ち上がる。王子が興味を失ったブランコも夜空のハンカチも、従者たちがあっという間に仕舞ってしまった。
好奇心のままに、一歩を踏み出す。いつものように行きたいところへ向かう足運びのままに]
聖騎士ギィ。
余はそなたに興味を持った。会ってみたい。
[甘やかされて育てられた末王子は、拒絶されるとか、断られるとか、考えてもみなかった]
コンちゃん!wwwwww
可愛いな、コンちゃん!
ユーリエは、ユーちゃんか、リエちゃんか?
どちらも可愛いな。
[その後水を拭い終えると、鐙をつけ、弓と矢束をいつものようにユエのサイドに備え付けさせつつ、自分はひんやりと冷えた林檎をいれた網を水きりした後、肩から担ぐようにもつ]
よーし、いくか
[騎乗するでもなく、自ら歩き、馬もその横をかぽかぽあるく。自分の思い描く場所を想像しながら]
― 池、リヒャルトと ―
えっと……お客さんに出すものは無理なので……
練習はしているのですが……
[身内相手なら失敗した料理も出せるだろうけれど、宿泊客相手にはそうもいかず。
誰も来ない日にはときどき教えこまれるが――自分の才能では人様に出せるものは作れないまま。
ただ、そのせいか実際に自分のレベルがどの程度かは分かっていない。
もしかしたら家庭料理ならギリギリ及第点ぐらいになっているかもしれない。]
えっと、3人にですか……?
うぅ…………。
……あ。
そういう、ことなのですね。
ありがとうございました……!
あ……シーツ…なかった。
[それぞれ好みを聞いて3つ作れたらそれでいいのだが、自分にそんな才能は無い。
だから、他人のためにつくろうとしても、それがいいこととは限らない――そういう意味なのだろうか。
答えの一つをもらって、お礼をしたかったが……ふたりだけの世界を包むシーツがあっちに干しっぱなしだったような気がしたので諦めた。]
―池―
[男は焼き魚の残り香漂う水辺で、焚火の後始末をしていた。
燃え殻は水を掛けて綺麗に土に埋め、あちこちから持ってきた石は元に戻す。
そうしたら、ひょっこりともう一人の女神候補の娘が現れた。
元気そうに手を振る姿に、少し目を細めた。]
― 森(ストリゲス) ―
[立ち上がった妖精王子を先導するように、
鴉はゆったりと空を滑り、飛んでいく。
行く手にはハンカチが作り出していた夜よりも、
なお暗い領域が広がっているようにも見えた。]
― → ??? ―
― 泉 ―
[どこにいても天に声は届くのだろうけれど。
聖地の中心といえばおそらくここだろうから。
いちおう、誰もいないのを確認して――鈍くさいので居るのに見つかられなかったとかあり得る話だが――立ち上がって、空を見上げた。
首に提げた、袋と笛が、少し跳ねた。]
噂をすればなんとかってやつかな。
[ユーリエが池の方に向かうらしい]
うん、今はお腹いっぱいだからあとでねー。
[返事を返してぶんぶん手をふった]
― 聖地、夜、桜舞う地 ―
[空は暗く。星はない。ただ一つ、満月がでーんと転がっており、いつもより近く大きい。
その月光に照らされ幻想的な淡い光を放つ桜の花びらがと舞う地。あちらこちらでそんな桜の花びらによる絨毯ができている。]
できるもんだなぁ。ああ
[いつまでも続くように桜の花びらが舞い、桜の木がいくつもあるなか、一番大きく、地にずっしりと生えた桜の下へと向かい、そして木に手を当てた。]
ちぃとばかし見させてもらうな。
[そういって静かに礼を取る。馬もまた同じように頭を垂れていた]
[料理に関するシュテラの答えもまた、彼女の思考の速度と深さで辿り着いたのだろう。
どういう答えを導いたのかはわからないが、目の光がこれまでより明るかった気がする。
やたらとシーツを気にかける様子に、シュテラは神への答えも、シーツを抱えたままやるのだろうかと思ったら微笑ましくなった。]
行っておいで。
シュテラらしい世界像が聞けるのを楽しみにしている。
― 池 ―
[コンスタンツェに手を振った後、辺りを見回した。
>>595 後片付けをしているテオドールを発見。]
目を覚まされたんですね!
あ、手伝います。
[石を元に戻したり、燃えカスを土に埋めている作業にそのまま自分も参加する。]
ああ、残念、あたしも早く来ればよかったかも?
……あ、すみません。
あたし、女神候補生のユーリエ・マグノリアといいます。
[焼き魚に想いを馳せている最中、はたと気がついて自己紹介をしてぺこりとお辞儀をした]
― 泉、議題の回答 ―
私のつくる世界は――
[想いを巡らす。
この泉から届くように、全ての人へ――今の自分の全てと同じものへ]
世界には――はじめは、何もありません。
私に……何もありませんでしたから。
けれど……この聖地に来て、いろいろありました。
何も無かった私がもらった全てを、世界に捧げたいと思います。
― 森→??? ―
[迷いなく鴉について歩く王子と違って、従者達の意見は割れていた]
『世には「赤帽子(血塗れ妖精)」よりタチの悪い者もおりますぞ、君子危うきには近寄らずじゃ』
『殿下は物知らずすぎる。ちょっとくらい暗いものを見るべきでは。ここなら最悪にはならないだろうし』
[従者がどんなに気が進まなくても、王子が行くところにはついて行くしかないのだが]
よし、こんなもんか
[ユエから鐙と弓と矢束を外す。月光に照らされたユエの総身はさながら地上の月のようだ]
ふっ、いつも通りの美人さんだな。そのために水浴びしたかったのか?
[ユエの答えは黙秘だった。
もしそうだとしたら存外乙女だといえるユエに口の中でだけ笑いながら、腰を下ろし好物の林檎を渡す。くしゃくしゃと咀嚼している音を聞きながら...はやっぱ酒だよな。とひっどい、酒を求め出すのであった]
だから――
[中空に手を伸ばした。
自分の内を映した世界は、何もない、無。
夜でも闇でもない、それまでの自分の世界は――女神となることで拓かれたのだ]
『
[自分のとっての始まり――あのとき歩いた昼の道、初めて会ったのが夜の聖騎士。
そして、次々と出会い――自分の中の世界は少しずつ満たされ大きくなっていく……そんな想いが、世界が重なるように。]
……私は、わがままな子です。
いつだって、自分のことしか考えられないです。
だから―― 私が 世界になります
私が幸せでいられれば、みんな幸せでいられるように。
ここに来て……前から手を振ってくれた人がいました。
横から話しかけてくれた人がいました。
後ろから包んでくれた人がいました――。
世界の隅っこで、何もできなかった私が……私のような子でも――世界の中心にいたくなりました。
端っこにいたら、会えないから――どこにいても、どこからでもあなたに、見つけてほしいから。
どこを見ても、誰かと繋がっていられるように――私の気持ちを伝えられるように。
そうだなあ、でも食いたければまた釣るさ。
[片付けの手を止めて、全体的に色合いの薄い娘の瞳を見詰めて笑い掛けた。]
俺はテオドール。
テオドール・マイヤーだ。
[具体的にそれが球であることは、自分にはまだわかっていないけれど。
ただ、内向的だった自分の想いは――世界は外へ向けられる。
世界が満たされたとき、想いはさらに遠くへ飛び立てるかもしれないから。
自分が世界そのものになって、自分の想いを――]
それが――私のつくる世界です。
みんなに私の気持ちを伝えたいから――。
みんなから気持ちをもらいたいから――。
あなたが、好きです――。
[最後の言葉は、誰に向けられたものか。
その相手は一であり、全であるかもしれない――
心を全て表に返したためか――吐露し終わると、その場に崩れ落ちた。
何を言ったかは、半分以上は覚えていないに違いない。**]
― 聖なる泉 ―
――………。
[実はシュテラを遠くから見つめていた。
「光あれ」
その言葉に自分にも、そんな光がさすのだろうか。
そう思いながら、立ちつくしていた]
[また釣るという言葉に、少女は首を一瞬考える]
ううん、でも、お腹はそんなに空いていないし。
折角なら、また皆居る時の方が楽しいと思うから、今はいいです。
[からりと笑って。]
テオドールさんというんですね。
最初にお見かけした時は、寝てらしたんです。
あたしもあそこに寝転がって見ても、いいですか?
