情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
見物人達が村を立ち去りました。
美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が6名、人狼が1名、囁き狂人が1名、共鳴者が2名いるようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました
―女王の城 自室―
[パタパタと城内を駆け回るトランプ兵。彼らは今、客室の準備に忙しい。]
うふふ、楽しみだなぁ…。
綺麗に飾り付けて、美味しい料理を作って…。
[椅子に腰をかけ、クスクスと笑う。
ウォトカが注がれたグラスを傾けながら、窓の外を見る。]
もうすぐ来てくれるかな?
お迎えしてあげないとね。
[そろそろ、準備を手伝ってくれる子達が姿を現す頃だろうか。
運がよければ―悪ければとも言う―、城へとやってきた彼らの前に、イヴァンが*顔を出すだろう*]
/*
本参加の皆様は、昨日と変わらぬ日々をお過ごしください。
見物人の方が居なくなっていますが、きっとそんなこともあるのでしょう。
探さないであげてね!**
/*
C狂と見物の皆さん、よろしくお願いします。
お城に着いた見物の方は、イヴァンorトランプ兵が案内してくれます。
宿泊部屋(一人用にしては大きめの部屋です)への案内や、城内の案内などなど。
イヴァンとトランプ兵はご自由に動かしていただいてかまいませんので、
お好きなほうを案内係としてお選びください。
どっちも嫌だとか贅沢言わない!
C狂さんはどのようにサプライズパーティーに気づいていただいてもかまいません。
・おしゃべりな花
・鳥に変化した手紙
・飛ばされたトランプ兵
このあたりが気づきやすいポイントだと思います。
これから数日間、よろしくお願いします。
頑張ってパーティーを成功させましょう!
ふぁ……。うん……?
目の前がトマトだらけや。
これも、夢やろか……。
せや、もう一眠りしよか……。
/* おー、俺がパーティの協力者なんやね。よっしゃ、やったるで!って言いたいとこやねんけど、まだ誰とも会ってないねん、まあええやろか? */
/*
アントーニョさんがC狂さんですか。よろしくお願いします!
ロール回している途中ぽかったのに開始してしまって申し訳ありません…。
たしかロヴィーノ君が丘に来るロールを回していたような。
きっとどうにかなりますよ!(キリッ)
と、無責任な事を言って二度寝に入ります。
何か質問がありましたら、朝起きてからお答えさせて頂きますね。
おやすみなさい**
/*
よし村人。早起きだと…?まあ予定どおりなんよ。
しかし遅筆の為にポイント君が勿体ないお化けだし。
とりあえず滑り込みシンデレラガイ(>>0:215)を確認したんだし。
見物人はもういないんだから、扱いは回想になるんかなー?
― 回想 城下町・南門 ―
あいつの顔マジ怖いし!
夜中に背後に立たれたら絶対泣き叫ぶし!
お前らもみんな同じ気持ちだって知っとるんだから〜。
[女王に聞かれれば断頭台送りになってもおかしくない台詞だったが、
元々チシャ猫は首と胴体はおろか、全身のパーツを分解可能な
異国でいう“福笑い”な体をしているので、そこは安心であった]
…これでええ? 作業はこれで終わり〜?
[門を飾り付けたい可哀想な町人達(と言ってもその場には人間は
いなかったが)の為に、気紛れか猫は一肌脱いだらしく、南門は
めでたく祭仕様に姿を変えていた。ただしこの街は不思議の国の
住民が大多数を占めている。飾り付けの印象はいかれてるとまでは
いかなかったが、左右対称ではなくあべこべで、前衛的なセンスを
も感じさせた。飾り付けた張本人の影響があるかは、定かではない]
/* いやぁ、構わへんよ!あんまり喋れてへんけど堪忍したってな!
どうにかすればええねん(キリッ
親分も二度寝?三度寝してくるわぁ……。
★1.赤の扱い方(時間軸・存在する場所)は白と変わらへんっけ?俺が準備やろうし。
今は夢の中っちゅーことにしといてもええやろかね。
あとは、せやな、うん。慣れてへんけど、赤でも何かしら振ってくれれば対応できるようにするわぁ
俺も寝るで!可愛い子と一緒はええやんなぁ** */
―夢の中―
内職と畑仕事と――畑仕事は別にええねんけど――母ちゃんと姉ちゃんたちの
世話は嫌やんなあ。あ、世話自体は構わへん。せやけどどつきすぎやてほんま。
漫才してる訳とちゃうねんで、まったく。漫才でも箒で叩いてきたり足蹴にせえへんか。
あ、漫才ええなぁ、漫才。
……まぁ、ええか。少しくらいサボってもええやんな!
[青々と茂る草の上に腰を下ろすと、アントーニョの脚の上に一羽のウサギがぴょんっと軽やかに乗っかって来た。
少年は白く柔らかなウサギの顎の下を擦る。満足気に目を細めるウサギを見やって少年もくすりと笑った。]
可愛ええなあ、むっちゃ可愛ええわ。
お前らだけはわかってくれるやんな。せやろ?
[問い掛けられた野ネズミはアントーニョの肩に上るとピンク色の鼻先を前足で擦り、少年の胸元と肩にちょろちょろと纏わり付いて首を傾げる。小鳥は少年の柔らかな鳶色の頭の上で羽を休める。]
―僕らは君の味方だよ。大丈夫
―私たちが見守っているから、いつかきっと幸せになれるよ。
―漫才?なぁにそれ?アントーニョと一緒ならなんでもいいよ。
おおきに!持つべきものは友達やんな!
―…トー…ョ……アン……
―シンデレラ、シンデレラ……
誰、や……?
[……ふと、動物やトマトの精とは違う誰かが彼の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。**]
ふむ〜。猫の手も借りたいとはまさにこの事か。
分かったんよ、俺に任せとけなんだしー!
[働きに感謝されて悪い気がしなかったのか、フェリクスは
残りの北と西と東の門の飾り付けを依頼されると快く引き受けた。
何やら空中でふんぞり返ってポーズまで決めている。
距離にすると結構離れていたが、彼のみの単体での移動ならば
先程と違ってそう時間はかからない。朝飯前の事であった。
次の門へ向かおうと透明になろうとしたその時、視界に一羽の鳥(>>0:214)が映った]
初めはお使い、終わりは同体。
一心感心修道士。今日の寝床は見付かった?
冬が来ないも悲喜交々、最早南も必要無い。
同じお喋り太陰道化。赤は病の印かな?
[多分癖か何かなのであろう即興詩を紡ぎながら、チシャ猫は脚から消えて、口を最後に見えなくなった。彼もまた、傍から見ればとても
女王の事を言えないくらいの不気味さを持つ不思議な猫*であった*]
―回想:城下町―
[お代はいらないと言うベル>>138には再度首を振って。]
気にしなくていいんだよ。
俺、お前の作る染物好きだから、ちゃんとお代は支払わせろよな。
それに、女の子にまけて貰うとかかっこ悪りぃしよ!
[ルーのお祭りに来るんでしょ?って言葉>>146には背を向けてこう返す。]
…気が向いたらな。
[それだけ言うと、再度丘に向けて足を動かした。]
おお、気気付いたか。
よくも昨日は、人の妹を恋人だのなんだのと…!
客ちゅーとったが、おめえ一体ベルのなんなんじゃ!!
[恐ろしい顔をしている。]
/* WIKI設定では実際に会ってる設定でしたが、
全話扱いでも良いと思いつつ。
共鳴ログで何か遊びたい設定あります? */
―現代:丘に向かう途中の花畑―
[丘に続く道は一本道で、周りには自身の城に咲いているようなのとはまた違う、綺麗な花が咲いていた。]
これから向かう所にベッラがいて、何にも手持ちがないって言うのもあれだしな。
花くらい用意できねー男にはなりたくねぇ…。
[…はその場にしゃがみこむと、…は一番手元にあった、赤い花から詰み始めた。]
しかしこの辺はのどかでいいな。
久しぶりに城を出ると、歩くのめんどくせーけど、やっぱ楽しいぜ。
これでベッラが隣にいて、トマト畑もあるもっといいんだけどよ。
/* 念話だ、念話。誤字ェ…
どっち扱いでも、やりたい方でお任せします。
表で共鳴者でありそうなロール回すか、
最後まで誰が共鳴なんだってばよ!に隠しても
どっちでも良いですよ。 */
/*
>>6
ロヴィ君…むっちゃどうでもえぇ細かい事やけど、「詰む」やのうて「摘む」や思うねん……
あかんあかん、重箱の隅つつきたくなる病気が……
ふうん。これ、僕宛てってことでいいんだね。
お城ってさっきのフェリクスが言ってたとこかな。
遠そうだし、歩かなくていいのはいいかも。
[小鳥であった手紙を読み終えると、同封されている鍵を見た。
なんの変哲もない小さな鍵だ。]
行ってみようかな。
なにすればいいのかわかんないけど。
[そう言って鍵を虚空に使おうと持ち直した]
[気がつくと、そこには昨日出会った、ベルの兄が怖い顔をしながら立っていた。]
ちぎーーーーーーぃいい!!????????
な、何でベルの兄貴がここに!?
お、俺は、ベルに衣装の染物を頼んでいるだけの、一介の王子で、顔見知りなだけで、こ、恋人ではねーぜ!
[今は…とポツリと言ったか言わないか。
聞こえていたら、即座にこの兄に殺されるであろう。]
/*まぁノリでいいんじゃないかなと思うけど、せっかくだから、囁きは使って裏のストーリーか何かできればいいな。ちなみに今からオフになるぞ*/
[鍵を使おうとしたその瞬間、聞き覚えのある羽音。
無駄に喧騒を撒き散らしながらこちらに飛んでくる黒い鳥は―]
――パフィン!!!どこいってたのさ!
[青年は、自分の最大の理解者に向かって叫んだ。
自分が森で迷っていたことは*棚に上げて*]
狐の妖力、ナメんなちゅーたやろ。
お前の思念体を奪って、人質にしとる状態やざ。
さて、
このまま簀巻きにしてエーゲ海辺りに沈めたろうかのお…。
[煙草を吸いながら、邪悪に嗤い。
しかし、話を聞いている限り、本気でなんでも無いらしかった。
余計な事をロヴィーノが口走る度に、29回頭突きをかまだろう。]
…なんや、単なる顔見知りか。
王子…王子ねえ。
(金持ちのボンボンか、ほんなら――
ええカモに出来るかもしれんな。)
[興味が、<王子>の金銭的価値に移ったようだった。]
/*
念話設定、なにかしらのアクション(危害等)が
現実世界にも反映するような感じにしておきます。
私は反応しないので、ロヴィーノさんの方は
何かにうなされてるロールで遊んでくれてもOKです。
表に絡む共鳴の扱いに関しては、ひとまずこんな置きでどうでしょう?
