情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
朱雀 カスパル は 麒麟 アリーセ に投票した
白鵠 ローレル は 麒麟 アリーセ に投票した
蒼龍 ジークムント は 麒麟 アリーセ に投票した
孔雀 ローズマリー は 麒麟 アリーセ に投票した
鳳凰 ロー・シェン は 麒麟 アリーセ に投票した
麒麟 アリーセ は 白虎 シェットラント に投票した
応龍 ラートリー は 麒麟 アリーセ に投票した
玄武 リエヴル は 麒麟 アリーセ に投票した
霊亀 ノトカー は 白虎 シェットラント に投票した
白虎 シェットラント は 白虎 シェットラント に投票した
麒麟 アリーセ は村人の手により処刑された。
蒼龍 ジークムント は、白鵠 ローレル を護衛している。
鳳凰 ロー・シェン は、孔雀 ローズマリー を護衛している。
次の日の朝、応龍 ラートリー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、朱雀 カスパル、白鵠 ローレル、蒼龍 ジークムント、孔雀 ローズマリー、鳳凰 ロー・シェン、玄武 リエヴル、霊亀 ノトカー、白虎 シェットラントの8名。
/*
ってか、圧倒的に俺なんですけど…(汗
こないだの勝敗ランダム村はランダムで全然選ばれなくて
むっきゃーってなったけどさ!
/*
アリーセ…ラ神を恨んでいいと思うよ(南無
そしてやっぱり、ラートリーと話せないままの罠…
エピまで我慢ですか、そうですか…orz
/*
うわぁ。外野はノトカー以外全員▼アリーセとかっ。
……いやまぁ、うん、偏りっぷりにびっくりしますがな。
で、龍対決は、狙撃手に軍配か、それとも人狼化かな?
とと、ランダムまた振らんとね。{6}
白虎 シェットラントは、玄武 リエヴル を投票先に選びました。
☆業務連絡
一と二の演舞、お疲れ様でした!
各自、独り言で1d6。偶数が出たら玄武に、奇数が出たら霊亀に投票をセットしてください。
玄武と霊亀もダイスを振り、結果に従ってセットしてください。
朱雀と鳳凰は、孔雀に護衛と襲撃をセットしてください。
蒼龍は、状態変化起きていますでしょうか?
もし人狼化が起きていた場合は、おまかせ設定のままでお願いします。
狙撃手のままであれば、白鵠に護衛セットしてください。
朱雀 カスパルは、孔雀 ローズマリー を能力(襲う)の対象に選びました。
霊亀 ノトカーは、玄武 リエヴル を投票先に選びました。
蒼龍 ジークムントは、玄武 リエヴル を投票先に選びました。
蒼龍 ジークムントは、白鵠 ローレル を能力(守る)の対象に選びました。
孔雀 ローズマリーは、霊亀 ノトカー を投票先に選びました。
白鵠 ローレルは、霊亀 ノトカー を投票先に選びました。
玄武 リエヴルは、玄武 リエヴル を投票先に選びました。
/*
奇数だったのでデフォカスパル様からノトカー様にセット。
したところで、今日ちょっと時間ないんだよな…!
とりあえずメモだけ貼ろう。
/*
あ、とデフォ投票は蒼龍さまでした。
……うん、ロレちゃん( は蒼龍様の事、好きですよ?(*ノノ)
[独り言で告白きゃ]
朱雀 カスパルは、玄武 リエヴル を投票先に選びました。
/*
わーい。負けたー!しかも完膚なきまでにw(嬉しいのか
蒼龍殿、多分これが一番確率的には高い結果です。
人狼化まで起きてたら、貴方どれだけーってなりますけどね!(ぉ
しかしバトルの最後は蛇足になったような。
水球で防ごうとした所までで切って置けばよかった。刀跳ね上げネタの思いつきが気に入ってやりすぎちゃいましたね。
ごめんなさい。
/*
……ほんとに、なぁ。
誰だよ、すーぱー定時退社日なんて思いついて実行に移したヤツは……!
そして、月末の色々と大変な時期のそこに飲み会入れるとか、誰や言い出したん……!
まあ、家のあれそれもあるし、早目に抜けさせてもらうことはできるだろうが……!
/*
そういえば昨日分はアリーセが大人気だったのですね。
票には影響しないけど、こっそり振っておいてみましょう。
{4}
/*
偶数は玄武殿。
どうにも縁故先に投票させたいらしいです、ラ神はwww
さて、実際にはどうなるのでしょうね。ドキドキ。
鳳凰 ロー・シェンは、孔雀 ローズマリー を能力(守る)の対象に選びました。
[肩を、頬を、黄焔がかすめるも。
青年は好機を逃さず、身体の軸をぶらさぬままに捻り、ぐ、と斬り上げる。
がち、とぶつかる黄焔と白銀。光りが爆ぜた。]
鳳凰 ロー・シェンは、玄武 リエヴル を投票先に選びました。
[光が失せると同時、どぅっとアリーセが倒れ込む音に、青年は吾に返る。]
――ッ……。
[呼吸を取り戻しながら、ゆっくりと振り返った。]
―――……。
[勝ったことへの喜びよりも、終わりへの寂しさのがより強く胸中を渦巻くのを感じながら、アリーセを抱き起こそうと一歩踏み出せば。]
くッ―――!!
[わき腹に響く激痛、呼吸が止まる。
とっさに左手で押さえればぬめりとした感触。
立ち位置はさほど動いてはいないとは言え、身体を捻れば当然わき腹にも負担は掛かる。]
[柄握る手が緩み、呉鉤を取り落とす。
乾いた金属音を遠くに感じながら、意識までも*手放した。*]
/*
うーむ、やっぱ自分のロールって細やかさが足りんなぁ、と。
アリーセさんや龍お二人の戦闘ロールを見て思うのです。
― 武舞台・観覧席 ―
きゃぅ!
