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[>>116、ナネッテの誤魔化しの言葉と同時に咳払いをし、労働へと向かうナネッテを見送った。]
ええ。
行ってらっしゃい。
私も汚れを落として、どこか非常に散乱している場所を探すことにするわ……。
グレーテも窯のお掃除ご苦労さま。
そろそろ手洗い場に行く?
[グレーテに尋ね、頷くなら共に手洗い場へと向かい、そうでないなら此処で別れるだろう。**]
― 回想 ―
[歌声を褒めるエレオノーレには、ぎこちない礼を。
額面通り受け止めれば、仄かに頬が染まった。]
…申し訳ありません。
「様」付けは不要だと分かってはいても、なかなか癖が抜けなくて。
[糸の不足分について、彼女の意見を聴けば]
シスターローゼが…?
それなら、お願いしてみます。
行商人さんが次に来るのは、幾日か先の話だったはず。
ともすれば、シスターにお願いしたほうが早いでしょうから。
[そうして、聖堂を辞し、回廊に出たのだった。]
[聖堂へと向かう回廊。
前方から、踊るように節を付けた声>>80が聴こえる]
……マリエッタさま。
[一度立ち止まり、ぺこりと会釈をする。
彼女の声から、彼女の足取りが軽い理由が見えて微笑みを浮かべながら]
[続いて耳に届くのは、たたっと軽快な靴音>>121。
いつもより少しだけ遅い、けれど聴き覚えのあるその音に振り返る]
シスターナネッテ。
わたし、ですか?これから聖堂のカーテンの取り替えに行くところ、です。
[少しばかり破天荒な先輩の姿は、いつもとは少し違っていて]
シスターナネッテは……書庫の整理、ですか?
[彼女と書物の組み合わせが珍しい気がして、首を傾げて訊ねた]
― 回廊 ―
[振り返った彼女の姿が目に入り>>95]
まあ、焼き…リヒャルトさん!
[走ってはいないが、急ぐあまり競歩のような足取りで駆け寄ると足がもつれたようで、長身の姉妹に抱きついた]
>>126
忘れてた。こんな格好で悪いな。
御機嫌よう、ユーリエ。
[本を抱いたまま、簡単に挨拶をする。
小柄なユーリエとは、
随分視線の高さが違う気がして、唇の端で微笑んだ]
そうか。聖堂のカーテンなァ。
アタシはよくわからないけどさ、
やっぱり色調は壁と同色系のほうがいいのかい?
[少しだけ興味のある瞳の色で、問いかけながら]
これ? シスターフリーデルに頼まれてさ。
本をなんか日陰に干すらしくて。
……あ、わたしも忘れていました。
ごきげんよう。
[うっかりと挨拶を飛ばしていたことに気が付き、慌てて頭を下げる。
見習いとしての期間だけは長い筈なのに、元来人付き合いが得意な方では無い為に未だこうしてちょくちょく失敗をしてしまう]
わたしも、あまり色の良し悪しは、わかりませんけれど。
主張しすぎず、場に合った、そしていつも清潔なものを用意していたい、ですね。
[長身の修道女の瞳は、小柄な自分からは随分と遠い。
頤を持ち上げるようにして見上げながら、興味を示した様子のナネッテに応える]
……まぁ、虫干しを。
書庫にはたくさん本がありますから、大変、ではないですか?
[カーテン交換が終わってから手伝う心算で訊ねた]
― ちょっと前 ―
やっきたってーがーまっていーるんっ♪
[タチアナと比べるどころか、聖歌を歌えば主も怒り出しそうな音程で歌っていると、>>125澄んだ声に]
…あら、ユーリエさん。ごきげんよう。
[つられて、相手に合わせて会釈をした。相手の様子に誘うのを躊躇い、微笑みを返して再び歩きはじめた]
―食堂に辿りつく前―
>>127
…………わあっ!?
