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あっ…!待てよ!
[急に走り出したベルが心配になり、慌てて追いかけようとする。
奇数→ベルに追いつく 偶数→ベルを見失う {4}]
でも、その…砂漠の光、だったか。
それはとても、素敵だった。
[微笑みながら(といっても、表情の変化は微々たるものだが)、「砂漠の光」を指差す。]
それと…
[続いて、「月兎の餅」を指差し]
これを、買いたいのだが。
[ポケットから財布を取り出すと、
トーリスが値段を告げるのを待った。]
[先に小屋に帰る事を勧められ(>>165)]
んー、ほやのお。
服も大分破れとるし……見窄らしい格好やけ、
ベルに会うたら、……んー。
…お兄ちゃん格好わるい!とか……嫌がられそうやの。
それに、この格好でうろついてたら、明らかに目立つわな。
[別の意味で常に目立って居る事に気づいていないのか、
体裁を気にして頷く。
そのまま少し考えて、ひとまずリヤカーに跨り。
まさかベルが城まで自分を探しにってる事には知る由もない。]
[…は、ラン(>>157)の言葉に苦笑した。]
まったく、血の気の多いことだな。
ああ、乗ってくれ。
ただ、行き先がわからないかも知れないから、道案内は頼む。
[…は、ラン(>>157)が乗り込むのを確認すると、ルー(>>165)の言葉に頷いた。]
了解した。
ランの事は任せておけ。
そちらは頼んだぞ。
[…は、ルーに手を振って別れると、ランを乗せたリヤカーを引いて歩き出した。**]
あ。行っちゃった…。
[突如走り出した女性>>166の背中を見送った後、
彼女を追いかけようとしている青年>>169に視線を送る。]
あの子は城下町に戻ったと思うよ。
その後どこに行くかは分からないけど…
追いかけてあげたほうがいいんじゃない?
[苦笑しながら、問いかけた。]
/*
表と墓下のすり合わせがむずかしいなう!
イヴァンさんマジ分身の術!
というのは冗談で。
パーティの準備をしている間に二人が来た、くらいでいいかなという適当なry
ちっ…見失っちまった。
ベルはあぁ見えてしっかりはしてるから、
まぁ大丈夫だと思うけど…
[それにしても早く探すことに越したことはない。
イヴァンに礼を言うと、再び馬車に乗り込み、走りだす。
…が向かったのは。{1}
奇数→城下町 偶数→森のベル達が住んでいる小屋]
[鉛男に引かれて、リヤカーが動き出す。(>>172)
しっかりと腰を下ろすと、荷台に痛む両足を投げ出す。]
おお、ほんじゃ森の方角に行ってくれたらええぞ。
<ニンゲン>と喧嘩する機会なんちゅーもんは、
動物しかおらん国に居る時はないんやげ。
ほんなら、喧嘩売らにゃ損やろ?
――少し相手が悪かったけどな。
いくら俺やっても、<ニンゲン>の魔法使いを
相手にすんのは…ちょっこし骨が折れるわ。
[怪我を負ったものの、反省は特にしてないのか、
呑気に足首を摩っている。]
[恥ずかしそうに、小さな声で兄へのプレゼント(>>168)と言われて、…は、可愛いなぁと思った後にしまった!と言う顔になる。]
お、お兄さんへのプレゼントだったんだ…!
星の花びらなんて持って帰っても困っちゃうよね…!
[可愛らしく頬を染めるナターリヤとは反対に、…は顔を青くさせた。
あのこるこると笑う顔を思い出し、その胸元には花びらをのペンダントをつけているところまで想像していた]
……いや、案外似合うかも知れない…?
いやいやいやいや。
[ランの台詞(>>171)を聞いて、恰好悪いだなんてことないのに、と
いう思いは口には出さず、苦笑を洩らすのみに留めた。
お大事にね、と声をかけて二人と別れると、
…はベルを探しに、街中を歩きまわる。]
[初めに向かった先は{6}
1.北側
2.西側
3.東側
4.路地裏
5.マーケット
6.女王の城方面]
【Ivan Braginski】
―ピーターの部屋―
[特に怪我も見当たらず、元気そうなピーター>>+39を見て、微笑む。
その奥にはイースとパフィンの姿も見当たり、全員無事そうだと安心した。]
さっきすごく揺れたでしょう?
それで、大丈夫かな、って。大丈夫そうでよかったよ。
イース君たちも居たんだね。ちょうどいいや。
そろそろ飾り付けをお願いできるかな?
場所は大広間。
君達が大丈夫そうなら、そこに案内するよ。
[そこでふと思い出したように、ぽん、と手を叩いて]
そうだ、まずは飾りの準備だったね。
先に倉庫に行こうか。
[二人と一羽の準備が出来ている様子であれば、
倉庫で飾りの準備をしてから、大広間へと移動するだろう。]
お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃん―――――!!
[走る。
走る。
無我夢中で走る。
脇目も振らず、そもそも自分がどこへ向かっているのかもわからないまま、ただひたすら走る。
兄が、「ニンゲン」に対してあまり良い感情を持っていない事は、なんとなく感じ取っていた。
そして、「ニンゲン」へ対する不信感は―――全てのニンゲンが悪人である訳ではないとはわかっていたが―――全く無い、と言えばそれは嘘になる。
そのうちの一人とはたまたま和解できたものの―――猟銃を向けられた経験だって何度もあった。
ただでさえ、白い狐は珍しいのだから。]
お兄ちゃん、お兄ちゃん――――――
[走って、走って。
息が切れて、ようやく立ち止まる。
辺りを見回せば、薄暗い路地裏。]
[ナターリヤから砂漠の砂と、餅を指差される(>>170)]
砂漠の砂と、お餅だね!
ナターリヤちゃんならおおまけにまけてそれぞれ[06]ヘタで十分だよ!
それにしても、この国は兄弟思いの人が多いんだね。
昼のあの狐耳の人も妹さんへのプレゼントを買っていったんだ。
…ずっと一人だった俺にはちょっと羨ましいな。
[うっかり、狐耳の男が隠そうとした秘密を暴く発言をしたことには…は気がついていないようだ]
あっ!
そうだ、デフォルメされてるとはいえ、女の子にヘビはちょっとアレだから出さなかったけど【毒なしの黄色いヘビ】はどうだろ。
猛毒を持ってたヘビだけど、一回噛まれるとその毒はなくなるんだ。
そうすると、今度は噛んでも毒じゃなくて、ポーション的な液を出すようになるよ。
まあ噛まれなきゃいけないんだけどね…。
ヘビの毒抜きは俺が責任持ってやってあるから、あとは回復してくれるだけなんだけど…
興味あるなら出すけど…ヘビ、平気?
[ヘビを取り出す前に、もしかしたら苦手かもしれないという配慮のために一応聞いてみるが、苦手と言うならこのままなかったことにするだろう]
[馬車に乗り込み去っていくロヴィーノ>>173を、
姿が見えなくなるまで見送る。]
うふふ。楽しい子達だったなぁ…。
それにしても、ラン君にも妹が居たんだ。
兄想いの良い子じゃない。
[城内へと歩みを進めながら、
同じく兄想いな自身の妹…ナターリヤの事を思い出していた。]
[他のもんと踊りたいなんて思わんかったやろな
という、自分を求めてくれているのであろう、
ランの言葉>>=31に、嬉しさがこみ上げる。
そして髪を撫でれば、頬が薄っすらと朱く染まっていくのがわかり、
愛しいと思いながら、そっと少しだけ自分の方へと寄せる。]
何かほしいものとかある?
[マーケットの通りを、先程と同じように、
ランの肩を抱いて歩こうとしたその時、
ランに、突如ぎゅっと手を握られた>>=32ので、
同じように、指を絡めて、手を握り返す。
指先から、ランの体温が伝わってきて、
次第にまた、胸の音が大きくなるのがわかる。
マーケットには日用雑貨から、珍しく、あまり見たことない物まで、
様々な商品が売っていた。]
[その中から、アクセサリーや、女性が好みそうな店があり、
ランがその中から、ベルに似合いそうと、
綺麗な石のついた髪飾りを指して見せてくる。]
あぁ、確かにそういう色、ベル好きだし、似合いそうだよな。
[言われたことに対して、軽く頷き同意する。
だが、…の目にはその隣にある、
全く別のデザインと色の石のついた、髪飾りを手に取る。]
うん、ランさんにはこっちの方が似合うと思うぜ。
[そう言って、ランの頭にそっとのせ、合わせてみた。]
[馬車に乗って、ベルとランを探す。
城下町の方まで戻ってきたその時、
見たことあるような顔の男と遭遇する。>>176]
なぁ!お前ベルとラン見なかったか?!
[馬車から顔を出し、焦っているせいか、
叫ぶように大きな声でそう尋ねた。]
[ どうやら女王は、あの騒ぎで客人である自分たちが無事だったかどうかを確認したかったようだ>>*24 ]
ピー君は大丈夫でしたけれど、お城の方大丈夫だったのですか?
ただで済みそうな揺れじゃなかったですよ?
[ 心配そうにそう言ってみたが、女王の顔色を見る限りそんな心配は無用そうだった ]
[ >>*24飾り付けの話を聞いて ]
大広間ですか……大役ですね。
ぴー君頑張るのですよ!
[ そう言って、倉庫に行こうと言う女王のあとをついていく。
イースも倉庫に向かう準備が出来ていそうなら、彼も呼ぶだろう ]
[女王の城の方へと向かった。
辺りをきょろきょろ、注意深くみつめながら歩く。
途中、すれ違う何人かに『白狐の女の子を見なかったか』
と尋ねるが、反応が芳しくない。
こちらの方には来ていないのだろうか…
と思いかけ、とうとう城の門前までやってきてしまった。
門番にも同じようにベルのことを見なかったか、と尋ねる。]
[『白狐の女の子……?
ああ、見たよ。ちょっと前に、ものすごい勢いで城から走って出て行ったな。』
門番に簡単に礼を述べると、
あっちの方、と彼が指し示した方向へ、急いで向かう。]
―回想・イースの部屋の前―
[行ってみる?と尋ねるイース>>+15に、…は立派な鳩胸を張って答えた]
おうよ。
へっ…ビビってねーってなら、遠慮するこたあねえ。いっちょ挨拶してやろうぜ!