[地の舞で起きたまばゆい光に、思わず眼を瞑ってしまい。
その光が収まった後に起きた出来事に、わたわたとしながらすっ飛んで行き。
シェットラントとアリーセ、どちらに対しても、傷を塞ぎ、痛みを和らげる歌を奏で。
アリーセは途中で姉に引き継ぐ(?)事と*なっただろう*]
― 武舞台 湖畔 ―
[開いた龍の顎門に大きな水球が立ち塞がる。
けれど渦を巻く身体を持つそれは、水球を掻き乱し散じさせようと迫る勢いを止めない。
そんな中、ラートリーの声に呼応して、眼下に広がる湖が巨大な水柱を吹き上げた。
水柱は対峙する二人の下まで伸び上がってくる]
さっき落ちた刀か!
…くっ!!
[吹き上がる水の中に黒鋼の刀身を見た。
これだけの質量の水に巻き込まれれば体勢を崩すのは必死。
けれど逃げるには刻足らず、薙刀に気を込めたところでジークムントの姿は水柱に呑まれた]
[跳ね上がった水練刀が伸ばされたラートリーの右腕に近付く。
触れるか触れないか、そこまでお互いが近付いたその時]
[ジークムントを呑み込んだ水柱が大きく爆発。
数多の飛沫へと変わり、四方八方へと飛び散る。
それと同時に翔けた一陣の風が、閃光を伴ってラートリーを襲った。
彼女は水練刀を手にしていたかどうか。
どちらにせよ、翔けた風刃はラートリーの身に届き、切り裂いたところから雷撃が迸る。
二段構えの一撃に、バランスを崩したラートリーが湖へと落ちて行った]
っ……は、ぁ。
溺れるかと思った。
[水柱に呑まれびしょ濡れとなった姿で大きく息を吐く。
眼下に意識を向ければ、湖に落ちたラートリーが沈むことなく湖面を漂っていた。
沈まぬ対処をするくらいには意識を保てているらしい。
ジークムントも高度を落とすと、湖面の上に漂いラートリーへと声をかけた]
大丈夫かい?
少しやりすぎてしまったかな。
[そう訊ねかけながら、傷の浅い右手を差し出す]
お互い力を出し切れただろうか。
私達の演舞、お気に召して頂けると良いのだけれど。
[勝敗については口にしない。
これは演舞であり、勝負ではないのだ]
我らが天帝に捧げし一の演舞、これにて終演とする。
天地の太平のために研鑽を重ねし我らの武勇。
示す舞台を得られたこと、心より感謝申し上げる。
[続く宣は観戦する者に対してのもの。
朗々と語り上げて頭を垂れると、それが終了の合図となった]
[終わりを実感して気が緩むと、くらりと視界が揺れる。
疲労と出血により身体は重かったが、演舞をやりきった達成感に気は昂ぶったままだった*]
― 武舞台・観覧席 ―
[ 癒し手たる白鵠の姫が、アリーセとシェットラントに駆け寄って行くのを一瞥してから、男は空へと視線を戻す ]
美しいな…
[ 百花蒼嵐、咲き乱れる花より生まれし龍が咆哮あげて天翔ける。迎え撃つラートリーも、未だ勝機を手放さず、湖より輝く水柱が蒼天へと駆け昇った。そのどちらもが、息を呑むほどに、力強く美しい ]
/*
どう落とすかで悩んで時間を食ったという。
水練刀弾いて降伏勧告するのも考えたけど、何となく勝ち負けの明確な区別をしたくなくてあんな風になった。
競いはするが勝負ではなく演舞だし、と言うのが大きな理由。
/*
さて、怪我メモ。
・左腕は縦横の十字傷。
・右腕は横一閃の軽症。
・背中に複数の刺し傷。
・左肩に縦傷。
大変だ、仰向けになれない(爆
[ この美しき演舞を、時の終わりまでも見つめていたい、そう思わせるような双龍の舞。しかしその「時」にも終わりは来る ]
…さすが、と言わざるをえんな。
[ 演舞の結ばれしを告げる凛とした宣を耳にしながら、男が口にしたは、ジークムントとラートリー、二人共に捧げる賛辞。
その美しき二人の舞手が、友と呼べる者達であることを誇りと思う胸の内が、満足気な笑みとなって浮かんでいた* ]
― 翌日・武舞台 ―
[ 明けて、翌日。演舞開始直前の武舞台には、第四の演者たる玄武、霊亀の姿は未だ無く、熱気孕んだひとときの静寂の内に在る ]
―― ざ、ざざ…
[ その静寂の彼方より、遠く響くは、天の蒼穹に届くはずなき波の音… ]
――― ざん…ざざん…
[ 遠く近く寄せては返すその音は、やがて実体を伴って忽ちのうちに天穹映す蒼海となって武舞台の上に広がりゆく ]
『…天地神明、一天四海、いざ照覧あれ』
[ 朗々と響き渡りし言霊と共に ]
―― ― - - ざんっ…!
