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[ 川が流れつく先は、里の人々が山の入り口として山神を祀る祠の辺り。
霊的な境界でもあるその場所には、既に気を逸らせたらしい小鬼の姿の小怪が、祠を壊そうと群がっている ]
浄…
[ ふいに川面が蛇が鎌首もたげるかのように盛り上がり、水流が意思をもって祠の周りの小鬼達を、一気に押し流す。
流された小鬼は、その水流の内に込められた浄化の気に耐えられず、次々に灰となって崩れ去った ]
弱いものほど、影響が早い、か。
[ 川面の水をまるでそれが硬い床でもあるかのように踏んで立った漆黒の男が、手にした剣を振れば、その刃から散った水滴が白い霧となって辺りを覆い尽くした ]
封…
[ それは並の妖魔なら触れただけで身を滅ぼす浄化の力を持つ霧であり、この先、この場で起こる筈の人の世の理を外れた討伐の様を、万一にも里人の目に触れさせぬための封印でもあった* ]
[進むにつれて瘴気を感じるようになり、女は己の武器に土気を溜め始める。
警戒をしながら暫く進んだ先、
木が折れ、倒れる音がしたかと思えば、付近の地面が振動する。
音の発生した方向に視線を向ければ、不意に、山が盛り上がった。]
な…っ?!
[茂る木々の間からでも覗く黒い影。
其処から感じられるのは強い瘴気。
その近くに仙花の気配を感じた女は、近くの低木の間を抜けて其方へ踏み込む。]
[周辺の木々の倒れた場所には不定形の黒い影がいた。
小山程の大きさもある影は、白い着物を着た少女を捕らえ、飲み込まんとしていた。
少女の結い上げた髪とその服装は天界の仙人を思わせる。
彼女から感じられるのは、紛れもない、兎から感じた仙花の気配。]
その子を離せ!
[女は鋭く叫びながら影との間合いを詰めて、土気の籠った金瓜錘を小山の端に振り下ろす。
痛覚があるかどうかは分からないが、その衝撃で少女の姿を離す事を狙って。*]
俺は今、俺ができる最善をしたまで。
恩とか言わなくてもいいさ、同じ務めに就く者同士、支え合うのは当然だろ?
[笑みと共に向けられた言葉>>190に、何気ない口調でそう返す。
正しき巡りを導くために当たり前の事をしているのだから、と。
そんな持論を口にして]
[クリフが気配を追い、さらにイングリッドが地中を探る。
その結果、導き出された結論に、視線は自然、最初に向かった山岳の方へと向いた]
あの高さで見えた、って事は、そう遠くもないって事だからな。
確かに、ちょっと拙い、か。
[人の子と仙花が接するのも、仙花を狙う妖魔が人里に近づくのも。
これは厄介だな、と思う所に聞こえる、鏡越しのやり取り。
聞こえる声音、その響きにひとつ、瞬いた]
……うん、これは本当に、急いだほうがいい。
[玄武神の力を持ってすれば、妖魔の殲滅などは容易かろうが、そういう問題でもないだろう。
故に、西へと向かう歩みにためらいはない。*]
/*
ひええ、もうじき更新…?
これは完全にボス戦がエピに雪崩れるコース。
山岳地帯の描写、大丈夫、かな。
中国だと、日本よりも起伏のあるイメージだけど。
― 西へ ―
[先に訪れた時は空から向かった場所。
今度は目立たぬように、と皆と共に歩きで向かう]
……真っ直ぐ西に対して、左手の方……だったか。
歩いて向かえば、それなりの距離はある。
[先に見た位置取りを思い返しつつ、ウルズの問いに答える。
先に対した妖魔たちは引いているのかそれとも、と思いつつ、周囲を見回して]
……少なくとも、人里の方には進んではいない……かな?
[ウルズの示した方角>>204を見て、小さく呟く。
ならば重畳、早く追わなくては、と。
先に進むにつれて感じる瘴気に僅かに眉を寄せつつ、先へと進み]
……また、面倒そうなのが出て来たな……!
[不意に薙ぎ倒される木々、盛り上がる小山の如きもの。>>207
感じる瘴気に、とっさに掴んだのは羽根飾り]
跳陽的光!
放鬆毒氣,保持均衡!
[言霊紡ぎ、放つのは瘴気を鎮めるための陽気。
同時、内なる火気も高めて行く。*]
[移動につれ徐々に濃くなる瘴気。
誰からともなく得物を構え、或いは気を溜め始めるか。
自身も宝剣に手を触れ、その帯びる金気と自らの気を重ねるように高めていく]
[そして。
ウルズのやや後方から、こちらもまたそれを目撃する>>207]
こいつは……っ!?
[山が盛り上がったかのように膨らむ、瘴気帯びた黒い影。
ウルズを追うようにこちらも駆け、影に飲み込まれんとする少女の姿が見えれば、足を止めぬまま剣を抜き放つ]
やあっ!
[金瓜錘振り下ろすウルズ>>208に続き、黒い影を瘴気ごと斬り裂かんと、練り上げた金気纏う剣を横薙ぎに振るった*]
オォーン!
[ 金瓜錘の一撃を受けた影は、奇妙な唸りをあげてゆらゆらと形を変えた。
触手のように伸びた影の一部に巻きつかれて、大きく開いた洞穴のような口に飲み込まれようとしていた少女は、クリフの放った斬撃に、更に大きくのたうった影に放り出されるようにして、地に倒れる ]
オオーン!
