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おや。
あなたはまだ、ここの海を見ておられなかったか。
[海を見て声を上げた霞草へと視線を走らせ、
導いた手をそっと放して、海の一点を差す。]
ほら、あそこに船が見えませんか?
あれは、ディークの船だそうです。
名前は―――そういえば聞かなかったかな。
[大きな船も、ここから見れば、まるで玩具そのもの。
ここからは、地上の何もかもが遠い。]
この風景をずっと見ていたら、
元の世界に戻っても、また空を飛びたくなりそうですよ。
眼下に見える世界を、
この手に収めたような気持ちにもなる。
[僅かに口の端を彩った薄い笑みを収めて、
冗談めいた声に、軽口を返す。]
ええ。
本物を知らなければ、塵しかみえなかったでしょう。
塵と言うには、いささか香を纏いすぎていますが。
[見上げるその顔に、穏やかに笑み返す。]
お望みなら私が淹れますが、
私よりも、見えない彼らに頼んだ方が、
きっと上等ですよ。
ここに私の執事がいれば、なお良かったのだけれども。
[家柄を隠すそぶりも見せずに言って、肩を竦めた。
―――?
[霞草の視線が向いた方を見ても、
見えるのは、広大で不毛な大地のみ。
空気を霞ませる黄色い砂埃は見て取れたが。
霞草がうかべた笑みの真相を知ったら、
意外と好戦的なのだろうか、と面白がることだろう。]
― 砂漠 ―
おー、ハデだぁねぇ。
[砂の中から現れたものを見て、最初に上がるのは楽しげな声。
大物小物と揃っているようだが、一先ず目が向くのは]
……大物とやりあうの、小物に邪魔されるんは、うっとおしいしなぁ。
まー、小手調べもかね、て。
[細められたはしばみ色が向くのは、小物の方。
いきなり大物に向かうのは危険、というのは本能的な判断]
……行くぜぃっ!
[声弾ませつつ、砂を蹴る。
相手がどう動くか、全く読めないというのはやり難くもあり、また、楽しくもある。
声に応ずるようにこちらに進路をとった小物との距離を測りつつ、抜いた刃は未だ弱い日差しを弾く。
正面から突っ込む事はせず、直前で横へと飛んで、斬り付けるものの]
お、結構硬い、かっ!
[一撃で断ち切れる事はなく、手応えは浅い。
その手応えに舌打ちしている所に、背後に感じる気配。
とっさに横へと飛び、開けたその場所に、砂の中から伸びたものが振り下ろされて大気を裂く]
おー……あぶね。
砂ん中からの奇襲もあり、かぃ。
[再び砂の中へと戻るもの──砂に隠れた蟲の下半身を見送りつつ、呟いて。
太刀を握り直しつつ、呼吸を整えた]
おっしゃぁ。んじゃ、いくぜっ!
[気合いの声を上げ、斧槍を構えて黒馬を駆けさせる。
砂を蹴立て、黄色い煙をたなびかせながら、
真っ直ぐ向かうは大物の方。
獲物はでかけりゃでかいほど良い。
となりの真っ当な判断>>88と比べて、
実にシンプルで欲求に忠実であった。]
―――…! っはっ!
[迷いも無く走らせていた馬を、不意に跳躍させる。
たんっ、と見事に跳ね上がった黒い馬の下、
飛ばなければそこに馬の横腹があっただろう砂地を、
小物の顎が、ざくりと噛んでいた。]
おうおう、おれの邪魔するなんざ、
良い度胸じゃねぇか。
[フィデーリの手綱を引いて大きく回り込み、
砂の中に潜り込んでいく襲撃者の尾に、一撃を振り下ろす。
尾の殻を砕かれて、岩の軋むような鳴き声を上げ、
丸い口を全開にして襲ってくるところへ、
口めがけて、横殴りに斧の刃を振るう。
重い手応えと共に斧槍が長虫の口に深く食い込むも、
そいつはまだ暴れ、のたうつのを止めない。
危うく引きずられそうになって、柄を両手で握った。]
炎の聖騎士 オズワルドは、風の聖騎士 ダーフィト を投票先に選びました。
紅玉の聖騎士 ギィは、風の聖騎士 ダーフィト を投票先に選びました。
/*
忘れないうちに、投票セット。
今日は、ここで問題ないんだろう。
今日のデフォは、オズ→ゲルト
ギィ→オズ、でした。
ははっ、水遊びは泉と川で済ませちゃってたよ。
勿体なかったな。
[箱庭に敷き詰められた青に、ぽかりと浮かぶミニチュアの船。
戯れのように、ここから見えるその船幅に合わせて、
左の親指と人差し指を広げてサイズを計った]
へえ、ディークの…
実際はどのくらい大きいんだろう。
[近づかなければ、分からないな、と思う。
上にいるだけでは感じられないな、と思う。
同じ位置、同じ目線に立たなければ、掌に実感は無い]
…元の世界でも、か。
ではギィは戻ったら、こういった空駆ける船の開発の着手を、
促したりもするんだろうか、ね?
嗚呼、――というか。
そもそも、貴方たちは還ってしまえば、
…此処の出来事を覚えているかも、怪しいか。
[僅かな苦笑を滲ませる。
が、軽口が飛んでくれば、おや、と目を緩く見開いて]
フェリクスからもらった此れのせいかな。
流石は彼、いい趣味だ。
[胸元の紗のリボンを摘まんで笑う]
/*
…さて。
色々考えてみて、どうやらジル生存ルートがあることに気付いた。
けど、これはどうせなら聖騎士の誰かに気付いてほしい。
ということで、課題回答は、穴のあるまま出す予定。
ただジル本人は、あと幾許かで”私”が無くなると思っているから、
気分は最後の想い出作りに移行している感じ、だなあ。
砂漠のお祭り参加したがるのとかもね。
もっと胸ばーんのお尻ぼーんな女神の方がいいとでも、言いたいわけ〜〜〜〜?
やっぱり、ズワなんか、ズワでじゅ〜〜ぶんだ!
さっさと長虫退治でもなんでも行っちゃえ!
ばかー!