[抱きつくような格好になったマリエッタを、
長身の身体はしっかりと受け止めて。
籠の中のパンが落ちないように、少しだけバランスを取り直す]
ふふ、大丈夫ですか。マリエッタ様。
急がなくても、私もパンも逃げたりしませんよ。
うん、ああ、なるほど……。
選ぶ基準はそういったものにあるのか。
あと、シーツでも何でも、布が清潔だと気持ち良いし。
[うんうん、と頷いて。
理解の色を灯した瞳を、ユーリエに向け直す]
よくわかったよ。調和というやつか。
今作ってるメダイの意匠をどうするか迷っててなァ。
何か唐突に変なこと聞いちまった。
[両手が塞がったまま、器用に肩を竦めると]
そうだなー。まだまだ、沢山ありそうなんだよ。
ま、とりあえず、一旦これだけ運んでくるわ。
よかったら、後で手伝ってくれるか?
[予定より遅れている自覚はあったらしい。
少し慌てた様子で、本を抱えなおして歩き出した]
[受け止めてもらい、自分が無事だと知ると]
…時々、右と左ってわからなくなりませんこと?
[抱きついたまま問いかけてみた]
わたくし、今気が付いたのですけれど、
リヒャルトさんってなかなか…なかなか…逸材ですわ。
[一人でうんうん頷いている]
ええ、カーテンは毎日とはいきませんけれど。
お日様の匂いのするシーツは、きもちいい、です。
[こくりと頷く。
修道院の小さなベッドは女性にしては長身の彼女には小さいのではないかと、ふいに思った]
……おメダイ、ですか?
ナネッテさまの作られたロザリオは、信徒さんに、とても人気がありますから。
きっと、ナネッテさまの思うように作られれば、素敵なものになります。
[肩を竦めるナネッテに薄く微笑んで、唇を開く]
ええ、よろこんで。
[書庫作業へ戻るナネッテに会釈をして、自らも聖堂への道へ戻った]
>>133
………右と左、ですか?
[きょとんと不思議そうに瞬いてから、
一度自分の左手を見つめて。
再びマリエッタに返す視線は、やや下を向く]
そ、そうですね。ええと、…あ、慌てたりしていると、
間違えることもあるかもしれません。
[こくこくと頷いてみる]
― 聖堂 ―
[開かれた扉から聖堂へと立ち入ると、そこは荘厳な雰囲気に満ちている。
未だ甘いパンの香りや、うらうらと暖かい陽射しが辺りに満ちているけれど、その日常の香りすら神々しいものに感じさせる]
マリアさま。
[十字を切り、軽い祈りの礼を取る。
そうしてから部屋の隅へ行き、花壇へ行く前に取り込んでおいた洗濯カゴから大きな布を引っ張り出す]
……いいかおり。
[洗い立てのカーテンから香る、石鹸と太陽の香りを大きく吸い込む。
鼻歌でも歌いそうな調子で、カーテンを窓へ戻し始めた]
[口ずさんだ歌が、自分が思うより多くの人間に聞かれていたなど、知らず。
偶々皆が仕事の為に部屋に引っ込んでいたのか…ともあれ、回廊では誰とも擦れ違うことが無かった。]
………シスターローゼンハイムは、と。
[修室の一つで足を止め、ひとつ深呼吸をする。
身に咎め立てされる覚えなどなくとも、厳格なシスターに会うともなれば、多少の緊張はしよう。
僅かの後、軽く扉をノックした。]
失礼します。
シスターエレオノーレより、ローゼンハイム様がお出かけになると伺ったもので……
[ぱたん、と背で扉が閉まった。]
>>134
……ええっ!?
[マリエッタは何やら納得しているようである>>134
姉妹の考えていることが良く分からず、やっぱり狼狽しつつも]
あ、ありがとうございます……、?
[取りあえず、褒めて貰った気がしたので御礼を言っておいた]
>>136 リヒャルト
やっぱり…そうでしょう?
