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[ぐったりと額を膝に押し付ける。
ニンゲンは怖い、ニンゲンは強い、ニンゲンとは相容れる事はない。]
………。
[自分の創りだしたセカイで、
自分に優しくするアイツは、そんな自分のニンゲンのイメージとは、
大きくかけ離れ過ぎた存在だった。]
はぁ……。
[くしゃりと前髪を握りしめて、
そのまま路地裏で何が正しいのかわからない、という風に俯く。
頭の中がかき回されるような感覚と、動悸に悩まされる。
このもやもやは一体なんなのか、
ぶつぶつと自問自答したが、答えは出なかった。
いつの間にか、枯れ果てた目から、涙がこぼれていたかもしれない。]
―城下町 路地裏―
[バタバタと、慌しく駆けてきたトランプ兵(中)に驚く。
風に飛ばされる以外で城を出ている姿などほとんど見たことがなかったし、何より彼がここまで飛ばされずにやってこれたというのが一番の驚きだった。]
…城に、侵入者?猫ではないのか?
[そう尋ねれば、トランプ兵は違うと首を横に振る。]
城に戻…なんだ?
[急いで城に戻ろうとしたナターリヤの腕を、トランプ兵が掴む。
(ナターリヤが歩き出せば、簡単に引きずられてしまうのだが)
もう侵入者は退治したから、
ナターリヤはそのまま仕事を続けてほしい。
兄からの伝言らしきものを伝えられ、しぶしぶながらも頷いた。]
…しかしお前を帰してやらなければいけないな。
帰り道で飛ばされでもしたら私の仕事が増えてしまう。
[いつものように鍵を使って扉を出し、そこにトランプ兵を押し込むと、
扉が消えたのを確認してから、兄に頼まれた仕事を遂行することにした。]
[…は、頭を振って気を取り直すと、ビー玉の名前を考えはじめた。]
緋色に輝く「メルツェン」
濃藍色は「スタウト」
亜麻色は「ピルスナー」
銀鼠色は「ウィート」
飴色と灰桜のマーブルは「ランビック」
象牙色は、「ヴァイツェン」
わっかのある枯野色は、「ボック」
秘色色は「ヘレス」
瑠璃色は「メルツェン」
青褐色は「ポーター」
でいいだろうか。
[と、それぞれビールの名前をつけると一つ一つ設定していった。]
さて、俺がいない間は、明日来るライオンとカカシに店番を頼むか。
[…は、自分備え付けの魔法の電話でライオンとカカシに連絡を入れた。]
―回想 アントーニョの家―
[アントーニョに酷い言葉を投げかける女性たち>>71に、
彼の頭を住処にしている白い鳥が襲い掛かる。
魔法で作られたそれは、何度叩き落されても決して息絶えることなく、彼女達がアントーニョの前から姿を消すまで、大人しくなることは無いだろう。]
[しばらく座って休んで居れば、体力も戻るだろう。
帰路につくのが遅くなれば遅くなる程に、
家に妹を残してきた事の不安が募るが、
両足は暫く立ち上がる気もないようだった。
そのまま暫し、物思いに耽っているだろう。]**
/*
鳥ちゃん、頑張るの巻
鳥ちゃんはNPCとして適当に動かしていただいても大丈夫ですよー。
心理描写なども全く必要ないキャラクター(?)ですし。
いやよくねーよ!!!てかどうしてメイド服なんだよ!
[質素な服の山から何故か出てきた、
メイド服に突っ込まずにはいられない。]
これ…あいつの趣味か…?
[いや、まさかな。と、深く考えるのはよくないと思い、
メイド服が何故こんなところにあるのかを考えるのを止める。
結局アントーニョが変わりの服を持ってくるのを待つことにした。
しばらくすると、アントーニョが嬉しそうな笑顔で駆け寄ってきて、
服を自分に手渡そうとする。]
お、おう、grazie…でもこれ本当にいいのかよ?
親父さんのなんだろ?
俺だったら、別に着れればなんでもいいし…。
[そう、申し訳なさ気にアントーニョに聞きただした。]
ピッツァ?それも聞いたことないわ。
ああ、また―――……。
[喜んだ儘の表情で、暫し言葉を忘れたように固まる。
この<また>がもう来ない事を、理解していたから。
リップサービスで目の前の青年が誘っているとは思えない。
暫し、言葉を出せずに居たが、躊躇いがちに口を開き。]
また、俺を此処に、連れてきてくれる―――?
[口は開いたが、青年には言葉は届かなかったかもしれない。
それほどに、弱々しい声音だった。]
……は、はは。
落ち着いて食べよっせ。飯は逃げんげや。
[喉に詰まらせて咳き込むロヴィーノに、
沈んだ不安がかき消されるような気持ちになった。
くすくすとした笑い声を上げる。]
― 回想・城下街 トーリスの露店 ―
[花火だ、という青年の声(>>56)に城の方を見遣る。一発だけなら
誤射か、狼煙か何かだろう。それよりも今はピンクである。青年が取り出してきたピンクポニーの置物を見た瞬間――フェリクスの中で何かが弾けた気がした]
……買う。買う買う買う買う買う!!
[一体何を何個買う気だという調子で、言い募る。猫の眼はピンクのポニーに釘付けで、他の商品の説明を聞いているのか怪しかった。
かろうじて、親切な店主が話を聞き付けて探し出してくれたライオンの牙を2本、カカシ製作に使おうと考える冷静さは残っていたらしい]
お、ライオンの牙も置いてあんの!?
この店凄くねー? お前、夢を具現化して売る魔法使いか何か?
えっと、ポニーと牙2本とあとスカーフでー。349ヘタ、合っとる?
[スカーフは散財な気もしたが、大層な浮かれ気分だったし奮発して買う事にした。代金を払い、ついでに青年に名前を訊ねる。
チシャ猫はいい買い物したー!と意気揚々とピンクのポニーに跨り、
満足そうに姿を消した。レンガの仕上がりまでまだ時間があったので、いったん買い込んだ私用の品を置きに、迷いの森へ*向かった*]
【Ivan Braginski】
―女王の城 ピーターの部屋―
[欠損してしまった城内を直してから、すぐにピーターの部屋へと足を向ける。
城内に被害が出る前に場所を移したため、恐らく大丈夫だとは思うが、客人たちに怪我があってはかなわない。]
ピーター君、大丈夫かな?
[コンコンと扉をノックしながら、
中にいるであろうピーターに声をかけた。
もし反応がない様子だったらイースとパフィンの様子を見に行くし、
ピーターの無事を確認できたならば、
その後にイースの部屋へと向かっただろう。]
[その後チーズをかけて、
先程教わったコツを意識してパスタをフォークに巻きつけながら
食べている。
完食し終えると、腹部をさすり。]
結構ボリュームあったの。
[店員が皿を下げに来、その時にコーヒーは如何かと
尋ねて来たので注文した。
気の利く店らしく、今日のドルチェもコーヒーと一緒に運んで来るだろう。]
……のお、――飯食ったら、どうしたい?
[次第に仕事である事も頭の隅から消え失せている。
今度はどこに自分を連れて行ってくれるのだろうか――、
どんな素敵なニンゲンの世界に案内してくれるのだろう。
そんな、期待を込めた眼差しで尋ねてみた。]
/*
トマトゼリー多くない?
気持ちは嬉しいけどね。
諸々了解。今すり合わせするね
*/
/*
絡むのがメインじゃないモノローグ調進行ならいくらでも喉潰せるが…。
ここまで多弁とそうじゃない枠の差が出てくるとな。
1500ptもいらんだろうちゅーことに。
1000でも多い。
*/
/*
ぶっちゃけると、絡む相手がおればもうちょい喉使って喋れるでの。
朝更新にした意味が不明な位、深夜ログ伸びとらんのが難点。
やはりRP重視は夜更新でええ気がする。
*/
/*
正直なあ…
ソロール回し過ぎると、他人から見て世界作りすぎ感が疲れるので、絡みにくいちゅーのがあるから
自重気味やったんやけど…
ソロールでも回さんと、コアズレ過ぎてて
何も話すことありません(キリリ
に…。
皆プロで力使い果たしてもうたんかの。
*/
/*
そして結局自重できませんでした、まる。
ガチ村で対話がおろそか気味やから、
対話もっと楽しみたいんやけどなあ。
共鳴もっとらんかったら、キャラ忘れてまう程
話す事が…。
というか、祭で何か披露するとか、目的設定つけとくべきやったな。
暇疲れ過ぎる。 */
― 現在:アントーニョ家 客室 ―
ん?なんや賑やかやったやんなぁ。
あぁ、気にせえへんでええよ。親父も着て貰える方が嬉しいやろうし。
それに俺の服は人に貸せるような服やあらへんからな。
[ロヴィーノに服を渡すと、彼が持っているメイド服に気付き]
……って、なんでお前、メイド服なんか手に持ってん?
それ、昔おった婆やのメイド服やで。
着られればええっちゅーても
流石にそれ着て街を歩くんは……あぁ、うん新しいやんな!
― 回想・イースの部屋 ―
子供扱いしないでってば。ビビったりなんかしないって。
パフィンも大丈夫って言うならやってみるよ。
で、誰に会えばいいの?
[少し膨れつつイヴァンに問えば、ピーターの部屋を教えてくれる。
そして用事があるのか、廊下の向うへと消えていった]
行ってみる?
[青年は傍らの理解者に問いかけた。]
[青年は立っていた。
パフィンの返事を聞いてから17分ほど立っていた]
あ、そっか、歩かないと進めないんだ。
[青年は、青年である前に銅像だった。]
/*
C一人だから、この動かないっぷりは逆に不思議…
屍化で赤楽しすギル状態?
