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― 長老宅 ―
[ 絵筆の影響で、奇妙な言動をする者や、不思議なものを見る者が現れたとしても、余計な手出しはせずに長老に報せること。という触れを改めて出すことの確約を得て、男は漸く息をつく ]
頼みます。町がやたらに殺気だっていて、このままじゃ絵筆が暴走する前に人間が暴走しかねない。
[ 話が一段落した後、もう一つの気がかりを確かめようと、再び口を開く ]
さっき外で聞きましたが、また封じられた者が出たそうですね?今度は二人だとか、今はどうしているんです?
[ 問われた長老は、報告されていた事実を男に伝えた。その中には、絵師が少々参っているようだという話も混ざり込んでいただろう ]
そうですか…
ちなみに、父親の得意技。
「オマエが●●才までオネショしてて、それに効く薬をお袋さんが俺に頼みに来てた事を言いふらしてやろうか?」
とか、そんな感じの子供の頃の話をネタにする事。
若い薬師は、父親のそういう面を見習いたいと思ってます(ぇ
あ、はい。香草茶とトースト、承りました。
[洗面所から戻ってきて、注文を受ける]
……ああそうだ。そいつ、触るならこっちでお願いしますね。
あんまり人目につかせないようにって店主が言ってましたから。他のお客が見たらびっくりするかも知れませんし。
[本来なら厨房に店員以外を入れるのもあまりよくないのだけれど、薬師は店主の知り合いだし、それに もさっ を引き離せるならありがたいので何も言わなかった。
本音を言えば店にでも外にでも何処へでも行って欲しかったけれど、口にはしない]
― 中央広場 ―
分かる。長く潜った後になったりするから。
[その時はアッサリと誤魔化されて流した。
後で思い出したりすることはあるかどうか]
かもしれない。
まあ、それなりに。
[同じく自分から進んで交流するような方ではないので、記憶を探ってもよく思い出せなかった。
図書館に入り浸る姉と行動してれば違っただろうけど。
カシムとは幼馴染や姉を除けばかなり親しい範囲に入るはず]
これも乾かしたら持っていくつもりだし。
[ささやかな今日の成果の入った籠を示した]
― 喫茶『blau』/厨房 ―
うーん。何だか落ち着きますね。
落ち着くというか、和む?
[もふもふわさわさ、わきわきわきわき、と。
もふを堪能してたトコロで、カシム>>199の声が聞こえてきて手が止まった]
…………カシム。
今、何か言いましたか?
[モフから手を離して立ち上がり、とーっても良い笑顔で歩み寄り。
逃げられる前に追いつく事ができれば、左手を肩に回してコメカミをグリグリしようとしたり、チョークスリーパーを仕掛けたりなどしたかもしれない。
もふは『一緒にあそぶー』とでも言いたそうに、足元でぐるぐる駆け回ったりしてただろうか]
― 『月のアトリエ』・地下 ―
……ん、そう言えば。
最悪には、備えておいた方がいい……よな。
[自身が封じられ、『絵筆』が戻っても誰も『解放』を行えなくなる可能性。それだけは避けたい]
まあ……『新たな月』が都合よく昇るとは、限らないが。
何もしないよりは、きっと。
[呟いて、ポケットから出すのは小さな炭の欠片とハンカチ。
広げたそれに、手早く『解放の呪』と呼ばれる言葉を書き連ねてから、またポケットに戻す]
……これが、役に立つような事態には……できれば、ならんで欲しいけど……ね。