[ 穏やかに見えた蒼海は、一転、荒々しい波涛に揺れる ]
[ それは、深き藍と冷たく激しい白の波が高く逆巻き、渦を為す、玄武神の司りし荒々しき冬の海 ]
[ やがて、渦巻く波涛のただ中に、漆黒の影が浮かび上がる ]
『北極佑聖真君の名において、我、霊亀の君と共に演舞を舞わん』
[ 泡立つ波涛の上に、まるで地を踏むと同じように涼し気に立ち、男は漆黒の外套を翻す。
一際大きく翻った漆黒は、闇色の炎となって燃えあがり、玄武神の手の中で、黒曜の鈍く輝くひと振りの直刀…北斗七星の印刻みし、神刀七星剣へと姿を変えた ]
[ 剣携える玄武神の装いは、やはり漆黒。
しかし、武神として戦の場に立つ際の鎧ではなく、纏うのは地上の遊牧の民の礼装に似た衣装 ]
[ 一見、黒一色の簡素なものに見えるが、目を凝らせば、その闇色の中に、淡く輝く天河のごとき光の帯が肩口から斜めに浮かび上がっているのが見える ]
[ 七星剣の、黒曜の柄を胸の前に握り、切っ先を頭上に向けて、更なる言霊を玄武神は紡ぐ ]
『北斗招来…!』
[ その声に応じ、武舞台の頭上の蒼天には、昼の空に昇るは有り得ぬ北斗七星が、煌々と青白き光放って輝き昇る** ]
アッ!
[術を破られた反動に小さな声が漏れる。
それとほぼ同時、飛び込んできた風刃が刀を握ったばかりの腕の付根、肩口をザックリと切り裂いた。
直後、二段構えとなっていた衝撃が身体の奥までを貫く]
アァァッ!
[全身に痺れが広がり、より強い風の力に翼が孕んでいた風も散ってゆく。その状態で身体を支えられるはずもなく、自然と翼は畳まれ、天穹から湖面へと背を下にして落ちてゆく。
放った水流がジークムントをどうしたか、確認する余裕もない。そんな中でも意地なのか、手に戻った水錬刀はギリギリ緩くも握っていたりしたけれど]
――バシャン!
[派手な水音を立てて一度沈みかけ、ぷかりと湖面に浮かび上がる。意識が残っていれば、これくらいは術を使うまでもない。
けれど痺れが残っていて自分からは身を起こせなかった]
[勝敗のことは口にされない。いかにも蒼龍の君らしい懐の深さであり、この場に相応しいものだ]
お相手、ありがとうございました。
[だから感謝の一言だけを伝えて、ふらつきを残しながらも彼の横に並び立ち]
[鳳凰は先に飛んでいく。
いずこかの木の上の特等席にでも行ったのだろうと思う。
特等席を見送ってするすると前へ進もうとするのは知らぬからというよりは、リエヴルの思うとおりで、またそんな特等席があると聞けば一も二もなく遠慮する]
その席絶対お腹が鳴るから嫌だ。
[せっかく拝謁の際には我慢したのに、と、答える顔は真剣そのもの]
―武舞台―
[決まった、と思った。
…いや、決めてやると思った。
いずれにしても、もうまともには動けない。
だから渾身の力を振り絞って、最後の大技を放ったのだ。]
…………、―――。
[技が交差し、力が弾けた光の中、
立ち続ける力すら使い尽くし…
ただ満足げににやりと笑って意識を手放した。]
―治療院―
[運び込まれてもくうくうと寝息を立て続ける。
このまま起きないんじゃないかと、傍に出てきた麒麟も思うくらい、
疲弊は激しかった。]
『申し訳ない。無理をさせてしまいましたね…。』
[麒麟は傍らにちょこんと座り、器を見やる。
戦いの間は器の力となることに徹して器と意識を一にしているため、
ブレーキはかけられなかったのだ。]
『肋骨3本、左肩は脱臼しかけ、全身打撲に擦り傷だらけ…。
もう少し怪我しないように考えてくれるようになると、いいんですけどねえ。』
[普通の地上人ならば、1ヶ月は動けないような有様だ。
ここでは命の危険はないからいいものの、
いざ実戦でここまでエキサイトされては…と心配に思う一方、
これからの成長がとても楽しみで、なんとも複雑な気分の麒麟なのであった。**]
― 武舞台・観覧席 ―
[響き、交差する気迫。
黄焔と白銀がぶつかり合い、光が爆ぜる]
…………。
[目を細めるは無言のまま。
爆ぜた光は静まり、火の気が倒れる]
……火剋金の理、反剋した、か。
[零れたのは小さな呟き。
それから、一つ息を吐いて]
……しっかしまあ、無茶しやがって。
後で、痛いメ見なきゃいいが。
[呆れたように言いながら、けれど、声音も表情もどこか楽しげなものを帯びる]
とはいえ、互いにいい初陣になったな、これは。
[得られたものは大きいだろう、と。
アリーセを抱き起こそうとするも届かず、倒れたシェットラントの様子に小さく呟く。
それから、視線は天にて繰り広げられる、舞へ]
……さすが……と、いうところかな、ここは。
[舞と称するに相応しい、猛々しくも華やかなる力の応酬。
その結末に、小さく呟く。
壮麗たる演舞は、蒼龍の宣を持って終わりを告げる。
一の演舞と、二の演舞。
双方に幕が引かれ、武舞台の周囲は、昂揚が齎す熱気に包まれるかのよう。
その感触を心地よい──と、思うと、同時]
……この『後で』というのは、なんともはや。
重責だな。
[感じるものに、冗談めかした口調で、こんな呟きを落とす。
もっとも、言うほどに重圧を感じてはいない。
ただ、そうやって紛らわせないと、昂揚に飲まれてしまいそうだった]
無様な戦いはできん、し……全力を尽くすとなれば、やはり。
[呟き、目を開けて。
見上げるは──蒼穹]
それが叶う場での対峙を望むべき……だよ、なぁ。
[呟いて、周囲の気を辿る。
あの時、共に歩いた土の気の感触は、確り、覚えている。
それが、そう遠くない場所に感じられるのも、わかってはいたけれど。
