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[どうやら、致命傷は避けたようで。
血は流れていたが、中に弾丸がある、というのはなさそうで。]
くんなってトールも言っただろうが。
ここにいたら、お前まで怪我する。
[喰いたい、というこちらの欲求もあるからなおさら。]
― 早朝/三階・展望室 ―
[反応は、先ほどまでの様子とはまたかわっていた。
じっと見ていたが、一度目を伏せて、呆れたように立ち上がる。]
この強情っぱりめ。甘ったれのお子様め。
間違ってもそうならないように、痛みを味わう前に、さっさと止めてしまえって言ってるのに。
そう簡単なもんじゃ、ないんだよ。この、場ってやつは。……しらないのかい?
[苦いものを噛み砕いたような声。]
あんたがいつまでもあれを止めなきゃ、私は、あの子を、ころ――…
[人間だとわかっているのに。そう理解したから言葉はとまり、ぐっと強く奥歯を噛み締める。]
……殺さなきゃいけなくなる。
私は息子を人狼扱いされて、ずっと黙っていられるほど、出来た人間じゃないからね。
もう、調べてるんだろう。それを、伝えればいいだけじゃないか。そうしてくれりゃ、彼女は、殺させない。ちゃんと、守ってやるよ。私も、ね。
― エントランスホール階段 ―
要素も等しく命の楔。
欠ければ場は開放へと向かう。
[半眼伏せて低く呟く。
イヤイヤをするように首を振って残りの段を降りた]
― 翌朝/エントランスホール ―
トールさんと ディーク さん?
なんで
だって あんなに、仲が…
[二人の名前に、連鎖で思い出すのは、アデルさん。
どちらかが怪我をしたら、彼女はきっと、悲しむ。
行――、 いこうと、言うか、迷って。
>>続いた声に、]
え あ、
シュテラちゃん…
[無事な姿に、ほっとしたのは、きっと本当だった。]
もう収まらないところにきていることは理解している。
そうでなければ二人も殺し合いまですることはしないだろうしな。
ディークもトールを亡き者にして、私を手に入れようとしなかったところを見ると、兄弟の仲は一番に信じている。
[告げながら、歩み寄る歩は止めない。
今はもう、トールからもらったしおりのお守りも存在しない。
襲われれば身を守るすべはないだろう]
私は二人のことが好きだ。大切に思っている。
なによりも、私にとって、かけがえのない相手と思える数少ない相手だと思っている。
実の父にすら、私はそう思ったことはなかった。
[微笑んだまま]
だから二人にまず感謝をしたい。
[出来上がった香りを嗅ぎ、肌に落とし
混ざり具合を確かめなければ、それは完成とは言い難い。
だが弟子の作業は、完璧とは言い難かったが
おおよそ及第点が与えられるものだった。
これでいいのと問いかける弟子に>>163ゆるく首を振る。]
それはお前が判断しなければならない事だ。
イメージにどれだけその香りが近いかどうか自ら判断でき、そして、それを依頼主に納得させられれば、ようやく一人前だと言える。
[業は大丈夫だった。後はセンスの問題だ。
だがそれを自分が判断する事は、もう出来ない。
今まで育ててきた弟子の成長のその仕上げを
見ることが出来ないのもまた心残りだった。]
[どこか寒そうにコートを握り締める>>167弟子の胸中は知れない。
おそらく入れ物を探しているだろう、鞄を漁る様を
見るのを途中で止めようとして、その手にした物を見て
