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[玉葱をひとつ取り、ぽん、と投げて受け取る。
皮を案外に手際よく剥きながら、淡々とアルビン>>*10の声に答える]
……前から繰り返してるが、それはお前の幻想だ。
俺が何処に行こうが何をしようが誰と寝ようが、俺はそれで幸せで、満足してる。
それを否定する筋合いは、アンタにも無ぇ筈だ。
ほほう、お返しに何する気かなー……っと
[「おかえし」でトレンチコート姿になった。]
……前もこれ着たような。
[はれんちこーとじゃないので別に気にしない。]
>>+65>>+67
新婚さん、いらっしゃい…[ぽそぽそ]
>>+70
ごめんなさい。いくらなんでもそれは超ないです。
[反射的にきっぱりすっぱりと断言してしまった。]
[しばし真面目に考えてから、アルビンに言った]
えっと……ね。
シモンの、なくした足、元に、戻ってる、でしょう。
だから、もし、髪の毛を、なくしてたとしても、今は、戻ってるんだと、思うの。
…あ。いけない、忘れるとこだったわ。
[ぽんっと煙を立てて現れた、兎のシルエットに片目だけあしらったカードに、さらさらと]
『――今夜、レジーナさんのお宝を戴きに上がります』
[指先に挟み、しゅっと投げるとカードは消えて、シモンの足元に突き刺さった]
――月の光に 花も草も
[ついと口をついて出る歌は、何度繰り返したかしれない子守歌]
夢を追いつつ うなじたれぬ
[その人が歌うのを見つめて、覚えた歌は]
声をばひそめて 枝はさやぐ
[その日聞いたよりもずっと不格好に、自分の口から再生されて]
眠れ眠れ 眠れ我が児よ――
[音痴、と笑う声が聞こえる気がした]
え、アルビンと村長結婚するの?
じゃ、じゃあウェディングドレスもう一着……。
って、どっちがドレス?それとも二人ともドレス着る?
[どこから湧いてきたのか、問題発言をばっちり聞いてしまったようだ。]
>>+68
わかってますよ。それは、今まででも、じゅーうぶん過ぎる程、お話した内容ですから…
それでも、貴方のそれは享楽に流されているだけで幸せとは思えないのです…
[何度も繰り返した話題らしく、半ば諦めの混ざった口調で、最後は、聞こえるか聞こえないかの小声で付け足す。]
[その紙飛行機の裏に返事を書き付けていく。]
『俺が、ひよこから羽毛を毟り取って植毛するような鬼畜に見えるか?
染めてもないし地毛だぞ』
[聞いてどうするんだろう…と疑問に思いながらも、もう一度紙飛行機を折り、アルビンに向けて飛ばした]
>>+73
[続いて聞こえた言葉にがくーっと脱力。]
ないです…常識的に考えても非常識的に考えてもありえませんから…
エルナさんは、<<行商人 アルビン>>さんと<<神父 ジムゾン>>にウェディングドレスをつくってあげてください…
ちーーーがーーーうーーーーーーーーーーーーー!!!!!
今のは発音間違い!!!
<<宿屋の女主人 レジーナ>>さんの間違いーーーー!!!!!
>>*16
はいはい。発音間違えね。
ってことはアルビンとレジーナにウェディングドレス作ればいいんだね。
[超真顔で納得した。]
なんだろうねえ。
[ぽり、と頭を掻いて。
ふわりとたぐり寄せるように動く手が掴むのは、ペンと便せん]
ジムゾンのことジムゾンのことと思ったけれど、どうしたってアンタとはディーターの事ばっかり話してた気がする。
[さらさらと書き付ける内容はたわいもないもの]
>>+76
私…結婚式は祝福される側ではなく、祝福する側専門ですので、レジーナさんと…女性陣全員とか、おすすめ…です…
>>*11>>*14
確かに懐かしいっちゃ、懐かしいかも知れねえけどなぁ…。
アンタの諦めの悪さにゃ、流石に困り果ててたんだぜ。
……享楽、ねぇ。
[隠微に笑むと、玉葱を縦半分にするように、すとんと包丁を落とす]
そういう説教は信徒にしてやれよ。
神様を信じない、生まれも育ちも価値観も違う相手を説得するにゃあ、まだアンタは経験が足りなそうだぜ、修道士さん?
[言葉の内容のキツさとは裏腹に、からかうような、軽い口調。
とんとん、と玉葱を細かい千切りにしていく手つきにも、気負うところは無い]
[『地獄に遊びに来るときがあれば、是非うちに寄りなよ。
美味しい紅茶でもご馳走するよ。
レジーナ』
顔を合わせたら、またあの時みたいに話すんだろうか。それとも]
ふふ、しっかりジムゾンのこと聞いてやらなきゃねえ。フリーデルとの事とか、あれとかこれとか。
[黒猫ディーターを呼びつけて、「教会に運んどいで」と手紙を託した]
[何処からか聞こえてくる、優しい、レジーナの歌声。>>77
ほんの少しだけ端がひっくり返った調声は、けれど耳に残る、不思議な響き。
――あわせて、低く子守唄を歌う。
砂の精の眠りの歌を。]
っと……
[足元に突然刺さった、兎のカード。
どこかで見たことのあるデザインのそれを手に取り]
……よし。
いつ見つかるか、どきどきしながら飲んでみっか。
[楽しげに、そのカードをポケットに仕舞った。]
オットーが何か的確なIMAKITAを呟いてる気がすンだが気のせいか…?
