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[ハーランが本当の意味で、底なしの馬鹿であれば。
流れに身を任せる事ができたのなら。
結末は、違ったものになっていたかも知れない。
だが、気が付いてしまった。
飼い犬>>0:275の内にいた、その何かに。
それを失い、悲しみに暮れて亡骸を抱いたその時。
脳の内に電撃が走った。
ガルーが望むその血を引くものであったがために。]
あいつは、自分の知らない事を何でも知っていたっす。
宇宙の理から、美味しいジンギスカンの焼き方まで。
そして、人々の闇までも。
[だが、薄まった血であれば本当の共生関係は築けない。]
知ってるっすか?
共生と寄生ってのは、元は同じ理屈なんだって。
相利共生、片利共生、片害共生、数ある形の一種に過ぎないんだって。
[やがて、あいつは自分を狙うようになった。
やがて、自分はあいつを恐れるようになった。]
[だから声が聞こえてきた時>>1:*13、恐ろしかった。
自分はただ、自分の意志だと勘違いをしたまま操られていたから。
いつの間にか、海賊という正反対の立場に違和感を感じなくなってしまう程に。
もしかしたら、あいつは初めから知っていたのかも知れない。
同胞のいた、金馬の事を。]
…………………なんだ?
…………………………なにか、肝心なことを忘れてしまったような気がするんだが…………。
………………んんん………何を忘れたのかすら思い出せん………………。
なぜ、私はここにいる…………?
何が、私を…………………ううう………気分が悪いぞ………………。
[ 喪われた記憶が彼の基板を、アイデンティティを揺らがせる。
彼の場合、自分が議会議員としてここまで生きてきた意味すら不明瞭になっているよう。
彼は、壊れてしまうか、否か。
楽しい玩具だから壊したくないなぁ、あはは。]*
/*
そう言えば、ラグナロク発見まで
エピ前でやるんだと思ってた。
そうじゃないならそれはそれでよかったね。
そう思う反面、
今稼働できる涙のひとは大抵出してるから
次に行きたいなあ、と思ったりする。
そこは村たてさん判断かな、と見守ってる…
思い出したっす。
[自分があいつの奥底で眠っていた時の事、何もかも。]
ごめんよ。
[一筋の涙が伝う。]
いつだって恐れられて>>3:357。
天然の入った自分>>+142には、そんな人の目通じなかったけれど。
あんたは、いつも辛かったのか。
最初に相棒と呼んだのは自分なのに。
自分が、最後の砦にならなきゃいけなかったのに。
信じてやれなくて。
ごめんな。
──── ────
[ 瞳を閉じれば、真っ暗闇が訪れる。
その瞼の裏側に、ちかり、ちかり、と輝く星々。
星の意味を、もう、知ることはないけれど。
きっと、その星々に込められた意味は、
皆、それぞれで。 ]
[ 海賊船の中。
そこら中に夥しい量の血液が散っていた。
ナイフを手にした少女は泣いたのだ。
生きていたことを、絶望して。
殺してしまった十字架を背負って。
生きていなければならない、と
ナネッテに枷を掛けた。
透明な鎖で繋ぎ、泥濘つもる暗闇の中で
一筋の光だけしか見えないように、目隠しをして。 ]
[ ずっと、ずっと泣いていた。
兄の瞳を奪ってしまったことが哀しくて。
ひとりぼっちが、寂しくて。
生きていることが辛くて。
赦されるためだけに生きる人生は。
どれ程くすみ、灰色の味であっただろうか。
それなのに、あまつさえ
ほんの少しの"幸せ"を手放すこともできずに。 ]
[ 怒りと憎しみの矛先を、海賊へとすり替えて。
自分が赦せない、憎い!ということは沈めて沈めて。
死ぬためだけの人生に……
償いもせず、赦されるのを待つだけの人生に……
意味なんてなかったのかもしれない。
けれど。 ]
[ 今は、少しだけ思うのだ。
もしかしたら、
この日のために、
生きていたのかもしれない、と。
裏切った、そして知った。
自らの愚かさも、醜さも、未熟さも、全部を。
残っていた"ココロ"が
痛い痛い、と悲鳴をあげた。
貴方を "赦す" ために……
貴方に "赦される" ために……… ]
[ 償いも、贖罪も、十字架も。
その全部が、消えることはないけれど。
獣の瞳を、ゆっくり閉じた。
ただ、束の間の、休息を……。
その暗闇の中で、ナネッテはひとつ、呟く。
── ごめんなさい、
ありがとう……
もう、泣き声は聞こえない。]**
[それに、まだ自分の知らない何かを抱えていたようだった。
もしかすれば、こうなる事も薄々予期していたのだろうか。
あいつは言っていた。
自分よりもさらに上の存在が、宇宙のガルー>>3:339とでも言うべき存在が、確かに存在しているのだと。それは生き物ですらない自然の理かも知れない。
自分はあいつに従っていただけ、操られていただけ。
けれども、もしもあいつも何かに操られていたとしたら?
