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修道女見習い リヒャルトは見習い娘 タチアナに投票を委任しています。
修道女見習い ユーリエ は 宣誓済み修道女 エレオノーレ に投票した(ランダム投票)
見習い娘 タチアナ は 修道女見習い マリエッタ に投票した
修道女見習い マリエッタ は 新入りの見習い シュテラ に投票した(ランダム投票)
新入りの見習い シュテラ は 修道女 グレートヒェン に投票した
修道女見習い リヒャルト は 修道女見習い マリエッタ に投票した
宣誓済み修道女 ナネッテ は 修道女 グレートヒェン に投票した(ランダム投票)
修道女 グレートヒェン は 修道女見習い リヒャルト に投票した(ランダム投票)
宣誓済み修道女 フリーデル は 見習い娘 タチアナ に投票した
宣誓済み修道女 エレオノーレ は 修道女見習い リヒャルト に投票した(ランダム投票)
見習い娘 タチアナ に 1人が投票した
修道女見習い マリエッタ に 2人が投票した
新入りの見習い シュテラ に 1人が投票した
修道女見習い リヒャルト に 2人が投票した
修道女 グレートヒェン に 2人が投票した
宣誓済み修道女 エレオノーレ に 1人が投票した
修道女見習い リヒャルト は村人の手により処刑された。
宣誓済み修道女 フリーデル は、見習い娘 タチアナ を占った。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、修道女見習い ユーリエ、見習い娘 タチアナ、修道女見習い マリエッタ、新入りの見習い シュテラ、宣誓済み修道女 ナネッテ、修道女 グレートヒェン、宣誓済み修道女 フリーデル、宣誓済み修道女 エレオノーレの8名。
修道女 グレートヒェンは、ランダム を投票先に選びました。
/*
アーアー、ワトソンくん。
つかぬ事を聞くが、もしかして我々は重大なミスを犯したのではないだろうか?
現状から推測するに、おそらく我々二人とも「おまかせ襲撃」をしたのではないかと思うのだが、
もしこの推測が合っているのであれば、昨夜眠くて寝た私の罪悪感がリヒャルト嬢に向けてリミットブレイクなことは間違いないが、とりあえず今からできることに目を向けた対策として、もうこの失敗を繰り返さないためにお互い襲撃を「ランダム」にあわせることを提案したい。
なぜならば、我々は首無である故に襲撃先にお互いが入るため、襲撃の可能性として公平を期したいと思うからである。
/*
もちろん、話し合いの中で誰かに決まることがあればその時点で変更していきたいと思っているが、
間違いが起こらないための対策としてランダム襲撃を提案しているわけである。
ええと、ほんとごめん。
*/
修道女見習い マリエッタは、ランダム を投票先に選びました。
修道女見習い マリエッタは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
リヒャルトたんごめんよ…。
一人って…一人ってほんとなんてひどい。
>2011/03/08(Tue) 22:16:39
この時点では考えていたのに、ほんと、なにしとん…。
リヒャルトたんごめんよ。
― 回想 ―
[羊の毛刈りに出かける前に、お茶会の提案を聞いて>>27]
…ええ、いいお天気ですもの!
きっと楽しいわ。
[笑顔で賛成した。今度の準備こそ、きっとお手伝いしようと胸に秘めながら**]
/*
シュテラに気付いて、あれ齟齬ある?と思ってとっさに消してしまったままだったことに気がついた。
エリー先輩ごめええええええんんんん
― 回想 ―
>>2:*15
………それが重要よね。
実は…。
[こっそり<<宣誓済み修道女 ナネッテ>>に話してみようかと思っていたが、うまく切り出せなかったことを打ち明けた]
私も、もう少し考えてみるわ。
それじゃあ、おやすみなさい…。
[そう言って書庫を後にした]
[翌日のお茶会で、もう一度シスターナネッテに話しかけようと試みてはみたものの、彼女は多くの人に囲まれていて、説得は失敗に終わった]
― お茶会 ―
[紅茶を飲みながら、ふと<<見習い娘 タチアナ>>が一人でいるところを見かけ、
お茶菓子を手に、そっと近づいていった**]
/*
伝わる? 大丈夫かな。
最初のランダムは今日の襲撃失敗分をやってみようと思ったりなんかしたわけで、
次のが、一応説得を試みる先というアレなんですけど。
ほんとごめんなさい。死にたい。
/*
セットくらいならできるので襲撃はランダムのままにしておく。
しゅてらんのお返事聞いてないし。
ああ、もう。
羊もふもふの描写がぜんぜん足りない。
もっともふもふもふもふしたいのに。
欲張った結果ですよね。ほんともう自重。
/*
<没>もし手伝ってくれるなら、明日の夜もここへ来て。
だめなら、このことは誰にも秘密に…と言いたいけれど
お願い。少なくとも数日間だけ、黙っていて。</没>
書き直した昨日のバージョンは、よくみたら毎晩書庫で会う約束を取り付け忘れている。
どこかで言わないと…。
―― 中庭・午後 ――
[天気は昨日と変わらぬ突き抜けるような青い空。
時折ゆるやかな風が吹きぬけ、
姉妹の僧服を穏やかに波打つ。
エリーは一足早く中庭へ来ると木机と椅子を運び、茶会の準備を進める。
もしかしたら誰かが手伝いに来てくれたかもしれない。
机には刺繍が施されている白のテーブルクロスを敷き、その上にハーブティーの入ったポットを2つ置いた。
ひとつは、さっぱりとした甘みのカモミール、
ひとつは、爽やかなレモンバーム。
そして、お茶菓子には、素朴な味わいのマドレーヌとガレットを。
ちなみにそれはエリー作ではない。
苺とさくらんぼのジャムもあるから、ティーや菓子につけても美味しいかもしれない。
なにか持ってきてくれた人がいれば、丁寧にそれを並べるつもりだ。]
来てくれてありがとう。
――さあ、春を喜び、我らが主に感謝しましょう。
良いお天気になって良かったわ。
好きなのから手にとって。
ハーブティーも美味しいわよ。
[中庭へと姿を見せた姉妹には、笑みを浮かべながらそう声をかけた。]
-回想-
[ユーリエに高いところの掃除を押し付けてしまったが、恐る恐るといった様子の彼女に、もしかしたらユーリエも高いところが苦手だったのでは?と思いいたった]
あ、あの、ユーリエ?
