情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
次の日の朝、薔薇園芸家 ローゼンハイム が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、コンシェルジュ アレクシス、新米従業員 タイガ、小説家 クララ、その日暮らしの レト、迷子? ドロシー、15の夜 ローズマリー、手品師 ジル、秘書 カシムの8名。
―駐車場―
[ローゼンハイムはやってきた。
帽子をつけているのは、頭の包帯を誤魔化すためか。
足取りがおぼつかないのは、車酔いのせいか。
遅れてきた男は、ファンのもとへと向かう]**
……細かいところまで目を見張らなければ、
お客様に何か起こったときには遅いので。
[>>1:177捨て台詞に小声でつぶやいた。
歩いて行く姿を、その場で見送っている]
コンシェルジュ アレクシスは、コンシェルジュ アレクシス を投票先に選びました。
― 本館2階/ホール内 ―
………。
[きょろきょろ。
母の姿を探している、と。
盛大に腹の虫が鳴った]
お昼はちゃんと食べたんじゃなかったのかな?
……あ、きっとおやつの時間だねっ!
[ホールの中には立食の準備もそれなりになされていた。
お皿を取ると*シュトーレン*など、とにかく美味しそうなものを適当に盛り付け、着席。
程なくして、いかにも語尾に「ざます」をつけそうな風貌の女の人と目が合った]
手品師 ジルは、コンシェルジュ アレクシス を投票先に選びました。
[エレベーターは、こう開いた瞬間あの少女とか、二足歩行の鳥とかと顔を合わせそうだったので、階段を選んだ。
手に持ったままだったカメラをポケットに戻して、とりあえず]
……上、かな
[客用の階段ではないだろう。
簡素なコンクリートに、肩に入っていた力を抜いて]
………。
[向けられる視線は言っている、「こんな子供が何故ここに?」と。
しかし少女にそれは伝わらない]
こんにちはっ。
[ごく普通に挨拶をすると、皿の上の食事を口に運び始めた。
もぐもぐ。もぐもぐ。]
投票を委任します。
15の夜 ローズマリーは、コンシェルジュ アレクシス に投票を委任しました。
[いっぽうそのころ]
― 駐車場 ―
「「「キャーローゼンハイムサーン!!!」」」
[歓声をあげるファン達の中に、
少女の母の姿もあった]
15の夜 ローズマリーが「時間を進める」を選択しました
― 本館(02)F ―
「ローゼンハイムが来たか……そろそろ本格的に時間がなくなってきた……」
[金髪の青年は頭を抱えていた。
ローゼンハイムが控え室に入ってしまえば、姉は――少女の母は213号室に一度戻ってしまう。
しかし収穫は未だ皆無]
………。
[何かハプニングがあって、ローゼンハイムが控え室に入るまでの時間が長引きやしないかと、
願わずにはいられなかった]
[ローゼンハイムはファンたちに手を振っている。]
[その時、予期せぬハプニングが
(08)奇:起こった/偶:起こらなかった]
[駐車場内では、事件は発生しなかったようだ。
駐車場の端で、一風変わった鳥とその飼い主が遠くからファンが騒いでいるのを面白そうに見守っていた。]
んー…?
[いい加減疲れてきたがきらきらぴかぴかな内装は相変わらず。
意地になってもう一階、と足を持ち上げれば]
ふわぁ…
[緑いっぱいな空間に、ホテルを見上げたときみたいに口をぽかん、あと開けている]
小説家 クララは、コンシェルジュ アレクシス を投票先に選びました。
― 入り口前→ ―
[タクシーから壮年男性が降り立った。
真っ直ぐフロントに向かい、213号室への案内を頼んでいる]
「………やはりローゼンハイムさんは大人気ですね」
[仄かに哀愁漂わせつつ彼は言う。
フロントの人は「あなた、どこかで……?」とぽつりと呟いたが、
結局気付いた様子はないのであった**]
迷子? ドロシーは、コンシェルジュ アレクシス を投票先に選びました。
はぁーっ、いいお湯でした。
[まだ、ローゼンハイムの入場を一目見ようとする老若男女はぞろぞろと廊下を行き来していて。時々ガードマンが四苦八苦しているのをくすっと見つめた。少し視線を落とす]
ローゼンハイムだけじゃなくて、
ここももっと好きになってくれればいいのに
[商売だから、そうやって利用者へのきっかけづくりにしているのだとわからないほど子供ではない。けど少し寂しい気もした。そうして下を向いていて―――]
「……お嬢サン、ホテルのヒト、ナノネ?」
[―――そのせいで急に背後から肩を掴まれたのに、気がつくのに一瞬遅れてしまった。マロウは誰かに肩をひっつかまれて、消える*]
「おーじさんっ」
!?
[しばらく事務室で呆けていると、不意に少年らしき声が聞こえた。はっとして顔を上げると、あの時謎の探し物の依頼をしてきた少年がそこにいた。]
「どう?見つかった?」
……いえ、まだです。大変申し訳ございません。
[あんな抽象的な説明で見つけられる方がどうかしてるっての…と言いたいのをなんとか堪え、真面目くさった口調でそう告げつつ頭を下げる。]
「んー、そっか。見つからないか。
……おじさん、ちょっと難しく考えすぎてるんじゃないかな」
…は?
[難しく考えすぎて…?お前は何を言っているんだ。そんな考えさせるくらいならどんな探し物なのかすぱっと言えよ!とよほど言ってしまいたかったが、それもなんとかのみ込む。]
「まぁ、おじさんならきっと見つけられるよ!がんばってー!」
お、お客様!お待ちくださいっ……
…………夢?
