情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
お? 何だお前、ポポロじゃん。
[羽の生えていない、野生のポポロを発見。
人間が多くて騒がしいのか、何となく迷惑そうに見られている気がする]
お前も食う?
[駄菓子の、ちびタイヤキを差し出してみた。
最初は警戒しているようだったが、2、3度繰り返すと近づいてきたので、少しだけもふらせて貰えた]
じゃ、またな。
[ウチでも飼えたらいいのになんて思いながら、名残惜しく見守って。
また移動を開始した。今度は{3}-{2}辺りへ]
気をつけ――たかったけど
[くす、と笑って]
見つかったー、
イングリッド、全力で逃げ切ります!
[おどけて告げるとこちらからの通信はoff]
捕まえる、って言ったろ!
俺から逃げられると、思うなよ…っ
[言って同じく土を蹴る。
魔法か何かで加速しない限り追いつけるだろう、と、走り出した]
…セラフ……ク・ポ…ロも…ア……ゃん…も、綺麗…
[意図してないが、...の呟きが通信機に乗って、とぎれとぎれに皆に聞こえただろうか]
ハイ、ご武運をっス。
[言葉と裏腹に、切羽詰っているどころか、楽しげな声。
タライ持って来たら良かったかも、とか思いつつ、返していると]
……?
[ジークだろうか。
途切れ途切れに聞こえてきた声に、意識を向けた]
[はふ、とため息をひとつ漏らし。]
ジークの執念には呆れるよ。
まさか、本物のセラフィック・ポポロを引っ張り出せるとは思わなかった。
羽について、色々噂はあるけど本当のところはボクも知らない。
ポポロを2人で見ると相思相愛になれるだとか羽根を上げると恋が成就するだとか聞いたことはあるけどね。
…ボクがもらってしまっていいの?
[差し出された羽根から幼馴染の目へと視線を移し問いかけてみます。]
[どこをどう抜けているかはわからない。
何が今こんなに楽しいのかもわからない。
ただ、捕まえるって言われたら]
そんなの逃げるに決まってるっしょ
[校内でもよく追いかけっこになっていた。
いつもはうまく逃げ切ってやり過ごすけど。
準備不足の山道は結構しんどくて、
ややもすれば息も切れて減速。]
――は、現役なら余裕だったろうに。
[練習はきつかったけど真面目だったから。
運動部を離れて久しくて、体力がない。]
[生徒会にみつかることもないが、セラフィック・ポポロをみつけることもなかった。]
やっぱり…………ただみたいってだけじゃだめなのかなあ……
[ふう、と疲れたような吐息を零しながらきょろきょろとあたりを見る。]
…っつかまえ、…
[追いつけば、その手首を少々力を籠めて掴み
引き寄せる心算で、
つんのめるように、前へと足を蹴り出した。
避けられれば、こけるかもしれないけれど]
う――、わっと
[掴まれた手首。
ぐいと引き寄せられて
そのままバランスを崩してぽすりと。]
…………おにごっこ、終了?
[くく、と笑って]
―C-2―
[試しに杖を振ってみると、祭壇脇に出た。
道のど真ん中じゃなくて良かったと思いながら、辺りを見回す]
……ん?
[祭壇前の道には、見張りが立っていたのだけど。
2人のうち1人が、片割れに何か拝み倒そうとしているようだ。
相手の態度は、イヤというより、面白がっているように此処からは見えるのだけど、拝んでいるほうは気づいていないのだろうか。
その真剣さに、見ているこちらもニヤニヤしてしまう。
やがて、面白がるのをやめたのか、相手が頷くと。
ぶんぶか勢い良く手を握って、そいつは茂みの中に消えていった]
……はーん。なるほどな。
[お疲れさん、と心の中で呟いて。
同じ目的の為に、行動を再開した。
72+4回目30+うちわ[01]+展示5 *末吉*]
アデルちゃん以外に、この羽をあげたいって思える人は僕にはいないから。
[アデルの問いかけに...はきっぱりと答えた]
それとも、何…僕が相手じゃいや?
他の人から貰いたかった?
例えばベネディクトくんとか。同じ生徒会だし、アデルちゃん告白されたんでしょ?
