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パメラはこの度の死の騒ぎ、人狼の仕業だと思うか?
昨日、男共には話したが、人狼騒ぎが起こった時、それに対抗する人の子達の呪いがある。
ペーターとディーターはその呪いのせいで、永き夜を迎える事となったのだよ。
よお、ペーター。
[元気だったか?といつものように声をかけようとしたが、自分の置かれてる状況を思い出し、言葉を止めた]
ああ、呪いか…
爺さんが言ってた仮説だけど、な…
ていうか、ほんとになんでディーターは短刀なんて持ってたのかしら。フリーデルみたいにアタシ達に応戦したわけでもなく、外傷も無いのに。
逆に、その三人の中で味方に付けられそうな人、「人狼役」を押し付けられそうな人は誰かな。
おじいさんの言う、「呪い」を解く方法は、人狼を「追放」するしかないのかな・・・
誰が人狼かも分からないのに、一体どうやって。。。
―回想・墓場―
[便利屋は、不道徳的にも誰かの墓石に座り込んで、まるでその場に誰かいるかの様に話しかけている]
[その墓石に名前は刻まれていない、恐らく無縁仏なのだろう…そんな墓石がこの墓地には不思議な事に山の様にあった]
…とんだお笑いだ…冗談にも程があるぜ…
…俺達が彼処にいたあの頃は、難しい事なんて考えてる余裕なんて無かった、そうだろ、おい?
生きるだけで必死だった、何人死んだよ、ええ?
悪いが、俺ァ細かい数なんて覚えて無ェぞ…畜生…お笑い種だ、お笑い種にもならねえ…
[墓石の一つを思い切り蹴り飛ばす、その目は今までに見た事が無いほどに剣呑だ]
クソッ…煙突で焼け焦げるのも、鉱山で潰れちまって死ぬのも何人でも見たぜ…
それでもな、彼処にゃルールってもんがあっただろうよ、俺達ァ、皆、親に売られて彼処で働いてたんだからな!
ええ!?そうだろ!?お前達!?
今、村にいる奴のどいつだ、どいつが関わっていやがる…殺してやる…殺してやるぞ!
俺が殺す、ああ、殺してやるんだ…畜生……何で、あんな…誰も傷つけていないシスターが…
ああ、何で悪意の荊棘なんかに気付いちまったんだ…畜生…あの時、爺さんの言葉になんて耳を貸さなければ…嗚呼…
クソッ…酒だ…素面でなんかいられる訳が無ェじゃねえか…クソッ…クソ……
[胸元をまさぐるも、何時もの場所に酒瓶は無い]
[昨夜、自ら捨ててしまったのだ、あの暖かさに触れてしまって]
[涙が溢れる…くぐもった嗚咽をもう隠す事も出来ない…]
ああ…畜生…どうしても俺には信じられねえ…あんな…あんな真似が出来る奴がいるなんて…
…聖母様…ああ、聖母様…我らをお救い下さい…お願いします…聖母様…
…何がおかしいっていうんだ…言ってみろよ…助けてください…
…シスター……ぐうう…ふぐううう…
リーザって…それは難しいんじゃない?
あなたの妹でしょ。それなのに人狼なんて無理が有りそうだけど。
いや、それ以上に、本当にいいの?