[そこで、俺は目を覚ました。呆けてる間に居眠りしていたらしい。
周りを見ても、その少年の姿など影も形もない。]
……なんだったんだ……
[何かのヒントなのだろうか。それにしてはやはり抽象的すぎてさっぱりわからん。俺は参ったと言わんばかりに、ぽりぽりと頭を掻いた。]**
なんか楽しいんだけどいいのかなあ
いいのかなあこれ…
でもなかなか人と遭遇できないのと
回収しないとやった意味もないかなという
―別館 11階 ハムスタールーム―
[なんだかこういう広い部屋は落ち着かない、という青年。そうねとだけいって黙り込んでいる女性。
――彼は俯いている彼女に声をかける、彼女は顔を上げて首を振るが、彼はそれでも怪訝そうにその様子を見ている。振り払うかのように彼女は笑えてない笑みを浮かべて言う]
「…母はどこまでも弱いだけの人だったのかもしれない。…でもだからこそ、――縁を切りたいの。…いつかきっと貴方の経歴に傷がついちゃうわよ」
[それに彼がなにか返答する前に、電話がかかってくる、彼女はそれを取る。蘇芳色の髪が揺れる。その鮮やかな髪色と反対に顔は青ざめ―――携帯電話が落ちた。
彼はどうかしたのか尋ねるが、その内容を聞く前に彼女は目の前から走って消えてしまった。]
「………」
[携帯電話を拾い上げ、彼はため息をつく。切れていなかったから、出る。――先程までと違った声色が部屋に響いた]
「――――何があったか、話せ」
―本館 3階 職員用倉庫―
んむももぁ!!
[肩をひっつかまれ、口を抑えられた。ホテルの人だってどういうことだ。聞かれてたのか。などと色々なことが頭を駆け巡り、思わずその手をかじった]
「!!痛い、何するの!!これからコドモはキライなのよ!」
[犯人?は乱暴にマロウを引っ掴むとぼすんと倉庫に叩き込んだ。尻餅をついてイテテと腰をさすりながら睨みつける、暗がりでよく見えないが―――]
…………えっ?!
[あのお嫁さんによく似た髪の色をした、ヒステリックに震える年齢不詳の女性が自分を見下ろしている]
「ネェ、▓▓▓▓がキテるんでしょ?何処にいるの。教えなさい」
知りませんし知ってても教えません!
なんなんですか、貴方!!!警察呼びますよ!
[言いながらもマロウは「やばい、この人絶対なんかヤってる」と思った。…そんな相手に強がったのが運の尽きだった。―――狂人とはかくあるべし、その女性は]
「見てたの。アナタとアノコ喋ってたデショ?アノコのモノは私のモノだもの。…ぜぇんぶ。知らないなら、イーワ。ジャアネ」
[にたにたと般若のような顔で笑っていた。
ぞわ、と背筋に悪寒が走る。倉庫から出て行こうとする彼女の足にしがみついた。でもしがみつきながらも―――]
助けてアレクシスー……!
[心の叫びが思わず言葉に出ていた**]
秘書 カシムは、コンシェルジュ アレクシス を投票先に選びました。
ー2階・廊下ー
[屈んで赤い花びらをハンカチで取るディーン>>145を物理的に見下しながら。
ふと、このまま蹴り付けたら面白いかな、なんて想像してみる。
ちなみにそんなことをしたら、面白い事になるのは自分自身の経歴なので、もちろん想像だけで留める。]
ええ。
製紙会社クラシエの、クラシエ氏の同伴で。
こちらのホテルでは、オーダーメイドのナプキンやトイレットペーパーなどを使って頂いております。
パーティーは、ローゼンハイムさんなど豪華なゲストの方のパフォーマンスをクラシエ氏ともども楽しみに……
[ディーンの見なりを見て、自己紹介。
さらりと話をし、ディーンとは別れただろう。]
[ちらりと時計を確認する。
パーティーの支度を始めてもいい時間だ。
クラシエ氏はそろそろ部屋に戻っただろうか?
ベンチへと腰掛け、電話をする。]
[奇数→戻っている/偶数→戻ってない]{5}
もしもし…
はい、ウェールズです。
今、どちらへおられますか?
[意外なことに、部屋に帰っているらしい。]
…わかりました。
今からそちらへ向かいます。
5分経たずに到着する予定です。
先ほど申し上げた万年筆もその場でお渡しそます。
[通話を終え、エレベーターへ乗り込み5階へと。
エレベーターには蘇芳色の髪をした女性。顔をしかめ、しきりに足先を踏み鳴らしている。年齢はよく伺えない。
挨拶するのも憚られる雰囲気で、軽く会釈をしお茶を濁す。
その女性は3階で降りて、ほっとして自分はそのまま5階へと。]
―3階 職員用倉庫―
「チョット、離しなさい!」
[マロウは女性(老女と言っても過言ではないのではないか)の足元にしがみついて行かせまいとする。蹴りつけるように振り払うも意外とマロウはしぶとかった]
だめです!
これからパーティが、始まるって、言うのに。
台無しになっちゃうじゃないですか!
[その言葉にほんの少しだけ、女性は傷ついたような目をマロウへ向ける。ほんの刹那のことだった。次の瞬間にはまた般若のような表情に戻っていて]
「じゃあ…"ソウ"シヨウカナ。そうしたらアノコでてくるデショ」
だめです!!…貴方にはわかんないんですか?!
楽しみにしてるもの、壊されたら嫌でしょ?!
[パーティを楽しみにしている皆のことが脳裏に浮かぶ。なにより、アレクシスの昇進はどうなるんだ!いっそ警察だって呼ばれちゃ困る。その思いでマロウは女性にかじりついていた**]
/*
ボツ発言の投下。
/////
反対されているとかなら、逆に素敵なところを見せて、どーだ!ってやるのはどうなんですか?
[しばらくの間のあと]
「反対とかそれ以前。…なんでもかんでもぐちゃぐちゃにしちゃう人たちなのよ。お金のにおいがするとスグくるタイプのね。
せめて気がそれてくれればいいんだけど。…だあー…やっぱり、警察にでも…」
け、けーさつ!
[マロウは青ざめた。警察なんて呼ばれては、イメージ第一のホテルとして危ういかもしれない]
だ、だめですよ!
……なんとかしましょう!
その、変な人が入ってこないようにくらい、ホテルだって出来ます!
