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[ 告げられた名ではなく、この国の情報として聞き知っている本当の名を告げたのは、彼女に相応の警戒心を抱かせるためでもあったが、さて、それは伝わったかどうか ]
それは贈り物です。この騒ぎが終わるくらいまでの間は保つでしょうから、お使い下さい。
[ 相変わらずの笑顔で指し示したのは、氷のヘアピン。きらきらと水晶のように輝いて光を弾く溶けない氷は、容易には帽子がずれないような位置に、留められていた** ]
/*
うっかり、蒼いサンドイッチを発生させてしまいました……!
しかし、これは。
上から見て拗ねさせるターン、という事なんでしょうかねぇ?
[焦げた蛙。これからは取れないかしらねぇ。などと思っていながら、なにか用かと思い火の騎竜師を見遣れば>>126目があったか]
あ、さっきの雷ね、ごめんごめん、淵のほうばかりみてて上空見てなかったわ。
といっても別に気象を操るわけじゃないわよ。妖…妖魔の力を借りただけよ。力だけ借りてるだけだから、ちょっとほかの人には変に見えるかもしれないけどね。
[今更隠す理由もないと、あっけらかんと認めつつも悪びれもなく謝罪して、精霊でも妖でもない不可解な力について軽く説明する。厳密にいえば呪術とは違うが大別すれば呪術といったものだがそこまでは説明しない]
それで、拾ってるのは、こいつらの力の結晶ってやつよ。それなりの力があるやつから採取できるのよね。
んで、それを見つけて術でコーティングしてたってとこ。
[そういって、何ももってない手を見せた後、静かに睨みつけるように手を見つめ心中で言葉をつぶやくと、キラキラと水色に光る小粒の結晶が現れた]
こんな感じに…ね。
[相対していた蝦蟇を土蜘蛛の居る穴へ蹴り落とすと、一度視線を周囲へと向ける]
尋常じゃない増殖っぷりだね。
地克、効率悪そうだから引っ込んでて良いよ。
[どこに潜んでいるのやら、翡翠の淵からは未だ這い上がって来る蝦蟇達の姿。
配慮のために地中で土蜘蛛に蝦蟇の相手をさせていたが、動きが制限されるためにどうにも効率が悪かった。
土蜘蛛に声を掛けると、承諾の返事をしてから穴を塞ぎ、土蜘蛛はまた地中に潜んだ]
素手で殴るのはやっぱヤだなー。
あっちも舌使って来るし、リーチは長い方が良い。
精霊やら何やら使える人は便利だね、っと。
[炎を出すなど、蝦蟇に効果がありそうな手段は持ち合わせて居らず。
糸を固めて武器を作り出すより他は無かった]
叩くよりは突く方が効果ありそう、かなぁ?
でも突くだけだと攻撃範囲が狭いんだよね。
確実に効率良く仕留めたいから、範囲を広く出来て刺さる形になる武器が良いなぁ。
────………あ。
[浮かべたイメージは遠心力で薙ぎ払う攻撃が出来て、更には効果的に刺突の効果を与えられるもの。
そうして思いついたのは───]
[ひゅん、と風を切る音が響く。
武器を振り抜いた先、飛びかかろうとして一瞬動きを止めた蝦蟇が頭上からの一撃を受けて地面へと打ち付けられた。
その傷痕は一度何かが刺さり、更に刺し傷を引き裂いたものとなっている]
あはははははは、覚悟しろウスノロ共!!
[笑いながらウェルシュが振り回していたのは、棘付きのブルウィップ。
連続して振り回すことで遠心力を載せ威力を上げた一撃を食らわして行く。
が、遠慮なく振り回すお陰で蝦蟇が近寄って来ず、勢いでうっかり飛び込んだ蝦蟇だけが打ち据えられて行くのみだった]
/*
そーいえば僕くろねこさん企画のダイス使う村で後半まで残ったことないなwwwwwwwww
今回も例外ではなさそうだw
/*
アレクシス 231(4)
エレオノーレ 227(3)
アイリ 191(3)
シェイ 188(3)
カサンドラ 156(3)
キアラ 156(3)
カシム 136(3)
(ジェフロイ 131(3))
ウェルシュ 102(3)
シルキー 97(2)
(カーク 74(2))
サシャ 23(1)
とりあえず、更新、と。
― 翡翠ヶ淵・上空 ―
[呼吸を整え、上から状況を見回す。
参加者たちは各人各様の方法で大蝦蟇を撃退しており、その様子は頼もしいと言える……のだが]
……どっから、何出すんだよ……。
[地中から現れた蜘蛛の足にはさすがに突っ込んだ。
それから、は、と気づいて探すのは最愛の姿。
あれを直視したらきついんじゃ、という懸念はきっちり当たっていたようだが。
どうにか踏み止まれた様子に、ほっと安堵の息が漏れた。
のだが]
[その後に見えたもの>>135 >>136に、目つきが宜しくなくなった。
雰囲気の変化にいち早く気づいた翡翠色が、落ち着け、と言わんばかりにるーぅぅ、と鳴く]
……わーってる、よ。
[ここでキレるのが宜しくない事くらいはわかる。
そういう自制心は、これまでやたらと鍛えられていたが。
なんというか、黒々とした気持ちになるのは否めない。
腹心や、国の影の御意見番を呆れさせる気質──『大事なものを大事にしすぎる』、という部分は、こういう時には厄介だと。
翡翠色が内心の深い所で思っているのは、当人知る由もない]
んー、妖魔の力を借り……?
[分からん。
さっぱり分からんと顔に書いて、呪術師を見た>>139
要領を得ない顔で、一度頷き、]
ふうん、変わってるね。
あ、それじゃー蛙の力も使えるようになるんだ?
[取りあえずそういうことかと納得した。
拾い物の説明には、更に難しい顔をして見せたのだが、]
お?おおおお?
おおーーーーーー! すっげえ……!!!
[何もないところから虹色の結晶が湧き出るのを見れば、
至極単純に目を輝かせた>>139]
へええええ!!
じゃあ、蛙いっぱい倒せばもっと取れんの?
そしたらもっと強い攻撃かませんの?
お っもしろいなあ。
それ、普通に取れるようになったりすんの?
やっぱ、すっっっげーーー修行とかすんの?
あ、だからさっき腕から煙が出たの?あれも石?
[感心したように、へええと繰り返して身を乗り出した。
呆れたように、火竜がくるりと琥珀の目をまわす。
こぉ。と嗜めるような鳴き声に、やっと口を閉ざした]
ねえ、あとでもっと見せてよ。
あっ、でも飛んでる時の雷はダメな!!!
ちゃんと上空見ててくんないと、俺ら焦げるだろ?
火竜で焦げるとか、洒落になんないし。笑われるし。
[どこが重要なんだか、そんなことを真顔で言った。
やがて続く問いには、人懐こい笑みを見せる>>140]
あ、俺らはヒッツェシュライアーとシェイっての。
よろしくな。
[名乗りの順は例によって例による。
竜の名前を最初からフルで名乗ったのは、ただの気分だ。
そうして、軽く胸を張って言葉を継ぐ]
あと、紅蓮の騎竜師っていうんだぜ!!
