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宣誓済み修道女 フリーデル の役職希望が 占い師 に自動決定されました。
美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が1名、占い師が1名、霊能者が1名、聖痕者が1名、共鳴者が2名、夜兎が1名、首無騎士が2名、洗礼者が1名いるようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました
皆さん、揃いましたか?
[修道女が集まる少し騒がしい食堂で、
シスターローゼンハイムの鋭い声が響く。
集まっていない修道女が居れば、呼ばれてくるだろう]
食事当番の方は、どうぞよろしくお願い致します。
その後は、皆で食前の祈りを。
慈しみに感謝をし、この糧を頂きましょう。
[運ばれてくる料理は、
糖蜜が練り込まれたパン。
それに塗る沢山の種類の花蜂蜜。
修道院産の僅かなチーズの欠片。
質素だが温かいえんどう豆の粥。
酢漬けのキャベツ、煮蕪に加えて
塩漬けの淡水鱈なども少しある。
肉料理以外なら、他にも用意されているかもしれない]
ええ、言い忘れていました。
食事時に何ですが………。
私は所用で暫く此処を留守にします。
街へ行きますので、何か用がある方は仰って下さい。
[そこで、こほん、と小さな咳払いをすれば
席に着いた修道女たちを見渡す眼光は鋭くなり]
とはいえ、決して気を緩めないように。
我らが主は、何時も我々を見守って下さっていますよ。
[そうして、固く指を組むと、食前の祈りに入るのだった]
― 食堂 ―
[食堂の定められた席へと腰掛け、膝に揃えた手を置いて。
小柄な見習い修道女は、厳しい修道女の言葉に耳を澄ませている]
[低身長故にカーテンの交換に手間取り、結局書庫の整理は殆ど終わり掛けに顔を出しただけだった。
だから常より激しい肉体労働をした訳では無いけれど、暖かな食事を前にお預け状態は育ち盛りには些か辛い物がある。
今にも鳴り出しそうな腹に力を込めて、そう思える『今』に、改めて主への感謝を覚える]
…………はい、シスターローゼンハイム。
[自らの不在の告知の後、「気を緩めずに」と語る修道女の言葉。
其れを耳に、こくりと*頷いた*]
[パン焼き窯の煤に汚れた手や顔を洗い、粉挽き場へ向かうエレオノーレと別れてから、自分もいくつかの仕事をこなす]
えぇと……今日の午前中のお勤めは、これで全部でしたでしょうか。
あとはお昼を頂いてから……お昼?
[はっと、窓の方へ顔を向け]
まぁ、まぁ、もうこんな時間。道理でお腹が空くはずですわ。
食堂に行かなければ。
[掃除用のエプロンを外すと、食堂へ向かった]
―食堂―
[幸い遅刻は逃れたようだ。いつも通りの席につき、集まっていた幾人かと言葉を交わす]
今日のパンは、リヒャルト様が焼いて下さったのですねぇ。
とても、楽しみですわ。
皆様の……故郷の話?
[少し興味を惹かれたけれど、続きを聞く時間はなかった>>#0]
[祈りの前にいつもと違う言葉が聞こえて、僅かに目を瞠った。>>#1
留守中も気を緩めないようにと釘を刺されれば、皆と同じように静かに答える]
はい、シスターローゼ。
[やがて運ばれてくる料理は、主の恵み。そして、皆の労働の成果。
この修道院で焼かれたパン、ここで集められた蜂蜜、ここで育てられたえんどう豆。
ローゼンハイムに従って、目を閉じ、指を組んで、感謝の祈りを捧げる。
祈りの言葉が終わってからも感謝の思いに耽っているものだから、いつも食べ始めるのが少し遅れる**]
[>>0:186、何を想像しているのかわからず、口元が緩んでいるナネッテにハテナと思いながらも]
貴女も本運び大変だったんじゃない? ご苦労様。
……ふふ。シスターフリーデル、ナネッテはちゃんとお勤めしていたかしら?
[まさか本を枕に、なんてしていないだろうが、冗談っぽくフリーデルに尋ねる。
そして彼女をからかうナネッテの視線に気がついて、エリーもまた目を瞑り悪戯っぽく笑う。]
そうねえ、食の堕落はなかなか難しいわね。
八分目だとお腹はすぐ減ってしまうし、美味しいものはたくさん食べたくなってしまうもの。
フリーデルはお勤め中にお腹が減ってしまわない?
[厳格な修道女の視線が辺りを睥睨する間だけは、
日頃からよく言われているよう、沈黙を尊び、瞳を伏せていた。
待ちに待った料理が運ばれてくると、
そんな慎みも簡単に吹き飛んでしまったのだが]
うああああ、腹減った……。
[懐から銀のスプーンを取り出すと、こつりと卓上に置く。
ローゼンハイムの言葉はあまり耳に入っていない様子で
ぎゅるぎゅると鳴る腹を持て余したように、料理を凝視してから]
おおっ、ユーリエは素直。
そうだ、カーテンの交換、手伝ってやれなくて悪かったね。
[頷く彼女に向かって、見咎められないよう、そっと呟いた]
[>>4グレートヒェンの姿が見えると、簡単に声を掛ける。
とりあえず、皆に倣い、瞳を閉じて指を組む。
そのまま食前の祈りも等閑に、
えんどう豆の粥に銀匙を突っ込む]
ほら、早く食べないと無くなっちまうんじゃねェか?
[ゆったりとしているグレーテに、わざとからかう色を滲ませて、
そんな冗談を零したりしながら、粥をひと掬い、口に運ぶ]
あら。シュテラ、こんにちは。
[>>0:188、姿を見せたまだ日の浅い見習いに挨拶を返す。
彼女の少し照れたような表情に親しみを覚えて]
ねえ、美味しそうよね。
私も食堂に入って一番にパンが気になったわ。
[そう微笑んで返す。
ナネッテから故郷の話をしていたと聞けば、表情をなにひとつ変えることなく笑顔を保ち、グレーテに頷いた。]
ええ、していたのは故郷の話みたいよ。
―――――あ……シスターローゼだわ。
[厳格なシスターの前ではふざけることはできない。
背筋を伸ばし真面目な面持ちで彼女の話を聞いていた**]
[>>5エリーの言葉に、いやぁ、と首を振る]
たいしたことはしてないし、ちょっと失敗もしちまって。
って、オイ。アタシがそんな風に見えるってのか?