[ペーターの口調の変化に少し違和感を感じたが、あまり気にはせず]
どうだろうな、あの日は正直みんなそんな呪いの存在なんか知りもしなかっただろう。
きっと、「この人苦手だな」って程度の負の想いがそれにつながったんじゃないかな。
実際、昨日はペーターじゃなくて、爺さんになってたかもしれない…って話だったしな…。
[そういうと、ペーターの頭を気遣うように撫でる]
それに対して、俺は確実に、爺さんの言うソレだとおもうぜ。
幻を見せられた挙句、体が動かなくなって、気がつけばこんな状態だ。
[壁にわざと手をツッコミ、おどけてみせる]
悪しき笑みを向けられ続けておる私にはその力が解るが……、そうでない者達にとっては、私の言はずいぶんな妄言だのう。
>>62
[宿内を漂っていると、風呂場から聞こえてきたリーザの声に気づき]
正しいと思うことを選ぶのは、難しいねぇ。
選ぶものが多すぎて、たとえ選んだとしても間違いだったりすることも沢山ある。
人によってもきっと、正しいことは違うのさ。
それでも、どうしても選ばなくちゃいけないことがあるさね。
疑うことが難しいなら、誰かを信じることさね。
たとえ信じた相手に裏切られても、相手を「信じる」ことに間違いはないと思うんだよ。
…難しいねぇ。
どうも、リーザに分かるように説明はできなさそうだ。
どうか、後悔の無いように……
アンタはオットーを信じて、まっすぐに生きとくれ。
もしお爺さんの話が正しければ、
我々が誰かを滅せよ、と念じる事で…
その念が人狼に当たれば、助かるかもしれないのね。
そんなもの信じたくないけど…
でも、そうだとしたらあたしが念じる相手はもう決まってる。
クララのあの傷…明らかに刃物で切られた傷だわ。
もしかしたら、ぜんっぜん見当違いなのかもしれないけど…
ディーが最後に遺してくれたメッセージだと思って…
彼女に念を送る。それがあたしの選択よ。
………誰も疑いたくなんて…無いんだけどね。
[パメラはそう言うとぼろぼろと泣き出した]
/*
くどいようですがフリーデルが短剣で抵抗した話は
まったく聞いておりません。
そして、なんだかんだ言ったところで今日吊られるのは
自分な気がしてなりません。
フリーデルと同室ってトコで怪しすぎるもんねぇ。
*/
…そう。そうね、人狼っていうのはそういうものよね。
同族以外はみんな一緒、みんな敵。わかってるはずなんだけど、なんかおかしいな。
最初はアタシのほうが人狼っぽかったのに、いつの間にか逆転しちゃった気がするわ。あなたが人狼らしくなったのかしら、それともアタシがクララに影響されて人間じみてきたのかしら。
最初にリーザのことを聞いたときは、ただからかうだけのつもりだったのに、いまはなんだか本当に胸がいたいわ。
人狼失格かしらね。
[時折聞こえてくる、フリーデルという言葉に顔を顰め]
ああ……あのシスターさんもやられちまったのかい。
これで死んだ人間は、ゲルトも入れて5人かね。
殆ど半分になっちまったわけか……。
[食堂に入ると、ディーターとペーターを見つけ]
おや、二人とも此処にいたのかい。
呪いねぇ…。人の呪いとは、厄介なもんさね。
多少の悪意でも、集まれば誰かを殺せるんだからね。
…俺ァ、正直言ってこの中の誰も信じちゃいねェよ…
爺さんじゃ無ェけどよ、俺にだって分かるんだよ…分かっちまったんだよ…
自分に向けられてる悪意ってのがよ…誰からかってのは分かんねェけどよ…そんなの信じろって言われても無理だろ…
でも、でもよ…お前らは、俺とは違うはずだろ…何で殺しちまったんだよ…何でだよ…
便利屋 ヴァルターは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
パン屋 オットーは、村娘 パメラ を能力(襲う)の対象に選びました。
パン屋 オットーは、便利屋 ヴァルター を能力(襲う)の対象に選びました。
パン屋 オットーは、老詩人 モーリッツ を投票先に選びました。
>>82
村人同士の呪い合い?……恐ろしい。
そんな恐ろしいことが、今目の前で起きているなんて信じられないよ。
自分が死にたくないから、誰かを殺すってことかい。
[やりきれない思いをぶつけるかのように、短く吐き捨てた]
一体、いつまで続くのかね、この惨劇は……。
いろいろ思うところはあるけど、今は相棒が頼り甲斐のある狼に成長したことを素直に喜んでおくべきかな。アタシが弱くなった分、あなたが強くなったと考えればまぁちょうどいいわ。
ヴァルターを噛みに行って、モーリッツに投票しようと思うんだけど
僕たち以外に投票する人っているかな?
誰に投票すると思う?
