情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が2名、囁き狂人が5名、夜兎が2名、恋天使が1名いるようだ。
語り手 が「時間を進める」を選択しました
[食事の機会にでも、集まった皆に伝える。]
ようこそ、皆さん。
《秘密の花園》はヒーラールーを育むためにあなた方を選びました。
ヒーラールーを咲かせるには聖乙女たちの力が必要です。
そして、聖乙女に力を呼び覚ますのは──ヒーラールーの導きによってここへ集まった聖騎士たる皆さんです。
ええ、あなた方も選ばれし者なのですよ。
自分も相手も等しく大切に想うあたたかな心が世界を救うでしょう。
どうか、共に幸せを得られますように──
ジャン、皆で手わけして、このアイテム「花鏡」を皆さんに配っておいてね。
「花鏡」を通して用事を頼まれることもあるかもしれないから、あなた方も時々チェックしてね。
では、わたくしは「北のあずまや」におります。**
花園の仙女 ローザミスティカは、釣鐘草の聖乙女 エレオノーレ と 千本槍の聖乙女 シルキー を能力(結ぶ)の対象に選びました。
― 食堂 ―
[にこにこ笑ってみていたら、あでるはテーブルから転げ落ちる>>0:307。]
・・・大丈夫?!
[とっさに駆け寄ったが、あでるは無事だろうか?]
/*
まさか雑談村にまで本気で嫉妬されるとは思わなかった
>yuoさん宛謎の伝言。
>そしてシルキー初のデレ照れ。 */
― 宮殿・自室 ―
[やがて運ばれた、アイスティーに、ガムシロップに。レモンと、ミルク。
アイスティーが出る、という事は。
……冷蔵設備が、ある? という事は。……ベーキングパウダーも、あるかも?
まじまじと、見つめてしまったが。>>0:306ロスリンには、不審に思われなかっただろうか。]
あ……いえ、大丈夫です。
[問いかけに、やんわりと笑みで応えて。]
……って、そっか。シルキーから名前聞いてたから、すっかり……ごめんなさい。
エレオノーレ、です。ロスリンさん、本当にありがとうございました。
[部屋を出ていく様子に、礼をして。
……そう言えば。向こうの夜にこちらへ飛ばされた事を思い出し。>>1>>2食事の知らせまではひとまず、ベッドの縁に腰掛け、身を休めて*]
― 泉 ―
はい!
じゃあ……わたしの挑戦。見守ってて、くださいね。
[>>0:308差し出した指に絡まる螺旋。
約束の言葉を絡めて。……そっと、放した。]
じゃあ、わたし……先に行ってますね。
でも。セルウィンさん、水の外で困ったことがあったら。何でも、言ってください!
[泉と陸と。今は別れても、その先の道は重なっている。
その事に安心しつつ。水に居る彼の姿に手を振り、白亜の宮殿を目指した*]
[握手のように手が持ち上げられる間と、
そのあとしばらくの時間、少女を見つめる。]
なればエレオノーレ。
そちに余の祝福を与える。
風の導くままに、そちの運命と出会い、
そちの体に眠る力を花開かせて、
余のもとへと戻ってくるがよい。
―――…開く前であれ、
余はいつでもそちを迎える準備はできているぞ。
[宣言のあとでひと言付け加えてから、
掌にのせた小さな手を持ち上げ、中指の付け根に口付ける。
そうして―――]
では、行ってまいれ。
[エレオノーレの手を掴んだまま、ぐるりと勢い良く身を捻り、
―――つまりは、おもいっきり投げ飛ばした。
浮遊の魔法が掛かっているので、着地は安全安心。
魔界ではひそかに重宝されている移動手段なのだった…*]
/*
>>10
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まwwwwwwwwっwwwwwwwwwてwwwwww
投げられたwwwwwwwwwwwww投げ飛ばされたwwwwwwwwwwwwwなんて素敵な魔王様wwwwwwwwwwwwwその発想はなかったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwなにそれ便利すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
― 宮殿の木の側 ―
…なんかここが痛いな。
[喉を押さえつつ、これが痛み≠ゥと新鮮に思いつつ]
ヒーラールーを求めに!?
まさか天界だけではないというのか…
滅びの運命に瀕しているのは…
だからセラフィムは運命は決められてるなどと、言ったのだな。
[熾天使長(セラフィム)の言葉を今新たに理解して、一人ぶつくさと言っていた]
[テーブルの下を覗き込んだら、少年の姿は消えていて、代わりに金灰色の猫がいた>>11。]
もしかしてあでる・・・?
[小さく呟く。金灰色の髪と鈴がついた赤い組紐から連想した。
寝返りを打つ姿を見て、避けられなければそっと頭を撫でるだろう。]
運命の乙女に会っていないのか?
ヒーラールーは、早いもの勝ちではないと思うぞ。
早く持って行きたいなら、先に持っていくがよい。
私はかまわない。
[そう見上げながら、首を押さえて]
なんか痛いだらけだから、降りてこないなら宮殿に入らせてもらうぞ。
私はシグルド・カスティエルだ。
また会おう。
[淡々と述べて、ベリアンが降りてこないなら宮殿へと足を踏み入れただろう]
[エレオノーレが去ってほどなく、ロスリンから靴と杖が続けられれば、魔法のベルトで人間形態になり、足の先に靴を被せた。]
柔らかい素材だ、これなら足に馴染みます。
杖は──ふむ、三点支点にすれば安定するという原理ですね。
扱いなれた
では歩行練習をしてみますか。
[泉から出て足をもたげる。**]
可愛らしい方だったな、とても。
[部屋を出た今でもまだ胸がどきどきしている]
エレオノーレ様か。
[うふうふと笑いながら庭へ。猫の餌を持って]
餌の時間だよー。
[カン、と空き缶をスプーンで叩くと猫が何匹か現れた]
あれ、昨日のごーじゃすな猫がいない。
[金色の猫が食堂へ案内した猫又とは知らない。しっぽがふたまたに分かれていたことに昨日は気付かなかったので]
また明日、来たらいいんだけど。
[他の猫を撫でながら、しゃぐしゃぐと餌食べる様子を見ている。
癒しの小休止の後]
食事会の準備があるんだっけ。
[厨房に手伝いに向かった**]
― 宮殿傍の樹 ―
ま、そーいうこと。
世界を賭けた大争奪戦はオレもゴメンだ。
表向きは仲良くやろうじゃないか。
大暴れしてヒーラールーを折ってしまえば洒落にならないしな。
[形式上、友好的に手を振ってやって。
次いで宮殿の中を見やった]
さて、と。
そろそろ動きでもあったかな?
オレは中の様子でも探って来る。
またな。
[樹の枝でくるりと一回転し、枝を蹴って宮殿の窓へ跳躍。
届かない分は人間姿のまま黒い羽根を出して距離を稼、窓から飛び込んで行った。*]
[首の後ろを向けるあでる>>15を見て、求められるままに撫でる。撫でまくる。
やがて寝入ってしまったアデルに、]
おやすみなさい。
[優しく囁いて、ほっぺたをぷにっと突付いた。]
― 花園の小径 ―
[名を呼ばれ、その後暫し、視線を合わせたまま>>7>>8となって。
やがて、>>8宣言の後に。そっと持ち上げられた手の指、付け根に、暖かな感覚。]
え、えと……。
ありがとう、ユル……マー……マーティン、さん?
[曖昧な名は、本来伝えられた其れとは、異なっていたのだが。
囁かれた低い声に。鼓動が高まったのは、束の間。]
……って。
はい!?!?!?
[>>10ぐるり、と、回る視界。
いきなり地が遠のき、空との距離が近くなり。
生まれて初めて、飛行機以外で空を飛んで。
……そういえば。ぐるりと回っていたって事は、ハンマー投げの要領で飛ばされたのか……あのハンマーにカメラ付けて飛ばしたら、こんな感じなのかなぁ、と。突然にも程がある空中散歩に、半ば現実逃避のように、思考は巡り。]
― 宮殿付近 ―
………………着い、た……。
というか、生きてた……!
[時間にすれば、多分一瞬。けれども、永遠のような、空中散歩。
勿論、飛ばされる直前の動作は、無事着くよう魔法か何かを掛けてもらっていたのだろうが。久々に踏みしめた大地に、感動を覚えつつ。足が落ち着くのを待ち、改めて白亜の宮殿を見つめて。]
っは、は……着いたー!!