…っておい、立ち止まってんじゃねーよ。
これだから銅像は鈍くてならねえ。
[ぼさっと立ち止まっていたイース>>+16を叱咤しつつ、先導するように…はイースの目の前で飛び回る。が、飛んでいる鳥にも伝わるほどの振動に襲われて、すぐさまイースの肩に飛び乗った]
んだこりゃ。…自然におきたモンじゃねーな。人為的なモンだろ。
やい、坊ちゃん。ぼさっとしてんなよ。
[余計な事は考えるな、と言いたげに…は羽根でイースの肩を叩く。何事か考えている様子のイース>>+19を察して、少しばかり嫌な予感がしたが、振動は間もなく収まった]
[急に顔が青くなったトーリス>>175に疑問を抱きながらも、
提示された金額>>178に、ヘタを取り出す手が止まる。]
そんなに安くて、いいのか?
[それぞれの定価はわからない。
しかし、その値段が破格であることだけは、理解できた。
戸惑いながらも12ヘタを取り出して、礼を言いながらトーリスへと渡す。]
―回想・ピーターの部屋の前―
[気を取り直すように、再び先導してピーターの部屋まで辿り着く]
ここ、か。
さっきの振動で、こいつもビビってたりしてな。坊ちゃんと一緒だぜ!
[そしてイースの声に答えて出迎えたピーター>>+29に、…は内心で、何だガキじゃねーかと悪態吐く。
が、一先ずはイース>>+32に倣って言葉を続けた]
おー。俺がパフィン様だぜ。
お前も飾り付けやんだろ?チビと銅像にゃ真似出来ない事を俺がしてやんぜ!
[バサバサと音をたたて羽根を鳴らしている。
相変わらず不遜な態度だが、悪びれる様子はないらしい]
あの狐男が?
[きょとんとして、首をかしげる。
自分があの男と出会ったときは、全くそのような感じはしなかったのだが。
自身に向けられたあの視線>>1:121と、
トーリスの話とのギャップに驚きながらも、
あの男は身内に優しいタイプなのだろうと自己解決した。
そこで、再び話しだしたトーリス>>180に視線を向ける。]
蛇…か。
蛇自体は平気なのだが、噛まれないといけないというのがネックだな。
[そう言いつつも若干興味があるようで、
トーリスが蛇を取り出すようであれば、その蛇をじいっと見つめるだろう。]
[…は、ピーターとイースがおやつを共にしている>>+34のを、嘴でちょっかいを出し(イースからいくつか奪ってやった。しかし鳥なので上手に食べられない)ている。
と、ピーターの部屋をノックする音>>+39が耳に入った]
ん?女王か。
なんだぁ?ようやっと仕事の話か!よーし、チビ!出迎えてやれ!
[扉を開けにいくピーターを見つつ、…は少しだけ飛び回るのを落ち着かせる。
女王と対面する為に、低空姿勢を取るようだ]
/*
ここで、2人と1羽が女王サマとご対面なりー!
回想だらけですまぬ。
あとピーターの呼称をチビにしたった。趣味的な何かだ!許せ! */
[髪を僅かに引かれて、耳がぴくり、と反応する。
相変わらず、恥じらいは隠せない儘で。
青年の指の優しい動きに次第に撫でられる事が、
心地良く感じ、うっとりと目を細めた。]
欲しいもんかぁ…、
俺はあんま自分に物買う事がねえからのお。
飯食うたり、煙草買ったりする位やざ。
地獄の沙汰も銭次第ちゅーて、水のように銭使う真似せんでの。
[何やら格言をこぼしつつ、妹に似合いそうだと
同意するロヴィーノに、ほうやろ?と嬉しそうに笑う――]
[が、彼の興味が他の髪飾りに移った様子に、
そっちの色の方がベルに似合うのか?と疑問に思った。
■lightblue色の、少し大人っぽい*白詰草*が
あしらわれたアンティークな髪飾りだった。
それが、自分のハーフアップにした境目辺りにあてがわれて、
自分に似合うものを見ていたのだと理解し、目を見張った。]
…ほ、ほうけ…?
こ、こんな綺麗なもん、
……勿体ないし、俺みたいなもんには似合わんわ…。
[素直に嬉しい、と言えずに、口を吃らせた。]
[女王の城の方へと向かった。
辺りをきょろきょろ、注意深くみつめながら歩く。
途中、すれ違う何人かに『白狐の女の子を見なかったか』
と尋ねるが、反応が芳しくない。
こちらの方には来ていないのだろうか…
と思いかけ、とうとう城の近く、高級住宅地までやってきてしまった。
金持ちそうな婦人にベルのことを見なかったか、と尋ねる。
すると。
『白狐の女……?
…ああ、見ましたよ。確か、少し前に、ものすごい勢いで走っていましたわ。
全く、獣は騒がしいったらありゃしない。』]
/*
>アントーニョ
>>*18
鳥にレインコートとはシャレた事すんじゃねーか!色も悪くねえ。
…ただナターリヤの分はどーよ。寝巻?簀巻きにされそうだぜ。*/
[彼女の物言いに、男は一瞬ひくり、と頬が引き攣ったが、
今はそれどころではない、と自身を律して。
ベルが走り去って行ったという方へ歩み出す。
そこで聞き覚えのある声に呼びとめられた。(>>181)
見ると、ロヴィーノが立派な馬車からこちらに叫んでいる。]
ロヴィーノ!!
…えと、おいらも今、ベルを探してるんだよ!
あっちに向かったんだって!
[ロヴィーノの元まで駆けよりながら、事情を説明する。]
だから、ランのことは心配しなくていいんだよ。
きっと今頃、ベルの小屋で休んでると思うんだ。
― 中通り ―
[ガタゴト、と揺れながら、リヤカーは前に進んでいく。
足を摩りながら、前方を見ていた。
すぐ脇の道(>>179)から、妹の怯えたような声音が
ランの聴覚には、届いた。]
――ッ、止めてくれ!
[鉛男は、ランの焦った声に、リヤカーを止めてくれただろう。]
せや、こないな所で油売っとる暇なんてあらへん…
早よお兄ちゃん見つけて、家帰ってお菓子作らんと……
[無理に明るい声を作って呟くが、どう聞いてもその声は震えている。
何故か、猟銃を向けられた瞬間の恐怖がよみがえる。
怖い。
怖い。怖い。
物陰から狙われているのではないか。
そこの影から、狙いを定められているのではないか。
ただ、ただ、怖くてたまらない。
浅く短い呼吸を、何度も繰り返すが、恐怖の為か、酷く息苦しい。]
ベル!!
[彼女の名前を呼び、身を起こした。
たとえその時リヤカーが止まらなくても、
足に怪我を負っている状態であるにも関わらず、
ランはリヤカーから飛び降りた。
路面に両足をついて着地する。
――ダァン! {1}
奇数:足を更にひねった。現実は非情である。
偶数:愛の力を前にすれば、痛みなど障害にならない。]
[>>182安過ぎる値段が不安なのか、ナターリヤが大丈夫なのかと問う]
ううん、ぜんっぜん構わないよ!
むしろタダでも良いくらいだけど、さすがにそれはちゃんとお金を払ってくれた他のお客さんに失礼だしね…。
それに、ナターリヤちゃんの可愛い笑顔も見れたし、俺にはそれで十分なくらいだよ!
[ほのかに見せた笑みを、…は見逃さなかったようだ(>>170)。
差し出された12ヘタを受け取り(>>182)、お金を入れる箱にしまう]
>>183
そうそう、あのおっかない顔をした狐の男の人。
あの人、ちょっとだけ頬を染めながら…
[…は、もう少し詳細に話そうとしたが、何故だか薄ら寒い気分になり口を噤む(>>180下ランact)]
なんかこれ以上言うと呪われそうだから、この話はここまでね…。あはは…。
そうか…よかった。
[ルーからの説明を受け、ランが無事だったことに
ホッと胸を撫で下ろす。
そして、ベルについては、先程まで一緒にいて、
城まで行った後、はぐれてしまったことを伝える。]
城下町の方に走っていったのは間違いないんだ。
一刻も早く、ベルを探そう!
[ルーさえよければ、少し前に走っていったという方角へ、
共に同行するだろう。]
あ、ヘビ大丈夫なんだ!
この子なんだけどね…。
[…は、ナターリヤがヘビは平気だと聞き(>>183)、机の下に隠していたヘビを取り出した。黄色いからだに、円らな瞳をしており、今は…の腕にブレスレットのように巻きついている。
その姿はうろこの代わりに縫いいぐるみのふさふさした服を着ているため、爬虫類らしさは半減していた]
お客さんがビックリしちゃうから、こうして服を着せてみてるんだけど、脱いだら普通のヘビになるよ。
確かに噛まれないといけないんだけど、痛くてもほんのちょっとだけだし、噛んだ後の傷も直してくれるから多分そんなに心配することもないかも。
[…がヘビの頭を撫でると、ヘビはちろりと赤い舌を覗かせた]
[着地失敗。
右足を更にひねった様だ。
片手を地面に付く形で歯を食いしばって悶絶するが、
即座に顔を上げて。
路地裏に怯えた様に佇んでいる妹(>>187)に走り寄った。]
――ベル!
こんな人気の無い所におったら危ないやろが!
[はぁはぁ、と息を肩でしつつ、彼女に手を差し伸べた。]
[ロヴィーノからベルの話を聞き(>>190)、不安が押し寄せる。
…小屋に戻っていればいいのだが。
何故か、嫌な予感がして、どうしようもない。
こくり、と頷いて]
うん、早くベルのこと、安心させてあげなくちゃ。
きっと、すっごく心配してるよ。
[ロヴィーノの馬車に一緒に乗せてもらい、
先ほど教えてもらった方へ進む。]
っ!?
[突然名前を呼ばれてびくりと身体を震わせたものの、すぐにその声の主が自分の探していた相手だと気づく。]
あ…お、兄ちゃんっ……
お兄ちゃんっ!!
[肩で息をしている兄に駆け寄ると、そのまま抱き着いただろう。]
ベル‥!今行くから待っててくれ…!
[既に、兄が到着しているとも知らず、更に馬車を走らせる。
一刻も早く兄を探して、不安そうにしているベルを探して。
やがて二本の分かれ道にたどり着く。
奇数→右の道(路地裏へ) 偶数→左の道(マーケット−リスへ)]
/*
いろいろ読まずにゆるゆるランダーム★
>>+25
くくくく……眉毛。
俺のランダムトマトは78式まであるで?(によ
今日のお前の眉毛の色は■powderblue色に染まるで!