―喫茶『blau』/厨房―
[注文されたのは簡単なメニューだったので、程なく出来上がった。
香草茶の方は普段店主に任せているため、少し味が違ったかもしれない。
薬師はすぐに動いたかどうか。まだ もさっ をもふもふと堪能しているようであれば、ひとまず適当な席に置いておく]
……そういえばさっき、こんなやつを本で見たような。
[未知の生物との距離を測りながら、何となく思い返すのは図書館で見た兎の絵本。
それがかの少女のお気に入りと同一のものだったかどうかは知る由もないけれど]
― 『月のアトリエ』 ―
どこ行ったんだろう…。
『絵筆』のことで長老達に呼ばれでもしたのかな。
[結局、姿を見つけることが出来なくて、アトリエ内に佇み眉尻を下げた。
これ以上居るのも申し訳なくなってきて、そろそろ出るべきかと考え始める]
無理、してなきゃ良いな…。
[『絵筆』関連の騒動だから、『絵師』である彼に白羽の矢が立つのは目に見えていて。
あらゆる事象に関して問いを向けられているであろうことは用意に想像がついた。
祈るように胸元で両手を握り、眉根を寄せ瞳を閉じる]
──こんな状態なのに、クーノ兄の手伝いが出来ないなんて。
[胸が締め付けられるように苦しい。
泣くのは堪えたけれど、僅か、目端に滲んでいたことだろう。
アトリエを出なきゃ、と思いながらも、なかなか足が動いてくれなかった]
/*
さて、絵師落ちの場合の村側的落としどころを一つ思いつきはしたものの…一緒に、こっちも落ちれば実現不能、と。まあラ神次第ですやねー。
個人的にはコンラートと下で話す時間がある方が楽しいけど。しかしそれでは前村の再現wwwwww
― 中央広場 ―
……え、潜るってもしかして海に?
[驚いた表情で思わず問い返した]
それなりに仲良し。……そっかぁ。
カシムにこんな可愛い女の子のお友達が居るなんて知らなかった。
黙ってるなんてカシムも隅に置けないんだから。
[盛大な勘違いを海人の彼>>203に披露しうんうんと頷いている。
からかうネタにでもしようと思っているらしい。
示された籠の中を覗き込み、それから顔を上げて]
『blau』に行くならこれもお願いできないかな。
カシムとはちょっと顔をあわせ難くて……
[幼馴染の口にした話を思い出し
目を伏せ仄かに頬を染めて小さく身じろぎながら
料理本をつ、と海人に差し出した]
― 喫茶『blau』/厨房 ―
[その後、洗面所から戻ってきたカシムに注文をした所で、もふるならこっちで>>202と言われれば]
確かに……この状況で見慣れない生き物を見たら、疑う人も出るでしょうからね。
[薬師からみれば、害をなすようには見えないには『珍しくて面白い物』という認識でしかないのだが。
そう思うのは、きわめて少数であろう。
香草茶とサンドイッチの用意が出来れば、一旦もふから離れてカウンター席でサンドイッチを頂く。
ノーラに止められなければ、サンドイッチを頂いた後、香草茶は再び厨房でモフをもふりながら飲むかもしれない**]
/*
何処までボケられるかに挑戦!
というわけでもないが……。
とんでもなく残念な子になってるな。
ちなみに最初はセルウィンで入ろうかと思ってた。
職業は同じで。
[ 程なく、長老の家を辞し、男が向かうのは、己の仕事場である林檎の樹のある町はずれ。封じられた姉妹の事も、絵師の事も、幼馴染達の事も、気にかかりはしたが、だからといって大事な林檎を放置する事は出来ない ]
シェイは、もう来てるかな…?
