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[落下音は鈍いものではなかった。
背中につけていた蔦の塊の一部が地面に突きたち衝撃を和らげる。]
大丈……夫だ…!
[盾役はちゃんと果たせているようだ。あるいは筋肉を信じてくれたのかもしれない。鍛えていてよかった。
こちらに気を取られている隙をついてシルキー>>200が炎をまとった大槌で攻撃をしている。不意に頭を思い切り殴られたことでよろめていてる光竜]
あー、いってぇな…終わったら…ドラゴンステーキにしてやる
[内臓が痛いがこらえて、地面にしっかりと足をつけると、猛然と盾を構えて突進して、同時に前足に絡みついていた蔦が、芽吹き一気に成長する
急に足元から生え出た木に、よろめいていた光竜の体は傾き、それに合わせて体当たりをしかけた]
[ずどんっと音をたて、横に倒れる光竜。
度重なる衝撃に倒れ脚をじたばたとさせていたが、戦う意志は消えてないのだろう。開かれた口に、力が収束している。立ち上がる障害となる木を。その後はこちらを光熱のブレスで焼き払おうというのか。]
どてっぱらにきついいっぱつをぶつけてやれシルキー!
[何かあっても守ってやる。とばかりに、どんと盾を地面に叩きつけて相方へと叫んだ]
はっ!誤摩化しってのはいつまでも使える手じゃないぞ。
貴様も龍の姿をしているなら、いい加減に観念しろ!
[ 姿を現した敵手が、龍体であることが、男の表情に怒りを浮かばせる ]
─ 『世界軸』上層・天の広間 ─
[紡がれた礼>>199には笑みを返すのみにして、メレディスは術の継続に努める。
動きを止めた『虚空』の身体を滑るように駆け上がるユーリエ>>201。
ただ凍らせるだけではないその応用力は見事なもの。
瞬く間に巨体を昇る姿を目で追う]
─── 行けっ!
[吹雪を纏い勢いをつける様子に思わず声が出た。
ユーリエが握る槍は違わず翼を捉え行く]
──── ッ!!
[それと前後して、身動きが取れずにいた『虚空』が大きく口を開けた。
拙い、と思ったその瞬間。
煌々と輝く、けれど禍々しさを纏ったブレスが放たれる]
Horoscope!
[阻害に使用しているカードとは別に、12枚の大アルカナを引き抜き自分の前へと並べ、カードの速度を極限まで落とす。
ユーリエが放った吹雪によりブレスが放たれるまでに時間はあったものの、こちらも2種同時の展開となったため、盾として展開した大アルカナの強度はいつもよりも低くて]
ぐっ ───!
[『虚空』の翼が破られると同時、メレディスの身体は後方へと吹き飛ばされた。
おどろおどろしい咆哮が響く中、メレディスが仕掛けた術は全て解除される]
…─── ユーリエ!
そのまま頭を狙え!!
[未だ巨体の上に居るだろうユーリエに対して声を張り上げた]
─── speedup
Sword deth tornado!!
[膝をついた体勢のまま、カードホルダーから小アルカナ14枚、大アルカナ1枚を引き抜く。
それらを放ち、術をかければ、「死神」のカードを筆頭に「剣」のカードが渦を捲いて『虚空』へと襲い掛かった。
完全に動きを止めることは出来ないにしても、何度も刻まれれば『虚空』とて隙は出来るはず*]
[大丈夫>>202、との声にホッとする。]
ドラゴンステーキって、美味しいー!?
[この反応に日常がにじむ。
……そも、虚無は食べれるのか否か。
食べれるとしたら、貴重なたんぱく質であろう。]
[ 雄叫びあげた深紫の喉元に向かって、真っすぐに放たれる弾丸>>195
そこに宿る真っすぐな意志こそが、強く男の背を押す力となる ]
オォオオッ!!
[ 弾丸の軌跡を追うように、オズワルドは地を蹴って走り出す。
猫程身軽ではない地の龍は、高く跳ぶことは叶わないから、脇に引き寄せた長槍が狙うのは、相手の腹だった、が ]
何......?!
[ 次の瞬間、喉元に弾丸を受けた紫の影が、急に大きく跳ね上がった ]
うわっ!!
(逆鱗、だったか?!)
[ 過った思考は一瞬。
既に駆け出していた男は、咄嗟に地面に身を転がしたが、大きく長さもある龍体が、暴れながら落下して来る軌道は予測不可能。
ずうん、と大きな地響が立った、その瞬間には、下敷きに成るかならぬか微妙な位置。
クラリッサの視界からは、完全に男の姿は一度見失われた筈だ* ]
─ 『世界軸』上層・天の広間 ─
[振るう槍の芯は、一族に代々伝わる意匠の紐。
その紋様は、術を強化する触媒となっていると聞かされてきた。
実際、他のものに纏わせるよりも強固な氷になるのは体感で知っている。
だから、この竜の肌がどれ程硬かろうと、貫けない訳が無い。
そう信じて振るった槍は、>>205届いた声からも力を得たのか狙い通りに翼を貫き、切っ先で穴を広げて]
…やった!