もし、苦手だったら無理しなくていいのよ?
シスターナネッテとか、得意そうな人に頼みますし…。
[ユーリエの性格では、シスターである自分の頼みは断りにくかっただろうに。悪いことをした、と今更ながら悔やんだ。そして、彼女が借りた本を見て]
もし、細かい作業の方が苦にならなかったら、目録作りのお手伝いをしてくださると嬉しいわ。
-現在:中庭-
[そそくさと仕事を片付けると、大きな藤色の包みを捧げ持つように胸に抱え、いそいそと中庭に足を進める。
まだあまり姉妹は集まってきていないようだ。それほど楽しみだったのか、と自分で自分を笑ってしまった。
>>1エレオノーレが準備に立ち働いているのに、声をかける]
シスターエレオノーレ、お手伝いいたしますわ。
それと、ローズマリーとクミンと胡椒の入ったスパイシーなクッキーをお持ちしましたの。
皆でいただきましょう。
[さっそく椅子を運びだした。]
新入りの見習い シュテラは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
……ランダムにセットしたつもりでできてなかったようです。
こちらこそごめんなさい。
提案了解です、現状セットはランダムに合わせております。
/*
りあるといのちをだいじにしたら、案の定落ちました。
タチアナ様は、中途半端な振りになってしまってごめんね。
墓から表に参加するのもどうかなと思うので、
その当りの描写は飛ばすか。
宣誓済み修道女 フリーデルは、修道女 グレートヒェン を投票先に選びました。
―回想・放牧場―
ああ、勿論。
マリエッタが手伝ってくれると助かる。
[手伝いを申し出てくれた彼女に微笑むと、
連れ立って羊の群れへ。
馴れた放牧犬が纏わりついてくるのをあやしながら]
よし、んじゃあ、アタシが押さえよう。
はい、この鋏で毛をチョキチョキと切っちまってくれ。
[羊を座り込ませると、後ろから抱きすくめる。
動こうとする羊の重心を巧みにずらしながら、
マリエッタに笑顔で毛刈り用の鋏を手渡すのだった]
あ、なるべく皮は切らないように、伸ばしながらな。
さすがにちょっと可哀想だから。
あとは、二度刈りしないように出来ると、最高だ。
[腕捲りしながら、差し込んだ腕で羊の首下を伸ばす。
僧服よりむき出しになった細い二の腕の中頃には、
細い紐が巻き付いたような、そんな痣が見える]
>>2:37
ははっ、中々並んでくれねぇなァ。
だけど、スジがいいよ。
もうコツ掴んだみたいじゃねぇか。
[馴れない仕事に奮闘するマリエッタに感心して。
ウィンプルの傍に薄っすらと滲んだ汗を拭う]
どうした?
なんかあったのか?
[作業も終盤に近づいた頃、不思議そうな瞳で、
遠くを見つめたり、上の空になりだした彼女を見た]
―回想・食堂時―
うーん、本当か嘘かは知らないんだがな。
ああ、こんなこと言ってたら、
またシスターローゼに怒られるかも知れねぇけど。
[タチアナの言葉>>2:52に、ちらりと苦笑を見せた]
世界の森羅万象は、ことごとく神意の現われなんだってさ。
[透徹な瞳で言葉を吐くと、微かな寂寥が表情を過ぎる]
哲学的かい? そんな上等なもんなのか?
無心で行う作業の方が、祈りに近いのかもしれないぜ。
[タチアナの刺繍を思い出しながら、僅かに首を捻った]
ああ、糸にするときは、声を掛けるよ。
夜の図面も、覚えておく。
ちょっとしたもん、用意しておくかな……?
宣誓済み修道女 ナネッテは、修道女 グレートヒェン を投票先に選びました。
―回想・自室夜―
[少しずつ日は暮れて、
幾つかの燭台に火は灯され、幾重にも重なる橙色の輪。
月は靄から抜け出して、
白く浮かぶ石造りの修道院、その黒い影絵を伸ばしていた]
――――――――……。
[一日のお勤めを終えて、眠りに落ちるまでの間。
春とはいえ床は冷たく、燭台の灯は仄かに暖かい。
常に無い真剣な表情で机に向かう修道女の姿があった]
世界の森羅万象は、ことごとく神意の現われだ。
偶然はありえない。
[いつかの、誰かの声が脳裏に響く]
たまたま私生児に生まれついたことも。
崩れそうな石積みの傍で、寒さに震えることも。
全てが神の思し召しということになるんだろうか。
[苛まれている苦しみが意味するところの神意!]