なにかしら設定付けて遊ぶなら、ちょっと考えておきます。
こちらもこのままオフになります。 */
― 回想 ―
[丘の方へと向かうロヴィーノに手を大きく振りながら
言葉をかける(>>0:146)と、彼はこちらへ背を向けたまま(>>5)
一言、ぶっきらぼうに。
「気が向いたら」
たった、それだけ。
けれど、…はその返事に満足げに、ロヴィーノの姿が見えなくなるまで
その背に手を振り続けたのだった。]
― 城下町(酒場) ―
……未だ飲み続けるんか?
[結局朝まで、酒に付き合う事になった。
呆れた表情で他の三人を眺めつつ、相変わらず
ジンライムを飲み続けている。
妹が支度に向かうならば、
一緒に付いて行ったかもしれない。]**
/*一撃。 設定的には俺、狐に化かされてるって感じでいいのかな?
表に絡む共鳴の扱いはそんな感じでいいと思うぜ。
じゃあよろしくお願いするぞコノヤロー!*/
こいつか…
リア充なストーリーからきくさったあげく、
共鳴で擬似恋陣営狙いとは、ええ身分やのお。
現実は甘くないっちゅー事を思いしらしたるわ。
[指をボキボキ鳴らしている。]
/*
鳩一撃。
そういう設定で宜しいと思います。
変形…もとい、変化の術が使えるので、
PCは化かすつもり満々の様です。
確か、鳴喉も赤同様回復が24時間後にありますが、
ロヴィーノさんのコアが短めなので、
白ログ集中で大丈夫です。
こちらは適当にちょっかい掛けて遊びます。*/
― 回想・露店 ―
[一文の得にもならん、というラン(>>0:206)の言葉に
…はぶんぶんっと首を振る。]
そんなことないんだよ!
おいらは奇術師だけど、それ以前に笛吹き、音楽家なんだ。
音楽って、どんなに技術が優れていても、気持ちがなきゃつまらないんだよ。
だからおいらはね、笛を吹くときは、
いつも「誰かを想いながら」吹いてるんだ。
それは家族だったり、友達だったり、大切な人だったりするけれど。
おいら、このお祭りは今回が初めてだって言ったでしょ?
城下町まで来ることなんて滅多にないから、友達もいなかったんだ。
でも、君たちがおいらの演奏を聴いてくれるなら、
おいらは「君たちの為に」笛を吹くよ。「君たちを想いながら」演奏する。
君たちが聴いてくれていると思えば、更に素敵な音楽になるんだよ!
[熱を込めて力説する、果たして彼の言葉は届いただろうか。]
ん……ぁ。
[はっと意識が覚醒する。
いつの間にか眠ってしまっていたらしい。
ごしごしと目元をこする。
――いっけね、普段酔って寝るとかありえないんだけど…。
つか、君たち飲みすぎじゃん…?
ジンジンと鈍く響く頭でおぼろげな記憶を辿る。
うん、どう考えても周りの勢いに釣られた所為じゃんねー。]
おはようなんだよー…んん、流石にそろそろちゃんと寝なおしたいねー。
[あきれた様子のラン(>>8)に気がつき、
まだ若干寝ぼけて呂律の回らない口調でぼやく。
ぐ、っとひとつ伸びをしたところで、あ。と思い出したように呟いた。]
お祭り当日までに宿も確保しておかなきゃいけないじゃんねー。
良いとこ埋まる前に寝とくんだよー。
[…は、彼らに別れを告げるとふらふらと宿へ*向かった*]
―城下町―
ん〜?
[けろっとした顔で呆れ顔の兄(>>8)を見る。]
んー……せやなぁ。
そろそろ帰るかなぁ、まだ色々せなあかんし。
…あ、ルー君もう行くん?ほな、またな。
お祭のお菓子、楽しみにしたってや!
[飲もうと思えばまだまだ飲めそうではあったが、そろそろ兄の財布も心配であるし、お菓子作りや染物など、やらねばならない事はまだまだたくさんある。
宿屋に向かうと言うルーには笑顔で手を振って見送り。]
……ほな、うちらも失礼しますわ。
ルートヴィッヒさん、この度はほんまありがとうな。一緒に飲めて、楽しかったで!
行こ、お兄ちゃん!
[にっこりしながら椅子から立ち上がると、ぺこりとお辞儀をして。
会計を済ませてから、兄と共に森の方へ歩いて行っただろう。]**
/*
一撃。
パーティのことに赤or白で気づいていただければ、こちらから突撃させて頂きます。
アントーニョさんは、いつも通り過ごしていただければ大丈夫ですよ。
時間の流れは表と同じですが、あまり気にしなくても良いと思います。こまけぇこたぁ略。
それを意識してしまうと、恐らくロールが回しづらくなってしまいますので。
他にもお伝えしなきゃいけない事(たいした事では無いですが)がありますが、
手が離せないので一旦失礼します。**
思念体ってよくわからねーけど、ひょっとして俺の考えてることがだだ漏れってことか!?
[ランの言葉>>=5に血の気がサッと引いていく。]
じゃあベルとあんなことやこんなことする妄想してるってこともバレてんのかよ!!!
[ちなみに…のいう、あんなことやこんなことは、ヘタレな性分のせいか、精々お手手繋いでデートや、挨拶程度のほっぺにちゅーくらいしか考えてないのである。
だが、この言葉をランがどう受け取ったかは、また別だ。]
ま、残念ながら心配してることなんか何も起きてねーから安心しろよ。
…憧れるくらいは勝手にさせてほしいけどな。
[王子と名乗った途端、何故かランが大人しくなった気がしたが、そんなことは気にせず、とりあえず思念体とやらの中で殺されないことに…は安堵した。**]
/*一撃。まぁ、白が怠らない程度に、俺も殴られに来るぞー*/
/*
今更だけど、いよいよ始まったねー。
フランシス来なかったのはちょっと残念…なんだよー…。
/*
そういえば女の子ってアリスとベルだけじゃんね。
起きたらフリーマーケットスペース?行ってトーリスとお話したいんだよー
あと会話してないのは…アントーニョとフェリクスか。
フェリクスとは言葉よりも、笛の方がコミュニケーションとれそうだなんて、そんな。
いや、意識をこっちに引っ張っとる。おめえが何考えとるかは知らんしの。
現実のセカイとちゃうが、接触出来るし、感触もリアルに――
…人の妹になんちゅーた?
目玉えぐり出したら、
リアルやったら失明すんぞちゅー話やざ!
[何やら慌て出す王子(>>=9)に、
坦々と説明して居たが、妄想で妹を蹂躙している変態か?と捉えて。
片手を鋼鉄のスプーンに変化させて、目玉を取り出すぞと脅し付け。
とりあえず、妹に手を出してない事までは把握すると、革のソファに腰掛けて]
……おめえ、王子やったらそん位の歳でも姫さん貰うとんのが普通ちゃうんか?
さては、女とまともに付き合うた事ないやろ。
もし、ほんなんやったら…女にモテるように、力を貸してやってもええぞ?
[コンピュータのように良く回る脳で検討付けながら、質問し。
悪知恵を働かせながら、ビジネス方面に会話を導こうとする。]
…ほんじゃ行くかの。
[先に出て行く笛吹きの男(>>10)を見送りつつ、
妹に急かされてグラスを空にし。
財布を心配していそうな陰り(>>11)が妹の顔に一瞬射した様に見え。
財布を取り出すと、初めの一杯と言わずに全額支払ってしまい。
既に笛吹き男は居なかったし、鉛男は酔い潰れているかもしれない。
普段、金銭にうるさく、更にがめつい割に大盤振る舞いをするのは、
細かく清算するのを面倒に感じたせいもあったが――
くすりと笑い。]
――まあ、ちいっとばかし…臨時収入期待出来そうやからな。
[店員や妹に、その呟きは届いたかもしれない。]
まあ、夕方にでも買い出しに来たらええな。
おめえが準備で手ェ離せんちゅーやっちゃ、
ほんなら兄ちゃん一人で買い物すりゃえーしの。
[清算を終え、妹の荷物を持ち上げる。
両手は塞がるが、重さはたいしたものでも無かった。
そのまま、妹と森の方角へ――。]**
[*睡蓮*と*鉄仙*と*春蘭*を摘んで、満足げにそれらの花を見て立ち上がり、その場を後にしようとする。]
これだけありゃ、KBY(急にベッラがやってきたの略)でも失礼なく対応できるだろ。
[だがその時だった。]
うわぁぁっ!!
[大きめの白いハツカネズミが出てきて思わず後退りする。]
昨日みたいに、ヘビに出くわして夜中中ずっと気絶してるのは流石に勘弁したいところだぜ!
[…はハツカネズミを前にして{5}
奇数→逃げ出した
偶数→戦い始めた]
―城下町・南の門―
[イース(>>+1)の声を聞き、…は一際大きな羽音を立てて地に降りる。
無事に見つけられた事に少しだけ安堵しつつも、普段通りの悪態は忘れずに叫ぶ]
どこ行ってただとぉ?!そりゃこっちの台詞だ!
どーせ勝手に動き回った挙句、迷子にでもなってたんだろ。坊ちゃんはこれだから…
[放っておけねえ、と続く言葉は呑み込んで。…はすっかり定位置になりつつあるイースの肩へ止まる。見下ろしたイースの手に握られてる鍵を見つけると、目敏くそれに触れた]
…んあ?見た事ねー鍵だな。
おい坊っちゃん。どっか行くつもりだったのか?
[訝しげな視線を寄越しながらも、イースがどこかへ行くつもりなら迷わず供にするつもりだ。手紙の件は、特に説明されずとも何かをお察するだろう]
パフィンのメモがツンデレすぎてかわいい
とりあえず街に行って誰かとお話かな。
その前にアーサーにちょっかい出そうか迷ったけど、
イヴァンで遊びに行こうそうしよう。
[これでも一応王子のはしくれ。
一通りの武術は最低限、覚えがある。
が、元々ヘタレである為、いつの間にか戦うことよりも、戦いから逃げる足のほうばかり秀でてしまったのである。
…は一気に駆け走って、ハツカネズミの横を瞬時に通りすぎて逃げ出す。
ネズミは特に…を追いかけてきたりはせず、ある程度離れた所でホッと一息つく。]
は、はははっ…ネズミも俺に恐れをなして逃げたんだな!
[だがどうみても逃げ出したのは自分の方である。]
しかし、大分上の方まで来たな。
[ふと、来た方向を見渡すと、下の方に、城や城下町が一望できた。
こんな風に、自分が住んでいる所を見渡すのは何十年ぶりだろうか。
特にこんな上の方まで来たのは、子供の時以来だった**]
お、お兄ちゃん……?
なんや今日はえらい気前えぇな……
[普段は大層お金に細かい兄が全額支払うなんて珍しい光景に驚きつつ。]
臨時収入てなんやろ……ま、えぇか。
うち、帰ったらちょっと昼寝したいわぁ。買い出しは夕方に行って……あ、もちろん一緒に行こな!