[いつもとは異なる不安げな瞳でアデルを見つめる]
― C-3 頂上 ―
……。
風が涼しいな……。
[一応歩いてはいるものの、熱心に誰かを探している様子はない。耳元で端末が鳴れば、こつこつと指先でノックして返信した]
―― エルシオ山 ――
[サシャ、リヒャルトと別れて山道入り口へ。
麓のところ、様々な写真が貼られているのを見て呆気に取られる。]
………。誰の仕業?
[構わず進もうとするが、自分の写真に気がつくと瞬時に赤くなって。バリリとすごい音をさせて剥がした。
怒るように湯気を出しながら{3}-{2}辺りに向かった。]
[腕の中に、背こそ変わらないけれど自分より細い肩が納まる。
バランスを崩しぐら、と後ろへ尻餅をつく。
彼女が怪我をしないようになんとか下になった心算だったけれど、大丈夫だっただろうか]
終わり。
捕まえた。
嫌がられても離さない。
[掴んだ手首を彼女の後ろから両手で掴み、ぎゅ、と抱きすくめるように捕まえた]
――え?
[ああ、本当に違う種なんだ、と思った。
頭が認識するより早く、そんな感想が胸をついて。
それの手に、ちみっこいタイヤキが在るのに気づいて、間抜けに口を開ける頃には、もう居なくなってしまっていて。
ただ、ふわりと。見たことも無いほど真っ白な羽根が降りてきた]
……。
[求めていたのはそれなのに。
あんまり綺麗だから、それを手で大事に包み込んだまま、しばらく呆然としてしまった]
[今日もカンテラはあるけれど火はつけない。
C-2付近までくれば目も慣れてきて、ごそごそと鞄からタイヤキを取り出す。
それを地面に置き、自分は木の陰に隠れて様子を窺った。]
好物の匂いに姿を現したりしないかしら…。
[結果はきっと、54+5(展示)+1(タイヤキ)+[06](団扇)+20(3回目)]
[衝撃は柔い。
怪我をしないよう包んでくれたから。]
……――捕まっちゃったな。
いっぱい逃げたけど、初めてだ。
[体力なんかミヒャエルの方があるだろうにと
いつもどこかで想っていたけれど。
後ろから抱きすくめられるとドキリとした。
――ああ、肩幅こんなに大きいんだっけ。
やっぱり男だな――そんなことをふと想う。]
……あれ。
[そのうちに我に返って、ごそごそと鞄を見てみたら。
まだ5個くらいは残って居た筈の、ちびタイヤキの袋は空っぽになっていた。
正統派のヤツじゃないのに良いんだろうか。
そんなことを考えるとおかしくて、くすくす笑いながら、羽根をそっと胸ポケットに仕舞った]
そっちはどーだ?
[感慨も落ち着いた頃。呼びかけてみる。
ジークも姉御も忙しそうだから、聞いているのは2人だろうと思いながら]
他の人…?
ベネディクトに告白…?
[昨日の夜の山でのことを思い返し]
アレは告白なのか。
確かに意味合い的に好きだと言われたのは事実ではあるが…。
あまりそう捉えていなかったな。
過去形だったこともあるし。
[何か変なことで悩んでます。]
結論としてはボクが振られたんじゃないのか。アレは。
勝手に好きになって、何も言わずに憧れて自己完結して終わらせてしまったんだぞ。
ボクにどうしろと言うんだ…。
[がさり、と音がして何かの気配を感じる。
きた!と思って固唾を呑むと、―――猿だった。
はあ、と軽く息を吐いて、タイヤキを持っていく猿を見送った。]
タイヤキはまだあるし……これからよ。
[そういえば*末吉*のような雰囲気だ。]
うん、初めてだな。
――なぁ、やっぱり誰かの為にポポロ、探してたんじゃねぇのか?
[後ろから抱きすくめたまま
囁くように耳元に言葉を落とす]
ま、縁起物と言えばそうだけどな。
[ちょっと逡巡してから口を開き]
セラフィック・ポポロは初代学長先生だからなぁ… それを知っても何かお願いしたいか?
そうか……。
[サシャの声に、悪いような気分になった。
霊的存在が映るかどうかは分からないが、写真を撮ろうとしてみれば良かったかも知れない]
けど、まだ捜すんだろ? それに、タイヤキ目当てに近づいてくるかもしんねーし。
がんば。
……って、猿?
[猿も居たんか、とぽかーんと和んでいたら。
頭上の茂みで、猿の鳴き声]
…………あー、もしかして。ゾフィー、祭壇の近くに居たり?
