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……カシム、こんにちは。
[本名を呼びそうになった料理人には、ものすごく良い笑顔と殺気を向けるが。
言い直したので、喧嘩を売るまではしない。]
[しばらくは、香草茶とトーストをゆっくりと味わいながらそこで休憩しているだろう**]
― 喫茶『blau』 ―
え、あぅ、えと、あり、がと。
[>>230アレクから向けられた言葉は、今以上にお転婆で良く薬師の世話にならざるをえなかった小さな頃から変わらない挨拶なのだけれど。
子供の頃ならいざ知らず、一応年頃の娘になった今はどうにも慣れなくて毎回ぎこちなくお礼を返す。]
―店外―
[『絵師』に声は届かなかったらしい。あっという間に見えなくなった]
まあ、いいか。えーと……
中央広場通るから、ちょっと遠回りになるな。
[頭の中に『絵師』のアトリエまでの道を思い浮かべる。
正直請け負ったことをちょっと後悔したが、やってしまったものは仕方がない]
[だが仕事の話になればさすがに真剣に、アレクから挙げられた茸の名をメモに取りながら確認をして。]
わかった、それじゃ何時来てもらっても良いように用意しておくから。
それじゃ私帰るけど、アレクさんはのんびり息抜きしてからで良いからね。
[そう言ってにっこり笑って手を振り、ノーラ達にも手を振って店を後にし。
寄り道する必要はないので、空になった台車を引きながら自宅へと向かっていった。]
― →自宅 ―
―中央広場―
[カシムの仕事が終わっているなら、店を通って酒場にいこうか。
だが、あの繁盛の様子ではまだ終っていないかもしれない。
考えあぐね、結局図書館の壁に身を預けて中央広場を眺める形に。]
― 喫茶『blau』 ―
[カシムが何か言いそうになる>>249のは聞かないフリ。
聞いたところで咎める者がいなければ、自分はどうこう言いはしない。
返事>>250には頼んだよと軽く声をかけてから、見送りも短く自分は店内に留まっていたら。]
いらっしゃいゾフィヤ。
…あらあんた土がついてるわよ。
[シオンの姉を迎え入れると瞬き一つ。
長めの黒髪に少しと服にも、払いきれなかったのか見るとぱっぱと払っておいた。]
どっかで転んだ?怪我はないわよね?
[ぱっと見無いようにも思えたが、痛む所はないかと尋ねながら空いたテーブルを勧めておいた。]
― 喫茶『blau』 ―
まー内面は比べてもどっこいな気がするから置いておくけど。
見た目だけならオクタヴィア達に混ざっても大差ないわよ。
……なんであんた年上で男なんだろうねぇ。
[ゾフィアがくる少し前、首を傾げるアレクには>>262常々思っている事を真顔で言う。反応はさておき、補充やら交換を終えた薬箱は受け取り合間に棚の方へと運んでおいた。]
ありがと、お代はいつもどおり、後で纏めて払いにいくよ。
[仕入れやら、定期的に来る品の代金は一括して纏めて払うように仕入れ先には先刻済みだった。]
― 都市内通路→中央広場 ―
[先に見たのはなんだったのか、それが何を意味するのか。
そんな、思案に囚われた状態では前方不注意にもなろうと言うもので]
……っととっ!?