[嬉しそうに尻尾をぱたぱた揺らしつつ、優しい兄と共に森へ向かうのだった。]**
帰ったら街に行くロール回すんだ…
チシャ猫が門を飾り付けた事と、
(というより、チシャ猫がニヤニヤ顏を残して消えるとこに絡みたい。アリスとして。)
喧嘩騒動の事を知っておきたいなぁ。
アントーニョに突撃したいけど、ロヴィと再開フラグがあるから、赤でかな。
―城下町 南門―
[いつものように鍵を使い、現れた扉をくぐる。
真っ先に目に飛び込んできたのは、祭り仕様になっている南門>>1。
その門の真ん中で、カエル顔の召使いがぼうっと空を見上げている。]
随分とあべこべな装飾だな。
[召使いに向かってぽつりと呟けば、]
「それはチシャ猫がやってくれたんじゃよ。」
[と、言葉が返って来る。その間も、召使いは空を見上げたままだ。]
なるほど。
[フェリクスが門を飾りつけたのならば、このあべこべさにも納得が行く。
しばらくその門を眺めていると、召使いが再び喋り始めた。
(やはり、空を見上げたままだった。)
彼に、他の門の飾りつけも頼んだ事。>>4
変なことを言いながら、姿を消していった事。
最後までニヤニヤ笑いが残っていて、おかしかった事。
ナターリヤにとってはどうでもいい話だったが、
召使いが動かない限りは中に入ることが難しかったため、
話が終わりそうな頃を見計らって声をかける。]
ニヤニヤ笑いなしの猫はよく見かけるが、
猫なしのニヤニヤ笑いはあの猫だけだろうな。
ところで。
公爵夫人がお前を呼んでいたような気がするが、行かなくて良いのか?
[今度こそ公爵夫人の皿がお前の頭に直撃するぞ、と脅してやれば、
召使いは大慌てで公爵夫人の館へと駆けて行く。
やっと街の中に入れるようになったナターリヤの眉間の皺は深く、
少し苛立ったように足を進めた。
何故今日も城下町へと赴いたのか。
それは、トランプ兵が城下町に居るという噂を聞いたからだった。]
【Ivan Braginski】
―女王の城 庭―
やぁ。また飲んでるの?
[酒を飲み続けているアーサー>>0:205の背後から、ひょっこりと顔を出す。
どうやらアーサーにちょっかいをかけにきたようだった。]
そんなに飲んでると、いつか「
[ふふっ、と笑う。
失礼な事を言っている自覚があるのか無いのか、それはイヴァン本人しか知らないだろう。]
[昼寝をしたい(>>16)、と告げる妹に苦笑し。
道中の途中で眠くならないか?と考えつつ。
そのまま妹に付いて行きながら
彼女の仕事場所であり、住処でも有る、
染物屋・「Chinees klokje」へと、のんびり向かった。
道中木々を抜ければ、やけに話したそうにしている
野花達がこちらを見上げて居る。]
…なんじゃ、うっとおしいの。
[ガンを付けると、花々はしょぼんと首を垂れた。]
― 回想 ―
[ 手元に止まっていた白い鳥は、…をじっと見つめて一つ首をかしげた。
その瞬間、ひんやりとした小さなつむじ風が起き――小鳥は一通の手紙になった。 ]
――――!!?
[ 思わず作業の手を止め、反射的にその手紙の封を切っていた。
その不審な挙動はトーリスの目にとまってしまったかもしれない。 ]
[ 封筒の中に入っていたのは、数枚の手紙>>0:#19と小さな鍵>>0:#20だった。
手紙の内容を見る。 ]
お祭り当日に……サプライズパーティ? 準備が必要なのですか……
――お、おやつが出るのです!?
[ 無意識に読み上げていたが、喧騒に紛れて誰の耳にも聞こえなかった。 ]
[ トーリスに任させた仕事を確認する。
力仕事は任されていないため、数時間もすれば終わる量だ。 ]
お城に行けるのですか……僕、絨毯でもお城に忍び込めた試しないのですよ。
そこに堂々と行けるのですか!
おやつとお礼ですか……行きたいですよー!
行くしかないじゃないですかですよー!!
[ 結構な大きさの声で喋ってしまっているが、子供の戯言だと思って誰も気に止めない。
くるりと後ろを振り返り、トーリスに向かって。 ]
ピー君仕事が出来たのですよ!
このお仕事が終わったら、そちらの方に行ってしまうのですが、お礼絶対に待っているのですよ!
約束破ったら怒るのですよ!
[ はしゃいで笑いながらそう言うと、作業を終わらせるべく次の石が入った箱に手を伸ばした。 ]
― 回想(露店酒場) ―
[>>9]
誰かを想う…ねえ。
腹も膨れんし、営利にもならんような事――
――俺にとってはどうでもええな。
[相変わらず斜に構えるような物言いで、ふんと
鼻を鳴らして告げて。]
<トモダチ>なんて必要無いわ。
どうせ、蹴落とすか蹴落とされるかの世界やざ。
利口なビジネスパートナーと、物分りのええ配下。
あと、大事な身内。
――そんだけおったら、後はなんも要らんやろ。
[わざわざ他人に、妹を溺愛している事は見せる事もない。過剰な表現も使わずに事務的な口調でぼやき。
冷めた視線でそう呟きながら、
弁する笛吹き男から視線を逸らした。
彼にはどうやら、楽しむ事を含めての夢が有るらしいが、
自分には、<野心>や、<私欲>しか無かったので、
青年の言葉は頭に残らなかったようだ。]
俺はな、――生きる為に精一杯な、獣やざ。
そういう、形に残らんもんは、興味ないんじゃ。
[色の無い表情で、ぽつりと告げたきり、
何も言わず、酒を飲み続けた。]
― 回想終了 ―
[ しばらくして作業が終わると、トーリスに別れを告げた ]
[ お礼楽しみにしているのです!というとトーリスは苦笑しながら承諾してくれた
彼のスペースに並べられた商品はやはり他の店に比べて珍しく、目を引く不思議な魅力のある品物が多い。
きっと繁盛してくれる――そう思ってピーターは店から離れた ]
……ふむふむ。この鍵を使うのですか。
[ 同封されていた鍵を手に持つ。
そのまま手紙を読んでいると、とあることに気づいた ]
……ん?
パーティーのことは、他人には内緒?
もし口を滑らせたら……? な、なんかこえーのですよ!?
ピー君ここでこの鍵使ったらやばいんじゃねーです?
[ あたふたとしながら、人取りの少ない路地裏の、さらに人がこないであろう屋根の上――ちょうど通りからは見えない死角になる所――に向かった ]
[ 小さな鍵を手にし、手紙の説明通りにくるりと回してみた
するとそこに、一枚の扉が現れる ]
――――な、なんかこれすごいのですよ……!
絨毯と同じくらいすごいものかもしれませんよ――って、あ!
[ 手の中のカギはいつの間にか消えていた
そういえば説明にもそう書いてあったのだが ]
[ ドキドキと高なる心臓の音を感じながら、そのドアに手をかけた ]
― 回想終了 ―
― 城門前へ ―
/*遅れてしまいましたが、みんなよろしくお願いしますなのですよ!*/
/*
うおおおおおおおおおおん
トーリスすまねーです、これ確定ロール見たくなっていますけれど!
あともうちょっとお店見たかったですううううううう!
エピで期待して待っててやるのですよ!!
*/
― 城下町・中央通り ―
[南門を発ったチシャ猫は、大通りの中空を時速{6}kmの速さで進んでいた。
猫はまず透明になり、次に体のパーツをバラバラにし、ほどよく散らばって群体で移動していた。これが彼の日常の移動方法である。
その気になれば粒子レベルまで分解可能だが、そうしてしまうと
くっつけて元の姿に戻るまで時間がかかる事を学習してからは、滅多にやらなくなった。
現在は頭、胴体、左右の手、左右の脚、それから尻尾の
スタンダードな七つ裂き状態に分かれていた。
何故透明になっているかというと。
一度バラバラ状態を公爵夫人に披露したところ気絶され、
お下品だのお馬鹿だの憤死してしまうだの叱られたという
エピソードがあった。チシャ猫の事を普段から可愛がって
くれている公爵も、口では素敵と言いながら眼が笑っておらず、
反応が芳しくなかった。あとこれでも人見知りというのがある。
一応気を付けてはいるのだが、迂闊な猫は油断して、
道行く者や立ち止まっている者、あるいは座っている者に、
尻尾やら何やらを当ててしまったかも*知れない*]
― 回想・城下町・気の早い屋台 ―
[…は、ルーとランの話に耳を傾けながら、飽きもせずにジョッキを空にしている。]
心ってヤツは今でもよくわからない事が多いな。
[ポツリと漏らすと、ラン(>>22)の言葉に考え込むような仕草をみせた。
身内という言葉に、自分に体を与えてくれた、大口叩きのブリキ屋を思い出す。]
まぁ、わからんでもないな。
俺には身内と呼べるヤツは一人しかいない。
普通の友達ってヤツも特には思い浮ばんし、付き合いがあるのは仕事仲間や客ばかりだ。
ただ…戦友ってヤツはそんなに悪いもんじゃ無いと俺は思うがね。
[共に長い旅をした、腰の低いライオン、暢気なカカシ、芯の強い女の子を思い出し、微笑した。]
― 回想終了 ―
/*
■パーティについて
イヴァンさんはみんなでわいわいやりたい様子です。
社交パーティーのような堅いものではなく、
ホームパーティーのようなものをイメージしていただければ。
ただし、お祭りも皆に楽しんでほしい。
というわけで、お祭り&パーティが開催されている間は、
どこでもドアのように城下町←→お城へ行き来できる扉が設置されるようです。
皆さんも、パーティでやってみたいことなどがあれば是非ヾ(・ω・)ノ
お手伝いの内容は、イヴァンさんからお伝えさせていただく予定です。
― 現在・城下町・気の早い屋台 ―
[…は、三人をそれぞれ見送ると、ランが置いていった金額に苦笑しながら1人で飲み続けている。]
俺の分はいいと言ったはずなのだがな。
…すまん、勘定を頼む。
ご馳走様。
[手元のビールを飲み干すと、3人が立ち去った後のビール代を追加した支払いを済ませ、自宅に戻った。]
― 屋台→自宅へ ―
― 染物屋・「Chinees klokje」 ―
[森と花畑の間にある、その小屋に入る。
妹に言われた場所に荷物を下ろし。
しかし、卵は残念な状態になっていた為、
牛乳など、損害していないものを台所に置き。]
おー、袋がひってうそうそんなっとんでの。
[卵まみれの袋を捨てて、手を一回水道で洗って綺麗にする。
妹の背を押して寝床に連れて行き。]
のおのお、兄ちゃんはやっぱ買い物行くわ。
起きた時に卵あったら、直ぐ作れてええやろ?