― 少し前・聖なる泉 ―
あほう。
んなこと、言ってねぇよ。
[挨拶代わりだった拳を、そのままアイリの頭に下ろす。]
人間のまんまで出来ることには、限りも危険もある……
―――つーか、まあいいや。
―天文台 夜明け―
[滑らかではなく。揺らぎを含んだ声たち。>>64>>65>>66>>67
それにうっとりと聞き入る。
貰った言葉たちは、とても。
――心に、近い。
誰かのためではなくて。
貴方自身が欲する声が聞きたかったのだと。
言葉を尽くし、心情を紡ぐ彼に、頬笑みながら告げた]
ありがとうございます、ジークムント様。
たしかに、……頂きましたわ。
[自らの胸に手をあて。
心の一端に触れさせてくれたことに、心からの感謝を告げる]
[――何のために、女神に。>>70
ひどくシンプルな問いが降る。
呼ばれる名は、耳に心地よかった。時折揺らぐそれは、とても美しく感じられた。
他人のためという思考は、自分にはない。
だから、貴方が謝るべきことは、何もない。
そう思いながら、ゆっくりと彼の方に向き直る]
……元の世界に、行き場所がなく。
逃避めいた気持ちで。成り行きのまま、女神候補になったと。
そう申し上げても、嘘ではありませんけど。
[くすりと微笑んで、青く済み渡る空へと目を向ける]
世界を、信じない、信じられないと叫んで。
……どこかで、乾く自分自身に、憐憫という恍惚を覚えながらも。
[傲慢か、自己憐憫か。
独白めいた>>87 彼の言葉を思い出し。
自分の稚拙な問いが、ただしく伝わっていたことを知る]
それでもきっと、どこかで。
世界を。自分を。
[世界の端を。
ほんの一部だけでも、塗り替えることができたなら。
もしかしたら――……]
――…信じたかったんだろうと、思います。
別に、何度水遊びしても、問題はありますまい。
私などがすると、嫌みを言われますが。
[くすり、と笑って、手を硝子につく。]
お望みなら、今度、乗せてもらえばいい。
彼なら、喜んで乗せてくれるでしょう。
何ごとも、触れてみなければ良さはわかりませんよ。
─現在:聖なる泉─
まったく……ズワったら、グー落とすことないじゃない、もう。
[痛くはなかったが、身長差を使われるのは楽しくはない]
……でも、一理はあるよね。
もうひと捻りできるかな。
[首を傾げたところに、ふと、遠くへ視線をやって]
私もこの船に乗って、すばらしさに驚嘆していますが、
―――ええ。覚えていない方が良いでしょう。
これは、私の世界には過ぎたものです。
実現しなければ、この光景を思い出して苦しくなる。
実現してしまえば…
きっと、物騒な事を考えてしまうのでね。
[滲んだ苦笑は、すぐに溶け消える。]
ああ、なるほど。
彼は、実に良い趣味をしている。
良くお似合いだ。
[フェリクスからもらったというリボンに目を細め、
つ、と手を伸ばして形を少々整えた。]
[即答には、少々困った顔になった。]
では、お淹れしますが、味の保証はしませんよ。
[見えぬ影らに茶器の用意をさせ、
湯を注いでポットとカップを温める。
手つきこそ慣れないものがあったが、
手順は確かなものだった。]
今回の課題、
もう、答えは出ましたか?
[茶葉に湯を注ぎ、葉が開く間、
何気ない世間話のように問いかける。]
― 天文台 夜明け ―
[夜明けの静かな空気に、礼を告げる花の声が響く>>99
彼女の背から陽が、差した。
黄金の光がゆっくりと柔らかに、彼女の輪郭を彩ってゆく。
朝日の眩しさだけによらず、その姿に目を細めた]
……、いえ。
[素直に心を見つめ、糸の一端が解けた気がした。
だから、感謝するのはこちらの方も同様なのだ。
礼にゆるく首を振り、──漸く、小さな微笑みが浮かんだ]
────…、
[静かに語られる、心のひだ。
自らを語る言葉たちは、うちに切ない痛みを抱き、
それでも、ひどく穏やかに耳に響いた>>101]
……、ああ。
[澄んだ青みを増しゆく空を見上げる横顔へと、目を向ける。
───どこか、自分たちは良く似ている。
そんな気がして、感慨のような息が小さく零れた。
信じたいと思うこと。
言うまでもなく、期待と…希望の含まれた心の動き。
その内に、揺れる柔らかな心を想う]
変幻する世界の幸福。
明日に希望を抱き続けられる世界。
…きっと、良い世界になるでしょう。
信じたい思いが、信じられるようになるならば。
人はきっと、幸せに生きられる。…幸せを、識ることが出来る。
[夢のような美しい世界。
そう思う…そう思ってしまう心の奥は、微かに痛むけれども]
[ただ]
……最後に、もうひとつだけ構いませんか。
これは、白銀の聖騎士ではなく、
ジークムント・フォン・アーヘンバッハとして。
私が、あなたにお聞きしたい。
[かけたベンチから、立ち上がる。
静かに、シルキーの傍らへと歩み寄ってその傍らに膝をつく。
跪き、視線を低く見上げるようにして言葉を継いだ]
…シルキー。
甘みを苦味と仰った貴方ならば、お分かりだろう。
可能性を信じて希望を掲げることは、時に…苦い。
あなたが女神たらんとするならば、尚更ではないかとも思う。
───限りある生ではなく、
限りなき生を生きることにもなるか…私には分かりません。
きっと、人たる身からは想像もつかないことが待ち受けている。
支える手が、痺れてしまうこともあるかも知れない。
[迷わせてしまうかも知れない。そうも思うけれども]
あなたは──…
それでも光を、掲げ続けると言えますか…?
[女神たることは、この娘の幸せだろうか。
聖騎士としては発せられぬ問いを、問いかける。
試すような問いはしかし、問い詰める響きを持ちはせぬ。
やわらかに労わるように、若草は芙蓉の花へと向けられた。
覚悟。と、問うた霞草の蒼の瞳が胸中にある。
胸の奥にひとつの思いを沈めながら、青年は口を閉ざした*]
― 砂漠 ―
[いきなり大物に突っ込む>>90のは、視界の隅にあった。
が、突っ込みは入れなかった。
言って止まると思ってないし、というのはさておいて]
……下から奇襲来るとなる……と!
[呟きながら、横へ飛ぶ。
動きに一歩遅れてたなびく、青。跳ねる、茶。
それらを追うように突き出し、引っ込む長虫の尾]
……一箇所に留まってるんは、よろしゅうないよなぁ。
[楽しげに分析しつつ、砂の上を跳ねて位置を変えていく。
機動性重視の装いは、こんな特殊地形に特に強い。
まあ、弱点も多いのだが]
>>*4>>*5
アイリwwwww
うん、しかし布団のもてっぷりは吹く。
でも浮気者だっていい。
私も週末は、布団君と甘い一夜を過ごすんだ…。
ぁー…でも、こういう全てに気配を配りながらやりあうってのは得意だぜ。
[飛びかかるようにして襲ってきた後、砂に潜る蟲を見送りながら、背後より砂の中から尾を出して殴りつけようとするそれを、腰に付けているエグゼキューターを手だけでなく体ごと振るようにして相殺する]
もちっと慣れてから…かね…
[体重のバランス、足の踏み抜く力。それらを測るようにして、的を絞らせぬようにランダムに動きながら、剣を突き立てるなど繰り返してじわじわと痛めつけていく]
さて。
騎士が戻ってくる間、どうしてようかな。
……料理でも作っておくかな?