どーしよっかなー
次村サイレン設定濃厚だから、屍設定入れる気満々だったけど。
私とかるのちゃん並にロル回し早い人二人くらい居れば問題ないが(
ロールも慣れだからなー
*/
/*
そういえば
>>*15
ピーターの部屋にイース達が居ないようなこと言っちゃってますが、
イヴァンが知らないだけなので、
ピーターの部屋にいてくれても全然問題ないです。
[青年が、立っていることをやめ、歩きだそうとした
その瞬間、城全体に振動が走る(>>31)]
え、ええ、ちょっとなに!?
[青年は思わず天国の図書館の風景を思い出す。
ああ、これが走馬灯かと青年は思った。]
[振動が収まる。{3}分ほど混乱していたが、
そもそも天国にいる時点で走馬灯も何もない。
青年がそのことに気が付くくらい落ち着くと、
他にいるという客人のことを思い出した。]
その人、大丈夫かな?
パフィン。今度こそ行ってみよう。
[青年は、今度はきちんと彼の部屋に向かって
一歩を踏み出した。だがパフィンの案内がなければ
すぐに青年は迷子になるだろう。]
― 回想・ピーターの部屋の前 ―
えっと、女王に言われて来たんだけど、大丈夫?
[なんとかピーターの部屋の前にたどり着いて
青年は部屋の中の人物へと声をかけた。]
[青年は常識に疎いので、返事があってもなくても
鍵が開いていればうっかり扉を開いて、
部屋の中に入ってしまうだろう。]
[受け取った親父さんの服を広げてみて、
次にアントーニョの服を見比べ、
首を振ってアントーニョに服を返す。]
これ…俺が着るには多分ちょっとでかいし、
何より、こういうのってお前が着た方が親父さん喜ぶんじゃねーの?
お前、俺がいうのもなんだけど、
顔は男前なんだから、ちゃんとした服着れば
それなりに見れるじゃねーの。
せっかくいい服持っているんだから、お前が着ろよ。
…俺はやっぱりこっちでいいや。
[そういって、タンスの中に入っていた、今着てるアントーニョの服よりは多少マシな、布の服を着る。
自分を王子だと知っている人間が、
この姿を見たら、確実に驚くであろう。]
さ、お前が着替えたら、トマトを採りに行くぞ。
お前が着替えているうちに、ちょっとトイレ行ってくるぜ。
[用を足しにいくことを伝えると、…はアントーニョを置いて部屋を後にした。]
[…が、ポニーを出した瞬間、フェリクスが弾けたように食いついた(>>80)。
恐らく、…の商品説明はほとんど聞いていないようだ。
しかし、ライオンの牙を置くと、ようやく意識がポニー以外にも向くようになった]
魔法っていうか…、たまたま置いてあるだけじゃないかな?
結構お客さんの要望に応えられないときもあるしね。
俺なんて普段はただ星を旅してるだけの奴だし…。
ていうかどっちかっていうと、青い色の狸的な…うん、なんでもない。
[…は後半は少し遠い目をして、誰にも聞こえないような声でぼそりと囁いた。
気を取り直して、フェリクスからちょうどの349ヘタを受け取った]
[(>>80)名を尋ねられて、…は商品を渡しながら]
あ、俺の名前はトーリスだよ。苗字はロリナイティス。
そっちの彼と話してるのを聞いちゃったけど(>>54)、君はフェリクス…で合ってるよね。
[派手な男に目をやり、続いてフェリクスを見る。
意図していないとは言え、盗み聞いたような情報であるため少しだけ…は気まずく思っているようだ]
なんにせよ、沢山のお買い上げありがとうございました!
どこへ行くかは知らないけど気をつけてね!
[…は、買ったばかりのポニーに乗って去っていくフェリクスに手を振って見送った。
この後で、ルーが…に用があるのならば対応をするだろう]**
/*
お、Gracias!イース!
>>+21
リコリスってなかなかにイケる味やと思うわ俺。
イースの寝巻にええのは■seagreen色の チャイナ やで
*/
/*
うーん、色合い合うやろか。
パフィンにも用意したるで
■floralwhite色の レインコート がパフィンの寝間着や!
ついでにナターリャの今日の寝間着は
■darkseagreen色の 軍服 でやなきっと
*/
― 回想:アントーニョ家 食堂―
―そうそう、あのロヴィーノとか言う男?
顔だけは良いんだけど随分と間の抜けた面構えだったねえ
訊けば何日か野宿をしていたそうよ。まぁ惨めな男だこと
―あー、やだやだ。
あの助平そうな男が居て娘たちに何かあったらどうするんだい
シンデレラ、あんたの頭の悪いのだけは取り換えが効かないわね
―この疫病神が連れて来た男だ、
何処の馬の骨だか知ったもんじゃないよね
[床に目を落としていたアントーニョが面を上げ、継母たちをキッと睨み付ける。]
俺のことは別にええねん。好きにすればええわ。
――せやけどな、ロヴィーノのことまで言うなや
[血の滲んだ拳を雑巾ごとグッと握り締めてアントーニョが継母たちに食って掛かろうとしたその瞬間
――白い鳥が継母と義姉たちに襲いかかった。]
ばっ、シロちゃん!?隠れてろ言うたやん!
―ぎゃああああ!?なにこの忌々しい鳥は!
―お姉さまに触らないで!この、このっ
―娘に何をする……がぁっ あ、痛っ…!
[攻撃を仕掛ける白い鳥に対して継母たちが狂ったように叫びながら息の根を止めようとするが効果は見られなかった>>77。
為す術もない継母たちは食堂を飛び出し、それでも追ってくる白い鳥を見て家から出て行った。**]
― 回想・フリーマーケット ―
[フェリクスに名前が長い、と文句を付けられれば(>>66)
不服そうにぷぅっと口をとがらせながら]
…むん。
ライオンが困るんじゃ仕方ないじゃんね。ルーでいいんだよ。
[しぶしぶ自身のファーストネームを伝えるのだった。]
わかるわかる!“適当”こそ才能を問われるものさ。
あの絶妙なバランス感覚といい、配色といい、素晴らしかったんだよ!
え、おいらが芸人かって?
…そうだね、笛も芸のうちだから、おいら芸人ってことになるかなー。
[ふざけた笑いに微かな悪意を感じた気もしたが、
そこは見なかったことにして。]
[フェリクスが買い物をし始めたので、
一通り見て楽しんだ…は人ごみから離脱することにした。
人通りの少ない通りまで出て、んーっ、と大きくひとつ伸びをする。
突然、以前にも見た白い鳥―魔法によって姿を変えられた手紙―
(>>#0)が、…の元へと舞い降りてきた。
一瞬、迷ってしまっただろうか、とも思ったが、封筒にはしっかりと
To Petrescu Rou
彼の名が記されており、自分宛てなのだとわかる。
恐る恐る封筒を開くと、それはパーティの招待状だった。
予想外の内容に、目を丸くする。
まさか、おいらが女王の城に立ち入ることができるだなんて!
男は、来たるその日に胸を*躍らせるのだった*]
― 回想 ―
[妙な男と出会った。
幼い妹がこの男から菓子を貰ったという。
何かの罠では無いかと、男に文句を言いに行った]
人の妹に、ニンゲンの妙なモンやるんは、やめてもらえんか?
ニンゲンが獣に近寄んなや、兄ちゃん。
ごめんなさい、でも僕、ニンゲンじゃなかったんだ。だから、狐の子を見たら、ついあげたくなっちゃって。
――ニンゲンじゃ…なかった?
うん、僕昔、猫だったんだよ。
[自分よりは年下に見える、犬を一緒に連れた少年は、無邪気に笑っている。]
冗談やろ、獣がニンゲンになれる訳が…
魔法使いのお師匠様に、罰でニンゲンにされたんだ。
……ほうけ、そりゃあ災難やったの。
ニンゲンなんぞにされたら、お先真っ暗やざ。
ううん、僕はニンゲンにずっとなりたかったから。
ニンゲンに…なりたい?
うん、ニンゲンになって、二本の足で立って、ニンゲンみたいに服が着たかったんだ。お兄さんは洋服着てるし、ちゃんと二本足で立ててるから、分からないかもしれないけど!
…ほんなん、別に……。
ニンゲンになって素敵な事ばかり!ジリアンっていう可愛い女の子と出会って、他の優しいニンゲン達にも出会って、怖いお役人にも――。だけど、皆僕に優しくしてくれたんだ。
昔、猫だった事を知っても、僕をニンゲンって認めてくれたの。
……馬鹿な、ニンゲンと動物が仲良うやれる訳…
僕の名前はライオネル。旅をしてる時は、<ルクセン>って名乗ってるけどね。
此処より南にある、ブライトフォードの町に住んでるから、良かったら妹さんと遊びにおいで?
きっと、お兄さんもニンゲンが大好きになるよ!素敵な人たちばかりだから!
[まるで夢物語のような話。
犬を撫でながら、少年は眩しいくらいの笑顔を自分に向けた――
その顔は、嘘を自分に言っているようには視えなかった。
ランは、目を細めて、立ち去る少年の姿を見送った。
羨ましいという感情が生まれたが、ランはそれを知らなかった。]
[目覚めるとそこは路地裏だった。
大分昔の出来事を夢に見ていたらしい。
眼を擦って、ゆらりと立ち上がった。]
あいつの言うてた優しいニンゲンが、
ほんまに居るんやとしたら…。
[ふらふらと、まだ棒のように重い足取りで、
帰路について行った。
途中、知り合った誰かを見かけるかもしれない。]**
―回想・作業場―
…お兄ちゃん、仕事忙しいのに…無理言うてごめんな。うち、どうしてもお兄ちゃんとお祭行きたかったんよ…
[誘ったのちょっと強引やったかな…と反省しつつ、大きな掌で撫でられると(>>19)気持ちよさそうに目を細めた。]
あ、んっとな、そんなら――――――
[指示を出そうと口を開いた時、窓辺に止まった二羽の鳥が目に入る。
ランが窓を開けると(>>26)、手紙へと姿を変じた鳥に驚いて息を飲んだ。]
へ?