[称号まで名乗ると、
ちょっぴり誇らしげに、ひとりと一頭を*指した*]
/*
いやまて王妃。反応すべきはそこじゃないだろ(
ごろごろするターンですねありがとうございまs
いやなんか旦那様…こんな嫁で申し訳ない。
そして場外で楽しそうなアレクと旦那様には嫉妬の念が(あれ
絶対わざとだろー>アレク
……とりあえず、今は、こっちが大事、と……!
[治まりつかないものがあっても、一時飲み込むのには慣れている。
慣れないとやってられない、というのはさておいて。
一つ深呼吸して槍を握り直し、眼下に群れる大蝦蟇たちを見据え]
……俯冲!(急降下!)
[半身に短い指示を出す。
翡翠色はそれに応えるように一声、咆えた]
[大蝦蟇の舌の迎撃を速度で強引に振り切って距離を詰める。
隙間なく群れている様子に、ここは一撃離脱が吉、との判断は早かった]
将殴打一发!(一発、殴っとけ!)
[大雑把な指示に応じ、ぶん、と振られるのは長い龍の尾。
翡翠色のそれはべしい、といい音を立てて数匹の蝦蟇を吹っ飛ばした]
/*
つーか。
低目安定健在すぎだろ……!
いやま、途中脱落ないんだからいいだろ、って言われればそれまでだけどさ……!
……あ、ボスキャラ登場描写用意しとかな。
─っ、
そりゃそう、だけど…
[>>131褒められているというよりは言いくるめられた気分になりつつ、実際新窓のお姫様扱いされることをずっと厭ってきたので反論の言葉は出ない。
複雑な気持ちになりつつも、次が来ると注意を促されると頷きを返した。]
うん、わかってる。
───あ。
ね、兄様。
…あんまり人前で、姫って呼ばないでね?
[側にほかの人はいる様子ではなかったけれど、誰かが聞き咎めていたら折角ウェルシュにお願いしたことが無駄になってしまうから。
>>132離れようとしている人に届くような小声で、申し訳なさそうにお願いをした。]
[恐らく動きやすいようにだろう距離を開けたジェフロイの動きは、自分が知るそれよりも速く力強くなっていて。
自分と同じように、彼もまた鍛錬を重ねられたのだなと。
つい思いに耽ってしまった意識を引き戻したのは、頬に感じたぬめぬめだった。]
────……… え …?
/*
王宮の方には、しばき倒す以外でも大人しくさせられる付喪神さんいてもいいかなぁと思って伏線ぽく。
ま、使えなかったらお遊びということで!
[ギ ギ ギ と音がするような動きで首を動かすと、舌を伸ばした蝦蟇が一匹。
自分の頬を舐められたのだと悟ると、一気に血の気が引いて。]
っきゃあああああああああああ!!!!!?
[辺りを震わさんほどの叫び声を上げた。]
[振り上げた足を、そのまま目の前の蝦蟇の頭に振り下ろす。
所謂踵落としを食らった蝦蟇はそのままKOと相成ったわけだが、一匹しか仕留められなかった為に結果蝦蟇の群れに囲まれるのを許してしまい。
しかも頬を舐められたショックでまたちょっとパニくってしまった半身に、さすがに手出しを控えていた薄桃が動いた。]
[薄桃の口から飛び出す咆哮は音ではなく。
雷撃が声のように広がって、正面の蝦蟇たちを撃ち抜いていった。
無事だった蝦蟇たちもそれを見て怯んだらしく、すぐには飛びかかってこないらしいのを確認してから、またヤダヤダとぐずり始めた半身に擦り寄り。
顔を覗いて目と目を合わせ、蝦蟇に舐められた頬をぺろと舐めた。]
フルミネ…?
[名を呼ぶ半身に、しっかりしなさいと言うようにくるると鳴いてみせる。
何があっても守るからと、全身に微かな雷を帯びさせてもみせ。]
むー、当ったんないなぁ。
[ただ振り回しても当たらないのは当然。
操作を誤って自分に当たるなんてことになっていないだけマシと言うものだった]
やーめた。
やっぱり一番やりやすいので……っと!
[ぶんっ、とブルウィップそのものを蝦蟇に投げつけると、横から叩き付けるように舌が伸ばされてきた。
それに対し、身体を仰け反らせるようにして一撃を避け。
目の前に来た長い舌を鷲掴みにすると、自分の方へ引き寄せるように引っ張った]
──…フルミネ。
ごめんね、ありがとう。
[薄桃にぎゅっと抱きつくと、ぴりぴりと微かな痛みが伝わる。
それは半身の、種に基づく力。]
…よし。
それじゃ、力貸してくれる?
[薄桃が当然というように頷くのを見て、二振りの剣の刃を交差させるように構えた。]
ええ、例えばこの蛙だったら高く飛べたりとかね。といってもこの結晶はそういうふうに利用するよりも、他に利用するつもりだけどね。
武器に組み込んだりとか…薬になったりとか、色々ね。
[わからないようなの>>146を察して、例をあげつつ簡単に説明…したつもりだがわかるかどうかはわからないが]
全ての蛙からは取れないけどそりゃ数が多ければ多いほどいいわよ。もっと強くなったり、何度でも使用できたりするもの。
でも普通の人じゃ無理ね、さっき私が結晶をつくるまで何もみえなかったでしょ?まあ一時的に見えるようにすることはできるけど、基本的には素質有りきの修行ね。
あ、あの霧はまた別物よ、雷のほうもね。
[面白がってる様子なのでそのまま説明は続ける。目を輝かせ身を乗り出して見るシェイ>>>147に落ちないとは思うが、見えやすいように手を傾けたりなんかして]
[名を聞くと、目が濃厚になり一人と一頭を見つめ]
ふふ…シェイ君、ヒッツェシュライアー。よろしくね。
[目の色が薄まると、竜の名前がヒッツェシュライアーでこの子の名前がシェイだというのは把握したが、まさか王様と同じ名前とは…とか色々思ったりはしたが誇らしげな様子に口出しするのも無粋と思い]
じゃ、紅蓮の騎竜師殿、ともにがんばりましょう
[最後のほうでは子供扱いする口調ではなく、騎竜師に対して笑みを向け健闘をと口にした]
よっと!
[引く力と逆の力を蝦蟇に与える。
腹部を貫くように蹴られ、蝦蟇は鳴き声とも悲鳴ともつかない声を出して後方へと飛んで行った。
その先で他の蝦蟇も巻き込まれて吹き飛ばされている]
もういっちょ!
[くるり、とその場で一回転すると、周囲に居る蝦蟇を回し蹴りで薙ぎ倒し。
軽く助走をつけると、少し離れたところに居る蝦蟇に飛び蹴りを食らわした]
やっぱこっちの方が楽だね!
[機敏に動き回り一匹一匹確実に蝦蟇を沈める。
淵の方へと移動しながら薙ぎ倒して行くと、通った後には蝦蟇の屍の道が出来ていた]
離れてたか!
[集団の相手をしてる内に思ったより距離が開いたらしい。
気と剣の力ではカバーできる範囲にも限界がある。精霊術のような広げ方は出来るものではないと、分かってはいるけれど。
慌てて戻ろうとした足にヌメリとした何かが絡みつく]
放て!!!!!!