[ 影は声を上げながら揺れ続け、揺れながら徐々にその色を濃くしていく。
不定形の影から、巨大な妖魔の姿へ……黒牛に似た体躯に尖った爪を生やし、頭部には羊のように曲がった角、その口はおよそ顔の半分以上を占め、常に食らうものを求めて、ガチガチと虎のような鋭く長い牙を鳴らしている......どこかで、その特徴を聞いたことがあったなら、四凶の一『饕餮』の名が思い浮かぶだろう。
だが、その姿は濃くなったといっても「影」のまま。濃い瘴気と強い妖力を感じさせはするが、どこか実体としての質感に欠ける* ]
[ ウルズとクリフが、怪しい影の妖魔に挑みかかり、その姿が変わるのを目の当たりにして、神将は双剣を抜きながら舌打ちする ]
ちっ!なんだ、こいつ?!
饕餮...のわきゃない、よな。
[ それだけは有りえない、と、彼は知っていた ]
大将!おかしな妖魔が仙花を襲ってるとこに出くわしました。
饕餮に見た目は似てますが...影みたいな?なんか変な感じで...
......とにかく、仙花を救い出します!
― 東方 ―
将が主に伝えた懸念は、己も抱いたもの。
仙花も植物ならば、水や草木の多い場所を好むはず。
妖魔から逃げる為だけならば土中に潜んでやり過ごせば足りただろうに、わざわざ荒れた地へと向かう意図は]
…人恋しぃ、なったんかもしれん。
[独りぼっちで、必死に生き述べる術を探って。
そんな中、人が営み暮らしている場を見つけたら。
多少の無理を押したとしても、そちらに向かいたくなるんじゃないか。
今更ながら、仙花の置かれている状況に理不尽を感じ目を伏せて]
えぇ。
早ぅ、安心できるとこに帰したげましょう。
[>>196>>197ウルズ達に頷くと、気配が途切れた所まで案内せんと歩き出しかけて]
そうだ。
カスパル様、良ければこちらを持っていってくれませんか。
少しですけど、もしもの時にはお役に立てると思いますから。
[錫杖の柄から伸びた、華の部分をぱきりと折って差し出したが受け取っては貰えたか。
受け取られぬ場合は自分の髪に差して、空から先行していくカスパルを追う形で西へと向かった]
[ウルズとクリフ、二人の振るった武器が妖魔を捉え、その形が変貌していく]
これは……四凶か!?
だが、それにしては……。
[あまりにも実態が希薄すぎる、と思うのは以前、四凶が一と直接相対したがため]
何れにしても。
捨て置ける手合いじゃない、な……!
[小さく呟き、翼を広げる。
上からの強襲を仕掛けられるのは、自身の強み。
ならばそれを最大限に生かすのは自然な選択。*]
【最後の敵『影』...四凶の一体『饕餮』に酷似した外見の影の妖魔。巨大な口で、妖魔であろうと神仙であろうと、もちろん人間も動物も、目の前のものを全て食らおうとします】
(討伐ルール)
攻撃する人は、actで1d20を振ってください。合計50を超える、又は、15以上はクリティカル扱いで、三回出たら、討伐成功。トドメは最後に有効打を出した人あたりで。(特に強制はしませんので、立候補、推薦も有り)
ほぼ確実にエピに食い込むと思いますが、予定通りエピ入り直後に灰雑談も解禁しますので、平行して退治してください。
(仙花は、好きなタイミングで保護してOK。現在は気を失ったような状態です)
なお、できる時には、GMが妖魔側の反応も落とします。
【ウルズとクリフは、最初の一撃分もダイス振って構いません】
― 西へ ―
[木気濃い中では辿れた気配は、森を抜けるにつれて察し難くなる。
案内できたのはほぼ森の中までで、>>202後はウルズが探ってくれるについて行く事となり]
…これ、モグラやったんか。
[>>203示された穴の形で、仙花が入っていた生物が分かるも、仙花自体の姿は見当たらない。
>>204此方、とウルズが示す方へと向かい行けば、徐々に濃くなる瘴気に眉を顰めた]
ああ......無論、饕餮ではない。
[ レトの声に、返す玄武神の声音には、不思議な程に驚きの色はなかった ]
だが、力の一部は、アレのものだ。お前たちに倒せぬ相手ではないはずだが......油断はするな。
[ 唐突に齎された『饕餮』の名に、玄武神が驚かなかったのには理由がある ]
...実に、節操のない影だな。アレの影とあれば、不思議でもないが。
[ 同じモノが目の前に居る、つまりはそういうことだった ]
二つに分かれたか、一つのものか...試してみるか。
[ 呟いて、玄武神は『影』に向かって、七星剣を構えた。
かつての転生の折、『饕餮』本体に向けたと同じ、不敵な笑みを浮かべて** ]
[此処に来るまでにも遠く近くに瘴気は在った。
けれど、ここまで強く感じるのは初めてで]
ウルズ様、ちょっと待…
[先行する彼女の足を止めようと呼びかけた所で、>>207状況が急転した]
っ…木気集中!
[唐突に盛り上がった土、茂みの中から感じる強い瘴気。
咄嗟、木気を身の内に集めたのは攻撃の為、だったが]
― 内庭・東屋 ―
[茶会の席で言葉を交わされる中、蒼龍は一度結界の状態を確認する。
結界が発動するような異変は無かったが、風を繰ればその場所の様子も見れるためだ。
今のところは、苗床の世話役達が恙無く作業しているのが見えるだけ。
朱雀から異変が知らされぬならば、当面は平穏も続くだろう]
大風を利用した黒幕か…。
己の欲のためなのか、地上を混乱に貶めようとしたのか。
[意図的に仙花を狙ったとなれば、目的があるのだろうと。
呟くよな声で紡ぎ、花茶を口へと運んだ*]
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