情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
……………。
[息を押し殺して、木に隠れる。
そう遠くない場所から声が聞こえるが、どこにいるのかはわからなかった。
すぐに離れるべきか、じっと待つか迷う。
2回、携帯が震えるのがわかったが、返事は出せない。
1、2、3 すぐに離れる
4、5、6 じっと待つ
{1}]
いえ、お気になさらず。
僕もそう思ったことがあった、というだけのことです。
真摯な回答、有難う御座います。
[微かに口元を緩めて]
ただ……僕はそうして迷った経験があることを後悔していません。
会長。
僕はあなたに惹かれていた時期がありました。
つまりはそういうことです。
[さらりと述べて、携帯が震えることに気付き]
さて、進展もないことですし仕事に戻りましょうか。
[そうして、踵を返そうとする]
―D-2―
!!!
[戻ったは良かったが、すぐ目と鼻の先に、薄暗い中灯りもつけず、てか携帯の明かりに顔が照らされてて怖いルームメイトの姿>>268があった。
慌てて極力静かに、茂みに飛び込むと、アデルの姿まで見え。危機一髪。
ほっと胸を撫で下ろしていると、似たような格好の人影>>278が見えた]
……、
[様子を窺いつつ、すぐ其処に人が居て声が出せないから。
とんとん、とそっと肩を叩いてみた]
[そのままふらふらと移動すれば<<小説家の卵 ゾフィヤ>>の姿でも見えるだろうか?]
…誰も今回いねぇんじゃねぇの?
[通信機に向けてつぶやいてみる。
勿論声が届く相手ふたりの都合など気づく由も無く]
[―――と、誰かに肩を叩かれ思いっきりびくりと飛び跳ねる。]
ひゃ―――――…
[叫びそうになった口元を慌てて押さえて、誰が来たのか目を凝らす。
ようやくリヒャルトだとわかると安堵と共に怒り顔。]
………お、おどろいた…っ
私、ホラーは書かないんだから……!
[生徒会2人を気にしながら、小声で告げる。]
ボクに、か…?
[想定してない内容で咄嗟に返答できず言葉を途切れさせる]
惹かれていたと言われて悪い気はしないが、
過去形なんだな。
何て言えばいいのか見当もつかないよ。
[瞬時に複数の感情が脳裏を駆け巡ったが最後に残ったのは苦笑だった。]
そう… だな。
[何か声をかけようとも思ったけれど、かける言葉が見つからず後姿を見送りました。]
― 入り口(F-3) → E-3付近 ―
[指をくるくる回しながら山を歩く。
生徒会の人影が見えたならそっと木陰に身を隠し。
とても適当に歩いている。]
どっかポポロいないかなー。
[茂みを覗き込み97、
背後の気配を気にしつつ*半吉*]
すみません、折角なので言っておくべきかと。
まぁ、もし参考になればということで。
[何を参考にするのか、言葉を濁して、上げられた小さな声に気がつき]
……ん?
[こちらを見ているゾフィヤと、リヒャルトとに目が合った]
…………。
! ……、悪ぃ。
[悲鳴を上げかけたゾフィヤの口へ手を伸ばしかけ、しかし途中で止まってとても微妙な位置で腕を停止したまま、小声で謝る]
へえ。幽霊苦手とか?
[からかうような口ぶりで、ほぼ無意識に頭へ手を伸ばしかけるけれど、やっぱり微妙な位置で停止して引っ込め。
こそこそ、同じくあちらを気にしつつ答えた]
[アデルとベネディクトの会話内容は聞こえず。
ただ誰かが近付いてくる足音>>282が耳に入った気がして、リヒャルトに目配せした。]
『返信:リヒャルト
んー?
キャッチあんどリリースの予定。
捕まえるまでが楽しいんじゃん。
……願いごととかも、ないし。』
[>>290に、おそらくは肯定の返事を返そうとしたのだが。
その前に、やたら息の合った会長書記と、ばっちり目が合ってしまい]
……すまん!