[酒瓶を振る。ガラスの蓋を取る。飲む。味がでたらめだ。
蓋をして、また振る、飲む。さっきと味が違うが、ちょっとはマシかね?
大当りだ。とかうまくいったとか、普通だとか。味に一定性がない。そんな馴染み深い酒。
お世辞にも行儀がいいなんていえない。あふれた酒は手に浴びさせ、地面にも飲ませながら、ぼんやりと、届いていたりした、女神の回答を頭の中で静かに反芻していた。]
[少しだけ足を止めて]
初めは何もなく、シュテラが世界となる……。
まさに大地のような、母上のような……。
全てを守り、内包し、創造するというような答えだな。
シュテラらしい……。
[微笑み、また歩きだした]
シュテラ!!
[彼女の「好きです」という言葉が、心に突き刺さった。
が、瞬時にシュテラの元に駆け寄り、心配した顔で崩れ去る彼女を抱き起こす]
/*
一応解説すると、>>483でコンスに「手伝って」と言われたので、コンスに力を貸すことにしました。
これが一番最初に女神への協力を決めるトリガーです。
じかに「聖騎士の力が欲しいのでお願い」と言えば、すんなり貸します。
むしろ、恋愛絡みに持ち込まず、女神候補生としてお願いした方があっさり成功します。
― ??? ―
最初に神は光を作った。
[創世譚のひとつを呟いて、唇を上げる。]
ならば、世界に最初に在ったのは光か?
―――いや。違うな。
[当然だ、といわんばかりの口調。]
光なくとも闇はある。
全てが始まる前も、全てが終わったあとも、
闇は常に、おまえに寄り添うだろう。
[それは、天に宣言したシュテラに向けての言葉。]
――― おまえの世界に、闇の祝福を。
/*
>>605
光あれ、ってA日程で使われてそうな気がするとか送信した瞬間思った。
Q:削除は?
A:削除しようと決めて実行するのに20秒かかるんです。
>>611
[寝転がってみたいという娘に小首を傾げて少し考える素振り]
ふむん?
ああ、草の上に寝っ転がるのは気分がいいぞ。
のーんびりと雲を眺めて過ごすと最高だ。
[ニコリと微笑み、草を均して窪ませた即席の寝床を指し示す。]
じゃあ、今度は腹が減った時にお嬢ちゃんが釣って皆に振舞ってみたらどうだ。
釣り方と旨い焼き方を教えよう。
優しさ。慈しむ心。幸せを願う思い。
[ユエがまた一つりんごを要求するので差し出しつつ]
だが時に、怒りや破壊も必要だとおもうが、どう思うよ
[返答を欲することのないただのひとりごとは桜の花びらにまぎれて消えていった]
[空に七色の光が差し、深みをもって響く声が告げる。]
白詰草の「常春の柔らかな箱庭」
紫木蓮の「陽と月、四季を巡らし、あまたの道をもつ球体」
無憂華の「自らを中核とする世界」
それぞれの望み姿に世界は象られよう──
[色を宿した小さな結晶が、女神候補生たちから離れて天へと昇ってゆく。]
花?綺麗・・・
[ピンクの花びらが降り注ぐ光景に惹かれて歩いていると、シュテラの宣言が聞こえた]
あたしが一番小物だよね、べつにいいけど。正解はない。信じた道を行く。それがあたしの
[とか言いながら歩いているとカークと馬を見かけた。世界に浸っているようだから、声をかけていいかわからなくて立ち尽くして見つめていた。
気づいてくれないようなら他に行くつもり]
/*
>>616
そこは迷ったんですよねー。
ただ、闇が先にあったことにすると、夜の聖騎士もいる編成的に文章作りづらかったんです。
自分の内面世界がテーマだったので、闇より無かなと。
シュテラ自体、心の闇ってほどのものはない平凡な子なので。
― 塔(ストリゲス) ―
[鴉が王子を導いたのは、夜の世界だった。
中天に冴え冴えと蒼い満月が掛かり、まばらに星々が瞬く。
その夜空を貫くように、塔が聳えていた。
さほど大きな塔ではない。
それでも、黒い石を積んだ塔は、人を威圧するに足るもの。
ここだ、といわんばかりに鴉は大きく羽ばたき、
最上階の窓めがけて飛んでいく。
だが、途中で一度旋回し、
ついてこないのか、とひと声鳴いた。]
[食事会は流れ解散ということになりそうだ。
魚の脂を吸ったパンを平らげて、ごちそうさまと言い、池へ行って皿を洗っていたら、シュテラの答えが聞こえてきた。]
想いがあるから繋がっていられる──
それは、形ではなく概念だろうけど、シュテラの世界は何でも呑み込む鍋みたいなものなのかな…?
[>>617 草を均してくれたその場所に、嬉々として転がる姿は、17歳というには幼い所作だったか。
当人はそんなこと気にする様子もなく]
わあ、本当ですか。
あたし、釣ってお魚が釣れた試しがないんですよ。
是非ご指南ください。
[にこにことしながら空を見上げて、草の薫を胸いっぱいに吸い込んだ。]
ああ、本当、とても気持ちいい…
あの空の向こうには、何があるのかな
― 川 ―
[滝から離れ、川沿いを歩く。
さほど、時は経ったと思えないのに、
川の様相は全く違うものに変わって、
穏やかな流れと深い淵のある場所へとついた。]
――― ここなら。
[周囲に人目が無いことを確認して、
衣服を飾る細い巾と鈴を取り外し、
上着を脱いで丁寧に畳み、岩の上に置く。
薄い衣一枚の姿になって、
大きな岩の上から、淵に向かって身を躍らせた。]
[輝きの残像が消えると、ふたたび声がした。]
新しき世界の理を定める女神候補生たちに、第二の問いを与える。
【新しい世界における「罪」を規定しなさい】
個々の行為や事象ごとの罪の有無ではなく、汎用的な定義で 、新世界では何が「罪」とされるかを応えること。
/*
カークの描写と微妙にかぶって申し訳ない。
闇と夜だから、しかたないとはいえ。
しかし、夜の生き物が多いな。なんとなく。
[>>619 ごろごろと草地に転がっていたら、空は虹色の燐光が満ち、深みのある声が響いた。
胸のあたりから淡い光、それは結晶を形作り、天へと昇って行った]
わあ?
