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― 天上宮:宿舎 ―
[謁見から戻ってきても部屋にはすぐは向かわなかった。
身体を休ませねばと思うも、あまり篭っていたくなかったりしたのだ。
廊下から繋がっている、中庭に面したテラスへ出て、
手摺に背中で凭れかかって空を見上げた。]
チョーきんちょーした!
うちのオヤジよりもでっかかったな…。
[ぶはぁ、と息を吐き出すように言葉を漏らしてぐったり。]
― 天上宮:宿舎 ―
[謁見から戻ってきても部屋にはすぐは向かわなかった。
身体を休ませねばと思うも、あまり篭っていたくなかったりしたのだ。
廊下から繋がっている、中庭に面したテラスへ出て、
手摺に背中で凭れかかって空を見上げた。]
チョーきんちょーした!
うちのオヤジよりもでっかかったな…。
[ぶはぁ、と息を吐き出すように言葉を漏らしてぐったり。]
…む。
[ぷすっと頬を膨らませ、手摺に凭れてまた空を見上げた。
天帝にはあんな風に言ったけど、
やっぱり、御前試合には及び腰だった。
意識とは時に無情なもので、不安を抱いている時に限って
考えたくも、思い出したくもない昔の記憶を*引きずり出す―*]
― 城下町 ―
[ 互いに挨拶を交わして、それから暫くは共に見物を続け、いずれは、連れ立ってか別々にか、天上宮へと戻る事となる** ]
/*
寝る前に、思いつき裏設定。玄武があまり表情を変えないのは、地上で生死を繰り返すために、感情が転生中に使い果たされてる感じなのかもねー、とか。
虚ろになった感情を満たすような出来事や存在があると、表情も変わっていく、みたいなー
ご機嫌麗しゅう、孔雀の君。
玄武が失礼をしなかったかな?
[そんなことは無いと思いつつ、冗談めいた言葉を紡いだ。
そうして掲げた右手には、いつの間にか小さな花束が握られている。
ピンクのローズマリーと白いスノーフレークが一房ずつ。
2種の花が寄り添うよにして花を揺らしていた]
麗しの君にささやかだが贈り物を。
演舞の際に共に在れぬのが残念だよ。
共に在れぬ代わり、この花を君に。
[受け取って欲しいと花をローズマリーに差し出した]
[その返答を受けてから、リエヴル達も共に見物を続けることとなる。
時が来ればそれぞれ、もしくは共に天上宮へ戻ることになるだろう**]
/*
・ローズマリー
「思い出」「記憶」「追憶」「私を思って」「静かな力強さ」
・スノーフレーク
「純粋」「純潔」「汚れなき心」「慈愛」
ローズマリーの和名?は万年蝋と言うらしい。
そして前の花言葉説明には書かなかったけど、月桂樹の花には「裏切り」と言う意味がある…。
ただし今回はその意味ぶっちして出している。
あ、花言葉のチョイスは背後の勝手なイメージです。
― 天上宮 ―
[謁見の場からでて{2}歩目で腹の虫が鳴った]
うわあ。危ない。
俺、粗相しなかったかな?
『不思議じゃがな』
[肩に乗せたままの鳳凰に問うと呆れた顔をされる]
うん。俺、恥かかせないように頑張るから。
[宿主としてはもはや取り返しのつかぬことはあっても、せめて御前試合では、と]
『殊勝なことを言うな』
え、なんで!?
[がつがつ突かれつつその場を辞する。
天帝に「必ず約を為して、お返しいたします」そう言えた事に、とても満足しながら]
お腹空いてるの? 食べる?
[袖から、薬包紙に包まれた蜜飴を出す。
それはただ腰掛けていただけかもしれないのだが。
何となく元気がなさそうに見えたから、眉尻をぎゅっと下げる。元気がない→お腹が減っている→大変だ! それは男の中で最重要事項だったから、うっかり礼儀も忘れてそう*聞いていた*]
― 城下町 ―
[緩やかな足取りで、祭りの賑わいを抜けてゆく。
天上宮を訪れる機会には、城下を一巡りするのも常のこと。
それは息抜きであると同時に、都の在り様を己が目に焼き付けるためであり、また、商いに携わるものの元を訪れるためでもある。
南方守護者は、朱雀神の『力』を宿せし守護者であると同時に、己が所領を統べる領主としての役割をも帯びる。
普段、自覚なくふらついていると思われている時間の内の幾許かは、そんなもう一つの役割のために割かれていた]
……やあ、繁盛しているようで何より。
こちらからの荷も、無事に届いたようだな。
[飾り立てられた店先に並ぶ見慣れた品に目を細めつつ、商い人たちと幾つか言葉を交わす]
そう、か。
好評なようで、安心した。
戻ったら、皆に伝えておくよ。
次の分も、期待を上乗せしてくれるとありがたいな?