>>+45
ええやろ?トマト坊主みたいでむっちゃ似合うやん!
*/
染物屋の白狐 ベル ディナは、「ラインケ狐」 ラン レオンハルト/*お兄ちゃん、安心しとってな。うちが必ずラ神を手懐けてみせるさかいに…(ヤンデレ顔 */
ベル‥!今行くから待っててくれ…!
[既に、兄が到着しているとも知らず、更に馬車を走らせる。
一刻も早く兄を探して、不安そうにしているベルを探して。
やがて二本の分かれ道にたどり着く。{2}
奇数→右の道(路地裏へ) 偶数→左の道(マーケット−リスへ)]
屋台のあんちゃん…俺の恩を仇で返しおって…
水車小屋で デール 着させて、
░▓▒▓█▓░░▓▒した挙句に、*山査子*みたいに地面に埋めてやんでの。
ベルッ……!
とにかく、おめえが無事でよかったわ…!
[ベルが抱きついてくれば(>>194)、当然その身体を
抱きとめて。
{1}
奇数:その衝撃で更にランに24のダメージ!
偶数:愛の前には、万物もひれ伏すのだ。
ラ神は言葉をつつしみたまえ!!
君は今、シスコン王の前に居るのだッ!]
まあ、顔は可愛いんだけどねぇ…。
なんたってヘビだから、君のお兄さんでも、いきなりヘビを出されたらビックリしないかな?
[毒があってもなくても、円らな瞳は変わらないが、ヘビを見て驚かない精神を持つものは恐らく少数だろう。
ヘビはあちこちに首を動かした後、ナターリヤをじっと見つめた。]
…この子もナターリヤちゃんが気になってるみたいだね。
値段は[03]ヘタくらいでどうだろ?
[このままナターリヤが購入の意を示すなら、このヘビは…から離れ、ナターリヤの前にとぐろを巻いて恭しくお辞儀をするだろう]
[グギッと嫌な音が足首に響いた。]
……グッ…。
[うめき声を漏らすが、それでも大事そうにベルを抱きかかえた。]
[そのまま馬車そまっすぐ走らせると、
見覚えのあるお洒落な外装のパスタ屋が見えてきた。
…は何気なくそれをジッと見つめた後、更に真っ直ぐ進む。
すると、二人の男性>>191と女性>>183が話しているのが見えたので、
ベルを見かけなかったか聞いてみることにした。]
狐耳の金髪の女の子見なかったか?
はぁああああああん!!
俺のベルめっちゃかわええ!!!!!!!
尻尾びんたとか、めっちゃかわえええええええ!!!
[ランは荒ぶっている。]
うちかて…うちかて、心配したんやから!
お兄ちゃんの馬鹿!!
ほんま何考えとんの!!心配しすぎて死ぬかと思たんやから…!!!
[兄がダメージを受けている(>>198)とは露知らず、ベルはランをぎゅうぎゅうした。
{3}
奇数:ベルの しめつける こうげき!ランに {2}のダメージ!
偶数:妹のハグでダメージなんて受ける訳ないやん、大げさやなぁ。]
うちかて…うちかて、心配したんやから!
お兄ちゃんの馬鹿!!
ほんま何考えとんの!!心配しすぎて死ぬかと思たんやから…!!!
[兄がダメージを受けている(>>198)とは露知らず、ベルはランをぎゅうぎゅうした。
{5}
奇数:ベルの しめつける こうげき!ランに {5}のダメージ!
偶数:妹のハグでダメージなんて受ける訳ないやん、大げさやなぁ。]
[表情の変化が少ないあの微笑みを「可愛い笑顔」と言われ>>189、驚いて{5}秒ほど動きがとまる。
目の前のトーリスは、それに気づいただろうか。]
人…いや、この場合は狐か…?は、
見かけに寄らないというやつか。
[ふむ、と手を顎に当てて頷いた。
しかし何かに怯えるように、その話をやめてしまう。
彼の顔色が若干悪いのを見てなんとなく事情を察したため、
話の続きを促すことはしなかった。]
うちかて…うちかて、心配したんやから!
お兄ちゃんの馬鹿!!
ほんま何考えとんの!!心配しすぎて死ぬかと思たんやから…!!!
[兄がダメージを受けている(>>198)とは露知らず、ベルはランをぎゅうぎゅうした。
{6}
奇数:ベルの しめつける こうげき!ランに {4}のダメージ!
偶数:妹のハグでダメージなんて受ける訳ないやん、大げさやなぁ。]
/*
発言削除したったけど、これはラ神が悪いんやで。
うち悪くないもん。
お兄ちゃんにダメージ与えようとするラ神が悪いんやもん(
/*
>>*27眉毛の色wwwwwwwwwwwwww
ラ神パネェですよwwwwwwww
その運を下界の何名かに分けてやってください……
*/
― 城下街・西門 ―
[[15]分かけて西門に戻ると、グリフォンが帰ってきていた。
何でも藁はすぐに見付かったのだが、支柱の木の棒の調達に手間取ったらしい。早速三匹は門の装飾とカカシ製作に取り掛かった。
代用ウミガメはアドバイザーに徹した。
4色のトランプ模様のレンガタイル(>>1:205)の裏に接着剤を塗り、門の左柱に【WELCOME】、右柱に【WEST】と縦書で上から下へ並べていく。グリフォンの尽力もあり、規則正しく{3}と貼り付けられた。
(偶数:整然 奇数:雑然)
木の棒を紐で十字架に組み、その上に綿を詰めた袋の顔を乗せた。ボタンと毛糸で顔のパーツを作った。顔から突き出た牙(>>60)は本物のライオンのものであり、迫力があった。たてがみは藁で表現した。
綿袋の胴体の胸部には、スーパーノヴァ模型(>>58)を仕込んだ。
キラキラ要員としてだ。同じく綿袋の手足は大きく広がったX字――万歳の格好で、十字架と合わせるとライオンは*のマークのような体勢だ。その姿はカカシというより、磔刑に処されたライオンのようにも見えた。火でもかければ、あのガイ・フォークス人形もかくやといった風情だ]
[そんな空気を振り払うかのように、
トーリスが机の下から蛇を取り出す>>191。
一瞬驚いてびくりと身体を震わせたものの、
その愛らしさに、思わず蛇を凝視してしまった。]
………!!
[円らな瞳と、目があう。]
これも、買っていいだろうか。
[蛇から目を逸らさずに、トーリスに訪ねた。
どうやら、いたく気に入ったらしい。
しかし彼に提示された金額>>197の安さに驚き、
視線をトーリスへと戻す。]
流石にそんな安値で買うわけには…。
[3ヘタとは別に、財布から80ヘタほど取り出すと、
それをトーリスに握らせた。]
[…が、ナターリヤにヘビを見せていると、突然横から見知らぬ青年が訪ねてきた(>>199)。
急いでいるようで、急に何かが入用になった客だろうかと思い、…は、そちらに顔を向ける]
いらっしゃいま……。
え、狐耳の女の子…?
俺は昨日からずっとここにいるけど、見た事ないなぁ。
あ、狐耳の男の人は、昼にきたけど…って、関係ないか。
[心配した(>>201)と泣きつかれれば、
申し訳なくなり、自然に涙が溢れる。
鉛男に視られていない事を祈りつつ、ぐす、と鼻を鳴らした。]
すまん、すまん。
こんなかわええ妹に、心配ばっかかけとる
悪い兄ちゃんやな、俺は…。
[きゅう、と抱きしめられれば、その強いハグすら心地良く感じた。
痛みは当然、感じない。]
/*
っちゅーかお兄ちゃんに厳しいラ神なんていらんわ(
いくらうちの恋人言うても許さへんよ。
うちかてツン期したるわばかぁ!!
[馬車はマーケットの方面へと向かう。
フェリクスと遭遇した露店の店主とナターリヤが話していた。
ロヴィーノが彼らにベルのことを尋ねる(>>199)のを、
横で聞いている。
ところが、店主の答え(>>204)に、そっかー…としゅんとなる。
こればかりは仕方ない。]
―回想―
[蛇に釘付けになっていたその時。
一人の青年>>199に、声をかけられた。
見知った顔…ルーも一緒に、その女性を探しているようだ。]
狐耳で金髪の女、か。いや、見ていないな。
先ほどまで大通りにいたが、そちらでも見ていない。
…狐耳で金髪の男なら、先日見かけたが。
[トーリスと似たような事>>204をいいながら、申し訳なさそうにふるふると首を横に振る。]
力になれなくてすまないな。
[そう言うと、彼らがその場を去るまで見送っただろう。]
→>>203中段へ
/*
そろそろ眠気MAXなので落ちるのですよー
回想で追いかけるので、飾りつけ開始してしまってもおkなのですよ
*/
なんで女王様に喧嘩なんかふっかけとんの!
英雄だか何だか知らんけど、そんなんどうでもえぇ!!
お兄ちゃんはうちのたった一人の家族なんやから……もし何か合ったら思うと気が気やなかった!!
もう二度とこんな事せぇへんて約束したって!!
[兄に釣られて自分も涙を流しつつ、しかし抱きしめる手の力は緩まる気配がない。]
[ナターリヤの少しだけ驚いた様子に気づくが(>>200)、…は何に驚いたのかは検討がつかずに少しだけ首を傾げた。
おそらく狐耳の男のことだろうか、と深く考えずにいると、…の取り出したヘビにナターリヤは目を輝かせた]
[しゅるしゅると、ヘビは…から離れ、ナターリヤの前で恭しくお辞儀をする。
彼(彼女かもしれないが)にとって最大限の敬意を表しているようだ。
彼女の許可さえあれば、体のどこかに巻きつくだろう。許可がなければ、…がヘビ用のバスケットを用意し、大人しくその中に収まるだろう]
ええ、3ヘタで…って、こんなに!?
いくらなんでも80ヘタも受け取れないよ…!
[…はじかにお金を渡されて、手が触れることにどぎまぎするが、それよりも大分提示した額よりも多い金額に驚いた]
あ、そうだ、だったらさっきの4本のトゲと、星の花びらも持ってっていいよ!
…趣味じゃないかも知れないけど、こんなに貰っちゃうと俺の気がはれないからさ…。
[…は、砂漠の砂と、月兎の餅を入れた袋に、2つの商品も*勝手に*詰め込んだ]
そうか…。知らないならいいんだ。grazie。
あ、お姉さんはまた今度俺とデートしてくれよな!