[皿にマスの燻製を盛ると、スライスした玉葱を飾り、レジーナ特製のドレッシングとディップを添えて一品。
それから残った玉葱を鍋にかけ、作り置きのスープの素を放り込む]
えーと、バゲッドに、チーズ…。
[ふらふらと談話室に入ってきたアルビンに手を振って]
あ、アルビン。おはよ…もしくは、こんばんは?
珍しく、あたしのお手製よ。野菜以外も、よかったら食べてちょうだい?
[手紙を渡そうとすると、黒猫がなうーと鳴く]
なんだって? 結婚式? 馬鹿お言いでないよ。
[黒猫の頭をわしわしわし]
ただの手紙だよ。いいんだ、教会のどっかに隠しておいで。読まれなくていいんだから。
[ほら、と手紙を押しつけて、行きなーとおしりを押した]
>>*20
や、ほら折角のお祭りなんだからさ。
……前にも同じこといったっけ?
[なにかが引っ掛かって記憶を辿って]
確か……この村の男全員にドレスを着せるとかなんとか……。
違ったっけ。
・やこりならぶい
・エルナドレス作るのに大忙し
・パメラびっつアイ
・あれ、アルビンとそんちょか
・シモンの手紙がそのまんまや
[火を下ろしたスープを皿に取り分け、薄切りのバゲッドとチーズを乗せる。
そのままオーブンに放り込んで火を調整した]
……あとは、酒の用意、用意…。
[盆に酒を並べて]
1:米酒(吟醸)
2:麦酒(ホップ16%)
3:林檎酒(アルコール89%)
4:葡萄酒(■yellow色)
5:梅酒(*恋情*な気分に)
6:檸檬酒
さて、そろそろ我が宿に戻るかね。
目を離してると、子供達が何しでかしているか心配になる。
[なうーと黒猫が振り返って鳴く。
子供達って歳でもないだろうに、とでも言う気だろうか]
うるさいねえ。酒飲める歳になったって、みんなアタシの子なんだよ。
[贅沢な我が儘を、びしりと指先突きつけつつ言って。
心配になると言う割りにはのんびりとした歩調で、宿に向かう。怪盗たちが自分のお宝に手を出しているのに出くわすのは、まだ少し先の話しか**]
[コーヒーがなみなみと入ったカップを手からごごご……と出して、ずずーと啜り]
うー……。
[煙草ぱく、とくわえて窓際まで四つん這いで移動。しゅぼっ。ぷかー……]
副流煙いくない……
[窓際でだらり中]
>>*19
確認ご苦労でアリマス。
…ち。バレたか……。
[何度もぶん殴っているので、無論わかっていたらしい]
さて、と。
酒>>+88と、マスの燻製のマリネ風味に、オニオングラタンスープ用意できた。
よかったら皆、味見しねぇか?
[料理と酒を銀盆に乗せると、ふわりと宿のあちこちにいるみんなの元に飛んでいく]
>ディー
……いやあ、ずっと寝てたから。漏れがあったらIMAKITAたのむ
今日もにぎやかね。よしたよした。
……何か、いろんな何かが自分には足りない気がしてきた…
ついでに幸運も……
[どことなく遠い目をしながら、野菜をもぐもぐ]
>>+78
信徒の方々は、素直にお話を聞いて下さる方が多いので…貴方みたいな説得が大変な方は見たことないんだけどね。
……ジムゾン神父かシモンさんに、がっつりと人生について訓示してもらいたい…
>>+79
大間違い…問題…です……
[時を同じくして、談話室に入ってきたシモンにも笑いかけ]
ごきげんよう、シモン。
食べ物の匂いにつられてきたの?
いっぱい作っちゃったから、すきなのから食べちゃってちょうだい。
[そう言うと、自分は(06)を皿にとった]
なんか、今日に限らずうなぎの売れ行きがいいわね…
みんな、そんなにうなぎ好きだったっけ?
[ふたりの手元を見比べながら、シチューを啜る]
うなぎの呪い…かもな。
或いは、うなぎの使いか何かがいるのかもしれない。
[本気で在りうるかもしれない、と言いながら、次の料理(09)に手を出した。]
お腹いっぱいになったら…少し眠くなってきました。
ちょっと…休憩……
[ごちそうさま…と両手をあわせ、ソファの上でうとうと…]
[グラスをあわせ、一口。
料理も一口食べて]
美味いな。
味のバランスがちょうどいい。
ディーターの舌と料理の腕は信頼できるなぁ。
やぁね、うなぎの使いとか…、そんなぬるぬるぬめぬめしてそうな人、うちの村にはいないでしょう。
[やけに真顔で言われた言葉を、あっさり笑い飛ばして]
まぁ、栄養もあるし、何より美味しいしね。
[美味しそうに食べているアルビンを、嬉しそうに目を細めて見ている]
あらら、そんなとこで寝たら風邪ひくわよー?
人のことは言えないけども。
…あ、優しいじゃない、シモン。
[うとうとしはじめたアルビンに、シモンが毛布をかけるのを見てほっとしたように]
ふふ、そのケーキ、美味しいでしょう?