[それはたぶん、3人全員に向けて。
あとで土下座かなー、つかもう口利いてくんないかも、と思いつつ、ゾフィヤを抱えると。
通常の(07)倍速で走り去った]
謝ることはないけど…。
もう少し雰囲気のある時に聞かせてくれると何か違ったかもしれないが。
そういう理由で探そうと考える人であれば山に踏み入ってきてもおかしくない、というのはわかったよ。
[理詰めでしか動かない人間だと思っていたのに、まさか自分のことで悩んでいたことがあったとは想像もしてませんでした。]
さて、そこの2人。
深夜の散歩にしては精が出るね。
こんなところまで登ってくるだなんて。
っちょ、おま、リヒャ…っ!!
[その腕にゾフィヤが居るのと、走り出した彼と、どちらに驚いて声をあげたのか。
思わず大声を出して追い掛けようと、同じく全力疾走。
――だが、7倍もの速度で走る男に追いつく事も出来ず。
気がつくと、会長や書記とも離れてひとり、山の暗闇の中だった]
…――吃驚、したなァ。
[ふう、と息を吐く]
……………苦手、ってわけじゃないけど…
得意では、ないわ…。
[言い訳がましく小声で答えてから、微妙な位置で止まったリヒャルトの手を見上げる。
きっと気にしているんだろう、と思うと表情が少し曇る。]
…………あ……
[やがて、アデルとベネディクトに見つかった気がして真っ直ぐ視線を受け止める。]
どうしても、ポポロに会いた―――― !?
[山に入った理由を述べようとすると、リヒャルトに抱きかかえられ、彼は7倍の速さで走り出す。]
………やっ、………
[あまりの速さに若干涙目になりながら、ぽかぽかとリヒャルトの肩を叩くだけ。]
そうですか。
ふむ……もしかしたら見切りをつけるのが早過ぎたのかも知れませんね?
[おかしそうに低く笑う。傍から見れば珍しい図だっただろう]
それにしても……まったく。
[あっという間にドップラー効果を背負って夜の闇の中に消えた2人を見送って、苦笑い。メガネを、中指で押し上げた]
[こつこつ、と端末を指先でノックして]
見失ったようなら必要以上に足音を立てるのは逆効果ですよ。
見失っていないようなら捕捉しつつ場所を送ってください。
[いつもの調子で語りかけた]
ポポロはポポロでも普通のじゃねー。
[見つけたポポロは野性のポポロ。]
ま、簡単に見つかってもつまんないけど。
[と言ってコキリと肩を鳴らす。
道はすごく適当に歩いている。]
[携帯が震えたのも、走る振動に掻き消されて気づかなかった。
{3}分ほど全力疾走すると、きっかりゼンマイが切れたように、普通の速度に戻り。
そっとゾフィヤを下ろした。
とりあえず、謝りたかったのだが。
疲れてムリ、だったので。ちょっと待って、というように手をひらひらさせ。
ばったんとうつ伏せに倒れた背中で、申し訳無さそうに、ちいさな羽のようなものがぴこぴこ動いて、すぐ消えた]
みうしなったー。
[ふてくされたような声。
はー、とため息と共に]
足音忍ばせても俺灯り持ってっからあんま意味ねーかも。
アレだ、みつけるより羊小屋に入れる犬みたいに動いた方が良かったりかもなー。
[軽く言う声。
相手ふたりの状況など判らないからお構いなしだ。]
ボクに聞くな、そんなこと…。
[答えようもない問いにやや憮然として応えます。]
マークしていた連中は全員いるのかもしれないな、この様子では。
ミヒャエルはリヒャルトに追いつけると思う?
[無理だろうと言外に滲ませつつ問いを発してみました。]
だから殴り倒して簀巻きにしておけと言っただろう。
[くすりと僅かに笑みを浮かべて冗談めかせて言ってみます。]
これで諦めて帰ってくれればそれでいいが…。
そうもいかないだろうな。
見つけてどーするつもりなのかな。
私は。
[キャッチ&リリース。
口にしたもののどうもひっかかりがあって。]
セラフちゃーん?
暇だから遊んでほしーなぁ。
[と言いつつとりあえずは探す89+10。
生徒会の人間も付近に居るだろうか*末小吉*]
――山の中・どこか――
[妖精たちが戯れる姿を描き写していると、突然声が聞こえて、手を止める。辺りを見回すが、誰もいなかった]
………なんだ。今の?
