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次の日の朝、最弱モンスター プルプル が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、比較文化学者 マルグリット、エンジニア リール、生物学者 チェリー、天文学者 ベリアン、医師 テオドール の 5 名。
[ベリアンとの会話等にかまけていて、プルプルの異変にはしばらく気がつかなかった]
…。
[プルプルはすでに動いていなかった。
治療らしきことはできず。そもそも、どういう生き物なのかさえ判らないものをどうやって世話すればいいのか…]
埋葬するわけにもいないしな…。
[結局、瞬間冷凍を施し、冷凍庫に保存することにした。皆には、頃合いを見計らって伝えるつもり]
【お知らせ】
投票と襲撃は両方テオドールでお願いいたします。
また、1発言後、コミットもお願いいたします。
尚、3日目も、襲撃はない予定です。
エンジニア リールは、医師 テオドール を投票先に選びました。
[目を閉じてリールの言葉を聞いていた。その内容は衝撃的ではあったが、母星系の消滅ほど恐ろしいものではない]
…僕にとって、リールはひとりだけだよ。
キチェがあろうとなかろうと関係はないし…
あのね、生まれ変わりって、知ってる?
自ら命を絶たなければ、もう一度、生まれてくることが出来るんだって。
今はもう会えなくても…
きっとまた、会えるよ。リールの家族にも。
[吐息が寝息に変わる]
― 翌日 ―
[テオドールにプルプルの訃報を聞かされた]
冷凍庫に仕舞った?じゃあまだ生きているかもしれません。
あの子たちは、生を終えると姿が消えてしまうから…
ちょっと見てきます。
[テオドールの顔色が悪いのは気づいたが、ちゃんと休めていないのだろうと思った]
ちゃんと休んでくださいね、先生。
[離れる前に声をかけた]
[開けた冷凍庫にはプルプルの姿はなかった]
ごめんね、プルプル。母星に残っていても生き残ることは出来なかっただろうけど…
ごめんね。
[きゅっと唇を噛み締めた]
仕事しなくちゃ…
…これからどうするのか、考えなきゃ。
KK=101とKK=102に行ったメンバーも無事だろうけど。
あちらとは、最初から連絡が取れなくなってるし。
コロニーで生きるか、KKに降りるか、二者択一。
僕は、あの美しい惑星を荒らしたくはない。例え、なにがあろうと。
もう、あの惑星を調べる意味はない。
その方針で対応しよう。
それでも、何もしないのは苦しいから、個人で研究を進めるのは反対はしないけど。
とりあえず、倒れる前に朝食を取ろう。
[食堂に移動して*ナン*とスクランブルエッグを食べ始め、{4}分の1を食べた時点で胃が痛くなって残した**]
……ん。
[目覚めると、腕の中のぬくもりを確かめる。
「いばらの女王」の細い躰]
……まさか、こうなるとは。
[ぐっすりと眠った後のせいか、ぽつり零れるのは余裕ありげにも聞こえる台詞。
けれど、現実は何も変わりはしない]
…………。
[集合時間には少し間がある。
そっとマルグリットの頬へ口づけてから、ベッドを出た]
[鏡に向かい、身だしなみを整える]
……帰るときには33かと思うと、ずいぶん長い気がしてたのに。
5年どころか、20年どころか……
一生、だって?
[呟きは、苦い]
天文学者 ベリアンが「時間を進める」を選択しました。
天文学者 ベリアンは、医師 テオドール を投票先に選びました。
……ところで、チェリー。
昨日……。
いや、みんなと一緒に聞いた方がいいか。
[ひとつ問いを向けようとして、その場ではやめておいた]
[やがて、今後のことを再び話し合う場になれば]
チェリー。
昨日、KKには降りないと断言していたのは、どうしてだ?
ここの設備で生きていくことはできると、君は言った。確かにその通りだ。
水も空気も循環システムは完璧。食料は栽培や合成でまかなえる。
けど……それで?
ここにいたって、寿命が尽きるのを待つばかりだ。
観測結果を送る相手もいない。
何の目的も、価値も無い一生を、ただここで送れと?
