情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
女将 イルマ は、ろっぷいやー ラヴィ を覗き込んだ。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
あー、誰かなんか死んだっぽいね。
しぶとい奴は火霊使い コンラート、獣使い イェンス、吟遊詩人 セルウィン、旅の剣士 アレクシス、ナックルマスター エレオノーレ、ろっぷいやー ラヴィ、女将 イルマ の 7 人だと思っておこう。
[一行が遺跡を目指して歩くうち、次に見えてくる景色は…
銀焔狐が再び一行の前に現れた。]
やっほー、頑張ってるー?
さーて、このあたりの森予報、はっじめっるよー。
時刻は大体白昼、*山吹*が群生してるんだけど、来る人に*労り*な感情を向けがちなんだよねー。
近くにある議場には、 ░▓▒▓ と磁器の狂ったこの森でも使える羅針盤があるって噂。
前に来たヤツが落としていったんじゃなかったかな。見つかるかわからんけど。
あ、そうそう、札を一枚引いて。ウチは…
ウチより数目の少なかった人は、39体くらい、或る日ー森の中ーくまさんにー出会ったー
…するかもしれんな。
<<ナックルマスター エレオノーレ>>みたいな感じが大好物の、やっぱり惚れっぽい子たちだから、気を付けて
ん?さっきいないはずの人影が見えた?
ウチは知らんよ。ただ、*腐れ縁*がいるとそれが見えたって話もきいたことあるかなー。
じゃ、遺跡はこの森のどこかにあるから、頑張って探すんよー。
[言うと、狐の姿はこの場から掻き消えた。
丁度同じ頃、忽然とローゼンハイムの姿が消えたことに気づく者は、いただろうか]
[森に木霊するように、声だけが響く]
ああ、そうだ
<<女将 イルマ>>。(吊り)
<<獣使い イェンス>>と、<<女将 イルマ>>。(襲撃)
アンタたちは、今日、気を付けたほうが良いかもね。
[襲撃は一人目の名前が狼だった場合、二人目を襲撃してください。2人とも狼だった場合は空襲撃にしてください。
尚、襲撃落ちの人が解るように、一人目が狼で二人目が村側だった場合はメモでかまわないので狼COをお願いします。
一人目が村側で襲撃可能な場合は狼COは必要ありません。両方狼だった場合も襲撃落ちが発生しないので必要ありません。**]
たまに、外に出る俺みたいな跳ね返りもいるが。
基本的には、森から出ないからな。
……て、それとこれとはまた話が違う。
[もてもて、という言い方に、ほんの少し不機嫌なものを交えつつ]
そう、か。
けれど、それはそれで、多くを『識れる』ということ。
悪い事ばかりじゃない、と思うけどな。
[自分のこと以外はよくわかっていない、という言葉に、軽く肩を竦めてこう返す]
それに、全部わかってるようなモノの方が珍しいだろうし。
[最後の部分は、むしろそんなモンはいねぇ、とでも言いたげなものだった]
ところでー…先程斬ったあれは利用できます?
[先程とは>>1:54のときのこと。使えるかどうかまでは、わからないがとりあえず聞くだけ呑気にきいてみた]
[木々の間を抜けると、今度は山吹の群生している場所にでた。
なんか労わられてる ような視線を感じる気がする。
狐が言うように一枚カードを引いた]か…
あまり大きくない熊であることを祈ろう。
[Q以上って、この狐容赦ない。と思いつつ、一先ずは山吹に労わられておくことにした**]
せっかくだから、獣使い イェンス は 女将 イルマ に投票するぜ!
さっきの?
[言われて、一瞬きょとり、とするものの]
ああ……使えるんじゃないか?
やりようだろ、多分。
[多分なのか]
せっかくだから、吟遊詩人 セルウィン は 女将 イルマ に投票するぜ!
吟遊詩人 セルウィン は、なんとなく 獣使い イェンス を能力(食事)の対象に選んでみた。
いえ、同じものばかりの中で過ごすと、感心や心が動かなくなり、堅くなっていくものだと思ってましたからね。
まあ『識れる』といえばそうですが、ただの情報としてではなく、理解できているかは怪しいものですがね。
[その辺はやはり感覚が違っていたといえるか。
全部わかってるものは居ないというのには同意を返しつつ]
ええ、ではお願いしますね。
[花だけでは物足りぬ斬は空間をも裂いたのは、あまり考えあってのことではなかったが、この場で不審なくするには都合がよかったともいえたか。後は丸投げたーとばかりにセル>>*2に頼んで]
ま、何か必要ならばお手伝いしますよ。
出来る範囲でね。
[にこやかにそんなことをいって、何かいわれれば出来る範囲で手伝うのだろう**]
…………。
小節レベルじゃ、やってらんねぇかな、これ。
[術のランク上げるようかなー、なんて思いつつ。
一先ず、先ほどの向日葵相手で疲れた精神に、山吹の労りを受けておこう、と思った。**]
せっかくだから、火霊使い コンラート は 女将 イルマ に投票するぜ!
