情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
………ありがとうっ!!!
[蒼穹に舞い上がる刹那、混じりけのない笑顔を向けた。
精霊師の祝福に、心が、身体が熱くなる。加速する>>132]
よおおし、やるぜええええっ!!
[炎の気配に、火竜が同じく満足げに喉を鳴らした]
……悪いな、世話かける。
[先の義兄の怒鳴り声は、こちらも聞いていただろうから、こちらが無茶をしようとしているのはわかっているのだろう、と。
向けたのは、苦笑混じりの謝罪]
ってもまあ、こんだけの大物静めるとなると、どーしてもなぁ。
『天命の儀式』クラスのね大掛かりなもんが必要になっちまうんだよ、な。
/*
いいなあ、そこ主従もいいよねいいよね。
なんかこの組み合わせ凄い好きだwww
よし、お馬鹿担当は任せとけ!かなっ!!
[舞い上がってきた紅玉の火竜>>133を嬉しそうに見て]
シェイ、話は聞こえてた?
[すうっと寄って問いかけ、小首をかしげる。
聞いていなければ手伝いの内容>>110を伝え、]
もし、ヒッツェが水平気なら…だけど。
[カークから受け取った袋を出して、半分こしようと思っていた。
もしヒッツェが水苦手ならば、天竜の気を逸らせてもらうのと、
最後の紅色を任せようと]
― ユウレン王宮・渡り廊下 ―
ええ、天龍を鎮めるために、無茶な儀式を。
[疑問>>+162には、さらりと返した。物凄くさらりと返した]
状況を把握できない……のは、恐らく、ナタ様の形見のコートを着ていないせいでしょう。
あれに織り込まれた呪符の共鳴で、キリクの事を追いかけているようですから。
[各務さんがぼかそうとしていた部分をなんかさっくりと言い切って。
庭園にいる、と言われたなら、ふむ、と言いつつ、そちらへ視線を向けた]
……ん。水、かあ。
[大丈夫?というように半身を見た。
ちょっと自信がない。僅かに眉が下がる。
水を蒸発させるだけなら兎も角、
近寄れば間違いなく水蒸気は発生するだろうから]
俺さ、あいつの気を引付ける。
だから、キアラが回ってきてくれよ。風の速さでさ。
[天龍の前に立つほうを選択した。
キアラとその半身の手並みと速さを、信じている]
/*
最後の紅色は、貰ってしまったら芝生える
から、どうしようか……まあ、なるようになるなる。
水はやっぱり苦手だよなあww
いいえ。
出来る事は一つでも多くやりませんとね。
メル様も止めはしなかったって所で推して知るべし、ですし。
[謝罪には苦笑の気配を返す]
エレオノーレ様にも怨まれたくないですし?
[軽口めいた物言いは、しかしどこか真剣味を帯びていて。
同じ無茶をするにも出来るだけ自制して欲しい、という願いが篭っていた]
……とはいえ、このままでは行くに行けませんし……。
一度、エレオを休ませてから、ですね。
それも、何とかしなくてはなりませんし……。
[それ、と言いつつ視線を向けたのは冠を捕らえた網]
一先ず、迎賓館の一室に休ませる心算ですが。
構いませんね?
[それから、視線をずらして、土精に向けてこう問いかけた]
知ってる?
私は強い毒の知識をもってる、でもそれと同じぐらい高度な治療もできる。
[毒を知るからこそ薬を知る]
それと同じで…乱すことと同じぐらい安定もできるのよ
[そういって地面に手を付いた。その異変、異常を感じ取り読み取って、それを正すように]
あ、特別報酬くれるなら嵐激さんの治療してもいいわよ。
とっても痛いやつね。
[冗談まじりにいいながら、気脈へと、彼らにはもたない呪術師としてコンタクト方法でじわじわと、地脈に影響を与えて*はじめた*]
コイツの力も解放しておきましたから。
そちらの使いやすいように利用して下さい。
[平衡を求める力。けれど敢えて方向性はつけずに。
変化させやすいものとしてそこに留まらせていた]
― ユウレン王宮・渡り廊下 ―
[めんどくさそうに、ただ大体の事を聞きのの土精は、宿主を起こすべきか少し思案した。
今起こすとまた地震を起こすか、いや起こす前に倒れるか。最悪また身体を乗っ取るか、とも地味に考えていた所で>>+164精霊師に問われていたので、返事は返さず宿主の中へと戻った。好きにすればいいとの意思表示。]
ぅ……。
[当の宿主は土精に戻られ少し力を戻したのか小さく呻くも、まだ目は覚まさない様子だった。]
メルもメルで、わかってるだろうから、な。
このまま天龍ほっとく方が厄介だ、ってのは。
……その分、後がこえーけど。
[現在進行、かなり憤っている事は知らない。
知っていても止まりはしないが]
ん……ああ。
そう、ならんようには気ぃつけるよ。
[真剣味を帯びた声、そこに込められたもの。
それははっきりとわかるから、静かにこう返した]
おっけー!
じゃあこれ、最後にぽーんって頼むね!
[天竜の前に出る方を選んだシェイ>>14に、
袋から紅い精霊石を取り出して渡す。
風の速さ、と聞いてくすっと笑って]
任せといて。
風竜の本気出しちゃえば、きっとすぐさ。
じゃあ、僕は下の方にまわるから!
[じゃあね!
手をさっと上げて、天竜の方へ向かって青藍を向けた]
ああ、助かる。
基本的にやるのは『均し』だからな。
……この手の力扱うのは、しょーじき苦手なんだが……上手く、使わせてもらう。
[元々、精霊術の素質があるわけでもなく。
術的なものの適正も低い身、色々とできる事は限られるから。
助力の申し出は、それだけでありがたかった]
― ユウレン王宮・渡り廊下 ―
[>>+165 問いに答えはなく、精霊は姿を消す。
小さく声は聞こえるものの、義妹が目覚める様子はなく]
……さて、それでは私は一度迎賓館へ向かいます。
申し訳ありませんが、その冠、もう少し見ていてくださいね?
[そんな言葉をウェルシュに投げかけ、迎賓館へと歩き出す。
途中、視線は一度風龍峡の方へと流れるものの、すぐに蒼は前を向いた]
おおお!??
…………おうっ、任せとけ!!!!!!
[何か良く分からない精霊石を渡された>>146
頭に放り投げろと言われれば、ひとまず頷く。
精霊石は、腰の袋の中に放り込んどく]
よーし、バッチリだろうぜっ!!
[じゃあな!と、こちらも手を掲げた。
そのまま、右をぐいっと傾けて弧を描く形で、
キアラたちとは逆の方へと向かっていく。
丁度、天龍の目の向かう先だ]
得意でないことは確かだな。
[嫌いだろうというのに肯定とも否定ともつかない答えを返し]
……身を持って知っているからな。
その力が本物であることは。
[濃色の眸になっているのを見れば、笑いかけられても笑い返すことは出来ない。それだけの体験はしていたけれど]
ああ、それで十分だ。
信用はしないが、信頼はする。
― ユウレン王宮・渡り廊下→ ―
[渡り廊下、もといウェルシュの所から離れれば、再び呻いて薄ら目を開けた。おそらく本能が成した業。]
おに、さ……?
[義兄に抱えだか支えだかされていると知ると、きょとと瞬いて、すぐ強張った様子で周囲を見た。
ウェルシュを捜して見当たらないようなら、ほっとしたように肩の力が抜けた。]
よおおおしっ!!
お前の相手は、こっちだーーーーッ!!!
[未だ落ち着かぬ天龍目掛けて、紅い竜が駆けた。
その竜の背から、きりりと弓を引き絞る。
つがえたのは、紅の石を仕込んだ炎の矢]
こ、れ、で、も、食らえええええっ!!!
[先のアレクシスの技の応用>>82
けれどこれは術を帯びさせる術などない、真っ向勝負だ]
[矢を追って、竜の炎が駆ける。
その矢の先端、赤とオレンジの炎が煌々と輝いている]
────どおおおおおんっ!!!!
[天龍の手前、湖面に矢が着水した。
天龍が矢を打ち払ったのだ。……けれど]
[ざああっと盛大に、水蒸気が辺りを覆う。
大した時間のことではない。
けれど確かに、天龍が視界を奪われて少しの間動きを止めた]
こっちだ!!!