[一体何が起こったのかよくわからないものの、とりあえず携帯を広げ、機械の妖精さんにその人のアドレスを調べてもらってメールを送る]
[ジェットコースターのような体験は3分で終わり。
そっと下ろされるとそのまま地面にへたりと座り込んだ。
目の端に溜まった涙はリヒャルトが疲れている間に拭う。
怒ったようにリヒャルトに背を向けていたが、さきほどの状況を思い出ししゅんと項垂れる。
きっと一人だったら捕まっていた。
リヒャルトのおかげで逃げ出せた。
そう思うと怒るのは違う気がして、ちろりと顔をリヒャルトに向ける。]
…………。
……。………これ、つかって。
冷却の魔法で冷やしてある、から……
[鞄から取り出したタオルを視線を逸らしたまま手渡す。]
To:イングリッド先輩
Sub:ジークムントです
『先輩の声が聞こえたけど、気のせい?
今、僕は山の中で妖精さんたちの絵を
描いてました』
今のところ、確認できたのはゾフィヤとリヒャルトだけか…?
他にも居そうな気がするんだがな…。
[あえてまとまって探しているはずもないだろう。
此処は任せて別の場所にいくか、見つけた2人を確実に確保するか…。
→<<女学生 サシャ>> の居る方面へと動くことに決めました。
[03] 10以上だったら発見します。
たまたまポポロを見かける可能性は[fortune]]%]
……残念ながら無理だったようですね。
[耳元の端末から流れてくる声に苦笑し]
さて、仕事に戻りますか。
それにしても。
会長でも告白にムードを求める、と分かったのは新鮮でした。
[そんなことを口走って]
では、会長も頑張ってくださいね。
[何を、とは言わず、意味深な言葉を残して、さらりと立ち去った]
…あーあ。
なーにがサッカー部だよ、俺も。
[追いつけなかったリヒャルトの方にため息をついて。
ぶらぶらと歩きだした。
誰かいないかと、懐中電灯で照らしつつ、改良した携帯にマップを映して]
[副会長の言葉に頷いて]
確かに。
必要以上に追うな、という指示もありますし、逃げ道を消していく方法のほうが有効でしょうね。
ライトに関しては頭から抜けていました。
そうでしたね。
僕のような者が少数派でした。
[メールを送ると、開いていたスケッチブックも閉じ、携帯とともに鞄にしまう]
大体描けたし、とりあえずここまで。
妖精さんたち、素敵な光景をありがとう。
さーて、本命のセラフィック・ポポロも
探さないといけないね。
[まだ舞踏会が続いている妖精たちを驚かせないように、静かに{2}-{1}辺りに移動して、セラフィック・ポポロを探し始めた
64+20.*末小吉*]
あのスピードじゃ無理だろう。
[当然のことだと言う様に]
ボクはミヒャエル先輩お得意のロボットじゃないんだぞ。
そういうことを望む気持ちくらい持ってる。
[珍しくムッとしたように言い返して。]
何をだ…。
[思わず去っていく背中に声を投げかけました。]
……さ んきゅ。
[のろのろ手を動かし、タオルゲット。
ひんやりした温度は、火照った手に心地良かったけれど、彼女の心境を表している気もして、余計申し訳なくなる。
ごろん、と何とか仰向けになって、タオルを顔に押し付けた。
臨終した人みたいな格好で、やっと人心地ついて、何はともあれ]
……ごめんな。
[山に入って早々見つかったし、今日は何か巡り合わせが悪いのだろう。
それに巻き込んでしまった気がするし、何より]
ビンタしてくれても良いけど、それも触ることになるしなぁ。
どうしたら、少しでもスッキリする?
ふむ、そう簡単にも見つからないか。
[と、携帯が鳴ったので開いてみる。]
あれ、携帯使えるんだっけ?
[んー、と考えて携帯ぺちり。]
会長とのフラグはここで切った、はずだけどまさか繋げに来るという展開には……
ならないね!(笑)
会長はジークとの扱いは恋と自覚していない方向にしていくんでしょうか。
どうやって自覚するんだろうか。
さて。逃げていった2人を確保することを考えるか…。
此処は任せて別口を探しに行ってみるか…。
[暫く考え込んだ後で、{4}(縦)-{2}(横)の方面へと歩き出します。
途中で<<女学生 サシャ>>の姿を見かけたらそちらに向うかもしれません。]
― D-2あたり ―
今のは、サシャ… か?
