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玄武神妃 ローズマリー が見物人として参加しました。
玄武神妃 ローズマリーは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 天上宮 ―
…結構久しぶり、かしら。
[そう一人ごちながら辺りを見回すと、近く控える祝宴と祭儀の準備に賑わう様子が目に入る。
己が孔雀を務めた先の大祭にも似た光景に懐かしさを感じつつ、来られて良かったという思いに瞼を伏せた]
[>>#3>>#4その報せを受けたのは、夫と共に『庭』に行こうとした矢先のことだった]
…まぁ、天星仙花が…
[数千年に一度の吉兆は妻たる己だけでなく、傍に控える眷属の目も輝かせるものだった。
それに合わせて祝宴と祭事が執り行われるとなれば、四神の一たる夫は参じるが当然で]
…あの、リエヴル様。
此度は私もお連れ頂けませんでしょうか。
[夫が宮へ向かう際は留守を預かることも多いのだが、この時ばかりは自分も行きたいという我儘が抑えられなかった]
[最も、それを抑えられなかったのは己だけでなく夫の眷属も同じで。
二人からの我儘に夫が何を思ったかは分からない、けれど返されたのは了だったから]
ありがとうございます、我が君。
[眷属と二人、楽しみねと微笑みながら夫に礼を言ったのは記憶にもまだ新しいこと]
― 天上宮 ―
[そんな経緯で相成った此度の来訪だが、夫は着くなり帝に呼ばれて座している。
話が終われば戻って来られるだろうと、近くの長椅子に座って待っているのだが]
…また何事が起きたのかしら。
[何か、ではなく既に起きているのだろうという前提の呟きは、共に控えていた夫の眷属にも届くものだった]
― 天上宮 ―
[こちらの不安に気付いたのだろう、供を務める夫の眷属の軽口めいた言葉は心を軽くしてくれた。
ただ、同時に気恥ずかしさも覚えるものだったから自然頬は赤くなり]
…もう、冬花まで白亜みたいな事言って。
[苦笑めいたそれを零した所で、待ち人の姿がこちらに近付いてくるのが見止められた]
― 天上宮 ―
いいえ、冬花と共に在りましたので然程でも。
[>>39待たせたという声に頭を振って夫を迎える笑みを返す。
続けられた報せには、やはり何事かが起きていた事を教えられて]
…地上に、ですか。
[探索の指揮を執るという夫の言葉に、傍らの眷属へと視線を向ければ真っすぐな視線を返された]
分かってます、冬花。
[呼掛けに頷きを返した後、夫に視線を向けると微かな苦笑が見受けられて。
こちらも苦笑を浮かべるも、それは一瞬に隠した後]
冬花もですが、レトもリエヴル様も無理はなさらないで下さいませ。
私はこちらから、皆が息災で戻られる様祈りお待ちしております。
[夫の手を取って頬に当てると、案じ過ぎぬようにと微笑んだ**]
― 天上宮 ―
[北の地ならともかく宮の一角で抱き寄せられれば頬の赤みは増すも、夫に寄り添うに否やは無い。
傍ら、夫の眷属もいつものことと涼しい顔で微笑むだけで気にも留めていないよう。
仮に苦言を言えるとすれば夫と同じ四神位だろうかとは思うが、それはさておき。
>>51妻が夫の笑みに返すのは、頷きと温かな笑み]
ご心配なさらずとも。
そう簡単に萎れる様な花は、この天には御座いません。
[頬に当てたままの手に己の手を重ねると、一度柔らかに目を伏せた後]
それに、此処にいらっしゃる方々は皆、頼もしい方ばかり。
何があろうと、手折られる事も御座いません。
[この宮に置いて天帝を護る為の布陣の盤石さ。
それは夫に輿入れする以前、孔雀として勤めていた自分をも護られていたが故に知っている事実。
この言葉で、夫も先の騒動において交流があった近衛官などを思い浮かべるだろうか]
ですから、こちらは御心配なさらずに。
久しくお会いしていない方々にご挨拶でも行って参りますから。
[そう言って浮かぶのは、応龍の当代やら妹の夫君でもある蒼龍神やら。
そういえば妹は一緒に来ているかしら、なんて思考が他所道に逸れた所で夫の視線は自分から眷属へと移っていって]
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