[その霧の合間を、紅玉の鱗の竜が飛翔する]
― ユウレン王宮・渡り廊下→迎賓館 ―
……しかし、色々と惨状ですね……。
これでは賓客を招くのは相当先になりそうですが……ま、それどころではなくなるでしょうし。
一先ず落ち着いても、『北』に何を言われるやら。
[何気に、怖いのはそこであるらしい。
なんて、ぶつぶつと呟いていたら、呼びかける声>>+167が聞こえた]
……気がつきましたか?
ああ、無理はせずに。
一度、ゆっくり休んだ方がいいですよ。
/*
お馬鹿とアクション担当です。
取りあえず舞台つくっておくから ね!
でもキアラの方のコアタイムって割と早くなかったっけ、大丈夫か……
[若い騎竜師たちが交わす声を聞きながら、一つ、深呼吸。
手にした槍は流れた紅を取り込み、その色に煌めいていた]
……『天命の儀式』……気脈正し、ユウレンの地に王として認めさせる、儀式。
まっさか、在位中にまたやるハメになるたぁね。
[天龍の暴走の一つに気脈の乱れがある事、そしてその暴走が更に気脈を乱している事。
それらの要因を重ね合わせたなら、自分に取れる選択肢は他にない。
血によって『アインホルン』を活性化させたり、更になれない力の制御をしたりと。
心身にかかる負担が高いため、義兄には通信で怒鳴られたりもしたのだが]
俺も専門じゃありませんが。
カサンドラも手伝ってくれてますし。
使う方に集中して下さい。
[術師となれるほどの素養はこちらにもなく。剣の力を活性化して提供することしか出来ないが。
握る手に力を篭めて自分の気もそこに乗せていった]
― ユウレン王宮・迎賓館 ―
私、ええと。
[どうして義兄に支えられるような状態になってたかと、思い出して眉を下げた。
何かえらい所と繋がってやらかした、記憶が。
慌てたように自力で立とうとしながら、>>+168と言われて困ったように首を振った。]
さっき少し休みましたし…。
疲れているのは、お兄さんだって。
[義兄の場合は精神的なあれそれが大きそうではあるが。
負担原因の一つだろう自覚は一応あるので、だいぶ申し訳なさそうな物言いになったが。]
……メルに関しちゃ、最初にこっちの状況伝えた時点で覚悟してたさ。
[鎮める、と伝えた時点で、他に手段がないのは予測できただろうから。
それでも、あの怒鳴り声はかなり効いたのだけれど]
ん、そーか、カサンドラも。
……助かる。
[短い言葉、そこに込められたのは、安堵と信頼。
知り合って間もない相手にそれを向けるのは、立場的には無防備と言えるのだろうが。
奔放なる風は、そんな所は気にしてはいなかった]
[湖と天竜の足元を縫うように滑り、
始点として一つ、精霊石を落とした。
シェイが天竜の気を引いてくれているのを察し、
その間に他の4つの落下点の目安をしっかりと付けた]
シェンフェン。
精霊石を落とすのは、あそことそこと…
あとあっちとそっち。
[指差して、青藍に場所を示す。
キュイ。
半身はわかったと小さく鳴いて、小さな翼をはたり動かした]
それから…僕なら、大丈夫だから。
本気出して、いいよ。
[小さく告げる。
青藍は動かしていた小さな翼をぱたりと畳んで、
落ちないでと言うように背を振った]
― ユウレン王国・迎賓館 ―
……私を誰だと思ってるんですか?
この、年中落ち着かない国の宰相を八年も務めてきたのは、ダテではありませんよ?
[>>+169 申し訳なさそうな物言いに、それは自慢していいのか、と突っ込まれそうな言葉で返す]
それに、馬鹿が無茶をやらかしやがるようですし。
……それに対応できるよう、こちらの情勢を落ち着けねば、おちおち休んでもいられません。
― ユウレン王宮・迎賓館 ―
すみません、ここ3年は、特に……
[義兄の笑顔に、それは自慢しては駄目ですよと少し苦笑を返すも、火種な王妃はやっぱり謝罪しか出来ずに。
馬鹿の無茶にはまぁすぐ顔が浮かんで、微妙な表情を浮かべた。傷つけられたものの、怪我をして欲しいわけではなくて。]
あの、何か手伝えますか?
少し眠ったおかげで何も出来ない訳ではないですし。
[眠ったというか気絶だがそれは置いておいて。
こちらの情勢を落ち着けさせる、つまりは各務さんをどうにかするんだろう義兄に、何か手を貸せる事は無いかと尋ねた。]
[槍を柄の中頃で持ち、水平に構え、意識を集中させる。
普段から慣れ親しんでいる、風の力。
それを介して、少しずつ周囲の力に己が存在を添わせてゆく。
以前臨んだ時は、風との親和の強さ故に他の力と馴染むのに手間取ったのだが]
……ん?
[何か、違う。
自然の力が、流れるように添うてくれるのが、わかる。
それがアレクシスの補助>>158によるとは気づけぬまま。
一つ一つの力を、己が内へと取り込んでいった]
潔いですね。
まあ、大将も少しすれば戻ってくると思いますし。
[避雷針、という言葉が頭を過ぎっていたのは内緒の話。
続く言葉は君主としては無防備すぎるものと言えたが、そんな陣営だからこそ自分も助かったという意識がある。奔放なる風は心地が良く。諫言めいた言葉は奥に仕舞っておいた**]
[消えない炎。精霊の祝福>>132に威力を増した炎は、
意図した通りに、水と反応した炎は目隠しを生み出している。
ぎろりと、苛立ちを含んだ天龍の瞳が向けられた。
と、思った次の瞬間]
うわぁ……っ、
[ザッ!!と、傍らを何かが薙いだ。
真空の刃が、危うく脇を掠めていった。
頬に赤い筋が走り、ぐいと拭った手の甲も紅に染まる]
上、等………ッ!!!!
[ひょうと一気に上昇する。手加減する気はない。
手加減など、した瞬間にやられてしまうであろうから。
びいん!と、弓の弦が鳴った。
放たれた矢は、獲物を狙う鋭さで天龍へと向かう。
再び、高い咆哮が響いて渡る]
そう。…そのまま、こっち見てろよ……
[派手に動き回って天龍の注意を引付ける視界の向こう、
青藍の竜とその騎手の動きを、目に*捉えていた*]
― ユウレン王国・迎賓館 ―
謝る必要はありませんよ。
……私自身が望んでやっている事ですから。
[>>+171 義妹の謝罪に、ほんの少し、笑う。
それが贖罪でもある、と。
そこを口にする事はないけれど]
各務さんの相手は、私に任せておきなさい。
……最悪、馬鹿の無茶はあちらの安定を欠く事にもつながりかねませんし……。
そうなると、半端な回復状態では、危険ですから。
潔いっていうか……なんだ。
俺にゃ、そうするしかできねぇんだよ。
[ぽつり、と。
紡ぐ言葉にこもる想いは、他者には報せる事なきもの]
ああ、そーだな。
ヴェルが戻ってくれば、だいぶ違うだろ。
[儀式を強行した、などと言ったら、こちらにも何を言われるかはわかったものではないのだが。
今は、そこは考えない事にしていた。**]
さあ、行こう!
[手に精霊石を握り締め、合図を出す。
ぶわっと巻き上がる風が水面を揺らして波を立てた。
一度首をもたげた後、青藍は空を駆けた。
それは今まで一度も見たことがなかった飛び方で…
まるで風になったかのようだった]
くっ…ま、まっけない…っ
[真空に放り込まれたんじゃないかと思ってしまうくらいに、
息ができなかった。
口を開いたら、流れ込む風で体が破裂してしまうのではないかと
そんな風に思える程一瞬の速度は強烈だった]
[ぐいっと青藍の背にしがみついたとき、懐から光が漏れた。
虹色の羽がするっと抜けて体を包むように光が広がる。
不意に呼吸が軽くなった]
これならいけるっ!
