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[――最後に、もうひとつ。
そう言うと彼は膝を折り、跪いて、こちらをゆっくりと見上げる。
白銀の聖騎士としてではなく、ジークムントとしての問いであると前置きして。彼は静かに呟いた。
――光を、掲げ続けると言えるのか、と]
[……そう問う彼の、美しいまなざしの遠さを。哀しく思った]
あなたは。白銀の聖騎士ではなく。
ジークムントとして、わたしにそれを問う。
それは、ただの人間として、女神に問いかけているの?
それとも。ただの人間として、シルキーに問いかけているの?
[こちらを見上げる瞳は、あくまで澄んでいて。
それが、とても淋しいと感じる。
……似たものを、持っていると思ったから]
[他の皆は、それなりに威勢の良さそうな高揚感に溢れた顔をしているのに、
ゲルトの表情は淡々とした侭だ。>>184
それは、草原での戦いを見た時も思ったことだった。
冷静に長虫の動きを把握し、共食いさせる。
戦いを冷静に見極める為かもしれない、今はそれだけ思う余裕しか、無い]
どれだけ手馴れてるんだ…全く。
[視界の中を縦横無尽に、予想もつかない動きをする様は、
正に次に何処に何が出るか分からない影、そのもので]
うぎゃー、急遽車で出かけねばならなくなりました!
シルキーさん、ジークムントさん、本当に申し訳ない!orz
投票を委任します。
黒鉄の聖騎士 ヴィクトリアは、GOD (神) めりー に投票を委任しました。
どこか、まず身を清められる場所は……
[まずこのずぶ濡れの身体をどうにかしなければ。
その後は、体力と気力が十分に回復するまで身を休めるつもりでした**]
[態勢を崩したところを狙って振り被る長虫、
脳裏にダーフィトの忠告が蘇る]
しまっ…!!!
[間に合うか?! 慌てて横に転がって避けようとしたところ、で、
長髪の長身が身軽に間を割って入った。>>192]
――ディーク!
[カトラスで切られて一瞬止まったその隙を逃さず、
半円駆けて、狙うは反対側の横腹]
っ!!
[そのままエストックを掴んだ両手を、ぐっと前に突き刺した]
― 天文台 ―
[そらに、白い雲が駆ける>>149
それは広く開けた天文台からも良く見えた。
見上げたその雲の先に、ひとつの予感がある]
まさか──…
[足が動いた。駆け出した足は止まらない]
───フリューゲル!
[白馬の名を呼んだ。あれはいつ名づけた名であったろう?
駆ける。人馬一体となった白銀が、砂漠へと駆け出した]
─→砂漠へ─
ああ、行こう──
[声に応えて、アイリが駒を前に進める。
馬体に差がある馬の速度をあわせるため、まずオリクを先行させ、それを追尾する形をとった。
軽い速歩。
まだ前傾姿勢はとらない。
堂々と胸を張りながらも、フェリクスの動きに余分な堅さはなかった。]
[高い馬の背から見下ろせば、アイリの髪が風を孕んで揺れる。
小柄な身体が馬の動きと連動して跳ねる。
遊牧民というだけあって、まさに人馬一体だ。]
素晴らしい呼吸だな!
[声をかけながら、徐々に前に乗り出して、アイリと並走する位置についた。]
>>*18
うん、これまで2人にやってもらったからね。
今日は私が請け負うよ。
今日は一人で場所離れてないし…(ぼそ)
長虫退治にあそこまで無邪気になれる連中も珍しいのう。
害虫駆除というほど、直接被害もないじゃろうに。
[青色のドレスと、いつもの扇子を久々に握る]
(長虫からは身代金も、人質交換もできぬしなぁ……)
[湧き上がる複雑な感情を内心で抑えつつ、各々の戦いっぷりを観察する]
[疾走する馬の蹄は砂地を蹴り上げ、
おそらく音か震動で獲物を探るのだろう長虫の注意を
いくたりか引きつける。]
無事か!?
[朱を散らしたダーフィトに声を掛けつつ
長虫の横を駆け抜けざまに斬り込んで、]
――――――〜〜〜っ!