[道と道が交差する所で、勢い良く飛び出してきた子供とぶつかりそうになって、慌てて足を止めた。
どうにか転ぶのは免れたものの、肩掛け鞄の中で箱が大きく跳ねる]
― 自宅 ―
父さん母さん、ただいまー。
うん、今日も皆変わりなかったよ。
糸縒りのおばあちゃん達も元気だったし、染め師のおじいちゃん達も相変わらずお酒飲んで笑ってた。
[まっすぐ帰宅して、両親に配達先の年配の方達に大事無いかの報告をするのもいつもの日課だ。
まさか自分が店を出た後に幼馴染が転んだ所を絵師に目撃されたなどと思いも寄らないから、報告する顔は満面の笑顔。
台車をいつもの場所に置いて、その横に明日用の配達の準備をしようとして、ついでに絵師と薬師からの注文も用意しようと父に声をかける。]
ふう……危ない危ない。
ダメだよ、道と道が重なる所で急に飛び出しちゃ。
[自分が物思いに耽っていたのは棚上げ気味に、注意を一つ。
子供はぶつかりかけたのが誰かに気づいてやや怯えた様子だったが、穏やかに笑って見せると、ほっとしたように頷いた]
うん、それじゃ、気をつけてね。
[笑顔のままで駆けて行く子供を見送り。
それから、ふう、と一つ息を吐いて中央広場へと踏み込んだ]
―図書館―
うん。
[絵本の話に嬉しくなって笑顔で頷く]
またね、オズワルドさん。
[注意の言葉にも元気に頷いて見送る。嬉しくてぽかぽかな気分になるのは恋愛小説を読んでいたからかも]
― 自宅 ―
ねぇねぇ父さん、橙の色を出す茸ってもう染め粉にしちゃった?
あ、やっぱり?
ううん、あのね、クー…絵師様がね、そろそろ欲しいって言ってて。
染め粉よりキノコのままの方が良いみたいだから、明日採る分、絵師様用に分けておいて欲しいなって。
うん、明日取りに来てくれるって言ってたよ。
あ、あとね、これアレクさんからの注文なんだけど、どれか分かんないの。
…あ、これ?うん、解った。覚えておくね。
えっと、アレクさんは今日中に取りにきてくれるって言ってた。
[絵師からの注文は明日採りに行くからとりあえずは父に伝えるだけにして。
父と二人で茸の保存棚をいったりきたりして、薬師の注文の品を揃え袋にまとめておいた。]
― 中央広場 ―
[広場に着いて、最初に足を向けたのは中央の泉。
先ほどの『儀式』の疲れは僅かに残っているから、まずは落ち着くのが先、と冷たい水を口にする]
……ふう。
しかし、ほんとに。
何だっていうんだ、あれ……。
[ひやりとした感触にほっと息を吐いた後。
思い返すのは、先に見た黒の光。
記録を当たる前に、と泉の傍でしばし『記憶』を辿る事に専念するが。
傍で見てる分には、単にぼーっと突っ立っているだけにしか見えないかも知れない]
― 喫茶『blau』 ―
あはは、そら災難だったわねぇ。怪我が無いならまだいいけど。
ちょうどアレクもいるんだし、無理はないよーにね。
[そう言いつつも問題がなければそれ以上は言わず。
注文>>276にははいよと頷いてから、一旦厨房に足を向けた。]
なあに、また本でも読んでて時間経つの忘れてたとか?
集中するのはいいけど、軽く摘むくらいはしなよ。
[一食抜いたとか聞こえると肩を竦める。
引っ込む前に腹の虫は聞こえたので、なるべく急ぐようにした。]
― 中央広場 ―
クッキー一枚じゃ、たりない。
[目が回る、とまではいかないがふらふらする。
目的の場所まで行くのも億劫になってきた頃
視線を感じてそちらに目を向ければ幼馴染の一人が居た]
カシ、ム……?
何か言いたそうだね。
[半目になってるカシムから、つつ、と視線を逸らす]
―中央広場―
[泉の傍に見えたのは、先程見た絵師の姿。
水を含むその姿に小さく目を見開いた。
幼馴染達の姿には気がつかず、泉の方へと歩いて行く。]
こんな往来でぼうっとしてたら、突き飛ばされちまうぜ。
[ちらりと沸いた興味からか。
悪戯っぽい声音で、そんな言葉をかけた。]
/*
やらかした><しかも仮だった。
変に触らない方がいいかな。
渾名も多いし薔薇に慣れてないから名前がおいついてないわねぇ。
― 中央広場 ―
………………………………。
はい!?