女王様から…招待状?
[何やろ、と呟きながら兄から渡された手紙を開封して中身を読む。
そこに書かれていたパーティが開かれると言う旨(>>#1)を見、顔を綻ばせた。]
へぇ、パーティなんてやるんやな!おもろそうやん!
なぁお兄ちゃん、お祭りの後パーティにも……
[一緒に行こ…と続けようとしたが、それは兄の言葉(>>28)に遮られ。]
……え?
ちょ…待ってやお兄ちゃん、何のこと?
女王様をのす?英雄?国王?何言うとんの…?
ちょ、お兄ちゃん!!
お兄ちゃーーーーん!!
[訳が分からずに反応が一瞬遅れてしまったが、小屋を駆け出して行った兄を慌てて追う。
しかし、ミサイルに身を変じた兄に追いつく術はなく。]
[しかし、[06]秒も経たぬうちに、はっと我に返る。]
……何しとんねん、うち!
走ってでも追いかけんと……あ、せや!
[走り出そうとしたが、ふと引き返して小屋へ。
小屋の中に居た、兄がお土産として連れてきてくれた妖精の姿を探す。
妖精は、テーブルの上で他のお土産の布袋をつんつんとつついていた。]
妖精さん!
済まんけど、ちょっとお兄ちゃん探すん手伝って!
[こちらに気付いた妖精は、こくりと頷くと、すぐにどこかへ向かった。
恐らく、探して貰っている途中で、期限の一日が過ぎて、消えてしまうのだろうけれど。]
ほんま何考えとんねん、お兄ちゃんは……!
[それを見送ってから、走って森を抜け、城下町の方へ。
途中で知り合いに会ったならば、兄を見ていないか尋ねただろう。]
―回想終了―
[また一緒に来ようなと相手に言った瞬間、
ランは暫しの間、固まり、自分の言葉によって
困らせてしまったことに気づく。
だが、次の瞬間、ランの口からは、
聞き取れるか聞き取れないかの声で、
また、俺を此処に連れてきてくれる?と。
不安に思っているのか、弱々しい声だが、
自分と同じ気持ちであることがわかり、
それを嬉しく思う。]
あぁ、また一緒に来よう。
[彼女の中にある、不安を取り除こうと、
まっすぐランの目を見ながら微笑む。
そして、喉をつまらせた自分を見て笑顔が溢れるのを見ると、
その様子に安心をして、咳き込みながら、自分もつられて笑った。]
[ご飯を食べ終わった後、店員が皿を下げに来て、
コーヒーとドルチェを持ってくる間、
この後どうするかをランに聞かれる。
今という時間が楽しくて、これからの予定は、
全く考えてはいなかったけど、
彼女と一緒ならば、どこへ行っても楽しいだろう。
これからの予定に胸を期待に膨らませ、
どこへ行こうかを考える。]
この辺りは祭りなのもあって、
いろんな店がでてるから、
その辺りを回ってみるのはどうだろう?
ランさんはどこか行きたい場所あるか?
俺は、君とならどこへ行っても楽しいから…。
[一応相手の要望を聞いた後で、
自分の要望も取り入れて考えようと思った。]
[ロヴィーノを笑って居たものの、
また一緒に来よう――その返事に、胸が高鳴った。
聞こえない位の情けない声で尋ねた筈なのに。
――きちんと聞いてくれた事に、嬉しくなりつつ。
妹と過ごして居る時の様に、素直で柔らかく、穏やかな笑顔を浮かべて頷いた。]
ん、店を回るんか、ええぞ。
[運ばれて来たコーヒーをブラックのままで啜り、ソーサーに預ける。
一緒に置かれたパンナコッタをスプーンで掬って食べた。
妹の手作りの菓子に劣る気がしたが、青年と一緒に食す料理は、
どれもこれも本来の味わい以上に美味しいものになって、ランの喉を通って胃袋に落ちて行った。]
…ほんじゃ。
一つだけ行きたいとこ、言ってもええか…?
……店回ったら、
わめの城に招待して欲しい。
ロヴィーノとダンスしてみたい。
…踊りもした事ないから、ちゃんと出来るか解らんけど。
[ニンゲンの娯楽を、このセカイがなくなる前に――、
せめて一度だけでも、愉しんでみたいと思った。
そして、城を指定したのは理由があった。
彼の祖父の写真くらいあるだろうと踏んだのだ。
パンナコッタを食べ終えて手を止める。
ダメか?と眉を下げて、
青年の顔を見詰めた。]
/* そろそろどう動けばいいのかわからない俺がいます
シンデレラが戻ってこいww
とりあえず▼南の気分ではある*/
[アントーニョの居る部屋の扉をパタンと閉めると、
迷わず廊下を真っ直ぐ進む。]
―アントーニョの家:食堂―
継母と姉妹達はいないんだな…。
まぁいない方が、事が運びやすいという意味じゃ丁度いいか。
[床には所々に微かにだが、血の跡と、白い羽が落ちていた。
先程服を渡された時に気づいたが、
アントーニョの手や、至るところが傷だらけだったことを。
そして白い羽は、昨日アントーニョの頭の上に止まっていた、
白い鳥を彷彿とさせるが、きっとただの思い過ごしだろう。
そうあって欲しいと願い、それ以上を考えるのを止めた。]
…よし。これでもうあいつはひどいことをされずに済む。
本当はこういった手は使いたくないんだけどよ。
[昨晩の光景>>0>>1を思いだせば、今でも吐き気がする。
同時に、昨日のアントーニョの
家へ帰りたくない>>1:150という、
寂しげな笑顔がちらついて、ずっと離れない。
彼はこんなことを望んではいないかもしれないが、
…は自分みたいな見知らぬ者にも優しくする彼を、
このまま放ってはおきたくはないと思った。
継母達が帰って来たとき、目につきやすいよう、
テーブルの真ん中に、トマト王家の紋章の入った封筒を置く。
そこに書かれている内容は以下の通りだった。]
[「アントーニョの作るトマトが気に入ったので、
今後は王室直属で働いてもらうことにしました。
彼の身柄は、こちらで預からせて頂く為、
王子の許可無しには、面会も許しません。
尚、以上のことを拒否しました場合には、
武力行使も考えますのであしからず。」
即興で書いたのもあり、無茶苦茶な文章ではあるが、
この国に住む者なら誰でも知っている、
王家の紋章が入った、封筒からのからの命令を、
一般人がそうそう逆らえるわけがないのだ。
少し乱暴なやり方だが、これならアントーニョが
もうこの心無い家族に、
これ以上苦しめさせられることはないだろう。]
…これは俺の国でこんなことが行われてるのが嫌なのと、
トマトの借りを返すだけなんだからな。
[何故放ってはおけないものの、女の子でもない、
ましてや出会ったばかりの彼にここまでするのかにはそう結論づけて。]
さ、そろそろあいつも支度が終わった頃だし戻るか。
[部屋へ戻った後は、アントーニョがこの封筒に気づかぬよう、
真っ直ぐトマト畑へ向かうことにするだろう。
もし、この食堂にアントーニョが立ち寄ろうとするならば、
さり気なく阻止をするだろう。**]
[通りを足を引きずる様にして歩いて居ると、
妖精(>>99)が頭部の周りをふよふよ飛び回って居る事に気付いた。]
あ…おめえは……
[笛男から譲られた妖精だ。手を伸ばしかけるが、一日経過してしまったのだろう。
その姿は空気に溶け込む様にして消えていった。]
[妖精が飛び回って居るという事は、妹も街に出て来て居るのだろうか?と推測を立てる。
疲労感を堪えながら、ふらふらとした足取りで歩き出す。
妹が居るかもしれない、と周囲に視線を向けながら。
しかし、マーケットの中に足を踏み入れる体力は無く、大通りを通る事にした。
半分擦り切れた様な状態の革靴の踵を履き潰しながら歩いて居る。]**
― 女王の庭・回想 ―
[爆音と女王の放つ強力な魔力。そして、その直後に庭に現れた2つの人影に…は溜息を吐いた。
何処かの馬鹿が「偉大なる女王陛下」喧嘩を売ったらしい。
そして、その馬鹿を叩きのめす為に女王は庭を選んだのだろう。
即座に其処までを理解して]
庭には俺が居るんだけどな…。
客と遊ぶのが楽しくてぜってー忘れてるだろ。
[手元の酒瓶を傾けた ]
[元より女王の心配をする気などさらさらない。
…は女王の強さを誰よりもよく知って居る。]
若い頃はヤンチャしたいばっかりなのはわかるけどなぁ。
あ、イヴァンもその辺りは心得てるか。
[巻き上がる爆煙、破壊音にも動じずのんびりと ]
/* お昼に一撃
トマト野郎のラ神が絶好調なのは把握
城内組が気になるが其処までロールがまわせねええええええええええ!!!** */
―トマト畑―
暑っ…
[トマト畑へと着くと、
そこは既に眩しいくらいの太陽の光が注ぎ込んでいた。
いつも、籠や箱に積まれている、出荷済みの状態のトマトしかしらないから、この光景は新鮮だ。
だが、殆どこのような場所には来ないはずなのに、
同時にすごく懐かしい感じもした。]
で、トマトってどうやって摘んだらいいんだ?
