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そ、そうなの!?
ちょっとでも、廓人のためになれたならよかったよ。
[彼のために役立てた事が、素直にうれしかった。
赤い顔と言われて、頬を両手で触る。
確かに熱い。そしてキスをした事が顔に出てしまっていたのに、気付いてさらに、頬を染めて]
そ、そ、そんな赤い?
ね、ね、ねつとか、な、ないよ!
風邪とか、引いたこと、ないんだから。
元気元気!
[動揺を隠し切れないまま、手を振って元気に見えるように振舞った]**
[聞き返されるとは思わなくて。
もう一度言おうにも恥ずかしさで口が開かない]
……っ、
[こくこくと、頷いた。
そして頬を染めたまま目を逸らしてしまう]
[身体から力が抜ける。
座り込まぬよう、ベンチの背にどうにか手を付いて]
――お願い、どうか、……
[セルウィンを無事に帰して。
いるかも分からぬ"神"にそう祈ることしか出来ない。
彼の覚悟が詰まったメール>>*9。
表示された端末機をきつく胸元で握り締めた*]
ほんとに…?
あ、いや、あの…うん。
[ 完全に挙動不審である ]
あ、ありがとう。
[ こういう時、どんな言葉で返していいか分からなくてあたふたしながら口を出たのはこんな言葉 ]
[彼女は僕を引き寄せ、耳元で囁いてきた。
いつもは僕にやられっぱなしなのに珍しい。]
へぇ〜。
揖屋らしい人ですね。
[僕は口角を上げて耳元で囁き返した。
今日の彼女はやけに素直だ。そのまま彼女の口を自らの口で塞ぐと片手を手を絡ませた。
良い子だね。"ご褒美"に君が望んでいることをしてあげようか。
"お仕置き"は…君が「もう辞めて」と言って来ても辞めないこと*]
…………。
[ありがとう、という言葉にきょとんとして。
そしてふいに、くすくすと笑い出す]
なんだか、おかしい。
幸せすぎて笑いが出るってあるものなのね。
[そのせいだろうか、眦に涙が浮かぶ]
私も、セルウィンじゃなくて――隆斗さんが好き。
[改めて、ぽつりと]
今まで散々ユーリエのせいにしたの。
もう恋なんてしないって、自分で言ってたのに、
こんなにドキドキするのは貴女のせいだ!って。
[でもやっと自覚したのだ。
涙に気付かれないよう、日が暮れてゆく町並みを見下ろす。
目は合わせられなかった]
[ クスクス笑われて ]
しょ、しょうがないだろ。
告白してOK貰ったの初めてなんだから…
[ だんだん声が小さくなる ]
そっか…
[ 街並みを見る紗恵の顔は、夕日に照らされて違う表情に見えた。それが涙のせいとは気づいていない ]
きれいだな…
[ 紗恵の視線につられるように街並みを見て呟く。
男の目には、夕日に照らされる紗恵も、街並みも、どちらも輝いて一層綺麗に映った ]
[その日は珍しく、上の空のことが多かった。
患者の処置や診察中は普段どおりでも、
ひとりでの片づけで、道具を落とし床に撒き散らし]
……っ。
[近くには入院室がある。
まだ革命家の男性は居るままだろうか]
騒がしくして、すみません。
[慌てて部屋に向かい、そう謝罪したかもしれない。
脱走癖があるらしい?彼が起きていればだが]
ああ、リヒャルト…
[囁かれる言葉に。交わされる口付けに。
愛しい温もりに包まれて、幸せを噛みしめていた。
そう。朝の光が射し込むまで何度も何度も、愛の儀式は続く―*]
ええ、本当に綺麗……。
[ちらりと少しだけ隆斗のほうを見て]
ありがとう。
今日ここに、連れてきてくれて。
[夕陽が沈んでゆく。
橙に染まる雲、藍に移り変わる空には星が瞬いていた。
ふと夢の中のユーリエを思い出す。
端末機を握り締め彼の無事を祈っていた姿を]
(きっと大丈夫。
セルウィンは無事に貴女の元へ帰ってくるわ)
[自分達がこうして並んで座っているのは、
"彼ら"が幸せな結末を迎えたからだと、今思ったのだ]
…………。
[そっと、空いていた距離を少し縮めて。
寒さも感じずに煌めく夜景を、星空を見つめ続けた**]
[どんがらがっしゃん病室の外から音が聞こえた]
おや。何事でしょう。
[病院にそぐわない音に少しだけ驚いた。
謝りに来た看護士にゆるく首を振る]
[ 辺りが暗くなり、紗恵との距離が縮まる ]
ん?寒い?…もう、帰ろうか。
[ まだ暫く夜景を見たいと言えば、並んで見ていただろう。
そして、いつもの場所まで送っていく ]
じゃ、また。
[ 車を走らせ、家に帰った** ]
寝ていませんでしたから、なんの問題もありませんよ。
[別にドジっ子な看護士ではなかったと記憶している。
母星の消滅のショックのせいかと解釈した。
お人好しでもないから聞き出しはしないが、彼女に話したいことがあるなら聞くつもりではある]
そ、それなら良かったです。
すみません、考え事をしてしまって。
[ほっと息をついた。
誰かに聞いてもらえば落ち着く気持ちもあるかもしれないが、
入院中の患者さんに話すという選択肢はなく]
最近は、よく眠れていますか?