/*
マロウって、ハーブティーにすると
最初蒼いんだけどレモン入れると赤くなるんだ
そういうの使いたかったけど使いドコロがない。
マロウの親のこととかまったく決めてない。
一応誰々の子供〜とか候補あったんだけどね…
親がホテルのオーナーと知り合いで
泊まってる間に居なくなったとかかもしれない
まだ生きてる説もある
ー5階・502号室(クラシエの部屋)ー
…以上が優先的に挨拶を交わすべき方々で……。
特に……様はご存知の通り……。
…様は息子様が今年……へ留学された事を記憶に留めておいてください。
会場へは早めに向かう予定で…。
[一通りの話を終える。
久しぶりにあいつに会えるな、などと話すクラシエ氏をじっと見る。]
「…他に何か?」
[…彼自身は何の関係もないのだ。
忌まわしいルールの象徴としてインプットされてしまっているだけで。
それは時に一つの存在として意思をもち、不意に視界の入ってきて纏わり付いているような、そんな感覚を覚える。
ゆっくりと身動きが取れ無くなり、もがきながら固められてしまうのだ。]
ー階段ー
「階段で行こう。」
[そう行った氏に付いて階段で降りることに。
少し離れた所から、トッ、トッ…、と鈍く響く足音が聞こえる。]
たまには階段を使うのもいいですね。
日ごろ運動不足なので。
[カシムが声を出した途端、足音は速度を上げて離れていく。
…階下を覗き込むが、何も見えない。]
ー階段(3階)ー
[異変に気がついたのは3階。
そのまま通り過ぎようとしたが、視界の端に何か違和感を感じて振り返る。]
そこに、ぽとりと落ちていたのは血痕と血痕の付いた髪の毛が一房。
髪の毛はピンク色をしていた。
[周りを伺うとそこにいたのは若い従業員。
新米っぽく、平和そうな顔をしていた。]
お前、ちょっと来い。(小声)
とりあえず歯を食いしばって舌を上あごに押し付けて、来い。(小声)
[スーツの胸倉を掴み引っ張りながらそう言うと、従業員は戸惑っただろうか。
先ほどの血痕とピンク色の髪の毛を指差す。]
つい先ほど発見した。
パーティーに遅刻は出来ない。
余裕を持って15分前には着いておきたい。
後は頼んだ。
[その従業員に押し付けて、パーティー会場へと。]
[レトを見送った後、一階へ向かうことにした。
レトのことをどうするかはまた後で考えよう。
雇用などを決めるのは自分の仕事ではないが。
そのまま階段を使うことにした。
エレベーターを使うのは、ほとんどお客様。
だから重い荷物を持った従業員以外はなるべく階段を使うほうがいい。
※あくまで個人の見解です]
……?
[三階についた辺りだろうか。
少し向こうのほうで何かが>>26起こっている。
遠くから見て疑問に思ったが……それ以上に気になることがあった。
……マロウの声がしたのだ。]
[カシムが従業員に自分の(と思われる)髪の毛を渡してビビられている間―――]
「だかっ 離せッ、離せー!!」
離しませーん!!!!
[ギリギリと足を掴んで老女を転ばせることに成功する、まるで何かデカイ生き物が潰れたような声がする]
「アンタみたいな糞ガキに何が解るっていうの!!」
わからないよ!
敢えてパーティーを台無しにしにきた人の気持ちなんて!
みんな頑張って成功させようとしてるの!
オトナなんだからおとなしくして!
…あ、これ別にオヤジギャグじゃなくて!
[割と余裕が有るように見えるけれど、それは怖さを振りきってるせい――]
[手に力が入らなくなってきた時、―――職員用倉庫の扉が開いた]
あぐうううううアレクシスぅううう
この人捕まえて!!!
[床に這いつくばってる老女と少女。――ついでにアレクシスの背後からはあの変な鳥!…ばさばさと羽ばたいて老女を威嚇する]
ご、ゴンドラちゃーん!
[涙が出てきた]
ど、どういうこと!?
[わけがわからないが、謎の戦いを起こっている。
鳥使いの情けない声が後ろから聞こえてくるが、相手の気が緩んだのはチャンスだった。]
お客様、申し訳ございません!
[老女の後頭部を向けて、手刀を放った]
―アレクシスチョップの少し前―
「……見つからない、あたしを探してんなら…とっとと…」
[彼女は走り回っていたけれど該当の人間が見つからずに途方に暮れる。…と、慌てた様子の若い従業員が、先輩に対して「血痕が」といっているのを耳に挟む]
「…まさか。……まさか」
[従業員が曲がってきた3階の奥へと進もうとして、足元にキャンディが落ちているのに気づく。―――あの帽子をかぶった女の子に上げた、棒付きキャンディだ。…まさか!]
「あたし……また"誰か"巻き込んだんじゃ―――」
[キャンディの落ちていた廊下を、蘇芳色の髪のお嫁さんは走った]
「あぐぁっ」
[老女は手刀をモロに食らってその場にうずくまった。軽くめまいを起こして倒れている――]
……あうぁあうあ
[涙目でアレクシスに駆け寄った。髪はボサボサだし蹴られてすりむいてるし、かじり過ぎて歯は痛いし散々である]
このおばちゃん、危ないやつだよ…
パーティーをめちゃくちゃに…
[えぐえぐ泣きながら説明する]
[このことは……本館の屋上にいる初代支配人のブロンズ像の仕業ということにしておこう]
……何があったんだ?
めちゃくちゃ、って……
[今日、この言葉を言うのは何度目だろうか?]
[このことは……本館の屋上にいる初代支配人のブロンズ像の仕業ということにしておこう]
めちゃくちゃ、って……
……何があったんだ?
[今日、この言葉を言うのは何度目だろうか?]
……だから、よく解らないけど、
急に羽交い絞めにされて、ここに突っ込まれそうになって、誰か探してるみたいだけど、多分その人に…
[ぐじぐじ鼻をすすりながら説明しようとするが激しくまとまらない内容となった]
「――――間に合った…?いや、間に合ってない、わね…」
[その声に振り返った、びっくりする気持ちとああやっぱりという気持ちでそこにいたお嫁さんを見る]
「ごめん、ね。あたしのせいだわ。……ホテルにも、申し訳ありません」
[最初の言葉はマロウに向かって、次の謝罪はアレクシスに向かって。お嫁さんは極めて冷静に老女を見下ろした。ぐ、と老女が動く。お嫁さんは数回深呼吸してから]
「――もうやめて。…貴方はあたしじゃないし、あたしは貴方じゃない。別々なのよ。………母さん」
羽交い絞めに……?