さくらんぼのお酒を使ってるの。レジーナさんと一緒に作ったの、思い出して。
ん、クリームも甘すぎなくて、丁度いい。
美味い。
[ぺろ、と自分の指についたそれも舐めて]
さくらんぼの酒…レジーナと、…ね。
……なぁ、レジーナいないみたいだし、今のうちに味見するか?
[「酒」と「レジーナ」という単語で思い出したらしく。小声でパメラへと尋ねた。]
む、なんじゃ!?
[流れ星がシュルンと煙をあげて、dodgerblue色の封緘がされた封筒が手元にひらり]
わしに郵便かの?
まさか、医療費の請求がここまで追ってきた…のではなさそうじゃな。
どれどれ。
[流れ星が銀色のペーパーナイフに姿を変えたので、丁寧に封を開けて
便箋>>+27を取り出す]
誰かと思ったらディーターなんじゃ!
あやつが、こんなに長い文章を……がんばって書いてくれたんじゃのう……
いかん、じいちゃん、ちょっと読む前から涙が出てくるわい。
どれどれ、ふむふむ。
わしのことをいっぱい心配してくれとるのう……
あやつは本当に心根が優しいやつじゃ。
パメラが女医さんになっておったんか!知らんかったのう〜
今度餅を喉につまらせたら、パメラに診てもらわんといかんのう〜
丸く光ってるパンを見ると、わしの清く輝かしいはぁとを思い出すんじゃな!
布団とバスタオルはありがたいのう〜今の布団はだいぶ昔に買ったもんじゃからのう〜
しかし、バスタオルはまたペーターに取られてしまいそうな気がするのう(笑)
Σなんじゃと、小手毬ちゃんがツケを取り立てにくるじゃと!
むむむ、小手毬ちゃんには会いたいが、ツケがいくら貯まっておったか把握できておらんの、これはまずいのう……
誰か、いざというときに貸してくれそうな……ヴァルターがこっちに来たら相談してみるかのう……
そうだな……幸せだ。
[もたれかかるカタリナを愛おしそうに見つめながら、
ディーターの用意してくれた料理と酒を楽しんだ。**]
[ふむふむ、と何度もうなずきながらディーターからの手紙を読み返し、
丁寧に畳んで封筒にしまった]
ふぉっふぉっふぉ、お礼に後でまたお菓子の屋台でも出すかのう。
あ、ほんと?…よかったぁ。
確か、甘すぎるの駄目だったかも、と思って。
甘いお菓子だらけだった時、ちょっとしょっぱいのも欲しそうだったから。
[自分も小さく一切れ切り分けて、味を確かめる]
ん、なかなか…。上出来ね。
さすがレジーナさん直伝のケーキ。
[満足そうに食べ終えてから、辺りに素早く視線を走らせ]
――…そうね、レジーナさん、近くにいないみたいだし。“味見”、決行しちゃいましょ?
[片目を閉じて囁いて、静かに立ち上がる]
嫌いじゃないんだが、甘いの「だけ」だと辛いな。
控えめくらいが丁度いい。
[ちらちらと、辺りを眺める。女将の気配はないようだ]
どこに隠してるんだろうな?
[パメラに続いて、素早く立ち上がった]
(檸檬酒をちびちびやりながら、マスの燻製のマリネをぱくぱく)
オニオングラタンスープはええのう、寒い夜に身体が温まって助かるわい。
[喉につかえないようゆっくり味わっている**]
>>+112
ちょっぴり頬が赤いですね…。
目閉じ照れかな?
[あまりに笑ううちに、思わず即突っ込み。]
…ホワイトでは、この背景では消せないですね。
そうですね…。
[更に謎の感慨を付け加えてしみじみしました。]
───うん…?
[神父の元に届くのは、手紙ではなく一陣の風。
声を持たない風は、ふうわり金に輝く草を道端に揺らし、
同じ色の髪持つレジーナのことを思い起こさせるのです。]
― 宿屋の一室 ―
[ サイドテーブルで何かを書きながら、椅子の上で背伸び ]
ふー…、夢なのに肩こってきた。
そういえば、手紙…
考えてみたら、いつ誰と会えなくなるか分からないんだよな。
シスターがいつ扉を超えていっても大丈夫なつもりで書いてみるかな…もしかしたら明日にも扉の向こうに行ってしまうとも限らないし。
俺もそうだけど。
…、ああ。レジーナ。
あなたとも、久しぶりにゆっくりお話がしたいですね。
でも、またディーターのことばかりになってしまいそうかな。
あの時の子守唄……、…
[ふと微笑んで、風の音に耳を傾けます。
聞こえない歌。遠く響きあう歌。]
『 ここを出ると、次はいつ会えるのか、それとももう会えないのか、分からないね。いつか転生した時に再会してもお互い気づかないのかもしれないし。
フリーデルの魂がいつも安らかでありますように。
前に図書館で読んだ書物の一節を捧げるよ。ここにいたら思い出したんだ。
*
<font color=#6495ed > 自分の感じる気持ちのすべてを、私たちは選んでいる。この世界を見ているのは、自分自身。
私たちの身の上にふりかかってくるかのように見えるすべての出来事は、実は己が求め、求めたとおりの体験をしているだけなのだ。
愛する人と接するとき、相手の心に愛の気持ちを呼び起こすような表現だけを心がけよう。なぜなら、あなたの本質は愛そのものなのだから。
どうかあなたの魂が、いつまでも愛とともにありますように――</font>
Dear sister Fridel.