…ちょっこし風呂場貸して欲しいわ。
身体が汗でべとべとやざ。
[昨日の昼間に暴れた為か、汗をかいていた事を思い出す。
返事も待たずに風呂場に足を向かわせた。]
― 自宅へ移動中 ―
[…は、自宅に向かう途中で、出し物の材料が足りない事を思い出した。]
そういや、ビー玉が無かったな。
ガラス屋に寄ってから…。
[そこまで口に出して、ふと近くでフリーマーケットをやっている事を思い出した。]
ふむ…、ビー玉の代わりになる面白いモノが見つかるかもしれんな。
[…進路を変更して、フリーマーケットをやっている広場に足を向けた。]
―村建てからのお知らせ―
開始のタイミングをミスってしまい、
更新日が「6/8の午前4時」となってしまいました。
(本当ならば6/7の午前4時更新)
対処策として、
【皆様、6/6の24時までにコミットボタンを押してください】
6/7の午前4時に更新されるよう、こちらがコミットアンカーを務めます。
また、コミットされた方は、メモにて
【コミット完了しました】
と宣言をお願いします。
皆様にはご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。
コミットの方法:
簡易メモの下に、「時間を進めない」というタブがあると思います。
そのタブを「時間を進める」に合わせ、変更ボタンを押してください。
うぼああああ申し訳ないですすみませんすみません
焼き土下座で勘弁してくださいほんとすみませんんんn
― 回想 ─
[しばらく一人と一羽の様子(>>199)を眺めていた…は、舞い降りた鳥が特に危害を加えるような存在ではないと悟り、再び店の準備を始めた。
あれこれとやることが多く、…が自身の作業に集中していると、ピーターは用事が出来たらしくこの場を離れないといけなくなったようだ]
お店の準備、ありがとう。大分助かったよ。
それじゃ気をつけて。
人も多いし、祭りの空気に当てられてやんちゃする人もいるみたいだからね…。
[別れの挨拶を交わし、ピーターは…のスペースから出て行った]
「ラインケ狐」 ラン レオンハルトが「時間を進める」を選択しました
うう…やらかしてしまった…。
事前の準備不足ですね。
村の皆様には、ご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした。
あ、メロンソーダ奢りそびれちゃったなぁ…。
まあまた会えた時にでもいっか。
さてと…、今日はこれくらいにしてちょっと休もうかな。
祭りはまだまだこれからだし、ゆるゆるやっちゃえばいいかぁ。
んー…でも帰るのが面倒臭い…。
[周りを見れば、店の準備もほどほどにして帰宅している者もいたが、自身のスペース内で休憩を取るものもいた]
俺もここで今日は休もうっと。
[見回りの兵士らしき人物もおり、滅多な事は起こらないだろう。
そう思って…は部屋から持ってきた売り物のはずの点灯夫の街灯の紐を引き、自分の周りだけ夜に変えて眠りについた]
― 回想終了 ―
星の王子 トーリス フィオンが「時間を進める」を選択しました
[風呂場に入り、シャワーでさっさと身体と、
整髪料の付いた頭皮を洗う。
尻尾や耳も洗う事も忘れずに。
ぼんやりと、昨夜の会話を思い出していた。]
……、そもそも、ニンゲンと獣が仲良うなれる道理が無い。
[小馬鹿にした様に嗤うと、風呂から上がり、
バスタオルを失敬して身体や髪を拭き。
着替えは持ってきたものの、整髪剤を忘れた事に気付いた。]
…マーケットで買えばええか。
[髪を下ろした状態で出歩くのは、気が引けたが
それしか方法も無い為、カッターシャツと、ジーンズを着込むと、
再び城下町へと向かった。]
/*>>#1 了解。【コミット済みやざ。】 */
/*
本日まだ発言していない者は、星の王子 トーリス フィオン、以上 1 名。
これがガチなら地味に心にくるね(真顔)
*/
コミットは今していただいてもかまいません。
顔を出せるときにコミットしていただければ、
後はこちらで責任を持って、
6/7に更新されるようにコミットボタンを押させていただきます。
/*
そういえば[村人]か…。やっぱ共鳴は倍率が高いよね…。
こっそりいちょいちょしたかったなぁ…!
*/
ごめんなさい…自分で自分を殴りたい…。
一人SM…。
いつまでもこんな調子ではロールにも影響してきちゃうので、
気持ちは明るく元気よく。
も、もうちょっとだけ土下座させてください…。
「ブリキ男」ルートヴィッヒ トーマスが「時間を進める」を選択しました
― 城下町 ―
[昨日よりも賑わっている様に見えるマーケットに、
少し嫌気がさしつつ、足を踏み入れる。
食品売場の屋台に向かい、卵を仕入れて。
そのまま帰るか?と思いつつも、昨日妹に何も
土産を買えなかった事を思い出して。]
…食べもんは、卵買うたからええやろ。
女でもおったら、買いもんに付きあわせるちゅーに。
[何か彼女の喜びそうなものは無いか、と道を歩く。
髪の毛を下ろして居るせいか、常のようにニンゲンは
怯えて道を空けてくれない。
髪を下ろすと、幾分幼い風貌に見られる事に嫌気をさしつつ、
割れ物を持った状態で揉めるのも、と堪えながら人波を歩き。]
トマトの王子 ロヴィーノ コンラートが「時間を進める」を選択しました
【Ivan Braginski】
―女王の城 庭―
[アーサーにちょっかいをかけてから>>*5、どれくらいの時間が経っただろうか。急に、城門へと歩き出す。
もしアーサーがついてくるようであれば、止める事も無く。]
あ、やっぱり。
[そこに居たのは、可愛らしい少年>>+6だった。
先ほど扉が開いた感覚がしたのだが、間違っていなかったようだ。]
ようこそ、僕のお城へ。
手紙を受け取った子だよね?来てくれてありがとう。
僕はイヴァン・ブラギンスキ。このお城の女王をしているよ。
…君の名前は?
[にこにことしながら、握手を求めるように手を差し伸べる。
少年がその手を握り返さなくても、イヴァンは気にしないだろう。
しばらくしたら、少年を客室へと案内するつもりだ。]
うーん…だからポニーはピンクじゃないって…。えっ、ちょ、待って、何その緑い うわぁあああああ
[…は、悪夢を見ていたのか、寝言にしては穏やかではない叫び声をあげてがばりと身を起こした。きょろきょろと辺りを伺い、一瞬自身の居場所について混乱したが祭りの準備中だったことを思い出した]
はぁ、ゆ、夢かぁ…!夢で良かったぁあ!!
[夢の内容は覚えてないが、とても胃が痛くなるような話だったことは覚えているが、疲れがたまっている故の悪夢だと…は自分に言い聞かせた。
点灯夫の街灯のスイッチを切り替えて、夜だったそこはたちまち昼に変わった]
[明るくなったところで改めて見回して、雑貨が転がっているのを確認するとようやく準備をしなければ、と思い至る]
んー。どう見てもこれは持ってきすぎたかな?
石の方はピーター君が綺麗に並べてくれたからいいものの、他のやつをどうにかしないとなぁ…。
[…は、頭を掻きながら、手元にある雑貨から片付けてしまおうと準備を始めた。
もし話しかけられたら、…はあわただしくも対応をするだろう]
チシャ猫 フェリクス メルヒオルが「時間を進める」を選択しました
― 雑貨屋前 ―
[雑貨露店の類を見ていたが、ちょうど出払っているのか、
何処も店員が居ない。
その合間にちゃっかりと、置いてあった洗髪剤をくすねつつ、
これを使用して、後で髪を立てようと心に決めた。
そんな事をしつつ、めぼしい雑貨屋は無いかと歩を進めて居たが、
漸く店員の居る雑貨を売っているらしい露店(>>32)
を見つけて、其処で足を止め。
何やら準備をしているらしい青年に、声を掛ける事にし。]
おう、兄ちゃん。
[普通に声を掛けたつもりだったが、
いつも通りにドスの聞いた声音だった。]
「ハーメルンの笛吹き」ルー ローゼライトが「時間を進める」を選択しました
……ふおおおおおお……!!
[ もとからこの城が豪華なことは知っているが、祭りに備えて飾り付けられた庭園は一段と華やかだ。
誰のセンスなのだろうか、ところどころデザインは不思議だったが>>1
ガーデニング等にはさほど詳しくない…でも、思わずため息が漏れた。 ]
[ すると何処からともなく男の声が聞こえた。>>*7
視線を向けた先にいるのは、…よりもずっと大柄な大人の男。
ニコニコと笑う男に自己紹介され、 ]
イヴァン? お前がここの女王なのですか?
ピー君はピーター・ラザフォードって言うのですよ。
今日は手紙を見つけてきたのですよー!
おやつ楽しみにしていてやるのです!
[ と、無邪気に答えた。
トーリスにした時のように、彼よりも大きいその手を握る。
裏に「何か」が潜んでいそうな男の笑みだったが。
それを察しても危機感を覚えるほど、…は精神的に練達しているはずがなかった。
男に何か言われたら、怪しむことも無く素直に彼についていくだろう ]
/* 独り言だからちょっと遊んじゃうぞ(>ω・)
※この夢は、星の王子・トーリスの夢であり実際の童話の関係者とは無関係です※
*/
― 夢 ―
相変わらず胃を痛めながら忙しそうに…は動いていた。
見慣れない服を着て、見慣れない建物の中をどこかの童話の兎のように「ああ忙しい、忙しい」と右往左往している。
恐ろしい上司と呼ばれる人間が、…に対して大量に何事かを言いつける。
はい、はい、と当たり障りのない笑顔を見せながら従順に…は働き続けていた。
すると、どこから現れたのか金髪の少年が小さな馬に乗って建物の中、…の前に現れた。
「新しいポニーなんよ!自慢しにきたし!」
「…あのさ…、ここ、建物の中って事知ってる?」
「知ってるし」
「普通馬で入らないよね?他の人も吃驚してるよ」
「馬じゃないしポニーだし」
「とにかく!もうちょっと常識的な行動をしてよね!」
「えー。でもポニー可愛いんだし。ていうかポニーってピンクなんだし。ピンクまじ可愛いんよ。むしろピンクがポニーじゃね?」
「いや、ポニーはピンクじゃないし、ピンクもポニーじゃないから」
「えートーリス意味不なこと言ってるし。ポニーはピンクなんよ」
「だからポニーはピンクじゃないって」
ポニー、ピンク、ポニー、ピンク。互いに言い合っていると突然、少年が乗っている馬が顔を上げた。
円らだがどこか鋭さを帯びる目は…を捉えて離さない。
「くらえ、ポニーピンク!」
「うわっまぶし!」
少年が声高らかに言うと、途端にポニーが光を帯びて、只ならぬ事が起こるだろうと簡単に想像ができた。
まぶしさに目を細めていたが、少し経つと光は徐々に和らぎ、…も普通に目をあけられるほどになっていた。
「じゃじゃーん!新しいポニーなんだしー!」
「えっ、ちょ、待って」
目の前に飛び込んできたポニーは、ピンクどころか正反対の色をしている。
そもそも馬ではなく別の生き物の体になっている。その姿は赤い雪男を相方に持つ恐竜に良く似ていた。
「なにその緑い」
「俺ルール発動!全速全身でトーリスの屍を超えていくんだしー!」
…が驚きに声をあげるが最後まで言えず、楽しそうな少年の声にかき消される。
突如突進してくる緑色の生物に恐怖を覚えて、あらん限りの叫び声をあげた。
という夢を見たんだ。
[…が、とりあえず雑貨の種類順に仕分けていると、突然上から声が掛かった(>>33)。
しかし、その声は気軽に掛けられるようなものではなく、地面から大蛇が張ってくるような恐怖を含んでいるように感じ、びくりと体を震わせてその場に立ち上がった]
うわ、あっ、は、はい!