それでも、直接そこへ出向いて声をかけよう、とは思わなかった。
向こうがこちらを確りと認識していない、とは知らぬまま。
ぐ、と手を握り、火の気を集わせる。
開いた手の上には、鮮やかなる朱色の羽が、一枚]
『翼の加護を等しく受けし者同士として、鳳凰殿に提案を。
明日の三の演舞、その舞台は無限なる蒼穹と定めるのはどうだろうか』
[力を持って編んだ羽に込めるのは、こんな言霊。
手をすい、と上へ翳したなら、力を帯びた羽はふわり、鳳凰と共にある護り手の元へと飛んでゆく。
彼が手を触れたならば言霊は解き放たれ、羽は炎となって消え失せる、そんなまじないも同時に込めておいた]
……さて、と。
少しばかり、高まりすぎた部分もあるし。
軽く、発散させておかんとなあ……。
[ごくごく軽い口調で言った後、武舞台の側を離れて歩き出す。
朱雀の尾羽を模した飾り帯、そこにつけられた鈴がしゃら、と音を立てた。*]
― 観戦席 ―
[リエヴルは両舞台が見渡せる席で観戦するようで、男はそれに習って……とは思えどついつい前の方へと見ている間に足はすすんだ。
僅かに先に決着が付いたのは二の演舞。
金の火花がきらきらとと輝くような香り麒麟と、鍛え上げた鋼の刃のごとき清々とした香りの白虎との武技による試合は、両者が終演を宣言をすることのないまま武舞台は静寂に包まる。一瞬の後、観客席から歓声が沸き上がった]
これが演舞。
[吸い込まれる様に見ていた男も、我に返って拍手を送る]
[一の演舞は両者の宣言したとおりに華やかで、木気と水気は互いに高め合い天に駆け上がるように技を競いあっていった。演舞と呼ぶにふさわしい戦いに、やはり、拍手を送る。
そうして演舞が終わってからしばらく、残り香に身を浸すように、舞う者の居なくなった武舞台を眺めていた]
/*
っと、中の人予想しておこう。
カスパル:たすく氏
ラートリー:May氏
ジークムント:rokoa氏
リエヴル:fuka氏
ローレル:rinne氏
ノトカー:tougo氏
ローシェン:suzukake氏
アリーセ:Cadenza氏
ローズマリー:nadia氏
たすく氏は鉄板だけど他の方は自信なし。
まぁ、年単位のお久しぶりか、もしくははじめまして、だしね。
― 翌日早朝・治療院の入り口 ―
[武舞台に向かう道、昨日のような寄り道はしない。
ただ土を踏む感触が楽しくて、つい遠回りはした。
昨日舞った護り手や歌姫達がそこにいるのかどうかもわからないが]
……。
[手に持っていた鳳凰の長い尾羽を一本、入り口近くの高木の幹に挿しておく]
『いいか?』
うん、行こう。
[鳳凰は今はまだ、丸い毛玉のまま*]
― 翌日早朝:中庭奥の泉 ―
[目覚めた後、装いを改めるなどの支度を一通り整えた後に行ったのは、気を均す事。
昂りが火を強め、無用なる破壊の衝動に飲まれぬように、と。
強き水の気満ちる場所で、太刀を構え、呼吸を整えた]
……我が火はただ、無為に破壊を求めるのみに非ず。
命廻らす炎として。
揺らぎなく、己が務め、果たさん。
[紡ぐのは、小さな、宣。
数度、深く息をして、ゆっくりと目を開ける]
……さて、それじゃあ。
行くと、するか。
[小さく呟き、歩き出す。
昨日の略式の礼装とは異なり、今、身に纏うのは赤を主体に黒を織り込んだ
腰に結わえた飾り帯だけは、昨日と同じもの。
それが奏でるしゃら、という涼しい音と共に向かうは演舞の場──武舞台]
― 武舞台 ―
[やって来た武舞台を取り巻くのは、昨日と変わらぬ──否、昨日の昂りをもどこかに潜ませた、熱気。
その感触に僅か目を細めるも、揺らぐことはなく。
赤と黒の装束、手には大太刀の形を取る焔翼剣を提げ。
涼やかな鈴の音と共に、舞台の中央へと進み出る]
……お隣は、相当に派手なようだな。
[直に見ずとも、四の演舞の舞台からの力は感じられる。
とはいえ、そちらに惹かれている余裕などはない。
だからすぐにそちらからは意識を逸らした]
― 武舞台 ―
[三の演舞が行われる真なる場所――の下、大地に足をつけたまま、男は空を見上げてみる]
眩しいね。
[晴天、蒼穹、演舞日和。
空でやろう。
朱雀の言霊はそう告げた。ある種の予感は確信めいていて、会いに行って返事をすることも出来たのだろうがそうはしなかった]
俺の分、返して貰っていい?
[昨日までと同じ、一族の正装。五色の帯を付けた姿で、肩に留まる鳳凰を見る]
『おぬしが全力で受けねば礼を失するじゃろうが』
[そうだね、とくすりと笑った]
――セシメヨ。
[指先で宙に描くのは古代文字と曲線を繋げた陣。二重の円を文字が飾れば、ほのかに光を放つのもこの明るさでは目立つまい]
[肩に乗っていた鳳凰が、ぽんと飛ぶと陣をくぐる。
通り抜けて出てきた姿は、人の身の丈よりもやや大きな、五色の鳥――嘴は鶏、頷は燕、頸は蛇、背は亀、尾は魚と目出度いものを集めたような真の姿に戻り、高い鳴き声を上げるとそのまま空へと飛び立っていく]
よいしょ。
[鳳凰を見送って、輝きを残す陣に手を触れると、そこから抜き出すのは半月斧。鳳凰の羽の模様が入ったそれを背負う。
陣に残る土の気は、陣ごと、己の指先から吸収した]
[全ての準備を整えて、武舞台の中央へ進み出る]
また、だったね。
[四の演舞が行われる場所から漂う香りも、一際であったけれども、今自分の欲を引きつけるのは目の前の男の持つ火の気。
すでにそこに立つ姿を認めれば、唇が弧を描くのを止めようもなかった*]
……で。
昨日の提案は、受けていただける、という事でいいのかな?