あ、右って思っても間違えて左に行っちゃったり…よくありますわよね。
うんうん。わたくし、脳の反射の問題じゃないかと思ってますの!
[脱線しかけたところで>>95差し出されたパンに]
まあ、うれしい!
>>140
右と左。ふふ、道でも間違えたりされたのですか?
ふむふむ…。
脳の反射の問題なら、尚更糖分が大切ですね。
[もっともらしく頷いて、
パンを受け取ってくれたマリエッタに笑顔を向けた]
ローゼンハイム様に見つかるとお叱りを受けるでしょうから、
見つからないように御気をつけて。
[先ほどの会話を思い出しつつ、くすりと注意を付け足した]
[御礼>>139と己に触れることのなかった手に、常とは違う嬉しそうな笑みを浮かべ]
…いいえ、どういたしまして。
[>>95差し出されたパンが半分であることに気付くと一瞬躊躇うが]
ぜひいただきますわ。
[すぐにいつもの微笑みを取り戻しパンを受け取ると、かじりついた]
>ぎゅうぎゅうしているマリエッタを何となく撫でようとしたが、相手が我に返ったらしいので途中で止めた。
この距離感が。
なんとなく、リヒャルトさんを好ましいと感じましたの。
>>142
[姉妹の戸惑うような表情に気づき、その理由を察すれば]
ああ、実はもう半分は、ナネッテ様のお腹の中に。
………内緒ですよ。
[小さく笑みを零しつつ、人差し指を口元に当てて見せた]
――――…おや。ですから、私もパンも逃げませんよ。
周りに人が来ないか気をつけていますから、
落ちついて食べてくださいな。
[咀嚼と同時に感想を言おうとしたマリエッタの様子を
微笑ましく思ったのか、今度こそそっと彼女の頭を撫でた**]
[なんとか一口を咀嚼しきると]
…蜜、が入っています?
甘さがぜんぜん違う…。
それに、ふんわりしていて、とてもおいしいです。
ありがとう、リヒャルトさん。ごちそうさまでした。
[丁寧におじぎをして、きょろきょろと辺りを伺うと]
では、お勤めに戻らないといけませんわね。
>>143
まあ、シスターナネッテが。
[パンの存在を教えてくれた人だから文句は言えないかしらと思い、続く言葉に神妙に頷いて]
はい、内緒ですわ。
[撫でる手が近づくのをみて視線をさまよわせたが、結局撫でられた**]
[手洗い場で汚れを落とすと、エリーは粉挽き場となっている小屋へと向かう。
放牧場でなにか鳴いているのか、それが耳に届けば穏やかに目を細めた。
柔らかな日差しは土を踏みしめる足取りも軽くする。]
粉挽き場もこまめな掃除が必要よね。
たくさん掃除するわよ。
………。
それにしても……
[緑の斜面となっている丘陵を遠く見つめ、両手を広げた腕で清らかな風を抱きしめた。]
穏やかで良い日………。
[粉挽き場の前まで歩いていくと、扉の前にちょこんと丸まる小さな姿が目に入った。]
あなた……また来たのね。
ここでお昼寝中?
[手前で膝を折り、そっと声を掛けると、
相手は気がついたらしい。
顔をやや起こし、にゃあ、と小さく鳴いた。]
ふふ。
おはよう、子猫さん。
[白い毛に明るい茶のぶち模様。
長い尻尾は今はくるんと丸まっている。
1ヶ月前、何処からか迷い込んだのか一匹の子猫。
空腹の様子に思わずパンを分け与えた。
それからは度々、姿を見せるようになったのである。
ただいつも一匹で家族らしい猫がいないのが気がかりであったが―――]
……。あなたは家族とはぐれたのかしら?
それとも………
[続きは音を成さない。
手を伸ばせば擦り寄ってくる暖かい存在に、一度だけ目を伏せ、そして微笑んだ。]
お腹減っているの?
ごめんなさい。
今はパンを持っていないのよ。
ねえ、あなたはメスかしら?
修道女を目指してみる?