[ベルを知らないという二人>>204>>207に、頭を下げ、
ナターリヤには投げキッスをして、その場を後にする。
後、行ってないのは一箇所―
先ほどの分かれ道のもう一本の道である。]
/*
>>+47
了解ですヾ(・ω・)ノ
―そして皆で飾り付けをした―
でも良いんですけどねキリッ
墓下はのんびりして頂ければいいかなーと思っていたので、
都合よく時間飛ばしてもいいかな…って…(めそらし)
[王様っぽく、という芸人の男の要望(>>21)があったので、オーロラの
スカーフ(>>58)をマント、スピカの標本(>>39)を木の棒の頂上に紐で括って、王権の象徴である王笏に見立てた。しかし肝心の服を着ていないカカシの体は{4}色に塗った。(奇数:薄ピンク 偶数:黄)
苦し紛れか何なのか、ライオンの体の背面の見えないところに濃ピンクのマジックペンで、PRと芸人のスペクタルロマンみたいな名前(>>88)のイニシャルも書いた。
ここに完成したライオンの全長は{4}m。
その姿は、57ものであった。
(0-30:格好いい 31-60:可愛い 61-100:可愛い格好いい)
ライオンのカカシを門の{1}脇に飾る。(奇数:左 偶数:右)
【「ライオンのルー」※この作品には貴重な品が使われています。あとでスタッフが美味しくいただくので、燃やさないで下さい。フラッシュはOK、むしろフラッシュします】という注意書きのプレートを添える。
フェリクスは満足そうに頷くと、西門から姿を消した]
……いや、うん。もしかしたら勝てるかと思うて…。
[結果は散々だったが、流石に明かすのは格好悪いと思い、
小声で言い訳をする様に呟いた。]
わ、解った、兄ちゃんもう、女王に喧嘩売らんわ。
ベルとちゃんと約束すんでの。
ほら、兄ちゃんと指切りげんまんしよ、
兄ちゃん、正直モンで、国でも有名やざ。
ベルにも嘘なんかつかへんから。
[自前の嘘八丁のせいで、死刑になりかけた事すら、
すっかり忘れている。
妹を落ち着けようと、あやすように笑いかけながら、
相変わらず強く自分を抱きしめている妹に、小指を示した。]
/* ロールの順番は投げ捨てるもの */
[ナターリヤも青年の問いに、やはり見てないと返す(>>207)。
若干落胆の色を見せたような青年に礼を言われて(>>210)、…も申し訳なくなった。が、]
……。
[ナターリヤに向かって飛んできた投げキッスを…は無言で叩き落とした。
恐らく、空中で手のひらを動かしただけに見えただろうが、…の目には確かにナターリヤにめがけて飛んでいくハートマークが見えたのだった。]
指切りげんまん嘘ついたら、
えーと… マーメイドドレス 着て、逆立ちして、森一周しよっさー。
[妹の小指に自分の小指を絡めて、約束を取り交わした。]
――ほ、ほら…これで安心やろ?
[疑いの目線で自分を見ている妹の髪に、
更に機嫌を取るかのように、優しく口付けた。]
/*
<ラン>でなら出来るが……
いや、パンチラってレベルやないやろ、それも。
どう足掻いても痴女やろ…
*/
[目の前でお辞儀をしたヘビ>>209の礼儀正しさに感心しつつ、右手を伸ばす。
ヘビはしゅるしゅると右手をのぼり、ナターリヤの首に巻きついて、そこに落ち着いた。]
やはり、あんなに安い値段で商品をもらってしまうのは気が引ける。
受け取ってほしい。
[驚くトーリスに、キッパリと告げる。
なんとか受け取ってくれた様子にほっとしたのも束の間、
購入した商品が入っている袋に二つの商品を詰め込まれ、目を丸くした。]
しかし…いや、ありがとう。
[一度は断りかけるものの、
彼の厚意を何度も断るのも失礼かもしれないと、素直に受け取ることにした。]
[自分の為にお金を使わないというランに少し悲しい顔をする。
確かに無駄遣いするよりはいいのかもしれないが、
今までそうやって、自分の為に何かできる環境
になかったのだろうと、察する。
そんな彼女の為に何かをしてあげたい。
自分にできることなんて、限られているのだろうが。
そして、俺みたいなもんには似合わんというラン>>=36
には首を横に振って、にっこりと微笑みかけた。]
ううん、そんなことないよ。似合ってる、すごく。
うん、やっぱりこれに決めた。ちょっとまってて。
[店員のところまで行き、髪飾りを差し出すと、
料金を支払い、またランのところへ戻ってくる。
そして、簡単に包装された包みを、ランに手渡した。]
トマトの王子 ロヴィーノ コンラートは、星の王子 トーリス フィオンあれならお前もちゅっちゅすればいいんじゃないか?指バキバキにされる未来しか見えんが。
/*
しかし、マーメイドか。
EP入ったらお嬢様でおれんようになる<ラン>にゃ
ぴったりやざ。
王子様の夢を見ながら、泡のように消えていくお嬢様。
ロヴィーノも付き合うてくれてありがとな。
ALL>
勘違いしたらあかんぞ。
鳴チップが明らかに男の俺やけど、
読む時はちゃんと脳内変換せえよ!!!←重要*/
エプロン Tシャツ+デニムパンツ 乗馬服 ブレザー 和鎧 王子様ルックに白タイツ レザージャケット+レザーパンツ+鋲のリストバンド デール サンタ服 羽織 宇宙服 デール
■lightskyblueのケープ 浴衣 オーバーニー+ミニスカート Yシャツ+タイトスカート
だぼだぼワイシャツ 修道士服 ひもぱん マーメイドドレス
[そこでふと、彼が店じまいをしていたのだと思い出し]
随分と長居してしまったな。
店じまいをしていたようだが…邪魔してすまなかったな。
[そろそろ自分も扉を設置する仕事に戻らなければと、
トーリスから商品の入った袋を受け取りながら考えた。]
[ナターリヤもベルのことを知らないそうだ。(>>207)
肩を落として、礼を述べる。
先ほどの分かれ道まで一旦引き返し、もう片方、路地裏の方へと
馬車を進めて行くと、薄暗い路地からランとベルの話声(>>208>>212)
が聞こえ、そっと覗きこんでみた。]
[そこでふと、彼が店じまいをしていたのだと思い出し]
随分と長居してしまったな。
店じまいをしていたようだが…邪魔してすまなかった。
[そろそろ自分も扉を設置する仕事に戻らなければと、
トーリスから商品の入った袋を受け取りながら考えた。]
……くすっ。
[マーメイドドレス姿で逆立ちをして森を一周している兄の姿を想像してしまい、思わず笑ってしまう。]
せやね。
お兄ちゃんがそないなけったいな格好する訳あらへんし。
ほな、帰ろ?
お菓子も作らなあかんし……あ、お兄ちゃんは休んどってな。
休んでへんかったらお兄ちゃんのおやつ抜きやからね!
[きちんと休むようにしっかり釘を刺してから、森へ帰る事を提案した。]
[真っ直ぐ進むと、そこは薄暗い路地裏で、二人の影。]
ベル!それにラン…?!
[空気を読んで覗きこんでるルー>>218をよそに、
何はともあれ、無事?でよかったと二人に駆け寄る。
ちなみに会話はマーメイドドレス辺りから聞こえていた。]
/*
狐がとけて呪殺が起きて 真占確定〜♪
狼たちが忌々しげに 狩を探します〜♪
もうすぐ詰みですねえ〜♪
ちょっとゆるってみませんか〜♪
――、あ。
[待ってて、と言われて繋いでいた手が離れる。
少しだけ、名残惜しくなったが、青年が会計を済ませて
その白詰草の模様の髪飾りを店員から買うのが見えた。
包みを手渡されると、初めて他人からのプレゼントを貰い、
恥ずかしいような、嬉しいような、複雑な表情でそれを受け取った。]
あり、がと………これ、俺に、……付けてくれるか?
[青年の手で、自分を綺麗なものに、飾って欲しくなった。
包みを解き、躊躇いがちに尋ねる。]
―回想―
デートはお断りさせてもらおう。
[青年に声をかけられ>>210、咄嗟に口から飛び出る。
去っていく際に投げキッスをしたところを見ると、随分と軟派な男だと思った。]
…何をしてる?
[空中で手を動かしているトーリス>>213に疑問を抱いたが、
その疑問が解決することは恐らくないだろう。]
―回想終了―
[途中で現れた2人の客(?)(>>210)を見送ると、丁度ヘビがナターリヤの腕に巻きついているところだった(>>216)]
わあ、なんだか可愛いマフラーみたいだね。
[腕から首へと巻きついた姿は、…が着せた服のもふもふさも相成ってマフラーのように見える。
派手なだけの黄色だったが、今は彼女の色を引き立てているファッションアイテムのようだった]
うーん、うん…、そうまで言うなら、受け取るよ。
[きっぱりと言われたのに、ぐだぐだするのは男らしくないと考えて、大人しく80ヘタも受け取った。
突き出したおまけの2品は、たとえ断られてもあの手この手で渡そうとしただろうが、彼女も折れてくれたようで(>>217)は、ほっと安心した]
でも、どっちも効果は確かだからさ…。
疲れだって、2つの商品にかかれば簡単に消えちゃうし、4本のトゲのお守りの方なら、何か災難があれば守ってくれるから、持ってて欲しいな。
[かなり強引な押し売りになって困らせてしまったと、…は内心で反省と後悔をした]
マーメイドドレスなんて、
王子に恋して、泡になった人魚姫やあるまいし…。
[自分で口に出しておいて、流石にそれは無いだろうと笑った。
悲恋の末に、哀れな末路を辿った人魚姫の噂は、
ランの耳にも届いていた。
ベルの帰ろう(>>220)、という声に首を縦に振りかけて――
駆け寄ってきた青年(>>221)に、一瞬びくり、と固まった。]
あっ、ちょっ、ロヴィーノっ!!