どうもどうも、流石ご親切ですね案内人さんは。
ふむ?これを引けと?……
[ニコニコ笑って話を聞く、やがて彼女がまた消えれば歩き出して]
山吹……これは攻撃してこないんですね。
[案内人の話を聞いていながら短剣を構えたのは、やはり向日葵のことがあったからだろう。
そんな自分を山吹に労られている気がして、罪悪感と共に短剣をしまった。]
―ついさっき―
[一寸の隙もなさそうなアレクの笑顔>>1:120に耳をぱたり。
>>1:11最初の挨拶の時から変わらない物腰に、
アレクはじぇんとるまんだわー、と思いつつも、
ふんにゃりと不思議な感じを覚えたりもしています]
[地面に下ろしてもらったら>>122、ぴょいぴょいと歩きます]
ひまわりの種っておいしいのかしら。
……さっきの動くのの茎はイマイチだったのだわ。
[イェンにはそう答えつつ、道草を食ったり(文字通り)]
ああ……まあ、1000年越した長老とかは、ちょっとそっとじゃ折れないけどな。
[何事か思い出して、ほんの一瞬苦笑が滲む]
……確かにそうだけど……そこは、気の持ちようだろうな。
本気で求めるなら、他力なくとも得られるものは得られる。
[そんな事をさらり、と言って。
丸投げられると、ひとつ、息を吐く]
ん、まあ、とりあえずなんとかなるだろう。
……多分、そんなに騒ぎもせんだろうし。
……アリエル。
『無風なる第二楽章』。
[呼びかけるのは、傍らの風霊。
それに応じて、風霊はふわり、動く。
音も気配もなく動いた風の舞姫はのほほん、と最後尾をついてきたローゼンハイムの周囲をくるりと巡り。
直後、先ほど生じた空間の裂け目に向けて、思いっきり突き飛ばした。
一見大雑把だが正確な一撃は、茶髪の青年をその場から音もなく弾き飛ばす。
傍目には、突然いなくなったようにも見えようか。**]
……それでも、それでも女将さんなら熊鍋を作ってくれる
[自分に言い聞かせるようにそう言って、皆のほうを見れば]
……ん?
[何か、違和感を感じた。
しかし残念ながら影が薄い茶髪が消えたことに気付くまでには至らなかった**]
せっかくだから、ろっぷいやー ラヴィ は 女将 イルマ に投票するぜ!
―現在―
好きなお花? そうねー、*飛燕草*かしら。
[そんなこんなでうさぎさんレベルののうみそは、
難しげな話題をつるっとスルーして山吹に労られてます]
/*
ようやく、落ち着いて、時間が取れるぅうううう><
よし、読むぞ、読むぞ、
抹殺が女将さん・・・あ、デフォだ
―山吹の群生する場所へ―
おや、案内ありがとうね、お狐様。
[現れたゆらに、ふんふんと説明を聞きながら、
カードを一枚引いた。]
ふむふむ。運勢占いかねえ。
……死んだふりはいけないよ、死んだふりは。
でも走って逃げてもいけないよ、
逃げると追いかけたくなるのがクマの習性だ。
[くまさんと見つめ合ったまま、じっと固まっている。
そんな状況だから、ローゼンハイムがいなくなったのに気づく余裕はなく**]
女将 イルマ は、なんとなく 火霊使い コンラート を能力(透視)の対象に選んでみた。
―起―
[娘の両目は、じっと、ただじっと、鍋を、鍋だけを見つめていた。]
うむ。
[――やがて料理人の口から貴重な食料の無事が告げられ>>1:130れば、ひとつ頷き、皆の後を追って獣道へと向かう――――
かと思われたが、ふと、立ち止まり。]
――おにぎり。
貴女が作ったと、聞いた。
美味しかった。 ありがとう。
[どの辺りで、どのように聞いたんだったかは、朧げだったが。
一見すれば“感動”の“か”の字の一画目すら無いような、変わらぬ一本調子で告げ。
さきほどまでと変わらず、また足を進めるのだった。]
―承―
[セルウィンの生まれの話題>>1:123などにも特に関心を見せる様子はなく。
無表情のまま黙々と餌付けされながら>>1:137進む獣道。
同じ無表情でも、げっ歯目の類のような愛らしさは微塵も見当たらぬことであろう。
花の話題に、脳裏に浮かぶ姿はあれど。
かつて紡いでいたその名を、唇が奏でることはないのであった。]
―転―
[ばさ――]
[どこかで、小さな鳥の羽音。
食の気配を敏く感じ取ったのだろうか。それとも。
瑠璃色は暫しのあいだ、茂る蒼のなかを彷徨う。]
―転―
[またしばらく餌を貪り歩けば、拡がる山吹色。
現れたるは、銀狐>>#0。]
…………私?
[注意深く耳を欹てていなければ気づけないような。そんなほんの僅かな、語尾の上昇。
表情は変わらぬまま、思いっきり首を傾げる。
そのまま娘の指が手繰り寄せた札は――――]
[四方八方から非常に大量のくまさん達に囲まれているような気がしないでもない。
が、娘にとって重要なのは、ただ一点。
そう、ただ一点なのである。]
(ごはん)
おばちゃん ――――!