なあんてね。
……でも、いつでもいらっしゃい。
そうね………。
あなたに名前をつけてもいいかしら。
[子猫の額を優しく撫でながら、しばらく考え込む。
そうしてようやく出た名は]
………リラ。
なんていうのはどう?
[子猫はきょとんとしてエリーを見つめ、間をおいてにゃあ、とひと鳴きしたのだった**]
[>>108頷かれたのには気付かなかった様子で。
ピンをすくい取られると、そな後は大人しく手伝ってもらった。
最後に礼を告げられると]
こちらこそ、色々とありがとうございました。
助かりました。
[軽い御辞儀を返し。
次のお勤めに向かおうと、ゆっくりと回廊を歩きだした**]
[去り際に、>>135を聞くと、
薄い顎を微かに揺らして、苦笑する]
ははっ、そんな大したもんじゃないよ。ユーリエ。
まぁ、こういった力仕事の合間に、たまにはな。
アタシのロザリオ、人気なのかい? そりゃ嬉しいね。
[へぇ、と不思議そうな瞳を向けて。
誰かの祈りがあれで上手く届けばいいねェ、と呟いた]
御身に寄り頼み奉る我らのために。
ありがとよ。思うように、作ってみる。
今度は、花をモチーフにしてみようか。
聖母に捧げる薔薇の冠、ってね。
[銀髪が零れる頭巾を視線で指し、笑う。
軽快に別れを告げると、再び音を立てて立ち去った]
おっ、シスターフリーデル。
頼まれてた本、持って来たぜ!
悪い、遅くなった。
[息を全く乱さずに駆け込んでくると、
サンダルの音を床に響かせて、急停止した。
辺りの状況を見渡して、手に持った本を降ろす]
ここに干せばいいのか?
えーと、書庫の入り口右に積んであった本だよな?
[曖昧な記憶のまま、首を傾げてフリーデルを見た。
右にも左にも本が積まれていて、よく解らなくなったのだった。
とりあえず、広げられた反故紙へ見よう見真似で並べていく
古い紙の匂いと、あと、微かに良い匂いがする。
なんだこれ? ――――げほっ! げほっ!
[香りの正体を確かめようと微かに鼻を鳴らし、
右の本に積もった埃を思い切り吸い込んだらしく、むせた]
[...は、一瞬自分がどこにいるのかわからなかった。ぽかん、とナネッテの言葉>>164を一瞬遅れて反芻した]
え?右…??
[置かれていく本を見て悲鳴をあげる]
きゃーっ!!
そ、それ、まだ補修してない古文書ですわーっ!
全世界にも数冊しかないという希こう本…っ
[涙目を拭っていると、フリーデルの悲鳴が耳をつんざく]
ごほっ。
ええっ!? これ、違うのか?
なんか黴くせー本だとは思ってたけど……。
確かに、ばらばらと今にも外れそうなページがあったような。
[貴重なものらしい本の一冊を開こうとしながら]
[本を庇っているフリーデルを横目でみながら、
なんとはなしに乾いた笑みを浮かべて]
あははは。悪い。
ま、まあ、補修する手間が省けたと考えれば……。
[そう言いながら、持っていた残りの本を置くと、
腰を落として緊急脱出の構えに備えた。
そろそろと、足の指だけで少しずつ蟹移動]
〜〜〜っ!
[怒ろうか、困ろうか、感情が複雑にない交ぜになって込み上げたが]
私の伝えかたがいけなかったんですわ。
これも修行ですわね。
[結局、がっくりと肩を落とした]
とりあえずご厚意は感謝します。
おっつとーめ♪ おっつとーめ♪
ああ、いい天気だなぁ。
……うん、お洗濯がたまっていた気がします!
せっんたーく♪ せっんたーく♪
[変な調子の歌を歌いながら、修道院へ洗濯物を取りに]
[日差しの中で暖をとっていたらしい子猫に気が付くと]
あら、にゃんこちゃん。
どこから来たの?