From Joachim. 』
──、また聞きたいですねえ…。
あなたの紅茶でも頂きながら。
[空を見上げて、風に一度微笑みかけます。
瞬く星に、女将の笑顔の幻影が見えるかのようでした。*]
『 ここを出ると、次はいつ会えるのか、それとももう会えないのか、分からないね。いつか転生した時に再会してもお互い気づかないのかもしれないし。
フリーデルの魂がいつも安らかでありますように。
前に図書館で読んだ書物の一節を捧げるよ。ここにいたら思い出したんだ。
*
自分の感じる気持ちのすべてを、私たちは選んでいる。この世界を見ているのは、自分自身。
私たちの身の上にふりかかってくるかのように見えるすべての出来事は、実は己が求め、求めたとおりの体験をしているだけなのだ。
愛する人と接するとき、相手の心に愛の気持ちを呼び起こすような表現だけを心がけよう。なぜなら、あなたの本質は愛そのものなのだから。
どうかあなたの魂が、いつまでも愛とともにありますように――
Dear sister Fridel. From Joachim. 』
あれーおかしいな。
何度かやってみたけど、文字の色変えが出来ない…
まぁいっか。
できたら書物の引用としてるとこは、青いペンで書いた風にしたかった〜。
そうね、あたしはかなり甘党なんだけど、それでも甘いのだけじゃ、ちょっと飽きてきちゃうもの。
[アルビンを起こさぬよう、静かに足を進めて]
……まずは、ここ。
確か、このあたり、にー……
[ひそひそと囁きながら、台所にしゃがみこんで、床のあちこちをこつこつと叩く。やがて、音の違う場所を見つけると、床板をはがし]
――んっ、まずは二本。
極上のキルシュと、アプリコットのブランデー。
カクテルにすると美味しいわよ、これ。
特別な時のお菓子とかにも使えるよう、ここに置いてあるんじゃないかしら。
[戦利品の銘柄を確かめ、満足げに頷く]
ふふ、…ここは文字通り、あたしの庭ですから。
[レジーナの宿で暮らしていた頃の記憶が頭を過り、目を細める]
本命は、地下貯蔵庫。…と、屋根裏にも少しあったはず。
どっちがいい?共犯者さん。
[床板を嵌め直して、にやっと微笑む]
……皆、素晴らしいですね。
[それぞれの手紙は、それぞれの想いをこめて。
どれをとっても、心に響くような素敵なもの]
[自分は、というと、どこからどう見ても宿屋のアンケート結果な内容の手紙。
これで吟遊詩人名乗るのってどうなんだ、と思って、ちょっぴりしょんぼりしてしまった旅人なのであった]
んふ、気が合うわね?
あたしも、そう思ってたとこ。
[にっと笑みを深めて、弾むように立ち上がる]
悪だなんて、人聞きの悪い…。
可愛い悪戯の範疇よ。うん。
[廊下に出ると、どこからか取りだした灯りを手に、地下貯蔵庫に通じる階段を下りてゆく]
─宿の一室─
[オレンジのかぼちゃが、ころんころん。
葉っぱの紙に、■lightgreyのインク。
ごろろと転げて、笑顔でぺったり。
かぼちゃ流お手紙の、仕上がりです。]
― 談話室 ―
ふう。やっと書けた…。
普段顔を合わせている人に書くお手紙というのもなかなか大変ですね。
[ 手にした封筒をふと見下ろし、封をする前にまた便箋を開く。 ]
〜♪〜〜〜♪
[ついでにどこからでしょう?お料理召喚。
美味しそうな、マスの燻製のマリネ風味と、
ほかほかのオニオングラタンスープです。]
[オレンジかぼちゃはとっても満足げ。
クララのもとにこれらを届けて、にこにこにっかり。
夢色をした綿飴の髪に、懐くように擦り寄りました。**]
『ヨアヒムさん、いつもありがとうございます。
あなたの側にいると、とても幸せで優しい気持ちになれる。それは、あなたが本当にやさしい人だからなんだと思います。
初めて村に来た時、あなたと、パメラさん、オットーさんの仲の良さを見て、ちょっと寂しい気持ちになったりもしました。
あちこちの街に移り住んだ私には、幼馴染という存在はなかったから。
お友達になれたらいいな、と思ったけど、あなた方三人の絆は眩しすぎて、寂しい気持ちになったりもしました。
あのソファで三人、ぎゅうぎゅうになって座るあなた方に対して、私はちょっと離れた斜め向かいの一人掛けのソファ。…そんな気分でいた時もあったので。
……その可愛い悪戯とやら。
今まで結構実行してたんじゃないのか?