[突然、目でも醒めたかのように機敏な動きで、食料、否、おばちゃんを庇うように前に踊り出た。
おばちゃんと書いてごはんと読んだのはさておき、餌付けの効果は抜群だったのかもしれない。
――なんとなく、くまさんたちの視線を独り占めできたような気もしないでもない。]
/*
村名を見た瞬間に思い浮かんだのが谷山浩子さんのElfinだったんでずっと聴いてるんですが、暗すぎるかしら・・・
見えないの その小鳥(ねがい)は とっくの昔に――
うむ。しかし拾いそこねたものがたくさんある・・・
……さーてーとー、コレ、どーうしようねぇ。
[がさがさと現れたくまさんの一団をぐるりと見回し、こてりと首を傾げる]
羅針盤とやらも、気になるしなぁ……。
[本当にあるかどうかはわからないが。
いや、それ以前に、森の中に議場ってどういう事だ。
なんて突っ込みは、既に放り投げていたが]
……これでは危ないのは二人どころじゃ無いでしょうに。
[熊に囲まれため息をひとつ、そして思い出した案内人の言葉
肉食向日葵の次は熊の大群……本当にこの森で誰も死んだことは無いのだろうか>>0:134
懐に手を入れながらも、先陣を切ることは無く。]
見事に、影の薄い人がいなくなりましたね。いなくなったのになかなか気づきませんでしたが、お疲れ様です。
[眠りながら呟いた]
…羅針盤も気になるが、 ░▓▒▓ってなんだろうな。よく聞き取れなかったのだが。
[縄張り争いをしないのだろうかという数の大型の動物の気配から逃避するようにつぶやいた。
エレオノーレがごはん、とつぶやいたのには、まだお腹がすいているのだろうか、とふと思ったとか。]
―――聞いたことがある。
猟銃で脳を損傷した熊が、冬眠しなくなり、成長が止まらず常軌を逸した巨大化することがあるという。
奴は非常に高い知能も獲得し、通常の熊を統率していたことがあるという。
その全長は、推定10メートルで体重は5トンだとか。
[ぽむっと手を叩いて真顔でつらつらと言った]
『あら、器用』
[眠りながらの呟きに、アリエルが鈴を振るように笑う]
まあ、影が薄い分、妨害もなかったしな。
……その分、警告としては意味なかったが。
やっぱり、もう少し『目立つ』所を狙わんとならんかなぁ……。
…という話じゃないとは思うが。
幸いにも一先ずそんなばかでかいくまさんの気配は感じない。
[とはいえ、普通の熊でも39体もいれば脅威である。]
こういう手は、あんまり好きじゃないんだけれど、仕方ないね。
[ラセツへの指示にも時折使う、首にかけている獣笛を吹く。
音色は、人の耳にはほとんど聞こえない超高周波。
うまくすれば、[04]体くらいはとろんとして眠そうになりはじめただろうか]
……おや。
[そんな時前に躍り出たエレオノーレ>>23
ご飯と言ったのは気のせいだろうか、気のせいでもとりあえず彼女に向けて叫ぼう。]
今の時期熊鍋が美味しいらしいですよ――!
[適当に言ったことだ。本当かは知らない。
とりあえず、彼女に任せられるなら任せたい。自分は一歩引いて見守る体勢。]
ほんとにねぇ。
[コンラート>>26に、頷きながら、何故か竪琴から弦を外してゆく]
まあ、なんとかしないとなんないのは、確かだけど。
さて、私の求めるものはあるのでしょうかねぇ
[やはり眠りながら?>>*5の言葉を思い返すように呟く。
そもそも何を求めるのか、存在理由からして疑わしく、だが深くは考えない]
なんでしたら、一度に複数名は狙えないでしょうかね。
……さすがに、それはいたら怖いんじゃないかな!
[真顔でつらつらという威薗>>27に、思いっきり、笑顔で突っ込んだ。
大体、そんなモンがいたらもっと以前から騒ぎになってんじゃないのか、とか。
そんな事を過ぎらせつつ。
熊がとろん、としていく様子に、おお、と感心したような声を上げた]
あー……そうか、まともに相手しなくてもいいのか。
今それは聞きたくなかったぁ……聞きたくなかったです……
[イェンの言葉>>27には若干顔を青くする、そんな規格外熊さんは見当たらないとはいえ不吉に感じた。]
……それは、俺にはなんとも言えんね。
何を求めるかは、それぞれ違うんだし。
[眠りながら?の呟きに、軽く、肩を竦める仕種]
ん……そうだな。
二人くらいまとめて送れば、さすがに危機感も募るだろ。
丁度良く、『予見』もしてくれた事だし。
[目にも留まらぬ速さで繰り出される掌打。
紫炎と見紛う残像を纏い、
くまさんの喉元を、強く、打つ。
その瞬間――――
もはやエクスプロージョンとしかいいようのない
衝撃が、くまさんを貫く!]