[その確信は小さな笑みを誘った。
狙い通りの場所で青藍は止まり、ぽちゃんと二つ目を落とした。
と、咆哮>>162に空を見上げる。
シェイと目があったなら、無言で頷き…姿勢を直す。
とん、と足で合図すれば、3つ目の地点を狙って青藍は一陣の風と化した**]
― ユウレン王宮・迎賓館 ―
そんなに、自分から苦労背負い込まなくても…。
[贖罪だとは知らなかったが、もしノームが言うようにライヒ様を殺したと一因だと思っているなら、義兄が気に病んでいないはずが無くて。
そこからその想いがあるのなら、余計に力になれなくて、申し訳もなくて、胸が痛い。
危険だと言われても、でも、と困ったように見上げ。]
主様が無茶するせいでどうにかなりそうなら、私も何か出来ることしていたいんです。
……勝手して、腹も立ってますから。
[そう困った顔のまま、少し笑った**]
― ユウレン王宮・迎賓館 ―
苦労とわかっているから、やる気のある者がやるんですよ?
私もヴェル殿も……キリクも。
そこは、同じですから。
[やっぱり自慢にならない物言いをさらりと返しつつ。
『主様』という呼び方に一瞬だけ、目つきに微妙なものが浮かんだが、それはすぐに消えて]
……やれやれ。
なんで、そういうところだけは全く同じ方向になりやがりますかね。
[困ったような笑みに向けるのは、どこか、呆れたような表情だった。**]
[自然の気を辿り、添わせつつ、呼吸を整え、時を待つ。
魔方陣が構築されたら、すぐに動けるように。
感覚が周辺の力の流れと一体化してゆく。
傷の痛みは、それに伴って感じなくなっていた]
……沿着潮流。
(……流れに沿い。)
……和潮流形成。
(……流れと成す。)
循环的力,那个潮流。
(巡る力、その流れ。)
到满足我们的意,并且应该有的形状。
(我が意に添い、在るべき形へ。)
[小声で静かに紡がれる言葉に応じて、力が緩く、ゆるく、渦を巻いてゆく。**]
― ユウレン王宮・迎賓館 ―
それもあんまり自慢になりませんよ。
[苦労性な人達を思うと>>+174、今度はこっちが溜息をつき。微妙な目つきもそのまま受け取る。時間経過はお怒りを解かなかったらしい。一番の原因は顔つき合わせてないせいだろうが。
誰と同じ方向かとかは一応分ったつもりで。
呆れたような表情にも、すみませんと返すだけだった。]
邪魔は、しませから。
ちゃんと危ないって思ったら逃げるようにします。
[そう簡単に折れるつもりのない義妹は、剣持ったまま駄目ですかと義兄に再度問いかけた。
断られなければ、義兄を補助するよう精霊達を呼び願うつもりで**]
― ユウレン王宮・迎賓館 ―
自慢になるとは思っていませんよ。
[>>+175 それはそれで開き直りで、更にタチ悪いのだがさらりと言って。
まだ怒っている、と察すると、今度は何故か楽しげに笑んだ]
危ないと思った時には、逃げようがないものなんですよ?
……大体、怪我もしてるんですから、ちゃんと手当てを受けなさい。
[支えた時に気づいた怪我>>+87を指摘しつつの言葉はやや厳しめだったが]
……大体、状況がこうとは言え、休みに戻ったはずなのに怪我が増えているとか。
それだけでも、後々うるさいのがいるんですから。
[直後の言葉は一転、軽く。
折りよく通りががった女官を捕まえて、義妹の世話を押し付ける。
その女官から、本宮で何かが焼ける臭いがした>>+152、と慌てたように伝えられるとやや首を傾げるものの]
わかりました、そちらはタイヤンに様子を見に行かせますから。
エレオを、お願いしますね?
[そう告げて一先ず落ち着かせ、自身は影を辿り、先にウェルシュに教えられた場所──庭園へと移動した]
/*
それに、しても。
最悪間接バトル機動もありか、と思っていたらのトップ取り。
最後だからと全部振った結果がこれとは……上でキアラがトップなのも含めて、空気読みすぎでしょう、ランダ神。
― ユウレン王宮・迎賓館 ―
[笑まれた理由は図りかねつつも、厳しめに言われると耳ごとしょげた。
後頭部に手をやるとぬるとした感覚が。寝台に恨み募って、見張りの火蛇の勢いが2割くらい増したとか。
後々のうるさい人に関しては、拗ねるようにふいと視線を反らしかたて。]
……分かりました。
[どっちも譲らず、預けられた女官も血の様に慌てて手当てをと手を引くので、とりあえずは大人しくする事にした。]
お兄さん、気をつけて下さいね…
[とはいえ心配なことに変わりはなく。手を引かれながら振り返り、消えかけた義兄の背にそう投げかけて**]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
[気をつけて、という言葉>>+178は届いていたが何も言わず。
ふわり、現れた庭園には未だ、空を見上げる金の髪]
……あまり過保護にするのもどうかと思いますよ、各務さん。
[静かに投げかけた言葉に、各務さんはむう、とした面持ちでこちらを振り返る]
『メルるんにだけは言われたくないわー、それ』
私のは、あなたのとは根本的に違いますから。
『……それは知ってるわよ。
メルるんがあの子にどんな気持ちを持ってるのかは、ねー』
なら、余計な突っ込みは無用ですよ。
……と、それはそれとして。
[言いながら、紫水晶の数珠に力を込める]
そろそろ、お休みいただけませんかね、各務さん。
あなたの目的は、既に大半が達成されているはずでしょう?
[風龍峡で何やらやっていたという男。
妙に大人しく尋問に従うのは疑問だったが、お陰で裏取りは容易かった。
未だしぶとく生き残る反王家派と、輿入れ強行の一件に反発を抱く旧思考派。
水面下で手を組んでいた彼らの依頼で、天輪湖に降臨したものを求めていたという。
恐らくは、天龍本尊が降臨した──とまでは、知らなかったのだろうが]
[ついでにいうと、意図的に荒らされていた内務省庁の一室にあった名簿には、きっちり黒ローブの名前が記載されており。
その部屋で執務をしていたのが、旧思考派の者だった事まで調べはつけてある。
……更についでに、その旧思考派が例の筆の持ち主である事まで突き止めていたのは、多分、きっと、執念]
『何の事かしらー……って言っても、メルるんには無駄かしらねー。
でも、答えにたどり着いたの、偉いえらい♪』
[ぱちぱち、と心のこもっていない拍手をして、各務さんは笑う]
まったく……内紛の芽を示していただけるのはありがたいんですが。
なんでこんな余計な騒動まで引き起こしてくれやがりますかっ!
『だって、普通に教えたって、面白くないですもーん』
面白い、面白くない、じゃあないでしょうがっ!
[そこら言っても無駄だろう、とは思いつつ、つい声が荒くなる。
加熱する様子に、各務さんはくすくすくすくす、と楽しげに笑った]
『だって、天ちゃんのおかげで久しぶりに動けたんだもん。
遊ばなかったら、損でしょー?』
その『遊び』によって生じる、物理的被害をっ……!
『やあねぇ、形あるものはいつか壊れるのよー?』
問題が、違うっ!
『……ほんとーに、メルるんは頭が固いんだからー。
そんなんだから、イイヒト見つからないのよー』
生憎、私にそんなものは不要ですから。
……得る資格も、既にない。
[冗談めかした言葉を冷たく切り捨てつつ、集中した力を紫の鈴の束へと変える。
シャランっ……という、澄んだ音が庭園に響いた]
さて……これ以上は話していても平行線。
キリクたちが帰ってくる前に、鎮まっていただきますよ、各務さん!
[宣と共に、再び紫の鈴を振る。
同じ色の光が散り、その光は帯となって各務さんの周囲を取り巻いた]
『えー、帰ってくるまでいてもいいじゃないのー』
[取り巻く光の帯に動じた様子もなく、各務さんはその手に銀色の鬼火を灯す]
『ほんと、メルるんはどケチなんだからっ!』
なんとでも言いなさい!
