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― 現在軸/自室 ―
[今日は大学の授業のある日だった。
でも、部屋を出なかった。
今まで遅刻さえ殆どしたことはなかったのに]
……。
[ベッドに横たわり、強く強くクマを抱いて。
薄く開いた窓から入り込む秋の風が、
ひらひらと写真立てにかけられたハンカチを揺らし、
借りたままの医学書の頁を捲っていた]
[携帯をぼんやり見つめて]
:シルキー(DM)
昨日はケーキ作り楽しかった。ありがと。
また何か作ろうな!
美味しそうな待ち受けもゲットしたんだ。
[添付:真剣に飾りつけをするジルケの横顔写真]
[そして数分後。もう一通送った]
:シルキー(DM)
昨日の、あれ。誰にも言わないで欲しいんだ。
メルは他の人のこと、きっと想ってる。
打ち明けて潔く断られたほうが、変に感付かれるよりは
気を遣わせないかなって思ったりもするけど。
でも、まだ……伝えられそうに無いから。
[メルのことが好きだ。
なのに時折、もうひとりちらつく笑顔があって、戸惑う。
"友達"なのに、恋愛感情ではないはずなのに]
[彼女の言葉>>435に、無言で頷く。
中途半端に自分から別れを告げて、消化しきれないままズルズルと引きずり、切ない想いをした前の恋の二の舞にはしてはダメだと思った]
[抱き締めた彼女の温もりが、とても優しくて。暫く無言で抱き締めていた。
辺りが朝日が昇るにつれて、青い色が辺りを包む]
玲ちゃん、今日も学校有るよね。長々と引き留めてごめんね。
[そう言って彼女を部屋から送り出した]
[彼女を見送った後、つけっぱなしのパソコンに向かい、Twitter画面を開く。いくつか来ていたDMに返信を送ると、再びタバコに火を点けて。
どう話を切りだそうかと考えるので*あった*]
宛先:dafit(DM)
うん。でもさ、今日は飲みは良いから、ドライブに連れて行ってよ。
2人で話そう。誰もいない所で。
俺は3時半くらいには、大学から帰れると思うから。
連絡待ってる。
宛先:dafit(DM)(昼過ぎの空いた時間)
誰も辞めるなんて言ってない。こんな気持ちじゃ、描けない。別にアンタのせいじゃない。自分の気持ちの問題。
― 弟切荘近くの展望台 ―
[ 配達と称してこんなところにいる。昼は外で食べるといいつつ昼も食べる気力がなく。コンビニでスポーツドリンクを買ってボーッとベンチに腰掛けていた ]
バカだな…
[ 掠れた声で呟いた ]
[男には珍しく食欲が無かった。パーティーの楽しい空気の中では、食べる事が出来たけれど。おいしいと、ケーキや食事に笑う事が出来たけれど。
朝はボードに書かれた愛理の文字を見つけると、何も食べずに大学に向かった]
………。
[学食で頼んだ料理をぼんやりとつつくと、携帯を触った]
[ 秋晴れの真っ青な空に白い雲。
吸い込まれそうな青に心が洗われるようで 。
自分が親から愛されなかったと思っていたのも
悪い男にひっかかり、手酷く捨てられたのも
錯乱状態で自分の身を傷つけたことも
すべてが小さいことのように思えてくる]
― 朝・喫煙所 ―
[携帯でDMの返信を眺めながら、3本目のタバコに火をつけて、煙を立てる。
口ずさむのは『空も飛べるはず』。]
今の俺、空飛べるのかな。
[朱璃のTwitterでの活動休止宣言で、何をするつもりなのか察しはついた。]
午前中か、時間ねぇな。
[今からすぐに行けば、十分間に合う時間。
それでも、もっと時間が欲しい気分だった。]
待たせちゃいけないな。
― 回想 ―
[昨夜は結局、なにがあったのか気になりながらも、それは表に出さないようにして音也のお祝いに加わった。
音也には素直にプレゼントの準備をしていなかったことを謝って、後日渡すと言ったけれど音也はどう思ったろうか。
みんなが賑やかな中、朱璃と大の姿がないのに気付いて。
何があったのかは知らない、だから二人が気付いていないならと一人ダイニングから抜け出してそれぞれの部屋へと呼びにいったけれど返答はなく。
ダイニングに戻るつもりだったけれど、何故か賑やかな中に戻る気持ちになれなくて―
自分はいなくても、みんな楽しんでいるし、と。
自分の部屋に戻って、無理やり眠った。]
― キッチン ―
[キッチンで、愛理の書置き>>422の前に立ち、じっと見つめる。]
無理して作らなくていいんだって。
[朱璃に会いに行く前に、DMを送った。]
― 朱璃の部屋 ―
[コンコン] 入るよ。
[鍵が空いていることは分かっていても、ノックして反応を伺う。
部屋に入ると、朱璃はどんな表情で自分を迎えてくれただろうか。**]
― 朝 ―
[携帯のアラームに起こされたものの、目覚めは悪かった。
昨日なにがあったのか分からない、でもみんなの様子はおかしかった。
メルは知って欲しくないと言った、けれど。
それが、寂しいと思った。
幸生が自分のことを妹と言ったように、メルにとっても妹みたいなものだと分かっていたつもりなのに。]
……ほんと、勝手だな。私。
[寂しさを感じたのは、それにだけじゃなかった。
ジルケから玲を好きか聞かれた後、パイを作るジルケと玲の間に入れなかったことも。
賑やかにお祝いする皆の中にいるのにどこか遠く感じてしまったことも。
それは自分勝手な感情なのだけれど。]
/*
全力で自粛出来ない子でごめんなさい。
朱璃さん絡むと多角飛ばす余裕がなくなりそうで、他の人に任せようと思ったけど、
そこらへんのさじ加減が苦手なんです。
…前のままだったら、こんなことも思わなかったのかな。
[数日前までの自分なら。
今抱いている気持ちなど、わからなかっただろう。
それは、仄かな疎外感で。
小学生だった自分に、ある日急に向けられたものと、良く似ていると感じるもの。]
……………私、また。
無視、されちゃうのかな。
[ぽつり、と。痛みを伴う呟きを零し。
部屋のシャワーを使い身支度を済ませた後、食事も取らずに大学へと向かった。**]
――昼・弟切荘・ダイニング――
[色々心配で、昼休み中に弟切荘戻ってきたが、誰もおらず、
食事が作られた形跡すらなく愕然とした。今までこんなことはなかったのに]
ああ、もう。くそっ!