サシャもまだ見つからないのね……。
お互いがんばろ、見かけたら連絡する。
[沈んだ親友を慰めるように声をかける。]
―――言ったでしょ。
ポポロ探しは面白そうだから――。
[それでも今、山に居て。
真面目に探しもしていない。
耳に触れる声を、逃げもせず抵抗もせず
ただ静かに聴いて。]
……――強いて言うなら。
卒業前に――生徒会の誰かさんと、
最後のおいかけっこ、したかっただけ。
[くすりと笑って添えた言葉。]
ええと……そうね。その辺り。
[鞄から地図を出して月明かりに照らす。
場所を確認して祭壇の近くだろうと予想した。]
…猿にタイヤキ持っていかれたわ。
うん、まあ、さがすけど……
[無理かもなあと半ば諦めながら軽く笑い。
ゾフィヤに声にうん、と小さく返した。]
がんばろー。
そうだよね、見つけたら連絡すれば見れるかもしれないしね。
/*
中の人がすごい勢いで悶絶している、
とチクっておこう。
[ばーかばーか、イングリッドばーか。]
後ろからぎゅうされた挙句
耳元で囁かれたらねー。
[くそう、きゅん死するw]
*/
[羽を受け取ってもらえたことに、ほっと安堵。
そこで初めて自分がとても緊張していたことに気がつく]
ありがとう……。
[その後の悩むアデルの話を聞いて、心の中でベネディクトに悪態を吐く]
騙したな、ベネディクトくん。
まだアデルちゃんに気があるそぶりしちゃって…。
まあ、いいよ。
ベネディクトくんの事はほっておいて。
アデルちゃんは僕の事だけ見ていて、
僕の世話だけ焼いてればいいんだ。
――他の男の事なんで考えちゃダメ。
[拗ねるような口調でアデルに向かって懇願する]
最後って言うなよ。
卒業してからも、
[ごくり、と
自分の唾を飲む音が、やけに響いた気が]
――追い掛けちゃだめか?
[抱きすくめる手に、力が籠る]
/*
しかしジークムントは酷い男だ。
私がアデルなら絶対すでに見放している。
アデル―、こんな変な男に捕まったらダメだよ(ぇ
願いが叶うなら何でも構わないのでは?
過去の偉人だろうが神だろうが初代学園長だろうが。
ありがたみは心得次第でしょう。
やっぱり。
[猿のお陰で位置が分かるとは。
他の動物が持っていくかもしれないが、ドライフルーツを木の根元に供えた]
流れ星みたいなもんだぞ。多分、そこに居たからって近く捜しても、見れるとは限らん気がする。
[と呟いて、通信機に流す魔力を収束させ]
マイクテストマイクテスト。聞こえるか?
合流しても良いか? ポポロ捜し終わるまで、大人しくしてっから。
[ゾフィヤに向けて、問い掛けた]
[唾を飲む音が聞こえた。
自分も思わず飲んだ。
問われた言葉と篭る力に数拍の間。]
……次は、逃げ切って、みせる。
[途切れ途切れ、紡ぐ答え。]
それでも飽きずに、ずっとずっと
追いかけてくれたら、嬉しい。
諦めるのは早かったかと聞いてきたから、気がないわけでもないかもよ。
[アッチにした方が苦労はなかったかもね、と我ながららしくない思案が頭に浮かんだりもしたのです。]
何でこんな面倒な男、好きになったんだろうボクは。
大丈夫だよ、約束したもの。
今までにボクが約束を破ったこと一度もないのは知ってるでしょう?
世界中周るためにはドレだけ面倒みないといけないのか気が遠くなっちゃうよ。ホントに。
追い掛けるんは構わないんだけどさ。
そりゃー、いっくらでも追っかけるけどさ。
…ずっと逃げんの?
横には居てくれねぇの?
[ちょっとむすっとした声で
ぎゅう、と、更に手に力を籠めて]
居心地が良いのは気楽な場所なんだろ。
んで俺の横は気楽だって言ってただろ。
じゃあ俺の横は居心地悪くねぇって事だろ。
うん、そうよ。
情報があればまた違うと思うわ。
[きっと、と付け加えてサシャにそう返事をする。
流れ星みたいだから、と言うリヒャルトに]
そうかもしれないけど……。
でも、どんな情報でもほしいわ。――今は。
[なかなか見つからないポポロに、若干の焦りを込めて返す。
やがてマイクテストという声に首を傾げ]
……?