[>>0:222後々、余裕が戻った頃には、無論行程を短縮してくれた魔王への感謝の意も浮かぶのだが。
今はまだ。ガッツポーズが、精一杯だった*]
― 花園の小径 ―
[飛んでいくエレオノーレを見送った後、
自らは小径を辿って小高い丘の上へとやってくる。]
せっかく小うるさい者どもを置いてきたのだ。
たまには羽を伸ばさねばな。
[言葉通りに翼をいっぱいに広げてから畳み、
ピクニックにもよさげな緑の草の上に四肢を折って座った。]
―――そういえば、聖乙女は二人と申しておったか…
[召使いから聞いた言葉を思い出し、白亜の宮殿を見遣る。]
/*
>>26
うん……ドーナツの流れからまさかの絶食、ですもん、ね……。
さて。
とりあえず、多角は解消した。
どー動こうか、なぁ。シルキーの時間軸も見つつ。調節しようかな……。
…余の方から探しに行くのは、王侯らしくなかろうな。
うむ。
[立ち上がり、おもむろに右手を前に出す。]
いまひとりの聖乙女よ。
余の前に疾く疾く現れ出でよ。
[唱えたのはいわゆる召喚呪文。
ただ、魔界とは異なるこの世界で呪文がどう働くか、
そもそも正しく効果を発揮するのかも、わからない。
―――が、それも些細な問題だとばかり、
呪文を唱えたあとは、ゆるりと草原に寝そべっていた**]
― 宮殿内 ―
まだ時は満ちておらぬ。
探してみよう。
[部屋にいるのも末恐ろしくなり、誰かに言った方がいいのかと思いつつ、ドーナツの材料も聞いてみようと思い。
ロスリンかジャンに出会ったなら]
どーなつ≠ニいう材料があるのか知りたいのだが。
小麦粉と、卵と…
[っとエレオノーレに聞いたドーナツの材料を(>>0:124)ばばーっと述べてから、言いづらそうに]
…部屋変えてくれると、ありがたいんだが。
隣に祈祷師がたくさんいてだな、声がものすごくて耳がいたいのだ。
[天使の自分のためにやってくれているのはわからなくって。
今は人間の体ゆえ、気を使わぬままそう述べてしまっていたのだった]**
― 宮殿内 ―
おおっ(きらーん)
おおおっ(きらきらーん)
おおおおおっ!(ぴんぴかぴーん)
[先ほどは見渡す余裕もあまりなかったが――こうして見て回ればさすがは宮殿、光り物はもちろん好奇心を刺激されるものは数限りなくあった]
いっそここを巣に……待て待て、心苦しいがそれは後回しの話だ。
まずは……おい、ここの蔵書はどこだ?
[侍従を誰か見つければ声をかけ、場所を聞き出したろう]
大天使 シグルドは、栞を挟んだ。
― 図書室 ―
食事?
…………まぁ、ありえる話だろう、わかった。
[本来の目的は、ヒーラールーについてより詳しく書かれている本を探しに来たのだが……案内してくれた侍従に食事の用意があることを告げられると事情が変わった。]
人間の姿で食べるなら、人間のしきたりに合わせないといけないよな……。
[カラスのまま捕食する姿は、魂と穢れを受け取ると神聖視されることはあるが、基本的にいい印象を与えないことぐらいは分かっている。
まさにそんなシーンを聖乙女に見られて遠ざけられでもすれば計画が破綻してしまう。
一方で、人間姿で食事を摂るのなら聖乙女との接触機会も増えるかもしれない――となれば打算的にもやるべきだ。]
ふむ……ふむ……
細かいなおい、人間は食事のときこれ全部忠実に守っているのか?
[テーブルマナーについての本を手にし、パラ見。
その内容の細かさにげんなりしたが、ここで退くわけにはいかない]
……しょうがない、借りていくか。
[さすがに憶えきれなかったので、あとは実戦時に照らしあわせていくことにしようと、本を手にしたまま図書室を後にした。
なお、この本を見ながら食べてはならないという記述はたぶん無かった。**]
[それは、眠ったあでるに挨拶をしたあとで立ち上がった頃合か。]
いまひとりの聖乙女よ。
余の前に疾く疾く現れ出でよ。
[耳元で知らない人の声が聞こえた気がして、慌てて周囲を見渡すが、自分に向かって話しかけた人はいない。
気のせいかと歩き出そうとした瞬間、突然体が浮き上がるような、重力が全て消えてしまったような、不思議な感覚を覚えた。]
っ!
[小さな悲鳴をあげる間もなく、少女は食堂から忽然と姿を消した。]
― 花園の小径 ―
[やがてふわりと着地したのは、宮殿の外、まだ足を運んでなかった小径。
しかし現状把握が追いつかず、混乱した表情で辺りを見回した。
すると草原に寝そべる堂々とした姿>>28を見つける。
魔界を収める魔侯とは知らなかったが、畏まった口調で尋ねる。]
あの、私はシルキー=エーデルシュタインと申します。
本日聖乙女として花園に招かれました。
・・・今私を呼んだのはあなた様でしょうか。
[話しかけられた際の口調と、到底説明のできない不思議な力で飛ばされた?呼び出された?点から考えて、おそらくさっきの声の主はこの方だろうと注意深く話しかけた。**]
― 宮殿・自室 ―
[>>5食事の時間を知ったのは、どのタイミングだっただろうか。
まだ、陽は高めで。けれども、このままベッドに腰掛けていたら……そのまま、眠ってしまいそうで。]
…………。
ちょっとだけ……探検、してみようかな?
[立ち上がり、部屋の戸を開ければ。
廊下に滑り出て、*足の向くままに*]
― 食事会 ―
[大きな卓の上に並ぶ食べ物が指示通りであることに満足しつつ、男は仙女の後ろに控えるように食事会の席にあった。
「花鏡を」との仙女からのお言葉に、重く頷き]
……は。御意に。
[ぱんぱんと二度。手を叩く。
奥へと続く扉から、数人の召使い――その中にロスリンはいただろうか――が現れ、布が被せられたものをそれぞれ客人の元へと運ぶだろう]
[北の東屋へ戻るという彼女に、もう一度恭しくうなずくと]
ローザミスティカさまがそう仰るならば……。
[職務には忠実ではあるが、それ以外の事にあまり興味を示せぬ男は、上司からの言葉に気真面目にそう答えるのだった]
[彼からの苦情に僅かに片眉が動く]
神性のものは信仰心を一番好むと聞いていたのに、
あの情報は間違いであったか。
[ぶつぶつと一人つぶやき、奥歯をぎりっと噛みしめる。
不当な情報を乗せていた「神との対話・天使はいつも君のそばにいる」の作者を訴えてやらねばと、内心怒りに燃えつつも]
判りました。
では即刻辞めさせるようにいたしましょう。
[表面上は冷静に。氷の仮面で頷いた]
[そしてもう一つの尋ねごとには僅かに瞳を瞬かせて]
どーなつ、ですか?
あの粉を練って揚げた菓子の……?