[先程返ってきた大からのメールを見てから更につのったイライラ感を、冷蔵庫に八つ当たりした。乱暴に扉を開いて中から卵と魚肉ソーセージを取り出した]
[魚肉ソーセージのフィルムを外そうとしてもはがせなかったので、包丁とまな板を取り出し、ソーセージを切ると言うよりは包丁で叩き割った。
だんだんだんっ!凄い音がダイニングに響き渡った
そのあと、フライパンに火をかけ、魚肉ソーセージを炒め、
ご飯をその中に投入した。そして卵を割り入れ、混ぜた]
[皿に盛ると、チャーハンという名の何かが完成した。
ソーセージは丸焦げで、ご飯はべちゃっとしていて
卵の殻やソーセージのフィルムが具材として混ざっていて
塩コショウなどの味付けの存在はまるでなし。]
・・・不味い。
[久しぶりに作った料理は相変わらず酷いもので。
火事にならなかっただけマシだと思うことにした]
[大量に作った({1}人前)のチャーハン?の余りは
ダイニングテーブルの上にラップをかけて置いておいた]
ったく。
[イライラ感は収まるところを知らず。
先程の大のメールに『ふ ざ け る な 。忙しくても時間とりやがれ』という返信を送り返し、午後の授業に戻っていった**]
宛先:dafit (DM)
1つだけ確認させてください。
朱璃さんとの写真を撮られたのは、私と食事に行った日より前の話ですよね?
― 弟切荘 ―
[大学の授業は一応受けたものの、制作に取りかかる気にはなれなくて。
いつもよりも早く弟切荘に帰ってきた。]
ただいま戻りました。
[挨拶をしてそのままダイニングにむかう。
食欲はなくて朝は食べず昼もゼリー飲料で済ませてしまったから、せめて夜はちゃんと食べるか、と思って。]
― キッチン ―
[ 30分ほど前から黙々と作業中 ]
……あ、もうこんな時間。
[ 夕方に朱璃の部屋に行くと約束しているのだが
遅れてしまいそうだ。
DMを送って手早く済ませる。
今日の献立は酢豚と麻婆豆腐である ]
[ 自分が食欲がなかったという理由から、
中華コーンスープを作っておく ]
茉莉ちゃんおかえり。
幸生くんご飯できたけど…どうする?
[ ダイニングにいた幸生に声をかける ]
― ダイニング ―
あ、愛理さんもうご飯作ってたんだ。
ごめんなさい、昨日もほとんど愛理さんに任せっきりだったのに。
何か手伝うことありますか?
[キッチンからする良い匂いが既に作ってくれていることを教えてくれる。
中にいる愛理に、申し訳なさそうに声をかけた。]
[ 茉莉からの申し出に ]
うん、あとスープに溶き卵を入れればいいんだ。
それをお願いしてもいいかな?
[中華風かきたま汁のイメージです]
あ、ただいま幸生さん。
[笑顔を向けようとしたけれど、どこかぼんやりとしている様子が昨日帰ってきた時のそれと重なって心配に表情が曇る。
が、愛理からスープをお願いと言われると、はい、と頷いて一旦キッチンへ向かった。]
あ、はい。
[上に行くという愛理に解ったと頷いた後。]
愛理さん、いつもありがとう。
でも、大変だったり忙しい時は私も皆もいるから、無理しないでくださいね?
[そう言って、ダイニングを後にする彼女を見送った後。]
幸生さん、折角だしスープが出来るまでご飯待っててもらってもいいですか?
[申し訳なさそうに首を傾げて問いかけた。]
/*
愛理さんが何故謝ってるのか本当に解らない中の人です謝られるようなところあったっけ…
むしろ謝るのってこっちのほうだと思うんだg
― 午前中/2階自室 ―
[>>447ドアのノックの音と共に、祐介の声が聞こえた。「居るよ」と一言告げると、彼が部屋へと入って来る。
いつもの、窓際のカフェテーブルの前に座って、窓の外を眺めていた]
うん。待ってる。
[茉莉の後ろ姿に、つとめてさりげない様子で話しかけた]
そうだ。茉莉昨日大からのマネージャーさん来た時いなかったよね。
大さんがさ、朱璃さんと2人の所、写真に撮られちゃったんだ。
危なく雑誌に載る所だったって。
みなさんも、行動には気をつけてください。って話してた。
俺、つい忘れがちだけど、大さん芸能人だったんだよね。
……茉莉にも、気軽に出かけてみたら。とか、言っちゃってごめん。
大さんや、茉莉の立場、ちゃんと考えて無かった。軽率だったよ。
[彼は、いつも通り自分の向かいの席に座っただろうか]
昨日は、買い物有難うね。お金払うよ、いくらだった?