[せっかく兄妹水入らずで話しているらしいところを邪魔してはいけない…
と思い、そっと様子を窺うに留めていたというのに、
ロヴィーノは構わず駆けよっていってしまった。(>>221)
ばかっ、と軽く悪態を付きながらロヴィーノについて
自分も二人の元へ駆けよるのだった。]
[暫く、緊張した面持ちでロヴィーノを見ていたが、
笛吹きの男も駆け寄ってくれば(>>225)、
漸く青年から視線を離して。]
……ああ、すまんかった、心配かけたの。
ベルとちゃんと会えたわ。
パーティの前やったんに、迷惑かけてほんまに悪かった。
[腫れ物が引いたような、和らいだ表情で、
笛吹きの男に礼を告げた。]
星の王子 トーリス フィオンは、トマトの王子 ロヴィーノ コンラート/*えっ、俺、君とキスする趣味なんかないよ…。(…は何か勘違いしているようだ)*/
― 城下街・中心部 喫茶店「fika」 ―
[西門を雑然と飾り付け、その左脇に4mの可愛い黄色の
カカシライオンのルー君を設置し、さよなライオンしてきたチシャ猫は、城下街の中央区にある菓子店「レインボー」でビスケット、クッキー、
チョコ、飴などの菓子類をしこたま35ヘタ分買い込んだ。
お次は、街のDIY店「フライデー」で4枚の長方形のベニヤ板
(1枚{3}ヘタ)を購入。
そして今は、中央区にある喫茶店「フィカ」のテラスでクリームソーダ
(ピンクグレープフルーツ味、(04)ヘタ)を飲みながら、机で何やら作業をしていた。
よく見ると、板の上に菓子を並べて文字を形成している。
それぞれ【PASS ME】【INTO ME】【UNDER ME】【THROUGH ME】
と書いているようだ。
引き攣った顔の給仕のおっさんがその様子を凝視していた]
あ、そういえば店仕舞いの最中だったんだ!
すっかり忘れてた…あはは!
ぜんっぜん邪魔じゃないよ、むしろ今日頑張ったからご褒美なんじゃないかって言うくらい、俺にとっては嬉しい時間だよ。
[家に帰って着替えや、商品の補充をしようとしていたことをすっかり忘れていたが、ナターリヤに言われて思い出した(>>219)]
このまま離れるのは名残惜しいんだけど…。
商品の補充とか、着替えとかしなきゃなんだよなぁ…。
[…は、伺うようにナターリヤの顔を見る。
彼女にもやることがあり(>>219)、このまま引き止めるわけには行かないのだろう。
ナターリヤが店を去るなら…は引き止めるつもりはない]
……ロヴィ君……ルー君も?
[どうして彼らがここに居るのだろう、と考えて、つい先ほどまでロヴィーノと行動を共にしていた事を思い出す。]
……あっ!
ロヴィ君、おいてけぼりにしてもうてほんまごめん!
わざわざ城まで連れてってくれたのに……
[ランからぱっと離れると、ロヴィーノに向かってぺこぺこと頭を下げた。]
[ベルが離れると、いい加減立っているのがしんどくなったのか、
立ち止まっているであろう鉛男のリヤカーに腰を下ろした。]
たたた…、歩けんようになったら笑えんわ。
[苦笑を浮かべて、鉛男に歯を見せて笑っただろう。]
あぁ。ちょっとまっててくれよな。
[ランに買った髪飾りを自分につけて欲しいと頼まれ、
そっと、ランの柔らかい髪に触れる。
髪が絡まないよう、丁重につけると、
やはり、その髪飾りはランによく似合ってた。]
すごく可愛いよ。
[思った通りの感想を口にして、
そのままランの体を抱き寄せる。
腕の中の彼女からは、とても甘いいい香りがする。
もしランが放してほしいというならば、すぐに腕を解き、
体を離すだろう。]
…そろそろ城へ行くか?
[気がつけば、日は殆ど沈み、空は既に暗くなりかけていた。]
マフラー…確かに、マフラーに見えるかもしれないな。
[トーリスの言葉>>223に頷きながら、
ヘビが着ている服をさらりと撫でる。
それに反応して、ヘビが長い舌でペロリとナターリヤの頬を舐めた。]
折角だから、後で私も使わせてもらおう。
[星の花びらと4本のトゲの効果を思い出す。
城に帰ったら星の花びらを使用してみようかと、
トーリスと話しながら考える。]
[ランの和らいだ表情(>>226)にほ、っと安堵する。]
うん、ほんとに良かった。
迷惑なんかじゃないし、気にしないでいいんだよー。
[ふるふる首を振りながらそう告げるが、あ。と思いだしたように、]
でも、大事な人が悲しむようなことはやっちゃダメなんだよ!
[付けくわえて、にっこりとほほ笑んだ。
ベルがランから離れる(>229)と、
ランはしんどそうにルートヴィッヒのリヤカーに腰を下ろす。(>>230)]
早くゆっくり休めるところに行こう。
そうしないと、お祭りもめいっぱい楽しめないしね!
ベルも、ランについててあげてよ。
[店じまいの途中だったことを忘れていた、という彼の言葉>>228に呆れるが、自身と過ごした時間が嬉しい時間だったと言われたことに、安堵と同時に嬉しくなる。
ツンケンした態度をよくとってしまう自分と話していても何も楽しくないだろうと思っていたのだから、彼の言葉はとても嬉しいものだった。]
私はそろそろ失礼させてもらう。
トーリスも…忙しそうだしな。
素敵な商品をありがとう。
[そう言うと、商品の入った袋を手にする。]
よい祭りを。
[パーティの事は、あえて口に出さず。
彼に招待状が行っていることは知っていたが、
もしかしたら露天が忙しくて、来れないかもしれないのだから。
良い買い物ができてよほど機嫌がよかったのか、
小さく、そう本当に小さくだったがトーリスに手を振り、
フリーマーケットスペースに扉を設置する仕事に戻っていったのだった]
パレオの水着 セーラー服 ローブ レーダーホーゼン 紋付袴 いぬみみ、もふもふしっぽ プリンセスドレス+ティアラ メイド服 ふかふかポンチョ ウェイトレス服 学ラン 王子様ルックに白タイツ メイド服 エプロン 法服 ふかふかポンチョ マーメイドドレス 浴衣 いぬみみ、もふもふしっぽ Yシャツ+タイトスカート
ああ、もう女王に喧嘩うらんちゅーのは約束したしの。
久しぶりに会うて心配ばっかさせたら、
――神様にええ加減絞め殺されるやろな。
[笛吹きの忠告(>>232)にこくりと首を縦に振る。
【嘘全般】を制御するのは、土台無理だと自覚はしているらしいので、
約束した部分を強めに唱えた。]
ほやの。
ベル、兄ちゃんと一緒に、パーティ…行きたいんやろ?
ほんじゃ、兄ちゃん元気になるよう、全力で休まんとな。
[ベルに、問いかけて。返って来る答えは、予測できている。]
/* お分かり頂けるだろうかだし…
意味が通じず滑ったギャグを解説するようなこの心境…
<ルートヴィッヒ> >>1:81
煩い、名高い、公然、戦=ルートヴィッヒ
チョップ=ブリキの木樵の人間名のック・チョッパーから
玉座、妃=後にウィンキーの統治者になる為
<トーリス> >>6
気高い、騎士=トーリス 常緑冠、勝利、末裔=ロリナイティス
目に映る〜=俺のどこかの独り言参照
隠された〜虚飾=世界大戦象徴説
緑は月桂樹。トーリスは立語で気高い、騎士道精神のって意味?
いや、俺はベルが無事ならそれで何よりだけどよ。
…もう心配かけるなよ。
[謝ってくるベル>>229に安心させるように微笑みながら、
そう言って、視線をランの方に移す。]
…お前も体ボロボロじゃねーか。
ルーの言う通り、あまりベルに心配かけるんじゃねーぞ?
それに…
[そこまで何か言いかけたところで、
ハッとした様子で口を抑えて塞ぐ。]
/* いやマジで、RP村なのに人と絡まない(絡めない)とか
大問題だし…俺達は試されているんよ。で、要らん解説の続き
<ルー> >>18
小石=ペトレスク 川、流れ=ローマの語源の一説
演奏禁制通り=その昔実際ハーメルンに存在したとか
たらふく〜東に消えた=東方植民説
ペトレスクは英語に変換するとピーターソン?
うんっ!
[「パーティに行きたいんやろ?」と問われ(>>235)、満面の笑みで肯定した。]
うち、お兄ちゃんが休んどる間においしいお菓子作っとくから、楽しみにしとってな!
[髪の毛に触れて、髪飾りを付けてくれたロヴィーノに、
恥ずかしそうに礼を告げかけて口を開いた。]
【――すごく可愛いよ。】
[その感想が、耳元で聞こえた気がした。
青年に気付けば抱きしめられて、すぐ傍に青年の顔があった。
控えめな抱擁だったが、ロヴィーノの鼓動が抱きあう形で聞こえて来るようだった。]
……あ、ありがと……。
[ロヴィーノの肩口に頭部を預け、そっとその背中に指を這わせた。
時間がこのまま止まってくれれば良いと思ったが――
セカイの崩壊は、もうすぐそこまで迫っているように、
空は薄暗くなり始めていた。]
――ん、連れてきね、ロヴィーノ。
[寂しさが、胸を締めている事を感づかせまいと、
精一杯の笑顔を浮かべて、青年の背中から指を引いた。]
【Ivan Braginski】
―倉庫→大広間―
[倉庫で飾りを調達した後、大広間へと向かう。
飾りはピーターとイース、パフィンのセンスによって選び抜かれたものだ。
時折、トランプ兵がぽいっと投げ入れた変な飾りが混じっているかもしれない。
大広間はとても広く、必要な飾りもかなりの量を要したため、調達した飾りは三人(と一羽)ではもちきれないほどであった。]
これくらいなら、いいかな。
[飾りつけをするのに自分の魔法を使いたくないとは思っていたが、
流石にこの量を普通に運ぶのは至難の業だ。
いつの間にか手に持っていた杖で軽く飾りの入った箱たちを叩けば、
箱たちがふわふわと浮かび上がり、そのまま大広間まで飛んでいっただろう。]
――、ああ、ベルにもう心配かけんようにするわ。
おめえにも迷惑かけたようやの。
……ありがとな、<王子様>。
[何かを言いかけて口を閉ざす青年(>>236)に、
寂しげな表情で礼を告げた。]
―大広間―
[三人と一羽…そしてトランプ兵で、手分けして大広間を飾っていく。
飾り付けを開始してから[02]分ほど経ったときに、
ふと寂しがりやな飲んだくれの事を思い出した。]
ちょっと用事があるから抜けるね。
すぐ戻ってくるよ。
[二人と一羽に声をかけてから、大広間を出る。
向かう先は、恐らくまた酒を飲んでいるであろうアーサーのところ。]
うん……ほんまごめん。
もう二度とこんな事せぇへんから……。
[ロヴィーノに対する申し訳ない気持ちで、しゅんと耳がうなだれている。]
[一度リヤカーから腰を上げて、ベルの手を引き。]
おう、ベルのこしらえる菓子は、ほんに旨いからの。
楽しみやざ。
帰ったら休んで、
ほんで――起きたら、元気な兄ちゃんになっとるわ。
[彼女を連れて、鉛男のリヤカーへと進んだ。]
[兄に手を引かれ、嬉しそうに耳をぴこぴこと動かして。]
うん。
お兄ちゃんが元気になるんは当然やろ?