[ 頼んだ海藻を届けてくれると言っていた海人の青年に、きちんと礼も渡さなければと足を早めた ]
― 長老宅→町中 ―
― 中央広場 ―
……確かに逞しくはないけどさ。
[怒鳴りつけるには気力が足りなかった。
籠を持ち上げたまま、ガックリと肩を落とす]
シェイ=セルリアン。
女の子じゃないから……。
[項垂れながら名前を告げる]
― オズワルドの工房 ―
[扉が開く動作>>208は丁度見れない位置。開く速度など通常気にしない為に気づかず、扉を開けてもらえば包丁の入った篭を持ち上げ示す。
外から工房の中を覗けば、余り片付かれていない工房の様子に微妙な顔をする。自宅はもっと酷いとは思いも寄らないが。]
きったないわねぇ……ちょっとは片付けなさいよ。
[ちゃんと仕事出来てるのと言いながらも、篭は預けようと渡す。
その際先ほどのカシムの言葉を気にして、オズワルドの顔を覗き込んだ。
光の角度のせいかもしれないが、今は傍目に見て顔色が変わっているような事はないように思える。]
……顔色は悪くないみたいね。
さっきカシムが、あんたが食欲なさそうだとか言ってたけど。
[体調崩したりしてないわよねと問いかけた。]
― 『月のアトリエ』・地下 ―
……さて、凹んでいても仕方ないし……もう少し、動くか。
[呟いて、立ち上がり、作業を再開する。
代々の『絵師』の絵姿は、都市の積み重ねてきたも一つの『歴史』。
一つずつ棚から引き出しながら、『記憶』しか知らぬ先達たちに思いを馳せた]
一つひとつの積み重ね……か。
[小さく呟いて、また確かめて。
何枚目かの絵姿で、手を止める]
― 中央広場 ―
わぁ、凄いね。
私、水に顔つけて目を開けられないから
潜ったことないんだよね。
[其れを恥ずかしい事とは思っているようで
てれてれしつつも目の前の海人に尊敬の眼差しを送る]
……え?
[何故か固まってしまった海人に
笑顔のままこてんと首を傾げる]
……あった。
[一度目を閉じ、あの時垣間見えた姿を思い起こして。
それから、もう一度、手にした絵を見る。
どこか物憂げな面持ちの青年を描いた絵姿。
名を思い返すのは、少しだけ、時間がかかりそうだったから、一時それは放棄して]
……ま、問題は、これをどう使うか、だけど。
それはこれから考える、か。
[大雑把な呟きの後、それを抱えて上へと戻り、大き目の布に包んでおく]
さてと、それじゃ……少し外、歩くか。
[出来るなら、『解放の呪』を誰かに託しておきたい、という気持ちもあるから。
一先ず、外を歩く事を選択して、アトリエを出た]
/*
ところでランダ村じゃなかったら、絶対、今日俺落ちが美味しい場面よね。とか思ってる。
普通村で狼だったら、むしろ真っ先に、このタイプは食ってますww
………え、……あっ!
[シェイと名乗る彼の言葉に漸く勘違いしていた事を理解した。
恥ずかしさに頬が熱くなるよう]
ご、ごめんなさい!
た、逞しい逞しくないじゃなくて、あの……
ほら、美人、だから、てっきり、女の子だとばかり……
[申し訳なさに頭を深く垂れて謝る。
そろ、と顔をあげれば眉尻の下がった情けない顔が覗く]
え、えーっと。
私はユーリエっていうの。
カシムの幼馴染で写本を作るのが仕事、なんだけど。
[頼みごとを出来る雰囲気ではないだろうと
つつ、と差し出した本を引っ込めようとした]
/*
さて!
引きこもりを解除したはいいが、どこ行こう!(←
いや、引きこもったまま更新迎えてもいいかな、なんて思ってたんだけど、それもどうよ、って思ってね!
/*
ほいでもって、そこのネタ師はwwww
なに、楽しい事をwwwww
あ、ちなみに暴走先達のイメージは、地味にライヒアルトです(ぉぃぉぃ
他人様に見せられる部屋じゃないよなあ……
はいよ、仕事はしっかりさせていただきますよ。
[苦笑しつつ籠を受け取る。
籠の中の包丁を覗く眼差しは真剣だ。
と、唐突に顔を覗き込まれたので首を傾げる。]
へ、カシムそんなこと言ったのか!
あー、ほら。流石の俺でも、連続してたくさん胃袋に詰め込むのは難しいってことだよ。食生活改めねえと。
[誤魔化すように笑って、話題を移そうとした。]
そいえば、絵筆が暴走して大変なことになっちまってるけどさ。
姐さんは、あの時の声、聞いたか?
