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[きっと起きていれば、その体勢に恥ずかしがっていたのだろう。
だが今はすやすやと眠っているため、勿論されるがままで運ばれている。]
……ん、…?
[そうして運ばれるうちは起きることはなく。
ベッドに寝かされて、時間はどれくらい経ったか。
目をゆっくり開けて、ぼうっとした意識のままでウェルシュに目を向けた。]
…ウェルシュ……?
[寝ぼけているのだと一目でわかるような声で名前を呼んで、じっと顔を見つめた。]
[はたしてどのくらい経っていただろう。夜か、はたまた朝か。
いつのまにか眠ってしまっていたらしく、その手を握ったまま、顔を伏せていたけれど。]
……ん……アイリ……?
[声を聞けば、明らかに半分寝ているとわかる声で。
にこり、と笑みを浮かべる。]
かわいい。
[そのままアイリの方に倒れこむように、顔を寄せた]
―自室―
[抱きしめて頭を撫でれば機嫌を直してくれるのか、と思っていたが、顔を背けてしまった事にほぅ、と声を漏らしたら、すぐ此方の顔を見上げている。
彼女の聡さが見えて、さて何処から話すか迷いがでて暫く考えるだろう。
まず、通信機から聞こえたサボリ癖云々に関しては正直に話していく。]
あー……、自分は何もしないでサボろうとした奴が居て、気に食わなかったんだよ。
まぁ、そういうしたたかさは必要だが、保身だけを考えてるようじゃ駄目だな、全然駄目。
[何の話か、と状況を飲み込めてないなら、通信機から聞こえた話を説明するつもり。
そこは良いのだが、問題はシルキーの継母関連。さてどうやって話していこうか。
此方の考えとしてみれば、継母と一緒に拉致まで考え実行したのだから、放置し続ければいずれはシルキーの命を狙うんじゃないか、という疑心暗鬼が、ヤク漬けにさせよう、と思ったのだが。]
……裏の世界はそういうものさ。
[継母の事を明かせぬ事と、物騒な命令の詳細は話さず煙に巻いておけば、広間へ向かおう、と促すだろう*]
[行儀悪くベットに寝そべったままクッキーを齧り]
親父も姉貴に婿でもとれば良いんだよな。ぼくはやだ。
[天井の染みを数えながら]
じいちゃんまでの仕事だったら継いだかもしれないけど、親父のやってる事は無理。
絶対に継がない。
[寝ぼけているせいか、可愛いといわれても首を傾げるだけで終わった。
にこりと笑みが浮かんだのを見れば、つられて笑みを浮かべる。
眠気のせいか、締まりはなくふにゃふにゃした笑顔だった。]
…いま、なんじ……?
[時間を尋ねて、倒れ込んでくるように顔を寄せたウェルシュの目を見つめた。
いつもなら、近いと言って逃げそうな距離だ。]
……ちかい…
[声も変わらず寝ぼけたようなもので、近くないかと少し不思議そうに。]
[ふにゃふにゃした笑顔をみて、ふにゃりと笑みが崩れる。]
とけい……みてない……
[こしこしと目をこすり。きょろりと見渡して。
見当たらない。]
わかんない、けどいーや……
[そのまま、唇を重ねようと。]
―広間―
[さて、自室の黒い話は一体どうなったか。
どちらにしても、シルキーが厨房へ向かうならば、自分もと言ったがどうやら追い返されてしまった様で、仕方が無しに広間へ行ったのだった。]
やれやれ、教えたかったのに、な……。
[手取り足取り懇切丁寧に教えたかったのに、それをさせて貰えない寂しさを拭えぬまま、煙草を取り出し、紫煙をぷかぷかと。
すると、また通信機から聞こえた声に、ポツリと呟いて。]
――俺が若い頃にソックリじゃねぇか。
[自分もまだ10代だった頃は、父親が生存していた頃は、よくそんな事言ってったっけ、と昔の思い出に浸っていれば、コーヒーの良い匂いが近づいてきた。]
[フレデリカの頬に手を当てたまま、]
なんで?さあ…なんでだろうな?