それは……なんというか……ご苦労さま。
[そんなことが起こっているとも知らないことに対する驚きと、それでも無事だったことに対する安心の二つが混ざり合った、妙な気持ちになった]
あ、いえ、これは……
……突然初代支配人に似た亡霊のようなものが現れまして……
[とっさに出た言葉が言い訳だった。
……鳥使いはゴンドラを抱きしめている。今回は密室だったため無事捕まったようだ]
「え?霊なんて居な………」
[>>39にお嫁さんは一瞬首を傾げたけれど言葉は途中で途切れた。お嫁さんは、老女に続ける]
「だから……あたしはあたしとして生きていく。貴方は、貴方として生きていく。……それだけよ」
「親を、…なんだと思ってんのかね」
「そんなのお互い様じゃない。………―――もう、貴方に何も奪わせない。…貴方も、何も、奪われないように生きて。…もう」
[お嫁さんは老女の前にひざまづいてじっと見つめた。老女は、ほんの少しだけ目を細めたが、吐き捨てる]
「―――したたかになりやがって…」
[それはまるで、老女が発するような言葉ではなかっただろうか。老女はふらりと]
「……うちには娘は居なかった。いいね」
[最後の言葉は、まるで魔女みたいな声色だった。―――老女はそのまま、去っていく。両手で顔を覆って、お嫁さんは泣いていた。涙声のまま]
「ありがと」
[そういって、老女はそのまま廊下の先へ―――]
[お嫁さんはアレクシスとマロウに向き直った]
「ご迷惑をお掛けしました。…もし、これで損害が出ていたら全てあたしにつけてください」
え?!
損害なんて出てないよ!!
ちょっと…亡霊が出ただけだよ!
ねっ!
[アレクシスに片目をバチバチしてアイコンタクトする]
[向き直った女性に]
……申し訳ございません。
……有能な霊能者を呼んでおきますので。
[そう言ってから、おそるおそるアイコンタクトを返した]
「ふふ、あぁ、うん、そうね…あはは、あたしみたいな疫病神が来るんだもん、ふふふ、お祓いはした方がいいかもね」
[アレクシスとマロウを交互に見て、お嫁さんは泣笑いしている。かなりツボに入ったように笑っている。…何故だ。
そうこうしているうちに、旦那さんがやってきて、何事か二人は会話していた、お嫁さんが何か言われて目を丸くしていたのが気になったがまあそれはいいか――
二人からそっと離れるようにしてアレクシスの側に立ち]
おばちゃんはちょっと可哀想だけど。
めでたしですなぁ…
[しみじみ]
/*おまけ
―ワーウルフ・初代支配人のブロンズ像の土台の上―
はっくしゅん!
……誰か、噂してるのかな。
[それは支配人の霊だとかいう話がちらりと出てきたせいなのか、たまたまなのか。
くしゃみをして少し呟いて、そのままもとのポーズに戻ったブロンズ像。この現象は、誰も気付かれることなく行われた]
―没会話集―
「ごめんなさい…」
「……身内に犯罪者がいたとしても。…そんなの、芸術家として箔がつくだけじゃねぇか」
「………バカね」
[彼はそう言って彼女に背中を向ける。まるで呼ばれるように彼女はその背中に顔を伏せて、しばらくそうしていた――]
あ、書き忘れましたけどお嫁さんのお母さんは
狂ってるふりをして
他人を食いあげてるだけです
というひどい設定がついてる
― ホール「シアー」 ―
ねー、手品はまだなのー?
[給仕をする男の人に訊いてみる。返事はイエス。
「ローゼンハイムさんもようやく到着したばかりですし……」といった具合に話が逸れだした頃に、]
ありがとうございますっ。
[軽くお辞儀をしてその場から離れた]
ここもつまんないの。
またお邪魔するのっ。
[とはいえ……ここを離れてどこに行こうか]
「準備は出来ましたかー?」
[ディーンが控室に入った時には、準備を終えたらしいジルが椅子に座っていた。]
は、はい。…あの。
「どうしました?」
あ、いや…何でも…。
「…何か壊しちゃいました?怒りませんから、白状して下さい。」
[言いよどむジルを、ディーンは不審に思う。それが自分の電話にある事には気付かず。
しかし、ジルに口を割るつもりがないようであれば小さく息をついて]
「ま、言いたくなったら言って下さい。」
―控え室―
[マネージャーは言いたくなったら言え、と言ったが。
―言えるわけないじゃないですか。
もしかして、自分の担当から離れちゃうんですか、とか。
きっと甘ったれていると思われるに違いない。
でも、この人でなければ此処まで続かなかったと思う。
とても感謝しているし、ここで担当を離れられるのは自分にとって痛い。
―何か言わなきゃいけないのは、そっちの方なんじゃないですか。
声に出来ない呟きを胸に留め、無意識に拳を握りしめていた。]
[いっぽうそのころ]
「ふ〜ん、本のネタを、ねえ」
[金髪の青年は、自らのことを「僕」と呼びならわす女の人と話していた。
絶賛ナンパ中の同行者から離れ、薄くない本のネタを探しているところ、とのことだが。
作家ならざる青年にはただ相槌をうつことしかできない]
「ついでにオレの探し物……いや探し人も手伝ってくれればありがたいんだが……」
[そう呟きつつ、ぐるりとめぐらせた視線の先に、
ホールから出てきたばかりの少女が(10)
1〜5:映った 6〜10:映らなかった]
― 本館12F ―
[金髪の青年の目を無事かいくぐり、
少女はホテルで一番高いところに来てみた。
アベックだらけだろうと何だろうとおかまいなし。
ただ、ひとつ思い出したことがあった]
そういえば、ここでおとーさんはおかーさんにプロポーズした、って言ってたの。
[ちょこん。と花壇の前にしゃがみこみつつ、呟く]
[ふと、アレクシスを見あげた]
それにしてもあのチョップなかなかすごかったね!