[努めていつも通りに振舞おうとするも、若干声が震えていて。それに彼は気が付いただろうか]
[幸生の返事を聞く前に、愛理に頼まれたことを済ませようとキッチンへ入り溶き卵をスープに注ぐ。
卵がまとまって固まらないように、ふわりと混ぜて。
けれど、幸生からかけられた言葉に手が止まった。]
ああ、金額は…
[こんな時なのに、なぜか普通の会話をしている。
こんな時、どんな言葉をかければいいのだろう。]
……灰皿、借りるよ。
会社員 アイリは、栞を挟んだ。
え……
[大のマネージャーが来た時という言葉に、自分が帰ってきた時に出ていった男性のことかと思う間もなく聞かされた大と朱璃の話。
考えなくても、それがメルの聞かせたくなかった話だと解って。]
……なんで。
幸生さんが、謝るの?
[振り向いて、幸生を見上げた。]
[彼に金額を言われて、ポケットから小銭入れを出して、机の上にお金を置き「ありがと」と一言。
言葉がそれ以上出ずに。灰皿借りるよと言われ、無言で頷き、自分もタバコに火を点けた]
[暫く、沈黙が続く。息を吸うのすら苦しい、そんな時間。タバコを吸う事で、ようやく息を吸っているのではないかと思うくらいに、呼吸を忘れて。
ただ、タバコの煙だけが、辺りの景色を霞ませるかの如く。気が付けば、あっと言う間に1本を吸いきってしまう。
タバコを灰皿に押し付け、俯きながらゆっくりと切り出した]
[沈黙が、気まずい。
それでも、本題は切り出しにくくて]
昨日のおとやん、嬉しそうにしてたぜ。
それでな、シルキーがすごいプレゼントを用意してたんだ。何だと思う?
私は、幸生さんより…ううん。
皆より、子供だけど。
でも、自分の行動は自分の責任だってことくらいは解ってる。
だから、幸生さんが謝ることじゃないよ。
ううん、誰も謝る必要なんて無い。
悪いこと、したわけじゃないんだから。
[大が自分に言ったことは誰も知らない。
知られていたとしても、悪いなんて思っていないのは本当だから。]
昨日、祐介が買い物に出かけてる時に有った事、誰かから聞いた?
って、聞いてるよね。昨日、私の部屋の前まで来たよね?
ごめん、部屋の中に居て気が付いたけど、顔見れそうに無かったから。
[時々声が掠れそうになりながら、ゆっくりと喋る]
俺、昨日茉莉に、茉莉も大さんにどっか連れてってもらいなよって、言ったでしょ。
……本当さ。俺は男だから、写真撮る価値なんか無いけど、茉莉は女の子だもん。
大さんと出かけたら、写真撮られたりするかもしれないって。そんな簡単な事、分かって無かった。
だから…。ごめん。
[沈黙の中、二人が口を開いたのはほぼ同時だった。]
聞いたよ。それで、部屋まで来たんだから。
[続きを促すように朱璃の顔を見た。]
[大が女の人と出かけることなんて珍しくないし、朱璃が誰かと付き合っているということも聞かなかった。
だから悪いことなんて思わなくて。
それでも、謝る幸生の笑顔を見つめて。]
ね、幸生さん。
ご飯食べ終わったら、お買い物付き合ってくれませんか?
音也さんのプレゼント、昨日準備できなかったから。
男の人の好きなデザインとか、教えてくれると助かるんですけど。
[全く関係ないお願いを切り出した。]
[話を聞いて部屋まで来たと言われて俯いた]
やっぱり、知ってるよね。
4日前の夜、祐介が愛理ちゃん迎えに行った時に……。
私と大と幸生くんと3人で飲みに行った後、大とホテル行った……。
その時に、写真を撮られたの。
[俯いたまま、顔を上げる事が出来ずに]
4日前、確かその時は3人で飲みに行ってて、
喫煙所で、気まずい雰囲気になったのもあの日だったよな…。
[思い出すようにしながら、淡々とした調子で話して]
それで、活動休止ってやっぱりそれが原因だよな。
これから、どうするつもり?
4日前、確かその時は3人で飲みに行ってて、
喫煙所で、気まずい雰囲気になったのもあの日だったよな…。
[思い出しながら、淡々と話して]
どう思ったかな。
大さんから直接話を聞いたんだよ。
それで、最初に思ったのは、音也のことだった。
せっかくの誕生日なのに、って。
それからすぐに、朱璃のことが気になって、飛び出したな。
朱璃は、どんな顔をしてるんだろう、って。
どんな気持ちになってるんだろう、って。
/*
んーとりあえず破局フラグを立てたい訳なのですが。
この朱璃ちゃんってば時々勝手に暴走するんですよ。
「嫌なの、絶対嫌なの。ずっと祐介と一緒に居たいの」
終始こんな感じの思考で、どついたろか、と思う中の人(など居ないっ!)なのです。
そう言えば、その時、思いっきり大さんに怒鳴っちまったな。
帰ってくるなり、俺のところに来て、焦って口止めしようとしてたから、
こんなところで、俺に構ってる場合じゃないだろう、って。
朱璃や、他のみんなを放っておいて何やってるんだって、そんな気持ちだった。
…違うよ、幸生さん。
幸生さんは、子供なんかじゃないよ。
大人だから、たくさん抱えるものが多くて。
だから多分、人の分まで抱えることも当たり前になっちゃうんじゃないかな。
私は、皆に抱えてもらってる部分が多いから。
だから、こう考えるんだと思う。
[そう言って、スープの火を止め、幸生の分と自分の分を器に注いで。]
愛理さんが作ってくれたスープだから、美味しいですよ?
[にっこり笑った。]
うわ。行きたい。
可愛い茉莉とデートだなんて。もうものすごく行きたい!