すみませんなんでしょうか立ち退き命令でしょうかでも場所代払いましたすみませんすみません!
[しかし、…は相手の顔を見る前に何故か謝罪の声をあげた]
/*
そしてロヴィーノは、そろそろ提示コアが終わるというwww
しゃあないのお。
鳴ログでイベントやんなら、のんびりやろっさ。
*/
ピーター君、ね。うふふ、よろしく。
[握手を返してもらえた事>>+7がよほど嬉しかったのか、
もう片方の手でピーターの頭を撫でた。]
それじゃあ、ピーター君のお部屋に案内するね。
[手を離し、数歩歩いてからおいでおいでと手招きする。
ピーターがついてきたことを確認してから、
イヴァンはゆっくりと、ピーターの歩幅に合わせるように歩き出した。]
手紙を読んだって事は、サプライズパーティーの事は知ってるよね?
君には、パーティの準備の手伝いをお願いしたいんだ。
ここに居る子だけじゃ、手が足りなくて。
[困ったように肩をすくめる。]
ピーター君は飾りつけとか、得意?
魔法でやろうと思えばできるんだけど、
皆で楽しく飾りつけたほうがいいかなって思ってるんだー。
[にこにこと笑うイヴァンの表情は、とても楽しそうで。
そんな事を話したり城の中を案内しながら(02)分ほど歩けば、客室へと到着した。]
ここが君の部屋だよ。気に入ってくれると嬉しいなぁ。
[ピーターに部屋の鍵を渡して、鍵をあけてごらん、とジェスチャーをする。
扉の先には、広い部屋とふかふかなベッド(天蓋つきかもしれない)、そのほかにも高価そうな家具が置かれているだろう。]
…ショバ代?
なんで俺が、わめんとこの店のショバ代受け取るんじゃ?
おもっしぇえ男やの。
[男から急に謝罪(>>34)をされれば
意味が分からない、と言わんばかりに首を傾げ。
尚も謝罪を続けそうな勢いの男に腕を組み。]
……その、年頃の女が…喜びそうなもん、売っとらんか?
[用件を告げようとすると、急に恥ずかしくなったのか
ぼそぼそと聞き取れないような声音で、呟き。]
/*
アントーニョさんも、ロールが回しづらいとかありましたら言って下さいませ(´ω`)
もし「城に行くとなると当初の計画ががが」というのがありましたら、
うっかり口を滑らさないようにナターリヤが監視する、という事も可能ですので、こちらを気にせずに動いてくださいね。
―城下町 フリマスペース―
[街中を歩き回り、トランプ兵を探す。
(04)分ほど一人で探していたが、
このままでは何時まで経っても見つからないと判断し、
誰かに尋ねる事に…しようと思ったが、生憎、人が見当たらない>>33。
諦めて一人で探すか、としばらく歩けば、
ようやっと人影を見つけ、そちらに向かって歩き出す。]
すまない、尋ねたい事がある。
このあたりでトランプ兵を見なかったか?
[随分と体格の良い男―耳と尻尾が生えているのを見て、以前すれ違った白狐の女性を思い出した―と、
それに怯えている青年>>34に声をかける。
どうやら空気を読む>>35という事は、出来なかったようだ。]
ラン兄ちゃんはもちさんかな?
トーリスは誰だろう。
鯛さん?でも村入ってるのかな。わからない。
ベルがですさん…かな…?
わからんのでポーイ
[話に割り込まれ(>>36)れば――
青年に持ちかけた話を聞かれていたかと、気まずさを感じ。
一瞬息を飲むように声を噤んだ。
一旦、二人の話が終わるのを待とうと、目線を反らし。]
/*
…と思ったが、匿名メモでやればよかったわ。
普通にやらかしただけやったんじゃ(ショボーン
*/
えっ!あ、すみません、人違い…?です…た?
[>>33を聞き、どうやら…は勘違いをしたようだと気がついた。
客だ、という事に気がついて慌てて顔をあげると、強面の男には狐の耳が生えていることに気がついた。
…もふもふしてる…。
心のうちで感想を漏らすと、急に腕を引かれる]
おわっ…!
ちょ、え、何を…!?
[抵抗しようとするが、まったくの非力である…はびくともしなかった。
俺の命はここまでか!?と思考を飛躍させていると]
──……その、年頃の女が…喜びそうなもん、売っとらんか?
[ひどく小さな声で、何事かを訪ねられたことに気がついた]
あの、すみません…ちょっと良く聞こえなかったのでもう一度…。
[今度は聞き逃さないようにおそるおそるもう一度、と返した。狐耳の男への対応として適切であるかどうかは…にはわからない]
―回想・染物屋・「Chinees klokje」 ―
あ、荷物はその辺置いといて。後で分けとくさかい。
……ひっどいなぁ、これ。
[卵塗れになっていた紙袋を見、苦笑する。あーあ、勿体ないなぁ、なんて呟きながら。
兄に背中を押され、寝所へ向かう。]
…えー。
うち、お兄ちゃんと一緒に買い物行きたかっ……ふわあぁ。
[抗議の声をあげようとしたが、それは大きな欠伸に遮られる。]
……ダメそうやね。
[苦笑しながら、二度目に出そうになった欠伸はなんとか噛み殺して。]
うん、お風呂は自由に使てなー……
[大人しく寝床に入ると、くるんと身体を丸める。[20]分後には、すやすやと寝息を立てて眠っていただろう。]
― 城下街・中心部広場 ―
[街の中心部の十字路までフェリクスは来ていた。
捻りのない命名だが、クロスロードと呼ばれる区画でもある。
そこは開けた広場になっていて、中央には噴水が設けられている。
普段は町民達の憩いの場で、子供は遊び、大人も集まっては
下らない世間話や議論などしていたように思う。
露店が出店するには格好の場所、絶好のロケーションであり、
現に今の時期は大勢の人の姿が見えた。
しかし猫にとってはそれよりも、依頼された件が優先するようで――
フェリクスは{3}の方向に進んだ。
(1、2:右の東門 3、4:左の西門 5、6:直進の北門)
その移動速度は時速{1}km。彼は道行く途中でうっかり、
誰かに体の一部(>>23)をぶつけてしまったかも知れない]
染物屋の白狐 ベル ディナが「時間を進める」を選択しました
― 回想・露店 ―
[冷徹にも聞こえるランの言葉(>>21)に、ぱちくり、と瞬いた。
その台詞に落ち込む様子は全く無く、暫しぽかんとして、
んー、と首を傾げて考え込む。
…おいらの笛、「届いて」いたんじゃないのかなぁ?
それが好感情か、悪感情なのかはさておいて。
笛吹きにも自身の術がどうやって動物を使役するのか、
詳しい仕組みのようなものは実はよくわかっていないのだが。
術にかかったって、そういうことだと思ってたんだけどなぁ…。
その話の横で、ぽつりと呟いたルートヴィッヒ(>>24)の
言葉を聞きながら、…はさらに首をひねった。
…ヘタな人間の大人より、ずぅっと心があるようにみえるじゃんねー。
口には出さずに、密かにそんなことを考えた。]
[視線を逸らす男>>37と青年>>38を見て、自分が会話に割り込んでしまったのだとようやっと気づき]
…邪魔してしまったようで、すまない。
[ばつが悪そうに、視線を泳がせた。
二人に迷惑をかけてしまわないためにも、聞くことだけ聞いたら去ったほうがいいだろう。]
もし見かけたなら、教えてほしいのだが。
[狐耳の男とひっついていると、すぅっと綺麗な女性が目の前に現れたことに気がついた(>>36)。
しかし、緊張状態だった…には女性の問いかけも聞こえていなかったようた]
わわ、すみません、なんだったでしょうか…!
あれ、昨日の…確か女王の妹さん…でしたっけ。
[慌てて女性にも聞き返す。ばっと目を向けると昨日、ここに来る途中で見かけた女性だという事に気がついた(>>0:56)が、彼女にはその些細な邂逅を覚えている事はないだろう。
しかし…にとっては強烈な印象であったので良く覚えていたようだ]
[イースの手元の鍵を見ながら、…は首(といっても傾げる程のものではない。鳥なので)を捻る。
もしや、と心当たりがあった。この門の前に居た事からも、恐らくは…の想像通りだろう]
なあ…もしかして、城に行くのか?
あの城は確か……いや、何でもねえ。
坊っちゃんが行くってなら、俺も行くからな。拒否権なんてねーんだよ。
[…は、イースの肩の上でばさばさと羽根を鳴らす。
そうと決まれば急げと言わんばかりに、イースを促しているようだ]
/* すみません。城inまで確定させちゃいました。
イースとの関係性で補足必要になれば回想で追います! */
― 城下町・移動中 ―
[…がフリーマーケットに向かう途中、突然何かが体にぶつかった。]
ッ!
っと、何だ?
[…は知る由も無いが、どうやらフェリクスの[[1d7]]がぶつかったらしい。]
[※1:頭 2:胴体 3:右腕 4:左腕 5:右足 6:左足 7:尻尾]
それらしきものは見当たらないが・・・。
[…は、あたりをキョロキョロと見回している。]
[現れた女性と話がしやすくする為に
一度、男の腕(>>38/>>43)を離して。
至近距離で尋ねた男すら聞き返す程に小声だったのだろう。
伝わらなかった事には苛立ちを覚えたものの、
周囲に響く声では無かった事に、安心した。]
そっちの…ねーちゃんの用事を先にしたれや。
[女性からの謝罪(>>42)に対し、返答はしないものの、
彼女に返事をさっさとしてやれ、と言わんばかりに男を一瞥し。]
― 城下町・移動中 ―
[…がフリーマーケットに向かう途中、突然何かが体にぶつかった。]
ッ!
っと、何だ?
[…は知る由も無いが、どうやらフェリクスの(07)がぶつかったらしい。]
[※1:頭 2:胴体 3:右腕 4:左腕 5:右足 6:左足 7:尻尾 8:両手 9:両足 10:全部]
それらしきものは見当たらないが・・・。
[…は、あたりをキョロキョロと見回している。]
[青年が自分のことを知っていること>>43に驚いたが、
よくよく考えればそう驚く事でもない。
現に城下町の人間(人間以外にもだが)には、その事を知られているのだから。]
…ナターリヤ・アルロフスカヤ。
[青年の態度から自分の名は知らない様子が見て取れたため、ぽつりと名を名乗る。
毎度毎度「女王の妹さん」と呼ばれるよりは、名で呼ばれたほうがいい。]
城のトランプ兵を、見なかったか。
この街に飛ばされてきたという話を聞いたのだが…
[なかなか見当たらない、と眉に皺を寄せた。]
うわぁあああ!!しねぇよ!ベルの了承がねぇ限りはぜってーそんなことしねぇから落ち着け!!!