『そらへ』って、あれ。
―図書館―
どうしよう……
[本を読むことが出来なければ図書館ですることはない。
人が読んでる本を盗み見ることもしたくない。
ただ、見ていることしかできない。
お姉ちゃんを呼ぶのは邪魔をしそうで、できない]
オズワルドさん……
[好きな人の名前を呟く。会いに行こうとも思ったけど、悲しくなりそうでできない]
― →都市内通路 ―
[ようやく足が動いてアトリエを出たのは、コンラートが地下から戻ってくる少し前。
入れ違うようにして都市の中を伸びる通路を物憂げな表情で歩いていた]
『絵筆』…本当に、どこにあるんだろう…。
[様子がおかしいと感じたのは、心を封じられた後に見たアレクシスくらいだったか。
けれどあれは『絵筆』を持っているというよりは、『絵筆』を探しているような感じで。
秘匿しているようには見えなかった]
[自宅を出た時ほどの身軽さは無く、足取りはどちらかと言うと重々しい。
中央広場が見える辺りまで来ると、ちらほら見知った顔も目に入ってきた]
…あ、シェイ。
元気そう……なのかな。
[女の子に間違えられてしょんぼりしているとは知らず、その様子に僅か首を傾げる。
さらりとフードの下で銀糸が揺れた]
― 中央広場 ―
[アトリエを出て都市を歩く。
先に感情を乱した様子を見た者たちが微妙に引いてるなあ、と思いながらも態度は変えず。
ひとまず、向かうのは都市の中心である中央広場]
…………げ。
[踏み込んで、最初に目に入ったのは兄貴分の姿。
別名、できればあんまり会いたくない筆頭。
故に小さく呻いて、回れ右をしたい衝動に駆られたものの。
何か躊躇っているような様子に疑問を感じて、こて、と首を傾げた]
・・・
一応ずっとオンだけど、
果たしてどう動いたものか・・・
んー。
シェイを一人っきりにはしたくないし、帰るかなぁ。
そしてふと思った。
『絵筆も自分の能力と同じで暴走してるかも』って発言、して良いのかな。
オクティには制御不能を伝えられるし、絵師様には制御不能の可能性を伝えられる。
・・・問題は、して良いのかどうか迷いすぎてタイミング逃しまくった事だけで。
― アトリエ ―
[自分の問いに対して、絵師はひとつひとつ丁寧に応えてくれて。>>166>>167
シオン達が、今すぐどうこうという訳ではないと聞けると、少し強張りはとけた。
けれど、どうしてシオン達がという問いには絵師も答えを持たないと知れば、防ぎようがないのかと。
泣きそうになって、堪えるために目を伏せた。]
― 中央広場 ―
[向き不向きと言われれば
少しだけ恥ずかしさも和らいだ。
シェイの照れる表情をみてやっぱり可愛いなと思ったが
続く言葉に思わずそれを飲み込んで]
男らしくないとかそういうのじゃなくて……!
見た目よりも中身で勝負だと思うの!
[ぐっと拳を握り言ってみるが
フォローになっているのかいないのか。
恨めしげな声音におろおろしている]
― オズワルドの工房 ―
こんなんで満足してるようだったら、取れる注文も取れないわよまったく。
[自分の時と違って家の中で取る注文もあるだろうと思いながら、カシムに刺すのと似たような感覚で釘を刺す。
食の事を聞けば、職業柄かじとんと半目で見てやった。]
定期的に食べなさいよ…。
なんでこうも、食事を疎かにする奴が多いのかしらねほんと。
[今の絵師といい前の絵師といい、ゾフィヤといいあとユーリエもだったとか思い当たる連中を片っ端から思い浮かべながら溜息を零す。
誤魔化すような笑いは、それが幼馴染2人相手なら気づく物もあっただろうが、オズワルドがそう言うのならと疑う事は無い。
絵筆のことも今は大事な事柄であり、話題は自然話そちらに移る。]
― 中央広場 ―
[シェイと話をしている子にあまり見覚えは無かった。
仲良いのかな、なんて思って眺め、周囲に視線を向けて。
蜂蜜で世話になっているヴェルナーを見つけてから、別の方にコンラートの姿を見つけた]
ぁ…、大丈夫そう、かな…?