[入院室の棚に備品を仕舞いながら、ふと問いかける。
彼が刺客に狙われる立場だとは知らず。
いつも熟睡出来ていない様子が気になっていた]
誰にでもそんな時はありますね。
[珍しく、微かに笑って]
ここは安全ですから、わりと眠れていますよ。不思議な夢を見るくらいには。
馬鹿で悪かったわね!
[頬をぷくっと膨らませて怒ると、そっぽを向いた。
額の感触にまた廓人と目をあわせると、昨日のキスされたのを思い出して]
だ、だ、だ、だ、だいじょうぶだってば!
[廓人との近い距離に、ますますうろたえていた]
(廓人は平然としている…あれって夢?)
[男の人って平気で、キスしてしまうものなのだろうかと疑問にも思ってしまっていた]
…昨日。
[そう言いかけて言えずに、もじもじとしだしただろう]
あら?ユーリエ。
貴方は、こないだの?
[薬をもらいにきたシルキーは、ユーリエとベリアンが話しているのに気が付いて、会釈をした]
ベリアン。
こないだは、ありがとうございますわ。
[ベリアンの部屋に匿ってくれたお礼がまだだったので、素直にベリアンにお礼を述べた]
そこまで言ってねぇだろ。
[藍里の表情にくくっと喉の奥で笑ってみせた。
続く言葉に「馬鹿」と言いそうになったけどその言葉は言わなかった。]
昨日?
[一瞬なんのことかと考えたが、男は出来事を思い出しにやりと笑ってみせただけ。]
安全……? ふしぎな夢を?
[今までよほど危険な仕事についていたのだろうか。
つられるように今のセルウィンの状況が頭を過る。
だがさすがにもう手元を誤ることはなく、
ベリアンの珍しい微笑に、首を傾げながら]
睡眠は怪我の回復に大事なものです。
眠れているのなら、良かった。
なにかあったら、遠慮なくおっしゃって下さいね。
[柔らかに微笑んで]
…覚えてないの?
[笑っている廓人に、目元を潤ませて]
私初めてだったんだ…
[やっぱり軽い気持ちだったんだ。
と勘違いして一粒の涙を零し、廓人を悲しそうに見つめる]
あ、リリウムさん。
もう無理はしちゃ駄目です。先生の胃に穴があきますよ?
[シルキーとはよく会うこともあり、
口調はどことなく砕けたもの]
おふたりとも、お知り合いだったんですね。
[内容は自分には分からない。
そっと控えるように、静かに備品を整理している]
いえ、退屈しのぎになりましたし。
[シルキーにそう答え、頷いた。
夢の話については]
母星ではない星に生まれ、平凡に生きる夢です。
[それ以上のことは聞かれても何も言わない**]
ふふ、そうね。ユーリエ。
貴女にもいつもご迷惑をかけて、申し訳ありませんわね。
[ユーリエにも会釈をして]
ええ、こないだここに匿ってもらいましたのよ。
少しお話もしていただいて。
リヒャルトはどこかしら?
あの人が忙しくないようなら、ランチでもと思ってますのよ。
それと、ユーリエ。
セルウィンと、お知り合いでしたのよね?
ここ最近連絡がつきませんの?
彼ほどの優秀な技術者でないと、直らないものが出てしまいましたし、他の機械の調子も見てもらいたいのですのよ。
何処か具合でも悪いのですの?