KK=103の環境が、我々の生存にも適しているのは、これまでの観測からほぼ結論が出ているんだろう。
だったら、KKへ降りるべきだと、俺は考える。
少なくとも、検討すらしないのは、納得できない。
[語気を荒げないよう気をつけながらも、チェリー>>1:92の真意を問うた**]
一応降下反対に回る場合のスタンスも考えてみたけど、無理があった。
こいつの場合「ここでハーレムしたい!」しか思い浮かばないw
ところで中の人がリアルで発熱3日めですorz
[テオドール先生と握手]
この村はログ読みも大変じゃ無いし無理はしてないよー
生物学者 チェリーが「時間を進める」を選択しました。
― 食堂 ―
おはよう、ベリアン。
[プルプルのことを聞かれれば、淡々と事実を話した]
なにもしてあげられなかったのが心残りだけど、仕方ないね。
[続く話には首を傾げたけど無理に聞き出そうとは思わなかった]
[全員集まってからのベリアンの発言になるほど、と頷いた]
僕の言い分を話させていただきます。
たった5人とはいえ、KKに我々が降り立ったことで起こる歪みを僕は危惧しています。
本当なら僕達は母星の消滅と運命を共にしていたはずです。
生きながらえた余生を、他者に迷惑をかけずに全うすることが我々の使命と考えます。
…プライバシーには触れたくはないのですが、子供を作るのも反対です。いつか必ずひとりぼっちになってしまい、残されてしまった命が配偶者も友達も得られないことを不幸と思うかも知れないからです。
子供を作る行為自体は反対はしません。
他の方も、意見があるなら聞きます。
検討しないのがいけないのであれば検討しましょう。
ですが、感情に任せて喚くことを意見とは認識しませんので悪しからず。
[言葉を止めて意見を待った]
村の設定が変更されました。
レーティング変更噴いたw
進行中に変更できたんだね……
しかしほのめかし以上のことをする予定は無いです。
降りる降りないは「結論が出ないうちに伝染病が発生して降りられなくなった」ってつもりで(原作が頭にあった)いたんだけど、そういえば情報欄では特に触れられてないね。
エンジニア リールが「時間を進める」を選択しました。
[目が覚めると、自室ではないことに気づくまで少しの時間がかかった]
あれ?
[まるでうっすらと霧がかかったような思考が徐々に晴れていく]
あ…。
[顔が赤くなった。先ほどまでそこにいたであろうぬくもりがまだ感じられた]
[次に襲ってきたのは、恐怖。
母星が消えてなくなったという事実。
帰る場所がなくなったという虚無感。
そして、大切な人達を失ったという悲壮感]
…。
[シーツを頭から被って、泣いた。とめどなく泣いた]
比較文化学者 マルグリットが「時間を進める」を選択しました。
[リールの問い>>19には]
幸い、我々の外見はKKの人間と似ている。
こっそり紛れてしまうことは可能だと考えているよ。
……以前リットと話したけれど、KK人は彼らの星以外に存在する知的生命体について、本当のことは何も知らない。わざわざ侵略という形をとって、警戒されるのはメリットが無いだろうね。
チェリーの言うことも理解はできる。
ほんの少数の外来種が入り込むことによって、生態系が狂った例は多いからね。
でも、だからといって、「KKのために身を引く」というつもりにはなれない。
何もKKをまるごと乗っ取ろうというんじゃない。
ただ、未来のある場所で生きたいと願うのは、許されないことだろうか?
[チェリーのおかげで気持ちは落ち着いたつもりだったが、眠りは浅かったようで隣ではチェリーが寝息をたてている]
……。
[チェリーの目尻に涙が残っている>>3のに気が付くと、起こさないようにそっと拭って優しく頭をなでた。少しでも心の痛みがやわらぐように祈りながら]
チェリーだってショックじゃないわけがないよね。
リーダーだから……?こんなときにそこまで職務に忠実でなくていいんだよ。
だってもう私たち、ここで5人と1匹きりで、もう帰るところも仕事の成果を報告するところもなくなっちゃったんだもの。
まだ、これからなのに。
チェリーだって色んなこと経験して、感じて、幸せにならなきゃ…。
私の命は借り物の命だから、自分のためじゃなくてチェリーを守って助けになれるように使うことにするよ
[早く身を固めて欲しいと口うるさかった両親。
ままごとのような口説き文句にころりとひっかかった、教授の娘。
やきもち焼きのガールフレンドや、ひと晩の火遊びの相手たち。
自分の素行に頭が痛かったであろう所長。
共に研究を続けてきた同僚達、学生時代からの悪友。
――もう、誰もいない]
─ カンファレンスルーム ─
[集合時間からだいぶん遅れて参加した。すでに話し合いは始まっていた。
何も言わず席に座り、話の方向性を確かめていた。
今のところの主題はKKに降りるかどうからしいことだけ確認した]
[リールに意見を求められれば>>19]
わたしも、KKに降りたい。…と思います。
もうすでに私たちに指示を下す者もいない今、わたしたちの未来は少なくともここ(観測所)にはないと思います。
[と、いつもにない静かな口調でそう言った]
味方してくれるんだ、リール、ありがとう。
[全員がKKに降りたいと言い出したらどうしようかと思っていたから。
とりあえず今は黙って全員の意見が出揃うのを待っている]
ベリアンさんやマルグリットさんが未来をKKに求めるのもわかります、けれど。
私は我々の知識や経験…歴史がKKに悪影響を及ぼさないか、それだけが気がかりです。
KKが、我々のような未来を歩むことだけはしてほしくないから。
わたしは、KKに降りても、しばらく現地人とは交わらないでいいと思う。それで最低限の影響に限定することもできるし。
むしろ、わたしは、ひっそりと暮らしたい。
少なくともこんな密閉空間でなければ、いい。
[ぼそりと呟くように]
[ベリアンの慌てようにテオドールの方を向いた]
大丈夫ですか、テオドール。
体調が悪いのではありませんか?意見はあとで聞きますから休んでください。
[テオドールはどう答えただろうか。大丈夫と言うならここに居ることを止めはしないが…]
ストレッチャーを持ってきます。
[カンファレンスルームを飛び出した。
5分あまり後、ストレッチャーを押して戻ってきた]
すみません、ベリアン、テオドールを乗せるのを手伝って下さい。
先生!?