[冗談めかした口調で言えば、南の若が御前試合で勝たれたら、と切り返され]
はは……それではより一層、負けられないな。
ま、それは抜いても全力を尽くすさ。
この御前試合は、とても大切なものだからね。
道を?
ああ、ここの事なら大抵はわかるから、お安い御用だ。
……どこまで行くんだ?
[ともあれ、尋ねられた事は自身には容易いことと思えたからこう言って行く先を問い返し。
天上宮の宿舎へ、との答えを得ると、数度、瞬いた]
(……宿舎という事は、四瑞か四神に関わるもの。
内、羽毛の塊と縁がありそうなのは、朱雀か鳳凰。
……そして、俺の身内でない以上は……)
[鳳凰に関わるものか、と。
内心を巡る考えがそこにたどり着くまでは短かった]
……寄寓だな、俺も今からそちらに向かおうかと思っていたところなんだ。
説明するのも手間だし、一緒に行くかい?
[さらりと告げる言葉と共に、ふわと揺らぐは朱の炎の気。
それが朱雀神に由来するものと口にはしないが、果たして相手には届いたか。
ともあれ、同道するにしろ道を教えるに止めるにしろ、己が行く先は天上宮の宿舎に変わりはなく]
ああ、俺はカスパルという。
どうぞ、見知りおきを。
[名を告げる口調もまた、さらっと軽いものだった。*]
― 天上宮・宿舎 ―
[宿舎まで戻ると、一先ず足を向けるのは自身に宛がわれた部屋。
これ以上歩き回って消耗しては、肝心の御前試合にも差し障るだろう、という判断からのもの]
……しかし、今回は色々と楽しみなことが多いな。
[ここまでで顔を合わせたり見かけたりした者たちのことを思い返して小さく呟く。
自身が武舞台にて動くのも楽しみではあるが。
他のものたちの力を見るのもまた、楽しみのひとつ。
この辺り、先代の教育方針により、幼少の頃から演舞を間近に見てきた影響が大きいのは否めない]
ともあれ、今は『気』を均すか。
[小さく呟いて、テラスへと抜ける。
眼下の中庭や対面する建物から力の気配は感じるが、そちらに呼びかける事はせず]
……よ、っと!
[テラスに出たなら軽く身をかがめ、掛け声と共に床を蹴る。
ふわりと広がる『火』の気が瞬間織り成すのは、鮮やかなる朱の翼。
それは、屋根の上への到達と同時に消え失せるものの、残滓の如き『火』の力は周囲に漂う]
[唐突な行動が見たものに何を思わせるか、というのは全く気にした様子もなく。
そのまま、屋根の上に腰を下ろして目を閉じる。
奏でられる楽の音、届く賑わい。
響くそれらに耳を傾けつつ。
ゆるり、己が内なる炎の力を正し、均してゆく。**]
ー昔の記憶ー
[それは、どのくらい前のことだったろう。
少なくとも、第二王子として兄を支えなければと
武芸の稽古に精を出していた頃の事。
国軍の精鋭と模擬試合の最中、
歯を食いしばって年上の兵士の攻撃を受けては押し返し、
懸命に槍を振るっていたその耳に…。]
パパがあの鬼みたいな怖い顔の人に殺されちゃう!
ママ!パパを助けて!助けて!
[小さいがはっきりとした声が聞こえ、
こちらを指さして怯えている少女の姿が目に入った。
母親が慌ててこちらを見せないように抱きかかえ、後ずさりした。]
[その日から、実戦以外で武器を手に取ることはなくなった。
王宮にいることも少なくなり、
ふらっと外に出てはしばらく旅をして、ふらっと帰ってくるようになった。
戦うことを厭うようになったわけでもないし、
気が抜けたわけでもない。
ただ―…どうしても全力を振り絞れなくなった。]
ー天上宮:宿舎ー
どーしても…忘れられないんだよなあ。あの子の顔。
[テラスの手摺を背にしてぼんやりと空を眺めたまま、ぽつり。
聞こえているはずなのに、麒麟は何も言わない。]
ねえ、麒麟はなんで俺を選んだの?
『なぜ、でしょうね。いいと思ったからじゃないですか。』
…なんだよ、それ…全然答えになってねー……ぉ?
[麒麟へ文句を言ったとき、背中の方から火の気を感じ振り返る。
向かいの棟のテラスから舞い上がる、鮮やかな朱色の翼に目を奪われた。]
すっげーかっけえ…。
『さすがは朱雀殿。
御前試合に尻込みしている貴方とは大違いですね。』
はいはいやります!ちゃんとやるって!
だから、前の御前試合の記憶とかいうの、早く見せろって!