[良く見えなかったが、先ほどの2人ではないような気がしました。]
何人居るんだ、まったく…。
To:ジークムント
Sub:あれ
『携帯持ってたんだ?
ああ、間違いじゃないよー、ちょっと小細工。
ってセラフ探しってわけじゃないのかな?』
抑止力ということを考えるなら、そういうやり方のがいいかもしれないな。
何人、山に入っているのかわからないのが難点だが。
生徒会長 アデルが「時間を進める」を選択しました
生徒会長 アデルが「時間を進める」を取り消しました
[タオルが受け取られると、また座り込んだままリヒャルトに背を向ける。
表情は見えなかったけど、声色で申し訳なさそうにしているのがわかった。]
…………。
[怒ってない、と言いたかったけど言葉が出ずに俯く。けど、続くリヒャルトの言葉に言わなければと思い、口を開く。]
………。……あ、……びっくり、した……けど………。おこって、ない。
……………。
…私、一人じゃ………無理、だったから……
……。………ありが、と……。
[そう小さな声で途切れ途切れに告げる。]
…………。それと、…
触られるのは、慣れてない、から。
…避けているわけじゃ、ない。
[そう震える声で言って項垂れる。
小説を書くように上手く言えればいいのに、ともどかしさを感じた。]
― 山:E-2、E-3付近 ―
[会長の言葉は背中に届いていたけれど、気付いていない振りでそのまま立ち去った]
『迷ったら山を登るように。まだそこにバカがいるならこき使え』
[と、ゾフィヤに送信して]
『帰ったら覚えとけ』
[リヒャルトにそう送信した]
[2−A辺りに移動していると、携帯が鳴った。
めるめると返事を送る]
To:イングリッド先輩
Sub:なし
『アデルちゃんに持たされている。
全然メールとかうてないけど。
セラフィック・ポポロも探しているけど、
妖精さんたちにも出会ったからつい寄り道
それにしてもさっきの声吃驚しました。魔法?』
[2−A辺りに移動していると、携帯が鳴った。マナーモードにするという発想が未だに抜けているらしい。誰かが近くにいたら聞こえただろう]
やっぱり、ここにもいないな。
もう夜も遅いし、出直すべきかな…
[漆黒の闇に一際輝く月を見やりながら、しばし悩む]
……、え?
[何かこう。疲労のあまり、耳が都合の良い言葉を改変して受け取ったんじゃないかと思ったのだけど。
特にビンタが飛んでくるわけでもないし、タオルは相変わらず冷たい。
頭も疲れているのは事実みたいだが。
とりあえず、言い直しが無いか、しばらく待ってみて]
どう、いたしまして?
[疑問形で、やっぱり自信なさげな返事が返る。
ややあって。それよりさらに、窺うように]
……それって、嫌われてないって思っても良いん?
[でもたまに、ひんやりした目で見てたりするよな、とぼそり呟く]
[とりあえず逃げた2人は他に任せるとして別方面へと動き出します。]
サシャらしいのを見たんだがな…。
[A-2の方へと向うと最初に見かけたような気がした見慣れた姿が。]
…また錯覚か。
それとも錯覚じゃなかったのかあれは。
何してるんだ、ジーク。
[寮に戻ろうと思案していたら、よく知っている声がして、ぶんぶん手を振った]
あ、アデルちゃんも来てたんだ。
アデルちゃんもセラフィック・ポポロ探し?
僕は次回の作品にセラフィック・ポポロを描こうと思ってて。是非現物がみたくて。
[嬉しそうにアデルに駆け寄った]
[鞄の中で携帯が震えていたが今の状況に一杯一杯で気付かず。
リヒャルトが自信なさそうに相槌を打てば、自分の今までの行いか、と思う。]
………。
…本当よ。………嘘じゃないわ。
[先程よりは素直に口に出る。
それでも小さな声だったが。]
………。
[嫌われてないか尋ねられると、言い辛そうに何度も口をパクパクさせて。]
……そ、そんなことはないわ……。
[と、やっと声を絞り出す。]
[概ね事情は把握できたが、現状をまるで把握していない幼馴染の様子に思わず溜息が漏れる。]
来てたんだ、じゃない。
門限とっくに回ってるだろう。
ボクが生徒会長だって知ってた…?