[席を立って、倒れたテオドールに手を掛ける]
……ひどい熱が……。
医務室へ、
[抱きかかえようとすると、チェリーがストレッチャーを取りにいった。
すぐに戻ってきた彼女に頷いて、医師をストレッチャーに寝かせる]
先生…。
[チェリーがストレッチャーを持ってくる間、医師を抱えて、とりあえず、脈などを看ていた]
わたしも、手伝う。
[ベリアンと一緒に、老医師を載せるのを手伝った]
ありがとうございます、ベリアン、マルグリットさん。
医務室に…ベリアンとマルグリットさん、テオドールを運ぶのをお願いします。
[全員でぞろぞろ行くものでもないから、ここは任せることにした]
わかった。
……話し合いは、また後で。
[チェリーに返事をして、マルグリットを促す]
リット、先生の様子を見ていてくれ。
[ストレッチャーを押して、医務室へ向かった]
わかった。
……話し合いは、また後で。
[チェリーに返事をして、マルグリットを促す]
リット、行こう。
[ストレッチャーを押して、医務室へ向かった]
医務室に…はいいけど…誰が看るのよ…?
医者は、先生しかいないのに…。
脈が異常に速いし、熱もある…普通の過労とは思えない。
[ストレッチャーに医師を載せてから、慌てるように一気に言った]
どの部署が欠けても機械が代わりに起きなえるようになっているはずですから、それは大丈夫です。
[原因が特定できる病気なら治るだろう]
チェリー、先生にはプルプルのことよりも、母星の消滅についてのことが負担だったんじゃないかな。前のリーダーと二人だけしか知らなかったとか仰ってたし。
私が、先生に協力できればよかったんだけど……。
だいじょうぶだよ、きっと。休めばすぐによくなるよ
[なるべくチェリーに心配かけないように]
どの部署が欠けても機械が代わりに補えるようになっているはずですから、それは大丈夫です。
[原因が特定できる病気なら治るだろう]
ありがとうリール。
そう言ってくれたらすごく救われる。
でも、テオドールへの協力ならリーダーである僕にも何かできたと思う。
…きっと、ただの過労だよね。すぐに良くなるよね。
[なんとか笑顔を作った]
チェリーはなんでも一人で背負おうとしすぎだよ
もう5人でやって行くしかないんだから、助け合わないと。
[テオドールを運ぶベリアンとリットを見送って]
ところで、マルグリットさん…なんか雰囲気変わったと思わない?
伝染病云々の発表は、村建てさんがテオドール動かしてくれるのを待てばいいかな
議論に突入する前に発表するつもりだったのならごめんなさいorz
一応こう「意見が分かれた」的な実績は欲しいかなと思って……
さすがに伝染病発生がわかったら降下は主張できないしね
こんなんでもリーダーだし、出来ることならしたいから。
そうだね、僕一人じゃテオドールを持ち上げることもできないんだね。
[ふう、と息を吐く]
マルグリットさん?
そうだね、今日は感情的にならなかったからびっくり。
なんだか丸くなった気がする。あれなら喧嘩せずにすみそう。
−医務室−
[ベ=リアンが機械を操作しながら医師を看ている間、あたふたと手伝いをしたりしていた。
冷やすものと言われれば、タオルを用意して、テオドールの額にあて]
大丈夫かしら…。
[起きた時から感じ始めた不安がさらに深まっていくのを感じていた**]
いや、チェリーはリーダーとして優秀すぎるって言いたいの!
がんばりすぎちゃ、今度はチェリーが倒れちゃうよ
[つられてため息をついたあと、笑顔で]
話し合いもしばらくおあずけだね、食堂に行ってお茶でも飲まない?
そうそう、いつものマルグリットさんだったらもう少し皮肉めいた言い方するんじゃないかってドキドキしてたんだ。
何かあったのかな……
[『何かあった』というには色々ありすぎたのだが]
そっか、ありがとう。体調管理は気をつけるね。
うん、食堂に行こう。
[自然にリールと手を繋いで食堂へ]
あまーいホットミルクがいいな、今日は。
[自動飲料機からホットミルクを出して砂糖を追加した]
大人が一日で変わっちゃう 何か って何だろう。
[子作り云々と平気で口にしてもそれと繋がるとは思ってもいない]
そうそう、体調管理も仕事のうち!