[反対も同じ様に出来ればこの巨体を落とせる、そう思ったと同時>>206輝きの咆哮が放たれた]
兄ちゃん!!!
[『虚空』の上からでは、地上の様子は確認が難しい。
>>207耳に届く声や音、青年の無事を案じて咄嗟に彼を呼ぶも身体が動くより先に>>208その声が聞こえて]
っ、
わかった!
兄ちゃんも、もう少しだけ頑張って!
[巨竜の背から振り落とされぬ様、足をぐっと踏み堪えると反動を一気に駆け上がる力に変えて。
首に提げた緋色に意識を落とすと同時、手に掴んだままの槍へ更に氷を纏わせる。
駆ける中、視界に入るカードが時間を稼いでくれているのが分かって嬉しくなりながら]
緋色は氷色 思いのままに全て貫け!!!
[杭の様になった槍を、再度咆哮する素振りを見せる『虚空』の口が二度と開かぬよう、上から下へと突き立てた**]
あいな!
終わったら、美味しいのお願いね!
<color=red>……ディバイフレイム・ハンマァァァ!!</color>
[怪我?知らんなぁ。
負ったとしても、あとで考える、とばかりに胴体へと炎を纏った大槌を胴体へと降り下ろす。
そして、柄から伝わる感触にこちらの勝利を確信する。*]
― 『世界軸』上層・影の広間 ―
……ふにぇぃっ!?
[喉元目がけて放った弾丸。
そこに逆鱗なるものがある事は、残念な事に知らなかった。
そして、そこに触れる事が齎す事も]
え、ちょ……一体、なにっ!?
[着弾の直後に跳ね上がり、暴れ出した『雲翳』の動き>>210に上擦った声が上がる。
空色は跳ね上がった深紫を追っていたから、オズワルドがとっさに転がった事には気づけず。>>211
地響きが立った後、見えぬ姿に息を飲んだ]
……っ!
[とっさ、駆けだしそうになる。
が、ここで飛び出した所で暴れる龍に跳ね飛ばされるのがオチだろう。
だから]
…………信用、してるんだからね。
[小さく呟いた後、右手を口元に寄せ、腕輪に嵌めた蛍石に軽く口づけて]
……ルッキオラ、リミットブレイク。
[解放の言葉を小さく紡ぎ、銃口を深紫へと向ける。
淡い翠の光がふわりと舞い散り、それが右手の銃を取り巻いた]
[愛用の銃には、普段は幾つかの制限がかけられている。
技量的に不安な部分をロックしてある、とは、製作者たる兄の弁であり、それを解除できるだけの技術と使いこなせるだけの技量を身に着けろ、という、課題のようなものまでもらっている。
そして技量はともかく、技術的に解析に至れぬが故に、必要な時には蛍石の力を借りてリミッターを解除するのが常となっていた]
……今度は、さっきとは一味違うよ……!
[言いながら狙い定めるのは龍の眉間。
上がる銃口に気付いたのか、『雲翳』はこちらに向けて首を伸ばしてくる。
どうやらその牙に捕えん、としての事のようだが]
……真っ向勝負と、いこうじゃないか!
[それを避ける素振りは見せず、引き金を引く。
先ほどまでよりも大きく響く銃声と共に撃ち出された弾丸が龍の額を撃ち抜き、それと共に、小柄な身体が反動で後ろに吹っ飛んだ。*]
─ 『世界軸』上層・天の広間 ─
[ユーリエの槍によって貫かれた『虚空』の翼は機能を失い片翼となる。
それでも揚力は生み出せるようだったが、片翼となれば自由にも動けまい]
はは、心配させちゃったな。
[吹き飛ばされた自分を見て声を上げるユーリエ>>213。
こちらの声に応じて行動を開始したものの、もう少し頑張れと声を向けられて>>214、僅かばかり苦笑が零れた]
[盾が間に合ったお陰でまともに食らうことは無かったが、その衝撃は身体を駆け巡っている。
しかしカードさえ投げることが出来ればメレディスも仕掛けることは可能。
放った15枚のカードはさながら竜巻の様相で、未だ宙へ舞おうとうねる『虚空』の身を刻んでいく。
頭部へと駆け行くユーリエを巻き込まぬよう、竜巻は『虚空』の胴の辺りを巻き込むようにして何度も往復した]
─── speeddown
Sword crucifixion!!
[ユーリエが握る槍が太さを増す。
狙えと指示した『虚空』の頭部、その大きな顎門が再び開こうとしたその時。
ユーリエの槍が楔のように上下の顎を貫いた。
それに合わせ、メレディスも術を変え、身体のあちこちに突き刺さったカードの速度を極限にまで落とす。
空中へと磔されるような形で、『虚空』はその動きを止めた]
ユーリエ! 無事か!?
[下からは巨体の上が良く見えない。
声を響かせ確認を取る中で、『虚空』の身体が徐々に崩れ去っていくのを見た*]
夢ですら食ったことはないな!