ひでーなぁ。
[古文書の虫干し顛末を簡単に纏めて話してから
もぐもぐと粥を飲み込んで、
フリーデルに尋ねるエリーへ、横から笑いかける。
食事中だということも手伝い、かなりの上機嫌な表情で]
美味しいものは沢山食べたくなる、ってのには賛成。
そうだ、後でウェハースをたっぷりとこの蜂蜜に浸してみようか。
[レモンの花蜂蜜の瓶を銀匙で指して、提案した]
[>>8エレオノーレの同意に]
ですよね。
焼いてくださったのはリヒャルト様でしたっけ?
本当にありがたいものです……
[相変わらず照れたようすだったが、頷きつつ答え。
そして、小耳に挟んだ故郷の話、という言葉に
何かを言いかけたが
そこでローゼンハイムが入ってきたので口を噤んだ。]
[厳格なシスターの言葉を緊張した面持ちで聞いていたが、
「留守にする」との言葉を聞いたときだけは一度だけ瞬きをした。
しかし、すぐに何事もなかったかのように]
――はい、シスターローゼンハイム。
[皆と同じように答え、食前の祈りを捧げたのだった**]
/*
急に騎士が来たので、ちょっと悩みちゅ。
設定
故郷:大草原。イメージはプレーリー。
入った理由:その様子を見兼ねた人に修道院入りを勧められた。
出たい理由:親捜しの旅に未練があるから続きしたい。
[ローゼンハイムの「留守にする」との言葉を聞いたとき]
それなら、もしかすると――
[瞬きしつつ呟いた言葉は、
殆どの人に届かぬまま闇へと溶けた**]
[>>10ローゼンハイムが来る前、照れる表情が続くシュテラを見て嬉しそうに小さく微笑む。]
ええ、多分リヒャルトが作ったと思うわ。
香りだけで美味しそうなんだもの、きっと彼女はパン作りの天才ね。
本当にありがたいわ。
[会話の後、
大変であれば料理を運ぶのを手伝い、席に再び着く。
>>6、大胆に銀の相棒を机に置いたナネッテにぎょっとしつつ、食前のお祈りを行う。
手を組み瞳を伏せ、今日の糧と皆の労働に感謝を捧げた。]
シスターローゼ、出かけるのですね。
お気をつけて。………。
[>>#1何か用があれば、と尋ねるローゼに一瞬子猫のリラのことが頭を過ぎる。
だがリラのことを話してない上、ローゼに受け入れてもらえるかわからず、その先は紡がなかった。
やがて視線はご飯へと。]
今日の食事も美味しそうね。
[早速、糖蜜が練りこまれたパンに手を伸ばす。
レモン花のは既に味見済みなので、アカシアの蜂蜜瓶を試した。]
あまーい おいしー…
……うーん、しあわせー…
[次から次へと口の中へ放り込み、堪能している。
その中でナネッテの虫干しの経緯を聞けば、くすくすっと笑った。]
貴女らしいといえば貴女らしいわね。
ん、私が貴女をどう見ているか?
―――――ふふん。さあ、どうかしらね?
[フォークを口に運びながら、含み笑いをする。
しかしウェハースの話にはぱぁっと目を輝かせて彼女を見つめた。]
大賛成!
とても良い案ね。私も食べたいわ。
きっとあの蜜にあう―――じゃなくて、皆も誘って食べましょうよ。
お天気も良いから中庭で食べるのも悪くないわね。
―食堂―
[食堂へローゼンハイムの声>>#0が響けば、
にこりと微笑みながら立ち上がる]
では、準備をいたしますね。
[運ばれる食事はささやかながらも、
春の季節を感じさせる温かな恵み。
準備を終えれば着席し、静かに彼女の話>>#1に耳を傾ける]
…………行ってらっしゃいませ、ローゼンハイム様。
[街、という言葉にやや反応したようだったが、
其れに気づいたものは殆どいなかっただろう。
すぐに何事もなかったかのように微笑み、
食事の前の祈りをささげた]
―――――――…街?
嗚呼、
街には未だ、あの方たちが元気で暮らしているのでしょうか。
[微かに呟いた言葉は、
席が近かったタチアナには届いたかもしれず]
[厳格な修道女が祈りに瞳を伏せた頃、何処からか空腹を訴える音>>6が聴こえた。
思わず膝で組んでいた掌を自らの胃の辺りへ当てる]
………………。
[音へと視点を移すと、見習いとは少し離れた席にナネッテの姿。
そっと告げられる密やかな囁きに、少し迷った後ふるりと顔を横に振る]
――わたしこそ。
[碌にお手伝い出来ずにすみません。
そう続けたかった呟きは、口内に残り口には出来なかった]
[いつもの祈り。いつもの光景。
瞳を閉じ指を組み合わせ、皆の尊い労働と天からの恵みに感謝をする]
……おいしい、わ。
[蜜入りのパンを割れば、未だほわりと湯気が立つ。
苦味の強いエリカの蜂蜜をとろりと掛けて頬張れば、途端に腹の虫は現金にも大人しくなる。
修道院の食事は実家の其れに比べてしまえば質素な物だけれど、品数や栄養面の考えられたメニューは舌に優しい]
今日は、リヒャルトさまが当番なのね。
ありがとう。
[漏れ聞いた会話から、同じ歳にはとても見えない長身の修道女が食事当番と知り、小さく感謝を口にした]
[香ばしいパンの香りに誘われて食堂に入ると、すでにそこは華やかな喧騒に満ちていた]
……ああ! 食事当番!
[慌てて駆け寄るがすでに他の修道女たちによって配膳まで済んでいたようだ。顔を赤くして謝り、食事のための席へつく]
今日はたくさんお祈りします……。
[決意を固めながらも、いたたまれない気持ちで下を向いているところにシスターローゼンハイムの声が響く]
まあ、留守に…?