攫うように訪れる冬は、律儀に熱を奪っていく。
辺り一面の樹木を氷が貫いていく世界。
溶けて、混じり合い、また凍っていく。
密に暗色の木々を茂らせて、開墾の後も無い植物の壁は
遥か仰ぎ見る蒼穹を、ただ覆い尽くす暗緑の紗幕のようで。
[幾重にも編み込まれた、小さな木の鳥籠。
掌に乗る程度の大きさのそれの中には、
曹灰長石で彫られた駒鳥が一羽、閉じ込められていた]
[やがてタチアナが図面を持って来てくれれば
気軽に部屋へと招き入れ、
礼を言いながら図面を受け取るだろう]
駒鳥の胸が赤いのは
十字架を背負い血を流すアノヒトの傍で、
痛みを癒すために、歌うからなんだそうだ。
歌って、すげぇな。
[回廊に運ばれてきた、
聖歌とは異なる歌の話でもしながら。
そして新たな糸で起こされる創作の話を聞いてから]
世の中、役に立つもんばかりじゃ息が詰まる。
無駄なもんだけど、よかったら。
[手の中の小さな置物を、タチアナに放ったのだった]
―回想終わり―
/*
んーじゃあ、グレーテ投票がいいかな…
体調悪いのに地上にいるのも厳しいだろうし、ゆっくり休んでほしいな。
宣誓済み修道女 エレオノーレは、修道女 グレートヒェン を投票先に選びました。
―― 中庭・茶会準備 ――
あら、シスターフリーデル。御機嫌よう。
――――…まあ手伝ってくれるの?
助かるわ、ありがとう。
[>>4、フリーデルを歓迎し、ふと抱えられた藤色の包みに気付いて首を傾げる。
中身がクッキーと聞けば嬉しそうに]
美味しそうね!
きっとハーブティーに合うわ。
早速、お皿に取り出すわね。
[受け取れば綺麗に皿へと並べて机の上に置いた。
椅子を運び出してくれるフリーデルと談笑しながら、準備は和やかに行われる。]
―― 中庭・午後 ――
よぉ、シスターエリー。
シスターフリーデル。
[茶会の準備を始めていた二人に声を掛ける。
他に準備をしていた人がいれば、同様に挨拶を]
アタシは、とりあえず約束の……コレ!
それにしてもいい香りだなぁ。
ハーブティかい?
[満面の笑顔で、
大量のウェハースと、蜂蜜の瓶を差し出した]
―― 中庭 ――
[一度部屋へと戻り、子猫のリラを連れてくる。
その小さな姿の登場に、茶会へ来た姉妹たちの反応はどうだろうか。
ともかくエリーは笑顔で、子猫の片手を優しく持ち上げ挨拶のポーズをさせる。]
初めまして、子猫のリラよ。
少し前に修道院に迷い込んだらしくて、たまにご飯をあげてたら住み着いたの。
人懐っこくて活発な子だから、見かけたことがある人もいるかしら?
この子もお茶会に混ぜてもいい?
[子猫は抱きかかえられたまま、周囲の姉妹たちをまるい瞳で見つめていた。]
―― 中庭・茶会準備 ――
[準備を進めていると、現われたるナネッテ。
そしてその手に持つもの―――]
待ってたわ!
まあ、こんなにたくさん持ってきてくれたのね。
ありがとう、シスターナネッテ。
浸して食べるのが楽しみよ。
[待ちきれないというようにわくわくとした笑みでナネッテとウェハースを歓迎する。
すぐに試してみたい気持ちを抑えた。]
ええ、二種類のハーブティーを用意したの。
カモミールとレモンバームよ。
貴女の好きなお茶だといいのだけれど。
おっ、シスターフリーデルはクッキーかァ。
こっちも美味そうだな。
[並べられていく嗜好品にちらちらと視線を奪われながら
腕捲りをして、椅子を運ぶのを手伝うだろう]
お、子猫か……?
初めまして、お嬢ちゃん、それともお坊ちゃん?
[エリーがつれてきた猫を見ると、恭しく挨拶をした後
笑みを浮かべて、エリーが持ち上げた前脚と握手]
そういや、時々なんか猫の鳴き声がすると思ったよ。
この、リラだったんだ。
ふぅん、アタシは勿論構わないぜ。
[まるい瞳で見返されると、面白そうな表情で近寄り
子猫の鼻を、ちょん、とつついた]
― 書庫 ―
[ガタガタと不安定な脚立を登っている様が、余程頼りなげなものに見えたのだろうか。
苦手なら他の仕事をと勧めてくれるフリーデル>>3に、ふるふると頭を振る]
……とくいでは、ないですけれど。
[普段届かない書棚の上には、埃がたっぷりと積もっていた。
不安定な足元は確かに少しの恐れを誘うけれど、目にした光景に、恐れよりも使命感が勝つ]
目録は、拭き掃除が終わった後に。
もしよろしければ、リヒャルトさまも、手伝ってください。
[長身の彼女ならば奥行きの広い書棚でも腕が届く筈と思い言い添えて、それから暫くは黙々と書庫の整理を行った]
― 翌日・昼 ―
[前日の祈りが天に通じたのか、今日も心地好い陽気だった。
欠伸を噛み殺しながら午前の勤めを終えて中庭に向かうと、既に茶会の席が設えられていた]
――……わ。
[素朴ながら清楚で繊細な飾り付けの数々と茶菓に、目を見張る
素敵、と口の中で呟き、発案者の姉へと足を向ける]
シスターエレオノーレ、お招き、ありがとうございます。
……あの、これ、よろしければ。
[おずおずと渡すのは、レース編みのコースター。
勿論一晩で編めるものではないから、以前から編み溜めていたもの。
蝶の図案に見惚れていたリヒャルトには新しく編もうと思ったのだけれど、其れは半ばの状態で自室の木机の上に]
[>>17でかかった声には、嬉しそうに反応する]
お、待ってたと言われると嬉しいな。
じゃんじゃん浸してくれ。沢山持ってきたからね。
[ああ、と思い出したように一つ手を打つと]
お招き、ありがとう。
カモミールって、なんか林檎の匂いがするやつ?
