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元気だぞ!!
[えらい早さで元気になった。
胸に空いた七つの傷痕こそ残しつつ、無事だぞ。とシルキー>>108に示す。実際なところ、血を失っていたりなど完治ではないが、それでも先ほどよりは雲泥の差であった。
シルキーのほほを撫でた左手の金剛石が熱くなっていたことまでは自分の変化に気付く暇はなかった*]
― 『世界軸』下層 ―
[『虚無』が崩れ、色を失っていく。
それを見てとった薄碧の竜は翼を大きく羽ばたかす。
応じるように、神子の六翼が揺れたのは、やはり、他者には知り得ぬ事]
『るぅぅぅぅ……』
[一際大きく響く歌、それに導かれるように吹き込む、癒しの力を帯びた風。
風はくるり、廻って『虚無』の残滓を掬い取り。
どこかへ運ぶようにひゅるり、と消えた。**]
― 『世界軸』中層・儀式の間 ―
……ん。
[真一文字に引き結ばれていた口の端が微かに上がり、笑みが刻まれる]
…………どうやら…………越えた…………ね。
[続けて零れるのは、掠れた呟き。
それと共に、神子はゆっくりと目を開いた]
[ばさり、と六翼が羽ばたく。
それに応じるように、神子の頭上と足元から、異なる色の光を宿した風が吹き込んできた]
『世界』の『想い』の欠片たち。
……おかえり……そして、おやすみ、ぼくの内で。
[歌うような声に導かれるように、風は、神子を取り巻くそれと一つになり。
数度巡った後、神子の内へとするり、消えた。
風が身の内へと消えると、神子は小さく息を吐き]
……今まで、ありがとう。
[小さく声を向けるのは、既に中枢を離れた先代の『柱』たち]
ふふ……大丈夫だよ。
彼らとも、上手くやっていけるさ。
……きみたちとだって、そうだったろう?
だから……。
[心配しないで、と。
告げる声音は、穏やかなもの。**]
……え? あー……。
[色々な事が起き過ぎて、つい忘れていたもの──医療キットの存在を示唆されて>>111、上がったのは惚けた声]
そだね、応急処置くらいはしとかないと……って。
[言いながら、慌てて視線をトーマスたちへと向ける、ものの]
……なんか、元気そう?
[傷跡は残っているようだけど。
元気、と宣言する様子>>115は、急いでどうにか、という風にも見えなかった。
勿論、必要と言われるならばやる事に否やはないけれど]
[ともあれ、オズワルドが立ち上がろうとするならその挙動を見守って。
100年後、という言葉に、空色をひとつ瞬いた]
……あー……そっか。
確かに忘れてったらまずいね、それ。
[そう、思うのと同時。
そういや、100年経ったら、公国に見知ったひとはいなくなるんだろうな、と。
ほんの一瞬そんな事を考えて──振り払うように、首を軽く左右に振った。*]
[不穏しかないトーマスの言葉>>112に、泣きそうになっていたのだが。
癒しの力を受けたあとの超回復>>115には]
さっきまでは重傷者だったんだから、ちょっとは大人しくしろ!
あたし、おっちゃんのご飯、食べれなくなるの困る!
[ある種、当然の怒りと食い気(だけ、ではないかもしれないが)が滲む言の葉を紡ぐ。
絆石の変化には、こちらも気づかなかった。*]
わしわし食べてもりもり働いてるからな。
[クラリッサ>>120へと答える。医食同源、そして健康の秘訣である。と。
相当無茶な理由だ。
育てるのを得意とする天命石とそれをさらに助長させる光の絆石の効果がまるまる自分にかかっていた……つまり治療とかがものすごく聞きやすく治りやすいだとかがあったが、当人はとても無自覚である]
だが完治してるわけではないしな…だから頼む。
[死んでしまうかもしれない。そんな危機感はぬぐいされたが、激しい動きなどによっては傷口が開く程度には厳しい。そんな状態であったため応急処置、主に傷口を縛るようなことができるならとクラリッサに頼んだ]
お、おう。
[逆らってはいけない剣幕のシルキー>>122に少し驚きながら、反射的にうなずく]
まあだが、虚無も無事晴れたようだしな。シルキーが無事でよかったぞ。
[悪びれもあまりなく、いつものように豪快に笑おうとして、痛た。と傷口を抑えた]
元気......そうだ、な...
[ ものすごい勢いで復活したトーマスの様子には>>115相棒の意見に>>120全力同意するしかない ]
俺は、ちょっと自信を失いそうだぞ。
[ 頑丈さだけは、滅多に負けないと思っていた龍としては、少々ふくざつらしい ]
[それでも、と。
取りあえず、医療キットの準備をしていたら、なんかすごい理由>>123が聞こえた]
……それで、そこまで一気に回復できるもの?
[無茶な理由に思わず突っ込み入れる、ものの]
ん、おーけいおーけい。
ちょっと沁みるかもしれないけど、おっちゃんなら大丈夫だろうしね。
[頼む、という言葉に素直に頷いた。
手当ての手順はいつぞと同じ、傷薬をつけて、止血テープをぺたり、と貼りつける、というもの]
でも、重傷者なんだから、っていうのは同意なのだよ。
見てる方がはらはらするのだからね。
[シルキーの様子>>122に、そんな言葉を付け加える。
この点では多分、共感度高いんじゃなかろうか、なんて。
ふっと思ったのは、きっと已む無し。*]
......