[思わず顔をあげ呟いたが、食前の祈りを捧げる皆が目に入ると同じように指を組んだ]
[ふと、同い年なのに自分とは正反対の容姿を持つ、
可愛らしい姉妹の声>>18に気づき、照れたように顔をあげた]
―――――…いえ。
畑を耕す方、実りを育てる方、恵みを収穫する方、
道具を作る方、掃除をする方、……
沢山の方の労働の元に、このパンは生まれたのです。
[それでも褒められるのは嬉しいのか、
何処か無邪気な笑みを見せる]
急がなくても大丈夫ですよ、マリエッタ様。
[彼女も同じく今日の食事当番だっただろうか。
慌てて駆ける姿>>19に、くすくすと肩を揺らす]
エレオノーレ様も手伝ってくださいましたし、
こういうときはお互い様です。
>>15
おっ、お気に召したみたいで嬉しいよ。
え? あっ、ばっ………。
[エリーが途中まで言い掛けた様子に、慌てながら。
ローゼンハイムのほうをちらりと見やり、戦々恐々]
中庭は、いいね。
土の感触に草木の匂いを感じながら
みんなで食べるのも楽しそうだ。
[風景を想像しながら、一旦視線を窓の外に彷徨わせた]
[ささやくように消えた言葉に>>*0、周囲とたわいない雑談に興じながらも油断なく様子を伺い、笑顔を浮かべ食事をしている。
ふと、皆の意識が向いていない隙に、テーブルの下でシュテラのひざにそっと手を置き]
……シュテラさん。
あの、お話ししたいことがあるのですけれど…。
[本心を悟らせない笑顔を貼り付けたまま、そう囁いた]
― 回想:ローゼンハイムの修室―
[感情の読み取れぬローゼンハイムの声にも、臆することはない。ある意味で自分と似ている、と、冗談めかした誰かの言葉が頭を過ぎった。
エレオノーレが外出を知っていた件については、緩く首を振る。存じ上げません、と。]
……はい。
実は、絹糸のうち、幾つか足りないものがあるようで…街にお出になるのであれば、ローゼンハイム様にお願い出来ないかと思ったのです。
けれど、ご用事に支障が出てしまうようでしたら、多少お務めの手は遅くなっても何時もの様に行商人のアルビンさんに頼みます。
[そうして、不足している糸の色を幾つか並べる。
是が返るならば、深い礼をひとつ。そうでなくとも頷きを返すだろう。]
[食事が始まるより少し前、ぱたぱたと席へと駆け寄る音。>>19
周囲へと謝るマリエッタにふるふると頭を振り、席へ座る彼女を見守ってから前へと視線を戻す]
[修道院を留守にするというローゼンハイムへの反応は、様々。
そういえば――厳格で、その分この院への責任感の強い彼女が留守をした事は今迄あっただろうか。
少なくとも、自分が院へ来てからは無かったように思う]
……わたしはあまり、料理は得意ではないから。
食事当番の日は、みんなに申し訳ないわ。
[大人びた姉妹の照れたような顔>>20は、その時だけは未成熟な少女を思わせる。
其れに釣られるよう、いつもより少しだけ口数が増えた]
――――…そういえば、フリーデル様。
書庫の方にお手伝いに行けなくてすみません。
[行くと約束していた手前、申し訳なさそうにそう言って]
本を片づける時には今度こそお手伝いします。
背が高いので、棚の上まで手が届いて便利なんですよ。
[冗談めかして肩を竦めた]
お食事―――もう、そんな時間…に。
[窓の外、陽の高さを測るように目を細める。
定刻通りに聖歌を――練習がてらではあるが――礼拝堂を満たす、それ以外に何も出来なかったことに気付いて、内心で苦い笑みを零した。]
それでは、わたしも食堂へ向かいます。
……おねえさま方の、お手伝いをしなければなりません。
[穴を開けてしまった仕事を埋めるように。
ローゼンハイムに覚られぬ様、常の調子で言葉を接いで]
お忙しいところ申し訳ありませんでした。ローゼンハイム様。
それでは、また後程。失礼致します。
[扉の前で、一礼。]
― 回想:了 ―
>>21
リヒャルトさん…。
本当に、ごめんなさい…。
シスターエリーも手伝ってくれたのですね。
御礼を言わなくてはいけませんね。
[首を振るユーリエを見ると、淡く唇を緩めた]
そうそう、さっきの腹の音は私。
また後で、礼拝堂のカーテン見に行くよ。
パン、美味いよな。リヒャルトに感謝だ。
[頬杖をつきながら、パンを割る見習いの修道女を眺めて。
漂ってきた鼻腔を擽る暖かな香りに、目を細める]
そういえば、ユーリエの実家って、
やっぱり食事ももっと豪勢なのかい?
[かつて僅かなりとも話を聞いたことがあっただろうか。
ふと、思いついた、というような口ぶりで]
[しゃくしゃくと瑞々しい咀嚼音を響かせながら、
酢漬けのキャベツを口に運んで、楽しそうに嚥下する]
ああ、今日はリヒャルトとマリエッタが食事当番だったのか?
ありがとう。今日も美味いよ。
マリエッタは大丈夫、沢山お祈りしたんだろ?