[なんでも出る世界でも、やっぱり手づから作って貰うのは、嬉しかったし]
[「全ての生き物を、「愛」すると決めた」と、力強く告げるジルの声。]
与えても減らないもの──それが「愛」だと聞いたことがある。
笑顔も、きっとそうだ。
あなたは立派な女神候補生で、そして、
とても魅力的な
── イシュタル号 ──
[滑空艇は飛行船の開口部へ進入し、翼を支える風を失って失速する。
ジルの身体を支えて床に下ろせば、激励の言葉とともに握手の手が差し伸べられた。
フェリクスは白い革手袋を外して、自分よりひとまわり小さい手に掌を重ねる。]
あなたの信頼があればこそ。
[敬礼をして、格納庫を出て行くジルを見送る。]
[不在の間に飛行船を動かしたのはギィらしい。
勝手をされたという憤りは覚えない。
むしろ、飛行船の操作を試してみようとした視点を買う。
衣服を改めてからギィの姿を求めてゆけば、眺望のいい場所に、ジルとともにいるのを見つけた。
ジルはテーブルに頬杖をついて、何やら楽しそうだ。
ギィが自ら茶器を手に、ジルのために紅茶を淹れているのを見れば、少し驚きながらも、ふたりのやりとりを思って微笑する。]
……っても、避けてばっかじゃあ、獲れんし、ねぇ。
[幾度目かの回避の後、小さく呟いて。
砂の上に片膝ついて、低く構える。
見えないと思われる位置を取っても奇襲が飛んできた辺りから、向こうが視覚のみに頼っているのではない、と読むのは容易く。
そしてそれは、視覚によるフェイントを得手とする身には、ある意味では相性が悪いと言える……のだが]
まー、そのくらいの方、が、
[足元、伝わる、震動]
……おもろいけどなっ!
[物事全て、前向きに面白がる。
それが生きる上での最重要項目、とみなす暴風には、不利は不利となりえなかった]
[震動を感じても、敢えて動かず。
足元に質量を感じると、下から突き上げてくるそれを、思いっきり蹴飛ばして、跳んだ。
そうする事で、不安定な砂をただ蹴るよりも高さを稼いで]
……っせい!
[跳躍の頂点で、刃をくるり、下に向ける。
そのまま、自由落下の勢いに乗せて繰り出すのは、頭頂部を狙った突き下ろしの一撃]
[ジルから、砂漠の祭典へと誘われれば、フェリクスは額に手をやった。]
今度は砂の魔人とでも戦おうというのかな、彼らは。
安全圏という意味でも、この飛行船を使うのはいいとは思うが、わたし自身は参加するのは遠慮しておこう。
確かに、草原で彼らが急襲されているのを目撃した時には援護はしたが、本来、貴族の趣味として認められるのは狐狩りくらいだ。
わたしは草原に狐でも探しにゆくよ。
ああ、わたしが不在の間も、イシュタル号は自由に使ってもらって構わない。
では、また後ほど。
[まずは羊を……と思ったところで、例え造りだせたところで、さすがに聖地の中心たるピザの泉で、解体は拙いかと思い直す。
角笛を吹き、愛馬を呼んだ]
よしよし、オリク。
いい子だね。
[その鞍の荷物入れに手を入れる]
ここからなら出てきてもおかしくない……出てくる……。
えい!
[取り出せたのは、羊の干し肉。入れた覚えがないことは横においておく]
── 草原 ──
[イシュタル号から下りたフェリクスは、爽やかな風が草を揺らす平原にいた。
徒歩ではなく──栗毛の馬にまたがり、ツイードの乗馬服を着ている。
馬は、遊牧民の頑健な馬とは違う丈の高い優美な馬で、馬具にも精緻な刻印をほどこした金属ボタンをあしらってあった。
猟銃はサドルバックに置いていたが、猟犬は連れていない。
本格的に狩りをするつもりがあるわけでもなかった。]
さて──
― 聖なる泉・回想 ―
[反論の余地もないほど、シルキーが畳み掛けてくる>>31
いかにも大事に育てられたお嬢さんらしい、勝気な視線。
そんなところもイライラしてくる。
言いたいだけ言わせておいて、無視でもしてやればいい。
そう思う目の前で、彼女の表情は次第に崩れてゆき。ついには>>32>>33]
おや、そうかな。
ギィも偶にはやってみればいいのに。
無邪気に水遊びに興じる貴方を見て驚く回りの顔を見るのも、
また一興かもしれないよ?
[なんて冗談を返して。
測った左指二本の距離を、眼前まで持ち上げてしばらく眺めてから、
…ぎゅ、っと握り込んだ]
そうだね、確かに此処からでは何も分からない。
今度頼んでみよう。
……だからって、泣くことねーじゃねーか。
お前みたいなヤツは、どうせみんなから大事にされてきて、誰かに嫌われたことなんてないんだろ。
だから……俺みたいな態度取られると、腹がたつんだろ。
だったら別に……いいじゃねーか。それで。
別に俺一人に嫌われたからって泣くほどのもんじゃ……
そうか…、平和的な使い方だけというのは、難しいか。
[物騒の二文字から連想される内容に、しばし瞑目する。
整えられるリボン、胸元で器用に動くギィの指を眺めながら、…軽く笑った]
しかしちょっと切ないものだなあ。
私達は貴方たち聖騎士に、こんなにも助けてもらって感謝しているというのに。
貴方は、自分たちはこの日々を、覚えていない方がいいと言う。
ねえ。…聖騎士は、どうして此処に、来たんだろうね?
[胸に浮かんだ疑問を、なんとなくぶつけてみたくなった]
その割には、しっかり手順を知っているようだけれど?
[なんて揶揄して。
頬杖付いた格好のまま、のんびりと相手の所作を眺める]
……、うん。
新しい世界に行ったら、
こうしてお茶を飲むことは、出来なくなりそう、かな。
[かつん、と卓を人差し指で戯れに弾いた。
お茶を淹れるギィの背を見つめる]
[同じく、ネギに似た野菜を取り出したところで、少し悩む]
できるできる、きっとできる!
だって奇跡だし、だってあたし女神候補だから!
[自己暗示をかけて、袋に手をつっこむ。
取り出したのは、深い鍋。物入れより大きいが、そこは奇跡だから、うん]
よしよし。
[肉と野菜を深鍋に放り込み、泉の水を汲むと、ダーフィトの窯の傍に薪を組んで、手早く火を起こすと、そこに乗せた]
[殻と殻、その隙間を狙った突きの一撃の手応えは、先とは異なり深いもの。
奥まで通ったダメージに長虫が暴れる動きに逆らう事無く、それをも利用して、太刀を引き抜く。
不安定体勢故に、反動で飛ばされるのは已む無し、と言った所。
無理に着地を決めようとはせず、最低限の受身だけ取って、立ち上がる。
乾いた砂が黒と蒼を染め、それから、はらり、と落ちた]
……斬るよりは、突く方が効率よし、てとこかねぃ。
[太刀を握る手に力を込め直しつつ、巡らせるのはそんな分析]
[フェリクスの返事>>126に、小さく肩を竦めて笑った]
うん、じゃあ少しだけ借りよう。
移動にだけね。
――今日くらいは、安全圏にいたくないんだ。
[冗談めかした口調で添える。
そうしてフェリクスを、いってらっしゃいと見送った]
[それだけで、視線をゲルトに向けると>>30]
ああ、俺ももういける。
[それきりシルキーを見ないで、討伐に行く準備にとりかかる
前後して、アイリの言葉を思い出せば>>25]
アイリ。話は後で……いいか。
[そう、念を送った。
こんな不可解な状態で、話せるはずがない。
今は、身体を動かさずにはいられなかった]
/*
うむ。
こーゆーのも久しぶりだなぁ。
いや、来週から散々やれるけどね!