[アントーニョに、摘み方がわからないと、訪ねてみる。
そしてそれを聞いたならば、
教えられた通りにトマトを摘み始めるだろう。]
[トマトを摘んでいると、どこからか、昨日の鳥と似たような、
白い鳥>>#0が二羽、自分たちの方に飛んできた。
鳥は一羽はアントーニョ、一羽は自分の所まで来ると、手紙に姿を変える。]
何だこれ?!
何で鳥が急に手紙になるんだよちきしょう。
[突然のことに驚きながらも、手紙を開く。]
…パーティー?
[このパーティーの主催主である女王とは、
同じ童話の国に城を構える
(ちなみにイヴァンの城の方が当然ながら遙かにでかい)
仲でありながらも、あまり関わり合いがなく、
アントーニョの言葉>>1:185から今回トマトが街中から消えた事件
の原因を疑ってるくらいの認識だ。
そして、…は元々祭り好きの性分故、
この手紙の裏を考えることは全くせず、
招待されたし、トマトいっぱいあるなら
行ってみようくらいの気持ちである。]**
[うきうきと鼻歌など歌いながら、宿への道を歩く。
その懐には女王からの招待状。]
…え、あれ…、ラン……?
[前方に、足を引きずりながらふらふらと歩くラン(>>104)の姿を認め、
その異常な気配に心配になって駆け寄る。
普段の(と言っても、以前に街や森の中で見かけた時の印象であるが)
堂々としている彼らしくない派気の無さと、
くたびれた格好に不安が募る。]
どうしたのっ、大丈夫!?何かあったの?
その足……、…肩、貸そうかい?
[もし彼が許すなら、自分の肩を貸しながら
小屋まで送るつもりである。]
せっかくだし、トマトを採り終わったら、お前も一緒にパーティ行こうぜ。
もちろん可愛い女の子と行く方が楽しいけど、
女の子がここにいないのなら仕方ねーしよ。
[恐らく、同じ様に招待の手紙を受け取ったであろう、
アントーニョにそう声をかける。]
…継母達のことを気にしてるなら、
もうお前を縛るものは何もないぜ。
[アントーニョが着替えてる間に
トマトの城の王子の使いがやってきたということにして、
自分が王子だということを隠しながら、
の封筒に書かれてあった内容を話す。]
祭りの時くらい、めいいっぱい遊んでも、
バチなんて当たらねーし、息抜きも必要だと思うんだけどよ?。
[アントーニョさえよければ、
トマトが採り終わり次第、一緒に城下町へと向かおうとするだろう。]
[だが、このまま、トマト畑のあるこの丘を降りていては、
パーティの時間までに間に合うかどうかわからない。
そう思っていた矢先だった。]
―いそぐならトマトのばしゃをつかえばええで!
―トマトのばしゃは、トマトがひとつと、かめがにひきひつようやんな!
トマトの馬車?なんだそりゃ?
[自分の周りをぴょんぴょんと楽しそうに跳ねる、
トマトの精たちにそう聞き返す。]
―ロヴィーノならしってるとおもうてたけど、
とまとのばしゃはまつりのある、
まりょくがたかまるこのじきにだけ、
わたしたちのまほうでつかえるんやで!
―うそだとおもうんなら、ためしにざいりょうをそろえてみーや!
かといってトマトはともかく、カメなんてこんなところにいるはず…
[トマトの精達の言葉に困ったような表情をして、
ふと、正面をみればそこには…]
…いた。
[二匹のカメがトマト畑の土の上を歩いていた。]**
そういや中の人当て予想とか苦手だけど入ってるのがわかる人のみやってみるか。
ルート…ですさん
アントーニョ…たぬちゃん
イース…たでさん
ルー…くみたみさん
パフィン…ミサトさん
イヴァナタ…村建て様
ここまでほぼ確定だろうの壁
ラン…もちさん
他に該当者が思い浮かばないの壁
ピーター…にうさん?
フェリクス…てこさんかなぎあささん
初めての人はちなみにいるんだろうか…いたら嬉しいな。
ベル辺りは俺が好きな、前世相方のあの人なんだろうか…違ってたら恥ずかしいから名前は伏せておこう。
[ 城の揺れは収まったが、遠くで鳴る爆音は収まらない。
シーツから出るに出られなくてどうしようかと考えていると、ポケットの中の異物感に気づいた。 ]
…………。
…………これ。
[ ポケットに手を入れ、取り出す。
それは、トーリスという宇宙からの土産物をたくさん持っていた青年からもらった、あの石だった。
やはり何度見ても、その光彩は綺麗だ。 ]
[ じっ、と石を見つめていると。 ]
…………。
いいこと……思いついたかもしれねーです。
[ ふふふ、と嬉しそうに笑った。 ]
/*
>ナターリヤ・イヴァン
頼まれたお城の飾り付けとは別に、ぴー君が勝手に飾りを魔法で施してもいいですか?
サプライズパーティの最中に発動させる算段ですが、夕方か夜の0時ジャストに発動させたいのですよ
昼だとあまり意味のない魔法なのです……
*/
[ がちゃり、と。 ]
[ シーツから顔を出して、たった今思いついた「計画」に考えを巡らせていると、扉が開く音がした。 ]
?
[ どうやら、考え事に夢中で>>+20の言葉は聞こえていなかったらしい。
だが、さほど警戒心を抱くこと無く開けられた扉の方へ向かった。 ]
[ 扉の向こう側にいたのは、自分より少し年上くらいの青年だった。 ]
…………お前、誰です?
この城の奴なのです?
[ とりあえずそう呟いて、青年の次の言葉を待っただろう。 ]
[足元を気にしながら歩を進めて居たが、駆け寄って来た誰か(>>109)に驚いて顔を上げる。
笛男が心配そうにこちらを気遣って居るらしい事が解った。]
……ポーン一枚でクイーン落とすつもりやったんが、…そもそも間違いやったな。
アンダープロモーションしてルークにしても、
歩兵に全面包囲されたら動ける訳がない。
……圧倒的にのされたわ。
[自分をチェスの駒に例えて、起こった事を告げたが、通じる訳がない。
そして、肩を貸すかと尋ねられれば、困惑した様な表情で、笛男を見下ろす。]
/*
鳩から一撃。
>>+28
飾り付けについては大歓迎ですよ!
パーティの日はイヴァンさんが魔法で夜にする予定です。
皆さんが城に来るくらいのタイミングで夜にしましょうか(=´∀`)
そういえば、この二人の童話を選ぶ時に、
不思議の国にするか鏡の国にするか迷った。
今考えたら鏡の国のがよかったかな。
考えてたネタが鏡の国のネタだったと気づいたのは、
wikiに作品名書いたあとでした。むきゅん。
―城下町―
おっちゃん!
うちのお兄ちゃん見てへん!?
大きゅうて、ふさふさの耳と尻尾があって、……
[城下町に着くなり、ベルは近くを通りかかった人や露店商の店員を捕まえては、手当たり次第に兄の姿を見ていないか訊ね回っていた。
先日に卵と牛乳を購入した店の店主の元を訪れて訊ねてみたが、店主は申し訳なさそうに首を横に振る。]
そっか…ううん、気にせんといて!
邪魔してごめんな、おおきに!
[礼の言葉もそこそこに、再び走り出す。]
お兄ちゃん……女王様と戦いに行ったんやろか……
もしかしたら、お城に……!
[兄が、去る前に「女王をのして英雄になる」と言っていた事を思い出す。
この国で女王と言えば、それはハートの女王を指す訳で。
唇を噛みしめながら、城へ向かってひたすら走った。
兄が既に城を去って、大通りの辺りにいるであろう事も知らずに。]
なんでこんなところにカメがいるんだよ!
[普通はいるはずのない場所にいきなり出てきたカメに
突っ込まれずにはいられない。]
―むこうのうみのほうからさいきんやってくるんやで。
にんげんがとちをかいたくして、すむばしょがないとかいって。
―ロヴィーノはあんがいこまかいこときにするんやなぁ。
―よしこれでとまとのばしゃができるで!
―さぁロヴィーノもいっしょにふそそそそ〜!
[トマトの精達が、わけのわからないおまじないをトマトにかけだす。]
流石につきあってられるか。
[いい年してわけのわからないおまじないをするのは
恥ずかしくてやってられないと、そっぽを向いてると、
トマトの精が怒りだす。]
―ロヴィもいっしょにやらんと、ばしゃはできへんで!
―せやせや!こういうのはきもちがだいじなん!
あー!もうわかったよ!やればいいんだろ?!
[トマトの精達がしつこくおまじないを要求してくるので、
観念して、トマトの精がやる通りに
…もトマトが馬車になるように念じた。]
ふそそそそ〜
[おまじないをかけると、見事、トマトはトマトの馬車に、
そしてカメは馬へと変身する。]
どうなってるんだこれ…
[…はあまりにも信じがたい魔法にびっくりして、
あんぐりと口を開けていることしかできない。]
とりあえず、これで町までいけるな。
[馬車へ乗り込むと、中もよくできていて、
アントーニョもそれで出かけるというならば、
手を差し伸べて馬車の中へと招き入れるだろう。]
/*
……去っていった。
トラブるし、村にはいっとる時はあんまいい事ないな…
ちゅーかガチで眠い、しかし…。
[元来た道を馬車で一気に駆け下りる。
西門から一気に城下町へと入っていく。]
。0(あれ…西門ってこんなんだっけ?)