[返事はなかった。
それが逆に肯定のように思えてはいた]
とはいえ……全力を出す以上。
これを開かない、って選択肢は、俺にはないんだけど、な。
[言葉と共に、一際強い火の気が踊る。
鮮やかなる朱の流れは集い、炎思わす気を揺らがせる一対の翼を背に織り成した。
同時、右手に提げた大太刀の切っ先が下を向く。
それがいつでも動ける構えである、とは。
過去の演舞を知る者であれば、すぐにそれと気づけようが。*]
― 武舞台 ―
うん。本当だった。また、あえて嬉しい。
[楽しげな笑みを見れば、あのとき言っていった「また」の意味は確かに通じていたのだと思う。
未だ定められていなかった運命が、もしかしたらあのとき決まったのかも知れないと思えば笑みは深まった]
四瑞が一、鳳凰を頂く一族、神喰いの末裔、ロー・シェン。
こちらこそ、朱雀 カスパル。
[朱雀、と名を呼び。笑みを絶やさぬまま、名乗りを返すと礼を返した]
もう返事はしたつもりだけれど?
[提案を受けるか、その言葉に応えたのは、既に上空を舞う、鳳凰の高い声]
こちらも全力で、だからね。
[鳳凰は、とある約束のため全ての力を器に与えることも出来なければ、姿を失うわけにもいかない。
鳳凰としての全力。であれば、この形――鳳凰が飛翔し、宿主が刃を振るうのが最適ではないか、と男は思う]
[この状況ではそんな長話をして、詳しい理由を述べる時間も無ければ]
ふふ、良いね。
[炎を従え翼を宿す相手には、理由を述べる必要もなさそうだ。
炎の香りが高まって、ぺろりと唇を舐める。
相手の太刀の先が下がるのに、笑みを抑えて目を細める。
こちらはまずは無手。
軽く拳を握って、軽く右の踵を引く、構え*]
……朱雀がカスパル、いざ、参るっ!
[響く、宣。
軽く身を屈めた後、地を蹴って。
朱の翼を大きく羽ばたかせる。
飾り帯の鈴がしゃらん、と高く鳴った。
高度を取りつつ、提げていた大太刀の切っ先を後ろへ向けて回しながら、上へと上げて。
大上段の位置で柄を両手で握り、降下の勢いをつけた斜め斬り下ろしの一撃を持って、飛び込んだ。*]
― 一の演舞後 ―
……っ。
[演舞での負傷は少なくなく、武舞台を降りるとその痛みに軽く顔を顰めることになる。
二の演舞は一の演舞より先んじて終了したらしく、武舞台に上がった二人は治療を受けていると聞いた]
あちらも盛り上がったようだね。
そう言えば、白虎のと麒麟のとは挨拶もまともに出来ていなかったな。
[その上演舞も観覧出来なかったと言う縁の無さ。
目通りならば後でも出来ようと気を取り直し、自身の負傷の具合を確かめる]
左腕に二箇所、右腕に一箇所。
左肩に縦一閃と、背に穿ちが複数。
後は水流による打撲、か。
しばらくは横になるのが辛いかもしれないな。
[少なくとも仰向けにはなれまい。
ともあれ治療を受けるのは必須であるため、先ずは治療に専念することとなる*]
― 翌日・武舞台観覧 ―
[昨日の戦装束とは異なり、傷に障らぬようゆったりとした裾の長い衣を身に纏い、双方の武舞台が臨める場所へと姿を現す。
三の演舞は蒼穹にて。
四の演舞は各々が作り成した舞台にて執り行われる模様。
どちらも興味の尽きぬ戦いとなるだろう]
随分と派手にやってるね。
[海より出で、星をも呼び出したリエヴルを見てそんな感想を零す。
転生を繰り返し地の護り手の任を全うする玄武神。
遠来よりの友の武勇を見るのも久方ぶりだな、と。
意識は主に四の演舞へと向かっていた]
― 一・二の演舞 後 ―
蒼龍の君、応龍の君。
孔雀に御座います。
御二方共、一を冠するに相応しき見事な演舞で御座いました。
[武舞台には上がらず、蒼龍に次いで応龍が口上を述べるを膝をつき頭を垂れて聞き。
終えてすぐ、声をかけた。]
僭越では御座いますが、今より暫く私の声に御身を委ねて頂きたく。
どうぞごゆるりと、御身と気を休められますよう。
[祈りを込めた言の葉は術として作用する。
武舞台にて一の演舞を舞いきった蒼・応龍を穏やかな水気は蒼龍・応龍の身を包み回復の助けとなろう。]
― 一・二の演舞 後 ―
…ラートリー様。
申し訳御座いませんが、場を移させて頂けますでしょうか。
[術を施して、改めて蒼・応龍の姿を見る。
蒼龍の君も出血は酷いが、応龍の君もそれは同じく。
くわえて湖面へと落ちた時の衝撃もあることだしと、応龍のみ治療院へとお連れした方が良いかと判じ。]
ジークムント様。
私はこのままラートリー様の御傍につき治療院に控えていようかと思います。
ジークムント様も暫しお休み頂けますよう。
何かありましたなら、妹をお呼び下さいませ。
[蒼龍も治療は必要だが、水気の自分よりも同じ木気である妹の方がより効果が期待出来ようと。
蒼龍の返答はどうであったか、自分はその返答を聞いてから応龍の側についてそのまま治療院へと移動した。]
ローレル。
[治療院へと向かう途中、妹に思念を飛ばす。]
白虎の君と麒麟の君の御傍にいるそうだね。
御二方とも此度が初の演舞のはず。
双方倒れられたのは、恐らく全力を出し切られたからだろうけれど…
確か麒麟の君は地上の御方。
万一にも何事かあってはならない故、治療院へお連れしないか?