[[18]体ほどを巻き添えにして吹っ飛んでいったくまさんは、あわれ、毛は禿げ、地獄の業火に焼かれでもしたような無残な姿に。]
バラバラになったくらい、なら。 まだ食べられる。
――容赦はしない。
[限りある食料を守るため。
また、新たなる食料を得るため。
その為だけに、戦士は戦場へと赴くのである。 マル。]
[音源>>28にぴくりと反応する。
超高周波の音色に一瞬不快そうに顔を歪めながら、てこてこと歩いてこっちにやってくる小熊が一体。]
小さいのもいるのですね。
[じっと足元までやってくるのを見ていたら
脚をガブッとされた]
……お見事
[イェンの笛>>28の効果に、拍手。
女将の言葉に>>35そちらを向き、アレクシスが寝ているのを見て]
……呑気なものですねぇ。
呑気といえばあの人は
[自分のことを棚に上げたような発言、寝てはいなかったが向日葵畑で何もしてなかった茶髪の彼をやっと思い出した。
しかし口にする前に、発破を掛けたエレオノーレのド派手な攻撃>>37に意識が逸れて]
……おーおーおー。
…………はっでぇ。
[力強い宣>>36とその後に繰り出された技>>37、それがもたらした効果に、思わずぽかん、としつつ。
それでも、竪琴からは弦は綺麗に取り払われていた。
外した弦は、ベルトポーチへ丁寧にしまう]
……隙、見せられねぇなぁ。
[それからぽつり、こんな呟きをもらした。
食用認識されている身としては、イロイロと怖いようです。 まる]
[…とか言ってたら、18体もの熊がふっとんだ]
獅死紫炎滅却掌底波、だと…!?
まさか、あの技を会得したものがいたというのか…!
[ごくり]
――大丈夫。
[今の>>38を見ただろう、とばかり、おばちゃん>>33に頷き。]
早く、(食料を)安全なところへ。
[心なしか真剣な面持ちで避難を促した。]
ではまずそこから探しましょうか。
[本気か嘘か、口調はのほほんとしたものでありながら]
ではそういうことで…といってもなんとなく危機感が募る面子にはみえないのですが・・・ね
[小熊惨殺事件が起きている横で起きた、ド派手なことに今になって呑気にようやく気づいたりして]
おぉ、凄いものですね。
[やはりのほほんと感心したりしていた]
ま……いない事を祈ろう、うん。
[威薗>>47にこくり、とひとつ頷いた。
それから、弦を外した竪琴のフレームをつい、と一撫で。
周囲を取り巻いていた風の一部が、竪琴をくるり、と取り巻いた]
穏便に済ませるのは、ちょーっと難しいかも、ねぇ。
今のでいきり立っちゃったのもいるっぽいし。
[ちら、と視線を向けるのは、ぐるる、と低く唸っているくまさん{1}匹]
それもそれで、ありな選択だな。
[冗談めかした口調でさらり、と言う]
ん、まあ、確かに。
……危機感でどうの、というよりは、実力行使で返す心算の方がいいかも知れん、コレ。
[ちょっとそっとじゃ危機感とか感じないな、というのは感じていたから。
思いっきり、同意していた]
ええ、一つに目的を決めないでおいたほうが楽しめそうでしょう?
ま、最悪闇討ちでもなんでも……ですが、食糧難に陥ったら帰ってくれそうな気もするこの不思議。
[哀れな熊さんの地獄図をみて、身体を傾けてとんできたものは避けつつも、そんな感想も抱いたりした]
[だが、その派手なことで飛んできた肉片を体を傾けて避けていたりした後ぐらいにか。]
はい?ええ、噛まれましたが、これぐらいならば心配せずとも大丈夫ですよ。
[小熊に噛まれても、噛まれた痕はあるが血の一滴も流ない。
動きにぎこちなさすらない男は威薗>>53平気と答えながら変わらぬ呑気な態度で距離を置くように、山吹群生地の奥へとはいろうとする]
本当ですよねぇ
[同じくのほほんとアレクシス>>51に返す
そしてエレオノーレを、他の人間を見渡した後ハッとして]
……ローゼンハイム
ローゼンハイムさんがいません!
[食べられてしまったのか、はたまた……]
[もしょもしょされたり、小脇に抱えて運ばれたりしつつ]
[うとうと……はっ]
ぴゃー!
[寝ぼけたまま、何かに捕まえられていると気付いて悲鳴を上げました。
草食動物なので、捕獲されてる、と感じるのは
実は結構怖かったりします]
くーわーれーるーぅうう!!
…?
[噛み痕があるのに、血が流れていないことに眉を寄せて首を傾ぐ。]
動物の噛み傷は植物とは違って確実に膿む、消毒したほうがいい。
[山吹が群生している奥へと入っていこうとするアレクを追い、腕を掴もうとした]
……はい?
[うんうん、とコンラート>>56に頷きたかったところで、ローゼンハイムという謎の人物がいないといわれた…名前と姿が一致しないため混乱していたとか]
……確かに。
ただひとつと定めてしまえば、妄執ともなり得、歪みも生じやすい。
[なんて同意を示しつつ]
……ありそうだな。
[食糧難、という点にもまるっと同意した]
そういう意味でも、宿の女将はいいターゲットかも知れん。
[逆に怖い事になるかもですが]
[ローゼンなんとかという言葉に反応したためか。僅かに離れるようにしたところで人肌よりも冷たい腕が威薗>>58に掴まれる。]
これでも丈夫だから大丈夫なのですけどねぇ。
まあ見ても、驚かないで。下さいね。
[騒ぎになるのを嫌ったのか。はたまた別のものか。最後の言葉には念を押す響きも加えながら逃げることはとりあえずやめた]
茶髪の!影が薄くて!無口な!