なら、アタシは結構好きだ。
故郷でも、似たような匂いはよく嗅いでたからね。
[懐かしいんだ、とポットに微笑みながら]
……こ、ねこ?
[問い掛けの形で漏れた声に、「にゃぁ」と小さな声が返る。
まるいまるい瞳をじっと見詰めてから、もう一度ゆるりと瞬きをして]
はじめ、まして。
……ねこって、ちいさいのね。
[初めて見る生き物を前に、ぽつりと呟く。
絵や書物で思ったよりも小さく愛らしい姿に、ぎこちない微笑を向けた]
おっ、凄いなユーリエ!
レースで、こんなの編めるのか……。
上手だな。時間かかったろう?
[妹が持参したコースターを
横目で感心したように眺めて]
いい天気だし、
持ち寄った食べ物や飲み物や道具で
みんなが楽しく過ごせるのって、幸せだ。
新しい仲間の、子猫もいるし。
ん、もしかして、初めて見るのか?
[不思議そうに変えた視線を、傍らのユーリエに向けた]
修道女見習い ユーリエは、修道女見習い マリエッタ を投票先に選びました。
―回想・自室―
[まさか>>2:62心配されているとは思いもよらぬまま自室へと戻り。
冬の間に痛んでしまったモノを補修し、あるいは片付けているうちに陽はかなり傾いてしまっていた。]
随分と時間かかってしまいましたね……。
もうちょっと、余裕あるかなと思ったんだけどな。
[ずっと返しそこねていた備品を戻しにいく最中、
一人ごちたのだった**]
[エレオノーレへと差し出したコースターに、声>>23が掛かる。
唯一の趣味と言える作品を褒める其の声23に、面映げに頬を染めた]
――あ、ありがとうございます。
でも、シスターナネッテの細工物のほうが、すごいです。
わたしは……決められたとおりに、指をうごかしているだけ、ですから。
[時間が掛かっただろうと言う声には素直に頷いて、続く問い掛けにも同じく顔を縦に振る]
昔はあまり、動物に近づけませんでした、し……
ここにきてからも、縁がなかった、ので。
[不思議そうな視線を受け、そんなにも不思議な事だろうかという風に透明な瞳をナネッテへと返した]
修道女見習い ユーリエは、修道女 グレートヒェン を投票先に選びました。
-中庭:茶会準備-
>>14 エレオノーレ
[思った以上に手土産を喜んでもらって、ほっとする。花のように綺麗に並べられていく菓子を見ながら、よいしょ、と丁寧に椅子を運びながらお喋りは続く。]
甘いものの方がお菓子も多いと思ったので、ちょっと方向性を変えてみましたの。
他の方とかぶってしまったら、困りものかしらとも思ったのだけれど(苦笑
>>15 ナネッテ
ごきげんよう、シスターナネッテ。
[そして、大量のウェハースに目を丸くする。]
まぁ!すごいわ!
それに蜂蜜も…重かったでしょう。
[しかし、驚嘆する...には頓着なく、さっそくあたりに漂うハーブの香りに心奪われている様子なナネッテに、彼女らしいと内心くすりと笑う。]
―回想・前夜―
[>>*2ナネッテに打ち明けようとして、切りだせなかったことを聞くと]
そうだったのですか……。
もう一度、切り出してみるのもありかもしれませんね。
[もしかすると、そのことを覚えているかもしれないから、
との言葉は飲みこんで。]
[笑みながら、褒められて頬を染めるユーリエを眺めて
レース編みのコースターと交互に見守っていたが]
うぇっ、アンタまでそんなこと言うのか……?
アタシのなんか凄くねぇよ? いやほんと。
殆ど我流だし、てすさびの延長だしな。
[予想外の言葉にたじろいだ様子で、
一歩二歩と下がりつつ、気恥ずかしげに頬を掻いた。
このコイフには、
白蝶貝をあしらったカメオでも飾りたいね
と、照れ隠しに勝手な感想を洩らして]
ふぅん? もしかして、家で禁止されてたのかい?
動物に近づくと、病気になるとか?
[透明な瞳を見返すと、あてずっぽうに首を捻る]
そうしましょうか……おやすみなさいませ。
[書庫を後にするマリエッタに一礼を返して見送り。
頬杖をついて窓の外を見やると]
こんなこと始めてしまって、よかったんでしょうか……。
[ぽつりと呟いた**]
―回想・終了―
>>26
御機嫌よう、シスターフリーデル。
お気に召したようで、何より。
[笑いながら挨拶を交わすと
良い香りのお茶と香ばしいクッキーに、瞳を煌めかせる。
そして、さくさくと歯ざわりの良いウェハースを
たっぷりの蜂蜜に浸すところを想像して唾を飲む]
ほら、アタシ普段から重いものもってるし。
蜂蜜ぐらい、軽い軽い
[そうして、ぐっ、と細い腕を誇示するのだった]
[中座したエレオノーレ>>16を不思議に思いつつ見送りながら、彼女が用意していたポットなども使いやすい位置においていく。
しばらくすると、エレオノーレが戻ってきた。
彼女の姿を見て、目を丸くする。]
まぁ、まぁまぁ。
なんて可愛らしい!