[取り巻きたちよりさらに固い殻に弾かれ、
危うく獲物を取り落としかけていた。]
多分、このシーン、更新またぐ。
こんなタイミングで持ちかけてすまん。
それはそうと、B日程では、議題回答と派遣要員決定を24hズラそうと思った。
[>>193 いつのまにか隣にいるヴィクトリアに、目を見開いて]
全然、気づきませんでしたわ。
とても大胆に動けるかと思えば、ひどく静かにふるまえもするのね。
……すごいと思うわ。本当に。
[じーっとヴィクトリアを見つめ、羨ましそうにため息を吐いた]
翼の聖騎士 フェリクスは、風の聖騎士 ダーフィト を投票先に選びました。
[その場に駆け込んだ時、丁度ジルがバランスを崩すのが見えた>>180
その光景に、思わず目を見開く。
他の何も、誰へも目をくれることはなく、]
───何をしている!?
[ディークに庇われ、剣を振るうジルを怒鳴りつける。
ザッと砂を巻き上げ、長虫の尾が振り上げられる。
それへと、迷いのない動作で馬上槍を突き立てた]
[首が生えぬ以上二度降り下ろされることのない、その処刑刀をまた、背面の腰にさげ、投剣を抜く。
のたうちまわり、動かなくなる長虫。]
っつーか、あの二人はやすぎだろ
[ぼやくようにいいながらも、その命が消え行くのを観察した後、周囲へと意識を張り巡らしながら、霞草とディークのほうへと向かう。]
まさに無駄な戦。
力自慢の馬鹿共のお遊戯に過ぎん。
(むずむず)
[羨ましいという本音を隠しつつ、侮蔑することでプライドを保つ]
[首に巻いた青を解き、傷口をそれで縛る。
部隊エンブレム代わりのそれは、こんな時に使うためのもの]
抜け駆け……て。
御大将が、それ言いますか……。
[聞こえた声>>198にぽそ、と呟きつつ、太刀を両手で構え直す]
は、この程度で『暴風』はとまりゃしませんて!
[無事かと問われれば、さらりとこう返し。>>206
得物を取り落としかける様子に、げ、と短く声を上げた]
……正攻法じゃ、まずいけんね、これは……。
[なら、どうするか。
自分のスタイルに合わせるなら、誘い込んで急所狙い、となるのだが]
[並走するフェリクスを見て、その技量に笑みを浮かべる]
そっちこそ!
[石の都の貴族が、どれほど乗りこなすのかと、試してみたい気持ちがわき起こる。
チョッと舌を鳴らして合図をし、腰を上げる。親友はそれで指示を察し、走り方を変えた。グンと速度が上がる。
けして、「馬に乗りながらおしゃべり」の速さではない]
あはははは!
[笑い声を風に乗せて]
おねがい、ジル。
わたくしちょっと、へろへろりんになってますの。
またマナが溜まったら、お送りできると思いますのよ……(へちょ
ダーフィト!
[なんとかこらえた腕を軽く振りながら、
馬を反転させ、再び巨大な親玉へ向かう。]
お前なら頭届くか?
おれの背中、使え!
[戦場での言葉は端的。
それで、意味が伝わると信じてのこと。
親玉の注意を引きつけながら馬の軌道を調節し、
再びの一撃を見舞いつつサポートの出来る位置へと突進する。]
/*
うむ。バトルは入れないでござる。
実況もなかなか……目が明かないでござる……。
_/乙(、ン、)_ うううう……いがいたああああごえええ なつばてましたかしら
あっ、ずるっ!
[視線を前に転じれば、駆け出す男>>190と馬>>198
二つの尻尾が揺れていた
ジルの攻撃>>202で更に弱った長虫を
とどめとばかりに再度剣を振り下ろすと、身体中からかなりの体液を絞りだしたような長虫は、それで事切れた]
ジル!大丈夫か?
[前方も気になるが、まずはジルが先だ。]
[は、と息をついて、周りを見れば、
一際大きなそれにダーフィトたちが向かっていくのが見えた]
ほんと、に……生き生きとしている、な!
[そんな苦笑と感嘆の声が、零れて]
――――っ?
[突如怒鳴り声が聞こえて、弾かれたようにそちらを見た>>208
白銀、…]
あ。
[なんか悪戯を見つかったような、そんな顔を、ちょっと浮かべた]
/*
wwwwwwwwwwww
そしておまいらwwwwwwww
ほんとにバトルwwwwww好きだなwwwwwwww
[風が運ぶ、声。>>212
必要な事だけを伝える言葉、けれど、その意図は伝わる]
……届かなくても、届かせてみせますよぃ!