なんだろう。
[ぺたぺたと自分の胸を触ってみたが、何ともなっていない。
ほっと胸をなで下ろす。]
あたしの世界、か…
先生だなんて、そんな柄じゃないよ。
それより、きれいね、この花。きっと昼に見てもきれいなんだろうけど、夜なせいで神秘的に見えるっていうか。
なんて名前?
[柔らかい花弁をてのひらで受ける]
>>624
さあなあ……何があるんだろうなあ。
[草を千切り口に咥えると、自分も少し離れた場所にごろりと転がった。
聖地の空は青く、抜けるように高く、雲は真白に輝いている。
男の心は名も無き民衆に、大地に根ざすが故に、「此処ではない彼方」には向かわず。
否、男の抱いた理想そのものが、既に「此処ではない彼方」であるのかも知れず。]
― 塔 ―
[恐怖が経験と知識からくるものだとしたら、王子にはそれはまだ備わっていない。
興味深そうに黒い塔を見上げて]
……ええと。
[鴉の言葉に眉を下げて、翅を震わせ]
ストリゲス。
ひとつ確認しておきたいのだが……。
ギィは人間ではないのだよな?
[天から聞こえてくるかのような声が伝えるのは、女神候補生たちの望む世界の形と次なる課題。
それは、泉に行かず、先入観を持ってしまうかも知れぬ情報を敢えて得ないことを選んだ男にも伝わった。]
なるほど。
三人三様だな。
で、お嬢ちゃんの望んだ世界が、球体の内側に太陽と月のある世界か……
― 泉、ロヴィンと ―
わぷ。
…………あ。
[どれぐらい眠っていたのだろう――失った気力体力は知らない間に快復したので、一瞬のことなのだけれど。]
おはようございます。
……えっと、恥ずかしいです。
その……。
[無我夢中で天に答えていたから、そのあとこうして面と向かわれると恥ずかしい。
というより、抱かれていないか自分。]
……次の議題回答まで少しありますし、
ちょとぐらい息抜きできたらな、って思うのですが……どうですか?
― 塔(ストリゲス) ―
[高らかに鳴いて空中で胸を張り、
あげくに失速して慌てて翼を打ち振り、高度を取り戻す。
ゆるりゆるりと旋回しながら上昇し、
最上階の窓辺に留まって、もう一度鳴いた。]
[>>626 新たな課題の提示に、眉を寄せて空を睨みあげた]
うううん、今度は、罪、かあ…
[目を伏せる。
『―――だが』
『我々には、――義務がある―――』
覚えのない記憶の声に、しぱりと目を瞬いて開いた]
うん?…まあいいや。
……難しいなあ。神様結構いぢわる?
[>>629 草を口にくわえたテオドールの横でそんなことをぼやき。
自分も同じように草を口にして、草笛を吹こうとして失敗した]
テオドールさんは、罪―――罰せられるべき行為ってことだよね。
世界で一番悪い事って、なんだと思いますか?
[人殺し、窃盗、エトセトラと眉間にしわを寄せて考えながら、テオドールに尋ねた]
>>636
……うん?
[急に質問されて、鳩が豆鉄砲を食らったような顔で娘を見遣る。]
罪か……そうだな。
「人間の生命を物のように単位で考えること」だ。
[少し考えた後に、はっきりとした声で答えた。]
― 川 ―
[川の水は心地良い冷たさで、
身体だけではなく心まで清められるようだった。
ひとしきり淵で泳いだあと、川岸に上がって一休みする。
薄い衣は濡れて張り付き、
無駄な肉も無く引き締まった、
細身の身体の線を、露わにしていた。]
――― 新たな、三つの世界…。
[空より響く声に、
そして、微かに聞こえた女神候補たちの声に、
目を閉ざし、思いを巡らせる。]
どれも、優しい世界になると思う。
そうなってくれればいい。
[ひかりあれ。
最後に聞こえてきたシュテラの声に呼応するように
同じ言葉を囁いて、神への祈りを捧げた。]
名前で呼んでくれたほうが嬉しい。と主張はするけど、呼びやすいように呼んでくれていいよ。
散る美しさ・・・そうね、白詰草は散らずに枯れたりするけど茶色くて綺麗ではないね。それでもがんばって咲いてるのだから評価して欲しい。
[カークの考えを見通せるわけではないからそんなふうに答えた]
あたしの世界に?素晴らしい贈り物をありがとう。大切な花なんでしょう。
[花びらを指でこする。すべすべだった]
花嫁のヴェールみたい。
桜
[咲き誇り散る花を見上げる]
きれいだけど、さみしい
[>>632 自分の望んだ世界の形について問われ、こくりと頷いた]
うん…大きな大きな球体です。
だって、外側だったら、どこまでもどこまでも落ちて行ってしまいそうじゃないですか?
でも、内側だったらもしも落っこちても大丈夫、世界の反対側に居るだけです。
……怪我しちゃいそうだから、落ちないに越したことは無いでしょうけど。
[言う様子は真剣そのものだ。
巨大な球体の内側から反対に落ちれば怪我どころか多分死ぬことに思いいたっていない]
罪―――
[新たに出された課題に、眉の間を曇らせる。]
人が、人たることの罪は―――
[教義の一節を唱えかけて、止めた。]
……それぞれの女神に相応しいように。
罪もまた、それぞれの形で…。
[頭を冷やそうとでもいうように、もう一度水に飛び込む。
ぷかり、浮かび上がって水の面に漂いながら、
高い高い空を見上げた。]
ふふっ。
[鴉の様子を見て、手の平の中に笑いを落として、それからよし、と気合をひとつ]
人間でないなら……。
隠すこともなかろう。
[従者に、天まで届く長絨毯を敷かせる方法もあったが、しばらくぶり飛びたくなった。
マントを従者に預け、背を晒す。魔力の源である2対の透翅を広げると、重力を無視してふわり、と体が浮いた。
ツィーっと宙を滑り、鴉を追って最上階へと近づく]
― 泉:次の課題 ―
……罪。
[世界における罪とは。
自分が世界そのものであるなら、言い換えれば自分が犯す罪であり、自分に対する罪。
小さな嘘をついたとか懺悔しないといけないことはあるけれど、定義として掲げられるものにはピンと来ない。]
誰が、してくれるかな……。
[自分に罪を働きそうな人。
自分が罪を犯してしまいそうな人。
明確に誰かとかイメージできなかったけれど、歩き始めた――**]
そうですね……泳ぎたいなとか、温泉で身体を休めたいな、とか。
せっかく女の子同士なので……あんまりお話できてませんから。
[2度も倒れたせいもあって、休養は特に欲しかった。
泳ぐのもリヒャルトの熱のせいで今でも冷気がほしくなったりする。]
勿論「考えること」自体は罰することは出来ない。
誰でも心の中だけは自由でなければならないから。
ただ……そう例えば。
君主が自分が納める領民を、ただ税収や収穫高や引き出せる労役の数で見る。
一軍の将が、自軍の兵の死を勝利を得るための駒の損耗と考える。
その時人間は、人間でなくなっている。
ただの「数字」なんだ。
[と、男はフッと自嘲の冷たい笑みを洩らした。]
俺なんかは差し詰め大罪人だ。
その罪は決して消えないし、何を以っても償える類のもんじゃない。
そっか。ならそう呼ぶとするかね。
って、別に白詰草…いや、白詰草だけじゃなく他の花もだがそれが悪いとかいうつもりはねーぞ。立派に育っていき、老いていく。なんとも自然だしそれを悪し様にいう理由はない。
だが桜は、綺麗なうちから散ってしまうからなぁ。
[そして散ってしまうから綺麗というなんとも刹那的で死を連想させるそれがはたして素敵なのかどうかわからない。最もこれは...の感情によるもの]
大切といえば大切だが、気にすることはない。……今思うと、俺が今まで見た光景…それを見せて、それを女神候補たちの世界の糧にする。ってことも別世界から呼ばれた理由の一つかもしれんな。
だから必要なものはとっていきたいものはとっていけばいい。いらないものはもっていかなきゃいいしな。
[自分では世界について小さいといっていたようだが、誰かに気に入られるなど考えず自分の思う通りにしようとする様を良しと思っていたため>>640にそう答えて]
[ゆっくりと起き上がり、白詰草と向かい合う]
コンスタンツェが誰かと結婚するときにでもこれで花嫁のヴェールでも作りたかったら作ればいい。
[静かに、願うように。]
でも似合わないほうがいいと俺は思うけどな、この花のように散ってしまったらつまらんだろ?