迷い猫なんていたんですね。
もちろん、ウェルカムですわ。ぜひお仲間に。
[猫に向かって]
こんにちは。貴方はリラというのね、素敵な名前をいただいたのね。
[此方の言葉に困惑した風のナネッテの言葉に、ゆるく首を傾ぐ]
……どなたかも、おなじことを?
なら、わたしもその方と同じきもちです、きっと。
[頬を掻くナネッテの指先を見るともなしに追って、視線を留める。
今は頬に留まる彼女の指先が優しい乳白色の白蝶貝を装飾品へと変える様を想像して]
……あ。
は、はい。わたしは免疫系が弱くて、動物はいけないとお医者さまに。
[寝台に横になったまま、話し相手は作り物の動物達。
其の透明な硝子の瞳と先程見た仔猫の円らな瞳は、似ているようで全く違うものだった]
[ナネッテの驚きの声に>>23振り返ると、ユーリエがいたのに気づいた。
どうしたのだろうとその手元を見ると、美しいコースターに声もなく食い入るように見入ってしまった。
ユーリエが借りた昨日の本に描きこまれていたものは、いつか彼女自身で形となってあらわされるのだろう。
恥ずかしそうなユーリエ>>25の表情が可愛らしく、思わず笑みを浮かべてしまう。]
私からすると、シスターナネッテも、ユーリエもすばらしいわ。
器用不器用とかの問題ではないのね。
きっと、無心にやっているその現れなのかもしれないわね。
[そして、自身を振り返って考え込んでしまう。自分自身は別にできないわけではないが、そこには作業以上のものを見出せていないので、上手いわけでもないので]
新入りの見習い シュテラは、修道女 グレートヒェン を投票先に選びました。
…………。ありがと。
タチアナに見せて貰った図面を参考に
今度シスターフリーデルに贈るロザリオを作るんだよ。
[同じ気持ち、と口にする妹に向かって
観念したように、淡く唇を緩めると、
抵抗されなければ、銀髪をコイフの上からぽんと撫でて]
ああ、やっぱり。お医者さんに止められてたんだ。
昔は、ってことは。
[ほんの少しの間だけ、考えるように視線を空に向けると]
今は、大丈夫なのか? 何らかの秘蹟を受けられたとか。
もし大丈夫なら、触ってみないか。
[子猫のリラを指差してみるのだった]
[ナネッテに次いで、フリーデルの賞賛の声>>31を受け、いよいよ身を竦める。
熱を持つ頬は、健康な血色に染まって]
しゅみ、ですけれど。
お褒めいただけて、うれしい……です。
[辿々しく礼を告げたとき、何処からか――とても直ぐ近くから――きゅるりと小さな音が聴こえ、口篭る]
――――……あ。
[辺りから漂うハーブの芳しい香、甘い焼き菓子の香、食欲を誘うスパイスの香。
昼食を摂って間もないというのに、胃がきゅうきゅうと準備運動を始めるのも仕方が無い]
し、しつれい、いたしました。
[恐縮して更に身を小さくした時、にゃあと揶揄するような仔猫の声が耳に届いた]
[>>18、ナネッテに鼻をつつかれれば小さくにゃあと子猫は鳴く。]
ええ、昨日言った紹介したい子というのはリラなの。
………性別はわからないのだけれど……多分、メス…ではないかしら。…多分。
[自信なさそうに答えて、腕の中にいる子を見つめる。
そして>>21、ウェハースをじゃんじゃん浸してくれ、と言われれば嬉しそうに何度も頷く。
ハーブティーの話には]
そうね、カモミールは林檎の香りがするわ。
好みのもので良かったわ。是非堪能して頂戴。
…………。
[しかしその後紡がれた言葉に目線を子猫へと落とし]
……へえ…故郷で………、そうなの。
―――――…
[顔は笑顔のまま、簡潔に答える。
そして、なにか言いたげに薄く開かれた唇は、すぐに閉じられた。]
[>>20、ユーリエが近付いてくるのが見え、おずおずと手渡されたコースターを、そっと受け取る。
細やかなレースは作り手の心を表しているように思え、可憐なもの。]
ユーリエも来てくれてありがとう。
………このコースターを私に?
まあ、編むのに時間がかかったのではない?
私が貰っていいのかしら。
[暫くの間、ユーリエへと視線を流したが、やがてそっと贈り物を抱きしめた。]
―――――本当にありがとう。
大事に使わせてもらうわね。
[微笑み、自分の席へコースターを置くと、子猫をぱちくりと見つめるユーリエの瞳。
動物とは縁がなかったという彼女に子猫をそっと近寄せた。]
この子、引っかいたり噛んだりしないから、抱いてみる?