聞いたわよ、店の中にいたんだけどそこにまで聞こえたわ。
……あれって、多分絵師様の声なのよね、今の絵師でも、前の絵師でもないんだろうけど。
[絵師が空にいけない運命である事は、まだ知らない…はずだった。
ふつと、また何か思い出しかけては消えていく。]
空に行くのを待てなかったのかしらね…。
[結局は何故こんな事をと、原因もその心も知らないまま首をかしげていた。]
― アトリエ ―
クーノ兄…?
…、うん。ありがとう。
[>>168絵師からの誘いには唐突さは感じたものの、元気づけようとしてくれているのもわかって。
フィーも一緒なら、と頷いた。
フィーが帰る時には送っていこうかと申し出て。
断られても途中までは無理にでもついていった。]
―回想・アトリエ―
(・・・もしかして、絵筆の方もアタシやアレクせんせーみたいに制御できなかったりするんだろうか。
正直、そうでもないとシオンやドロシーの心封じる理由ないよね。
長封じる意味も無いし。)
[そんな事を想ったけれど、確証が無い為口には出さず。
シオンとドロシーを助けるためにも筆を見つけないと、
と決心を補強して。
茶会の誘いには、喜んで応じるだろう。
・・・昨日の料理が惨事だっただけに、甘味は欲しいだろうし。]
フィーって、見習い司書のゾフィー?
お世話になってるのは私の方かな。
[シェイの口から紡がれた名にはたりと瞬く。
さすがに毎日のように通い顔をあわせるのだから
名前くらいは覚えていたらしい。
お互い本ばかり見ていて深い話はしていないだろうけど。
身内なのか恋人なのか。
少なくとも近しい間なのだろうとは思う]
うん、じゃあ、お願いしていいかな。
[急ぎじゃないからと付け足して
引っ込めかけた手を再びシェイへと伸ばした]
―喫茶『blau』/厨房―
……けど、あんな印はついてなかったよな。
[絵本の中のわんわん仮面(仮)には。
考えながら、時折客が訪れれば注文を聞き、調理をして持って行った。
幸い薬師も触る時にはこちらで、というのを守ってくれて、 もさっ も自ら店の方に出ることはなかったので、姿を見られることはなかった。はず。
ただ時々洩れる鳴き声を不審に思った客に、何事か尋ねられた時には]
あー、……いえ。気にしないでください。
なんかほら……ああ、そうだ。新種のキノコがああいう音出すんですよ。
[と、かなり目を泳がせながら苦しい言い訳をする。
逆に興味を持った客がいたりもして、その時は厨房を覗こうとするのを押し止めるのにかなり苦労した]
― 中央広場 ―
[どうやら、今の所は気づかれていないようで。
それに安堵していたら、シェイが頭を下げてきた。>>234
向こうの心理は知る由もなく、ただ、軽く手を振るに止めた。
もっとも、ここで逃げ遂せても、というのは。
無きにしも非ずなのだが]
― →中央広場 ―
…あれ?
[フィーを送る途中か、別れた後か。
シェイが女性と一緒にいるのがみえて首を傾げた。
こちらからは林檎番の姿はみえず、その様子はなんだかぎこちなく。]
…シェイ、デートするような人、いたんだ。
[秘密にされていたのがショックだったのか、表情が少し陰った。]
―自宅軒先―
ずっと同じ灯だから、時間間隔が狂うのかもしれない。
[言葉に窮しつつの言い訳だった。
ご指導をありがたく拝聴して、絵筆の話に移れば頷き。]
ああ、俺も絵師様の声だと思う。
……思いって、積もり積もると暴走するものなのかな。
待てなかった――ん、じゃ、なくて。
[行けないんじゃないか。
口に出そうとして、喉が詰まる。どうせ、唐突な思いつきに過ぎない。]
姐さんは、行きたいと思うか?