[アレクシス>>60に伝わって無さそうなのがもどかしいのか早口で捲し立てる
そのせいか本音がダダ漏れな例えになった]
[さすがにさっきの大技にはビビりが入ったようで、こちらにガン飛ばしているのは一匹だけだった]
……ま、わかんなくもないけどねー。
[なんて呟いていたら、聞こえた声。>>56]
え……。
[とりあえず熊さんたちは、先ほどの一撃でエレオノーレに熱い視線を注いでいるようで、こちらは静かだ。
先ほどの実力を見る限り、熱烈な求愛もものともしないのだろう。
女は強い。]
……認識、されてたんだな、ちゃんと。
[なんか一生懸命説明しているコンラートの姿に。
思わず、こんな呟きももれていた]
[コンラートのローゼンハイムがいない、という声に、思わず振り返りつつも。]
ローゼンハイムさんが?
……っ!?
[掴んだ腕のひんやりした感触のほうに驚いて、咄嗟に手首をつかんだ。
―――脈が…]
アレク、貴方は…
[驚きを露わに、人にしか見えないその穏やかな表情を見つめた]
そのぶん、混乱もしやすいですけどね。
ですが、それもまた一興。
そうですね、それにここにいては危ないかもしれないから死なせないためにもちょうどいいでしょうから、がんばってくださいね。
ちょうどよく私の近くにももう一人の『予見』の人も来ましたし。
[そのために僅かに距離を取るように山吹の群生地に向かったのもあったが、上手く怖いことを押し付けれたなんて、思っちゃいないよ?]
……いわれてみれば、いたような、いなかったような…いませんでしたよね?
[コンラートの努力はちょっとだけ報われたらしい。しばらくして思い出せた…ような…]
いえ、ですが案外その辺に転がっていたりしても気づけそうにないのですがね。
[本当にいないのかすら認識させない影の薄さだったのかもしれない]
案外速く飛ばしてよかったかもしれませんよ。
私たちも忘れてしまっていたかもしれませんし。
[一人だけ放置される図を少し想像したりしていた]
私を――蜂蜜か何か、と思っているようだが――
[仲間の犠牲を前にしてなお臆せず、果敢に娘という一つの砦へ攻め入る戦場の漢たちに告ぐ。]
蜂蜜は、お前たちだ!
[食を制するものは全てを制する、と。]
―結―
[――そんなこんなで、イェンが眠らせた4体>>28を除き、食材になってしまったくまさんたち。 南無三。
一匹どこか>>63へ向かっていったかもしれなかったが、それどころではなかった。]
ふぅ……
[ダメージは*半吉*といったところか。
変わらず無表情の娘であったが、明らかに「いい仕事しました」的な雰囲気を発しているのであった。]
――ローゼンハイム?
[ひとかけらも聞き覚えのない単語に、そのまま首を傾いだ。]
[そんな空気な人に気を取られたりもあってか、威薗>>67の様子に気づかれたのを察してにこやかな笑みを浮かべて人差し指を口元にあてて静かにというジェスチャーをした]
/*
んー。言い回しを、まちがえた。
これではセルウィンに1匹押し付けてしまっているな・・・ごめん・・・
ナックルマスター エレオノーレは時間を進めたいらしい。
[しぃ、というジェスチャーに口を噤む。
彼が何なのか気になったが、此処で聞いてはいけないのだろう。
口を噤みながら、なるほどいきものの匂いが薄いはずだと思った。
彼は、動物や人間のようなナマモノではないようだ。]
一応包帯を巻いておいた方がいい、座ってくれ。
…隠すのなら、手当をしないと不自然だよ。
[アレクに座るよう促すと、その足元に屈んで包帯を出す]
……ま、いいか。
[とりあえず、考えても仕方ない、とローゼンハイムについては横に置いて。
ガン飛ばしてくるくまさんに、向き直る。
その後ろ側に、道らしきものがなければ、そんなに気にもしないのだが]
……エアリエル。
『剣の第一楽想』。
[小さく言霊を紡いで、弦のない竪琴に手を触れる。
弦はそこにないのに、爪弾くような動き。
それに応じて生じる音色。
それは、先に向日葵畑で発生させたものよりも、大き目の大気流を生み出し──]
めんどうくさいな。
[冷たさすら帯びた口調で、わざわざ治療をした振りをしなければならないことをいうが、ただの不精であるが]
[それも一興、という言い方に、微かな笑い声をもらす。
その辺り、まるっと同意できるらしい]
ああ……まあ、こっちは裂け目さえ確保しておけば、どうとでもできるからな。
そっちは、任せた。
[怖い考えなんて持ちません、今は。
……そこまで考えてたら、やってられない、ともいう]
[だがそれでも、大声をあげずにいたのによかったよかったとやはり呑気にしながらも]
申し訳ありませんが、お世話をおかけいたします。
[ころころと表情を変えて、威薗の促しに応えて近くの岩の上に腰掛けた。]
ああ……そう、だな。
ある意味では、正しい判断だったのかも知れん。
[まあ、一応忘れてはいなかったんですが。
ないとは言い切れない辺りが酷かった]
裂け目は新たに作ろうと思えば作れますし、どうにかなりますよ。
へまして飲み込まれない限りは、ね。
[手段としてはわかるが、術に詳しい知識はない。
それでも先程ローゼンハイムを送ったときも、よくわからないが、不安定にも思えて、セルウィンから受けていた説明に納得していたものでもある。]
はい、任されました。
[こくりと頷く。
食欲とは無縁であるゆえに、食に対しての貪欲な欲望に対する未知な怖さはこちらのほうがあったのかもしれない]
お帰りいただいたーとおもったら、実は残っていたなんていったら笑い話にしかなりませんからねぇ。
[同じく酷い扱いからの想像をいう。
というか、そうなれば笑うしかないともいう。]
[木によじ登ろうと四苦八苦しながら、結局登れずに「アタシも歳か…」と微ショックを受けている顔になっていたりしたが。]
ん?あれっ?