聞こえる。けど、なんだかさっきと音質が違う気がする。
合流……?
………。別に……いいけど。
近くにいるの?
願いが叶うのも本当かどうか…。
自らを光子化して山の神だか精霊だかにばってしまったって言う初代学長なら、その偉大な魔力で何でも叶えてくれるかもしれないけどね。
羽根は一応あるのだから試してみるのも一興か…。
[手の中にある羽根を見ながら少しだけ微笑んだ]
[上手くいったらしきに、よしよしと通信機を撫でて]
1対1も出来るって、姉御のメモにあったじゃん?
あれやってみた。
猿がどっち行ったか分かるか? その辺りに、小さくちかちかする光が見えたら、俺。
分かんなければ、ちょっとでも目印出してくれりゃ、そっち行くよ。
多分、んな離れてねーと思うから。
[拗ねたようなむっとしたような声。
くっくっく、と肩を震わせながら]
今回捕まったから。
――私、実は負けず嫌いだし?
[すん、と鼻をすする音が一度だけ。]
居心地、良すぎるんだよ。
……良すぎて、それが怖かった。
けど、捕まってみると、離れたくないって。
そう、想う。
[更に篭る力。
相手の腕にそっと手を置いて。]
[リヒャルトの言葉になるほどと小さく返して、猿が逃げた方向を見つめる。]
………まだ見えないみたい。
方向はわかるから、そっちをずっと見てる。
一応、目印として杖に蛍火を灯しておくわ。
さんきゅ。……ん、
[昨夜の教訓から、一応学んではいるらしい。
驚かさないよう、ぶつかっても大丈夫な速度で歩みを進め]
あれかな。……どうだ?
[薄ら浮かぶ、ちいさな光。ちかちか、と杖を振って見せた]
まだまだ。
幾らでも居心地良くなるよ、俺。
だって俺だもんね。
超いい物件。
[腕に手の感触。
一転して嬉しそうな声で
落とす声はやはり耳元、囁くように]
しかも俺、お前の事好きだ。
[落とした]
[蛍火の魔法を使って杖の先に淡い光を灯すと、やがて猿が去った方向から光が見えてくる。]
………。リヒャルト君?
[目を凝らしながら小さな声で、尋ねる。]
デネディクトくんがまだアデルちゃんのこと好きでも、そんなの関係ないもん。絶対譲らない。
[アデルの言葉に一瞬むっとした表情を見せるも、その後は嬉しそうに頷いて聞いている]
知ってるよ。アデルちゃんが約束破らないのは。
アデルちゃんの、そういう真面目で世話焼きなところが、僕は好き。
僕も、約束はしっかり守るから。
アデルちゃんを誰よりも綺麗で、誰よりも幸せな花嫁さんにするって約束、覚えてる?
[そう言いつつ、近くに咲いていた花を一輪積むとくるりと茎を輪っかにして即席の指輪を作る]
今はまだ、こんなのしか上げられないけど。
学校を卒業して、しっかりとした大人になったら、本物を送るから。だから――予約ね。
[花で作った指輪をアデルの左手の薬指にそっとはめた]
[ぶらぶらと山道を歩く。]
結局幻は幻のままかな……
[小さく呟き、最後にもう一度と周囲を見渡した。
14+3回目20*大薔薇吉*]
生徒会副会長 ミヒャエルが「時間を進める」を選択しました
/*
によが止まらない。
けども、サシャにもっと色々お土産買っとけば良かったかなー・・・。
やっぱ回数ボーナスないし、キツいよな・・・。
[さんきゅ、という言葉にはゆるく首を振り。
明かりを落とすのを見てゾフィヤもそれに倣う。]
猿はなんでも食べるのかしら。
私も少し驚いたわ。
うん、タイヤキはまだ2つ残ってるから大丈夫。
[鞄からタイヤキの入った袋を取り出し、見せた。]
忘れてないよ、勿論。
[薬指はまった輪をじっと見つめて微笑んで]
ふふふ。予約されちゃった。
返品は認めないんだからね?