[そんな高級品>>209おいそれと手に入らない。きっとここでも無理なんじゃなかろうか。高くて希少だもの
呼び声に答えるシルキー>>215に太い笑みを浮かべ、光竜の口元をみながら盾を構える。光熱のブレスに耐えれるかという思考は現実的ではないが庇う。
怖くないとはいえないが、今までやりたいように生きてきたのだ。今更やりたくないことをしたくはない。
それに最初の一撃を加えたとき、胴体を地面に叩きつけられたのをみて、きっと他より柔らかいのだと思った。普段隠している個所は柔らかいものだ。]
……ぉお…!
[勝利の音が響いた>>215
シルキーのパワーか。柔らかい個所を狙ったからか、痙攣するように体を震わせた後、光竜はまがまがしい粒子となって消えていった]
……食えないのは残念だが、やったなシルキー
[体に走っていた緊張がとれ弛緩する。蔦ももとの背中のケースのような場所に戻っていき、勝利への祝いとねぎらいを口にする。]
痛い目にあったから米を食わないとな。
[米を食えば元気がでる教の店長は、謎の理論で回復を図ることを決める。
部屋には数種類のスパイスをブレンドし、バターにはちみつを入れ小麦粉でとろみと甘味を、海鮮ブイヨンでうまみを足し、熱帯カカオをいれて煮込んで寝かせた]
海鮮カレーでいいか?
[大変になりそうだからと作っておいた料理。お願いされた美味しいものについて、シルキーにいうのであった*]
―『世界軸』上層・影の広間 ―
グォオオオオ!!
[ 逆鱗を撃たれ、さらに額をリミッター解除した銃弾に撃ち抜かれた深紫の龍は、大きく顎を開いて咆哮をあげる。
最後の力を振り絞り、自らに致命傷を与えた小さな獣人に迫ろうとした、その顎は、しかし、開いたまま閉じられる事は無かった ]
観念しろ、と...
[ ぼこり、と、円錐状の硬い岩が龍の胴を突き破り、貫いて ]
言っただろう!
[ その岩がひび割れ崩れた後には、槍を突上げた男の姿が現れる。
『雲翳』の下敷きになろうとした瞬間に自らを岩で覆い、その岩と槍を一体として龍の腹を刺し貫いたのだった ]
― 『世界軸』上層・『深淵の間』 ―
[先導するように歩いていたパートナーとは、いつの間にか横並びになっていた。
そうして、対峙した倒すべき相手。
再び前に出ようとするこちらを、呼び止める声があった>>180]
[杖の一振りと共に生み出されたのは、こちらを包む水飛沫の如き輝き。
それが己の力を高めるものであることは、説明されずともわかった]
――ありがとう。
[振り向かぬままに礼を言って、闇竜の前へ躍り出る]
クラリッサ!
[ 深紫の影は崩れ落ち、影に相応しく薄れて消えていく。
その姿を顧みる事もなく、オズワルドは、吹っ飛ばされたクラリッサに駆け寄った ]
おい、怪我は?どこも痛くないか?
[ 案じる声は、真摯なものだった* ]
[最初の腕の一振りは弾いたものの、敵もそれに怯むものではない。
鬼の体を捉えんと、両の手を激しく振り回す]
くっ……図体の割に随分と、速いじゃないか!
[しかし娘もまた、鬼族にしては小さな体躯を、利点とすべく修行してきた身。
黒の立方体の角を蹴り、水平に、或いは隙間を縫うように跳ぶ。
そこにかかる、相棒の声>>184]
わかった、やってみるさ。
ほら、こっちだ!
[決定力に欠く攻防では、こちらの体力が尽きるのが先だろう。
ミリアムに応えるべく、竜の気を散らそうと、雷撃帯びた針を、竜の身の周囲へ取り囲むように投げる]
[やがて、ミリアムが竜の尾へ近付く姿を視界の端に捉えた>>196。
竜の意識を逸らすべく、敢えて竜の眼前を横切るように跳んだ。
その瞬間、竜の身を這い回る水が、その巨体の一点へ集った]
――そこか!
[示されたのは、竜の喉元。
娘は腰から引き抜いた苦無を、素早く投げつける、が――]
弾かれた!?
[その切っ先が急所を狙ったことは、『深淵』にも気付かれたか。
翼を一打ちし舞い上がった竜は、眼下の二人へ向け大きく口を開く。
その喉奥が煌々と光っていた]
いけない!
ミリアム、避けて!!
[助けに戻る余裕はない。
相棒に向けて叫びながら、自分は、敢えて前方へ踏み切った。
ミリアムに強化された脚が、体を包む水の加護が、竜の吐息を一瞬突っ切るだけの力をくれると信じた]
[身を焼く熱を感じながら、娘が引き抜いたのは短刀だった。
自身にとって唯一の、投擲ではなく近距離用の武器。
ブレスの高熱が通り過ぎれば、次の瞬間頭上には、息を吐き切り口を閉じた竜の喉元が晒されていた]
――これで、
[足場を蹴り後方半回転しながら、娘は跳んだ。
その身は竜の体へ取り付く形となる]
終わりだ!!
[そして急所へ突き立てた短刀から、娘は最大出力の電撃を叩き込んだ*]
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