[しゃがんで問いかけると、リラと名付けられた猫はパンを見つめ一鳴き]
あはは、これが欲しいの?
食いしん坊さんなのね。…ええと…。
[近くにミルクでもないかと目をやってみるが、天才的にうっかりな修道女が運ぶ途中に緊急の用事を思い出して道路に放置するようなことでもない限り、ミルクは見つかるはずもない。
すぐに諦め、食べかけのパンをちぎって与えてみる]
[食べている様子を眺めながら]
…おいしい? にゃんこちゃん。
リヒャルトさんが作ってくれたんですわ。
わかるかしら? 背のたかい、ハシバミ色の髪の。
…今度会ったら、御礼を言いなさいな。
…さて、と。
洗濯、しなくっちゃ。
[立ち上がって子猫を見やると、理由もなく不意にこみ上げた殺意に任せ手を伸ばし]
……ああ。違うんだった、わね。
[伸ばしかけた手を少しだけ見つめるが、すぐに興味を失うとふらふらと修道院へ歩き出した**]
/*
やりすぎたかしら…。
せっかく修道院だし、こういう子がいたほうがシスターの腕がなるのではないだろうかという勝手なアレで。
でも、牧歌的、なのよね……。
やっちまった缶。
まあ、僕の道化体質にも困ったものである。
>>138
どうぞ。
あら、タチアナ。いらっしゃい。
どうしたのかしら?
[厳格と評判の修道女ローゼンハイムは
タチアナを室内へと招き入れると、小さく首を傾げて]
シスターエレオノーレが?
誰から聞いたのかしら……。
ええ、私は数日間この修道院を留守にします。
街の方へ行かなければならない用事がありましてね。
[感情をあまり窺わせない声のトーンで、淡々と答える]
そうね、もし何か手に入れて欲しいものがあれば。
可能なものであれば、善処しますが?
[薄い唇が微かに開き、再び閉じられる]
そういえば、そろそろ食事の時間ですね。
皆で神の恵みに感謝しつつ、今日も頂くとしましょうか。
タチアナも、食堂へは遅れないようにね。
/*
村建てです。こんばんは。
今、10人入ってくださってます。
本当にありがとうございます。
ですので、明日の朝6:30ぐらいに開始しようと思っています。
プロローグをずるずる引っ張ってしまってすみませんでした。
動きにくいところも多々あったと思います。
重ねてお詫びを。
編成ですが、村人>囁き狂人>村人、の優先度で
削っていこうと考えています。
/*
でも、だいぶ表現は抑えたな!
読み返したらがんばってた。
大丈夫じゃないかな。どうかな。どきどき。
あと、まりえについてわかっていることまとめ。
貴族出身。しかし時代がよくわからないので触れないよ! 貴族の中では変わり者だと思われる。
感情豊かでオーバーリアクションおおめ。愛情表現も激しい。経験がないわりに器用でなんでもこなすため意外に模範生。でもお祈りはお昼寝の時間。
/*
流れとしまして、
初日は食堂で一旦全員昼食をとる、という機会を設けたいと思います。
すれ違い等でお話できなかったりとか、そういうのを少しでも解消出来るかなぁ、という考えからです。
ですので、徐々に食堂へお集まり下さると幸いです。
/*
風のささやきをはさんでしまった。もぐもぐ。
なんだか村いっぱいあるから分散してて集めるの難しいよね。
開始日時了解です。←ここで言うなよ
お風呂いってきまーす。
―食堂―
[まだ食事の時間には少し早い為か、今は食堂に一人きり]
………………………。
[窓の外へやっていた視線を、籠の中のパンへと移した。
作った物を美味しいと言って貰えるのは嬉しい。
それはきっと、とても幸せなことだ]
―――――――――……。
[昔も良く、褒めて貰っていた気がする。
街にあるオールディントンのお屋敷で、
従者として働いていた頃]
>>158
い、いやっ?