[両腕を大きく広げるように、交差した剣を振り切る。
それに合わせて、刃に集められた雷撃が散弾のように蝦蟇達へと襲い掛かっていった。]
って…いってる間に何か来てるわねぇ…
[いつのまにやら周囲に蛙がいる、こちらが気づくまで我慢して黙っていたのだろう。接近したところで、安心したのかげこげこと鳴いている中、煙管を吹かす。]
でも…いっぱいいるからいい…ってこともないのよねぇ
[呑気にいいながら手を突き出し、その手に向けるように白煙を吐き出すと、白煙は、サクラ色の花びらへとかわってひらひらと舞う。]
[だいたい半数ぐらいでちょうどいい。
香に侵された、蛙に意志力をもって指示をだす。]
<<命ずる!!私の意に従わない同族を殺しなさい>>
[こちらへと飛びかかってこようとする、蛙に対して花の香にやられた蛙が盾になり、突如の造反に混乱して乱戦になる中。
手の中の結晶を割って、上空のシェイにこんな感じよ。とでもいうように、一度しゃがんた後、蛙のように高く跳躍して乱戦地から逃げた]
……よし。
とりあえず…こっちにいる分は片付いた、かな。
[雷に穿たれ地に伏せた蝦蟇達が起き上がってこないのを確認して、息をつき薄桃にもたれかかる。
これだけ相手にしたけれど、大っ嫌いなものには変わりないので体力的よりも精神的な疲労が激しい。
けれど、離れたところで戦っているだろう兄弟子の方は大丈夫だろうかと、その姿を探した。]
[尻尾でべしっ、と薙ぎ払った後は再度上空へ抜ける。
風の感触、その心地良さに、先に積もった黒々としたものが僅か、薄れたこんな所が単純と言われている……と、いうのはさておいて]
……ん。
[かなり高い位置まで上昇した所で、ふと、これから向かう方を見やる。
直後、その表情が僅か、険しさを帯びた]
っと、このっ!
[そのまま強く引かれ、バランスを崩して左手と膝を河原に突いてしまった。
不安定な体勢から右手で巻きついた舌に切りつける。
右足は巻きついた舌から解放されたが、体勢を整える暇もなく跳びかかられてしまった]
今……何か……。
[これから向かう方角で、不自然に何かが光ったような気がした。
水が陽射しを弾いた、とか、その手の輝きではない。
誰か、何か術的なものを用いたような──そんな感じの、光]
……ここらの妖魔には、術を使うような類のはいないはず……。
[妖魔の類でないのなら、考えられるのは。
同じような思考に至ったのか、翡翠色がるぅぅ、と鳴く]
……各務さんだけのあれこれ……ってわけにゃいかんのかね、これは。
[ゲコ、ゲゲココ、ゲコ。
耳元で聞こえる蝦蟇の声に悪寒が背中をかけのぼった]
ヒィィィ…ゲコ、ゲコゲコ、うるさ、ぁ…
[なんとかしなければともがきながら追い払う術を考えていた。
と、ふと視界に入った武器造りの少年>>120から、
ゆらっとした炎のようなものがこちらに向かうのが見えた]
あ、熱い…。火精?? あ、そうか!
[首をかしげて、はっとした。
もがきながら体を火精に近づけると、ジュッと音がしてぽとりと蝦蟇が落ちる。
ジュッ、ジュッ、ジュ…ぽとり、ぽと、ぽと……どさっ。
最後は動くようになった体を振って、絡み突いていた蝦蟇を振り落とした]
さんきゅー!助かったよ!
君も精霊師さんなんだね!
[両手を振って礼を言った]
高く飛べる……………薬?
びょーんとか?
[親切らしい説明に暫し聞き入る顔が難しくなる。
随分まじめに耳を傾けてみたものだが、続く言葉には
あからさまにガッカリした表情をみせた>>161]
うう、見えなかった……。
…ちぇっ、あれ格好良かったのになあ。
手品みたいで面白かったし。
[何かズレている。ちぇ。と繰り返して、
ずりずりとまた竜の背の上に姿勢を戻した。
傾けてくれた手を覗き込むのに、随分斜めになっていたのだ]
へっ?それと別口に雷も霧も出せんの?
へえええ……
[その手はどうなってんだ。
思い切り雄弁な視線で、じっと手を見てみたが何も見えない。
口が、への字に曲がった]
騎竜師だって、飛んでたら分かんないだろー?
あっち見てたら、こっち見らんないし。
下見てたら、上見えないし。
[色々問題なことを言う口調が、僅かに拗ねた>>162
くすくすと小さな笑い声が響くのに、更に口が曲がるのだが、]
おあ……っ!?
[カサンドラの目が、不意に濃くなる。
と見るや、手を素早く動かして丸と十字の型を切る。
古い古い、まじないだ。祖父より伝えられた、魔除けの形だ]
……って、早く言えよなあ。
[驚きに目を見張って呟く。口のへの字は直った。
代わりに、僅かな困惑を混ぜた視線を向けて、]
分かった。
けどカサンドラ、予告なしに術向けるの禁止な!!
[びし。と、指差して言い切り、上空へと舞い上がった]
ゥルァッ!
[むにゅりと腹にのめり込む右掌。
気色の悪さは捨て置いて、更に一押し気を込めた。
グェェ、という鳴き声を発しながら蝦蟇の身体が弛緩する。
顔にベタベタとした気持ちの悪い何かが降りかかった]
重てぇ、よっ。
[言葉尻を掛け声のようにして、覆いかぶさるように落ちてきた蝦蟇の身体を振り落とす。
右目は閉じたまま、何とも嫌そうな顔をして剣を拾うと立ち上がった]
― 上空 ―
びっ くりしたあ……。
[何にって、今のカサンドラにだ。
呪術師の小さな特徴。はじめて見た。
びっくりして魔除けを切ったが、さてどう見えたか]
お?おおお?
[舞い上がった竜の翼の斜め下、カサンドラの姿が見えている。
詳細は見えなかったものの、一度蛙の集団に沈んだかに見えた姿が、ぴょこーんと飛び跳ねて移動するのが見えた>>169]
おおおおーーーーー、蛙みてえ……!
[あまりに感心して手を叩いたので、蛙に睨まれた。
目標を見失った蛙が、こっちに目をつけたともいえる]
………ウスノロこのやろう。
[良い笑顔で青筋を立てながら握った拳を蝦蟇に向けて振るう。
どう考えても屈辱技にしか思えなかった]
─── 兄様!!!
[目に入ったのは、蝦蟇にのしかかられている姿で。
思わず名を呼んだものの、立ち上がるのが見えて安堵の息を零した。]
[正直な所、各務さんだけでも厄介なわけで。
何せ、あの普段冷静なメルヒオルがムキになる、などという事態を引き起こすような相手なのだから]
……メルも結構キテるっぽいしなぁ……。
[直接、やり取りをしてはいないが。
というか、直接やり取りがあっても、自分に対しては決して弱さを見せないのが義兄の気質なのだが、それはさておき。
通信用の魔導具から微かに漏れ聴こえた『音』は、その精神状態を端的に物語っていて]
……まー。
中の連中が原因なら、遠慮なく蹴散らさせてウサ晴らしさせるんだが。
まだ、わっかんねぇしなぁ……。
[ぼそ、と紡いだのは結構な問題発言といえたかも知れない。
翡翠色が、突っ込むようにるー、と鳴いた]
[振り抜いた拳は蝦蟇にクリーンヒット。
その後ろに居た蝦蟇も巻き込んで吹き飛んで行く]
くっそ、何か腹立つ!