セルウィンは…
[コロニーは思いのほか混乱していた。
何か手がかりがないかと、ユーリエにすがっていた]
[藍里の表情を見ると、何処か困った顔をして]
あ〜…覚えてねぇわけじゃねぇけど…
[頭を掻いて、目を泳がせた。
涙が零れれば、そっと顔に触れその涙を拭う。]
なぁ。お前って…俺のこと好きなんだよな…?
[男は何かを確かめるように尋ねた。**]
どういうことですか?
僕はどこも病気じゃ…
「上からの決定だ、従ってもらう」
[ 男に下された命令は1ヶ月間の自宅療養だった。 ]
「あとな、診療所から看護師が派遣されるからな」
え?どういうこと…?
「名前は…ユーリエ・フローライト」
[ 看護師の数が足りている訳ではないために、専属でうちにいるわけではないが、折を見て“監視”するために派遣されるのだそうだ ]
うそ!どうせ軽い気持ちだったんでしょ!?
[涙はまた頬を伝って流れ落ちる。
それでも拭われた涙に、はっとして見つめて]
そうだよ。
廓人がすごく好き…
どうにもならなくらい…
[家の近くで車が止まる。
もう外は暗く、閑静な住宅街の通りはとても静かだ。
シートベルトを外して、微笑む]
ええ、また。
[ドアを開け、足を下ろしかけ。
ふいにもう一度身体を戻すと、運転席を向いて]
「要は、君がちゃんと自宅療養しているか、空いた時間に見に行くのと、栄養指導だな」
[ 上司のニヤリと笑う意味がいまいち分かっていなかった ]
はぁ…それなら、今までとあまり変ら…
[ ここまで言って赤面する。上司が豪快に笑う ]
「あんまり彼女を心配させるな、分かったか」
…はい…。
[ 肩をポンと叩いて諭すように言われた。
父親と変わらないくらいの年齢の上司は何かと男を気にかけてくれている。 ]
…………。
[街灯に照らされる横顔。
掠めるようなキスを頬に落とし、ひらりと車を降りる]
おやすみなさい、隆斗さん。
[足の痛みに苦笑いし、手を振った**]
……は?
誤解だって言ったでしょ?
昨日はお昼くらいまで寝坊したから休んだだけで、デートもしてないし彼氏もいません!
[翌朝、学校に行くと既にデートでさぼったという誤解が友人たちの共通認識になっていて。
嬉しそうにはやしたてる彼女達と比べて、こちらは随分と冷ややかな目になっていただろう。
その温度差を見て誤解だということを悟った友人達はすぐに謝ってくれたが、誤解と気付かない級友は彼氏のことを教えてだとかどこで知り合ったのとか聞いてくるばかりで。
学校が終わる頃にはぐったりとなって、口を聞く元気すら残ってはいなかった。]
[夢については自分には覚えがなく、
何も口を挟まなかっただろう。
そしてシルキーにセルウィンのことを問われると]
あっ……、あの。
最近はコロニーの整備などが忙しくて、仕事場に缶詰になっているんです。
今日も、……重要な任務に赴いているようで。
[さすがに命の危険があるものとは、言えず。
震えてしまいそうな声を隠して]
もうすぐ、それも終わると思います。
そうしたらリリウムさんのこと、伝えておきますね。
[これ以上ここにいて笑顔が作れそうになく。
この辺りで失礼しますね、と何事もなければ立ち去ろうと*]
……疲れた。
[レポートを提出しに行った教員室のソファーに懐いて呟く。
このままここで眠ってしまいたいほどだったけれど、長居していて級友に捕まるとまた厄介だからと早めに帰ることにした。
一緒に帰ろうかと言ってくれる友人もいたけれど、気遣わせてしまうのも申し訳なくて一人で帰っていたのだが。]
…星、見たいな。
[ふ、と。
何となく思ったことを口に出すと、今すぐ見たくなってきて。
作り物だし遠回りになるけれど、と思いつつもプラネタリウムに寄ってみることにした。]
[ 自宅できる仕事はちゃんと用意されているとのことで ]
これは、誰かの差金ですか?