[チェリーが手を繋いでくれば自然と目は細くなって]
私はホットココアがいいかな
[チェリーの隣に座ると]
うーん、確かに人生観が変わってもおかしくないくらい衝撃的な出来事だし、色々思うところがあったのかも
[やっぱりこっちも気づいてない]
リールも体調気をつけてね。
[隣に座ったリールの方に視線をやりながら、ホットミルクの匂いと味と湯気の柔らかさに心がほぐれていく感じがした]
昨日の取り乱した様子じゃあのおしとやかな様子が凄い違和感だけど、ずっとああだといいね。
[少し黙ってホットミルクを三口ほど飲んでから]
ね、さっき。僕の味方をしてくれてありがとう。
KKに降りたほうがいいって気持ちもわかるから、説得できるか心配で。
…あのふたりだけでもKKに降ろしてあげたほうがいいのかもとも思う。人数が少ないほうが、ダメージも少ないと思うし。
でもKKに危険がないとも限らないから、その辺りをもっと調べてからにしようね。
[ことんと頭をリールの肩に置いた**]
そうだね、今は色んなことで気を張ってるからあんまり疲れとか気にならないけど、落ち着いたときにどっと疲れが出ないように気をつけないと。
[ココアをひとくち]
うん、話し合いもうまくいくといいんだけど……マルグリットさんもベリアンさんも降りたいみたいだし、どうなるんだろう
[さらにココアをこくりと飲んでチェリーの言葉>>54を聞けばふるりと首を振って]
お礼を言われるようなことはしてないよ。
あの二人の言い分もすごくわかるから、アタシも正直迷ってる。
でもKKに降りるのは、少し違う気がするの。
それがうまく言葉にできるか、難しいよね……。
[肩にチェリーの重みを感じながら]
でも、結論を急ぐ必要はないよ。
アタシたちには十分すぎるくらい……時間ができてしまったんだから
―医務室―
ありがとう、リット。
後は、診断結果待ち……かな。
[細々と手助けをしてくれていたマルグリットに礼を言い、医療システムのディスプレイに現れた「解析中」の文字を示す]
リットは、体の方は大丈夫?
俺は、おかげでよく眠れたから、体調は問題ない、かな。
……今のところ、KKに降りたがってるのが、君と俺のふたり。
リールははっきり反対ってわけじゃなさそうだけど、かなり慎重だね。
チェリーを説得するのは、今のところ難しそうだ。
……仮に、KKに降りずに、ここで生きていくことになった場合。
普通に考えれば、俺たちの寿命が先に尽きて、あの子達の方が残ることになるだろうに。
俺には……無理だ。
こんなところに、たったひとりで残されるだなんて。
想像しただけでぞっとする。
[苦い表情で、首を振った]
―医務室―
いえ…。わたし、こんなことしかできないから…。
[なんだか、いつもと違って殊勝な顔つきで、遠慮がちに言った]
大丈夫かしら…?
[ベ=リアンと共に「解析中」との印を見ながら呟く]
ええ、わたしも、久しぶりにゆっくり寝られたから。大丈夫。
[仕事から解放されたという気持ちもあったのか、確かに深い眠りだったように思う]
ごめんなさい…正直言うと、わたしはKKに降りるかどうかなんてことはどうでもいいの…。
ただ、どちらかというとこの密閉された空間にはいたくないってだけ…。ここにいたら、いずれは死んじゃいたくなる気がするから。
それに、あの子達の冷静な態度がいまだに信じられない。天涯孤独ってこともないだろうに、なんであんなに落ち着いていられるの…?
だって、家族だって、友達だって、みんないなくなってしまったっていうのに。落ち込むことさえないなんて…。
人間じゃないわ…。
[チェ=リーとリー=ルの事情など聞いていないせいもあるのかも知れないし、蔭で泣いているのかも知れないとは判っていても解せないことばかり]
わたしだって、こんなところに独り残されるなんて、考えただけでもぞっとする…。
[悪寒を感じたかのように、両の手で自分を抱きしめるように]
多分、わたしなら、気が狂っちゃうかも知れない…。
[あまり想像したくはない景色だった]
でも、あの子なら、それでも生き残っちゃうかも知れないわね…。
[鉄仮面のようなリーダーの顔を思い浮かべた]
どうしたの?
[こわばった表情のベ=リアンに驚いて問うた]
原因不明…?どういうこと?
[思わずベ=リアンの脇にしがみついた**]
―医務室―
[ベリアンとマルグリットの看病もあって、熱が少し下がったようだ。気がつくと、二人が怪訝そうにこちらを看ていた。
診断システムには「原因不明」の文字が表示されていた。
朦朧とする意識の中で]
すまない…。チェリーを…リーダーを呼んでもらえないか?