『構いませんが、部屋に戻ってからにしましょう。
四瑞たるもの、御前でどう振る舞い力を示すべきか、
一晩かけてみっちりと覚えてもらいますから。』
え、えぇぇぇぇ……
いや、あの、それは、ちょっと、勘弁してください麒麟様…!
[向かいの棟の屋根の上から漂ってきた翼―
火の力の残滓が降る中、もう一人の火の力の持ち主は
情けない顔でぐったりとしているの*だった。*]
[どす、と、無言のまま緑の毛玉に足を蹴られて、現実に引き戻される]
あ、案内してくれると助かる!
この辺美味しそうなモノが多すぎて寄り道ばっかりしちゃって。
[慌ててお願いした。
初対面の人相手に、口元ぬぐう羽目にならなくてよかった、と内心、安堵しながら]
/*
ここで俺の懸念を一つ白状しておくと。
俺の中身は麒麟だから炎もとかオーラ的なものもきっと黄色っぽいだろ?ってそういう安易な思考なでいるんだけどさ、
俺金髪なんだよね。しかも長髪。
コレってどう思う?
試合になって全力出すじゃん?
炎をごーって纏っちゃったりするじゃん?
もうスーパー○イヤ人じゃん?
それだけは絶対やなんだけどさ…絶対やるよな…俺の中身…
俺、ロー・シェン。
こちらこそ、よろしく。
[さらりと名を告げる口調に合わせたわけではなく、もとよりの軽い口調のまま名乗る。
道々食べ物の屋台ばかりを寄り道しようとしてカスパルを困らせたかどうかは知らぬが、緑の毛玉は間違いなく、呆れはてた無言だった]
[宿舎について、案内してくれた礼を告げるが]
あ。
[別れ際に呼び止めるでも無し、半端な声を上げる]
……また、があるといいな。
[妙な言い回しになってしまったが、言い直しはしない。
また、にただ再会を願うそれ以上の意味を詰め込んだ、そんな思いが伝わるかどうかも、*確かめたりはしなかった*]
― 天上宮 四神宿舎 ―
[中庭を挟んで並び立つ二棟の建物。
その一方、四神に宛がわれた建物へと入り、自室と定められた部屋へと向かう。
手には歌姫から贈られた白い鳥の飴細工。
文字通り割れ物であるため、壊さぬよう大切に取り扱った]
──歌姫の加護があらんことを。
[祈りを口にしながら、白い鳥の飴細工に触れるだけの口付けを落とす。
ふ、と息を吹きかけると、寄り添うよにサギソウが飴細工の傍に現れた。
それはまるでもう一羽、白い鳥が現れたかのよう。
白い鳥の花と飴細工を一括りにすると、蔓で作り成した一輪挿しにそっと飾った]
さて……そろそろ皆宿舎に集まった頃だろうか。
四瑞の方々にはまだ目通りしていなかったな。
[御前試合の前に挨拶が出来れば、と視線は窓から中庭へ。
そして対のように建つ四瑞の宿舎へと向けられた]
/*
・サギソウ
「繊細」「清純」「無垢」「しんの強さ」「神秘」「夢でもあなたを想う」「発展」
飴細工と並べたかっただけだけど、一応w
四瑞のことしか書かなかったが、白虎ともまだ会えてないのだよね。
まだ人も集まってないし、ちょっと様子見。
― 天上宮・中庭 ―
今少しの猶予があれば。
[新年の時も最低限の挨拶だけで地上に戻ってしまったのは事実だ。それも地上で過ごす時間を多く取りたいがためなので、釘を刺されても仕方がない]
もっと調伏も手伝えように。
[玄武神と共に戦っていた時のことを思い出す。
人身としての範囲内で行うこと、猛々しき戦場の空気を思い出していたものだから]
……ああ。
食らしきものは摂っていなかったな。
ありがたくいただこう。
[遠慮なく一つ掬って口に入れた。
甘味が広がり、毛羽立っていた心が少し癒される]
失礼をしました。
その五色帯、鳳凰殿でありまするな。
私は応龍に連なる者、ラートリー。
御心遣いに感謝します。
[同じような言葉でも翁に言った時とはまるで響きが違う。
青年が止めなければ腰掛けていた岩から立ち上がり、柔らかな声音で本心からの謝意を篭め頭を下げた]
え、本当?
いいなぁ、私も一緒に見たかったし、食べたかったよ。
[穏やかな嬉しさと残念さが混ざった思念が届けば、
残念さが滲む思念を返した。]
[姉に歌わぬ理由を問うた事は無い。
姉は自分の対であり姉であることは変わらない事実だし、
自分は姉の対であり妹である事は変わらない事実だと思っているから。]
はぅ?