私も今からラートリー様と治療院に向かうところなんだ。
アリーセ様も治療院にお連れ頂けるなら、私はそのまま治療院で御二方の御傍に控えようと思う。
だから、ローレルにはジークムント様とシェットラント様の御傍に控えていてもらえるかな。
― 翌日・武舞台 ―
―― ざ、ざざ…
[武舞台に広がりゆく蒼海。
それが最後に到達する位置で、靴先を洗われるように、青の装束に身を包んだ青年の姿はあった。
近衛兵の衣装を設え直したものに、飾帯のみ亡き当主から譲り受けたもの。
その眼差しは、無限が如く武舞台に満ちた藍色を見詰めている]
[ぱん、と。
青年の足が内なる神の気迫を持って、水面の上へ一歩踏み出す]
私は人の世に在りし護り手、ノトカー。
『我は金気の地脈司りし神、霊亀』
共に北極佑聖真君の演舞のお相手、仕る!
―― ― - - ざんっ…!
[一際大きな波濤が迫り、青年の体が飲み込まれるかと見えたその時。
蜃気楼の如き揺らめきが立ち昇り、青年の姿を皆の視界から隠した。
その奥より、海へ沈んだはずの青年の声が、朗々と響く]
『天地開闢――』
―― ご…ごご……
[蜃気楼の内より地鳴りが響く。
揺らぎの中に生ずるは、五色の光]
『――蓬莱創山!!』
―― ごごごごごご……!!
[響きが高きへ上るにつれ、蜃気楼が薄れ視界が開ける。
青年の体は巨大な山の頂きにあった。
一見岩石の連なりのようにも見えるその山は、所々に鉱石の五色の輝きを覗かせる。
それは天の青白き北斗七星に対する、地の星のようでもあった*]
/*
自分も霊亀にちなんだネタで、と思って蓬莱山。
しかし霊亀の背に乗ってるのは恐らく「仙人の住む山」だけど、この蓬莱山は日本式の「金銀財宝の理想郷」な気がします。
― 一・二の演舞 後 ―
[白虎と麒麟の応急措置が終わると、
力の強い者が治療院へと運んでいくのを見送りつつ。
姉は、蒼龍と応龍]
― 一・二の演舞後 治療院 ―
[応龍とはこの時幾許かの会話をしたか。
あまり長居をしても身体に障るかと、一旦席を辞し。
麒麟の君の様子をと足を運んだが、器である御方はまだ眠られていただろうか。
眠られていたならば傍らに付く麒麟自身に、起きていらしたなら双方に頭を垂れ。]
演舞前に御拝顔出来ず申し訳御座いません、孔雀に御座います。
素晴らしき演舞、お見事に御座いました。
どうぞ今暫くこちらでごゆるりと。
何か御座いましたら、私に御言いつけ下さいませ。
[そう言うと顔を上げ、にこりと微笑んだ。**]
あ、姉さま!
うん、白虎さまと麒麟さまの御傍にいるよ。
[一・二の演舞後に届いた姉からの念話に頷く。]
…そうだね。
私じゃ、治療院までは連れていけないから、そこは他の人に頼むことになるけど。
うん、分かった。
麒麟さまを治療院に連れていって貰ったら、蒼龍さまと白虎さまの御傍に控えてるね。
[にぱ、と笑みをうかべながら頷くと]
また後で会おうね!
[と、口にした。]
[加えて雷撃による麻痺と、湖面に叩き付けられた時に殺しきれなかった衝撃の影響が全身の倦怠感を招いており。
翼を仕舞った背にも二筋、肩同様の抉れが出来ていた。翼自体に受けていた分も深まっての傷だ。
表情には出さぬようにしていても、動きの不自由を隠しきることは出来ない]
そうですね。
[だから場所を移りたい>>59と言われれば、素直に頷いて]
はい。暫し回復に努めることに致します。
失礼を。
[ジークムント>>61に頭を下げ、治療院までゆっくりと歩いて移動した。誰かの手を借り運ばれるほどではないと、そこだけは意地を張りながら]
そういえば、二の演舞はどうなったかご存知ですか?
[その場で手伝いをしている誰か聞いたか、既に知られていたか。白虎と麒麟の対決においては両者力尽くしきった上で、先に倒れ目を覚まさないアリーセが治療院まで運ばれてきたことを教えてもらった]
それはそれは。
白鵠の姫君もご覧になっていらっしゃった?