[そう、ベリアンに伝えた]
[チェリーが呼ばれてくれば、人払いを願い、ベリアンとマルグリットが医務室を出れば]
すまぬ…実は一つ君たちに黙っていたことがあったのじゃ。
先遣隊の中で一人病で倒れた者がおって…原因不明のまま亡くなった。しかし、本部へ報告すると、「適当な病名をつけて処理するように。また、隊員には厳密に」との命を受けたのじゃ。
そして、わしがいま罹っておる病気も同じ症状なのじゃ。多分同じ病だと思う。つまりこれは、伝染病なのじゃ。
…もはや本部もないので、秘密にしておく必要もなかろう。
しかし、今まで秘密にしておいて、すまなかった。言う必要がなければいいと願っておったのじゃが…。
君に、あれを…。
[そういって、薬棚のあるところを指さした]
あれは、以前に亡くなった者から抽出した抗体からつくったワクチンじゃ。効くかどうかも分からぬし、いまさら打ったところで、気休めにしかならんだろう。しかも、一人分しかない。
皆にこの事実を伝えるかどうかは、君に任せよう。このワクチンの件もじゃ。
最後に酷い役割を残すことになった…本当にすまない。すまない…
[それだけ言って、また気を失った**]
[ここにいたくないだけ、と聞けば>>60]
ああ、わかるよ。
でも実質、ここを脱出するとすれば、行き先はあの惑星しかないからね。
101や102の派遣隊と合流するのは、難易度が高いし。
任務として必要で、かつ期限も区切られていたから、この狭い基地での暮らしも耐えられたけど。何の希望も無いまま閉じ込められているのは、ごめんだ。
チェリーやリールが、それをどう考えているのかまでは聞けてないけど……
でもリット、人間じゃないだなんて、簡単にそんな言い方をするもんじゃない。
あの子たちはまだ、孤独の辛さを実感していないだけかも知れないし、逆に「天涯孤独」じゃないとも限らないよ。
[マルグリットをなだめながら、震えるような仕草>>61に気づいて寄り添う]
……チェリー?こちらベ=リアン。
先生の意識が戻ったんだ。
リーダーを呼んで欲しいって言ってる。
うん、それじゃ。
[チェリーに通信を入れ、到着を待った]
一緒にいる…。
[ベ=リアンに問われれば>>69、彼の裾をつまみながら、付いて行くだろう。
不安は同じように感じている]
−食堂−
[ベ=リアンと食堂に着くと、ミルクティーを出して、両手を温めるようにカップを持った]
先生…なに話してるのかしら…?
わたし、なんか、イヤな予感がするわ…。
あの、原因不明ってなに?医療マシンで不明な病気ってあるのかしら…?
[ぽつりぽつりと疑問を口にする]
うん、KK降下は失敗したら取り消すとかできないから、よく考えよう、みんなで。
[と、ベリアンから通信があった。イヤホンをしていなかったのでリールにも聞こえた]
はい、すぐに行きます。
[心配してくれるリールの手を握る]
うん、一緒に来て。
テオドールが僕としか話したくないなら、医務室の外で待っていてもらうことになると思うけど。
[食堂から医務室に向かう途中、ベリアンとマルグリットとすれ違って黙礼した。
リールの手を縋るように握っているのは気づかれただろうか]
[テオドールが人払いを、と言うのでリールと話す]
とりあえず僕が一人で聞くよ。
…一人で抱えきれないことを言われたら、必ずリールに相談するから。
約束。
[リールの手をぎゅっと握って外に出てもらった]
[テオドールとふたりきり。
彼の話を聞く間、なるべく笑顔でいるように務める]
伝染病?
[笑顔のまま表情が固まる]
原因不明の死病が…みんなに伝染しているかもしれないんですね?
[本部の対応に、恐ろしい現状に、ひやりと肝が冷えた。死病と口にしてしまって、その病に罹っているテオドールへの気遣いが出来なかったことに罪悪感を覚えた]
テオドールが悪いわけではありませんよ。
どうか、ゆっくり養生して快復してください。
そして、みんなを安心させてくださいね。
[いたわる言葉は彼の耳に届いたか]
あまり皆と接触してないリットは感染を免れている可能性もあったが
ベリアンと一晩同じベッドにいたからたぶんヤバいという……何というおいしい展開
[ポケットにワクチンを入れて医務室を出た]
…おまたせ、リール。
今のテオドールには休養が必要みたいだから、医療機器に任せて来た。今は眠っていて辛くないはず。
[こんな恐ろしい事態をどうすればいいのか。
マニュアルでは母星に伝染病を持ち込まないように、食料や飲料に少しずつ毒を混ぜ、全員の死亡が確認されてからコロニーごと廃棄される。
でも、もう母星はない。マニュアルに準じる必要がないが…
毒には殺されずとも病気に殺されてしまうのは明白で。
かといって、伝染病をKKに持ち込むのは到底賛成できないし…
ワクチンの使用にも悩む。
病に罹っている人に投与して意味があるのか。
ワクチンを打つつもりなら早めにしないといけないだろう。
それでも、病気を根絶できないのであれば、ワクチンを投与した唯一人だけが、ずうっと一人で生きることになる。
KKに降りても、ひとりぼっちなのは変わらないかもしれない]
[医務室から出てきたチェリーの表情は明らかに青ざめていて、重大な事実を知らされたのは間違いないだろう]
……チェリー、話してくれるって約束したよ。
なにがあったの?先生の容態は?