[何代積み重ねられたかも定かではない『記憶』を辿っていた意識は、現への反応を鈍らせる。
唐突な呼びかけ>>281に、上がったのはどこか素っ頓狂な声。
慌てて声の方を振り返ろうとしたら、弾みで軽くよろめいた。
それでも、泉に向けて倒れる前に踏みとどまったのは、多分、意地]
いや、写本してたんで・・・
[流石に、本を扱いながら飲食するわけにはいかない。
そして、一度始めたら中断する気がしなくなって…
結果、食事を抜くのは一度や二度ではなく]
まぁ、写本中に怪我する事は無いし。
足元さえ気をつけてれば怪我しない・・・と思う。
[まぁ、気をつけていてもするときはするのが怪我だけど。]
― 自宅 ―
…これで準備完了、かな。
父さん、内容と数の確認お願いー。
[明日の[16]件分も、配達先ごとに分けて袋に入れ。
父の最終確認を受けてから、袋の口をしばっていく。
これが終われば後のこっている仕事は手の空いている時にやればいいものだけだから気楽にいられる時間だ。]
― 中央広場 ―
[視線を逸らした先にもう一人の幼馴染の姿>>268がみえる]
オ、ズ…… っと。
[透る声を少しだけ張ろうとしたが
歩き出したオズワルド>>281の先に絵師の姿が見えて
さして音量を出せぬまま気まずそうに口を噤んだ。
オズワルドを巻き込んで話をはぐらかしてしまおうという企みは
なせぬまま刺さるような視線向けるカシム>>284へと向き直る]
い、言われなくてもわかってるよ。
[ぎこちない笑みを浮かべうんうんと頷いた。
図星かと問われれば、うっ、と言葉に詰まり]
………はい。
カシムの考えてる事が私の考えてる事と同じなら
そうなる、かなー。
―中央広場―
[彼女の視線の先には気づかないまま。
返事に一度溜息を吐いて]
言われなくてもわかってるかあ。
そっかそっかー……
[すぐ近くまで来て足を止める。
自分より少し下にある幼馴染の顔を見て]
―図書館→―
[読み終えた本を閉じると胸の前に一度ぎゅっと抱く。
本の中の出来事を思い出しながら、あたかも自分が体験したみたいな気分を残しながら]
ほふー…
[一つ息を吐き出す。目を開けると広がる世界はやっぱりいつもと変わらない世界]
そろそろ帰らないと。
[オズワルドに言われたことを思い出す。ちょっとだけ浮ついた気分。
ゾフィヤに挨拶をしようと思ったけど不在だったからそのまま図書館を出た]
―図書館→―
[読み終えた本を閉じると胸の前に一度ぎゅっと抱く。
本の中の出来事を思い出しながら、あたかも自分が体験したみたいな気分を残しながら]
ほふー…
[一つ息を吐き出す。目を開けると広がる世界はやっぱりいつもと変わらない世界]
そろそろ帰らないと。
[オズワルドに言われたことを思い出す。ちょっとだけ浮ついた気分。
ゾフィヤに挨拶をしようと思ったけど不在だったからそのまま図書館を出た]
― 喫茶『blau』 ―
気持ちは分らなくはないけどねぇ。
途中で倒れたり、倒れなくてもくらっとして手元がおぼつかなくなったらどーにもなんないんだからね?
[集中してて時間を忘れる、他にもそういう者はけっこういる。
今まさに倒れそうな娘が料理人に捕まっていたとはもちろん知らないが。
とはいえ体は資本、絵師でもないし若いんだから余計に食事や休息には気を使うべきだとは思っていた。
厨房に入り食事の準備を急いですませ、ついでに残っていたスープをカップに入れてから、トーストと香草茶と一緒にゾフィヤのテーブルに運んだ。]
こっちはおまけ。残り物だから代金はいらないよ。
― 中央広場/泉付近 ―
[向けられる、なんともいえない表情を数回瞬いてから、見返す。>>287]
あ……ああ、いや、大丈夫、問題ない。
風邪とは、無縁だから。
[とっさに口をついたのがそれというのもどうなのか。
ともあれ、どうにか落ち着きを取り戻した所で、身体は大事に、という言葉に一つ、息を吐いた]
いや、つい、考え込んでしまって。
はは……こう見えても、人が思っているより丈夫なんですけどね、俺は。
わかってんならさ、
もうちょっと改めようって気は、ないのか、な!