― 塔 ―
[塔の最上階は、貴族の邸宅さながらの作りをしていた。
暗い赤の絨毯が敷き詰められた部屋を、
無数の蝋燭の明かりが照らしている。
天井は意外なほど高く、窓からは月が望めた。
部屋の中でもっとも目立つのは、
白い敷布の掛かった、天蓋付きの大きな寝台。
そして、何に使うかわからぬ石の台。
部屋の主人はといえば、長椅子に寝そべって、
物思いに耽っていた。]++
>>645
深いなあ。
恰好いいなあ。
それを言うなら、「奴隷」とかもその罪になるであろうな。
奴隷は、ナンバーや記号で呼ぶものだから。
>>641
いや……
そこらへんは神様が落っこちないと決めて、落っこちないように作っとけば落っこちないと思うが。
[どうやったら落っこちないかなど、重力の存在を知らぬ男には答えようもない。
何かぱぱっと神様なら可能じゃあないのか……と真剣な様子で説明する娘に、少し冷汗たらり。]
どうした、ストリゲス。
[帰ってくるなり、窓辺で外に向かって鳴く使い魔へ、
長椅子の上から気怠く声を掛ける。
その時まで思考は新たな世界と、新たな課題
―――罪についての考えに占められていたが、
窓辺に現れた新たな影を見留めて、上体を起こした。]
―――これは、珍しい。
その翅……、妖精族だね。
我が塔へようこそ。
… といっても、聖地の魔力が作り出した偽物だが。
[半ば横たわった姿勢のまま、客人を招き入れる]//
[>>637 はっきりとした声の返答に、顔を横向けてテオドールを見た]
人の命を、物のように、単位で考える事…
[噛み含むように呟いて、その意味を思索する。
思いだすのは、新聞記事。
どこぞの戦争の犠牲者が何千人とか、自然災害で何千人が亡くなったという、悲しい出来事を知らせる文章。
遠い場所で起こっていることを正確に伝える紙面は、リアリティまでは伝えてくれない。
何千人、一人一人の重み。
紙面から感じ取れないのは、共感力が欠如しているからだろうかと思ったこともあるが。
ちくりと胸が痛む。
しかし、テオドールの言っている事は、そういう事とは少し違う気がした。]
何故そう思うのか、聞いてもいいですか?
[思索の間の後、*尋ねた*]
[桜を見ているうちに、涙が零れた]
あ、ごめんなさい。なんで泣いてるんだろ、あたし。
散っても、次の春にまた咲くのに。
[服の袖で涙を拭う]
・・・そんなこと言うと、ねこそぎ持ってっちゃうから。ず。
[鼻をすする]
花嫁か、あたしが結婚することってあるのかな。なんか想像つかない。
[>>645>>646 続く言葉に、成程と聞き入る。]
テオドールさんは、軍人さんなのかな。
何か―――とても悲しい思いをしたんだね。
[そっと伸ばした手は、その髭の先に触れることを許されただろうか]
きっと、物事を考えるために数字を使うことではなくて、
その向うに居る人たちのことをきちんと考えて大事にしないといけない。
…ということかな。
[自分なりに解釈したことを、確かめるように言うころには、気づいたら草の上に正座している。
自嘲の笑みには、真直ぐに応えて]
―――悔いているんですね。
[呟いた**]
― 最上階 ―
[窓辺に降り立って、暗い室内を物珍しげに眺める。
手の込んだ装飾や意匠には、故郷で囲まれていた物に近しい何かを感じる。それが高級さの香りであることまでは、分からなかったが]
ストリゲス、案内感謝するぞ。
[鴉を労い、室内からの声の方向に、聖なる泉で見た顔のひとつを見つける]
まさしく、余は妖精族である。
名はウェールシュローン・スケイルシー・デル・リウ・ラナンキュラス。ウェルシュと呼んで良い。
正門ならぬ場所からの訪問を謝罪しよう。
[ほう、とため息をひとつ。
初めて見る種族に、距離感を図りかねていたが、ひとまずは位の高い相手に使う二人称で]
……卿は、恰好良いな。
いや、美しいの方が正確か。
[全く洗練されていないが、心からの感想を漏らした]
>>652
[娘の次の問いに、男は一瞬虚を突かれたように押し黙った。
二呼吸ほどの間を置いて、唇の間から呻くような押し殺した声が洩れた。]
……何故俺がそう思うのか、か……
[それを話すことは、結局は実を結ばぬままに終わった夢と、道半ばで自ら放棄した理想、その軌跡を語ることになるだろう。
それが男を躊躇わせ、口を重くさせるのだった。**]
先に、王子の御前で、寝そべってることを注意するべきだったか!
でも、ウェルシュに「ご機嫌悪い」なんていう状態があるかどうかが、そもそも問題だ。
ニコニコしてるから、ウットリしてるか、しょんもりしてるか、その三択なような……。
ふふ。さあ、なんでだろうな?
[涙を流すコンスタンツェの頭に手を伸ばし可能なら静かに撫でて]
花を悼み、酒を飲んで寂しくないように見送る
…なんて、ま、いちいちそこまで考えなくていいんだけどな。
[先程までとはちがっていたって気楽にいって]
ああ、もってけるだけ持ってけ。海だろうが山だろうが…な。
そんで置ききれなくなったら自分のペースで世界を広げていくといい。
さて花嫁になれるかどうかってのはどうかね?俺がもらってやろうか?っていうにはちと早いしな。
― 最上階 ―
[案内の役目を果たした鴉は、
王子にひと声答えて止まり木に戻り、羽繕いを始める。]
これは、丁寧な名乗りをいただいたな。
私のことは紅卿でもギィとでも、好きなように呼ぶと良い。
正門など在って無いようなものだから、
気にせずとも構わないよ。
[長椅子から立ち上がり、ウェルシュの方へ歩み寄る。
流れるような動作と共に、
ゆったりとした室内着の裾が翻った。]++
泣き顔はぶすだからやなのに〜。
[撫でられるとますます涙がでたが、出しきるのが涙を止める早道なきがするからそのままで]
見送ったら桜も寂しくないかな?