[砂の上から直接跳んでも、急所には至らない。
なら、高さを補うものがあればいい。
それがある、というなら、届かせる。
ただ、それだけの事で。
大物に一撃与えて突進する、その軌道を読み、駆けて。
迷う事無く、砂を蹴った]
流石に……雑魚ならまだいいけど、
貴方たちのような力量のない私がこれ以上やっても、足手まといだな。
[苦笑して、]
ディーク、行って!
私は此処に居る。小物は片付いたようだし、多分大丈夫っ。
あっちの、ダーフィトたちの方は手ごわそうだ!
[アイリが鞭も使わずに馬を駆り、笑い声を響かせる。]
チッ…! 急に──ッ
[そんな舌打ちさえも危険な速度。
膝をたわめて腰を浮かせ、こちらも襲歩に移った。
持久戦に持ち込まれなければ追いつく自信はある。
なにしろ、馬の脚の長さが違う。]
[震える大地や、眼前の凄まじい光景に。
ふるふると震え、てててっとヴィクトリアの傍に立ち]
……だい、じょうぶそう、ですわね。
ジルったら、無茶して……。
[はらはらと状況を見つつ、答えの続きを芙蓉の花に吹き込んで。そっと宙に飛ばす]
こっ… の……
[もう一度、蒼を見たらどうなるだろうと思った。
どう言葉をかけたら良いのかとも、思った。
───けれど、全てはこの場に消え去る>>214]
ジル──…
来い!!!!
[ディークが駆けてくる。ゲルトの顔も見える。
それらを視界の隅に収めながら白馬を駆り、
鞍上へと乙女を掬い上げんと体を傾け、腕を伸ばした]
[投剣を縦に構えながらも、いつのまにか現れたジークムントに目を見張り、だが同じ人物で他人であると感じたゆえ、前ほど同様もせず、感情を押さえ込む]
おい、剣を抜いて考え事か?
迷うな、抜いたならただ斬れ。
そこに感情が入り込む余地もなく屠れ、思考も感情もそのあとにしろ。
[と霞草に声をかける。
何をしていると、ジークムントがいっていたことに加え、自分が動けぬ以上ディークに任せたが、隙だらけになるほどではなかったはず]
…ま、無事でなによりだがな。ディークとジークムントさ…んに感謝だ
[駆け寄るであろう二人とは違い、一定の距離を置いて立ち止まる]
――――、あ、
[伸ばされた腕>>220を、思わず掴んでいた。
と思うや否や、馬上に引っ張り上げられる。
もう片方の手で握っていたエストックが、滑り落ちて砂漠に埋まる、消える]
ドロシーなら多分、乱戦中助けるフリして
ジルに刃を向けて「死ねっ」とか
様子を試してみたいそんなお年頃です。
そして、
「なあ、裏切りについて、どう思う?」
とか聞くのじゃーw
[視線を見交わす一瞬で、意思が伝わった、と確信する。]
おらぁぁっ!
[突進する馬へ向かって、尾が、首が襲いかかる。
それを速度で振り切り、
腹の下、まだ殻が薄いところへ刃を突き立てる。]
来いっ!
[刃が獲物を捕らえると同時、
急所へ一撃を届かせる足がかりとなるべく、
その背をダーフィトへと向けた。]
[ちらりと横に視線を流し、フェリクスがついて来るのを確認する。
こちらは人馬共に小柄な分、小回りが利くし、意思疎通が完璧な自信はある。
だが、愛馬は長距離を全速力で走るのには向かない]
(……でも、黙って負けるのは悔しいよね、オリク。
もう少し、頑張ってくれる?)
[まっすぐに前を見て、馬の首を押す]
【あの木まで行こう!】
[フェリクスの方は見ずに、呼びかけた]
……失礼しますぜ、御大将っ!
[呼びかけ>>223に応じ、最初の跳躍で到達するのは馬上の背。
その際の呼びかけは無意識、慣れたもの。
勢いを殺さず、再度、跳躍し、高く、跳ぶ。
長虫は食い込んだ刃の与える痛みに気をとられてか、こちらへすぐには反応できず。
その頭上を取ると、くるり、切っ先を下へと向けて]
……っ、せいっ!