でもごめん。俺、今日大さんと先約があるんだ。
明日でも良ければ付き合うけど、他の人と行ってくれても、かまわないよ。
[自分の想いとは裏腹に、怒りを露わにする事も無く淡々と喋る彼の言葉を聞き、ただ黙って俯いて。
音也の誕生日の話にだけは、「自分も参加しなくてごめん」と呟いた]
昨日はそれどころじゃ無かっだろうし、仕方ないと思うよ。
それよりも、活動休止ってこのことが原因なんだろ。
これからどうするつもり?
[口調は変えず、そのまま今後のことを切り出した。]
茉莉が仕上げてくれたスープね。
[くすっと笑う]
贅沢だよなー。こんな美味しいご飯が食べられるなんて。
……俺は、人の分まで抱えてるつもりは無いんだけどね。
茉莉には、そんな風に見えるのか。面白いね。
買い物にはいけないけどさ、ご飯、一緒に食べよ。
……本当、贅沢。誰かと一緒の食卓。しかもとびきり可愛い女の子だなんて。ね。
[自分を気使う言葉に、彼は怒っては居ないと感じる。
安堵の気持ちと共に、それではダメだと心の中で呟く。
一緒に居るわけにはいかない。
自分が今まで通りここに居て、もしもマスコミに嗅ぎ付かれたら……自分だけの問題では済まなくなる。
これからどうするつもり?と尋ねられて]
私は、ここを出る。
写真を撮られてる、私の顔も割れてるから。
もし、大と同じ屋根の下で住んで居る事がマスコミに嗅ぎ付かれたら、ここに居る皆に迷惑がかかるから。
[自分も淡々と思いを告げた]
宛先:inguriddo (DM)
ほんとに。そうなのか?
俺は責められたくなくって、言っているんじゃないんだ。
責めたいなら、責めてもらってもかまわない。
それだけの事を俺はしたんだからさ。
ほんとごめんよ。
[心の中で葛藤する。
一緒に行くと言って欲しい気持ちと
ここを離れたく無いから
別れると言って欲しい気持ちと。
自分の本心は、どっち?
答えを出し切れないまま、彼の言葉を待つ]
あはは、ありがとうございます。
[行きたいと言ってくれる幸生に素直にお礼を言って。
先約の相手の名には、今話を聞いたばかりだけに心配そうに見たけれど。]
先にデートの約束があるんじゃしょうがないですね。
考えてみたら今から出かけるんじゃ遅いですし、明日ご一緒してくれますか?
[そう言って、なにげなく微笑んでみせて。]
私も、ここに来るまでは大体一人だったから。
一緒に食べてくれる人がいてくれることが、すごく嬉しい。
[返って来た言葉は、予想通りで
そして、一番言って欲しくなかった言葉でもあり]
それでみんな納得すると思う?
俺が、そう言われて「はい、そうですか。ではさようなら」と言うと思う?
一人で勝手に決めてんじゃねーよ。
うん。それじゃ、明日ね。
[にっこり笑って、スープを口に含んだ]
……あったかくて、美味しい。
茉莉も一人の食卓が多かったんだ。あれは寂しいよねー。
俺、ここがすごく好きなんだ。
みんなと、家族みたいに、すごせたらなって。
茉莉が俺の事、お兄ちゃんに欲しかったって、言ってくれたのは、嬉しかったなー。
朱璃がここから居なくなれば、確かにマスコミの目は逃れられるかもしれない。
それでも、この屋敷で過ごした記憶は消えないんだぞ。
もしこのまま居なくなったら、残った人の気持ちはどうなる。
大さんの立場はどうなる。
もし、朱璃がここからいなくなって、仮に俺が残る様なことがあれば、俺は大さんを恨むぜ。
残った人のことも考えて、それから結論を出しても遅くないんじゃないか?
― 自室 ―
……いいにおい。
[結局朝から何も食べていない。
考えて、ぼんやりして、考えて、眠ってを繰り返していた。
祐介に教えて貰ったURL。
その物語を読む間だけ、空想に浸ることが出来た]
いいかげん、返さなきゃな。
[机の上の医学書。まだメルは帰っていないだろうか。
抱え持つと寝癖の酷いまま部屋を出た]
皆は、納得すると思う、よ。
だって、マスコミに嗅ぎ付かれたら、毎日のように奴らはやって来る。そして、ここの住人に根掘り葉掘りと聞きまわる。
ここは、大学生も多いのに、そんな勉強の邪魔になるような事や、それ以上に変な噂が立てば、この小さな町では皆居辛くなる。
そうなる前に、私が出て行けば、済むだけの話……。
[そう言って、彼の「一人で勝手に決めてんじゃねーよ」の言葉に、再び被せるように次の言葉を告げた]
祐介、あなた自分の置かれてる立場、分かってる?
私が大とホテルに一緒に行った事は、それは事実で。
いくら出版社に写真を持ち込まれずにもみ消されたとは言え、写真撮ってる奴に顔見られたんだよ私。
これで更に、私と祐介が一緒に居たら、どんな噂が流れると思う?祐介が作家として名前が売れた時に、最悪こんな噂が流れるでしょう、きっと。
自分の女を使って、有名俳優にコネを作った作家だって。
[堰を切ったように喋り出す。その言葉は留まる所を知らずに続く]
はい、約束ですよ?
