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そりゃあ疲れてるさ。
滅多にやらないこともしたしね。
[問いかけ>>121に返すのは笑い混じりの肩竦め。
ユーリエのように横になってはいないが、結構、立っているのがやっとだった。
単にそれを表に出さないだけのこと。
対決した時についた氷だってまだ残っている]
さっき言ってたのはそれか。
そりゃあ良い、ありがたく頂くとしよう。
[トーマス謹製の料理とあれば、断る理由等ない。
身を起こすユーリエ>>122に、必要ならば手を貸し、傷の手当をしている間にその籠を拾いに行く。
仔竜とユーリエのやり取りは口を挟まず見守って、遠慮するような仔竜の様子>>131には、ぽふぽふと頭を撫でておいた]
そうだね、休憩してから戻ろう。
僕も背中が結構……。
[切り傷は無いが、打撲その他が多い。
休憩するのだから、と料理はここで食べていくのを提案し、体力を回復させてから戻ることに*]
[女子として見られてないな、と思いながら]
ご飯と連携のしょーり!
一回、戻ろ?
何かあったら怖いしさ。
[と、提案>>137に返して中層へ向かおうと*]
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
……あり得ないんだよ、ボクにとっては。
今まで、そんな事言われた事一度もないんだから……。
[首を傾げながらの返答>>133に、はふ、とひとつ息を吐く。
真顔で言われた言葉には、どこまでも素だよね、なんて逃避込みの思考が過ったりもしたが]
……ふぇ?
そー……なの?
[自分の中でも虚竜は生物カウントされてないから、傷をつけた事がない、という言葉に惚けた声を上げる。
更にきっぱり言い切られ>>134、伏していた目を僅かに上げた]
…………。
[『機』の属と、それを宿す者が創り出すものを自然、と認める言葉。
素直な声音が綴るそれは、すとん、と内に落ちる。
古き種と新しき種、対極にあるもの。
対極だからこそ、対となった、と言われると、それはそれで納得できて。
そこに、更にひとつ、密やかに要素が積み上げられ]
……ふぇ?
[ぽそりと投げた問い。
それに返ったのは、物凄く素直な答え]
あ、え、と。
…………え?
[今何聞いた、何言われた!?
そんな困惑を宿したコエが零れて落ちる]
大切、って…………ていうか、惚れた……て。
……ぁぅ。
[一生言われる事はない、と思っていた類の言葉をさらっと言われて、困惑が先に立つ]
ぁー……もう。
だからなんでそーやって。
こっちの予想を簡単に踏み越えてくるのっ……!
[想定外だ。色々想定外過ぎる。
言われた事も想定外だけれど]
……嬉しいじゃないか、ばぁか。
[そんな言葉がするっと出てきた自分にもちょっと──いや、かなり驚いた]
……あー……ちょ、ごめ。
真面目な話なのに、ごめん……。
頭、オーバーヒートしてきた。
[それだけ告げて、ば、と膝に顔を伏せた。
ちょっとこれ無理、言葉が出せない。
そうやっていると、オーバーヒートしているのが頭だけじゃないのもわかって。
あ、なんかもうこれ色々ダメだ、と。
過ったのは、そんな思考。*]
お、おう
[ほんのりとジト目>>138で見られて気まずくなった。親指をたてた手を彷徨わせて、まいったなと後頭部をかく。女性の心は難しい。世代の差以外のものだろう。]
そうだな。戻るか
[気まずい空気を追い払うためにも!さていこう。とシルキー>>145と中層へと向かった*]
[龍の胴体に巻きつかれもがくキアラに手は届かない。>>+31
ただ、途切れそうな意識を保とうとしているのが声なき声によってわかるばかり。
祈るような気持ちでこの状況を抜け出す手立てについて思いをめぐらせる最中、
キアラの左耳で揺れる絆石が、その昏さを増したのを見た。>>+32
目を落とせばミリアムの胸元でも同じ現象が起こっていた]
……!
[急に淀みないものとして聞こえ始めたキアラの声。
絆石――黒曜石の色合いを思わせるように静かに、静かに、
二人の心の裡だけに響いていく]
そりゃあもちろん知ってるけれど……、
[できるんだろうか、という心の葛藤は、
続く言葉によってあっさりと吹き飛んだ]
[絆石が力を発揮した、その一瞬に手立ては決まった]
―――力をここに。
[杖を振っていくたびに広間の天井辺り、龍の頭上付近をほぼ中心として、
ミリアムが水を元に生みだそうとしているものが形を為していく。
それは雲。雨を降らせる灰色の雲。
時に雷をも降らせることのできる代物。
いくら心が読めたところで、広間全部を雲に覆ってしまえば、
逃げ場なんてどこにもあるまい]
― 『世界軸』中層・奥の院 ―
……ん。
[それは、残る二つの試練と、八竜の討伐が終わった頃。
奥の院で気を正していた神子は小さく声を上げた]
……影輝と天聖も新たとなり、虚無の八竜も退けられた、か。
[漏らす呟きには、僅かながらの安堵が混じる。
神子はひとつ息を吐くと、風を揺らして声を運んだ]
[これだけの――大波よりもさらに大規模な魔法を可能にしたのも絆石のおかげだろうか。
感情の乱れをしずめて、その結果集中力を高めてくれたか。
ともあれ、十分な雲の展開を見た直後、
杖を真っ直ぐに心の龍に向けて、叫ぶ]
―――今よ、やっちゃってっ!!