んーこまったな。
僕、ライム(クララ)に投票を委任するよ。
襲うのはパメラにしよう。
じゃあ、リーザ寝かしつけてくるね。
投票を委任します。
パン屋 オットーは、旅人 クララ に投票を委任しました。
パン屋 オットーは、村娘 パメラ を能力(襲う)の対象に選びました。
…俺ァ、シスターしか信用出来なくて…だからシスターに全部託したんだ…
そしたら見えちまったんだよ…パメラの悪意が、ディーターに向かっているのが…
俺には分からねェ…もう、何にも分からねェんだ…
旅人 クララは、便利屋 ヴァルター を投票先に選びました。
>>89
パメラの悪意が…ディーターに向かってる??
一体、どういうことだい……??
パメラの悲しみようは、本物にしか見えないってのに。
ん、リーザ、どうしたんだい?
[…はリーザが何か言いたげなのに気がつく]
(うーん)そろそろ夜も遅いし、今日はもう寝ようか。
みなさん、おやすみなさい。
[…はリーザを伴って、201号室へ]
/*
え、ヴァ、ヴァルターさん?
それよりほら、大事な手がかりがあるでしょう?
まるで何かが暴れまわったような教会に転がってた短剣とか、昨日まで無かったキズをこしらえた女の子とか。
あれ、イベント発生を見越して頑張って起きてたけど、私もう寝ていいの?寝ちゃうよ?
私が吊られるか、護衛成功しないと今日で終わっちゃうけどいいのかなぁ。
*/
ヴァルターさんがフリーデルさんに意を託して、
そしたらなぜかパメラの悪意の向かう先が見えたの?
フリーデルさんが、パメラに意を託してたのかな……?
[ 机の上の、荒っぽい字で書かれた手紙が目に入った。 ]
ディーター…ごめん、もしかしたらディーターのこと裏切るかもしれない。
ディーターの望んだことを逆のことをするかも。
許されぬ罪をすら許したまう慈悲の神よ。
どうか、咎人の懺悔をお聞き届けください。
そして審判の時に、ふさわしき罰をお与えください。
[ディーターにも手をふると、>>+44のペーターの言葉を聞き、黙って頭を撫でた]
…………本当に、恐いねぇ。
誰かを殺してでも生きたいという気持ちか。
無意識だろうから、更に恐ろしい。
と、おや。シスターさんかい?
[フリーデルの気配に気づき、振り向く]
あたしの悪意が…ディーに!?
何のことだかよくわからないけど…
『あたしは昨日の時点では何も意識しなかった』わ。
もう神も何も信じられないかもしれないけど、
それだけは神に誓って言える。
もしかしたら…
ちょっとした悪戯への報復心だったり、
いつもの悪態の延長線上だったり…
そういったものが、この状況下で実体化しちゃったのかも…
…もしかして…
あたしが、ディーを…
/*
えっと。
ログ追えばわかると思いますが
昨日は投票先を1度も変えてません。
つまりデフォルトでディーターだったわけですね。
まさかこんなことになるとは。
笑えない展開ですね。。。
うん…
…いっぱい考えたよ。結局、これが一番いいと思った。
[ リーザはオットーの両手を取った。「何か」が渡される。 ]
にーちゃん、私の分ももらって。
…好きに使っていいから。
投票を委任します。
少女 リーザは、パン屋 オットー に投票を委任しました。
……。
…………。
ここは、地獄なのでしょうか。
私の目には遥か遠く、白い地平を連なって歩く、影たちの群れが見えるのです。
彼らは裁きを待つように頭を垂れ、巡礼者のごとく真摯な歩みを止めようとしない。
しかし私たちのいる巨大な影は底知れぬ暗闇に覆われ、ともすれば意識がぼんやりと薄れ、己の形すら分からぬようになる……この存在の軽さが、死だというのでしょうか。
これは「追放」する力、あるいは武器、あるいは呪い…そういうものだって。
ゲルトがね、教えてくれた。
半信半疑だったけど…毎晩祈ったよ。でも上手く使えなかった。
これは一つ一つが弱いから集めないとダメなんだ。
…にーちゃんに私の分も使って欲しいんだ。お願い。
だって…もし、にーちゃんが人狼でも…私には、にーちゃんを憎むなんてできない。
にーちゃんが一番好きだから。
ゲルトよりもおばちゃんよりもシスターよりも。