おじさんにも教えたいくらいだったよ。
[ふざけて言うが、やっぱり怖かったので暫くはアレクシスについているつもりでいる。…もちろん、おじさんというのは現支配人をさす]
……パーティーまであとどれくらいだっけ。
[時計は持ってない。…首を傾げる**]
はぁ……。
[事務室にいても仕方がなく、かといって仕事も仰せつかる事なく。
そして謎の探し物の正体も全く解ける事はなく。
あてもないままないない尽くしの俺はホテル内をさまよっていた。何かしたいんだが、何をすればいいのかわからない。このもどかしさよ。]
/*
カツアゲw
カシムさん、ストレスかかってるんですかねー。
ディーンさんはインテリなイメージなので、それ程は強くない。逃げるのは上手い感じ。
[告げられていた出番の時間はもう近いが、一向にお呼びがかからない。
流石に不思議に思ってマネージャーに伺いを立てる。]
…何か、進行遅れていません?
「あぁ、ローデンハイムが遅れて到着しましたからねー。」
あー…そうなんですか。
[ローデンハイムの遅刻癖は小耳には挟んだ事があった。
主役の到着が遅れていたのならそうなるか、とスタッフから声を掛けられるまで待つ事に。**]
新米従業員 タイガが「時間を進める」を選択しました
[いっぽうry]
― 本館2F/ホール「シアー」入り口 ―
[金髪の青年はようやくドロシーの手がかりを見つけた。受付の男の人から]
「さっきエレベーターに乗ったのを見た!?
くそうなんっつーニアミス……」
[ともかく問題はどこの階に向かったのか、だ。
エレベーターを前に考え込んでいると、ポケットの中の携帯が振動した。
メールだ]
「『到着した』………か。
あーどうしよ」
[そのうちにチン、と音を立ててエレベーターのひとつが開く。
それを見て青年は――、
――深く考えずに、エレベーターに飛び乗った**]
― 本館12階・ガーデンにて ―
[街の路地裏で屯している不良には、涼やかなガーデンなど縁がない。息を吸えば、きっといつもと違う味。吐いても、きっといつもと違う匂い]
はぁぁぁぁぁ
[無駄に大きく息をついてみたりして。
ふと見渡せば、同じくぼお、と空を見上げる顔。
溜息をついたのは、今度は自分だった、と少し可笑しくなった]
あんた、ここの宿泊客?
[追われる身なのに、気まぐれに話しかけたのも、きっとこの、緑と星のせいだろう]
[その後女性とはいくらか言葉を交わしたろうか。
見知らぬ、しかもホテルにそぐわぬ風体の男。
拒絶されても、男が気分を悪くすることはない]
そういやパーティー、だったか
……美味いもん食えるかな
[思い出したと同時に鳴いた腹をさすり、意を決して、階下へ向かうことにした。
もう諦めてくれてたら、いいのだが**]
あ―…
[頭をがしがし掻いて、にへら、と誤魔化すように笑う]
バイトの面接、みたいな、うん
[嘘は言っていない]
あんたさっき一階で暗そうな顔してただろ
……俺も面接前で緊張してたから気になって
[言い訳は早口に。
視線は横に逸らされて]
今は、大丈夫なのか?
バイトの面接?
[それには服装がおかしい気がするけど]
……まぁいいかな。
……え?
一階にいらしたんですか?
[全く気づいていなかった。というのも、あれは色々と限界すぎて]
……ええ。
あの時は……ちょっと嫌な夢を見ていただけです。
ああ、合否は後日にって
嘘じゃないぞ
[うんうん、としきりに頷いてみせる]
……つまり
悪い夢は覚めたと
良かったな!
[なんだかよくわからない喩えだったが、きっと大丈夫だろう。
彼女みたいに、今までのことが全部悪い夢で、覚めればいいのにと、ほんの少し羨ましく思う]
……へぇ。
頑張ってくださいね。
[しきりに頷く様子を見て、あながち本当なのかもしれないような気がした]
ええ!
醒ましてくれた人にも、ちゃんとお礼をしなきゃな……
[目の前の人が、全部悪い夢であればいいのにと思っているとは知らず]
ああ………おう、頑張る
[むん、と拳を握り気合いをいれる。今日のアレはともかく、真面目に仕事が出来れば……そう思ったのが、悪夢の始まりだったのだが]
礼は言えるうちに、な
そういやなんかパーティーがあるらしいけど
[と言ったところで
きゅるるるる、と盛大に腹の虫が鳴いた]
あ、あれ?
あれは小さい頃、近所のシスターさんから教わった護身術で……
[今まで無縁だと思っていたものが意外と役に立つ時があるから、人生はわからない。]
えっと……
[腕時計を見て、マロウにも見せる。
――もうすぐだ]**
パーティー……ああ。
みんな、そう言ってますね。
従業員さんも、忙しそうに動き回ってるし。
[レトの腹の虫の声を聞いて]
……よかったら、何かご馳走しましょうか?
え!?
……いやいやいやいや
女の子に奢ってもらうとか、そんな
[ぶんぶんとしきりに首を振る]
……そんな金なさそうに見えたかなー
[と小声でぼやいて、ぽん、と手を叩いた]
そだ、パーティーにいったらただ飯食えるんじゃねぇかな
行こうぜ?
[断られることなんて考えもせず、手を差し出した**]
いえ、いいんですよ?
[暫くは安定した仕事もありそうだし。
そして言葉の後には]
……なるほど、その手がありましたね。
[笑って、レトの手をとった]**
[少し背伸びをして>>67の時計を見る]
うぉあ!
……大変だ!
[金髪の男性が、ドロシーを探索していたことを思い出す。見た目結構ボロボロのままだが構っている時間はなかった]
アレクシス!
もしドロシーちゃん…ゴンドラちゃんを捕まえた時にいた、金髪の女の子!
いたら、213号室に戻るようにいって!
[そう告げて、ぱたぱたと走っていった。途中でゴンドラちゃんにありがとうのなでなでも忘れない――]
―魔女―
[...ホテルの階段を降りていれば、あの老女を見かけて、なぜかわからないけど駆け寄ってしまった。背後から叫ぶ]
お、おばちゃん!!!
ローゼンハイムが来るんだよ?見て行ったらいいよ!
[老女は黙って首を振る]
うーん…あの、じゃ、じゃあその、今度は、…
…楽しい感じで是非ホテルワーウルフに…おこしおまちしております!