うちがいっちゃん好きなんは、元気なお兄ちゃんやもん!
[もう一回、ぎゅっとランに抱き着いた。]**
― 回想・ピーターの部屋 ―
[トランプ兵が用意したケーキは食に執着のない青年も
思わずため息を漏らすおいしさであった]
なにこれ、おいしい。
[黙々と食べているとピーターが空飛ぶ絨毯の話を持ちかける(>>+39)]
別に大変なわけじゃないよ。ちょっと忘れるだけだから。
……でも、のってあげなくもないよ。
[紅茶をこくりと飲み干すとノックの音が聞こえる。
女王の声に呼ばれピーターが部屋の入り口へ向かった。]
―女王の城 庭―
アーサーくん、居るー?
[ひょこっと彼の定位置を覗き込む。
そこでいつも通り飲んだくれているアーサーを見て、
クスクスと笑いながら彼に近寄った。]
ねぇねぇ、大広間の飾りつけ手伝ってよ。
まあ、嫌だって言っても連れてくけどね。
[酔っ払いの手も借りたいくらいなんだよね、と呟く。
彼が素直についてくるようであればそのまま大広間に戻ったし、
彼が拒否するようであれば、首の根っこを掴んでずるずると引きずりながら大広間へと戻っただろう。]
[ピーターと女王の話を立ちあがり聞く]
大丈夫だったんだ…よかった…
[誰かが傷ついたり悲しんでいたりする様は見たくない。
と、考え込んでいるうちにピーターと女王の話は終わったらしい。]
大広間だね。分かったよ。
[青年はそう言って*立っていた*]
ほんじゃ、――ええ祭りを。
[抱きつくベル(>>241)を痛む足を堪えながら抱き上げて。
リヤカーに妹を連れて乗り、そのまま二人に軽く頭を下げた。
鉛男がリヤカーは引いてくれるだろう。
ごとごと、ごとごと。
路面から、森へと続く少し走りにくい街道へ。
そのまま、小屋まで到達すると、
ベルの手を引いて、鉛男に礼を告げた。]
すまんの、送ってもろうて。
――わめも、ええ祭りを、な。
[軽く頭を下げると、ベルの手を引いて小屋へと入る――]
/*
アーサー>
勝手に庭に居る事にしてしまった上に、
勝手に城の飾りつけに巻き込みました。キリッ
反省はしていますが後悔はしていません。
すみません。
うん、なるべく心配の種は少ない方がいいからな。
でも、ベルが兄貴を大切に思うのはわかるから、
俺からはあまり無茶するな。くらいしか言えないけどよ。
あ、なんだったらほっぺに一回キッスで、
今回はチャラでもいいぜ?
[耳をしゅんとうなだれさせているベルに、
そう冗談っぽく笑いかける。
そして、王子様と自分を呼んで礼を言うランに、
少し目を伏せて。]
おう……早く怪我治せよ。
[ポツリと一言だけ、声をかけた。]
[もう女王に喧嘩は売らない、というランの言葉(>>235)に驚く。
――『ポーン一枚でクイーン落とすつもりやったんが』――…]
あぁぁぁぁっ!?
[ようやく、先ほどのランの言葉の意味を理解して、思わず声をあげる。]
そんなことしてたのかい…っ!?
はぁ……ほんとに……無事で良かったんだよ……。
[彼も、もうしない、と約束したらしいし、と大きい溜息をひとつ吐く。
ぴこぴこと嬉しそうなベル(>>241)を見れば、自分も嬉しくなって。]
じゃあね!良い祭りを!
[ルートヴィッヒのリヤカーに引かれながら小屋へ帰る二人を*見送った*]
― 回想・染物屋・「Chinees klokje」 ―
[小屋に入ると、先程の約束通り(>>220)に
ちゃんと寝てくれ、と、がやされるだろう。
苦笑しながら、足を引きずりつつ寝室に入った。
寝床は自分が起きだした時の儘の状態だ。
寝床に入る前に、鏡台に歩み寄った。
<ラン>がそこに立っていた。]
<―――夢は、もうすぐ、終わる。>
[自分と、目の前の<ラン>から、同じ言葉が漏れた。]
[すっかりナターリヤに懐いたヘビ(>>231)に、…が微笑みかける]
良い人にめぐり合えて良かったね。
[つん、とヘビの頭を突くと、ヘビはどこか嬉しそうに目をつぶる]
この国にも良い物は沢山あるけど、宇宙にも沢山あるからついつい後先考えずに持って帰っちゃってさ…。
うちに置いてても可愛そうだから、こうして欲しいと思ってくれる人の元に行ってくれると俺も嬉しいかな。
…あ、俺の名前…覚えていてくれたんだ…!
[ここに来て、ナターリヤに名を呼ばれることに気づくと(>>233)、途端に…は顔を赤らめた。
ただ、名前を呼ばれただけであるのに、今まで話していた何よりも素晴らしいことのように感じられる]
本当に今日は凄いことばかりだ…!
商品は売れるし、いろんな面白い人と出会えるし、ナターリヤちゃんに出会えたし、何よりも名前を呼んでくれた!
この喜びを何て言おう。
ありがとう、俺の今日と言う日は君によって何よりも尊い日になったよ!
ナターリヤちゃんにも、この祭りで幸あらんことを!
[…は喜色の滲む声を上げて、満面の笑みを零す。芝居じみた大げさな台詞を吐くが、…の本心であることは間違いない。
去り行くナターリヤが小さく手を振ってくれたのを見て、…は大きく手を振って応えた。
何度目かの背中を見届けて、うきうきした気分で…は中断していた店じまいを再開した]
…また、会えるといいなぁ…。
[どきどきとする心臓に手を置いて、先ほどまでのナターリヤとの会話を脳裏に浮かべる。
もう会えないのでは、と思ったところで…は招待状の存在を思い出した]
あっ!
女王の城に行くなら妹だもん、きっと会えるじゃん!
さっき会えた事で忘れてた…。
なんでそんな大事なこと忘れるかな…。
[すぐに色々と忘れる事が多い…だった]
[<ラン>が鏡台から消えると――
鏡台から離れて寝床に入る。
ぐったりと横たわりながら、天井を見上げる。
片手を上げ、妖力を使う事に力を集中させた。
<人魚姫>が消えるまでの、セカイを紡ぐ為に。
――マリオネットの糸を手繰るように動かして――]
もう中身当てはもちさん以外諦めたよ
何人か入ってくれてる人は分かってるんだけど、全然わからんね!
あ、パフィンはミサトさんかな。
私はバレてないでしょ?(まがお)
[あらかた店の片づけを済ませ、忘れ物がないか最後の指差しチェックをする。
何もないことを確認すると、机の上には☆本日は終了しました☆と書いた紙を置いた]
さて、と。
家に戻って色々しなきゃなー。
んー…、今日は色々忙しかったけど、明日はもっと忙しくなるかな。
ゆるゆるするはずだったけど、うん、こういうのもちょっとなら悪くないね。
[…が、背を伸ばすとばきばきと骨が小気味良い音を立てた。
売り上げの入った鞄を持ち、…は城下町を通って自室へ戻ることにした。
もしかしたら、移動中に誰かに会うかも知れないし、会わないかもしれない]
[腕の中の彼女が、ありがとう、と口にしたと思ったら、
自分の肩に、頭を預け、背中に指を這わせてくる。
ドキドキして、心臓が止まりそうなくらい、
鼓動が高まっていくのがわかる。
そして、少しの間そのままの状態でいた後に、
城へ行くことを聞けば、連れてきね。と言い、
名残惜しくも、ランの指が自分の背中から、離れる。
その指を手に取り、再度、自分の指と絡めて、手を繋いだ。]
城まで案内するよ。
[そう言って歩きだそうとした瞬間、空間が変わり、
気づけば城の前に居た。]
[自分の心臓の鼓動も、目の前の青年に伝わって居ただろうか?
そんな事を考えて居ると、再び手を取るロヴィーノに、
喜んで指を絡めた。
直ぐに空間が歪み、マーケットは消えて城が姿を現す。
それを見上げて感嘆した。
想像以上に歴史がありそうな外観だった。]
へえ……、ええ城やの。
俺の王よか、ええとこ住んどるわ。
ありがとな、俺みたいなもんを連れてきてくれて、
今日は素敵な事ばっかやざ、<王子様>。
[あたかも、此処まで歩いて来たような様子で、
案内ありがとな、と礼を告げる。
ロヴィーノにそのまま案内をされれば、共に城の中へ入るだろう。]
― 城下街・北門 ―
[あれから門の中央上部にそれぞれ三枚の板を掲げてきた
(ちなみに南【INTO ME】、西【UNDER ME】、東【THROUGH ME】)
フェリクスが、喫茶店(>>227)を出てから56分後に、
残りの【PASS ME】の看板を持って北門までやって来ると。
既に夥しい色獲り鳥の赤に飾られた門の傍で、小鷲、鳩、インコ、
カナリヤ、老カササギという鳥類の面々が、ピーチクパーチク
騒いでいた。何故か全員、体の色が真っ赤に変じている]
『諸君 私は女王が好きだ 諸君 私は女王陛下が大好きだ
イヴァン様が好きだ ブラギンスキ様が好きだ
不思議の国が好きだ 街の北地区が好きだ
城の玉座で 薔薇が咲く庭で 視察の城下街で
祭の城下街で 妹君の横で トランプ兵の横で
この不思議の国に存在するありとあらゆるイヴァン陛下が大好きだ』
『赤が好きだ 赤いハートなど心が躍る
トランプが好きだ ポーカーなど胸がすくような気持ちだ
ハートのカードが好きだ フラッシュなど感動すらおぼえる
ハートのQなどもうたまらない 捏造フォーカードは最高だ
ハートのロイヤルストレートフラッシュなど絶頂すら覚える
裁判が好きだ 被告人になるのはとてもとても憧れることだ
有罪が好きだ 女王の命で首を刎ねられるのは理想の最期だ
諸君 私は女王を驚かせるような赤い門を望んでいる
諸君 ハートの女王に忠誠を誓う北区住民の諸君
君達は一体何を望んでいる? 更なる女王を望むか?