きちんとしたのをくれるまで、何時までだって待ってるよ。
だから、そんなに急がなくてもいい。
大丈夫。ボクはキミと一緒にいれば、それだけで誰よりも幸せだもの。
[ふわりと首筋に両手を回し、頬に軽く唇を触れさせる。]
……莫迦。
[くすくす、笑う。
日常の中でじゃれてるみたいに笑うけど――]
――、
[まっすぐ届いた声は耳元から脳髄へ。
途切れた笑い声。少しの沈黙。]
――そんな物件、
買わないわけにゃいかないでしょ。
[少し震えた声は普段の自分らしくはないけど。
体の向き、少し変えて。
チラとミヒャエルを見上げると]
……――好き。
生徒会室、猿の生態までは展示してなかったしな。
気が向いたら、学祭終わってから図書館でも行ってみっかな。
[自分はもう探す必要も無いのだけど、辺りを見回しながら、ゆっくり歩を進める。
気を使って歩いた覚えなんて、今まで無いから。その速度が適切かも分からないまま]
2つ? 買ったん?
[光を向ければ、薄ら紙袋が照らされ。
個数に首を傾げるも]
……さっき、近くに居ても見れるとは限らんって言ったのはさ。
がっかりしてるサシャに言うのは、悪い気がしたから、ハッキリ言えなかったんだが。
[と言いつつ、胸ポケットから、慎重に羽根を取り出し、明かりに透かした]
[腕の中、少し身を捩る彼女の顔
自然な動きの侭抱きしめた手を解いて
そっと、その頬に、ゆっくり触れ]
…――うれし
[そっと指先で顎に、唇に触れて
口づけようと顔を寄せる速度は遅く遅く
伺うように、薄眼を開き]
…いい?
[真剣味とおどけた風が混じる声は
此方も、僅かに震える]
僕も…アデルちゃんがいるだけで、幸せ…
[首筋に手を回すアデルを引きよせ、抱き締める。
キスをされると頬が朱色に染まり動きが止まったが、直ぐにキスをされたのと反対側の頬にキスを落とした]
[しばらくの間アデルを固く抱きしめていたが、名残惜しそうにそっと離す]
さて、ずっとこうしていたいのは山々だけど。
流石に真面目な生徒会長さんをずっとさぼらすわけにはいかないもんね。
僕はセラフィック・ポポロを見るという目的も果たしたし、大人しく寮に戻ることにするよ。
今度の展覧会の絵はきっと素晴らしいものになるよ。今からでもわかる。
[絵を描きたくてうずうずしながら、アデルに嬉しそうに話しかける]
[頬に触れた温もり。
指先は顎から唇。
早くなる鼓動を自覚して慌てるけど
寄せられる顔に目を閉じかけたところで
僅かに震えた声。]
……嫌だったら、大人しくしてると想う?
[告げて、少し考えて]
って、言い方はどっか逃げてる、よね。
―――いいよ。
[目を閉じて、服をそっと掴む。]
[嬉しそうなジークの顔に微笑み返し。
いつもの生徒会長の顔へと戻ります。]
サボったりしていないよ。ジーク。
昨日、ボクが言ったこと覚えているか?
寮には勿論、戻ってもらう。
でも帰るのは自分の部屋じゃないよ。
[腕にはまっている通信機のスイッチを入れて]
生徒会各員、聞こえるか?
C-2ブロックで脱走者を確保。
何人かこちらに寄越して連行しろ。
それと、リヒャルトが山に入っているはずだ。
ミーティングの時に指示した入下山ルートを張って確保しろ。
プロレス研と一緒に後夜祭まで反省室行きだ。
昨日も言ったけど、ボクは生徒会長なんだ。
ジーク。
公私混同するわけにいかない。
安心していいよ、最後まで面倒はみるから。
[一度も見せたことのないような満面の笑みを浮かべてそう宣告します。*]
[そっと
壊れ物に触れるように頬に触れて
顔を傾いでそっと唇を合わせた。
自分の固いそれに彼女の柔らかいそれが触れた時、どくん、と鼓動が跳ねるのを感じ、誤魔化すように手に力を籠めた。]
…へへ。サンキュ
[触れるだけ。
そっと顔を離して、破顔して。]
…続きはゆっくりな?
[冗談っぽく言ってからぎゅう、とまた抱きしめた後、身体を離せば立ち上がろうと。]
[その時、同時に耳につけた通信機から流れるアデルの声。
近いイングリットにもきっと聞こえただろう]
や、べ。
人来るか?
私も猿の出てくる小説を書いたことないから、よくはわからないけど……。
ポポロに会えないままだと猿がメインの物語になってしまいそう。
リヒャルト君が……図書館に?