[リヒャルトが呟いた言葉は静かな山の中だからか耳に届いて、「部活を休むから」と言った。
自分の感情を言うのは恥ずかしくなって、突然立ち上がると振り向かないままに]
………タオル、あげるから。
私、行くね。ポポロ、まだ会ってない。
[と言って立ち去ろうとした。]
[溜め息をつく幼馴染に首をかしげた]
ん?絵を描いてたらすっかりこんな時間になっちゃったんだよね。
だからそろそろ戻ろうと思ってた。
アデルちゃん、一緒に帰ろ?
――ん?
アデルちゃんが生徒会長って勿論知ってるよ。
いきなりどうしたの?
[不思議そうに逆に訊ねた]
……そ、っか。
まあ、嫌いって言われても、ほっとけねーんなら世話焼くの止めらんねーし、仕方ねーよなって思ってたけど。
[タオルを顔から外し。よいせ、と勢いつけて身体を起こして]
嫌いじゃねーんなら、良かった。
[嬉しそうに、笑んだ。
でもって、呟きへ返された言葉に、目をまるく見開き]
え。……ああ! 思い出した思い出した、何で俺が文芸部入ったのか。
てか俺文芸部だったな、そういえば。
[と、勝手になにか、納得していたのだが。
立ち去ろうとする背に、慌てて立ち上がり]
いやいや、タオルは洗って返すけど、元遭難者を1人にしとけねーって。姉御にも怒られる。
邪魔しねーから、ついて行かせろ。
[また全力疾走すんのはムリだけどなー、とまだふらつく足に苦笑するけれど。
多分何を言われても懲りずに、寮へ送り届けるまでは、目を離さないつもり。
途中、メールに気づけば、文面に眩暈を感じて、余計足取りが覚束無くなるかもしれないが*]
門限が過ぎた時間に寮の外に出るのは原則的に認められていない。
この山は、安全なわけじゃないし夜間の立ち入りそのものも推奨されてない。
此処に許可なく居ること自体がいくつもの校則や寮の規則に違反してるんだ。
[真面目な顔のまま、そこまで言い切ると踵を返し]
今すぐ、山を降りて、二度と夜間の立ち入りはするな。
でないと反省室に入ってもらわないといけなくなるぞ。
[後ろを向いたまま、言い放って立ち去ります。]
[深く溜息をつき通信機に向かって]
脱走者を見つけた。ジーク… ジークムントだ。
帰るように勧告はしておいたが…。
明日以降も要注意の中に含めておく必要があると思う…。
[やや歯切れ悪く報告するとスイッチの切れる音がしたのが聞こえるかも。]
了解しました、と……。
[ぷつ、と通信が切れる音。とんとんと耳元の端末をノックするが、聞こえる気配もない]
勧告だけとはらしくないな。
何かあったのか。
[独り言ののち、くいとメガネを直して、引き続き散策]
― C-5→C-4付近 ―
[とんとん、と耳元の端末をノックしつつ]
もう夜も遅いな。
さすがにそろそろ諦めて帰り始める時間か、否か。
そろそろ切り上げ時か。
[時計を見て、徐々に山道へ戻るルートを取りながら散策中]
じゃあ、許可を求めたら出してくれるの?
絶対だしてくれないでしょ。
規則ってなに?そんなの僕には関係ない。
アデルちゃんのわからずや!
[冷たく言い放つアデルの背中に叫ぶものの。
おそらく立ち去るアデルの歩みは変わらないだろう]
…直ぐに反省室行きにしなかったのは、一応見逃してくれたんだろうけど。
生徒会長のアデルちゃんなんて、大嫌いだ…
[ぼそっと呟いて。なんとか他の生徒会の面々に見つからないように寮に戻って*ふて寝*]
………リヒャルト君って… 世話焼きよね。
[背を向けたまま言う言葉は、どこか笑みを含んだもので。
文芸部だったことを忘れていた様子には呆れたようにちょっと顔を向ける。]
………どうして文芸部に入ったのか私も知りたいわ。
[そして去ろうとすると慌てて立ち上がる音に足を止め、ついていくというリヒャルトに振り返った。]
今度は遭難しない。大丈夫よ。
そんなふらつく足で………。
……休んでいていいのに。
ああ、タオルは気にしないでいいよ。
…本当についてくるの?