皆と一緒に、『空』へ。
― 中央広場 ―
[挙動不審な絵師の姿が視界の片隅に過ぎる]
あれ。
絵師さま、何してるんだろ。
[残念なことに空気を読まない子だった。
不思議そうにそちらをじーっと見つめた、が]
― 中央広場 ―
[シェイとヴェルナーのやり取りにはつい笑みが零れた。
シェイのあの反応が可愛いと思ってしまうのは仕方の無いことだろう]
シェイの彼女なのかな。
[話を最初から聞いていたわけではなかったため、こちらも勘違いしたままとなる]
[ふと視線をコンラートに戻すと、何やらじりじりとその場から離れて行こうとしているようだった。
何故そんなことをしているのかがやはり分からず、不思議そうな表情のまま首が傾ぐ。
とん、と地面を蹴るとコンラートの傍へと降り立った]
[オクティと共に帰りながら釣られてそちらを見ると、
図書館で何度か・・・と言うかかなり頻繁に見た相手で。]
あ、ユーリエさんだ・・・・・・・・・デート?
[シェイと彼女の接点を探してみたが、
そも接点が分かるほど弟の方を知らず姉としてそれはどうなのかと少し落ち込んだだけだった。]
―喫茶『blau』/厨房―
蜥蜴って言うべきだったかな……
でも捌くのは他に任せてるしなあ。
[客の侵入を何とか阻止した後で、深く溜息を吐いた。
恨めしげに視線を送った先、 もさっ は例によって薬師に撫でられていたか]
……物好きだなあ。
[二度ほど飛び付かれもしたが、慣れない感触には違和感しか感じなかった。慣れれば心地いいと思う時も来るのかも知れないが。
何より結構なサイズのそいつが突然向かって来たら、そりゃ怖いに決まっている。と思う]
― 中央広場 ―
[ユーリエがこちらを見た>>241のは何とか抜けられるかな、と思った直後。
ヤバイ、と思ったら、兄貴分もこちらを振り返って。>>242]
…………。
[逃げるか、止まるか。
悩んでいる所に、かけられた、声。>>245]
あ、いや、その。
ちょっと、気晴らしの散歩、に。
[一応、嘘は言っていない。
向かおうか、と思ったのは、水晶花の花畑と、それから、墓地だったから]
え、絵師さま?
あ、ほんとだ。
どうしたんだろうね。
[シェイとユーリエの方に目をとられていたから、絵師の姿に気付いたのはフィーの声のおかげ。
ヴェルナーに気付いていれば違ったかもしれないが、気付いていなかったからこちらも首を傾げていた。
フィーがシェイと一緒の女性のものらしい名を呼んだので、彼女をみてまた首を傾げ。]
フィー、知ってる人?
[そう問いかけてから、姉には彼女くらい紹介するか、と自己完結してまた少し落ち込んだ。]
― オズワルドの工房 ―
ん……まぁ人情沙汰なんてあるくらいだしね。
店に来る連中にも、思いつめてどうこうしでかしかけた奴はいたわよ。
でもね、そういうのって、誰にも言ずに自分一人で抱え込むから、余計に爆発するのさ。せめて誰か……分かち合えなくても、愚痴だけでも聞いてくれる相手がいれば、何とかなる場合だって多いのにさ。
そうすると、悩んでる事よりもっと大事な事に気づくもんだよ。
[性格なのか何なのか、常連から相談を受けることも多く、背中を叩いてやる事はけっこうあった。そういうのを思い出しながら苦笑して言う。
詰まった言葉>>240には瞬くも、違う言葉が出てくれば。]
……行けるもんじゃないの?