アタシも、よくすっ飛ばすしな。
[ほら、というように蜂蜜の瓶を寄せた]
ふふ、料理は慣れれば誰でも作れるようになれますよ。
そう言う私も、まだ未熟ではありますが。
[常より少しだけ口数の多いユーリエ>>24の様子を、
何処か嬉しく思いつつ]
大切なことは、得意不得意では無いのです。
大切なことは……。
…感謝の想いを込めることです。
そうすれば、それに勝る料理はありません。
私はユーリエ様の作る食事も好きですよ。
[席に着くときに優しく頭を振るユーリエに気付き>>24、少しだけ顔を綻ばせる。
続くリヒャルトへと向けられた言葉に、何かを言おうとしたが、ただ、静かに席についた]
― 食堂 ―
[少しの後、その姿は食堂にあった。
娘が到着する頃には既に食事の準備も整っており、集まっていた皆に挨拶をする他に、結局何をするでもなかったのだが。
精々、食器の数が揃っているかどうかを確認する程度、それも何となく数が合わないような気がしたものだし。
整えられた食卓を前に右往左往、やがてローゼンハイムの姿を認めれば席に着いた。]
…………、
[目の前の食事を見詰めながら、シスターの声を聞く。
瞳を伏せ、手は祈りの形へと。]
[街に行くのであれば―――、
否、頼むことは出来ない。
頼んだとして、今更何になろう。
思い浮かぶ言葉の十分の一も、書けはしないのだ。]
[両手でそっとパンを割る。
常と少し違う、甘やかな香りに青竹がぱちりと瞬いた。]
まあ……糖蜜、ですの。
今日は確か、リヒャルトさん。
[彼女が料理当番の日は、何かしら“特別”が待っているような気がする。
そんな恥ずかしい言葉、口に出すことはないのだけれど。
心なしか笑みの乗った表情で、一口目を口に運んだ。]
……おいしい。
主にも、それにリヒャルトさんにも感謝をしなくてはね。
………街。
街が、何か?
……大切な方でも、いまして?
[食事の湯気にも遮られることなく、届く言葉。
街と聞けば曇る瞳は睫の下に隠し、それとなく、リヒャルトの方へと視線を向けた。
故郷の話が為されていた頃には、自分は席を外していたから、彼女がナネッテに語った話は耳にしていない。]
/*
キャラが、定まらない……。
くびなしの理由にいくつか候補があるのですが、ちょっと絞り込めないうちに会話に参加しちゃってるという。
だって、ねえ、おしゃべりしたいですよね…。
>>27
―――――…本当に、気にしないでください。
私はマリエッタ様が笑顔で食事してくださる方が、
嬉しいのです。
[自分の言葉が余計に相手を謝らせてしまったような気がして、
少しだけ狼狽しつつ。
彼女が同じように笑ってくれることを祈りながら、
にこりと笑ってみた]
[件の音への自己申告>>28に、腹を押えたのを見られていたのかと僅かに頬を染める]
……は、はい。
カーテン越しの窓も綺麗なので、お手すきのときに、ぜひ。
[パンを小さく割り口に含み、こくこくと頷く。
実家の話がナネッテの口から出ることに、彼女に話した事があったかと首を傾げる]
そう、ですね。たぶん、そうだった、と、思います。
わたしは食が細かったので、姉に、ほとんど食べてもらっていたのですけれど。
[一般的に修道院には、神に導かれた者の他に、事情のある者も多く居る。
だからか自然に生い立ちを聴くことは無かったのだけれど、自分の其れを隠しているつもりは無い]
けれど……今はここが、わたしの家ですから。
[ナネッテが何故修道女になったのか気にならない訳では無いけれど、其れを抑えて淡く微笑んだ]
とりあえず、表リヒャルトの言動は何処までも軽くて薄っぺらい感じに。その場しのぎで喋ることしか学べなかったんだね。仕方ないね。
/*
やっと戻れ…た…
昨日は顔を出せなくて申し訳なく。ばたんきゅーでした。
そして役職希望を変更するの忘れちゃいました……。
顔出し可能時間がかなりタイトになりそうなので、ランダムにしようと思ったのでした。
とっつきにくいキャラな上、言葉少なとか、リヒャルトさんごめんなさいー!!
[>>19少し前に駆けてきたマリエッタには気にしないで下さい、と声をかけ。
やがて祈りを終えると、
まずは糖蜜の練りこまれていたパンに手を伸ばして頬ばり]
わあ、おいしい……。
リヒャルト様、ありがとうございます。
[ゆっくり味わいながら、嬉しそうに感謝の言葉を口にする。]
>>29
う、実は今日のお祈りは…
[居眠りしていた…なんて口には出せなかったけれど]
まあ、シスターナネッテも…?
[いたずら仲間を見つけたような顔で目を瞬かせた。
ほら、と寄せられた蜂蜜を一口だけ味わうと、緩やかな笑みを面に浮かべつつも、下を向き小さくなっている]
[声が聞かれているとは思っていなかった]
タチアナ様。
[ぽつりと零す呟きは、感情の色が抜け落ちたトーンで。
ただ、言葉をつづける頃にはいつもの笑顔に戻っていた]
大切な方なのかは、…どうでしょうか。
今の私にとっては主が、そして姉妹が全てですから。
それでも、そうですね。
私がかつて使用人をしておりました、御屋敷が街にあるのです。
「オールディントン家」といえば、
街の方なら皆に通じる程度には大きな御屋敷だったのですよ。
[何処か懐かしむような口調で。
彼女が街にゆかりのある者なら、何らかの関わりもあるのかもしれない]
……慣れ、かしら。
[修道院に入りもう3年は経とうというのに、一向に上達する気配が見えない。
焦がしはしなくなったものの、未だに塩辛過ぎたり素材の味しかしなかったり。これは最早センスが足りないとしか思えない]
ありがとう。
こんどは、ほんとうに美味しいって思ってもらえるように、がんばるわ。
[そんな料理を好きと言ってくれるリヒャルト>>30の優しさに感謝をして、次の食事当番への決意を新たにしてみる。
其れでも矢張り、本当はいけない事なのだけれど、少しばかり憂鬱な気持ちになるのは否めない]
>>34
[「リヒャルトさん」というのは、つまり、食事当番のことだろうと思い、再び顔を赤くするが]
[聞こえてきた「おいしい」という言葉には、恥ずかしさを隠すためでもあるのか、同意を示すように何度も頷いた]
[糖蜜が練り込まれたパンを指で小さく千切ると、口に入れる。
美味い、ともう一度感想を洩らしてから、にこりと頷く]
ああ、きっとユーリエの変えてくれたカーテンから
木漏れ日が揺れるのを見て、楽しめると思うぞ。
[敬虔な気持ちになるときも、偶にはある。
礼拝堂で霊性を感じるとき、決まって流れるのは風だった]
ふぅん、そっか。
食が細いのは、ちょっと気になる。
でも、姉さんが食べてくれてたの。仲良かったんだな。
[自らの食生活とは、やはり違ったらしい。
微かな苦笑を洩らすと、一転懐かしそうな表情になり]
アタシには、弟がいるんだ。
でも、確かにアンタの言うとおり。
もう、アタシの家もここで、アンタたちは可愛い妹だよ。
[実感の篭った声で、銀髪の少女へと微笑み返した]
[>>*1マリエッタに膝に手を置かれ、声を掛けられると]
――何でしょう、マリエッタ様?