[拗ねたような言葉に真顔で返して、鈴を再度、振る。
それに応じて包囲の範囲を狭める光。
対する各務さんは手に灯した銀色の鬼火を光の帯へとたたきつけた。
紫と銀が交差し、光の粒子が舞い踊る。
衝撃が伝わり、紫の光の縛は、力を失って解けた]
……ち……さすがに、一筋縄では行きませんか。
[小さく呟いて。
なれば、と魔力で作った小さな刃で僅かに手首を傷つけ、紅を滲ませる]
和我一起有的影子的精灵。
(我と共に在る影の精霊。)
被到那个力提高我们的生命的水滴。
(我が命の滴をその力へ加え。)
回想更强大的力。
(より強き力を呼び起こせ。)
[滲んだ紅を紫の鈴に落としつつ、呪を紡ぐ。
自らの手を傷つける様子に各務さんが盛大に眉を寄せるが、そこは無視した]
『……メルるんって、そーゆーところ、絶対あの子やルナちゃん怒れないわよねー』
[自らの血を用いる様子に小さく呟いて、各務さんは目を細める。
それから、ぱちん、と指を鳴らして周囲に銀の鬼火を幾つも生み出した]
『……まあ、いいわ。
各務さんだって、簡単に封じられるつもりはないんだからね!』
[宣言するのは徹底抗戦。
それに、こちらは何も返すことなく、まとう輝きを強めた鈴を立て続けに振り]
和我一起有的影子的精灵。
(我と共にある、影の精霊。)
在王捆起来把那个影子的精灵的名。
(その影の精霊を束ねる、王の御名に於いて。)
不让现在强大的力这里聚集。
(今ここに、強大なる力を集わせん。)
为对者有强大的力封而带来顺便去的睡觉。
(強大なる力持つ者に、封じによる眠りを齎す事。)
快速,并且,在王命,不做!
(王命に於いて、疾く、為さん!)
[紡ぐ呪に応じ、周囲に紫の光が舞い踊る。
光は紫色の帯を再び織り成し、各務さんへと向かった。
対する各務さんも呼び出した銀の鬼火をそちらへ向かわせる。
再び起きる、紫と銀のぶつかり合い。
拮抗する攻防はやがて、紫の光の帯が銀色の鬼火を押し切り、その衝撃を間接的に受けてか、体勢を崩した各務さんに絡み付いて、その身体にくるくると巻きついた]
『やああああん!
緊縛とか嫌いー!』
[何か突っ込みどころのある悲鳴の後、その姿は紫の光の内に取り込まれ。
再度、鈴が振られると、光は一度きゅ、と収縮した後、ぱっと飛び散った]
……それを言うなら、束縛でしょう。
[一歩遅れて突っ込みを入れつつ、鈴を掲げた手を下ろす。
少女の姿の付喪神の姿は既にそこにはなく。
あるのは、身体を丸めた子猫を模したデザインの小さな手鏡。
かつて、鏡の精霊の拠り所となっていたそれは、意識体である各務さんが具象化する際の核となるもの]
……やれ、やれ。
後は、これを本体と共に封じなおせば。
こちらの騒動は、落ち着きますね。
後は……。
[言いながら、視線が向かうのは、風龍峡のある方]
……他に、術がないのは承知の上ですが。
あまり、御無理はなさらぬように……我们的唯一的主人。
[本人に面と向かっては絶対に言わないような呟きをぽつり、漏らして。
それから小さく、息を吐いた。**]
/*
……なんでしょうね、この長さは!
いや、それより何よりなんですか、この総発言数は。
いくらこっちは二人羽織だったとはいえ、限度というものがwwwwww
と、それはさておき。
キャストロールの準備をしておきませんとね。
/*
余談ですが。
上の訳はわざとだしていないんですが、
『我が唯一の主君。』
の一発翻訳です。
そして更に余談ですが、気づいているひといますかね。
コミュで書いた時は対訳付けなかった某告白、実はwikiの方には埋めてあるのでした。
─ ユウレン王宮 ─
ダメだよ、擦り傷だからって甘く見たら。
多分、治癒の術使える人がいると思うから行ってみようよ。
[>>+141サシャの返答に苦笑しつつ。
恐らく王宮の中にあるだろう救護室か救護棟、そこに控えている者なら治癒の術を使えるだろうと推測を口にした。
彼女の了承を得て、途中見つけた武官から救護棟の場所を聞いて向かい。
そこに治療係がいればサシャに治癒の術を施してもらい、いなければごめんねと言いつつ消毒してガーゼと包帯で傷の保護を施した。]
…なんか、大変だね。
[救護棟には自分達の他にも付喪神の被害にあった人達が手当を受けたり、また出ていったりとばたついていて。
怪我をしているサシャはともかく、自分は邪魔になってしまうかと一足先に外へ出た。
まだ他にも動いている何かがあるなら止めに行ったほうがいいよね、という思考も働いていたのだが。]
…そういえば。
……兄様、大丈夫かな。
無茶してないといいけど…。
[兄弟子から借りた飾りピンは、すぐに返せるようにと胸に留めてあり。
それを無意識に握って、ぽつりと呟いた。**]
後はメル君にお任せ、っと。
[そう言いながら、空いた手で軽く何かを投げる仕草をする。
飛んで行ったのは偵察用の小蜘蛛。
向かわせた場所は勿論、湖上庭園だった]
[渡り廊下からは動かぬまま、メルヒオルが各務さんのところに行くまでは、小蜘蛛を介して天輪湖の様子を見る]
ああ、もう準備し始めてるのかな。
若手の騎竜師のタッグか。
良いコンビになりそうだねー。
[天龍に相対しているシェイや、その周囲を巡るキアラを眺め、そんな感想を呟く。
別へと視線を向ければ、カークが集中しているのが見えた]
……かくミン、ホントは会いたいんだろうけどねぇ。
メル君がそうさせてはくれない、か。
ナタりんの代わりに見守ってるつもりなのかな。
…ナタりんの影響受けすぎな気がするけど。
[クス、と笑う気配は静かなもの。
悉くカークの話題を避けていた各務さん。
それは大きく抱く想いの裏返しに過ぎない]
隠す必要、無いと思うのになぁ。
[知られるを厭うもまた、先の王妃に似たのだろうか]
[湖上庭園の様子を伺いながら、時折なされる会話にクスクスと笑いを漏らしたり。
各務さんのメルヒオル評には同意せざるを得ないものばかりだった]
ほんっと、冗談通じないなぁ、メル君は。
[正直、各務さんが言う遊び云々については賛同の思いが強い。
故に2人の会話を聞いての感想も、各務さん寄りのものが多かった]
[一筆で五芒星を描くように水面と天竜の足元を滑る。
3つ目のポイントに精霊石を落し、間髪をいれずに次へと方向転換した。
と、振り上がった天竜の尾が勢いよく落ちてきて、青藍は湖の中へ逃げた]
げげぼぼ……ぼ?
[息が苦しくなるかと思いきや、淡く身を包む虹色のおかげでそれはなく。
4つ目のポイント目掛けて進む青藍に、水圧に負けないように身をはりつけた]
これで、4つ目…!
[湖の底に吸い込まれていくように見える精霊石を振り返ったら、
青藍が体をぐいっと上に向けた。
体の色こそそれっぽいが、あくまでも風竜だ。
長い時間潜水していることはできない。
ざぱん!と飛沫を上げて水面に飛び出る。
シェイが天竜を威嚇する炎の色が、なんだか濃ゆく見えて目を細めた]
最後、いっけえ!
[水滴を飛ばしながら青藍の風は最後のポイントへ向けて疾る。
何かのはずみで振られた天竜の尻尾が頭上を掠めたが怯むことはなかった。
ぽちゃん。
5つ目の精霊石を落したならすぐに上を見上げ]
シェイーー!ラスト!お願い!!
[声を張り上げて最後の仕上げを頼むと同時に天竜の気を引いた**]
……っこっの、やろ…!!
[キアラに早く。とは言わない。絶対に言わない。
けれど天龍はさすがに、格が違った。
飛び来る風の刃を交わし、怒りに満ちた爪をかわす]
……っ!!!ヒッツェ!!!!
[きいん!と、金属音がして幾枚かの紅玉が散った。
天龍の爪が、火竜の鱗を散らしたのだ。
こおおぉ。と、紅の火竜が声を放った]
あと…、もう少し…っ!!
[水と炎の作り出す白い水蒸気の向こう、
青藍が水面から飛び出してくるのが見えた>>166
風を纏い、龍と騎手とが一体となって水面を駆ける]
おおおおおおおおおおっ!!!!