アタシが聞き間違えたのが、いけねえんだし……。
シスターフリーデルの伝え方には、問題は無かった、よ?
[複雑そうなフリーデルの表情を見ると、
もごもごと聞き取りにくい声で、ばつの悪い表情]
あー、お詫びに、何か今度作るよ。
アタシの作る細工でよけりゃ。
それと、今度は、ちゃんとやるからさっ。
[んじゃあ、とすまなさそうに詫びると、その場を後に。
ひくりと腹が蠢くのを感じて、すれ違う人に声を掛けながら]
そろそろ、メシの時間だなァ。へへ。
[懐には銀の相棒。いそいそと食堂を目指して歩き出した]
―食堂―
あれ。アタシが一番だと思ったんだけどな。
よぉ、早いなリヒャルト。
[パン籠を見つめる見習い修道女を見かけると、
意外そうな声音で声を掛け、手を一度上げてから近づく]
何考えてんだ?
[食事の前の高揚感に当てられたのか、
同じように籠を覗き込む表情は、いつもより緩んでいた]
―――――…嗚呼、ナネッテ様。
[声をかけられれば、そっと振り返った]
いえ、ただ、日々の生活の幸せに感謝を捧げておりました。
[暗い表情は消え、にこりと微笑む]
後は少しだけ、昔のことを思い出して。
……いけませんね、思いの外時間が経っていたようです。
フリーデル様のお手伝いに向かう約束でしたのに。
[笑みは少しだけ困ったようなものになり、頬をかいた]
そうかい?
アンタが今ここで、送ってる日常が幸せなら、よかった。
そりゃぁ、神様に感謝しないと。
[眉を微かに上げて、暫く表情を眺めていたが、
やがて彼女の微笑みに合わせて、にやりと笑う]
ああ、素晴らしき日常。
ま、ソレを決めるのはアタシたちだな。
実際のところ。
[透徹に染まった瞳を床に一度落とすと、
ガシガシと頭を掻いて]
へぇ、昔のことか……。
ちょっとした好奇心から、聞いてもいいかい?
[まだ、食事まで少しの間があるしな、と呟いた]
>>165 ナネッテ
ふふ、貴方の作ったものはどれもとても好きなので嬉しいですわ。これ幸いとお願いしてしまおうかしら。
お手隙な時にでも、ロザリオを作っていただけませんか?
マリア様の象徴である百合の文様の入ったもの…って無理かしら?
[ナネッテの後姿を見送ってから、時間に気づく]
あら、そろそろ昼食ですわね。
[古文書を丁寧に手に取り上げ、虫干しの書物はそのままにそこを後にした]
シスター フリーデル が村を出ました。
シスターフリーデルの手伝い、な……。
いやさ、ちょっと本を運んだんだけどな。
アタシなんか失敗してよぉ。
[貴重な補修前の本を虫干ししてしまった顛末を
、ぼそぼそと聞かせるだろう]
思ったより時間が経ってることはあるよな。
なんかに没頭してるとよくあるぜ。
だから、気にすんなよ?
実際、食事大好きなアタシも、
細工を弄り始めると、とんと忘れちまうから。
[頬を掻く彼女に、納得したかのように頷いた]
10人目、宣誓済み修道女 フリーデル が参加しました。
宣誓済み修道女 フリーデルは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[廊下を歩きながら、意外と埃にまみれている己に気づく。まず、塵を払ってから食卓に着こうと思う。]
シスターナネッテったら、あんなにつまみ食いして食事入るのかしら…。
そうですね。
たとえ同じ景色を見ていたとしても、
それに抱く想いは人それぞれなのでしょう。
[くすくすと肩を揺らして、楽しげに言う]
――――――…私の昔のこと、ですか?
構いませんが、退屈なお話になってしまうかもしれませんよ。
私は此方に来る前は、街外れの御屋敷に仕えておりました。
そこでは旦那様と御嬢様と、私以外の使用人と。
旦那様は、私の焼くパンをお気に召してくださっていたようで、
よく催促されたものでした。
……それを、ふいに思い出したのです。
[語り終えて、一息つくと]
ナネッテ様の故郷のことも、宜しければ伺っても…?