慌てたようにもう一度、そちらの方を見る。
忘れていた、そういえば持ってきていたのだったと。
少し早いかもしれないが、匂い袋のテストで及第点が取れれば
渡そうか、とも考えていたそれ。
自らも、自身の師に同じ事をしてもらった為、それに倣う様に
彼女の為に用意しておいた物だった。
案の定、再び泣き出した弟子を見て眉が下がった。]
……泣かせてばかりだな。
[盛大に溜息を落としながら
がり、と。
右手で乱雑に頭を掻いた。]
[気づけば当たり前のようにイェンスの姿は無く。
行くべき場所を探して歩き始めた。
左腕は相変わらず痛む。
暫く彷徨い歩けば、ようやく靄以外の物が見え
向かっていけば元同僚に遭遇する>>+32
タチアナも一緒だが、彼女は眠っているようだった。
互いに顔を見合わせれば、苦笑よりは諦めの濃い息を零し
それからイェンスについて話した。
彼を纏う霧の事など。
それからイェンスに会いに行くから、タチアナを見ていてくれという事だったので、暫く留守を預かることに。
たまに魘されるような事でもあれば、
そうでなくても時折髪を撫でた。
弟子にするのと同じように。
そうして戻ってきた元同僚は、苦い顔をしていた。]
…蔑ろにしていなくとも
無関心も同じことだと思うがな。
[ぽつり告げた言葉に、反論するような声が返る。]
……どうしていいのか分らなかったのがここまで来た、
ってのは分らんでもないが。
子供の一日、一年は、大人のそれよりずっと早く重い。
もう少し強引にでも手を引いてやれば、また変わったかもしれん。
……責めてはいないさ。
どうすれば良かったか、俺が上手く出来たか、答えられんしな。
[たまたまエレオが上手く行っただけだと言い
そして暫く話した後に、
娘と二人に欲しいと請われた為、その場を離れた。]
― 早朝/三階・展望室 ―
知ってるさ、簡単なモノじゃない事くらいっ……!
人の意思とかそんなもの、簡単に無意味にする、わけのわかんない状況なのは、思い知ってる!
[それらは忘れたかった事。
喰われた母、殺された父、そして半身。
躊躇いなく殺せた、見知ったひとたち]
だから……そういう、場所、だから。
逆に、俺には、今の在り方しか、選べない。
わからない……からっ!
[衝動を抑えつつ話を聞くために耳をアデルのほうに向ける。]
とりあえず、アデルの話くらいは聞くべきだろ?
[と、トールと睨み合ったままではあるもののそう言葉を紡ぐ。]
いかないほうが、いいよ?
いったところで、きっと、なにもできない、だろうから。
[対峙に手を出す気はさらさらなかった。
加わったら自分まで人狼であることを晒しかねない。
ここで死ぬ気は、毛頭無かった]
[トールの言葉に首を振り]
よくはない。
こうして三人で生きたまま会える、最後の機会なのだからな。
伝えるべきことを伝える最後のチャンスなのだ。
― エントランスホール ―
[シュテラちゃんの微笑が返っても、
ゾフィヤさんに返したように、微笑みは返せなかった。
でも、彼女の顔色が悪いのは、解ったから。
心配げな表情は、少しだけ浮かんだだろう。
ずきずきと 右肩が痛い。
彼女が嘘吐きの可能性。私は生きてた。ディルおばさんは?
でもそれだけが、判断材料にはきっとならないから。
>>209その言葉に、扉の方を見る。
>>214ゾフィヤさんの声が、聞こえてくる。
でも ずきずきと 右肩が 痛い。
頭の中で、声が聞こえる。]
シュテラ ちゃん
今日は、 誰 を?