心の慈母のようなハートフルクイーンを望むか?
雪の女王のようなハートレスクイーンを望むか?』
『女王!!』 『ハート!!』 『赤!!』
[赤い小鷲の演説に、他の赤い鳥達が甲高い声で応じた]
そういえばどこかの灰で言ったけど、
イヴァンさんは実際に処刑した事はありません。
だから、「首を跳ねよ」とか言わない。
言うタイプだったら、ラン兄ちゃんにそれ言ってた。
原作の女王も「本当は処刑した事がない」って言われていたような。
グリフォンだったかな。
『よろしい ならば赤だ
我々は燃える心を秘めて今まさに巣立たんとする雛鳥だ
だが、赤色を調達し続けて来た我々には
ただの赤では最早足りない!!
多量のレッドを!! 一心不乱の大増量レッドを!!
赤はわずかに小数 他の色と比べれば物の数ではない
だが諸君は一騎当千の女王ファンだと私は信じている
ならば我等は諸君と私で総量100と1の赤となる
色々を忘却の彼方へと追いやり 赤以外を排除しよう
赤を掴んで塗りたくり 視界を赤に染めて思い出させよう
街の連中に女王の優しい顔を思い出させてやる
街の連中に女王の恐ろしい顔を思い出させてやる
北には我等の思いがけない赤い情熱がある事を刻みつけてやる
101匹の女王ファンクラブの集団で 北門を赤で埋め尽くしてやる』
[演説はなおも続いている。チシャ猫は欠伸を噛み締めた]
あ、でも随分と昔だったら処刑したことあるかも。
ずっとずっと昔。ヤンチャだった頃。
ここ数十年くらいはそんなことは全く無いよ!
イヴァンさんが何歳かって?
考えてないので年齢不詳設定だよ!
/*
一応。
限界だったりしたら、無理せずお休んで下さい。
3:00過ぎた時点で反応なさそうであれば、
鳴ログのピリオド打つ意味で、
ちょろちょろ動いておきますので。
という感じでお願いします。
*/
―城下町 路地裏―
[あちらこちらに扉を設置し終え、ふう、と一息。
トーリスの店で買った物が入っている袋をチラッと見て、
兄さんは喜んでくれるだろうかと微笑んだ。
―きっと喜んでくれるよ!
そう言わんばかりに、ヘビがゆらゆらと動く。]
お前にも名前をつけないとな。
[ヘビの頭を優しく撫でながら、(05)分ほど考え込む。]
ダイナ…ダイナで、どうだろうか。
[首元のヘビに尋ねれば、
気に入ったと言うようにナターリヤの頬に頭を擦り付けた。]
ダイナはアリスの飼い猫ちゃんですが、
猫ちゃんを出す事もすっかり忘れていたので、
飼いヘビにダイナと名づけました。
/*
星の王子さまもっかい読み返した。
やばい、ヘビ勝手に回復アイテムにしてたけどどっちかというとキメラの翼だった。
回復アイテムにするなら井戸の水だったか…。
もしくは商人の水薬か。
まあ…いっか。
*/
『女王のファンクラブ親衛隊鳥より全女王信奉者へ
目標 不思議の国ハートの女王城城下街全域!!
第三次クリムゾン・スカーレット作戦 状況を開始せよ
やるぞ 諸君』
[ワーッという歓声が上がる。どうやら一区切り付いたらしい。
見計らってそこににゅっと顔を出すと、鳥達は悲鳴を上げて
『私達美味しくありません!お助け!』と赤い羽を羽ばたかせ、
一目散に逃げようとした。顔に着いた赤い絵の具を拭いながら
フェリクスが装飾の手伝いに来たと伝えると、どよめきが起こった]
『それは助かりますわ! 何か赤い物はお持ちでいらして?』
[チョコレートの包み紙だった赤い銀紙を渡すと、感謝された。手元の看板を飾りたいと言うと、何やら俄にひそひそと相談し出す]
『あんな子供の工作みたいな稚拙で粗末な物を飾らせる訳には…』
『いやだが、断ったら我々の命は断崖絶壁の風前の灯火では』
『鳩の血…』 『いけません、血は乾いたら茶色ですわ!』
『装飾係に任命といっていたし、女王陛下のご拝命やも』
『命が惜しいですし、とりあえずここは従っておきましょう』
/*
時間なので、勝手で申し訳ありませんが進行させて頂きます。
・城内の設定は、申し訳ありませんが私のイメージで進めていきます。
回想追いで修正かけていって下さって構いません。
・流れも完全に私の独断で流して行きます。
ピリオドを打つ意味ですので、ロヴィーノPCの動きを
ややこちらで付けていく形になります。
ご了承お願いします。
(時間が合えば、後日回想追いで遊べますが、
明日夜コアなし、明後日夜コアあり
また、墓下/絡んでない方と絡みたいと思うので、
やりたければ/タイミング合えば、で構いません)
*/
[フリーマーケットスペースから、屋台の立ち並ぶ通りを歩く。
もともと祭りに彩られていたが、途中掛けだった色々なものが出来上がり、どこもかしこもすっかりと祭の様相を呈している。
気の早い店主は自分以外にもいるようで、既に良い匂いを放つ屋台があった。]
わ、もう始めている屋台があるんだ…。
…バターフライ…、え、バターを油で上げてるの?
どういうことなんだろう…。
[…は、気になったバターフライを{4}{奇数:買った 偶数:買わずに見るだけにとどめた}]
―女王の城 自室―
[自室へ戻ると、袋の中に入っていた「星の花びら」を取り出す。
ふかふかのベッドに腰を下ろしてそれに鼻を近づければ、
ふんわりと甘く優しい香りがナターリヤを包んだ。]
…いい香り。
[香りが街中を歩き回っていた彼女の疲れを癒す。
(06)分ほどその香りを堪能した後、
兄に頼まれた仕事の報告と兄へのプレゼントを渡すために、
イヴァンが居るであろう、彼の自室へと向かうだろう。]
[ロヴィーノに手を引かれ、そのまま城の中に案内されるだろう。
城に入ると、目に飛び込んだのは、彼の祖父の肖像画。]
これ、わめのじいさまか?
……随分若いの。
[どうやら祖父らしいその肖像画を見上げた。
恐らく、三十代後半、というところの外見に見えた。
晩年などでは無く、ロヴィーノが生まれる前のものだっただろう。
しかし、ランは余りその辺りを察せなかったので、
それが祖父なのだと思い、
彼の顔、衣服などを頭の中に記憶した。]
[そのまま、大広間――ダンスホールに導かれるだろう。
ランの作ったセカイは悲鳴を上げていた。
まがい物である城の天井は、今にも崩れ落ちそうで――
<ラン>は夢の終わりがすぐそこまで近づいて来ているのだと知った。]
……もう、保たへんな……。
[苦く笑う。
崩壊仕掛けているセカイを悲しく思いながら――
一度瞳を伏せて、妖力をこの空間に注ぐべく集中する。
出かけ中の真紅ドレスを一転させて、
■teal色のパーティドレスに<ラン>の衣装が変わる。
手をロヴィーノに静かに向けると、
彼の身を包んでいた普段着は、上質な出来栄えのタキシードに変化した。]
さすがに、油を油で上げるのは、ねえ…?
[他にも、少しずつ店は開いており、そのどれもを…はじっくり見ながら通りすぎる。
しばらく行くと、人だかりのある屋台が見えた。
そこに近寄ると、なんとも素晴らしい見栄えの屋台がある(>>126)。]
うわー…すご、これって屋台なんだ。
屋台って言うよりも芸術作品に見えるけど、本当にすっごいなぁ…、どんな人が作ったんだろう?
…ん?
[この時点で…の店で買ったものが屋台を飾っているのならば、…は気づいただろう。
そうでなければ、気のせいだと思うだろう]
もしかしたら勘違いかも知れないし、明日また見に来ればいっか。
[(09)分ほど、屋台を見た後に…はこの場を後にした]
[猫と鳥という弱肉強食の関係性の勝利か、
めでたく赤い北門の中央に看板が設置された。
これで良く言えば個性的、悪く言えばてんてばらばらな、
城下街の東西南北の主要門の装飾がひとまず完成を迎えた。
花と石と卵の殻の文化祭的混沌カラフルあべこべ南門。
ユニコーン擬きとピンクのポニーのチシャ猫カラー東門。
可愛い磔カカシライオンと雑然トランプタイルの西門。
そして、生物食物無生物の無数の赤に彩られた大惨事な北門。
統一感といえば、中央に掲げられた不思議の国風の
【入って!】【潜って!】【通って!】【過ぎて!】
という熱烈歓迎なメッセージの看板くらいなものだろう]
[髪飾りの色を濃くしたような――
深い水のような、エメラルド色のドレス。
<泡となって消え失せる人魚姫>には、
お誂え向きの色合いだった。]
……ロヴィーノ、似合うか?
