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お前が斬ったんだろ、ピィピィ喚くなよ。
[横薙ぎの戦鎚が少年の胴を浚った瞬間、そのままま斜め上に振り上げる。
宙高く吹っ飛んだ姿を視界に収めつつ、長柄を手放すと咥えた腕を右手へ。
視線を廻らせ、水に飲まれまいと雷狼を駆使する青年>>*30と、自ら攻撃に踏み出す花神>>*32視認。
護符が効いているのなら手出しは無用と判断し、それから遠い場所から此方を観戦する旧友>>+60に向かって、右手に携えた『それ』を文字通りぶん投げた。]
蒼月!悪ィ、持ってて!!!
[花に
[宙空で回転しながら落下する少年が、視界の端で身じろいだ。>>*37
乾いた破裂音と共に上空から降り注ぐ弾丸。短い舌打ちひとつして、身を低くし尾で頭部を庇う。弾道を読むには角度が悪過ぎる。
一発、二発。足元の地面が弾け飛んだ。
三発。左腿を掠める衝撃。四発。赤灼の髪が弾け焼き切れる。五発。
カァン!と高い反響音。右の角の付け根付近に着弾した弾が、緋色の獣の皮膚を剥ぎ取った。がっ、と短い呻きを漏らし手のひらで右目の上を覆う。修復が間に合わない。否、もとよりその能力は、今の男にはほんの僅かしか残されていない。]
あと何発残ってンだろうなァ、しゃらくせぇ…!
[先の争いにより入った罅まで広がって、右目周辺から角まで緋い鱗と毛を纏う
構う様子もなく少年が着地する辺りに向かって、戦鎚を握り距離を詰めた。*]
……わかっておるよ。
俺は、約は違えぬ。
そこは、案ずるな。
[頼れ、との言葉>>+82に返すは穏やかな笑みと宣。
それからまた、紺青は戦舞台へと向かい]
……は?
[唐突に聞こえた名を呼ぶ声に>>*39、らしからぬ妙な声が出た]
持って……て、そなたいきなり何をっ!
[言い出すのか、と。
突っ込む余裕は、色々な意味でなく]
やれ、まったく。
傷を癒すくらいは、ゆっくりやらせろというに……!
[文句を言いつつ、右手に開くは薄紅の扇。
打ち振る事で舞う花弁が預けられたものをふわりと包み、宙に止める]
……じじいに無理をさせおって。
[ぼやくように言いながらも、表情はどこか楽し気に。
細められた紺青は、戦槌を手に駆ける緋色の獣を追う。*]
/*
りろーどして>>*39が見えた瞬間、りあるで「は?」と妙な声が出たwwww
いや、おかげで眠気がすぱっと飛んだが!
[一瞬、金の獣の背を蹴って跳ぶかと見えた雷華の牙はその足を留め、銀の刃に裂光奔らせ、頭上に迫る花神を睨み据える>>*38]
リーン…
[その様に、目を細めた花神が、右から横薙ぎに錫杖を振るれば、その身に纏うように煌めいていた水飛沫が、無数の鋭い水針となって、男の上に降り掛かる。
そして、その後を追うように寸暇を置かず、左より返した錫杖から伸びた水の刃が、銀の獣の喉元狙って揮われた*]
[ほんとうに、文字通りの雷獣。いや、此処まで来るともう
荒御魂とか戦神とか云う存在の意味そのもの、神様だ]
…切れたか。
[カチッ。引き金が銃砲の雄叫びを終えた。乱射したからな]
ほん、とに!
ますます猛獣めいてきてるっ!
[角の付け根から、皮膚を剥いだ下から、まさにバケモノめいた獣の貌。
コイツが落ちるまでは、身体張って戦う!
上空高くに放り投げて、両手をあけて]
[……水刃を構築! デカいの、重いの、強いの!!]
どうっ らあああああああ!!
[ぐるん、と大きく一回転した時、俺の両手にある水の刃は
戦槌と打ち合えそうな位、ドデカい両手剣。
こんなんまともに触れないけど。
落下の衝撃と、俺の体重、全部乗せれば、どんだけの衝撃になるんだろな!