[意外そうな口調を隠さずに言って、ポポロ探しの為に場所を移動する。
横を歩くリヒャルトが歩調を合わせようとしてくれているのを感じ、横目で顔を見つめた。
タイヤキの話には]
ああ……ベネディクト君が1つ分けてくれたの。
[それで3つ、と返す。]
[リヒャルトが話し始めたのをじっと聞いていたが、胸ポケットから羽根が取り出されると身を乗り出し、目を丸くする。]
…………えっ、これ………。
まさか………。――本物……!?
[明かりに透かされたそれはまるで淡く光っているかのようで、思わず魅入られる。
触ってもいい?と尋ねて、承諾がもらえればそっと手を伸ばすだろう。]
[アデルのある意味素敵な笑顔に凍りついた]
げ、それはないよ。アデルちゃん!
さっきまでの甘い雰囲気は何処に!!
[慌てて逃げ出そうとするものの、直ぐに駆け付けた生徒会役員に取り囲まれ捕まった。
そしてそのまま反省室に連れてかれた]
裏でやってるのかな、と思ってましたが大して進んでない?
というか、エピローグも物語のうち、とするとあまりペラペラ喋るわけには行かないかしら
手遅れですけど(笑)
[逃げている最中にとりあえずリヒャルトに通信をする]
リヒャルトくん!逃げて!
キミはマークされている。下山ルート張られているらしいから、なんとか頑張って!検討を祈る!
[その後、とっさに機械の妖精を山の中で逃がす。
魔力を失った通信機はただの物言わぬ機械と化した**]
[触れるだけの優しい口接け。
刹那重なる吐息に心臓の音が相手にも
聞こえそうで少し身体を硬くして。
離れたぬくもりに呼吸を戻す。]
お礼は、おかしい。
私だって、したかった、し。
[顔を指でつっついた。]
莫迦。
[冗談ぽい言葉にくすりと笑って返す。
抱き締められたら身を預け、
立ち上がるなら一緒に立ち上がる――と]
/*
ジークムント君とリヒャルト君か……
一番マークされていたから私かと思ったわ。
プロレス研究会も一緒………
が、がんばって…!
[漏れ聞こえた言葉に瞬く。]
やばい?
生徒会員が脱走者"捕まえた"。
で、いいじゃん?
[反省室も今日は悪くないか、とか想ったりして。
――どこに居ようと反省なんてする気はないから。]
あはは、それはそれで読んでみてーな。
番外編とかどーよ。
[ゾフィヤの作風で、猿がどのように描かれるのか、それはそれで興味深い。
からかいでなく、面白い、という様子で笑い]
……ん、ちょっとな。少し、どっかからマジメにしてかねーと、俺ホントに駄目なヤツのままだなって思って。
[意外そうな声は、当然で。杖先の明かりしかない暗闇に頼ってしまったけれど、正直に動機を言えた。
タイヤキの数に、そうかと応えるのは、ちょっと遅れてしまったけれど]
うん、ホンモノ。2人に呼びかける少し前、会ったんだ。
[尋ねるのに、モチロン、と頷いて。
はいよ、と伸ばされた手にそっと、羽根を置いた]
― 反省室 ―
[反省室に連れてかれ、持っていた通信機について問いただされるも、すでにうんともすんとも言わない物体と化してた為になんとかお咎めはなかった。
既に夜中。プロレス部の連中が大いびきかいて寝ている最中、...は持っていたスケッチブックを開き、一晩中一心不乱に鉛筆を進めた]
[翌朝、アデルが...の様子を見に反省室にやってくると、力尽きてすやすや眠っている...と、その側に開いたままのスケッチブックが目に入るだろう。
スケッチブックには幻想的に描かれた一枚の絵。
夜空に羽ばたくセラフィック・ポポロ。
それを見つめるアデルの横顔。
それは...が今までで見た一番美しいと感じた*光景*]
[ミヒャエルとずっと手をつないだまま。
誰かに見つかれば「捕まった」などと
へらりと言ってのけるのだろう。]
あ、そだ。
[少し魔力の流れ。
耳に手を当ててぶつくさと声をかける。]
は、……はあああ?!