[相手の本心は分からずとも何かを感じたのか、
普段よりもかなり声を落として尋ねた]
[タチアナの姿を認めると、おっ、と食事の動作を止める。
目に映る葡萄茶の髪が、印象的だった]
タチアナ? ちょっと聞きたいことがあるんだ。
ああ、パンに蜂蜜はどうだ?
[蓋の開いたオレンジの蜂蜜を差し出しつつ]
ええと、百合の意匠のことで。
ほら、タチアナって刺繍、割りと慣れてるだろ。
今度、彫るのをちょっと頼まれてさ。
[参考になればと、問いかけるのだった]
>>35
[優しく向けられた笑顔に応えるように、少し肩の力を抜き]
…ほんとは、反省しなきゃいけないと思ってしかめ面してるのが難しいくらい、おいしくて…。
今、どんな顔したらいいのか、わからないんです。
>>38
ん? どうかしたのか? マリエッタ。
[礼拝堂の傍で、すれ違ったことを思い出す。
きっと敬虔に祈っていたのだろう、と想像していたのだ]
そうそう、アタシなんか結構いつも………。
[共感を覚えた視線を交わし、
蜂蜜が掬われるのを見て、微かに笑った。
下を向く彼女に、さらに言いかけたところで、
シスターローゼの吹雪のような視線を感じて]
う。
[最後には首を竦めた]
[>>*2普段と違う声色に、満足そうに微笑むと]
いえ、ここでは…。
就寝前に、どこか…そうね…書庫に、来ていただけますか?
[美味しそうにパンを食べるナネッテ>>41は、時々詩的な表現をする。
型通りの修道女では無いけれど、そんな時の彼女は神の花嫁に相応しい表情を浮かべている気がする]
……いまはたくさん、いただいていますよ。
主が、わたしを救ってくださったから。
[言葉を証明するように、手にしたパンや皿のスープは既に半分以上が胃に消えている。
おっとりとしていて、食事のスピードだけならばナネッテにも負けないかもしれない]
ええ、姉には、よく遊んでもらって――まぁ、弟さん、が?
なんだか、不思議ですね。血縁が居て、こちらにもたくさんの姉妹が居て。
[先輩修道女の『可愛い妹』という言葉にきょとりとしてから、面映いように口元を綻ばせた]
[回想]
[食堂内に人が集まってくる。ナネッテと話していた>>5エレオノーレの言葉に、思わず苦笑してしまう]
シスターナネッテは…いつも通りですわ。
よく言えば快活で、悪く言えば…秘密です。
本を枕にして居眠りはされてませんでしたけど。
[>>9でナネッテが自分から暴露するのをきいて]
貴方のその素直さは、それだけで徳が高いのでしょうね…。他の行き過ぎた快活さを差し引いたとしてもね。
私も見習わなければ・・・・・・・。
[そう、聞こえないようにつぶやいた。]
>>9 エレオノーレ
おなかがすかないというのは嘘になりますわ。
特に、このように美味しそうなものをちらつかされては、ね。
でも、ここで自省したらきっと後でもっと美味しく感じるのではないかと思ったりもするので…。
貧乏性なのでしょうね。
[声を潜めて]
それと、やはりシスターローゼの目がどちらに光っているかわからないですから。
ごめんなさい。
偶然、耳に入ってしまったものだから。
[自分の名を呼ぶ声が、何処か常とは違って聞こえて。
リヒャルトに語りかける言葉は静かに、けれど微かに申し訳なさそうな色を帯びる。]
オールディントン家……!?
[余程でなければ動じぬ表情に、俄かに驚きが走った。]
ええ、そのお家の話は聞いたことが…、
……いえ。
聞いたことがある、というのは違いますわね。
年の離れた姉――姉だったひと――が、嫁いだ家なの。
ご存知かどうか分からないけれど……エルレンマイヤー家の長女。
[オールディントン家の主人が姉にとってどのような関係に当たるのかは、自分はもう知る術もない。
詳しい説明をしようと口を開くも、どう言って良いものか。
二度三度と逡巡を繰り返した後、噤んでしまう。]
でも、そう……その御屋敷で、リヒャルトさんが働いていらしたのね。
不思議なご縁…ですね。
ほんの少し運命が変わっていたら、姉妹としてお会いするより前に顔を合わせることがあったかもしれないと思うと。
>>44
…………本当に!?
[マリエッタの言葉を聞けば、嬉しそうな声をあげて。
食事中に大きな声を出したものだから、
ローゼンハイムの吹雪のような視線が
此方にも向いたかもしれない]
―――――――…うぅ。
[身を竦めてから、小さな声でマリエッタに囁く]
しかめ面をしても、主は喜びません。
反省の心も大事ですが、その先は前を向けば良いのです。
[おどけるように口に人差し指を当て、瞳を覗き込み]
…そうそう、誰にも内緒ですよ。
[口元には笑みを浮かべているが、目は真剣なまま**]
―――――……ええと。
[何となくユーリエの表情>>39が、
気落ちしているように見えて]
今度の料理当番、お願いして一緒にして貰いましょうか。
慣れ、をお裾分け出来るかもしれません。
[料理教室というほどに、立派なものは無理だけれど。
励ますようにそう言ってみるが、彼女の返事は果たして]
シスター、ナネッテ。
威張れる事ではありません。
[厳格な修道女の唇からゆっくり滑り出す吐息は、
春だというのに、雪解けを未だに感じさせないぐらい、
触れれば切れるような、硬質な冷たさを含んでいた]
お静かに。食事中に大きな声を出さないよう。
[そのまま、声を挙げたリヒャルトの方へと視線が動き]
タチアナ。
貴女の仰っていた絹糸、出来るだけ揃えてきます。
もしかしたら、不足する色が出るかもしれませんが。
その時は、いつもの行商人の方に再度頼んで頂けますか。
[視線の圧力は直ぐに霧散すると、淡々と告げる]
>>49
[シスターローゼの視線をナネッテを盾にしてやり過ごしたので、身を竦めるリヒャルトを不思議そうに見やりつつ、
続く囁きに]
――はい。
おっ、おい?