クマたち、撃退できたのかい??
おお……強いねえ、あんたたち。
[安全を確認すると、一行の方へと戻ってくる。]
そうだな……幸いにというか、お互い、『斬る』という動作に関しては、自然にできるわけだし。
[別にそのために風霊を使っているのではなく、生まれつきアリエルに守護されている結果なのだが、それはそれとして]
それは……笑い話だが、笑えんな、うん。
[酷い扱いからの想像に、ちょっとだけとおいめ]
/*
のどがいたいな…
「情熱のための犠牲」「知らずに犯す近親者の殺傷」「近親者のための自己犠牲」「悔恨」「愛するものを犠牲にしてしまう」
あ、おばちゃん。
うん、物凄く頑張った人がいたから、ねぇ。
[戻ってきた女将>>80に、にへら、と笑う。
今回は楽したなー、なんて。
ちょっとだけ思っているとかいないとか]
いいえ、誰かの命でここに来たのではないですよ。
そもそも命じる人間は既に亡くなってしまってますから。
[人でない生き物、命じる人間。といえば、作り主であることは容易に想像がつくか。
手当を受けながら小声で問う言葉に応えて]
ですからここにいる理由は人それぞれ…あなたもそうでしょう?
[望みがあるからきたのだろうという視線を威薗>>79へと向けた]
あはは……
[面々のローゼンハイムへの態度には笑うことしか出来ない、そうしている間に落ち着いて]
この状況で転がってたらたいへ……
ああ、そうでもない気がしてきました。
[エレオノーレがばっさばっさと熊をさばいていきそこらには無惨な熊が沢山転がっていたか。
そのせいか、緊張が削がれたのは良いことか悪いことか……]
ご苦労さん、ありがとよ。よしよし。
食材には事欠かないねえ。
[皆に礼を言い、襲いかかってくる動植物たちをすっかり食材扱いしている。]
こんだけあったら誰かが食いっぱぐれるということはないだろう、ラセツも好きなだけお食べよ。
[雪豹に告げて。
そして、熊鍋の準備を始めるのだった]
ローゼンハイム――
食い物では、ないのか。
[食への執着以外の一切が抜け落ちてしまっているかのような娘に、腹の足しに繋がらぬことなど覚えていられるはずもなく。
食べられないならいいや、と、きっと瞬く間に忘れてしまうのだろう。]
うむ。
[セルウィン>>75とおばちゃん>>80にこくこく頷き。
怪我という怪我も掠った程度。娘にとっては無傷に等しい。]
くまなべ……
[調理係>>84を見つめる瑠璃色は、相変わらず硝子玉のよう。
だが、なんらかの期待に満ち満ちていることはなんとなく読み取れたかもしれない。]
[熊鍋かー、ほんとにやるのかー、なんてちょっと思いつつ。
まあ、先の向日葵と違って、相手に複雑な心理もないから、出来上がったら相伴するのでしょう。
というのはさておき]
……食い物じゃない、よ、うん。
[エレオノーレ>>85には一応、そう言い添えておいた]
……クマに襲われた、ってんなら、
悲鳴の一つでもあげそうだから、無事とは思うけど……
[クマを容赦無く料理しながら、ぼそっと呟くのはローゼンハイムの無事について。]
あれかねえ、神隠しにでもあっちまったのかねえ。
熊鍋……本当に作るんだ。
[半分冗談だったが現実になったらしい
これだけの肉があれば何人分作れるんだろう?なんてぼーっと考える。]
[手際いいなあ、さすが本職、とか。
容赦ない料理の手際>>89を眺めていたのだが]
あー……いつの間にかいなくなってた、っていうなら、それかもねぇ。
でも、それならそれで、大丈夫なんじゃないの?
最終的には、森の外にだされるんでしょ?