[ 尋ねてみるも、上司は絶対口を割らない 。
真相はユーリエしか知らないようで]
/*
丸投げしてみるw
― コンビニ ―
うーん。いちごみるくとカフェオレ、どっちにしよう。
[仕事が終わった後、飲み物を買いにコンビニに寄った]
このいちごみるくちょっと多いんだよな、そんなにたくさん飲みたいわけじゃないし。
― 自宅 ―
[ 気がついたら車はアパートの駐車場にちゃんと止まっていた。
部屋に入るまで誰にも合わなかったのはこの男にとって幸運だっただろう。
見事に弛緩した顔を見られずに済んだのだから ]
…………。
[ キスされた場所に指を当てる。それだけでニヤつくのが止まらない。
他人が見たら不気味である。この時ばかりはひとり暮らしであることに感謝した。 ]
そうですわよね。
この非常事態ですものね。
ご無事ならよかったわ。
手が空いたらでよいのでと、伝えていただけるかしら
お願いいたしますわ。
[ユーリエの様子が、少しおかしいのはわかったけれど。
セルウィンの連絡だけ頼んで、ユーリエの後姿を見送った]
運転していて気づいたら目的地にいた、なんてことは車をよく運転する人なら1度くらい体験してるかもしれないです。
ちゃんと事故も何も起こしてませんよ。
特に慣れた道で起こりやすいみたいですね。
― プラネタリウム ―
[プログラムが始まるまで、それ程待つこともなく中に入る。
入れ替え制ではないらしく、プログラムが終わったのに気付かないで眠っている人の姿もみえた。
思ったよりもふかふかの椅子は天井を見上げる形で寄りかかれるようになっていて。
人工的な天井が、暗くなるにつれて偽りの空へと変わっていくのを見つめていた。]
………綺麗。
[作り物だと解っているけれど、空に浮かぶ星は本当に、綺麗だった。
ただただ、光を見つめて。
無意識に、
………余裕、無かったなぁ。
[夢の中の彼女は、それまでにないくらい必死だった。
大人な恋愛をしていると巽には言ったけれど、そうじゃなかったんだと、今は解る。
何よりもただ、彼が愛しいだけなんだと。]
…やっぱり、羨ましいな。
[そうつぶやくと、仄かに微笑んで。
感じた眠気に、目を閉じた。]
― 診療所 ―
薬もらいにきましたので、こちらに寄りましたのよ。
お忙しくなかったら、一緒にランチでもいかがかしら?
[ユーリエとベリアンと別れた後。
リヒャルトの元を、訪れるシルキー。
彼はどんな顔をするのかしら]
― 診療所 病室 ―
[診療所に入ると、誰に声をかけることもなくまっすぐにある病室へと向かう。
誰かに声をかけられれば、見舞いに来たとだけ答えたろう。]
邪魔するわよ、ベリアン。
[中を確認することもなく、病室の扉を開けて声をかけた。]
[閉じていた目を開いた]
天女がいるということは、ここは天国か。
………
なんてな。
こんな弱っている姿、見られたくなかったんですがね。
あら、悪魔かもしれないわよ?
[軽口を返しながら傍らの椅子に座って。]
何言ってるのよ。
弱いところなんて、もうとっくに見せてくれてるじゃない。
こんな悪魔となら、契約してもいいかも知れません。
嘘です。
同じ顔でも違う人であるなら意味はありませんから。
[饒舌にそんなことを言ってのけた後]
違いませんけど。
[ふう、と溜息を吐いた]
呼ばなくていいです、医者なんか。
せっかく久しぶりに会えたんですから。
薬、取ってください。
[サイドテーブルに置かれた薬を指さした]
…あの星には未練も執着も無かったし。
カードが散々教えてくれていたから…平気だと思ってたけれど。
当たり前にあるはずのものが、無くなったんだって…
そう思ったら、怖くなったわ。
私の知らないところで、貴方が居なくなってしまったらと考えたら、もうどうしようもなくなって。
貴方に、どうしても会いたくなったのよ。
なんだ、口移しで飲ませてくれないんですか。
[受け取った薬を持ったまま]
………
実に、残念でしたね。
滅びなくてはならないほど酷い星ではありませんでした。
感想はそれだけです。
信じてくれてよかったのに。
私の帰る場所はひとつだけなんですから。
さて、続きは退院してからでいいですか?さすがに病室でコトに及ぶほど恥知らずではありませんので。
私は私の好きにさせてもらうっていったじゃない。
それに、帰る場所なんかじゃないでしょう?
[微笑を湛えたまま、薬を持ったままの手に触れ顔を近づけ。]
これからずっと、同じ時間を過ごすんだから。
[男は藍里の言葉に曇りを見せて、大きな声を出した。]
お前、俺のことそうやってみてんのかよ!