[かつて見覚えのない装飾が施されている気がして、
…は首を傾げる。
そして商店街の方から城へと続く道へ出るとそこには
必死な表情ををして走っているベル>>114を見つけた。]
/*
>>*20ありがとうなのですよ!
ちなみにジャスト0時っていうのはシンデレラ的な意味で使っただけなので、正直夜ならいつでも大丈夫です
パーティの展開次第で、全力で空気読めるように頑張りたいのですよ
*/
[部屋で出迎えてくれたのが随分と年若い少年であることに驚く。
しかしあの女王が見込んだのだ。何かしらの力があるのだろう。]
僕はイース、こっちはパフィン。
女王に一緒に飾り付け頼まれたんだけど。
[高いところの飾り付けは全部パフィンがしてくれる、と
青年は無意識に丸投げをした。]
ベル!そんなに急いで、何かあったのか?
[馬車を止めて、走っている彼女に声をかける。
もし彼女が話せる状態ならば、事情を聞き出すであろう。]
[ イースと名乗った青年の肩に、黒い鳥がいる事にそこで気づいた。>>+32 ]
僕はピーター・ラザフォードっていうのですよ!
お前も女王様に頼まれたのですか。
[ と、そこで思い出したように。 ]
あ、お前も一緒におやつ食べねーですか?
このケーキ、スッゲー美味しいのですよ!
[ どうやらこれも魔法なのか。だいぶ時間が経っているはずなのに、ポットの中の紅茶は覚める気配がなかった。 ]
[ 彼がお茶の誘いに乗れば、一緒にケーキを食べるだろう ]
ピーター、うん、よろしく。
[手を差し出そうとしたが、彼がおやつの話を切り出す。(>>+33)
青年は元々銅像なので食欲に疎かったが、
天国に青年を連れてきた天使は、青年とお茶をしながら
どうでもいい話をすることを好んだことを思い出す。
さすがに「お兄ちゃんさ呼べ」と呼ばれた時は、
意味がわからないと返したが]
いいよ、少し、お腹もすいてたとこだし。
[人間関係を円滑にするための、小さな嘘。]
……っ!
[走っていたが、耳がぴくりと動いて知人の声を捉え、立ち止まって馬車の方を見る。]
あ、ロヴィ君……
あんな、お兄ちゃん見てへん!?
女王様の城の方行ったと思うんやけど……!!
[馬車の方へ駆け寄ると、早口で兄を知らないかと訊ねる。
相当焦っているようだ。]
― 城下町・自宅 ―
[…は、魔法が掛かっているという貝殻でライオンに連絡をしている。]
―通話中ー
ああ、俺だ、ルートヴィッヒだ。
すまんが、女王陛下から急に招待状がとどいてな。
祭りの初日に城に行かなきゃならなくなった。
それで、悪いのだが…その間だけ俺の屋台の店番をしてほしい。
流石に女王陛下のご招待では断るわけにもいかん。
なに、そんなに掛からずに戻ると思う。
ああ、店番のあいだの売り上げはお前さんのモノだ。
いや、遠慮するな。
急な話だし、正等な労働の対価だ。
そうか、感謝する。
それでは、また当日にな。
[…は、ライオンに店番を頼むと連絡を終えた。]
[…は、大人が2人は楽に寝そべられる大きなリヤカーに屋台の材料や道具を積み込んだ。]
よし、準備しに行くか。
[…は、リヤカーを引いて屋台スペースに向かった。もしかしたら、途中で誰かと遭遇するかもしれない。]
― 自宅→城下町・露店スペース ―
わーい、一緒に食べるのですよ!
[ 少し無愛想ともとれる青年の様子だったが、特に気に止めずにテーブルへと案内する。
すぐさまトランプ兵が、イースの分の紅茶とケーキをセットし始めた。]
ところで、飾り付けを選んでくれってぴー君女王様に言われていたのですが>>1:*32、どこの飾り付けとかは聞いていないのですよ。
イースは知っているですか?
[ 彼が何か指示を受け取っているようならそれに従うだろう。
そうでなければ、女王からの指示が下されるまで彼と談笑を続けるはずだ ]
染物屋の白狐 ベル ディナが「時間を進める」を選択しました
/*
いやああああああ見逃してたああああ!!?
ごめんなさいなのですよおおお( ;゚д゚ )
*/
/*
か、回想で補完できるですこれ……?
>>+29で震えていてor計画を寝るのに夢中で気づかなかったなんてことに……したらダメだ女王様に怒られうぼああああああ
*/
― 城下町大通り ―
[値踏みするような視線で笛吹きの男を見ている。
ニンゲンが、信用して良い生き物なのか、
ランは解らなくなって居た。
{4} 奇数:肩を借りる/偶数:断る。]
[食事の終わった後、店を一緒に回ることの了承を得ると、
どういった所へ行けば、彼女が喜んでくれるかと、
色々頭の中でプランを張り巡らせて。
そうしているうちに、
食後のコーヒーとデザートが運ばれてくる。
デザートは店主が気まぐれで決めるので、
ランの前にはパンナコッタ、
自分の前にはティラミスがそれぞれ置かれる。
コーヒーにミルクと、砂糖をスプーンに{3}杯
入れてかき混ぜる。]
ふぅ…。やっぱ美味しいな。
ランさんも一口どうかな?
[自分の前にある皿に乗っているティラミスを、
フォークで少し崩して、それを刺すと、
ランの目の前に差し出して薦めた。]
/*
>>+35の後にでも入れておけばいいとおもいますよwwww
もうちょい後でも大丈夫かと。
女王は城を直してからそちらに向かっているので、
そこそこ時間はかかってると思います。
[そしてわめの城に招待してほしいって言うランには、
微笑みかえして、首を立てに頷く。
元々断るつもりなどなかったが、
ダメか?とこんな可愛い表情見つめられて、
断れる男なんかいないと…は思う。]
うん、是非遊びに来いよ。
丁度、祭りの時に、城で舞踏会開くつもりだったし。
大丈夫、俺がちゃんとエスコートするから、
一緒に踊ろう?俺、ダンスにはちょっと自信あるんだ。
[そう得意げに言って、笑ってみせた。]
[ベルにお兄ちゃん見てへん?>>120と聞かれ、
咄嗟にその顔を脳裏に思い浮かべる。]
…いや、こっちでは見てないな。
俺もさっき町に帰ってきたばかりだけど。
心辺りとかはないのか?
[…は馬車から一端降りて、地面に足をつけると、
何があったか詳しく聞くことにした。]
……なんのつもりか分からんが……
――貸し作る気やったら甘く見んな。
<ニンゲン>の力なんぞ借りんでも、
俺の足は、ちゃんと二本あるんじゃ……。
[悲しそうに首を横に振り、笛吹きの男の横を通りすぎる。
相変わらず足を引きずるようにしながら、少しずつ歩く。
断った事を少し後悔したが、やはりニンゲンは信用しきれない――]
/*まぁ脳裏に思い浮かべたのは俺とデートしている彼女の方なわけで。
故に「こっち」では見てないという。
― 城下町・屋台スペース ―
[…は、自分の屋台設置場所に到着した。
早速屋台の骨組みを組み立てている。]
ここをこうして、ボルトで繋げて、釘を打ってっと。
[あっというまに頑丈そうな屋台が出来上がった。]
さて、ここからが問題だな。
どうも装飾というのは苦手だ。
[…は、頭を悩ませながら屋台に飾りつけをしている。
出来栄えは1くらいだろう。
1:芸術作品と見まごう程に完璧だ。
2〜25:まぁまぁ綺麗にできた。
26〜75:普通の屋台程度だろう。
76〜99:他の屋台に比べると少々見劣りする。
100:完全に失敗。客足が遠のくかもしれないが、逆に目立つ可能性も。
]
そっか……
[「見ていない」との返事(>>124)に、耳がしゅんとうなだれる。
しかし落ち込んではいられないとすぐさま顔を上げて。]
あんな、お兄ちゃん、女王様のして来る言うて出て行ってもうたんよ…
マーケットに居た人たちに訊いてみたんやけど、誰も見てへん言うし……
せやから、きっと城の方行ったんや思うて、追っかけとったんやけど……
[知り合いの顔を見て少し落ち着いたのか、いくらか冷静になった様子で状況を伝えた。]
……あ、せや。
なんちゅーか、こう…花火みたいなもんが城の方に向かった、とかも見てへんかな?
[…は、完成した屋台を少し離れた場所から確認した。]
うむ、装飾や芸術に疎い俺でも、これは胸を張って完璧だといえるな。
久々に良い仕事ができた。
[腕組みをしながら、満足げに頷いている。]
「ブリキ男」ルートヴィッヒ トーマスは、「ラインケ狐」 ラン レオンハルトに/*下方ロールが好きなものでな。数字が小さいほうから成功を並べる癖があるんだ。*/
え……?ええのか?
[自分は完全にパンナコッタを食べ終えてしまった為に、
青年に分ければよかったと少し後悔した。
しかし、差し出されたのはフォークに刺さったティラミスの一切。
俗に言う餌付け、という行為だった。
何やら馬鹿にされているのか?と疑りの目を向けていたが、
善意で差し出して居る様子。
ランは、それがニンゲンの男女間では餌付けという意味では無い事を知らなかった。
好意ならば、と首をひょい、と伸ばしフォークを咥えるような形でティラミスに食いついた。
そのまま咀嚼して。]
ン、こっちもいけるの。
―回想 城下街・トーリスの露店―
マーケット売りす、マーケットーリス…。
うん、憶えたし!