手つきが慣れているように見える。
[パメラの後に続きながら、自然と足は忍び足になる。]
でも、あなたが図書館に来てくれて、あなたの中に私の居場所をくれた時から、羨む気持ちは無くなりました。
あなたがこんなにやさしいのは、レジーナさんの温かさに包まれてきたから。
パメラさんやオットーさん、リザちゃんを見守り、愛してきたから。
私が出会った時、すでにあの人たちはあなたの中に在り。それがあなたという人をつくり、育ててきたのだと思うのです。
レジーナさんが、パメラさんが、オットーさんが、リザちゃん…。
村の皆がいたから、あなたという人がこの世にいる。
私が好きになった人をこの世界にくれたのは、この村の人たち。
だから、私は、みんなが大好きです。
どうかみんな、幸せになってほしい。
どこに居ても、どんなに遠くに行っても、苦しみがあっても、その後に幸福がありますように。
それこそが、ヨアヒムさん、あなたの幸せだと思うから。』
んー?
お酒に関しては、手は出してないわよ?
…まぁ、ほとんど。
[しれっと答えてから、ころころと笑い]
なんかね、隠れて悪戯するの、好きだったのよ。昔から。
レジーナさんに見つかって怒られるのも、結構それはそれで、好きだったりして。
[貯蔵庫に辿り着くと、高く積まれた箱や麻袋を、灯りで照らす]
[ 便箋を戻して封をした手紙を手に、しばし思案する。 ]
うーん…せっかくだから、
自分の手でお料理ができる間に、何か作りましょうか。
[ お酒泥棒が移動した後の台所をひょいと覗いて。 ]
だれかお料理をしてる風はないですね。大丈夫かな?
……あら、かぼちゃさん。
美味しそうですね。ありがとうございます。
[ お料理のお皿を手の上に、本人は髪の上にぽふんと飛んできたオレンジかぼちゃを上目で見つつ、台所へと。
頭の上のそれとは違うかぼちゃを材料にして、パンプキンパイを作り始めた。** ]
それなら今回のも、『またパメラのいつもの悪戯か』で済ませてくれるかな、レジーナ。
[くく、と笑って]
昔からそれは変わってないんだな…
たとえ怒られても、ついやりたくなるものってあったよな。
[地下貯蔵庫の品々を見ていると、子どもが隠れるのに好みそうな場所に思えた。]
どーうかしらねぇ…、お酒に関しては、極力ばれないようにしてて、派手に悪戯しちゃったことはないのよね。
お酒って、お菓子よりもずっと高いじゃない?
さすがにちょっと、気がひけてね。
[レジーナの怒る顔を想像して、震える真似をする]
えっとね、林檎の絵が描いてある箱と、紅茶って書いてある箱が、お目当てのものなんだけど……
[灯りを動かして、箱をひとつひとつ探す]
それなら、今回も控えめにしとくか?
箱一つだけで。
[大して代わりはない気もするが、気休め程度に。]
林檎……ああ、それじゃないか?
右の中段の。
[赤い丸が灯りの中をよぎったように見えて、そちらを指差した。]
そぉね、ふたりじゃそんなに飲めないし……
誰かいたら、そのひとにこっそり分けてあげるのもいいけど。
――…えっ、どこどこ!?あった?
[ぱっと灯りを戻すと、赤いペンキで描かれた林檎が浮かび上がった]
ああ、あれだわ!間違いない。
お手柄ね、シモン。
[ぐ、と親指を立てていい笑顔]
シモン、その上の箱、どかしてもらえる?
ちょっとあたしじゃ届かなさそう。シモンがいるから、脚立持ってこなかったのよね。
>>*23
だから、信徒の説得をどうぞ、って言ってんだよ。
素直じゃねえ某D氏のことは放っておけってのに。
[かるい、苦笑の気配]
誰に言われても同じだが……
向こう岸の奴らの寝覚めが悪くなるような事は、言わねーほうがいいと思うぜ。
>>+95
サンキュ、エルナ。
って……俺はレジーナみたいな凝ったもんは作れねーからなあ。つまみくらいはなんとかなるが。
レジーナの跡を継ぐなんて力量的に無理無理。
― 台所 ―
[ ガンコなまでに固いかぼちゃをナイフでたたき切ると、頭上のオレンジかぼちゃがぷるぷると震えている。 ]
や、そんな……
なにかこう…かぼちゃ虐待でもしているような気分になります。
そんなに震えられると。
[ 蒸したかぼちゃを潰し、生クリームとバターでなめらかにして、シナモンをひと振り。
折り畳んだパイ生地をナイフで丸い形切り、クリームを包んで卵黄を表面に塗る。
目の位置に丸い穴を二つ、鼻の位置に三角の穴をナイフで開けて、少しだけパイを上下に押しつぶし、縦に筋を入れて…。