[神隠し、という女将に、こて、と首を傾げながらこう言った。
あんまり、危機感は持っていないっぽい]
ですね。
[斬る。という動作が難なくできることには軽く同意。
こちらもまたそのために刀を使ってるわけではなく。
元になったものが刀を使用していたからで]
あまり効果的ではなかったかと思いましたが、結果的にはよしとしましょうか。
[ローゼンハイムが消えたことへの周囲の淡白な反応とかみつつも、そんな危惧も消えたしいいとしようと前向きに思うことにするのであった]
さて、それもどうでしょうかね。
自分で考えていると思いきや、それすらも作られているかもしれない。
ま、どっちでもいいのですがね。
[自分のことなのに、他人事のようにあっさりとした態度で、人間らしいという評に感情を特に交えない。にこやかという平坦な状態で威薗>>87へと答えを返して]
ではそんな作り物の私から本物へと一つ聞いてみていいでしょうか。
願いが叶うとしたら、あなたは何を望みますか?
[おばちゃん>>59に脅されて泣き出しました。
焦がされたり切り裂かれたりしているくまさんの無残な姿が
動物的なオーバーラップを招いたとか招かないとか]
いーやー! 捌かれるううううー!!
……そう、だな。
物事は、前向きに考えよう。
[結果的には良かったし、一応、神隠しの存在示唆にはなったようだし、と。
……そう、考える事で、力を使った事を徒労と思わないようにしている、というのも、ちょっとはあるかも知れないが]
何が足りなかったのか、何が悪かったのか、誰のせいなのか。
それすらも分からなかったら、……とても無念でしょうね。
[言葉を続ける表情は笑顔]
基準……何が基準なんだろうねぇ。
[歌うような女将の言葉>>96に、弦のない竪琴を、爪弾くように手を動かす。
ほろ、ほろん、と零れる音色は静かなもの]
願い……か。
そいや、おばちゃんは、なんでわざわざここまで来たの?
[それから、ふと思いついて。
投げかけたのは、こんな問いかけ]
はい。それに最初にやるならばまずは安全なところからで、異界送りの感覚をつかまないとですしね。
[珍しく励ましてみたりしつつ]
…ところで、こんなに休憩して食事を取るというのも珍しく思うのですが、気のせいでしょうか?
[食欲ないもんだからわからなーい。二品目の料理、熊鍋調理に首こてり]
[こてり、と首が傾ぐ。
それって、笑顔で言うような事なのかなあ、なんて。
コンラートの様子>>98に、ちょっと思ってみたり]
それは、人によるような気もするけど。
……気にするひとは、気にするんだろうねぇ。
[ほろん、と響く、音色。
音色を生み出しているのは、風が編んだ弦]
里…故郷ということですよね。
[何があったのかはわからない、知る由もないが]
ひとりの力で集落というのは変わるものではないでしょうが、逆に変わらずにいるのは大多数がそうと望むからにも思えるもの…ですしね。
ひとりの意志で変えてしまっていいものなのでしょうか。
[悲しげな様子>>100に気遣うことなく、率直な感想を口にしていた]
[なんか励まされたなぁ、と思いながらも、ひとつ、頷く]
そう、だな。
まあ、難しく考えなくても、きっとどうにかなる、うん。
[最初は自分も大雑把だったし、とは言わず]
まあ……確かに珍しい、とは思うが。
止める必然もないし、な。
[食用と見られたりもしているわけで、これはこれで安全、とか。
思っているとかいないとか]
[首を傾げるセルウィン>>101を見ても変わらず。]
……ええ。 そうです、人によるでしょう。
だから……願いが心を占める割合が大きすぎれば、脱け殻になるかもしれませんね?
[言葉を止めれば、そこら辺に座り込んでその音色に目を閉じた**]
/*
おとこのこになりたい!もしくは、身長5せんち縮めたい!
…にしようと思っていた時期が私にもありました。
まじめになんか考えてみたらこうなった。
[コンラートの様子>>105に、首を傾げたまま、まばたきひとつ]
……抜け殻、か。
[小さく繰り返すのは、その部分]
難しい、ねぇ。
それだけ強く願うなら、願えるなら。
……それを、自分で力にも変えられそうなものなのに。
[小さな呟きは、独り言めいたもの。
ほろん、と。
風の弦が音を立てる]
/*
しかし、どういう風に願うんだろうねえ。
風習を変えるって、意識の確変を願うってことか?
謎い。(自分でいっといてこれだよ)
安産祈願……?
[投げた問いへの答え>>106に、また、まばたきひとつ]
そっかぁ……娘さんのために、かぁ。
んでも、さぁ。
それでおばちゃんになんかあったら、それはそれで、大変なんじゃないの?