おめえはよう似合っとるの、馬子にも衣装――
…と、これは失礼やったか。
[不安そうに尋ね、彼の言葉を待つだろう。
そして彼の見違えるような姿を褒める。]
[祭が行われている城下街の外側に、…は自室を構えている。途中で門を通る必要があるが、やって来たときには普通だったはずの門には見覚えのない装飾がなされていた。]
……ちょっと見ないうちになんか凄いことになってる…。
[…が通った門は76%4={0:南門 1:東門 2:西門 3:北門}]
[崩壊する<セカイ>の音をごまかすかのように、
ダンスの為の音楽が、掛かる。
クラシカルな曲調で、ゆったりとしたものだ。
激しくない曲調だった事に、<ラン>はほっとする。
ステップが早そうな曲であれば、
ロヴィーノの足を踏みまくってしまう事だろう。]
……じゃあ、リード頼むわ。
[軽く会釈して、ロヴィーノに歩み寄る。
彼がうまくリードをしてくれれば、<ラン>は、ぎこちない動きながらも
彼と一緒に楽しく踊る事が出来ただろう。]
[手を繋ぎ、向かい合う形でゆったりとした歩調で、
緩やかなターンを楽しみながら、その周囲で、
城がどんどん崩れていく。
その情景は、他の者が見たらさぞかし滑稽だっただろう。
まるで、崩れゆく船の中で――演奏を続ける音楽家のような。
<ラン>は、崩れていく<自分のセカイ>を悲しむ事も、
悔やむ事もせず、ロヴィーノとのダンスの時間を楽しんでいた。
――風前の灯火であっても、
この時間を目一杯楽しむ事で、
<王子様>との時間が永遠に続くような、
そんな<愚かな希望>を、まるで、少女のように抱いていた。]
俺の知ってる南門(76%4=0)と違う…。
なんか左右非対称だし、花…はともかくとして、卵の殻…。
ハンプティダンプティが大繁殖したのかな。
色もなんというか…前衛的で…。
祭だからって装飾でこれだけはっちゃけられるって、なかなかのセンスだよね…多分…。
[一目見て、それだけの評価をひとりごちる。いつもの門のはずなのに、何故だか通るとどきどきしたのは門に不思議の力が宿っているからかどうかは…にはわからなかった]
……ロヴィーノ、おめえにアドバイスしてやろうなんて言うたけど、
おめえは十分魅力的な男やったぞ。
…おめえから金巻き上げたろちゅー風に思うて、
化かしたつもりやったけど……
俺がこんなに楽しんだら、――お代はもらえんわな。
[崩れていく空間で踊りながら、<ラン>は笑顔で
青年に賞賛を送った。
ロヴィーノは、どんな風に思うだろう。
しかし、どういうつもりでランが<ラン>で居たのか、
隠すつもりは無かった。
失望されたかもしれない、と――
少しの後悔をしたが、本音を伝えたかったから、
言葉を撤回する真似はしなかった。]
【Ivan Braginski】
―女王の城 イヴァンの自室―
[大広間の飾り付けを終え、自室で一息ついていたその時。
コンコン、と控えめなノックの音。]
入っていいよ。
[扉の向こうに声をかければ、
そっと扉が開き、ナターリヤが現れた。]
お帰り、ナターリヤ。
[にっこりと、優しい笑みをナターリヤに向けて―
一瞬、動きを止める。]
…ヘビ?
[彼女の首に居座るそれを見て、こてんと首をかしげた。]
【Natalya Arlovskaya】
―女王の城 イヴァンの自室―
[ヘビのダイナを見て動きを止めたイヴァンを見て、
そこでダイナをつれてきてしまったことに気づく。
自分の犯した失態に落ち込みながらも、
街の露天で購入した事や、ダイナの力>>180>>191を説明する。
そしてそれに続いて、扉の設置が完了した事を報告し、]
侵入者が居たようですが、兄さんにお怪我は?
[実はずっと気にしていた事を、口にした。]
【Ivan Braginski】
[ナターリヤの説明を受け、不思議なヘビがいたものだと関心する。
彼女はダイナをいたく気に入っている様子だし、
いい買い物が出来たのではないだろうかと微笑んだ。]
ああ…うん、僕は大丈夫だったよ。僕の力は、ナターリヤも分かっているでしょう?
侵入者は、ちゃんと帰ってもらったよ。
[所々端折って、説明する。嘘は、言っていない。
大丈夫だとは言ったが、怪我はしていないとは言っていないのだから。
もし僕が怪我をしたことを知ったら、
侵入者…ラン君のところに飛んで行っちゃうだろうし。]
ところで…その手の袋はなぁに?
[いつも報告に来るときは、そのようなものは持っていないのだが。
疑問に思って―侵入者の話題から話を逸らすつもりだ―、ナターリヤに尋ねた。]
【Natalya Arlovskaya】
[どくん、どくんと心臓の音が鳴る。
兄さんはこれを喜んでくれるだろうか。]
ダイナを購入した店のものなのですが…。
兄さんにはいつもお世話になっているので、
是非受け取ってもらいたいのです。
[そう言うと、袋から「月兎の餅」と「砂漠の砂」を取り出す。
その効果>>160も、しっかりと伝えた。
どくん、どくん。
落ち着かない心臓の音。]
【Ivan Braginski】
僕に…?
[手渡された「月兎の餅」と「砂漠の砂」を受け取って、
きょとんとナターリヤの顔を見る。
彼女から何かをもらうことなんて、ほとんど無くて。]
本当に、いいの?
…嬉しいよ、ナターリヤ。ありがとう。
[心から、笑う。
いつか感じていた壁>>0:#3が、
どんどん崩れていくような気がした。]
──っとう!
[自室に帰ってきた…は、部屋にあるベッドに飛び込んだ。ふかふかの布団は…を優しく受け止める。]
あー…家だぁー…布団だぁー。
[しばらくふかふかの布団の感触を堪能し、ベッドの上から床を見る。
相変わらず宇宙からの土産が置いてあり、今度はどれを持っていこうかと考える]
んー…意外と何でも売れたんだよね…。まあ、持っていけるものを持っていけばいいやぁ。
それよりも、お城に行く服だよね。
[店に出すものは適当に考えたら、次は城へ着て行く服について考える番だった。
あまり庶民すぎるような服ではダメだろう]
一応俺も*王子*なんだよねぇ…。
服…、ううーん、 眼鏡+三つ揃えのスーツ これとか?
[完全にセカイは崩壊し、
残す所はランとロヴィーノの立つ一部分だけ。
それ以外は、真っ暗な空間だった。
海の底の世界のように、暗い空間だった。
一部分だけにスポットが当たっているので、
ロヴィーノの表情はよく見える。]
……なあ、おめえは、楽しかったか?
俺と過ごして、楽しんでくれたか?
俺は、凄く楽しかった――。
【Natalya Arlovskaya】
…!!
[兄さんに、喜んでもらえた。
商品を選んでくれたトーリスに感謝をしながら、
ナターリヤも嬉しそうに微笑む。]
喜んでいただけて、嬉しいです。
[それから{4}時間ほど、
今日の出来事などを二人で話していたり、
「砂漠の砂」を二人で楽しんだりと、
楽しい時間を過ごしただろう。]
[いよいよその足元のスペースも崩れ始める。
足元狭しとなれば、もう踊る事すら出来ない。
<ラン>は立ち止まると、
青年が自分を抱きしめてくれた――
――マーケットで髪飾りを選んで、付けてくれた時のように、
ロヴィーノをきゅ、と抱きしめた。
遠慮がちな抱擁だった。]
/*
やっつけソロール終了。
一人でやるの恥ずかしいっ(表で出来なかった理由)
ダイナちゃんかわいいよダイナちゃん。
……ありがと、さよなら、俺の<王子様>。
……わめは目覚めたら、
もう、俺と過ごした事……忘れてしまうかもしれへんが――
俺は、覚えてる。
――ええお姫さん貰いよっせ。
こんな化け狐に、もう騙されたらいけんぞ。
ちゃんとした、<ニンゲンのお姫様>に、
――ロヴィーノが、いつか出会えますように。
[気付けば涙が目に溜まっていた。
これが、<恋>なのだと、<ラン>は初めて知った。]
[クロゼットから、三つ揃えのスーツを取り出した…は早速着ようと思ったが、しかし、今着てもしょうがないことに気づいた]
そうだ、ちょっとだけ寝ようと思っていたのに今来たら皺になっちゃう。
とりあえずお城に行くなら、このスーツでいっか。
眼鏡は宇宙に出るわけじゃないからいらないかな。
[…がスーツとともに取り出した眼鏡は、宇宙で目に入ってくる紫外線の対策のためにかける眼鏡だった。
しかし、これも今は必要のないものだと思い、そのまま眼鏡は仕舞い込む]
とりあえず商品は適当に持って行って、城へはスーツを着て、と。
少しくらいは寝る時間は…あるね。
よし、明日も忙しくなるだろうし、おやすみなさーい。
[翌日の準備をして…は83分だけ眠りにつくことにした]
そういえば、さっきワーワー言ってたあれは何なんだし?
『公爵様の「フエルシング」のレッドバロン男爵の
名演説ですよ。――ご存知、ないのですか!?』
[薔薇、イモムシ、牡蠣の殻、蟹、海老、レッドロブスター…。
よくもまあこんなに集めたものだと門の赤い装飾品の数々を
見つめながら疑問を口にすると、カナリヤに猛然と食ってかかられる。
羊人間が住む架空の国の首都ロンドンを狼人間達が急襲するという
血湧き肉躍る名場面からの抜粋らしい。
ちなみに公爵は赤パプリカ、公爵夫人は1g{1}{6}ヘタのお取り寄せ
の高級ジャムを提供してくれたとの話だった]
…動物には、生殖以外の興味は起こらない。
<ニンゲン>だけの持つ感情を与えてくれたのは――
<王子様>のお陰やざ。
ロヴィーノが俺に、<ニンゲン>だけが持つ、
喜びや楽しみ…
誰かを好きになる事を、教えてくれた。
[そ、っと顔を近づける――
ロヴィーノが嫌がらなければ、
彼の唇に触れるだけのキスをしただろう。]
……さよなら、ロヴィーノ。
[<ラン>は、そのまま、泡のように――
ロヴィーノの目の前から薄くなって、消えて行った――]
― 城下街・北門 ―
『それにしてもまだ全然赤が物足りませんね…』
『何故、街から生トマトが消えているんだ!
ケチャップだと臨場感に欠けるじゃないか!』
『トマト国の王か王子が通り掛かってくれないものでしょうか。
この際トマト怪人や狂人の死のトマト舞踏でもいいですから…』
『ダンサ・デ・ラ・トマティーナを見たら生きて帰れないぞ』
[フィクションの世界の話にチシャ猫は置いてけぼりを食らっているが、
とにかく北地区の住民は門の完成度に不満があるらしい。
誰か通行人が近くを通れば、赤い物を強請るだろう事は火の目を
見るより明らかだった。特にトマトを求めているらしく、目の前を
トマトの馬車(>>117)などが通り過ぎれば現れれば騒ぎ出すだろう。
北門に程近いハートの女王の城に招待を受けているフェリクスもその場に暫く留まるつもりだ。一緒になって加勢する事も*あるだろう*]
[空間は壊れた。
ロヴィーノが目覚める頃には、ただの長い夢だったかのように
この<セカイ>の事は、忘れているかもしれない。]
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