[その勢いに任せて他の蝦蟇も殴りつけて沈めて行った]
んな声上げんなよ、半身。
メルにとっての反対派潰しってーのは、さ。
俺がこーやって、空に出たり、ヴェルが海に出たりするのと、ある意味似たようなモンなんだから。
[それらとそれとを同列に並べるのもどうなのか、という突っ込みは入らず。
一つ、息を吐いて再び眼下の戦場へと目を向けた]
よっし……もいっちょ、行くぜ!
[桜色の花弁が散る中、
黒蛙が壮絶な同士討ちを繰り広げている>>168
その乱戦の中。
ちょこっと外れたやつが、きろ。と、こっちを見た。
きろきろ。と、釣られたようにもう少し見てきた。
げこげこげこっ!!!と、蛙の声が響く]
はぁ!?いやだから、言いがかり……っ!!!
[か、どうかは知らない。
そも蛙語に適当に返事をしているものの、
相手が何を言ってるかなど分かるはずがないのである。
ともあれ、弓に矢をつがえて引き絞った]
あーーーー、そっちじゃ なくて!!
[声は遅かった。ぼっ!と、矢が燃え上がる。
僅かに炎に焼かれた蛙が、げっげっげっげ!と、
抗議の合唱を向けてきていた]
しるかっ!!!
[また蛙と通じない会話をしている]
シェンフェン!
[火精からぱちぱちと出ては浮いている炎の欠片に、
何かひらめいたらしく青藍を呼び寄せた]
あの炎の欠片の真ん中を狙って、ブレスだ!
[ぴ、っと指を指して指示をすれば、細く射抜くようなブレスが一筋放たれた]
[自分が操れたやつも全て息絶え、仲間も倒れていった。自分で戦うよりもこちらのほうが性にあっている。]
ま…こんなものよね
[これが、自分に関わったりしたものたちの末路なのかしらねーなんて呑気に思いながら、誰が倒したのかもわからないものから、また採取を始める。
まあ時折邪魔しにくるのは、手に呪術めいたものがこもった力によって殴り飛ばされているが]
―翡翠ヶ淵―
………さっきの礼。
[ひらりと手を振って返す。>>174
厳密には精霊師とは違うけれど、この場で否定はせずに対峙すべき相手に向き直った。
舌の攻撃を避けたり叩き落としたりしているうちに、徐々に後ずさっている。
建物内ではないから追い詰められることがないのは幸いだった]
………くっ、
[そのうち焦れたらしい蝦蟇の一匹が、真正面から直接飛びかかってきた。
大きな体躯には似合わない速度に、一瞬目を見開く。
攻撃の機を伺いながら、掌には熱気を充填してはいたけれど]
…良かった。
こっちももう、大丈夫だから!
[>>188右手を上げて大丈夫だというジェフロイに、安心したように微笑んで。
自分の方は心配しないでと手を振ってみせる。]
あ…そうだ、兄様。
さっき助けてくれたお礼にちょっとだけお手伝いさせて?
[兄弟子から遠慮されればやめておくつもりではあるが、そうお願いした。]
……湍流!(乱気流!)
[ある程度、距離が詰まった所で一声、叫ぶ。
半身は甲高い咆哮でそれに応えつつ、真白の翼を大きく羽ばたかせた。
巻き起こる風は刃の鋭さを備えて舞い、容赦なく大蝦蟇を切り裂いて行く。
けれど、その風は無差別に周囲を巻き込む事はなく。
的確に、大蝦蟇だけにその刃を振るっていた]
皆派手にやってるし…
アタシも負けてらんないねっ!
[雪を固めて氷を作り、
即興の槌を作り出す。
剣や槍を使った事は無いけれど、
槌なら適当に振れば多分なんとかなるし。]
[扱った事が無い武器でも、少なくとも当たれば効く。
ぶんぶん振りまわして近くの蛙を殴りつけたら、
蛙が近寄って来なくなっていた。]
…むー。
やっぱ、柄の長さより先には届かないか。
[かといって柄を伸ばし過ぎるとソレはそれで到底振れた物では無い。
どうするかしばし考えて…]
あ。
せっかく振りやすいんだし…
これ使って氷玉飛ばせば良いのか。
[さっきは手で投げて居た氷玉を、
幾つか作って足元にころがす。
こうして飛ばせば少なくとも、
手で投げるよりは痛いだろう。]
[さっきの礼と言うのに>>194にっと笑った。
しかし、ゲコゲコと聞こえる鳴き声がそれ以上の会話を阻む。
気分的には蝦蟇の相手よりも、
あの少年がどうやって武器を作っているのかの方が気になるのだが]
ああーっもうっ!
[慣れぬことを急に命じたせいか、青藍が一吹きしたブレスは
火精の炎の欠片を射抜いたものの、炎を消さずに運ぶのは難しかったようだ。
うまく行けばそこの塊をまるっと燃やせた筈が、半分は散らしてしまった]
[多少はひるむか…と思っていたら、
勢いが付いた氷玉は槌で殴るより有効だったらしい。
主に射程とか攻撃範囲とかの面で。]
…雪合戦で使えないかなぁ。
この飛ばし方。
[雪玉をコレで飛ばしたら、絶対砕けるだろう。]
愉快犯かぁ…その可能性もあるんですね。
[思ってもなかった可能性の一つを提示され>>135微妙な顔をする。迷惑いいところである。
見えない何かに思考を取られていた為に、近づかれて影が差すまで、アレクシスに気づくのはやや遅れた。]
[蝦蟇の攻撃をバックステップで避けて。
すぐさま前へとステップを踏むと、宙でくるりと前回転をしてから、踵落としを食らわす。
地面に蝦蟇を叩きつけると、そのまま踏みつけて次の蝦蟇に対してミドルキックを放ち吹き飛ばした]
……これだけ蝦蟇が居る割に親玉が見当たらないなぁ。
居てもおかしくないはずなんだけど。
[群れで行動する妖魔の場合、それを統率する親玉が居ることが多い。
見る限りではそのような大物が川原に出ているようには見えなかった]
<おいウスノロ共。
お前らの親玉はどこだ?>
[声なき声で蝦蟇達に問う。
けれど、返って来たのは自分を罵倒する言葉ばかり。
興奮して我を忘れているような雰囲気だった]
[落とされた囁きが、耳を擽る。
擽ったさも、夫以外の異性にかなり近い距離に踏み入られたのも、充分羞恥を誘う物だったが、それより何より本当の名を告げられ>>136ばれた!と思えば途端に恥じ入り顔が赤くなる。
誤魔化し効かないと悟ると、掠れるような声で。]
あ、あの…すみません、内緒にしておいて下さいね…。
[帽子で隠してもらったのは分って。ということは広める気はないのだろうと思いつつも、一応そう頼んだ。]
ついに言葉が通じなくなったなぁ。
ゲコゲコうっさいよ!!
っとと!