[桜に感情があるかはわからないけど]
海は見てみたいな。見たこと無いから。
[おねだりしてみた。
ウェルシュに求婚されたことは覚えているが、現実味があまりない]
大人になった時に恋人になれたらもらってくれる?
[肯定してもらっても約束というほどの強制力は無いけど。泣きやむまではカークの傍にいる**]
妖精の王族から褒められるとは光栄だな。
容姿で言えば、おまえたちの一族は
―――いや、おまえに追随するものはあるまい。
[さらりと相手の出自を口にする。
長く生きていれば、ある程度の知識は持ち合わせていた。]
月の光を紡いだ髪。
星明かりを宿した翅。
稀代の彫刻家すら生み出せぬ肢体の優美さ。
―――愛でられるに相応しい、
妙なる美の持ち主よ。
[手の届く距離より一歩分離れて、立ち止まる。//]
ふっ。いいぞ。ただ俺が作ると夜になるが、それでよければな。
[そういえばユーリエも海のことをいっていたようなと思い出しつつ、おねだりに頷いて]
大人にならなきゃっての気にしないでもいいが、恋人になったときにでも、な。
そのときは、桜のヴェールをまとっても散る心配を与えないぐらい抱きしめてやるよ
[誓いでもない、仮定の約束をして、そのまましばらく泣き止むまでコンスタンツェを撫で続け、泣き止んだところでまた桜の大樹の下に座り、何か聞かれたら答えたりしつつ、しばらくここにいるだろう。
元の世界において、長く生死の境目を這うように生きてきた...にとってはひどく馴染み深く、また同族嫌悪を抱く綺麗な*桜舞う夜の地に*]
[読み解く知識のある者には、王子のフルネームがそのまま階位と所属を表していることが分かるだろう。だから、王族と言われても不思議には思わず]
……そんなことはない。
本当の余は、美しくなどない。
[しかし、続く言葉には、見るからにしょぼくれた]
この姿は、人間界を覗いた時に見た人間を、そのまま写しただけだから……。
人間は、本当に皆美しくて、あるいは恰好良くて、余は醜い余自身がとても悲しい……。
― 塔・最上階 ―
何を悲しむ?
[肩を落とした妖精へ、最後の一歩分の距離を詰める。]
写し取ったという今のおまえも、おまえ自身だろう。
身に備わった能力の結果だ。なんら恥じることはない。
それに、本当の美しさは外見ではない。
魂の輝きが、本質から放たれる美しさが、
おまえが纏う姿を照らし、私に美しいといわせたのだ。
[ウェルシュの首筋へ、手を伸ばす。
触れるか触れないかという微妙な距離。
ただ、存在感だけを伝える距離。]
――― 私なら、
どのような姿でもおまえを愛すると約束できるよ?
人間形態からかけ離れていると、少々不都合はあるが、な…
[息をするように愛を語る吸血鬼は、
何一つ躊躇うことなく、言い切った**]
[思いもよらないギィの言葉に目を見張り、それから赤くなってもじもじした]
……そのようなこと、余は考えたこともなかった。
卿の言葉は、余がこれまで否定してきた言葉も、女神候補たちに褒められる度に感じていた余の罪悪感も、全てひっくるめて認めるものだと思う。
余は、卿の言葉をとてもとても嬉しいと思う。深く感謝する。
ありがとう、ギィ。
言いぶりからすると、ギィのその姿ももしかすると生まれ持ったものとは違うのかもしれないが……、余は、ギィの魂も美しいのだと確信する。
余は卿をとてもとても美しいと感じるから。
ギィは……愛の人なのだな。
[だが、愛の囁きには不思議そうに目を瞬いて]
しかし、ギィ。
卿は男性だろう。だから、卿は余の花嫁にはなれぬよ。
……それとも、結婚という意味ではないのだろうか?
[大真面目に応えた]
>>665
やっぱり食う気だこの男……!
いいけど、人間形態からは、かなりかけ離れてる……よ……!(*ノノ)
しかも余でかいよ……!
― いつか・どこか ―
[東屋でシュテラ>>532>>533に抱かれている時、あるいは他の女神との未来、あるいは女神たちが別の返答をしていたかもしれない過去──。
王子は堰を切るように話しはじめる]
余は……余は人間ではない。
月に歌う者。夜に踊る者。姿なき者。大自然の化身にして守護者である……妖精の一族。
余はこの世に生れて25年……。
しかし、余は妖精の中でも特に長命なる種族。
人間の25歳は大人だと聞いている。だが、余が大人と認められるのには……、この倍をも生きなければいけないのだ……!
[本当は花嫁を娶ることすら出来ない、不完全な身であることを……告白した]
早く大人になりたい理由はいくつか準備中。
そのなかに、「大人になって、母上を余の花嫁にする」というのもあったが、あまりに酷かったのでボツにした(*ノノ)
よ、よかった…
[シュテラと見詰め合うも、気が抜けたのかもう一度抱きしめてしまう]
ああ、ごめん。
[必死な事と「恥ずかしい」と言われた言葉に、自身も照れてしまう]
ほんとうに、大丈夫?
水とか持ってこようか?
[シュテラの状態を起こして座りながら、視線を外してそう声をかけたのだった]**
― 塔・最上階 ―
おまえの心が晴れたのであれば、私も嬉しい。
[感謝の言葉に応えて、微笑を浮かべる。
自らの姿に関しては言及しなかったが、
評には目を細めた。]
我々吸血鬼は、愛で出来ているからな。
ただ愛によってのみ増え、孤独によって滅ぶ。
[大真面目なウェルシュの顔を見つめて、
柔らかな笑みを含んだ。]
結婚――、か。
それは、愛の形のごく一部でしかない。
いや。時に愛の結実ですらないこともあろう。
私が愛と呼ぶのは、もっと大きなこと。
共に在りたいと恋い求め、
肉体と魂を交歓させたいと望み、
己の命すら分け与えても構わぬと思う心。
[両手を伸ばし、ウェルシュの顔に添える。
耳の下、顎のラインを探るように長い指が滑る。]
こうしておまえに触れたいと思う心もまた、
愛の形だ。
正規ルートとしては、女神優先だから、従者にでも助けさせるが……。
アナザーなら、ギィのペットになりたい(ぁ
余は、ギィに似合う黒竜になる。
ちゃんとストリゲスも先輩として立てるし。
/*
こちらは誤字ではなくわざと。
似たような用法を、元村のトールが使っていた気がする。
トール。―――いや、ククロ。
あのような経緯で仔にしたおまえすら、
私は愛して已まないのだよ。
― 泉、ロヴィンと ―
[ 意識はすぐ回復して、抱き起こされて ]
はい、ちょっと気が抜けちゃったかな。
大丈夫です……これならどこか行ったりしないですから。
[ 抱きしめられても抵抗せずそのままで、どちらかに傾かされればそのままもたれかかっただろう?]
あ、あの……課題の回答、どう思いました?