もしユーリエが良かったらだけれど。
暖かいわよ。
[ユーリエが頷くのであれば、子猫をそっと手渡すだろう。]
―― 茶会準備 ――
>>26 フリーデル
甘いものが苦手な……
……流石ね、シスターフリーデル。
私、そこまで思いつかなかったわ。
それに甘いものばかりだと口直しも欲しくなってしまうし、貴女のチョイスは素敵なものね。
ふふ、今のところ被っていないから大丈夫よ。
[爽やかな青空の下、お喋りは止まらずそんなことを話し続けた。]
[>>29、子猫の登場を喜んでくれるフリーデルに]
そんなに喜んでもらえるだなんてなんだか私も嬉しいわ。
リラ、良かったわね。一緒にお茶会してもいいよ、って言ってくれてるわ。
[抱いているリラを上から覗き込み、ちょんと鼻先をつついた。
名付けに関して誉められると僅かに頬を染めはにかむ。]
…………ありがとう、フリーデル。
自分でつけておいてだけど、私もこの名前気に入っているの。
――――――好きな、花なの。
[最後は照れなのか耳を澄ましていなければ聞こえない程、小さな声で。]
[やがて空腹の鐘が耳に届く。
自らの腹にちらりと考えが及んだが、首を捻って思い直し。
視線を彷徨わせて発生元を手繰ると、楽しそうに微笑んだ]
あ、アタシも同じ気持ち。だから大丈夫。
ええと。皆、お待たせ。
準備も終わったし、好きな席に着いてね。
―――――さあ、お茶会をしましょう。
[皆の会話が落ち着いた頃、呼びかけ、
かくしてお茶会は開かれた。
透明に近い青、風に乗って運ばれる春の香り。
花のように並びながら、この季節の訪れを喜び祝うだろう。
姉妹たちの前に置かれたティーカップには温かなお茶が注がれ、湯気が立つ。
綺麗に並ばれたお菓子たちは手を伸ばされるのを待っているだろう。]
[一度、リラと紹介された仔猫へと視線を移し、羞恥を隠してナネッテに向き直る]
……まあ、タチアナさまと共同制作、ですか?
[年長の姉に妹達からの贈り物。とても素敵な事に思えて、顔の前で掌を合わせる。
ぽふりと髪の上で布擦れの音がして、視線を上げると淡い微笑が此方に向けられていた]
いまは、げんきです。
秘蹟といえば、秘蹟なのでしょうか……夢で、彼の方に、助けていただいたんです。
[熱に浮かされて見た幻なのかもしれないけれど、自分にとって其れは啓示。
組み合わせた掌を、想いと共に大切に胸の上に置く]
[>>34を耳にすると]
あ、そういうことか。なるほど。
確かに、アタシが知らない子だったな。
[納得した表情で、子猫をもう一度見つめる]
ふーん、じゃあ、お嬢ちゃんだ。
アタシの故郷は正直寒かったからね。
温まるために、よく林檎酒を飲んだんだ。
[何か言いたげなエリーの様子を見やると、
ていっ、と猫の手を彼女の頬に押し付ける仕草]
早く飲みたい、シスターエリーのお茶をさ。
[さっぱりとした表情で、最後にそう告げた**]
[瞳を上げると、ナネッテの視線は虚空にあった]
…………?
[暫くして掛けられた提案に、ぱちりと瞳を瞬く]
さ、わって……?
[耳から入った言葉をそのままに繰り返し、仔猫へと向けた顔を緩く傾げる。
小さな鳴き声と共に首を傾げ返した仔猫を見て、「いいのかしら」と問いにならない呟きを漏らして]
…………。
[恐る恐る、仔猫の頭に指を近付けた]
――あ、ご、ごめんなさい。
[可愛らしい仔猫から威嚇され、何処か傷付いた色を瞳に乗せる。
引き戻した指は、空へ中途半端に残したまま]
[>>30、お医者様に言われたと聞くと子猫を手渡そうとする手が止まる。]
――――…そうだったの。
ごめんなさい、私ったら………。
[>>32、ナネッテのようには聞けなかった自分に少し気落ちして、心の中で溜息を吐く。
表向きは笑顔のまま、「大丈夫なら」とユーリエに言葉を掛けるナネッテに同意するように頷いた。
そして恐る恐る子猫へ手を伸ばす彼女を、
静かに見守り―――]
……あっ、リラ!
どうしたの……? 威嚇なんてしてはだめ。
ユーリエは怖くないのよ。
…………ユーリエ、大丈夫?
[思いがけないリラの行動を宥め、ユーリエへと問いかけた。]
[>>30、お医者様に言われたと聞くと子猫を手渡そうとする手が止まる。]
――――…そうだったの。
ごめんなさい、私ったら………。
[>>32、ナネッテのようには聞けなかった自分に少し気落ちして、心の中で溜息を吐く。
表向きは笑顔のまま、「大丈夫なら」とユーリエに言葉を掛けるナネッテに同意するように頷いた。
そして恐る恐る子猫へ手を伸ばす彼女を、
静かに見守り―――]
……あっ、リラ!
どうしたの……? 威嚇なんてしてはだめ。
ユーリエは怖くないのよ。
…………ユーリエ、大丈夫?
[思いがけないリラの行動に驚き、ユーリエへと問いかけた。]
[自分から離した指に、暖かい物が触れる。
ふわふわとした其れが指先を擽る感覚に戸惑いがちに視線を戻す]
[其処には、仔猫を此方へと近寄せるエレオノーレの姿と、提案。>>37]
……だいじょうぶ、でしょうか?