[目の前の客人と女子供が好むであろう菓子が今一つ結びつかず、ぶしつけと思いつつもまじまじと見つめて]
厨房に行けばあるでしょう。
聖乙女に献上するため、菓子作りのシェフもいるはずですから。
[胸ポケットから手帳を取り出し、白い紙面に大まかな宮殿の作りと、ここから厨房までの地図を記して]
宮殿内は広うございますから、どうぞ。
[と、シグルドへと差し出した*]
/* エレオノーレ―yuoさん
あでる―かりょさん
シグルド―kanarannさん
べりアル―Yuunさん
ロスリン―さりさん
ジャン―飛び入りさん
ここまでは分かったような気がする(中身当てが苦手な自分としては積極的確定)んやけど、enjuさんnekomichiさんが究極の選択。
どっちもありえそうで困る。 */
/* ロール回しつつキャラ設定を考えていたらいつの間にか弟がシスコンになってもうた件について。
←ヤンデレ顔で、
「シルキーおねーちゃんは僕の!」
と言ってる姿が浮かぶ。
何となく年下キャラは女性に遠慮せずにくっつけるのが特権的な意識があるせいか、「年下なら多少触られても平気。」って理由付けで弟持ちにしたんやけど。
どこでそんな付加設定がついたのやら、自分でも不思議過ぎるわ。 */
― 食堂 ―
[目が覚めたら、ふかふかの猫座布団に乗せられていた。
どうやら、召使いか誰かが気を利かせたよう]
[座布団にふんぞり返ったまま、前足の肉球をぺろぺろ。指の間もきれいにして、ちょっと噛み噛み。
仕上がりに納得がいったら、今度はその前足で顔を何度もぬぐう。頬から目の上まで、全部のヒゲを整え、もう一度肉球を舐める]
[続いて、逆の前足。首を反らして背中。
そして、片方の後足を上げて、アラレモナイ姿で、腹と腿をお手入れ]
[猫がのんびり時間をかけて、飽きもせずに毛繕いしている傍では、召使いが忙しく立ちまわり、内装を整え、食事会の用意をしている。
時々、彼らに不思議そうな眼を向けられても、気にしない。
明らかに彼らの邪魔になっていても、関係ない]
[最終的に、猫は座布団ごと客座へ運ばれた。
人間用の椅子の上に、何枚も座布団を重ねて、食卓からピョコンと耳が覗く高さにしつらえられた]
― 食事会 ―
[そうこうする間に、仙女の挨拶が始まった。
猫の恰好でも追い出されずに済んだのは、事情を知っている者が説明したおかげだろうか。
だとしても猫が感謝することは、ないけども]
[さっきおやつを食べたので、社製高級猫缶 「ねこ((呪狼))も満足!贅沢ディナー」 ササミ[02]%増量中
……には、目もくれず。もちろん、用意をしてくれた者がどう受け取るかなどにも頓着せず]
[ゆっくりと2本の尻尾で拍子をとりながら、興味を持って眺めるのは魔物たちの顔ぶれ]
― 食事会 ―
[そうこうする間に、仙女の挨拶が始まった。
猫の恰好でも追い出されずに済んだのは、事情を知っている者が説明したおかげだろうか。
だとしても猫が感謝することは、ないけども]
[さっきおやつを食べたので、
*酔芙蓉*社製高級猫缶 「ねこ((洗礼者))も満足!贅沢ディナー」 ササミ[20]%増量中
……には、目もくれず。もちろん、用意をしてくれた者がどう受け取るかなどにも頓着せず]
[ゆっくりと2本の尻尾で拍子をとりながら、興味を持って眺めるのは魔物たちの顔ぶれ]
/* 新しい村に入って、PC設定を通常運転に戻したら、対比で凍滝エルナ序盤の無愛想っぷりがより一層はっきり分かるように。何か照れる。でも実はシルキーも村特性に特化した設定だし、単純比較するのは本当は微妙なんだけど、自分の傾向としてはエルナよりシルキーの方が近い。
故に凍滝エルナは、もし最初から凍滝の村に参加しようと思って設定していたら、絶対に生まれないPCと言える。同時期に企画流れになった海賊船のPC・ゾフィヤ設定を再利用したら、その村設定に添ったPCが特殊だった等多くの理由のもと、微妙なバランスの上に成立し、作り上げられた分非常に感慨深いものがある。
実はシルキーのお嬢様設定も、ゾフィヤの一部流用。
過去村見て、お嬢様ポジションいなかったから。
ただの予測だけど、ゾフィヤも誘拐される前はシルキーみたく人懐っこくって天真爛漫になった可能性は高い。事件を契機に一転人間不信になった感じ? */
[ほのかに香る烏や魚の匂いには舌なめずりをし、獣だかトカゲだか分からないヌエの仲間みたいなのには、ふんと鼻を鳴らした]
[仙女の話は大筋だけ把握して、あとは聞き流してしまった。
とりあえず、「ひーらーるう」は、まだどこにも咲いていないらしい。まだしばらく、この鈴との付き合いは続きそうで、がっかりだ]
今、鳩から見ているのだけど、「鵺(ぬえ)」が変換されて、びっくりした。
それwww日常的に使う言葉なん?wwww
誰?www誰が使うのん?www
常用漢字でも、たまに入ってないのがあるのにwww
― 自室 ―
[マーティンとの会話のあと、宮殿に戻れば食事会が開かれると知らされる。]
分かったわ。すぐに仕度をします。
[連絡をした人に頷き、その際先ほど軽食を口にしたから、あまり食べられないと告げた。
部屋のクローゼットから取り出した、黒の半袖フリルボレロと黒とピンクの膝丈レースドレス。首にはローズクオーツとスワロフスキービーズを使ったネックレスを下げた。
その姿で再び食堂に向かう。]
― 食堂での食事会 ―
[席についてしばらくすると、花園の仙女というローザミスティカからヒーラールーについての説明>>1を受けた。
真面目な表情で注意深く聞く。]
(自分も相手も等しく大切に想うあたたかな心・・・。)
[胸の中でその言葉を反芻する。
言われてみればこの地で迎えた新たな出会いの中で、少しずつ相手を思いやる気持ちが芽生えているような気はしている。まだまだ予感の段階で、今後どう育つかは予測がつかない段階ではあるけれども。
でもこのあたたかな気持ちが世界を救えるのであれば、いいなと思う。
誰かを大切に思う心がどれだけ多くの力をもたらすかは、何となく分かる気がするから。・・・まだ異性への特別な感情を経験してない身であっても。]
[ローザミスティカの後ろに控えるように姿を見せたジャン>>36に、ロスリンから聞かされた人物評、厳しいけど頼りになるを思い出す。
しっかりと名前と顔を記憶に刻み込んでいると、ローザミスティカの指示によって花鏡が配られる>>2。]
・・・。
[初めて見る道具に興味津々な視線を向けて、大切に身につけた。いつ使う機会が訪れるか分からないが、丁重に扱いたいと思ったから。
食事会が終わったあとはどこに行こうか。予定はまだ決まっていない。**]
ー 宮殿 ー
……えと、後で食事会があるんですね。ありがとうございます……何だか緊張するなぁ。
[部屋を出てしばらくのところで、ロスリンとは別の職員に声を掛けられて。場所と時間とを確認し、歩いていくと。]
/* 最近気づいたけど、自分以外に海賊船に予約CO入れてた人のID、もしかしなくても凍滝カタリナやろな。
結構驚いたわ。
海賊船で会ってたらどんな関係になったやろか。
興味ある。 */
……シグルドさん!
さっきは、ありがとうございました。
[>>46シグルドに声を掛けられ、笑みを浮かべた。]
ドーナツの材料……えっ、いいんですか?
なら、一緒に作りましょう!
[材料を揃えて作るつもりではあったが、思いの外楽しくなりそうで。満面の笑みで応じたが。]
……あ、でも。
この後、食事会なんですよね?
揚げ菓子……大丈夫かなぁ。
[意外と胃に溜まる菓子を思い。彼に用意された【食事】の中身は知らぬまま、*思案顔*]
― 宮殿近く ―
[杖は緊急時の補助として、二本足でゆっくりと進む。
足の裏を地面につけて摺るようにすればより楽だろうが、シルキーが見本を示してくれた優雅な歩き方に近づけるため、背筋を伸ばして交互に足を運ぶ。
重心を移動させて進むのにだんだん慣れてくると周囲の景色にも目がいくようになった。
木々の向うに見える白い建造物。]
…あれが宮殿ですね。
― 食事会 ―
[係の者に名前を告げると顔合わせの食事会があるとかで広い部屋に案内された。
女性陣の腰から下はスカートに覆われてよく確認できなかったので、男連中の座り方を参考に椅子に腰をおろす。
やがて、この花園の管理者だという花仙人ローザミスティカから挨拶があり、怜悧そうな男が遠距離連絡用の「花鏡」を配ってくれた。
操作法を聞いて少し弄ってみる。]
こんにちは。
僕は海の王国から来ました、人魚族のセルウィンです。
どうぞよろしく。
…この「一斉送信」を押せば届くのかな。
/* >>0:268
>・・・まあ、エルほど可愛ければ、きっと誰かが助けてくれるでしょうから、野宿する心配、ないと思うけど?
聖乙女同士やさかい、「>>0:256ああ、じゃあいきなり野宿とか、そんな事はないんだ……よかったー!」に対する返事としてこんな台詞回しやけど、キャラ指定してくれればいくつかバージョン考えてもええかも。神父とか。(何。
― 食事会 ―
こっちで持つのがナイフで。
こっちがフォーク……これか?