俺を狙う、雷獣の戦槌めがけて、全身で振り落とした!*]
[聞こえた、非常識、という呟き。>>+86
は、と息吐き肩竦めた]
そも、常識で測れるようであれば、『四君子』など名乗る事はできぬよ。
まあ……あ奴は格別というか、別格ではあるが。
[なお、言っている当人は存在の非常識さでは他者の事など全く言えない身である。*]
/*
一時落ちなら、更新より早く一度締めて、更新までの間に決着描写ちょっと書いとくとかした方がいいかなと...まあ、決着描写そのものを翌朝以降に持ち越す手もあるけどね。
四君子同士が残ってれば締めは出来るし。
[振られる錫杖に従い、左側から飛来する水の針を、庇うように構えた左腕で受ける。
突き刺さるそれらを、ぐっと奥歯を噛みしめて耐え。
直後、返す錫杖が纏う水刃を、構えたサーベルで受け止めた。
バチバチ、と触れたところから雷電が散る。
反射で顎をもたげ、身をのけぞるようにして露わになった喉が、ごくりと揺れて、ふはっと笑いが零れる。]
ふは、惜しかったな。
[刹那。
足元の雷狼が
狙うは喉元。
人体であれば、急所であるはずの場所である。*]
いいねいいね、そういう分かり易いの、嫌いじゃねえよ
[落下してくる少年の頭上に巨大な水刃が形を成す。
デカいの。重いの。強いの。
構築イメージのシンプルさに喉奥低く笑って、右腕に力を込める。
浮いた礫と石片がガチャガチャと悲鳴を上げ、戦鎚の形を変えていく。]
真っ向勝負と行こうぜ、小僧!
[ぎちり牙を剥いた獣の手に、握られたのは遥か上空から迫る巨大な水刃と同じ形を成した戦鎚。]
ッるぁぁああアアァァア!!!!!
[咆哮と共に、二つの刃が激突した。*]
[項垂れる様子>>+88に、軽く瞬く。
確かに、彼の軍神を相手取り、引く事なく立ち回れた──というのは、『常識』の範疇を大きく超えているのだろうが]
そなたの言う、『常識』の範疇に戻る事はできる故。
……そこは、案ずる事はないぞ?
[しばし悩んで、向けたのはこんな言葉。
それは即ち、自身の干渉の全てを断ち切る、という事ではあるが。
それと望まれるならば、拒む事はない……心算、だった。
一応。*]
[喉頸狙った水刃は、銀の刃に受け止められる。>>*45だが常ならば受けたと同時に雷光に弾けるはずのその水刃は、散じる事無く煌めいている。
雷華の力受けし獣の目にならば見えるか。水刃は、花神の肩から絶えず流れ出る命水そのものから変じ、それ故に、散じる端からもとの形を取り戻している事が]
ああ、実に…
[惜しかった、と返す間もなく、せまる狼の牙。空を舞う花神は自ら蓮の花弁と化したかのように、ひらりと宙で後転し、喉元狙う獣の牙から身を躱す。けれど裂光帯びた牙は、その胴に食らいつき、花神の身の一部を食い千切った]
ぬ、う…!
[傷より走る雷撃に花神の顔が歪み、その身は獣の足元へと落ちかかるが、水中より茎を伸ばして開いた巨大な蓮花が、その身を受け止める。食い千切られた身は肉ではなく、花弁となって獣の口中に散って枯れ落ちた]
強いな、実に、強き牙、剛き刃だ…其方が主に負けず劣らぬ…
[薄紫の蓮花の上に、片膝をついた花神が思い出すのは、かつての白き闇の中、闇さえ切り裂くと思われた雷華の眼差しか*]
[ガアアアン!!と礫と石片の悲鳴じみた雄叫びで刃が激突する。
衝撃に、全身が震えてる。衝撃と闘志と戦慄と!]
負けてっ……たまるかああああ!!
[激突して形状をきしませる、水の大剣が、日向の光を浴びて輝いた。
空から落ちた水刃とのつばぜり合いは、抱擁するみたいに長い数秒の一瞬。
戦舞台に俺の足がついて、ざあっ、と後ろへ飛びのいた時、地面が衝撃に耐えかねて砕けてる。
ビシビシと飛び散る礫が、身体を切り裂く。
後いちげき、全力を込めて、全身を込めて。
いいからもっかい、上から下へ振り落とせ!!]
―――― 紅蓮っっ!!
[結局、俺の気性に一番あう、眩いばかりの赤い蓮。
まともに振り回せないデカブツを持つ俺の足元で、爆風と共に咲き誇り。
俺を再び、雷獣との激突へと向かわせる]
[この一瞬が、策も何もない、完全な真向勝負!