[とても友達甲斐のあるジークムントの言葉に、思わず素っ頓狂な叫び。
確かに、普段が普段だし、昨日はチートな事をして逃走したし、マークされても仕方がないのだが。
とりあえず、それきり切れた彼の通信に、状況は察せられ。
どうしたもんか考えつつ、さんきゅ、と十字を切った]
無事に"確保"されちゃった。
完全に迷ってたからまぁ助かった。
魔法の杖には注意。
[通信をONしている人にかける声。
そうして少し魔力の流れを変えた先は
もう色々知ってそうなリヒャルトへ。]
良かった。俺らは、ちょっと寂しいけど、姉御がしあわせなら嬉しいんスよ。
だから、良かった。
[でもみー先輩には後日タライでも落としとくっス。
とか言いつつも。心から、祝福を贈った]
………猿がメインの小説を?
[ぱっと思いつくのはやはり悲しい物語だったが、リヒャルトの笑みを見るとそれは口に出来ずに。
どこか真面目な言葉に一度リヒャルトをじっと見つめて、次に視線を地面に落とした。
何も言えずにいると、ポポロの羽根が取り出されて。
壊さないように丁寧に扱いながら真剣な瞳で形や重さなどをメモしていく。
ひときしり見た後、それを返して暫く沈黙する。]
…………。
無理には……崩そうとしないでいいんじゃない…?
[切り出した言葉はさきほどの言葉宛て。]
リヒャルト君は、リヒャルト君らしい良さがあるんだから……。
……。私は、サシャや、リヒャルト君みたいな明るさが………
…………羨ましいと、思ってる。
[相手の瞳を見れないままにそう言って口をきゅっと結ぶ。
そして、恥ずかしさに染まった頬を見られないようにと早足で歩き出した。]
[リヒャルトに宛てられたジークムントの忠告は耳に届かず。
聞こえてきたイングリッドの声にほっとしつつも内容に瞳を揺らした。]
……捕まった……って大丈夫ですか…?
[反省室行きは大丈夫なんじゃ、というリヒャルトの言葉に胸を撫で下ろすも]
なにかあったら助けにいきますから。
[と事情を知らないゾフィヤはそう付け足した。]
おう。今回はタイヤキ横から持ってかれちまったけど、けっこー可愛いのも居るしな。
[能天気に頷く。
見返すのも恥ずかしかったから、はっきりとは分からなかったけれど、視線を感じたのは、やはりらしくないからかな、と思いつつ。
真剣にメモを取る様子を、微笑ましく見つめていた]
ん?
[羽根を仕舞いなおして、また辺りを窺っていると。
切り出された言葉に、初めは何のことか分からなくて。
首を傾ぐも]
……、えと。
[続けられた言葉に、思わずまじまじ見つめてしまった。
まさか、サシャはともかく、そんな風に評価されるとは思っていなかったから。
なのでぽかんとしていると、早足で歩いて行こうとするから、慌てて後を追い]
えっと。さんきゅ、な。
でもゾフィーはゾフィーで、落ち着いてて、ちょっと大人っぽくて、でも小説のことになっと周り見えなくて、一生懸命で、そんなんも可愛くて。
だから羨ましがらんでも、ゾフィーはそのままで良いって思うぞ。
[リヒャルトには一言、ありがとう、と。
それはちょっと優しい声音のもので。
タライのことが聞こえたらミヒャエルを
チラリと見てまた通信機に向くと
全体に切り替え。]
反省室ねー、そうだね、
私を捕まえた人次第なんだろーかな。
[くすくすと笑う。]
ありがと、ゾフィヤ。
あ、でもコレ証拠品にされちゃ面倒だから
魔力きっとくね。きればただのガラクタ。
[いつもより少し上機嫌の声で告げると
通信を*OFFに*]
[ちょっと顔を背けてしばし通信機で話す。
たびたび魔力が干渉して。
ミヒャエルからの視線を感じれば]
―――これは、ないしょ。
[満面の笑みでそう*答えた*]
…―――――。
[リヒャルトが紡ぐ言葉は、波紋のように広がって心に広がる。
くすぐったくて温かいそれに慣れず、怒ったように顔を顰めて足を止める。]
…………。
もう………本当に……。なんでそんな言葉を私に………。
[独り言のように零して、俯く。
真っ赤な頬は上気して熱い。]
………ありがとう。
[呟きと同時に、いたたまれなくなってダッと草むらに走る。
タイヤキを手にポポロを探し始めた。
8+5(展示)+1(タイヤキ)+(01)(団扇)+30(4回目)
*小吉*]
なんでって、そりゃ。好きだからだろ。
[俯けば、頭ひとつ違う表情は窺えなくて。
だからか、あれだけ悩んだ筈の言葉が、ぽろりと零れ]
どういた……おーい?