[テーブルマナーの本を膝上に置き、チラチラと確認しながら料理と格闘中。
人間社会にはある程度関わって来たが、それはあくまで屋外の話であり、こうして食事する光景を見たことは無かった。
図解も大きく、読みやすい本を引き当てたのは幸運だが、それでも所詮は絵である――ここからどう動かして次の絵柄に繋げればいいのか文章だけでは判読が難しい。
やがて視線を落とすのをやめ、顔を上げた]
(そうだ、人間のふりなら人間の真似をすればいい。
実物を見たほうがはるかにわかりやすい。)
[じっと、聖乙女ふたりを見つめる。
指先の位置、手の動き、関節の向き――そして料理が運ばれる口元やそれを味わう表情まで。]
……。
[カラス自体もともと狡猾で器用な種族だが、人間の手捌きの美しさには目を見張った]
【シルキー宛】
シルキー、先ほどはお世話になりました。
ロスリンに靴と杖を届けてもらい、ひとりでここまで歩いてくることができました。
まだゆっくりではありますが。
ローザミスティカの説明によれば、僕もお役にたてそうだということ、嬉しく思います。
お時間ができましたら、後で庭園内を散策してみませんか。
ヒーラールーが咲くというこの場所、あなたが仰られた「海の底とは違う風景」を。
よく知ることは大切におもう心に繋がると思うんです。
こうして…こうして、こうか。
ふむふむ、なるほど。
[好奇心旺盛なのが幸いし、とにもかくにも人間として食事をすることにどうにか最低限の格好はつくようになった。
ただしあくまで聖乙女の仕草の真似なので、もしも彼女らがテーブルマナーについて誤認識があったとしら、同じく間違えているだろう。
料理についても雑食性なので用意されたものは好き嫌いなく食べることができたし、人間の味付けはカラスの舌に合った。
カラス本人は上手くやれたとは思っている]
[「花鏡」を弄っていると、目の前に海藻サラダの皿が置かれた。
使い方はおおよそ把握したので、「花鏡」を弄るのはここまでにしておく。
海藻は海の王国でもよく食べていた。
彩り豊かな海藻たちは、ここでは食べやすいようにとあらかじめ小さくしてある。上品な演出だ。
傍らに水の入ったボウルも置かれた。
周りを見れば指先を洗うためのものらしい。
沈没船からのコレクションがあるからカトラリーは知っていたが、実際に使ったことはなかった。]
指で摘んで食べるのは失礼にあたりますか?
[傍らに本を広げているシグルドに小声で問うてみた。]
>>*2
ふんぐるい むぐるなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐるふたぐん
とか返そうと思ったけどネタなので灰で!
下書きなしで即投下文章は後からミス見つけて手直ししたくなるなあ。
「稽古」は「積む」もんじゃなくて「重ねる」ほうがよくないか、とか。(積むのは研鑽)
「もたげる」は下から質量が迫り上がる状況なので、足をあげる動作には使わねえなあとか。
[「花鏡」が着信を知らせる。
ホタルイカの発光みたいだ。
伝えられたメッセージに、セルウィンは首を振る。
先ほどの質問で話の端緒はつけたので、「花鏡」を通さずにそのままベリアンに話しかけた。]
僕の場合、足の方が魚なので人魚族になります。
今は、この魔法のベルトで地上対応させていますが。
[腰にまいたベルトのバックルに宝石がキラリ。]
な、なに!?
オレに聞くのかおぃ。
待て、ちょっと待て。
[話しかけてきた人魚族>>59に驚いて、危うく本を膝から落としそうになるのを肘で慌てて抑えて。
教えを請うてきた隣の席の前にある食材を見るに、水棲の植物だろうか――それの食べ方が書いていそうなページを探す。
テーブルマナーの本を右手でパラパラとめくる――そのあいだ、右手で持てなくなったフォークは口にくわえていて……マナーもへったくれも無かったが、それはさておき]
ふむふむ……。
このフォーク……えぇと、この四ツ又の銛で刺して口に運べばいいようだ。
[くわえていたフォークを口から取り出して見せてやる。
ただフォークという単語自体が他種族には馴染みがないかもしれないので、海洋種族にわかりやすく呼び名を変えた。
教える義理はなかったが、意外と物事を教えるのが好きな種族らしい。]
おおっ!?
[隣のセルウィンのベルトが光るのに目を奪われた。
傍目には隣の男の腰を凝視する構図であるがともかく。
我に返れば、いいもの見た代わりにと先の非礼を詫びた。]
あぁそうか、そりゃ悪かった。
人魚って雌ばかりのイメージだったからな。
……人面魚とか呼ばれないようにな。
[要らぬ心配というか単に口が悪いだけかもしれない]
それにしてもいいなこれ。
また誰か喋らねーかなー。
[膝に広げた本の上で。
もらった花鏡をくるくる回しながら見つめる。
誰かからの着信に反応してぴかぴか光るのがとてもとても嬉しかったらしい]
[隣の黒髪の男は即座に調査してくれた。
モデルを示されればわかりやすいし、海の民にわかりやすく言い換えてくれたことも助けになった。]
この小型の銛で刺すのが人間の食事方法ですか。
ありがとうございます。
[後ろに立つ使用人たちの元締め風の男は「食べやすいように、どうぞ」と言ってくれた。
人間の文化を押しつけはしないという意志表示にも安心して、セルウィンは微笑んでうなずく。**]
……。
[セルウィンに尋ねられ、調べてつい正直に教えてしまったが。
狡猾なカラスとしては、何の打算もなく教えるのは歓迎すべき状況ではない――ので、こっそり心に決めた。
次は嘘を教えよう。]
― 食堂での食事会回想 ―
[重ねられた座布団の上のあでるが食事に手をつけない様子にくすりと笑う。おそらくさっき食べたせいで、まだ何も口にする気はないのだろう。
それでもお腹が減ったらさっきみたいににゃおにゃおと主張するのかなと考え、近くにいる召使いを呼ぶとそっと耳打ちした。
耳しか見えないから、あでるが何を考えているかまでは分からない。
少なめの食事をゆっくり味わう。
ベリアンがじっと見つめている視線は気にならなかった。今までパーティーに出席した際にチェックされた経験は数え切れないほどある。
無論マナーはしっかりマスターしているから、真似しても全然平気であろう。
ふと手元の花鏡が反応を示した。
失礼にならないよう、頃合を見計らって返事を返す。]
”セルウィン宛の通信”
ご丁寧な挨拶どうもありがとうございます。
先ほど一斉送信された内容と個別送信された内容、両方受け取りました。
改めてこちらこそよろしくお願いいたします。
泉から宮殿まで無事歩いて移動できて、おめでとうございます。
最初はゆっくりでいいと思います。あなたは遠方からはるばるこちらまで来られた身、何かあったら海の国の方々が心配するでしょう。
どうか無理をされないように。私も案じています。
誰かの役に立てるのは、あなたと同じく私も嬉しいです。
聖乙女として選ばれたからには、精一杯役割を果たす努力をします。
庭園内の散策について、提案承りました。喜んでお受けいたします。
この食事会が終わってから、でいいでしょうか?
「よく知ることは大切におもう心に繋がる。」
私もセルウィンさんのご意見に賛同いたします。ですから地上の風景を見て、そこからたくさんのことを感じとってもらえたらいいなと願っております。
・・これでいいのかしら?
[召使に操作方法を教わりつつ返信した。
他の人から通信が来ると光る様子も綺麗だし、花園には何て楽しいものがあるのだろうとわくわくしてくる。
ふと顔をあげると、花鏡をくるくる回しているベリアン>>63に気づいた。
自分と同じように興味を持っているのだろうか。つい気になってしまい、今度は自分から通信してみる。]
”ベリアン宛の通信”
先ほどはわざわざ門まで出迎えて、宮殿に案内してくださってありがとうございました。
改めて御礼を言います。あなたの親切は決して忘れません。
ところでこの花鏡、とても便利で面白いものですね。私は大変気に入りましたが、ベリアンはどうですか?
先ほど花鏡をくるくる回している姿が目に入りましたから、興味を持ったのでしょうかと気になりまして。よろしければ感想を聞かせてもらえると嬉しいです。
― 食事会前・クローゼット ―
そもそも、部屋がクローゼットって……いいのかなぁ、使っちゃって。
でも、食事じゃなく、《食事会》って言ってたし、なぁ……。
[ドーナツ作りは、どのような結果となったのか。
粉塗れにならないように……と、先に一度着替えに立ち寄ったかもしれないが。>>0:290ロスリンに案内された通り、自室の向かいの部屋へ立ち入り。その豪華さに、改めて感嘆して。]
……いいや。もしダメだったら、後で謝ろう!