[泉の縁に並んで座って、そうぽつりと。**]
>ギィメモ
「好きにしてくれて構わない」は、むしろ余が言うべきではなかろうか。……別の意味で(ぁ
女神が、ギィウェルを楽しんでくれてるなら、表でアナザーやってもいいと思うのだが、そうでないのなら、エピでやれという話な気がするるる。
余? 無論楽しすぎる。ギィ格好いいよギィ。
ねこみっち様大好きすぎる。……い、いや、えんじゅたまも大好きですもちろん。
[並んで座り後ろから手を回して頭を撫でて、安堵の表情を浮かべる。
回答の感想を聞かれると]
え?いや、そのー
[「あなたが好きです」という言葉が真っ先に浮かんで、頬を染めた>>609]
[何を考えているんだと、首をぷるぷる横に振って自分を落ち着かせ、ゆっくりと言葉を発する]
シュテラ――
貴女の回答はとても愛に∴れるものだと思いました。
何もない世界から、シュテラの無償の愛を光として降り注ぐ世界が、私には見えたように見えました。
[シュテラの瞳を見つめて、照れながら微笑んだだろう]**
[触れられることにも世話を焼かれることにも、慣れている。
わずか、驚きの呼吸を漏らしたのは、触れるかないかの指先>>673の冷たさのせい]
結婚が最大ではなく…もっと大きな愛があると?
……余にはまだ難しい。
[金の瞳に、曖昧な色を浮かべる。ギィの言葉を肯定するにも否定するにも、経験が足りない]
卿には今、そんな相手がいるのか?
[包まれているせいだけではなく、瞳を逸らせずに]
沿えるも滑らせるも、触れているかどうか微妙なのだよな。
ここがPC感情なら、うまいと思う。
PL遠慮ならすまぬw きっと余が壁作ってるのに気づいたからであるよな。
ギィ大好きだけど、今回の目的は、他方向マシンガン掃射ラブなのであるよ。
……アナザーって言葉で、一対一するのは便利な逃げだな。余はやっぱりこう……、独り占めラブ向きかもしれぬ。
ギィはこんなに愛情深いのに、どうしてこんなに悪役なんだろうと考えて、もしかしたら種族特性なのかもと思う。
余が種族特性で享楽的かつ楽天的なように、こう、種族的に惚れっぽく飽きっぽいとか。
で、女神sよりギィのこと考えてる余はジチョーすべきwwww
やはり、サービスシーン程度にしておいて、逃げようそうしよう。
アナザーはエピで(*ノノ)
― 池のほとり ―
[ 泉から離れて向かった先は干したままのシーツを取り込みに。
シーツの端を引っ張り、するりと枝から落とす。
草むらに広げ、丁寧に折り畳んでいく]
……。
…………。
………………。
[ ここに来て以来、シーツにまつわる思い出が頭のなかに浮かんできた。
畳まれたシーツを胸元で抱きしめ、そのまましばらくたたずんでいた。]
―池のほとり―
>>654
[正座して相対するユーリエの、その真っ直ぐな澄んだ瞳に、ハッと胸を突かれ身を起こす。
色白の細い指が、髭に覆われた男の顎に僅かに触れる。]
悔いている……そう、かも知れん。
俺はおそらく、自分が為してきたことが誤りだったかも知れぬと思いたくなかった……
[彼女とこれ以上瞳を合わせることが耐え切れず、目を伏せた。]
いや。
俺は、誤りだったと『思ってしまった』。
だから、逃げたんだ。
[内省に沈んだ声は苦渋に満ちていた。
男は、生前死後を通じて、初めて己の真情を吐露した。]
――皆が俺を軍人だと思っていた。
[小さく首を振った。]
だが、そうじゃない。
俺のような人間は「革命家」と呼ぶのだと、親友が教えてくれたよ。
[唇に過ぎるかすかな笑い。遠い過去を懐かしみ、]
貴族も平民もない、皆が平等の世界。
生まれや身分といった、非合理的などうしようもないものの為に、人が人に理不尽に奪われることのない世界。
そういう世界を作りたいと願い、俺は親友とずっと一緒に戦ってきたんだ。
[触れた指は、拒まれなければそのままそっと、苦渋に満ちた表情を浮かべる頬に添えられる。
拒む様子があれば、すっと手を引き]
…ずっと、辛かったのね。
もしーーー嫌でなければ、聞かせてくれますか。
[目の前のこの人はとても辛そうだったから、
僅かでも分かち合うことができたら、そう思った。]
だが……
同志が増え、俺たちの組織に加わる者が多くなり。
部下を育て、外部の協力者を求め、そいつらを養う為に金を稼いで物資を手に入れ……
軍を作り、戦に勝ってひとつずつ街を落としていくうちに――
――俺と親友は何時の間にか、言い争うことが多くなっていった。
/*
>>681
でも結局、親友が作り出したのは新たな身分制度。
弟子もまたその跡を継いで、皇帝にまでなってしまった。
それは無念よね。
(しみじみ)
/*
サブIDのスペルをミスっていることに気付いて、
微妙に凹んだのよ。
でも、正しい方(catlord)はパスワードを忘れててねぇ。
パスワード、何にしたのかなぁ…。
現実主義者の親友は、理想を夢想のまましていては勝てぬと言った。現実を見据えろとも言った。
俺は、もし理念を曲げて勝利したとしても、その時に俺たちの革命は死ぬと言った。
……それでも俺は、親友(ヤツ)についていったよ。
本当にこれでいいのかと迷いながら。
俺たちの国が出来た時はやっぱり嬉しかった。
これでやっと全てが報われると、これから全てが始まるのだと思った――
― 塔・最上階 ―
ふふ。いずれおまえにもわかる。
どれほどの愛が存在しえるかを。
[首筋を辿る指は、一点に触れて動きを止めた。
人間の急所のひとつ。首を流れる血が脈打つ場所。
血の饗宴を享受したい衝動が一瞬だけ爪に力を込め、
傷つけるまでは至らず、抜けていく。
小さな痛み程度は感じたかもしれない。]
かつて、何人もがそうして私と愛を交わしていた。
今は―――相応しい相手を求めている最中だ。
[ざわり。闇がさざめいた。
部屋の空気に漂う甘い香が強くなる。
獲物を捕らえんとするかのように、
部屋全体が密やかにうごめきだす**]
―池 食事中 シュテラと手を繋いで―
いえいえ。そんな、とんでもない。
シュテラさんは気付いていないですけれど、私はもう十分な幸せをもらってるんですよ。
[と、首を小さく横にふって、笑う]
多分、私も今、シュテラさんと同じ気持ちです。
[花啓くような笑顔に、また顔を赤くして。手を繋いで、このどきどきが伝わってしまったらどうしよう、と思うと、もっともっと顔を赤くした]
[そして、その分、手を離す時は、名残惜しそうに、眉をハの字にした]
―池 聖騎士と乙女―
[>>535 コンスタンツェとまずはハイタッチ、それからお互い手を取り合ってぶんぶん振る。興奮で顔が赤い]
はいっ、昔見た劇を思い出しました。
あの時の、お姫様よりも、コンスタンツェさんはりりしく、かっこよく見えました。
おっきな剣を、こー、上げて、ぴた、っと止めて。
ええ、何といったらいいか――うん、この時の横顔は、美しかったです。
[まねっこ実演をしつつ、足らない言葉のもどかしさにわたわたしつつ、感動を伝えようとした]
[それから先のことはユーリエにも話せぬ。