[ランの片手が鋼鉄のスプーンになったことに驚き、脅しつけられると、両手を前にして、慌ててランを抑えようとする。
そして、どうにか落ち着いたことを確認すると、はぁと深い溜息をついた。
王子を目の前にして革のソファに先に座るランに、とことん偉そうな印象を抱いて、本当にあの笑顔の優しいベルの兄かと疑いたくなる。]
確かに俺は今見合いパーティしてお嫁さん探ししてるけどよ、別にそこまで急いでないしな…
俺まだまだいろんな女の子とも遊んでいてーしよ。
[姫さん貰うとんのが普通ちゃうん?という言葉にはそう返す。
だが、次にランから発せられた言葉には明らかに目の色を変えて。]
女の子にモテる…だと?本当にお前が力を貸してくれるのなら、俺のナンパの成功率上がるか…?
[喉をゴクリと鳴らして、そうランに尋ねた。]
女王の妹――。
[この国の女王に関しては、
自国の百獣の王――ノーベルですら、
その実力に恐れて居るという話を耳にした。
その妹が目の前の女性だという。
話の内容自体には、さしたる興味は無かったものの、
こんな平民街をうろつくものなのか、と雑感を胸に秘めた。]
― 城下町・移動中 ―
なぁなぁ、今の痛かった? 痛かった〜?
[桃と菫の縞々模様の尻尾と、生首状態の頭部だけ日の光に晒し。
チシャ猫は悪びれもせず、尻尾を当ててしまったブリキ男(>>45)に
対して、可笑しそうに笑いながら訊ねた。
人間の子供ならば泣き喚き、気の小さい者ならば卒倒しても
おかしくない奇妙な光景だ]
>>48
ねえねえ今どんな気持ち?
を思い出したけど、フェリクスにやられるとかわいいとしか思わない。
[ ぽんぽんと頭を撫でるその手に、まるで子供扱いされているような気もしたが、そこまで悪い気はしなかった
おいで、という手招きに応じて、とことこと城の中に入っていく]
[ >>*8の話を聞いて ]
ピー君にできることならなんでもするですよー
楽しいことは大好きなのです
飾りつけですか?
それならぴー君、魔法の絨毯があるので高いところの飾り付けもできるのですよ!
[ 自慢げに笑いながら言う
そしてイヴァンが足を止めた先にあったのは、ここに来た時とは違う、もっと荘厳な雰囲気のある高級そうな扉
渡された鍵を使って開けたその先に見たものに、再び息を飲んだ]
[ 数年前に、仲間たちと共にとある領主――街の人間に重い税を取り立てていた――の屋敷に忍び込んだことがあった。
あの時初めて、いわゆる“裕福層”の生活を知って驚愕したが……この城は、あの屋敷とは比べ物にならない ]
すっごいのです……!
こ、ここ、ぴーくんのお部屋なのですか?
わーい! すごいのですよー! VIP待遇ってやつですかこれ!?
[ そばにいるのはこの城の主人ということも忘れ、大きなベッドに飛び込んでいた ]
[>>=12]
…次、ほんな事漏らしたら、目玉取り出して
サニーサイドアップで食ろうたる。
覚悟せえよ。
[羊を狩る獣のような表情を浮かべ、低い声で呟きながら、
椅子に腰掛けた状態で手の変化を解き。]
上がるに決まっとるやろ。
(まあ、当然タダやないけどな。)
で、ナンパもロクに成功せんちゅーこっちゃ、
わめの魅力云々以前に、女に対して慣れとらんのやろ。
この空間内やったら、俺の妖力の持続性が高い。
――本来俺は、妖力あっても『玉藻』のヤツに比べたら、ねんねと変わらんでの。
子供扱いしないでったら。
別に迷ってたわけじゃ…っていうか、どこ言ってたの?
パフィンがいたら迷いの森なんて変なとこ
行かなくてもよかったし……
[ぶつぶつと呟きながら手紙をパフィンに渡す]
だって。
困ってるんなら一応僕でも行った方がいいかなって。
って、やめて、羽ばたかないでよ。
言われなくても行くってば。
[>>+10 急かす黒い鳥に眉をひそめつつ、
青年は鍵を虚空に回した]
[ようやく男と離れられて(>>44)こっそり安堵すると、男の言うとおり、今度はちゃんと女性に向き直る]
ナターリヤ…ちゃん?
へえ、綺麗な名前だね!あ、俺はトーリス・ロリナイティスって言うよ。
よろしくね!
[じかに女性と話せたこと、そして名前まで教えてもらったことが余程嬉しいのか、舞い上がった様子で自身の名も告げた。
妹と言われたのに、女王─イヴァン・ブラギンスキ─と苗字が違うことには気がつかなかったようだ。
もっとも、…はイヴァンの苗字を知っていたかどうかも怪しいが]
えっと、トランプの兵士…?
あ!もしかして見回りの人かな?
昨日寝る前に兵士が歩いているのを見たんだけど、それだったのかな…(>>29)。
うーん、でもちゃんと歩いてたから違うかも…。
[…は寝る前に見た兵士の姿を思い出す。しかしあまり意識していなかったため、兵士と言っても槍を持っていたという印象しかなかったので、ナターリヤの言う*トランプの*兵士とは違う者だったのかもしれない]
ごめんね、俺は君の役には立たないみたいだ…。
[説明しながら、身体から煙を発しながら、次第に身体が変化していく。
煙が晴れると――
そこに居たのは<ランの風貌>では無かった。
デコルテを露出した、血のように真っ赤なドレスを着た、ハーフアップスタイルの<女性>。
キツイ印象を纏っているものの、
<美人>と形容出来る女性に変化した、<ラン>だった。
頭部には狐耳が、
臀部には狐の尾が、ふさりと生えている。]
この空間、俺や、わめの望んだもんはいくらでも出せるでの。
踊りが踊りたきゃ、ダンスフロアになるし、曲が掛かる。
飯が食いたきゃ、一流レストランに早変わりする。
この空間の持続力は、祭の途中までしかもたん。
――それまで、俺が<女を扱う免疫>を付けたるわ。
[女性の声で、そう告げた。]
―丘の上―
んー、空気がおいしいな。
[両手を上げて、背筋をんっと伸ばす。]
ここにずっといると、シエスタしたくなるな…。ん?
[のんびりと座り、景色を眺めていると、すぐ横にある岩の影に猫がいたことに気づく。]
ねこ…こっちくるか?
[チチチと舌を鳴らして、指をクイクイと動かし、こっちに来るよう誘ってみるが、猫はそれを無視して岩の影にぴゃっと隠れる。]
お、おいまてよ、こんちきしょー!
[猫を追い、岩の後ろへと回る。
その途端、何かに蹴躓き、…の体は前に倒れこんだ。]
― 城下町の宿屋・自室 ―
[夜通し露店で狐の兄妹やブリキ男と飲み交わしていたので、
…は宿の部屋を取ると、すぐにベッドに突っ伏して
深い眠りに落ちていった。]
んにゃー……んん。
[窓から差し込む日差しにもぞもぞと寝返りを打つ。
眠りから目覚めるのは、いつも突然だ。
ぱちり。
目が開いた。上体を起こす。大きく伸びをする。
すっかり酒も抜けたようで、頭もスッキリとしていた。
軽くシャワーを浴びて、…はひとまず部屋を出ることにした。]
/*
一応メモに追記をしておきましたが、
念話空間内では、妖力はパワーアップしてます。
場面展開、持続効果の維持が可能となります。
表に書けないので、こちらで。
*/
[…は、突然浮かび上がった空飛ぶ生首と尻尾(>>48)を見て驚いた。]
痛くは無いが、こいつはたまげたな。
首と尻尾だけの猫とは。
どこかの魔女の使い魔か何かか?
[本人的にはかなり驚いているが、回りから見れば冷静に見えるかもしれない。]
― 女王の城・廊下 ―
[扉をくぐると、祭りの準備にあわただしい城内だった。
青年はならぶ調度品の横に、
まるで自らもその一部であるかのように立った]
ここで待ってればいいんだよね?
で、――――ここ、どこ?
[青年は、相変わらず迷子だった]
トーリス…か。
[青年…トーリスの名を聞き>>49、それを忘れぬように声に出して呼ぶ。
彼が舞い上がっている様子には気づかず、
(随分とテンションの高い奴だとは思ったが)
話の続きを黙って聞く。]
…そうか。
トランプに、手足と顔が生えたようなものなのだが。
恐らく違うだろうな。
[全く、どこまで飛ばされてしまったのだか。
困ったものだと視線を逸らせば、その先にひらひらと揺れるトランプ兵。]
ああ、見つかった。迷惑をかけたな。ありがとう。
…また機会があったら訪ねさせてもらう。
[露天置かれている商品は、なかなかに魅力的で。
じっくりと見れないのが残念だったが、早くトランプ兵を追わねばまたどこかへ飛ばされてしまう。
トーリスに礼を言うと、話が終わるのを待っている男>>44に向き直り]
随分と待たせてしまってすまなかった。
[もう一度謝罪をしてから、トランプ兵を回収するために二人に背を向けて歩き出した。]
―フリマスペース→大通り―
…数分やろ?オーバーやの。
――もし見かけたら、城の門番に引渡しとくわ。
[謝罪をされれば(>>54)、何も無かったかのように首を横に振り。
去りゆく女王の妹君に声を投げるが、
聞こえている可能性は、37%程度だろう。]
へぇ、魔法の絨毯…そっか、じゃあ高いところの飾りはお願いしようかな。
[ピーターの言葉>>+11に感心しつつ、
高いところの飾り付けを出来る人材が居なかったため、
ちょうどよかったと心の中で呟く。
部屋の鍵を開け、部屋へと駆け込んではしゃぐピーターの姿を見て、
くすくすと笑いながら、彼に声をかけた。]
僕は用事があるから、ピーター君は部屋でゆっくりしていてくれていいよ。
もう少ししたら、トランプ兵がおやつを持ってくるかも。
[ベッドに飛び込んでいる彼にその言葉が届いたかは分からないが、
そう告げるとイヴァンは客室の扉をそっと閉め、
新たな客>>+14を迎えるために足を進めた。]
そんなにたまげた? 驚いた〜?
ぶつけちゃって、ごめんだしー。
この国で魔女って言ったら…ハートの女王のイヴァンかな?
あいつ、男だけど。やばい魔法使いという意味なら正解だし。
あいにく、飼い主はいない自由気儘な野良猫なんよ。
可愛がってくれる人はいるけど、餌には困ってないからな。
[猫の尻尾は魚のようにすいっと宙を泳ぎ、ニヤついている顔(>>48)の下の方に納まった。すると、尻尾と同じ模様をした
宙に浮いた妙な猫男の全身が露わになる]
俺はチシャ猫。名前はフェリクスって言うんよ。
どうよ、格好良くね? 可愛くね?