[幸生に首を傾げ笑い、自分もスープに口をつけた。]
ほんと、美味しいですね。
誰かが作ってくれたっていうだけで、もう充分美味しいのに。
愛理さんにはいつも甘えちゃうなぁ。
[そう言って申し訳なさそうに苦笑した後。]
うちは両親共忙しくて中々家にいなかったし、いても時間が不規則だったから一緒にご飯食べたりできなくて。
だから…うん。私も、皆と一緒にいたい。
出来るなら、このまま、ずっと。
[それが無理なことは解っているけれど、本心からの願いを口にした後。]
私も、妹だって言ってくれたの嬉しかったですよ。
ずっと一人だったから、お兄さんやお姉さんがいてくれたらなっていつも思ってたから。
ああ、大さんおかえり。
今ちょうど飯食ってたんだ。大さんも食べる?
[茉莉のおかげで気持ちが明るくなって、大に対して自然に微笑む事が出来た]
貴方、どれ位本気で作家になりたいと思ってるの?
そんな中途半端な気持ちで、作家として生きていけるの?
何万、何十万とライバルの居るこの世界で、そんな生半可な気持ちじゃ通用しないのよ?
這い上がるのは、死に物狂いで上っていかなきゃいけないけど、転落する時は、本当に一瞬なのよ?
今、せっかく大がくれたチャンスが有るのに、それを棒に振ってまで私を引き止めるの?
あ…、おかえり、なさい。
…ご飯、食べられそうですか?
[大が入ってきたのを見て、つい立ち上がった。
疲れている様子に気付くと、食欲はあるかな、と声をかけ。
玲も入ってきたのに気付くと、同じように帰宅したのだろうと思い。]
玲さんもおかえりなさい、お腹空いてますよね。
座っててください、用意しますから。
[笑顔を向けて、そう言ってキッチンに向かった。]
玲もおかえり。
[笑いかける。茉莉に向き直ると]
本当?じゃあ、茉莉は俺の妹だ。はは、みんな羨ましがるよ。
Twitterで話したら、茉莉ちゃんはみんなの妹なの!とか、大反響。一人占いくないって、怒られちゃった。
ああ、玲ただいま。
被写体の話は、ダメだよなー
ごめん。余計な事いった。
[昨日の事があったんじゃ。引き受けはしないだろうと話を切り出しては、引っ込めた]
俺もメシ頂戴。
[茉莉には自然になるように、振舞っていった]
本当に、作家になりたいと思うのなら。
もっとシビアに考えて。
私は貴方の成功を、誰よりも祈ってるの。
私は……ここの皆の生活を壊すわけにはいかない。
貴方の、夢を壊すわけにはいかない。
だから出て行く。
出て行くことは、自分の軽率な行動が招いた、自分に対する罰よ。
[最後の方は、嗚咽交じりに呟くように]
立場なんてわかってない。
そもそも、自分の立場を考える様な人間なら、後先考えずに家を飛び出したりしてないって。
俺は、大さんや朱璃と違って失うものなんて何もないんだよ。
どんな噂が流れようとも、そもそもスタートラインにも立ってない。
作家になろうとしても、もの書けなきゃ意味ないだろ。
目の前の人間を見捨てて、冷酷な人間にならなきゃいけないようなら
俺は……
………
チャンスなんかいらない。
それよりも、目の前の一人の方が大事だ。
[幸生に笑いかけようとして、表情が固まった。
"妹"という単語。あからさまな程に、瞳が揺れて、伏せられる。
駄目だ、別に自分に向けられたものでは、ない]
……茉莉は、かわいい妹になりそうだな。
[それだけをどうにか返す。
そして用意しようとキッチンへ向かう茉莉を引きとめ]
いいよ、自分で用意できる。
茉莉はここの給仕さんじゃないんだから、自分を優先して。
如月さんと話してたんだろ。
[口調は穏やかを心がけたが、きつく聞こえるか]
え、そうなんですか?
…嬉しいな。
[幸生の妹発言にTwitterで反響があったと聞くと、素直に微笑んだ。
少なくとも、皆の妹と言ってもらえる自分のことは好きだと思えるから。
玲の返事はどうだったか。
大からも頼まれたので、はい、と頷いてキッチンで愛理の作ってくれた料理をよそってダイニングに運んだ。]
[玲が動揺したことに気付けないまま。
自分で出来ると言われると、顔を横に振って。]
ううん、私は早めに帰ってきてたから。
玲さんは今帰ってきたところだし、疲れてるでしょう?
それに幸生さんは、先約があるって。
[そう言って、大をちらと見て。
目が合うと、幸生からの話を聞いたが故の心配に表情が曇る。
玲の口調にはこの場で気付くことはなかったけれど、どこか違和は感じていた。]
[自分がおかしい。
もう何もかも許容量を超えてしまいそうだ]
被写体……ああ、梅酒の。
それくらい別に構わない。どうせ私なんだし。
[大にはそう答えて]
[それでも玲が自分でする、と言われれば大の分だけ。
そうでなければ玲の分も準備して、ダイニングに戻ってきて。
席に戻り、食事を再開して、ふと。
玲の口調の色がいつもと違ったからだと気付いた。
ジルケが玲を好きかと問いかけてきたことを思い出し。
玲が、自分のメルへの気持ちに気付いてしまったのかと思うと、一気に血の気が引いた。]
[一番欲しかった言葉が返って来た事に、一瞬だけ表情が緩んだ。それに彼は気が付いただろうか。
しかし、次の瞬間には軽くあざ笑うかの様に]
貴方、ホントに私と大が何も無かったって、信じてるの?
ホント、おめでたいわね。
純粋過ぎるのよ貴方。よく考えてみなよ。
女一人の力だけで、ここまで来れたと思う?
何か思わなかった?
確かに、今回は何も無かった。でも、それ以前に何か有ったとか、考えもしなかった?