テオドールを一人蚊帳の外に置いて、弟子ウォレンに命ぜられた掃討作戦。
知っていれば絶対に許可せぬそれを、親友の裏切りと取ったテオドールの怒りの抗議と、帝国の理想を背負う皇帝バルタザールの威信がぶつかり、二人の間に取り返しのきかぬ決定的な亀裂が生まれた。
個人的には二人は対等であったが、対外的にはテオドールはバルタザールを立てて、これまでは盾であり剣である一将軍の地位に甘んじていた。
だがこの時、テオドールは個人的な話し合いに持ち込もうとして、バルタザールに人払いを申し入れて拒絶されていた。
一説に寄れば、テオドールを特別扱いすることで二重権力が生じるのを避けたかったのだとも云う。
その結果、『将軍』テオドールが並み居る廷臣たちの前で、舌鋒鋭く『皇帝』バルタザールを批判する一幕が起きた。
玉座から見下ろすバルタザールの火を噴くような双眸に何が宿ったか。
見上げるテオドールが何を悟ったか。
その真実は二人にしか分からぬであろう。
だが、歴史は告げる。
将軍テオドール・マイヤー彼は帝都から姿を消し二度と歴史の表舞台に現れることはなかった、と。]
[>>661 >>662ひとしきり泣いて、すっきりした]
カークの 夜 は優しいね。
ギィの 闇 はあたしには冷たく感じるのに。
[まだ深くを知っていないからそう思うのかも知れないが]
次の課題が出たね。──罪
あたしが決めていいのかな。
・・・あたしの世界を護るのは聖騎士のみなさんも手伝ってくれるけど、住人の秩序を護るのはあたしだけってわかってる。
でも、罪を犯すのもあたしの世界の大切な住人。だからどうすればいいかわからなくなるの。
ごめんねこんな愚痴聞かせちゃって。
[カークの返答を聞いた後、別のところに移動するつもり]
― 塔・最上階 ―
そうだな。
余は女神候補たちの誰かが、余にとってそんな相手になってくれるといいなと思う……。
……と、ここまで書いてから、口説かれてる途中に別の相手の話を出すとか、失礼にも程があるので却下。
PC視点言ってもおかしくないが、PL視点ではないわーw
……だから、俺は逃げた。
結局弟子に後始末を全部押し付けてな。
酷い師匠だ。
地獄であいつに会ったら謝らにゃならん。
口を酸っぱくして「絶対に死ぬな、何があってもまず生き延びろ」と教えてたのにな……
[ふふ、と唇から自嘲の響き帯びた笑声が洩れた。
しかし、その顔が笑みを浮かべることはない。]
夢破れた時、俺にはもう一度理想の為に戦い続ける気力は残っていなかった。
理想国家の樹立は俺の罪を雪がなかった。
俺は、その為に敵味方関係なく死なせた大勢の人間たちの生命も、自分の理想そのものも、裏切ってしまった。
それが、俺の許されざる罪だ。//
―シュテラの回答を聞いて―
[ひとり、姿を消して回答を述べるシュテラ]
確かに、これは……みんなのいるところで言うのは、照れちゃいますよね。
[聞いている自分も、頬が赤い。あなた、は自分なのだろう。そして、この言葉を聞いている誰にとってもの、あなたは自分なんだろうな、と]
シュテラさん。貴方の世界に住んだなら、光に、闇に。大地に、緑に。風に、海に。貴方を感じることができるのでしょうね。
貴方の回答は、私が来た世界の神話そのものですよ。
貴方は、今までいた世界も愛していて、そして、今のこの時間も、これからも愛していける。
きっと。
最初は何もなくても、シュテラさんは素敵な世界を自分のペースで創ってゆけるでしょうね
お疲れ様でした。
[直接伝えたい労いの言葉。ただ、この世界も彼女ならば、とばかりに音を風に乗せて]
― 池:回想、ゾフィヤと ―
私には……そういうのわからないんです。
神の子を目指したわけでもない、ふつうの宿屋の娘の……ううん、普通にもなれないダメな子な私が……神様に選ばれるなんて。
[視線を落としたゾフィヤの隣で、膝を抱えるように座っている。
神の子とかまったく縁がない自分が……と。]
でも……こうして多くの聖騎士さまがいてくれて。
今もみんないろいろしてくれて……自分でできたらみんなの負担も減らせるのなぁって。
私、なんにもできないから――あなたみたいな素敵な女の人に、憧れちゃうんです。
だから……あなたがそう言ってくれるなら……ちょっと自分を信じてみようかなって。
あなたみたいな立派な人になれるかもしれないって――
すぐにはできないでしょうけれど……聖地にいる間、応援してくれますか……?
[視線を伏せられているので、代わりに膝元に手を置いた。
すがるように、支えにするように――。
気遣って他人を頼ることもできなかった自分が、変わらなきゃいけない焦りを、手の震えから伝えた。]
……話を聞いてくれてありがとうございました。
そろそろ課題の時間なので……私行きますね。
また……ご一緒させてもらっていいですか? またあなたとお話したいんです。
[自分の目標――また会えたとき、成長を褒めてもらえたらいいなと微笑んだ。
その表情は受け取ってもらえたろうか……?
決意をひとつ得た女神候補は立ち上がって一礼すると、想いを明らかにするために泉に向かった。**]
―天へ昇る光と第二の試練―
[お食事回が解散になった後、聖地の何処かで]
[空へ昇る三者三様の光を見上げて]
あれが、世界になるんですね。
何か、すっごいところに来たんだなあ……。
[そして、神より下る第二の試練を聞き]
「罪」ですか…
神が法を定めよ、ということですかね。
これはまた――難しそうなお題です。
[腕を組み、自分だったらどうこたえるだろう、と反芻して、小さく首を横に振る。ぎゅ、とダイヤの嵌めこまれたペンダントをつかむ。ダイヤと、そして精密に彫られた王冠を抱く男の横顔に、複雑な表情を浮かべ――歩き出す]
[ユーリスの手と言葉に促されて、これまで一度も誰にも語らなかった心の内を詳らかに打ち明けていた。
こんなことは初めてだった。
それが、親子ほども歳の違う、若い娘の導きであるのも信じられなかった。]
――驚いたな。こんなことまで話すなんてな。
これも……女神サマの力、かね?
[口の端に閃いた微笑の欠片だけは、常のこの男らしい人を食ったような、のんびりとしたそれだった。**]
― 塔・最上階 ―
……ありがとう。
余もそう願う。余にもそんな人が現れることを。
[首筋に軽い痛みを感じて、王子は眉を動かした。が、他の従者の粗相にそうしてきたように、反応せず許してやった]
そうか。
余も卿と同じだ。余を愛してくれる人を、ずっと探しているのだ。
[相手の深い意図にも、部屋の闇の気配にも気付かないまま、にこりと笑って]
余は卿に、従者にするのより、ちゃんとした親愛と感謝を伝えたい。でも、卿は女性ではないから、手の甲やヴェールに接吻を送るのはちょっと違うだろうと思う。
……余の父上は、頬に接吻をすれば喜んで下さるが、卿はどうだろうか?
[何か言った]
― 泉:ロヴィンと ―
愛ぃ――!?
えぇっ、いえいえ、そんなそんなっ!
だって私、愛なんてわかりませんからっ!