あっちは、片や長槍、片や精霊術だから、また全然違うんよ、ね!
[五感を高め、感情を捨てて、周囲を鋭敏に感じ取る。
幾度かの交差とともに、出血をしいていく。
血とも体液ともわからぬものをまき散らし、怒りの声を上げながらこちらを丸呑みにしようと突撃してくる長虫をみて]
それなりに速くても、まっすぐ過ぎだ。
[いや、もっと速くても、ただ直進の軌道だけなら避けられる自信がある...はぽつりとつぶやきながら、円形の口、食らいつかんとする牙、その口の中を狙いを定め、右の腕を振るい、投剣を投げる。
口の中より貫いた投剣は内側より体皮を抜く。
そしてのたうちまわるが、それで死ぬでもないけれど]
終わりだな…
[背後から飛び込むようにやってきた違う長虫の体にもう一本の投剣を思い切り突き立てた後、それを手放して思い切り横に飛び、転がるようにして起き上がり、見る。]
[太陽に煌めきを返す線。それは、口から体を貫いている投剣と、もう一匹の長蟲の体を貫いた投剣との間へと走っている。]
[そして、蟲同士が交差したとき。
投剣の塚にくくりつけてある、鉄の線が傾き、口を剣で貫かれていた長虫の体が口より横にむけて裂けていった]
>>*3
うん、今しか出来ないかなって思ったら、行きたくなった。
[さらりとそんな口調で笑う]
じゃ、私だけかな? シルキーはどうするんだろう。
行ってくる。また後でね。
ご苦労さん
[もう一本、その黒手袋よりつながっていた、鉄糸を引いて、未だ元気に走っていた剣を抜き取り、体を裂かれ、完全に動きがとまった長虫の剣を回収する]
[とか、悠長に呟いている猶予はなく。
最後の力、と言わんばかりに上から長虫が圧し掛かってくる]
……小物のわりに……しぶっとい……ねぇ!
[上から迫る口に、低く吐き捨てて。
タイミングを合わせて一歩、前へと踏み出し、そのまま膝を突いた。
同時、上を向いた刃の切っ先が天を、否、長虫を捕らえ、貫く。
一瞬の静寂の後、太刀を引き戻して横へと転がる。
それと前後するように、長虫の身体は地に伏した]
/*
な……ッ!! ←ログ読み第一声
ディーク、そ、そうくるのか……!!
な、涙拭ってくれるとは、思ってなかった。
やさしいひとだ
[続いて、小麦の袋を取り出し、適当な石の上で練って、ひとつは平べったい麺、ひとつはラードを加えてこね、丸くまとめる]
さて、少し時間がいるかな。
[火加減を調節し、発酵待ちのタネに大きな葉っぱをかけると、少し散策しようと愛馬に跨った]
アレクが、この辺りの食べられる草を探してたそうだけど……結局見つけたのかなあ。
[のんびりと馬を歩かせた]
しまった。
発酵させてから、麺にしないとw
……まあいっか!
きっとアイリのとこじゃあ、これが正しいやり方なんだよ。うんうん。
/*
ディークwwwwwwwwwwwwwwwww
ツンデwwwwwwレwwwwwwwww
ふいたwwwwwwwwwww
めちゃ萌えるwwwwwwwwww
さすがしゃるさん!!!!
/*
戦闘ロールを裏で書きかきしつつ。
いや、…これいいのか? こんな女神候補…。
そして戦闘ロールと課題回答と儀式全部って、手回るのかと今更ながらに。
まあ、まだ時間あるし、ね。うん、
ちょっぴり戦闘できれば満足なのです。なんでこんな好戦的気分なのか。謎だ。
― イシュタル号にて(回想) ―
[ゲルトの返答>>145が聞こえれば、後半部分に再度問いを重ねる]
なら…もうひとつ教えて。
自分のすぐ傍に、自分に期待…うーん、これじゃ重いか、
自分を肯定してくれる人がいたら、どう思う? 嬉しい?邪魔?
― イシュタル号 砂漠上空/お茶の少し後 ―
[さて、着いたか…と甲板から直接地上を見下ろす。
オアシスの傍、軽く噴煙が上がっている場所が目当ての場所だろう。
上空の風は強く、薄い紅茶色の短髪は、踊るように飛び跳ねていた]
運動したら、外れてしまいそうかな…?
[さっきせっかく直して貰ったけれど、と、ギィに内心軽く詫びてから、
紗のリボンを解いて畳んで、青瑪瑙と一緒のポケットに仕舞い入れた]
[駆けた。空を、雲を、路を]
[坂を下るように空を落ち降りれば、生まれるは下方の加重。
伸びた路は、丁度、一匹の長虫の頭上あたりに――
力いっぱい、雲を蹴る。
あの時橋から滑空機に跳んだ時のように。
けれど今度、目指すのは…]
―― たぁッ、 !!!
[両手を前に出し、握りこむ。イメージするのはエストック。
鋭い切っ先を、長虫の口、一番薄い部分目掛けて…
落ちる身体の加重ごと、貫いた]
[長虫が痛みに頭を振る、その反動に合わせて両手を離した。
右に飛ばされる流れに乗って、]
っ……、…!!
…――は、あ…はぁ…。 …やった、か…?
[砂漠に不時着。沈む砂は着地の衝撃をきちんと吸収する。
それも織り込み済みだ。
乗せた加重が効いたのだろう。
視界の左で、先程の長虫がぐらりと傾ぐのが、見えた]
―泉 少し前―
[どうせ、大事にされてきたのだろうと。>>131
だから一人に嫌われたくらいで、泣くのだと。
苛立ったような、……困ったような言葉が続いて。
零れる涙に、もうどうしようもなく、いたたまれなくなる]
……ッ、………。
[ディークの言う事は、本当だ。
結果はどうあれ、大事にされてきたことに変わりない。
だから、少し冷たくあしらわれただけで、悲しくなるのだろう。
そう思うのに、……止まらない]
[言いたいだけ言って。勝手に泣きそうになって。
こらえそこねた涙が、瞼の縁を越えてゆく。
涙を零すまいと我慢したせいか、鼻の奥がずきずきと痛んで。
嫌われて、さらに困らせて。……どうしようというのだろう。
一人で勝手に怒鳴って、泣いて]
………な、さい。
[謝罪の言葉を口にしようとしたが、無理だった。
しゃくりあげそうになる喉を宥めるために、息を止め。
地面を見つめて、静かに涙を零していると。
――頬に、暖かい手が触れた]
[堪えようとして強張った喉が詰まり、妙な音を立てて。
呆然としたまま、顔をあげる。
目の前の彼は、ばつの悪そうな、途方にくれたような表情で。
そんなつもりじゃなかった、と。
小さく呟いて]
………ッ、……わ、たし、こそ……。
[彼を問い詰めて、言わせた癖に。
言わせたのは、こちらだったのに。
あんな、顔を。させたいわけじゃ、なかったのに]
[一つ、仕留めた所で周囲を見回して。
ふと、視界に入ったのは白い路]
……なん……って!