[ひゅん。と、天龍の爪の下をかいくぐった。
虹為す銀の龍の懐を、紅玉の火竜が駆ける。
水を散らし、炎の加護を纏った炎の化身が空を駆る。
ゆらりとそこだけ、空気がいびつに歪んで揺れる。
────
負けて、たまるかああああっ!!!
キアラーーーーーッ!!!
[呼応するように名を呼んで>>167、
天龍の頭上目掛けて、紅い精霊石を思い切り投げた。
石は飛んで、飛んで、飛んで────]
わあああああああっ!!!?
[振り返った天龍の目を見た。と、思った。
ごう。と、風が唸る音を聞いた。とも、思った。
次の瞬間。
紅の火竜とその騎手は、
天龍の巻き起こした風に、遠く*吹き飛ばされた*]
…だいたい把握できたわ。
[この大地が今まで生きてきた年月により培われた歴史までもが、目に入ってくるという無茶な情報、更に地脈の乱れが目に不協和音を生んでいるが]
ったく、こんなでかい患者初めてよ。
[トランクより短剣を取り出し、地面に素早く不可思議な紋様を描く]
この乱れが弱めたら天龍もちょっとは落ち着いて、嵐激の人も、シェイ君も、キアラ君も楽できるってことね。
にしても…なんでこんな乱れたんだかね
[疑問を一つ述べながらも紋様の中央に手を着き集中に入り]
≪再正消負≫
[呪とともに紋様が赤く光ると、そこから黒い煙のようなものがじわじわと出てくる。正常に返すべく、異常という膿みを*取り出しはじめた*]
/*
ラストイベント見て思ったこと。
僕最後まで残ったところで何も出来ないねwwwwwwww
小天龍捕獲には向いてるかも知れないけど、それ以降が役立たずだったwww
ラ神は相変わらず空気を読んでいるらしい。
/*
迫力!
うわあ地上よいなぁ。
これはわくてか出来る。
若手コンビ…!
今回は良いもの沢山見れて幸せですもふー。
自分の拙さも浮き彫りですが!ネタは頑張ったけど(そこ
/*
そんな帰宅中にこんばんは。鳩です。
大丈夫ほんと無理な時はそもそも顔出さないから…!
昼は色々あって本文とメモ時間差で落とすはめになりましたが(
昼休みロッカーに忘れ物取りにいったつもりがうっかり本文にかまけて忘れ物をまた忘れたというあほもやりましたg…((
[何やら各所で好き勝手言われているようだが、気づく由もなく。
ゆっくりと、ゆっくりと、周囲の力の流れにのみ己が感覚を沿わせてゆく。
気脈に沿い、意識を重ね、自然の声を聞き、その訴えを内に取り込む。
そうして、その訴えに対して自身の生命の力を返し、応える。
一角獣の祝福を受け、生命に関わる力を帯びる長槍『アシンホルン』は、力を返す際の助けとなってくれた。
天輪湖にて行われるこの儀式──『天命の儀式』は、ユウレンの王となるものが、己が存在を地に刻み、承認を得る、という意味合いを持つ。
故に、儀式自体を行うのは、二度目。
あの時は内乱で荒れ果て、傷ついた気脈を正すために相当な消耗をしたものだった]
[炎の舞う気配が伝わる。
風が翔けるのが感じられる。
人の声は聞こえない。
地が癒されるのが伝わる。
水の音。
風が潜り抜け、星を描き。
焔が、陽の象徴を天の上へと掲げるのが、感じられた]
― ユウレン王宮 渡り廊下 ―
[湖上庭園での出来事が終わると、再び天輪湖の様子を見てみる。
カークのみならず、皆がそれぞれ己が力を駆使して『儀式』にかかるのが見えた]
さぁて、どうなるやら…。
[天龍がどうなるか、と言うよりは、カーク自身がどうなるかと言う意味合いが強い呟き。
メルヒオルの言い方からすると、大体想像は付くのだけれど]
我是暴风雨。
(我は嵐。)
被刮得厉害,并且控制空中的者。
(吹き荒れ、空を制する者。)
从空中保持这个地方,并且治理的者。
(空よりこの地を護り、治める者。)
请听很多的黝簾的地方有的现象,我的声音。
(黝簾の地に在る数多の事象、我の声を聞き給え。)
把我,我们的生命的欠缺片存在打算的脉。
(我、我が命の欠片を気脈に預け。)
拥有那个欠缺片,把我们的灵魂刻入这个地方。
(その欠片を持って、我が魂をこの地に刻み。)
编织,并且不形成平稳的气的潮流。
(穏やかなる気の流れを織り成さん。)
[目を開き、言葉を紡ぐ。
それに応じるように、キアラとシェイが投げた六つの精霊石の間を光の線が繋ぎ、魔方陣を描いた。
その内に捕らわれる形となった天龍が、吼える。
気脈に近い存在の方向は、落ち着きかけたそれを再び揺るがそうとするものの]
……ん、のっ……!
[気合を込め、意識を凝らす。
力の揺らぎ、それを均そうと。
ジェフロイが先に織り成してくれた力と、アレクシスの助力。
更に、カサンドラが地に対して行う癒しが、力がぶれるのを抑えてくれた]
甘く見るなって言われても、タワシの傷だしなぁ。
って、治癒術使うほどの傷じゃないって。
布でも巻いておけば良くなるよ、そのうち。
[血もあまり出て居ないし、放っておけばそのうち治りそうな傷。
ソレに治癒術が使える人手を割くのが申し訳なくて、
ぶんぶんと手を振って元気アピールした。
救護棟に行っても、自分では塗れない場所に消毒液を塗ってもらってガーゼと包帯で済ませて。]
从遥远天来的者。
(遥か天より来る者。)
接近打算的脉的强大的者。
(気脈に近き、強大なる者よ。)
摆动那个愤怒,打算的脉的气的胡乱。
(その怒り、気脈揺らす気の乱れ。)
平静下来,并且平稳的潮流,编织,并且不被形成的っ!
(鎮め、穏やかなる流れ、織り成さんっ!)
[叫ぶように呪を紡ぎ、同時に、嵐龍を天龍の上へ向けて一気に上昇させる。
右手の槍は、自身の命の滴を贄に、鮮やかな紅の光を放っていた。
それを全力で振り被り、魔方陣の頂点である紅い精霊石へと投げつける。
銀の一角と紅い石とが触れ合った瞬間、光が弾け。
その広がりに重なるように──天龍の咆哮が、響いた]
[猛々しさを帯びていた天龍の咆哮は、やがて、穏やかな、歌うようなものとなる。
それに伴い、周囲の精霊の力が穏やかになっていくのは、術師であれば容易く覚れるか。
今は、力を感じる器でしかない自身にも、それは感じられて。
それが伝える──終わった、という事実に、は、と息を吐いた]
……だーから。
これ、疲れるんだって……。
[そんな、愚痴めいた呟きを漏らし、翡翠色の半身にもたれかかる。
翡翠色が案ずるようにるるぅ、と鳴いた]
……だいじょーぶだ……あん時と違って、サポート、もらえてた……から。
[言いながら、天龍へと視線を向ける。
こちらを見上げた天龍の目は、先ほどまでとは打って変わって穏やかなもの。
やがて、銀鱗の龍は、ゆっくりと中央の島へと降りてゆく。
島の中央には、緑の草に護られるような、真珠色の光沢を帯びた丸い物の姿が見えた]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
……む。
[各務さんとの一戦の後、そのままぼんやりと庭園に立ち尽くしてたのだが。
不意に感じた力の波動に、ふ、と顔を上げた]
……やりやがりましたか。
[この場にいてもそれとわかる、大きな力の動き。
は、と息を吐いて、風龍峡のある方へと視線を向ける]
……さて、今度はどれだけ寝込んでくれやがるのか……。
正直、そんなに長い休暇を取らせる余裕はないのだが。
―迎賓館―
[ジェフロイからの武器の提案の申し出はありがたく受けることにした]
「助かるかも」
せっかくだから長物でも借りようかな?