[頬に手を伸ばす。
毎度のことで学習されているかもしれないけれど、もし避けられないならむにっと引っ張ってやるつもり]
― 喫茶店内 ―
…………私だって、もっと男らしい外見になりたいですよ。
[オクタヴィア達に混ざっても大差ない、だの。なんで年上で男なんだ、だのというノーラの言葉には、そんな言葉と盛大なため息とを零した。
自分より体格のいい患者を運ぶ事もある為、それなりに腕力はある方かつ身体も鍛えているが、何故かあまり筋肉が付かない体質だった]
……了解。
いつでも構いませんから、余裕のある時にどうぞ。
[薬の代金については、いつも通りの表情に戻って応じる]
あぁ、ゾフィアさん。こんにちは……
[やってきたゾフィアにいつも通りの挨拶をするより先に、ノーラが怪我は無いか、などと質問していたので口を挟むのは控えた。
入口でこけた、という話を聞けばティーカップを置いて]
気をつけて下さいね。
可愛らしい顔に傷でもついたら、大変ですから。
[酔っ払いでもしない限り、男相手にはこんな事は言わないだろう。
酔っ払ったら…………? それは本人に記憶が無いから、一緒に飲んだことのある面々にしか分からない事だ]
―→中央広場―
[あまり人の少ないところ通らないようにと言いつけられてるので中央広場を通って自宅へと向かう。
人が多いところは余り好きじゃない。でもいいつけだから守る。
ぎゅっとぬいぐるみを抱きしめると少しだけ落ち着く]
[無言。挨拶をする人もいないから自分からも何もしゃべらない。
俯き加減に歩いていたからオズワルドの姿にも気づかなかった]
― 中央広場 ―
[近まる幼馴染との距離に思わず後退りそうになるが
ぐっと耐えてカシムを見上げる]
そうそう。
[これでも前よりはマシになっていると言い訳しようとしたら
叱る声に思わず目を瞑る。
伸ばされたカシムの手を避けることも出来ずむにーっと伸びる頬]
……は、ぅ、いひゃい、いひゃい。
[身じろいで抵抗をみせようとするが
抵抗らしい抵抗とは言えぬ微かなものでしかなかった]
無縁、とかなー。
人が思ってるより丈夫、とかなー。
言う奴居るんだよ。俺の職人の知り合いにも。そんで、無理して体調崩して、請け負った仕事全部パーにしちまうんだな、これが。
[実際は『知り合い』ではなく自分自身のことだった。
単純に、絵師の言葉を言ったとおりとして受け取っている。]
あんたの場合、仕事の選り好みは出来ないんだろう?
それじゃあ、尚更普段から気をつけないと。
風邪ひかなくても、怪我したらまずいんじゃないのか?
[どうも言葉が説教じみてしまうのは普段からの癖。
結局、声をかけてしまう理由は、単純に『絵師』に興味があったからなのだが、それは口に出さず。]
― 中央広場/泉付近 ―
[自分の自信の根拠は、説明できないものだから、説教じみた言葉>>297に反論する事はできず。
あがるのは、あはは、という乾いた笑い声]
……まあ、確かに……俺の『仕事』は、『時』が来れば否応なくやらないとなりませんが。
ちゃんと、手は労ってるし普段から気をつけてるから、そこは大丈夫なんですよ?
[逆に言えば、手の怪我以外には無頓着とも言う。
この辺り、兄貴分でもある林檎番はよーく知っているだろうが]
―中央広場―
[そもそも学習していたら、食べないまま仕事に没頭するなんてこともないんだろう。
抵抗なんか僅かなものだったから、かまわず暫く引っ張った後で離して]
……はあ。
ねぇ、ユゥ。
頼むから、オズのにいさんのとこに嫁ぐのだけはやめてよ。
[溜息を吐いた。
幼馴染が2人してこうも同じ特徴を持ってるのは結構珍しいことだと思う。
それでもにいさんはまだマシなんだけど]
俺嫌だよ、幼馴染が2人揃って飢死とか。
どうせならセルウィンのとこにしなよ。
[冗談交じりに言葉を続けながら。
視線を上げると、幼馴染の肩越しに俯き気味に歩いてくる女の子>>295が見えた]
……ならいいんだけどよ。
[乾いた笑い声に僅かに眉を寄せたが、それ以上は言わず。
泉と、絵師と、往来と、雑踏。
それぞれに刹那視線を向けてから、また絵師に戻した。]
それにしても。
出歩きながら、わざわざ考え事かい?