― 前日・広間 ―
[内心ではただの気休めにしか過ぎないことは解っていたけれど。
ゾーイが自分が襲われないと思っていられるなら、それで安心できるなら、気休めでも構わなかった。
>>139部屋へ戻るという彼女に同行しようとしたけれど、一人で大丈夫といわれただろうか。
断られなければ部屋の前までは送っていって、自分はまた広間へと戻り食事を取った。
立て続けに人が死に、殺されている現状で食欲などあるはずはない。
けれど、食べなければもしもの時に動けなくなってしまう。
そうなったら、守れない。
自分自身も、何より大切なものも。
だから、無理にでも詰め込んだ。
食事を取り分ける時に、作られている量の多さが気にはなったけれど。
その意味を、この時に推し量ることなど出来るはずもなかった。]
[食器を片付け、部屋に戻ろうとして。
エントランスホールに飾られている人形に目を留めた。
言われてみれば、確かに傷つけられている人形の数が増えている。
それを見て、眉を寄せ。
何故か胸の中に、鋭く刺さる棘のようなものを感じた。
それが何か、考えることをしなかったのは。
きっと、考えてしまっては、気付いてしまうと思ったから。
───何に気付いてしまうと思ったのか、今はまだ、解らぬまま。
眠ることで、その棘を誤魔化そうとした。]
[ 物理法則に捉われる必要はないにも係わらず、未だ慣れていない身は普段通りに扉を開こうとして、通り抜けてバランスを崩しかけるはめになった。]
便利なんだか、不便なんだか。
[ 頭に手をやりつつ廊下を歩むも床を踏み締めることもなく、奇妙な感覚を味わいながら階段を降りる。
エントランスホールへと向かえば、見覚えのある顔。その中には手を下した娘の姿もあったが、一瞥をくれただけだった。]
―― → 一階:エントランスホール ――
[ディークの助け舟もあれば、さらに言葉を続ける]
そう、二人は同一に好きなはずだった。
けれどもいつしかその天秤は傾いていた。
[一度トールのをちらりと見て]
それも、大きな差というわけではなかったのだがな。
起きてしまったことは戻らないわけだし、それをどうこういうつもりはもういまさらにない。
[一度言葉を切り]
私なりに考えたのだ。
私としては別に二人とも一緒にで構わないのだが、二人はそれで納得はしないだろう。
そしてどちらを選ぶということは……とても忍びないことを深く感じた。
だからこそ私はこの結論に至った。
[拒絶する言葉はない。
代わりのように眉を寄せて、口を引き結んだ。
撫でられている間も針の攻撃は完全に止むことはなかったけれど、その数は減り、勢いはやや弱まっていた。まるで躊躇うかのように]
[何と答えが返っても、それ以上は何も言わずに。
彼の目が再び向こう側に戻れば、その傍をそっと離れる。離れながら一度だけ振り返った。
生前は嫌いで、こちらに来た後は興味がなくて、
けれど今はどちらでもなかった]
音楽家 フィオンが「時間を進める」を選択しました
― 早朝/三階・展望室 ―
知ってるなら、少しでもそうならないようにしたらどうだい!
[負けずに言い返し、それから、続く言葉に、怪訝そうにフィオンを見る。]
何がわからないっていうの。
……あぁ、言葉にならないなら、明日聞くよ。
少なくとも、人狼には、私が見出すものだってばれてないから、大丈夫だろうしね。
――何をしたいのか、どういう未来がほしいのか。
自分ではっきりと考えておいで。この強情っぱり。
[言いながら、ポケットにいれておいた香り袋を取り出す。
腰を折って、フィオンの目の前にぶらさげた。
ライラックのかおり。]
二人を選ばない。
そして二人の全てを受け入れ、私のことを差出すことに躊躇いはない。
[微笑みかけながらディークのほうへと向き、そちらを歩みよっていく]
テオドールからだよ。
あんたにね、フィオン。
強情張って、強がって、大人に見せかけて、そのくせどうしようもにガキなあんたは受け取ってくれないかもしれないって、あの坊が怖がっててね。
……これ持って休んで、落ち着いて、色々考えなさい。
あんたに何があったかとか、何を思ってるのか、私はわからないけどね。
それでも、気にかけてる人は、シュテラ以外にもいるんだよ。
今のあんたじゃ何を選んだって後悔するよ、強情すぎるからね。
[フィオンの鼻先に、白い匂い袋を近づける。受け取る様子がなくとも、受け取るまではこうしておくつもりで。]
[胸元に手を添えてわびるように一度頭を下げる]
つらい思いをさせて、すまなかった。
[かなうならば、そっとその手をディークの方へと伸ばし彼を抱きしめるとするように]
/*
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14859091
http://www.nicovideo.jp/watch/sm124772
これをエンドレスループ
*/
― エントランスホール ―
ここにいた方が安全、と思うけれど。
[ゾフィヤを護るならそれが一番良い。
けれど外にはもう一人のいとし子がいるらしいから、迷う。
一度には護れないとそう思っているけれど]
……あ。
[エレオノーレに問われ、狼狽を表に浮かべた。
真なる見出す者は、今日は誰を占っただろう。状況が変化した今、ここでは誰と言うべきなのか]
……トールさんは。人間。
[一瞬の躊躇の後、そう告げる。
月のいとし子が討ってくれるならよし。
疑う相手の示すものとして殺してくれるのでもよし。
言ってから、甘い考えだと唇を噛んだ]
[ 棚に並べられた人形に目を向け、その一つに己を象ったものはあるのかと、確かめようとした刹那 ―― ぐらりと、眩暈に似た感覚。]
……っ? 何、これは……。
[ 幾度かの瞬きのうちに周囲は霞み、藍色がかっていく。
目の前にあると思っていた景色は窓の向こうへ消えた。手を伸ばそうとしてみれば、その手首には糸がかかっている。]
/*
ごめんねごめんね
ついねついね
あああん決めてなかったかあああああ
そうよね 今日はシュテラちゃんだもんね
ごめ ん ね
適当に言えばよかったのに!