これから有名になるかもしれない作家の卵に、付け入るなら今だと思ったのよ。それだけよ。
私はそういう女なのよ。
だから、引き止める必要なんて無いわ。
純粋に、お世話になったここの皆に迷惑かけたくない、それだけ。
だから出て行くの。
[ダイニングテーブルの上に、メルから借りた医学書を置く。
さすがに部屋に入るのは躊躇われたから]
これ、メルのだから。
こんな所に置いて悪いけど、汚さないように気をつけて。
もし帰ってきたら伝えて欲しいな。
[中には『ありがとう。助かった』のメモと、
ここのバラを貰い、押し花にして作った栞が挟まれている。
ほんのお礼のつもりだった]
[本当は、こんな事は言いたくなかった。
出来れば、平穏に過ごしたかった。
しかし、自分の軽率な行動が招いた結果。
絶対に、誰の人生も巻き込ませない――]
玲?
[心配そうに、腰を浮かす]
……。
[茉莉とのやりとりに、口を挟まず見守るが、その目は心配そうに、玲に注がれ続けていた]
[玲がメルの、といって置いた医学書を見て。
帰ってきたら伝えて、という彼女に、直接返せば、と言いかけて。
風邪を引いたメルの側にいたときの彼女を思い出し。
また、私のせいで遠慮させてしまっているのだと、思い込んだ。
心配そうに見つめる玲に名を呼ばれると、ついがたりと立ち上がって。]
あ…ご、ごめん、なさい。
なんでも、無いんです。
その…わ、私…ちょっと、出かけてきます…!
[食器もそのままに、外に飛び出した。]
ホテルで何かあったかどうかとか、そんなのはどうでもいい。
「一緒にいられるなら、どこでもいい」って言ってくれたのはその後のことだろ。
笑顔で「大好き」って言ってくれる前の出来事だろ。
過去に何してたか、とかどうでもいいんだよ。
今の気持ちはどうなんだよ、今の気持ちは。
失うものが何も無いからこそ、
不確かな将来より、目の前に厳然と存在する現在を大事にしたいんだよ。
朱璃そういう女なら、そういう女でもいいんだよ。
……そんな相手に惚れちまったんだから。それでも彼女なんだから。
/*
かはっ(吐血)(*そんな表情差分はありません)
多角はどーした多角はwwwwwwwwwwww
祐介違う方向に暴走してんじゃんかよwwwwwwwww
中の人(など居ないっ)の切なさゲージがマッハで振り切れそうなんですけどwwwwwwwww
…茉莉。
[玲とあるのかと思って、茉莉を追おうとも思ったが、追う勇気がなく。目で追うだけで止めて]
食べたら、でかけるか幸生。
[っとぽつりと幸生にいった]
―ダイニング―
ただいま。
今日もご飯は誰か用意しちゃったかしら?
[ダイニングの様子を見て大体は把握した。]
とりあえず、これはお土産ね。冷やした方が良いかもしれないわ。
[ノカのチョコレートブラウニーBOX]
そんな台詞、ホントに信じてたんだ。
役者と付き合ってれば、それ位の感情偽装なんて簡単よ。
バカじゃないの?
先の展望が見えない男なんて、要らないわ。
もう、話す事なんてないから、さっさと出て行って。
[強い口調で言い放った]
あ……、ああ、分かった。大さん。
[追いかけかけた体を、後ろ髪をひかれる思いで席におさめた]
ジルケおかえり。
[どことなく表情を作りかねて応える。大が食べ終われば、2人連れ立って出かけるだろう]
茉莉……!?
[とっさに立ち上がり、追いかけようとして。
でもまともに食事も水分も取らず睡眠不足だった身体は、
うまく動いてくれなかった。
よろめきそうになる足に、思わず舌打ちする]
ああもう、なんだって、……。
すまない、私の言い方が悪かったんだ。気がたってた。
茉莉にはメールでも謝っておく。
[ゆるい足取りで館を探すだろう。
居なければひとり、外に出て行く心算で**]
…甘いもの。
[シルキーのお土産に、甘いものが嫌いな大は苦笑して]
茉莉どうしたんだろうな?
俺はわからないな。
う…
いや、なんでもない。
[食事中にはしたない話は、さすがに止めた]
― 土手 ―
[後ろを振り返らないまま、走って。
川辺の土手に着いたところで、ようやく立ち止まった。
呼吸が苦しくて、喉が痛い。
それ以上に、胸が痛い。
玲に知られた。知られてしまった。
どう思っただろう、きっと嫌われた。
メルのそばから離れなかった自分を、汚いと思っただろう。
彼女がメルを想う気持ちは強いだろう、あの横顔がそれを教えてくれている。
その上、玲に嫌われたと知ることが怖くて、逃げ出した。]
………最低。
[こんな自分、大嫌いだと。
そう呟くと、土手に座り込み顔を伏せた。]
甘いもの嫌いだったっけ。今度からは、お酒のつまみになりそうなものでも一緒に買ってくることにするわ。
喧嘩でもしたってわけでもなさそうだけど…。
[ダイニングの面々の顔を見る限り、そんな様子はない。]
…外、暗いけど、行かせちゃって大丈夫?
出かけるのなら仕方ないけど。
/*
くそぉ、美味しそうなフラグが沢山有るのに、突っ込みにいけないこの歯がゆさ。
祐介、手ごわいな(褒め言葉
ああ、俺に気にするなよ。シルキー
みんな甘いもの好きだろ?
車ででかけるから、飲めないからつまみは大丈夫だぞ。
みんな、なんか変だな…
俺以外。
[冗談っぽくいってのけた]
[家の中にはいない。
とりあえず近所の小道を早足で歩き回りながら]
:マリエッタ(DM)
すまない、私、何か気が立ってて。
言い方がきつくなった。
マリが悪いことなんてなにもしてないから、大丈夫だから。
[それだけを送って。
だが誤解している彼女にそのまま伝わるかは分からない]
今更分かりきったこと聞くなよ。
馬鹿だ。俺は馬鹿だよ。
馬鹿だから目の前のことしか見えないんだ。
……またな。
[そう言って、部屋から出ていった。]
…俺たちは、出かけるから。
ちょっくら、車で通るよ。
行くぞ、幸生!!