[なんぞ、と呟くより先に、目に入ったのはそこから飛び降り、長虫に細い剣を突き立てる姿]
……はっ……。
勇ましい事で。
[着地する様子>>151に、口をつくのはこんな言葉。
そこにあるのは、純粋な感嘆の響き]
お嬢、足元にも注意しとかんとあかんぜ!
[投げかけるのは、諌めの言葉ではなく、注意。
以前、ゲルトとやりあった後の言動を思えば。
こういう場に出る事の意味はわかっているだろう、と。
その程度の察しはついた]
── 草原 ──
[緑の中でひときわ目立つ色を見つけ、フェリクスは、そちらへ馬首を向けた。]
こちらが気づいたくらいだ。
もう見つけられているだろうな。
[踵で馬腹を押して、前へ進ませる。]
ちょいと、やんちゃがすぎんか?
[咎めるも賞賛するもない、単なる感想をぽつりと霞草へと述べつつも、投剣を縦に構える。周囲を警戒するように。]
[もういける、という声がして。ディークはくるりと踵を返す。
こちらをもう、見もしない。
ぐいぐいと手で目元を拭い、地面を睨みつけて。
涙が乾くのを待った]
……なに、してるのかしら。わたし。
ひどい……。
[一昨日あたりに、酔いつぶれた時の方が、まだマシな失敗のように思える。
あえてこちらに触れないでいた相手の気遣いを、無碍にして。
挙句、涙で訴えるだなんて――…]
ひとつには、あなた方の試練でしょう。
聖騎士たちは、暗い影を背負っているものが、
どうやら多い。
世界の暗部を知っていると言ってもいい。
その彼らを前にして、あなた方がどう対応するか。
世界の闇に潰されないか。
それを試しているのでしょう。
[そしてもう一つ、と立てた指を、胸に当てる。]
― 岸壁のような場所 ―
いきなり飛行船というのが無理があったのじゃ。
[作られた世界の作られた箱庭で気難しそうな顔をするドロシーがいた]
我々にとっては、癒し、でしょうね。
―――少なくとも、私にとっては。
ひととき、現実の重みから解放され、
なんの柵もない、無から始まる創造に関わり、
あなた方と時を共にする。
希望という光に照らされたこの時間は、
たとえ記憶に留まらずとも、心には刻まれ、残るもの。
我々が、ここでなにも得ていない、
などということは無いのです。
まずはあのびゅーんと飛んでおった
あれぐらいなら、ちょっと見た程度でも、恐らくは、きっと、なんとかなるじゃろう。
[慢心の精霊はまだちょっと心に宿しているようだった]
まあ、仮に失敗してもサイズは飛行船でない限りなんとか……
いやいやいや、弱気こそが失敗の元じゃ!
― 砂漠 ―
うおっと!
[馬の駆ける間>>90をうろちょろして、蹴り殺されたくない。
という極めて現実的な理由で、向かった先はお供のほう。
船上での狭い戦闘に適した愛剣は、広い砂漠で長虫を相手にするには分が悪い。
間合いに一気に飛び込める好機を伺いながら、地中から繰り出される強烈な尻尾からの攻撃を、飛んで避ける]
足場が悪いのは同じだけどよ。なんかやっぱ違うんだよなぁ。
[そうぼやきつつ、カットラスを下に構え、次の攻撃を待つ]
では出す、ぞ。今度こそ……出ろっ!!
[数秒の間の後、草原に現れたのは……一応フェリクスが乗っていたような普通の
ふぅ……まあ、作り方のわからぬ食べ物でさえ出せるのじゃ。
これが当然。こないだのはおかしかったのじゃ。雑念でも入ったか……。
[自信を無くしていただけに安堵する。冷や汗を額で拭う手つき]
ククク、では早速魅惑の飛行ライフを満喫するのじゃ。
[嬉々として滑空艇の操縦席に乗り込んで]
いざ、大空の彼方へと!!
[機体に身体を預け、空へと舞い――――
[ゲルトに諌められれば>>163、ははっと快活に笑う]
偶には…いいだろう?
今だけだ。
だから――目を瞑れ。
[蒼の眼差しに、少しだけ寂しそうな色が灯る。
でもほんの一瞬だけだ。
ダーフィトからの忠告>>159が届けば、
ああ!と高い声でひとつ頷きを返しつつ、すぐさま立ち上がる]
…っ、意外と、足元不安定なんだな、砂漠って…。
[むぅと眉を顰めてから、両手にもう一度イメージを。
先程と同じエストックだ]
/*
さっきから思ってたんだ……。
アイリのもシルキーのも、俺には過ぎたお返しだ!
あ、あとギィはわけわかめな手紙を拾ってくれてありがとう!
あと。いいそびれてたけど、夜中まで付き合ってくれて、ゴメンじゃなくてありがとう!
と、忘れないうちに埋めて置く!
まっさかさーまーに♪
堕ちてデザイヤ〜♪
[大惨事?>>+80は見てないので知りません]
ゲラッゲラッゲラッ バーニングハート
― イシュタル号にて(回想) ―
[返ってきたゲルトの答え>>152に、小さく顎を引いて頷いた]
そうか…成る程。
反発がないなら、いっか。うん、いやこっちの話。
有難う。
[そう言って締め括った]
─草原─
[散策に適した場所をと望めば、すぐに蹄の振動が柔らかい草を踏んだ。
今日の問いへの答えを、より完成させる要素や、ディークの様子>>139などを考えながら歩いていると、同じ栗毛の馬を見つける。
オリクが小柄なのもあるが、しなやかで大きな馬に見え、しばらく見惚れた]
……フェリクス!
いい馬だねえ。
[見に来るんだったら来いよと、オズワルドにかけられた声を思い出す。>>74
呼ぶという事は。
……ある程度の距離を取れば、安全という事でもあるのだろう。……多分。
涙が乾くのを待って、ゆっくりと歩きはじめる。
砂漠で”運動する”と彼らは言っていた。
ところどころを飛びながら歩けば、砂漠に着く頃には、赤くなっているだろう目元も冷えるだろう。
ポーチから、長くて華奢な白い傘をするりと抜き出して。
それを差して、歩きはじめる]
[→砂漠へ]
投票デフォがフェリクスだな。
責任重大なのでダーフィトに仮セットしておく。
ダーフィトはリアルいろいろ大変な時機に参加感謝!