[見つめる表情は穏やかに微笑みかける。
普段と比べるならばそこにある感情を大きくうかがわせるかのようなもの。
深い親愛。家族を超えた感情。二人に向けるべきもの]
― 翌朝・客室K ―
[懐かしい夢を見た。
自分は幼くて、父と母がいて、フィオンがいて。
そして、フィオナがいた。
明るくて、優しくて、いつも喜んで出迎えてくれたそんな彼女が、子供心に好きだった。
今にして思えば、きっとそれは、初恋で──…
あぁ、これは夢だな、と。
解って、それでも尚、出来る限り見ていたいと。
そう願ってしまう、夢だった。
けれど、目覚めは必ずやってきて。]
………久しぶりに、見たな。
[浅い眠りだったのだろう、疲れの残る重い身体を起こして息をついた。
夢をみた理由は解っている、フィオンのあの十字架のせいだ。
そして、それが重苦しく感じる原因も。]
― エントランスホール ―
[月のいとし子を二人共に護りたいのなら。
ここで、ディークを人間だというべきだったはずなのに。
自らの命も差し出す覚悟はあったはずなのに。
そうならないだろう手を選んでしまった]
……んっ。
[相反する思いが渦巻き、左眼の奥に鋭い痛みが走る。
顔の左半分を手で覆い大きく息を吐いた]
[ ざわ、ざわ、ざわ、と胸がざわめく。
アデルがディークに手を伸ばす、抱き締めるような仕草、そして笑顔。
このざわめきは、嫉妬なのかと、自身に問い返す。
そうではない、と、何かが叫んだ。
彼女は何と言った?
自分を差し出す…? ]
[ 何処に繋がっているのかと、腕を引き上げ周囲へと視線を巡らす。強く引き、切ることを試みれど意味はないらしい。]
……囚われてる、ってことか?
やれやれ、
[ 肩を竦めた。
声には面倒くさそうな色合いが滲むのみで、焦る素振りはない。
知らぬ世界の手がかりを捜そうと、首を巡らせる。ぽかりと靄に空間が空き、ぼんやりと色が集まっていく。
睨むように見つめるうち、映し出されたのは母の姿*だった*。]
遠慮はいらない…
[その耳元に優しくそっと囁きかけた]
一度体を許した、仲だしな。
[ぽそりと懐かしい思い出ともに、全てを差出す覚悟を口にした]
― エントランスホール ―
[少しだけだったのに。
たった、少しだけだったのに。
―― その狼狽が、躊躇が、どうしてこんなに、
つらいんだろう。
今、私の頭は、彼女が狼狽してしまう理由を考えている。
彼が人間だという事が公になるとまずい事があるだろうか?