[どうも先程喫茶店で見た時とは少し様子が違う風だったから。
不思議そうに首をかしげ、問いかけた。]
― 中央広場 ―
[幼馴染の考えていることが分かればきっと反論していた。
図書館で倒れる事は無くなったのだから、と。
決してほめられることではないが当人にとっては大きな進歩だった。
カシムの手が離れれば頬をさする。
肌が白いからほんのちょっとだけ赤くなっているかもしれない]
……………嫁ぐ?
[幼馴染の言葉を繰り返しきょとんとする。
次の瞬間にはからりと笑い]
カシムもだろうけどオズも私の事そういう対象には見れないでしょ。
セルウィンもないない。
餓死する前にカシムのとこ行くから何か食べさせてね。
[視線を感じた気がする。顔を上げるとこっちを見ている男の人がいる。
あまりよく知らない人。知ってるのは喫茶店の人だってことくらい]
……っ!
[慌てて俯くようにして視線を外す]
― 自宅 ―
母さん、お待たせ。
明日の準備、あとは父さんがしてくれるって。
そうそう、だから夕ご飯の支度一緒にしようと思って。
[手を洗ってキッチンで夕食の準備を始めていた母の元に行き、手伝い始めて。
ふと幼馴染のことが気にかかった。
シオンは家族がいるし、生活習慣も結構しっかりしている。
blauで会ったシェイには良ければケーキを、と言ったけれど。
あと一人の幼馴染は、ともすれば平気で1,2食食べずに図書館に引き篭もるから。]
…フィー、今日はちゃんとご飯食べたかな…
[あとで日持ちのするパンでも焼いて持っていこうかとか思いながら、母の手伝いを続けた。**]
― 中央広場/泉付近 ―
[それ以上の追求がない事に、内心でほっとするものの。
続けて投げかけられた問い>>301もまた、答え難いもので、僅かに眉が寄った]
あ……ええ、ちょっと。
気のせい……なら、いいんですが、なんというか、嫌な予感がするもので。
俺の思い過ごし……だとは思うんですが。
― 喫茶『blau』 ―
アレクはけっこう体動かしてる方なのにねぇ。
[男らしい外見に、との弁>>293には苦笑する。気持ちは分らなくはないのだ。
まだ少女だった頃、自分は逆に、女らしくない外見にこっそり悩んでいた事もあったのだし。
今では開き直っているが。
ついでに口には出さないものの、年下の幼馴染と比べるとよけいに女性めいて見えるのはまぁ仕方の無いことだろう。
ここ3人並んで女性を指差せと言われたら、アレクに一番票が集まりそうなのはきっと気のせいではない。
考えると、そういやもう一人の幼馴染の方は今頃どうしているやらとふいに思う。
まー居眠りでもしてるんじゃなかろうかとは一人予想していた。]
えと。
個人的な縁故の整理よー。
シオン、オクティは幼馴染。
アタシ込みで通称三人娘ね。
で、シェイが弟。
アタシがあんまり家に帰らないから一人にさせちゃってるんだよねー。
で、ドロシーちゃんは良く図書館に来てるから可愛がってる。
ノーラさんには食事あまりしないから心配されてる。
で、アレクせんせーはお医者さん、と。(縁故か?
ユーリエさんは・・・写本仲間?
(ユーリエさんはお仕事、アタシは趣味。
当然ユーリエさんの方が上手だよ)
嫌な予感……?