[うろたえた様子で、自らの影に隠れるマリエッタを振り返り]
なんだ、そんな目で見られても………。
[無理、無理、といった様子で、
ちょっと情けないような表情で、勢いよく首を振る]
[>>*3書庫へ、との言葉に]
分かりました。夜に書庫、ですね。
[ゆっくりと頷いた。
そして、「誰にも内緒」と言われると、
悪戯でも考えているときのような感じで
くすりと笑って答えてみせた**]
>>50
[タチアナの必死な様子に目を見開くが、だんだんと緩んでしまう口元を引き締めるように噛んで]
ええ、美味しい、ですよね。
[なんとか、それだけ口にした**]
[そうして、聞こえてきた明朗な声>>43に首を向けた。]
………有難うございます、ナネッテ様。
わたし、オレンジが好きなことお話したことがありましたか……?
[と、思わず聞いてしまうほど、ピンポイントで好みを差し出された。数度瞳を瞬きつつも、勿論、一匙頂いて礼を言う。]
百合の意匠―――
確かに、刺繍も彫り物も、手法は違えど描くものは似通っておりますものね。
……ええ、と。では……
もし良ろしければ、夕にでも幾つか図案をお持ちしますわ。
ナネッテ様のお好みに合うかは分からないですが、何かの参考になれば。
[此処で提案するには、書く物が無ければ難しい。
蜂蜜の甘い香りに喉を擽られるのを感じながら、小さく首を傾げてみせた。**]
――――……え?
[姉妹から掛けられた言葉>>51に、一瞬きょとりと瞬いて。
色素の薄い茶の瞳に理解の色が浮ぶと同時に、表情の薄い顔にぱぁっと笑顔が浮び掛ける]
…………!
[けれど直ぐに、ぶんぶんと頭を振って其れを打ち消す]
い、いいえ。
お申し出はうれしい、けれど、それは何だか……反則な気がするの。
[当番は規則で決まる物だから、其処に個人の都合を載せるのはいけないことだと真面目な顔で答える。
その後に、小さく付け加えて]
……でも、もし一緒の当番にときは、おねがい。
一応リヒャルトの発言で「旦那様と御嬢様と」としていて、「奥様」がいなかったということは示唆しているのだよね。そこを見越した上での振りなのか、気づかずに振っているのかが問題だ。
なやむ。
おお、いいな。
本当に、アタシに負けてないぐらいだ。
沢山食べるってのは、大切なことだよな。
[>>46ユーリエの前に置かれた皿の状況を見ると、
淡水鱈を頬張り、しみじみと頷いてゆったりと相好を崩す]
そうか。ユーリエが救われたのなら。
[何か事情があるのだろう。
よかった、という語尾は何となく口内で溶けて消えた]
本当に、なんて人たちばかりなのだろう…。
[口元に湛えた笑みと、相反する胸の痛みをこらえるように胸元で手を強く握りしめた(仮)]
/*
だからどのルートかまだ決まってないんだもの!
というわけであとで没にするかもしれないのでこっちに。
[パンを食べ終えると、豆粥とチーズをゆっくりと味わいながら皆の話を聞いていた。
その間、>>#2ローゼンハイムの厳しい声を聞くと
別に自分に向けられた訳でもないのに]
すいません……。
[思わず口の中で謝ってみたり。]
でも、そんなの勿体ねえ!!
というわけで、私は余裕で自分の設定を組み直すルートを選ぶのであった。
よし大丈夫だ。多分、これでいけるはず。
うん、弟とは、暫く会ってないけど。
普通に考えれば、もう会うことは無いだろうし。
そうかー。
[俗世の縁は、例外なく切れたのだろう。
自らの意思で、最終的には決めたこと。
蕪をつつきながら、さっぱりした顔つきで答える]
不思議だ。神の思し召しだとしたら、感謝してるよ。
こんなに姉妹がいるんだからな。
[綻んだユーリエの口元に、
ほら、と笑いながら木苺の葡萄酒煮を近づけた]
[>>21、自分の名が呼ばれたような気がしてふと声の主の方へ視線を送る。
見ればリヒャルトとマリエッタが会話しているところ。
>>27のマリエッタの言葉も聞こえて、首を振った。]
マリエッタ、気にすることないわ。
こういうのは支え合うのが大事だもの。
[姉妹達と話す間も、パンを千切っては口元へ。
随分と小さくなったところで、残しておいたチーズの欠片を包んで頬張る]
[対するナネッテに自分が言葉足らずだった事には気付かないまま、幸せそうに咀嚼する。
こくりと飲み下し、ナネッテの言葉>>60に、彼女もまた血縁を含め俗世への繋がりを絶っている事を改めて想う]
……それでも、弟さんは、弟さんです。
わたしは、父も母も、姉にも、幸せでいて欲しいと……思います。
神さまに呼ばれて、ここで素敵な姉妹に囲まれて。
わたしはとても幸せ、です。
――……え?
[口元に、葡萄酒の香を纏った木苺を差し出される。
不思議そうに数度瞳を瞬いてから、素直に唇を開けた]
[>>55タチアナの言葉に、一瞬不思議そうな瞳を向ける]
お、そうなのか? 丁度良かった。
んー、多分聞いてない。好みの蜂蜜が偶然選ばれたみたいだ。
これも神の思し召し、なのかもしれないなァ。
何が意思を示しているのか、
アタシに紐解いたりは出来ないけどね。
[蜂蜜を掬うタチアナを見て目を細め、くすりと笑う]
ああ、そうしてくれると助かるかな。
そうそう、刺繍もそうだろうけど、ありのままでもいけない。
でも、それを為している根幹みたいなのを外しても駄目なんだ。
図案を幾つか見れたら、うーん、百合の聖性?