[気合と共に、その頭部へと突き入れた]
…ふふ…あまいかただ
[まあ仕方あるまい。騎士などと名ばかりな俺とは違うのは当然のこと、女神にそれを求めるのも酷なこと。俺がそうであればいい、ほかがなる必要もない。]
さぁて…エサぁ残ってるかね。
[ちょうどそれは、オズワルドの背にダーフィトが飛び乗るところか。
その中、慌てることもなく、倒れている砂蟲の牙を引き抜く。
…みんな忘れてるんじゃなかろうか?なんておもいながら]
[手応えを感じた直後、身体に遠心力がかかる。
長虫が暴れている、というのはすぐにわかった。
ぎり、と一度太刀を回して、ダメージを上乗せしてから、蹴りを入れつつ強引に引き抜く。
直後、感じたのは浮遊感]
……っとと、と!
[元より、不安定な体勢は振り回しの勢いに耐えられず。
そのまま、離れた所に跳ね飛ばされて。
砂の上に、落ちた]
[血相を変えたジークの表情>>220に、目を瞠り]
ああ……でも。らしいか。
[彼らの感情や、ジークを深くまでは知らずとも、シルキーに見せた気遣いを思い出せば、納得がいく]
それがいいのだろうけど…な。
[小さく口にしながら、手早く、壊れてない牙を引き抜いていく。ディークはどうするのかは知らないが、妨害とかはしない、自分の取り分はもっていくが]
ま、暴風と炎を止められるはずがないだろうがな。
[だからこうしてのんびり牙を抜くのであった]
[笑顔をジルに向けると]
そっか。大丈夫なら、ジルの為に頑張った甲斐があったぜ。
じゃ、ジルを守ってくれるヤツもいるようだし?
お言葉に甘えて……。
[心の裡にアイリの声が届く。
視線を上げれば、天を掴もうとするかのごとき大樹。
それすらもシンクロした気がした。]
──承知。
[疾走する頬の両側を通り過ぎてゆく、平原を照らす日差しの匂い。
蹄の下の土の感触と、舞い散る草の種。
すべてが一瞬で後方へ飛び去る。]
と、いいたいトコだが、二人でなんとかなるんじゃね?
戦闘は数が多けりゃいいってもんじゃねーし。
要は、連携がとれてるかどうか。だな。
[連携が崩れるようなら突っ込まないほうがいい。
これも、長年の経験で身につけたものだった]
こ…っ の、馬鹿者 …!
[細い体を、鞍上に引き上げて抱き寄せる。
同時に、手綱をぐいと引き寄せた。
長虫の残骸を飛び越え、白馬が砂上を駆け抜ける。
ゲルトが、こちらを見る様が、ちらと視界に映った。
今は動じぬ視線が、一瞬そちらへも向けられる。
それも、ほんの一瞬のこと]
───怪我は。
[ないのか。と、腕の中の花へと問うた]
―天文台―
>>+33
[まねっこ手記を書き終えた後に、ぽふ、と書架の脇のソファに腰掛]
……生命の騎士サマ、遅いなあ。
[終わったらそちらに行く、といわれていたのだが。
フィオンの姿は、待てど暮らせど現れず。ぱたぱたと足を動かしつつひとりごちる]
……まさか、何かあったんじゃ…
[不安に、眉を寄せる。
立ち上がり、新世界を覗こうと天球に駆け寄ろうとして――]
― それは、戦闘が終わってから ―
[眼前に跪いたダーフィトがいる]
貴方を、新たなる世界へと――送る。
新しい世界は、私達が描いた世界は、どれも変容するものだ。
それは…風に似ている。
時には、優しい風だろう。
時には、厳しい暴風だろう。
それでいい。それでいいんだ。
貴方はそのどちらをも持つ。
だから、どうか、その両方の顔を巧みに使い分けて、
新しい世界に風を吹き込んで欲しい。
……わわっ、…せいめーの、フィオンさん…!?
[現れたびしょぬれの姿に驚き、焦って駆け寄る。
その体を支えようと腕を伸ばした]
どうしたの…??
新世界に泉でも沸いた?? 雨???