[触れた柔らかい毛を辿るように受け取って、胸に抱く。
安定しない抱き方に仔猫は暫くむずがるように動き回っていたけれど、やがて落ち着く場所を見付けて大人しくなった]
――……ふわふわ。
[肌に伝わる体毛の感触、とくとくと刻まれる命の音。
すっぽりと腕の中に納まった仔猫を前に、暫くは茶菓へ伸ばす手も為る腹の音も忘れていた**]
見習い娘 タチアナは、修道女 グレートヒェン を投票先に選びました。
[>>43、お酒の話に耳を傾け、成る程と頷く。]
温まるために林檎酒を?
林檎酒は美味しいから少し羨ましく思えるけれど、でも、そこまでの寒さは大変でしょうね……。
[思わずぽつりと呟いて、己の故郷をぼんやりと頭に浮かべ―――そして消し去った。]
あた……っ。
び、びっくりした………
[突然、柔らかい肉球が頬に触れ素直に感想を漏らす。
凛としたように見える彼女の瞳をぼんやり見つめ、そして下を向き、ふっと笑った。]
はいはい。
今、お茶を淹れるわ。
お腹が減った誰かさんの為にもね。
[いつものように軽口を叩き、悪戯っぽい視線を誰とは言わずに送った。]
―翌日・昼―
[心地良い陽気の中、朝のお勤めを手早く済ませると
中庭へと向かった。]
遅くなりましたが、こんにちは。
[既に大方作られてしまった茶会の席と
皆の姿を遠目に確認すると、
片手を後ろに回したまま早足で寄ってじっと見詰め]
わあ、綺麗だなあ。皆さん、とっても器用なんですね。
ええっと、私も造花を作ってたのですが、
あまりうまくいかなくて……ここに出してもいいのかどうか。
[最後は消え入るような声で。
後ろに回した手には小さなラズベリーの造花があったが、
お世辞にも綺麗な形とは言えなかったので見せる勇気はないようだった。]
[いつもとは違う子猫の様子に困ったように眉を下げる。]
どうしたのかしら……。
ううん………
リラ、怖がっている……のかしら……。
[じっくりと様子を見ながら思案する。
けれど、そこまで動物に詳しくないエリーはいまいち原因がわからなかった。]
………ええ、大丈夫。
もう一度、手を伸ばしてみて。
人懐っこい子だから、大丈夫。
リラ、……ね、ユーリエは怖くないから。
[同じ言葉を繰り返して、今度こそと思いリラを近寄せる。
やがて始めは動き回っていた子猫も次第に落ち着いたようで、ほっと胸を撫で下ろしたものだ。
安堵から笑みが自然と零れ、子猫と少女という光景に和み、ユーリエに子猫を預けることにした。]
[早足で近寄る人物に手を振り>>49]
いらっしゃい、シュテラ、此処よ!
来てくれてありがとう。
好きな席に座ってね。
―――――…うん?
[後ろへ手を回した不自然な姿に
思わずそちらへと首を伸ばして覗き込もうとする。
赤の色が見えたような気がして]
わあ、なにかしら。造花?
ねえシュテラ、隠さず見せて頂戴よ。
[消え入る声は耳に届いたが、シュテラの作品を見たいとねだるのだった。]
[>>51手を振られると、一つおじぎをして]
こちらこそ、素敵な会をありがとうございます。
じゃあ、あのへんに……
[隅っこの方へと目をやり。
覗きこまれそうになると思わず少し身を引いたが、
見たいと言葉でねだられると]
あ、あの……笑わないでくださいね。
[根負けして、おずおずと差し出した。]
[端へと目線をやるシュテラにまだ修道院に馴染めていないのかと思う。
それとも元々、目立つのは好きではないのかもしれない。]
ええ。
[笑わないと頷くとおずおずと出されるラズベリーの造花。
形はまばらであったが、そこにはシュテラの思いが込められている気がした。
何よりもお茶会へと持ってきてくれたことが嬉しい。
頑張って作ってくれたのだろうと、自然と目元は緩み]
―――――…素敵。とても可愛らしいわ。
これは……ラズベリーね。
シュテラの好きな花なの?
[尋ねながら造花を指先で撫で、手渡してくれるなら受け取るだろう。]
[>>53素敵、という言葉に安堵したかのような息を吐き]
そう言ってもらえると、嬉しいです。
ありがとうございます、シスター・エレオノーレ。
[なんとかそれだけを伝える。
好きなのかと尋ねられると、再び目を細めて]
ええ。
幼い頃、家の近くに沢山咲いていたので――
[小さく頷くと、造花をエレオノーレに手渡した。]
― 回想:昨夜・ナネッテの修室 ―
[外は宵闇。回廊にこつこつと小さな靴音が響く。
叩いた扉から声が返れば、扉を潜って一つ頭を下げる]
遅くなって申し訳ありません。
譜面ですとか手仕事の本に埋もれて……こちら、です。
[厚いもの、薄いもの。
数冊の書物を差し出して、一つ一つを簡単に紹介する。]
百合の参考になりそうな箇所には、栞を挟んであります。
この図案が、少しでもお仕事の一助となれば幸いですわ。
― お茶会 ―
[マリエッタがタチアナの近くに寄っていくのを確認すると]
(さて、私はいつから手伝おうかな……)
[うっかり考えを口に出さないようにしつつ、二人の動静を横目で追った。
もし結果が芳しくなさそうなら、<<修道女 グレートヒェン>>に声をかけるつもりで。]
新入りの見習い シュテラは、見習い娘 タチアナ を能力(襲う)の対象に選びました。
[自身の夜のお務めのこと。嗜む手仕事の種類。
問われればぽつりぽつりと語り、やがて話題は歌へと移りゆく。
ナネッテの話に耳を傾けたなら、自身の歌が思った以上に広範囲に届いていたことを察し、少々気恥ずかしい心地にもなる。]
―――……!?