[思念に滲んだらしき姉の内心に、
きょとーん、とした思念を返した。]
― 天上宮 四神宿舎廊下 ―
[自室に居ては挨拶もままならぬ、と。
部屋を出て中庭へ向かおうとする]
[が]
[宿舎内に飾られる花についつい目移りし、その歩みは遅々としたものとなった。
大きな花瓶に豪奢に飾られたものや、小型の網籠に飾られたものなど、活け方や花の種類も様々。
花の状態を気にしてしまうところは性分ゆえに、手が伸びることもしばしばだった]
──よく手入れされているね。
状態も瑞々しい。
水の気との調和も取れている。
これなら花も長く咲き続けよう。
[水の力を借りて咲き誇る花々。
強すぎず、弱すぎず。
長持ちさせるための術が織り込まれているのを感じ取り、感心の声を零す。
それぞれの花に優しく触れたり、軽く弾いてみたり。
そんなことをしながら中庭に向けてゆっくりと歩みを進めた]
/*
ふむ、ラートリーや鳳凰殿には会いたいが、これ以上中庭に溜まると多角になるな、どうすっか。
麒麟殿は、自室みたいだし、屋根の上は、コレにはちょっとww
あ、ええと。
俺、鳳凰を頂いた一族の代表で、ロー・シェンです。
[立ち上がる相手を押しとどめるような手の形は、名乗りがはじまればそのままの形で固まった。柔らかい物腰と口上に、返す言葉を考えるのに精一杯で。
だがなるほどこの人も良い香りのする人だ、と、湖面の香りのする人の名乗りを聞いて思う。
ラートリーにつられて見上げれば、そこにも金の火花の舞うような香りを纏う人が見えたか]
でしょ?
[食べる様子に安堵したり、美味しいと言われて笑みを深めたり]
これはシエンスンの特産品。
俺の生まれた場所ね。
[ここから北東にずっといったところだよ、と。知らぬ様子ならば付け加えた]
/*
ちょ、イケ…イケメエエエエエエエン!!!!
ジークムント様もイケメンていうかなんていうか、てらイケメン…!
なんだこの…この…四神も四瑞も揃ってイケメンがすぎるだろう…!
ラートリー様も凛としてて素敵女性だしなんだこれ私得にもほどがある…っ
― 天上宮・中庭の奥 ―
[ 宿舎に挟まれた中庭の、更に奥、庭の花木に水を巡らせ花々の苗床ともなっている泉がある。天上宮の内で、最も水気の強いこの場所の、 泉のほとりにひっそりと建つ四阿が、男の気に入りの場所だった ]
――――― ぴしゃん
[ しつらえられた長椅子に、ゆるりと身体を投げ出して満ちる水気に神気を合わせれば、泉の水は一際勢いを増し、小さな噴水のように細かな水滴を宙に躍らせる ]
― 天上宮・中庭 ―
[別に強いて食を抜いていたつもりでもなかったのだが。
あまりに真剣に言い募られ、飴を味わっている口こそ閉じたままだが、またポカンとしてしまった]
……そうだな。私が悪かった。
[その後また何か真剣に悩みながら飴を分け。
必死の形相で差し出された理由を一瞬考えて、押し切られるように受け取ったものと彼の手に残されたものを比較する]
ああ。
もうここに一ついただいている。
ありがたくいただくけれど、これで丁度半分だろう。
[自分の頬を指差してから、一つ少ない方を貰おうと受け取ったばかりの包みを差し出した]
/*
鳳凰殿が可愛いな。(真顔
それはともかく、こいつ応龍が女性な事には気付いてるんだろか?地上で会ったなら男装だろうけど…同じ水気だしなあ、気付かないのも間抜けな気ががが
― 天上宮・四神宿舎屋根の上 ―
[対面する宿舎で、同じ『火』の力を宿すものがどうなっているか、気づいているのかいないのか。
祭りで賑わう人の気を辿り、そこにある明るく弾む要素──『陽』の気を取り込むことで、己が内の『火』をゆるりと高めてゆく。
『火』は『陽』の最も熱き部分から生じたとも言われる行。
人の賑わいを好むのは、それがもたらす陽気が自身の力と相性がよい、と知るが故。
一族を束ねる当主という立場、所領の民を護る領主という立場。
それらは自然、人の気による己の活性化、という術を身に着けさせていた。
そうすることで、大切なものを見失うまい、と。
『火』の持つ、破壊の要素のみに飲まれまい、と。
……その辺りの思考は全く表に出ていないため、自覚がないのなんのと言われているのだが、当人はさっぱり気にしていなかった]