[肉食なあれそれを見た後なせいか。
そんな疑問が、ぽろっ、と落ちた]
[赤いのの笑顔>>98と青いのの音色>>101に。
その場を飛び交う言葉の端々に。
娘がもう少しでも人並みの感覚を持ち合わせておれば。何か思うところもあったのかもしれない。]
…………
[そういえばまだ持っていた竹の水筒に口を付け。
――――離して、逆さにして、振る。
返事がない。]
劣悪な遺伝子は捨て去る。ですか。
野菜の交配と同じ要領で効率的ですね。
[人の命と野菜の育てかたを同列に見たことを遠慮のかけらもなく威薗>>103の言葉にこくこくとうなずきながら口にする]
と言っても、何が起源なのか知らないので、呪いなのかもしれないですし、そうではないのかもしれない。
っと、話が過ぎましたが、ええ、とても人間らしい願い≪わがまま≫ですね。
こういうのんびりした旅も嫌いではないのでいいのですけどね。
[止める必然もないし、楽しめるところは楽しむ性分と、食用にされているセル>>*26に答えながら、人間については、呑気に同意していたりした]
[野菜の交配に例えたアレクに嫌な顔ひとつせず、むしろ笑った]
その通りだよ。
獣も、人も、交配による強化を続けている。子を成す相手は里によりきめられる。
私も、ラセツも、そうやってつくられたモノだ。
[的確に真実を言い当てていたからだ。
事実、西洋人における獣使い、トリマーとの掛け合わせが砂湖であり、その交配は実績としてここに居る]
そう、わがまま。
単に自分が里の掟に縛られるのが嫌なだけと言ったって同じことだ。
自分に嘘はつきたくない。
私からも聞こう。
貴方は。貴方の願いはなんなんだ?
……えー、そこでそう振って来る、のー?
[草食系の王子様とか、守って、とか。>>112
なんとも答えるのが難しいなあ、と、へんにゃり、眉が下がる]
……でも、まあ。
おばちゃんが無事に帰る事が、何よりも大事なのは、確かだよ、ね。
[そのためにどうするかとか、そういう事には一切触れずに。
風の弦を爪弾き、音色を紡ぐ。
ほろん、ほろろん]
のんびりが悪くないのは、認める。
俺だって、『務め』が絡まないなら、もっと気楽にやってるし、な……。
[暢気な同意にぽそ、と呟く。
アリエルが物言いたげに風を揺らしているのは、とりあえず、スルーしておいた]
……え、えーと。
…………なに?
[ふと、視線を感じて、そちらを見やる。>>115
先ほどの食用宣言からこっち、どーにも引いてしまうのは已む無しと言ってもいいだろう。
多分]
/*
……飴が飛んで来ていた。
びっくりした。
……ゆーか、赤透けてるよね、消去法で。
そして、オレは占われている気がしてならないんだけど、どうか。
いや、この推測は大抵外れるんだけど。
いえ、私が何を思おうが、どう感じようが、威薗が望む願いは威薗だけのもの。
願いは人それぞれですからね。
[特に否定はしない。誰かのために、もしくは自分のためだけに。なのか。]
ああ、私の願いですか。それは彼岸の彼方にいくことでしょうか
[あまりにもあっさりにこやかにいうのであった]
だってオレ、ホントにひ弱いもん。
[豪快な笑い>>118とは対照的に、浮かべるのは苦笑。
最後の疑問には、へら、と笑うだけで答えなかった]
まあ、人数多ければ、可能性は高い……だろうけれど。
[そこまで言って、それから]
[意外そうな威薗>>119に直接的な回答はせず、静かに笑みを浮かべて]
昔、とある人形師の女が、ひとりの男を愛したのですよ。
しかしその男と結ばれることはなかった。その人形師の女はそれと同一の人形を作り出しました。
その後その人形師は愛した男と同一の人形と幸せに暮らしました。めでたしめでたし。
と、はたしてなるのでしょうかねぇ?
……っ……。
[重ねられる問い>>123に、迷うように視線が地面に落ちる。
巡る風が、案ずるように、ひゅう、と鳴った]
うん……そー、だよ、ね。
願いがあるからこそ、ここに、いる。
[自分の願い。
ないわけではなく、あるからこそ、ここにいる──のは、間違いないのだけど]
ただ……オレのは、ね。
面倒っていうか……うん。
ちょっと、普通じゃない、から、なぁ……。
[困ったような口調で、それだけ言って。
また、風の弦を爪弾き始める。
ほろろん]
…………そうかい。
わざわざこんな所までやってくるんだ、
訳ありなんだろうね。
[言い淀む様子のセルウィンに、それ以上の追及はやめて。]
さて、熊鍋も出来たことだし、
食べるとするかねえ?
[器まで用意していた。
用意されていた食器が箸なのは、東洋系ゆえである。
一行が食べ終わったなら、食器を洗いに川まで出かけるだろう。**]
ですねぇ。人形としては複雑だったのでしょう
[こちらを見つめて淡々と返す言葉>>124に静かに頷いて返して]
同一であるための演技を延々と続けていて、そして人形師が亡くなった後にようやく解放という名の何の目的もない中、死ぬこともできずにさまよい続ける。
なんていう、苦痛。ですので、死を望む。
ま、嘘ですけどね。
[あっけらかんと]
そうでしたら、私の人生もなかなかに面白い劇になったのでしょうけどね。
[残念なものです。とばかりににこやかに笑みをうかべた]
おにぎりが、なくなるのは。
困るだろう?
[無表情で首を傾ぐその仕草は、不思議そう、と形容してよいものなのかどうか。
食に関する約束だけは、忘れないらしい。
どうにも先刻交わした、無事に帰っておにぎりをタカる>>31、という会話を指しているようだ。
――が。セルウィンに通じるはずもない。]
…………
[おそらく期待に満ちているのであろう、色のない眼差しをじっと送り続けるのであった。]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新