[背中越しにフッと笑う、老女はそのまま歩き続けながら]
「……蹴られておいてよく言うね。…無理さ」
む、…無理じゃないです!!
世の中、絶対なんてないんです!
だから絶対無理ってこともないんだ!!
[そして少しうつむいて続けた]
…だっておばちゃんだってさ、ほんとはみんなと楽しくやりたいんでしょ。
だからおばちゃんだってきっと楽しくなれます!
そういうホテルなんだから、ここは。
[謎に威張った、老女は、…何も言わなかった。笑ったかどうか解らない]
「バカな子だよ…これだから子供は嫌いだ。
…それじゃその"奇跡"でもまつとするかね――」
[老女はそのままホテルを出て行った。
外で、親しげではないけれど誰かが待っていた。…何処か戻るところがあるんだなと思えば、少しだけ。ほっとしたかもしれない**]
/*
あ、コンシェルジュさんはおねにいさんでした。
さてさて…主役登場・紹介、一、二曲→その後に他の人の出し物(前座とか)→主役本番かな?
パーティーとか縁がなさ過ぎて…。
[ローゼンハイムが会場に到着したらしく、集まった人々の歓声が聞こえてきた。
こっそりと裏から覗けば、ローゼンハイムがにこやかにファンに向かって手を振っていた。
暫く黄色い歓声と拍手が鳴り響く。
ジルも裏から拍手を送った。
司会による紹介に続いて、ローゼンハイムのトークがあり、曲が披露される。
帽子から覗く白いものは何だろう、と思いつつも、スポットライトに照らされる彼の華やかさに圧倒されていた。
―あれがスターというものだ。]
「ちょっと、ジルさん。何圧倒されてるんですか。」
えあっ?いきなり声掛けないで下さいよ。
「彼が二曲終えたら、いよいよあんた達の出番ですよ。道具確認してください。」
は、はい。
[キャスター付きのワゴンの上に載せた道具を確認する。うん、大丈夫そうだ。
気付けばローゼンハイムは既にはけていて、二人組の芸人が会場で軽快な喋りを披露していた。
―次の出番の人はもうスタンバイしている筈。
…自分の出番は2+{5}番目だ。]
/*
意外と遅いなw
結構いいところだった。
人数的に、後2組くらいでローゼンハイムさん出てくるんじゃないのかな?
持ち時間、何分くらいだろう。15分くらいかな。
[一度始まれば、ゲストの出し物が進んでいく。
途中で鳥使いの演技もあっただろうか。見覚えのある鳥に、思わず見入ってしまったけれど。
やがてスタッフに声を掛けられて、ジルも裏でスタンバイに入る。
マネージャーからは肩を叩かれ、振り返れば]
「まぁ、気負わずやってきて下さいよ。」
―精一杯、頑張ります。
[マネージャーは少しぽかんとした顔をしたが、薄く笑顔を浮かべ。]
「―言うようになりましたねぇ。」
[階段からエレベーターへ移動する。
クラシエ氏がぽつりとつぶやく。]
「面倒なことにならないといいけどな。」
…そうですね。
[エレベーターの中には筋肉隆々で身長が2m以上ありそうなシスターがいた。
うわあ、と圧倒されながらも笑顔を浮かべて挨拶する。]
「パーティーが楽しみねぇ。私は久しぶりに坊ちゃんが大きくなった姿をみたくてね。何年ぶりになるかしら?」
坊ちゃん?
「ここの坊ちゃんですよ。」
[誰のことかよくわからないが適当に相槌。]
[やがて、前の出番の人が裏に戻って来た。
やり切った、いい笑顔だ。自分も何だか嬉しくなって声を掛ける。]
―お疲れ様でした。
「あぁ、あんたも頑張ってな。」
はい、ありがとうございます。
「―続いて、ジル=ハルツェンによる手品ショーになります。」
[と、そこで司会の声でアナウンスが入る。
道具の載ったワゴンを押してくれるのはホテルのスタッフだ。
―一度深呼吸をして、自分の舞台に向かって歩き出す。**]
/*
そか、2メートル越えのシスターってあれか。
アレクさんに護身術教えてくれたシスターか。
〆の手品が決まらないので、離脱ー。
/*
ウオオオオオ とうとういつものくせで「〜F」表記にしちまったあああああ
あ、そして目標は見事に達成ならずでしたよ、と
は、はいいぃっ!!
[落ち着くんだそこの人!と言われて俺はようやく傍に人がいた事に気が付いた。条件反射的にびしっと姿勢を正す。]
あ……そうだ、コンシェルジュに相談すれば……というかあの、これはなんかその、そこに落ちてたと言いますかですね!!
[そうだよこういうのは上司に報告するべきだった!報告、連絡、相談のホウレンソウが大事だって最初に教わったじゃないか!]
[びしっと姿勢を正す従業員。>>81
見ていてなんだか気持ちいいが、あんまり大きな声を出していると野次馬がきちゃうんじゃないかこれ。
……と思っていたら案の定(01)人ほど集まっている。
フロアがフロアだけに風呂あがりと思しき人影もそれなりにいる]
「そこに落ちてた? じゃあ重大な手がかりだね!
ハンカチか何かで包んだほうがいいかもしれない……。
果たして被害者の髪の毛か、それとも犯人の髪の毛かっ?」
[手帳にさらさらと何かを書きとめる姿は探偵に見えるかもしれない。
しかしあくまで作家、探偵ならざる身。手帳の用途もネタを書き留めるにすぎないのだ]
[振り返ると金髪の青年――少女にとっては“おじさん”にあたる男性が、
息せききって駆けてくるところだった]
「探検ごっこは終わりだ。
部屋に戻るぞ。パーティーに備えてちょっと身だしなみ整えなきゃいけないからな〜」
ええー、つまんないの。
そうだおじさん、
おとーさんがおかーさんにプロポーズしたのってどのへんなのっ?
「そこまでは知るか本人に聞けっ! …………あ」
[しまった、とでも言いたげな顔をする金髪の青年。
一方の少女は、青年とは違う理由で、
さっきの台詞に心を乱されていた]
お、おかーさんは今頃ローゼンハイムさんばっか見てるし、
おとーさんはどこでお仕事してるかわかんないじゃんっ!