GOD (神) めりーは、風の聖騎士 ダーフィト を投票先に選びました。
GOD (神) めりーは、風の聖騎士 ダーフィト を能力(襲う)の対象に選びました。
くく……この世界でなくば、この体でなくば死んでおったわ……。
死なぬと思えば死なぬ。
くく、前の殺し合いがいい経験となっておるわ。
[一度大地に叩き付けられてきっちり死ぬ寸前までいきながら、必死に蘇生回復して、再びスタート地点へと戻ってくる]
機体の強度の予想計算が待ちがっておったようじゃ……金属製じゃったか? くっ、し、しかし今度こそ……
[懲りずに再チャレンジするようだ。ずるずると傷一つない身体をふらつかせながら、操縦席に再び乗り込んだ]
強度よし。見栄えよし。風もよし。
今度こそ……行けるっ!!
天文台に戻ってきたのはいいけど、やけに静よね〜
ふむ…ここで一句
『閑かさや 崖にしみ入る ドロの声』
(かぽーん)
>>173
いやいや、昆虫相手にそれは関係ないでしょう。
武器を持ってようがいまいが、やつらは殺しにくるお!
ゲルトやっぱり公平でまっすぐ。
はーははははははははっ!!
飛べた、飛べたぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
[機体がフワリと風に乗り、浮き上がる感覚。力を入れ過ぎないようにバランスを取りながら、そのまま飛行を開始する]
シルキーいちばん力使いこなしてるよね。
……あ、帰ったら食事用意してるから!
草原風だから、口に合うかは分かんないけどね。
……そういえば、そろそろ次の騎士を、新世界に送る時間じゃないかな?
どうしようかな……。
よし、これなぐおわっ!!
[風がむき出しの顔と、ひらひらの服を襲う]
目、目が……目がぁぁぁぁぁぁぁぁ。
[特務大佐のように両目を手で覆う。生憎と、ゴーグルその他を装備していなかった彼女はそのまま一人、機体を置いて小さな身体が大きな大地へとダイブ(二回目)]
投票を委任します。
芙蓉の女神候補 シルキーは、GOD (神) めりー に投票を委任しました。
[蒼の変化に気づくには、やや、距離があり。
一瞬のそれに、気づく事はない。
気づいていても、何も言いはしなかったろうけれど]
おう、滑るし埋まる、予想外に沈む時もある。
……何より、あちらさんには慣れた場所だからな。
ちょお、気ぃ抜くと、痛い目しか見れんぜ?
[砂地に眉を顰める様子>>169に、軽い口調で突っ込みを飛ばし。
直後、自身は不安定な砂を蹴って跳躍した。
一拍間を置いて、長虫の牙が虚空を噛む]
いい加減、出てくるパターン読めるっつーの!
ははは、この復元能力って代償必要としておるのじゃろうか。もう五体復活は三度目なんじゃが……。
[憔悴しつつも、今度は突風対策にしっかりとゴーグルも装着し、三度目の正直に賭けていた]
色々と省略して一気に決めるのじゃっ!!
[意地と根性をフル回転。努力の無駄遣いを発揮して、今度こそ無事にグライダーによる飛行を完成させた]
[呼びかけるやいなや、馬を褒めるアイリを「らしい」と思えば笑みが溢れる。
乗馬帽の庇に指を当てる軽い挨拶をして、自分の馬を並べた。]
あなたが来るのを待ち伏せていた。
いつかの望み (>>1:770) を叶えるべく。
……ちょ、どーゆーこと?
[自分の視界の端。長虫がのた打ち回り、少女がすとんと砂漠に落ちてくる>>151
が、構ってる余裕はない。
再び地中から尻尾を出した長虫の、その尻尾の先を、湾曲した鋭利な刃で切り裂く。
ぷしゅーっと体液を撒き散らしながら、長虫は痛みと怒りで、地表に全体を晒し、その無防備な腹をめがけて、斬り付ける。二度。三度。
闇雲に振るわれる長虫の牙を、左右に頭を振って避けて、何度目かの切っ先をお見舞いすると、長虫は痙攣をはじめ、やがて地に倒れ伏した]
見たかっ! 唐傘!!
これぞ我の執念っ!! これぞフォレスト家の本気っ!!
[コツを掴むのが早いのか、自然と風に乗り、風を縫うようにして、時折旋回しては自在に操れるようになってきていた]
(このようなもの、馬に比べれば容易きこと)
ははは、地上が小さいぞっ!!
[そして、どうやって着陸すればいいのかわからず途方にくれるのは9分後]
― 天文台 ―
ただいま……じゃ……。
[どことなく力なく、元気なく戻ってくれば、椅子を引いて座り、そのままうっ伏した]
(酔った……のじゃ……)
なるほど!
[ゲルトから飛んできたツッコミ>>117に、納得の声を上げ、
ダーフィトからは、なんだか理解されている様な気配>>118
を感じつつ、小さな長虫にくわえ込ませた斧槍を
力と馬の足任せに引っこ抜く。
次いで、怒りにまかせて追ってくる長虫の、
手傷を負わせたその場所へ、再び斧を叩き込んだ。
ざくりと大きな口がさらに大きく裂け、
長虫はしばし出鱈目に撥ねたあと、動かなくなった。]
おっしゃ、次、次!
[その間にも、襲い来る他の長虫の攻撃をかわし、
次の獲物求めて移動する。
決して、馬の足を止めさせはしなかった。
乱戦では常に動き回るべし、と、叩き込まれている。]
― 無意識下 ―
[新世界に命を吹き込む術は、かなりの体力と気力を消耗するものでした。
命を吹き込むということは、形あるものに生気を宿すということ。
そして新たな命を目覚めさせるということは、すなわち有から有、あるいは無から有を生み出すこと。
新しい世界の始まりにおいては、ほとんどの場合、無の状態から生命をもつものが現れます。
今の私の仕事は、この新世界予定地に生気を宿し、生命の力を吹き込むこと。
そして無から有(生命)を発現させること。
私は今回の件で、世界の始まりというものがどれほど重大な意味を持つか、身をもって知ることとなりました。]
[ダテに何度も尻尾と鬼ごっこをしていた訳ではなく。
微かな揺れのパターンは、概ね体得できていた。
跳躍の最高点で取るのは大上段の構え。
位置取り的に、突きを繰り出すのは難しい、という判断からのもの]
おらよっ、っと!
[勢いに勢いを重ね、繰り出すのは真っ向からの叩き斬り。
背でなく、腹の側であれば、斬り裂くも叶うはず、との判断は当たりだったようで。
着地と同時、縦に裂かれた長虫が倒れこんだ]
― 砂漠 ―
覚悟はしているけれど…
[息を吸う]
新しい世界を創るという覚悟の方が強いから、私は死なない。
[凛とした声できっぱりと言い切った。
何かあったら守れるようにと傍を離れない、
そんなゲルトの様子>>173に、口の端に笑みを滲ませ、]
……っ、!