[文句を言ったら強力な蹴りが飛んで来た。
咄嗟に後ろへと飛び退ったが、多少威力を殺せても完全には避けられず。
腹部に良いのを一発貰ってしまった]
…ヒッツェ、上昇。
[蛙の合唱を尻目に、紅玉の火竜がぐんと高度を上げた。
風を切る、わずかな空隙。下の戦場を見遣る。
黒く固まった、蛙の群れが見えた]
よおおし、あそこだ。
ヒッツェ!!!
[名を呼ぶと、火竜がこおぉと鳴いた。
解き放たれた矢の如く、急降下を開始する。
騎手は、きりりと弓を引き絞った]
な、め、ん、なーーーっ!!!
ありがと兄様!
それじゃフルミネ、お願いしていい?
[>>201兄の了承を得られれば、嬉しそうに微笑み。
半身の言葉を聞いた薄桃がくるると喉を鳴らすと細く小さい一筋の雷がうまれ。
ジェフロイの右手にある剣まで走ると、その刀身を纏うように絡みついた。]
その子は兄様の思う通りに動いてくれるから、自由に使って?
[薄桃にもたれたまま、兄に向かって手を振ってみせた。]
っ、たいなぁ…!
マジで喰ってやろうかこいつら…!
[じりじりと。
一匹の蝦蟇相手に間合いを取り、攻撃を繰り出すタイミングを計る。
最初と同じような緊張した空気が立ち込めた]
[贈り物と言われるまで、帽子に何か付けられた事には気づかなかった。
手を伸ばすと冷たい感覚があり、それが髪と帽子を留めているのだと知ると、表情は安堵するようなものになる。]
あっ……ありがとうございます。
助かります…
[そう礼を述べて、ほっとしたような笑みを返した。]
[拳自体に吹き飛ばす程の威力は無く、ぐにゅり、ととても嫌な感触が拳に伝わる。
それも一瞬ですぐに乾燥して、地面にぽてりと落ちるのだったが。
蛙一匹の乾燥には過剰なほどの熱気は、後ろの何体かにも同時に浴びせられた]
………こうなりたい?
[蛙のミイラを挟んで、残党と睨み合う。
言葉が通じるかは不明だったが、怯んだのか攻撃の手が止んだ。
それも一瞬のことだったが、その隙に近場に落ちていた枯れ枝を拾い]
………上等。
[これまでの攻撃で周囲は暖まっており、その分熱球を作る所要時間も短くなっている。
舌で攻撃してくるもの、直接体当たりを仕掛けてくるもの、それぞれを見ながら、球を軽く宙に浮かせて]
[ダダダッと降り注ぐ矢は、些かの正確さを欠いた。
代わりに威力を増した矢は、射抜いた蛙を絶命させる。
ばさりと火竜は翼を羽ばたき、風を起こして再び上昇をした]
うーん……
[むす。と、口を引き結ぶ。
そのまま背に手をやる、と、]
……あれっ?矢は?
[スカッと悲しい感触が背後にあった]
ありがたい。
[パリリと音を立てる刀身に軽く視線を流す。
怯み出した蝦蟇達をステップと左手の牽制で狙いの位置へと引き寄せて、ほぼ直線に並んだところで]
シャァッ!
[右剣の帯びる雷に自分の気を添わせて、真直ぐ突き出した]
[ふと、ぬちょっとした感触を思い出してぶるぶると肩をすくめた]
きらいだ…
カエルなんて、嫌いだっ!
いままで苦手じゃなかったのに。
お前らのせいだ…!
お願い、もう一回だけ力貸して…!
[火精からぱちっと上がる炎に再度チャレンジしようと、
青藍にリベンジを指示した。
キュゥィーと鳴いて、半身は大きく息を吸った]
[風の刃が真下の群れを切り払うのを見届けると、一つ、息を吐く。
大分減っているな、と思う反面。
……やっぱり嫌な予感は消えていない]
……あの後、退治された、って話は聞いてねぇし。
と、なると、居るよなあ……。
[何が、とは言わない。
考えたくない。
巡らせた視線がふと、周囲とは異質な色の巨大な岩の塊を捉えたが。
何となく、なんとなく、目をそらした。
珍しく、翡翠色も一緒になって]
/*
あ、いや、まだ脱落って決まってるわけじゃないか。
でも微妙な…あうあうあう。
自分の方が落ちるかなぁとか思ってたのに、皆軒並みダイス目奮わないなぁ…おのれラ神。
あーもう、数多すぎるってのっ!
[氷玉をぶつけてもぶつけても蛙が減る気配は無く、
作る、置く、飛ばすと三段階踏んでいる間に退治した以上の蛙が寄って来る。
量が少なけりゃ可愛いけれど、こんなに多いと流石に危ない。]
こうなったら…まとめて吹っ飛べぇっ!
/*
シェイに3点負けた…!
いよいよ脱落準備が必要かな。
[今やってるのもフラグの予定]
それにしてもアイリ大丈夫かな…。
霧に負けてるっぽいんだけど。
頑張れ頑張れ>x<
まー、なにはともあれ。
そろそろ、片付けよ……。
[言いながら、呼吸整え槍を握る手に力を込め]
……なあっ!
[気合と共に、翡翠色の背の上から飛び降りる。
黒のコートがふわり、風に翻った]
…ぁっちゃ―…
[思いっきり柄を伸ばして振るった槌は、
柄を伸ばし過ぎたせいか一匹目を殴った瞬間ぽきりと折れた。
手元にあるのは槌の持ち手だった氷の棒だけ…]
………
ぎにゃぁぁぁっ!?
[これ幸いと襲ってくる蛙の群れに、
とっさに全力で冷気を放出した。]
………ホームラン。
[球は良いコースを跳んで行った――迫りくる蛙たちの頭上を掠めて。
もしかしたら誰かの対峙している別蛙に被害をもたらしたかもしれないが、この場では関係のないことだった]
………。
[そうこうしているうちに伸びてきた舌を、木の枝でぷすりと突き刺す。大したダメージではないが、きっと地味に痛い。
再び熱球を作ろうにも、蝦蟇たちが次から次へと邪魔してくる為になかなか隙が作れずにいると]
………?
[攻撃の手がぴたりと止んだ]
[飛び降りながら、くるり、槍を回して真下にいた大蝦蟇を貫く。
着地後、膝を突いた姿勢で持ち手を入れ替え、思いっきり槍を上へと振り上げて]
……持ってけ!
[最初に貫いた大蝦蟇を、他の蝦蟇のところへ放り出す。
危機感を感じた数体は逃れたようだが。
逃げ損なった連中は、仲間の身体にべしょ、と潰され動かなくなった]
[そんな一部始終を夫に見られいた、という可能性に思い至る前に、視界の端で何やらごそごそやっているノームの方に目が行ってしまった。]
ノーム?なにやっ……
ノーム!?
[地上に、空中に、観察を続けて]
だーいぶ減ってきたわね。
[シルキーのほうはなんだかんだでうまくいったようだ。とか。雪玉がいっぱいだとか、シェイと同年代の騎竜師が矢がつきたらしいのとか色々見ていつつ、呪術師の目にて、力の塊ともいえそうなものをトランクを引きずりながら探し歩く]
[慌てて大振りの剣の刃を前に掲げて身を隠した次の瞬間、バンッとう音と同時に、びしゃっと何かが手についた。
庇ったおかげで、体と顔には殆どかからなかったがこれは…]
ちょっと、ノーム………
わぁ…
兄様、すごいな。
[薄桃に支えられたまま、ジェフロイが蝦蟇を一気に倒すのを見て感嘆の声をあげる。
薄桃が纏わせた雷撃は補助に過ぎず、あれだけの数を潰せたのは兄自身の動きと技によるものだと分かったからだ。]
…あぁいう風に、なれるかな。
私も。
[小さく呟いたのは、幼い頃からの憧れと騎竜師であるが故の向上心とプライドから。]
―風龍峡入り口―
そういえばカシムどこいったかな?