[眉を吊り上げて言っても効果はなく。小さくため息をついて、ゆっくりと前を歩き始める。
途中、疲れが取れるという怪しい魔法の飴を手渡す。]
[後ろから聞こえてくる声は届いていたけれど、足を止めることなく黙ったまま。
声も聞こえなくなり、人気のないところまで来ると振り返って幼馴染が居ただろう方向へと視線を向ける。]
規則なんて関係ない、か。
ボクにも譲れないラインはあるの。
生徒会長なんだからね…。
1人だけ特別扱いするわけにもいかないんだから。
[聞こえるはずもない距離で呟いて。
頭を振って再び、歩き出すと通信機のスイッチをいれる。]
[リヒャルトが携帯をいじるのを見て、何度か自分の携帯も震えていたのを思い出し取り出す。
ベネディクトのはっきりと書かれたメールに心の中でくすりと笑う。]
『こちらはぶじ
まだぽぽろにあってないから りょうにもどれない
まよったら のぼるの? わかった』
[降りるんじゃなくて登るのかと多少不思議に思いながら、送信。]
[いくらか間を置いたあとで何時もの調子で]
生徒会各員に連絡。
もう時間も遅いし、山に居残っている人間もいないだろう。撤収してくれ。
ご苦労だった。
明日も同じ程度の見回りをすることになると思うから、体を休めておくように。 以上。
[生徒会を気にしながらメールを打っていると
ところどころ詰まってしまうのも仕方なしか。]
To:ジークムント
Sub:なし
『持たされている?
アデルちゃん、ねぇ。
メールは妖精の力かな?
さっきのは魔法だけど一回ずつだから面倒だ。
明日にでも何か作ろうかね。』
[噂をふと思い出しはしたけれど問わず、
何か、は明確にせぬまま区切って送信。]
[適当に歩いてC-2あたり。]
山、広いなぁ。
この面積でセラフ探すのって難しくない?
[うーん、と考え込んでいる。]
そういや、随分便利なの持ってるよね。
[昼間ミヒャエルが持っていた通信機を指してか呟いて]
了解しました、お疲れ様でした。
[そうして会長の言葉に補足して]
各員疲労もあるだろうので気をつけて帰宅するように。
祭りはまだ続く。
身体を休め、英気を養うこと。
明日以降も宜しく。
[生徒会役員には、撤収の指示を出したもののすぐに戻る気が起こらず暫く、山の中でぼんやりしている。
空が明るくなる頃に山を降りて寮の部屋へと戻るだろう*]
[他にも届いていたメールを読んでいく。
1つはリヒャルトの「大丈夫か」というメール。
丁度アデルとベネディクトと遭遇したときだろうか。
もう1つはイングリッドから。>>=37]
『Sub:no-title
おそくなって ごめんなさい
せいとかいも いますから おきをつけて
みつかりましたが なんとか にげました』
[ぽちぽちと打って送信。]
― C-3付近 ―
[山道に出た。こつこつと耳元の端末をノックする。何名かの生徒会の生徒が帰り支度を始めていた]
お疲れ様。
[会釈を受ければ同じように会釈を返し、それを見送って]
『もう夜も遅い。明日にも響くぞ。生徒会も撤収を開始しつつある。そろそろ戻ったほうがいい』
[そうして、C-2方面に人影が見えた気がして首を傾げた。
1~4 確かめに行く
5~6 気のせいだった
{4}]
[見つからぬように時々足を止めて窺いながら歩いていく。
登るのは辛そうだから、同じ高さの道を選んだ。
草を掻き分けてセラフィック・ポポロを捜す。
34+5+10
*大薔薇吉*]
[適当な位置の適当な木にもたれて
何事か真剣な顔で考え事。]
やーっぱ情報交換って必要よねー。
[真面目にやらない無駄な能力は
こういう時ばかりは使う算段。]
魔法じゃ結構限られてくるし、やっぱ。
メカ?
[近寄る気配には気づかない。]
動物にしては大柄だったな。
さて、こんな真夜中にあの2人以外にいるとなるとまた面倒だ。
……ん?