[両掌を突き出してぶんぶんぶんぶん振った。
家族愛ぐらいしか知らないはずの自分なのだから、愛など語れるはずないのに。
自分の世界は描けたけれど、愛の形はまだ知らない――]
[許されれば、あるいは接吻を落とす場所を指定されれば、真面目な顔で唇を触れて]
紅卿ギィに妖精竜の祝福を。
卿の行く先に、これからも「栄光と威厳」があるように。
[そして、何も知らないままに吸血鬼の腕をすり抜けて]
卿に出会えて良かった。
卿も長命の種族であろう。だから、余が大人になった時に、もう一度会って、余の姿を見て貰いたい。
[その足元には、すでに7人の従者が、手を繋いで輪になっている。紫・赤・橙・黄・青・緑・黄緑の色違いの三角帽子をかぶってる他は、背丈も顔立ちも全く同じ、少年の姿をした小人たちだ]
では、また。
[従者がくるりとダンスを踏めば、その姿はあっという間に光と消えた]
―聖なる泉―
[ぽーっと歩いていたら、ここにきてしまっていた。今は誰もいないようで]
皆さんは、何をしているのかなぁ。
[いろんな人の像が、いれかわり、たちかわり。何を話しているのかはわからないけれども。だけれど――やがて一つの像を結んで、頭をばりばりかいた]
ああああ、もう、それは違いますったら。
消えて、消えてくださいっ。
――喜んで召喚に応じたのに、ホームシックとか。
笑われてしまいます。
[しゅん]
あははは!
私がシュテラ。貴女の言葉を聞いてとても愛情溢れる答えだと思っただけですから、お気になさらず。
[「好き」という言葉に動揺したなどと、言えずに]
私事で恐縮なのですが、私は軍人なのです。
いつこの世からいなくなるか、分からない身の上。
愛する人の…悲しい顔は見たくはないのです。
ずっとどうなるのか分からない。状況で待たせているのも。
なのでつい先日。縁談を断りました(>>1:313)
[それは思いつめた表情をしていた]
― 泉 ―
あれ。
[ぼーっと歩いてたら泉に出て、ヒースを見つけた。
なにか独り言を言ってたようだが聞こえなかった]
おーいヒース。隣、座っていいかな。
[少し離れたとこから声をかけてみた]
[ぼーっとしていて、コンスタンツェが来たことに気付かなかった。はっ! と顔を赤くして、そちらを向いて]
ええええええええええ、ええ、
どうぞどうぞ!
[自分は地べたで座り込んで泉をみていたが、そうはいかないだろう、と]
えーっと……
しきもの! クッション!
[シンプルながらも淡い色の花の刺繍の入った敷物と、かわいらしい人形の刺繍の入ったクッションが出てきた]
[かぁ―ーっと、顔が赤くなる]
わ、私のじゃないですから。姉のですから!?
[ぱたぱた、と何か言われる前に先に手をふって弁明]
ゆーんさんにはオズワルド×マリエッタの時に、オズワルドが言った言葉を返すのも、悪くはないですね。
[にやり]
答えが楽しみです!
― 泉、ロヴィンと ―
……あぅ。
…………あぅ。
………………あぅ。
[ロヴィンが吐露するたびに、小さく慌てた声が出てしまう。
平和な村で育った自分には縁がない事情。
聖騎士たちはみんな強そうだった、優しそうな人たちも剣を帯びている。
特に違うことは――慌てた表情から切り替わって、意思の籠った瞳を見せて]
エエエエなんで驚かれてるの
あ、うん。座らせてもらうね。
[今までもスカートで地面に座っていたから気にしてなかったが敷物とクッションを出してもらってちょっと驚いた]
くす。可愛い。
[そう言ってから慌てるヒースを見た]
あ、ごめんね。馬鹿にしたわけじゃないの。なんか嬉しくて。女の子扱いしてくれたこと。じゃ借りるね。ありがと。
[ぽふりとクッションに腰をおろす。半分あけて]
ヒースも一緒に座ろ。
[空いた半分をぽふっと叩いた]
私には、あなたの想いがよくわかりません。
だって……もしそうなるとしても、あなたと一緒に居られたほうがいいですから。
もし――あなたが今すぐ消えたとしても、あなたと一緒に居たこと、忘れませんから。
いなくなって悲しくても……ずっと笑ってみせますから。
[愛情を拒絶したロヴィンとは違う。
自分にとって愛情とは手に入るはずのない宝なのだから。]
優しいとはな…そりゃ破格の褒め言葉だ。
だが簡単に評価を下すもんじゃねぇぜ。夜はいろんなものを隠せる。違う何かが潜んでいるかもしれないだろ?…闇もまたそうかもしれないな。
[すっきりした様子の白詰草>>690に答える。
その中でた名前…ギィというのもその称号と顔は泉よりしっていたが、中身がどうかは知らない。
ただ見たときの雰囲気から冷たいというのはなんとなくはわかったが、後は縁でもあって出会ってからと深く聞くことはしなかった。]
…いや、コンスタンツェが決めなきゃダメだろ。
[そればっかりはな、と肩を竦める]
ま、罪って一言でいっても色々あるんだが、俺のいたところじゃ絶対的と感じるものはそうそうなかった。……故意に作ることはできてもな。と、それはともかくとして
[自分が思うということは聞かれていないのでともかくとして、箱庭のような世界。その中での罪と考えると]
自分が何か間違えそうなとき…もしくは間違えた後、正してくれないことが罪…なんてどうかね?
もちろん自分だけじゃなくてもいいかもしれんけどな。ただそれならその大切なものたちと共に歩んでいけるのではないか?
[狭い世界であれば、尚更ひとつひとつへの大切という感情は強いだろうという思いから]
ま、その間違えが何かっていうのは自分の世界なんだし自分でわかるだろ?そんでそのとき反省したり踏みとどまったりできるように…な。
ただまあ、今回のことは、罪を犯したらやつをどうするのか。っていう問いじゃあないんだ。罪で難しいなら単純にいいと思うことを考えてみろ、その逆も考えてみればいいのかもしれないな。
いやっ、ちょっとぼーっとしているときに声かけられて、びっくりしちゃったんですよ!
あああ、気にいってもらったら、よかったです!
[実際は――きっと、自分の寂しさが引き寄せてしまった身内のものを出してしまったから、好意的に解釈してもらって、助かった、とほっと溜息をつく]
わ、はんぶんこって、何か懐かしいですね。
じゃ、おじゃましますー。
[ぽふ、と空いた半分に半分だけ腰をかける。背中あわせ。胸がきゅんとなるせつなさがこみ上げてきて、眼鏡をちょっとあげて、ごしごし、と目をこすり]
…もしも
…もしもだが、シュテラと俺が恋人同士だとしても――
貴女は悲しまないと、
苦しまないと思えるんだな。
[混乱したまま、涙をこぼし続けた]//
/*
ロヴィン。
見ててこっちが苦しい。ごめん、笑っちゃいけないんだろうけれど、あまりのういういしさに笑いがとまらない
[背中にヒースの気配と体温を感じてちょっとどきどきした]
お姉ちゃんがいるんだね、ヒース。あたしは一人っ子だから羨ましいな。
従兄のお兄ちゃんにほんとの妹みたいに可愛がってもらってたけど、結婚して家族ができたら疎遠になっちゃったし。ほんとの兄妹だったら疎遠にならなかったのかな?
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新