……さて、と。
[ある程度の錬気を終えたところでゆるり、と目を開く。
高めた『火』は、演舞において直接的に示されることはない。
御前試合に臨む際、用いるのは常に焔翼剣──今は大太刀を形どる朱雀神の宝剣と、空舞うための翼のみだった]
あまり溜め込みすぎても、動けなくなるしな。
ほどほどに、しておくか。
― 回想・宿舎 ―
ありがとうございました。
[始めてくる場所、案内がなければ迷っていたかも、などと思いながら、ラートリーと別れ、宛がわれた自室へ。]
[荷物を降ろし、寝台に腰掛ける。]
……ふぅ。
[そのままこてりと横になりかけて、留まる。]
いけない、先にご挨拶、ですね……。
[再び立ち上がり、身支度に取り掛かる。]
[ざっと湯浴みし、細身の身体に正装を纏い、白金の髪を整える。]
― 回想・謁見の場 ―
[天帝に謁見するのはこれが初めてではない。けども、それは当代と共にであり。青年一人でと言うのは初めての事。]
[扉の前、立ち止まる。
深呼吸。
歩き出そうと右手と右足が同時に前に出掛かり、動きを止める。
もう一度深呼吸。
開かれた扉、ゆっくり足音立てず歩み、跪き臣下の礼を取る。]
白虎が次代、シェットラント、ただいま参りました。
[面を上げよ、との声がかかり、息一つ吐いてから、ゆるりと顔を上げる。]
久方ぶりでございます。
此度は当代に変わり、私めが馳せ参じました。
不肖の身ながら、ご満足いただける演舞をご覧に入れたく存じます。
― 回想・宿舎 ―
[ぱた、と文字通り倒れこむように寝台に。]
[幸いにも震えることはなかったけども、それでも緊張で喉がからから。]
……情けない、ですね。
ご挨拶だけで……こんな疲れてしまうだなんて……。
[はぁ、と溜息。]
― 天上宮・中庭 ―
[ 玄武神たる身が地上へと転生して降るのは、人の世は人の手で護らねばならぬという理を体現するため。
人として、血を流し命を削り、神として神意を伝え、天が人を見捨てぬを示すが、その勤め ]
[ だが、神といえども独りであれば、為せる事には限界がある。
自ら助力を申し出てくれる四瑞の縁者に出逢えたのは望外の幸運だった。
応龍の助力無くば、帰天の後、この身体を大祭に間に合うよう回復させることは難しかっただろう ]
― 天上宮・四神宿舎 ―
[どこかで空が好きと読まれているとは知らないが。
直に聞いたなら、あっさりとした肯定が返ったのは間違いない。
移動は基本、己が翼にのみ頼るが常のこと。
それは、天翔する感覚を好むが故]
……ふむ。
[屋根の上から身を僅かに乗り出し、中庭の様子を見て取る。
そこで語らうものたちの所には、今のところ混ざるつもりはなかった。
ならどうするか、と思案しつつ。
取りあえずは、と、テラスにふわり、舞い降りた]
― 天上宮・中庭の奥 ―
…後で、礼を言いに行かねばな。
[ それが、今すぐのこととならないのは、中庭より感じる気配が、何やら楽し気に思え、邪魔になってはという懸念から ]
─ 城下 ─
ローレル。
[妹の顔を見れば、自然と柔らかな微笑みが浮かぶ。
玄武と蒼竜が言葉を交わす間には入らず、妹の名を呼んで。
蒼竜がこちらに向き直ったのを見て、こちらも彼の人へと身体を向けた。]
ジークムント様にも、お変わり無く。
妹にお気遣い下さったそうで、有難う御座います。
[思念から妹が蒼竜から親切にして頂いたのは伝わっていた為、丁寧に頭を垂れて礼を言い。
冗談めいた言葉には、いえ、と緩やかに困ったように微笑んだ。]
─ 城下 ─
[失礼をしたのは自分の方で。
そう言い掛けるも、差し出された右手にあるものに言葉は止まった。
己の名のもとである花と、白の小さな鈴の花。
楚々として、可憐な花に目を奪われた後。]
あ…ありがとうございます。
お返し出来るものを持っておらず、申し訳なく思いますが…
演舞の際は、こちらと共にお姿を見させて頂きます。
[蒼竜の君が草花を愛するのは周知のこと。
惑うことなく受け取ると、緩やかだが心からの笑みで礼を向けた。]
─ 城下→天上宮 ─
[それから暫く、共に城下を見て。