[やいのやいのと二人そろって槍を借りることになるだろう。
カシムのことを聞けば後が面倒になりそうなら少しくらいは助け船だそうかなと二人そろって考えていたり]
よろしくね、シルキー。ボクはアイリ
「ボクはアイラね」
ところでさぁ
「カシムとどういう関係なのさ?」
[その答えは得られたかどうか、どんな答えが返ってもそのときはそっかと楽しそうに笑っていた]
……槍、拾わねーとなー……。
[ぼんやりとした声で呟くと、そんなの後だ、と言わんばかりに翡翠色が鳴く。
嵐龍は真白の翼を広げると、湖畔へ向けてゆっくりと降りていった]
だいじょーぶだ、っつってんのに……ったく。
お前も大概、心配性が過ぎんぜ、フェイツウェ?
[冗談めかした言葉に、そうなったのは誰のせいだ、と言わんばかりに翡翠色はるぅ、と鳴く]
―ユウレン王宮内のどこか奥の方―
[基本的に二人そろって槍でつんつんしていじめながら皆の邪魔にならない程度の仕事はしていた。
モップを苛めて、柱時計を苛めて、甲冑を苛めて……。
46体くらい泣かせたらしい]
ああ、ところでここどこだっけ?
「アイニとアイナの気配も感じないね」
騒ぎも聞こえないけど収まってきたのかな?
「それとも全然離れすぎてるとか?」
[全力で迷子中だった]
― ユウレン王宮・救護室→湖上庭園 ―
[救護室まで連れられると、傷口を消毒してもらい暫く布で押さえてもらい血は止めた。
頭に包帯を巻くのだけは拒否した。本当はそれが一番良いのだが、見た目に大袈裟に見えてしまい後で何言われるか分ったもんじゃない、とは口には出さないが。]
ありがとう。
私の方はもう平気ですから。
[手当てに当たってくれていた女官に礼を言い、こちらは平気だからと手の足りない場所を手伝うように促す。
メルヒオル様に頼まれたと食い下がられたので、少し長居してしまい。やっぱり気になるからと、兄を探して歩き出す。場所は精霊に尋ねれば容易に知れた。術のぶつかり合いがあったのだから、当然といえば当然で。
ただ辿りついた時には、だいたい終わりかけていた頃だった。]
同業ならその理由も分かるだろう。
[>>172笑われればジトリとした目を向けて。
詮索を伴わない問いには曖昧な答えを返した。
名前の一部を封じることで呪の効力を抑える法。対外的な意味でも本来の姓は名乗らない方が得だというのはあったけれど]
俺はどうやっても私情が入る。
だから信じている相手が頼りにするというなら、今はその判断を優先しようというだけさ。
[息を吸い込み、吐いた。
剣を支える腕は僅かに震えているがそれを声に出すことはなく]
どんな力もその使い手次第。か。
[去来する思いに惑えば注ぐ力も揺らぐから。
一言に纏め記憶に刻んで沈黙を挟み]
― ユウレン王宮 渡り廊下 ―
[弾ける光、響く咆哮。
光が治まると共に咆哮は穏やかなものへと変わり。
精霊の力を感じることは出来ないが、『儀式』が終了したと言うのを理解した]
ふふ、案の定だねぇ。
血も使って、精神力も使って、だったからしばらくは休まないと。
[それを良しとしてくれるのかは分からないが。
心身ともに負担が大きいのは容易に見て取れた]
『きりくんのばーか』
[小蜘蛛を介して小さく呟く。
無茶ばかりする相手を蔑むのではなく、親愛を込めた軽いもの。
誰かに聞こえるかも知れないけれど、そんなことはお構いなしだった]
[空から熾烈な戦いの音が降ってくるのが目に見える。
だが集中は切らさない。ジェフロイの声も>>182>>183耳には届くが、言葉を返さずじわじわと黒い煙のようなものを出し、宙に離散させる。
一度、気脈が落ち着きを取り戻すが、天龍の咆哮とともに乱れが生じ、ここが正念場とばかりにより意志をこめる。
額に珠のような汗が浮かび、地に落ちる。
呪というよりも大地を見続けるのが辛い。土の一粒一粒の色や形、香りに呼吸、そしてこれまでの生を、その膨大な情報を目に、脳に落としながら、地脈に手を加えていて、続く咆哮>>179に意識が揺れる]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
[シルキーやサシャとは丁度すれ違ったか、顔は合わさないまま。
湖上庭園に着くと、義兄が感じた物をこちらも感じ、ふと向こう側を見上げた。少しだけ、眉を寄せて怒ったような困ったような、そんな微妙な表情をするも、義兄の方に近付く頃には怒りの色は潜まっていた。]
お兄さん、怪我してますよね?
[してませんかと尋ねないのは、場所を答えた精霊に多少の状況は聞いていた為。
じー、っと下から見上げていたが、怪我の箇所を探そうと視線を下げると、手鏡が見えた。]
……各務さん?
[多分そうなんだろうと思いながら丸猫の鏡を見つめていた。]
[怪我した箇所を見つけたら、とりあえず血止めの布を押し付けようとする。術で治すか、あとでちゃんと消毒してくださいと人の事言えない小言を足しながら。
そんなやり取りも終わった頃。]
お兄さん、各務さんって、ナターリエ様とは違うんですよね?
[かの王妃の精霊だと聞いてはいたが、そんな事を尋ねた。]
ナターリエ様とお会いした事はないですけど、各務さん、なんだかお母さんみたいな感じがして。
[各務さんや前王妃について、あまり知らない身ではあるものの、なんとなしにそういう部分だけは感じ取っていた。
尤も、正しく「お母さん」を理解できているかどうか、実母を知らない為、自信が無かったりもするが。]
─ 回想 ユウレン王宮・迎賓館への移動中 ─
アイリさんに、アイラさんですね。
よろしくお願いします。
[>>+206息ぴったりに自己紹介してくれる双子に頭を下げつつ。
仲良しさんだなぁなんて思い、にこっと微笑みかけたのだが。
続けて問われた質問は唐突過ぎて目を丸くした後。]
どういう関係って…
良く、武器の手入れをしてもらってるだけ、です、けど。
[なんで聞かれたのだろう、と不思議に思いながら答え。
そういえばと、宿での事を思い出した為にちょっと表情はこわばった。
むしろその質問はこちらの方が聞いてみたいともちょっと思ったけど、この場ではそれは言わず仕舞いのまま二人と別れた。]
─ 回想終了 ─
……終わった…わね
[先程までの獰猛な咆哮を放っていたとは思えない穏やかな天龍の咆哮、周囲の精霊の様子から察し、手を地面に着くのをやめると、目の色も元に戻る。]
…はぁ、この服借りた貸し分を返すにしてはえらい労力だったわね。
[ゆっくりと起き上がったところで、ふらりと体が揺れた]
─ ユウレン王宮 ─
タワシで出来たのでも傷は傷だよ?