「あたりを見回してその姿を見つけると」
[ちょうどミイラの蛙を挟んでにらみ合いとかしてる姿が見えた。
のしのしと皆の邪魔にならないようにアイニとアイナを歩かせて傍へと寄っていく。
何かをする様子なので声をかけるのは少し待った]
[一度で勘を掴んだのか、放たれたブレスは炎の欠片を乗せ、
赤く筋を残して蝦蟇に向かっていく。
直撃した蝦蟇は風の力で射抜いて潰し、
その周りへは炎を飛ばして燃やす。
ぼわっと広がった炎と焦げた臭いに、してやったりと得意顔だった]
へへ、やったね、シェンフェン!
[青藍の首に飛びついてくるんと反対側に着地。
エレが傍に置いてくれた水精の雫が散って、きらりとした]
精霊師さんってすごいんだな…
[一段落したらちゃんと水飲んで!というエレの言葉は覚えていたけれど、
あれからあまり喉の乾きを感じていなかった]
クリスの真似して、蛙のお尻に火精突っ込んじゃ、駄目っ!
いつの間に火薬作ったのもー!
[土から捻り出して作った火薬と、その辺の火精を組み合わせて爆竹のような物を作って蝦蟇に仕込んでいたらしい。
昔、郷にいた頃、幼馴染の一人がやってた遊びとは言いづらいそれを土精が覚えていて試したのだと知ると、普段とは逆にこっちが説教に入る。
小さい蛙ならともかく、1メートルある蝦蟇にそれをやると被害はえらい甚大だった。
説教されたノームのほうは何処吹く風。やりたかったから仕方ないとかとんでもないいい訳を一言落とすと、ひょいっと宿主の内側に逃げた。
本人らは気付いてないが、似た物同士とはこのことである。]
[内側に逃げられては手が出せず、もーとか悪態ついてたものの、はっとしてとさっきまで話していた人を振り返る]
わああアレクシスさん、大丈夫ですか?
かかってない?
[そう、おろおろしながら伺い見た。
そうこうしている間にも、あちらこちらで蛙爆弾が容赦なく発動していた。ここからは少し距離があるので被害は無いが、巻き込まれる精霊やら妖精には非常に迷惑この上なかった。]
/*
エレオノーレ:92+93+42+67+46=340
キアラ:46+96+14+40+90=286
ジェフロイ:11+55+65+69+65=265
シルキー:1+96+16+47+94=254
カサンドラ:7+91+58+43+49=248
アレクシス:35+90+76+30(231)
シェイ:84+56+48+2+39=229
カーク:47+27+25+92+36=227
ウェルシュ:49+47+6+96+28=226
サシャ:23+39+69+18+75=224
カシム:62+52+22+77+4=217
アイリ:92+0+99(191)
あーーー。
[ちらと鞍に括り付けてある荷に目をやった。
小さく纏めてある荷物に、矢の材料は仕込んであるが]
ちょっと使い過ぎたかな。
[流石に飛びながら矢の補充というわけにもいかない。
かし。と、頭をかいた。
失敗失敗と呟き、ゆるりと火竜を旋回させる。
見れば、黒蛙は随分その数を減らしていた。
矢の尽きたのをいいことに、文字通り高みの見物である]
/*
ちょ、何やってんのノーム!?w
いやうんまぁ良くある話ですけどねかえるのお尻に爆竹つっこむとか。
…やったことはありませんよ?(爆
誰だよもー。
[掠めた拳をふーふーと吹き付けて僅かばかりの涼をとる。
それで直ぐに治るはずもなく、最終的に淵に手を突っ込んで冷やすことになった]
どういたしまして。
こっちこそ、さっきは助けてくれてありがとう。
[>>219礼を言われれば、にっこり笑ってこちらからも礼を返した。
この辺りにいた蛙たちも大体一掃されたから、落ち着きも大体取り戻せていた。
カサンドラが大丈夫だったみたいねーとか思って見てたとかには気付いたりはできなかったけれど。]
………仲間割れ?
[首を傾げた先には、人間には通じない言葉でげこげこと言い争っている蛙の姿。
誰かの香>>169の影響を受けたものが幾つかこちらにもやって来たらしいが、そんなことは知る由もない。
敵そっちのけで乱闘する様を訳がわからないまま眺めていたら、そんな群れの中に蛙が一匹突っ込んできて]
………あ。
[爆発した>>231]
[くるり、槍を回して肩に担ぐ。
わらわらと出てきていた大蝦蟇たちは、大分減っていて]
……っかし。
[改めて周囲を見回し、がじ、と頭を掻く。
嫌な気配は継続して感じている。
これは恐らく、本能に刷り込まれたあれこれがもたらすもので。
傍らに舞い降りてきた翡翠色も同じものを感じているのか、妙に落ち着きなくるぅ、るるるぅ、と鳴いた]
……まあ、お前の方がきつい出来事だったもんなぁ……アレ。
[ため息混じりに言いながら、鬣を梳いたり、角の下を撫でてやったり。
とにかく、今は気を鎮めさせよう、とそちらに集中した]
そういえば、カシムはどうしてるのかな。
[落ち着いてきて、ようやく今まで知り合いの姿を見ていなかったことに気がついた。
宿にいた時に双子らしい美人に両腕をとられていたのが何だかむっとしたせいもあり、入り口ではわざと視界に入れないようにしていたけれど。
さすがに心配になって辺りをきょろ、と見回そうとして。]
[なんだか残忍な爆音が響く中、やっほーとシェイに向かって手を振って]
シェイ君お疲れー。
[反応があるかないかはわからないが、手を振ったりしつつ、倒れている蛙から採取をまたはじめた]
[何もしないのに自滅する様を瞬きを眺める目には、先程放った熱の行方>>234は勿論映っていなかった。
後には爆発に巻き込まれて転がる蛙がゴロゴロ。
少なくとも近場のものは全滅したらしい]
………。
[暫くして我に返って、そこで近くまで来ていた気配>>228に気づいて振り返った]
/*
お、これはアレクトップかな?
<1番じゃなくてちょっとほっとした子
ちなみに一番取ったら塩含んだ泥蛇作って飲み込ませる方法でしたとさ。
蛙は塩水の中じゃ生きられないんだよね。
[カシムに声をかけようとして、げこってそれぞれ二人の後ろから蝦蟇が飛び掛ってきた。
ブーメランはちょうど手にしておらず]
ああ、もう。
「うざったいなぁー」
[振り向き様に懐から短剣を互いに取り出すと、それぞれの後ろの蝦蟇に横にふるって牽制]
[ 薙ぎ払うように動いた炎の腕は、そのまま数条の火の帯となって瀕死の蝦蟇や、その残骸、ついでに生きていた物も相当数巻き込んで四方に燃え広がる。無論のこと、その火は、蝦蟇以外の物には一切触れはしなかったが、近くで燃えていれば、ちょっと…かなり暑かったかもしれない ]
――――――…!!?!?