[そう思われても仕方ないだろう。
そしてその後の藍里の言葉は黙って聞いていた。
彼女の涙が止まらなければ男は拭い続けただろう。]
子供用の薬は甘いじゃないですか。
ま、いいです。別に傷口はもうあまり痛まないですし。
[薬をサイドテーブルに戻した]
― 診療所 ―
[僕は少し驚いた。彼女が薬を取りに来たのだ。
いつも研究所に籠もってしまう彼女が倒れる度に僕は家で薬を渡していたのだが。]
ランチですか?
まぁ…良いですけど。
[ぼそりとそれだけ呟いて、僕はすぐに業務に戻った。]
あと一週間で退院してみせます。
このままだと尻に敷かれそうですし、もうちょっと頑張らないと。
それで、ですね。
[こほん、と咳払いをひとつ]
この度、晴れて無職となりましたので、次の仕事が見つかるまで養ってクダサイ。
当分傍に居る時間が増えますよ、そりゃもううざいくらいに。
…次に会ったら返事をするって、言ったでしょう?
ずっと傍にいるわ。
離れているよりも傍にいる方が下手に心配しなくて済むし。
…もっとも、今日はこれで帰るけど?
[軽く唇を触れさせてから、にっこりと微笑んで。]
無理しないで、ちゃんと養生なさいね。
彫り師 カークは、技師 セルウィン を投票先に選びました。
うん、ありがとうカサンドラ。
[返事を聞いてにこーっと笑った。
笑みの形の唇に触れる柔らかさが愛しい]
そうですね、寂しいですけどちゃんと養生します。
― 診療所 ―
よかったですわ!
ではいつものカフェで、お待ちしてますわ。
[彼にうれしそうに微笑んで。ウキウキしながら手を振って、カフェに向かった]
こちらこそありがとう、愛してるわ。
[小さくそう囁いてから、身体ごと離し。]
寂しいのは私もだけれど、長居したら身体に障りそうだし。
また明日、ね。
[もう一度頬に触れるだけの口付けを落とすと、病室を後にした。**]
[そしてその後、男は静かに口を開いた。
こんな自分でも好いてくれた彼女に対しての感謝の言葉。]
お前の気持ちは純粋に嬉しい…。
さんきゅ。
じゃあよ…
え?あ…
[彼女は薬を受け取ると、嬉しそうに診療所を出て行った。
僕はその様子に唖然としてしまったが、昼にカフェに行くために筆を走らせた。]
ええ、飽きるくらいに傍に居ます。
愛してますよカサンドラ。
今日は来てくれてありがとう。
[彼女が去った扉を、暫く幸せそうに眺めた後、医者にあと一週間で退院させろとか無茶を言うつもり**]
うん…
[廓人の感謝の言葉に、黙って頷いた]
(では私をどう想ってるの?)
[何度もそう聞きたいと、想ってやまない]
[シルキーとベリアンと会話した後。
休憩時間、端末機を片手に急ぎ足で裏庭に向かう]
…………。
[電源を入れる。そこには新着メールのランプ。
祈るように目を閉じて、ボタンを押した]
― カフェ ―
[いつもの通りの日常。ここは平和なんだと実感して]
…平和ね。
わたくしも、がんばって生きましょう。
愛する人と共に――
[そうぽつりと呟くと、コーヒーを一口飲んで、彼が来るのを待った]
[恐る恐る瞼を上げる。
そこに書かれていた内容>>*17に――]
セルウィン……!
[今度こそ、座り込んだ。
端末機を胸元で抱えたまま、頬を涙が滑り落ちる。
良かった、本当に良かった。
無事を知らせる文面を何度も読み返して]
うるせぇな…
そんなに声を出さなくてもいいだろ…
[藍里の声は男の耳に堪えた。]
で、ダメなわけ?
これでも結構緊張してんだけど。
えーっと、それって…
うーんと。どういうこと?
[びっくりしても嬉しくて。
それでもなんだか、パニックを起こしているような。
頭がぽーっとしながら、廓人を見つめた]
セルウィンの、馬鹿ーー!!
こんなに心配ばっかりさせてっ。
今度会ったらずっと離してなんかあげないんだから。
[堰から溢れた想いを叫ぶ。
そうして、晴れやかな笑顔を浮かべた**]
― カフェ ―
[カフェに着くと彼女は既にきていただろうか。]
……誘うのが急すぎです。
[僕の表情は相変わらずで、なんとか仕事も一段落させて店に着いた。
それでも彼女を待たせてはいけないと、僕は少し走っていた。]
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