>>+49
その声は、女将さんでしょうか。
切り裂くように真白いあの地平に比べてこちらはあまりにも暗く、あなたのお姿もはっきりとは見えません。
貴女の目にも、あの、巡礼者とも罪人ともつかぬ影の群れは映っているのでしょうか。
ああ、そして、空のあなたより聞こえる、色とりどりの声たち……あれは、生者のものなのですね。
[…はリーザの話と、これまでのモーリッツの卒業式話から、これが「人狼を追放する呪い」に関係するものではないか?と考えた。
普段なら誰かに相談するが、いまは誰も信じられない。]
>>95
……それも、一つの正義さね。
リーザは、オットーを信じることに決めたんだね。
うん、良いさ。
リーザが自分で決めたことなら、それがきっと一番良い。
[視線を上の部屋に向け、ぽつりと]
/*
リーザ可愛いよリーザ。
ていうか、これ村人側が全員私に集めてもランダムになるじゃん。このまま勝ってリーザとオットー連れて実家帰ろうかしらホント。
今回占い師の発表とか一回も無かったもんなぁ。マジで村側に何の情報も出なかったよね。ペーターかレジーナだったのかな?
*/
[泣きわめくパメラとヴァルターを前に、また違ったため息が出る。]
……ふう、私は乳母ではないというに……。
この人の寄る辺を心から思うなら、きっと私はそなたらを追い立てて、追い詰めて、それでも頭を使えと詰め寄るのだろうな。
だが、私は心の血を止めはせぬ。泣け。
>>92
何もしなくても悪意は誰かを選ぶというのかい?
もしそうだとしたなら、なんて酷い……。
>>+53
そうか、シスターはあたしとは少し違う場所にいるのかね。
あたしからも、シスターが何処にいるのかよく見えないのさ。
巡礼者……?いや、見えないねぇ。
あたしが居るのは、死ぬ前と同じ場所みたいさね。
シスターはどこにいるんだい?
おねがい…!にーちゃんは死なないで。
人狼でもいいの。
にーちゃんだったらいいの。
私を殺してもいいから。
絶対に、生きて。
もし、にーちゃんが人狼でないなら…
ねえ、人狼。お願いだよ。
にーちゃんを襲わないで。殺さないで。
私を殺してくれたらいいから。喜んで食べられてあげるから。
私のお願い聞いて。
…これが私の「正しいと思うこと」だよ、おばちゃん。
これが叶えられたら幸せ。後悔しないよ。
出来ると思うよ。
っていうか、こっちもクララの傷に触れること無く話が終わったわ。まぁそのほうが助かるっちゃ助かるんだけど。
>>+56
ではきっと、私がいる場所こそが、地獄の入り口なのでしょうね……。
不思議なものです。こんなにも貴女を近くに感じ、声を聞くというのに、その姿はうすぼんやりとしてつかみどころがない。
そして見ているものも違うという。
死後の世界は人それぞれに違うのかもしれませんね……。
「201号室」に行ったみたいだから、私も部屋に戻って同じベッドにご一緒しようかしら。
なーんて冗談は置いといて、私も寝るわ。
おやすみ、エルム。
その声は、ペーターくんですか?
あなたもここにいるのですね。
その姿を思い描けば、ああ、手が届くような気すらする。
それはつかめば逃げる、陽炎のような不思議な感覚ではあるけれど、ええ、あなたも……いるのね。
パン屋 オットーは、老詩人 モーリッツ を能力(襲う)の対象に選びました。
>>+58
ここで悩んでも仕方ないんじゃないのかね。
会えることがあるなら、本人に直接問い詰めればいいさね。
離れていれば、案外思い違いがあるもんさ。
>>+59
そうか……。
きっと死後の世界ってやつは、死んだ人の意識に引きずられるのかもしれないねぇ。
あたしは目が覚めてから真っ先に思い浮かんだ光景が、この宿だったから。
人によって違うのか。そうかもしれない。
[だから会えないのかもね、と小さく呟く]
死してなお、生者の世界を垣間見ることが出来る。
喜ぶ者もおりましょうが、今の私には、あまりにもこれは、残酷な刑罰です……。
ああ、パメラさん……ヴァルターさん……ごめんなさい……。
おそらくヴァルター、ヴァルターの言うておる事が解らぬのう。
私もいい加減回り道をする言い方をするが……どういう事だ?