[どうやら、変なのは見た目だけではないらしい。
至って冷静に見えるが、驚いたという男の言葉(>>52)に
満足そうにすると、今度は自分の名か姿に対してか、
とにかく何だか分からない感想を求め出した]
―女王の城 廊下―
座標が狂っちゃったのかな。
[廊下に立ち尽くしている青年と騒がしい鳥に声をかける。
本来ならあの扉は一人用で、鳥と一緒にくぐってきてしまったから、
廊下に出てしまったのかもしれないな、と頬をかいた。]
こんにちは。
僕はイヴァン・ブラギンスキ。この城の女王だよ。
手紙を受け取った子、だよね。来てくれてありがとう。
[ピーターのときと同じように、右手を差し出して握手を求めながら]
君の名前を聞いていい?
― 女王の城・庭(少し前?) ―
>>*5
今更だろう?
知ってるさ、ここの奴らが俺のことを影じゃそうやって読んでることは位はな。
[酒でトロリとした瞳に僅かな喜色を滲ませて…はイヴァンの来訪に応えた。
言われた内容に少々の引っかかりはあるものも元来寂しがり屋の彼は話しかけられるのが好きなのだ。
そして、その歓びをせっせと押し隠しながら続く言葉は、毎回一つなのである。]
なぁ!一緒に飲まねえか!!
丁度、焼きたてのスコーンもあるんだ!
郷里にいる俺の可愛い弟たちの話をしてやるよ!!
[そこまで言って、ふと思い出したように真顔になり]
ああ。勿論お前の妹の話も聞いてやらねー事もないんだかんな!
[にやりとした]
[ずっと探していた様子の彼女のために、何もしてやれないことを…は歯がゆく思った。
どうせならば一緒に探そうかと提案をしようか迷っていると、この場でナターリヤから見つかったと声が上がる(>>54)。
彼女と同じ方向に視線を向けると、一枚のトランプが揺らめいていた]
あは…。本当にトランプに手足生えてる…。なんて分かり易い…。
あのトランプ兵ならもっと印象に残るね…。
いやー…こっちこそ役に立てなくて申し訳ないよ。
是非是非!是非!きてくださいね!
ナターリヤちゃんなら沢山おまけするからね!
[また会えるかもしれない、そんな期待に胸を弾ませて、…も別れを告げた。
目的のトランプを見つけたナターリヤは、大通りへと歩いていく。
…は、その背中を誰かに話しかけられるまでずっと見つめているだろう]
んだよ、結局迷ってたんじゃねーか。
やっぱ坊っちゃんは俺が居ねえと駄目だな!
[ばさばさと羽根を打ちつつ上機嫌に…は笑う。
そして鍵を回すイース(>>+13)に付き添いつつ、手紙を嘴で受け取った]
ったく…とんだお人よしだぜ坊っちゃんはよぉ。
困ってるとか知ったこっちゃ…
[扉をくぐった先は、一気に空気が変わる。
ここが城内なのだと理解すると、…は辺りを一瞥した]
…この手紙の通りなら誰か迎えでも寄越してくんだろ。
ここでのんびり待ってよーぜー。
[城下町の外れには広大な森がある。
俗に「迷いの森」と称されることからも、その規模が窺い知れるだろう。
男は、その森へを向かっていた。
小腹が空いていたので、途中のマーケットで果物と*ロティ*を買い、
食べ歩く。道すがら、そういえば昨夜の飲食代をまるまるご馳走して
貰っていた事を思い出してはっとする。
…いっけね。少しくらいは出すつもりだったんだけど。
後でちゃんとお礼しないとなー。なんて事を考えながら、
南門まで辿り着いた。
昨日、街中を歩いて回った際にはなかった装飾が施されていて。]
うああー、すっげぇ…
…おもしろいじゃんねー!!
[…は、前衛的なデザインの飾り付け(>>1)が相当気に入ったようで、
暫し目的も忘れ、興奮し目を輝かせながら門をくるくる見て周る。]
は…はい!わかりました!
[覚悟せぇよとドスの聞いた声に、思わず背筋を伸ばし、いつもは滅多に使わない敬語で答える。
だが、そんな威勢よくいってみせた言葉とは裏腹に、足は震えている。]
なっ…!確かに女の子とパーティでダンスをするくらいしかしたことねーけどよ…。
それがナンパ率と関係あんのかよ?!
[女慣れしてないという言葉には、少しムッとして眉を細めるが、事実ではあった。
続けてランの話をそのまま聞いていると、たちまちランの体から煙が放ち、驚いた…は思わず後ずさりをする。]
[煙が晴れると、ランの姿はどこにもなく、見たこともない、美女が自分の前に立っていた。]
/*
顔…ギリィ
あとナターリヤちゃんに関してトーリスが非常にアレな感じになりそうで困るね!
そのせいでトーリスの中では空気になったランさんごめんね><
*/
―城下町 大通り―
[やっとのことでトランプ兵をまた一枚、回収することができた。
トランプ兵も木に引っかかっていたため自力で帰ることが出来ず、
困っていたところを助けられたと、
ナターリヤに礼を言いながら、扉の向こうへと消えていった。]
あと何枚いるのやら。
[はぁ、とため息をひとつ。
昨日チシャ猫に幸福が逃げるといわれたばかりだが、そんな事を気にする彼女ではなかった。]
[明らかに仕事を忘れているらしい態度(>>57)に、
逆に不気味すぎる程に朗らかな笑顔を浮かべて、肩をぽん、と叩き]
おう、兄ちゃん、そろそろ客放置しとる場合やないんちゃうんか?
おめえの░▓▒▓█▓░░▓▒を、▓░░▓▒▓░░▓▒して、
チューリップみてえに地面から生えさせたろか?
ン?
[笑顔の奥の目は笑っていなかった。]
おぉ、これはまごうことなきベッラ…!
お、俺とどこか美味しいお店いかない?俺いい店知ってるんだ!
[美女を目の前にした、…は先程までとはうって変わって、水を得た魚のように美女に、いつものナンパ口調で話かける。]
この君のチャームポイントの狐耳と、狐の尻尾も可愛いね。
[だが、喜んでいたのもつかの間、美女から発せられている言葉から察するに、これはランの変身した姿なんだろうと認識する。]
はっ…!つまり、お姉さまが俺に手取り足取り教えてくださるんですか!?
[先程のランへ抱いてた恐怖心等はすでにどこかへ消え去り、…は目の前の美女に首ったけであった。]
/*了解したぞ。ベッラ!ベッラ!*/
/* >アントーニョ
メモみてるぜ。C狂おめでとな。
俺は、その手の縁故アリ構わねー。 まあ、楽しくやろうな。
墓メモ見えねーと思うんで、ここで。
他の奴は中の人発言すまねーな。*/
>>*6
/*私的アンカーやで!どこでもドア、どこでもドアっと。
どこでもドアやったら楽やんなぁ、楽園やんなぁ*/
[…は、踊るように言葉を並べるフェリクス(>>56)に困惑気味だ。]
チャシャ猫のフェリクスか。
俺はブリキ人間のルートヴィッヒだ。
ふむ、美醜や見てくれについてはよくわからんが、メンテナンスには便利そうだな。
俺も手足は外れるが、外すのに少々コツがいってな。
[…は、だいぶ的外れな感想を返すと、自分の左の二の腕を取り外して振って見せた。]
…ん?
チャシャ猫?
[…は、取引先の木こり達から、彼の噂を聞いた事を思い出(1:した/2:せない)]
[変化した儘の状態で、ソファから立ち上がると
急に態度が一転するロヴィーノに、呆れた様に肩を落として。]
…手取り足取りちゅーか……、
わめがいつもレディとデートするように、
俺をエスコートしねま。
そんで、何がダメなんかツッコミ入れたる。
……おい、聞いとんのか?
[容姿をべったりと褒められた経験が無いのか、一瞬たじろぎ。
ドスを聞かせた声で聞いてるのかと尋ねるが、
男である風貌では無い為、普段の84%程度の声音だろう。]
/* 白ログ優先でまったり進行でOKですよー! */
[ナターリヤとの接触に惚けていると、ぽん、と肩をたたかれる(>>60)。]
はいー…なんでしょう…?
[何気なく振り向くと、狐耳の異様な表情が目に入った。
最初に見た仏頂面とは正反対の笑顔だったが、非常によろしくない状態だという事を本能で察した]
うわーーーーーー!!!
すみませんすみません!
何でも聞きます!聞きますから店のもの全部持っていっていいです!
でも命だけは残してやってください!!
どうか命だけはーッ!
[やたらめったら笑顔の男だが、どう見ても目だけ笑っていない。
涙ながらに…は命乞いをした]
[…は、チャシャ猫についての噂を思い出した。]
そういや、聞いた事があるな。
迷いの森に住んでいるお化け猫が、確かチャシャ猫といったか。
本物にお目にかかれるとは思ってなかったな。
[…は、左腕を元に戻すと、感慨深そうに腕を組んだ。]
―回想―
>>+15
知ってるならやめればいいのに。
[彼が酒をやめるわけがないと分かっていながらも、ぽつりと呟く。
時折ちょっかいをかけに行けば、いつものように酒とスコーン…と呼ぶにはスコーンがかわいそうになるほどのそれを、嬉しそうに勧めてくる。
そんなアーサーの様子を見て、笑顔(しかし目が笑っていない)でそれに答えることにした。]
あはは、真っ黒なものを人に食べさせようとしないでよ。
そんなものを食べれるのは、君と、君の弟くらいじゃないかな?
それに、もうすぐお客さんが来るから。
[君と飲むつもりは無いと、暗に告げる。]
ふふ、いつか語ってもいいんだけどね。
きっと君の弟自慢ばっかりになっちゃうから遠慮しておくよ。
[にやりと笑うアーサーに、デコピンをひとつお見舞いした。
その威力は52くらいだ。]
―回想終了―
/*
ナターリャ>
Gracias!
下働きっちゅーか扱き使われてる身(サボってんやけど)やから
せやな、トマトでも運ぶことで城に行てみるか…?
ロヴィが丘まで来てくれたからちょい遅くなるかもしれへんけど。
★C狂(手伝い人)であることは白で表してもええんやっけ?
隠し通した方がええんやろかね。読み込み足りなくてすまへんな。
カークランドも感謝するで。
*/
/*
>>*15
勝利度外視の村なので、C狂の動きを白でしても大丈夫ですよー。
これはトマト料理フラグ!
[漸く客を放置している事に気付いたらしい反応(>>62)
が返ってくれば、作り物の笑顔を顔から失せさせて。]
兄ちゃん、ほんなんで商売やる気あるつもりなんか?
いつから店広げとんとか知らんがのお、
俺やったら、こんなに商品余らせとる状態にせんぞ?