[走っていく背を、やっぱり慌てて追い掛けて。
タイヤキを手に探し回るのは邪魔しないけれど、何も見つけられなかった様子に、(07)回ほど逡巡してから、頭をぽふろうと手を伸ばし。
自分ももう一回、探してみた。
74+5回目40+うちわ[13]+展示5 *末小吉*]
[機嫌の良さそうなイングリッドの声にさきほどより安堵して]
……?
大丈夫そう……なのかな……。
わかりました。
…また、後で。
[その声音にどこか緩やかな表情を浮かべた。]
………?
[あまりにすっと出た言葉だからか、最初は何も気付かず。
数秒してからバッと顔を上げた。――その表情は眉が下がり、目は見開かれ、そして頬は真っ赤なもので。]
〜〜〜っ
[どういう意味かよくわからないのと、恥ずかしさでダッシュして、ポポロを探すけれど全くなにも見つからず。
頭に触れる手には一瞬びくりとしてみせるけれど、俯くだけで逃げはしない。
やがて、ずっと探していた姿がふわりと現れれば身体を硬直させ――呆然と見つめるだけ。]
………。あ………
きれい……
[月光を受け光るその身体。
こちらを見つめる、美しい三つの瞳。
メモをすることも観察することも忘れて、その光景に魅入っていた。]
[ふらふらと近寄り手を伸ばせば、触れることなく飛び立っていってしまうだろうか。
そしてその場には1枚の羽根が残されているかもしれない。
でも、ゾフィヤはそれを拾わず、ただ熱にうかされたようにぼーっとしているだけ。
――――帰り道。
もう一度だけ、タイヤキを手にポポロを呼んでみた。
92+5(展示)+1(タイヤキ)+[05](団扇)+40(5回目)]
[反応が無いから、あ、友人としてのアレとか思われたかね、とか考えていたら、顔を突然上げたから。
思わずびくっとするも、しっかり目はゾフィヤを見ていて。
そんな場合じゃないのだが、夜闇でも分かる赤い頬に、頼りなげに下がった眉が可愛いな、とか思った]
よ。さっきぶり。
[コツでも掴んだのだろうか。それとも、同情とかして貰ったのだろうか。
霊的存在の思うことは知る由も無いけれど、ありがとう、と手をひらひら振り]
……良かった。
[おそらく最初自分が出会った時のように、ただ見入っているゾフィヤを見て。
満足そうに、頷いた。
帰り道でまで遭遇したのは、お疲れさんと言いたくなった、が]
さて……そろそろいい時間か。
祭りももう終わり……
あと少しだな。
[そうして撤収の指示に従って踵を返す。そうして柔らかな表情でメールをひとつ**]
『ポポロは見つかったか』
いちお、答え。くれな。出来る時でいーから。
[帰り際。マークされてる身としては、送っていって巻き添えにするわけにいかないので、途中で別れた。
拾っておいたのか、羽根を握らせ]
ありがとうって言ってくれて、ありがとな。おやすみ。
[やっぱり、ちょっと逡巡してから。名残惜しげに、そっと頭を撫ぜて。
(10)分後、簀巻きにされて連行されていく姿が在ったとかなんとか*]
生徒会長 アデルが「時間を進める」を選択しました
画家志望 ジークムントが「時間を進める」を取り消しました
画家志望 ジークムントが「時間を進める」を選択しました
愉快犯 イングリッドが「時間を進める」を選択しました
―― 帰り道 ――
[2度もセラフィック・ポポロに会えたことに感動しているのか帰り道を行くゾフィヤの足は軽いものだった。
途中、別れると言ったリヒャルトに]
え、どうして……?
[と少し首を傾げたが、ありがとうと続く言葉に困ったように俯いて頭を振る。
撫ぜられると窺うように目だけを上げてリヒャルトを見つめる。]
……………。
[やがて別れて一人。
手に2つのポポロの羽根を持ち、帰路につく。]
………。え………?
答えって……。
……あれは友人としてじゃない、の……?
[反応は鈍いもので、やっと飲み込めたようで足取りは更にふらついたものになった。]
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