私の委任は確かにヴァルターになっておるし……。
ともあれ、ディーターそなたは奇妙なえにしで呪われてしもうた様だの……。不憫な。
私は紛れもなく罪びとでした。
この【力】を、皆さんのために使うことが出来なかった。
あのような書置きを残すなどと中途半端なことをして。
いっそ冷徹に、【力】のことなど素知らぬ顔で、最後の最後まで何事もない振りをすればよかった。
いえ、いっそ、正直に何もかも打ち明けてしまえば良かった。
そうすれば……罪なき二人の争いは、生じなかったかもしれぬというのに……。
[呆然とした中、シスターの声を聞き、ふと我にかえる]
…ん、シスターも、ここにいるのか…?
[皆の声に耳を傾け、ココとは違う場所だというい事を理解し、悲しそうな表情を浮かべる]
ディーターさんも、おられるのですね。
皆さんの目には、宿が見えているのでしょうか。
ディーターさんとペーターくんを殺めた『何か』……それを人の呪いだとご老人はおっしゃる。
かつてはそれを天の配剤、神の与えたもうた祝福と考えたこともありました。
しかし、パメラさんの告白を耳にしてからは……そのような稚気めいた小さな悪意を、死という絶対の結果にまで増幅させるような仕組みこそ、まさに悪魔の業のようにも思えます。
エリ・エリ・レマ・サバクタニ。
神よ、なぜ私をお見捨てになるのですか。
……そもそも、神など、いるのでしょうか。
だが、これだけは言うておこうかの。
誰がゲルト、レジーナ、フリーデルを冷たき器に変えた
リーザがした書き置きが真なる光ならば、人狼は今二匹おろう。
呪い付き同士は密なる仲間。
そして呪い付きも、対抗の手段たる人の子の呪いに便乗出来る。
呪い付きは呪いに敏感な生き物だからの。人の子の対抗するそれをも自覚しておるのではないかと思うのだ。
>>+63
……力?
あんたには、何か力があったのかい?
[聞こえてきた言葉に首を傾げ]
>>+66
あたしもこれは、悪魔の仕業のように思えるよ。
小さな悪意が人を殺すなんて、神の采配であってたまるものか。
人狼と同じように、誰かが人間をあざ笑ってるのかねぇ……
それを思えばディーターには呪いが集まりすぎだの。
明日、人狼が呪いで失せるか、それとも加護が起きるかせねば、おそらくこの人の寄る辺は人狼の物となろう。
>>+68
……。
…………。
この【力】は神の敵を討つためのもの。
私は主よりいただいた使命を果たすため、この村に参りました。
主より授かったこの眼は、この世ならぬものを見るのです。
この世ならぬ……人の肉の奥にある魂の形を。
私は、ヴァルターさんの中に、あの方のさまよえる苦悩を……人の子が持つ魂の底なる懊悩を見ました。
また私は、パメラさんの中に、しなやかでありながら張り詰めた硝子のように繊細な、イヴの末裔たるものの感性を見ました。
/*
あと、この村で一番使えないのは
初 日 襲 撃 された狂人だと思います。
ホントウニゴメンナサイ……
*/
なぜ私が名乗り出ることをしなかったのか。
それは……。それは…………。
……。
…………。
この場の皆さんには、なぜかしら、お話しできる気がするのです。
ですが今はまだ心の準備が整いません……。
…あたし、決めた。
呪いが現実にあるかどうかわからないけど…
その相手を、決めたよ。
それとね、ディーは狼なんかじゃないよ。
これは贔屓とかで言ってるんじゃないし、
何かの能力があって言ってるわけじゃないけど…
たとえ呪いで死んだとしても、狼だとしたら
短剣を握りしめてる意味がわからないもの。
それに…死に顔が、なんだか満足そうにも見えたんだ。
邪悪なものに取り付かれた者の死に様じゃないと思うんだ…
[そこまで、フリーデルの話を聞くとふっ、と力の抜けた表情をする]
…昨日、俺があんなに暴れちまったからな…。
出るに出られないよな、そりゃ…。
[フリーデルの声がする方へ手を伸ばす。もちろん、憶測なので、それは宙をかすめているであろうが]
今はただ……私の、ええ、私の私たる誇りにかけてこれだけは申し上げることが出来ます。