とりあえず、じゃみじゃみ騒ぐな。
……、ほやからのお…
さ、さっきの話やけどな…。
[咳払いを漏らして、言いにくそうに吃音つつ。
決めた!と言わんばかりにずかずかと近寄り、
青年の耳たぶを耳打ちする為に引っ張り、
小声で先程漏らした言葉を詳細にして告げ直し。]
……年頃の女…妹に、土産持って帰りたいんじゃ。
ほやから、その…、わめんとこの店に、ええ雑貨置いとらんかの…?
[きゃっきゃっとまるで子供のように夢中で門を眺めていたが、
はっ。と、ここまで来た目的を思い出す。]
…っと、やっば。日が暮れるんだよ。
[誰に言うともなく呟いて、足取り軽く森の中へと足を踏み入れた。
道に迷って帰れなくなる心配はしていない。
いざとなれば、森に住む動物たちに帰り道を尋ねれば良いのだから。
さほど距離を歩かぬうちに、街の喧騒は聞こえなくなり、
木々や草、虫や動物たちが奏でる自然の“音楽”が聴こえてくる。
…は、眼を閉じて暫くその“音楽”に浸る。]
/*
>>*16 そか、んーじゃあ二重生活でもなんでもありなんか。
面白そうやけど時間があればやれるだけやってみるわww
カークランド>メモ見えたで*/
[命乞いで騒いでいると、狐耳の男から>>64やる気があるのか、と問われて少し言いづらそうに]
いやぁー…ははは、ちょっと突発でやってみようかなー…なんて思ったので…。
ええ、なんかすみません…。
[とりあえず、命の心配はなさそうだと若干の警戒も残しつつ、何か言いたそうな男の言葉を待つ。
ここで騒いだら今度こそ░▓▒▓█▓░░▓▒の内容が待っているのだろう。]
痛っ!
[しばらくすると、意を決した男が耳を引っ張り、頬を染めながら耳打ちをされた]
はあ…妹さんに、ですか…。
妹さんへのお土産なのにそこまで恥ずかしがらなくても良いと思うけどなぁ…。
それにしても年頃の女の子、ですか。
[年頃、そして妹と聞いてナターリヤが思い浮かんだが、悟られると死亡フラグが立つことは簡単に予想できたので、慌てて狐耳の男に意識を戻す]
なんか〜。凄いごっついお偉方みたいな名前だし。
……腕が半分取れたしー!
ブリキ人間ってそういう種族なん? 俺初めて見たし。
[ルートヴィッヒと名乗った男(>>61)をじろじろ眺めながら、
印象を漏らす。彼が左腕を分解したのを見て何故か目を丸くした]
確かに迷いの森には住んどるけど、お化けとか失礼だしー。
でも、俺って結構有名な猫なん…? 誉めるなし、照れるし。
[自分の噂に憮然としたが、真面目なルートヴィッヒの反応(>>63)に、チシャ猫は恥ずかしそうに俯いた。だが、すぐさま顔を上げると]
なあ、話は変わるんだけどー。
俺、これから西の門の飾り付け係になりにいくんよ。
なんか装飾のアイデアとか無い? これは街の門が一時期だけ
だけど、自分色に染められるチャンスなんよ!
んー、そうですねぇ…ちょっと待っててください。
[しかし、…も女心に疎いので、狐耳の男の要望に応えられるかは分からない。ごそごそと荷物を漁りいくつか見繕った品を次々と机に並べていく。]
まずは、【星屑のランプ】。
ただのランプですが、点けると星をちりばめて簡易プラネタリウムになります。流れ星とかも流れるんですよ。
こっちは【バオバブの蜜の琥珀のペンダント】です。
ちょっと貴重で中に星が閉じ込められてるんですよ。
太陽と月も同封されてるので、この星の一日を外から見られるすごいやつです。
美容方面だと【死活火山の煤】かな。
吸うと危険だけど、水に溶かしてお肌に塗ってからしばらくすると、すっごい艶々になるらしいです。
あ、俺は試したことないので又聞きですが、結構評判は良いですね。
【はかない花】もどうでしょうか?話しかけると喜びますが、ずっと一緒にいないとちょっと面倒です。
ライオンと風が怖いようなので、ガラスの衝立を外すときは注意してくださいね。
おまけの毛虫は、そのうち美しい蝶々になりますよ
あとはー…
[…は、ちらりと男の狐耳を見やってから]
【地球狐のぬいぐるみ】とか…。
飼い慣らすと喜びますよ。飼い慣らすって言っても友達になるって意味ですからね!
出会いと別れを教えてくれる、優しい狐です。もふもふ加減もなかなかのものですよ。
このくらいでしょうか。
[ついでに、狐のぬいぐるみの隣に惑星ゆるきゃらシリーズの地球狐onうどんモデルのストラップもそっと置いた。]
[…は何処からともなく現れた飴玉を手にする。
ピンクと紫の包み紙を開けると、まっピンクの飴が現れた]
うは、すっごい色…。
[しげしげと眺めた後、ころんと飴を口に含む。すると、少しだけ疲れた喉が癒されるのを感じた]
ん〜見た目に反して結構美味しいね。
飴、ありがとう。
[…は、目を丸くするフェリクス(>>67)に苦笑した。]
俺はブリキ製の動く人形だからな。
といっても、他にブリキ人間を見たことは無いので、他のブリキ人間がどうなっているのかは知らんな。
[…は、飾りつけという言葉に腕組みをしたまま唸った。]
うーむ。
俺はどうもそういう装飾関係は不得手でな。
ライオンかカカシのヤツでもいれば、いいアイデアの1つや二つ浮かぶんだろうが…。
[絵物語や娯楽に詳しいライオンと、何かとオシャレなカカシを思い出して渋い顔をした。]
取り扱った事があるのは装飾レンガくらいでな…。
そうだな…。
規則正しく並んだ幾何学模様などは、整然としていて美しいと思うな。
…まぁ、未だに美しいという感覚があっているか不安ではあるが。
[…は、恐らくチャシャ猫の好みと正反対の提案をしたようだが、本人が気付くはずもない。]
[妹の土産ならば、そんなに恥ずかしがるな(>>66)
と普通の声音で告げる、店員に――
エメラルドグリーン色の瞳を、カッと見開いて。]
何でかい声で俺が妹に土産買う事ばらしとんじゃ、ボケ!!
他の連中に俺がシスコンやと思われたら、どう落とし前付ける気じゃ!!
[物凄く大きい声で喚いている事には、
本人は気づいていないようだった。
胸ぐらをつかもうとしたが、彼が商品を並び始めたので、
堪えて拳を握っている。
しょうもない商品が出てきたら、
このマーケットスペースごと、彼を焼き尽くすつもりである。]
/*
俺の親友(仮)がこんなに可愛い訳がないんよ>トーリスact
俺とお前の仲なのに他人行儀で泣けるし…でもまだ俺達他人。
そのうち押しかけに行くんだからな、絶対だし。
トーリスはsyura38さんだと思ってたけど、これは違うんだし…?
/*
花が怖いのはライオンじゃないや、トラだ。
追加メモ
5000本のバラの細工 : 多いので縮小パックに入っている。開くと一面がバラ園に。
4本のトゲ : ただのお守り
点灯夫の街灯 : 昼夜を切り替えられる優れもの
*/
[>>68 >>69]
[商品を出す彼の手つきと、それぞれの説明を聞きながら、
それぞれの商品を確かめるように、触ったりしつつ
鑑定を始める。
偽りは無いかと、目で脅しながら、彼の説明を聞き終えると――]
……ふむ。ほんじゃあ――、
全部セットで買うたら、
なんぼまで、まけるつもりやざ?
[威圧の視線で青年を眺めつつ、交渉に入った。]
─ 回想 ─
[大声でとんでもない告白をする男に(>>71)、…はどうしていいのか分からなかった。
自分は普通の声、と言うよりもほぼ独り言に近い声量だった気がする]
(ひえぇええ、俺は何も聞いていない、聞いてないぞ…!
そして断じてこれは俺のせいじゃない…はず…!
しかもなんか目が据わってる!怖い怖い怖すぎる!
なんで祭り本番前にこんな目に遭うんだろ…。うわーん!)
[冷や汗をかきながら…は内心で号泣していたが、命があるうちに一通りの商品の説明を終えることは出来たようだ]
─ 回想終了 ─
/*
交渉とかそういうチャチなもんやないな。
白ログでシスコンCOとか…ラン恥ずかしい><
*/
>>72
え、え。
えっ
全部!?
[思わぬ言葉に、…の声は上ずっていた。
そもそも、現時点では値段すらつけていないのでまけるも何も考えていなかったのだ]
あのぉ…実はまだ値段とか考えてなかったんで…。
なんだったら言い値で良いですよ。
[さすがに、この男のことだからタダで、とは言わないだろうことを見越しての発言だ。
もし男が値段を言うのならば、他の売り物への値段つけの参考にする予定でもあった]
ブリキとかマジ分からんけど、人形かー。
…俺も実は人形界に片足突っ込んでたりするんかな?
あ、そういえばお前の前に動く像に会ったんだし。
最近の人型は人間によく似てて、高性能なんだし〜。
[苦笑しながらも律儀に応じてくれるルートヴィッヒ(>>70)に、
(一方的なきらいもあるが)お喋り好きな猫は喜んでいるのか、
彼が提案してくれたキーワードを咀嚼して頭に入れた]
レンガ、規則正しい、整然、幾何学模様…。
それとライオンとカカシか、うん!
そろそろ俺は任務に戻るんよ、リクエスト有難うだし。
難題な課題っぽいけど、挑戦するだけしてみるし。
[アイデアは受け取ったとばかりに、チシャ猫は意気込んでいる]
♪ ♪
♪ ♪
[身体にその“音楽”を刻み込み
自然な手つきで、流れるように、自身の笛に息を吹き込む。]
♪
[最上の演奏とはどのようなものか?]
♪
[それはひとつひとつ違うもの。]
[たとえ精巧な機械が全く同じ音を奏でても、
所変われば全くの別物。] ♪
♪
[ここではどんな音がする?]
♪[どんな音が奏でられている?]
♪
[それを識らずに皆の心鷲掴みにするとっておきのショーは成り立たない!]
♪
♪
♪
[全部?と反復する青年(>>74)に対し、
こくりと頷き。]
――どれがアイツの好みか分からんやろ?
ほんなら、全部買うて行けばええんじゃ。
…言い値でええんかの?
[鞄からそろばんを取り出して、台の上で物品ごとに
それぞれ値段を付けながら、玉を弾いていく。
相当に手馴れている様子だ。]
【星屑のランプ】は78ヘタ。
【バオバブの蜜の琥珀のペンダント】は56ヘタ。
【死活火山の煤】は30ヘタ。
【はかない花】は58ヘタ。
【地球狐のぬいぐるみ】は[12]ヘタ。
…このストラップは、(08)ヘタってとこかの。
……こんなもんでええか?
/*
>>72>>73 全部…だと…。
上客な話だけど、絶対あいつ値切る気だし…。
せめてゆるキャラ狐うどんストラップは残せだし…だし…。
強欲だなランさすがラインケ貪欲
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新