ジャック・オ・ランタン型のパンプキンパイをいくつも作り、オーブンに入れる。 ]
さてさて、久しぶりだから、ちゃんと出来ますかねぇ…。
[ 小麦粉を鼻の頭につけたまま、火加減をして中を覗き込むと、頭の上のオレンジかぼちゃも同様にオーブンを伺っていた。 ]
いっそここに残っている全員を共犯者にする…
なんていうのもいいかもな。流石に空いてしまってばれるだろうが。
[皆で分けるなら、レジーナも怒るまい。多分。]
けど、こうやってこそこそしてるのが…ん。
[灯り照らしなおされると、確かにそこにあったのは林檎。]
了解。まかせておけ。
[林檎の箱の上に置かれた箱たちを、上から順番に簡単に降ろしていく]
それも楽しいかもね。…何食わぬ顔で飲ませてから、事後承諾で共犯になってもらうとか。
[どちらかと言えば、共犯者より被害者に近くはあるが]
もうあと一個……、んっ、お疲れ様。
[軽々と箱をどかしていくシモンに小さく拍手して、林檎の箱を持ち上げ、中身を覗く]
んーと…、白ビールとワイン、……あと、コルンも入ってる。
ふふ、大量ねっ。
[いくつか名を挙げて、満足そうに笑う]
これで終いか。
…ひどいなそれ。少し心惹かれるが。
[箱を降ろし終わると、パメラの提案に苦笑する。
しかし、ただで良い酒が飲めるんだから、言う程被害者でもないだろう。]
それじゃ、撤収しよう。
[蔵の中にあった手提げ籠の中に、いくつか見繕って適当に入れていく。これがいいか?と時々パメラに尋ね]
[ヤコブの>>+103にも、嬉しそうに、サンキュと答える。
…2日目の男の料理(?)っぷりを見られていないのが幸いだったらしい]
[ >>+107の手紙が開かれている頃――くしゅり、とくしゃみ。 ]
爺さん、そういや手紙読んでくれたかな……。
[鼻をすすりながら、首をかしげる。]
俺が長い文章書いたことにびっくりして、餅詰まらせたりしてねーかな。ちょっと心配だ。
そして…そんちょの貯金額がいくらあるのか、ふいに心配になってきた……。
ふふ、ちょっと心惹かれるでしょう?
[籠にひょいひょいと酒をいれていくシモンに、やっぱりこれも欲しいな、などと注文をつけて]
……よしっ、では犯行が発覚する前に、速やかに撤収するとしましょう。悪戯は、談話室に無事帰りつくまでが悪戯です。
[目配せしてから、足音を忍ばせ、周囲に注意しながら談話室へと向かう]
談話室で飲んでたら、すぐばれないか?
…それとも、レジーナに久しぶりに怒ってもらいたい、とか?
急ぎすぎて足滑らせるなよ。
[くすりと笑い、足早に談話室へ戻っていく。]
[ぴたっと足を止めて、シモンを見上げ]
…あ。そうね。それは、確かに。
おつまみ置いてあるから、つい戻ってきちゃったけど。別のとこのがいいかしら?
……ま、怒られたら、レジーナさんにも飲ませちゃいましょう。
…レジーナが怒ったらどれほどなのか、というのにも興味があるな。
[このくらい。と親指と人差し指で指一本分ほどの隙間を示してみる。]
ああ、その作戦でいこう。
[作戦名:レジーナにも飲ませる。]
[なにかを思い出したのか、ふるりと身を震わせて]
……まさに、雷を落とすって表現が、ぴったりよ。うん。
シモンも一度、怒られてみるといいんだわ。当分もういいって思うだろうから。
[横目でシモンを見遣り、意地悪く笑う]
[談話室に入ると、戦利品をテーブルに並べ、うきうきと声を弾ませて]
ふふ、大漁ね、シモンっ。
あー、どうしよ…どれから飲もっかな。
よし、まずはワインにしちゃおう。シモンは、何飲む?
さて。そろそろ休みますね。
明日はどうなっているのでしょうか。
[また少し、光の色に近づいた羽根。
さすがに気が付いて、ちょっと寂しい気がしたけども。
あたたかなふとんの誘惑に負けて、くるまって眠りに落ちた**]
あら。パメラさん、シモンさん、こんばんは。
[ 何やら良からぬ笑顔をして、籠を手に持って談話室にやってきた二人に顔を向ける。 ]
……お酒?
ん、同じのでいいの?…じゃあ。
[ふたつグラスを並べて、そっとワインを注ぐ]
ワインにピッツァはいい組み合わせね、あたしも一切れ食べよっと。
[皿に取り分け、シモンと自分の前に置くと、軽くグラスを持ち上げてみせる]
――え?…あ、クララさんだ。
ヨアヒムと一緒じゃなかったのね。
[ぱたぱたと手を振ると、にっこり笑ってお酒の瓶を掲げて]
クララさんも、良かったら一緒にどぉ?