【ヴァルターさんとパメラさんはお二人とも、信頼に値するお方である】
【お二方ともに、人外の者では断じてない】
誰かがお二方の対立を、利用しようとするだろう。
私にはそのような気がしてなりません。
ふとした疑心、心の隙間に入り込む不信が、愛すべき隣人を死に至らしめる。この残酷な裁判は……人か、人ならぬ者か、どちらかが死に絶えるまで終わることはないのです。
さらに個人的な予想をすると
ディーターは狩人だったんじゃないかと思う…
隠し部屋といい、木の下で刀持ってたことといい…
…あちゃあ。
つまり今日で終わってしまう可能性が
また1段と高まったわけね。
>>+69
そうか……
生きている人間の内面を見ることが出来る、ってことかね。
ヴァルターとパメラが潔白だと知ることが出来てよかったよ。
有難う、シスター。
そういえば、やり方は違うが似たようなことをクララが行っていた気がする。
こういう力を持つ人間は、何人もいるものなのかねぇ。
ココで、村人の呪いとやらに殺されてしまうなら…
それは俺が未熟だったせいだ。
[死ぬ間際に、ディーターの脳裏によぎった事。
この大切な人たちを狼から守るという大役からの開放…
そしてその役割を果たせなかったという、悔しさ、
宿屋から漂う、悪意からの…諦め。
そんなところがからみ合って、複雑な表情となったのだろう。]
>>+74
私の知る限りでは、人の魂を視る奇跡を許されるものは聖別された聖職者たるエクソシストのみ。
そして、クララさんは……主の召しを受けてから私も長くこの仕事に従事しておりますが、あのような方は、存じ上げません……。
>>+68
もし、神がおられるなら。
何故……このような試練をお与えになるのでしょうか。
あるいは、神など、やはり……。
私には信じるべきものがわからぬのです。
女将さんは……貴女は、何を信じて、そのように泰然としておられるのですか。
投票を委任します。
便利屋 ヴァルターは、老詩人 モーリッツ に投票を委任しました。
<レジーナ・ヴォーテルの日記:]>
[最後の頁には、短い言葉でこう書かれている]
――最後に、愛しい貴方へ。
たとえ貴方が人狼だったとしても、私は変わらず貴方を愛しています。
人狼であることで失われるような愛ならば、最初から愛したりなどしなかった。
貴方が戻る日が待ち遠しい。
貴方に会える日が待ち遠しい。
貴方を愛する レジーナ
ディーターさん……。
いえ、違うのです。
これは我が身の愚かしさが招いたこと。
私は……卑怯なことに、名乗り出る心算が、なかったのです。
ですから、謝ることはないのですよ。
>>+75
何を信じて、か。
そうさね、信じているものは沢山あるが……。
一番は約束、かねぇ。
もう、とうの昔に喪われた約束だ。
けれどあの人は、幽霊になっても来てくれる。
そう信じているから、あたしはここに居る。
あんたが信じられるものは何だい、シスター。
信じられるものが見つからないなら、せめてヴァルターのことだけでも信じておやりよ。
きっとヴァルターも、それを望んでるさ。
ヴァルターの潔白を証明できるのは、シスターだけなんだから。
[そう言うと、力強く見えぬフリーデルの肩を叩いた**]
暗い闇の谷の奥に、蝶の羽根のようにうっすらと瑠璃色に輝く川が見える……。
あの川の名は、きっと、『忘却』というのですね。
生前の行いをすべて忘れることが出来れば、それはきっと楽なことでしょう。
私にとってのそれは、主の御胸に背いたこと。そして村の皆さんに対して誠実ではなかったことでした。
私たちは、忘れがたい罪や、哀しみ……未練によって、この地に繋ぎとめられているのでしょうか……。
ですが、他の方々の未練とは……一体……。
…昨日の段階の話をするなら、俺ァ…本当に誰も信じられなくて…
呪いってヤツが、本当にあるとしたら…次は間違いなく自分だと思ってたからな…
ディーターが、居なくなったって聞いて、あいつの墓を見た時…あいつに悪意が集まってるのを見て、ありえないって思ったんだ…
…分かるだろ?