―食堂―
詳しいのね…ベ=リアン。
[基地をつくる際のことまで持ち出して説明>>78するのを関心しながら聞いていた]
KKからの病原菌…?かもしれないってこと…?
[手を繋いでいたという話>>79には]
女の子同士って、どんな時でも手くらいは繋ぐわよ…。
でも、まあ、さっきは言い過ぎたと思ってる…。
うん、あの子達の前では言わないわ。こんなこと…。あなたの前じゃないと言わない。
本当にイヤになるわ…なんだか、わたしだけが一人子供みたいで…。
[暗い顔をおとした]
[リールに抱きしめられて少し落ち着いた]
どこまで話していいんだろう。
[話してしまうことでリールに重荷を押し付けてしまう気がして、迷う]
サージャリムの意志が、母星系に関わった者全員の抹殺としか思えないよ。
「全員の抹殺」って……。
[高熱を出して倒れたテオドール、リーダーだけが知らされる事実。それは全員の生命に関わることであるのは明白で。
そこから考えられる可能性があるとすれば]
死に至る、伝染病……?
チェリー、そうなの?
[チェリーの返事を待たず、食堂へ通じるブロックへの隔壁を閉じる。手遅れかもしれないけれど出来る限りの手段は講じなくてはならない]
俺は嬉しい……って言うと語弊があるけどね。
俺の前でなら、いくら言ってくれてもかまわない。
こんなときに強情張っていても仕方ない。
不安なら、正直に不安だって態度に出していいんだよ。
ただ、リーダーの重責を背負っているチェリーに、酷い言葉を投げつけることだけはしないでおこう。
大事なのは、不安の原因を把握して、可能な限り取り除くことだ。
チェリーが先生と話したこと、みんなにも聞かせてくれるといいんだが。
[ズバリ言い当てられて驚いた。
残るふたりに聞かれることへの対策もばっちりなリールにぎゅっと抱きついた]
うん。
[リールの言葉へ肯定の意を表す]
ごめん、ひとりで抱えるには…
…これはあまりにも重すぎるから
半分だけ、お願い。
[テオドールから聞いたことを包み隠さず、脚色もなく淡々と語った]
どうしよう、どうすればいい?
一刻も無駄にできない気がして焦るのに、なにが最善かわからないよ。
[隔壁を閉じる音が大きく響いた]
[勢いで隔壁を閉じたものの、空気感染する伝染病であればテオドールを運んだベリアンとマルグリットが感染した可能性も高いだろう。
こんなとき、どうすればいいのか。医療の知識は、ない。
恐ろしくてチェリーを抱き締める腕が、震えるのを自覚する]
チェリー、何があった?
リール、そっちにいるのか?
どうして隔壁が閉まった!?
[通信機を通して呼びかける。
得体の知れない不安が、喉に絡みつく]
そんなこと言ったら…我が儘言っちゃうわよ…。
…そしたら、困るのはあなたよ…。
[テーブルの上で人差し指をぐるぐるしながら]
リーダーって言っても、母星も任務もなにもない今となっては、どうなんだろ…?もうそんな責務を負わせる必要もないと思うんだけれど…。
むしろ、ベ=リアンがリーダーやればいいんじゃないかと思うくらい…。
不安の原因…。もうこれ以上の不安はないと思うけど…。
[多分すでに最悪のシナリオは現実となっていると思っている]
ありがとう、リール。
[側に居るといってくれて嬉しかった]
対策は…
[絡まる思考を解すために、言われるまま深呼吸して]
僕が出るよ。
[ベリアンとの通信を繋ぐ]
ごめんなさい、操作を間違えました。リールも一緒に居ます。
[なるべく冷静に答えたつもりだが、微かに声が震えただろう]
……間違い?
こんな時に、驚かせないでほしいな。
[とても鵜呑みにはできないが、問い詰めることはしない]
……マルグリットと一緒に、食堂にいる。
もし話があったら、呼んでくれ。
[少し考えてから出たのは、そんな言葉]
どうしてチェリーがリーダーなの
ううん、せめて呼ばれたのがチェリーじゃなければチェリーだけでも感染は防げたかもしれないのに!
……感染したかどうかを確認できる方法って何かあるかな
まだ全員が感染したとは決まってない!
間違い…?
あの子らしくないわね…。怖がらせないでほしいわ…。
先生との話は終わったのかしら…?