美味しいお酒があるんだけど。
そうそ、よく作ってるのを見てたから、見よう見真似で。きちんと教わった訳じゃないから、あくまでオットー風だけどね。
[自分もピッツァを一口齧る]
極秘ルートで、美味しいお酒を仕入れてきたとこだったのよ。たった今。
[クララの言葉には、にっこり笑ってそう答える]
さぁて、と。
[ 台所を出てフロントへと向かうと、設置された椅子に座り、羽ペンを取った ]
『レジーナへ』……
――レジーナへ。
……なにをかけばいいのか、よくわからねぇ。
おれにとって、あの島でのでき事は、ほんとうに、ゆめの中みたいだったし、ほんとうはゆめの中のことだったんじゃねぇかと、今は、思う。
あんたは、のら犬みてぇにはらをすかしてたオレに、メシを食わせてくれて、しごとをくれて。
……まともに生きる、ってことがどんなことなのか、おしえてくれた。
あんたのもとにいた時かんは、決して長くはなかったのだけど、おれは、幸わせ、っていうのがどういう気もちでいることであるかを、あんたや、神父さんや、島のみんなから学んだんだと、今、思う。
さむくなくて、ひもじくもなくて、……でも、そういうことだけじゃない。
おれはいつもいつもあの場所にいるとき、涙が出てきそうな気もちでいた。
でもどうしようもなく、優しい気もちでいた。
この時かんが、ずっと、ずっと長くつづけばいい。
そんなこと、ありえねえのに、そればっかり、思っていた。
いつかみんなで、花火をしたよな。
おれは小さいころやけどしちまって、あのころは、火がにが手だった。
こわいっていうのとも、ちがうんだが、すい込まれるみたいなヘンな気分になる。
今はこうやってペットにできるくらいだけどよ。
そしてたくさん人がいて、人のことは、こわかった。
今までろくな目にあったことなかったからさ。
そのふたつがかさなって、どうしてもしり込みして、みんなの中に入っていけなかった。
あんたが手をさしのべてくれて、みんなの中にひきこんでくれなかったら、…きっと、今もそうだったんだろうな。
あんたと見た花火は、……こわくなかった。にが手でもなかった。
とてもきれいで、ずっとずっと見ていたくなるくらい、たのしかったんだ。
……でも花火はおわる。
おわってしまった。
種明かしすると、レジーナの秘蔵の酒を借りてきた。
[これがアルビンやディーターならともかく、クララが怒られてしまうのは良心が痛んだらしい。
鏡を通じてこっそりと打ち明けた。]
あのことがあって。
あんたがいなくなって。
村を出て、…時々、考えるようになった。
あれは、ゆめだったのかな。現実のことだったのかな。
おれが、ガキのころのチビのおれが、こんなふうな人がいればいいなぁ、こんなふうな人に、やさしくしてほしいなぁって思ったから、
「神さま」が、おれにそういうゆめを見せてくれたのかなぁ。ってさ。
おれは、ほんとうはちびっちいノラ犬のままでどこかでくたばってて、さいごのゆめの中に、ほんとうは天使のあんたや神父さんが出てきてくれたのかもしれない。
だんだん、だんだん、旅とともに記おくがうすれていくにつれて、そうなのかな、そのほうがラクなのかな、って、心のどこかで思うようになっていった。
みんながいなくなったから、おれは、生きなきゃならない。
でも生きていくと、だんだん、みんなをわすれていく。
みんながいたってことに、現実味がなくなっていく。
アヤシイルートな予感がひしひししますね…。
共犯者とは。うふふ。
美味しいお酒をお邪魔してすみません。
飲めないので、雰囲気だけご相伴に。
ヨアヒムさんはまだ眠ってるみたいですね。
……だから、これはゆめなのかもしれないけど、すげぇ、すげぇうれしかった。
あんたは、ここにいる。おれの記おくの中だけじゃない。
メシつくってくれた。いつもみてぇに、はっぱをかけてくれた。村のみんなに、かあさんみたいにしたわれて、わらっている。
だれかに話しかけることは、今も、にが手だ。
うまいきょり、ってのがちっともよくわからねぇ。
でもアンタのそばにいるときは、そんなのがどうでもよくなる。
人にやさしくしたくなる。きっと、みんなもそうだと思う。
おれに会ってくれて、ありがとう。
また会えて、うれしい。
ながくなったけど、おれから伝えたいことは、それだけ。
おれからとおいとおいところにいても、幸わせでいてください。
アンタの息子、ディーターより。
借りてきた…。
お酒の瓶は借りられても、中身は借りるっていう訳にはいかないですよねぇ。
なるほど、悪ガキの気分に戻っていたわけなんですね、あの良からぬ顔は。うふふ。
[怪しいルートというのはあえて否定はせずに]
あれ?クララさんって、お酒だめだったっけ?
そっか、それは残念ね……。
じゃあ、ジュースでも飲む?葡萄ジュースならあるわよ、美味しいやつ。
ヨアヒム、まだ寝てるんだ。よく寝るわねぇ、夢の中でも相変わらず…。
[ クララの後ろから急に現れて、頭に手を置いた。 ]
寝てないよ。
[ と、クララの眼の前にいるシモンとパメラを交互に見渡し ]
何?なんか悪いことしてんの?
あんまり見慣れない酒瓶だね〜。[ 笑顔で呟いた。 ]
[書き終わった手紙を何度か眺め、暫く迷った挙句に、■linen色の封緘をする]
………。
[それから更に迷うように手紙を捻くりまわし、……フロントの机の引き出しに、そっとしまった]
まあ、…出すつもりは、ねぇ手紙だしな。
うん。
うん、なかなか楽しかったぞ。
いたずらってのも悪くない。
…後を考えると怖いが、誰かに叱られるというのも久しぶりな経験でたまにはいい。
う、わ、…っと、あぶな…っ!
[噂をすれば影とばかりに突然現れた幼馴染に驚いて、傾いたグラスを慌てて持ち直し]
もぉ、ヨア……驚かさないでよねっ。
せっかくのお酒が一杯無駄になるとこだったじゃない。
これ、…とびきりいいお酒なんだから、ね?
[意味ありげに微笑み、もうひとつグラスを用意して、とぽとぽと注ぐ]
そうよ、ねぇシモン?