そうそう、俺はフェリクスだし。何で知っとるん?
[店主の名前を訊き出した(>>85)フェリクスは、やはり92ヘタ出して
スーパーノヴァ模型も買ってしまった。キラキラの魔力は偉大だった。
トーリスに手を振られながら店を後にしたチシャ猫は、一回森に寄ろうとしたが、思い直してカカシの材料を求めに行った。綿やら袋やら紐やらボタンやらペンやらを計{4}{2}ヘタで購入する。
それでも余った時間は空中ポニー乗馬という名の一人遊びで潰した。
実に充実した一時であり、首に巻いたスカーフはピンク色だった]
― 城下街・フリーマーケット→レンガ工房→西門→東門 ―
[…は、ひとしきりながめて満足すると、空のリヤカーの場所に戻った。]
いつまでもながめていても仕方ないな、自宅に戻るか。
商品とスマートボールの設置は明日でいいだろう。
[…は、リヤカーを引いてこの場を立ち去った。]
― 屋台スペース→移動中 ―
のして来る…か。
何だか穏やかじゃねぇ話だな。
[そして花火みたいなものを見なかったか?という質問には、首を横に振って。]
いや、見てねぇな。
俺はさっきまで、丘の上のトマト畑で、
トマト摘みに夢中だったから、
その頃に花火が上がってたのなら気づかなかったかも。
一先ず、この場合は女王に行方聞くのが一番かもな。
丁度、手紙もらって城の方へ行くつもりだったから、
あれだったらベルも馬車で送るぜ?
[そう言って、馬車の中を指さして、
安心させるように、ベルに微笑んだ。]
[ランのチェスの話(>>113)が何かの例えなのだろうことは察したが、
それが一体どういうことなのか。…に事情がわかるわけも無く。
気にはなるけれど、彼が話したがらないのならば
それ以上詮索することもないだろう。
困惑した面持ちで、暫くこちらを値踏みするように見る(>>123)と
やがてふるふると首を振り、横を通り過ぎていく。
その言葉とは裏腹に、彼はとても悲しそうに見えた。
沈痛な面持ちでゆっくりと歩くランの背中を見つめる。
どうしよう。このまま見なかったことにするのはとてもつらいのに、
おいらの手は振り払われてしまった。
『<ニンゲン>の力なんぞ借りんでも』――
……。]
…にんげん…じゃあ、なければ、素直に手を貸されるのかい?
[ぽつり、まだそう離れていないランの背中に呟いた。]
[遊びに来い(>>=26)、というロヴィーノに、嬉しそうに微笑んだ。
コーヒーも飲み終わり、食後の一服。
煙管に妖力で新しい詰め煙草を一瞬で詰める。
煙を楽しみながら、ダンスは得意だと言うロヴィーノに、期待に瞳が輝いた。]
ほー、そうなんか。
ニンゲンはやっぱり、踊ったりすんのがうまいんかの。
…我儘聞いてくれて、その…、ありがとな。
[照れくさそうに礼を告げた。
自ら進んでニンゲンに礼を言う事は、初めてだった。
ロヴィーノが食事を終えれば、作り物のセカイの為此処の会計は省かれるだろう。
店の外に出れば、来た道はなくなっており、
代わりに祭のマーケットが広がっている筈だ。]
ほんまは花火とはちゃうねんけど…まぁ、それはえぇわ。
せやね、やっぱり女王様に直接訊いてみるんが一番早いやろうし……
……ごめん、お願いしてもえぇかな?
うち、ずっと走ってきたから、ちょっと疲れてしもてん……
[「馬車で送る」との申し出に(>>131)、済まなさそうな顔をしながら同乗させてくれるように頼んだ。]
……お兄ちゃん…………。
―城下町 フリマスペース―
[大通りに扉を{1}枚ほど設置し終え、今度は露天がたくさん並ぶフリーマーケットスペースへと移動する。
ここには{4}枚ほど、扉を設置する予定だ。]
そういえば、トーリスの店があったな。
[あの時は、じっくりと商品を見ることができなかった。
それに、明日はのんびりと祭りを楽しめるか分からない。]
…行ってみるか。
[何か面白いものがあるのならば、
兄さんへのプレゼントとして買っていくのも悪くないなと思いながら、
トーリスが居るであろう露天へと足を向けた。]
[背後から声が掛かれば(>>132)、一度足を止める。
足を引きずりながら歩んで居た為、
さして距離は開いていない。]
……俺も、分からん。
何を信じてええのか、何を信じたらいけんのか。
――頭の中がむたくたやざ。
[どうしたら良いのかわからない――、
誰かに助けを求めるように、
しかし、誰に助けを求めて良いのか解らない、
迷子の獣になったかのような不安の篭もった口調で。
その背中が微かに震えていた。]
─ 回想 ─
マーケットーリス…?
なぁにそれ!ははは、面白いなぁ!
[>>129自身の名前を改変されていることに…吹き出した。
フェリクスを見送った後に机の上を見るといつの間にか更にもう一つ商品を買ってもらったらしく、机の上にあったはずの模型は92ヘタに変わっていたことで気がついた]
わぁ。なんか一杯買ってもらっちゃった…。
こんなに買ってくれるなら一つくらいおまけすれば良かった…。
彼、ピンクが好きみたいだから今度会えたら何かお礼しようっと。
[また会えるかどうかわからないが、…は彼の緑の瞳と、にたりとした口を思い浮かべて、会えるだろうという予感を感じていた]
─ 回想終了 ─
本当はラン兄ちゃん見つけるロールも用意したんだけど、
なんだかびみょかったので没に。
・ふらふらのラン発見。大丈夫かあいつ。
・侵入者=ラン という事を知らない。
・別れ際の視線>>1:121を思い出して、
自分は手を出さないほうがいいだろうと判断。
・ルーがついてるから大丈夫だろう
って感じのロールでした。
[(06)分後、トーリスの露天を見つけてそちらへと歩みよる。]
…調子は、どうだ?
[どう声をかけようか迷った末に、
口から飛び出した言葉がそれだった。]
[狐男が去ってから、…の店は客足が絶えなかったが、ようやく人も少なくなっていった事に気づく。
空を見上げれば、橙と青の綺麗なグラデーションが見えた。]
…そうか、もう夕方なんだ。
[フェリクスが去った後もしばらく接客をしていたが、…が持ってきた商品が徐々になくなりつつあった。
空になった箱と、少なくなった商品をみつつ]
おお…なんか今日凄い俺頑張った。
もうそろそろ家に帰って商品の補充もしなきゃだし、そういえば女王の城に招かれてたから、服も着替えなきゃ…。
[手紙には、普段着のままで良いと書かれていたが(>>#1)、それでも…は庶民丸出しの格好をしている。
もう少しめかしこまなければと思いつつ、店じまいの準備を始めた]
[お願いしてもいいかな?というベル>>133
に首を縦にコクリと頷くと、ベルの手を取り、
段に気をつけるよう注意して、馬車の中へと招き入れる。
ベルが座ったことを確認すると、再度馬車を走らせる。
もし、アントーニョが一緒についてきているのならば、
ベルにアントーニョの事を紹介するだろう。
そして、城の前へと着くと、戦闘の形跡などは全く感じられず、
人っ子ひとりいなかった。]
本当にここに来たのか…?
それにしては静かなもんだけど。
[事情を聞くために、
女王の住んでいる城の城門の扉をノックした。]
[…がごそごそと、帰り支度をしていると鈴が鳴るような綺麗な声が聞こえた(>>137)。
ぱっと顔を上げると、そこにはナターリヤがいた]
ナターリヤちゃん!
あ、調子はすごくいいよ!
沢山あった品物も、えっと、あの狐耳の人がいなくなった後に人が沢山来て飛ぶように売れたんだ!
[ナターリヤの顔を認め、…は嬉々として話し出した]
―女王の城―
ん、誰かが来た…かな?
[城門に、人の気配>>139
それに気づいたイヴァンは、トランプ兵を城門へと遣わせた。
出迎えたトランプ兵に、
客人がイヴァンに用があることを告げるようであれば、
トランプ兵は急いでイヴァンを呼びに戻るだろう。]
[不安の滲む声と、小刻みに震えるランの背中(>>135)に、
堪え切れず唇を噛み締める。
――笛吹きのおいらが、友達の一人も幸せにできないだなんて、
例え王家や神が許したって、おいらが絶対に認めないんだよ!
…は、笛を構えると、森で手懐けた動物たちを呼びよせた。
いくらかもしないうちに、笛の音を聴きつけた動物たちが集まってくる。
その殆どは、サイズの小さめな野ネズミや野兎達ばかりだが、
一匹一匹の力は弱くとも、それが大勢集まれば、
胴上げして運ぶくらいのことはできるのではないだろうか。
男は、集まってくれた動物たちにお願いをする。]
ねぇ皆!おいらの友達がケガしてるんだ、
手伝って欲しいんだよ!
[しばらくテンションを高くして…はほとんど一方的に話しかけていたが、ナターリヤの表情を見て少しだけ落ち着きを取り戻す]
なんか俺ばっかりガンガン喋ってごめんっ。
またここで会えると思っていなかったから、嬉しくてつい…。
えへへ。
あ、ちょっと今店じまい中だけど、何かいるものとか、興味のあるものがあるなら出すよ!
[ナターリヤが、何か見たいと言う商品があるなら…は取り出すだろう。話がしたいというのなら、嬉々として相手をするだろう]
/*
ここだけの話。
商品のネタ切れなう(真顔)。
だいたい星の王子さまって商売人じゃないですしおすし!