四人で如何程かの時を過ごした後、天上宮へと戻った。]
お二方とも、お付き合い下さいまして有難う御座います。
武舞台でのお二人が良き演舞となられますよう。
[四神のお二人に頭を下げて別れ。
自分も休むために私室へと戻ろうとしたが、妹はどうしたか。
どこか行くならば、此処で妹とも別れ。
共に来るというなら、他愛ない話をしながら私室へ戻っていっただろう。**]
風が運ぶ妙なる調べ。それが、ふ、と途切れた。
『天地陰陽、行の理、正しく廻る』
代わりに響くのは、声。
『百の廻りの節目の刻。
大過なく迎えられしは至上の喜び。
天を統べし
……天に生きる全てのものに。
……地に在りし全てのものに。
変わらぬ幸いを、願わん』
静かに響くは、天帝の祈り。
それが花弁舞い散る空へと消えた後、僅かな静寂が舞い降りる。
『皆、大祭は楽しんでいようか。
百の年の廻り、無事に迎えられしは天に生きる皆、一人ひとりの心根によるもの。
此度の大祭は、その心根への感謝の祭りでもある……どうか、心行くまで楽しんでほしい』
『そして、天地を護りし
此度の御前試合は、百の廻りを飾るもの。
素晴らしき演舞となること、期待する』
朗々と、歌い上げるような声は空へと響き消え。
入れ代わるように、楽の調べが響きはじめる。
風に乗せて広げられた天帝の詞は、大祭の熱気を更に強めたようだった。
[合流する少し前。
こちらの内心が伝わったのか、きょとんとした妹の思念に気付くと少し慌てて。]
あの。
氷、全部食べちゃったから。
ごめんね、って思ったの。
こんなすぐに会えるなら、待ってたら良かったなって。
[こう思ったのも本当だからまるきりの嘘、では無いが。
理由としては嘘をついたことに、またごめんね、と思いながら声を伝えた。**]
天帝の詞の後、伝えられるのは御前試合の組み合わせと日程。
明朝、一の演舞として、蒼龍と応龍の対戦を。
同時、二の演舞として、白虎と麒麟の対戦を、それぞれ行い。
その翌日、三の演舞として、朱雀と鳳凰の対戦を。
同時に、四の演舞として、玄武と霊亀の対戦を行う、と。
通達の言霊は、それまでに十分鋭気を養うように、という天帝の詞を添えて、それぞれの元へと届けられる事となる。**
― 天上宮・宿舎 ―
ん……。
[物思いにふけっているうちにうつらうつらしていた青年が目を覚ましたのは、自分よりも空に近い位置でよく知る気配が満ちていくのを感じたから。
気配は、更に高いところへ。空を舞っているのだろうと、しばらくは天井越しに視線で追っていたが。]
……僕も、ここで考え込んでるよりは、外に出てここの空気を感じたほうがよほどいいかも、ですね。
[ゆるゆると身体を起こし、少し乱れた衣服を直し、部屋の外へ。]
/*
……ほんと。
なんで忘れてたんだろね、日付変更まわり……。
そして、匿名メモにする意味ねぇだろ、と。
言いたいひとが大半だろうが、そこは突っ込むな……!
ラートリー頭いい。ありがとう。
[そこはまったく遠慮無かった。むしろ嬉々として包みを交換して袖の中に戻す。
中庭に来て早々に白い花を咲かせる木に移った鳳凰が、呆れてため息をついた、余談]
― 天上宮・宿舎 ―
ん……。
[物思いにふけっているうちにうつらうつらしていた青年が目を覚ましたのは、自分よりも空に近い位置でよく知る気配が満ちていくのを感じたから。
気配は、更に高いところへ。空を舞っているのだろうと、しばらくは天井越しに視線で追っていたが。]
……僕も、ここで考え込んでるよりは、外に出てここの空気を感じたほうがよほどいいかも、ですね。
[ゆるゆると身体を起こし、少し乱れた衣服を直し、部屋の外へ。]
こちらこそ。
[こちらの気配を察してか、いくらか砕けた口調に変わるのに、自分の唇に乗るのはいたたまれないような笑みでもあるが、助かったと思うのも確かで]
うん。何にもないけどね。寒いだけで。
うちのがいるけど、ラートリーなら大丈夫、多分。
[神喰いがその名の通りの行いを近年はしないこと、知るものは知っているだろうが。ただ独特の雰囲気は、ある。ちょっとだけ笑って、俺の名前出せば、同じの売ってくれるよ、と飴の包みを指して付け足した]
……お友達?