[>>+203と言いつつ、治癒術は必要無いと言われればそれ以上無理強いはせず。
この場に残るらしいサシャには手を振って、自分は救護場から離れた。
迎賓館内のリネン室を荒らしてしまったと報告しなきゃな、と思ってはいたが。
そうするにも、まずはこの混乱を収めてからだよなぁ…なんて思いながら歩き始め。
その間にも目に入ってくる動く無機物をぺしっと剣の鞘で叩いたり手で押さえたりして98体ほどを動かなくして。]
……に、しても。
変わってるなぁ、この国は。
[文化の違いというのもあるのだろうけれど、面食らうことばかり遭遇している気がする。
王と王妃も含めて。
まさか二人揃って王宮を出てきてお忍びなんて思っていなかったから、エレオという呼び名を聞いてもしばらく気付かなった。]
― ユウレン王宮 渡り廊下 ―
[小蜘蛛を介して見る、天龍が降り行く天輪湖の中央の島。
草の中に垣間見える丸い物体を見て想像出来るのは一つしかなく。
けれど何か言うでもなくただその所在だけを確認した]
さて、これどうしようかな。
[預かりを了承して手元においてある王の冠。
湖上庭園の方へと意識を向けると、エレオノーレが居るのに気付いた]
もうしばらく預かってるかぁ。
また地震起こされてもかなわないしねぇ。
[分かって近付いてまた何かを落としたり壊したりする事態になっても困るからと。
移動はせず欄干の上に座り、柱に背を凭れた。
メルヒオルから指示があるまでは、しっかり冠を確保しておく。つもり]
/*
>>+214
ちょっ、一見見逃してたけどアイリラより多い!<96体
しかし他の人とも絡みたいんだが、どうしても興味が前王妃とかに行ってしまうのが。
体が二つほしい…(´・ω・)
本格的な惨事を招く前にどうにかな。
っと。
[剣から手を離し、よろけるカサンドラに右手を伸ばした。
歯を食いしばってその身体を支える。どうにか成功、した]
偶には多少損をしたっていいだろう。
その分どこかで幸運もあるだろうさ。
[距離が近いと呼吸が荒いのも伝わるかもしれない。
出来るだけ声には出さないよう努力してはみた]
/*
この辺どうにかならんかったかという気はしてくる。
もちょっと突撃を自重しとくべきなのか…。
あと遭遇の問題とかもあるのかなぁ。
墓は居ない人がわりと多いから…。
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
ああ、エレオ……。
[>>+211やって来た義妹の最初の問いに滲むのは、苦笑]
はいはい、私はヴェル殿やキリクとは違いますから。
[>>+212 小言はさらりと受け入れて。続く、各務さんへの問いに、一つ息を吐いた]
ええ、ナタ様と各務さんは違います……が。
なんと言えばいいのか……。
シュテルン──彼の鏡の精霊が、ナタ様の心の一部を引き継いでいた可能性は否めません。
母親のように見えたのだとしたら……それも、間違いではないでしょうね。
シュテルンが、この地に残ると決めたのは、ナタ様の最期の願いによるものですから。
[ 風が炎を鼓舞し、炎が風を奔らせる、未熟だが、若く汚れない力が、地を鎮める魔法陣を完成させる ]
[ そして、天地を繋ぐ人の子の王が、内なる嵐を地に捧げ、精霊達の力をも得て天の龍に呼びかける ]
[ 呪の続く間、王に力を添わせる精霊達に、伝え続けたのは、他者の願いと祈り ]
[天竜の脇を駆け上がりながら、シェイが紅色の精霊石を投げるのを見て、
やり遂げた!と心の中でガッツポーズした。
しかし次の瞬間、ごぉぉっと唸る音に吹き飛ばされ、青藍にしがみつく]
シェーーーーイ!!!
[同じように吹き飛ばされていくシェイ>>171に、
青藍がキュィィと鋭く鳴き、身をうねらせた]
[刹那、青藍が体を勢いよく伸ばし、飛んで行くシェイと紅鱗を追う。
子供の竜だから受け止めることはきっと出来ない。
けれど―黙って見ているなんて出来なくて。
空気を斬るような速さで追い、
回りこんで風を起こして勢いを相殺させようとした]
……迷惑、かけられないよね。
[自分の立場は正直厄介だ。
表向きは騎竜師の修行の為だけれど、実際は父の道具にならぬために国外に逃れただけで。
成人するまで戻る気がないことも流石に気づかれているだろう、そろそろ連れ戻しにかかる頃合だ。
外交的に繋がりの薄いこの国の騎竜師に弟子入りしたという形にできれば、父も無茶はできないだろうと思って来たけれど…王家が関わるなら話が違ってくる。
どんな言いがかりをこの国にかけてくるか解らない。]
……まさか、王様とはなぁ。
[それにこの国には、ジェフロイがいる。
自分のせいで彼も危険に晒してしまうかもしれない、それは絶対に駄目だ。]
……ん、ああ。
心配すんな……前ん時に比べりゃ、全然ラクなもんだったし。
[魔導具越しに返す声は、大分落ち着いたもの]
サポート、ありがとな……ほんと、助かった。
[天龍に吹っ飛ばされた一人と一匹は、空を飛んだ。
視界が回転し、上と下がくるくると逆転する。
遠く、名を呼ぶ声を聞いた>>183
反応を返す余裕はなく、]
………っ!!
[地面を見つめる。
ぐんぐん、ぐんぐん近づいてくる地面を見つめた。
火竜が必死に翼を動かす。地面が近づく。
間に合わない────!]
ゴウッ!!!!
[地面と激突するかに見えた刹那、風が起こった>>190
強い風が勢いを殺さんと、猛然と吹き上げる。
ふわりと翼が風を孕んで僅かに浮いた、その時]
────ぱあんっ!!!
[何かが、弾けた。
ぴょーんと一度、火竜が蛙のように高く跳ねた。
ころんとそのまま、着地をする。
風が、柔らかに抱きとめてくれた。
シェイの手元、弓の弦につけた筈の蛙の石は、
もう粉々に砕け散って、消えている]
[ ここに在る者、そしてここには居ない、だが王の支えとなる者、或いはここに至る道を切り開いた者…彼らの託した願いは精霊達にも届いていた ]
[ 術はただ、それを王に届ける媒介にしかすぎない ]
ガッツリ寝込まれた時と比較されてもですね。
[苦笑混じりで言い返すも、落ち着いた声に安堵した]
及ばずながら。
俺一人の力は大したことなかったですが。
[若き騎竜師達や立場関係なく手伝ってくれた者達にこそ言うべきでしょう、と笑った]
あ、あああれ……??
[一人と一匹が、風に揉まれてぼさぼさになった頭と
埃まみれの顔を上げ、目を丸くして上空を見る。
駆けてくる、青藍の姿があった>>190
笑顔が、弾ける]
キアラーーーッ!!!
[大きく手を振る。
と、そこへ天龍の咆哮が───響いた>>179]
……そう、言うなよ。
[即位の儀式の後、内乱での諸々の疲れの反動もあり。
あれこれやらなければならないはずが、二週間近く意識不明に陥っていたのは個人的には苦い記憶]
ん、それもわかってる。
落ち着いたら、全員に改めて礼、言わねぇとな。
……特に、頑張ってくれたあいつらには。
よかった。間に合った…。
[はぁはぁと肩で息をしながら笑顔でシェイ>>197に手を振り返した。
一瞬、紅鱗が蛙のようにぴょいんとしたのはなんだったんだろう。
と、咆哮>>179が聞こえて天龍を見遣った。
五芒星と頭上の赤い点がつながった立体魔法陣の中に囚われ、
怒る龍が吼えていた]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
ああ、それで…。
[精霊が心の一部を引き継ぐというのは余り聞かないものの、長く共にあればそういう事もありえるのかと思う。
自分とノームの関係とはやっぱり違うんだなと何となしに思いながら。義兄の答えを聞いていた>>+216]
ナターリエ様の最後のお願い、って。
主様の事ですよね。
[残す家族の事を頼んだのだろうと。それはコートなしのカークを賢明に探ろうとしていた事からも伺えた。
その当の無理しただろう人のいる方向見ると、やっぱりちょっと目がじと目になるのは否めず。]
……心配されて当然な事ばっかりするから、気になって目を覚まされるんですよ。
[ぼそりと溜息と共に呟いた。]
[やがて天龍の歌が響く、響く>>180
天上の楽器を紡ぎ合わせたかのような、柔らかに美しい声。
地の精霊が、王の呼びかけに従い、人の子らの祈りに応え、
穏やかに、穏やかに鎮まりゆく]
わあ………。
[素直な感嘆の声が零れた。
火竜も、琥珀の瞳を細めて歌に聞き入っている。
素直な感動を満面に浮かべ、その共有を求めて、
視線は自然と、傍らのともだちへと向けられた]
[ やがて、天龍の歌が水面を渡る ]
おやまあ…最後まで元気ですねえ。
[ 吹っ飛ばされて行ったシェイと火竜と、それを追うキアラと風竜を目で追って、けれどそちらには手を貸さずに、湖の中央に感じる気配を辿った ]
あれは…もしや?