*/
[動物たちは、男のお願いを聞き入れて、
ちょこちょことランの元へ集まり出す。]
ねぇラン。
おいらの手が嫌なら、この子もいるよ。
君はひとりじゃないでしょ?
[動物たちは、男のお願いを聞き入れて、
ちょこちょことランの元へ集まり出す。]
ねぇラン。
おいらの手が嫌なら、この子たちもいるよ。
君はひとりじゃないでしょ?
[<トモダチ>、という言葉に耳がぴくりと反応する。
笛を吹いて小動物達を集める笛吹き男(>>141)に、
面食らう。
野ねずみや兎たちが彼の言葉を聞いて、自分の足元に
にじり寄り、うんしょ、うんしょとかつごうとする動作を始める。(>>143)
流石に、これには驚き――
そして、この小動物達に運ばれている自分を想像して、
顔が朱に染まった。
慌てて、制止すべく笛吹き男に痛む足を堪えて駆け寄り]
ま、ま、待たんかい!
解った、よう解ったわ!
わめが裏があって助けるちゅーとらんのは、理解したでの!
…わっぱ共に俺の重い図体運ばせるちゅーんは忍びねえげや。
……すまん、肩借りてもええか?
[<あのセカイ>ならともかく、
現実世界でニンゲンに頼みごとをするのは、
顔から火が出そうな位に恥ずかしかったらしい。
別の意味で肩が震えている。]
[トーリスに声をかけたはいいが、
どうやら既に店じまいの準備をしている様子>>139で、
以前と同じくタイミングの悪いときに声をかけてしまったな、と眉を下げた。]
ああ、あの男…。
[トーリスの言葉>>140に、森での出来事を思い出す。]
店が繁盛しているようで何よりだ。
[そこで少し考え込んでから、口を開いた。]
[ティラミスを差し出すと、
疑りの眼差し>>=27を向けられたことに気づき、
馴れ馴れしくしすぎて気に触ったのかと、
少し不安になった。
が、次の瞬間、差し出したティラミスを口にし、
こっちもいけると、ランが言うと、だろ?
と、満足気に微笑む。]
ふぅ、デザートも食ったし、そろそろマーケットへ行くか?
[席を立ち、伝票を手に取ると、
ランに手をそっと差し伸べ、立たせようとする。
そして、我儘を聞いてくれて、ありがとう
という言葉には、首を横に振って、にっこりと微笑んで。]
疲れているときに癒されるようなものは、無いだろうか。
道具でも、食べ物でも。何でも良い。
[それは、兄へのプレゼント。
何をプレゼントしようかと迷った結果、
いつも仕事をしている兄に癒しを、と考えたのだった。]
いや、こんなの我儘のうちにははいらねーよ。
むしろ、ランさんのダンスの相手ができるのは嬉しいしな。
[そう言って、思わずランの髪を優しく撫でる。
もし、嫌そうにするのであれば、すぐにその手を止めるだろう。
そして会計をしようとしたが、レジ自体が何故かどこにもなく、
どうも会計は省かれることに気づく。
外へ出ると、先程の道ではなく、何故かマーケットの通りが広がっていた。]
― 城下町・移動中 ―
[…は、帰りがけにやけにネズミや兎が同じ方向に走って行く事に気がついた。]
ん?
やけに動物が通るな。
…ふむ、少々様子を見に行ってみるか。
[これ以降はまた露店に繰り出す程度の予定しかない。
興味のままに動物達の後を着いていった。]
ごめんな…ほんま、ありがと……。
[ロヴィーノの手(>>139)を握り返して馬車の中へ入ると、端の方に腰掛ける。
しばらくして城の前に着いたが、何かがあったような形跡はなく。]
……なんで?
お兄ちゃん、確かに女王様をのしてくる言うとったのに……
[そこへ、トランプ兵がぱたぱたとこちらへやってきたのが見えた。]
あ、あの、門番さん…でえぇのかな?
うち、ちょっと女王様に訊きたい事があるんやけど……。
[馬車から降りると、動くトランプ兵に驚きつつもそう告げた。]
[暫くすると、扉の中から出てきたのは一枚のトランプ。>>#21
トランプが動くことには、トマトの精の奇跡を見た後ので、
それほど動じることはないだろう。]
イヴァン女王はいるか?
この子の兄貴を探しているんだ。
[そう言ってベルのことをトランプ兵に紹介をする。]
この城へ行くって言っていたらしいんだけど、
何か知らねぇか?]
[手を差し伸べられる(>>=29)と、控えめに彼の掌に手を重ねるように置いた。
美味しい料理で胃が満たされれば、次はどんな楽しい事が
待っているのだろう。]
……ほうけ?
俺も、他のもんとは踊りたいなんて…思わんかったやろな。
――!?
[髪の毛を優しく撫でられれば、驚いた様に露出した肩が揺れる。
その手をはたく事はせず、ただ薄っすらと
頬が、まるで熟れた実のように染まっていく。
恥ずかしそうな表情で、青年の好きなようにさせた。
金糸とも銀糸とも形容出来ない色の髪の毛が、
青年の手に委ねられるように揺れた。]
[ランは慌てた様子で駆け寄り、
観念したように手を貸すことを承諾(>>145)してくれた。
…は、ぱぁぁっと笑顔になる。]
もちろん、喜んで!
[集まってきてくれた動物たちにお礼を言って、
ランの肩に腕をまわした。
自分よりもいくらか大きなその身体に一瞬たたらを踏んだが、
ぐ、っと足を踏ん張って支えながらゆっくりと歩きだす。]
[客人の用件>>149>>150を聞けば、
トランプ兵は慌てて城内へと戻っていく。
侵入者事件があったにも関わらず、
(あれは門から進入されたわけではなかったが)
トランプ兵には警戒のけの字も見えない。]
おお、人がおらんちゅーんは気が楽やの!
[外に出れば、現実世界とは異なり、
マーケットにあんなに群がっていた人々は居ない。
二人だけの為に用意された、様々な商品――
いつの間にか、自分をエスコートする為の手をぎゅ、と握り。
<ラン>は、常ならば商品にいちゃもんを付けたり、
鑑定する事をする事を好む筈だったが、
そういう気分には何故かならなかった。
純粋に珍しいそれらを眺めながら、
純粋な笑顔をロヴィーノに向けた。]
なあ、これ綺麗やと思わんか?
ベルに似合いそうやざ。
[綺麗な石のついた髪飾りを指さして、同意を求めた。]
[トランプ兵が城内へと消えてから(01)分後。
城内から、イヴァンの姿が現れる。]
うふふ、こんにちは。
僕がこの城の主、イヴァン・ブラギンスキだよ。
ええっと、そっちの子の…
[ベルを見やり]
お兄さんを探しているんだよね。
[にっこりと、微笑んだ。]
それは、ラン・ファン・デ・モーレンの事かな?
[…が動物達の後をついていくと、小さな動物に囲まれ、ラン(>>145)に肩を貸すルー(>>151)の姿が見えた。]
おい、どうかしたのか?
[リヤカーを引いたまま2人に近づくと、ランが酷い怪我を負っているのが目に入った。]
…ずいぶん手酷くやられているな。
良かったら2人とも乗っていくか?
[リヤカーを指差して提案した。]
[なんとか自分の体重を支えているらしい笛吹きの男(>>151)に、
皮肉じみた笑いを漏らし。]
…すまんのお、随分大きく育ったもんで。
[上背だけならば、イヴァン女王と大差ない身長である。
支えるのはしんどいだろうと思いつつ、そのまま支えられながら歩く。]
……もしかしたら、ベルは街に来とるかもしれん。
おめえ、妹を見んかったかの?
!?
[初対面の筈のイヴァンが、兄の名前をぴたりと言い当てた事に驚いて一瞬息を飲んだ。
しかし、彼女にとって、問題なのはそこではない。]
女王様、お兄ちゃんの事知っとんの!?
どこにおるん!!やっぱり城に来たんやろ!!?
[イヴァンに駆け寄ると、問い詰めるように早口でまくしたてた。]
― 城下街・東門 ―
[西門を出発してから[09]分後に東門に着くと、そこには
『西門に勝たなければ』と話すシマウマとセイウチとドードー鳥がいた。
フェリクスが門の陰から真横に顔を現し、装飾の助っ人に来たと言うと諸手で歓迎を受けたが、西門から来たと話すとスパイかと警戒されて向こうの様子を訊ねられたので、素直に話す]
『ライオンに対抗出来る動物といえば、ユニコーンしかない』
『溶けない氷のユニコーン像が女王の城にあると聞いた事が』
[ブルーブラッドに敬意を持たない三匹に、期待の目を向けられる。
頑張れば持ち出せない事もないだろうが、この頃は女王の城の警備が強くなっていた。体感というやつである。招待されたパーティーに乗じてという策も考えられたが、とっ捕まるのは避けたい。
そこでフェリクスは、シマウマがユニコーンに扮したらどうかと提案した]
『確かに吾輩は馬であるが、チャームポイントの黒い縞が』
『白いペンキで染めればいいだろ。そのままだとペガサスだから、
角はイッカクに頼むか。翼はまあ、無くてもいいか?』
『無生物と生物。この勝負、僕達が勝ったも同然だな!』
[その様子を見かねたらしい鉛男(>>152)に出会った。
リアカーを引いている鉛男は、それに乗れと言う。
恐らく、このまま肩を貸り続けると、笛吹き男の体力の方が先に尽きそうだ。
小動物に担がれる構図よりはマシか、と考え。]
おお、暇つぶしに喧嘩しに行ったら、
まあ、ご覧の通り、ちゃらっぺやられたちゅーこっちゃ。
――乗ってってもええんか?