[ 頭を振るクラリッサの様子>>121には気付いたが、今はそこに言葉をかける事はせず ]
龍牙は、先祖伝来の槍だからなあ。俺も次代にちゃんと引き継がないと。
[ そういえば、メレディスに頼んだ占いの結果はどうなっただろう?と、ふと思い出す ]
(下層の連中も怪我が少ないといいがな...)
[ 彼等が『虚無』に負けぬ事は、疑っていない。だが、やはり無傷とはいかないのではないかと、心の内で無事を祈った* ]
……きみのその自信は、修正の余地があるかもね。
[自身を失いそう、という言葉>>125に返すのは茶化すような物言い、ひとつ。
首振る仕種を気取られていたのには気づかぬまま]
あー……それじゃあ、尚更だ。
そういうものはちゃんと引き継がせていかないと、ね。
[古くから伝わるものには意味があるというのは、公国でも大事にされている教え。
それを認めた上で、更に上を行け、と繋がるのだが。*]
修正?...つまりもっと鍛えろてことか?
うーん、一理あるな。
[ クラリッサの言葉を聞いて>129 そんな風に思考が動く辺り、ひっそりトーマスの影響かもしれない。
龍牙の事に同意されれば、頷いて]
ああ、何せ御先祖様の骨と牙だからなあ。
[ 粗末にしたらきっとバチが当たる、と笑って、トーマスの治療に向かったクラリッサと一旦別れると、突き立った槍を回収に向かった ]
― 『世界軸』中層・儀式の間 ―
[穏やかな声を何処かへと飛ばした後。
神子は杖を両手で持って、横に構える]
……さて。
そろそろ、彼らを迎える準備をしなくてはね。
[呟きと共に揺れる、六翼。
この姿を見て彼らが何を思うか──ある意味、それは神子にとっての試練ではあるけれど]
……マリア、コスモ。
[呼びかけるのは、『柱』と共に向かわせた輝石の化身たち]
波長を合わせて。
迎えるための道を開く。
[呼びかけに返るのは、るぅぅぅぅ、という鳴き声。
唐突に上がったそれは、『柱』たちを驚かせるやもしれないが、そこは気にする事なく。
命と心、二つの属の波動を辿り、そこに、自身の風を添わせる。
緑と紫、薄紫と薄碧の光を孕んだ風が儀式の間を、そして、『柱』たちのいる空間をふわりと舞って──]
……『虚無』の浄化を、確認したよ。
お疲れ様……そして、ありがとう。
[風の内から響くのは、穏やかな響きの声]
その光の作る門に触れれば、儀式の間まで戻ってこれる。
すぐには、動けないかも知れないけれど……待ってる、から。
きみたちの、帰りを。
[そう、声が告げた後。
光は集い、きらきらと煌く門を作り出す。**]
[ やがて、龍牙を再び手にすると、男は、天に穂先を向け、とん、と石突きで、軽く床を叩く。
オーン、と、僅かに共鳴のような音が響いて、皇龍に召喚された地脈の力が、遠ざかっていく。
それと同時に、男の身体に浮き上がっていた龍鱗も、薄れて見えなくなっていった* ]
[修正の意味がちょっと違う、と思いはしたけれど、突っ込まなかった。>>130
というか、違う理由で突っ込む余裕が飛んだのもあるのだが、それはそれとして]
……ご先祖様、かぁ。
[長命な龍のご先祖様って、何年前の存在なんだろう、とか。
思考が違う方向にそれたのは、半分くらいは現実逃避。*]
うぉぉ…なかなかこいつは染みるな…!
[自分から頼んだ手前断らない。わざと染みさせるという考えをもたない...は素直にクラリッサ>>127に治療される。]
ワシとしては守られてくれる存在がいるというのはうれしいものだがな。
[ハラハラされてしまうのには申し訳なく思うが、それも含めて頼ってしまうのだ。と、すまなそうにいいつつ、もうしない。とはいわなかった]
[ やがて、神子の声と共に、光の門が現れた>>133 ]
トーマス、必要なら肩を貸すぞ?
[ 龍牙を手に皆の所まで戻った男は、とりあえずこの場での一番の重傷者であろう相手に、そう声をかける。
応急手当は為されていても、早めに戻る方がいいだろうとの判断だった ]
[そうやって相方に怒られたり、獣人族に、応急措置してもらったり、一人の龍族の自信をなくさせていたりした後、緑と紫、薄紫と薄碧の光を孕んだ風>>132が言葉>>133が儀式の間にとどく]
下層で戦ってる四人も無事だったか…よかった。…おし、帰るか。
ちゃんと無事な姿をみせねばならんからな
[一番無事じゃないやつがそういった]
いや、確かにそうだけどね!
[あっさりいうな、あっさり。>>136
そんな気配は、思いっきり、声音に滲みでた]
そお?
でも、この方がよーく効くんだよ?
[その辺り、嘘はついていないからさらっとさらっとそう言って]
……まあ……うん。
その気持ちもわかんなくもないけどさぁ……。
[すまなそうな言葉は否定する事はないけれど。
あ、これ、もしかすると似た者同士なんだろうか、なんて。
自分の相方をちらりと見ながら思ってしまったのは、多分きっと、已む無し……だと思う。*]
[応急処置とその片付けが終わる頃、届いたのは四色の光と神子の声。
ああ、そうだ、と思い出すのは]
……帰ったら、色々話、しないとねぇ。
[出発前に交わした、小さな約束の事。*]
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