[ なんとなーく、絶対解剖するなとか言われそうな気がした ]
…でも。
生きててくれて、良かった…
[小さく呟いて、目を伏せる。
兄弟子とはもう二度と会えないと思っていた、けれどこうしてまた会えた。
あの人の元でなら、もう国を追われるようなこともないだろう。
王様らしくないから、心労は絶えないだろうと思うけれど。
でも、きっとそれも含めてあの人はこの国を好いているんだろう。
そう思える。
だから自分が、あのひとの今の日常を壊してはいけない。]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
……ええ、キリクと、そして、ユウレンの
[義妹の言葉>>+218に頷いて。
ため息と共に零された呟きに、軽く、肩を竦める]
……とはいえ、誰のいう事にも逆らわずに大人しくしているキリク……というのは。
正直不気味で仕方ありませんよ。
それに……あれが、ああやって、身体を張って一番前を走る事。
それが、この国を前へと導いているのもまた、事実です。
……まあ、後ろで支えるこちらの苦労も考えろ、という所ですが。
俺は事実しか知りませんからね。
[儀式の疲労で倒れたのは知っていても、どんな儀式なのかまでは知らなかった。当時は異動したばかりの自分も目が回るほど忙しかったことだけ記憶に鮮明だ]
そうですね。
彼らにも何よりの褒章となるでしょう。
ですがそれも後で改めて。
今はとにかくご自分が休まれるのを先にして下さい。
[咆哮と共に弾けた光に目を覆い、再び目を開いたとき、
それまで怒りくるっていた天龍の気配が穏やかなものへと変わっていた]
わ…あ…。
おとなしく、なった。
[湖の中央の島へ降りてゆく天龍に少し驚きながら、呟いた。
咆哮から歌へと変わったそれに合わせるように、
青藍が一つだけ、鳴いた]
[この場面、一体なんて言ったらいいんだろう。
丁度いい言葉を持ち合わせてなくて―]
………。なんか、僕、すごくかんどーしてる。
[こちらを見るシェイの視線>>200に、それだけ返した]
元々、一人でやる儀式なんだから、仕方ねぇだろ。
[本来ならば、人目に晒す事からしてないはずのものだから、ぼそ、とこう言って]
あー……うん。
なんにせよ、休まねぇ事にゃ、話にならねぇ……な。
王宮の方も、落ち着いてりゃいいんだけど……。
…………荒れてんだろうなぁ……。
………ん。
[短く、頷いた>>204
何か言おうとして、でも結局言葉なんて要らなかった。
広がる歌に、舞い降りる銀の龍に同じく瞳が輝いている。
心をこんなにも、近く感じる。それだけで、充分だった]
―ユウレン王国のどこか―
「困ったね」
まぁ、適当に歩けばそのうち誰かに会えるんじゃないかな?
[言葉の割りにさして困った様子はなく、当てもなく二人でぷらぷらとあるていると物々しい扉とか見えて]
興味沸くよね。
「でも絶対これ開けちゃいけないタイプだよね」
騒ぎで開いてましたってどうかな?
「それは明暗」
[躊躇する時間は12秒くらいで躊躇い泣く宝物庫への扉を開けた]
……そーいやぁ。
[湖畔に舞い降りたものの、しばらくは半身にもたれかかる姿勢のまま、右手首の腕輪に意識を集中していたのだが。
ふと、思い出すのは降りる前に見えた真珠色の煌めき]
予想通りっちゃ予想通りだった、なぁ……。
[呟いて、ずるり、と鞍から滑り降り。
そのまま、改めて翡翠色にもたれかかった]
……気脈正したから、結晶化する恐れはないだろう、けど。
うまく、孵ってくれりゃ、いいんだ、が……。
……。
[でもそれ以上は何も言葉が出てこなくて、
頷いたシェイ>>206を見て、それからがしっと頭をかいて…
結局また湖の真ん中へと目を向けた。
穏やかだけど、すごく、すごく大きな力を感じた。
今は遠くから見ているだけだけど、
いつかはもっと傍でその力を感じてみたい。
そんなふうに、思った]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
ユウレンの未来。
[もう一つの願い事に、ああ王妃というのはこういう事を言うのかと薄ら悟り。
続いた言葉には、吹けなかった。想像しようとしたが、欠片も沸いてこなかった為。]
……想像できませんね。
強制されようものなら蹴り倒して前に進む人ですし。
[だからこそ自分はここに居られるわけで。
そんな王の有り様については、そうですねと同意した。
ただ義兄の特に最最後の話の方が大いに同調できたとか。]
今向こうにいる人達も、大変だったでしょうね…。
終わったなら、そろそろ帰って来るんでしょうか?
あ、お兄さん、そうだ。
ジェフに休暇、もう少しあげられませんか?
[面倒ごとも頼んでしまったし、多分あちこち動いて疲れてもいるだろうと思い、そう義兄に頼んだ。]
倒れるようなことはしないって、約束もしたからな。
[実は今もってやや危ないラインだが、結果倒れなければそれで良しとする気だった。
湖の上を吹き抜けてくる風が気持ちよくて目を細める]
さあ?
その辺りはあの黒ローブの尋問結果も聞かないと、俺には判断つきかねる。
天龍には天龍の理由があってあの島にいるようだし。
[草に守られた何かにはここからでは気づけない。
けれどとても大切にしているような雰囲気は感じ取れた]
―ユウレン王宮・本宮廊下―
………武器なら修復できる、けど。
[焦げた床を見ながら呟く。
金属でできているならば一度溶かして整えることも可能なのだが、ここでそれをやるのは逆効果だろう]
………。
[性格故に、知らないふりをして逃げるという選択肢は浮かばない。
困り果てているところでふと聞こえた音>>+177にはっと身構え、武器を握った。
てっきり新たな付喪神かと思ったのだが]
[頷きを返して、それだけ。
自然と視線は、湖の中央へと向かった。
静かな感動は、畏敬の念を染み渡らせる。
そして、未知なるものへの強い憧れを]
……っげえなあ…!
[ごく嬉しそうに笑った。
龍が何故、何を怒り、何を守ろうとしたのかの、
正確なところはまだ分からない。
分からないから、知りたいと思った。もっと。世界を]
………鳥?
[そこに居たのは一匹の小鳥。物ではなく生物だった。
王宮内で飼っているものか、それとも先程見た蜘蛛と同じ類のものだろうかと思いながら、見つめること暫し]
………。
[小鳥が見ている先を目で追い。
とりあえず煙の出ている箇所をそっと足で踏みにじる。
今更誤魔化せはしないだろうが、せめて煙だけでも止めておきたかった]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
……そういう事です。
あれは、生まれながらの風。束縛しようというのがそもの間違い。
[>>+223 義妹の言葉に、頷いて。
ジェフロイの休暇の話に、一つ瞬いた]
……まあ、本人がそれを望むなら、という所ですね。
これから色々と忙しくなりますが、どうせ、一週間は何もできませんし。
なあ、キアラ。
俺たち飛んでいけば、こんな光景に出会うかなあ。
きっとあるよな。色々、いっぱいあるよな。
俺、見てみたいなあ……!!
[もっと。と、両手をいっぱい空に翳し、指を開いて笑う。
と、頬の傷がぴりっと引き攣れて、眉が下がった]
うん。
あの人…一体、誰なんだろう。
[嬉しそうなシェイ>>212とは違い、ちょっと困ったように見たのは
天龍を鎮めたその人。
もう疑ってはいないけど、謎の人であることには違いない。
ぽつりと疑問を口にして、瞬いた]
[一週間、という期限は、王が動けるようになるまで必要と思われる最低日数だったりする──というのはさておき]
……聞きたい事……ですか?
[>>+225 首を傾げながらの言葉には、こちらも、緩く首を傾げた]
うっ、わあ……!
[広げた指の先、空から虹の光が降ってきた>>214
煌く虹色の霧が、穏やかに優しく身体を包み込む。
くるる。と、火竜が心地良げに喉を鳴らした。
天龍との戦いに傷ついた竜の傷も、塞がれていく]
先生だ……っ!!
[違うといわれた呼称を繰り返して、アレクシスを見る。
その姿を認めて、思いきり手を振った。
ぶんぶんと振っておいた]
― ユウレン王宮・湖上庭園 ―
[義兄の>>+227風、という言葉に少しだけ溜息が落ちた。
焦がれたのが風だからどうしようもない、そんな想いが交じり。
わりと駄目かなと思っていたジェフの休暇の許可が出そうなので、ちょっとほっとしつつ。
義兄が首を傾げて聞く体を見せてくれたので>>+228、口を開いた。]
…緊縛と束縛って、何が違うんですか?
[どっちも同じ縛る意味だと思っていた為、各務さんの叫びと兄の突込み>>+188>>+189がいまいち良く分からずに、不思議そうにしていたとか。]
そうなんですか。
[儀式関係には疎いから。ボソリとした声もサラリと流してしまい]
騒ぎはいい加減、メル様が押えられてるかと思いますが。
まあ。向こうでも色々とありましたし。ね……。
[遠い目をしてそうな口調で語尾を濁した]
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新