こういうのはさ、理論とかじゃなくて、知らない間に落ちてるものじゃないのか?
いいの……?
[こてんとまた首を傾げるも、霞がかる頭では反論など出来るはずもない。]
……?
[唇を重ねようとされれば、不思議そうに見つめたまま。
まだ完全に目を覚ます気配はなかった。]
―自室―
[不安そうに見上げれば、フェリクスは言葉を選びながら、こちらに説明をしてくれる。
けれど本当に聞きたかったのは、丁寧に説明された前半の方ではなくて、はぐらかされてしまった後半の方だった。
だって]
フェリクス様、最初は不機嫌そうでしたの。
……でも、途中から、なんだかとっても怖いお顔に見えましたのよ。
[なにもかも説明してもらえるとは思っていない。自分はまだ、ほんの小娘だから。
促されるまま、部屋を出る前に、フェリクスの頬に手を伸ばして、ぽつりと言った]
あんまり危ないことは、なさらないで。
フェリクス様に何かあったら、わたくし……。
[その続きは言葉にならなかった]
いいの。
[そのまま、唇を重ねた。
だいぶ目は覚めていたけれど。それでもそうしたい気持ちのほうが強かった。]
知らないうちに……?
そういう、もの?
[頬に添えられている手を振り払う事もなぜかできず、そうなれば当然顔を背ける事もできるはずがなく。
まっすぐにディークを見つめる形になったまま、真っ赤な顔で見つめる]
私は……自分の気持ちが、よくわかりません。
でも、嫌じゃなかった…です。
[驚いたけれど、嫌じゃなかった。
どきどきして、頭が真っ白になって]
…………………多分、うれしかった、んだと。
[口付けを受け入れて、びっくりしたような様子でウェルシュを見つめる。
そうして徐々に意識や思考がはっきりしてきて、気付けば顔は赤らんでいた。]
…──!?
[ようやく今なにが起こったか理解したようで。
頬ではなく唇へのキスは、当然だが初めてだった。]
私、今……っ、…!?
[理解しても動揺というものはあり、戸惑ったような声でそう言った]
おはよう。
[にこりと笑って、頭を撫でた。
動揺してるのは、みないふりみないふり。]
よく寝てたなあ、何時だろ。夜ならまだいいほうかもなあ。
[あふ、とあくびを噛み殺して。ぺろ、と舌を出してみせる。]
大丈夫だ、ゆっくりでいい。
ちゃんと、自分と向き合って答えを出すべきだ。
俺は、今日行かなきゃいけないけど、必ずもう一度会えるから。
[そっとフレデリカを抱きしめて。
チラリとディークは壁にかかった時計を見た。]
[シルキーがカラカラと音を鳴らしながらワゴンを押して広間にやって来た>>57。
尻尾を振って輝かん笑顔を振りまく事を期待してたら、しょんもりとしていてどうしたのか、と言いたげに見ていたら、どうやらコーヒーを作るのに失敗したようで。
でも見た限りでは、普通のコーヒーと同じ様に見えたのだが。]
あぁ、もう少し豆を入れて良いや。
でもちゃんと飲めるから問題無い、本当にありがとう。
お袋も、そうやって……あ、いや、何でも無い。
[味と香りは薄いものの、コーヒーの旨さを堪能していたら、幼い頃父親と母親が似たようなやり取りをしていたのを思い出し、よく「危ない事はしないで」と心配してたな、と。
そんな母親の忠告を受け入れなかった親父は嫌いだったな、と。
今日はよく昔の思い出を思い出させるな、と自嘲していたら、ヴェルナーがやってきて、病院に向かう時間だと告げた。]
/*
ディークさん、日付かわってないよね?
あれ、説明わるかったかなあ。
それとも日付変更線超えて夜中の1時とか扱いなのだろーか。
ふぇ、あ、おはよう……じゃなくて!