雷獣の全力に押しつぶされるか、それも越えていけるかのふたつにひとつ]
絶対に負けねえっ!!
紅蓮… なめんなあああああああっ!!!
[全身は紅蓮の爆発で前へ体当たりする様に進んで。
引き摺る様に、頭の後ろへ構えた水の大剣は。
頭の上を越える様に。下から、上へ、前へ。太陽の光を浴びながら。
ただ、全身でぶつける、だけだ!!**]
[弾けるはずの水刃が形状を保つことに疑問を抱くのも一瞬、その水刃がただの水ではないことは即座に知れる。
得体のしれぬもの、だ。
長く受けるは得策ではない、思うと同時に雷狼が花神へと喰らい付く。
バクン、と閉じた顎が捉えたのは、花神の胴の肉。
…否。
花弁であった。]
ッは、
[落ち行く花神を尻目に、今度こそ雷狼の背を蹴って高く跳ぶ。
針を受けた左腕は抜き撃ちには使えない、宙で右の手にしたサーベルを鞘へと納め、そして。
左の肩から斜めに下げていたワイヤーを、慣れた動作で解き、先のフックを手につかむ。]
……ああ。
力は常に、正しき場にある事で、在るべき態を保てるもの故に、な。
[限定的な返し>>+90には触れる事なく、それだけを返し。
ふる、と首を一度振った後、紺青は再び、戦舞台の上で繰り広げられる交差へと向かう。*]
[男の眼下で雷狼が消える。
それを目にしてから、ひゅん、と音を立てて一回転、フックのついた先を回し、そのままの勢いで、手近な礫山へと投げつける。
狙い違わず山の先端へと喰らい付いたワイヤーを、ぐっと右手で引き寄せて。
水に飲まれていない大地へと、踵を付ける。
足場の不安定なその場所へと立ち、くるりと軽くまとめたワイヤーを手に、花神を見据える。
近づけば、足を取られる。
遠距離を飛ばす銃は、狙いを定められる自信が無い。]
…貴女だけは、使いたくなかったんだが。
[別段使役しているわけでは無い。
気持ちの問題である。
男はワイヤーの先端を左手に握り、右手でフックをほうり上げる。
ひゅん、とフックの重さを使い、投げる先は、花神。]
クリスティーナ…
[まるで囁くように、その名を口にすると、金色がワイヤーを駆け抜け、そして。
雷蛇がそこへ絡みつき、狙う先へと牙を剥く。*]
[貫かれ割れた水刃はそれでも圧倒的な質量で降り注ぐ。
尾で打ち払おうにも量が多い。しかし刃を放った腕を下ろさず、意識は上空に未だ在る戦鎚へ。
崩れながらも鋭さの残る水に身を切り裂かれながらも、片腕を掲げたままの男は凄絶な笑みを浮かべていた。]
彼奴が俺を王にすると云った。
ならば俺は彼奴の望む者で在ろう。
[衝撃に耐え兼ね砕けた地面から上がった礫が少年を打つ。その礫すら戦鎚の剥がれた装甲に加わり、一本の柱じみた槍の形を形成してゆく。紅い稲妻が、唸りを上げて舞い躍った。
パキン。右手の皮膚が剥がれ落ちる。残った腕も、脚も、抉れた脇腹からも、雷と赤い雫が漏れ出して。
形を、己を、保てなくなる前に。]
これで終いにしようや…
穿て!我が魂の槍《
[怒号と共に、水の大剣と鉄の槍がぶつかり合い────。**]
[物思いに費やせる時は、ほんの刹那、花神は、片膝ついたまま、リン!と錫杖を蓮花の上に突いて立った。煌めく水刃はいささかも衰えぬ…いやむしろ、花神の傷が増え命水の零れる量が増える程に輝き増して]
だが、我が牙も、折れはせぬよ!
リーン…
[蓮鈴の音が響くと同時、大きな蓮花の花弁が空に舞い散り、更に、水より伸びた蓮花がすべて花弁を散らして銀の獣の視界を遮ろうとする。
そして共に再び宙へと身を躍らせた花神の、水の刃が、舞う花弁を貫く形で、ルートヴィヒの胸の中心を目がけて突き出された。
花神めがけて投じられたフックと、水の刃、届くはどちらが先か*]
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