[シルキーの言葉を振り切って、幸生と車で出かけてしまっただろう]
[弟切荘に帰るのが、怖かった。
学校とバイト以外、ずっとここに入り浸っていたのは、
ここの人たちといるのが楽しかったからだと
誰もいなかったダイニングをみて、気が付いた。]
(・・よかった、人がいる)
[人のざわめきを感じ安堵して、自分も中に入ろうとした時、中から茉莉が飛び出して、外へ走り去っていってしまった]
茉莉っ!どうした。
[声をかけたが、茉莉はこちらに気づかなかった模様だ。
慌てて、...は茉莉の後を追いかけた]
―弟切荘→土手―
甘いもの好きな人の方が多いのは確かね。
でも、1人で見物もつまんないでしょ。次は別の物も買ってくる。
・・・思うところあるんでしょ。色々あったみたいだし。
[出入り口の方へ視線を向けてどうしたものかなと考え込んでいる。]
/*
良かったメルさんが追いかけてる……!!
このふたりはなかのひと本気で応援したいのです。
玲的には複雑なんですけれど。
なんか安心した。ほっ。
[出ていった2人をぽかんと見送って。ぽつんとダイニングに。]
男性優先も珍しいわね…。立派に自分も変じゃない?
[とっくに姿も見えない誰かに呟きました。]
[顔を伏せて泣いていたら、携帯の震えに気付いて。
恐る恐る携帯を開いてみると、玲からのDMが届いているのが見えた。
その文面は、自分を気遣ってくれるもので。
それが、余計に申し訳無くて、苦しくなった。]
[部屋を出て行く彼を、振り返る事も声をかける事もせずに。ただ、黙ってタバコに火を点けた。
閉まるドア、遠ざかる足音。
くわえたタバコを前歯でギリっと噛み、今にも漏れそうになる嗚咽をぐっと堪える。とめどなく流れる涙を、手でぐいぐいと擦る。
それでも止まらずに――
タバコを灰皿に無造作に突っ込むと、ベッドに潜り布団を頭から被り、枕に顔を押し当てて――
泣き叫んだ――]
ぇ…
メル、君?
[玲にDMを返したいのに、何も言えることが思い浮かばなくて逡巡していると不意にかけられた声に顔を上げて。
息を切らしながら、自分に語りかけるその人の名を呆然と呟いた。
メルの足は走ることはできないはずだ。
なのに、自分を追いかける為に走ってきたのだとその口調から容易に察することができて。]
…ごめん、なさい。
[自分の身勝手で無理をさせたことを謝った。]
宛先:dafit(DM)
今更、アンタの事責めても仕方が無い。行くと言ったのは自分だ。それに、こんな事日常茶飯事だろう?何も問題ない。
違…だ、って。
メル、君。足、いたい、のに。
[自分が飛び出してこなければ、そんな無理せずに済んだのに。
玲にだって、心配かけて、気を遣わせて。
飛び出してきた時に入れ違ったジルケも、驚いていた。
幸生や大だって、きっと心配しているだろう。
そう思うと、余計に情けなくて泣けてきた。]
宛先:inguriddo(DM)
問題ないだと?
俺はこんなスキャンダルの一つや二つで、潰れない。むしろ知名度あがるんだぞ!
でもお前は違う。回りががらりと変わっていくんだ。
俺が普通の男なら、こんなに騒がれない。
明らかに俺サイドのミスだ。
お前が責任感じる事じゃねーんだ。
…める、くん。
[涙を堪えようと思いっ切り目を瞑ったけれど堪えられるわけもなく。
不意に、頬を伝うそれを拭う温もりを感じて目を開けた。
メルが指で拭ってくれたのだと、考えなくても解る。
申し訳無さや罪悪感が胸を占めて、どんどん苦しくなって。]
……なんで、やさしく、してくれるの。
[口が勝手に動いた。]
違、うの。
メル君が、じゃ、ないの。
私、メル君に。
優しくしてもらえるような、人間じゃ、ない。
ずるくて、汚くて、無神経で──…
メル君に、迷惑かけたく、ないのに。
ごめん、泣いたり、して。
心配するの、あたりまえ、なのに。
宛先:dafit(DM)
だから何?アンタ責めたら元に戻るの?アンタ責めたところで何も変わらない。だったら責める意味無いし。
宛先:inguriddo(DM)
そうかよ。
朱璃。お前の気持ちが、俺は心配なんだよ。
お前はいったな。俺と似ているって。
無理しているんだろう。
俺にはわかっているんだぞ。
お前には借りがある。
俺が辛い時。側にいてくれたじゃないか。
俺にはお前の辛さを、取り除く事はできないのか?