んー、そりゃ皆行けるなら行きたい、とは思ってるけど。
まぁ、万一行けなくなってもそれはそれ……だろうねぇ。
[そう笑って言った。]
[・・・知っているかと問いかけられれば知っているが、そこまで詳しく知っているわけでもなく。
少し悩んだ後、知ってる限りで説明する事にした。]
えーと。よく図書館で写本してる人だよ。
趣味でやってるアタシと違ってお仕事でやってるから、
字が綺麗で丁寧なの。
・・・たまに頼もうかなと思うんだけど、つい自分でやっちゃうから頼む事無くて・・・
にしても、シェイと知り合いだったとは思わなかったなぁ・・・
[意外に自分の友好関係は狭いのかも、と今更ながら実感した。]
―喫茶『blau』/厨房―
[それにしても]
暇だ。
[客は殆どいない。
店主は不在。
ついでにちょっと現実逃避したい。 もさっ 的な意味で。
以上の条件が揃ったわけで]
ちょっとだけなら、大丈夫……だよな。うん。
[料理に使うため開封してあった林檎酒にそろそろと手が伸びてしまうのは、所謂不可抗力というやつだ。
薬師か或いは もさっ から止められなかったとしても、昨日のことがあるので一瓶でやめておく。つもり]
― 中央広場 ―
[笑顔が怖い。>>252
昔からだが、こんな時の笑顔は一番怖い。
頭を過ったのは、こんな考え]
ああ、うん、食べはした、よ。
[林檎のパイと香草茶だけ、を食事と言っていいかはわからないので、内容までは言わない]
― 中央広場 ―
[良い笑顔を浮かべるヴェルナーと、どこか逃げ腰のコンラート。
首を傾げながらそれぞれを交互に、じっと見詰める]
…あ、ご飯。
[ヴェルナーの言葉でようやく合点がいった。
『絵師』になってからと言うもの、無理をしたり食事を抜いたりすると言うのは良く耳にしていた。
それとなく言ったりもしたことはあったけど、自分の言葉では効果が薄かったことだろう]
また、食べてないのかな…。
[心配げにコンラートを見詰めた]
―図書館→―
[それでも、思う気持ちは、止まらなくて、いけないのに]
オズワルド…さん…
[事件の発端が意思だって、思う気持ちだって、聞いていて、それは、いけないことだって]
会い……たい……
[願っちゃいけないはずのこと、なのに。
止まらない思いのまま、ふらふらとどこか上の空の様子でオズワルドさんを探してどこかへと]
―喫茶『blau』:厨房―
[ところでもさもさした生き物は構ってくれてる人がいるからか、大人しくしていたわけだが。
カシムが酒を飲み出すと>>254、むしろ自分も興味津々で覗き込んでいた。目が分けろと訴えている。
手にした分を分けて貰えなければ、まだ未開封の林檎酒をどういうわけか持ってきて開けろと催促しただろう。
アレクが止めてもいやいやしながら飲むまでやめそうに無かった。]
―工房―
そうだよなあ。
誰かに聞いてもらえばいいんだ。積もり積もる前に。
……誰も居なかったの、かなあ。
[当代の絵師に向けられる視線と、
絵筆が暴走する直前に絵師と交わした会話を思い出す。
何かを抱え込んでいるようで、そこには立ち入らせない雰囲気。
――今の自分自身も、少し似ている気がする。]
それはそれかあ。それぐらいに思っといたほうが、楽なのかな。
でも、俺は……一人こんな所に取り残されるのは、嫌だよ。
別に、皆で居る分には良いんだけどさ。
[向けるのは僅かながら、尊敬の光を宿した眼差し。]
……絵筆の件、早く解決するといいな。
巻き込まれる奴がこれ以上増えないうちにさ。
そうなんだ。
[フィーからユーリエのことを聞くと、じゃあフィーが紹介したのかなと最初は思ったものの。
続いた言葉に、フィーが会わせたわけじゃないとわかって何時か瞬き。
知らない間に幼馴染が離れてしまったような、なんだか変な気持ちになりながらみていたら、ユーリエがこちらに気付いたような素振りがみえて。]
あ…わ、私、このへんで帰るね。
フィー、おうちまで送れなくてごめんっ!
シェイと彼女さんによろしくいっておいて!