[ベ=リアンとチェリーの会話を聞きながら]
[通信を切ると、マルグリットに向かって苦笑い]
操作ミスだってさ。
リールと一緒だってことは、先生との話は終わったんだろうけど。
……どうも、すぐに事情を話してくれるつもりはなさそうだ。
全部ぶちまけて、我が儘言ってくれるくらいの方が、可愛いのにね。
さっきの話。
不安の原因を取り除くって言うのは……
何が起こっているのがわからなくて不安なら、起こっていることを把握する。
この先どうなるかが不安なら、どうするかを話し合って決める。
そういうことだと考えてる。
もちろん、全ての原因が、解決可能なわけじゃないけどね。
それって、嫌み…?
[ベ=リアンの言葉に>>98、わざと言ってみた。
ちょっと嫉妬したのかも知れない]
それとも…?
[隔壁が戻るまでは多分、ふたりっきり]
了解。
[答えてベリアンとの通信を切った]
なにか勘付かれた気がする。
それに、テオドールの話がなんだったのかは話さないといけないね。
[取り乱すリールの髪を撫でる]
対応マニュアルは、普通なら感染源を持ち込まない、拡げない、持ち出さない、だね。
感染経路は、空気感染か、飛沫感染か、接触感染か、あたり。
[ここでの特殊マニュアルは黙ったまま]
感染したかどうかは、テオドールに診てもらうのは…無理だと思うから、体調を崩してないか調べるしかできないかもしれない。
不安の原因…。
把握しても、それが回避できないような原因だったら…どうするの?
[多分不安の原因は、それが解決不可能なものである可能性が高いことが理由のような気がしている]
……チェリー。ワクチンはひとり分なんだよね……。
それは二人には言わないで、チェリーに打つの。そしてチェリーはKKに降りよう?
その後、チェリーはKK人として生きるの。
だってこの中で一番若いのはチェリーだもの。チェリーが一番、生き残る権利を持ってるって私は思う。
あとのことは任せてくれていいから。
[混乱してるせいもあるが、それは偽らざる本音だった。チェリーは恐らく拒否するだろうが、チェリーを守りたい気持ちが強くて]
せっかくワクチンがあるんだもの。ね?
……例えば、母星が無くなってしまったという現実は、回避できない。
だから、新しい住処を求めるというのも、完全では無いけれど解決策のひとつ。
ここで一生を過ごすことを、心から納得できる何かを見つけられるなら、それもある意味での解決だろうね。
言うほど簡単じゃ無いのは、わかってるけど。
じゃあ、わたしと一緒に、KKに逃げよう…?
[そっと指を握ってくれたベ=リアン>>104に無茶振った。
多分、今考えうる最大の我が儘。
確か、KK行きが可能な脱出ポッドは医務室と反対側のブロックにあったはず]
それは嫌。嫌だよ、無理だよ。
以前の僕ならひとりで生きられたかもしれないけど、今は…
リールに、死なないで欲しい。
でも、リールにひとりで生きろなんて言えない。
[ぶんぶんと首を横に振る。
ぴたり、と動きを止め]
ひとりで生きろっていうのは残酷なのはわかってるつもり。
でも、死んじゃったら全部終わりなの。
どんなに辛くても、生きていれば幸せなときはまた来る、アタシがそうだったから断言する。
アタシはチェリーがアタシをクローンだって知っても変わらず友達だって言ってくれて、それだけで十分幸せだから。
友達だって、KKでもできるよ。チェリーなら。だから…ね?
急がないと二人にも黙っていられなくなるし、みすみす全滅しちゃうんだよ?
[強く、何度も抱き締めて、諭すように]
絶対数はこちらの方が少ないけどね。
それに、わたしが残ったところで、彼らになにもしてやれない。なら、むしろいない方が彼らも楽でしょ?
後悔は…ここに来る時にすでにしてる。
[きっぱりと言い切った]
/*
大人が利己的すぎるんですけど、どういうことなのwwww
リールも利己的に動いてますがね!りあじゅうばくはつし(ry
ベリアンさんに恋心フラグ的なものをたてたけど、チェリーが一番大事らしいです
*/
嫌。絶対後悔するから。
…死んでも終わりじゃないよ。生まれ変わってまた巡り逢おう。
[嗚咽混じりだったけど、きっぱり言い切って]
…行こう、ベリアンとマルグリットにも、全部話そう。
これは隠しちゃいけないことだよ。
[身を離してリールをふたりのところへ連れていこうとする]
[チェリーの決意の瞳をみれば、さすがにそれ以上は言えなくて]
死んでも終わりじゃない……。生まれ変わりの話、だね。
……わかった。チェリーがそう強く望むなら、アタシは死ぬまでチェリーの側を離れないよ……。
[その身を離されても、手だけはきゅっと握りしめて]
うん、二人のところに行こう。一緒に。
辛いことだけど、言わなきゃいけないよね
[見捨てては行けない、と言いかけた言葉が詰まる。
そう、確かに何もしてやれることはないのだろう]
…………。
俺は……。
[KKに降りたい、それは皆の前でも主張したこと。
このまま基地で一生を終えることは、考えていない。
けれど、黙って逃げることは]
[チームとして働いてきた彼女たちへの裏切り。
目の前の女性の、願い]
……わかった。
[迷いを残したまま、彼女の手を取って立ち上がる。
視界が、酷く揺れた]
[わかったと言って、自分の手をとったベ=リアン>>117。
意外だった。噂に聞いていたたらしのベ=リアンと言えば、流れに任せて生きてきた男性像を描いていた。
しっかりと掴まれた手がベ=リアンの男性を感じ取っていた]
[ベリアンと通信がつながった]
テオドールのお話の内容を話そうと思います。
…そちらに行ってもいいですか?