[中庭に新たに香るものがいくつか。
いずれも「良い香り」であるから、ようやく宿舎にはそう言ったモノばかりが居るのかと、気づく始末で。
ゆるりと首を傾げると、ラートリーの視界を開くよう、場所を一歩退けた]
[ 朗々と響く天帝の宣に、居住まいを正して耳を傾ける。『素晴らしき演舞』をと聞けば、その唇には笑みが浮かんだ。次いで届けられた御前試合の組み合わせを知ると、その笑みに別の色が混じる ]
ほう…第一の演舞は、ジークムントとラートリーか…
[ 一方は四神の一極としての長き縁、一方は地上での得難い縁、共に縁深き者同士の対戦とあれば、自然興味の度合いが違う ]
― 天上宮・四神宿舎 テラス ―
[不意に響いた宣の間は、自然、居住まいを正す。
元よりその心算、とは言葉には出さず。
届けられた通達に、ひとつ、瞬いた]
……二の演舞は、シェットとアリーセ殿、か。
これはこれで、興味深いところかな。
[弟のように思う青年と、興味深いと思わせる地上人。
個人的には、楽しみと言える組み合わせであり、そして]
……また、はある、か。
[三の演舞として示された組み合わせに、口の端が僅かに上がる]
さて……どうなる、やら。
[呟く声、宿るのは、どこか楽しげな響きだった]
その笑顔とお言葉が頂ければ十分。
喜んで頂けるのが私にとっての何よりのお返しだ。
[見返りを求めてのことではないため、そう笑み返して。
花束がローズマリーの下へと渡るのをしばし眺めた]
[部屋を出て、一瞬だけ目を閉じる。
西の方、金気が強く感じて、そちらへと足を向ける。
やがてたどり着くは宿舎の影、山肌にぽかりと空いた洞窟。
覗きこむ。]
……わぁ。
[広がるのは鍾乳洞。
頭をぶつけないように注意しながら中へと踏み込もうとしたとき。]
第二の演舞は、白虎と麒麟か…さて、この度は、若い者同士、ということだったかな。
[ 白虎と麒麟には、まだ出逢っていない…だが、知らぬが故の興味はあった。
続く第三の演舞の組み合わせには、なるほどと頷く心地 ]
天帝は、天翔ける舞をご所望と見える。
[ 同じ期日の演舞であれば、見物が叶わぬが残念と思いつつ、第四の演舞…己の相手となる霊亀の名に暫し目を伏せた ]
[聞こえた声。
足止め、姿勢を正した後、その場に跪き頭を垂れ、その声をじっと聞き入る。]
――御意にございます。
[応えて、ゆっくりと立ち上がる。]
―回想・謁見の場―
[ラートリーと別れ、与えられた部屋へ入った後。
少し休憩の時間も置いてから、謁見の場へ赴くこととなった。
清めた身に纏うは、近衛兵としての正装。
急な事に衣装の仕立てが間に合わず、銀糸の帯をたすきに掛け、白銀の六角を模った紋章を身につけることでその代わりとした]
失礼致します。
[天帝が許へ歩み寄り、跪く]
ノトカーと申します。
継承者一族に代わり、霊亀が器として今代の護り手を務めることとなりました。
一族の大事ではありますが、此度の演舞で、護り手として不足なき事を示す事が出来ればと思います。
[緊張に汗が滲むのを感じる。
如何に言い訳を重ねようと、霊亀の一族が護り手の任に空席を作ったは事実。
重圧を感じながらゆっくりと体を起こし、一礼してその場を去った]
― 天上宮・中庭 ―
[ばさ、と羽音をたてて、鳳凰が白い花の咲く木から飛び立ち、中庭をぐるりと一回りすると男の肩に留まる。天帝よりの言霊が届くのはそんなときだ]
三番目だ。
[対戦相手の事は知らぬ。
只何となく、腹の奥がくすぐったくなるような感覚は、ある]
―天上宮内―
[帝の宣は、天上宮内を歩いている時に聞く事となって。]
…はぅ。
[きゅ、と蒼き龍の飴細工を守るよに抱きしめると、
一度、私室へと戻って壊れぬよう、壊さぬように飾り。]
…うん、これでよし。
[満足げに笑うと、天宮内へと戻った。]
[ 本来霊亀の力を担う筈であった若者が継承の儀を前にして命を落としたことは、帰天後に聞いていた。その継承者が妻と幼子を遺していったことも ]
…代替わりまで、霊亀を身に宿す者が護ると聞いたが…
[ 演舞の前に会う事が叶うだろうか?と、思案したのは、興味からばかりではなかった ]
/*
そういえば、プロロの間も独り言使ってなかったからぺったん。
良くも悪くも元気娘ですよー←
さて誰に会いに行こうかな。
<<応龍 ラートリー>>
……あの方と、ですか……。
[口元に手を当て、アリーセを思い浮かべる。]
地上人、とは言え麒麟の器に選ばれる程のお方、きっとお強いんだろうな……。
ああ、しかしあの人……どんな戦い方なんでしょう……。
[むー、と手の下ではへの字口のまま、29秒ほど固まっていたが]
……いけない、また考え込む癖が。
相手がどなたであれ、全力をぶつけるのみ、ですのにね。
[苦笑い一つ。]
[あと知っているのは、応龍たるラートリーが1番目。
霊亀のノトカーが同日の4番目。
先ほど二人で屋台巡りガイドブックが出来るんじゃないかと言うほど盛り上がったカスパルは、さて何番手か]
また、があるかな。
[鳳凰を見ても、わしゃ知らんとばかり、そっぽうを向いているだけで答えはなかった]
そっかぁ。
じゃ、今度別の一緒に食べよう?