わからずやっ!
[少女が思わずぶん投げた兎のぬいぐるみが、
青年の顔にクリーンヒットした]
「ふぐっ」
[くぐもった声に重なる、シャッター音とフラッシュ。
それらに背を向け。少女は走る]
「待て、おとーさんはここにいる、いるんだあーっ!!」
[青年の声が届いた様子も見せず]
/*
あ、よく見たら野次馬すっくないwwww
さてもうひと頑張り
あと今のうちに、もしわたしが出したNPC動かしの余地すっくない、って言われてたら、
お叱りは甘んじてうけます
[マロウはぱたぱた走っている、――と、ジルが待機場所で自分の出番を待っているのをちらと見掛けた]
あああっ、ジルさんの手品も始まっちゃう!
どうしよう、ドロシーちゃん見つけて、
プレゼントがあって、手品が!
[支離滅裂なことをわめきながら走る―――>>85
{4} 奇偶 ドロシーに出くわす/青年に出くわす]
[どこだかの廊下か、どこかで>>85の青年に出くわした。ぶつかりそうになって急ブレーキ]
うぉわっちゃあ!
…ああ!
ドロシーちゃん見つかりましたか?!
よ、よし。ハンカチだな。ハンカチ、ハンカチ……
[若干素に戻りつつある俺は、自分のポケットをまさぐった。 カクテルドレス が出てきた。]
……なんでこんなもんがポケットに入ってんだよ!!
[物理的におかしいだろ!と叫びながらドレスを床にたたきつけた。ぺしゃっと音がした。]
あ、おい!
無茶するな!
[と言った時には、マロウはぼろぼろのまま走っていった。慌てて追おうとしたら――
突然そこにいたゴンドラが鳴いた。]
……う、あ、あ、
あ゙ーーーーーーーー!
[アレクシスは怖くて泣いた。
鳥使いの男は戸惑いながらも、出番が間もなく迫っているので急いで会場に向かっていった]
/*
ドロシーちゃんとの時間軸が思ったよりも迫っていたw
上げるのはもうちょっと待とうかな。
手品の流れ、長くなってしまったよ…。
実はもう一つ入れたかったとか。四つも入れれば十分である。
ロープは使いません。
/*
と思ったら、アレクさん泣いちゃった?!(エアなでぽふ)
うあああ、しかし、出番が終わらないと自由に動けない。そしてまだRP的には続きがあるという。最悪、マネージャーとのはエピでも良いか。
[なんだかすごい修羅場が近くで行われた気がする。
よくわからないけれど頑張れお父さん!
そう、心の中で声援を送り、自然にとった手をひいて意を決してエレベーターに乗り込んだ。
知らずにのったが、このエレベーターはパーティー会場となるホール直結らしい。
会場はこちら、と階数表示に張り紙がしてある]
……変な眼鏡とか鳥とか出てきませんように
[ぶつぶつと祈りながら下っていく]
[金髪の青年はガーデンを出て少女を追っていた。
エレベーターを待つ時間すら惜しみ、階段を降りて廊下を駆け階段を降りて廊下を駆け―――]
「ど、どどどどうしようどうしようどーしよ、うわっちゃああ!」
[階段を降りて廊下を駆け、事務室で会った少女>>87とぶつかりそうになった]
「それが、ガーデンで見つけるには見つけたんだが、
…………わからずやって言われちまった」
[片手に持つ、投げつけられた兎のぬいぐるみに、力なく視線を落として続ける]
「こんなことになるなら、おとーさんが来る、ってことを秘密にしねえ方がよかったかもな。
たとえ道に迷ったり、急に予定が入ったりして来れなくなって、
結局泣くとこを見る羽目になったとしても――」
[>>93のぬいぐるみを見つめた、くってりと青年の手に収まるそれはなんだか泣いているように見えて]
………わからず屋?
[などと鸚鵡返ししながら続く言葉を聞く]
…あ、なるほど――プレゼントって。そうか…
とりあえず、追いかけましょう!
過ぎたことはもうどうしようもないんだから!
これからどうするかですよ!
[ぐっと拳を青年に向けた。でもすぐに心配気になり]
でも、もうあんまり時間がないです!
あああ、私に魔法が使えたら全部一箇所に集めるのにいい!
[チーン]
[開いた扉。
鳥と思しき鳴き声と、………何かの声がした。
パーティーはもう始まってるように、初パーディーな男には思えた]
あ
……ごめんな、つい手なんてとっちゃって
[エレベーター内で離した手をひらりと振って、鳴き声の元を探してホール内を見渡した。
ステージ上でも何かイベントをやっているようだ]
「これから、どうするか」
[マロウ>>94の言葉をおうむ返しに呟いた後、]
「………ありがとう。元気出た」
[にっ、と笑いかける。>>94
ぬいぐるみの表情も、笑ってるように見える、かもしれない]
「追いかけるも何も、パーティー会場に行けば会えると思うんだよな。
手品、見るって言ってたんだろ?
問題は家族水入らずの時間があるかどうかなんだ」
[問題は、そう。
スケジュールが詰まっている少女の父に、ホテルに残っていられる時間があるかどうか。
今夜もどこか別のホテルで会合の予定があると聞いているのだが――
携帯が振動する。
メールだ。
差出人は先程>>58と同様少女の父で、内容は]
「…………。
会合相手の乗った車が事故に巻き込まれたから、
今日の会合は中止になった、だと。
――やったぞ! 不謹慎だが!」
[満面の笑みを見せて、青年はマロウの肩を叩こうとした。
ちなみに。
その事故は、とんでもないスピードで走り抜けるワゴン車を避けようとして発生したことがメールには書かれていたが、
あまり関係なさそうだと判断して語らなかった]
[青年に肩を叩かれてぱちくりとする。
けれどその笑みの示すところに気づくと]
やった!!
あとは、三人が出会うだけですね!
……そおだ、…できるかわからないけど、こんなのはどうですか?