[幼馴染やドロシーの言葉だったら、さっさと笑い飛ばしてしまうところなのだが。
よりにもよって『絵師』の口をついてでたものだから、深刻な表情で問い返してしまった。
だが、とりあえずわざとらしい咳払いを一つ。]
……時々、無性に不安になることも、あるだろ。篭ってると、どうしてもなあ。
あんた、普段から出歩く方かい?
― 喫茶『blau』 ―
[あんまりぐったりしているからと、残り物がもったいないからという事情はさておいて。
怪我してる時のことなど聞けば、ちらとアレクを見ながら苦笑する。]
ま、元気なのが一番だよ。
そういや何の本を写してたんだい?
[彼女が食事を取り始めたなら、手隙のうちにとテーブルを拭いたり体は動かしつつ。
食事の邪魔にならないように、合間をぬっては聞いてみたりした。]
村の設定が変更されました。
― 中央広場/泉付近 ―
[問い返し>>307に、一瞬過ったのは、しまった、という思い。
立場上、言葉の重みが周りと違うのだから、という長の諌めがふと、過った]
……は?
ええ、まあ、こもりきりだと、確かに……。
出歩くのは、原料採取と、気晴らしのスケッチの時……くらいかな。
それが、何か?
[それでも、取りあえずは、と平静を保ちながら投げかけられた問いに答える。
肩掛け鞄に入れた箱の中、番の漆黒が震えている事には、気づく事無く]
/*
開始設定よし、と。
さて、役職何がきますか。
フルメンバーでおまかせだから、無難なとこが来るだろうとは思うんだけど。
ああ、じゃあ、そのせいだよ。
篭るのは良くない。やっぱり。嫌なこと考えちまう。
そりゃ、絵師様は俺たち一般の職人と違って、色々制約もあるんだろうけど――……
[自分なりに嫌な予感に理由を見だしたのか。
一応の安堵の表情を浮かべ、再び説教しようとした。
が、流石に気がついたのか、そこで言葉を切る。]
本でも読んだら、予感もどんなもんなのかはっきりするんじゃねえの?
[面する図書館を振り返り、肩を竦め。]
・・・まぁ、エル○ーとりゅうとパフの合いの子みたいな物語って裏設定なんだけどね。
アタシはまだ読んでないけど、物語の結末は少年と竜がお別れしてそれぞれ別の道を歩み出す所で終わるし。
・・・エピローグまで生きてたら、その部分まで読むんだ・・・(死亡フラグ)
追記
冷笑がどう見てもどや顔
― 中央広場/泉付近 ―
ん、まあ……それは。
良く、言われますけど。
[こもりきりになるのが良くない、というのはわかっているし、別に出歩きに制限がかかっているわけでもない。
こもりがちなのは生来気質と、『絵師』としての自分に向けられる態度への忌避ためなのだが。
それと気づいているのは、付き合いの長い相手くらいのものだろう]
ああ……そうです、ね。
俺も、記録を当たってみよう、と思ってたんでした。
[図書館を振り返る視線を辿り、ここまで出向いた目的を思い出して頷く]
― 林檎の樹の傍 ―
とと、もうこんな時間か。
[ 先刻、蜂蜜採取のために置いた石桶を覗いて、がし、と頭を掻く。桶の内側に刻まれた目盛りは、蜜の溜まり具合と同時に時の経過を報せている。機械時計の存在しないこの町では、かなり便利な時計代わりだ。 ]
そろそろ片付けるかな。
[ 夕食の支度の始まる頃になれば、新たに蜂蜜や林檎を補充に来る住人も少なくなる。非常用に蜜を入れたトカゲのなめし皮の小袋を幾つかだけ置いて、その他のものは貯蔵庫に仕舞いにかかる ]
そっかー、ざーんねん。
[カシムの言葉にさも残念そうな音を紡ぐ。
さすがに仕事が終わったばかりの店に付き合わせる心算なく]
んー、じゃあ如何しようかな。
[独り言ちる間に幼馴染の意識は別の所にあったようで]
……うさぎ?
[ことんと首を傾げ視線の先を追えば
納得したように、嗚呼、と声を漏らした]
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