>>+77
おられぬ方との絆が……貴女を、強くするのですね。
その方との思い出はさぞ輝き美しく、甘いものなのでしょう。
いつかその思い出を、お聞かせください。
……ヴァルター、さん?
あのかたを……しんじる……。
あの方の誠実さを。あの方の真摯な苦しみを。あの方の苦悩を、そして強さを……しんじる……ですか……。
俺自身は、正直に言って誰も信じられなかったし、皆にもあんまり好かれてないって思ってたぜ。
だからよ、ディーターが死んだって聞いた時、まずあり得ないって思った。
だってあいつは村の皆から頼りにされてたからな…悪意が集まってるってのは、それが皆嘘って事じゃ無ェか…
そんなの、何を信じろって言うんだよ…
だから、俺にゃもう何も分からねェんだ…
[パメラにもらったワインが痛み止めにもなったのか、しばらくうつらうつらしていたが、ふと重い体をあげて毛布をもってきた。]
私にはそなたらを運ぶ力はないしの。
それに、効果はなかろうがそろっておいた方がやはりよかろう。
[ヴァルター、パメラ、クララに毛布をかけてやり、自らは暖炉の前に座って薪をくべ始めた。おそらくは人狼騒ぎのせいだろうが、あたたかくとも火は暗い。]
……解ってはおるとも。
この人の寄る辺を守るのならば、決して明日、人が失われてはならぬ。
私が人の子の束ねたる呪いを受けてもならぬ。
………だが。
だが、私は私が失われてもいい。
悪しき笑みに憑かれた我が身、始めからそうしてくれと願うておった。
私は狂うてもおらぬ。けだものでもない。
人が失わるる事は望まぬが……どうして私が生きようと、私に思える。
さてこれは、王の鳥――。
王の膝元、主から絡む蛇の如く離れず。
王の膝元、主を守る犬の如く牙を持ち。
王の膝元、主の名声を馬の如く走らせる。
されど王の身の証を残す為、王より永く生きねばならぬ。
赤き涙も、冷たき器も、越えねばならぬ……。
投票を委任します。
老詩人 モーリッツは、便利屋 ヴァルター に投票を委任しました。
そも、何故、王の鳥となったのか。
生まれは北の大地のとある部族。
身分は自由民ではなく、赤い羽根飾り共の貢ぎ物として、はらから、うからと波馬に乗せられたのが十二の時。
金よりも、馬よりも、自由民でないものの血肉の方が、ずっと手放しやすいという。
途中の鯨の道にて出会う、海の牙共に襲われて。奴らに従い幾ばくや。
つまらぬ事で殴られ斬られ、風帆の道中捨てられた。
とうとう冷たき器となり果てたと思うたその器は、遊学中であった王の子が乗る波馬の舳先をとらまえた。
何と無礼なこの骸めと、槍で突かれたその身――。
そんな事をして、つまらぬ恨みを買うものではない。果てたばかりの様だから、丁寧に葬ってやる事だ。
恐れ多くもげにあたたかきその言葉を、かけて下すったのが他でもない若君。
後に、日向の王となるその若君。
息を吹き返し、永きを生きる身の上話をすれば、貴人は晴れやかに笑って言われる。
ならばお前は我が鳥となり、我が身の証を永く謳え。我が息子の事も、我が孫の事もだ。
言われるに従うのは慣れている。生まれてこのかた、自分で道を選ぶ事はついぞなく。
応じましょう、付き添いましょう。鳥として。
そうして下る、王の膝元。
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