それを自覚していたとしたら?
それは、辛すぎる。]
自分は、これからどうすればいいっすか?
[それでも、返す声は無い。
代わりに激しい頭痛が襲い、その場へとうずくまった。]
[ナネッテの気配が、
少しだけ やわらいだ気がして。>>182
それが彼女が、ほんの少しだけ、
自分を"赦して"あげてもいいだろうか。と、
思えた為だと知ったなら、
微笑んで頷いて抱き締めただろうに。
その代り、ジョエルへの伝言の了承も込めて、
潤んだ目元の涙を拭うように、
そっと指先で撫でて。
( ありがと、う……ナネッテおねえちゃん…‥)
[姉のように愛した、大切な人。
額にふれる口づけと、撫でてくれる手に微笑んだ。]
― 回想:サブ・ラボ ―
〜ヨルムンガンド戦〜
[それは唐突に現れた。
蒼い目を宿した10m近い巨躯の大蛇ヨルムンガンド
私やみんなが感じていた視線の主。]
う、あ、ああ……。
[大蛇と一瞬目があっただけで、
その殺気に身は竦んで息が出来なくなり、
私はその場にへなりと座り込んだ。
私にも何か出来る事があるのなら、
それを成そう>>4:+26と思ったはずだった。
覚悟を決めた>>6:+28つもりだった。
だけど、それは何の意味も成さなくて。
その場に居た者達が果敢に戦いを挑む中>>6:+164>>7:+1>>+13
私はただただ震えてそれを見ていることしか出来なかった]
…、ナネッテさん
少し痛むかもしれませんよ
[ 肩口から身体の前面を走る爪痕。
酷い怪我に思うことは色々あったけれど
もし彼女に拒まれなければだが
まずは止血し治療しようとした
瞬かせた瞳に浮かぶ色は心からの心配の色 ]**
[自分を赦すことほど、
苦しいことはないのかもしれない。
[太陽が全てを許すように、エレン。
君が自分を許せますように。]
テオドール…ううん、テオドロス。
愛していた大切な人が遺してくれた、
言葉と心を想った>>5:78
そういう貴方の方こそ、
自分を赦せないでいたのを、知っているわ。
だから、私が貴方を赦してあげたかったのに
…ごめんなさい。
王家の子どもでもない、女神の護り人でもない、
ただの、テオドロスを。
私の大好きな人を。
王家の指輪は、弟のくれた十字架と一緒に、
首に掛かっている。>>5:81]
[激しい攻防の末、ヨルムンガルドは霧散した。
それでも暫くは立つことさえ出来なくて。
誰かに手を差し伸べてもらって起こしてもらった気もしたけれど、
その相手の顔を見る余裕すらなかった。
ディークさんには、
もしもの時は身を守るように言われていた>>6:+109し、
私も護ることの重要性は理解していたけれど、
体が動かなかった。]
……。
ごめんなさい。
[体の震えが収まり、
やっとの思いで動くようになった口から出たのは謝罪の言葉。
結局、私は何も出来なかった。
ずっと怖くて、不安で、辛くて、
それでも頑張ろうと思ったのに、
そんな決意すら薄っぺらいものだったと痛感させられた。
そんな自分が悲しくて、情けなくて。
謝らずにはいられなかった。]
― 少し先 ―
[他の人達が苦しむ度、記憶の断片が浮かび上がる。
やがて幾人かの"涙の記憶"が映し出されたのち、ヘルは『半分の鍵』として紅い宝石をこちらに差し出すだろう]
…これ…
[それは、先程見覚えのある形。]
ムニン!居るかい?
[左目の紅い鴉を呼び寄せたなら、その片割れと同じように、
虚ろの右目に宝石をはめてやろう。
果たしてどうなる??*]
[
一つめの月に、願ってはいけないんだって。
賢い囁きは、
もう、”ほんとう ”をなくしてしまったから。
二つめの月に、祈ってはいけないんだって。
優しい目の奥の心は、
もう”からっぽ ”だから。
]
[ 私の中には、まだ一つ目の月の
“ほんとう”の欠片があるだろうか。
私はまだ、“からっぽ”ではないだろうか。
分からない…でも。]
[ ディークの掌の温もりを。
ナネッテの名前に籠めてくれた信頼を
テオドールが遺してくれた心と言葉を。
私を信じてくれたクレステッドを。
心を守るように抱きよせてくれたミーネを。
撫でてくれた”あの人”の手を。
刀の教えを託してくれた、あの日のゲオルグを、想った。
それは、私にとっての三つ目の月の光のように**]
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