ならばそちらからもお聞きしてみたいですね。
[ロー・シェンとも約束はしていたけれど、より多くの人からどのような演舞であったか聞いてみたいと、楽しげに笑った]
アリーセも一廉以上の腕を持っているのだけれど。
西方の守護はこの先も安泰ですね。
[地上で彼と共に旅をした話なども少しはしただろうか。
気遣いによってその場では短く会話したに留まり。ローズマリーが去ると身の内に気を巡らせる為、暫しの眠りへと落ちていった**]
[蒼穹でも動きがあったようで、猛々しくもしなやかな火の気配がこちらまで届いた。
土気纏う五色の鳥が高らかに啼く声もする]
流石に本来の姿になったか。
さて、こちらはどのような演舞になるかな。
[自らが舞った一の演舞とはまた違う舞が見れるだろう。
視線をそちらへと移せば、朱の翼が大きく羽ばたいたところで。
動きをなぞるよに視線を巡らせた]
― 一・二の演舞 後 ―
[シェットラントとアリーセへの応急措置が終わると、
アリーセを力の強い者へと運んでもらう。
シェットラントは彼にあてがわれた部屋へと運ばれる事となっただろうか。
姉はラートリーと共に治療院へと向かったらしく。
少女はジークムントの傍へと近づいていき。]
蒼龍さま、お怪我は大丈夫ですか?
[朱に染まった服を見れば、ふな、と困ったような悲しいような様子で眉を下げた*]
― 次の日・早朝 ―
[パタパタ、と昨日と同じく演舞用の服―姉の髪色と同じ生地、同じ意匠、そして丈違いの物―を着て、
天上宮を朱雀であるカスパルを探すように動く。]
…うーん、カスパルさまが朱雀になられてから、あまりお目通りしてないから、お会いしたかったのだけど…。
……もう、先に行かれてしまったのかしら。
[困ったようにこて、と首を傾げてから、武舞台場まで向かった。
その途中で会えれば上々だろう*]
───力を、貸してもらえるかな?
君の気と私の気を重ねれば、傷の治癒も早まろう。
[誘うよに右手をローレルへと差し出す。
同じ気を持つ者だからこそ為し得る方法。
ローズマリーの術により治癒力が高まった今なら、より高い効果を得られることだろう]
[ やがて、荒ぶる波を割り、五色に彩られた霊山が、蒼海のただ中に聳え立つ。
天に七星、地に五色の星の峰、共に煌々と輝くを、深い笑みと共に迎え、男は捧げ持った剣を頭上に掲げるや、大きく一閃 ]
いざ、参る…
[ 低く通る声音と共に、呪言を待たず、玄武神の意に従う波が、竜巻の如き渦を巻いて、聳える岩山の頂きへと飛来した ]
『こちらこそ、ご挨拶に伺えず失礼を致しました。
此度の器は地上の者、天上の空気に舞い上がってしまって
お恥ずかしながら皆さんにご挨拶できておらぬのです。』
[麒麟は寝ている器の上に立ち、孔雀の姫へと前足を折って礼をする。]
『天帝の采配か、若者同士の戦いとなりましたね。
白虎殿も素晴らしい力の持ち主で、
いい刺激になったことでしょう。』
[演舞を思い出しながら、満足げに言葉を返す。
何かあったらといわれて緩く首を傾げ―]
『…ということは、演舞の後手当てを頂いたのは、
別の方なのですね。
情けないことに器と一緒に果てていたようで、
かすかな歌声は覚えているのですが。』
[かしり、前足をかくようにしながらローズマリーを見上げた。]
[飛沫までは避け切れず、濡れた髪を指先で払い]
『次はこちらよ…』
[腕を振るえば、盾を為していた岩盤が元の六角に切り離される。
十数枚の岩盤となったそれらが、玄武へ向け風を切り殺到した]
[上段からの袈裟斬り、無手で受けるわけにはいかない。
早くに動けば、刃が追うのは容易いだろう。
太刀の動き出すのと同じくして半身を開くように太刀筋の外へと体を逃がす、最小限度の動きで。
そのまま、二の足で地面を蹴って横に飛ぶと、その腕をかっさらうように鳳凰が掴んで急上昇する]
うわあ、心許ない。
[元来性質が土の気なのだ。
足が着かねばなんとなく落ち着かない。
振り子の原理で鳳凰の背に上がると、背負っていた半月斧を手にする。
鳳凰は、一度宙を旋回する、朱雀を待つように]
反撃開始。
[一度羽ばたく鳳凰は一直線に朱雀を目掛け、すれ違いざま斧での横一線を狙う動き*]
『差し支えなければどなたに応急手当を頂いたか
教えていただけませんか。
後でお礼を申し上げたいのです。』
[器が起きたら、と心の中で付け足して、
麒麟はなんとなく前足をふみっと踏み込んだ。]
ぐっ、はっ…げっほげ、ほ!
あ、それは俺のっ、ぐっ…い、いたあぁっ!
[くうくうと寝ていた器が咳き込んだついでに
意味不明なことを口走って目を開けた。
全く何が起きたのかわかっていないらしく、
まん丸な目で天上を見、上に乗っている麒麟を見、
そして、ローズマリーを見て、ぱちぱち、と瞬いた。]
無理しちゃったからなあ…。
あいつ、すげー強かったし、仕方ないよな…。
所詮、地上人の俺じゃ太刀打ちできなかったんだ…。
チョーシ付いてたな…。
[なにやらひとりでひたすら勘違いしてうわ言を呟く器の上で、
麒麟は黙ってジャンプした。]
いってえええ!
なにすんだよ、麒麟っ!
『痛いってことは死んでないってことです!
なんですか、起きたと思ったらワケのわからないことを言って!』
え?
[虚を突かれたように口をぱくぱくさせ、
動かすと痛いながらも腕を上げてローズマリーを指差して、]
だってそこに、天使がいるじゃん…
ここ、あれでしょ?
あの世へ旅立つ死者を、
天使とか所縁のある人が見送ってくれる場所。
[まったくの真顔でそう言った。**]
当たんなけりゃあ、どうってこと、ない!