そんな理由は思いつかないから、俯いた。]
…
そ っか
……… シュ…
[>>234呼び掛けた時の、彼女の変化。]
― 翌朝・客室K ―
[フィオンは恐らく隠している。
そしてその理由は、きっとシュテラを守る為。
何故そんなことをするのかなんて、考えるまでもないだろう。
けれど。]
言って、すんなり聞いてくれる人でもないし。
──…聞いて、すんなり答えてくれる人でもないからなぁ…
[そう呟いたところで、昨日と同じように銃声が響いただろうか。
それが銃声だと理解すると同時、弾かれたように階下へ走っていった。]
― →エントランスホール ―
アデル!やめろ!
[ 三度、ディークにライフルの銃口を向けるが、その先にはアデルが居る ]
ちっ!
[ 舌打ちして、そのまま、二人の元へと駆け寄ろうとする ]
― 早朝/三階・展望室 ―
図体だけ本当に大きくなっちゃって。
うちの息子たちのよくできたことだよ。
[たち、と。
普通に口にしたけれど、実子の方はフィオンとは違う駄目さがあった。
文句ばかり言っていたけれど。一度口を噤む。]
大切に思ってたからだろ。あんたのことを。
[受け取ったから、手はひいた。
ふんと鼻を鳴らす。]
もうちょっと色んなものに目をむけなさい。
あんたはまだ若いんだから。
――…まだ大切なものに手が伸ばせるうちに、ね。
…そうだったな。
[懐かしい思い出に苦笑が浮かぶ。]
ありがとう、アデル。
ずっとずっとお前だけを愛してる。
[そう愛する人に告げ、獣は牙を――――。]
― エントランスホール ―
あ…っ、ゾーイ…無事、だったか。
──っ、 シュテラさん、大丈夫ですか?
[階段を駆け下りると、そこにはゾーイ達の姿があって。
少なくとも銃を向けられたのがゾーイではないと知れば無意識に安堵の色を浮かべたか。
けれど、シュテラの様子がおかしいのに気付くと、眉を顰めて問いかけた。
先程までの思考が脳裏を過ぎって、少しぎこちなくはなったけれど。]
[トールの声にそちらを振り向き、もう片方の手を彼へと伸ばす。
かなうならば抱きしめようと。
自分にせまる牙も感じながら]
ふたりとも愛している。
だからこそ、すまない。
そして、ありがとう。
[それが最後の言葉になっただろうか。
そこに浮かべる表情は今まで一番大きな感情を*乗せたものだった*]
― エントランスホール ―
[私は 彼女には近寄れない。
だって私は、 彼女の事を、信じていない。
ごめんね、 シュテラちゃん ごめん
私は、ぎゅっと、師匠のコートを握り締める。
抑える、抑える、抑えている。
素直に迎えるゾフィヤさんが、羨ましい。
―― 視線には、きっとそんな色が、混じった。]
ごめ
[もれた謝罪の声は、誰にまで届いたか解らない。]
アデル、アデル、アデル!!
やめろ!やめてくれ!!
[ 差し伸べられた手は届いたか?手にしたライフルを衝動のまま弟に向ける。今度は外すことなど有り得ない距離で ]
[愛する人の体を、痛みを感じることのないように一瞬で奪う。
そして、余すことなく一欠けらも残らぬように喰らっていく。]
は、はははっ…
なーんだよ、ローゼンハイムのおっさんよりも、
数口しか喰わなかったテオドールのおっさんよりうめぇじゃねぇか。
[それは愛している人ゆえなのかは分からない。
確かに『蒼花』の肉は極上だった。
それゆえに、だったのかもしれない。
詳しいことは分からない。
アデルだった物をくちにしながら、なぜか涙が止まらなかった。]
― エントランスホール ―
セルウィンさん…
[>>245次に見えた顔に、視線を送って。
>>248大丈夫だと答える友人に、―― 顔を顰めて]
う ん
[そうとだけ、答える。
そして、三人の様子に、ただ視線を送っていた。]
放浪小説家 アデルが「時間を進める」を選択しました
― 三階・展望室 ―
素直に気持ちを受け取っておやりよ。
もじもじと渡せないでいたんだからさ。
[まったくなさけない、とでもいいたげ。だけれどそれもすぐに、目蓋のしたに隠される。]
もうちょい自分のことも含めて、色々考えなさい。
いい年してんだから。
良いかい、一日だ。
私は今日、人狼を見出すよ。
だけれど。
……許されるなら、私は、あんたが何も言わなかったら、シュテラを狙う。
――私を殺してもいいけどね。
ただ、言ってくれるだけでいいんだ。私は、ジャンが狼でないと、はっきり証明されるのを、望んでいるだけなんだからね。
――…お前にしか、それはできないんだ。
邪魔すんな、トール!