[力ない声にやや怪訝そうな表情]
/*
あれ?ベリアンさんもう発病しちゃうん?
テオドールさんのあとに立候補しようと思ってたんだけどどど
遅かったのか……
*/
もちろん、聞くよ。
……待ってる。
[チェリーにはそう答え、通信を切った後]
ん、平気。
駆け落ちは……先生の話を聞いてからでも、いいかな。
重要な情報だと思う。
[マルグリットに囁き返した**]
[同じくベリアンの弱い声音を聞いてチェリーの顔をみる。思った以上に感染から発病するまでが早いのかも知れない]
急ごう。
[隔壁を開いたあと、チェリーの手を引いて食堂へ駆け込む]
[ベ=リアンが通信を切った後]
駆け落ち…?ちょ、ちょっと…。
[紅くなって、ベ=リアンの腕をつねった]
う、うん…。
[しかし、返された囁きにはただ、頷くだけで**]
[通信を切ってきゅっと唇を噛む]
うん。
[リールに引っ張られるように食堂へ。
涙は止めたけど泣いた跡は隠しきれていない]
お待たせしました、ベリアン、マルグリットさん。
[そう前置きをしてテオドールに聞かされたことを話した。ワクチンがひとつしかないことも。時々言葉につまってリールに助けられながら]
とりあえず。医療機器の診察を受けて下さい。
それと、誰にワクチンを打つのか、それとも使わないかを話しあいましょう。
状況としてはチェリーが言ったとおりです。
隔壁を閉じたのは私で、テオドールさんの話をチェリーから聞いた瞬間に、空気感染の可能性を恐れて反射的に閉じました。
でも……
[一瞬口ごもったが]
テオドールさんたちも感染者の隔離などの対応を試みたはずで、それが防げなかったということはつまり、もう既に私たちも感染してる可能性が極めて高いという結論になりました。
伝染病……?
[全く想像していない事態ではなかった筈だ。
けれど、いざ現実のものとして聞かされれば、襲ってくるのは絶望]
……は、
はは、
あはははは、そんなオチか!
KKへ逃げても、ここへ残っても、どっちみち長くはないって!?
[引きつった声で笑う]
こんなことなら、母星にいて、何もわからないうちに吹っ飛んだ方がマシだったんじゃないのか?
[伝染病>>128と聞いて驚きはしなかった。何故かそれが当然のように聞こえた。前から知っていたかのように。
ただ、それが現実となると、やはり絶望は避けられない]
…。
[しかし、ベ=リアンの乾いた笑い>>131がマルグリットを驚かせた。まるで壊れた再生機のように裏返った声で叫ぶ声がさらに不安をかき立てた]
わかったわ。わかったから、さきにベ=リアンを休ませてあげて。
さっきも、彼、めまいで倒れそうになったの…。
診察とワクチンの件は、一休みしてからにしない?
[そう、チェリーに提案した]
あは、は、……ははっ、
[さんざん笑った後、不意に、疲れ切った様子で声を落とし]
ワクチンが、1本……?
もし感染してないとすれば、今まで一番みんなとの接触が少なかった、リットじゃないのか?
[倒れた医師を運んだこと、その前に自分と一晩一緒に居たことには触れずに、そう言った]
[リールの解説になるほど、と頷く。
ベリアンの笑いは動揺ゆえだと思って心配になった。ベリアンを休ませたいというマルグリットの言葉]
そうですね、伝染るならもう伝染っているでしょうし。
全部明日にしましょう。
でも、この一日のせいで総て手遅れになったとしたら…
[呟いた言葉を止める]
いいです。死なば諸共です。
いっそ…
最後に残されたほうが辛いと思いますしね。
[どーんと胸を叩いた]
ワクチンは僕達は必要ありません。
だから、使用するかはマルグリットさんたちにまかせます。
[ふたりにワクチンを手渡した]
そ、そんなこと、判らないじゃない…。
ましてや、先生とはさっきまでずっと一緒にいたじゃない…。
[ベ=リアンに反論した]
それに、わたしは、そこまでして生き続けたいとは思わない。ワクチンはいらない。
[ベ=リアンにお断りの言葉をかけた]
そうね、判ったわ。
感染してないと判った人にワクチンを打つというなら、それもいいかも。
[チェリーがワクチンを差し出す>>136のを断り、ベ=リアン>>137に賛成した]
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