[なんて、無茶な理屈を口にしつつ。
くるり、身を翻した後加速をつけて、鳳凰の上へと飛び上がる]
……こっちに分があるのは、恐らく……。
[単体であるが故の、身の翻しの容易さだろう、と当たりをつけつつ。
ほぼ真上から、一直線に伸びる突きの一撃を繰り出した。*]
『断!』
[ 氷の蛇の腹に閉じ込められる前に、すり抜けた数枚の岩盤は、男を護るように吹き上がる潮の刃に砕かれる。しかし勢いの全ては殺せず、数十の石の礫が玄武神の黒衣を掠めていく ]
[ その石礫を祓いもせず、男は剣の切っ先を凍りついた水蛇の尾に突き立てた ]
ゆけ…
[ 蛇は、忽ち水に戻り、のたうち暴れながら岩山を目指す、飲み込まれた岩盤が飛沫を上げて海に墜ち、水蛇の軌跡に幾つもの虹の弧を生み出していく ]
───うん、だいぶ良くなったよ。
出血は止まっていると思う。
[背の確認までは出来ないが、両腕と左肩から新たに紅が流れ落ちることはなく。
後は傷口が塞がるのを待つだけとなっていた]
君の気は心地良いね。
浄化された清浄な空気の如き澄んだ気。
いつまでも傍で感じていたくなる。
[同調が終われば手は離さねばならない。
それを惜しむかの如く、緩く掴んだ相手の手を持ち上げ、指に軽い口付けを落とそうとする]
けれど私ばかりが世話になるわけにもいくまい。
助力ありがとう、白鵠の君。
私はもう大丈夫だから、お勤めを果たしておいで。
[再度感謝の言葉を紡ぎ、繋いでいた手を離した*]
ば――
[せいぜい半身、振り返るのが精一杯で。
鳳凰の腹を蹴る、右旋回開始。
同時に、右腕を振り上げる、太刀筋を右に逸らす目的で。
土気を篭めれば多少は硬化するが、甲もしていない状態でやれば腕が傷つくのは避けられぬが]
串刺しよりは、マシ!
[思い切りよく、腕を振る*]
─ 一・二の演舞後 治療院 ─
[寝台にて応龍に術を施す。
その身に受けし傷>>+11は、よくも此処まで歩いてこられたと言いたくなるもので。
応龍程の力量無くば歩くどころか意識すら保てていたか危うかっただろう。
これ以上の無理はしない>>+12と聞けば、無意識に安堵のため息が零れた。]
えぇ、暫しの間はこちらにてお休み頂ければ安心致します。
私の術は御身の内にはより馴染むものだと思いますが、失った気を補うには足りませぬ故。
[自ら武舞台に上がられた身ならば、このようなところでよりもその場で演舞を見たいだろう。
そう思うために、滲む悔しさを察せられはしたが申し訳なく微笑むに留め。]
─ 一・二の演舞後 治療院 ─
二の演舞では白虎の君が雌雄を決せられましたが、御二方ともに力を尽くされたらしく。
白鵠がお傍に控えていました故、大事に至ることも御座いませんでしたが。
麒麟の君は休息の為にこちらにお連れ頂いて御座います。
[二の演舞について問われた>>+13ことには自分が知る限りを話す。
話を聞きたいと楽しげに笑う応龍にこちらも相好を崩し。]
そうですね。
白虎の君も流石の武でしたが、麒麟の君も決して劣らず。
実に楽しげに戦われておられました。
[応龍が麒麟の器と地上で知己であったと聞けば、尚更二の演舞が気にかかられたろうと納得して。
応龍の休息の邪魔とならぬよう、早々に場を辞した。]
/*
そりゃあれですよ。
刀のほうが得意ですよ。
でも刀とか剣とかは二枚目ヒーロー専用武器なんだよ!
三枚目は色物狙うんだよ!(そんな理由で斧)
っと、やべっ……!
[大太刀の利点は、その長さと重さ。
しかし、それはそのまま欠点ともなり得る要素。
衝撃に太刀が空へと流れ、前面ががら空きになる。
翼を繰り気流を生じさせ、なんとか態勢を整えようと試みるものの。
刃引き戻して構えを取るまでには、しばし、時を要するのは避けられなかった。*]
─ 一・二の演舞後 治療院 ─
[そのまま止まっていたのはほんの刹那。
すぐに緩く、微か微笑ましさを滲ませながら笑み。]
…いえ、私は天使では御座いません。
私は孔雀にて、天帝より四瑞に務めよとの任を賜りし者。
本日は素晴らしき演舞を魅せて頂けましたこと、感謝致します。
御身に白鵠が術を施させて頂いておりますが、まだご無理はなさりませぬよう。
申し訳御座いませんが、明日の演舞もこちらにて御覧頂きたくお願い申し上げます。
[願うと共に、緩く頭を垂れた。]
― 演舞二日目・治療院 ―
[翌朝、目覚めて即座に寝台より降りる。
うつ伏せの時間が長くなって胸が苦しくなったせい、かどうかはご想像にお任せしよう。
とまれ、孔雀姫の治癒術は見事なもので、深き傷も口は塞がり後は気の巡りが落ち着くを待つのみ。
自然の気に触れやすいよう薄着姿で回廊へ出た]
歌姫の慈愛は本当に得難い力だな。
常と動くにはもう支障もない。
が、約束もしてしまったからな。
[せめてもと、水鏡は部屋の外、外気を感じられる露台の方に置かせてもらった。
三と四の演舞が始まる前に、昨日のアリーセの勘違いに始まる愉しげな一幕の話を聞くことは出来るかどうか]
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