悪さなんてする訳ないじゃないの。
[シモンと顔を見合わせ、にっと笑う]
葡萄ジュースは正規ルートよ、クララさん。
ヨアヒムも葡萄ジュースにしとく?
[悪びれずにクララの問いに答え、葡萄ジュースを台所から持ってきた]
向こう側はまたカップルタイムか…
そして今日はまたランダム、と。
誰が来るんだろうな……。
[さらさらと、羽ペンで悪戯書き。
字を書く時とは違った流暢な線のそれは、ランダム3人のデフォルメされた似顔絵]
ヨアヒムかフリーデルだったら、こっち側の温度がまた上昇しそうだよな。
[くすくすと暖かく笑い、大きく伸びをして]
さぁて、散歩にでも行くか。
そういや、こっちには俺の掘っ立て小屋はあるのかねぇ。
[宿を出て、海岸沿いへ。
寝泊りしていた掘っ立て小屋が、リアルなお菓子の家になっていて仰天するのは十数分後**]
あら、だって。
秘密って、誰かと分かち合うのもまた、楽しいものじゃない?
[言外にヨアヒムの問いを肯定しながら、ふたつのグラスに葡萄ジュースを注ぐ。そうして、クララとヨアヒムの前にそっとグラスを置いた]
一人占め…
お手紙書いてたら何だか幸せな気持ちになったので、皆さんにもおすそ分けみたいな感じでしょうか?
上手く出来てると良いんですけども。
はい。
じゃ、パメラさん、シモンさん、おやすみなさいです。
飲み過ぎには注意してくださいね。
わ、いいの?ありがと、クララさん。
いただきます。
[パイをいそいそと口に運び、美味しいと満面の笑みを浮かべる]
――…じゃあ、素敵な夜に。
[乾杯、とグラスを掲げた**]
シスター フリーデルは、司書 クララ を能力(襲う)の対象に選びました。
シスター フリーデルは、青年 ヨアヒム を投票先に選びました。
美味しかったですか…?よかった。
おやすみなさい。……素敵な夢を。
[ パメラの言葉にホッとしたような顔をした。 ]
一人占めって…
[ もう一度その単語を鸚鵡返しして、幸せそうに微笑み、ヨアヒムの後に続いて、階上へと向かった。**]
[パメラにあわせて、グラスを掲げ。]
…これ、何年物なんだろうな?
大事にとっておいたように見受けられる。
[パンプキンパイをつまみながら、ワインを味わう。空にしてしまうのは憚られたので、他の酒も少しずつ飲むことにした。幸せ気分で作られたパイは、やっぱり幸せな味がした]
[やがて、はしゃいだせいか、酔いが回ったせいか。
先に寝付いてしまったパメラを毛布で包み、客室の一つへと運ぶ。談話室で寝ないように、と彼女の幼馴染に釘を刺されていたのもあり。
ベッドに寝かせると、傍らに座って]
料理、美味かったよ。……楽しかった。
[パメラの髪をそっと撫でた。]
ずっと黙っていたけど、俺は……
[そうして、男は再び屋根の上に寝転がり。
しばらく、大きくて白い月を眺めていた。
楽しい、いい夜だった。
もしも、夢の扉が自分の前で開いても、悔いはなかっただろう**]
―教会横の建物の一室―
[そこは、過去の自室。]
[談話室で手紙を書くのは憚られたので、なんとは無しにふらりと。]
ここは、変わってませんのね……。
[懐かしさに目を細めておれば。]
『『『『『『『『『『お手紙お手紙ーっ』』』』』』』』』』
[鬼火たち、2通の手紙をえっちらおっちら。]
[手紙を受け取りながらご苦労様と鬼火たちをそれぞれなでてやる]
……シモンさんと、ヨアヒムさん……。
[椅子に座り、まずヨアヒムの手紙を開き。]
[読み終えた後、羽ペンをさらり、白の便箋の上に走らせる。]
ヨアヒム様
お手紙ありがとうございました。
改めてお手紙のやり取りというのもなにやら気恥ずかしいものですね。
クララさんともどもお元気になさってた様で何よりです。
素敵なお言葉をありがとうございます。
では私からは、偉大なる聖女、マザー・テレサのお言葉をお届けいたしましょう。
今、この瞬間幸せでいましょう。
それで十分です。
その瞬間、瞬間が、私たちの求めているものすべてであって、他には何もいらないのです。
今、幸せであるようにつとめましょう。
他の人をーあなたより貧しい人々も含めてー愛しているのだということを、行動によって示すことで、彼らを幸せにすることができるのです。
たくさんのものが必要なわけではありません。
ただ、微笑みかけてあげるだけでいいのです。
だれもが微笑むようになれば、世界はもっと素晴らしい場所になるでしょう。
ですから、笑って、元気を出して、喜びなさい。
神はあなたを愛しているのですから。
ふぅ……。
[一息吐いて。]
[今度はシモンの手紙を銀のペーパーナイフで開く。]
……。
[見る見る間に頬が緩む。]
[どんなお顔でお答えになられたのでしょう?なんて想像してみたり。]
ありがとうございます。
……ええ、約束ですの。
[愛おしい子を抱くように、両の手で手紙を胸へと。]
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