そういうのを分解出来るような気もするんだよなァ。
[蜂蜜の瓶に描かれたオレンジの実の絵柄を
指でなぞる様につつっと撫でながら、真剣な視線のまま頷いた]
駄目だ、想定以上にどろどろする、
牧歌的空気何処ー?状態になる。
どうしよう。どうしよう。
[書いていた原稿を投げ捨てた!]
[>>22、「ば」と言いかけたナネッテに謝るように視線を送り口の動きだけでごめんと告げる。]
ええ、せっかくのお天気だし春の訪れを喜びたいわ。
[そしてローゼンハイムに聞こえないよう小声で]
でもシスターローゼが出発してからのがいいかもしれないわね。
……それと紹介したい子がいるのよ。
上手く会えるかはわからないんだけれど。
[子猫のリラを思い浮かべ、自然と笑みがこぼれた。
手元には糖蜜入りパンが一欠けら残されている。
マリエッタが既に与えた後とは知らず、会えたときにあげようと思っていた。]
[修道女たちがあらかた集まり、ローゼンハイムも現れる。食事の配膳が済まされ、各々が席に着くと、いつものように食事前の祈りが始まろうとした。
しかし、その前にローゼンハイムの暇の話>>#1が持ち出されると、心得ているとばかりに小さくうなずいた]
はい、シスターローゼンハイム。
[しかし、どこか心が晴れやかになるのはなぜだろうか。厳しくも自分を導いてくださるお方に、どこか申し訳ない思いを感じた。]
/*
我ながら絡みづらい、ぜ。
そして洗礼者ぎゃー。
村でも狼でも行けるように考えていたけど、夜兎と洗礼者は難しいと思っていたのに。
そういえば薔薇下さんは鳩だと見出しが無いのかにゃ。
>>65 下段
フリーデル様可愛いな!
そして考えすぎて眠くなってきた。
もう、面倒な設定とかもろもろ投げ捨ててしまおうか。
―― 回想 ――
[>>47、浮かべられたフリーデルの苦笑にエリーもくすりとつられ]
あら、本を枕に、という予想は外れてしまったのね。
残念だわ。
[冗談めいて軽く言う。
そのあとの「よく言えば快活」という言葉には緩やかな笑みで頷いた。]
そうね……そこがナネッテの良いところね。
裏表がない、とも言うわ。
[フリーデルとの会話を楽しんでいたが
最後、呟かれた彼女の言葉は聞こえず、少しばかり首を傾げるだけだった。]
本当に、美味しい…。
[思わず笑みがこぼれる。リヒャルト自慢のパンは空腹しきった胃袋に食欲を訴えかけた。がっついてしまわないように、下品にならないように気遣いながらも、次々と口に運ぶ]
いい天気ですわね。
これならすぐに本を取りこめますわ。
[窓から入る光を見ながら、誰がきくともなしに、つぶやいた。
...は元々食事時は口数が多いわけではない。だから、周囲がさざめくように話しているのを、黙ったまま笑みを浮かべてなんとはなしに聞いているばかりだ。
それでも話しかけられたら、言葉少なに返事をしていただろう**]
[チーズの欠片を摘んで数秒躊躇い、ゆっくり皿に戻す]
まぁ、そうだね……。
神の花嫁、姉妹、そうなったところで。
あの子が私の弟であることには変わりない。
アンタの言うとおりだよ。ユーリエ。
[様々な感情が綯い交ぜになった横顔で、唇だけを緩めた]
ユーリエのご両親、お姉さんが幸せで居られるよう、アタシも祈るよ。
何せ妹の家族だ。勿論アンタは、いつも祈ってるんだろ?
[幸せだと口にする銀髪の少女に、莞爾と笑いかけながら
ほらっ、と開けた唇へ木苺を放り込んだ]
>>48 フリーデル
……成る程、そういう考え方もあるのね。
貧乏性ではなくて、貴女の心が清いのだわ。
[だが、声を潜めたフリーデルに身を寄せて、続く言葉を聞けば思わず小さく笑ってしまう。]
ふふふ。
そうね、何処で見られているかわからないもの。
見つかってしまったら懲罰ものよね。
いえ、どうか気にしないで。
少し驚いてしまった、だけですから。
[相手の謝罪に、取り繕う様に笑顔を浮かべる。
けれど、そんな仮面は続く彼女の言葉で簡単にはがされた]
嗚呼、本当に偶然ですね。
まさかタチアナ様が、奥様のご姉妹の方だとは。
[自分がオールディントンの屋敷に連れられたのが4つの時。
子供になかなか恵まれない旦那様と奥様が、
身寄りの無い私を哀れに想って引き取ってくださった。
我が子のように育ててくださった。
御嬢様が生まれたのが7つの時。
そして、私は御屋敷に居る意味を失った]
………………、いえ、姉妹「だった」とは…。
[タチアナが修道院に入ったから過去形を使った、
だけでは無いような気がした]
[>>64エリーの動きに、こくこくと頷いて]
確かに、春は気持ちいいよなァ。
最初は、こんなに気持ちいいもんだとは思ってなかった。
みんなで祝うのも、本当に楽しそうだ。
[窓をもう一度見て、ぐっと腕を伸ばす。
そうして、顔を寄せると、同じように声を潜めて]
うん、アタシもそのほうが良いと思うぜ。賛成。
さっきも、すげえ目つきで睨むんだよ。
紹介したい子? まだ、知らない子っていたっけ。
アンタが知ってて、アタシが知らない……?
新しく入った子とかは、今のとこ聞かないし。
ともかく、シスターエリーの紹介なら、いつでも大歓迎だ。
[きょとりと瞳を不思議そうに動かして、
それでも新鮮な出来事は歓迎する、そう、楽しそうに頷いた]
……………………。
[ローゼンハイムからの注意を受けてからは、
比較的おとなしく食事をすすめていた。
ユーリエ>>56の表情の変化には、おや、と微笑んで、
小さく付け足された言葉に確りと頷いた]
――――――本日も、神の恵みに感謝します。
[食事の後の祈りを終えると、すっと立ち上がる。
必要な片づけを終えると、足早に立ち去った**]
[―――食事中。
美味しい料理に夢中になっているとあまり会話に入れなかった。
方々から聞こえてくるいろんな会話の中、>>30リヒャルトの言葉が耳に入れば]
そうよね!