[>>231いきなり蝦蟇が爆発した。
近くではないから、ナニカがかかったわけではないけれど。
飛散するあれやこれやをばっちり目撃してしまい一気に血の気が下がる。]
[振り返った時には、双子は戦闘モードに突入>>245。
巻きこまれてはかなわないので、距離を取ろうと後ずさった。
先程の蛙の亡骸を思い切り踏みつけてしまって、慌てたように退く]
………。
[流石にちょっと可哀想になったのか、十字を切っていた]
嵐激の翠龍王 カークは、退治屋 サシャ を投票先に選びました。
うっわ、あれえぐいな……
[戦場を見下ろすうち、ばーんと派手な音がした。
音のほうを見遣れば、蛙がぼんぼん爆発している。
ゲコともケロとも鳴けそうにない有様だ>>230]
おおー、すっげ。
[それでも、派手な攻撃には暢気に感嘆の声を漏らしつつ。
また視線を動かすと、地上にも何やら暇そうな人影があった。
カサンドラだ>>242]
嵐激の翠龍王 カークは、武器職人見習い カシム を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
最後一桁とかだったら、決まらないよねーとか思いつつ敢えてやったという。(お
やー、良かった良かった。
ダメならダメでネタに走ったけどねっ!><
/*
>嵐激の翠龍王 カークは、退治屋 サシャ を投票先に選びました。
>嵐激の翠龍王 カークは、武器職人見習い カシム を能力(襲う)の対象に選びました。
指差し、確認!
ちなみにデフォはカサンドラでした。
さっきの、また拾ってるんだ。
[暇だったので手を振り返して、そちらへと飛んだ。
どうやら先のように、蛙包囲網ということはなさそうだ。
きょろりと目を瞬いて、カサンドラの手元に注目した。
何か見えるかもしれない]
…………むむ、むむむ。
[だが見えないものは、見えなかった]
[アイリは蝦蟇の散る液を警戒して浅めに短剣を突き刺した状態でカシムに笑顔で。
アイラは蝦蟇の首を裂いてぶしーーってちょっと刺激的な状態でカシムに笑顔で]
やっほーカシム。
「そっちは順調そう?」
[いつもと変わらない口調で話しかけていた]
[避けてく様子>>236を見て、器用というか要領良く避けるなぁと思いながら。
なんか周囲でばんばん音が聞こえると、いたたまれなくなってくる。]
何匹仕込んだの…。
[問うも答えは返ってこない。少なくとも両手ですまない数っぽい事は悟るが、どうにも出来ないのでほっとくとにした。ほっとくしか出来ない。>>238>>247目撃されたり二次被害出しているとかは知らなかったが。
アレクシスが精霊を呼び出すのを>>240>>246見ると、邪魔にならない位置まで少し移動して周囲を確認したり。
近くにかまくらあるのには、ちょっと目を瞬かせた。]
――――……も、もう、ダメ…
がまん、無理〜…!
[流石に気絶まではしなかった。
それだけは気力で堪えた。
けれどもう恐怖やら嫌悪やらが許容量オーバーしてしまい、子供のように大泣きしてしまうのは我慢できなくて。
当然兄弟子に返事を返すことも見送ることも出来ぬまま。]
/*
ふむ、そして集計は、解剖への情熱が、夫婦愛に負けたの図?
トップ取るなら今日取りたかったのう…
そして明日以降は墓でもいいなーと思って…ると、落ちなかったりするんだが(フラグ)
情報屋 ウェルシュは、退治屋 サシャ を投票先に選びました。
ありがとう。
[力を貸してもらった火精に礼を言い、あの少年の方へ返した。
けれど、エレから借りている水精にはもう少しだけ、傍にいてもらうことにした]
火精の力でこねこねしてんのかなぁ…
不思議。
[ちょっと疲れた、と数の減った蝦蟇から離れながら青藍に話しかける。
キュウ?と首をかしげながら、半身は尻尾を淵に垂らしていた**]
………姉様。
[瓜二つの笑顔>>252を見て、それぞれの手によって無残な姿を晒す蛙たちを見た。
そこそこ長い沈黙の後で]
………手、洗ったほうがいい。
[主にアイラを見ながら言った。
決して突っ込みを間違えたのではない、敢えて突っ込まなかったのだ]
おお?そっち?分かった。
[ひょいっと身軽に火竜の背から飛び降りた。
魔除けを切ったくせに、さして警戒するでもなしに歩み寄る。
途中で、べしゃん。と潰れた蛙を踏んだ。
ちょっとだけ、うへえという顔で足元を見た]
うーんと、こう?もっと??
[ひょいとしゃがんで、下を覗き込む。
確認するように、カサンドラの目をもう一度見た>>260]
/*
……シルキー、気絶しそうだなぁ……なんて思ったりもする俺がいてる。
そして、何気にフェイツェが怯えるフラグなのである。
[何気に、仕掛けない理由付けだとか]
あらゆる意味で熾烈を極めた戦いの後。
辛うじて残った大蝦蟇は、淵に逃げたりなんだりしていて、翡翠ヶ淵は、元の静寂を取り戻した……ように、見えていた、が。
『……ぐぇこ、ぐぇこ』
不意に響く、低い、ひくい音。
重低音の蛙の声が、穏やかな水面を揺らした。
音の源は、探せばすぐにそれとわかる。
翡翠ヶ淵の中から突き出しているようにも見える、巨大な岩塊。
何気にさっき、誰かさんたちが目を逸らしていた(>>216)もの。
その頂に、なんの前触れもなく、槍の穂先が突き出し、直後に淵の水が大きく揺れて。
再度の重低音の後、岩塊──もとい、今まで戦っていた大蝦蟇の、二倍以上の大きさの巨大蝦蟇はのそ、のそり、と動き始めた。**
入口といい、ここといい、出て来た数も半端なかったしな。
気をつけようにも出ちまうことの方が多いか。
[術の類は繊細な制御が大変だと聞いたことがあったから。
溜息混じりに頷いて、ウェルシュの肩にポンと手を置く]
あー、俺のは自業自得もあるけどな。
護衛もここ暫くしてなかったら、勘が鈍ってたらしい。
[ヌルヌルしていた首筋と顔を拭きながら]
まったく。気色の悪い奴らだよ。
[拭いても残る感触に眉を寄せた]
そうだね
「全く、災難な相手だよ」
[ハンカチで短剣を拭うと手もふき取りながら]
どう、カシムのほうは?
「ボク達のほうは順調かな」
ところでさぁ、何かお勧めの武器とかもってない?
「出来ればそろいでだとうれしいな」
[短剣を拭いながら笑顔でそんなこと言っていると、遠めに見れば脅してるように見えるかもしれない]
ええ、いいわよ、じゃあするわね。といっても長時間は負担になるからやらないけどね。
[そういって、シェイ>>262の左目を掌で隠すようにしながら、まぶたをゆっくりと撫でれば、暖かみが落ちていく。最も掌のぬくもりか術かはわからぬほどのものであったが]
ん…いいわよ。蛙のほうをみてみなさい。
[そうしてシェイが左目をあければ、そこの光景は異質だっただろう。
絵とすれば水墨画に近いか、物体と物体との間が明確に線によって区切られ、色のより明暗がくっきりとしており、地面や岩などといったものは、白一色。蛙亡骸の青白い斑点のようなものが蛙の舌先から空へと登るように見えるだろう]
今ならあなたも触れれるわよ。とはいっても小粒のやつじゃあんな結晶はできない。もっと大きいものがあるけど見つけれるかしら?