[祐介のことは知らないので、自分のせいでと責任を感じている]
宛先:dafit(DM)
何バカな事言ってるの。問題の原因であるアンタに、何が出来るの?傷に塩塗り込むようなものよ。
…メル君。
[ぽん、と頭に手を置かれて、目を開けた。
メルの言葉が、嬉しくて、苦しい。
メルの言葉はただの親切で、自分の気持ちとは違うから。]
…お互い様なんかじゃ、ないよ。
私は迷惑なんかじゃ、なかったもん。
…それに。
我慢しなきゃ、いけないことだって、あるんだから。
[だって、この気持ちは知られたらいけない。
これ以上玲の気持ちを踏みにじりたくない、邪魔したくない。
大好きだから。二人も、皆も。それを、壊したくないのに。
どうして出来ないの、と。苦しさに、目眩がした。]
/*
茉莉にこの場で告白してもいいんだけど、
その前に玲とゆっくり話をしたい。あと、オジさんとも。
ああ、玲がこの場に来てハーレム、じゃなかった修羅場にならないだろうか、と本気で思います。はい。
というか、本当に可愛い子二人の矢が僕に刺さっているのが、とても申し訳なくなっているorzランダ神の馬鹿。
っ…、
なん、で。
そんなこと、言うの。
[茉莉だけという言葉に、胸が高鳴る。
ただ心配してくれているだけなのに、都合の良いことを思ってしまう自分に腹が立ってくる。]
メル君が、頼りないとか、そんなんじゃない。
そんなこと思ってない。
なんで優しくするの、どうしてそんなこと言うの。
我慢してるの分かってて、放っといて、くれないの。
[なんで、と。
こんなこと言ってはいけないと思うのに、勝手に口が動いた。]
っ…、
[一息に言った後、後悔に口を噤んで。]
……ごめん、ね。
メル君、心配、してくれてるのに。
でも、私だけ、なんて言ったら、ダメだよ。
それは、メル君の特別な人に取っておかなきゃ。
[顔を伏せて、震える声でそう言った。]
― 夕方/2階自室 ―
[愛理との約束の時間迄に、なんとか泣き腫らした顔を戻すのに、氷袋を顔に当てていた。
なかなか引かずに、ずっと当てていたのだが、>>465ノックの音が響いて、自室のドアを開けた]
[茉莉の後を玲が追いかけて行く。ジルケの言葉>>539に再び腰を浮かして心配げに出口へ行きかける。
大に急き立てられるように、車に案内されながら、メルが茉莉を追いかけたのに気付いてほっとした。]
メル!頼んだ。
[かけた言葉は多分彼には届いていない。大が回してくれた車でメルが茉莉に追いついたのが見えた。>>551]
『To:玲
茉莉はメルが見つけた。お前も早く弟切荘に帰れ。』
[用件だけの短いメール。心配そうに声をかけてくる大>>551に]
………なんだろう。なんだか、思いつめてるみたいだね。
さっきまで、明るく話してたのに。
[ぽつりと答えた]
>>562
理由なんて、わからないよ。
僕がしたいから、してる。ほっときたくないから、ほっとかない。
引かない事で、茉莉に迷惑かけているのはわかってるけど、
だけど、引かない。僕は我儘だからね。
[そう言うと、茉莉が>>563に問われて]
特別な人――ああ、恋人とか好きな人とかそういうの、
今はいないし、これからしばらくできる予定もないから、問題ないよ。
勉強に忙しいし、彼女ができたらお金かかるし、面倒だし――あれ?
[いつも思っていた事をさらりと言った。
はずなのに、なんか、自分で言っていて、激しく動揺した。
胸の奥が何かにえぐられるように痛かった]
……、違、う。
迷惑なんかじゃ、ないの。
メル君が悪いんじゃ、ないの。
[メルが我儘なわけじゃないと頭を振って。
続けて言った自分の言葉への返答に、やっぱり幸生と同じように妹として大事にしてくれているんだ、と確認したけれど。]
……メル君?
[どこか動揺している様子を見て、首を傾げた。]
[入ってきた愛理に絶句され、今更ながらに自分の酷い顔を自覚する]
あ……ごめんね。ちょっと色々有って泣きすぎた。Twitterでも心配かけて、ごめん。
こんな状態だから、絵が描けなくて……。それで休止宣言したんだ。
[DMで問われた理由を答えた]
[夢でも見てたんじゃないかと思ったけれど、
昼頃自室で目覚めたときには、まだ、手の中にその鍵はあった。
今まで乗ってた中古車のワンボックスカーとは全然サイズが違うから、慣れるために少し郊外まで走ってきて…
帰りに熱々のたい焼き買って帰ってきたのだけど…]
…あれ?みんなは?
[ダイニングに顔を出したら、シルちゃんしか見当たらなくて、不思議そうな顔。]
[走る車の中でまたぐちゃぐちゃになって行く気持ちに、一つ溜息をつく]
『To:玲
無理するなよ。ゆっくり休め。』
………。
大さん。星の見える所に行きたいな。車止めて、話そ。
[自分には珍しく、大に行き先をおねだりした]
― 自室 ―
[その後、部屋に戻ったが、何も手に着きそうもないまましばらく天井とにらめっこしていた。]
[どれくらい時間が経っただろうか。
ガバッと起き上がって]
一人で抱え込んでる場合じゃねぇよ!
こういう時こそTwitterを活用しないと。
[誰かを通して、公式RTで全員に伝わらないか、と言う願望を込めて拡散希望でツイートした。**]
おかえりなさい。
何か色々あって出てってしまったわ。
人間関係って大変ね。
[1人でお茶してました。]
お菓子買ってきたけど、食べる?
[ 朱璃がここまで泣くのは、余程のことだろうと
...の胸も締め付けられる思いだった ]
朱璃さん…なんでこんなことに…
それに…これからどうするんですか?
[ 聞いていいのか躊躇われたが、聞かずにいられなかった ]
で、愛理ちゃんも色々聞きたい事がって言ってたのは……。
もう知ってるんだね?私と大の写真の話。
[さっくりと本題を切り出した]
>>577
なんでって……自業自得?みたいなものかな。
これから、かぁ。
ほとぼりが冷めるまでは、取材旅行にでも出て、暫くここを離れようかな、とか思ってる。
[祐介の呟きを知らずに、ここから出るとは言わずに言葉を濁して]
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