[意を決し、数着触れてみて。手に取ったのは、肩紐の付いた青いワンピース。
ハイウエストの膝丈なら、小柄な自分でも左程違和感はないだろう。薄青のレースや、大きなリボンも可愛いし。と、少女は慎重にファスナーを下ろした。
パニエに重ねると、ふわりと柔らかに裾が広がって。……悩んだ末に、白いショールを羽織った。大丈夫、お行儀よく食べればきっと、大丈夫。]
……こんな感じ、かな?
[少しだけヒールのあるミュールのストラップを留めて。慣れない靴に苦戦しながらも、食堂へ向かった。]
― 食堂・食事会 ―
[>>1花仙人、の話は、確かシルキーから聞いた気がする。
この場にやってきても特に何も言われない、って事は、やっぱり……と。やや緊張した面持ちで、その言葉に耳を傾けて。]
自分も相手も、等しく大切に想う、あたたかな心……。
[世界を滅びへ導く呪い。みんな、それぞれの事情があって、ここに来ているのだろう。
それでも。自分だけじゃなく、相手の事も大切に思う事。]
誰か一人だけ、じゃなく。みんなが、幸せに……?
[ヒーラールーを咲かせるのは、聖乙女。聖乙女を助けるのは、聖騎士。
違う世界から、集められた騎士。それは、つまり?]
なんだろ。
今、何か、すっごく大事な事が浮かんだ気がするんだけど……。
[考え込むうちに、>>2仙女の後ろに控える男の人>>36の指示で、花鏡が配られたが。
その用途は、まさに。]
……つまり……これって。もしかして。
[……自分の世界の言葉に置き換えるのも、野暮な気がして。
どうしようか、考えているうちに。>>55セルウィンが、試しにとばかりに操作していて。]
……わ、届いた!
[ふわり。触れると、音声が再生されて。
興味津々、といった様子で、あちこち操作して。返信を兼ねて、少しだけ触ってみた。]
“全体送信”
セルウィンさん、送信ありがとう!
こちらこそ、よろしくお願いします。
……で、えっと。一斉送信? の、ボタンはコレっぽいけど……個別送信ってどこ押せばいいのかな、さっき受信した時はこの辺に……あっ
あっ!!!
[弄っているうちに、間違えて触れてしまって。]
……そっか。
話す事をちゃんと整理してから使わないと、だよね……。
[……少し考えて。再び、花鏡を手に取って。]
“全体送信”
先ほどは失礼いたしました。
さっき、挨拶はしてるけど……改めて。エレオノーレ、です。
突然ここに来ちゃったから、正直言うと、解らない事も一杯ありますが……ここに来た以上、わたしにできる事があるんなら、一生懸命頑張りたいです。
皆さま、よろしくお願いします。
[……さっきの失敗は、笑顔で誤魔化しちゃえ!]
……うう。恥ずかしかったよ……。
[と。火照る頬を沈める為に、いつの間にか運ばれていた食事の、器の一つに手を伸ばす。
ひんやりと心地よい感覚を、そのまま、口へと近づける。
涼しさとレモンの香気が、喉を潤し……潤し?]
…………。
……!!!!!
[また間違えた! コレって確か、フィンガーボウルってヤツだよね!?
よもや観察されている>>57など気付かぬまま。あたふたと、元の場所に戻して。]
……家庭科のマナー講習で出た時には、みんなで、お約束ーとか言って笑ってたのに……。
[小さな呟き。どうしよう、頬が熱い**]
[ぱん、と一つ手を打つ。
間違えて口をつけてしまったのだろう聖乙女のそれを取りかえる様に、召使いの一人に目線で命じて]
…………。
[男は小さく息を吐いた]
[再び通信を知らせるランプが光って、花鏡に目を落とせばエレオノーレからだと分かった。
だがよく見ると二通届いている。
気になってエレオノーレの表情を窺えば、真っ赤になっていた>>74。
フィンガーボールを間違えて口にしてしまった場面は見逃していたから、操作ミスで照れているのだろうと思っている。
面と向かって間違いを指摘するのは悪いだろうと、まずは通信を送ってから。]
・・・YRR。
[こちらの世界の言葉で”どんまい。”を意味する言葉をエレオノーレに囁きかける。
ただしもしかしたら異世界のエレオノーレには意味が通じないかもしれないとはうっかり失念していた。]
”エレオノーレ宛の通信”
エル、こちらこそよろしく。
突然知らない世界に来たのに、一生懸命頑張るって言うあなたを応援しているわ。
でもまだこちらに来たばかりだし、無理は禁物よ。
疲れたなら遠慮しないで言ってね。
/* >>77「YRR。」とはどう読むのか、実はランダムで出したからさっぱり考えてません。(待て。 */
― 食事会 ―
ほほー、これは壮観な眺めだな。
こんなにたくさんの種族が集まるのなど、みたことがないぞ。
しかも…食べ物がたくさんあるのだな…!!
[シグルドには珍しく、目をキラキラさせてテーブルにのる食事に目移りしていた]
― 宮殿・廊下 ―
はい!
ああ、でも。油で揚げるお菓子だから、あんまり食べ過ぎちゃうと、入らなくなっちゃうかも。
[>>75シグルドの言葉に、頷いて。]
確かに忙しそう、ですよね。
って事は、後片付けも大変かも……厨房入れなさそうだったらまた明日、おやつの時間に……かな?
[お茶やコーヒーと一緒に、おやつとして食べるのも。それはそれでいいかもしれない、と、思いつつ。]
……ずっと、探しててくれたんですね。
シグルドさん、ありがとうございます。
[頬に宿る熱を自覚しつつも。笑顔で応えた。]
おおっ!?
[料理に手を伸ばす一方、ときどき花鏡をじぃっと眺めていたりすれば……着信を示す光がまたぴかぴかと。]
おぉ……おぉ…あぁ消えた。
……符号として光るのなら、触らなければずっと光るようにしてくれたらいいのに。
[もしかしたら聖乙女や他の聖騎士に渡された花鏡はそういう仕様かもしれないが、少なくともこのカラスのものはしばらくしたら光が消えるようになっていた――そうしなければ操作してくれないから]
おお、遥々海の王国から。
私は天界からきた、シグルド・カスティエルだ。
よろしく、セルウィン――
これで、通じているかな。
”全体宛の通信”
既に自己紹介を終えましたが、改めて。
シルキー=エーデルシュタインと申します。
この度は聖乙女という重責を任されました。とても緊張していますが、同時にやりがいも感じています。
自分の力を最大限生かせるよう、精一杯務める所存です。
皆様にお会いできて、非常に心強く思っています。
どうかよろしくお願いいたします。
エレオノーレ>>73>>74
シルキーのお嬢様設定のために、マナー間違いできないさかい、
もし うっかりするなら タノム
と密かに通信してたのが通じたみたいで非常に嬉しい。
"シルキー宛て"
親切にしたつもりはないが……。
そう思うなら恩は花で返してくれりゃいい。
いいな、これいいな。
ぴかぴか光るのがとてもいい。
シルキーのおかげで光って、オレは嬉しい。
ヒーラールーも欲しいが、花が手に入ったらこれを返せと言われたらオレ悩むぜ?
あとこれ、シルキーからだと別の色で光ったりするともっといいな。
他のヤローどもは変わらなくていい、シルキーだけ特別。
[徹頭徹尾、光り物の話だった。]
どーなつはあるのか…?
お…!!
[きょろきょろしていると、美しき女性の姿に目が釘付けになった。
側に言って感想を述べようと思ったが、何故だか出来ない自分がいた。
なお、顔は真っ赤になっているのは、自分では気がつかない。
っと手にあった花鏡を使おうと思ったけれど、それでは悪い気がして迷っていた]
― 宮殿・廊下 ―
わ、わたしは思ったまま言ったまでだ。
お礼を言われる事はしていない。
それに私は作り方を、知らないし…
(また顔が熱いな、なんだこれは)
[ぎこちなく言って。エレオノーレの笑顔に、さらに熱くなってさらに不思議に思って]
/* 村建て様が2IDで使うチュートリアル役の花園案内の女性は、今回明確に口説けませんって注釈入ったんやね。
村建て様は負担大きいし、コアタイムが夜やし、なるほどの措置やって思うわ。
・・でもチュートリアル役の女性口説いたのって、
←ぶっちゃけフルウ・ワ2のジークムントしかいないんやないっけ? */
なんだか顔が熱いのだが、これはどういう感情なのだ。
エレオノーレは、わかるか?