それで解決なのー。
[姉の言葉を疑うことをしないのはいいことなのだろう。
多分。]
― 天上宮 四神宿舎側中庭 ―
白虎の演舞は見ること叶わぬか…。
[自分達と同時に行われる二の演舞は見ることが叶わない。
また、どちらもまだ目通りしていないため、誰が当たるのかすら把握出来ずに居た。
後で会えれば良いがと思考し、意識は次へと移る]
朱雀は空での演舞となりそうか。
見応えがありそうだな。
[翼は持たぬが自らも空を舞うため、この組み合わせはとても興味深い]
玄武は霊亀と……と、そう言えば。
今代は霊亀公自ら任に就いているのだったな。
ここもまた興味深い。
[どの演舞も興味は尽きぬようで、表情はどこか楽しそうな色を宿していた]
で、ラートリーさんが、蒼龍……今年もジークムントさんでしょうか……。
[去年の御前試合で見たジークムントのことを思い返そうとして、一緒に浮かんだのは舞い落ちた花びら。
ああ、と小さく声をあげ。]
……きっと、拝見は無理でしょうね。
[少し肩を落としつ。]
カスパルさんは参の演舞、と……。
見れる状態だったらいいんですけどね……。
[呟きつつ、鍾乳洞の中へ足を踏み入れた。]
―天上宮:宿舎―
[中庭を望むテラスの上。
おねがい、それだけは許して。
なりません。
そんなやり取りをぼそぼそとしていたが、とうとう根負けた。]
じゃあ、それまでは好きに、過ごさせて…
『ナンパしに行く以外なら。』
[…思考は完全に読まれていた。]
我々の演舞は、明後日となるようですね。
玄武様とは、どのようなお方なのか。
『ふむ。我の知る玄武であれば、転生と帰天を繰り返しておると聞くが――』
[ふと、青年の意識が引かれるように、中庭の奥の方向を向く。
手を伸ばせばその指先に、水の気を感じた]
『――会ってみるかね?』
[問われれば、微かに頷き。
服装を軽く整えて、導かれるまま一歩を踏み出す]
― 天上宮 四神宿舎側中庭 ―
[思考が途切れ、意識は目の前の光景へと移り行く。
中庭から感じるのは水気と土気。
それだけでは誰の者かまでははっきりと知れなかったが、視界に映る光景がそれを補った]
──おや、今年はラートリーだったか。
[自身の相手たる応龍、それが2年前にも応龍として参加していた人物であることに気付き、ぽつりと声を漏らした。
共に居る土気を纏う青年に見覚えは無いが、その肩にある存在には覚えがある]
…一際円くなった、かな?
[物理的に。
さて、その呟きは聞き咎められるのかどうか]
― 天上宮・四神宿舎 テラス ―
しかし、一の演舞もまた、興味深い組み合わせ、か。
[相対する二人はどちらも見知った相手。
その点でもどのような立ち回りになるかの興味は尽きない]
四の演舞……玄武殿の演舞が見れんのは、残念ではあるな。
此度は、霊亀殿御自身がお出でになられている……というから。
規模の大きなものが見れそうなんだが。
[演舞の際に集中すべきは、目の前の相手。
他の武舞台へ気をやる余裕などはないだろう]
……初めて対する、全く手の内の知れぬ相手だし、な。
[呟きと共に、視線は中庭へ向く。
細めた目に宿るのは、力へ対する好奇心。
もっとも、今はそれは押さえつける]
ま、時が来れば知れること……慌てて知ろうとせずとも、いいか。
……さて、それではどうするか。
時の猶予はあるようだし、気晴らしに少し『飛ばせて』もらうか、それとも、鍛錬をするか。
[どこか不敵とも見える笑みはすぐに溶け、常の自然体へと戻りつつ、思案を巡らせる。
視線が向くのは、色鮮やかに広がる、天空]
― 宿舎中庭 ―
[天帝の詞を、暫し静かに拝聴する]
正是这样 (御言葉のままに)
[言霊をもって心の深くにも刻み込んだ。
術がどうのではなく、個人的な儀式のようなもの]
こっからなら城下町がよく見える。
ひゃあ、天上も人が多いんだなあー!
[屋根の端までたどり着いて、ぺたんと座り込む。
人の多い場所が好きなのは、火の力を持つものの特性なのだろうか。
そこから気を養うまではいかずとも、自然に笑みが浮かぶ。]
友達かあ。
いたら、観戦するの楽しそう。
あ、応援するからね。
[先の呟きは僅かばかり、羨ましげに。
次は、当然の勢いで、振り返った先のラートリーに告げた]
なんかすっげえとこにいるんだな、俺…。
[まるで緊張感のない様子でぶつやいた時、
天の声が降って来て、思わず起き上がって背を伸ばしてしまった。]
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そう言えば土行ってシェンだけだったのか。
全体見てもシェンのみ。
じゃあ土行は無条件で鳳凰って分かるじゃんwwww
失敗wwwwww
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