……『柱』たる皆へ。
試練の完了と、八竜の討伐を確認した……これで、一先ずの安定は保たれる。
[静かな口調でそこまで告げた所で、神子は一度、言葉を切る]
だが……これで全てが終了するわけじゃないんだ。
最後の最後に、一番大事な仕上げが待っている。
それを果たすために……休息を取ったら、メレディス殿とユーリエ殿……天聖の『柱』たる二人も、下層へ向かってほしい。
残る四人は、上層へ。
そこで、安定を揺るがす最後の障害を──『虚無』を、討伐してほしい。
……『虚無』を祓い、その浸食を押し止める事が、『柱』の最も重要なる役目。
それを為して初めて、『継承』はなされる。
……最初の務めが最難関、というのも何だけど……どうか、皆の力を貸してほしい。
この世界を保ち、新たなる螺旋を築くために……!
[真摯な声音の言葉と共に、ふわりと巡るは、癒しの風。*]
[ 男はどこまでも、自分に正直に心を伝えた。...が、本人もとい龍としても、これは初めての経験だった ]
(......親父の気持ちがようやく解ったな......)
[ 龍の身で、人の娘を妻にするために『命懸けで求婚した』と言った先代に、しみじみと共感したのも、仕方がないところ ]
......嫌がられたらどうしようかと思ったぜ。
[ どうやら、気持ちは違わず受け止められ、受け入れもされたらしいと、解って、心底から安堵の吐息をついた ]
/*
雨降らすは村中だっけちらっと考えてたけど
その前提の雲湧かすまでには至らねえ私の馬鹿ー!
(相棒の発言見てめっちゃ納得したやつ)
しかしあかつきさん的認識では反動来るほど無茶い
― 『天聖の間』 ―
[>>140こちらが明かした名前に返る表情は一瞬。
>>141すぐに困惑に変わったのを見て、やっぱり混乱するよな、と内心で謝った後]
兄ちゃんに言ってないことがあるって言ってただろ、俺。
後でちゃんと理由も説明するから、今はこれだけで終わらせてくんないかな。
[いきなり言われても理解が追い付かないのは、身をもって解っているから。
一旦仕切り直して、落ち着いた所で話をしようと提案した後]
― 『天聖の間』 ―
[>>140こちらが明かした名前に返る表情は一瞬。
>>141すぐに困惑に変わったのを見て、やっぱり混乱するよな、と内心で謝った後]
兄ちゃんに言ってないことがあるって言ってただろ、俺。
後でちゃんと理由も説明するから、今はこれだけで終わらせてくんないかな。
[いきなり言われても理解が追い付かないのは、身をもって解っているから。
一旦仕切り直して、落ち着いた所で話をしようと提案した後]
/*
しかしこう、なんというか……うん。
あっちでああいうやり取りしながらこういう業務連絡淡々と落としてると、KY感が物凄いんですけどwwwwww
― 『世界軸』上層・影輝の間 ―
...て、おい、大丈夫か?
[ いろんな意味でオーバーヒートしたらしい、クラリッサの様子に>>148男が慌てて立ち上がり、歩み寄ったのと相前後して、神子の声と癒やしの風が煌めく宝石の星空の下に届く>>152 ]
やっぱりな...
[ 最後の難関、と、神子の言った『虚』との戦いは、男には予測済のものだったから、そこに動じる事は無く ]
早く戻ってメンテナンスした方がいいな。
運ぶぞ?
[ そう宣言すると、拒否権など無いと言わんばかりに、さっさとクラリッサの小柄な身体を横抱きにする ]
見届け御苦労だったな。神子殿には、全力もって『虚』は防いでみせる、と伝えてくれ。
[ そのまま歩き出しながら、その場に控えていた薄紫の仔竜に声をかけて、中層へと続く階段に向かう* ]
[心すら覆いつくす闇の裡に、二人の絆という確かなものが存在する。
今やその感覚だけが、キアラの意識を保つ最後の一点だった]
――すごいよ、ミリアム。
[杖の一振りごとに龍の頭上を、灰色の雲が覆っていく。
出来るかどうかもわからない、ただ信じて託すしか出来なかったことを、相手はやってのけた。
治癒術を主体とするミリアムには、未知の領域の術だったろうに]
ありがとう。これでやれなきゃ――
赤鬼の名が廃るってもんよ!!
[鬼は畏れられる者、いつだって破壊と恐怖の化身だった。
時折は疎ましく思ったその汚名を、今は龍を倒す力に変えてみせる]
轟け、積乱の雷鳴!!
[絆がくれた力を全身に籠めて、力の限り叫ぶ。
それに応えるように頭上の雲は目映く輝き、そして轟音と共に幾筋もの雷を、『深奥』へ向けて降らせた*]
[>>142疲れていると肯定が返った後、食事と休憩の申し出にも是が返り。
申し訳ないが籠は取ってきてもらうのに甘え、簡易な手当てを済ませ。
仔竜に呼び掛けたのは、こっちだけ食べるのは悪いなと思ったから。
仲間への遠慮とか、そもそも食を必要としないなど思わず、ただ申し訳なさそうな様子に食べられないのかな、と判断して]
ううん、こっちこそ困らせちゃってごめんな。
[そう言って謝った後、食事を取って。
神子の声は、その最中に届いたか*]
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