[っと照れてる感情がわからなくって、聞いてしまった]
[食事会の中。会話の合間に>>76突然聞こえた、乾いた音。
そちらの方を見ると、先ほど花鏡を渡す指示を出していた人が。
小さく、息を吐く様子が。なんだか、溜息に見えて。]
…………あ。
[しばし後。そしらぬ顔の召使いが、他の物を運ぶついでに、極力少女の死角になりそうな位置から、すっとフィンガーボウルを下げていく。
……気付かれてたみたいだ。
失礼しました、と、ジャンへ向けて目礼してみるが。伝わるのかは、解らない。]
あれ。
[と。花鏡の一部が、再びふわりと光る。再生すると、シルキーからの通信だった。]
“シルキー宛ての通信”
うん!
……ね、シルキーは全部知ってて、ここに来たんでしょ?
色々、まだ解んない事はあるけど……それって凄い事だなぁ、って、思うの。
大丈夫、部活で鍛えてるもん!
劇は華やかに見えても、裏方は体力勝負だし、ね。
でも、ありがとう。
何かあったら、すぐに相談するね。一緒に、頑張ろうね。
[と。通信を再生し終える頃に。]
……。…………。
[>>77不思議な発音だったが。先ほどの、ボウルに口を付けた所も、目撃されてたのかもしれない。
……赤い頬は隠さずに、視線で応えた。
別の皿が運ばれる合間。召使いが、さりげなく新しいボウルを置いて行った。
他の席の物まで変わっているように見えたのは、……自分に恥をかかせまいとする心遣いだろうか。それとも、気のせいだろうか。……後者の方がいいな、とは、思ったが。]
[エレオノーレがフィンガーボウルに口をつけたのを見て、あぁこれは飲水なのだなと。
人間ならばコップやグラスが普通だろうが、カラスなので大きい器のほうが水を飲むには適しているという先入観があったせい。
逆に、指先を洗っているセルウィンらを見て馬鹿だなぁと思ったとか]
あ、おかわり?
持ってきてくれたのはありがたいが……ちょっと飲んだだけで替えるとか、勿体ないなおい。
オレが棲んでる地方の村はそんな贅沢なことしなかったぜ?
[ジャンがボウルを取り替えさせていく>>76のにはやや不平を鳴らした。
盛大な勘違いはこの件で注目を引いたかもしれない]
― 宮殿・廊下 ―
ううん。
わたしの話に、興味を持ってくれた事。ちゃんと覚えててくれた事。……すごく、嬉しいです。
[慌てたように言い募る様子に、笑みを深める。]
シグルドさんは、人間に興味があるだけかもしれないけど……。
それでも。わたしの事を、知ってもらえるのは、とても楽しいんです。
[楽しい、と感じる理由までは、きちんと言葉にできなかったが。]
ね、もしよかったら今度、シグルドさんの世界の話も……
……え?
[>>84顔が熱い、という言葉に。]
顔が熱い、って。……も、もしかしたら。風邪かもしれませんよ!?
[そういえば。今は、借り物の肉体なのだと言っていた。それなら風邪も引くのかもしれないし、だとしたら、気付けない可能性もある。
早合点かもしれないが、肩に手を掛け、屈むよう促して。もし彼が、身を屈めるようなら、彼女の家で幼少期から行われている熱確認の方法を試すだろう。
――いつものように。額と額を、くっつけて。]
"エレオノーレ宛て"
――水のことは遠慮しなくていい。
オレはちゃんとわかってる。
[まったくもって勘違いの気遣いをこっそり送った。
本人は、食事中がっつくことを是としない本の内容に従ったつもり。]
”ベリアン宛の通信”
分かりました。あなたは一族の未来を背負ってこちらに来られたのですものね。
まだしばらくお待たせしますが、恩は必ずお返しいたします。
ふふ、とても気に入られたようですね。
私もきらきら光るのが大変楽しく、綺麗で素敵と思っていました。
それなら全てが終了したあとにお願いすれば、持ち帰ってもいいと許可をいただけたらいいですね。
その場合は、私も持ち帰りしてもいいか尋ねるつもりです。
何故なら他の人から通信が来て光るのですから、一個だけ持っていても意味ないですもの。
ベリアンとお話できるのは、私も嬉しいですし。
私だけ特別と言ってくださって、照れくさいけど嬉しく思います。
・・・ありがとう。
[光物の話が大半だったが、特別扱いされたのが嬉しくて丁寧に返事をした。]
[そっと囁きかけたらエレオノーレは赤い顔のまま視線だけで答えた>>86。]
?
[なんだか良く分からないが、笑みで応じる。初めて使うものを失敗しても仕方ないのにと思っているから。
フィンガーボールの件と勘違いされてるとは思わない。]
またあとで時間作って、二人きりでゆっくりお話しましょう?
[こっそりエレオノーレに告げて、内緒話をするみたいに唇に人差し指を当てた。
今は通信の手段もあるけど、やはり同じ聖乙女であるエレオノーレとは直接会話したい。]
― 宮殿、廊下 ―
興味を持ってもらうと、うれしいのか…!?
この気持ちが嬉しい
[自分もエレオノーレにそう言われて、同じ嬉しい気持ちになって気持ちというのはなんていいもんだと思っていた]
もちろんエレオノーレの事ももっと知りたい。
知るということは、楽しい。
[聖書での「アダムとイブの話」で無知を好む主に対しての教えが浸透している天界で、知るということにますます興味を持っていっているのに自分では気がつかなかった]
私の世界の話を知りたいのか?
それはよいが、エレオノーレにとって楽しい≠アとなのかはわからないぞ。
お。
[額が合さり、エレオノーレの熱がシグルドに伝わる。
ますます熱くなる顔だが、なんだか心地よくって瞳を閉じて温もりを黙って感じた]
― 食事会 ―
[どのタイミングだっただろうか。シグルド>>88が、やってきて。]
えっ。
……あ、ありがとうございます……。
[去っていく背は、無言ではあったが。>>91シルキーにも同様に声を掛ける様子を見て。]
……見た目以上に優しい人、なのか、な。
[気持ちが解らない、と、言ってはいたが。
細やかに声を掛ける様子は、とてもそうは見えなくて。笑みを濃くする。]
[と。
>>87ベリアンが、ボウルを取り換える様子に不平を漏らすのを見て。目を瞬かせる。
その場面は見えてはいなかったが、彼もボウルに口を付けていたのだろうか?
けれども、優雅に運ばれるフォークとナイフは、彼もマナーをきちんと知っていそうで……。]
……えと。ベリアン……?
[首を傾げ、問いかけようとして。再び、花鏡に光が灯り。]
……!
[……慌てて、送信を。]
“ベリアン宛て”
……ありがと、ベリアン。
気を使わせちゃって、ゴメンなさい。
[勘違いが勘違いを生んで。
けれども。小さな照れ笑いだけは、真実。]
[>>92にこり、と微笑むシルキーに。今度は、内緒話のように、囁かれて。]
……うんっ。
ね、シルキーのお部屋ってどこ? 時間があったら、遊びに行きたいな。
[>>0:289隣の部屋、というのは、ロスリンから聞いていただろうか。聴いていたとしても、失念したまま問いかける。
女の子同士なら、パジャマパーティーも楽しそう……なんて、思いながら。]
― 食事会 ―
女性に対して、扱いが難しいな。
人間の真似をする羽目になるとは、思わなかったぞ。
[以前人間界で見た。【運命をかえた男】の真似をしてみたが、どうもうまくいってない気がしてしょんぼりしていた。
猫?のようま種族の食事や、フォークの使い方がわからないレイヴンの姿を横目に見ながら、自分もぱくっと食事にありついた。それはステーキで]
なんてうまいんだ!!
[たくさん食べていたのだった。
ちなみに食事の仕方は、人間界にいっていたので知ってはいたのだった]**
― 食事会での一幕 ―
ありがとうございます。
[さっきと違うドレスを着て食堂に入ったら、シグルドが近寄ってきた。
伝えられた感想>>91の女神はさすがに言われすぎじゃないかと思ったが、嬉しいものは嬉しい。
微笑み返して、ぺこりとお辞儀をするとシグルドの背中を見送った。]
ふふ、ありがと。
私の部屋はね、エレオノーレの隣なんだって。さっき部屋に戻ったとき教えてもらったわ。
お互い忙しいだろうけど、時間が作れるといいね。
都合がついたら教えてね?私も連絡入れるから。
[パジャマパーティーという単語は知らないし経験もないが、エレオノーレと部屋を行き来できれば楽しいだろうと心を弾ませている。
食事会の途中だから、きりがいいところで内緒話を打ち切った。]
― 宮殿・廊下 ―
うん。
……相手を知ろう、理解しよう、っていう気持ちが無ければ。興味は沸かないでしょ?