[平然と笑って頭を撫でられる。
挨拶に動揺からか少し変な反応混じりに返して、今はそれどころではないと。]
……っもう、そうじゃなくて、今さっき……!
[嫌だったわけではもちろんない。
ただ、寝ぼけていた時だったから余計に動揺しているのだ。舌を出してみせるウェルシュは、当然なのだろうが動揺などかけらもない。]
──ディーク、準備をしろ。そろそろ時間だ。
[兄にそう言われて小さく頷く。]
兄さん、俺の可愛いS&W M19と、貰ったものと、俺の荷物をもってきてくれ。
[ディークの言葉に兄は頷くと、その場を去る。
それを見送って、ディークはフレデリカに向き合うと、目一杯眉尻を下げた。]
ゆっくりで……は、はい。
[抱きしめられて、赤い顔で頷く。
今日、という言葉に。ディークにつられて時計を見れば、ついさっきシュテルンを見送ったばかりのような気もするが、もう時計は24時を回って翌日になっていて]
……じゃ、じゃあ。
次にあった時に、自分の答えを見つけれてるように…がんばります。
[朝までに答えを見つけられる自信はないから、見送りはできないけれど。
そう告げて、自分を抱きしめるディークの手を解かせて、その手を握って上目遣いに見つめようと]
さっきがどうしたって?
[ベッドの端に腰掛けなおしてから、その髪を手で梳くように弄んで。]
……嫌だった?
なら、もうしないけど。
[ぽそっと、つぶやいて小首をかしげてみせた。]
えっと、その……おやすみなさい。
[赤い顔のまま、ディークの大きな手の甲に触れるだけのキスをしてから。
逃げるように広間を出て、ふりふりレースとぬいぐるみだらけの部屋に戻ってベッドにもぐりこもうと*]
あー……もう時間かよ。
[腕時計をチラリと見やれば、もうそんな時間が経ったのかよ、と不満げにぶつぶつと呟いて。
おいで、とシルキーを招き抱きしめ額に唇を当て、別れるその時まで離れぬ様にしたいと、と伝えたくて。]
すまん、折角用意してくれたのに、食べることが出来なかった。
……でも、コーヒーは旨かったぞ? また淹れてくれよな。
[時よ止まれ、と願っても叶わず、スッと自分から離れ頭をポフッと撫でれば、「行って来る」と言う言葉を残し、玄関へ、そして病院へ向かって行く*]
新米教師 フレデリカが「時間を進める」を選択しました
[手伝いの申し出>>73を断ったのは、教えてもらって美味しくできても当たり前だと思ったから。
一人で美味しいコーヒーを入れて、褒めてもらいたかったのに、しばしのお別れの前の一杯は、なんだか味気ないコーヒーになってしまった。
ちゃんと飲めるというフォロー>>82もなんだか気を使わせているような気がしてしまう]
今度! 今度会う時までにはちゃんと、もっと美味しいコーヒーを淹れられるようになっておきますの!
ええと、そう! リベンジというのですわ!
[そんな主張をしていたら、フェリクスは母親の話をしかけて、やめた。
そっとその背に触れて]
また今度、ご家族のお話、ゆっくり聞かせてくださいな。
昨日は結局うやむやになってしまいましたもの。
[うやむやになった理由はあまり思い出さないようにしつつ、そう言って微笑んだ]
そうだ、大事なことだから。
わけもわからずjaなんて言ってほしくない。
自分の気持ちには正直に、な。
それに、俺は元軍人だからな。
いくら郷国が亡国になっていても、それなりに恨みは買ってるんだ。
あんたにも……怖い思いをさせるかもしれないだから、ちゃんと考えてほしい。
[走り去るフレデリカの後ろ姿に苦笑していると、兄が入れ違いにこちらへやってくる。手渡された荷物を受け取り、ホルスターを腰につけてS&W M19を装備する。]
──気をつけてな。
[兄の言葉に小さく頷き、]
じゃあな。
[と、もう見えないフレデリカに呟いて、フェリクスと共に病院へ向かっただろう。]
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