感謝の思いを詰めればきっと…… きっと……
[突如会話に加わり、そして語尾は小さく消えてやがて顔を伏せる。]
ユーリエ、安心なさいな。
………きっと私のが………。
[顔を伏せたまま呟く。
料理に関しては超がつくほど不器用であった。
>>51、リヒャルトがユーリエに申し出たことを聞けばおずおずと]
あのう………
リヒャルトがよければ、その次、私でもいいかしら………?
―――――――――――……。
[立ち去り際、彼女を一瞬だけ見つめた瞳は、
複雑な色をしていたかもしれない**]
―食堂・ちょっと前―
………ふふふ。
[エレオノーレの言葉>>72に、怒られないように小さく、それでも楽しげにくすくすと笑う]
勿論、構いませんとも。
私などで宜しければ、喜んでお役にたちましょう。
きっと直ぐにお二人とも、私より上手になりますよ。
[緩く目を細めて、一度窓の外を見つめた**]
[>>70、ナネッテが北の出身ということはエリーは知っていたかどうか。
ただ、気持ちいいという彼女の言葉にこくりと笑みを浮かべたまま頷いた。
そしてローゼンハイムの話にひそりと]
シスターローゼの視線は本当に鋭いわね……。
直接言われていない私も思わず背筋を伸ばしてしまったわ。
ふふ、紹介したい子は、まだ内緒。
もしかしたら何処かで会っているかもしれないわね。
お昼寝とご飯が大好きなの。
[楽しそうなナネッテの表情にこちらも嬉しくなり、弾むような口調で告げた。]
[料理上手な姉妹との会話中。
横から掛かった声>>72に其方を向いて]
………………感謝の気持ちは、たいせつ、です。
[彼女の食事当番回にあった彼や是やは覚えていたから、こくりと力強く頷く。
自分と彼女が同じ日に当番になったことが今迄一度も無いのは、きっと神の思し召し――ではなく、厳格な修道女の僅かながらの慈悲なのだろう。きっと]
[開いた口へと放られた木苺>>68を咀嚼する。
葡萄酒の芳香と木苺の甘酸っぱさが口内に広がるにつれ、今とてもはしたない事をしているのでは無いかと状況への理解も進んだけれど]
……ありがとうございます。
わたしも、わたしの姉の家族の幸せを、祈ります。
[感情の機微に敏い方では無いから、ナネッテの表情から彼女の心中を察する事は出来ず、問い掛けに頷く。
そして姉妹の家族の幸せを、口内の幸せな味と共に噛み締めるよう祈った**]
[>>73、くすくすと小さく笑うリヒャルトに伏せがちであった顔を上げ、つられて口元を緩める。
それは少々恥ずかしげな、困ったようなものであったが。]
助かるわ、リヒャルト。ありがとう。
どうかこの迷える子羊をお助けください。
………リヒャルトより上手に?
そうなれたら嬉しいけれど、でも、そうなっても貴女の食事が食べたいわ。
――――――…ああ、でも
とても簡単なものから教えて頂戴ね。
[と、最後は真顔で頷いた。]
[>>75、力強く頷くユーリエに同じく力強く返した。]
…………そうよね。
[姉妹の作った食材を無駄にはするまいと、練習や料理の本を読んだりしているつもりなのだが。
エリーが食事当番のときの食堂の空気は勘違いだと思いたい。]
次の食事当番はいつだったかしら………。
確か……{1}日後?
[その時のもう一人の料理当番は<<宣誓済み修道女 エレオノーレ>>だったような気がするが、気のせいかもしれない。]
[こんな季節でも、故郷に比べれば太陽に勢いがある。
食事を終えてから双眼を閉じて
窓から差し込む光の感触を楽しんだ。
時折零れた砂色の髪が、光を孕んで膨らんで見えるだろう。
採光窓の傍で穏やかに笑いながら、エリーに答えを返す]
人の背中に突然氷塊を突っ込むみたいな、そんな視線だったな。言われて無い人まで、背筋が伸びるのも仕方ない。
[言葉とは裏腹に、表情は依然明るい。
食後の余韻を楽しみながら、満足感と幸福感を噛み締めて]
では、シスターエリーの紹介は、
後の楽しみにしておこうかな。
昼寝とご飯が大好きなら、アタシもすぐ仲良くなれそうだ。
[一体誰なんだろう。期待感に膨らんだ心は、
瞳から零れるほど傍目にも明らかだったろう]
あ、シスターエリーが料理苦手って、結構意外だよな。
[誤魔化すように、顎を振り
最後には、からかうように微笑んだ**]
神は、迷える子羊に試練を与えるみたいだなァ。
[自分のことは棚に上げ、
沈痛な表情で、左右に十字を切った]
明日か。頑張って。シスターエリー。
アタシも出来る限り手伝うから。
[勿論自信は無いけど、と言い含めるのも忘れない**]
[明日の食事当番だったことを思い出し、表情を曇らせる。
もう一人の当番はわからないが、もしかして一人だったかもしれない。
―――緊張か、憂鬱か、口数少なく食事を進めているとある動作が目に入ったが、気には留めなかった。
そして、一欠けらのパン以外は全て食べ終わり、残したそれを見つからぬよう僧服へと仕舞いこむ。
その時には表情も戻り、ナネッテへと視線を流すと彼女は光を浴び穏やかに微笑む。
砂色の髪が幾重にも広がり、金にも見え、まるで天使のようだった。
その光景に何も言えなかったのだが、最後のからかいの言葉にハッとして]
………い、意外ってなによ。
そんなに器用そうに見えるのかしら。
仕分けるのは得意なのだけれど………。
[ふぅ、とひとつ息を吐いた。]
ありがとう…シスターナネッテ。
……手が空いていたらお願いするわ。
[どこか遠い目で、十字を切るナネッテを見つめた。
そして食後の祈りを捧げると、片付けへと。**]
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