[やや控えめに、問いかけた]
………あらあら。
[姉妹の語る本運びの顛末>>170へは、
驚いたように口元へ手を当てて]
ふふ、きっと古文書も
他の本と一緒に風に当たりたかったのでしょう。
[何処か慰めるように、ナネッテへとそう告げる]
ナネッテ様の作品は、作りが細やかで素敵ですから。
食事も細工も、どちらも御好きなのですね。
いやぁ、退屈じゃないさ。
うん………へえ、なるほど。
[時折窓の外を眺めながら、
リヒャルトの話に、ゆったりと耳を傾ける。
窓一杯に煮詰めたような光が溜まり、
ここの太陽は、もはや冬の余韻さえ無かった]
ああ、リヒャルトが焼くパンは、美味かったなァ。
その旦那様とやらも、さぞかし幸せだったろう。
[じゃあ、何故? といった問いは、口内で消えてしまった。
微かな溜息を吐き出すと、んー、と迷う仕草]
[水のみ場で手を洗い、身だしなみを整えてから食堂に入る。中にいる人たちに軽く会釈をした]
ごきげんよう。
今日の食事当番はどなたかしら。
何かお手伝いできることがありましたら、申し付けてくださいね。
>>169 フリーデル回想
お、何かあるのかい?
[瞳をぱちくり]
んー、ロザリオか。
アタシのでよけりゃ、また今度作っておくぜ。
[脳裏でずらずらと手持ちの材料を確かめるよう、
指を折りながら、軽く宙を睨む]
鉱石と……、ああ、そうだな。
百合の文様なら、多分出来ると思う。
そういや、百合と薔薇って、結構似てるんだぜ。
綺麗の種類は、そりゃぁ違うけどな。
割りと意外だろ?
[去り際にそう言って、
可笑しみを覚えたように唇の端を歪めた]
特に、面白くないぜ?
[青い瞳が、暗い海へ沈み込むように染まっていく。
ああ、と首を振ると、もう何時もの迷惑な修道女に戻っていた]
アタシの故郷は、鬱蒼たる森林の大地だった。
都市も村落も田園までもが、深緑の海に点在する大小の島みたい。
かろうじて植物の猛威を跳ね除けている有様さ。
鍬入れを怠れば、ほんの数年で楢の木に覆われちまう。
そんなとこだ。
だから、此処に住ませて貰ってることについちゃ、
アタシなりに感謝してるよ。アンタらも居るしな。
アタシなりの、素晴らしき日常ってやつ。
[リヒャルトに向かって話し終えると
最後は楽しげに砂色の髪を掻き揚げる。
それから、じっと窓の外を眺めた]
>>173持ち上げたときに、
なんかボロボロだなぁ、とか思ったんだ。一応。
風に当たったら、千切れちまいそうなぐらい……?
[慰められると、小さく頬を掻いて瞳を逸らした]
それでも、偶には風に当たりたい、
そんな気持ちになるのかなァ。
アタシだったら、なるだろうけど。
[ちょっと考えた後、首を捻る]
作品? そんな上等なモンじゃぁ……。ありがとよ。
あー、まーそうだな。食事も細工もどっちも好きだな。
よぉ、シスターフリーデル。
さっきはごめんな。
[>>175で修道女を見かけると、さっきの今だ。
しっかり挨拶も忘れないだろう]
村の設定が変更されました。
[ナネッテ>>178 に謝られてくすりと笑う]
大丈夫ですよ。
欠損さえなければ修復可能ですから。
古い本は日光に当てると字が消えてしまうのが困りものですね。
ふぅ。
リヒャルトのパンがようやく食べられますね。
楽しみですわ♪
[>>179フリーデルの言葉を聞くと、
はっ、と理解の光が瞳に灯った]
あ、そうなのか!