[青年へみみうち。
ドロシーの前に、お父さんとお母さんがでてくる手品を、ジルに仕込んでもらうのだ]
ー2階パーティー会場ー
[クラシエ氏が先ほどのシスターと談笑しつつ、主賓の元へと向かう。
まずは主賓に挨拶だ。
シスターは支配人に]
「おやおや。あんたも歳取ったねえ。」
[などと気安く話しかける。
クラシエ氏もきっちりと堅苦しい挨拶を済ませ、和やかな談笑のフェーズ。]
―かんけいないおはなし―
「はぁー…せめてパーティーで何か食べたいよ、代わりの人員居ないとかありえない…」
[その時、救護室で担当医はぐでっとしていた。そこに降ってくる声がひとつ]
「お医者さん、どーしたの?」
「どうもこうもないよ…って、ええ?!」
[それは、タイガに謎掛けをした少年だった。――何しているんだと尋ねる前に少年は救護室にすえられたレトロな電話機をいじくりまわしている]
「そばでぺったりしてるだけが愛じゃないよね!
遠くから見守るのも、とっても大事だよね」
[何を言ってるんだ?と首を傾げつつ担当医は少年から受話器を奪い取る。――つながってないか確認しようとして担当医はビビった]
「ひえええ!す、すみません!子供がちょっと間違ってかけて!…あ、マテコラ、どこへ!」
[変なところへかかっていた。慌てていると少年はぶらりと外へ――]
/*
君に届けこの考察ー♪
引き裂かれた二つのライン♪行き場の無い言葉が灰を埋め尽くし♪
なぜ敵陣営であったのかと問いかける術はランダム神に散る♪
揺らぐことない真視などなく、進んだ先に求める勝利がある♪
赤も白も灰も今すべて身にまとって♪
君の考察僕の質問♪
重なり合った瞬間♪
何が産まれる?
Do you believe in victory?
―かんけいないおはなし2―
["お嫁さん"のところへ来る前の"旦那さん"は、電話を切った後、何故か救護室に来ていた。
どうして足を向ける気になったかというと、オープニングセレモニーのためにリハーサル中の楽団の一人が大きな弦楽器を抱えたまま、「ツイてない〜♪今日も明日も〜悲しみの救護室〜♪」などと歌っていたから、という理由があるがそれは多分、本編に関係ない]
「あのう、すみません…―――」
[担当医は電話中だったが]
「はあ?そちら░▓▒▓█ ▓░░▓▒ですか、なんでそこにかかったのかな、アハハハ…」
「……」
[旦那さんはそれを聞いてすみませんといってから少々乱暴に受話器を奪い取った。
…それから少し、担当医が「何するんだー!?」と言っている横で電話の相手と話をして、――切った]
「…すみません、ちょっと状況がわからないけど……とにかく助かりました。……よし」
「え?!なにがよしなんだよ!全然良くないよ?!」
[担当医がぽかんとしている隙に彼はいなくなり、すべてが終わった3階倉庫の前の廊下へ行ったのだった――]
[パーティーは仕事だ。
量的側面からは効率よくたくさんの人と話し、たくさんの人に印象に残ること。
質的側面では話すべき人は誰か、どういう印象を残せるか。
グラス一つ持ち、クラシエと共に会場をくるくると回る。
自分にやるべきことは殆ど無い。
以前会ったはずの人の名前をクラシエが忘れていたら耳打ちしたり、一人と会話する時間が長引いていると、そっと促したり。そんな程度。]
/*
うーんどうしようかな
まあキャパ以上のことはできないので、レトだけは解決しよう
エピでいいんだけどね(時計みつつ
観客になりきろうかな?
ぱーてぃーはいれたのはなんで?っていう
(エレベーター直結だから
はいっ!
だって私はこのホテルに住んでるんだから。
なんでも…とまではいえないけど……、
でも近道は沢山知ってるの!
[呟いた声にえへんとまた、胸を張った>>105。ホールへの近道は知っている。スタッフには、アレクシスから頼まれたと嘘つけば大丈夫。
――もうほぼショーは始まりかけているけど、後ろからジルに声をかければきっと出来る、そんな気がした]
行きましょう!
みんなきっと笑えます!
[走りだした――]
― 手品ショー ―
はじめましての方も多いかと思います。私はジル=ハルツェン。
宜しければお見知りおきを。
[真っ赤なカーテンをバックに、胸の前に手を当てて恭しくお辞儀をしてみせる。
背後には手品の道具を載せたキャスター付きのワゴンが置いてあった。]
―まずはこちらから。
[道具その中から黒いケーンを手に取ると、一度観客に見せてから真ん中あたりで握っていた手を離す。
―するとケーンはジルの手を中心に回転を始めた。
そして今度は縦の状態で宙に浮いたまま、ジルの手の動きに合わせて左へ右へとゆらゆらと動く。
―ダンシングケーンだ。
ケーンの動く幅は徐々に広くなっていった。]
―かんけいないおはなし3―
「………行くか」
[ホテルの外では、誰かが老女を待っていた。
旦那さんの電話の相手、である]
「ソウシマショウ」
[まるで狂った魔女に戻ったような声で、老女は促されて車に乗り込むのだった――― 了]
―ショー会場―
[ジルは今まさにでようとしているところだったかもしれない。ジルに声をかけようとすれば、マネージャーに引き止められる。]
もー!
ちょっと魔法を使って欲しいだけなんです!
…ああえっと、…ごにょごにょでごにょごにょで…
[経緯を説明した。青年からもきっと説明があるはずで。
マネージャーは面白そうだという顔をしたが、一拍遅れて本人の意向を問うような事を言っただろうか]
ジルさん!お願いします!
[マロウは少し離れたジルの目を見た―――アナウンスは流れる、「ジル=ハルツェンさん、どうぞ」――]
ふふふ、ちょっと元気になって来たようですね。
これが気を抜くと結構なやんちゃもので、私も扱いには苦労しているんです。
[おどけた口調でケーンを手に取ると、次は指で輪を作った中を上下に移動し、すぅっとジルの手に納まる。
今度は軽く斜め前に向かって投げると吸い寄せられるように手の中に戻ってきた。
しかし繰り返している内にケーンの動きは大きくなり、やがてはジルの周囲をくるりと回転する。
慌てて掴もうとするジルの手からするりと逃げた。]
…おっと。
あぁ、もう大人しくしなさいってば。
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