[ゲルトの声と、振動と、動作、その3つがほぼ連鎖して続く。
慣れた、流れるような動きは的確に長虫の動きを奪っていく。
横腹を無様に晒した、その蟲へ、]
――――せ、やっ !!
[硬い皮膚の隙間を狙って、
体当たりするように体重を乗せ真っ直ぐ突き刺し、すぐ引き抜いた。
同じ場所に、長居は無用。軽いステップを刻むように後ろに二歩]
…ぁっ
[爪先がちょっとだけ埋まってバランスを崩した。舌打ちする]
/*
…………。
うん。
やっぱ、こういう動きだと。
物凄く、さくさくっと動くな、風のひと。
あー、やっぱ太刀使いは動かしてて楽しすぎるwwwwww
[>>175偶然を装わない様子に、ふふ、と笑って]
なんか呼ばれた気がしたんだけど、そのせいか。
[特に指示したわけではないが、ここしばらくひとりぼっちだった愛馬は、同族を見つけて、自然と歩み寄る]
早駆けをする?
それとも、話をする?
>>*11
アイリの手作りの食事か、楽しみだな。
ああ…
それなら、風がいいんじゃないかと思うんだが、どうだろうか。
新しい世界が淀んでしまっては困る。
常に新鮮な風で、世界に新しさを吹き込んで欲しいと思うんだ。
>>173 迂闊に死なせない為におぬしらがおるんじゃろー
-― ̄ ̄ ` ―-- _
, ´ ......... . . , ~  ̄" ー _ ブーン
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と,-‐ ´ ̄: ::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::r(:::::::::`'::::::::::::::::::::::く キキー
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 ̄◎ ̄◎ ̄
― 意識ぷっつんから30分後 ―
[目を覚ましたときには、地面が湿っていて。
自らも、ずぶ濡れになっていました。
術を行使している間に雨が降り始めたのか、あるいは――]
ふぇ――っくし!
それにしてもまずいですね。下手をしたら風邪をひいてしまい――
[二つ目を仕留めた、と見て取ると、すぐに砂の上を駆ける。
相手が異形の長虫とはいえ、命の交差する場であるには変わりなく。
それ故の、高揚感は、強い]
……ほんっと、オレって。
[そんな呟きをもらしつつ。
はしばみ色が見据える先には、大物の姿があった]
―――って、ええ?!
[いつぞやのように戦っている空を銀が覆ったかと思うと、
雲を滑り落ちて霞の花が落っこちてきた>>150]
おいおい…って、
へぇ。意外にやるじゃねぇか。
[ジルの突剣が見事に長虫を刺し貫くのを見て、
短く賞賛の口笛を鳴らす。
直後に、馬の腹を蹴って跳躍させた。]
上等。
[覚悟の強さを口にする霞草>>173に答える
とはいえ人形の如く感情がこもらないのは...にとってこれが常の戦場のスタイルだからだ。
そして、霞草の刺突により動きが鈍った瞬間を狙って、手から投剣にまで伸びる鉄の線引いて、剣を一気に引き抜き]
デューーーク!!こいつ頼む!!
[ちょうど長虫を倒し終えたデューク>>176を見て声を張り上げ、負傷した長虫も、霞草も任せ、自分は背後から伸び出て、叩きつけるように振るわれた尾っぽを横跳びに避け、その避けた側に、口をあんぐりとあけて向かってくる長虫の突撃を、エグゼキューターを砂につきたて、それを支点に強引に態勢を入れ替え。]
あほう、食い合え
[がっつりと仲間の尾に食らいつく、様をみて、にやりと笑った]
―――甘いんだよっ!
[視線を他の向けているのを隙と見たか、
……そもそも、長虫にそんな頭脳は無いような気がしたが、
砂を割って飛び出してきた一匹の牙を躱し、
着地の勢いを加えた一撃を胴に見舞う。
太い胴を半ば以上断ち切られ、
瀕死の踊りを見せる長虫の頭へ穂先を突き入れ、
沈黙させた。]
[ふと、眼前の光景に視線を向けました。
大地には生命が目覚め始め、雲間からもれる光を受け、輝いている。
水が溜まっている場所もあり――もしかしたらそちらにも命が生み出されているかもしれない。
おそらくは、永い時とともにこれらの命が成長を遂げ、そして――]
ダーフィトかあ……。
彼がそれを望むなら、いいんじゃないかな。
……勿体ない気もするけどね。
ギィやゲルトのように自罰的じゃないし、ディークやトリアのように楽観すぎでもない。ジークのように真面目すぎもしないし、フェリクスのようにマイペースでもない。
騎士の中のバランサーだと思ってたから。
……ただ、きっと向こうの方が大変だろうから。
必要な人材ではあると思う。
>>+92
そ……そう。お紅茶でいーい?
[言葉の意味はよくわからんが、とにかくナニカがんばったのだろう。労うつもりで紅茶でもいれたかな?……1%くらいのやる気で]
―旅立ちに―
>>3:420
[知識の騎士の旅立ちを見送る。
彼が、女神へと投げかけていた言葉を思い出す。>>3:276]
…怖さを知っているからこそ。
その「怖さ」から、誰かを護れるんじゃないかな。
たとえ「全て」に手が届かないと知っても。
お前は諦めないんだろうな。
[尽きない「探究心」は、強さだと思う。
それこそが、「知識の騎士」の武器なのだろうとも。]
一見、頼りなさそうに見えたが…そこらの剣士なんかよりずっと、背中を預けられそうなヤツだったな。
[鼻面を付き合わせる馬同士の交流を見ながら、フェリクスは前方に腕を差し伸べ、アイリの問いに応えた。]
駆けながら話そう。
風に心を洗わせながら。
行く先を決めるのはあなただ。
―砂漠―
[ジルや、聖騎士達が、運動と名のつく戦闘を、ひどく楽しそうにしているのを。
日傘をくるりと回しながら、ぼんやりと眺める]
……まー、楽しそうだこと。
[たしなめるような言葉に、咎める色はない。
むしろ、羨望の色が濃い]
/*
シルキー忙しいよなあ。よな。
砂漠行ったもんなあ。いっていい すか ね。
そわそわ。時間軸どうなってらっしゃる……
[ものっすごくてきとーに紅茶を入れた]
ふぁあめんどくry
あーはい。これリングクッキー
(てきとーにぽいしてぐでーっとしてる)
あ、そうだ。
ねぇ、アイリ。課題についてなんだけど。
さっきどこかでアイリが言っていたさ、
「見る、話す、触れる」の考え方、借りてもいい?
すごく分かりやすかったんだ、その説明の仕方。
― 天文台 ―
[そらに、白い雲が駆ける>>149
それは広く開けた天文台からも良く見えた。
見上げたその雲の先に、ひとつの予感がある]
まさか──…
[足が動いた。駆け出した足は止まらない]
───フリューゲル!
[白馬の名を呼んだ。あれはいつ名づけた名であったろう?