[鉛男を<ニンゲン>とは見ていないらしい。
こくりと首を縦に頷かせる。]
そうだ!俺たちはランさんを探している。
何か知っているのであれば教えてほしい!
[中から現れた、イヴァンにそう伝える。
が、兄がいなくなって気が気でないベルの、
普段からは考えれない、人を問い詰める口調に少し驚き、
彼女を落ち着かせようと、肩を叩く。]
気持ちはわかるけど…少し落ち着こうぜ。
イヴァン女王も一気に言われたら、困ると思うぜ。
>>146
うん、そうなんだ。
まだ祭りの準備なのにこんなに売れるなんて思っていなかったよ。
疲れてるときに癒されるもの(>>147)…って、ナターリヤちゃん疲れてるの?
気が利かなくてごめん、椅子があるからここ座って!
[…は、【星の王子の椅子】を取り出して、座るように勧めた。]
この椅子に座って西のほうを見ると、どんな天気でもすっっっごい綺麗な夕日が見られるんだ。
疲れてるときとか、悩みとか、考え事をしたいときとか、なんかそういう儚い気分の時に座ると癒されるかもしれないよ。
[…は、疲れているのはナターリヤのことだと勘違いしているようだった。
それから…は、箱をあけながら、彼女の言うアイテムを探りだした]
[{5}分後、…はいくつかの商品を机に置く]
彼なら、さっきまでここで遊んでたよ。
もう帰っちゃったけど。
[必死に兄の事を問いかける彼女>>155に、
苦笑しながらも城門の向こう…城下町へと続く道を指差した。]
…もうちょっと、お話したかったんだけどなぁ。
君達とすれ違わなかった?
[こてん、と首をかしげた。]
まずはスタンダードに甘いもので【月兎の餅(12個入り)】。
月にいるウサギがついたお餅なんだけど、柔らかくて、甘くて、とろけるような食感が今ちょっとしたブームになってるんだ。
たまに(=ワ=)9とか(^し^)とかの顔がついた餅が入ってるらしくて当たりらしいよ。俺はまだ見たことないんだけど、顔付きの餅は他の餅に比べると美味しさが尋常じゃないんだって!
次に【砂漠の砂】。太陽の明かりをいつまでも覚えている砂で、こう、撒くとね
[…は、一つまみの砂を辺りにまぶした。
すると、砂は一粒一粒は小さく蜂蜜色に光って幻想的な情景を描く]
この小さな光はね、蝋燭の揺らめきと同じくらいの…えっと、1/fゆらぎって言うやつ?その辺詳しくは分からないけど、そういう慰安効果があって見てると幸福な気分になるみたい。
[話から察するに、先程まで居たのであれば、
もう少し慌ただしくなるものではないか?
という疑問が思い浮かぶが、逆にまだいるのであれば、
ランのあの性格から、怒鳴り声などが聞こえてきても
よさそうなくらいなので、ここにいないのは本当だろうと判断する。]
うーん…来る途中では見かけなかったけど、
ひょっとしたら、入れ違いで
もう家に戻ってるかもしれないぜ?
城下町から、一度家まで戻ってみないか?
[…はそうベルに提案した。]
/*
気を取り直して!!
EPで盛り上がるCP予想な!
<<星の王子 トーリス フィオン>>×<<トマトの王子 ロヴィーノ コンラート>>がトレンド。
*/
あ……ご、ごめ……
うち、つい熱くなってもうたわ……。
[ロヴィーノに軽く肩を叩かれ、窘められた(>>158)事で少しばかり冷静さを取り戻す。]
帰った…?ほんまに?
うち、見てへんよ…見とったらここまで来てへんし……
[しかし、女王が嘘を言っているようには見えず。]
……っ!!
[いてもたってもいられずに、イヴァンの指さした方向へ走り出した。]
/*
このリア充共が…。
リア充先居るんに、未だ足りんちゅーのか。
これは爆破すんのが楽しみやざ。
*/
[かくして、東門にはシマウマとイッカクのタッグによるユニコーンもどきが目玉として設置される事が決定した。
自慢の毛並みを染色され、動かぬ像のパフォーマンスをする事を
強いられるシマウマは、二つの交換条件を出した。
自分とイッカクも祭を楽しみたいので、抜け出す際の代わりとして、
門の反対側の脇にポニーの置物を展示する事。
もう一つは、東門は縞々模様にする事だった。
フェリクスは涙目で拒否したが、結局泣く泣くポニーの色は
弄らない事を条件に要求を呑んだ。
また、憂さ晴らしのように、東の門を自分色にペイントした。
そう、ピンクとヴァイオレットの二色である。
白色も加えて、ペンキは三つで[06]ヘタした。
チシャ猫仕様に姿を変えた東の門に、びびっとビビッドで、実にポストモダンで現代美術の最先端。と評論家のような口振りで三匹はよく分からない評価を下した。
東門を離れるチシャ猫のスカーフの色は、青になっていた]
え、ベルが街まで来てるの?
[ランの言葉(>>153)には、すくすく育つのは良いことなんだよー。
なんて返しながら。
ベルがこちらへ来ているかも知れないと言われて、目を丸くする。]
ううん。おいらは見てないなぁ…
…あっ、
[その時、リヤカーを引いたルートヴィッヒ(>>152)がやってきた。
リヤカーに乗らないかと言ってくれる。]
ルートヴィッヒ!ナイスタイミングなんだよ!
うん、その方がランも楽だよね。
[見れば、ランもルートヴィッヒの提案には
素直に了承(>>157)しているようなので、安心する。]
女の子向けなら【星の花びら】かな。
仄かに香る甘い匂いが癒しを誘うんだよ。香水代わりにもなるし、煌く花びらの色も淡いから見た目にも優しいから、ペンダントトップとか、アクセサリーにしても可愛いよ。
あと、これは癒すものと言うよりも、お守りなんだけど【4本のトゲ】。
疲れとかもそうだし、災難も遠ざけてくれるよ。ただ、大なり小なり、一つ厄をはらうとトゲも消えちゃうから注意したいところ。
んー…ごめんね、今はこれだけしかないみたい…。
どう、かな…?
[ナターリヤが気に入るものを出せた自信がない…は、顔をしかめて申し訳なさそうに彼女に謝った。
もしナターリヤがいずれかを購入するというのなら、{3} {奇数:破格の値段で売る 偶数:タダで差し上げる}だろう]
[ルートヴィッヒは、自分にも乗るよう勧めてくれたが、
少し考えて、首を横に振った。]
ベルが街に来てるかもしれないんだよね?
おいらこっちでベル探すことにするよ。
見つかったら、小屋に戻ってるって伝えておく。
ベル、ランがこんなことになってるって知らないんだよね?
ルートヴィッヒがリヤカーで送ってくれるなら、安心だし。
/*
EPで熱いバトルを繰り広げてくれそうな連中。
<<染物屋の白狐 ベル ディナ>>VS<<染物屋の白狐 ベル ディナ>>
こりゃポップコーンでも用意しとくべきかの?
*/
あ……ご、ごめ……
うち、つい熱くなってもうたわ……。
[ロヴィーノに軽く肩を叩かれ、窘められた(>>158)事で少しばかり冷静さを取り戻す。]
帰った…?ほんまに?
うち、見てへんよ…見とったらここまで来てへんし……
[信じられない、と言った声音で言葉を返す。
しかし、女王が嘘を言っているようには見えず。]
……っ!!
[いてもたってもいられずに、イヴァンの指さした方向へ走り出す。
ロヴィーノの提案(>>161)は、耳に入っていなかったようだ。]
/*
ベルのペルソナ…?(こわごわ。
いや、おかしいやろこれ。
もっかい振っとくわ。
<<幸福な王子 イース シルヴェストリス>>VS<<染物屋の白狐 ベル ディナ>>で。
*/
/*
俺の妹はどんだけ戦闘民族なんじゃ!!
飼っとる鳥も羽むしってしまえー!
兄ちゃん、 チューブトップワンピ 着てリングに助太刀乱入したる!
*/
あ、いや…
[椅子に座るよう進めるトーリス>>159に、
どうやら自分が疲れているのだと勘違いされてしまったことに気づく。
自分の言葉の少なさに反省しつつ、
彼の誤解を解くために口を開く…前に、トーリスが商品の説明>>160>>164を始める。]
…!
[砂漠の砂、と紹介されたものから放たれる、美しい光。
その光景に、思わず息を呑んだ。]
[他の商品の説明を聞きつつも、しばらくその光景に見とれていた。
しかし彼の誤解を解かないといけない事を思い出し、我に返る。]
説明不足で、すまない。
その…
[視線を彷徨わせながら]
兄さんへの、プレゼント…なん、だ。
[その頬は、少し赤い。
兄にプレゼントをするということを知られるのが、
なんとなく恥ずかしかったのだ。]
[ イースとケーキを食べながら、会話が弾む
どうやら彼は「幸福の王子」と呼ばれた人物を象った銅像らしい ]
銅像だから動くのが大変なのですか……だったらあれですよ、ピー君の絨毯に乗せてやるです!
その鳥は押さえておかないと、どこかに飛んで行きそうで危ないですが
[ すると再び、こんこん、とドアをノックする音がした。 ]
『――ピーター君、大丈夫かな?』
[ その声は女王の声だ。
今度の要件はなんなのだろう? ]
………もしかして、飾り付けの仕事の話ですかね?
それとも他に何か……とにかく、待っていて欲しいのですよ!
[ イースにそれだけ告げると、再び扉を開けて女王を招き入れた ]
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