[何故か落ち着かなくて、けっか逃げ出すようにこの場を離れた。]
― →キノコ畑 ―
/*
デートとか耳に入っても自分たちのこととは思っていない。
デートとは無縁、だと思っているんだよ。
異性でも気にせずスキンシップはするので
周りに勘違いされることは多そう。
― 中央広場 ―
ありがとうございます。
[ヴェルナーに袋を渡して頭を下げ]
だといいんですが。
[ユーリエの言葉にも素直に頷かないが、どこか嬉しそう。
続いた言葉に首を捻り、フィーとオクティがいるのを見つけた]
えっ、いつから。
[また硬直しかけて。
ヴェルナーとよりも離れていたから、流石に会話は聞かれてないかと思い直すと軽く手を振った]
― 中央広場 ―
……全然食べない、って事はないから。
それは、大丈夫。
[追求がない事に、一瞬戸惑うものの。>>259
今の自分の状態は把握しているので、それだけは告げた。
もっとも、違う理由で食欲はないのだが、それはそれ]
/*
……オクタヴィア、かわいいなぁ……。
[ほのぼの(こらこら]
というか、10代の子らはみんなかわいいというか、うん。
あ、オクティっ!?
[走って行く幼馴染と会釈してきた知人とをしばらくきょろきょろ見比べた後、会釈を返して一時帰宅する事にした。
ぼんやり思うのは、しばらく前頼まれて写本した恋愛小説で]
………帰ったら、プチ家族会議ね。
[二人しかいない家族会議を開く事をひっそり決意する姉であった**]
― 中央広場 ―
[ 会話の間にも近づいてきたゾフィヤやらいきなり駆け去るオクタヴィアは目にしたものの、それに特に意味があるとは思わずに ]
ああ、そうだ。そういえば、長老に話をしてきた。
[ とりあえずコンラートには告げておかなければ、と、長老に絵筆の影響を受けたものについての話を通しておいたことを伝える ]
―喫茶『blau』/厨房―
[酔いが回らぬうちは もさっ が近づいてくるだけでビビっていたので、当然その意図にも気づかず独りで飲んでいたのだが。
痺れを切らしたそいつが、未開封の酒瓶を持ってきた頃には、持っていた一本は既に空になっていて]
おーなんだあ、お前も飲むかあ?
[酔い始め、ついでにちょっと気も大きくなっていたので、近づいてきた もさっ を恐れることもなく、言われるままに(?)開封。
平皿一杯に酒を注いでやり、当然のように自分も飲む。
そんなこんなで、一本だけの予定だった空瓶は徐々に数を増やしていった]
― キノコ畑→水晶花の花畑 ―
[駆ける足は途中何度かもつれたものの、転ぶこともなく家へと戻ることはできた。
が、なんだか家に入る気になれず。
足は畑へとむかい、その奥の花畑へと進んでいった。]
[姉が何を思い浮かべて何を決意したのかも知らない。
こちらは普通に戻ってゆくようなのでただ見送るだけ]
……異変じゃないよね?
[今更のように不安になってみたりした]
― 中央広場 ―
[コンラートの傍でヴェルナーとのやり取りを見ていたけれど、離れたところでオクタヴィアが駆けていくのが見えて、意識がそちらへと向いた]
オクティ?
[傍にはゾフィヤも居たようだけれど、彼女が原因と言うわけでもなさそうで。
何があったのだろうかと首が傾ぐ。
追いかけようか迷いつつ、再びコンラート達の会話を聞いて。
何か食べてはいることに安堵の表情を浮かべた]
[落ち着かない様子で立ち去る畑守の娘。
絵師の存在はやはり目立つ。
その絵師への呼び方が特徴的だったので一方的に記憶してはいた。
不思議そうに瞬きして、それから小首を傾げる。
シェイの声が聞こえれば意識はそちらに移ろい]
ん、私も今気づいたところ……
いつから居たのかしら、ね。
[勘違いの連鎖が起こっているなど露とも思っていなかった]
……あ、れ ?
[ゾフィヤまで立ち去ればさすがに何か妙な気はしたが
女に彼女の心を読むスキルなどありはしない]
[カシムが酒を飲もうとするのを見れば、とめようとするが。
もふが一緒に飲もうとするのを見れば、そっちも軽くとめようとして。
気がつけば、なぜか、一緒になって飲んでいた]
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