[投げ渡された何かを両手で受け取る。
ぱし、と渇いた音を立てて、掌で跳ねた柔らかな重み。]
……まあ。繊細な細工。
中に居らっしゃるのは駒鳥、ですね。
ナネッテ様の作品……でしょうか。これをわたしに?
[無駄なものだなどと評するナネッテには、静かに首を振った。]
初めて頂いたもの、ですもの。
部屋に飾って大切にします。
……有難うございます。
貴女の家の周りに?
――――そう、思い出の花なのね。
枯れない、花……。
[ラズベリーの造花を受け取り、顔を近づける。
本物ではないため香りはしないが、一本一本が生き生きとしているようだった。]
―――――…私の家の近くにも咲いている花があったわ。
[瞳を伏せ、シュテラの花に誘われて、過去を振り返る。花に埋もれたその表情は見えず、小さく呟かれた声は空気に溶けていった。
ぱっと顔を上げると、机の中央に花を飾り付けるだろう。
白のテーブルクロスに赤の花が鮮やかに輝くはずだ。]
ありがとう、シュテラ。
テーブルが華やかになったわ。
さあ、座って、好きなものを召し上がって。
ウェハースもクッキーもあるわよ。
どれから食べる?
[シュテラの隣に座りながら、エリーは蜂蜜浸しのウェハースに次々と手を伸ばし、これでもかというほどたっぷり頂き、満足そうだ。
集まった姉妹たちと他愛ない会話を楽しみ、フリーデルが持ってきてくれたクッキーも口へと運ぶ。
――――暖かな午後だった。
いくばくかした後、
リヒャルトが所用により出かける姿があるだろう。
見送る者やその様子を見ていた者もいたかもしれない。**]
……鳥籠でじっとしていれば、食事も水も与えられる。慈しんでくれる手もありましょう。
小さなこの子を狙う天敵も居りません。
なのに―――
[部屋に灯る揺らめきへと透かすように、白い額の高さまで持ち上げて。
木籠を覗き込めば、中の駒鳥と視線を合わせる。]
どうして、外を求めるのでしょう、か。
[美しく緻密な細工のそれ。
駒鳥の瞳から、外の世界への渇望を読み取った気がしたのは、何故か。]
[ふと言葉を切って]
……戯言です。
今日は本当に、わたしはおしゃべりが過ぎました。
それでは、良き夜をお過ごしになられますように。
お休みなさいませ、お姉さま。
[許可が得られたならば、近くの机に本を静かに置く。
見習い服の裾を小さく摘んでのお辞儀をひとつ。
屋敷を離れてもう何年も経つというのに、何時までも抜けぬ癖だ。
頂き物を大切そうに手で包んで、ナネッテの部屋を辞去した。]
― 回想・了 ―
―― 中庭・茶会会場 ――
[翌日。朝のお務めを済ませ、お茶会が開かれるという場所へと足を向けた。
既に準備は整っており、ハーブティーの心地よい香りが鼻を擽る。]
ごきげんよう、みなさま。
……少し、遅れてしまいました。
焼き菓子……その、パイのつもりだったもの、なのですが。
いくつかお持ちしましたの。
もし良ろしければ。
[小さなバスケットに詰めた歪な形のアップルパイを、端の方にそっと添えた。
綺麗に並んだクッキー、ウェハース、蜂蜜。レースに造花。そして、新入りであるらしい子猫。
皆が持ち寄った品々を見詰め、説明に耳を欹てながら。
ほんの僅か、唇の両端が笑みを形作った。**]
[>>57エレオノーレに頷き]
ええ。
枯れなければ、忘れられることもありませんからね……。
[遠い目をして、今はどこにいるか分からぬ、
叶うならばもう一度会いたいと思う家族との思い出に耽る。
そして、これからやろうとしていることについて――も。
自らも考え事をしてたため、
小さく呟かれた声は聞き取ることができずじまいだった。]
[>>58飾りつけられたのを見ると]
こんなに素敵に飾ってもらえるなんて……。
こちらこそ、ありがとうございます。
[何だかんだいって嬉しそうな声で
礼を告げると席につき]
それじゃあ、遠慮なく……ウエハースからいただきます。
[まずは、蜂蜜がたっぷり浸されたそれに手を伸ばした。
その後は、色々なお茶菓子に手をつけてみたり、
新入り仔猫に声をあげて驚いてみたり、
隣のエレオノーレや他の皆と気楽に話してみたりと
のんびりお茶会を楽しんだのだった。
お茶会の間、時折何か考えこむような表情でタチアナの居るあたりをちらりと見たりしていたが、
その行動を誰かに見咎められたとしても
何ともなしにはぐらかしただろう**]
/*
赤しーおーしたかったんだが……ちょっと遠回しすぎたなあ。
遅いわ日本語壊れてるわで申し訳ありませんでした。
そして、エレオノーレの人は本当にありがとう。
修道女見習い マリエッタは、修道女 グレートヒェン を投票先に選びました。
修道女見習い マリエッタは、見習い娘 タチアナ を能力(襲う)の対象に選びました。
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