[一度アデルから離れると痛みを感じながらも、
撃てないほど至近距離に近づいて体当たりを試みる。
それでライフルが落ちたのなら、トールの手の届かない遠くへと弾き飛ばすつもりで。]
/*
あっ
ディルおばさんずるい!
シュテラちゃん殺しちゃうは
私がフィオンさんにいいたかtt(
さて
二回言われたらいい(
賭博師 ディークが「時間を進める」を選択しました
― エントランスホール ―
そうか。…じゃあ、今の音は…外からだな?
[ゾーイからの大丈夫という返事を聞いて、ここでないならと玄関へ視線を向けて。
シュテラの様子には、身を案じながらもどこか探るような視線を向けただろうか。
だが。]
エレオノーレさん…?
大丈夫、ですか。
[ごめん、と聴こえた気がして。
その声の主の方を向くと、顔を顰めているのが見えた。
彼女へと手を伸ばしたのは、大丈夫かと案じたからだが。
それを彼女は、どう受け取っただろうか。]
― 三階・展望室 ―
……素直になりたくない理由、あるから。
[ぽつり、と返すのはこんな悪態。
その後の言葉には、やはり何も言わぬまま、ただ、若草色を伏した。
感じる痛みは、何に基づくものか。
疼きの苛みか──それとも。
遠い記憶が、思い起こさせるものか]
まだ、守るものがあるから。
まだ、助けたいものがあるから。
だから立ち止まるわけにはいかなかった。
命が抜けていくように思っていても、
――…駄目だった。
それが結局、何もすくえなかったのだと
大切なものを守ることなどできなかったのだと知るのは、
もうすこし、先の話。
― 三階・展望室 ―
自分を偽ったまま生きていると、すべてをなくすよ。
それから、後悔をするんだ。
――まだまだ、ガキだよ、本当にあんたは。
[それだけ言うと、しっかりと立ち、外へと向かう。
まだ朝の早い時間。
銃声も、まだ、先の話で。
一度、部屋に戻ったのだった。]
― エントランスホール ―
[三人を、見ていて、思った事は。]
え
[>>261伸びる手を、振り払い、思わずバっと、一歩ひいた。
だって私は、ディルおばさんから、彼が人だと、聞いていない。]
だ―― い
じょう…
[たどたどしく、言葉を紡いでいる途中、
>>255二度目の銃声が、響いて、びくっと身体を竦ませた。]
────…っ!!!
[再度響いた銃声に動きが止まる。
それ故にエレオノーレに伸ばした手は、彼女に触れることはなかっただろう。
今日顔を見ていない者の中には、フィオンとディルドレがいる。
もしも、撃たれたのが二人のどちらかならば─…
考えるよりも先に、身体が動いた。
玄関へと走りかけて、振り向き。]
様子を見てくる、ゾーイ達は危ないから此処にいろ。
[そう言い置いて、外へと飛び出した。
ただ、後からついてくる者がいても、無理に戻れとは言わなかっただろう。]
あぁ、いないさ。
俺が全部喰ったからな。
[たった一人の兄弟に近づく。]
だから、一緒に逝くか?兄弟。
[おそらく、自分も先ほどの弾丸によって長くはないだろうから。]
『光の護り手』は散った。
[そう赤い世界に声を放す。]
悪いな。
もうじき、俺も――。
[弱くなっていく声にイサーラはなんと答えたろう?**]
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