なるほど、字が読めなくなっちまうんだな。
[初めて知った、と呟くと]
リヒャルトのパンは美味しいぜ。
糖蜜絡めたやつ、シスターフリーデルもやっぱり食べれば良かったんじゃね?
[朝の出来事を思い出すと、ちらりと笑った**]
>>180 ナネッテ
からかわないでくださいなっ。
そもそも食というものは大事なものですけど、それを過度に摂取しては堕落になりますからして…っ!
[焦りながら必死に言い繕っているが、ナネッテの言葉を否定しない**]
[しばらくの間は、行く先々で運びものを手伝ったり、
掃除を手伝ったりしていた。
その間、誰かとすれ違うこともあったかもしれない。
気付くと陽は高く昇り、人もまばらになってきていて]
ああ。そろそろお昼の時間ですね。
[昼食に遅れないよう、早足で歩きだした。]
―― 粉挽き場 ――
けほっ、けほっ……
やはり粉が舞うわね……。
[僧服の袖口で口元を覆いながら床を掃いていく。
[[1d60]]分も経てば綺麗になってきたか。
蜂蜜の"お勤め"を懺悔するように、懸命に取り掛かった。]
……少しは私の心も綺麗になったかしら?
………。神よ、つまみ食いを御許しください。
[ひとり呟いてひょこっと入り口の方に顔を出す。
寝ていた猫はどこかへ行ったのかいなくなっていた。]
……リラ?
散歩に行ったの?
[粉挽き場から外へと出れば、日差しに目を細め、その位置を確認する。]
そろそろお昼時ね。
たくさん動いたからお腹減ったな。
[悲鳴を上げ始めたお腹をさすりつつ、
手洗い場を経由して食堂へと。
その場にいる人々に挨拶を交わし、自分の席へと座った。]
御機嫌よう。皆、午前のお勤めご苦労様。
………あら、今日はリヒャルトが食事当番だったかしら?
美味しそうな香りがするわね。
[>>164、パンが入っている籠が目に留まり微笑む。
もしかしたらそれは食事ではなく飢えた人々のものかもしれないが、空腹に思わずそう言葉を紡いだ。]
宣誓済み修道女 エレオノーレ が村を出ました。
10人目、宣誓済み修道女 エレオノーレ が参加しました。
宣誓済み修道女 エレオノーレは、夜兎 を希望しました(他の人には見えません)。
皆は何の話をしていたの?
[集まっていた人々に話しかけ、しばし談笑を楽しむか。
時折窓の方へ目をやり、子猫のリラの姿を探した**]
よぉ、シスターエリー。御機嫌よう。
アンタこそ、掃除は大変だったろう。お疲れ様。
[食堂に姿を見せたエリーに、明るく挨拶を返す。
パン焼き窯の掃除をしている所は目撃している。
もしかしたら、時間的に他の箇所を
もう一度掃除していたのかもしれない。
そんな想像が脳裏で像を結んで、唇が自然と緩んだ]
な、この匂い気になるよな。
堕落に抗うのも信徒の義務とはいえ、辛いね。
食べ過ぎないように、気をつけないと。
[焦るフリーデル>>181を横目でからかいながら
エレオノーレの感想には、同意するのだった]
ああ、ええと、リヒャルトの昔の話とか
後は、アタシの、えー故郷の話とか。
過度の食事の影響が、いかに精神の堕落へと繋がるか、とか?
[そんなところだっけ?
と笑みのまま周囲に同意を求めた。
シュテラが食堂に顔を見せれば、同じように挨拶をして**]
[道中で誰かと会ったならば挨拶をしつつ、
手洗い場で軽く手を洗うと食堂へと入り]
皆様、こんにちは。
[いつものように、軽く会釈をした。
>>164リヒャルトのパンに気付くと]
おいしそうな薫り――
[思わずぽつりと呟いた後に、
少し照れたような様子で自分の席へとついた**]
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