だから……嬉しい、です。
[不器用な言葉に、頷いた。]
【嬉しい】も、【楽しい】も、【知りたい】も。
後ろに『い』が付く動詞には、気持ちを表す言葉が、いっぱいあるんですよ。
[年配の国語教師が、茶目っ気たっぷりに言ってた言葉を思い返せば、笑って。]
ううん、きっと楽しいですよ。
……だってわたしも、シグルドさんの事、もっともっと知りたいって思うから。
[同じ、と。視線で訴える。]
えと……熱は無い、のかな。
もしかして。お天気もいいから、日焼けしちゃったのかも……?
[額からは、発熱の気配は無く。
目の前の色素の薄い肌に、素直に浮かんだ感情を伸べて。そして。]
…………。
……ご、ゴメンなさいシグルドさん! つい、いつもの癖でっ……!
[状況に気が付けば。今度は、こちらの頬が熱くなる番。
けれども。至近距離のシグルドが、瞳を閉じて、じっと動かないのに気付き。]
……はい。
[額を、こつりと付けたまま。
離れがたい心を感じながら、暫くはそのままだったのだろうか。
瞳を伏せれば。伝わるのは、静かな温もり*]
わ、お隣なんだ!
じゃあ、すぐ遊びに行けるね!
[>>100思った以上に近く、解りやすかった場所に、心は弾み。]
うん。きっと、花を咲かせるまで、忙しくなりそうだし……。
時間が取れる時は、連絡するね。あ、わたしは、直接ドア叩いて貰っても大丈夫!
[と。盛り上がる会話は、肝心の食事をおろそかにしてしまいそうで。後ろ髪を引かれつつ、区切りの良い所で止めて。]
/*
そういえば。
乙女仕様ならと、細かい事は気にしてませんが。
食事中に携帯弄ってる状況なんだろうか、この花鏡……。
[食卓を見回せば、それぞれの前に用意された食事は個々に違い、種族特性にあわせて考えられたメニューなのだろうと思う。]
我々は歓迎されているのですね。
[シルキーやエレオノーレがカトラリーを扱う様をやはり優美だと眺めつつ、種族らしさが許されるとジャンが伝えてくれたので指先に海藻を挟んで口へ運んだ。
なにか調味料がかかっていたので、べたついた指先を洗ったらフィンガーボウルをすぐに取り替えてくれた。
それもしきたりなのだろうと考えて小さく目礼をする。]
さて食うもの食ったし。
オレは失礼させてもらうぜ。
[その後、テーブルマナー面でいくつか騒動があったかもしれない。
料理を平らげ終わり、本を見ながらナイフとフォークを皿に置き、花鏡を手に席を立つ]
外は……。
[窓から窺うが、まだ明るいだろうか。
もう陽が落ちていれば素直にお気に入りの場所になった樹に止まるだろうし、まだであれば腹ごなしに少し飛び回りに行くだろう。
どちらにしても、部屋が用意されても使う気はあまりなかった。]
― 花園の小径回想 ―
[突然の呼び出しに驚き過ぎていて、見られたくないだらだらは確認する余裕すらなかったが、魔侯が気にしているとは知らないままじっと見つめる。]
ユルマーティオニス様、ですね。
やはり御用件はヒーラールーについてでしたか。
[聖乙女としての役割を思い出し、表情を引き締めて対峙する。
魔侯の姿も気にならない。相手と自分の基準は違うからという理由が一点。こうして真剣に助けを求められたら、誰であろうと手を差し伸べようと思うのがもう一点。]
私はこちらに呼び出されたばかりで、正直に申し上げますとまだどのようにヒーラールーを咲かせたらよいのか、方法が分かりません。
ですがあなた様の期待に応えるべく、精一杯頑張ろうと思います。
― 食事会終了後 ―
セルウィンさん、では参りましょうか。
[食事会終了後、玄関で待っていたセルウィンに声をかける。
男性と二人きりで、庭園といえどもどこかに出かける経験はほとんどなかったから、実は少々緊張していた。
知らず知らずのうちに頬が上気しているのに、自分では気づいてない。]
酒飲みながらハニーと「積む」と「重ねる」について議論をしていろいろ調べた結果、
「重ねる」…同種のモノを「付け加える」場合に使用。
「積む」…種別にかかわらず「上に」乗せる場合に使用。上乗せってやつね。
と判明したので、稽古は積んでも重ねてもよいらしい。
(経験は積んでも重ねてもいいが、失敗は重ねるだけで積まない…そして「積み重ねる」という言葉もある。むむ、難しい)
[「魔物が、人間を食えなくなる」という封魔の鈴の音が、花鏡の通信に乗ったが、猫又以外に効果があるものかどうか]
[尻尾をピンと立てて、ととととと、と猫は廊下を歩いていく]
― 食事会終了後 玄関―
[待っているとシルキーが声をかけてくれた。
わずかに早い息づかいに気づく。]
シルキー、
申し出を受けてくださり、ありがとうございます。
さきほどはあまり量を召し上がっていないようでしたが、大丈夫ですか?
今日、到着したばかりだということですし、僕もまだ歩くのに不自由があるので、あまり遠出はしないで宮殿の近くを散策しましょう。
ゆっくりとなら杖がなくても歩けますが、もし──先ほどのように手をつないでくれたら嬉しいです。
[ふと。辺りを見回してみる。
先ほど別れたあでる――そういえば。猫じゃらし投げつけて逃げたんだった……――は、>>43座布団の塔の上で器用に尻尾を揺らしていて。飽きてどこかへ行ってしまう様子>>111は、見えたかどうか。
セルウィンは、>>59>>105目の前の海藻サラダ――……なんか、きらきら綺麗で、美味しそう……――に、手を伸ばしていて。
そして、さっきの魔王さんは……と。
もし、その姿が見えれば。思い出したように、言葉を吹き込んでみるが。操作方法はまだ自信が無くて、もしかしたら、何か間違えているかもしれない。]
“マーティン宛て”
えと……。
さ、さっきは、ここまで送ってくれて……ありがとうございました。
……でも。いきなりだったから、ちょっと吃驚しました……。
[ちょっと? ううん、実はとっても。
でも、ありがたかった方が大きいので、少しだけ控えめに。]
― 食事の後で ―
[そんな様子で、和やかに食事が進めば。]
美味しかった……ごちそうさま、でした!
[充分すぎる食事に、舌鼓を打ちながら。
始めは少し緊張していたかもしれないが、食後の飲み物で一息吐くころには、満面の笑みで。
場を辞す時には、ロスリンやジャンにお礼の言葉を伝えた。]
……ん。これから、どうしようかなぁ。
[窓の無い廊下では、陽の高さまでは読めなくて。
でも、まずは部屋へ戻り、身を休めた方がいいだろうか、と。あちこち歩き回るうちに……]
/* 中身二拓で迷ったのは、今までご一緒してnekomichiさんに年上PC使うってイメージがなかったのと、即求婚するのに驚いたってのが理由。
文体的にはenjuさんセルウィン、nekomichiさんマーティンやったけど、うち中身当ては全然当てる自信がないさかい、迷って迷って。 */
……あれ。ここ、どこ……?
[……ようやく表れた窓から外を見ても、何だか見覚えのない風景で。
引き返したところで、正しい道に出られる自信もなく……。]
……だ。誰か見付ければ、道を聴けるよね……?
[誰か居ないか、と、見回しながら足を進めれば。]
……あれ。
[ふと。外に出られる段差を見付けて。]
― 食事会後・中庭 ―
……うわぁ……!