[...はここの亡骸付近で既に在るのがわかっているからこそここに連れてきたわけだが、どこにあるかは言わず探すのを促してみる]
[珍しく落ち着かない翡翠色。
ある意味では無理からぬ事、とわかってはいるものの、落ち着きを取り戻させなければ、というのもあり。
宥める事に集中していた──のだが]
……っ!
[不意に響いた重低音。>>#2
それには覚えがあった、ありすぎた。
嫌な予感を感じて振り返ろうとするより、僅かに早く]
『……るぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!!!!』
[翡翠色が、啼いた。そりゃもう、全 力 で]
あ、ほかの人からも見えるだろうけれどそれはとれないから
[と説明。
竜を見ればもっとその鱗に合わせた色の美しい輝きを放っているし、人もまた白い輝きを放っているだろう。それはカエルの亡骸とはどちらも比べ物にならず。特に嵐激などは鋭く研ぎ澄まされている。だがそんな中でもカサンドラは、現実で見る目と同じカサンドラのままである]
半分遊んでたような気がしますけど…。
[笑み浮かべるアレクシスに>>263、なんといってよいのやらというような、複雑極まりない表情を向けた。退治出来てるものの、二次災害が酷い。
蜘蛛でなければ平気だったが、流石に気分が良いものでもなく。]
まぁ、土精はともかく私はあんまり働いてない気が……
ちょっと残ったの、退治してきます。
[終わりで無い、には残った蝦蟇のことかとも思いながら、淵に逃げ残った蝦蟇退治しようかなと、淵へ行ったらなんか見えた。>>#2]
………荷物は整備道具だけ。
[残念ながら、と首を振った>>265。
今回武器と呼べるものは殆ど持っておらず、せいぜいが万能ナイフか、履物たちとの戦いで使った特殊合金くらい。
それも火精の協力がなければただの塊でしかなかった]
………調子が悪い武器があれば、見るけど。
[そう付け加えたのは、決して脅しているように見えたからではない。多分]
そっか。
「ないならしかたがないね」
[カシムの答えにはちょっと残念そうに]
調子悪いってわけじゃないけど。
「矢の残りが無くって」
このままブーメランだけだとちょっと心もとないしね
[懐には短剣含めちょっとした程度の武器は隠し持ってはいるが、今までの相手と、これから予想される戦いを考えるとそれではちょっと心もとなかった]
……あー、あー、あー……。
ダメか、十年以上たっても、これだけはダメかっ……!
[嫌な予感が的中して、状況も忘れてがっくり、と肩を落とす。
ばさばさばさばさ、真白の翼が忙しなく羽ばたいていた。
それは、いつも落ち着いている嵐龍らしからぬ様子]
落ち着け、フェイツウェ!
今のお前は、あん時のチビじゃねぇんだから!
[とはいえ、まだ仔龍の頃に丸呑みにされかけたとか。
その挙げ句、半身共々死に掛けたとか。
そんな遠い過去が一気にフィードバックしていては、早々落ち着けはしないかも]
……げ、そこに居たの、かぅわ!?
[声の源である岩塊を見て、驚きと警戒の色を見せる。
しかしその直後、水面が大きく揺れて、その水のうねりに浸していた手が巻き込まれた]
《ぼちゃん》
[バランスを崩し、淵に引き寄せられるかのように身体が動き。
ものの見事に淵の中へと落っこちた]
―――――…な、に、これ…
…なき声…?
[暫く子供のように泣きじゃくって、ようやく落ち着きかけてきたのだが。
そこに響いた重低音>>#2に気付くと、よせば良いのに視線を向けてしまい。]
[ 大蝦蟇の方は予想済だったというか、むしろ楽しみにしていた。主に後から解剖することを ]
驚きましたね。あの龍があそこまで動揺するとは。
[ 予想外だったのは、嵐龍の様子。掛け値無しに一流の騎竜師と龍の一対が、妖怪程度に、これほど動揺するとは思わなかった ]
大丈夫ですよ。一応これでも精霊師ですから。
[背に届いた声には>>271そう笑って踵を返し、淵で見たのは今までの倍以上、自分よりも大きな蝦蟇蛙。
わー、大きい。とかわりと呑気に思っていたら、ふいに聞こえた鳴き声に思わずそっちを見た。>>267]
!?
あれ、フェイツウェ…
[フェイツウェにとっての天敵とか知らないので、普段と違う様子に驚いたように、ちょっと見上げていた。]
え、フェイツウェこれ嫌いなの…?
[なんでだろうとか思っていたら水音が聞こえ>>276、振り返るも天敵の姿は見えなくなったため足が竦むこともなかったのはきっと幸いだ。]
ってうわ、落ちないよね…?
ああうんその前に退治すればいいんだええっと……
[大丈夫かなとおろおろしたものの、ここからでは手は出せず。代わりにと大蝦蟇ほうへと単身向かっていった。
わりと無謀なわけだが、相手が蛙なら恐怖心は薄い。
向こうも此方に気づいてのっそり槍を構えてきた。]
珍しいぞ、フェイツウェがあんなに騒ぐのも。
って、おいおいおい!?
[今は仲間である相手を目の前で見捨てるわけにもいかず。
退却したい気分を押さえつけて淵に片脚踏み込み、手を伸ばした]
大丈夫か?
必要なら掴まれ!
―――――――〜〜〜〜………!?!??
[許容量オーバーも良いところなその姿に、意識がさくっと敵前逃亡してしまい。
ぐらりと倒れて気絶した半身を薄桃が背で受け止め。
仕方ないといいたげな溜め息をつきつつも、戦力外になってしまった半身が傷つけられぬように雷を帯び始めた。**]
[2人の言葉を聞き>>273、少し考えて、ぽむ、と手を打った。
一度荷物の場所まで行き]
………武器と言えるかは怪しいけど。
[何かの入った革袋と、予備の小袋を持って戻って来た]
………兄上に、威力テストを頼まれた。
[袋を開けて中身を見せる。火薬を固めて造られた黒い玉が複数個入っていた。
改良の結果、3年前より威力は増しているらしい]
………こんなものでよかったら、分けるけど。
[それぞれを見て尋ねる]
[落っこちた淵の中。
泳げないわけではないが、そこまで水が得意と言うわけでもなくて。
どうにか水面に浮上しようとして、不意に淵の底に居る蝦蟇と目が合った]
…………………。
[またしてもしばしの睨み合い。
水中と言うことで相手は自分に利があると見たか、泳いでウェルシュへと迫って来た]
[そうこうしているうちに、沼のほうから不穏な重低音が聴こえてくる。
淵からは距離があったが、それでもその大きさがその辺に転がっている蛙の比でないことは伺えた]
………。
[思いっきり眉を顰めて。
ふと思い立ったように、視線をそこから外して]
………やっぱり。
[程なく予想通りに気絶している少女>>284の姿を見つけた。
溜息を吐く]
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