駆ける。人馬一体となった白銀が、砂漠へと駆け出した]
─→砂漠へ─
ああいうことができたら、気持ちよいのかしら。
……でも、気の遠くなりそうな鍛錬が、必要そうだわ……。
[そう呟いて、すっと手を伸ばす。
細く、華奢な腕。力を持たない腕。
ちっちっと指先を振ると、掌に薄紅色のまあるい花が二つほど、ぽぽんと現れる]
――……新しい世界における、女神と人の関わり方を定めよ。
[花びらに唇を当て、ひそやかに囁いた]
霞草の女神候補 ジルは、風の聖騎士 ダーフィト を投票先に選びました。
/*
まにwwwwあったwww
まにあったwwあぶねえwwwwあぶねえww
OKOK 話しようぜ、ヴィクトリア!!!
ジルのは砂漠にいかんでも決着はつくだろうと思いたい。
……ゆーても。
どー仕掛けますか、ねぃ。
[にぃ、と上がる口の端。
状況を楽しんでいる、とわかる笑み。
『
……っても、うだうだと考えててもしゃーないよ、なぁ?
[誰に問うともなく、呟いて、太刀を握り直し]
ってわけで……。
行くぜいっ!
[不安定な砂を蹴り、駆ける。
首に巻いた青がふわり、風に流れた]
ふぇっくしょい!
ああ、本当にまずい。どうにかしなくては。
[体力と気力はだいぶ消耗しましたが、幸い尽きてはいませんでした。
しかし、消耗の激しい状態は体調を崩しやすいもの。大事をとり、天文台へと戻りました]
― →天文台 ―
/*
コレ後から見たら多分うけるな……
砂漠ログ落としかけてたwww
でもヴィクトリアー!話したいぜー!!!
今夜が割とラストチャンス。
[すとん、と座り。日傘をくるくるした]
ダーフィト様、虹のかかる先を、きらきらした目でみてらしたわね。
ゲルトさんの表情が、止めても止まらないんだから、って風だったのが、なんだか。微笑ましかったわ。
バランスが良い方だし、どこにいらしても頼りになると思うけれど。
……しっかし、本当に楽しそうねぇ……。
[砂漠組を羨ましそうに見やる]
ん。
それじゃあ、駆けようか。
ここなら、どこまで行っても、夕食に間に合わないってことはなさそうだし。
[体重移動で馬に合図をする。オリクはかるい速歩で走り始め、ゆるい風が髪を過ぎる。
いつものことなのに、ただそれだけで心が落ち着き、透き通っていく]
[ゲルトの声>>184にすぐ反応し、状況を素早く確認]
任された!
[声をあげると、負傷した長虫とバランスを崩したジル>>180の間にめがけて、数歩助走をつけてから、大きく跳躍した。
片手と片膝をついて着地後、ばさりと顔にかかった長髪を、かきあげることもなく振り向きざまに、負傷しながらも向かってくる長虫を見据えて。]
はっ
[気合を入れて再び跳躍すると、長虫の頭上にカットラスを振り下ろした]
― 帰還後 ―
あ、新しい世界に命を吹き込むとはどういうことか、身をもって分かった気がします……!
[残った体力は少し。足取りも、不安定。]
というわけで、只今戻りまし、た……
―砂漠―
>>189 シルキー
…己の身を使いこなせるのは、確かに心地良いことだろうな。
だが…誰もが、「打ち壊す力」を持っていなければならないワケではない。と、オレは思うが。
[いつの間に来たのか。
女神の横で腕組みをしながら、舞う散る砂塵に視線を送った。]
[妨害に入る小物は、跳躍と切り払いであしらい、距離を詰める。
狙える所は限られているから、どうやってそこを狙うか、という事になるのだが]
……っと!
[ある程度、距離が詰まった所で駆ける足が止まった。
一拍間を置いて、右へと飛び退く。
直後に突き上げる、一際太い長虫の尾。
同時、上に影がさした]
二段攻撃、かよっ!
[着地点を狙った、牙の強襲。
更なる横跳びで直撃は避けるものの。
整いきらぬ体勢は完全な回避を行わせず、左の上腕を僅か、熱が掠めて過ぎた。
一拍間を置いて、散るは紅の花弁]
考え方を?
うん、いいよ。
ダーフィトも、アレクも、あたしだけにじゃなく、女神皆にヒントとしてあの質問をしたのだろうしね。
[砂漠組が楽しそうという言葉には]
やっぱり戦場に生きる人たちなんだね。
騎士たち……。
うん。彼は、風だから。
此処でずっとよりも、新しい場所で吹くのを、
楽しそうに望みそうなんだよね。
バランスがいいし、皆のおにーさんみたいだから。
2人の言うように、どちらに居ても頼りになってくれると思う。
/*
え。ええええ。ええええ
さ ばく なの!???
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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wwwwwwwwwwwwwwwどうしようww
―天文台 夜明け―
[柔らかな陽が彼の白銀の髪を照らし、柔らかく淡く輝いた。
陽に翳された金色の髪が、彼の目を焼いたのか。
彼はそっと目を細め、ゆるりと首を振る。>>109
貴方自身に賭けたのか、という言葉に、苦笑する。
……首は、ぎりぎり、振らなかった]
そう、言われると。
ひどく、格好の良い人みたいですわね、わたし。
[賭けたのは事実だ。
最後のチャンスだと、思ったから]
そんなにも美しい楽園を、思い描いている訳ではないわ。
綺麗過ぎたら、ただの夢になってしまうもの。
[それは、さびしいと。ぽつりと呟いた。
つくりものの世界に、人は住まうことができない。
それでも。
できるだけ優しい世界にしたいと、思うけれど]
[任されたというディークの声>>192を聞き届け、僅かに息を吐き、投剣を手近なところに突き立てる。]
なぁ…おまえらはしらねーんだろうけど…
[苦悶の唸りと、怒りの声とともに、尾が無くなった長虫がこちらを向く。
どうやら先ほどのは自分の尾だったらしい。
そして、エグゼキューター持ちを反時計周りにそれを回す。
突っ込んでくる長虫に対して、足に力を込め]
お前らが突っ込んでくるそれは…断頭台で首を差し出すのと…同じだ
[斜め横に飛ぶようにして突撃をかわすとともに、処刑刀を振り上げ]
死ね…
[冷徹に、冷酷に、処刑人の元にわざわざ首を差し出しに来た関心な長虫の首部分めがけて振り下ろし、二度降り下ろされることのない処刑刀によって斬り弾き飛ばす]
[周囲を見渡せば、砂を撥ね散らす小物たちの数は減り、
砂の中から襲いかかられることも少なくなる。]
そろそろ、良い具合だな。
[呟いた視界の端、
茶色い尻尾が親玉めがけて駆け出すのを見る。>>190]
あ、てめ!抜け駆けしやがって!
[最初に突撃した事は棚に上げて、
馬の鼻先をそちらへ向けた。]
/*
どうしようかなwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwww
ごめん、マジごめんwwwwww
紛らわしいこといったwwwwwwww
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