[機械の振動音。森の中、深夜の静けさのお陰で音がよく響く。そちらの方面へゆっくりと近付いて]
[薔薇が咲き誇るような良い予感はしたのだが、ポポロはいない。]
………タイヤキ、ないからかしら……。
[リヒャルトに待っていて、と告げて木の後ろや草の中を探し回るが、やはり見つからず。
しばらくして戻ってくる。]
………この近くじゃないのかも……。
[ベネディクトからのメールを見て、生徒会も撤収したことを知る。
見つかるまで山を降りたくなかったが……迷惑をかけるかと思い、返信する。]
[携帯を取り出してぺちりぺちり。]
『返信:ゾフィヤ
んーん、気にしないでー。
その生徒会だけどさ、便利アイテムあんのよね。
何か考えないと私ら』
[中途で、気配に気づいて送信ボタンを押す。]
――っと、まずった。
[気配に気づいて慌ててメールを送信してしまう。]
あちゃー、途中だったのに。
[距離的には逃げるよりは構える方が得策かと
気配の方から逃げもせず見据え。]
……と。
また面倒な……。
[携帯が震えるのを感じる。どうも電話のようだった。目の前の人物は逃げる気配もない]
どうも。
……かくれんぼは終わり、と言う事で素直に帰ってくれるんでしょうかね?
[少しの逡巡。目の前の相手の対応を優先することにした]
[約(08)回ベルを鳴らしたが、出る気配がなかったので、電話を切る。
そしてメールに気がつき、心配そうに眉を寄せた。]
このタイミング(笑)
ああ、携帯と対面の人物だと対面を優先すると思うんだゴメン。
あと携帯に逸るというのはあると思う。
はぁい。
[満面の笑み。]
そうねー、終わりみたいね?
素直に帰れば反省室はいかなくて良いのかしら?
[どこまでも余裕ぶってみせる。]
[メールを返信してから、足元が覚束ないリヒャルトを見つめる。
あちらの状況は気になるが、これ以上山にいてリヒャルトを疲れさせるのはまずいと思われる。]
………山、下りるの大変そう…よね。
加速の魔法、好きじゃないけど、使って下りる。
肩に掴まって。
[もしリヒャルトが何か言ってもそれを遮って言い聞かせるつもりで。
疲れさせた原因と自分のポポロ探しに付き合わせた責任を多少なりとも感じていたのである。
そして、リヒャルトが肩に掴まれば身体を強張らせて、なるべく顔を見ないようにして。
(07)の速度で男子寮まで送った。]
ゆっくり、休んで。
[メールを返信してから、足元が覚束ないリヒャルトを見つめる。
あちらの状況は気になるが、これ以上山にいてリヒャルトを疲れさせるのはまずいと思われる。]
………山、下りるの大変そう…よね。
加速の魔法、好きじゃないけど、使って下りる。
肩に掴まって。
[もしリヒャルトが何か言ってもそれを遮って言い聞かせるつもりで。
疲れさせた原因と自分のポポロ探しに付き合わせた責任を多少なりとも感じていたのである。
そして、リヒャルトが肩に掴まれば身体を強張らせて、なるべく顔を見ないようにして。
(02)倍の速度で男子寮まで送った。]
ゆっくり、休んで。
そうですね。
今から反省室へ向かうのは僕も骨ですから。
あまり意味のないことは好きではないので。
[くいとメガネを上げて]
但し、寮へ帰るまではお供させて頂きますが構いませんね。
[問答無用に確認するようにそう伝えて、もし了承を取れれば相手に断って電話をかけ直しただろう]
そ。 助かった。
[にぱーっと笑って。]
意味のないこと、ねぇ。
……意味のあることって何だろうね?
[どこか苦笑めいて視線をそらす。]
どーぞ?
逃げるつもりはないけど、私が言ってもね。
それとも心配してくれたりした?
[くすっと笑って告げると
山から寮へと*歩みはじめる*]
差し引きでなんらかの価値が発生することです。
……自己満足も含めてね。
あなたは反省室で反省なんてしないでしょう。
疲れるだけで労力の無駄です。
心配、はあまりしていませんよ。
万が一、億が一があっても困りますから。
見つけてしまったものは仕方がありません。
[そうして中指でメガネを押し上げて、歩きながら]
失礼、電話を。
[履歴の名前を見て目を細める。そのままかけ直して、繋がったなら]
どうした、何かあったか。
いま何処にいる。
[そうして、ついとイングリッドに視線を向けて]
ああ……遅くなってすまない。
問題児の対処に追われていた。
[そんなことを話しただろう**]
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