[ぐるり、と壁に囲まれた一角。でも、空はしっかり見えている。
……正確には。淡い色の花々が、小さな天蓋を作り。天蓋からひらひらと、花弁が舞い降りてきている。
空の色と、花の色とが、交差しあう世界。
幻想的な風景に、暫し魅入って。言葉を発せないまま、上を見上げていた。]
[「花鏡」の受信灯が光って、確認してみれば、鈴の音。
人を喰う習性のないセルウィンには封印の効果はなく、送信元として示された相手の洒落た挨拶だと思ったのみ。]
[花鏡に光が灯り。
……やがて。下げられた釣鐘草のチャームに、ほわりと光が点滅する状態に。
暫く後で。チャームの点滅は、着信状態を示している事だとか、小さな鈴の音が送られてきた事だとかに気が付くのだが。今はただ、花に魅入られたまま。]
― 食事会終了後玄関 ―
[セルウィンの気遣い>>113が嬉しくて、にっこり微笑みつつ首を振った。]
ご心配ありがとうございます。でも、私は大丈夫ですよ。
実は先ほどあでる・・・ほら、食事会でざぶとんに乗ってた猫又の子がいたでしょう?・・あの子と一緒に軽くいただいたから、あまりお腹が減ってなかったのです。
でもせっかく作ってくださった食事を残すのは失礼ですから、予め減らして欲しいとお願いしておきました。
[しかし、歩くのに不自由だと告げるセルウィンに無理はさせたくなくて、提案には頷いた。]
ええ、私もそれで構いません。宮殿の近くでもまだ足を運んでない場所がありますから。
・・・それに。
[少し言葉を切ると、すっと視線を外して言葉を続ける。]
それに、次にまたセルウィンさんと散策する口実ができますもの。その方が私は嬉しいです。
[頬が赤くなっているのは自覚している。気づかれたら恥ずかしいなとも。
だが手をつないで欲しいと頼まれれば、ぱっと顔をあげて了承した。]
分かりました。どうぞ。
[真っ直ぐセルウィンを見つめて、手を差し出した。初めて湖で会ったとき以上に丁寧に、優しく。]
うむ。
ならぱ、余はそちがヒーラールーを咲かせるのを、
ゆるりと待つとしよう。
そちが余の助力を必要とする時は、いつでも呼ぶがよい。
月の雫結びし娘よ。
そなたの麗しき心に宿る露が癒しの花を咲かせる時を、
余は楽しみにしておる。
そちが咲かせる花だ。さぞかし美しかろうな。
[魔界の住人としては最上級の賛辞を添えた。]
― 食堂での食事会回想 ―
[あでるが飽きて見回りに行こうと、椅子から飛び降りた姿>>111は確認しなかったが、花鏡に全体通信で入った鈴の音には気付いた。]
?
[何か意味があるのだろうかと考えたが、良く分からない。
そこであでるの席に視線を向けたら、既に姿を消していた。
どこに行ったのかは分からないが、もしまたお腹が減ったと訴えたら、召使に頼んで持ってきてもらった猫缶>>66があるから大丈夫だろうと思っている。]
― 食事会の頃 ―
[食事会がある、という報せは届いてはいたものの、
魔界の侯爵はすっかり羽を伸ばす快感に浸っていて
―――すなわち、堅苦しい食事会などに行く気はさらさらなく…]
―――なに?
山羊の頭の丸焼きが供されているだと?
……うーむ。
ならば、ここに用意致せ。
[わがまま命令のもと、花園の召使い達の努力によって
緑なす丘の上に食事が用意された。]
― 丘の上 ―
うむ。
このまったりとしてコクがあり、
それでいて舌の上でとろけて無くなる、絶妙な食味よ。
料理人の腕が遺憾なく発揮されておるな。
余の宮殿に召し抱えてもよいほとの腕前である。
[山羊の頭のあれそれを堪能する魔候のもとへと
花鏡がもたらされる。]
ありがとう、シルキー。
あなたの心が滲みます。
[差し伸べられた手を結び、ゆっくりと足を踏み出す。]
花園のすべての場所に思い出をつくりましょう。
/*
いちおう、レーティングに配慮してみた>あれそれ
白子みたいな味がするそうですよ?>あれそれ
食べてみたらおいしいんじゃないかとも思うけど、
やっぱり農耕民族的にはちょっとぐろてすくだなぁ>あれそれ
/*
あっ、しまった!
そうか、全員強制参加なワケじゃなかったのか! マーティンごめんなさい。
……ヤギの頭が乗っかったテーブル、見てみたかったのになぁ。くっ……無念。
― 丘の上 ―
ほほう。
遠隔通信装置、かつ、録画機能付き、とな。
なかなかに《花園》の技術も進んでおるではないか。
[渡された花鏡をひっくり返したり翳してみたり、
いろいろ堪能してから、一斉送信のボタンをぽちりと押す。]
― 花園の小径回想 ―
畏まりました。ではマーティン様と。
[魔候的には気さくだったらしいが、年上だし肩書きも偉そうだし、こちらは真面目な態度を崩さず頷く。
意外そうな表情と困ったとの言葉に魔界は既にダメージを受けているのと心配になってしまったが、マーティンが何か考えている様子だったから邪魔しないように黙っていた。]
はい。寛大なるお返事、誠にありがとうございます。
あなた様の期待に背かぬよう、立派なヒーラールーを咲かせます。それまで魔界の様子が心配だとは思いますが、どうかご容赦のほどを。
[両手を合わせて、丁寧に返答した。
だが手助けを約束する言葉と共に告げられた内容は、とても意外なもので。]
・・・。
[反射的に真っ赤になって俯いてしまった。失礼だと思う暇もなく。
誉められなれてはいても、魔侯にとは予想外すぎて。恥ずかしくてどうにも困る。]
あ、あ、あの。私には過ぎたお言葉だと思いますけrども、あなた様の心遣いに感謝いたします。
[それだけ返すのがやっとだった。]
【一斉送信】
あー。おほん。
余は魔界第58階層を治める魔侯ユルマーティオニスである。
親しみを込めて、マーティン様と呼ぶが良いぞ。
しかし、これが誰に届いているものか。
ん?
このボタンが録画再生か。どれどれ……
[ぷつ、と音声が途切れる]
[散策しながら、花や実やそれらを行き交う鳥たちを見やる。
海とは異なる世界。美しく健気なその営み。]
ここへ来てあなたと話すまで、僕はヒーラールーを得て海の王国を救えばいいのだと思っていました。
けれど、他のエリアからも助けを求める方たちが来ていて──
一族の救いを求める者に順位などありません。
すべてを救いましょう。
ここはそれだけの力を秘めた場所。
ですから、何かを──あなた自身の幸せも含めて──犠牲にはしないと、そう誓ってくださいますか?
その誓いがあれば、僕は安心できます。
あなたの希望が世界の幸せと同じであると。
[食事会が終わりお客様がすべて退席すれば、男はもう一度手を打った]
ちりひとつ残すことなく、片づけておくように。
[抑揚のない声で召使いたちにそう命じ、男自身も自室へと戻る。
世界の危機も、聖乙女も聖騎士も。
男の中ではそれほど重きを持たず、
ただ淡々と仕事を全うすることが男にとってすべてだったから。
途中窓の向こうに聖乙女や聖騎士の姿が見えたとしても特に気を留めるでもなく、
日々の職務を務めるのだった**]
― 食事会終了後玄関 ―
どういたしまして。もし疲れたなら、遠慮なく言ってくださいね?
[手をつないで、ゆっくり歩き始めたセルウィンに歩調を合わせ、そろそろと歩き出す。]
ではどこに行きましょうか。
きょうはあなたの方から誘ってくださったのですから、あなたの行きたい場所に合わせます。
いずれ全ての花園に思い出を作りたいと私も思ってますが、今回は記念すべき初日ですもの。
やっぱり特別な思い出にしたいですから。
[セルウィンに向かって秘密を打ち明ける幼子のような笑みを浮かべた。]
― 宮殿傍の樹 ―
[その枝は、2つのテラスから均等に近く、やや見上げる位置。
カラス姿に戻り止まっていれば、幹に立てかけていた花鏡の一部が光るので、嘴でつついて]
……こういうの、"下"にもないのか?
ますます珍しい品だな。
[見かけた魔族の様子からして操作とかよくわかっていないようだ。
魔界でも見かけないものならば、このぴかぴかの価値も相対的に上がったことになる]
また「花鏡」が光っていますね。
これは──
[確認すれば、魔侯を名乗る男からのもの。
伝えられたのはおそらく寛大な申し出なのだろう。]
[散策しつつセルウィンの話>>131に耳を傾ける。目に入る全てが素敵なものと映っていますようにと祈って。
やがて”全てを救いましょう。”と聞くと、大きく頷いた。]
ええ、私もあなたと同じ意見です。困っている人には、訳隔てなく助けの手を差し伸べる。それが助ける手段を持つ者の為すべきことであると、私は幼少時より教わってきました。
例え種族は違えども、大切な相手を思う気持ちは同じだから。
私も花園に来て良く分かりました。ここは神秘の地。果てしない力を秘めた場所。
世界を救うヒーラールーが咲くのもよく理解できます。
[ここで一旦言葉を切ると、少し困惑気味の表情を向けた。]
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