ダーフィト。
戦場での貴方は、とても輝いていた。
何が起きても、きっと貴方は笑って、そうして立ち向かってゆくのだろうね。
だから、私は、私達は――
安心して貴方を選んだ。
意思を聞かなかったことを許してほしい。
でも、でも――
[背中に一瞬掛かる重み。
衝撃が、想定よりも軽いのは、
跳躍の形が見事に計算されたものだからだろう。
呼びかけの声>>226も、その時はすんなりと身体に馴染んだ。
食い込んだ刃を引き抜き、見上げる。
淡い光に煌めく血刀が突きいられるその様が、
影絵となって目に映った。]
―――よしっ…
[低い声と共に拳を握り、
倒れてくるだろう長虫を避けるため、前へ駆ける。]
これなら長いし、少しは拭き取れるかも…
[フィオンが嫌がらなければ、その頭をがしがしと拭ってやるだろう。
心配そうに覗き込み、蒼くなった唇に眉を寄せる]
……新世界のために頑張ってくれたんだね。
本当にありがとう。
でも、無茶しないで。ちょっとずつでいいんだよ。
[馬の背に汗が弾けるのを見るが、もう少しだからと励ます。
短鞭を手に取ったが、ふと気を変え、代わりに鞍から垂らしていた色とりどりの飾り布を解いた。族長の娘を表すモノで、この新しい旅立ちにおいて、新しく結い直したものだったが、新世界に過去の肩書などいらない。少しでも軽い方がいい]
[手から離れた布は、すぐに風にさらわれた]
― 多分 三女神が答えを出す前ぐらい ―
ん…
[誰も彼も共通で直接手を差し出さない。といっている。
それがきっと人と神とのいい関係なのかもしれないのかね?などと思うが、どこかで正しい答えなどないことのようにもおもえている。]
(芙蓉、葛花、霞草…考えた末の返事、お疲れ様
俺からはいまいち、女神の在り方についていうと、個人の希望が入ってしまうだろうと思って答えづらかったんで、適当な例を出してみた。
ま、とはいえ何か聞かれたら答えれるけどな。
んで、わかるだろうが、聞いたことは何が正しいのかってのは、ないような気がするものじゃねーかねって自分でいいながら思う。違うのかもしれないがな。
だが、三人が思う最善であることが、きっと正しい……いや、正しいとも言わないでおくか。俺はあくまで人としてでしか言葉を紡げない。そんなやつが正しいなんていうのはおこがましいし、正しいでおしまいにするのも好きじゃないんでな)
私には、貴方が、新しい場を望んでいる様に、感じたよ。
[茶目っ気を滲ませて笑う]
風は、自由で、ちょっぴり我侭で、すぐどっかに行ってしまって。
でも何処であっても、どんなカタチであっても、
自分らしく、世界を流れ吹くのだろう――…
(ああ、それと、その子供はその後もなんだかんだと色々あった挙句。
今じゃ恥ずかしげもなく、影の聖騎士。なんて分不相応な称号もってるかもしれねーな。
それが正解なのか失敗なのかはわからないけどな)
[三人にかけられた言葉もあって、若干の恥ずかしさもそこにはあったが、そう伝えた。
まあわかられてる気がするものが多かったけれど]
[風が吹く。
遠い国から来た風が。
誰にも留めることのできない風。
けれど、それはひとときこの地にやすらい──
旅を続ける。]
お風呂があればいいんだけど…
……この狭いところに、女性もいるのに、浴槽を出すのも、なあ。
[思案して、天球に映る次元のひとつを指す]
ええと、あの次元に温泉があるんだ。動物しかいないけど、あったまるよ。行ってみたらいいかも!
さあ、時間だ――
[ダーフィトの頭をそっと両手で包み込む。
ふわりと額と額を、押し当てて]
ダーフィト。
貴方に、霞草の加護を…
[囁いた。
霞草がさぁあああっと、周りに浮かぶ。舞う。
ひらひら、と。白が煌き、路を作る・・・]
[暴れる長虫から距離をとり、
まだ油断なく斧槍を構えながらも、それを見守った。
ダーフィトが跳ね飛ばされたのも見えていたが、
大事は無かろうと放っておく。
やがて、急所を貫かれた親玉がその動きを鈍らせ、
砂の上に横たわるのを見守った。]
― それは、戦闘が終わってから ―
…兄さん。後、こいつみたいな風も、気がむいたら吹かせとけよ
[そういって、トラオムを示す、その名前の由来をしる兄ならば意味がわかるだろう。贈る言葉はただそれだけ、寂しさも悲しさもなく。
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